JP2011089370A - Joint structure of precast concrete beam member - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、プレキャストコンクリート梁部材の接合構造に関する。 The present invention relates to a joint structure for precast concrete beam members.
近年、建築物の構築において工期短縮や品質確保を目的として、躯体にプレキャストコンクリート部材やハーフプレキャストコンクリート部材が採用されている。 In recent years, precast concrete members and half precast concrete members have been adopted for the frame for the purpose of shortening the construction period and ensuring quality in building construction.
例えば、特許文献1によれば、仕口部の外周を構成し、側面の梁主筋にあたる位置に貫通孔が設けられた筒状の外殻PC部材の貫通孔に梁主筋を挿通させ、外殻PC部材内に仕口部の内部を構成するコンクリートを打設すると共に、梁部を構成するコンクリートを打設する柱梁架構の仕口部の構築方法が開示されている。
For example, according to
また、特許文献2によれば、柱用仕口部と梁とを予め一体化したPC製水平構造体が、建物のPC製柱の上に水平方向に取り付けられ、PC製水平構造体を構成する柱用仕口部は、柱梁接合部で少なくとも下階のPC製柱に直接的に接合され、梁同士は、隣り合うPC製柱の間に位置する少なくとも一つの梁接合部で直接的に接合されていて、建物の最上階の上部に設置されるPC製水平構造体の柱用仕口部には複数の最上階貫通孔を縦方向に貫通形成し、最上階のPC製水平構造体を支持する最上階用のPC製柱の柱頭部には、柱継手部材を埋め込み、最上階用柱用接続鉄筋を最上階貫通孔に貫通させ且つ最上階用のPC製柱の柱継手部材に挿入して固定することにより、最上階用PC製水平構造体と最上階用のPC製柱とを柱梁接合部で接合する建物の柱梁接合構造体が開示されている。
Further, according to
また、特許文献3によれば、両端部から突出する長さの梁上端主筋を上部が露出された肋筋の内側に移動可能に挿入している半PC梁を柱上端部から長尺の柱主鉄筋を突出させてなる連設の柱間に架設していて、梁上端主筋の端部を予め一方の梁端部の近傍に片寄せてなる半PC梁を柱間に架設し、次いで直交方向の半PC梁端部を梁上端主筋が梁端部の近傍に片寄せられた一方側の柱上に落としこみ、しかる後に、梁端部の近傍に片寄せておいた梁上端主筋を半PC梁の他方側に直交方向の半PC梁端部が落とし込めるまで移動させてから直交方向の半PC梁端部を他方側の柱上に落とし込み、その後に、移動させた梁上端主筋を柱・梁接合部領域内の所定の位置まで反転移動させる半PC梁の施工方法が開示されている。
According to
しかしながら、プレキャストコンクリート部材やハーフプレキャストコンクリート部材は予め工場等で製作されているため、建設現場における施工誤差の処理が難しいという問題があった。また、これらの部材の接合は、接合部内の限られたスペースで接合するため作業が行いにくく、特に限られたスペースで梁主筋などを接合する場合は困難であった。 However, since the precast concrete member and the half precast concrete member are manufactured in advance in a factory or the like, there is a problem that it is difficult to process the construction error at the construction site. Further, since these members are joined in a limited space in the joint, it is difficult to perform the operation, and it is particularly difficult to join the main beam of the beam in the limited space.
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、建設現場においてプレキャストコンクリート部材の施工誤差を吸収できると共に、梁主筋の接合を容易にできるプレキャストコンクリート梁部材の接合構造を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described problems, and provides a precast concrete beam member joining structure capable of absorbing construction errors of precast concrete members at a construction site and facilitating joining of beam main bars. Objective.
上記目的を達成するため、本発明に係るプレキャストコンクリート梁部材の接合構造は、柱梁接合部材の両側に配設されるプレキャストコンクリート梁部材を接合するプレキャストコンクリート梁部材の接合構造において、前記プレキャストコンクリート梁部材は一方の端部に梁主筋が挿入された第一の機械式継手が配設されると共に他方の端部からは前記梁主筋が突出して、前記柱梁接合部材は中央部に第二の機械式継手が配設され、前記第一および第二の機械式継手の間には接合用鉄筋が配設されていて、前記第一の機械式継手は前記第一の機械式継手に挿入された梁主筋と前記接合用鉄筋とを接合し、前記第二の機械式継手は前記接合用鉄筋と前記プレキャストコンクリート梁部材の他方の端部から突出する梁主筋とを接合して、前記第一および第二の機械式継手の少なくともいずれか一方は挿入される前記接合用鉄筋の施工誤差を吸収可能なガタを備えていることを特徴とする。 In order to achieve the above object, a precast concrete beam member joining structure according to the present invention is a precast concrete beam member joining structure for joining precast concrete beam members disposed on both sides of a column beam joining member. The beam member is provided with a first mechanical joint in which a beam main bar is inserted at one end, the beam main bar protrudes from the other end, and the beam-to-column connecting member is second in the center. A mechanical joint is disposed, and a reinforcing bar is disposed between the first and second mechanical joints, and the first mechanical joint is inserted into the first mechanical joint. The beam reinforcing bar and the joining reinforcing bar are joined, and the second mechanical joint joins the joining reinforcing bar and the beam reinforcing bar protruding from the other end of the precast concrete beam member, Characterized in that it comprises a first and second at least backlash capable of absorbing construction errors of the joining reinforcing bars either is inserted mechanical joints.
本発明では、プレキャストコンクリート梁部材は一方の端部に梁主筋が挿入された第一の機械式継手が配設されると共に他方の端部からは梁主筋が突出して、柱梁接合部材は中央部に第二の機械式継手が配設され、第一および第二の機械式継手の間には接合用鉄筋が配設されていて、第一の機械式継手は第一の機械式継手に挿入された梁主筋と接合用鉄筋とを接合し、第二の機械式継手は接合用鉄筋とプレキャストコンクリート梁部材の他方の端部から突出する梁主筋とを接合されて、第一および第二の機械式継手の少なくともいずれか一方は挿入される接合用鉄筋の施工誤差を吸収可能なガタを備えていることにより、接合用鉄筋の挿入位置の施工誤差があった場合にも、その施工誤差を吸収することができる。
また、第一及び第二の機械式継手と接合用鉄筋とで梁主筋を接合しているので、梁主筋の接合を容易に行うことができる。
In the present invention, the precast concrete beam member is provided with the first mechanical joint in which the beam main bar is inserted at one end, and the beam main bar protrudes from the other end. A second mechanical joint is disposed in the section, and a reinforcing bar is disposed between the first and second mechanical joints. The first mechanical joint is connected to the first mechanical joint. The inserted beam main bar and the joining reinforcing bar are joined, and the second mechanical joint is joined to the first and second joints by joining the joining reinforcing bar and the beam reinforcing bar protruding from the other end of the precast concrete beam member. Since at least one of the mechanical joints is equipped with a backlash that can absorb the construction error of the joining rebar to be inserted, even if there is a construction error in the insertion position of the joining rebar, the construction error Can be absorbed.
Further, since the beam main bars are joined by the first and second mechanical joints and the joining reinforcing bars, the beam main bars can be easily joined.
また、本発明に係るプレキャストコンクリート梁部材の接合構造では、前記プレキャストコンクリート梁部材は、予めプレキャストコンクリート外壁フレーム部材と連結されていることを特徴とする。
本発明では、プレキャストコンクリート梁部材は、予めプレキャストコンクリート外壁フレーム部材と連結されていることにより、プレキャストコンクリート梁部材とプレキャストコンクリート外壁部材とを一体化させこれらを一体的に設置することができ、工期を短縮することができる。
Moreover, in the joining structure of the precast concrete beam member which concerns on this invention, the said precast concrete beam member is connected with the precast concrete outer wall frame member previously, It is characterized by the above-mentioned.
In the present invention, the precast concrete beam member is connected to the precast concrete outer wall frame member in advance, so that the precast concrete beam member and the precast concrete outer wall member can be integrated and installed integrally. Can be shortened.
本発明によれば、プレキャストコンクリート梁部材には第一の機械式継手が配設され、柱梁接合部材には第二の機械式継手が配設されていて、第一および第二の機械式継手の少なくともいずれか一方は挿入される接合用鉄筋の施工誤差を吸収可能なガタを備えていることにより、接合用鉄筋の挿入位置の施工誤差があった場合にも、その施工誤差を吸収できると共に、第一及び第二の機械式継手と接合用鉄筋とで梁主筋を接合しているので、梁主筋の接合を容易に行うことができ、現場での管理が行い易く、また、工期短縮を図ることができる。 According to the present invention, the first mechanical joint is disposed on the precast concrete beam member, the second mechanical joint is disposed on the column beam joining member, and the first and second mechanical joints are disposed. Since at least one of the joints has a backlash that can absorb the construction error of the joining rebar to be inserted, even if there is a construction error in the insertion position of the joining rebar, the construction error can be absorbed At the same time, since the beam main bars are joined by the first and second mechanical joints and the reinforcing bars, the beam main bars can be easily joined, making it easy to manage on site, and shortening the work period. Can be achieved.
以下、本発明の実施の形態によるプレキャストコンクリート梁部材の接合構造について、図1乃至図4に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、本実施の形態では、免震構造の構造物においてプレキャスト化された鉄筋コンクリート造の梁部材(プレキャストコンクリート梁部材)2および外壁フレーム部材(プレキャストコンクリート外壁フレーム部材)3とからなる外壁PCパネルフレーム4が柱部材5および柱部材5の上部に設置された柱梁接合部材6を介して配列されていて、本発明のプレキャストコンクリート梁部材の接合構造1によって柱梁接合部材6の両側に配設された梁部材2が接合されている。
図1に示すように、外壁PCパネルフレーム4は、外装材としての機能と構造体としての機能とを有し、外壁フレーム部材3に太陽光発電パネルや耐力壁パネルなどのパネル7を組み込むことで多機能型のPC外壁パネルとして使用することができる。外壁PCパネルフレーム4は、梁部材2が外壁フレーム部材3の上部に設置されていて、梁部材2および外壁フレーム3は正面視で田の字型のフレームを構成している。
Hereinafter, the joint structure of the precast concrete beam member by embodiment of this invention is demonstrated based on FIG. 1 thru | or FIG.
As shown in FIGS. 1 and 2, in the present embodiment, a reinforced concrete beam member (precast concrete beam member) 2 and an outer wall frame member (precast concrete outer wall frame member) precast in a structure having a base isolation structure. 3 are arranged via a
As shown in FIG. 1, the outer wall
図2に示すように、梁部材2は、一方の端部2aに第一の機械式継手12が埋設されていて、他方の端部2bからは梁主筋11が突出している。第一の機械式継手12は、ガタ(クリアランス)12aが適度にあり挿入される鉄筋のずれなどの施工誤差を吸収することができる機械式継手である。具体的には、鉄筋の軸方向に直交する方向の位置ずれを吸収できる。
As shown in FIG. 2, the
柱部材5は、上部に柱梁接合部材6が一体的に設けられていて、柱部材5の柱主筋14が柱梁接合部材6を貫通している。柱部材5は、部分的にプレキャスト化された部材で梁部材2と一体化されている。
柱梁接合部材6は、中央部に第一の機械式継手12と軸方向および高さを合わせた第二の機械式継手15が設置されている。第二の機械式継手15は、ネジ式機械式継手である。
The
The column
第一及び第二の機械式継手12、15の間には接合用鉄筋13が設けられていて、接合用鉄筋13は梁部材2と柱梁接合部材6とに跨るように配設されている。
第一の機械式継手12は、梁主筋11と接合用鉄筋13とを接合していて、第二の機械式継手15は、梁部材2の端部2bから突出する梁主筋11と接合用鉄筋13とを接合しており、柱梁接合部6の両側に配設された梁部材2の梁主筋11は第一及び第二の機械式継手12、15と接合用鉄筋13を介して接合されている。
A joining
The first mechanical joint 12 joins the beam main reinforcing
次に、本実施の形態による外壁PCパネルフレーム4の接合方法について説明する。
まず、図3(a)に示すように柱部材5および柱梁接合部材6の配筋を行い、図3(b)に示すように、柱部材5および柱梁接合部材6の間に外壁PCパネルフレーム4を配設する。このとき柱梁接合部材6の一方の側に梁部材2の端部2aが位置し、その反対側に梁部材2の端部2bが位置する。
Next, a method for joining the outer wall
First, the
そして、図4(a)に示すように、第一の機械式継手12と第二の機械式継手15との間に接合用鉄筋13を挿入すると共に、第二の機械式継手15の梁部材2の端部2b側に梁部材2の端部2bから突出する梁主筋11を挿入する。
このとき、接合用鉄筋13は第二の機械式継手15側の端部13aの位置を基準とする。そして、第一の機械式継手12は、ガタ12aが適度にあり挿入される鉄筋のずれなどの施工誤差を吸収できることにより、接合用鉄筋13は第一の機械式継手12側の端部13bの位置を第一の機械式継手12への挿入位置で調整することにより、梁部材2の施工誤差があった場合にも梁部材2と柱梁接合部材6とを所定の位置で接合することができ、外壁PCパネルフレーム4が所定の位置に配設される。
And as shown to Fig.4 (a), while inserting the reinforcing
At this time, the joining
そして、第一および第二の機械式継手12、15のスリーブ内にモルタルなどの充填材を充填して梁主筋11及び接合用鉄筋13を接合する。
次に、図4(b)に示すように柱部材5および柱梁接合部材6にコンクリートを打設し、梁部材2と柱梁接合部材6とが接合され、隣り合う外壁PCパネルフレーム4が接合される。このとき、外壁PCパネルフレーム4の側面を柱部材5および柱梁接合部材6の型枠の一部とすることができ、型枠の設置およびはずしの工期を短縮することができる。
The sleeves of the first and second
Next, as shown in FIG. 4 (b), concrete is placed on the
次に、上述した本実施の形態によるプレキャストコンクリート梁部材の接合構造の効果について図面を用いて説明する。
本実施の形態によるプレキャストコンクリート梁部材の接合構造1では、梁部材2の端部2aに挿入される鉄筋の施工誤差を吸収できる第一の機械式継手12が設けられ、柱梁接合部材6に第二の機械式継手15が設けられていて、第一及び第二の機械式継手12、15の間に接合用鉄筋13が配設されるので、建設現場において梁部材2の施工誤差を吸収することができると共に、梁主筋の接合を容易に行うことができ、現場での管理が行い易く、工期短縮を図ることができる効果を奏する。
Next, the effect of the joint structure of the precast concrete beam members according to the above-described embodiment will be described with reference to the drawings.
In the
ここで、本実施の形態によるプレキャストコンクリート梁部材の接合構造を有する試験体に加力試験を行った。
試験体は、実大スケールで、図5(a)に示すように、柱梁接合部材6の上下にそれぞれ柱部材5の一部が配設されて、両側に梁部材2を含む外壁PCパネルフレーム4の一部がそれぞれ配設されている。
図5(b)の試験体の一覧に示すように、試験体No.1は仕口(柱梁接合部材)内に機械式継手を有し、試験体No.2および試験体No.3は仕口に機械式継手を備えていない。また、試験体No.1と試験体No.2は配筋が同じで、試験体No.3は配筋が異なる。
加力試験では、柱軸力を0.1σB ・D・Bとし、図6に示す加力サイクルで、層間変形角が±1/500、±1/300、±1/200、±1/100となるように2回ずつ正負交互に載荷した。
Here, a force test was performed on a test body having a joint structure of precast concrete beam members according to the present embodiment.
As shown in FIG. 5 (a), the test body is a full-scale scale. As shown in FIG. 5A, a part of the
As shown in the list of specimens in FIG. No. 1 has a mechanical joint in the joint (column beam joint member). 2 and Specimen No. No. 3 does not have a mechanical joint at the end. In addition, the specimen No. 1 and specimen No. No. 2 has the same bar arrangement and specimen No. 3 has different bar arrangements.
In the force test, the column axial force is set to 0.1σ B · D · B, and in the force cycle shown in FIG. 6, the interlayer deformation angles are ± 1/500, ± 1/300, ± 1/200, ± 1 / It was loaded alternately with positive and negative two times so as to be 100.
次に、上述した加力試験の結果について図面に基づいて説明する。
図7乃至図12では各試験体の荷重変形関係と変形角成分の推移を示している。図7および図8からわかるように、試験体No.1は荷重変形関係が安定しており、図9に示す試験体No.2の荷重変形関係と同様であることが確認できる。
従って、仕口内に継手が設けられても構造性能上問題なく、梁部材2の端部2aに第一の機械式継手12を配設して、柱梁接合部6に第二の機械式継手15を配設し、第一及び第二の機械式継手12、15の間に接合用鉄筋13を配設した本発明のプレキャストコンクリート梁部材の接合構造の構造性能が検証される。
Next, the results of the force test described above will be described with reference to the drawings.
7 to 12 show the load deformation relationship and the transition of the deformation angle component of each specimen. As can be seen from FIG. 7 and FIG. No. 1 has a stable load deformation relationship, and the specimen No. 1 shown in FIG. It can be confirmed that this is the same as the load deformation relationship of No. 2.
Therefore, even if a joint is provided in the joint, there is no problem in structural performance, and the first mechanical joint 12 is disposed at the
以上、本発明によるプレキャストコンクリート梁部材の接合構造の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上述した実施の形態では、梁部材2は外壁フレーム部材3と予め一体化されて外壁PCパネルフレーム4を構成しているが、外壁フレーム3と予め一体化されていなくてもよく、外壁フレーム3と一体化されていない梁部材2の接合に本発明のプレキャストコンクリート梁部材の接合構造1を適用させてもよい。
また、例えば上述した実施の形態では、免震構造の構造物に本発明のプレキャストコンクリート梁部材の接合構造1を採用しているが、免震構造でない構造物におけるプレキャストコンクリート梁部材の接合に本発明のプレキャストコンクリート梁部材の接合構造1を採用してもよい。
また、上述した実施の形態では、梁部材2の一方の端部に設置される第一の機械式継手12を鉄筋の施工誤差を吸収できる機械式継手とし、柱梁接合部材6に設置される第二の機械式継手15をネジ式機械式継手としているが、例えば、第一および第二の機械式継手12、15を鉄筋の施工誤差を吸収できる機械式継手としてもよい。
As mentioned above, although embodiment of the joining structure of the precast concrete beam member by this invention was described, this invention is not limited to said embodiment, In the range which does not deviate from the meaning, it can change suitably.
For example, in the above-described embodiment, the
Further, for example, in the above-described embodiment, the precast concrete beam
Moreover, in embodiment mentioned above, the 1st
1 プレキャストコンクリート梁部材の接合構造
2 梁部材(プレキャストコンクリート梁部材)
3 外壁フレーム部材(プレキャストコンクリート外壁フレーム部材)
4 外壁PCパネルフレーム
6 柱梁接合部材
11 梁主筋
12 第一の機械式継手
13 接合用鉄筋
13a 端部
13b 端部
15 第二の機械式継手
1 Joint structure of precast
3 Outer wall frame member (Precast concrete outer wall frame member)
4 External wall
12 1st mechanical joint 13 Reinforcing bar for joining
Claims (2)
前記プレキャストコンクリート梁部材は一方の端部に梁主筋が挿入された第一の機械式継手が配設されると共に他方の端部からは前記梁主筋が突出して、前記柱梁接合部材は中央部に第二の機械式継手が配設され、前記第一および第二の機械式継手の間には接合用鉄筋が配設されていて、前記第一の機械式継手は前記第一の機械式継手に挿入された梁主筋と前記接合用鉄筋とを接合し、前記第二の機械式継手は前記接合用鉄筋と前記プレキャストコンクリート梁部材の他方の端部から突出する梁主筋とを接合して、前記第一および第二の機械式継手の少なくともいずれか一方は挿入される前記接合用鉄筋の施工誤差を吸収可能なガタを備えていることを特徴とするプレキャストコンクリート梁部材の接合構造。 In the joint structure of the precast concrete beam member that joins the precast concrete beam member disposed on both sides of the column beam joint member,
The precast concrete beam member has a first mechanical joint in which a beam main bar is inserted at one end, and the beam main bar protrudes from the other end, and the column beam joint member A second mechanical joint is disposed, and a joining rebar is disposed between the first and second mechanical joints, and the first mechanical joint is the first mechanical joint. The main reinforcing bar inserted into the joint is joined to the joining reinforcing bar, and the second mechanical joint is joined to the joining reinforcing bar and the main reinforcing beam protruding from the other end of the precast concrete beam member. At least one of the first and second mechanical joints is provided with a backlash capable of absorbing construction errors of the joining reinforcing bars to be inserted.
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