JP2011088159A - レーザ加工機の加工ヘッド - Google Patents

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Kazuhiro Takabayashi
一裕 高林
Shogo Tagawa
省吾 田川
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Abstract

【課題】高速移動位置決め時のノズルユニットとワークとの衝突時における加工ヘッドの破損を防止可能なレーザ加工機の加工ヘッドの提供。
【解決手段】被加工材に対してX、Y2軸方向に相対的に移動位置決め自在かつZ軸方向に昇降位置決め自在のレーザ加工機の加工ヘッド1にして、加工ヘッド本体にアシストガス噴射ノズルを備えたセンサヘッド組立体13を設け、該センサヘッド組立体に下方に凸の曲面形状を有するセンサヘッド保護カバー19を備えたセンサヘッド保護手段15を着脱交換自在に設け、前記加工ヘッドと前記被加工材の端部または被加工材上面側の立ち上がり部とが衝突した際に、センサヘッド保護手段が前記被加工材の端部または立ち上がり部に乗り上げて前記加工ヘッドをZ軸上方へ強制的に移動させて衝突部を通過することにより衝突時の衝撃を緩和することを特徴とするレーザ加工機の加工ヘッド。
【選択図】図1

Description

本発明はレーザ加工機の加工ヘッドに関する。
従来より、レーザ加工機の加工ヘッドに設けられたノズルユニットとワークとが衝突した際に、ノズルユニットを加工ヘッドに対して揺動可能にして、ノズルユニットの破損を未然に防止するレーザ加工装置の加工ヘッドが提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1記載の加工ヘッドのより詳細な構成は、集光レンズ(20)を収容したレンズホルダの下端部の取付部材(15)にノズルユニット(17)を揺動可能に装着し、前記取付部材(15)の下端面と、前記ノズルユニット(17)に設けられた連結部材(24)の上面との間にコイルばね(30)を介在させて設け、前記ノズルユニット(17)を常に正規位置に付勢保持する様にしたことを特徴とするものである。
特開2006−007280号公報
上述の如く、レーザ加工機の加工ヘッドに設けられたノズルユニットとワークとが衝突した際にノズルユニットを加工ヘッドに対して揺動可能にして、ノズルユニットの破損を未然に防止するレーザ加工装置の加工ヘッドが提案されてはいるが、高速度で加工ヘッドの移動位置決めがなされる高速レーザ加工機においては、バネ等の弾性部材を介して加工ヘッドを揺動可能にする構成では、加工ヘッドの高速移動位置決め時の加速時または減速時におけるばねの伸縮動作によるばねの振動により、加工ヘッドまで振動して高速時の位置決め精度が低下するという問題がある。
したがって、高速度の移動位置決めが可能なレーザ加工機では、高速移動位置決め時の加速または減速時における位置決め精度を維持するために、ノズルユニット部は加工ヘッドにボルトにより強固に固定してある。そのため、ノズルユニットとワークとが衝突した際には、加工ヘッドの強度的に弱い部位が破壊されるという問題がある。
本発明は上述の如き問題を解決するために成されたものであり、本発明の課題は、高速移動位置決め時のノズルユニットとワークとの衝突時における加工ヘッドの破損を防止可能なレーザ加工機の加工ヘッドを提供することである。
上述の課題を解決する手段として請求項1に記載のレーザ加工機の加工ヘッドは、被加工材に対してX、Y2軸方向に相対的に移動位置決め自在かつZ軸方向に昇降位置決め自在のレーザ加工機の加工ヘッドにして(ここにX、YおよびZ軸は互いに直交するものとする)、加工ヘッド本体にアシストガス噴射ノズルを備えたセンサヘッド組立体を設け、該センサヘッド組立体に下方に凸の曲面形状を有するセンサヘッド保護カバーを備えたセンサヘッド保護手段を着脱交換自在に設け、前記加工ヘッドと前記被加工材の端部または被加工材上面側の立ち上がり部とが衝突した際に、前記センサヘッド保護手段が前記被加工材の端部または立ち上がり部に乗り上げて前記加工ヘッドをZ軸上方へ強制的に移動させて衝突部を通過することにより衝突時の衝撃を緩和することを特徴とするものである。
請求項2に記載のレーザ加工機の加工ヘッドは、請求項1に記載のレーザ加工機の加工ヘッドにおいて、前記加工ヘッドのZ軸駆動手段がリニアモータであることを特徴とするものである。
本願発明のレーザ加工機の加工ヘッドによれば、加工ヘッドと被加工材の端部または被加工材の表面側の立ち上がり部とが衝突した際に、センサヘッド保護装置が被加工材の端部または立ち上がり部に乗り上げて前記加工ヘッドをZ軸上方へ強制的に移動させて衝突部を通過するので衝突時の衝撃が緩和され加工ヘッドの破損を防止することができる。
また、高速度での加工ヘッドの移動位置決め時においても、ノズル部と加工ヘッド本体とをバネ等の弾性部材を介さずに一体的に固定した構成としたので、加工ヘッドの高速移動位置決め時の加速時または減速時に位置決め精度が低下するという問題がない。
本願発明に係る加工ヘッドの全体を示す外観図。 本願発明に係る加工ヘッドの分解組立図。 センサヘッド9へのノズル5の取付図。 本願発明に係るセンサヘッド保護手段15の分解組立図。 センサヘッド9へのセンサヘッド保護手段15の取付図。 センサヘッド保護手段15を装着したセンサヘッド組立体31の加工ヘッドへの装着図。 本願発明に係る加工ヘッドと被加工材Wの表面側の立ち上がり部39との衝突状態を示す図。
以下、本発明の実施の形態を図面によって説明する。
図1〜図3を参照するに、レーザ加工機(図示省略)の加工ヘッド1の加工ヘッド本体3内部には、例えば、集光レンズの如き集光用光学系(図示省略)が設けてあり、この集光用光学系の下方には被加工材(図示省略)の表面に集光されるレーザビームが通過可能で、かつアシストガスを加工部に噴射する噴射口(図示省略)を有するアシストガス噴射ノズル5が後述のセンサヘッド組立体13に着脱可能に設けてある。なお、アシストガスは、加工ヘッド本体3の外部に設けた管路4を介してアシストガス噴射ノズル5に供給される。
図3に示すように、前記センサヘッド組立体13は、センサヘッド本体7の内部に漏斗状の静電容量センサ部9aを備えたセンサヘッド9を装着してなり、前記漏斗状の静電容量センサ部9aはセンサヘッド本体7から下方に突出した態様になっている。
図4を参照するに、前記センサヘッド組立体13に装着して前記静電容量センサ部9aと前記アシストガス噴射ノズル5とを衝突時の衝撃から保護するためのセンサヘッド保護手段15の構成が示してある。
センサヘッド保護手段15は、前記漏斗状の静電容量センサ部9aの外周部にぴったりと嵌合する、例えば、ナイロンまたはゴムなどの弾性部材からなる円形皿状の衝撃吸収部材17と、この衝撃吸収部材17の外周部にぴったりと嵌合して衝撃吸収部材17を保持するセンサヘッド保護カバー19とを有している。なお、前記センサヘッド保護カバー19の底部には、前記アシストガス噴射ノズル5の外周より少し大きな貫通穴20が設けてある。
前記衝撃吸収部材17の底部には、前記アシストガス噴射ノズル5が挿通可能な穴が設けてある。また、衝撃吸収部材17の上部外周には第1周溝17aが形成してあり、この第1周溝17aに左右一対の半円状の保持部材21、23が係合してある。また、この保持部材21、23のそれぞれにはセンサヘッド本体7に取り付けるためのフランジ21a、23aが設けてある。
前記センサヘッド保護カバー19は、前記衝撃吸収部材17の前記第1周溝17aより若干下に設けた第2周溝17bに複数の止めねじ25により着脱可能に固定してある。また、センサヘッド保護カバー19はアルミニウムまたはチタン等の軽量金属からなり、その外側の形状はお椀状の曲面形状をなしており、例えば下方に凸の回転放物面に形成してある。
図5を参照するに、前記センサヘッド組立体13に前記センサヘッド保護手段15を装着したセンサヘッド保護カバー19付きのセンサヘッド組立体31が示してある。なお、センサヘッド保護手段15のセンサヘッド組立体13への装着は、前記左右一対の半円状の保持部材21、23のフランジ21a、23aをボルト29とスペーサ27を用いて前記センサヘッド組立体13に固定する。
図6は、センサヘッド保護カバー19付きのセンサヘッド組立体31を前記加工ヘッド本体3に設けた水平なガイド溝33(図2参照)に装着する状態を示した図である。前記加工ヘッド本体3には、前記保持部材21、23に形成した係止部21b、23bが係合する係合穴35を備えた係止板37が取付てあり、この係止板37の係合穴35にセンサヘッド保護カバー19付きのセンサヘッド組立体31の前記保持部材21、23に形成した係止部21b、23bが係合させることにより、保護カバー19付きのセンサヘッド組立体31が確実に保持されるようになっている。
なお、上述のレーザ加工機(図示省略)の加工ヘッド1は、被加工材Wに対してX、Y2軸方向に公知の駆動手段により相対的に移動位置決め自在であり、かつ、前記X、Y軸に直交するZ軸方向の移動位置決めはリニアモータ駆動により昇降位置決め自在に設けてある。なお、リニアモータによるZ軸の駆動手段については、例えば、特開2002−142438号公報にも記載されている。
図7に示すように、例えば、加工ヘッド1がX軸方向に高速移動中に被加工材Wの切り起こし加工部39とセンサヘッド保護カバー19とが衝突した場合、上記構成の加工ヘッド1によれば、センサヘッド保護カバー19の曲面の作用によりZ軸駆動手段であるリニアモータに過負荷が発生し、リニアモータの停止保持力に抗して加工ヘッド1は強制的に矢印A方向に移動上昇するので衝撃力が緩和されて加工ヘッド1の破損が防止される。
また、センサヘッド保護カバー19からの衝撃力は、衝撃吸収部材17により吸収緩和されるので、センサヘッド9とアシストガス噴射ノズル5を破損から保護することができる。
1 加工ヘッド
3 加工ヘッド本体
5 アシストガス噴射ノズル
7 センサヘッド本体
9 センサヘッド
9a 静電容量センサ部
13 センサヘッド組立体
15 センサヘッド保護手段
17 衝撃吸収部材
17a 第1周溝
17b 第2周溝
19 センサヘッド保護カバー
21 保持部材
21a フランジ
21b 係止部
23 保持部材
23a フランジ
23b 係止部
25 止めねじ
27 スペーサ
29 ボルト
31 保護カバー19付きのセンサヘッド組立体
33 ガイド溝
35 係合穴
37 係止板
39 切り起こし加工部

Claims (2)

  1. 被加工材に対してX、Y2軸方向に相対的に移動位置決め自在かつZ軸方向に昇降位置決め自在のレーザ加工機の加工ヘッドにして、加工ヘッド本体にアシストガス噴射ノズルを備えたセンサヘッド組立体を設け、該センサヘッド組立体に下方に凸の曲面形状を有するセンサヘッド保護カバーを備えたセンサヘッド保護手段を着脱交換自在に設け、前記加工ヘッドと前記被加工材の端部または被加工材上面側の立ち上がり部とが衝突した際に、前記センサヘッド保護手段が前記被加工材の端部または立ち上がり部に乗り上げて前記加工ヘッドをZ軸上方へ強制的に移動させて衝突部を通過することにより衝突時の衝撃を緩和することを特徴とするレーザ加工機の加工ヘッド。
  2. 請求項1に記載のレーザ加工機の加工ヘッドにおいて、前記加工ヘッドのZ軸駆動手段がリニアモータであることを特徴とするレーザ加工機の加工ヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015229179A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 株式会社Ihi 切断機ノズルヘッド支持装置
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CN113523553A (zh) * 2021-07-01 2021-10-22 大族激光科技产业集团股份有限公司 一种电容传感设备及激光切割头

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