JP2011070799A - Connector - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コネクタに関する。 The present invention relates to a connector.
特許文献1には、従来のコネクタが開示されている。このものは、相手ハウジングに嵌合可能なハウジングと、ハウジングに揺動変位可能に形成されるロックアームと、ハウジングに対して待機位置と検知位置との間を移動可能に組み付けられる検知部材とを備えている。ロックアームは、相手ハウジングに形成されたロック部を係止することにより、相手ハウジングを嵌合状態に保持する。検知部材は、両ハウジングの嵌合過程ではロックアームに係止されて待機位置に保持され、両ハウジングが正規嵌合されるのに伴ってロックアームとの係止状態が解除されて検知位置への移動が許容される。したがって、検知部材の検知位置への移動の可否によって両ハウジングが正規嵌合状態にあるのか否かを判定できるようになっている。
ところで、上記従来のコネクタの場合、両ハウジングの嵌合過程でロックアームが変位すると、それに追従して検知部材も変位する構成であった。しかし、検知部材は、実質的に撓み変形不能な形状であり、ロックアームの変位動作を助勢することはなかった。このため、ロック強度を高めようとすると、ロックアーム自体を大きくしなければならず、ロックアームと検知部材とが高さ方向に重なっていることもあって、コネクタの大型化を招くおそれがあった。 By the way, in the case of the conventional connector, when the lock arm is displaced during the fitting process of both housings, the detection member is also displaced following the displacement. However, the detection member has a shape that cannot substantially bend and deform and does not assist the displacement operation of the lock arm. Therefore, to increase the lock strength, the lock arm itself must be enlarged, and the lock arm and the detection member may overlap each other in the height direction, which may increase the size of the connector. It was.
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、小型化の要請に対応可能なコネクタを提供することを目的とする。 The present invention has been completed based on the above-described circumstances, and an object thereof is to provide a connector that can meet the demand for miniaturization.
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、相手ハウジングに嵌合可能なハウジングと、前記ハウジングに撓み可能に形成され、前記相手ハウジングに形成されたロック部を弾性的に係止することで前記相手ハウジングを嵌合状態に保持するロックアームと、前記ハウジングに対して待機位置と検知位置との間を移動可能に装着され、前記両ハウジングが正規嵌合される前は前記ロックアームとの係止状態を保つことによって前記検知位置への移動を規制されつつ前記待機位置に保持され、前記両ハウジングが正規嵌合されたときには前記ロックアームとの係止状態が解除されて前記検知位置への移動が許容される検知部材とを備え、前記検知部材は、前記ロックアームとその撓み方向で対向して配置され、前記両ハウジングの嵌合過程で前記ロックアームが撓み変形したときに、このロックアームに連動して撓み変形する検知本体を有しているところに特徴を有する。
As means for achieving the above object, the invention of
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記両ハウジングの嵌合過程では、前記ロックアームが前記ロック部に突き当たり、その状態でこの突き当てに起因する抵抗を上回る力を前記両ハウジングに付与することにより、前記ロックアームが前記ロック部を乗り越え、それに伴って前記両ハウジングに嵌合方向の慣性力が付与されるところに特徴を有する。 According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, in the fitting process of the two housings, the lock arm hits the lock portion, and in this state, a force exceeding the resistance caused by the abutment is applied. By giving to both housings, the said lock arm gets over the said lock part, and it has the characteristics in the place where the inertia force of a fitting direction is given to both said housings in connection with it.
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記検知部材には、前記待機位置にて前記ロックアームに係止される移動規制部が形成され、かつこの移動規制部を挟んだ両側に、前記ロックアームの撓み変形時にこのロックアームに押動される一対の連動部が形成されているところに特徴を有する。 According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the detection member is formed with a movement restricting portion that is locked to the lock arm at the standby position, and the movement restricting portion is provided. It is characterized in that a pair of interlocking portions that are pushed by the lock arm when the lock arm is bent and deformed are formed on both sides sandwiched.
<請求項1の発明>
両ハウジングの嵌合過程でロックアームが撓み変形すると、それによって検知本体も撓み変形するから、ロックアームがロック部を係止するに際し、ロックアームの弾性復元力に検知本体の弾性復元力が加味される。このため、従来よりも小さいロックアームによって高いロック強度を得ることができる。その結果、コネクタの小型化の要請に応えることができる。
<Invention of
When the lock arm is bent and deformed during the fitting process of both housings, the detection body is also bent and deformed. Therefore, when the lock arm engages the lock part, the elastic restoring force of the detection body is added to the elastic restoring force of the lock arm. Is done. For this reason, high lock strength can be obtained with a lock arm smaller than the conventional one. As a result, it is possible to meet the demand for connector miniaturization.
<請求項2の発明>
検知本体の助勢によってロックアームの慣性ロック機能がより高められる。
<Invention of Claim 2>
The inertia lock function of the lock arm is further enhanced by the assistance of the detection body.
<請求項3の発明>
移動規制部を挟んだ両側に一対の連動部が形成されているから、検知本体の撓み動作の円滑性が保たれる。
<Invention of Claim 3>
Since the pair of interlocking portions are formed on both sides of the movement restricting portion, the smoothness of the bending operation of the detection main body is maintained.
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図13によって説明する。本実施形態のコネクタは、ハウジング10、検知部材50、及び端子金具70を備え、ハウジング10は相手ハウジング80に嵌合可能とされている。なお、以下の説明において前後方向については、両ハウジング10、80の嵌合面側を前方とする。
<
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The connector of the present embodiment includes a
相手ハウジング80は合成樹脂製であって、図1に示すように、角筒状のフード部81を備える。フード部81内には複数の相手端子金具90のタブ91が貫通状態で配置され、各相手端子金具90はフード部81の奥壁に装着されている。フード部81の上壁の上面にはロック部82が突出して形成され、ロック部82よりも後方には規制部83が突出して形成されている。ロック部82の前面は略垂直に近い急勾配の突き当て面84とされている。規制部83は、ロック部82よりも一回り大きくされている。
The
ハウジング10は同じく合成樹脂製であって、ハウジング本体11と、ハウジング本体11の周りを取り囲む嵌合筒部12と、嵌合筒部12とハウジング本体11との間をつなぐ連結部13とを有している。嵌合筒部12とハウジング本体11との間には相手ハウジング80のフード部81が嵌る嵌合空間14が前方に開放して形成されている。
ハウジング本体11には複数のキャビティ15が前後方向に形成され、各キャビティ15内に、後方から端子金具70が挿入されるようになっている。各キャビティ15の内壁には撓み可能なランス16が前方へ突出して形成され、各キャビティ15内に正規挿入された端子金具70はランス16に係止されることで後方への抜けが規制される。
The
A plurality of
端子金具70は導電性金属板を曲げ加工等して形成され、角筒状の本体部71と、本体部71の後方に連成されるバレル部72とからなる。本体部71内には両ハウジング10、80の嵌合に伴って前方からタブ91が挿入されて接続される。バレル部72は電線Wの端末部において露出された芯線をかしめる部分と、電線Wの端末部に嵌着されたゴム栓99をかしめる部分とを有している。端子金具70に接続された電線Wはハウジング本体11の後方へ引き出される。ゴム栓99は、電線Wの外周面と密着されるとともに、キャビティ15の内周面に密着され、これによってキャビティ15内を水密状にシールする役割をはたす。なお、各キャビティ15内に正規挿入されたゴム栓99の後端部はハウジング本体11外へ一部露出して配置される。
The
ハウジング本体11の前面にはフロント部材17が嵌着されている。フロント部材17はハウジング本体11の前面を覆う前壁18を有し、前壁18には相手端子金具90のタブ91を各キャビティ15内に誘い込む挿入口19が各キャビティ15毎に形成されている。各キャビティ15内に正規挿入された端子金具70はフロント部材17の前壁18の後面に当接してそれ以上の前進が規制される。フロント部材17の前壁18にはロック爪21が後方へ突出して形成されている。ロック爪21はハウジング本体11の上面に形成された仮係止溝22及び本係止溝23にそれぞれ弾性的に嵌合され、これによってフロント部材17はハウジング本体11に対して仮係止位置と本係止位置との間を嵌合方向へ移動可能に装着される。
A
ハウジング本体11の外周面には、連結部13よりも前方に段差24が形成され、段差24の前方にはシールリング98が嵌着されている。シールリング98は、両ハウジング10、80の正規嵌合時にフード部81の内周面に密着されるとともに、ハウジング本体11の外周面に密着され、これによって両ハウジング10、80間を水密にシールする役割をはたす。
A
ハウジング本体11の上面の幅方向中央部にはロックアーム25が形成されている。ロックアーム25は、図6及び図8に示すように、ハウジング本体11の上面から立ち上がる一対の支持脚26と、両支持脚26の上端から前後両方向へ延びる一対のアーム本体27と、両アーム本体27の前端部同士をつなぐロック本体28と、両アーム本体27の後端部に一段高く形成される一対の操作部29とからなる。両アーム本体27間でかつロック本体28の後方には、ロック溝31が前後方向に延出して形成されている。かかるロックアーム25は、両ハウジング10、80の嵌合途中では両支持脚26を支点としてシーソ状に揺動変位(弾性変位)し、両ハウジング10、80が正規嵌合されるに伴い弾性復帰するようになっている。そして、この弾性復帰に伴いロック溝31にロック部82が嵌り、これによって両ハウジング10、80が嵌合状態に保持される。両ハウジング10、80を離脱させる際には、両操作部29を下方へ押圧すればよく、これによってロック溝31からロック本体28が抜け出て、ロックアーム25とロック部82との係止状態が解除される。
A
ロック本体28の前面は相手側のロック部82と干渉する突き当て面32とされ、ここには後述する検知部材50の移動規制部56が嵌合可能な凹部33が切り欠いて形成されている。なお、ロック本体28とロック部82の両突き当て面32、84は両ハウジング10、80の嵌合方向と概ね直交する向きに沿って突き当たる。
The front surface of the
凹部33は上方及び前方に向けて開放され、凹部33の後内面は斜め上向きに傾斜する形状とされている。また、両アーム本体27の上面には、後述する検知部材50の連動部57が嵌る一対の係合凹部34が形成されている。両係合凹部34は、凹部33を挟んだ両側でかつロック本体28よりも一段高い位置にあり、その前内面が略垂直に切り立って配置されている。さらに、両アーム本体27の前面は斜め上向きに傾斜する斜面35とされている。
The
ハウジング本体11の嵌合筒部12には膨出部36が形成され、膨出部36の内部にロックアーム25が収容されている。膨出部36の後端部には、図5に示すように、窓部37が切り欠いて形成され、窓部37を通してロックアーム25が視認可能とされるとともに操作部29への押圧操作が可能とされている。膨出部36には、仮係止溝22及び本係止溝23の成形時に通過する金型によって略矩形状の抜き孔38が開口して形成される。また、膨出部36の両側内面には、前後方向に沿って延びる一対の係合溝39が形成され、両係合溝39に後述する検知部材50の係止突起55が摺動可能とされている。両係合溝39の後端部には一対の抜止部41が溝内を塞ぐように形成されている。
A bulging
続いて検知部材50について説明すると、検知部材50は同じく合成樹脂製であって全体として扁平な板状をなし、ロックアーム25の上面に摺動可能に配置され、ハウジング10に対して待機位置と検知位置との間を嵌合方向に移動可能に組み付けられる。具体的には検知部材50は、図10ないし図13に示すように、前後方向に延びる検知本体51と、検知本体51の両側でこの検知本体51と並びつつ前後方向に延びる一対の係止片52と、両係止片52及び検知本体51の後端部同士をつなぐ後方連結部53とを有する。また、両係止片52の前端は検知本体51の前端よりも後方に位置し、両係止片52の前端部同士はブリッジ部54によって一体に連結されている。ブリッジ部54は、検知本体51の上方を跨ぐようにして両係止片52の前端部間に架設されている。なお、検知本体51は上下方向に撓み変形可能とされ、両係止片52は幅方向に撓み変形可能とされている。
Next, the
両係止片52の両側外面には、一対の係止突起55が張り出して形成されている。両係止突起55が両係合溝39の後端を係止することで待機位置における検知部材50の後方への抜けが規制され、かつ両係止突起55が両抜止部41の前端を係止することで検知位置における検知部材50の後方への抜けが規制されるようになっている。待機位置では、両係止突起55は両抜止部41の後端と両係合溝39の後端との間に挟まれるように配置される。
A pair of locking
検知本体51の前端には移動規制部56が下向きに突出して形成されている。待機位置では、移動規制部56がロックアーム25のロック溝31に嵌まってロック本体28をその後方から係止し、これによって待機位置における検知部材50の検知位置への移動が規制される。また、検知本体51の前端部の両側面には、間に移動規制部56を挟むようにして一対の連動部57が前後方向に形成されている。両連動部57の前端は検知本体51の前端よりも前方に配置され、両連動部57の後端は両係止片52の前端と対応する位置にて斜めに切り欠かれている。そして、両連動部57の前端には係合突部58が下向きに突出して形成されている。待機位置では、両係合突部58が両係合凹部34に嵌合することで、検知部材50が移動規制状態に保持され、検知位置では、両係合突部58が両アーム本体27の斜面35を係止することで、検知部材50の後退が規制されるようになっている。
At the front end of the detection
次に、本実施形態の作用を説明する。
まず、ハウジング10に検知部材50を装着する。このとき、検知部材50は、ロックアーム25の上面に当接して配置され、両係止突起55がハウジング10の両係合溝39の後端の前方に対峙するとともに、移動規制部56がロック本体28の後方に対峙することにより、待機位置にて前後方向への移動を規制された状態で保持される(図1、図5及び図7を参照)。また、両係合突部58が両アーム本体27の係合凹部34に嵌ることにより、上述した待機位置における検知部材50の保持状態がより確実に保たれる。かかる待機位置では、検知部材50の後方連結部53がハウジング10の後端よりも後方に突き出るように配置される。
Next, the operation of this embodiment will be described.
First, the
続いて、両ハウジング10、80を互いに正対させ、その状態から両ハウジング10、80を互いに嵌合させる。両ハウジング10、80の嵌合過程では、ロック部82とロックアーム25の両突き当て面32、84が突き当たり、その突き当てに起因して大きな嵌合抵抗を一時的に発生させる。その状態で、この嵌合抵抗を上回る嵌合力を両ハウジング10、80に付与すると、ロック本体28がロック部82に乗り上げられ、そこから両ハウジング10、80に慣性力が付与されて、両ハウジング10、80が正規嵌合位置へ向けて一気に移動する。
Subsequently, the
また、ロック本体28がロック部82に乗り上げられると、両アーム本体27が両支持脚26を支点として撓み変形される(図2を参照)。すると、両アーム本体27の撓み動作に追従するように、連動部57が上方へ押し動かされ、それに伴って検知本体51も上方へ変位する。このとき、両係止突起55が両係合溝39内に固定されているため、検知本体51は両係止突起55を支点として上方へ撓み変形され、これによってロックアーム25の上面には両連動部57を介して検知本体51からの弾性復元力が付与される。
Further, when the lock
両ハウジング10、80が正規嵌合位置に至ると、両アーム本体27が弾性復帰するとともに、ロック本体28がロック部82を乗り越えて、ロック溝31にロック部82が嵌り、もって両ハウジング10、80が嵌合状態に保持される(図3を参照)。また、ロック部82のロック溝31への進入に伴って移動規制部56がロック部82に押し上げられてロック溝31から解離し、さらに両アーム本体27の弾性復帰に伴って両係合突部58が両係合凹部34から解離して、検知部材50の検知位置への移動が許容される。
When both
上記の場合において、両アーム本体27が弾性復帰する際に、両アーム本体27には連動部57を介して検知本体51の弾性復元力が付与され、これによって両アーム本体27の復帰動作が加勢される。なお、両アーム本体27が弾性復帰する際に、検知本体51がロック部82の上面に向けて弾性復帰する向きにやや下降する。また、ロック部82を乗り越えたロック本体28は検知本体51及び両アーム本体27の双方からの弾性復元力によってフード部81の上面を強く叩き、大きな打撃音を発生させる。したがって、この打撃音を聞くことにより、両ハウジング10、80が正規嵌合位置に至ったことを副次的に知ることができる。
In the above case, when both the arm
続いて、検知部材50を検知位置へ押し込む。検知部材50の検知位置への移動過程では、移動規制部56がロック部82及びロック本体28の上面を摺動し、検知部材50が検知位置に至るに伴い、検知本体51が完全に弾性復帰して、移動規制部56がロック本体28の凹部33に嵌るとともに、両連動部57の係合突部58が両アーム本体27の斜面35に沿って配置される(図4を参照)。また、移動規制部56が規制部83の後方に対峙するとともに、両係止突起55が両抜止部41の前方に対峙することにより、検知部材50が検知位置に移動規制状態に保持される。これに対して、両ハウジング10、80が正規嵌合位置に至らない半嵌合状態である場合には、ロック部82がロック溝31に嵌合せず、移動規制部56がロック本体28の後方に対向する状態が維持されるため、検知部材50を検知位置に至らせることができない。したがって、検知部材50の検知位置への移動の可否によって、両ハウジング10、80が正規嵌合状態にあるのかどうかを検知できる。
Subsequently, the
なお、両ハウジング10、80を離脱させる際には、両係止突起55と両抜止部41との係止状態を解除して、検知部材60を待機位置側へ後退させる。次いで、操作部29を押圧して両アーム本体27を係止解除方向に撓み変形させ、ロック本体28とロック部82との係止状態を解除させて、両ハウジング10、80を互いに引き離すようにする(図9を参照)。
When both the
以上説明したように、本実施形態によれば、両ハウジング10、80の嵌合過程でロックアーム25が撓み変形すると、それによって検知部材50の検知本体51も撓み変形するから、ロックアーム25がロック部82を係止するに際し、ロックアーム25の弾性復元力に検知本体51の弾性復元力が加味される。このため、従来よりも小さいロックアーム25によって高いロック強度を得ることができる。その結果、コネクタの小型化の要請に応えることができる。
As described above, according to the present embodiment, when the
また、ロックアーム25の弾性復元力が検知本体51によって増強されるから、ロック部82とロックアーム25の両突き当て面32、84が突き当たった後、両ハウジング10、80が正規嵌合される場合に作用する慣性ロックの特性がより有効に発揮される。
In addition, since the elastic restoring force of the
さらに、移動規制部56を挟んだ幅方向両側に一対の連動部57が形成されているから、検知本体51が幅方向にバランス良く撓み変形され、検知本体51の撓み動作の円滑性が確保される。
Furthermore, since the pair of interlocking
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)連動部と検知本体とが互いに区別無く一体に形成されるものであってもよい。
(2)ロックアームとロック部とは慣性ロックでない通常のロック構造を有するものであってもよい。
(3)検知部材はタブを有する雄端子金具が装着された雄側のハウジングに組み付けられるものであってもよい。
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the embodiments described with reference to the above description and drawings. For example, the following embodiments are also included in the technical scope of the present invention.
(1) The interlocking unit and the detection main body may be integrally formed without being distinguished from each other.
(2) The lock arm and the lock portion may have a normal lock structure that is not an inertia lock.
(3) The detection member may be assembled to a male housing on which a male terminal fitting having a tab is mounted.
10…ハウジング
25…ロックアーム
27…アーム本体
50…検知部材
51…検知本体
56…移動規制部
57…連動部
70…端子金具
80…相手ハウジング
82…ロック部
90…相手端子金具
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記ハウジングに撓み可能に形成され、前記相手ハウジングに形成されたロック部を弾性的に係止することで前記相手ハウジングを嵌合状態に保持するロックアームと、
前記ハウジングに対して待機位置と検知位置との間を移動可能に装着され、前記両ハウジングが正規嵌合される前は前記ロックアームとの係止状態を保つことによって前記検知位置への移動を規制されつつ前記待機位置に保持され、前記両ハウジングが正規嵌合されたときには前記ロックアームとの係止状態が解除されて前記検知位置への移動が許容される検知部材とを備え、
前記検知部材は、前記ロックアームとその撓み方向で対向して配置され、前記両ハウジングの嵌合過程で前記ロックアームが撓み変形したときに、このロックアームに連動して撓み変形する検知本体を有していることを特徴とすることを特徴とするコネクタ。 A housing that can be fitted into the mating housing;
A lock arm that is formed to be able to bend in the housing and holds the mating housing in a fitted state by elastically locking a lock portion formed in the mating housing;
The housing is movably mounted between a standby position and a detection position, and before the two housings are properly fitted, the lock arm is held in a locked state so that the movement to the detection position is achieved. A detection member that is held in the standby position while being regulated, and that is locked with the lock arm when both the housings are properly fitted, and is allowed to move to the detection position;
The detection member is disposed opposite to the lock arm in the bending direction thereof, and a detection body that is bent and deformed in conjunction with the lock arm when the lock arm is bent and deformed in the fitting process of the two housings. A connector characterized by having a connector.
Priority Applications (1)
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JP2009218742A JP2011070799A (en) | 2009-09-24 | 2009-09-24 | Connector |
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---|---|---|---|
JP2009218742A JP2011070799A (en) | 2009-09-24 | 2009-09-24 | Connector |
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JP2011070799A true JP2011070799A (en) | 2011-04-07 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017197346A (en) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | Sheet alignment device, and image formation device |
CN114223099A (en) * | 2019-08-30 | 2022-03-22 | 株式会社自动网络技术研究所 | Connector with a locking member |
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2009
- 2009-09-24 JP JP2009218742A patent/JP2011070799A/en active Pending
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