JP2011082611A - 通信方法、通信装置、及びプログラム - Google Patents

通信方法、通信装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】秘匿化すべきメタデータが別装置に送信される際の漏出を極力防止することを目的とする。
【解決手段】送信元の装置が管理しているデータから送信するデータを特定する特定手段と、特定されたデータのメタデータ中のプロパティ値を取得する取得手段と、特定されたデータの送信先の装置を特定する送信先装置特定手段と、送信先装置特定手段で特定された送信先の装置が管理しているデータのメタデータ中のプロパティ値を取得するプロパティ値取得手段と、プロパティ値取得手段で取得されたプロパティ値と取得手段で取得されたプロパティ値とを比較する比較手段と、比較された結果、送信先の装置が管理している特定のデータのプロパティ値が存在していない場合は特定のデータのプロパティ値に対応する取得手段で取得されるプロパティ値を特定手段で特定されたデータから削除してデータを送信する送信手段と、を備えることで課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信方法、通信装置、及びプログラムに関する。
利用場所や利用方法やアクセス権等の利用環境に応じて、文書中の固有名を匿名化する際の匿名化レベルを動的に調整する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、文書に対して明示的にメタデータの削除を指示することで文書のメタデータを削除する技術が開示されている(例えば、非特許文献1参照)。
特開2006−185311号公報
インターネット<URL:http://support.microsoft.com/kb/834427/>
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、利用環境に応じて、文書中の固有名を匿名化するため、通常の操作で閲覧できない文書のメタデータに対する秘匿化や固有名以外の秘匿化ができない。また、明示的にメタデータの削除を行う非特許文献1に記載の方法では、転送時に自動で削除が行われないので、メタデータを削除せずに転送してしまう場合があった。故に、送信先の装置が管理していないメタデータのプロパティ値が漏洩する事態が生じ得る。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、送信先の装置が管理していないデータが漏洩する事態を極力回避することを目的とする。
そこで、本発明は、送信元の装置が管理しているデータから送信するデータを特定する特定工程と、前記特定工程で特定されたデータのメタデータ中のプロパティ値を取得する取得工程と、前記特定工程で特定されたデータの送信先の装置を特定する送信先装置特定工程と、前記送信先装置特定工程で特定された送信先の装置が管理しているデータのメタデータ中のプロパティ値を取得するプロパティ値取得工程と、前記プロパティ値取得工程で取得されたプロパティ値と前記取得工程で取得されたプロパティ値とを比較する比較工程と、前記比較工程で比較された結果、前記特定工程で特定されたデータに前記送信先の装置が管理している特定のデータのプロパティ値が存在する場合は前記特定工程で特定されたデータを送信し、前記特定工程で特定されたデータに前記特定のデータのプロパティ値が存在していない場合は前記特定のデータのプロパティ値に対応する前記取得工程で取得されるプロパティ値を前記特定工程で特定されたデータから削除してデータを送信する送信工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、送信先の装置が管理していないデータが漏洩する事態を極力回避することができる。
送信元装置の機能構成を示す図である。 送信元装置のハードウェア構成を示す図である。 データ送信処理に係るフローチャートを示す図である。 送信データプロパティ値の例を示す図である。 送信先装置別プロパティ値の例を示す図である。 送信先装置プロパティ値の例を示す図である。 削除処理後の送信データプロパティ値の例を示す図である。 送信先装置の機能構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
本実施形態に係る送信元装置100(サーバ装置、クライアント装置等のコンピュータ装置である。)の機能について、図1を参照して説明する。なお、送信元装置100は、それぞれ単一のコンピュータ装置で実現してもよいし、必要に応じた複数のコンピュータ装置に各機能を分散して実現するようにしてもよい。複数のコンピュータ装置で構成される場合は、複数のコンピュータ装置が互いに通信可能なようにLocal Area Network(LAN)等で接続される。
図1に、データの送信を行う送信元装置100(換言するならば、通信装置)を示す。送信元装置100にあって送信データ特定部110は、送信元装置100が管理しているデータから送信するデータ(送信データ)の特定を行う。
送信元装置100にあって送信先装置特定部120は、特定されたデータを送信する先の装置(送信先装置)の特定を行う。送信する先の装置の特定とは、ネットワーク上に存在するアクセス可能な装置のホスト名、アドレス等を把握することである。
送信元装置100にあって送信データプロパティ値取得部130は、特定された送信データのメタデータ中のプロパティ(属性)と該プロパティが保持するプロパティ値(属性値)との取得を行う。
送信元装置100にあって送信先装置管理データプロパティ値取得部140は、特定された送信先装置が管理するデータのメタデータ中のプロパティ(属性)と該プロパティが保持するプロパティ値(属性値)との取得を行う。なお、送信先装置が管理するデータが複数あり、メタデータ中のプロパティが保持するプロパティ値が複数ある場合はその全ての値を取得する。
送信元装置100にあってプロパティ値比較部150は、送信データプロパティ値取得部130で取得されたプロパティ値と送信先装置管理データプロパティ値取得部140で取得されたプロパティ値との比較を行う。ここでの比較では、送信データプロパティ値取得部130で取得されたプロパティ値と同じ値が送信先装置管理データプロパティ値取得部140で取得されたプロパティ値に存在するか否かが判断される。
送信元装置100にあってデータ送信部160は、プロパティ値比較部150で比較された結果に基づき以下の処理を行う。
送信データプロパティ値取得部130で取得されたプロパティ値が既に送信先装置管理データプロパティ値取得部140で取得されたプロパティ値に含まれている場合、データ送信部160は、該プロパティ値をそのままでデータの送信を行う。他方、送信データプロパティ値取得部130で取得されたプロパティ値が送信先装置管理データプロパティ値取得部140で取得されたプロパティ値に含まれていない場合は、データ送信部160は、送信データから該プロパティ値を削除してデータの送信を行う。
なお、本実施形態では、後述するCPU201が、後述する記憶装置203等に格納されたプログラムの手順に従って処理を行うことによって、送信元装置100における機能及び後述するフローチャートに係る処理が実現される。
図2は、送信元装置100のハードウェア構成を示す図である。
201は、Central Processing Unit(CPU)であり、後述するROM202、記憶装置203に格納された制御プログラムに基づいて自デバイス(CPU201)に接続された各デバイスを制御する。202は、Read Only Memory(ROM)であり、各種の制御プログラムやデータを保持する。203は、記憶装置であり、各種制御プログラムや各種データを保存する。204は、Random Access Memory(RAM)であり、CPU201のワーク領域、エラー処理時のデータの退避領域、制御プログラムのロード領域等を有する。205は、ネットワーク・インターフェイスであり、他の装置(情報処理装置等)とネットワーク206を介して通信を行うことができる。207は、CPUバスであり、アドレスバス、データバス、及びコントロールバスを含む。なお、CPU201に対する制御プログラムの提供は、ROM202、記憶装置203等から行うこともできるし、ネットワーク206を介して他の装置(情報処理装置等)から行うこともできる。
以下、送信するデータのプロパティ値を、送信先装置が有するデータのプロパティ値によって制御するデータ送信方法について説明する。
図3は、送信元装置100が行うデータ送信処理に係るフローチャートを示す図である。図3において、331は、送信元装置100が管理しているデータであり、本実施形態では、記憶装置203内に保持されている。
ステップS301では、送信データ特定部110は、送信元装置100が管理しているデータ331から送信するデータ(送信データ)を特定する。なお、ステップS301の処理は、画面やコマンドによりファイルやフォルダが指定されて送信が指示されることにより、データ送信部160により送信されるデータを特定するためのプログラムが呼び出されて実行される。
ステップS301で特定された送信データは、特定された送信データ321として、RAM204内に保持される。送信データの特定は、一度に複数指定できることが好ましい。本実施形態では、ファイル「IMG0001.jpeg」、「IMG0002.jpeg」、「IMG0003.jpeg」、「IMG0004.jpeg」、「IMG0005.jpeg」、及び「IMG0006.jpeg」が送信データとして特定される。
次に、ステップS302では、送信先装置特定部120は、送信可能装置情報332から送信先装置を特定する。ステップS302の処理は、送信可能装置情報332中から画面やコマンドにより装置が特定されることにより行われる。なお、送信可能装置情報332は、送信元装置100からデータ送信可能な装置のホスト名、アドレス等、装置を特定する識別子の情報を保持している。ステップS302で特定された装置の情報は、送信先装置情報322として、RAM204内に保持される。本実施形態では、「HOST-A」が送信先装置情報322として指定され、保持されるものとする。
次に、ステップS303では、送信データプロパティ値取得部130は、特定された送信データ321におけるメタデータ中のプロパティ値の取得を行う。メタデータは、Exif情報のように送信データのファイルと一体として管理されている場合や、別ファイルとして管理されている場合がある。ここでは、管理されている形態は問わない。323は、特定された送信データにおけるメタデータ中のプロパティ値である。本実施形態における送信データプロパティ値323について図4を参照してより詳細に説明する。
図4において、401は、送信データのファイル名である。402は、送信データのファイルのメタデータである。本実施形態では、メタデータ中には「被写体」というプロパティ(属性)が1つ存在する。図4中に示す送信データプロパティ値323の例では、ファイル名401が「IMG0001.jpeg」については、被写体402の値が「花子」である。つまり、ファイル名「IMG0001.jpeg」というJPEGファイルのメタデータは、プロパティ「被写体」と、該プロパティの値「花子」とを含んで構成される。以下同様に、ファイル名401が「IMG0002.jpeg」については、被写体402の値が「次郎」である。ファイル名401が「IMG0003.jpeg」については、被写体402の値が「太郎」である。ファイル名401が「IMG0004.jpeg」については、被写体402の値が「次郎」である。ファイル名401が「IMG0005.jpeg」については、被写体402の値が「花子」である。ファイル名401が「IMG0006.jpeg」については、被写体402の値が「(無し)」である。
次に、ステップS304では、送信先装置管理データプロパティ値取得部140は、送信先装置情報322を基に、送信元装置100が管理している送信先装置別プロパティ値333から、送信先装置の保持しているプロパティ値の取得を行う。
図5を参照して、送信元装置100が管理している送信先装置別プロパティ値333についてより詳細に説明する。
図5において、501は、送信先装置の装置名(ホスト名)である。502は、送信先装置内に現在あるデータのメタデータ中のプロパティ値である。送信先装置別プロパティ値333の例では、ホスト名501が「HOST-A」である装置では、被写体502の値として「太郎」と「次郎」とがあり、ホスト名501が「HOST-B」である装置では、被写体502の値として「美樹」があることを示している。
本実施形態における例では、送信先装置情報322が「HOST-A」であるので、ステップS304では、送信元装置100が管理している送信先装置別プロパティ値333から、ホスト名501が「HOST-A」のプロパティ値(太郎と次郎と)を取得する。
図6は、ステップS304の処理で取得したプロパティ値の送信先装置プロパティ値324を示している。送信先装置プロパティ値324の例では、ホスト名601が「HOST-A」であり、被写体602の値として「太郎」と「次郎」とが取得されたことを示している。
つまり、送信データの送信先装置(HOST-A)に存在するデータ中のメタデータとして、被写体というプロパティがあり、プロパティ値として「太郎」と「次郎」とが保持されている。
次に、図3に示すように、プロパティ値比較部150は、送信データプロパティ値323に保持されている送信データの件数分、以下の処理を行う。ここでは、今まで説明してきた本実施形態における例となるデータに基づき説明する。
まず、ステップS305では、プロパティ値比較部150は、送信データプロパティ値323の1件目のプロパティ値と送信先装置プロパティ値324のプロパティ値とを比較する。送信データプロパティ値323の1件目は、図4に示すように、ファイル名401が「IMG0001.jpeg」で、被写体402の値が「花子」である。送信先装置プロパティ値324のプロパティ値は、「太郎」と「次郎」とである。したがって、1件目の送信データプロパティ値323の「花子」は、送信先装置プロパティ値324に存在していないので、プロパティ値比較部150は、続いてステップS306の処理を行う。
ステップS306では、プロパティ値比較部150は、送信データプロパティ値323の1件目であるファイル名401が「IMG0001.jpeg」の被写体402のプロパティ値に対し、「花子」の削除を行う。
プロパティ値比較部150は、1件目の処理が終わると、送信データプロパティ値323の次のデータの処理を行う。
例えば、ステップS305では、プロパティ値比較部150は、送信データプロパティ値323の2件目のプロパティ値と送信先装置プロパティ値324のプロパティ値とを比較する。送信データプロパティ値323の2件目は、ファイル名401が「IMG0002.jpeg」であり、被写体402の値が「次郎」である。送信先装置プロパティ値324のプロパティ値は、「太郎」と「次郎」とである。したがって、被写体402の値「次郎」は、送信先装置プロパティ値324に存在しているので、プロパティ値比較部150は、被写体402の値「次郎」を削除せずに残し、次のデータの処理を行う。
以下同様に、3件目は「太郎」であるので、削除せずに残す。4件目は「次郎」であるので、削除せずに残す。5件目は「花子」であるので、削除する。6件目は元々プロパティ値がないので、そのまま何もしない。
以上のように、全ての送信データプロパティ値323に保持しているデータについて処理が行われと、ステップS307へ処理が進む。
図7は、送信データプロパティ値323がステップS305,S306の処理を完了した後の送信データプロパティ値の例である。
図7中に示す送信データプロパティ値の例では、ファイル名401が「IMG0001.jpeg」については、被写体402の値が「(無し)」である。ファイル名401が「IMG0002.jpeg」については、被写体402の値が「次郎」である。ファイル名401が「IMG0003.jpeg」については、被写体402の値が「太郎」である。ファイル名401が「IMG0004.jpeg」については、被写体402の値が「次郎」である。ファイル名401が「IMG0005.jpeg」については、被写体402の値が「(無し)」である。ファイル名401が「IMG0006.jpeg」については、被写体402の値が「(無し)」である。ここで、ファイル名401が「IMG0001.jpeg」と「IMG0005.jpeg」とについては、図4では、被写体402の値が「花子」であったのが、図7では、被写体402の値が「(無し)」に変わっていることがわかる。
次に、ステップS307では、データ送信部160は、特定された送信データ321に対し、送信データプロパティ値323についての処理後の送信データプロパティ値(図7)を適用し、送信先装置情報322が示す装置に対してデータの送信を行う。例えば、データ送信部160は、1件目の送信データプロパティ値323に対して存在しないと判断されたプロパティ値に対応する「花子」を送信データから削除する。なお、データの送信は、CPU201により動作するプログラム、ドライバ等によりネットワーク・インターフェイス205からネットワーク206を介して行われる。
本実施形態では、送信データの全てのプロパティ値を比較後に、まとめてデータの送信を行っているが、1件ずつ比較と送信とを行ってもよい。また、本実施形態では、送信データのプロパティは「被写体」1つであったが、「撮影場所」や「撮影者」等、複数のプロパティがあってもよい。
このように、送信データのメタデータ中のプロパティ値が、送信先装置が管理するデータのメタデータ中のプロパティ値として存在する場合は、送信元装置100は、プロパティ値を削除せずにデータを送信する。他方、存在しない場合は、送信元装置100は、プロパティ値を削除してデータを送信する。したがって、送信先装置が管理していないメタデータのプロパティ値が漏洩する事態を極力回避することができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、送信先装置が保持しているデータのプロパティ値を送信先装置管理データプロパティ値取得部140が管理し、取得する。本実施形態では、送信元装置100が送信先装置に対して該送信先装置が保持しているデータのプロパティ値の取得を要求し、受け取る例を説明する。
ここで、本実施形態に係る構成は、基本的に第1の実施形態と同様であるので、第1の実施形態で説明していない主な構成について図8を参照して説明する。なお、送信先装置管理データプロパティ値取得部140は、例えば送信データプロパティ値取得部130より取得の依頼を受けると、ネットワーク・インターフェイス205等を介して送信先装置に対して送信先装置が保持するプロパティ値の取得要求を出す。
送信先装置800は、送信元装置100からのデータの送信を受けることが可能な通信装置であり、送信先装置管理データプロパティ値取得部140からのプロパティ値の取得要求に基づき以下の処理を行う。
送信先装置800にあって、装置内プロパティ値取得部810は、送信元装置100からのプロパティ値の取得要求を受信する。受信後、装置内プロパティ値取得部810は、送信先装置800が管理しているデータのメタデータ中のプロパティ値を取得する。ここで、装置内プロパティ値取得部810は、プロパティ値として重複している値は1つに集約する。そして、装置内プロパティ値取得部810は、取得したプロパティ値を送信元装置100に対して送信する。
なお、送信先装置800は、図2に示すハードウェア構成を有する。よって、CPU201が、記憶装置203等に格納されたプログラムの手順に従って処理を行うことによって、送信先装置800における機能及び処理が実現される。例えば、取得したプロパティ値については、要求元の送信元装置100に対し、CPU201により動作するプログラム、ドライバ等によりネットワーク・インターフェイス205からネットワーク206を介して送信が行われる。
<第3の実施形態>
本実施形態においては、送信先装置が現在管理しているデータのメタデータ中のプロパティ値だけではなく、過去のプロパティ値や将来のプロパティ値を対象とする例を説明する。すなわち、第1の実施形態に係る送信先装置管理データプロパティ値取得部140では、送信先装置で現在管理しているデータのメタデータ中のプロパティ値を取得する。しかしながら、送信先装置で現在管理しているデータのメタデータ中のプロパティ値を取得する構成に限られるものではない。
例えば、送信先装置管理データプロパティ値取得部140は、一度管理したデータのメタデータ中のプロパティ値を永続的に保持することにより、過去に存在したプロパティ値を把握し、過去のプロパティ値を取得してもよい。また、送信先装置管理データプロパティ値取得部140が管理するプロパティ値は、現在のプロパティ値及び過去のプロパティ値に限られるものではない。例えば、送信先装置管理データプロパティ値取得部140は、将来のプロパティ値を取得してもよい。
ここで、送信先装置で管理しているデータのメタデータ中のプロパティ値としては存在していないが、送信先装置でメタデータ付与のために管理している辞書(例えば、顔辞書)で保持している値は、将来のプロパティ値となり得る。顔辞書とは、顔の特徴量をキーとし、氏名を値とする辞書であり、画像中の顔部分を識別し、顔特徴量をキーとして顔辞書に対し検索することで、その顔の氏名を取得することができる。つまり、送信先装置の顔辞書に「花子」という氏名が登録されている場合は、将来「花子」という値がプロパティ値として付く可能性がある。したがって「花子」という値は、既知と見なすことができる。そのため、送信先装置で管理しているデータのメタデータ中のプロパティ値に「花子」が無くても、プロパティ値として保持する。
この構成によれば、例えば、データ送信時に「花子」というプロパティ値の削除が不要となる。なお、本実施形態に係る構成については、第1の実施形態に示す構成と基本的に同様である。
<第4の実施形態>
第1の実施形態から第3の実施形態までにおいて、プロパティ値の取得及び比較が、無条件に行われる例を説明した。しかしながら、プロパティ値の取得及び比較は、無条件に行われる構成に限られるものではない。
さらに、無条件で送信データのプロパティ値を削除して送信する送信方法と、無条件で送信データのプロパティ値を削除しないで送信する送信方法とを選べることも好ましい。ここで、選べる方法としては、以下のような種類がある。すなわち、装置の単位に選ぶ方法、送信の単位に選ぶ方法、送信するデータの単位に選ぶ方法、送信するデータのプロパティの単位に選ぶ方法、送信するデータのプロパティ値の単位に選ぶ方法である。
ここでは、プロパティの単位に選ぶ方法についてより具体的に説明する。第1の実施形態においては、プロパティ「被写体」について、送信先装置のプロパティ値により削除を制御する方法を説明した。しかしながら、プロパティは「被写体」に限られるものではない。
例えば、プロパティとして、被写体に加えて撮影年月日がある場合に、撮影年月日は、特に秘匿化する必要性がないと判断できる。このような場合、被写体については、送信先装置が保持するプロパティ値によって制御し、撮影年月日については、送信先装置が保持するプロパティ値に関係なくそのまま送信する設定を行う。
この構成によれば、送信データのメタデータ中の被写体の値は、送信先装置が保持している値のみ送信され、送信先装置が保持していない値は削除される。これに対し、送信データのメタデータ中の撮影年月日の値は、送信先装置が保持している値に関係なく削除することなくそのまま送信される。
<第5の実施形態>
第1の実施形態から第4の実施形態までにおいて、プロパティ値の取得及び比較が、プロパティ値そのもので行われる例を説明した。しかしながら、これに限られるものではない。例えば、一方向のハッシュ関数によるハッシュ値を使用することで、送信元装置と送信先装置とがお互いに保持しているプロパティ値を秘匿にしたまま比較することも好ましい。
<第6の実施形態>
第1の実施形態から第5の実施形態までにおいて、プロパティ値は、一致(被写体のように完全一致)する例を説明した。しかしながら、これに限られるものではない。例えば、GPSの位置情報等の場合は、ある範囲内にあるものを一致したと見なすことも好ましい。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 送信元装置、110 送信データ特定部、120 送信先装置特定部、130 送信データプロパティ値取得部、140 送信先装置管理データプロパティ値取得部、150 プロパティ値比較部、160 データ送信部

Claims (5)

  1. 送信元の装置が管理しているデータから送信するデータを特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定されたデータのメタデータ中のプロパティ値を取得する取得工程と、
    前記特定工程で特定されたデータの送信先の装置を特定する送信先装置特定工程と、
    前記送信先装置特定工程で特定された送信先の装置が管理しているデータのメタデータ中のプロパティ値を取得するプロパティ値取得工程と、
    前記プロパティ値取得工程で取得されたプロパティ値と前記取得工程で取得されたプロパティ値とを比較する比較工程と、
    前記比較工程で比較された結果、前記特定工程で特定されたデータに前記送信先の装置が管理している特定のデータのプロパティ値が存在する場合は前記特定工程で特定されたデータを送信し、前記特定工程で特定されたデータに前記特定のデータのプロパティ値が存在していない場合は前記特定のデータのプロパティ値に対応する前記取得工程で取得されるプロパティ値を前記特定工程で特定されたデータから削除してデータを送信する送信工程と、
    を備えることを特徴とする通信方法。
  2. 前記プロパティ値取得工程では、前記送信先の装置で管理しているデータのメタデータ中のプロパティ値を管理し、取得することを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  3. 前記プロパティ値取得工程では、前記送信先の装置で管理していたデータのメタデータ中のプロパティ値及び前記送信先の装置で付与する可能性のあるプロパティ値を取得することを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  4. データを送信する通信装置であって、
    当該通信装置が管理しているデータから送信するデータを特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定されたデータのメタデータ中のプロパティ値を取得する取得手段と、
    前記特定手段で特定されたデータの送信先の装置を特定する送信先装置特定手段と、
    前記送信先装置特定手段で特定された送信先の装置が管理しているデータのメタデータ中のプロパティ値を取得するプロパティ値取得手段と、
    前記プロパティ値取得手段で取得されたプロパティ値と前記取得手段で取得されたプロパティ値とを比較する比較手段と、
    前記比較手段で比較された結果、前記特定手段で特定されたデータに前記送信先の装置が管理している特定のデータのプロパティ値が存在する場合は前記特定手段で特定されたデータを送信し、前記特定手段で特定されたデータに前記特定のデータのプロパティ値が存在していない場合は前記特定のデータのプロパティ値に対応する前記取得手段で取得されるプロパティ値を前記特定手段で特定されたデータから削除してデータを送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  5. 送信元の装置が管理しているデータから送信するデータを特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定されたデータのメタデータ中のプロパティ値を取得する取得工程と、
    前記特定工程で特定されたデータの送信先の装置を特定する送信先装置特定工程と、
    前記送信先装置特定工程で特定された送信先の装置が管理しているデータのメタデータ中のプロパティ値を取得するプロパティ値取得工程と、
    前記プロパティ値取得工程で取得されたプロパティ値と前記取得工程で取得されたプロパティ値とを比較する比較工程と、
    前記比較工程で比較された結果、前記特定工程で特定されたデータに前記送信先の装置が管理している特定のデータのプロパティ値が存在する場合は前記特定工程で特定されたデータを送信し、前記特定工程で特定されたデータに前記特定のデータのプロパティ値が存在していない場合は前記特定のデータのプロパティ値に対応する前記取得工程で取得されるプロパティ値を前記特定工程で特定されたデータから削除してデータを送信する送信工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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