JP2011049732A - 小型ヘリカルチップアンテナ - Google Patents
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Abstract
【課題】1セグ携帯電話用アンテナ、車載TV用アンテナとして従来のセラミックチップアンテナに比べ高利得、高性能であり、しかも携帯電話に内蔵可能な超小型アンテナが望まれる。
【解決手段】複数のヘリカルアンテナを逆L字型アンテナ構造にて鯉のぼり状に接続することで、外付けロッドアンテナと同等の日本の1セグ、フルセグ対応の高利得で広帯域な特性を実現できる。また箱型パッケージに内蔵することで、従来のチップアンテナと同等の小型化と使い勝手の良さを実現できる。このため、1セグ携帯電話やフルセグ用車載アンテナの小型化と高感度化に貢献できる。
【選択図】図3A
【解決手段】複数のヘリカルアンテナを逆L字型アンテナ構造にて鯉のぼり状に接続することで、外付けロッドアンテナと同等の日本の1セグ、フルセグ対応の高利得で広帯域な特性を実現できる。また箱型パッケージに内蔵することで、従来のチップアンテナと同等の小型化と使い勝手の良さを実現できる。このため、1セグ携帯電話やフルセグ用車載アンテナの小型化と高感度化に貢献できる。
【選択図】図3A
Description
本発明は小型ヘリカルチップアンテナに係り、特に広帯域で高感度な小型ヘリカルチップアンテナに関する。
日本における1セグTV内蔵型携帯電話は携帯電話市場の60%以上を占めており、1セグTV受信機能は日本の携帯電話の重要な機能となっている。一方、1セグ信号は地域により放送電波の信号強度が異なり、現在の1セグ用携帯電話受信機では室内または信号強度の弱い地域では受信不可となる場合がある。当初は小型の1セグ用内蔵アンテナを使い、デザインを重視するために外部アンテナを持たない携帯電話が主流であった。しかし、最近になり受信感度不良の顧客クレームに対応するため、新機種から外付けロッドアンテナを備えることで、アンテナ感度を改善するようになった。現在1セグ携帯電話の50%は外付けロッドアンテナを使用している。
またフルセグ対応の車載用TVにおいても、特に車内に設ける小型の外付けアンテナの感度が不充分な場合があって、より感度の良好な小型の外付けアンテナの必要性が高くなってきている。
ロッドアンテナと比較し大幅に小型なアンテナの一例として、特許文献1が開示する内蔵型チップアンテナがある。これは図1に示すように、直方体の高誘電体セラミック1の表面にストリップライン2でミアンダ状のアンテナを形成したものである。高誘電率のセラミック1の表面を使うことでアンテナ長を短くし、小型化を図っている。
ロッドアンテナと比較し大幅に小型なアンテナの一例として、特許文献1が開示する内蔵型チップアンテナがある。これは図1に示すように、直方体の高誘電体セラミック1の表面にストリップライン2でミアンダ状のアンテナを形成したものである。高誘電率のセラミック1の表面を使うことでアンテナ長を短くし、小型化を図っている。
前記した外付けロッドアンテナはデザイン的に自由度が少なく、魅力的なデザインを作りにくい。また、ロッドアンテナを引き出した状態で衝撃を与えるとアンテナ折れ等の別な問題が発生する。アンテナ折れを少なくするため、現在採用されているロッドアンテナは特殊な曲げ強度に強い素材を用いており、価格が高いという問題がある。
一方前記したセラミックチップアンテナは、一般に帯域幅が狭く、ピークロスも大きい。セラミックの表面に薄膜ストリップラインを形成することにより、ストリップラインのQが低くなるためである。帯域幅の狭い、各種無線通信用には本構造のアンテナでも採用可能だが、特に1セグ地上波デジタル用受信アンテナとしては、中心周波数fo=620MHz、帯域幅BW=300MHz(比帯域=49%)において−8dBi以上(dBiは完全無指向性アンテナに対する動作利得の比を表す)の利得を必要としている。しかし、本構造のアンテナでは広い帯域に渡り−8dBi以上のアンテナ利得を得ることは困難であった。
受信感度がロッドアンテナと同等で、装置に内蔵できるよう小型で、また低価格なチップアンテナおよび車載アンテナを実現できれば、感度、価格、デザインの各面からメリットが大きい。
本発明の目的は前記した課題に鑑み、広帯域で高感度な小型ヘリカルチップアンテナを提供することにある。
本発明の目的は前記した課題に鑑み、広帯域で高感度な小型ヘリカルチップアンテナを提供することにある。
前記目的を達成するため本発明は、テレビジョン放送信号を受信するためのチップアンテナであって、導線を螺旋状に券線したヘリカルアンテナ部と、該ヘリカルアンテナ部を内蔵するパッケージ部と、前記ヘリカルアンテナ部で受信した前記テレビジョン放送信号を出力するための出力端子を有することを特徴としている。
また本発明は、テレビジョン放送信号を受信するためのチップアンテナであって、導線を螺旋状に券線した複数の螺旋状券線を並列接続したヘリカルアンテナ部と、該ヘリカルアンテナ部を内蔵するパッケージ部と、前記ヘリカルアンテナ部で受信した前記テレビジョン放送信号を出力するための出力端子を有することを特徴としている。
本発明によれば、広帯域で高感度な小型チップアンテナを提供することできる。地デジ放送対応携帯電話に内蔵し、また、車載用TVのアンテナとして使用することで、これらの装置に顧客指向のデザインができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態につき図面を用いて説明する。まずヘリカルアンテナについて述べる。
図2は本発明の一実施例で使用するヘリカルアンテナ4の基本構造図である。導体を螺旋状に巻くことにより、図中の矢印3で示したような各方向からの電波を受信する。図中の5は券線の一端を表し、送信する信号の入力端子、ないし受信した電波の出力端子となる。巻線の残る一端については入出力端子5との相対的な位置を特に規定しないが、図で示すように螺旋状の券線を挟んだ反対側でオープンの状態にしておくと良い。ヘリカルアンテナは空芯であるためにQを高くとり易いため、一般に前記したセラミックチップアンテナよりもピークロスが少ない特徴がある。
図2は本発明の一実施例で使用するヘリカルアンテナ4の基本構造図である。導体を螺旋状に巻くことにより、図中の矢印3で示したような各方向からの電波を受信する。図中の5は券線の一端を表し、送信する信号の入力端子、ないし受信した電波の出力端子となる。巻線の残る一端については入出力端子5との相対的な位置を特に規定しないが、図で示すように螺旋状の券線を挟んだ反対側でオープンの状態にしておくと良い。ヘリカルアンテナは空芯であるためにQを高くとり易いため、一般に前記したセラミックチップアンテナよりもピークロスが少ない特徴がある。
図3Aは本発明の一実施例における箱型パッケージに搭載したヘリカルアンテナの正面図である。本実施例では、まず前記ヘリカルアンテナ4を非導電性の箱型パッケージ6に入れ、回路基板への取付けを容易にし、また取付け作業中や取付け後における形状の変形を防止している。このため取付ける際は前記セラミックチップアンテナと同様な扱いができ、また前記ロッドアンテナのように装置の外部に突出することもない。もちろん箱型パッケージに限ることなく、レジンモールドにより変形を防止しても良い。箱型に限ることなく、蒲鉾型であっても良く、要は取付けを容易にし形状の変形を防げるものであれば、どのような方法でも良い。
図3Aは箱型パッケージ6を正面から透視した図であり、アンテナ端子7を有するアンテナ基板61を備えている。前記ヘリカルアンテナ4の入出力端子5はアンテナ端子7に接続される。図3Bは、図3Aの裏側から見た底面図を示している。アンテナ端子7のほかにグランド端子10を有している。図3Cは図3Aの右側から透視した側面図である。なお箱型パッケージ6を、これを搭載する回路基板(図示せず)に取付ける際には、該回路基板とアンテナ基板61が接する方向で取付けられる。アンテナ基板61は、たとえば0.5mm程度の厚さのガラエポ基板などを使用すると良い。箱型パッケージ6はアンテナ基板61に対して、たとえば化学系の接着剤で接着すると良い。アンテナ端子7は、たとえばヘリカルアンテナ4の一端が貫通するスルーホールを介して、図3Aに示す正面側と図3Bに示す底面側が一体となるようにすると良い。
ヘリカルアンテナ4の特性は、周辺に配置される回路基板の特にグランドパターンの影響を受け易い。このため小型パッケージ6に収めた場合でも、これを取付ける回路基板とヘリカルアンテナ4の距離が所定量だけ離れることが望ましい。このため図3Cに示すようにヘリカルアンテナ4のアンテナ端子7に接続する側の直線部分を折り曲げることにより、ヘリカルアンテナ4と回路基板の導体部分との間が所定の距離だけ離れるようにしている。以下では、この形状のものを逆L字型ヘリカルアンテナと称する。
次に以上述べたヘリカルアンテナ4の特性について説明する。図4は、本発明の一実施例における基本逆L字型ヘリカルアンテナとその測定系を示す。
外部条件を一定にするため金属板8を設けている。これは例えば10cm角の正方形の板であり、電気的にはグランド電位とする。またヘリカルアンテナ4は前記したように対接地容量が大きいと特性が変化し、例えば利得が低下するため、図示するように金属板8から2.0cmほど離している。これは前記した直線部分をL型に折り曲げることによる。折り曲げ部までの直線部分を含むアンテナ部の長さは3.0cmである。この条件のもとで受信電波3に対する利得の周波数特性を、ネットワークアナライザ9で測定することにより性能評価を行う。
外部条件を一定にするため金属板8を設けている。これは例えば10cm角の正方形の板であり、電気的にはグランド電位とする。またヘリカルアンテナ4は前記したように対接地容量が大きいと特性が変化し、例えば利得が低下するため、図示するように金属板8から2.0cmほど離している。これは前記した直線部分をL型に折り曲げることによる。折り曲げ部までの直線部分を含むアンテナ部の長さは3.0cmである。この条件のもとで受信電波3に対する利得の周波数特性を、ネットワークアナライザ9で測定することにより性能評価を行う。
図5は、図4の測定系による基本逆L字型ヘリカルアンテナの利得測定結果を示す。この場合、−8dBi帯域幅が中心周波数620MHzに対して200MHz(±100MHz)ほどである。これは前記したセラミックチップアンテナの一般的な値よりは遥かに良好であり、基本的には良好なアンテナである。しかし、1セグ規格の帯域幅BW=300MHzは満足できていない。
次に帯域幅をいっそう広くするための方法について説明する。図6は、本発明の一実施例における5本逆L字型ヘリカルアンテナとその測定系を示す。
帯域幅を広くするためには、図6に示すように複数本のヘリカルアンテナを鯉のぼり状に設けると良い。この場合、図4で示した逆L字型ヘリカルアンテナを並列に複数個設けても良いが、1本の直立する導線に対し図2のヘリカルアンテナを直交する方向に取付けることで並列接続しても良い。ここではヘリカルアンテナが5本の例を示しているが、もちろんこれは一例であって限定条件ではない。複数本の各々の線径、巻き径、巻数、ヘリカル部の長さなどのパラメータを微妙に変えると中心周波数が変わるために、全体としての帯域幅を広げることができる。また、これらが全く同じであったとしても、金属板8に対する距離が異なることで対接地容量などが変わるため、中心周波数が互いに異なり同様の効果を得ることができる。ここでは、ヘリカルアンテナの螺旋部分の長さを5.0cmとし、最上部を金属板8から1.5cm離して、図4と同等な中心周波数f0=620MHzとしている。なお、各アンテナコイルの線径は0.3mm程度、コイルの内径は1.6mm程度、コイルの外径は2.2mm程度である。
帯域幅を広くするためには、図6に示すように複数本のヘリカルアンテナを鯉のぼり状に設けると良い。この場合、図4で示した逆L字型ヘリカルアンテナを並列に複数個設けても良いが、1本の直立する導線に対し図2のヘリカルアンテナを直交する方向に取付けることで並列接続しても良い。ここではヘリカルアンテナが5本の例を示しているが、もちろんこれは一例であって限定条件ではない。複数本の各々の線径、巻き径、巻数、ヘリカル部の長さなどのパラメータを微妙に変えると中心周波数が変わるために、全体としての帯域幅を広げることができる。また、これらが全く同じであったとしても、金属板8に対する距離が異なることで対接地容量などが変わるため、中心周波数が互いに異なり同様の効果を得ることができる。ここでは、ヘリカルアンテナの螺旋部分の長さを5.0cmとし、最上部を金属板8から1.5cm離して、図4と同等な中心周波数f0=620MHzとしている。なお、各アンテナコイルの線径は0.3mm程度、コイルの内径は1.6mm程度、コイルの外径は2.2mm程度である。
図7は、図6の測定系による逆L字型ヘリカルアンテナの利得測定結果であり、横軸はヘリカルアンテナの本数を、縦軸は帯域幅BWを示す。ここでは全てのヘリカルアンテナの前記パラメータを同じにしている。
図7から明らかなように、本数を増やすとともに帯域幅が広がり、図6のように5本の時は、−8dBi帯域幅が331MHzとなり、1セグ規格を満足できる。但し、本数が増えるにつれfoが高域にシフトするため、中心周波数を一定にするにはヘリカル部の長さを長くする必要がある。5本立てた場合の長さは前記したとおり5.0cmとなる。これに図示した直線部分を加えると5.5cm程度であり、先の図4の場合よりは長くなる。
図7から明らかなように、本数を増やすとともに帯域幅が広がり、図6のように5本の時は、−8dBi帯域幅が331MHzとなり、1セグ規格を満足できる。但し、本数が増えるにつれfoが高域にシフトするため、中心周波数を一定にするにはヘリカル部の長さを長くする必要がある。5本立てた場合の長さは前記したとおり5.0cmとなる。これに図示した直線部分を加えると5.5cm程度であり、先の図4の場合よりは長くなる。
しかし、パッケージングした際のサイズは、次に示すとおり携帯電話への内蔵が充分可能なサイズである。図3A〜図3Cのa、b、cの順で0.3×2×6cm程度とできる。a=0.3cmは、前記コイルの外径2.2mm、箱型パッケージ6の厚さ0.3mm(×2)程度から決まる。b=2cmは、前記コイルの外径2.2mm(×5)、アンテナ基板61の厚さ0.5mm程度、箱型パッケージ6の厚さ0.3mm程度と各アンテナコイル間のスペースから決まる。c=6cmは、前記アンテナコイルの長さ5.5mm、箱型パッケージ6の厚さ0.3mm(×2)程度から決まる。
以上示したとおり、携帯電話内蔵が可能で、広帯域、高利得の内蔵アンテナを実現できる。
以上示したとおり、携帯電話内蔵が可能で、広帯域、高利得の内蔵アンテナを実現できる。
さらに、本ヘリカルアンテナを車載用の1セグないしフルセグTVの車内用小型アンテナに適用する場合は、図8に示すようにパッケージ内部のグランドパターンをグランド端子10のみならず、例えば10Aで示す部分まで拡張して形成することにより、インピーダンスを75Ωもしくは50Ωに合わせると良い。これにより、このインピーダンスの同軸ケーブルで車内の固定点まで、少ない減衰量で引き回すことができる。なお、図示した10Aの部分はグランド端子10と電気的には共通であるが、表面にレジストが施されている。
また受信した信号をベースバンド信号に復調するための復調用IC(Integrated Circuit)を箱型パッケージ6に内蔵するようにすれば、高周波受信信号をアンテナモジュール内だけにとどめることができ、いっそうの実装性能の安定化を図ることができる。この場合の復調用ICとは、受信した信号を帯域制限し、IF(Intermediate Frequency)周波数にダウンコンバートし、このIF信号を復調しTS(Transport Stream)信号を出力するものである。もちろん、帯域制限するフィルタやダウンコンバータが復調用ICとは別のデバイスであれば、これらとともに箱型パッケージ6に内蔵すると良い。またダウンコンバータは受信した信号をIF周波数に変換することなく、ベースバンド帯域にダイレクト変換しても良い。
また受信した信号をベースバンド信号に復調するための復調用IC(Integrated Circuit)を箱型パッケージ6に内蔵するようにすれば、高周波受信信号をアンテナモジュール内だけにとどめることができ、いっそうの実装性能の安定化を図ることができる。この場合の復調用ICとは、受信した信号を帯域制限し、IF(Intermediate Frequency)周波数にダウンコンバートし、このIF信号を復調しTS(Transport Stream)信号を出力するものである。もちろん、帯域制限するフィルタやダウンコンバータが復調用ICとは別のデバイスであれば、これらとともに箱型パッケージ6に内蔵すると良い。またダウンコンバータは受信した信号をIF周波数に変換することなく、ベースバンド帯域にダイレクト変換しても良い。
以上述べたように本発明では、内蔵アンテナでも1セグTV周波数帯470〜770MHz(fo=620MHz、BW=300MHz)において−8dBi以上の利得の得られるアンテナとして、ヘリカルアンテナ(らせん状アンテナ)および逆L字型アンテナの技術を用い、1セグ用小型、高性能内蔵チップアンテナを考案した。本技術で車載用高感度小型アンテナも実現できる。
なおこれまでの説明した事項は一実施例であって、本発明はこれに限定されるものではない。ヘリカル部の長さなどにつき具体的な数字をあげたが、これは限定条件ではない。また例えば、図3Aなどに示したヘリカルアンテナや接続端子の配置方法には、様々な変形例が考えられるが、いずれの場合も本発明の範疇にある。
1・・・誘電体チップ、2・・・ミアンダ状ストリップライン、3・・・受信電波、4・・・ヘリカルアンテナ、5・・・入力端子、6・・・箱型パッケージ、7・・・アンテナ端子、8・・・金属板、9・・・ネットワークアナライザ、10・・・グランド端子。
Claims (8)
- テレビジョン放送信号を受信するためのチップアンテナであって、
導線を螺旋状に券線したヘリカルアンテナ部と、
該ヘリカルアンテナ部を内蔵するパッケージ部と、
前記ヘリカルアンテナ部で受信した前記テレビジョン放送信号を出力するための出力端子
を有することを特徴とする小型ヘリカルチップアンテナ。 - テレビジョン放送信号を受信するためのチップアンテナであって、
導線を螺旋状に券線した複数の螺旋状券線を並列接続したヘリカルアンテナ部と、
該ヘリカルアンテナ部を内蔵するパッケージ部と、
前記ヘリカルアンテナ部で受信した前記テレビジョン放送信号を出力するための出力端子
を有することを特徴とする小型ヘリカルチップアンテナ。 - 請求項1または請求項2に記載の小型ヘリカルチップアンテナにおいて、前記パッケージ部に前記ヘリカルアンテナ部のインピーダンス調整のためのグランドパターンを有し、該グランドパターンにより前記インピーダンスを前記出力端子に接続されるケーブルのインピーダンスに整合させることを特徴とする小型ヘリカルチップアンテナ。
- 請求項1または請求項2に記載の小型ヘリカルチップアンテナにおいて、前記パッケージ部はレジンモールドにより形成されることを特徴とする小型ヘリカルチップアンテナ。
- 請求項1または2に記載の小型ヘリカルチップアンテナにおいて、前記受信したテレビジョン放送信号を復調する復調回路部を有し、前記出力端子には前記復調回路部における復調後の信号を出力することを特徴とする小型ヘリカルチップアンテナ。
- 請求項2に記載の小型ヘリカルチップアンテナにおいて、前記複数の螺旋状券線は、前記導線の線径、前記螺旋状券線部分の直径、巻数、長さが略等しいことを特徴とする小型ヘリカルチップアンテナ。
- 請求項2に記載の小型ヘリカルチップアンテナにおいて、前記複数の螺旋状券線のうち少なくもいずれか二つは、前記導線の線径、前記螺旋状券線部分の直径、巻数、長さのうち、少なくもいずれか一つが互いに異なることを特徴とする小型ヘリカルチップアンテナ。
- 請求項2に記載の小型ヘリカルチップアンテナにおいて、前記複数の螺旋状券線は、前記出力端子に接続された導線に対し、略直角に接続されたことを特徴とする小型ヘリカルチップアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009195241A JP2011049732A (ja) | 2009-08-26 | 2009-08-26 | 小型ヘリカルチップアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009195241A JP2011049732A (ja) | 2009-08-26 | 2009-08-26 | 小型ヘリカルチップアンテナ |
Publications (1)
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JP2009195241A Pending JP2011049732A (ja) | 2009-08-26 | 2009-08-26 | 小型ヘリカルチップアンテナ |
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