JP2011090601A - ディスクアレイ装置、その管理方法、及びプログラム - Google Patents

ディスクアレイ装置、その管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のシステムに利用されるディスクアレイ装置において、管理者の負担を軽減し、且つ、システム間での情報の機密性を向上させ得る、ディスクアレイ装置、その管理方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】システム20及び30によって利用されるディスクアレイ装置1は、ディスクを有するディスク格納部e1〜e5と、ディスクコントローラdc1〜dc6と、分割制御管理部10とを備えている。分割制御管理部10は、システム毎に、ディスク格納部と、ディスクコントローラとを、システム間で重複しないように割り当て、ディスク格納部及びディスクコントローラが、割り当てられた当該システムに対してのみ機能するように制御を行う。更に、分割制御管理部10は、システムとそれに割り当てたディスクコントローラとを結ぶ伝送路を、他のシステムとそれに割り当てたディスクコントローラとを結ぶ伝送路から物理的に分離されるように確立する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のシステムによって利用されるディスクアレイ装置、ディスクアレイ装置の方法、更には、これらを実現するためのプログラムに関する。
近年、IT分野においては、システムで扱われるデータ量の増大と、システムにおけるデータアクセス性能の向上とに対応するため、ディスクアレイ装置の需要が増加している。また、運用及び管理の点から、複数のシステムで利用されるストレージ(ディスクアレイ装置)を統合することも求められている。
一般に、複数のディスクアレイ装置を統合する場合においては、複数のディスクアレイ装置によって構築された単一のリソースプールを分割する仕組みが導入されている(例えば、特許文献1参照。)。具体的には、特許文献1に開示のシステムでは、複数のディスクアレイ装置が互いに結合され、ディスクアレイ装置の機能を提供するために必要な各構成部品は一旦統合される。その後、ディスクアレイ装置の機能が、論理的に機能を切り出す手段を通じて、ディスクアレイ装置を利用する各システムに提供される。このような仕組みによれば、リソースの割当の変更を柔軟に行うことができる。
また、ディスクアレイ装置の導入、運用及び管理には、大きなコストが必要となることから、ディスクアレイ装置の一部を、要望に応じて提供するホスティングサービスの需要が増加している。ホスティングサービスにおいては、ホスティング事業者は、複数のディスクアレイ装置を統合し、そこから、ディスクアレイ装置の機能を論理的に切り出し、切り出した機能を、サービスの提供を受ける契約者のホスト装置に提供する。
特開2003−256147号公報
しかしながら、複数のディスクアレイ装置を統合し、そこから機能を論理的に切り出して提供する場合は、ディスクアレイ装置の管理者における負担が増大してしまう。また、ディスクアレイ装置においては、ホスト装置側ではなく、ディスクアレイ装置側で管理を行うように設計がなされている。よって、特にホスティングサービスのように、ディスクアレイ装置側の管理者と、サービスの提供を受けるホスト装置側の管理者とが異なる場合では、サービスの規模が増大するに従い、ディスクアレイ装置側の管理者の負担は益々増大してしまう。
また、複数のディスクアレイ装置を統合し、そこから機能を論理的に切り出して提供する場合において、提供を受けるシステム間での情報の完全な分離は困難である。このため、提供を受けるシステムの利用者がそれぞれ異なる場合において、情報の機密性が確保できない可能性がある。
本発明の目的は、上記問題を解消し、複数のシステムに利用されるディスクアレイ装置において、管理者の負担を軽減し、且つ、システム間での情報の機密性を向上させ得る、ディスクアレイ装置、その管理方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明におけるディスクアレイ装置は、複数のシステムによって利用されるディスクアレイ装置であって、
一又はニ以上のディスクを有する複数のディスク格納部と、前記ディスク格納部の制御を行う複数のディスクコントローラと、分割制御管理部とを備え、
前記分割制御管理部は
前記複数のシステムそれぞれ毎に、一又は二以上の前記ディスク格納部と、一又は二以上の前記ディスクコントローラとを、前記システム間で重複しないように割り当て、
前記ディスク格納部及び前記ディスクコントローラが、割り当てられた当該システムに対してのみ機能するように制御を行い、
更に、一のシステムと前記一のシステムに割り当てた前記ディスクコントローラとを結ぶ伝送路を、それが、他のシステムと他のシステムに割り当てた前記ディスクコントローラとを結ぶ伝送路から物理的に分離されるように確立する、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明におけるディスクアレイ装置の管理方法は、複数のシステムによって利用され、且つ、一又はニ以上のディスクを有する複数のディスク格納部と、前記ディスク格納部の制御を行う複数のディスクコントローラとを備えた、ディスクアレイ装置を管理するための方法であって、
(a)前記複数のシステムそれぞれ毎に、一又は二以上の前記ディスク格納部と、一又は二以上の前記ディスクコントローラとを、前記システム間で重複しないように割り当てる、ステップと、
(b)一のシステムと前記一のシステムに割り当てられた前記ディスクコントローラとを結ぶ伝送路を、それが、他のシステムと前記他のシステムに割り当てられた前記ディスクコントローラとを結ぶ伝送路から物理的に分離されるように確立する、ステップと、
(c)前記ディスク格納部及び前記ディスクコントローラが、前記(a)のステップで割り当てられた前記システムに対してのみ機能するように制御する、ステップと、を有することを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明におけるプログラムは、複数のシステムによって利用され、且つ、一又はニ以上のディスクを有する複数のディスク格納部と、前記ディスク格納部の制御を行う複数のディスクコントローラとを備えた、ディスクアレイ装置を、コンピュータによって管理するためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
(a)前記複数のシステムそれぞれ毎に、一又は二以上の前記ディスク格納部と、一又は二以上の前記ディスクコントローラとを、前記システム間で重複しないように割り当てる、ステップと、
(b)一のシステムと前記一のシステムに割り当てられた前記ディスクコントローラとを結ぶ伝送路を、それが、他のシステムと前記他のシステムに割り当てられた前記ディスクコントローラとを結ぶ伝送路から物理的に分離されるように確立する、ステップと、
(c)前記ディスク格納部及び前記ディスクコントローラが、前記(a)のステップで割り当てられた前記システムに対してのみ機能するように制御する、ステップと、を実行させることを特徴とする。
以上の特徴により、本発明によれば、複数のシステムに利用されるディスクアレイ装置において、管理者の負担の軽減と、システム間での情報の機密性の向上とを図ることができる。
図1は、本発明の実施の形態におけるディスクアレイ装置の構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示す分割制御管理部を構成する各機能ブロックの関係を示す図である。 図3は、図1に示す接続サーバデータベースsdb1に格納されている情報の一例を示す図である。 図4は、図1に示す分割制御データベースddb1に格納されている情報の一例を示す図である。 図5は、図1に示す分割制御データベースddb2に格納されている情報の一例を示す図である。 図6は、図1に示す分割制御データベースddb3に格納されている情報の一例を示す図である。 図7は、図1に示す分割制御データベースddb4に格納されている情報の一例を示す図である。 図8は、図1に示す格納ディスクデータベースsdb2に格納されている情報の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態におけるディスクアレイ装置の動作を示すフロー図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における、ディスクアレイ装置、その管理方法、及びプログラムについて、図1〜図9を参照しながら説明する。最初に、図1を用いて、ディスクアレイ装置の構成を説明する。図1は、本発明の実施の形態におけるディスクアレイ装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態におけるディスクアレイ装置1は、複数のシステムによって利用される。図1の例では、システムとしては、システム20と、システム30とが示されている。このうち、システム20は、企業Aが所有するシステムであり、サーバs1とサーバs2とを備えている。システム30は、企業Bが所有するシステムであり、サーバs3を備えている。サーバs1、サーバs2、及びサーバs3は、ディスクアレイ装置1によるサービスの提供を受けるホスト装置に相当する。
また、図1に示すように、ディスクアレイ装置1は、ディスク格納部e1〜e5と、ディスクコントローラdc1〜dc6と、分割制御管理部10とを備えている。ディスク格納部e1〜e5は、それぞれ、一又はニ以上のディスクを有している。ディスクコントローラdc1〜dc6は、ディスク格納部e1〜e5のうち対応するディスク格納部の制御を行っている。なお、本明細書において、「ディスク」とは、HDD(Hard Disk Drive)を意味している。
分割制御管理部10は、システム毎に、一又は二以上のディスク格納部と、一又は二以上のディスクコントローラとを、システム間で重複しないように割り当てる。また、分割制御管理部10は、ディスク格納部及びディスクコントローラが、割り当てられた当該システムに対してのみ機能するように制御を行っている。
図1の例では、分割制御管理部10は、ディスク格納部e1及びe2と、ディスクコントローラdc1及びdc2とをシステム20に割り当て、これらをシステム20に対してのみ機能させている。また、分割制御管理部10は、ディスク格納部e3〜e5と、ディスクコントローラdc3〜dc6とをシステム30に割り当て、これらをシステム30に対してのみ機能させている。
更に、分割制御管理部10は、一のシステムとこのシステムに割り当てたディスクコントローラとを結ぶ伝送路を、それが、他のシステムと他のシステムに割り当てたディスクコントローラとを結ぶ伝送路から物理的に分離されるように確立する。図1の例では、システム20とそれに割り当てたディスクコントローラdc1及びdc2とを結ぶ伝送路と、システム30とそれに割り当てたディスクコントローラdc3〜dc6とを結ぶ伝送路とは、互いに物理的に分離されて確立されている。
このように、ディスクアレイ装置1においては、その機能を提供する各ディスクコントローラ及び各ディスク格納部が、物理的に分割され、システム毎に割り当てられる。このため、特許文献1に開示された発明と異なり、複数台のディスクアレイ装置を統合した上で論理的に分割する必要がなく、管理者は、一台のディスクアレイ装置1のみを管理すれば良い。従って、管理者の負担は、例えば、ディスクアレイ装置1の規模が大きくなり、利用するシステムが増加したとしても、特許文献1に開示された発明に比べて軽減される。
また、ディスクアレイ装置1では、それを利用するシステム毎に、ディスクコントローラ、ディスク格納部、更にはデータの伝送路が、物理的に独立した状態で用意される。このため、ディスクアレイ装置1において、システム間での情報の機密性は、特許文献1に開示された発明に比べて格段に向上する。つまり、サーバs1及びs2を利用しているユーザと、サーバs3を利用しているユーザとの間で、データが漏洩することはない。加えて、ディスクアレイ装置1においては、これらのユーザ間で互いの処理が相手方に影響を与えることも確実に抑制される。
ここで、図1に加えて図2〜図8を用いて、本実施の形態におけるディスクアレイ装置1の構成について更に具体的に説明する。図2は、図1に示す分割制御管理部を構成する各機能ブロックの関係を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態では、サーバs1は、サーバポートh1及びh2を備えている。サーバs2は、サーバポートh3及びh4を備えている。また、サーバs3は、サーバポートh5及びh6を備えている。各サーバポートは、各サーバとディスクアレイ装置1とを接続するために用いられる。
ディスクアレイ装置1は、更に、キャッシュメモリm1〜m8と、システム20又は30に接続されるアレイポートp1〜p4と、アレイポートp1〜p4の制御を行うポートコントローラpc1〜pc4とを備えている。キャッシュメモリm1〜m8は、ディスクコントローラdc1〜dc6のいずれかによって利用される。また、本実施の形態では、各システムと各ディスクコントローラとを結ぶ伝送路は、アレイポート、ポートコントローラ、及びキャッシュメモリによって構成される。
分割制御管理部10は、システム毎に、一又はニ以上のキャッシュメモリm1〜m8を、システム間で重複しないように割り当てる。また、分割制御管理部10は、システム毎に、一又は二以上のアレイポートp1〜p4と、一又は二以上のポートコントローラpc1〜pc4とについても、システム間で重複しないように割り当てる。
また、キャッシュメモリm1〜m8それぞれは、当該キャッシュメモリが割り当てられたシステムの伝送路を構成する。同様に、アレイポートp1〜p4それぞれも、当該アレイポートが割り当てられたシステムの伝送路を構成する。更に、ポートコントローラpc1〜pc4それぞれも、当該ポートコントローラが割り当てられたシステムの伝送路を構成する。
また、図1及び図2に示すように、本実施の形態では、分割制御管理部10は、分割制御部div1〜div4と、接続サーバデータベースsdb1と、分割制御データベースddb1〜ddb4と、格納ディスクデータベースsdb2とを備えている。そして、分割制御管理部10は、これらの構成によって、上記の割り当てを行っている。
更に、本実施の形態では、ディスクアレイ装置1はコンピュータによって構築でき、この場合においては、分割制御管理部10は、このコンピュータに後述するプログラムをインストールし、これを実行することによって実現できる。
また、図1の例では、接続サーバデータベースsdb1、分割制御データベースddb1〜ddb4、及び格納ディスクデータベースsdb2は、ディスクアレイ装置1の内部に構築されているが、本実施の形態はこれに限定されるものではない。これらデータベースは、ディスクアレイ装置1と接続された別のコンピュータの記憶装置に構築されていても良い。
次に、分割制御管理部10による割り当てについて、図3〜図8を用いてシステム毎に、具体的に説明する。先ず、企業Aが所有するシステム20のサーバs1及びs2が、ディスクアレイ装置1に接続され、これらに対してリソースが割り当てられる場合について説明する。
図1に示すように、本実施の形態では、サーバs1のサーバポートh1と、サーバs2のサーバポートh3とが、スイッチ装置sw1を介して、ディスクアレイ装置1のアレイポートp1に接続される。また、サーバs1のサーバポートh2と、サーバs2のサーバポートh4とが、スイッチ装置sw2を介して、ディスクアレイ装置1のアレイポートp2に接続される。サーバポートとアレイポートとの接続関係r1は、分割制御管理部10を介して、予め、接続サーバデータベースsdb1に記憶されている。
図3は、図1に示す接続サーバデータベースsdb1に格納されている情報の一例を示す図である。図3に示すように、接続サーバデータベースsdb1は、サーバs1及びs2と、サーバポートh1〜h6と、アレイポートp1及びp2との関係を特定するテーブルを格納している。接続サーバデータベースsdb1に格納されているテーブルによれば、「サーバ」列を主キーとして、各サーバのサーバポートに対応するアレイポートを検出できる。
なお、図1に示すように、本実施の形態では、サーバポートとアレイポートとの接続は、両者の接続を中継するスイッチ装置sw1及びsw2を介して行われているが、スイッチ装置sw1及びsw2は、接続関係r1に対して何ら影響を与えるものではない。
分割制御部div1は、図1に示すように、ディスクアレイ装置1の管理者からの指示に従い、アレイポートp1を、ポートコントローラpc1及びpc2に割り当てる。また、分割制御部div1は、ディスクアレイ装置1の管理者からの指示に従い、アレイポートp2も、ポートコントローラpc1及びpc2に割り当てる。
アレイポートとポートコントローラとの接続関係r2は、分割制御部div1を介して、分割制御データベースddb1に記憶される(図4参照)。なお、ポートコントローラのアレイコントローラへの割り当ては、結果的にポートコントローラを対応するシステムに割り当てることに相当する。
図4は、図1に示す分割制御データベースddb1に格納されている情報の一例を示す図である。図4に示すように、分割制御データベースddb1は、アレイポートp1及び
p2と、ポートコントローラpc1及びpc2との関係を特定するテーブルを格納している。分割制御データベースddb1に格納されているテーブルによれば、「アレイポート」列を主キーとして、各アレイポートに対応するポートコントローラを検出できる。
また、分割制御部div1は、アレイポートp1及びp2とポートコントローラpc1及びpc2との接続関係r2を管理し、各ポートコントローラpc1及びpc2が、割り当てられたアレイポートp1及びp2に対してのみ機能するように制御を行う。これにより、サーバs1及びs2では、各ポートコントローラpc1及びpc2を介した通信のみが可能となり、他のポートコントローラを介した通信を受け付けることができなくなる。言い換えると、サーバs1及びs2は、アレイポートp1及びp2を介してのみ通信可能となり、アレイポートp3及びp4からの通信は受け付けない状態となる。
分割制御部div2は、図1に示すように、ディスクアレイ装置1の管理者からの指示に従い、ポートコントローラpc1を、キャッシュメモリm1〜m6に割り当てる。また、分割制御部div2は、ディスクアレイ装置1の管理者からの指示に従い、ポートコントローラpc2も、キャッシュメモリm1〜m6に割り当てる。
ポートコントローラとキャッシュメモリとの接続関係r3は、分割制御部div2を介して、分割制御データベースddb2に記憶される(図5参照)。なお、キャッシュメモリのポートコントローラへの割り当ては、結果的にキャッシュメモリを対応するシステムに割り当てることに相当する。
図5は、図1に示す分割制御データベースddb2に格納されている情報の一例を示す図である。図5に示すように、分割制御データベースddb2は、ポートコントローラpc1及びpc2と、キャッシュメモリm1〜m6との関係を特定するテーブルを格納している。分割制御データベースddb2に格納されているテーブルによれば、「ポートコントローラ」列を主キーとして、各ポートコントローラに対応するキャッシュメモリを検出できる。
また、分割制御部div2は、ポートコントローラpc1及びpc2とキャッシュメモリm1〜m6との接続関係r3を管理し、各キャッシュメモリm1〜m6が、割り当てられたポートコントローラpc1及びpc2に対してのみ機能するように制御を行う。これにより、サーバs1及びs2では、各キャッシュメモリm1〜m6を介した通信のみが可能となり、他のキャッシュメモリを介した通信を受け付けることができなくなる。
分割制御部div3は、図1に示すように、ディスクアレイ装置1の管理者からの指示に従い、キャッシュメモリm1〜m6を、ディスクコントローラdc1に割り当てる。また、分割制御部div3は、ディスクアレイ装置1の管理者からの指示に従い、キャッシュメモリm1〜m6も、ディスクコントローラdc2に割り当てる。
なお、ディスクコントローラのキャッシュメモリへの割り当ては、結果的にディスクコントローラを対応するシステムに割り当てることに相当する。
図6は、図1に示す分割制御データベースddb3に格納されている情報の一例を示す図である。図6に示すように、分割制御データベースddb3は、キャッシュメモリm1〜m6と、ディスクコントローラdc1及びdc2との関係を特定するテーブルを格納している。分割制御データベースddb3に格納されているテーブルによれば、「キャッシュメモリ」列を主キーとして、各キャッシュメモリに対応するディスクコントローラを検出できる。
また、分割制御部div3は、キャッシュメモリm1〜m6とディスクコントローラdc1及びdc2との接続関係r4を管理し、各ディスクコントローラdc1及びdc1が、割り当てられたキャッシュメモリm1〜m6に対してのみ機能するように制御を行う。これにより、サーバs1及びs2では、各ディスクコントローラdc1及びdc2を介した通信のみが可能となり、他のディスクコントローラを介した通信を受け付けることができなくなる。
分割制御部div4は、図1に示すように、ディスクアレイ装置1の管理者からの指示に従い、ディスクコントローラdc1を、ディスク格納部e1及びe2に割り当てる。また、分割制御部div4は、ディスクアレイ装置1の管理者からの指示に従い、ディスクコントローラdc2も、ディスク格納部e1及びe2に割り当てる。
ディスクコントローラとディスク格納部との接続関係r5は、分割制御部div4を介して、分割制御データベースddb4に記憶される(図7参照)。なお、ディスク格納部のディスクコントローラへの割り当ては、結果的にディスク格納部を対応するシステムに割り当てることに相当する。
図7は、図1に示す分割制御データベースddb4に格納されている情報の一例を示す図である。図7に示すように、分割制御データベースddb4は、ディスクコントローラdc1及びdc2と、ディスク格納部e1及びe2との関係を特定するテーブルを格納している。分割制御データベースddb4に格納されているテーブルによれば、「ディスクコントローラ」列を主キーとして、各ディスクコントローラに対応するディスク格納部を検出できる。
また、分割制御部div4は、ディスクコントローラdc1及びdc2とディスク格納部e1及びe2との接続関係r5を管理し、各ディスク格納部e1及びe2が、割り当てられたディスクコントローラdc1及びdc2に対してのみ機能するように制御を行う。これにより、サーバs1及びs2は、各ディスク格納部e1及びe2のみにアクセスでき、他のディスク格納部にはアクセスできなくなる。
また、図1に示すように、ディスク格納部e1には、ディスクd1〜d3が備えられ、ディスク格納部e2には、ディスクd4〜d6が備えられている。そして、ディスク格納部とそれに属するディスクとの関係r6は、分割制御管理部10を介して、予め、格納ディスクデータベースsdb2に記憶されている。
図8は、図1に示す格納ディスクデータベースsdb2に格納されている情報の一例を示す図である。図8に示すように、格納ディスクデータベースsdb2は、ディスク格納部e1及びe2と、ディスクd1〜d6との関係を特定するテーブルを格納している。格納ディスクデータベースsdb2に格納されているテーブルによれば、「ディスク格納部」列を主キーとして、各ディスク格納部に属するディスクを検出できる。
次に、企業Bが所有するシステム30のサーバs3が、ディスクアレイ装置1に接続され、これに対してリソースが割り当てられる場合について説明する。
図1に示すように、本実施の形態では、サーバs3のサーバポートh5は、ディスクアレイ装置1のアレイポートp3に接続される。また、サーバs3のサーバポートh6は、ディスクアレイ装置1のアレイポートp4に接続される。図3に示すように、上記の企業Aの場合と同様に、サーバs3についても、サーバポートとアレイポートとの接続関係r1は、分割制御管理部10を介して、予め、接続サーバデータベースsdb1に記憶されている。
分割制御部div1は、図1に示すように、ディスクアレイ装置1の管理者からの指示に従い、アレイポートp3及びp4それぞれを、ポートコントローラpc3及びpc4に割り当てる。そして、図4に示すように、アレイポートp3及びp4とポートコントローラpc3及びpc4との接続関係r2も、分割制御部div1を介して、分割制御データベースddb1に記憶される。
また、分割制御部div1は、アレイポートp3及びp4とポートコントローラpc3及びpc4との接続関係r2を管理し、各ポートコントローラpc3及びpc4が、割り当てられたアレイポートp3及びp4に対してのみ機能するように制御を行う。これにより、サーバs3では、各ポートコントローラpc3及びpc4を介した通信のみが可能となり、他のポートコントローラを介した通信を受け付けることができなくなる。
分割制御部div2は、図1に示すように、ディスクアレイ装置1の管理者からの指示に従い、ポートコントローラpc3及びpc4を、キャッシュメモリm7及びm8に割り当てる。そして、図5に示すように、ポートコントローラpc3及びpc4とキャッシュメモリm7及びm8との接続関係r3も、分割制御部div2を介して、分割制御データベースddb2に記憶される。
また、分割制御部div2は、ポートコントローラpc3及びpc4とキャッシュメモリm7及びm8との接続関係r3を管理し、各キャッシュメモリm7及びm8が、割り当てられたポートコントローラpc3及びpc4に対してのみ機能するように制御を行う。これにより、サーバs3では、各キャッシュメモリm7及びm8を介した通信のみが可能となり、他のキャッシュメモリを介した通信を受け付けることができなくなる。
分割制御部div3は、図1に示すように、ディスクアレイ装置1の管理者からの指示に従い、キャッシュメモリm7及びm8を、ディスクコントローラdc3〜dc6に割り当てる。そして、図6に示すように、キャッシュメモリとディスクコントローラとの接続関係r4も、分割制御部div3を介して、分割制御データベースddb3に記憶される。
また、分割制御部div3は、キャッシュメモリm7及びm8とディスクコントローラdc1及びdc2との接続関係r4を管理し、各ディスクコントローラdc3〜dc6が、割り当てられたキャッシュメモリm7及びm8に対してのみ機能するように制御を行う。これにより、サーバs3では、各ディスクコントローラdc3〜dc6を介した通信のみが可能となり、他のディスクコントローラを介した通信を受け付けることができなくなる。
分割制御部div4は、図1に示すように、ディスクアレイ装置1の管理者からの指示に従い、ディスクコントローラdc3〜dc6を、ディスク格納部e3〜e6に割り当てる。そして、図7に示すように、ディスクコントローラとディスク格納部との接続関係r5も、分割制御部div4を介して、分割制御データベースddb4に記憶される。
また、分割制御部div4は、ディスクコントローラdc3〜dc6とディスク格納部e3〜e6との接続関係r5を管理し、各ディスク格納部e3〜e6が、割り当てられたディスクコントローラdc3〜dc6に対してのみ機能するように制御を行う。これにより、サーバs3は、各ディスク格納部e3〜e6のみにアクセスでき、他のディスク格納部にはアクセスできなくなる。図8に示すように、格納ディスクデータベースsdb2が格納するテーブルにより、ディスク格納部e3〜e6と、ディスクd7〜d20との関係r6も特定される。
なお、分割制御管理部10における、分割制御部div1〜div4と、接続サーバデータベースsdb1と、分割制御データベースddb1〜ddb4と、格納ディスクデータベースsdb2との関係r7は、図2に示す通りとなる。分割制御管理部10から各分割制御データベースへの接続は、実際には、対応する分割制御部による排他処理によって行われている。
また、本実施の形態において、各ディスク格納部は、上述したように一又はニ以上のディスクを有しているが、ディスク格納部毎にRAIDグループが構成されていても良い。また、ディスク格納部毎にて、論理ユニットが構成されていても良い。
次に、本発明の実施の形態におけるディスクアレイ装置1の動作について図9を用いて説明する。図9は、本発明の実施の形態におけるディスクアレイ装置の動作を示すフロー図である。また、本実施の形態では、ディスクアレイ装置1を動作させることによって、ディスクアレイ装置の管理方法を実施することができる。よって、本実施の形態におけるディスクアレイ装置の管理方法の説明は、以下のディスクアレイ装置1の動作説明に代える。
図9に示すように、先ず、ディスクアレイ装置1において、分割制御管理部10は、外部からディスクアレイ装置1のリソースの割り当てが指示されると、指示を受け付ける(ステップS1)。ステップS1において、分割制御管理部10は、指示されたシステムのサーバポートとアレイポートとの接続関係r1については、接続サーバデータベースsdb1に記憶させる。
次に、分割制御管理部10は、分割制御部div1〜div4を用いて、使用されるアレイポートに対応するポートコントローラの割り当てを行い、更に、キャッシュメモリ、ディスクコントローラ、及びディスク格納部の割り当てを行う(ステップS2)。また、ステップS2が実行されると、アレイポート、ポートコントローラ、及びキャッシュメモリによって、システムと各ディスクコントローラとを結ぶ伝送路が確立される。
次に、分割制御管理部10は、分割制御部div1〜div4を用いて、ポートコントローラ、キャッシュメモリ、ディスクコントローラ、及びディスク格納部それぞれが、割り当てられた対象に対してのみ機能するように、制御を実行する(ステップS3)。ステップS3により、ディスクアレイ装置1のリソースの一部は、対応するシステムに対してのみ機能し、他の部分からは物理的に分離された状態となる。
その後、分割制御管理部10は、割り当てを解消する旨の指示を受けた場合は、処理を終了する。分割制御管理部10は、割り当てを解消する旨の指示を受けていない場合は、ステップS3を繰り返して実行する。
本発明の実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、図9に示すステップS1〜S4を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムを、ディスクアレイ装置1を構築するコンピュータにインストールし、実行することによって、分割制御管理部10を実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、分割制御部div1〜div4として機能し、処理を行なう。
また、コンピュータに備えられたHDD等の記憶装置が、接続サーバデータベースsdb1、分割制御データベースddb1〜ddb4、及び格納ディスクデータベースsdb2として機能する。なお、上述したように、これらのデータベースは、ディスクアレイ装置1と接続された別のコンピュータの記憶装置に構築されていても良い。
以上のように、本実施の形態では、ディスクアレイ装置1の各構成部品は、システム毎に物理的に分割されるので、各システム間での影響は排除される。また、システム毎に対応する部分を切り出すことができるので、個別管理を行うことが容易となる。このことから、ディスクアレイ装置1は、特に、性能面、拡張性、セキュリティを重視する大規模なシステム、即ち、ミッションクリティカル性の高いシステムで利用する場合に有用となる。
また、ディスクアレイ装置1によれば、システム間で他のシステムの存在を知ることができなくなり、システム毎に完全に独立した環境が提供される。このため、ディスクアレイ装置1は、不特定多数のユーザが同一のディスクアレイ装置をすみ分けて利用するホスティング事業に有効である。
更に、ディスクアレイ装置1の管理者は、一台のディスクアレイ装置1のみを管理すれば良い。また、管理者は、装置全体の稼働状況を管理するのみで良く、各システム間の個別管理は、利用者側の管理者に委ねることが可能になる。このため、ディスクアレイ装置1の管理者における負担は、複数台のディスクアレイ装置を統合した上で論理的に分割する場合に比べて格段に小さくなる。
また、ディスクアレイ装置1は、複数のディスクアレイ装置と同様に機能できるため、ディスクアレイ装置1を用いることにより、近年求められている「複数のシステムで利用されるストレージの統合」を達成することもできる。なお、ディスクアレイ装置1の構成部品単位で分割が実行されるため、特許文献1に開示された既存の論理分割ほどの柔軟性は期待できないが、ディスクアレイ装置1によれば、装置構成の柔軟度を高めることができる。
以上のように本発明によれば、複数のシステムに利用されるディスクアレイ装置において、管理者の負担の軽減と、システム間での情報の機密性の向上とを図ることができる。このため、本発明は、ミッションクリティカル性の高いシステム、不特定多数のユーザが同一のディスクアレイ装置をすみ分けて利用するホスティング事業に有用である。
1 ディスクアレイ装置
10 分割制御管理部
20 システム(企業A)
30 システム(企業B)
s1〜s3 サーバ
h1〜h6 サーバポート
sw1、sw2 スイッチ装置
p1〜p4 アレイポート
pc1〜pc4 ポートコントローラ
m1〜m8 キャッシュメモリ
dc1〜dc6 ディスクコントローラ
e1〜e5 ディスク格納部
d1〜d20 ディスク(HDD)

Claims (15)

  1. 複数のシステムによって利用されるディスクアレイ装置であって、
    一又はニ以上のディスクを有する複数のディスク格納部と、前記ディスク格納部の制御を行う複数のディスクコントローラと、分割制御管理部とを備え、
    前記分割制御管理部は
    前記複数のシステムそれぞれ毎に、一又は二以上の前記ディスク格納部と、一又は二以上の前記ディスクコントローラとを、前記システム間で重複しないように割り当て、
    前記ディスク格納部及び前記ディスクコントローラが、割り当てられた当該システムに対してのみ機能するように制御を行い、
    更に、一のシステムと前記一のシステムに割り当てた前記ディスクコントローラとを結ぶ伝送路を、それが、他のシステムと他のシステムに割り当てた前記ディスクコントローラとを結ぶ伝送路から物理的に分離されるように確立する、ことを特徴とするディスクアレイ装置。
  2. 当該ディスクアレイ装置が、更に、前記複数のディスクコントローラのいずれかによって利用される複数のキャッシュメモリを備え、
    前記分割制御管理部は、前記複数のシステムそれぞれ毎に、一又はニ以上の前記キャッシュメモリを、前記システム間で重複しないように割り当て、前記キャッシュメモリが、割り当てられた当該システムに対してのみ機能するように制御を行い、
    前記複数のキャッシュメモリそれぞれは、それが割り当てられた前記システムの前記伝送路を構成する、請求項1に記載のディスクアレイ装置。
  3. 当該ディスクアレイ装置が、更に、前記システムに接続される複数のアレイポートと、前記アレイポートの制御を行う複数のポートコントローラとを備え、
    前記分割制御管理部は、前記複数のシステムそれぞれ毎に、一又は二以上の前記ポートコントローラを、前記システム間で重複しないように割り当て、前記ポートコントローラが、割り当てられた当該システムに対してのみ機能するように制御を行い、
    前記複数のアレイポートそれぞれと、前記複数のポートコントローラそれぞれとは、これらが割り当てられた前記システムの伝送路を構成する、請求項1または2に記載のディスクアレイ装置。
  4. 前記複数のディスク格納部それぞれにおいて、前記一又はニ以上のディスクが、一のRAIDグループを構成している、請求項1〜3のいずれかに記載のディスクアレイ装置。
  5. 前記複数のディスク格納部それぞれにおいて、前記一又はニ以上のディスクが、一の論理ユニットを構成している、請求項1〜3のいずれかに記載のディスクアレイ装置。
  6. 複数のシステムによって利用され、且つ、一又はニ以上のディスクを有する複数のディスク格納部と、前記ディスク格納部の制御を行う複数のディスクコントローラとを備えた、ディスクアレイ装置を管理するための方法であって、
    (a)前記複数のシステムそれぞれ毎に、一又は二以上の前記ディスク格納部と、一又は二以上の前記ディスクコントローラとを、前記システム間で重複しないように割り当てる、ステップと、
    (b)一のシステムと前記一のシステムに割り当てられた前記ディスクコントローラとを結ぶ伝送路を、それが、他のシステムと前記他のシステムに割り当てられた前記ディスクコントローラとを結ぶ伝送路から物理的に分離されるように確立する、ステップと、
    (c)前記ディスク格納部及び前記ディスクコントローラが、前記(a)のステップで割り当てられた前記システムに対してのみ機能するように制御する、ステップと、を有することを特徴とするディスクアレイ装置の管理方法。
  7. 当該ディスクアレイ装置が、更に、前記複数のディスクコントローラのいずれかによって利用される複数のキャッシュメモリを備えており、
    前記(b)のステップで、前記複数のシステムそれぞれ毎に、一又はニ以上の前記キャッシュメモリを、前記システム間で重複しないように割り当て、前記キャッシュメモリを用いて前記伝送路を確立し、
    前記(c)のステップで、前記キャッシュメモリが、割り当てられた前記システムに対してのみ機能するように制御を行う、請求項6に記載のディスクアレイ装置の管理方法。
  8. 当該ディスクアレイ装置が、更に、前記システムに接続される複数のアレイポートと、前記アレイポートの制御を行う複数のポートコントローラとを備えており、
    前記(b)のステップで、前記複数のシステムそれぞれ毎に、一又は二以上の前記ポートコントローラを、前記システム間で重複しないように割り当て、前記アレイポート及び前記ポートコントローラを用いて前記伝送路を確立し、
    前記(c)のステップで、前記ポートコントローラが、割り当てられた当該システムに対してのみ機能するように制御を行う、請求項6または7に記載のディスクアレイ装置の管理方法。
  9. 前記複数のディスク格納部それぞれにおいて、前記一又はニ以上のディスクが、一のRAIDグループを構成している、請求項6〜8のいずれかに記載のディスクアレイ装置の管理方法。
  10. 前記複数のディスク格納部それぞれにおいて、前記一又はニ以上のディスクが、一の論理ユニットを構成している、請求項6〜8のいずれかに記載のディスクアレイ装置の管理方法。
  11. 複数のシステムによって利用され、且つ、一又はニ以上のディスクを有する複数のディスク格納部と、前記ディスク格納部の制御を行う複数のディスクコントローラとを備えた、ディスクアレイ装置を、コンピュータによって管理するためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    (a)前記複数のシステムそれぞれ毎に、一又は二以上の前記ディスク格納部と、一又は二以上の前記ディスクコントローラとを、前記システム間で重複しないように割り当てる、ステップと、
    (b)一のシステムと前記一のシステムに割り当てられた前記ディスクコントローラとを結ぶ伝送路を、それが、他のシステムと前記他のシステムに割り当てられた前記ディスクコントローラとを結ぶ伝送路から物理的に分離されるように確立する、ステップと、
    (c)前記ディスク格納部及び前記ディスクコントローラが、前記(a)のステップで割り当てられた前記システムに対してのみ機能するように制御する、ステップと、を実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 当該ディスクアレイ装置が、更に、前記複数のディスクコントローラのいずれかによって利用される複数のキャッシュメモリを備えており、
    前記(b)のステップで、前記複数のシステムそれぞれ毎に、一又はニ以上の前記キャッシュメモリを、前記システム間で重複しないように割り当て、前記キャッシュメモリを用いて前記伝送路を確立し、
    前記(c)のステップで、前記キャッシュメモリが、割り当てられた前記システムに対してのみ機能するように制御を行う、請求項11に記載のプログラム。
  13. 当該ディスクアレイ装置が、更に、前記システムに接続される複数のアレイポートと、前記アレイポートの制御を行う複数のポートコントローラとを備えており、
    前記(b)のステップで、前記複数のシステムそれぞれ毎に、一又は二以上の前記ポートコントローラを、前記システム間で重複しないように割り当て、前記アレイポート及び前記ポートコントローラを用いて前記伝送路を確立し、
    前記(c)のステップで、前記ポートコントローラが、割り当てられた当該システムに対してのみ機能するように制御を行う、請求項11または12に記載のプログラム。
  14. 前記複数のディスク格納部それぞれにおいて、前記一又はニ以上のディスクが、一のRAIDグループを構成している、請求項11〜13のいずれかに記載のプログラム。
  15. 前記複数のディスク格納部それぞれにおいて、前記一又はニ以上のディスクが、一の論理ユニットを構成している、請求項11〜13のいずれかに記載のプログラム。
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