JP2011050369A - 昆虫飼育のエサ皿 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は昆虫飼育において必要となるエサのコスト面と、衛生面をよりよい環境のもとに観察することができる、昆虫用エサ皿を提供する。
【解決手段】本発明は、エサ皿１に凹み２を設けたことでエサの食べ残しをなくし、且つ、吸盤６の働きで飼育ケースの側面に貼り付けることが可能となる。
【選択図】図１

Description

この発明は、昆虫の飼育時に用いるエサ皿の形状に関する。

従来は、小木に加工された穴にカップゼリー等のエサを容器毎入れる場合、もしくは、土・飼育用マット等（腐葉土）の上に置いていた。

しかしながら、以上の飼育条件では、ツノ・触角等の昆虫特有の突起物は食事の際にカップゼリーの容器が障害となり、口が底まで届かない為完食できない。
また、昆虫がマット内から排出する場合等に、置いてあるエサを横転・落下させてしまうことがある。
そこで、この発明は、ツノ等を所有する昆虫でもエサを完食でき、且つ、エサの横転落下防止を課題とする。

以上の課題を解決するための第一発明は、昆虫ゼリー等のエサをカップ容器から出してのせられる受け皿に、飼育ケースの側面に貼り付けできるよう吸盤を設けたことを特徴とするエサ皿である。
また、第二発明は、エサ皿の左右に棒を付けることで、昆虫の上り下りの手助けとなる。

第一発明、また第二発明により、障害となっていたエサのカップ容器が不要となるため、昆虫の食事が容易にできる。エサ皿がマットから浮いているので横転・落下することもない。よって、エサが汚れることがない。
また、左右の棒により、昆虫の上り下りの手助けにもなり、この発明を複数個、並列使用する場合には負荷重量の支えにもなる為、昆虫の大きさや個体数の違いにも対応できる。

この発明の実施形態を示す斜視図である。 この発明の実施形態を示す断面図である。 この発明の実施形態を示す裏面図である。 この発明の実施形態の吸盤の部分図である。

この発明の実施形態を、添付図面に示す。
本体１はプラスチック製であり、本体１の４はカーテンレール状になっており、塩化ビニール製の吸盤６の部分７をはめ込む。本体１の部分２に凹みを設けて、エサをのせやすく落下しにくくする。本体の３はプラスチック製で昆虫の上り下りの手助けとなる。５を網目状に造形細工することによって、昆虫が転倒・落下しにくくなる。

この実施形態によれば、エサの食べ残しもなくなり、飼育ケース側面に貼り付ける吸盤６の働きにより、マットから浮かせて貼り付け可能となることで、昆虫によるエサの横転・落下もなくなった。また、材質的に清掃も容易にでき、より衛生的に昆虫飼育が出来るようになった。

１ エサ皿本体
２ 凹み
３ 棒
４ 本体背面
５ 本体上面
６ 吸盤
７ くびれ

Claims (3)

1. エサをのせる受け皿に吸盤を設けたことを特徴とするエサ皿。
2. 受け皿に凹みを設けたことを特徴とするエサ皿。
3. 左右に棒を設けたことを特徴とするエサ皿。

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