JP2011044326A - 光源装置およびこの光源装置を備える表示装置 - Google Patents

光源装置およびこの光源装置を備える表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光源の数を削減しても、強度分布が均一な光を照射することができる光源装置を提供すること。
【解決手段】両端部どうしを結ぶ想定上の直線Lから横方向に突出する突出部13a(131a,132a)が形成された管体11aを有する複数の光源1aを備え、複数の光源12aが互いに隣り合うように配設されるとともに、互いに隣り合う光源1aの一方の管体11aに形成される突出部13a(131a,131b)の少なくとも一部が、互いに隣り合う光源1aの他方の管体11aに形成される突出部13a(131a,132a)どうしの間に入り込み、互いに隣り合う光源1aのうちの一方の管体11aの突出部13a(131a,132a)の先端と、他方の光源1aの管体11aの両端部どうしを結ぶ想定上の直線Lとの間の距離が、光源1aの管体11aに形成される突出部13a(131a,132a)の両端部どうしを結ぶ想定上の直線Lからの突出寸法よりも小さくなるように配設される。
【選択図】図8

Description

本発明は、光源装置およびこの光源装置を備える表示装置に関するものであり、詳しくは、液晶表示装置の光源に好適な光源装置と、この光源装置を備える表示装置に関するものである。
画像を表示する表示装置には、表示パネルとして、透過型または半透過型の液晶表示パネルのような、非自発光型の表示パネルを備えるものがある。このような表示装置は、一般的に、表示パネルの背面側に光源が配設される構成や、光源が組み込まれた光源装置(「バックライト装置」、「バックライトユニット」などと称することもある)が配設される構成を備える。そして、光源が発した光は表示パネルの背面側に照射され、表示パネルは、背面側に照射された光を、所定の態様で前面側に透過する。これにより、表示パネルの前面側には、画像が可視状態に表示される。
表示装置が表示する画像に輝度ムラが発生しないようにするためには、光源または光源装置は、面方向の強度分布が均一な光を、表示パネルの背面側に照射する必要がある。
表示装置または表示装置に適用される光源装置には、複数の線状の光源を備え、これら複数の線状の光源が略平行に並べられる構成を備えるものがある(たとえば、特許文献1など)。図18は、表示装置に適用される光源装置9の構成の従来例を、模式的に示した分解斜視図である。この光源装置9は、複数の線状の光源92を備える。線状の光源92には、一般的には蛍光ランプ(冷陰極管や熱陰極管など)が用いられる。そして、複数の線状の光源92が、シャーシ91の前面側に、所定の間隔をおいて略平行に配設される。また、線状の光源92の前面側には、透過する光の特性を調整する光学部材93(たとえば、光を拡散する機能を有する板状の光学部材(「拡散板」などと称することがある)やシート状またはフィルム状の光学部材(「拡散シート」、「拡散フィルム」などと称することがある)や、その他所定の機能を有する光学部材)が配設される。このような光源装置9は、複数の線状の光源92を並べて配設することによって、面状の光を発することができる。そして、光を拡散する機能を有する板状の光学部材やシート状またはフィルム状の光学部材93によって、複数の線状の光源92が発した光の面方向の強度分布を、均一にすることができる。したがって、光源装置9は、面方向の強度分布が均一な光を表示パネルの背面側に照射することができ、表示パネルは、輝度ムラのない画像を表示することができる。
ところで、光源装置や表示装置の価格の低廉化や消費電力の低減を図るために、光源の数を削減したいという要求がある。しかしながら、前記構成の光源装置において、光源の数を削減すると、次のような問題が生じることがある。
光源の数を削減すると、並べて配設される光源どうしの間隔を大きくする必要がある。光源どうしの間隔が大きくなると、光源装置を前面側から見た場合、光源が存在する位置と、光源どうしの間とで、前面側に向かって射出する光の強度の差が大きくなる。このため、表示パネルの背面側に照射される光の面方向の強度分布が不均一となり、表示パネルが表示する画像に輝度ムラが発生するおそれがある。
このような問題を解決するための構成として、光源から表示パネルまでの距離(または光源から光源の前面側に配設される光学部材までの距離)を大きくする構成が挙げられる。このような構成とすると、各線状の光源の直上と、線状光源どうしの間とで、光源から表示パネルまたは光学部材までの距離の差を小さくすることができる(正確には、距離の比を「1」に近付けることができる)。このため、面方向の強度分布の差を小さくすることができる。しかしながらこのような構成では、線状の光源と表示パネルまたは光学部材との間の距離を大きくする必要があるから、光源装置および表示装置の厚さ寸法が大きくなる。このため、表示装置の薄型化を図ることが困難となる。
このほかには、光源の前面側に配設される光を拡散する機能を有する光学部材の数を増やすという構成が挙げられる。このような構成によれば、この光学部材によって、光の面方向の強度分布の均一化を図ることができる。しかしながら、光学部材の数を増加させると、光源装置や表示装置の部品点数が増加して、部品コストが増加する。このため、表示装置や光源装置の価格の低廉化が阻害されるおそれがある。
特開2009−098308号公報
上記実情に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、光源の数を削減することができる光源装置や表示装置を提供すること、または、光源の数を削減しても光の面方向の強度分布が不均一となることを防止もしくは抑制できる光源装置を提供すること、または光源の数を削減しても表示する画像に輝度ムラが発生することを防止もしくは抑制できる光源装置を提供すること、または、光源の数を削減しても、厚さ寸法を大きくすることなく、光の面方向の強度分布が不均一となることを防止もしくは抑制できる光源装置を提供すること、または、光源の数を削減しても、厚さ寸法を大きくすることなく、表示する画像に輝度ムラが発生することを防止もしくは抑制できる光源装置を提供することである。
前記課題を解決するため、本発明にかかる光源装置は、両端部どうしを結ぶ直線から横方向に突出する突出部が形成された管体を有する複数の光源を備え、前記複数の光源が互いに隣り合うように配設されるとともに、互いに隣り合う前記光源の一方の前記管体に形成される前記突出部の少なくとも一部が、互いに隣り合う前記光源の他方の前記管体に形成される前記突出部どうしの間に入り込むように配設されることを要旨とするものである。
互いに隣り合う前記光源の一方の前記突出部の先端と他方の管体の両端部どうしを結ぶ前記直線との間の距離が、前記光源の前記管体に形成される突出部の前記両端部どうしを結ぶ直線からの突出寸法よりも小さくなるように配設される構成であることが好ましい。
前記光源の前記管体の前記隣り合う突出部どうしの間に形成される隙間の寸法は、前記突出部の幅方向寸法よりも大きい構成であることが好ましい。
前記突出部は先細り形状に形成されるかまたは先細り形状に形成される部分を有する構成が適用できる。
前記光源の管体には、両端部どうしを結ぶ直線からある横方向に突出する突出部と、前記ある横方向とは反対側に突出する突出部とが、前記両端部どうしを結ぶ直線の延伸方向に沿って交互に形成される構成であることが好ましい。
前記光源の管体には、中心線がつづら折り状に形成される部分を有する構成が適用できる。
前記光源には蛍光ランプが適用できる。
本発明にかかる表示装置は、前記いずれかの光源装置と、表示パネルと、を備え、前記光源装置が備える前記光源が発する光を前記表示パネルの背面側に照射することにより、前記表示パネルの前面側に画像を表示することを要旨とするものである。
前記表示装置は液晶表示装置であり、前記表示パネルには透過型または半透過型の液晶表示パネルが適用できる。
本発明によれば、光の面方向の強度分布の均一化を図ることができる。
すなわち、従来一般の構成(管体が略直線に形成される光源が並べて配設される構成)では、各光源の直上は射出する光の強度が強く、隣り合う光源装置の間は射出する光の強度が弱くなる。したがって、射出する光の面方向の強度分布(特に、各光源の両端部どうしを結ぶ直線に略直角な方向の強度分布)が不均一となるおそれがある。
これに対して、本発明にかかる光源装置によれば、本発明にかかる光源装置に組み込まれる各光源には突出部が形成されることにより、両端部どうしを結ぶ直線に略直角な方向に対しても拡がりを有する面光源として機能する。そして、隣り合う光源が前記所定の位置関係となるように配設されると、隣り合う面光源の周縁部どうしが重畳する構成となる。すなわち、隣り合う光源どうしの間に隙間(=発光しない部分)が存在しない構成となる。したがって、本発明にかかる光源装置が射出する光の面方向の強度分布(特に、第二の方向に沿った光の強度分布)が不均一となることを防止または抑制できる。
さらに、本発明にかかる光源装置に組み込まれる光源は、両端部どうしを結ぶ直線に略直角な方向にも拡がりを持つ面光源として機能するから、管体が略直線状に形成される光源に比較して、光を射出できる部分の両端部どうしを結ぶ直線に略直角な方向の寸法が大きくなる。したがって、管体が略直線状に形成される光源が適用される光源装置に比較すると、光源の数を削減することができる。そして、本発明にかかる光源装置によれば、光源の数を削減した場合であっても、前記の理由により、射出する光の面方向の強度分布が不均一となることを防止または抑制できる。
したがって、射出する光の面方向の強度分布を均一に維持しつつ(換言すると、強度分布が不均一となることを防止または抑制しつつ)、光源の数および光源に付随する部材の数を削減することができる。このため、本発明の実施形態にかかる光源装置によれば、部品コストの削減を図ることができる。
さらに、本発明にかかる光源装置によれば、射出する光の強度の不均一を解消するために、光源と光学シート類との間の距離を大きくする必要がない。
すなわち、隣り合う光源どうしの中間の各位置における光の強さは、光源の直上における光源と光学シート類との間の距離と、隣り合う光源どうしの中間の各位置における光源と光学シート類との間の距離との比に応じて相違する。このため、この「距離の比」の変動範囲が大きいと、射出される光の面方向の強度分布が不均一となりやすくなる。このため、管体が略直線状に形成される光源が適用される光源装置では、光源と光学シート類との間の距離を大きくすることにより、前記「距離の比」の変動範囲を小さくし、光の面方向の強度分布が不均一となることを防止する構成が用いられることがある。
これに対して、本発明にかかる光源装置によれば、光源の管体が、両端部どうしを結ぶ直線に略直角な方向に沿って隙間なく存在するから、両端部どうしを結ぶ直線に略直角な方向のいずれの位置でも、光源の管体から光学シート類までの距離を均一に近付けることができる。したがって、射出される光の面方向の強度分布の均一化を図るために光源装置の厚さ寸法を大きくする必要がない。このように、本発明にかかる光源装置によれば、射出される光の面方向の強度分布を均一に維持しつつ(換言すると、強度分布が不均一となることを防止または抑制しつつ)、光源装置の厚さ寸法を小さくすることができる。
本発明にかかる表示装置によれば、表示パネルの背面側には、本発明にかかる光源装置から、面方向の強度分布が均一な光が照射されるから、輝度ムラのない画像を表示することができる。また、本発明にかかる光源装置の厚さ寸法は前記のとおりであるから、本発明にかかる表示装置の厚さ寸法が大きくなることが防止または抑制できる。
本発明の第一実施形態にかかる光源の構成を、模式的に示した平面図であって部分断面図である。 本発明の第二実施形態にかかる光源の構成を、模式的に示した平面図であって部分断面図である。 本発明の第三実施形態にかかる光源の構成を、模式的に示した平面図であって部分断面図である。 本発明の第四実施形態にかかる光源の構成を、模式的に示した平面図であって部分断面図である。 本発明の第五実施形態にかかる光源の構成を、模式的に示した平面図であって部分断面図である。 本発明の第六実施形態にかかる光源の構成を模式的に示した平面図であり、(a)は、本発明の第六実施形態にかかる光源の全体構成を示した図、(b)〜(e)は、変形例に掛かる突出部を示した図である。 本発明の第七実施形態にかかる光源の構成を、模式的に示した平面図であって部分断面図である。 本発明の実施形態にかかる光源装置の要部の構成を、模式的に示した分解斜視図である。 本発明の第一実施形態にかかる光源が適用された本発明の実施形態にかかる光源装置における、本発明の第一実施形態にかかる光源の配列態様を模式的に示した平面図であり、前面側から見た図である。 本発明の第二実施形態にかかる光源が適用された本発明の実施形態にかかる光源装置における、本発明の第二実施形態にかかる光源の配列態様を模式的に示した平面図であり、前面側から見た図である。 本発明の第三実施形態にかかる光源が適用された本発明の実施形態にかかる光源装置における、本発明の第三実施形態にかかる光源の配列態様を模式的に示した平面図であり、前面側から見た図である。 本発明の第四実施形態にかかる光源が適用された本発明の実施形態にかかる光源装置における、本発明の第四実施形態にかかる光源の配列態様を模式的に示した平面図であり、前面側から見た図である。 本発明の第五実施形態にかかる光源が適用された本発明の実施形態にかかる光源装置における、本発明の第五実施形態にかかる光源の配列態様を模式的に示した平面図であり、前面側から見た図である。 本発明の第六実施形態にかかる光源が適用された本発明の実施形態にかかる光源装置における、本発明の第六実施形態にかかる光源の配列態様を模式的に示した平面図であり、前面側から見た図である。 本発明の第七実施形態にかかる光源が適用された本発明の実施形態にかかる光源装置における、本発明の第七実施形態にかかる光源の配列態様を模式的に示した平面図であり、前面側から見た図である。 本発明の実施形態にかかる表示装置の構成を、模式的に示した分解斜視図である。 本発明の実施形態にかかる表示装置が適用されたテレビ受信機の構成を、模式的に示した分解斜視図である。 表示装置に適用される光源装置の構成の従来例を、模式的に示した分解斜視図である。
以下に、本発明の各種実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施形態にかかる光源装置2に適用される光源(本発明の各実施形態にかかる光源)1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gは、蛍光ランプ(熱陰極管や冷陰極管)である。
まず、本発明の第一実施形態にかかる光源1aについて説明する。図1は、本発明の第一実施形態にかかる光源1aの構成を、模式的に示した平面図であって部分断面図である。
図1に示すように、本発明の第一実施形態にかかる光源1aは、管体11aと、電極12とを有する。管体11aは、略透明なガラスなどからなる部材であり、内周面には蛍光材料の層が形成される。また、管体11aの内部には、所定の種類の希ガス(たとえばアルゴンなど)および水銀が封入される。電極12は、管体11aの内部の両端近傍に配設される部材であり、所定の導電性の材料(たとえば、ニッケルやモリブデンなど)により形成される。なお、管体11aの内周面に形成される蛍光材料の層、管体11aの内部に封入される希ガスおよび水銀、管体11aの材料は、従来一般の蛍光ランプと同じ構成が適用できる。したがって、説明は省略する。
図1に示すように、本発明の第一実施形態にかかる光源1aの管体11aは、管体11aの両端部どうしを結ぶ(または、管体11aの両端部に配設される電極12どうしを結ぶ)直線Lを想定した場合(以下、この直線Lを「想定上の直線」Lと称する。他の実施形態にかかる光源1b,1c,1d,1e,1f,1gついても同様とする)において、管体11aの中心線Cがこの想定上の直線Lから外れて横方向に突出する部分(=想定上の直線Lの延伸方向とは異なる方向、換言すると想定上の直線Lとは平行でない方向に突出する部分)を有する。管体11aのうち、中心線が想定上の直線Lから外れて横方向に突出する部分を、「突出部」13aと称する(他の実施形態についても同様とする)。そして、本発明の第一実施形態にかかる光源1aの管体11aには、複数の突出部13aが、想定上の直線Lの延伸方向に沿って、所定の間隔をおいて配列するように形成される。
なお、以下、説明の便宜上、想定上の直線Lに平行な方向を、「第一の方向」と称し、想定上の直線Lに直角な方向を、「第二の方向」と称する。他の実施形態にかかる光源1b,1c,1d,1e,1f,1gについても同様とする。
本発明の第一実施形態にかかる光源1aの管体11aの具体的な構成は、次のとおりである。本発明の第一実施形態にかかる光源1aの管体11aには、中心線Cが略直線であって第一の方向(または第二の方向)に対してある所定の角度をもって傾斜する部分141a(=中心線Cが、第一の方向および第二の方向に対して、直角でも平行でもない部分)と、中心線Cが略直線であって第一の方向(または第二の方向)に対して前記ある所定の角度とは異なる他の所定の角度をもって傾斜する部分142a(換言すると、前記ある所定の角度とは、想定上の直線Lに対する角度の値が同じで向きが異なる部分)と、が形成される。そして、中心線Cが第一の方向に対してある所定の角度をもって傾斜する部分141aと、中心線Cが第一の方向に対して他の所定の角度をもって傾斜する部分142aとが、交互に形成される。このため、本発明の第一実施形態にかかる光源1aの管体11aは、つづら折り状に形成される部分を有する。
このような構成によれば、本発明の第一実施形態にかかる光源1aの管体11aには、互いに反対向きに突出する突出部13a(131a,132a)(=第一の方向に対してある横方向に突出する突出部13a(131a)と、第一の方向に対して前記ある横方向とは反対側に突出する突出部13a(132a))が、第一の方向に沿って交互に形成される。また、第一の方向に対してある横方向に突出する突出部13a(131a)(=想定上の直線Lのある一側に突出する突出部)が、第一の方向に沿って所定の間隔をおいて形成される。また、第一の方向に対して前記ある横方向とは反対側に突出する突出部13a(132a)(=想定上の直線Lの前記ある一側とは反対側に突出する突出部13a(132a))が、第一の方向に沿って所定の間隔をおいて形成される。そして、中心線Cが第一の方向に対して所定の角度をもって傾斜する部分141aと、中心線Cが第一の方向に対して他の所定の角度をもって傾斜する部分142aの境界部(換言すると、結合部。管体の中心線Cが屈曲または湾曲している部分)が、突出部13a(131a,132a)の先端(=想定上の直線Lから最も遠い部分)となる。
次に、本発明の第二実施形態にかかる光源1bについて説明する。本発明の第二実施形態にかかる光源1bは、本発明の第一実施形態にかかる光源1aの変形形態である。本発明の第一実施形態にかかる光源1aの管体11aの突出部13aの寸法および形状(=中心線Cが想定上の直線Lにある所定の角度をもって傾斜する部分の長さ(中心線Cの長さ)、中心線Cが想定上の直線Lに対して前記ある所定の角度とは異なる角度をもって傾斜する部分の長さ(中心線Cの長さ)、想定上の直線Lとこれらの部分の中心線Cとがなす角度は、特に限定されるものではない。
図2は、本発明の第二実施形態にかかる光源1bの構成を模式的に示した平面図であって部分断面図である。本発明の第二実施形態にかかる光源1bの管体11bにも、本発明の第一実施形態にかかる光源1aと同様に、中心線Cが想定上の直線Lに対してある所定の角度をもって傾斜する部分141bと、中心線Cが想定上の直線Lに対して前記ある所定の角度とは異なる角度をもって傾斜する部分142b(換言すると、想定上の直線Lに対する角度の値は、前記ある所定の角度と同じで、向きが異なる部分)とが交互に形成される。このため、互いに反対向きに突出する突出部13b(131b,132b)が、第一の方向に沿って交互に形成される。また、第一の方向に対してある横方向に突出する突出部13b(131b)が、第一の方向に沿って所定の間隔をおいて形成されるとともに、第一の方向に対して前記ある横方向とは反対側に突出する突出部13b(132b)が、第一の方向に沿って所定の間隔をおいて形成される。
図2に示すように、管体11bのうちの、中心線Cが想定上の直線Lに対してある所定の角度をもって傾斜する部分141bの長さ(中心線Cの長さ)、中心線Cが想定上の直線Lに対して前記ある所定の角度とは異なる角度をもって傾斜する部分142b(換言すると、想定上の直線Lに対する角度の値は、前記ある所定の角度と同じで、向きが異なる部分)の長さ(中心線Cの長さ)、想定上の直線Lとこれらの部分の中心線Cとがなす角度は、適宜変更できる。そして、これらの長さや角度を適宜設定することにより、本発明の第二実施形態にかかる光源1bの第二の方向の寸法や、突出部13b(131b,132b)の突出寸法(想定上の直線Lから突出部13bの先端までの寸法)や、突出部13bの間隔などを適宜設定することができる。
次に、本発明の第三実施形態にかかる光源1cについて説明する。図3は、本発明の第三実施形態にかかる光源1cの構成を、模式的に示した平面図であって部分断面図である。図3に示すように、本発明の第三実施形態にかかる光源1cの管体11cは、中心線Cが所定の曲率半径を有する半円状(=中心角が180°の円弧状)に形成される部分を有する。この中心線Cが所定の曲率半径を有する半円状の部分が、想定上の直線Lから横方向に突出する突出部13cとなる。そして、複数の突出部13cが、第一の方向に沿って直列に配列されるように形成される。そして、想定上の直線Lの一側に向かって突出する突出部131cと、前記一側の反対側に向かって突出する突出部132cとが、想定上の直線Lに沿って、交互に形成される。すなわち、互いに隣接する突出部13c(131c,132c)は、円弧の向きが互いに反対側を向く(=互いに反対側に向かって突出する)ように形成される。そして、全ての突出部13cは、それらの中心線が同一の平面内に位置するように形成される。
このような構成によれば、本発明の第三実施形態にかかる光源1cの管体11cには、互いに反対向きに突出する突出部13c(131c,132c)(=第一の方向に対してある横方向に突出する突出部13c(131c)と、第一の方向に対して前記ある方向とは反対側に突出する突出部13c(132c)。換言すると、想定上の直線Lの一側に突出する突出部13c(131c)と、想定上の直線Lの前記一側とは反対側に突出する突出部13c(132c))が、第一の方向に沿って、交互に形成される。このため、本発明の第三実施形態にかかる光源1cの管体11cには、第一の方向に対してある横方向に突出する突出部13c(131c)が、第一の方向に沿って所定の間隔をおいて形成される。また、第一の方向に対して前記ある方向とは反対側に突出する突出部13c(132c)も、第一の方向に沿って、所定の間隔をおいて形成される。
次に、本発明の第四実施形態にかかる光源1dについて説明する。図4は、本発明の第四実施形態にかかる光源1dの構成を、模式的に示した平面図であって部分断面図である。図4に示すように、本発明の第四実施形態にかかる光源1dの管体11dは、中心線Cが所定の曲率半径を有する半円状(=中心角が180°の円弧状)に形成される部分141dと、中心線Cが所定の長さを有し第二の方向に略平行な略直線状の部分142dと、を有する。そして、中心線Cが所定の曲率半径を有する半円状に形成される部分141dと、中心線Cが所定の長さを有し第二の方向に略平行な直線状に形成される部分142dとが、交互に形成される。
換言すると、本発明の第四実施形態にかかる光源1dの管体11dは、中心線Cが略「U」字状に形成される部分が、第一の方向に沿って連結される構成を有する。
そして、中心線Cが所定の曲率半径を有する半円状に形成される部分141dのうちの一つと、この部分141dの両側に連結する中心線が所定の長さを有し第二の方向に略平行な直線状の部分142dの一部(=想定上の直線Lと、中心線Cが半円状に形成される部分141dと、の間の部分)が、一つの突出部13dを形成する。
このような構成によれば、本発明の第四実施形態にかかる光源1dの管体11dには、互いに反対向きに突出する略「U」字形状の突出部13d(131d,132d)が、第一の方向に沿って交互に形成される。すなわち第一の方向に対してある横方向に突出する突出部(=想定上の直線Lの一側に突出する突出部)13d(131d)と、第一の方向に対して前記ある横方向とは反対側に突出する突出部(=想定上の直線Ldの前記一側とは反対側に突出する突出部)13d(132d)とが交互に形成される。このため、想定上の直線Lの一側には、第一の方向に対してある横方向に突出する突出部13d(131d)が、所定の間隔をおいて形成される。また、想定上の直線Lの前記一側とは反対側には、第一の方向に対して前記ある方向とは反対側に突出する突出部13d(132d)が、所定の間隔をおいて形成される。そして、本発明の第四実施形態にかかる光源1dの管体11dに形成される全ての突出部13dの中心線は、同一平面内に存在する。
次に、本発明の第五実施形態にかかる光源1eについて説明する。図5は、本発明の第五実施形態にかかる光源1eの構成を、模式的に示した平面図であって部分断面図である。図5に示すように、本発明の第五実施形態にかかる光源1eの管体11eは、中心線Cが楕円の一部(たとえば半分)の形状に形成される部分を有する。この中心線Cが楕円の一部の形状に形成される部分が、突出部13e(131e,132e)となる。そして、複数の突出部13e(131e,132e)が、第一の方向に沿って直列的に配列されるように形成される。具体的には、想定上の直線Lの一側に向かって突出する突起部13e(131e)と、想定上の直線Lの前記一側とは反対側に向かって突出する突起部13e(132e)とが、交互に形成される。すなわち、互いに隣接する突出部13e(131e,132e)は、反対側に向かって突出するように形成される。そして、本発明の第五実施形態にかかる光源1eの管体11eに形成される全ての突出部13eは、それらの中心線が、同一の平面内に存在するように形成される。
このような構成によれば、本発明の第五実施形態にかかる光源1eの管体11eには、想定上の直線Lの一側に、第一の方向に対してある横方向に突出する突出部13e(131e)が、第一の方向に沿って所定の間隔をおいて形成される。また、想定上の直線Lの前記一側とは反対側に、第一の方向に対して前記ある方向とは反対側に突出する突出部13e(132e)も、第一の方向に沿って、所定の間隔をおいて形成される。
なお、突出部13e(131e,132e)の構成としては、たとえば、図5に示すように、楕円を短軸に沿って二分割したような構成が適用できるほか、楕円を長軸に沿って二分割したような構成も適用できる。また、楕円を二分割したような構成のほか、楕円の一部を抜き出したような構成も適用できる。
本発明の第一実施形態〜第五実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1eの突出部13a,13b,13c,13d,13eは、いずれも、いわゆる先細り形状(=想定上の直線Lから離れるにしたがって、第一の方向の寸法が小さくなっていく形状)に形成されるか、または先細り形状に形成される部分を有する。すなわち、第一実施形態にかかる光源1a、第二実施形態にかかる光源1b、第三実施形態にかかる光源1c、第五実施形態にかかる光源1eの突出部13a,13b,13c,13eは、いずれも全体が先細り形状であるといえる。また、第四実施形態にかかる光源1dの突出部13dのうち、中心線Cが半円状に形成される部分は、先細り形状であるといえる。
このため、これらの突出部13a,13b,13c,13d,13eの先端部(=想定上の直線Lから遠い側の端部)の幅方向寸法(=第一の方向の寸法)は、同じ向きに突出し隣り合う突出部13a,13b,13c,13d,13e,13f,13gどうしの間に形成される隙間の第一の方向の寸法よりも小さい寸法に形成される。
これらの構成によれば、たとえば、ある一つの本発明の第一実施形態にかかる光源1aと、他の一つの本発明の第一実施形態にかかる光源1aとを、それぞれの想定上の直線Lが略平行となるように並べた場合において、一方の本発明の第一実施形態にかかる光源1aの管体11aに形成される突出部13aの先端部が、他方の本発明の第一実施形態にかかる光源1aの管体11aの突出部13aの先端部どうしの間に形成される隙間に、物理的に接触することなく入り込むことができる。換言すると、複数の本発明の第一実施形態にかかる光源1aを、ある一つの本発明の第一実施形態にかかる光源1aの管体11aに形成される突出部13aの先端と、他の一つの本発明の第一実施形態にかかる光源1aの想定上の直線Lとの間の距離を、本発明の第一実施形態にかかる光源1aの突出部13aの突出寸法(想定上の直線Lから突出部13aの先端までの距離)よりも小さくなるように並べることができる。
すなわち、複数の本発明の第一実施形態にかかる光源1aを、それらの管体11aの中心線(突出部の中心線を含む)が略同一平面内に存在するようにし、かつ、ある一つの本発明の第一実施形態にかかる光源1aの管体11aに形成される突出部13aの先端部と、他の一つの本発明の第一実施形態にかかる光源1aの管体11aに形成される突出部13aの先端部とが、第二の方向に重畳した部分を有する状態に並べることができる。
なお、本発明の第二実施形態〜第五実施形態にかかる光源1b,1c,1d,1eについても同様である。
次に、本発明の第六実施形態にかかる光源1fについて説明する。図6は、本発明の第六実施形態にかかる光源1fの構成を模式的に示した平面図である。それぞれ図6(a)は、本発明の第六実施形態にかかる光源1fの全体構成を示した図、(b)〜(e)は、変形例に掛かる突出部13f’,13f”,13f”’,13f””の構成を示した図である。
図6(a)に示すように、本発明の第六実施形態にかかる光源1fの管体11fは、中心線Cが想定上の直線Lに略平行に形成される(または略一致する)部分141fと、この部分141fから第一の方向に対して横方向に突出する突出部13fと、を有する。そして、互いに反対向きに突出する突出部13f(131f,132f)(=第一の方向に対してある横方向に突出する突出部131fと、第一の方向に対して前記ある横方向とは反対側に突出する突出部132f。換言すると、想定上の直線Lのある一側に突出する突出部131fと、前記ある一側とは反対側に突出する突出部132f)が、第一の方向に沿って、交互に配列されるように形成される。したがって、本発明の第六実施形態にかかる光源1fの管体11fには、想定上の直線Lの一側に、第一の方向に対してある横方向に突出する突出部13f(131f)が、所定の間隔をおいて形成される。また、想定上の直線Lの前記一側とは反対側には、第一の方向に対して前記ある横方向とは反対側に突出する突出部13f(132f)が、所定の間隔をおいて形成される。そして、想定上の直線Lに略平行に形成される部分の中心線と、全ての突出部13fの中心線は、同一平面内に存在する。
各突出部13f(131f,132f)は、中心線Cが第二の方向に略平行な部分142fと、中心線Cが第一の方向に略平行な部分143fとを有する。そして、中心線Cが第一の方向に略平行な部分143fの両端に、中心線Cが第二の方向に略平行な部分142fの一端が連結する構成を有する。そして、中心線Cが第二の方向に略平行な部分142fのそれぞれの他端が、中心線Cが想定上の直線Lに略一致する部分に連結する。したがって、突起部13f(131f,132f)は、略方形に形成される。
なお、突出部の構成は、図6(a)に示す構成に限定されるものではなく、種々の構成が適用できる。すなわち、図6(a)に示すように、略方形に形成される突出部13fのほか、図6(b)に示す第一の変形例にかかる突出部13f’のように、先端部が略半円形に形成される構成、図6(c)に示す第二の変形例にかかる突出部13f”のように、全体として略三角形に形成される構成、図6(d)に示す第三の変形例にかかる突出部13f”’のように、全体として略半円形(=中心角が180°の円弧状)に形成される構成、図6(e)に示す第四の実施例に掛かる突出部13f””のように、全体として楕円の一部を抜き出したような構成などが適用できる。
そして、本発明の第六実施形態にかかる光源1fの管体11fには、第一の方向に対してある横方向に突出する突出部13f(131f)と、第一の方向に対して前記ある横方向とは反対側に突出する突出部13f(132f)と、が第一の方向に沿って交互に形成される。第一の方向に対してある横方向に突出する突出部13f(131f)と、第一の方向に対して前記ある横方向とは反対側に突出する突出部13f(132f)との間には、中心線Cが想定上の直線Lに略一致する部分141fが形成される。中心線Cが想定上の直線Lに略一致する部分141fは、第一の方向に対してある所定の寸法を有する。
したがって、同じ向きに突出する突出部13f(131f,132f)どうしの間に形成される隙間の寸法Bf1(=第一の方向の寸法)は、それらの間に形成される二つの想定上の直線Lに略平行な部分および突出部13f(132f)の幅方向の寸法Bf2(=第一の方向の寸法)の合計となる。したがって、同じ向きに突出する突出部13f(131f,132f)どうしの間に形成される隙間の寸法Bf1を、突出部13f(131f,132f)の幅方向の寸法(=最大幅)Bf2よりも大きい寸法にすることができる。
このため、複数の本発明の第六実施形態にかかる光源1fを、想定上の直線Lが互いに平行になるように並べた場合において、隣接する一方の本発明の第六実施形態にかかる光源1fの想定上の直線Lの一側に突出する突出部13f(131f)を、隣接する他方の本発明の第六実施形態にかかる光源1fの想定上の直線Lの一側とは反対側に突出する突出部13f(132f)どうしの間に形成される隙間に入り込ませることができる。換言すると、一方の本発明の第六実施形態にかかる光源1fの管体11fに形成される突出部13fの先端と、他方の本発明の第六実施形態にかかる光源1fの想定上の直線Lとの間の距離を、本発明の第六実施形態にかかる光源1fの突出部13fの第二の方向の寸法(想定上の直線Lから突出部13fの先端までの距離)よりも小さくなるように並べることができる。
すなわち、一方の本発明の第六実施形態にかかる光源1fの突出部13fと、他方の本発明の第六実施形態にかかる光源1fの突出部13fとを、第二の方向において重畳させることができる。換言すると、一方の本発明の第六実施形態にかかる光源1fと、他方の本発明の第六実施形態にかかる光源1fとを、同一平面内において、一方の本発明の第六実施形態にかかる光源1fの突出部13fと、他方の本発明の第六実施形態にかかる光源1fの突出部13fとが、第二の方向に重畳した部分を有する状態に並べることができる。
次に、本発明の第七実施形態にかかる光源1gについて説明する。図7は、本発明の第七実施形態にかかる光源1gの構成を、模式的に示した平面図であって部分断面図である。本発明の第七実施形態にかかる光源1gの管体11gは、中心線Cが第一の方向に対してある所定の角度をもって傾斜する部分141gと、中心線Cが第一の方向に対して前記ある所定の角度とは異なる角度をもって傾斜する部分(換言すると、第一の方向に対する角度の値が、前記ある所定の角度の値と同じであって、向きが異なる部分)142gと、突出先端部14gと、を有する。そして、本発明の第七実施形態にかかる光源1gの管体11gは、中心線Cが第一の方向に対して所定のある角度をもって傾斜する部分141gと、中心線Cが第一の方向に対して前記ある所定の角度とは異なる角度をもって傾斜する部分142gとの間に、突出先端部14gが形成される構成を有する。換言すると、本発明の第七実施形態にかかる光源1gの管体11gは、本発明の第一実施形態にかかる光源1aの管体11aの突出部13aの先端に、さらに突出先端部14gが形成される構成を有する。
突出先端部14gは、図7に示すように、たとえば、略方形に形成される構成が適用できる。すなわち、突出先端部14gは、中心線Cが第二の方向に略平行な部分143gと、中心線Cが第一の方向に略平行な部分144gとを有する。そして、中心線Cが第一の方向に略平行な部分144gの両端(=第一の方向の両端)に、それぞれ中心線Cが第二の方向に略平行な部分143gの一端(=先端)が結合し、一方の中心線Cが第二の方向に略平行な部分143gの他端(基端。想定上の直線Lに近い側の端部)が、中心線Cが想定上の直線Lに対してある所定の角度をもって傾斜する部分141gの端部に結合し、他方の中心線Cが第二の方向に略平行な部分143gが、中心線Cが想定上の直線Lに対して前記ある所定の角度とは異なる角度をもって傾斜する部分142gの端部に結合する。
なお、突出先端部14gの構成は、前記構成に限定されるものではなく、種々の構成が適用できる。たとえば、本発明の第六実施形態にかかる光源1fの各変形例にかかる突出部13f’,13f”,13f”’,13f””と同じ構成が適用できる(図6(b)〜(e)参照)。
そして、中心線Cが第一の方向に対してある所定の角度をもって傾斜する部分141gの一部(=想定上の直線Lから突出先端部14gまでの部分)と、中心線Cが第一の方向に対して前記ある所定の角度とは異なる角度をもって傾斜する部分142gの一部(=想定上の直線Lから突出先端部14gまでの部分)と、突出先端部14gとが、一つの突出部13g(131g,132g)を形成する。
本発明の第七実施形態にかかる光源1gの管体11gには、互いに反対向きに突出する突出部13g(=第一の方向に対してある横方向に突出する突出部13g(131g)と、第一の方向に対して前記ある横方向とは反対側に突出する突出部13g(132g)。換言すると、想定上の直線のある一側に突出する突出部13g(131g)と、前記ある一側とは反対側に突出する突出部13g(132g)が、第一の方向に沿って、交互に配列されるように形成される。このため、本発明の第七実施形態にかかる光源1gの管体11gには、想定上の直線Lの一側に、第一の方向に対してある横方向に突出する突出部13g(131g)が、所定の間隔おいて形成される。また、想定上の直線Lの前記一側と反対側に、第一の方向に対して前記ある横方向とは反対側に突出する突出部13g(132g)が、所定の間隔をおいて形成される。そして、中心線Cが想定上の直線Lに対してある所定の角度をもって傾斜する部分141gにおける当該中心線Cと、中心線Cが想定上の直線Lに対して前記ある所定の角度とは異なる角度をもって傾斜する部分142gにおける当該中心線Cと、突出先端部14gにおける中心線Cは、全て略同一平面内に存在する。
同じ向きに突出する突出先端部14gどうしの間に形成される隙間の寸法Bg1(=第一の方向の寸法)は、想定上の直線Lに対してある所定の角度をもって傾斜する部分141gの第一の方向の寸法と、想定上の直線Lに対して前記ある所定の角度とは異なる角度をもって傾斜する部分142gの第一の方向の寸法と、突出先端部14gの幅方向の寸法Bg2(=第一の方向の寸法)の合計となる。したがって、同じ向きに突出する突出先端部14g(141g)どうしの間に形成される隙間の寸法Bg1を、突出先端部14gの幅方向の幅寸法(=最大寸法)Bg2よりも大きい寸法にすることができる。
このため、複数の本発明の第七実施形態にかかる光源1gを、想定上の直線Lが互いに平行になるように並べた場合において、隣接する一方の本発明の第七実施形態にかかる光源1gの想定上の直線Lの一側に突出する突出先端部14g(141g)を、隣接する他方の本発明の第七実施形態にかかる光源1gの想定上の直線Lの一側とは反対側に突出する突出先端部14g(142g)どうしの間に形成される隙間に入り込ませることができる。換言すると、一方の本発明の第七実施形態にかかる光源1gの管体11gに形成される突出先端部14gの先端と、他方の本発明の第七実施形態にかかる光源1gの想定上の直線Lとの間の距離を、本発明の第七実施形態にかかる光源1gの突出部13gの第二の方向の寸法H(想定上の直線Lから突出先端部14gの先端までの距離)よりも小さくなるように並べることができる。
すなわち、一方の本発明の第七実施形態にかかる光源1gの突出先端部14gと、他方の本発明の第七実施形態にかかる光源1gの突出先端部14gとを、第二の方向において重畳させることができる。換言すると、一方の本発明の第七実施形態にかかる光源1gと、他方の本発明の第七実施形態にかかる光源1gとを、同一平面内において、一方の本発明の第七実施形態にかかる光源1gの突出先端部14gと、他方の本発明の第七実施形態にかかる光源1gの突出先端部14gとが、第二の方向に重畳した部分を有する状態に並べることができる。
なお、前記各実施形態においては、放電用の電極12が管体11a,11b,11c,11d,11e,11f,11gの内部に配設される構成の蛍光ランプを示したが、管体11a,11b,11c,11d,11e,11f,11gが前記構成を有すれば、放電用の電極12が管体11a,11b,11c,11d,11e,11f,11gの外部に配設される構成の蛍光ランプであってもよい。また、線状光源として、蛍光ランプを示したが、管体11a,11b,11c,11d,11e,11f,11gが前記構成を有するものであれば、光源の種類は限定されるものではない。たとえば、アルゴン管やキセノン管など、各種の放電管であってもよい。
次に、本発明の実施形態にかかる光源装置2について説明する。本発明の実施形態にかかる光源装置2は、表示装置用の光源装置(「バックライト装置」、「バックライトユニット」などと称することもある)であり、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源が適用された光源装置である。
図8は、本発明の実施形態にかかる光源装置2の要部の構成を、模式的に示した分解斜視図である。なお、説明の便宜上、図8の上側を、本発明の実施形態にかかる光源装置2の「前面側」と称し、下側を「背面側」と称する。
図8に示すように、本発明の実施形態にかかる光源装置2は、シャーシ21と、反射シート22と、所定の数の複数の本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gと、光学シート類26と、サイドホルダ24と、光源保持具23と、フレーム27と、光源駆動回路基板28と、光源駆動回路基板カバー29とを有する。なお、図8においては、例として、本発明の第一実施形態にかかる光源1aが適用される構成を示す。
シャーシ21は、平板状または底の浅いトレイ状の部材である。シャーシ21には、底面211と側壁212と光学シート類支持面213とが形成される。底面211は、所定の数の複数の本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gを配設できる領域であり、前面側を向く略平面に形成される部分である。なお、底面には、後述する光源保持具23を固定するための貫通孔が形成されることがある(図略)。側壁212は、底面211を囲繞するように形成される構造物であり、底面211の周縁部から前面側に向かって起立する立壁状に形成される。光学シート類支持面213は、後述する光学シート類26の周縁部を支持することができる部分である。この光学シート類支持面26は、側壁212の先端(=前面側の端部)に形成される細長い略平面状の部分である。このシャーシ21は、金属の板材などからなりプレス加工または鈑金加工などして形成されるほか、樹脂材料からなり射出成形して形成される。
反射シート22は、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gが発した光を乱反射する機能を有する板状またはシート状またはフィルム状の光学部材である。この反射シート22は、たとえば発泡ポリエチレンテレフタレート(発泡PET)などにより形成される。なお、反射シート22には、後述する光源保持具23の所定の部分を挿通するための貫通孔が形成されることがある(図略)。
光源保持具23は、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gを保持するととともに、後述する光学シート類26を支持する機能を有する部材である。この光源保持具23は、たとえば、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gの管体11a,11b,11c,11d,11e,11f,11gを保持するクリップと、光学シート類26を支持する支持ピンと、シャーシ21の底面211に固定するための固定部とを有する。この光源保持具23には、たとえば、特開2007−250268号公報に記載の光源保持具が適用できる。なお、特開2007−250268号公報においては、光源保持具23を「ランプクリップ」と称し、クリップを「挟持部」、支持ピンを「円柱突起」、固定部を「係合突起」と称する。
光学シート類26は、透過する光の特性を調整できる板状またはシート状またはフィルム状の光学部材である。光学シート類26としては、たとえば拡散板、拡散フィルム(または拡散シート)、レンズフィルム(またはレンズシート)、輝度向上フィルムなどが適用される。
拡散板は、透過する光をランダムに拡散することにより、透過する光の面方向の輝度の均一化を図る光学部材である。この拡散板は、たとえば、略透明な材料により形成される基材に、光を反射する表面性状を有する微粒子や、基材とは屈折率が異なる材料により形成される微粒子が混合された構成を有する。
拡散フィルムまたは拡散シートは、透過する光の面方向の強度分布の均一化を図る機能を有する光学部材である。拡散フィルムまたは拡散シートは、たとえば、透明な基材に、光を反射する表面性状を有する微粒子や、基材とは異なる屈折率を有する材料により形成される微粒子を混合したものを、フィルム状またはシート状に形成した光学部材である。レンズフィルムまたはレンズシートは、透過する光を集光することにより、輝度の向上を図る機能を有する光学部材である。レンズフィルムまたはレンズシートは、たとえば、略透明な基材の層と、所定の断面形状を有し集光機能を有する層との積層構造を有する。基材の層には、たとえばPETなどの樹脂材料が適用できる。集光機能を有する層には、たとえばアクリル系の樹脂材料などが適用できる。輝度向上フィルムは、光源が発する光の有効利用を図り、本発明の実施形態にかかる表示装置2に組み込まれた表示パネル311(後述)が表示する画面の輝度の向上を図る機能を有する光学部材である。この輝度向上フィルムは、たとえば、所定の方向の偏光軸を有する光を透過させ、それ以外の光を反射することができる。この輝度向上フィルムには、たとえば、DBEFシリーズ(「DBEF」はスリーエムカンパニーの登録商標)が適用できる。
そして、所定の種類の光学シート類26が、所定の順序で積み重ねられるように配設される。なお、本発明の実施形態にかかる光源装置2に組み込まれる光学シート類26の種類や数は、特に限定されるものではない。光学シート類26の種類や数は、本発明の実施形態にかかる光源装置2の種類や、本発明の実施形態にかかる光源装置2が適用された表示装置3(後述)の種類などに応じて、適宜設定される。
サイドホルダ24は、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gを保持する機能や、光学シート類26を支持する機能などを有する部材である。このサイドホルダ24は、略棒状の部材であり、たとえば樹脂材料からなり射出成形などにより形成される。
フレーム27は、光学シート類26などの部材をシャーシ21に保持するなどの機能を有するほか、本発明の実施形態にかかる表示装置3の表示パネル311(後述)を支持するなどの機能を有する部材である。このフレーム27は、開口した略四辺形の形状に形成される部材である。フレーム27は、たとえば金属の板材などからなり、プレス加工や鈑金加工などにより形成されるほか、樹脂材料からなり、射出成形などにより形成される。
光源駆動回路基板28は、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gを駆動するため(=所定の明るさで発光させるため)の電子回路や電気回路などが構築された回路基板である。本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gのように、光源として蛍光ランプが適用される場合には、光源駆動回路基板28には、高圧の交流電圧を生成するインバータ回路などが構築される。光源駆動回路基板カバー29は、光源駆動回路基板28を保護する機能や、光源駆動回路基板28からの不要輻射を遮断する機能などを有する部材である。この光源駆動回路基板カバー29は、略平板状または底の浅いトレイ状の部材であり、たとえば金属板などの導体により形成される。
このような部材を備える本発明の実施形態にかかる光源装置2の組み付け構造は、次のとおりである。
シャーシ21の底面211の前面側に反射シート22が配設され、光源保持具23が装着される。シャーシ21の底面211(に配設された反射シート22)の前面側に、所定の数の複数の本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gが、並べて配設される。そして、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gの管体11a,11b,11c,11d,11e,11f,11gは、光源保持具23によりシャーシ21に保持される。サイドホルダ24が、シャーシ21の周縁部に配設される。これにより、各本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gの端部が、サイドホルダ24によって保持される。そして、光学シート類26が、シャーシ21およびサイドホルダ24の前面側に配設される。具体的には、光学シート類26の周縁部が、シャーシ21の光学シート類支持面213と、サイドホルダ24の前面側の面に載置される。したがって、光学シート類26の周縁部は、シャーシ21およびサイドホルダ24により支持される。また、光学シート類26の中心部は、光源保持具23の支持ピンにより支持される。そして、シャーシ21の前面側にフレーム27が装着される。フレーム27が装着されると、光学シート類26の周縁部は、シャーシ21の光学シート類支持面213およびサイドホルダ24の前面側の面と、フレーム27の背面側の面との間に収まる。さらに、シャーシ21の背面側には、光源駆動回路基板28が装着され、この光源駆動回路基板28を覆うように、光源駆動回路基板カバー29が配設される。
このような構成を有する本発明の実施形態にかかる光源装置2によれば、光源駆動回路基板28において発生させた高圧の交流電圧が、各本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gに印加される。そして各本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gが発光する。各本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gが発した光は、直接的にまたは反射シートの表面で反射して、光学シート類26の背面側に照射される。光学シート類26の背面側に照射された光は、光学シート類を透過する際に特性が調整される。そして、光学シート類26を透過して特性が調整された光が、本発明の実施形態にかかる光源装置2の前面側から外部(=本発明の実施形態にかかる表示装置2の表示パネル311の背面)に向けて射出される。
次に、本発明の実施形態にかかる光源装置2における、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源の配置態様について説明する。図9は、本発明の第一実施形態にかかる光源1aが適用された本発明の実施形態にかかる光源装置2における、本発明の第一実施形態にかかる光源1aの配列態様を模式的に示した平面図である。図10は、本発明の第二実施形態にかかる光源1bが適用された本発明の実施形態にかかる光源装置2における、本発明の第二実施形態にかかる光源1bの配列態様を模式的に示した平面図である。図11は、本発明の第三実施形態にかかる光源1cが適用された本発明の実施形態にかかる光源装置2における、本発明の第三実施形態にかかる光源1cの配列態様を模式的に示した平面図である。図12は、本発明の第四実施形態にかかる光源1dが適用された本発明の実施形態にかかる光源装置2における、本発明の第四実施形態にかかる光源1dの配列態様を模式的に示した平面図である。図13は、本発明の第五実施形態にかかる光源1eが適用された本発明の実施形態にかかる光源装置2における、本発明の第五実施形態にかかる光源1eの配列態様を模式的に示した平面図である。図14は、本発明の第六実施形態にかかる光源1fが適用された本発明の実施形態にかかる光源装置2における、本発明の第六実施形態にかかる光源1fの配列態様を模式的に示した平面図である。図15は、本発明の第七実施形態にかかる光源1gが適用された本発明の実施形態にかかる光源装置2における、本発明の第七実施形態にかかる光源1gの配列態様を模式的に示した平面図である。図9〜図15は、いずれも前面側から見た図である。
なお、図9〜図15は、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gの配列態様を説明するための図であり、必ずしも本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gの現実の数を示すものではない。本発明の実施形態にかかる光源装置2に組み込まれる本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gの数は、本発明の実施形態にかかる光源装置2の大きさや、本発明の実施形態にかかる光源装置2が適用された表示装置3の大きさ(特に表示パネル311の大きさ)や、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gの大きさ(特に第二の方向の寸法)などに応じて適宜設定される。
図8〜図15のそれぞれに示すように、シャーシ21の底面211(に配置された反射シート22)の前面側(図9〜図15においては省略)に、所定の数の複数の本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gが、並べて配設される。具体的には、各本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gの想定上の直線L,L,L,L,Le,L,L,が、互いに略平行になるように配設される。
そして、隣り合う本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gのうち、一方の突出部13a,13b,13c,13d,13e,13f,13gの先端部(本発明の第七実施形態にかかる光源1gにおいては、突出先端部14gの全部または先端部。以下同じ)が、他方の突出部13a,13b,13c,13d,13e,13f,13gどうしの間に形成される隙間に、互いに入り込むように配設される。
すなわち、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gは、互いに隣接する一方の突出部13a,13b,13c,13d,13e,13f,13gの先端と他方の想定上の直線L,L,L,L,Le,L,L,との間の距離E,E,E,E,Ee,E,E,が、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gの突出部13a,13b,13c,13d,13e,13f,13gの突出寸法H,H,H,H,H,H,H(=光源の想定上の直線L,L,L,L,Le,L,L,と突出部13a,13b,13c,13d,13e,13f,13gの先端との間の距離)よりも小さくなるように配設される。換言すると、シャーシ21の底面211の前面側に配設される各本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gを、第一の方向から見た場合、互いに隣り合う二つの本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gの突出部13a,13b,13c,13d,13e,13f,13gが、第二の方向において重畳する部分を有する。
なお、全ての本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gは、それらの管体11a,11b,11c,11d,11e,11f,11gの中心線C,C,C,C,C,C,C,(突出部13a,13b,13c,13d,13e,13f,13gの中心線も含む)が、略同一平面内に存在するように配設される。
本発明のいずれかにかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gの突出部13a,13b,13c,13d,13e,13f,13gは先細り形状に形成される部分を有している。このため、突出部13a,13b,13c,13d,13e,13f,13gの先端部の幅方向寸法は、同じ向きに突出する突出部13a,13b,13c,13d,13e,13f,13gどうしの間に形成される隙間の第一の方向の寸法よりも小さい寸法に設定される。したがって、互いに隣接する本発明のいずれかにかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gを、一方の突出部13a,13b,13c,13d,13e,13f,13gが他方の突出部13a,13b,13c,13d,13e,13f,13gどうしの間に形成される隙間に入り込む位置関係において、管体11a,11b,11c,11d,11e,11f,11gの中心線が同一平面内に存在するように配設できる。
本発明のいずれかにかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gが前記態様で配設されると、本発明の実施形態にかかる光源装置2が発する光の面方向の強度分布の均一化を図ることができる。
すなわち、従来一般の構成(管体が略直線に形成される光源が並べて配設される構成)では、各光源の直上は射出する光の強度が強く、隣り合う光源装置の間は射出する光の強度が弱くなる。したがって、射出する光の面方向の強度分布(特に、第二の方向に沿った強度分布)が不均一となるおそれがある。
これに対して、本発明の実施形態にかかる光源装置2によれば、まず、本発明の各実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gは、突出部13a,13b,13c,13d,13e,13f,13gが形成されることにより、第二の方向に対しても拡がりを有する面光源として機能する。そして、隣り合う本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gが前記位置関係となるように配設されると、隣り合う面光源の周縁部どうしが重畳する構成となる。すなわち、隣り合う本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gどうしの間に隙間(=発光しない部分)が存在しない構成となる。したがって、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gが、シャーシ21の底面211の前面側に前記態様で配設されると、射出する光の面方向の強度分布(特に、第二の方向に沿った光の強度分布)が不均一となることを防止または抑制できる。
さらに、本発明の各実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gは、第二の方向にも拡がりを持つ面光源として機能するから、管体が略直線状に形成される光源に比較して、光を射出できる部分の第二の方向の寸法が大きくなる。したがって、管体が略直線状に形成される光源が適用される光源装置に比較すると、光源の数を削減することができる。そして、本発明の実施形態にかかる光源装置2によれば、光源の数を削減した場合であっても、前記の理由により、射出する光の面方向の強度分布が不均一となることを防止または抑制できる。
したがって、射出する光の面方向の強度分布を均一に維持しつつ(換言すると、強度分布が不均一となることを防止または抑制しつつ)、光源の数および光源に付随する部材の数を削減することができる。このため、本発明の実施形態にかかる光源装置2によれば、部品コストの削減を図ることができる。
さらに、本発明の実施形態にかかる光源装置2によれば、射出する光の強度の不均一を解消するために、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gと光学シート類26との間の距離を大きくする必要がない。
すなわち、隣り合う光源どうしの中間の各位置における光の強さは、光源の直上における光源と光学シート類との間の距離と、隣り合う光源どうしの中間の各位置における光源と光学シート類との間の距離との比に応じて相違する。このため、この「距離の比」の変動範囲が大きいと、射出される光の面方向の強度分布が不均一となりやすくなる。このため、管体が略直線状に形成される光源が適用される光源装置では、光源と光学シート類との間の距離を大きくすることにより、前記「距離の比」の変動範囲を小さくし、光の面方向の強度分布が不均一となることを防止する構成が用いられることがある。
これに対して、本発明の実施形態にかかる光源装置2によれば、シャーシ21の底面211の前面側には、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gの管体11a,11b,11c,11d,11e,11f,11gが、第二の方向に沿って隙間なく存在するから、第二の方向のいずれも位置でも、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gの管体11a,11b,11c,11d,11e,11f,11gから光学シート類26までの距離を均一に近付けることができる。したがって、射出される光の面方向の強度分布の均一化を図るために光源装置の厚さ寸法を大きくする必要がない。このように、本発明の実施形態にかかる光源装置2によれば、射出される光の面方向の強度分布を均一に維持しつつ(換言すると、強度分布が不均一となることを防止または抑制しつつ)、光源装置の厚さ寸法を小さくすることができる。
次に、本発明の実施形態にかかる表示装置3について説明する。本発明の実施形態にかかる表示装置3は、本発明の実施形態にかかる光源装置2が適用された液晶表示装置である。
図16は、本発明の実施形態にかかる表示装置3の要部の構成を、模式的に示した分解斜視図である。図16に示すように、本発明の実施形態にかかる表示装置3は、本発明の実施形態にかかる光源装置2と、表示パネル組立体31と、ベゼル32と、コントロール回路基板33と、コントロール回路基板カバー34とを備える。
表示パネル組立体31は、表示パネル311にこの表示パネル311を駆動する回路基板312,313,314などが組み付けられた組立体である。本発明の実施形態にかかる表示装置3には、表示パネル311には透過型または半透過型の液晶表示パネルが適用される。そして、液晶表示パネル311がアクティブマトリックスタイプであれば、液晶表示パネル311には、ソースドライバが実装された回路基板312と、ゲートドライバが実装された回路基板313とが接続される。そして、ソースドライバが実装された回路基板312には、共通回路基板314が接続される。
液晶表示パネルには、従来公知の各種液晶表示パネルが適用できる。したがって説明は省略する。ソースドライバは、外部からの信号(たとえば、後述する本発明の実施形態にかかる表示装置3のコントロール回路基板33が生成するコントロール信号)に基づいて、データ信号(表示パネル311の各絵素の輝度階調を規定する信号。「ソース信号」と称することもある。)を生成するICまたはLSIである。ゲートドライバは、外部からの信号に基づいてゲートパルス(「選択パルス」と称することもある。)を生成するICまたはLSIである。共通回路基板314は、外部からの信号をソースドライバが実装された回路基板312やゲートドライバが実装された回路基板313に分配する機能などを有する回路基板である。ソースドライバが実装された回路基板312、ゲートドライバが実装された回路基板313および共通回路基板314には、従来公知の各種回路基板が適用できる。したがって説明は省略する。
ベゼル32は、液晶表示パネル組立体31を保持するなどの機能を有する部材である。このベゼル32は、開口した略四辺形の額縁状の構造を有する構造物である。ベゼル32、たとえば金属の板材からなりプレス加工や鈑金加工などにより形成されるほか、樹脂材料などからなり射出成形などにより形成される。
コントロール回路基板33は、外部から入力される信号に基づいて、コントロール信号(=ソースドライバやゲートドライバなどを制御する信号)を生成する電子回路や電気回路が構築された回路基板である。コントロール回路基板カバー34は、コントロール回路基板33を保護する機能や、コントロール回路基板33からの不要輻射を遮断する機能などを有する部材である。コントロール回路基板カバー34は、たとえば平板状の部材または底の浅いトレイ状の部材であり、金属などの導体により形成される。
このような部材を備える本発明の実施形態にかかる表示装置3の組み付け構造は、次のとおりである。
本発明の実施形態にかかる光源装置2のフレーム27の前面側に、表示パネル組立体31の表示パネル311、ソースドライバが実装された回路基板312、ゲートドライバが実装された回路基板313が載置される。また、表示パネル組立体31の共通回路基板314が、フレーム27の側面の外側に配設される。そして、本発明の実施形態にかかる光源装置2の前面側に、ベゼルが32装着される。ベゼル32が装着されると、表示パネル311の周縁部が、本発明の実施形態にかかる光源装置2のフレーム27と、ベゼル32との間に挟まれるように保持される。また、本発明の実施形態にかかる光源装置2のシャーシ21の背面側には、コントロール回路基板33が装着され、さらにこのコントロール回路基板33を覆うように、コントロール回路基板カバー34が装着される。
このような構成の本発明の実施形態にかかる表示装置3によれば、コントロール回路基板33は、外部から入力された信号に基づいて、ソースドライバやゲートドライバを制御するコントロール信号を生成する。ソースドライバは、コントロール信号に基づいてデータ信号を生成し、ゲートドライバは、コントロール信号に基づいてゲートパルスを生成する。そして、ソース信号およびゲートパルスにより、表示パネル311の所定の絵素が所定のタイミングにおいて所定の透過率となるように制御する。本発明の実施形態にかかる光源装置2は、表示パネル311の背面側に光を照射する。表示パネル311の背面側に光が照射されると、表示パネル311の各絵素は、設定された態様で光を透過する。このため、表示パネル311の前面側には、所定の画像が可視状態に表示される。
表示パネルの背面側には、本発明の実施形態にかかる光源装置2から面方向の強度分布が均一な光が照射されるから、本発明の実施形態にかかる表示装置3は、輝度ムラのない画像を表示することができる。また、本発明の実施形態にかかる光源装置3の厚さ寸法は前記のとおりであるから、本発明の実施形態にかかる表示装置3の厚さ寸法が大きくなることが防止または抑制できる。
次に、本発明の実施形態にかかる表示装置を備えるテレビ受信機について説明する。図17は、本発明の実施形態にかかる表示装置3を備えるテレビ受信機4の要部の構成を、模式的に示した分解斜視図である。
図17に示すように、このテレビ受信機4は、本発明の実施形態にかかる表示装置3と、チューナ41と、電源42と、拡声手段43と、キャビネット(=前面側キャビネット441と背面側キャビネット442)と、支持部材45と、を備える。チューナ41、電源42、拡声手段43、キャビネット441,442、支持部材45は、従来一般に用いられる構成ものが適用できることから、それぞれ簡単に説明し、詳細な説明は省略する。
チューナ41は、受信した放送電波や外部から入力された画像信号に基づいて所定のチャンネルの画像信号と音声信号とを生成する。このチューナ41には、従来一般の地上波チューナ(アナログ地上波用のチューナ、デジタル地上波用のチューナ、またはこれら双方)、BSチューナ、CSチューナなどが適用できる。拡声手段43は、チューナ41が生成した音声信号に基づいて音声を発する。この拡声手段43には、一般的なスピーカなどが適用できる。電源42は、本発明の実施形態にかかる表示装置3、チューナ41、拡声手段43などに対して電力を供給することができる。
そして、本発明の実施形態にかかる表示装置3、チューナ41、拡声手段42、電源43が、キャビネット441,442に収納され、支持部材45により支持される。図17は、キャビネットが前面側キャビネット441と背面側キャビネット442からなり、これらの間に、本発明の実施形態にかかる表示装置3、チューナ41、拡声手段42、電源43が収納される構成を示す。このほか、チューナ41、拡声手段42、電源43が、本発明の実施形態にかかる表示装置3に組み付けられる構成であっても良い。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、前記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の改変が可能である。
1a 本発明の第一実施形態にかかる光源
11a 管体
13a 突出部
131a ある横方向に突出する突出部
132a ある横方向とは反対側に突出する突出部
1b 本発明の第二実施形態にかかる光源
11b 管体
13b 突出部
131b ある横方向に突出する突出部
132b ある横方向とは反対側に突出する突出部
1c 本発明の第三実施形態にかかる光源
11c 管体
13c 突出部
131c ある横方向に突出する突出部
132c ある横方向とは反対側に突出する突出部
1d 本発明の第四実施形態にかかる光源
11d 管体
13d 突出部
131d ある横方向に突出する突出部
132d ある横方向とは反対側に突出する突出部
1e 本発明の第五実施形態にかかる光源
11e 管体
13e 突出部
131e ある横方向に突出する突出部
132e ある横方向とは反対側に突出する突出部
1f 本発明の第六実施形態にかかる光源
11f 管体
13f 突出部
131f ある横方向に突出する突出部
132f ある横方向とは反対側に突出する突出部
1g 本発明の第七実施形態にかかる光源
11g 管体
13g 突出部
131g ある横方向に突出する突出部
132g ある横方向とは反対側に突出する突出部
14g 突出先端部
12 各実施形態にかかる光源の放電用の電極
2 光源装置
21 シャーシ
211 底面
212 側壁
213 光学シート類支持面
22 反射シート
23 光源保持具
24 サイドホルダ
26 光学シート類
27 フレーム
28 光源駆動回路基板
29 光源駆動回路基板カバー
3 表示装置
31 表示パネル組立体
311 表示パネル
312 ソースドライバが実装された回路基板
313 ゲートドライバが実装された回路基板
314 共通回路基板
32 ベゼル
33 コントロール回路基板
34 コントロール回路基板カバー
4 テレビ受信機
41 チューナ
42 電源
43 拡声手段
441 前面側キャビネット
442 背面側キャビネット
45 支持部材

Claims (9)

  1. 両端部どうしを結ぶ直線から横方向に突出する突出部が形成された管体を有する複数の光源を備え、
    前記複数の光源が互いに隣り合うように配設されるとともに、互いに隣り合う前記光源の一方の前記管体に形成される前記突出部の少なくとも一部が、互いに隣り合う前記光源の他方の前記管体に形成される前記突出部どうしの間に入り込むように配設されることを特徴とする光源装置。
  2. 互いに隣り合う前記光源の一方の前記突出部の先端と他方の管体の両端部どうしを結ぶ前記直線との間の距離が、前記光源の前記管体に形成される突出部の前記両端部どうしを結ぶ直線からの突出寸法よりも小さくなるように配設されることを特徴とする光源装置。
  3. 前記光源の前記管体の前記隣り合う突出部どうしの間に形成される隙間の寸法は、前記突出部の幅方向寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  4. 前記突出部は先細り形状に形成されるかまたは先細り形状に形成される部分を有することを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  5. 前記光源の管体には、両端部どうしを結ぶ直線からある横方向に突出する突出部と、前記ある横方向とは反対側に突出する突出部とが、前記両端部どうしを結ぶ直線の延伸方向に沿って交互に形成されることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  6. 前記光源の管体には、中心線がつづら折り状に形成される部分を有することを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  7. 前記光源は蛍光ランプであることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の光源装置と、表示パネルと、を備え、前記光源装置が備える前記光源が発する光を前記表示パネルの背面側に照射することにより、前記表示パネルの前面側に画像を表示することを特徴とする表示装置。
  9. 前記表示装置は液晶表示装置であり、前記表示パネルは透過型または半透過型の液晶表示パネルであることを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
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