JP2011087878A - 手で持たずに本の見開きのできる角度つき読書台 - Google Patents

Abstract

【課題】読書の時に両手で保持し続ける必要が無く、冬の寒い時の長時間の読書でも楽な、また、卓上に所定の角度を持って載置出来るようにして見やすく、ページ数が少なくなってもページが膨らみ本が閉じることの無い、パソコンやワープロの入力も参考書を見ながら可能な読書台を提供する。
【解決手段】斜めカット部分２を有する円筒本体１に本を見開き状態で載置し、斜めカット部分２の下部に滑り止め３を設けて安定させる。本の左右のページをページ繰り可能に押さえるために円筒本体１の左右に伸縮パイプ４を固定し、その先端にページ押さえ弁５を取り付ける。
【選択図】図１

Description

技術の分野

本の前方から斜めに下る角度を付け、見開きのままで目だけで読書ができる。本の読み始めや終わりのページ数が少なくなった方が膨れ上がったので、どうしても手が必要であった。これをなくすための読書台に関するものである。

従来、本を読むときは両手がふさがり、本を資料にしながらパソコン、ワープロなどの入力は不便で、机の上の平置きでは見づらかった。更に読み始めと読み終わり近くなるとページ数の少ない方が膨らんで本が閉じてしまうことがあった。

これには次のような欠点があった。従来、本を読むときは両手を使わなければ本は見開きにできず左右バランスの悪いページでは手を放すと本は閉じてしまった。読書中の中座も本を伏せたり栞を挟んでいた。読書には両手は本と一体のものになっていた。更に卓上の平置きでは読みづらく目との距離が一定に保てなかった。

本の前方が高く角度のついた見開きの状態で本が読めて、手で持たずともページを捲るだけで読書、筆記、描写などができる。また、寒い時には手を暖めながら目だけで本が読める。本発明は手を使うのはページ捲りだけの構成とした。

この読書台を使うと安価で見開きができるので、冬の長時間の読書もページを捲るだけで目で本が読める。両手は空くので他のことをしながらでも本が読める。本の前方が高く角度が付いているので読みやすく、パソコンやワープロの転記などは資料本を見ながら打ち込める。図書館や学校で多量に利用することもできる。

以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
底無しの筒状の円筒本体（１）を置き、本の前方は円筒本体（１）の上に置き、手前は貝形の滑り止め（３）の中央で本を開けると斜めカット部分（２）に表紙が沿い安定する。読み始めや読み終わり近くになると、本のバランスが悪くなり少なくなったページが膨れ上がってくるので、本の縦寸法に自然に合うように伸縮パイプ（４）設けた。この先のページ押さえ弁（５）で押さえるようにした。この弁は本の厚みにより余裕をみって蝶ネジで調整をする。読書台の斜めカット部分（２）に開いたた本は３５度前後の角度がつき読みやすくした。以上のような構造である。

本発明の平面図である。 本発明の正面の立面図である。 本発明の後方の立面図である。 本発明の斜視図である。 本発明の断面図である。

１ 円筒本体
２ 斜めカット部分
３ 滑り止め
４ 伸縮パイプ
５ ページ押さえ弁
６ 内蔵バネ
７ 蝶ネジ

Claims (2)

1. 本のサイズで、開いた左右両端寸法の約３分の１程度の高さと３分の２程度の直径の円筒本体（１）で底は無いものとする。この直径の中心線付近より手前の中央に本の滑り止め部分（３）を残して、その最も低いところで円筒（１）の高さの４分の１程度まで角度を付けて斜めに下がるように左右をカット（２）する。円筒本体（１）の中央奥の上部からこのカットに添わせて斜めに本を置くと滑り止め（３）の内側は床面に着くので本の角度は約３５度前後になる。貝形をした滑り止め（３）内側角度は本に対して約９０度にすると本はめくりやすく本を傷めない。その貝形をした滑り止め（３）の高さは円筒本体（１）の２分の１位とする。尚、本を見る角度によってはこの限りではない。
2. 本は読み始めや読み終わりのページ数の少なくなった方が膨れ上がるので、本の縦サイズに合うように伸縮パイプ（４）にバネを内蔵する。この伸縮パイプは円筒本体の手前滑り止め（３）の下部から前方上部にＶ型に固定をする。その先端に本の厚みに余裕をもたせた長さに蝶ネジ（７）で調整した金具のページ押さえ弁（５）を設ける。このページ押さえ弁（５）は左右自在に傾くようにしてページ数が少なくなるほど角度が大きくなるようにする。このページ押さえ弁（５）の傾きの重みで膨れ上がりを押さえるようにした。また、ページを捲ったときの挟み込みにもこの傾き長さの余裕が必要になる。

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