JP2011072010A - 無線通信システムにおける下りリンクのチャネル構成 - Google Patents

無線通信システムにおける下りリンクのチャネル構成 Download PDF

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Abstract

【課題】オールパケット伝送に適した無線リソースの有効利用を実現するチャネル構成およびトランスポートチャネル−物理チャネル間のマッピング関係を提供する。
【解決手段】無線通信システムの下りリンクにおけるチャネル構成は、トランスポートチャネルとして、報知チャネルと、ページングチャネルと、下り共有チャネルを含み、物理チャネルとして、前記トランスポートチャネルの下り共有チャネルがマッピングされる物理下り共有チャネルを含み、各ユーザに個別に割り当てられる個別チャネルを用いることなく、前記下り共有チャネルを複数のユーザ間で共有させる構成を有し、前記物理チャネルとして、前記トランスポートチャネルの報知チャネルがマッピングされる独立した無線リソースとしての物理報知チャネル、をさらに含み、前記物理報知チャネルは、OFDM無線アクセスを用いる場合に、報知情報の種別に応じて複数のセル又は複数のセクタにわたって同一の信号を送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、広くは無線通信システムのチャネル構成に関し、特に、上りリンクおよび下りリンクにおけるトランスポートチャネルと物理チャネルの構成と、これらの間のマッピング関係に関する。
従来のWCDMA無線インタフェースのチャネル構成は、様々なサービス提供形態やマルチコール(例えば、音声呼とマルチメディア呼の同時通信)に柔軟に対応するため、物理チャネル、トランスポートチャネル、論理チャネルの3階層のチャネル構成をとっている。
WCDMA無線インタフェースのプロトコル構成は、図1(a)に示すように、レイヤ1(物理層)、レイヤ2(データリンク層)、レイヤ3(ネットワーク層)から成り、レイヤ3とレイヤ2の間のサービスアクセスポイントでは、論理チャネルが定義され、レイヤ2とレイヤ1の間では、トランスポートチャネルが定義されている。レイヤ2は、無線リンクの制御を行うRadio Link Control (RLC)と、無線リソースの割り当て制御などを行うMedia Access Control (MAC)のサブレイヤに分かれる。
物理チャネルは、トランスポートチャネルの伝送を実際の無線伝送路を使って実現するためのチャネルであり、レイヤ1の無線ノード(基地局と移動局)の間の伝送チャネルとして、時間、周波数、コード領域上の無線リソースにマッピングされる。
トランスポートチャネルは、上述のように、物理チャネルからレイヤ2のサブレイヤであるMACサブレイヤに提供される。トランスポートチャネルは、図1(b)のように、伝送形態によって分類され、無線インタフェースを介して、どのような情報がどのように転送されるかを、それぞれ特徴付けている。
従来のWCDMA無線インタフェースでは、各ユーザに個別のチャネル(DCH:Dedicated Channel)を割り当てる回線交換型の伝送を実現する構成を有している(非特許文献1参照)。
また、基地局のサービスエリア内のユーザ間で無線リソースを共有して送受信される共通トランスポートチャネルのうち、下りリンクでの報知チャネル、ページングチャネル、下りアクセスチャネルは、独立した物理チャネルへの対応関係を持たず、すべて共通の制御物理チャネルにマッピングされている。
立川啓二監修、「W−CDMA移動通信方式」、pp.97−99
一方、第3世代の規格を進化させるEvolved UTRA (Universal Terrestrial Radio Access)では、すべてのデータはパケット伝送により送信される構成となるため、オールパケット伝送に適したトランスポートチャネルと物理チャネルの構成と、これらの間のマッピング関係を新たに考える必要がある。
また、Evolved UTRAでは、下りリンクのOFDMアクセスを用いて、セル内の複数の不特定あるいは特定のユーザに対してマルチメディアユーザデータの送信を行うブロードキャスト(放送)/マルチキャスト(同胞)伝送が適用されるため、その信号伝送を行うチャネルを考慮した新たなチャネル構成を考える必要がある。
上述のように、従来のWCDMA方式で用いられている拡散符号割り当て法では、同一セル内でのセクタ間干渉により、本来実現されるはずの信号伝送特性を劣化させてしまう事態が起こり得る。
そこで、本発明は、下りリンクおよび上りリンクにおけるトランスポートチャネルと物理チャネルの新規な構成、およびこれらの間のマッピング関係を提供することを課題とする。
上記課題を実現するために、本発明の第1の側面では、無線通信システムの下りリンクにおけるチャネル構成を提供する。下りリンクのチャネル構成は、
トランスポートチャネルとして、報知チャネルと、ページングチャネルと、下り共有チャネルを含み、
物理チャネルとして、前記トランスポートチャネルの下り共有チャネルがマッピングされる物理下り共有チャネルを含み、
各ユーザに個別に割り当てられる個別チャネルを用いることなく、前記下り共有チャネルを複数のユーザ間で共有させる構成
を有し、
前記物理チャネルとして、
前記トランスポートチャネルの報知チャネルがマッピングされる独立した無線リソースとしての物理報知チャネルをさらに含み、前記物理報知チャネルは、OFDM無線アクセスを用いる場合に、報知情報の種別に応じて複数のセル又は複数のセクタにわたって同一の信号を送信する構成を有する。
この基本構成に基づいて、ひとつの構成例として、前記物理チャネルとして、前記トランスポートチャネルのページングチャネルがマッピングされる独立した無線リソースとしての物理ページングチャネルをさらに含み、前記物理ページングチャネルは、前記OFDM無線アクセスを用いる場合に、各セルから複数のセクタに向けて同一のページング信号を送信する構成としてもよい。
また、別の構成例として、前記トランスポートチャネルのページングチャネルが、前記物理下り共有チャネルにマッピングされる構成としてもよい。
また、別の構成例として、前記物理チャネルとして、
前記トランスポートチャネルのページングチャネルがマッピングされる独立した無線リソースとしての物理ページングチャネルと、
当該物理ページングチャネルがマッピングされた無線リソース上の位置を指し示すページングインディケータ情報を伝送する、独立したページングインディケータチャネルと
をさらに含むように構成してもよい。
さらに別の構成例では、前記物理チャネルとして、前記トランスポートチャネルの下り共有チャネルがマッピングされる、独立した無線リソースとしてのマルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャストサービス(MBMS)チャネル、をさらに含むように構成してもよい。
さらに別の構成例では、前記物理チャネルとして、参照シンボルを送信するパイロットチャネルをさらに含む構成としてよい。
さらに別の構成例では、前記物理チャネルとして、シンボル同期、無線フレーム同期、セルの識別あるいは複数のセルを含むセル群の識別のいずれか1つ以上を行うための情報を含む信号を送信する同期チャネルをさらに含むように構成してもよい。
さらに別の構成例では、前記物理チャネルとして、レイヤ1,レイヤ2に関する制御情報を含む信号を送信するレイヤ1/レイヤ2制御チャネルを含むように構成してもよい。
さらに別の構成例では、前記物理チャネルとして、前記トランスポートチャネルのページングチャネルがマッピングされる独立した無線リソースとしての物理ページングチャネルと、
レイヤ1、レイヤ2に関する制御情報を含む信号を送信するレイヤ1/レイヤ2制御チャネルと
を含み、前記物理ページングチャネルがマッピングされた無線リソース上の位置を示すページングインディケータ情報を、前記レイヤ1/レイヤ2制御チャネルにより伝送する構成としえもよい。
オールパケット伝送に適した無線リソースの有効利用が実現される。
図1(a)は、WCDMA無線インタフェースのプロトコル構成を示す図、図1(b)は、従来のトランスポートチャネルと物理チャネル間のマッピング関係を示す図である。 本発明の実施形態に係る下りリンクのトランスポートチャネルと物理チャネルのマッピング関係を示す図である。 下りリンクにおける報知チャネルの挿入例を示す図である。 下りチャネルにおけるページングチャネルの同期合成受信を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る下りリンクのトランスポートチャネルと物理チャネルのマッピング関係を示す図である。
以下、本発明の良好な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る下りリンクのトランスポートチャネルおよび物理チャネルの構成と、これらの間のマッピング関係を示す図である。
<下りリンクのチャネル構成>
まず、チャネル構成について説明する。下りリンクのチャネル構成における第1の特徴として、ユーザごとに割り当てられる個別チャネルを排除して、下り共有チャネルを用意する。下り共有チャネルを介して、トラヒックデータや上位レイヤの制御信号を、複数のユーザ間で共有させることで、無線リソースの有効利用を図る。
第2の特徴として、独立した物理報知チャネル、物理ページングチャネルを用意する。また、新たにMBMSチャネルを設ける。
より具体的には、下りリンクにおけるトランスポートチャネルは、報知チャネル11と、ページングチャネル12と、下り共有チャネル13を有する。
報知チャネル11は、システムに固有のシステム情報や、セルまたはセクタに固有のセル情報(セクタ情報)を、常時セル全体またはセクタ全体に送信するチャネルである。
ページングチャネル12は、ユーザに着信があったことを所定の時間間隔で通知するチャネルであり、所定の位置登録エリア内に常時送信されるチャネルである。
下り共有チャネル13は、トラヒックデータや、上位レイヤの制御を送信する、複数のユーザ間で共有されるチャネルである。
一方、下りリンクにおける物理チャネルは、パイロットチャネル21と、物理報知チャネル22と、下り同期チャネル23と、物理ページングチャネル24と、ページングインディケータチャネル25と、物理下り共有チャネル26と、レイヤ1/レイヤ2(L1/L2)制御チャネル27と、MBMS(Multimedia Broadcast Multicast Service)チャネル28を有する。
パイロットチャネル21は、チャネル推定等に用いられる参照シンボルを送信するチャネルであり、基地局−移動局間であらかじめそのパターンが周知されている。
物理報知チャネル22は、上述した報知情報を実際に基地局から移動局への無線伝送路を用いて送信するチャネルである。
下り同期チャネル23は、セルサーチや、下りリンクのリンク確立のための初期同期を行うためのチャネルである。下り同期チャネル23では、シンボル同期、無線フレーム同期、セルの識別あるいは複数のセルを含むセル群の識別のいずれか1以上を行うための情報を含む信号を送信する。
物理ページングチャネル24は、呼び出しエリア内に存在する移動局に対して着信を知らせるページング信号を送信するチャネルである。
ページングインディケータチャネル25は、ページングチャネルが伝送(多重)されている無線リソースを指し示す信号を送信するチャネルである。このページングインディケータチャネルの送信に付随して、物理ページンチャネルが送信される。
物理下り共有チャネル26は、トラヒックデータ(ユーザデータ)や上位レイヤの制御信号を送信するためのチャネルである。
L1/L2制御チャネル27は、物理下り共有チャネル26に付随する制御チャネルであり、レイヤ1、レイヤ2に関連する制御信号を送信するチャネルである。リンクアダプテーションを適用したときの変調方式、符号化率等の情報を示す制御ビットや、ハイブリッドARQ(Automatic Repeat reQuest:再送制御)を適用したときに用いられるACK/NACKの再送制御ビット、あるいは、パケットスケジューリングを適用したときの無線リソースの割り当て情報を示す制御ビットなどを伝送する。
MBMSチャネル28は、複数セルを含む一定のエリア内の特定多数(マルチキャスト)、または不特定多数(ブロードキャスト)の端末に対して、ユーザデータを送信するチャネルである。
このように、従来の回線交換型の伝送を行う無線通信システムと異なり、ユーザごとに排他的に割り当てられる個別チャネルは用いない。トラヒックデータおよび上位レイヤの制御信号はすべて、下り共有チャネル26により送信される。
たとえば、あるユーザがインターネット上のあるホームページにアクセスして、そのホームページをダウンロードしている時点では、移動局と基地局の間に通信が発生するが、ホームページを呼んでいる間は、基地局−移動局間の通信は行われていない。従来の回線交換型の個別チャネルでは、ユーザが接続を切断しない限り実際の通信がなくてもチャネルが占有されており、無線リソースの利用効率が悪かった。
これに対し、本実施形態のように共有チャネル伝送とすることで、ユーザがホームページのダウンロードを完了した時点で、そのチャネルを開放して他のユーザに割り当てることができる。したがって、無線リソースの利用効率が向上する。
<下りリンクにおけるトランスポートチャネルと物理チャネルのマッピング>
次に、上述した構成のトランスポートチャネルと物理チャネルの間のマッピング関係を説明する。
(報知チャネルのマッピング)
報知チャネル11は、あらかじめ決められた独立な無線リソースとして定義された物理報知チャネル22にマッピングされる。この物理報知チャネル22は、固定のデータレートにより、カバレッジエリア(セクタ、セル等)全体に報知情報を伝送する。
物理報知チャネル21は、事前の制御情報なしに、セル(カバレッジエリア)内のすべてのユーザに受信される必要がある。そこで、すべてのユーザに既知の無線リソースを、独立して物理報知チャネル21として割り当て、そこに報知チャネル11をマッピングすることで、これを実現する。
図3は、物理報知チャネル21の配置例を示す図である。たとえば、20サブフレームで構成されるフレームごとに、常に1番目と11番目の無線リソースを物理報知チャネル21として設け、この無線リソースにトランスポートチャネルである報知チャネル11をマッピングする。
なお報知チャネルは、セクタ固有の情報を各セクタから送信できるように構成することが一般的ではあるが、報知情報の種別によっては、複数のセル、セクタ間で共通するものもある。たとえば、コアネットワークから移動局に対するシステム情報や、チャネル構成に関する情報がそうである。そこで,報知チャネルは、複数のセルまたはセクタにおいて、同一の信号が送信されてもよい。そこで、この特質を利用して、OFDM無線アクセスを用いる場合に、移動局が同一基地局内の複数のセクタからの信号を合成受信するように、遅延タイバーシチ法を用いて各セクタに同一信号を送信することも可能である。
(ページングチャネルのマッピング)
ページングチャネル12は、あらかじめ決められた独立な無線リソースとして定義された物理ページングチャネル24にマッピングされる。
物理ページングチャネル12は、あるユーザに着信があったことを通知するため、所定のページングエリア内にページング情報を伝送するチャネルであり、所定のページングエリア内のすべてのユーザが受信する必要がある。
さらに、ページングチャネルは、所定のページングエリア内に含まれる複数のセルまたはセクタにおいて、同一の信号が送信される。そこで、この特質を利用して、OFDM無線アクセスを用いる場合に、移動局が同一基地局内の複数のセクタからの信号を合成受信するように、遅延タイバーシチ法を用いて各セクタに同一信号を送信する。
図4は、物理ページングチャネル24の同期合成受信を説明するための図である。基地局30が管轄するセルは、セクタ1、セクタ2、セクタ3に分割されている。基地局30から各セクタに向けて送信された同一の物理ページングチャネル30は、マルチパスを伝播して移動局40に到達する。このとき、OFDM信号のサイクリック・プリフィックス長の遅延時間以内に入る複数セクタからの信号は、移動局40において、同期合成受信される。すなわち、より多くのパスで伝播される同一信号を受信することで推定の確立が高くなり、受信信号の高品質化を実現できる。
このようなOFDM無線アクセスの同期合成受信を実現するためには、各セルから同一の送信フォーマットを有するページング信号を送信する必要がある。つまり、各セクタに固有の信号を送信する必要のある他の物理チャネルとは区別して、同一のページング信号を複数セクタに向けて送信する物理チャネルを、別途定義する必要がある。
そこで、独立な無線リソースとして、物理ページングチャネル24を設定し、各セルから複数のセクタ内へ同一の信号を送信することを実現する。
なお、ページングチャネルの別のマッピングの方法としては、物理下り共有チャネル26にマッピングされるようにしてもよい。この場合、物理ページングチャネル24は定義されない.物理下り共有チャネル26にマッピングされたページングチャネルの同期合成受信を行う場合には、ページングチャネルが割り当てられた物理下り共有チャネルの送信フォーマットが一時的に同じになるように調整を行なえばよい。
(下り共有チャネルのマッピング)
下り共有チャネル13は、送信するトラヒックの種別に応じて、物理下りリンク共有チャネル26(ユニキャスト伝送)またはMBMSチャネル28(ブロードキャスト/マルチキャスト伝送)にマッピングされる。
特定のユーザのトラヒックデータや制御情報の送信を行う場合、すなわち、ユニキャスト伝送を行う場合には、各ユーザの伝播チャネル状態を考慮して各ユーザに無線リソースを割り当てるパケットスケジューリングを行うことにより、各セルのスループットを向上できるはずである。そこで、下りリンクで複数のユーザが物理チャネルを共有することが可能な、物理下り共有チャネル26を設けることにより、セル全体のスループットの改善を実現する。
一方、所定のエリア内の不特定多数、あるいは特定多数のユーザに向けてのトラヒックデータを送信するブロードキャスト、あるいはマルチキャスト伝送を行う場合には、所定のエリア内の複数のセル、セクタに向けて同一の信号が送信される。移動局では、マルチパス伝播により、複数のセルまたはセクタから伝播してくる同一内容の信号を複数受信することになる。ページングチャネルと同様に、OFDM無線アクセスを用いる場合には、OFDM信号のサイクリック・プリフィックス長の遅延時間内に入る複数セル(セクタ)からの信号は、合成されて受信(同期合成受信)することが可能となり、高品質化を実現できる。
これを実現するためには、各セクタに固有の信号を伝送する必要のある他の物理チャネルとは区別して、複数セクタへの同一信号送信用の物理チャネルを用意する必要がある。そこで、OFDM無線アクセスの同期合成受信を実現するため、独立な無線リソースとして、MBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)チャネルを設けて、各セルへ同一のMBMS信号を送信することを可能にする。この結果、移動局において、複数セクタからのMBMS信号の同期合成受信が実現される。
(ページングインディケータチャネルの構成)
ページングチャネルが伝送(多重)されている無線リソースを指し示す信号を送信するチャネルである。このページングインディケータチャネルの送信に付随して、物理ページンチャネルが送信される。
さらに、ページングインディケータチャネルは、ページングチャネルと同様に、所定のページングエリア内に含まれる複数のセルまたはセクタにおいて、同一の信号が送信される。そこで、この特質を利用して、OFDM無線アクセスを用いる場合に、移動局が同一基地局内の複数のセクタからの信号を合成受信するように、遅延タイバーシチ法を用いて各セクタに同一信号を送信すれば同期合成受信による高品質化を実現することができる。
このようなOFDM無線アクセスの同期合成受信を実現するためには、各セルから同一の送信フォーマットを有するページングインディケータを送信する必要がある。つまり、各セクタに固有の信号を送信する必要のある他の物理チャネルとは区別して、同一のページングインディケータを複数セクタに向けて送信する物理チャネルを、別途定義する必要がある。
そこで、独立な無線リソースとして、ページングインディケータチャネル25を設定して、各セルから複数のセクタ内へ同一の信号を送信することを実現する。
なお、ページングインディケータの別の送信方法としては、L1/L2制御チャネル27を使って送信するようにしても良い。この場合、ページングインディケータチャネル25は定義されない.L1/L2制御チャネル27にマッピングされたページングチャネルの同期合成受信を行う場合には、ページングチャネルが割り当てられたL1/L2制御チャネルの送信フォーマットが一時的に同じになるように調整を行なえばよい。
次に、上りリンクについて説明する。
図5は、本発明の実施形態に係る上りリンクのトランスポートチャネルおよび物理チャネルの構成と、これらの間のマッピング関係を示す図である。
<上りリンクのチャネル構成>
上りリンクのチャネル構成における第1の特徴として、ユーザごとに割り当てられる個別チャネルを排除して、上り共有チャネルを用意する。上り共有チャネルを介して、トラヒックデータや上位レイヤの制御信号を、複数のユーザ間で共有させることで、無線リソースの有効利用を図る。
より具体的には、上りリンクにおけるトランスポートチャネルは、ランダムアクセスチャネル51と、上り共有チャネル52を含む。
ランダムアクセスチャネル51は、各ユーザが上りリンクの確立を最初に行うためのランダムアクセス信号を送信するチャネルである。
上り共有リンク52は、トラヒックデータや、上位レイヤの制御信号を送信し、複数のユーザで共有されるチャネルである。
一方、上りリンクにおける物理チャネルは、パイロットチャネル61と、上り同期チャネル62と、物理ランダムアクセスチャネル63と、物理上り共有チャネル64と、レイヤ1/レイヤ2(L1/L2)制御チャネル65を含む。
パイロットチャネル61は、チャネル推定等に用いられる参照シンボルを送信する。
上り同期チャネル62は、上りリンクの複数ユーザの受信タイミングが、サイクリック・プリフィックス以内の誤差となるように、送信タイミング制御を行うための同期信号を送信するチャネルである。
物理ランダムアクセスチャネル63は、上りリンクのユーザがランダムアクセスする際の信号を送信する。
L1/L2制御チャネル64は、レイヤ1、レイヤ2に関連する制御信号を送信する。
このように、従来の回線交換型の伝送を行う無線通信システムと異なり、ユーザに個別のチャネルを用いることなく、トラヒックデータおよび上位レイヤの制御信号を、上り共有チャネル64で送信する。したがって、複数のユーザが共通の無線リソースを共有して使用することにより、無線リソースの有効利用を図ることができる。
<上りリンクにおけるトランスポートチャネルと物理チャネルのマッピング>
次に、上述した構成のトランスポートチャネルと物理チャネルの間のマッピング関係を説明する。
(ランダムアクセスチャネルのマッピング)
ランダムアクセスチャネルは、上りの通信で最初にリンクを確立するために用いられ、
(1)リンクを確立するための制御情報の送信、
(2)後続する共有データチャネルにおいてデータを送信するために必要な予約情報(おおよそのデータ量、必要品質、許容遅延量など)の送信、
(3)上りリンクの送信タイミング制御を行うための受信タイミング測定
などを行う目的で用いられる。
さらに、このチャネルは各ユーザが独立に送信を開始するチャネルであるため、ユーザ間の信号が衝突する可能性がある。したがって、複数ユーザの信号が衝突しないようにスケジューリングを行う物理共有チャネルの信号に対して、ランダムアクセスチャネルによる干渉に起因する特性劣化を避ける上でも重要なチャネルである。
そこで、物理ランダムアクセスチャネルとして独立なリソースを設けることにより、衝突が発生するのは複数のユーザの物理ランダムアクセスチャネル間だけとすることができる。この結果、衝突による上り物理共有チャネルの特性劣化を抑えることができる。すなわち、基地局は、ランダムアクセスの影響を考慮することなく、セクタごとに上り物理共有チャネルでのスケジューリングを行うことができ、通信品質を維持することが可能になる。
(上り共有チャネルのマッピング)
上り共有チャネルは、トラフックデータおよび上位レイヤの制御情報を伝送する目的でしようされ、トランスポートレイヤの上り共有チャネル52は、物理レイヤの上り共有チャネル65にマッピングされる。
各ユーザがトラヒックデータや制御情報を送信できるように、ユーザごとの伝播チャネル状態を考慮して、各ユーザへの無線リソースの割り当てを行うパケットスケジューリングを行うことにより、各セルまたはセクタのスループットを向上させることができる。したがって、複数のユーザが物理チャネルを共有することが可能な物理共有チャネル65をも設けることにより、上りリンクのスループットの改善を実現できる。
(上り同期チャネルの構成)
上り同期チャネルは、サイクリック・プリフィックスを用いる上りリンクアクセスにおいて、複数のユーザの受信タイミング誤差がサイクリック・プリフィックス長以下になるように、上りリンクの信号の送信タイミング制御を行なうための、受信タイミング誤差を測定するための信号である。したがって、基地局と移動局にとって既知の参照シンボルである。したがって、物理チャネルにおいて同期チャネルを定義しないで、受信タイミング誤差の測定を、同様に既知の参照信号であるパイロットチャネルを用いることも可能である。
以上述べたように、実施形態にかかるチャネル構成およびマッピング関係により、オールパケット伝送に適した無線リソースの利用効率の高い信号伝送が可能になる。
11 報知チャネル(トランスポートチャネル)
12 ページングチャネル(トランスポートチャネル)
13 下り共有チャネル(トランスポートチャネル)
21 パイロットチャネル
22 物理報知チャネル
23 下り同期チャネル
24 物理ページングチャネル
25 ページングインディケータチャネル
26 物理下り共有チャネル
27 L1/L2制御チャネル
28 MBMSチャネル
30 基地局
40 移動局
51 ランダムアクセスチャネル(トランスポートチャネル)
52 上り共有チャネル(トランスポートチャネル)
61 パイロットチャネル
62 上り同期チャネル
63 物理ランダムアクセスチャネル
64 物理上り共有チャネル
65 L1/L2制御チャネル

Claims (11)

  1. 無線通信システムの下りリンクにおけるチャネル構成であって、
    トランスポートチャネルとして、報知チャネルと、ページングチャネルと、下り共有チャネルを含み、
    物理チャネルとして、前記トランスポートチャネルの下り共有チャネルがマッピングされる物理下り共有チャネルを含み、
    各ユーザに個別に割り当てられる個別チャネルを用いることなく、前記下り共有チャネルを複数のユーザ間で共有させる構成
    を有することを特徴とする下りリンクのチャネル構成において、
    前記物理チャネルとして、
    前記トランスポートチャネルの報知チャネルがマッピングされる独立した無線リソースとしての物理報知チャネル、をさらに含み、前記物理報知チャネルは、OFDM無線アクセスを用いる場合に、報知情報の種別に応じて複数のセル又は複数のセクタにわたって同一の信号を送信することを特徴とする下りリンクのチャネル構成。
  2. 前記物理チャネルとして、
    前記トランスポートチャネルのページングチャネルがマッピングされる独立した無線リソースとしての物理ページングチャネル
    をさらに含み、前記物理ページングチャネルは、前記OFDM無線アクセスを用いる場合に、各セルから複数のセクタに向けて同一のページング信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の下りリンクのチャネル構成。
  3. 前記ドランスポートチャネルのページングチャネルが、前記物理下り共有チャネルにマッピングされることを特徴とする請求項1に記載の下りリンクのチャネル構成。
  4. 前記物理チャネルとして、
    前記トランスポートチャネルのページングチャネルがマッピングされる独立した無線リソースとしての物理ページングチャネルと、
    当該物理ページングチャネルがマッピングされた無線リソース上の位置を指し示すページングインディケータ情報を伝送する、独立したページングインディケータチャネルと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の下りリンクのチャネル構成。
  5. 前記ページングインディケータチャネルは、同一基地局が管轄する複数のセクタ間で、同一のページング情報を伝送する
    ことを特徴とする請求項4に記載の下りリンクのチャネル構成。
  6. 前記物理チャネルとして、前記トランスポートチャネルの下り共有チャネルがマッピングされる、独立した無線リソースとしてのマルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャストサービス(MBMS)チャネル
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の下りリンクのチャネル構成。
  7. 前記マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャストサービス(MBMS)チャネルは、所定のエリア内の複数のセルまたはセクタ間で同一のMBMS情報を伝送する
    ことを特徴とする請求項6に記載の下りリンクのチャネル構成。
  8. 前記物理チャネルとして、参照シンボルを送信するパイロットチャネルをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の下りリンクのチャネル構成。
  9. 前記物理チャネルとして、シンボル同期、無線フレーム同期、セルの識別あるいは複数のセルを含むセル群の識別のいずれか1つ以上を行うための情報を含む信号を送信する同期チャネルをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の下りリンクのチャネル構成。
  10. 前記物理チャネルとして、レイヤ1,レイヤ2に関する制御情報を含む信号を送信するレイヤ1/レイヤ2制御チャネルを含むことを特徴とする請求項1に記載の下りリンクのチャネル構成。
  11. 前記物理チャネルとして、
    前記トランスポートチャネルのページングチャネルがマッピングされる独立した無線リソースとしての物理ページングチャネルと、
    レイヤ1、レイヤ2に関する制御情報を含む信号を送信するレイヤ1/レイヤ2制御チャネルと
    を含み、前記物理ページングチャネルがマッピングされた無線リソース上の位置を示すページングインディケータ情報を、前記レイヤ1/レイヤ2制御チャネルにより伝送することを特徴とする請求項1に記載の下りリンクのチャネル構成。
JP2010249702A 2010-11-08 2010-11-08 無線通信システムの下りリンクの信号を送信する基地局 Active JP5122629B2 (ja)

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