JP2011055346A - スイッチングハブ及びリングネットワーク - Google Patents

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Abstract

【課題】FDBの学習数を削減することができるスイッチングハブ及びリングネットワークを提供する。
【解決手段】リングネットワーク10の伝送路5に接続される2つのリングポート(第1ポート、第2ポート)20a、20bを有すると共に端末接続ポート(第3ポート)20cを備え、伝送路5に伝送されたVLANのフレーム200を処理するためのスイッチングハブ20において、フレーム200を両リングポート20a、20bのいずれか一方で受信したとき、受信したフレーム200の所属するVLANが、両リングポート20a、20bしか経由しないVLANであるとき、フレーム200を元にFDB学習を行うことなく、フレーム200を他方のリングポート20a(または20b)に転送する転送処理機構24を備えるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、リング状に接続されてリングネットワークを構成するスイッチングハブ及びリングネットワークに関する。
従来のLAN(Local Area Network)構築において、物理的にはループを含むネットワークを構成し、論理的にループの一部を断線させることで、ネットワーク障害に対する冗長化を実現する技術が広く用いられてきた。その一つとして、図6に示すような、リングネットワーク100による冗長化技術が提案されてきた。
リングネットワーク100では、第1〜第4スイッチングハブ(図中node1〜4と表記)101〜104がリング状に接続されている。第1スイッチングハブ101は、第1〜第3ポート(図中port1〜3と表記)101a〜101cをそれぞれ備えている。同様に、第2スイッチングハブ102は第1〜第3ポート102a〜102cを備えており、第3スイッチングハブ103は第1〜第3ポート103a〜103cを備えており、第4スイッチングハブ104は第1〜第3ポート104a〜104cを備えている。
各スイッチングハブ101〜104の第1ポート101a〜104a及び第2ポート101b〜104bはリングネットワーク100の伝送路105に接続されるリングポートである。
第4スイッチングハブ104の第1ポート104aはリングのブロッキングポートであり、論理的にループの一部が断線されており、ネットワークに障害が発生したときのみブロックが解除される。これにより、伝送路105に伝送されるフレームがループすることはない。
各スイッチングハブ101〜104の第3ポート101c〜104cは、端末が接続されるポートである。第4スイッチングハブ104の第3ポート104cにはMAC(Media Access Control)アドレスがaである端末106が接続され、第3スイッチングハブ103の第3ポート103cにはMACアドレスがbである端末107が接続され、第2スイッチングハブ102の第3ポート102cにはMACアドレスがcである端末108が接続され、第1スイッチングハブ101の第3ポート101cにはMACアドレスがdである端末109が接続される。
このリングネットワーク100で端末106から端末108までの経路のVLAN(Virtual LAN)1を構成し、端末107から端末109までの経路のVLAN2を構成した場合を考える。
まず、VLAN1における端末106から端末108までのフレームの伝送を説明する。
図7に示すように、フレーム200は、宛先MACアドレスを格納するMAC−DA(Destination Address)201、送信元MACアドレスを格納するMAC−SA(Source Address)202、VLAN−IDなどを格納するTag203、イーサタイプを格納するEther Type204、データを格納するData205の各領域を有する。
端末106は、フレーム200のMAC−DA201に端末108のMACアドレスcを格納し、MAC−SA202に自装置のMACアドレスaを格納し、Tag203にVLAN1のVLAN−IDを格納する。その後、端末106は、フレーム200を第4スイッチングハブ104の第3ポート104cに送信する。
フレーム200を受信した第4スイッチングハブ104は、フレーム200を受信したポート(受信ポート)と、フレーム200のMAC−SA202に格納された送信元MACアドレスと、フレーム200のTag203に格納されたVLAN−IDとをFDB(Forwarding DataBase)に登録する(FDB学習)。次に、第4スイッチングハブ104は、フレーム200のMAC−DA201に格納された宛先MACアドレスによりFDBを検索して転送先のポートを求め(宛先検索)、転送先のポートからフレーム200を送信する。図6において、第4スイッチングハブ104は、フレーム200を第2ポート104bから第3スイッチングハブ103に送信する。
第3スイッチングハブ103は、第1ポート103aでフレーム200を受信し、受信ポートと、送信元MACアドレスと、VLAN−IDとをFDB学習する。その後、第3スイッチングハブ103は、宛先検索を行って、フレーム200を第2ポート103bから第2スイッチングハブ102に送信する。
第2スイッチングハブ102は、第1ポート102aでフレーム200を受信し、受信ポートと、送信元MACアドレスと、VLAN−IDとをFDB学習する。その後、第2スイッチングハブ102は、宛先検索を行ってフレーム200を第3ポート102cから端末108に送信する。
以上の動作により、端末106から端末108までフレーム200が伝送される。
次いで、VLAN2における端末107から端末109までのフレームの伝送を説明する。
端末107は、フレーム200のMAC−DA201に端末109のMACアドレスdを格納し、MAC−SA202に自装置のMACアドレスbを格納し、Tag203にVLAN2のVLAN−IDを格納する。その後、端末107は、フレーム200を第3スイッチングハブ103の第3ポート103cに送信する。
フレーム200を受信した第3スイッチングハブ103は、受信ポートと、送信元MACアドレスと、VLAN−IDとをFDB学習する。その後、第3スイッチングハブ103は、宛先検索を行って、フレーム200を第2ポート103bから第2スイッチングハブ102に送信する。
第2スイッチングハブ102は、第1ポート102aでフレーム200を受信し、受信ポートと、送信元MACアドレスと、VLAN−IDとをFDB学習する。その後、第2スイッチングハブ102は、宛先検索を行って、フレーム200を第2ポート102bから第1スイッチングハブ101に送信する。
第1スイッチングハブ101は、第1ポート101aでフレーム200を受信し、受信ポートと、送信元MACアドレスと、VLAN−IDとをFDB学習する。その後、第1スイッチングハブ101は、宛先検索を行って、フレーム200を第3ポート101cから端末109に送信する。
以上の動作により、端末107から端末109までフレーム200が伝送される。
このように、従来のスイッチングハブは、受信したフレームの全てについて、受信ポートと、送信元MACアドレスと、VLAN−IDとをFDB学習している。
特開2008−136013号公報 特開2007−60232号公報
しかし、従来のスイッチングハブは、受信したフレームの全てについて、受信ポートと、送信元MACアドレスと、VLAN−IDとをFDB学習しているため、端末の接続台数が増えていくと、FDBのエントリのオーバーフローが生じるおそれがある。FDBのエントリのオーバーフローが生じると、それ以上FDB学習を行えないため、不要なフラッディング中継が行われ、伝送路の帯域を無駄に消費してしまうという問題が生じる。さらにFDBのエントリが増加すると、その管理のためにCPU負荷が増大するという問題も生じる。
また、FDBは障害が発生したときに消去するが、このときもFDBのエントリが多いとFDB消去に時間が掛かるという問題もある。
そこで、本発明の目的は、FDBの学習数を削減することができるスイッチングハブ及びリングネットワークを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、請求項1の発明は、リングネットワークの伝送路に接続される2つのリングポートを備え、前記リングネットワークの伝送路に伝送されたVLANのフレームを処理するためのスイッチングハブにおいて、前記フレームを前記2つのリングポートのいずれか一方で受信したとき、受信した前記フレームの所属するVLANが、前記両リングポートしか経由しないVLANであるとき、前記フレームを元にFDB学習を行うことなく、前記フレームを他方のリングポートに転送する転送処理機構を備えることを特徴とするスイッチングハブである。
請求項2の発明は、前記転送処理機構は、前記フレームの所属するVLANが前記両リングポートしか経由しないVLANであるか否かを判断するVLAN判定部と、前記フレームの所属するVLANが前記両リングポートしか経由しないVLANであるとき、前記フレームを前記他方のリングポートに転送する送信処理部とを備える請求項1に記載のスイッチングハブである。
請求項3の発明は、前記転送処理機構は、前記フレームの所属するVLANが前記両リングポートしか経由しないVLANでないとき、前記フレームを元にFDB学習を行うアドレス学習部と、前記フレームの所属するVLANが前記両リングポートしか経由しないVLANでないとき、FDBを検索して前記フレームの宛先ポートを決定する宛先ポート決定部と、前記フレームを前記宛先ポート決定部で決定した前記宛先ポートに転送する送信処理部とを備える請求項2に記載のスイッチングハブである。
請求項4の発明は、予めVLAN毎に前記FDBへのアクセス可否を設定したVLAN設定テーブルをさらに備え、前記VLAN判定部は、前記VLAN設定テーブルを参照して、前記フレームの所属するVLANが前記両リングポートしか経由しないVLANであるか否かを判断する請求項2又は3に記載のスイッチングハブである。
請求項5の発明は、前記VLAN設定テーブルが、予めVLAN毎に転送可能なポートを設定したVLANフィルタリングテーブルを兼ねる請求項4に記載のスイッチングハブである。
請求項6の発明は、複数のスイッチングハブがリング状に接続されたリングネットワークにおいて、前記リングネットワークを構成するスイッチングハブは、リングネットワークの伝送路に接続される2つのリングポートを備え、VLANのフレームを前記2つのリングポートのいずれか一方で受信したとき、受信した前記フレームの所属するVLANが、前記両リングポートしか経由しないVLANであるとき、前記フレームを元にFDB学習を行うことなく、前記フレームを他方のリングポートに転送するリングネットワークである。
本発明によれば、FDBの学習数を削減することができる。
本発明の一実施の形態に係るリングネットワークを示す図である。 本発明の一実施の形態に係るスイッチングハブの構成図である。 本発明の一実施の形態に係るスイッチングハブの動作を説明する図である。 本発明の他の実施の形態に係るスイッチングハブの構成図である。 本発明の他の実施の形態に係るスイッチングハブの動作を説明する図である。 リングネットワークにおける従来のスイッチングハブの動作を説明する図である。 リングネットワーク内で伝送されるフレームの構成図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本実施の形態に係るリングネットワークを示す図である。
図1に示すように、リングネットワーク10は、第1〜第4スイッチングハブ(図中node1〜4と表記)1〜4がリング状に接続されて構成される。
第1スイッチングハブ1は、第1〜第3ポート(図中port1〜3と表記)1a〜1cを備えている。同様に、第2スイッチングハブ2は第1〜第3ポート2a〜2cを備えており、第3スイッチングハブ3は第1〜第3ポート3a〜3cを備えており、第4スイッチングハブ4は第1〜第3ポート4a〜4cを備えている。
各スイッチングハブ1〜4の第1ポート1a〜4a及び第2ポート1b〜4bはリングネットワーク10の伝送路5に接続されるリングポートである。
第4スイッチングハブ4の第1ポート4aはリングのブロッキングポートであり、論理的にループの一部が断線されており、ネットワークに障害が発生したときのみブロックが解除される。これにより、伝送路5に伝送されるフレームがループすることはない。
各スイッチングハブ1〜4の第3ポート1c〜4cは端末が接続されるポートである。第4スイッチングハブ4の第3ポート4cにはMACアドレスがaである端末6が接続される。同様に、第3スイッチングハブ3の第3ポート3cにはMACアドレスがbである端末7が接続され、第2スイッチングハブ2の第3ポート2cにはMACアドレスがcである端末8が接続され、第1スイッチングハブ1の第3ポート1cにはMACアドレスがdである端末9が接続される。
このリングネットワーク10で端末6から端末8の間でVLAN1を構成し、端末7から端末9の間でVLAN2を構成する。つまり、端末6から第4スイッチングハブ4、第3スイッチングハブ3、第2スイッチングハブ2を介して端末8に接続された経路にVLAN1が設定され、端末7から第3スイッチングハブ3、第2スイッチングハブ2、第1スイッチングハブ1を介して端末9に接続された経路にVLAN2が設定される。
ここで、第1〜第4スイッチングハブ1〜4を構成する本実施の形態に係るスイッチングハブについて説明する。
図2に示すように、本実施の形態に係るスイッチングハブ20は、リングポートである第1ポート20a及び第2ポート20bと、リングポートではない1つ又は複数の第3ポート20cとを筐体21内に備えるボックス型のスイッチングハブである。各ポート20a〜20cは、フレーム200を受信する受信側ポート20dと、フレーム200を送信する送信側ポート20eを有している。
さらに、スイッチングハブ20は、FDB22と、各部の設定などを行う中央制御部23と、転送処理機構24とを備える。
転送処理機構24は、受信処理部25と送信処理部26とからなる送受信処理部27と、フレーム200の各種処理を行う転送処理部28とからなる。
受信処理部25は、各ポートで受信したフレーム200(図7参照)の先頭等に、受信したポート(受信ポート)を示す識別子を内部ヘッダとして挿入した後、そのフレーム200を転送処理部28に送るものである。
転送処理部28は、受信処理部25から送られてきたフレーム200の内部ヘッダを参照して、受信ポートを取得すると共に、MAC−SA202の領域を参照して送信元MACアドレスを取得し、取得した受信ポートと送信元MACアドレスをFDB22に登録する(FDB学習する)アドレス学習部29を備える。また、転送処理部28は、フレーム200のMAC−DA201の領域を参照して宛先MACアドレスを取得し、これを元にFDB22を検索して宛先ポートを決定する宛先ポート決定部30と、宛先ポートを示す識別子を内部ヘッダとしてフレーム200に挿入して送信処理部26に転送する転送部31とを備える。
送信処理部26は、転送処理部28からのフレーム200の内部ヘッダを参照して宛先ポートを取得し、その取得した宛先ポートにフレーム200を転送するものである。内部ヘッダは送信処理部26において削除される。
これにより、スイッチングハブ20では、フレーム200を受信したときに、その受信ポートと送信元MACアドレスをFDB学習すると共に、フレーム200を中継するようにしている。
ここで、VLAN1のフレームを受信したときの第3スイッチングハブ3の動作について検討する。
第3スイッチングハブ3は、VLAN1のフレーム200を第1ポート3aで受信した場合には必ず第2ポート3bから第2スイッチングハブ2に送信し、VLAN1のフレーム200を第2ポート3bで受信した場合には必ず第1ポート3aから第4スイッチングハブ4に送信することになる。
本発明者らはこの点に注目し、VLAN1のフレーム200を1つのリングポート(第1ポート3aまたは第2ポート3b)で受信したときにFDB22を参照せずに、他方のリングポートに出力すれば、同様の動作が可能であることを見出した。この動作を実装することで、第3スイッチングハブ3では、VLAN1のフレームを元にFDB学習を行う必要がなくなる。また、同様にVLAN2のフレームを受信したときの第2スイッチングハブ2でも同様のことが言える。
よって、このような動作を行えるようにすることで、第2及び第3スイッチングハブ2,3のFDB学習数を削減できることになる(つまり、図6のFDB110,111の※印で示した行のエントリが削減できることになる)。
そこで、本実施の形態に係るスイッチングハブ20では、フレーム200を両リングポート(第1ポート20a、第2ポート20b)のいずれか一方で受信したとき、受信したフレーム200の所属するVLANが、両リングポートしか経由しないVLAN(以下、リングVLANという)であるとき、フレーム200を元にFDB学習を行うことなく、フレーム200を他方のリングポートに転送するようにした。
この動作を実現するため、スイッチングハブ20は、予めVLAN毎にFDB22へのアクセス可否を設定したVLAN設定テーブル32を備える。また、スイッチングハブ20の転送処理部28は、フレーム200の所属するVLANがリングVLANであるか否かを判定するVLAN判定部33を備える。
VLAN設定テーブル32には、VLAN毎のFDB22へのアクセス可否と共に、VLAN毎に各ポートへの転送可否が設定されている。
表1に、第2スイッチングハブ2として用いるスイッチングハブ20のVLAN設定テーブルを示す。第2スイッチングハブ2においては、VLAN1ではFDB22へのアクセス(FDB Access)が許可(○)されており、第1ポート20a(port1)及び第3ポート20c(port3)への転送が許可(○)されている。
Figure 2011055346
第2ポート20b(port2)への転送が拒否(×)されているのは、VLAN1のフレーム200を第2ポート20bから送信することはあり得ないためである。なぜなら、図1に示すように、VLAN1において、第2スイッチングハブ2は終端のスイッチングハブであるため、第2スイッチングハブ2から図示時計回りにフレーム200を転送する必要がないからである。また、VLAN2ではFDB22へのアクセスが拒否されている。FDB22へのアクセスを拒否するとは、FDB学習やFDB22を参照して宛先ポートを検索することができないようにすると言う意味である。
また、表2に第3スイッチングハブ3として用いるスイッチングハブ20のVLAN設定テーブルを示す。第3スイッチングハブ3においては、VLAN2ではFDB22へのアクセス(FDB Access)が許可(○)されており、第1ポート20a(port1)及び第3ポート20c(port3)への転送が許可(○)されている。また、VLAN1ではFDB22へのアクセスが拒否されている。
Figure 2011055346
このように、VLAN設定テーブル32には、両リングポート(第1ポート20a、第2ポート20b)しか経由しないリングVLANにおいてはFDB22へのアクセスを拒否(×)し、リングポートではない第3ポート20cを経由するリングVLANでないVLANにおいてはFDB22へのアクセスを許可(○)するように予め設定しておく。
VLAN判定部33は、VLAN設定テーブル32を参照して、フレーム200の所属するVLANがリングVLANであるか否かを判定するものである。つまり、VLAN判定部33は、フレーム200の所属するVLANにおけるFDB Accessの可否を参照して、×ならばリングVLANであると判定し、○ならばリングVLANでないと判定する。
このスイッチングハブ20の動作を図3で説明する。
図3に示すように、スイッチングハブ20はいずれかのポート20a〜20cでフレーム200を受信する(ステップ301)。フレーム200は転送処理部28に送られ、転送処理部28のVLAN判定部33は、フレーム200のVLAN−IDを参照してフレーム200の所属するVLANを特定する(ステップ302)。VLAN判定部33は、VLAN設定テーブル32を参照し、その特定したVLANにおけるFDB22へのアクセス可否を見て、×ならばリングVLANであると判定し、○ならばリングVLANでないと判定する(ステップ303)。
フレーム200の所属するVLANがリングVLANでないと判定されたとき、転送処理部28のアドレス学習部29は、フレーム200の受信ポートを取得すると共に送信元MACアドレス(MAC−SA)を取得し、取得した受信ポートと送信元MACアドレスをFDB22に登録する(ステップ304)。その後、転送処理部28の宛先ポート決定部30は、フレーム200の宛先MACアドレス(MAC−DA)を取得し、これを元にFDB22を検索して宛先ポートを決定する(ステップ305)。宛先ポートが決定したら、転送処理部28の転送部31が、宛先ポートを示す識別子を内部ヘッダとしてフレーム200に挿入して送信処理部26に転送する(ステップ306)。なお、ステップ305,306において、宛先MACアドレスがブロードキャストアドレスの場合及び宛先MACアドレスがFDBに登録されていない場合、転送部31は、VLAN設定テーブル32を参照して転送が許可されているポート(但し、受信ポートは除く)を示す識別子を内部ヘッダとしてフレーム200に挿入して送信処理部26に転送する。
他方、ステップ303でフレーム200の所属するVLANがリングVLANであると判定されたとき、FDB22へアクセスすることなく、転送処理部28の転送部31は、VLAN設定テーブル32を参照して転送が許可されているポート(但し、受信ポートは除く)を示す識別子を内部ヘッダとしてフレーム200に挿入して送信処理部26に転送する(ステップ307)。
送信処理部26は、転送部31からのフレーム200の内部ヘッダを参照して宛先ポートを取得し、その取得した宛先ポートにフレーム200を転送する。
以上の動作により、スイッチングハブ20は、フレーム200を両リングポート(第1ポート20a、第2ポート20b)のいずれか一方で受信したとき、受信したフレーム200の所属するVLANが、両リングポートしか経由しないリングVLANであるとき、フレーム200を元にFDB学習を行うことなく、フレーム200を他方のリングポートに転送する。
つまり、図1に示すように、第2スイッチングハブ2ではFDB11にVLAN1に係る端末のみが登録され、第3スイッチングハブ3ではFDB12にVLAN2に係る端末のみが登録される。
例えば、図1のようにVLAN1、VLAN2を構成したリングネットワーク10において、本実施の形態に係るスイッチングハブ20で構成された第1〜第4スイッチングハブ1〜4のそれぞれに端末が25台ずつ接続されているとすると、従来では第2及び第4スイッチングハブ2,4で100台分全てについてFDB学習を行っていた。これに対して、本発明ではリングVLANに接続された端末についてはFDB学習を行う必要がないため、第2及び第4スイッチングハブ2,4で50台分のFDB学習でよい。
本実施の形態に係るスイッチングハブ20では、FDBの学習数を削減することができる。そのため、FDB22のテーブルを小さくすることができ、コストの削減に寄与することができると共に、FDB22のエントリのオーバーフローを抑制でき、不要なフラッディング中継を減らすことができる。
また、障害切り替えの際のFDB消去など、FDB22の管理のためのCPU負荷を低減できる。
図4に、本発明の他の実施の形態のスイッチングハブ40を示す。
図2の実施の形態においては、VLAN設定テーブル32に、VLAN毎のFDB22へのアクセス可否と共に、VLAN毎に各ポートへの転送可否が設定されているものとしたが、図4に示すように、VLAN設定テーブル32にVLAN毎のFDB22へのアクセス可否のみを設定し、別途VLANフィルタリングテーブル41を設け、これにVLAN毎の各ポートへの転送可否を設定するようにしてもよい。この場合の第2スイッチングハブ2のVLAN設定テーブル32及びVLANフィルタリングテーブル41の設定例を表3に、第3スイッチングハブ3のVLAN設定テーブル32及びVLANフィルタリングテーブル41の設定例を表4に示す
Figure 2011055346
Figure 2011055346
このように、VLANフィルタリングテーブル41をさらに設けたスイッチングハブ40では、図5に示すように、ステップ301〜306は上述のスイッチングハブ20と同様であるが、受信したフレーム200の所属するVLANがリングVLANであると判定された場合の動作が異なる。
つまり、スイッチングハブ40では、ステップ303にてフレーム200の所属するVLANがリングVLANであると判定されたとき、転送処理部28の転送部31が、フレーム200を宛先不明としてフラッディングし(ステップ501)、VLANフィルタリングテーブル41を参照して転送が許可されているポート(但し、受信ポートは除く)を示す識別子を内部ヘッダとしてフレーム200に挿入して送信処理部26に転送する(ステップ502)。送信処理部26は、転送部31からのフレーム200の内部ヘッダを参照して宛先ポートを取得し、その取得した宛先ポートにフレーム200を転送する。
よって、このスイッチングハブ40によっても、FDBの学習数を削減することができる。
また、本実施の形態においては、ボックス型のスイッチングハブを説明したが、シャーシ型のスイッチングハブにも適用することができる。
また、本実施の形態においては、フレーム200をイーサネット(登録商標)のフレームフォーマットとしたが、これに限定されず、IEEE802.1ahや他のフレームフォーマットとしても適用が可能である。
本実施の形態においては、リングネットワーク10をスイッチングハブ20のみを用いて構成したが、他のスイッチングハブ、例えば従来のスイッチングハブが混在していてもよい。
5 伝送路
10 リングネットワーク
20 スイッチングハブ
20a 第1ポート
20b 第2ポート
20c 第3ポート
200 フレーム
24 転送処理機構

Claims (6)

  1. リングネットワークの伝送路に接続される2つのリングポートを備え、前記リングネットワークの伝送路に伝送されたVLANのフレームを処理するためのスイッチングハブにおいて、
    前記フレームを前記2つのリングポートのいずれか一方で受信したとき、受信した前記フレームの所属するVLANが、前記両リングポートしか経由しないVLANであるとき、前記フレームを元にFDB学習を行うことなく、前記フレームを他方のリングポートに転送する転送処理機構を備えることを特徴とするスイッチングハブ。
  2. 前記転送処理機構は、前記フレームの所属するVLANが前記両リングポートしか経由しないVLANであるか否かを判定するVLAN判定部と、前記フレームの所属するVLANが前記両リングポートしか経由しないVLANであるとき、前記フレームを前記他方のリングポートに転送する送信処理部とを備える請求項1に記載のスイッチングハブ。
  3. 前記転送処理機構は、前記フレームの所属するVLANが前記両リングポートしか経由しないVLANでないとき、前記フレームを元にFDB学習を行うアドレス学習部と、前記フレームの所属するVLANが前記両リングポートしか経由しないVLANでないとき、FDBを検索して前記フレームの宛先ポートを決定する宛先ポート決定部と、前記フレームを前記宛先ポート決定部で決定した前記宛先ポートに転送する送信処理部とを備える請求項2に記載のスイッチングハブ。
  4. 予めVLAN毎に前記FDBへのアクセス可否を設定したVLAN設定テーブルをさらに備え、前記VLAN判定部は、前記VLAN設定テーブルを参照して、前記フレームの所属するVLANが前記両リングポートしか経由しないVLANであるか否かを判定する請求項2又は3に記載のスイッチングハブ。
  5. 前記VLAN設定テーブルが、予めVLAN毎に転送可能なポートを設定したVLANフィルタリングテーブルを兼ねる請求項4に記載のスイッチングハブ。
  6. 複数のスイッチングハブがリング状に接続されたリングネットワークにおいて、
    前記リングネットワークを構成するスイッチングハブは、リングネットワークの伝送路に接続される2つのリングポートを備え、VLANのフレームを前記2つのリングポートのいずれか一方で受信したとき、受信した前記フレームの所属するVLANが、前記両リングポートしか経由しないVLANであるとき、前記フレームを元にFDB学習を行うことなく、前記フレームを他方のリングポートに転送することを特徴とするリングネットワーク。
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