JP2011043023A - 疑似窓及びこれを備えたクリーンルーム - Google Patents

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Abstract

【課題】クリーンルームに対しても、環境を維持して好適に用いることができ、心理的な悪影響の軽減などの効果を確実に発揮させることが可能な疑似窓及びこれを備えたクリーンルームを提供する。
【解決手段】室(クリーンルーム)B内の人に実際の窓から眺めているような疑似体験をさせるための疑似窓Aであって、導電性を備えるとともに一面に開口部1aを備えて形成され、開口部1a側を室Bの壁B1に支持させて室Bの外側に配設される箱体1と、ガラス板5の一面に導電体6を積層して形成され、開口部1aを閉塞させるように箱体1に一体に設けられた遮蔽板2と、遮蔽板2に画面3aを対向させて箱体内に設けられるとともに、遮蔽板2に対して進退自在に設けられた画像表示装置3とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば閉鎖性の高い室の壁に設けられる疑似窓及びこれを備えたクリーンルームに関する。
従来、例えば発電所のプラントの中央制御室や会議室など、静粛性の確保、秘密漏洩に対する防御を目的に窓を設けることができなかったり、物理的に窓を設けることができない地下室や病院の待合室などの閉鎖性の高い室の壁に疑似窓を設置して、室内の人に心理的な悪影響が生じることを防止することが行われている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。すなわち、この疑似窓に表示した野外の風景画像などを室内の人(体験者)が見ることで、あたかも実際の窓越しに野外の風景を眺めているような疑似体験をさせ、開放感や安らぎを与え、集中力の低下や眠気、くつろぎの不足などの心理的な悪影響を軽減するようにしている。
特開2003−74177号公報 特開平9−205602号公報 実用新案登録第3069760号公報
一方、例えば液晶、半導体、医薬品などの製造に用いられるクリーンルームにおいても、窓がなく外部から遮断された閉鎖的な空間である。また、防塵服やマスクの着用、行動(休憩、食事、用便等)に規制が多いうえ、反復、単純作業が多く、覚醒水準低下や疲労しやすい労働環境となる。このため、作業者の作業効率低下、歩留まりの低下、生産施設としてのパフォーマンス低下を防ぐことなどを目的に、疑似窓を設置することが望まれている。
しかしながら、例えば塵埃対策、アウトガス対策、電磁波対策などのクリーンルーム特有の対策を講じることが求められ、単に従来の疑似窓を設けるだけではクリーンルーム特有の環境を損ねるおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑み、クリーンルームに対しても、環境を維持して好適に用いることができ、心理的な悪影響の軽減などの効果を確実に発揮させることが可能な疑似窓及びこれを備えたクリーンルームを提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の疑似窓は、室内の人に実際の窓から眺めているような疑似体験をさせるための疑似窓であって、導電性を備えるとともに一面に開口部を備えて形成され、前記開口部側を前記室の壁に支持させて前記室の外側に配設される箱体と、ガラス板の一面に導電体を積層して形成され、前記開口部を閉塞させるように前記箱体に一体に設けられた遮蔽板と、 前記遮蔽板に画面を対向させて前記箱体内に設けられるとともに、前記遮蔽板に対して進退自在に設けられた画像表示装置とを備えていることを特徴とする。
この発明においては、画像表示装置に野外の風景画像などを表示させると、室内の人にあたかも実際の窓越しに野外の風景を眺めているような疑似体験をさせることができる。これにより、室内の人に開放感や安らぎを与えることができ、集中力の低下や眠気、くつろぎの不足などの心理的な悪影響を軽減することが可能になる。すなわち、疑似窓によって室内の快適性の向上が図られ、室内の人の覚醒水準の維持や疲労の軽減などを図ることが可能になる。
また、遮蔽板のガラス板によって室内と区画し、室の壁の外側に出窓状態で設置されるため、室内の環境に塵埃やアウトガスなどの悪影響が及ぶことを防止できる。さらに、遮蔽体の導電体と導電性を備えた箱体を電磁気的に接続することで、室内に電磁波、静電気などの影響が及ぶことも防止できる。
また、箱体内で画像表示装置を進退自在に設け、画像表示装置を遮蔽板に対して後方に退避させた状態で野外の風景画像などを表示することにより、実際の出窓から外部を見たかのように画像が表示され、窓としてのリアリティを高めることができる。一方、画像表示装置を遮蔽板に対して前方に進出させることにより(室側に進出させることにより)、画面を見やすくすることが可能になる。
また、本発明の疑似窓においては、前記箱体に一体に設けられ、前記箱体内に光を照射する照明装置を備えていることが望ましい。
この発明においては、画像表示装置を後方に退避させた状態で照明装置により箱体内に光を照射することで、昼光が差し込む窓辺の演出を行うことができ、窓としてのリアリティをさらに高めることが可能になる。
さらに、本発明の疑似窓においては、前記室内の人の生体情報を生体センサによって取得し、取得した生体情報に応じた画像が前記画像表示装置で表示されるように構成されていることがより望ましい。
この発明においては、室内の人の例えば覚醒水準、気分、快・不快等の生体情報を生体センサによって取得し、取得した生体情報に基づいて画像表示装置で選択的に画像を表示させることができる。これにより、より確実に室内の人の覚醒水準の維持や疲労の軽減などを図ることが可能になる。
本発明のクリーンルームは、上記のいずれかの疑似窓を備えていることを特徴とする。
この発明においては、防塵服やマスクの着用、行動(休憩、食事、用便等)に規制が多いうえ、反復、単純作業が多く、覚醒水準低下や疲労しやすい労働環境であるクリーンルームに、上記の疑似窓を設けることで、クリーンルーム特有の環境を損なうことなく、作業者の心理的な悪影響の軽減などの効果を確実に発揮させることが可能となる。これにより、作業者の作業効率低下、歩留まりの低下、生産施設としてのパフォーマンス低下を防ぐことが可能になる。
本発明の疑似窓及びこれを備えたクリーンルームによれば、画像表示装置に野外の風景画像などを表示させることで、室内の人に開放感や安らぎを与えることができ、集中力の低下や眠気、くつろぎの不足などの心理的な悪影響を軽減することが可能になる。すなわち、疑似窓によって室内の快適性の向上が図られ、室内の人の覚醒水準の維持や疲労の軽減などを図ることが可能になる。
また、遮蔽板によって室内の環境に塵埃やアウトガスなどの悪影響が及ぶことを防止でき、遮蔽体の導電体と導電性を備えた箱体を電磁気的に接続することによって室内に電磁波、静電気などの影響が及ぶことを防止できる。これにより、クリーンルームに設置した場合であっても、従来の疑似窓のようにクリーンルーム特有の環境を損なうおそれがなく、好適に作業者の覚醒水準の維持や疲労の軽減などの効果を発揮させることが可能になる。
さらに、画像表示装置を退避させた状態で野外の風景画像などを表示することにより、窓としてのリアリティを高めることができる。また、画像表示装置を前方に進出させると、画面が見やすくなるため、クリーンルーム内の作業者への情報表示を行うように使用することが可能になる。これにより、画像表示装置を前後に進退自在にすることで、野外の風景画像などを表示して室内の快適性を図ることと、情報表示を行うことの2通りの使用が可能になる。
本発明の一実施形態に係るクリーンルームを示す図である。 本発明の一実施形態に係る疑似窓を示す図であり、画像表示装置を後方に退避させた状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る疑似窓を示す図であり、画像表示装置を前方に進出させた状態を示す図である。 生体センサで取得した生体情報に基づいて外部環境と内部環境の調整を行う際のフローを示す図である。
以下、図1から図4を参照し、本発明の一実施形態に係る疑似窓及びこれを備えたクリーンルームについて説明する。
本実施形態の疑似窓Aは、図1に示すように、クリーンルーム(室)Bの壁B1に設置して使用される。そして、この疑似窓Aは、図2及び図3に示すように、方形箱状の箱体1と、透明の遮蔽板2と、画像表示装置3と、照明装置4とを備えて構成されている。
箱体1は、金属製あるいは内面に金属膜を設けて形成されている。すなわち、この箱体1は導電性を備えて形成されている。また、本実施形態の箱体1は、一面に開口部1aを備えて形成されている。そして、この箱体1は、開口部1a側をクリーンルームBの壁B1に支持させ、開口部1aを形成する一面がクリーンルームBの壁面に沿うようにして、また、クリーンルームBの外側に突出するようにして設けられている。
遮蔽板2は、ガラス板5の一面に金属膜(導電体)6を積層して形成されている。そして、この遮蔽板2は、開口部1aを閉塞させるように(箱体1内を密閉するように)箱体1に一体に設けられている。このとき、本実施形態の遮蔽板2は、ガラス板5をクリーンルームB側、金属膜6を箱体1の内側に配し、クリーンルームBの壁面とガラス板5の表面(他面)が面一になるように設けられている。さらに、遮蔽体2の金属膜6が金属製の箱体1あるいは箱体1の内面に設けた金属膜と電磁気的に接続するように設けられている。そして、これら箱体1及び遮蔽体2は、箱体1に繋げたアース線7を介して接地されている。
画像表示装置3は、例えば大型液晶ディスプレイであり、画面3aを遮蔽板2に対向させて箱体1内に設置されている。また、この画像表示装置3は、遮蔽板2に近づいたり遠ざかるように、前後に進退自在に設置されている。
照明装置4は、箱体1内に光を照射するように箱体1の天板部1bに一体に設けられている。
このように構成した本実施形態の疑似窓A(及びこれを備えたクリーンルームB)においては、遮蔽板2のガラス板5によってクリーンルームB(室内)と区画され、クリーンルームBの外側に出窓状態で設置されている。このため、クリーンルームBの環境に塵埃やアウトガスなどの悪影響を及ぼすことがない。
また、遮蔽体2の金属膜6と金属製の箱体1あるいは箱体1の内面に設けた金属膜とが電磁気的に接続され、アース線7を介して接地されているため、クリーンルームBに電磁波、静電気等の影響を及ぼすこともない。
そして、画像表示装置3に野外の風景画像などを表示させると、クリーンルームB内の作業者(室内の人M:図1参照)は、この画像表示装置3で表示した画像(映像)を見て、あたかも実際の窓越しに野外の風景を眺めているような疑似体験をする。これにより、作業者Mは、開放感や安らぎを感じながら作業を行うことになり、集中力の低下や眠気、くつろぎの不足などの心理的な悪影響が軽減される。すなわち、本実施形態の疑似窓AによってクリーンルームBの快適性が向上し、作業者Mの覚醒水準の維持や疲労の軽減などが図られる。
また、クリーンルームBは外部から遮断された空間であるため、作業者Mは昼夜の変化が分からず、生体リズムが乱れるおそれもある。このため、画像表示装置3で、蓄積された映像から時刻に合わせた映像を表示させたり、実際のリアルタイムの外部映像を表示させるようにすることが好ましい。すなわち、時刻の情報を含む映像を表示することで作業者Mの生体リズムを整えるようにする。
さらに、画像表示装置3で表示する外部の映像を、疑似窓Aの位置から見える同じ方向、同じ高さから撮影した映像にすることで、リアルさを高めるようにしてもよい。すなわち、実際には窓がないが、作業者Mが仮に本物の窓から外部を見たかのように角度や高さに応じた映像を疑似窓A(画像表示装置3)で表示させることで、リアルさが増し、より確実に作業者Mの覚醒水準の維持や疲労の軽減などの効果が得られる。
また、図2に示すように、画像表示装置3に野外の風景画像などを表示させる際、画像表示装置3を遮蔽体2から遠ざかるように後方に退避させた状態にすると、実際の出窓から外部を見たかのように画像が表示され、窓としてのリアリティが高まる。さらに、この状態で、照明装置4により箱体1内に光を照射すると、昼光が差し込む窓辺の演出が行え、窓としてのさらなるリアリティの向上が図れる。
一方、図3に示すように、画像表示装置3を遮蔽体2に近づけるように前方に進出させると、画面3aが見やすくなる。このため、例えば画像表示装置3を進出させた状態で、野外の風景画像などではなく作業者Mへの情報表示を行うようにしてもよい。すなわち、本実施形態の疑似窓A及びクリーンルームBにおいては、画像表示装置3を前後に進退させることにより、野外の風景画像などを表示して室内の快適性を図ることと、情報表示を行うことの2通りで使用する。なお、画像表示装置3を前方に進出させた際には、照明装置4による昼光の演出が無用になるため、画像表示装置3を進出させるとともに照明装置4による光の照射が自動的にオフになるように制御することが望ましい。
また、本実施形態の疑似窓A及びクリーンルームBにおいては、作業者Mの生体情報に基づいて画像の表示を行うようにしてもよい。すなわち、図4に示すように、例えば指輪、腕輪タイプ等の生体センサ(ウエアブルな生体センサ)を作業者Mが着け、この生体センサによって作業者Mの心電図、脈波、皮膚電位水準、体温等の生体データ(生体情報)を取得するとともにデータのサーバーへの保存を行う(ステップ1)。次に、得られた生体データのうち、直近のデータを用いて覚醒水準、ストレス、疲労等の生体一次指標を求める(ステップ2)。そして、生体一次指標の異常の有無を確認し(ステップ3)、異常が確認された場合には、温熱、音、光、空気質等の外部環境要素(外部環境データ)を取得する(ステップ4)。これとともに、外部環境要素の異常の有無を確認し(ステップ5)、外部環境要素に異常が確認された場合には、外部環境の調整を行う。また、外部環境要素に異常が確認されない場合には、サーバーに保存された生体データの詳細解析(長時間の時系列データ解析等)を行い(ステップ6)、人の内部環境の異常の有無を確認する(ステップ7)。
そして、人の内部環境に異常が確認された場合には、作業者Mの状態に合わせた映像を疑似窓Aで表示させて、内部環境の調整を行う。例えば、覚醒水準低下時(眠くなった時)には、目が覚める映像を表示させ、覚醒水準を維持できるようにする。また、外部環境に異常が確認された場合には、クリーンルームBの空調、照明、音等の環境要素を変化させて、外部環境の調整を行う。これにより、クリーンルームBで作業を行う作業者Mに対するクリーンルームBの快適性を維持する(向上させる)。
したがって、本実施形態の疑似窓Aにおいては、画像表示装置3に野外の風景画像などを表示させると、室内の人Mにあたかも実際の窓越しに野外の風景を眺めているような疑似体験をさせることができる。これにより、室内の人Mに開放感や安らぎを与えることができ、集中力の低下や眠気、くつろぎの不足などの心理的な悪影響を軽減することが可能になる。すなわち、疑似窓Aによって室内の快適性の向上が図られ、室内の人Mの覚醒水準の維持や疲労の軽減などを図ることが可能になる。
また、遮蔽板2のガラス板5によって室内と区画し、室Bの壁B1の外側に出窓状態で設置されるため、室内の環境に塵埃やアウトガスなどの悪影響が及ぶことを防止できる。さらに、遮蔽体2の金属膜(導電体)6と導電性を備えた箱体1を電磁気的に接続することで、室内に電磁波、静電気などの影響が及ぶことも防止できる。これにより、クリーンルームBに設置した場合であっても、従来の疑似窓のようにクリーンルーム特有の環境を損なうおそれがなく、好適に作業者Mの覚醒水準の維持や疲労の軽減などの効果を発揮させることが可能になる。
また、箱体1内で画像表示装置3を進退自在に設け、画像表示装置3を遮蔽板2に対して後方に退避させた状態で野外の風景画像などを表示することにより、実際の出窓から外部を見たかのように画像が表示され、窓としてのリアリティを高めることができる。一方、画像表示装置3を遮蔽板2に対して前方に進出させることにより(室側に進出させることにより)、画面を見やすくすることが可能になる。これにより、画像表示装置3を前後に進退自在にすることで、野外の風景画像などを表示して室内の快適性を図ることと、情報表示を行うことの2通りの使用が可能になる。
また、画像表示装置3を後方に退避させた状態で照明装置4により箱体1内に光を照射することで、昼光が差し込む窓辺の演出を行うことができ、窓としてのリアリティをさらに高めることが可能になる。
さらに、室内の人Mの例えば覚醒水準、気分、快・不快等の生体情報を生体センサによって取得し、取得した生体情報に基づいて画像表示装置3で選択的に画像(映像)を表示させることができる。これにより、より確実に室内の人Mの覚醒水準の維持や疲労の軽減などを図ることが可能になる。
よって、本実施形態の疑似窓Aを、防塵服やマスクの着用、行動(休憩、食事、用便等)に規制が多いうえ、反復、単純作業が多く、覚醒水準低下や疲労しやすい労働環境であるクリーンルームBに設けることで、クリーンルーム特有の環境を損なうことなく、作業者Mの心理的な悪影響の軽減などの効果を確実に発揮させることが可能となる。これにより、作業者Mの作業効率低下、歩留まりの低下、生産施設としてのパフォーマンス低下を防ぐことが可能になる。
以上、本発明に係る疑似窓及びこれを備えたクリーンルームの一実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 箱体
1a 開口部
1b 天板部
2 遮蔽板
3 画像表示装置
3a 画面
4 照明装置
5 ガラス板
6 金属膜(導電体)
7 アース線
A 疑似窓
B クリーンルーム(室)
B1 壁
M 作業者(室内の人)

Claims (4)

  1. 室内の人に実際の窓から眺めているような疑似体験をさせるための疑似窓であって、
    導電性を備えるとともに一面に開口部を備えて形成され、前記開口部側を前記室の壁に支持させて前記室の外側に配設される箱体と、
    ガラス板の一面に導電体を積層して形成され、前記開口部を閉塞させるように前記箱体に一体に設けられた遮蔽板と、
    前記遮蔽板に画面を対向させて前記箱体内に設けられるとともに、前記遮蔽板に対して進退自在に設けられた画像表示装置とを備えていることを特徴とする疑似窓。
  2. 請求項1記載の疑似窓において、
    前記箱体に一体に設けられ、前記箱体内に光を照射する照明装置を備えていることを特徴とする疑似窓。
  3. 請求項1または請求項2に記載の疑似窓において、
    前記室内の人の生体情報を生体センサによって取得し、取得した生体情報に応じた画像が前記画像表示装置で表示されるように構成されていることを特徴とする疑似窓。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の疑似窓を備えていることを特徴とするクリーンルーム。
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