JP2011081976A - バックライト用導光部材 - Google Patents

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浩一郎 渡辺
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Abstract

【課題】熱膨張率が異なる導光板と反射フィルムを貼り合わせたバックライト用導光部材において、高温時の熱膨張によっても反射フィルムにテンションがかからず、常温に戻しても反射フィルムが撓み変形しないようにして、輝度ムラの発生を防止し、薄型化する。
【解決手段】熱膨張率が異なる導光板1と反射フィルム2とを周囲で貼り合わせて構成されるバックライト用導光部材であって、導光板1の反射フィルム2と反対側表面の周囲に、反射フィルム2との貼り合わせ部分の内側に沿ってスリット4を形成する。具体的には、導光板1と反射フィルム2とは両面テープ3で貼り合わされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、熱膨張率が異なる導光板と反射フィルムを貼り合わせたバックライト用導光部材に関する。
透過型の液晶表示装置では、LED(発光ダイオード)を光源として使用したバックライトが使用され、そのバックライトの導光部材は、導光板と反射フィルムを貼り合せて構成される(例えば特許文献1参照)。通常、ポリカ(ポリカーボネートの略称)製の導光板と、PET(ポリエチレンテレフタレート)製の反射フィルムとが周囲で両面テープにより貼り合わされている。
特開2007−128821号公報
しかし、ポリカの熱膨張率はPETの約2.5倍もあるので、導光板、反射フィルム、両面テープの薄型化に伴って、高温時のポリカの熱膨張に追従できず、導光板と反射フィルムとに貼りズレが発生し、結果として常温に戻した時に反射フィルムが撓み変形して輝度ムラが発生してしまうので、バックライトユニットの各素材の薄型化の妨げになっていた。
すなわち、図8は従来のバックライト用導光部材の高温環境下を示したもので、PETよりもポリカの熱膨張率が高いので、高温環境下では、図示のように、ポリカ製の導光板1が膨張し、両面テープ3が導光板1から一部ズレてしまい、PET製の反射フィルム2にテンションがかかる。
次に、図9は図8の状態から常温に戻した状態の問題を示したもので、常温に戻すと、図示のように、熱膨張率が高いポリカ製の導光板1が大きく収縮するが、これよりも熱膨張率が低いPET製の反射フィルム2の収縮幅は小さいので、反射フィルム2は撓み変形し、導光板1からの光の反射の均一性が損なわれるので、輝度ムラが発生する。
以上のような条件より、反射フィルム2及び両面テープ3の各素材の薄型化には限界があり、最終的には製品の薄型化を妨げていた。
本発明の課題は、熱膨張率が異なる導光板と反射フィルムを貼り合わせたバックライト用導光部材において、高温時の熱膨張によっても反射フィルムにテンションがかからず、常温に戻しても反射フィルムが撓み変形しないようにして、輝度ムラの発生を防止し、薄型化することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、熱膨張率が異なる導光板と反射フィルムとを周囲で貼り合わせて構成されるバックライト用導光部材であって、前記導光板の前記反射フィルムと反対側表面の周囲に、前記反射フィルムとの貼り合わせ部分の内側に沿ってスリットを形成したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のバックライト用導光部材であって、前記導光板と反射フィルムとを両面テープで貼り合わせたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のバックライト用導光部材であって、前記両面テープは低温硬化材料により形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のバックライト用導光部材であって、前記両面テープは柔軟性材料により形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、高温時の熱膨張により反射フィルムにテンションがかかった場合は、導光板のスリット部が変形することよりテンションを逃がし、余分なテンションがないので、導光板と反射フィルムに貼りズレは発生しない。また、常温に戻した時には反射フィルムが撓み変形しないので、輝度ムラが発生しない。従って、バックライト用導光部材を構成する各素材を薄型化できる。
本発明を適用した一実施形態の構成を示すもので、バックライト用導光部材の要部を破断して示した斜視図である。 図1のバックライト用導光部材の高温環境下を示した断面図である。 図2の状態から常温に戻した状態を示した断面図である。 図3の状態から低温環境下の問題を示した断面図である。 変形例1の低温環境下を示した断面図である。 変形例2の低温環境下を示した断面図である。 図6の状態から高温環境下を示した断面図である。 従来のバックライト用導光部材の高温環境下を示した断面図である。 図8の状態から常温に戻した状態の問題を示した断面図である。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
(実施形態)
図1は本発明を適用した一実施形態の構成としてバックライト用導光部材の要部を破断して示したもので、1は導光板、2は反射フィルム、3は両面テープである。
図示のように、導光板1と反射フィルム2は周囲四辺を両面テープ3で貼り合わされている。導光板1はポリカ製で、反射フィルム2はPET製である。
そして、導光板1のアクティブエリア外に沿ってスリット4を入れる。すなわち、導光板1の反射フィルム2と反対側表面の周囲4辺に、反射フィルム2との両面テープ3による貼り合わせ部分の内側に沿ってスリット4を形成する。これにより、バックライト用導光部材の反射フィルム2及び両面テープ3の各素材の薄型化に伴う高温時のポリカの熱膨張の影響を無くす。
図2は図1のバックライト用導光部材の高温環境下を示したもので、高温時にポリカ製の導光板1が熱膨張して、PET製の反射フィルム2にテンションがかかった場合は、図示のように、導光板1の周囲四辺のスリット4に沿ってその外側部分が、両面テープ3を介して反射フィルム2側に屈曲変形することで、反射フィルム2に対するテンションを逃がす。従って、反射フィルム2は余分なテンションがないので、両面テープ3の貼りズレは発生しない。
図3は図2の状態から常温に戻した状態を示したもので、常温に戻した時には、図示のように、導光板1の周囲4辺のスリット4及びその外側部分が元に戻り、反射フィルム2が撓み変形しないので、輝度ムラが発生しない。従って、バックライト用導光部材の反射フィルム2及び両面テープ3の各素材の薄型化の妨げにならない。
以上、実施形態のバックライト用導光部材によれば、導光板1の反射フィルム2と反対側表面の周囲4辺に、反射フィルム2との両面テープ3による貼り合わせ部分の内側に沿ってスリット4を形成したことにより、高温時の熱膨張により反射フィルム2にテンションがかかった場合は、導光板1のスリット4及びその外側部分が反射フィルム2側に屈曲変形してテンションを逃がし、余分なテンションがないので、導光板1と反射フィルム2に両面テープ3の貼りズレは発生しない。
また、常温に戻した時には反射フィルム2が撓み変形しないので、輝度ムラが発生しない。従って、バックライト用導光部材の反射フィルム2及び両面テープ3の各素材を薄型化できる。
(低温環境下の問題)
次に、図4は図3の状態から低温環境下の問題を示したもので、低温環境下では、図示のように、ポリカ製の導光板1は低温収縮するので、同様にPET製の反射フィルム2は撓み変形してしまう。ただし、この場合は両面テープ3のズレによる恒久的な変化は伴わないので、常温に戻すと反射フィルム2の変形はもとに戻るので、反射フィルム2の撓み変形による輝度ムラは解消される。
このような低温環境下での導光板1の収縮による反射フィルム2の撓み変形による輝度ムラの解消を企図する変形例について以下に説明する。
(変形例1)
図5は変形例1の低温環境下を示したもので、縦方向及び横方向のいずれも片側に低温硬化材料の両面テープ5を使用する。
このように、縦方向及び横方向のいずれも片側に低温硬化材料の両面テープ5を使用することにより、低温環境下において、片側の両面テープ5の粘着性が低下するので、図示のように、導光板1が低温収縮しても、その収縮に追従して低温硬化材料の両面テープ5が反射フィルム2上を滑ることによって、反射フィルム2の撓み変形を防止できる。
もちろん、常温に戻しても反射フィルム2の撓み変形はなく、輝度ムラの発生もない。
(変形例2)
図6は変形例2の低温環境下を示したもので、周囲四辺のいずれにも柔軟性材料の両面テープ6を使用する。ここで、柔軟性材料の両面テープ6は厚さが65〜100μ程度と極薄いものである。
このように、周囲四辺のいずれも柔軟性材料の両面テープ6を使用することにより、低温環境下において、両面テープ6が柔軟性材料なので、図示のように、導光板1が低温収縮しても、柔軟性材料の両面テープ6がその柔軟性により導光板1の収縮に追従する。
図7は図6の状態から高温環境下を示したもので、高温環境下において、図示のように、導光板1が熱膨張しても、柔軟性材料の両面テープ6がその柔軟性により追従する。
なお、高温・低温のいずれかから常温に戻しても、もちろん、反射フィルム2の撓み変形はなく、輝度ムラの発生もない。
(他の変形例)
以上の実施形態においては、ポリカ製の導光板とPET製の反射フィルムとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、要は熱膨張率が異なる素材であれば良い。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
1 導光板
2 反射フィルム
3 両面テープ
4 スリット
5 低温硬化材料の両面テープ
6 柔軟性材料の両面テープ

Claims (4)

  1. 熱膨張率が異なる導光板と反射フィルムとを周囲で貼り合わせて構成されるバックライト用導光部材であって、
    前記導光板の前記反射フィルムと反対側表面の周囲に、前記反射フィルムとの貼り合わせ部分の内側に沿ってスリットを形成したことを特徴とするバックライト用導光部材。
  2. 前記導光板と反射フィルムとを両面テープで貼り合わせたことを特徴とする請求項1に記載のバックライト用導光部材。
  3. 前記両面テープは低温硬化材料により形成されていることを特徴とする請求項2に記載のバックライト用導光部材。
  4. 前記両面テープは柔軟性材料により形成されていることを特徴とする請求項2に記載のバックライト用導光部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9810835B2 (en) 2015-04-17 2017-11-07 Au Optronics Corporation Backlight module
TWI661246B (zh) * 2017-08-29 2019-06-01 大陸商友達光電(廈門)有限公司 背光模組

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