JP2011040066A

JP2011040066A - ウェブ・アプリケーション間のデータ通信装置及び方法

Info

Publication number: JP2011040066A
Application number: JP2010179671A
Authority: JP
Inventors: Dong-Hyun Song; 東▲ヒュン▼ 宋
Original assignee: Samsung Electronics Co Ltd
Current assignee: Samsung Electronics Co Ltd
Priority date: 2009-08-10
Filing date: 2010-08-10
Publication date: 2011-02-24
Anticipated expiration: 2030-08-10
Also published as: US9690636B2; TWI599954B; TW201112120A; EP2287739A3; CN101997913A; EP2287739A2; KR20110016037A; JP5654285B2; US20110035756A1; KR101593993B1; CN106126358A

Abstract

【課題】ウェブ・アプリケーション間のデータ通信装置及び方法を提供する。
【解決手段】第１ウェブ・アプリケーション及び第２ウェブ・アプリケーションを実行するウェブ・アプリケーション制御部と、第１ウェブ・アプリケーションからデータを受信して第２ウェブ・アプリケーションに伝達するデータ伝達部と、を含むウェブブラウザを利用したウェブ・アプリケーション間のデータ通信装置及び方法である。
【選択図】図２

Description

本発明は、ウェブ・アプリケーションに係り、さらに具体的には、ウェブ・アプリケーション間でデータを伝達するためのデータ通信方法及び装置に関する。

ウェブ・アプリケーションは、ＸＭＬ（Extensible Markup Language）、ＨＴＭＬ（HyperText Markup Language）、ジャバスクリプト（Java（登録商標） Script）、ＣＳＳ（Cascading Style Sheet）のようなウェブ標準によって定義される文書によって構成され、ウェブブラウザで動作するアプリケーションを意味する。NaverやGoogleのようなウェブサイトあるいはウェブ文書で作成されたウィジェット（widget）が、ウェブ・アプリケーションの例である。最近には、このようなウェブ・アプリケーションが複雑になって進化する過程で、さらに多様な機能が必要になった。特に、関連性のある複数のウェブ・アプリケーションを運用するサービスシナリオでは、ウェブ・アプリケーション間で必要なデータを送受信できる機能が要求される。

図１は、従来技術によるウェブ・アプリケーション間のデータ通信装置の内部構成を図示した図面である。

ウェブブラウザ１３０で実行されるウェブ・アプリケーションＡ１４０とウェブ・アプリケーションＢ１５０とが、互いにデータを送受信するためには、ＴＣＰ（transmission control protocol）／ＩＰ（internet protocol）基盤のＨＴＴＰ（HyperText Transfer Protocol）プロトコルを利用したウェブサーバ１１０を経由しなければならない。具体的には、ウェブ・アプリケーションＡ１４０がデータをウェブ・アプリケーションＢ１５０に伝達するために、ウェブ・アプリケーションＡ１４０のジャバスクリプト制御部１４５が、ウェブサーバ１１０のデータ伝達装置１２０にデータを伝送し、ウェブ・アプリケーションＢ１５０のジャバスクリプト制御部１５５がウェブサーバ１１０のデータ伝達装置１２０からデータを受信する。従って、ウェブ・アプリケーションＡ１４０とウェブ・アプリケーションＢ１５０とのデータ通信のためには、クライアント・デバイスがインターネットに接続されておらねばならず、ウェブサーバ１１０の助けを借りるだけではなく、ウェブサーバ１１０が、特定ウェブ・アプリケーションにデータを伝達する機能を具備していなければならない。

韓国特許第0438698号明細書米国特許公報第 US 2003/0066059 A1 号明細書

本発明は、ウェブブラウザを利用し、ウェブブラウザで動作中であるウェブ・アプリケーション間のデータ通信を可能にする方法と装置とを提供するためのものである。

本発明の一実施形態によるウェブ・アプリケーション間のデータ通信装置のウェブブラウザは、第１ウェブ・アプリケーション及び第２ウェブ・アプリケーションを実行するウェブ・アプリケーション制御部と、前記第１ウェブ・アプリケーションから前記データを受信し、前記第２ウェブ・アプリケーションに伝達するデータ伝達部と、を含む。

前記第１ウェブ・アプリケーションは、前記第２ウェブ・アプリケーションの識別情報と前記データとを前記データ伝達部に伝送し、前記データ伝達部は、前記識別情報に対応する前記第２ウェブ・アプリケーションに前記データを伝送できる。

前記第１ウェブ・アプリケーションは、第１ジャバスクリプト制御部を含み、前記第１ジャバスクリプト制御部を利用し、前記データを含むジャバスクリプトデータを生成し、前記第２ウェブ・アプリケーションは、第２ジャバスクリプト制御部を含み、前記第２ジャバスクリプト制御部を利用し、前記ジャバスクリプトデータを受信することができる。

前記データ伝達部は、前記データを保存するためのファイルまたはメモリを含むことができる。

前記データ伝達部は、前記ウェブ・アプリケーション制御部に含まれうる。

前記ウェブ・アプリケーション制御部は、前記第１ウェブ・アプリケーション及び前記第２ウェブ・アプリケーションについての情報を管理し、前記データ伝達部は、前記情報を参照し、前記第２ウェブ・アプリケーションを、前記データを伝達するターゲット・ウェブ・アプリケーションに決定できる。

本発明の他の実施形態によるウェブ・アプリケーション間のデータ通信方法は、第１ウェブ・アプリケーション及び第２ウェブ・アプリケーションを実行する段階と、ウェブブラウザに含まれたデータ伝達部を介して、前記第１ウェブ・アプリケーションから前記第２ウェブ・アプリケーションに、データを伝達する段階と、を含む。

また本発明は、前記ウェブ・アプリケーション間のデータ通信方法を実行するコンピュータプログラムを記録した記録媒体を提供する。

本発明によれば、インターネットに接続されていない状態で、ウェブサーバの助けなしにもクライアント・デバイス内部のデータ伝達経路を利用し、ウェブ・アプリケーション間のデータ通信が可能である。

従来技術によるウェブ・アプリケーション間のデータ通信装置の内部構成を図示した図面である。本発明の一実施形態によるウェブ・アプリケーション間の通信装置の内部構成を図示した図面である。本発明の他の実施形態によるウェブ・アプリケーション間の通信装置の内部構成を図示した図面である。本発明のさらに他の実施形態によるウィジェット間のデータ伝達画面を図示した図面である。本発明のさらに他の実施形態によるウェブ・アプリケーション間の通信方法を図示したフローチャートである。

以下、添付された図面を参照しつつ、本発明の望ましい実施形態ついて、具体的に説明する。

図２は、本発明の一実施形態によるウェブ・アプリケーション間の通信装置の内部構成を図示したものであり、前記ウェブ・アプリケーション間の通信装置に設置されるウェブブラウザ２００の構成を図示した図面である。

図２を参照すれば、ウェブ・アプリケーション間の通信装置は、パソコン（ＰＣ）、ＴＶ（television）、モバイル機器、プリンタなど、ウェブブラウザ２００が設置されたデバイスであり、ウェブブラウザ２００上で、複数個のウェブ・アプリケーションが動作する。ウェブブラウザ制御部２３０は、ウェブ・アプリケーションＡ２１０及びウェブ・アプリケーションＢ２２０を実行し、各ウェブ・アプリケーションを管理及び制御する。ウェブ・アプリケーション制御部２３０は、データ伝達部２３５を含み、データ伝達部２３５は、ウェブ・アプリケーションＡ２１０からデータを受信し、ウェブ・アプリケーションＢ２２０に伝達する。データ伝達部２３５は、受信されたデータを保存するためのファイルやメモリを含むことができる。もちろん、データは、データ伝達部２３５によって、ウェブ・アプリケーションＢ２２０からウェブ・アプリケーションＡ２１０に伝送されもする。

ウェブ・アプリケーションＡ２１０は、データを伝達しようとするターゲット・ウェブ・アプリケーションであるウェブ・アプリケーションＢ２２０の識別情報を、データと共にデータ伝達部２３５に伝送し、データ伝達部２３５は、伝送された識別情報を参照し、データを伝達するターゲット・ウェブ・アプリケーションを決定する。このために、ウェブ・アプリケーション制御部２３０は、動作中であるウェブ・アプリケーションについての情報を管理する。データ伝達部２３５は、ウェブ・アプリケーション制御部２３０が管理している情報で、ウェブ・アプリケーションＡ２１０から伝送された識別情報を検索することによって、ウェブ・アプリケーションＢ２２０をターゲット・ウェブ・アプリケーションに決定し、その位置を知り、ウェブ・アプリケーションＢ２２０にデータを伝送する。

ウェブ・アプリケーションＡ２１０及びウェブ・アプリケーションＢ２２０は、それぞれジャバスクリプト制御部２１５，２２５を含み、データの送受信を行うようにすることができる。このために、データ送受信のために、あらかじめ約束されたジャバスクリプト関数が、ウェブ・アプリケーションＡ２１０及びウェブ・アプリケーションＢ２２０に含まれていなければならない。例えば、ウェブ・アプリケーションＡ２１０は、次のようなジャバスクリプトを含み、ウェブ・アプリケーションＢ２２０の識別情報と、伝達しようとするデータとを含むジャバスクリプトデータを生成できる。ここで、ウェブ・アプリケーションＢ２２０の識別情報は、「Ｗｅｂ＿Ｂ」であり、伝達するデータは、「ｖａｌｕｅ」である。ＳｅｎｄＥｖｅｎｔ（）が呼び出されれば、ウェブイベントが発生し、データ伝達部２３５がファイルやメモリに生成されたジャバスクリプトデータを保存するのである。

ウェブ・アプリケーションＢ２２０は、次のようなジャバスクリプトコードを含み、ウェブ・アプリケーションＡ２１０が生成したジャバスクリプト・データを受信することができる。ウェブイベントが発生すれば、データ伝達部２３５がジャバスクリプト・データを読み取り、ウェブ・アプリケーションＢ２２０に伝達し、ウェブ・アプリケーションＢ２２０は、受信されたジャバスクリプト・データに含まれたｅｖｅｎｔ．ｄａｔａ、すなわち「ｖａｌｕｅ」を利用して所定の機能を行うのである。

図３は、本発明の他の実施形態によるウェブ・アプリケーション間の通信装置の内部構成を図示したものであり、前記ウェブ・アプリケーション間の通信装置に設置されるウェブブラウザ３００の構成を図示した図面である。図３の実施形態は、ウェブ・アプリケーション制御部３３０とデータ伝達部３４０とが別途に構成されていることを除いては、図２の実施形態と同一である。

図３を参照すれば、ウェブ・アプリケーション制御部３３０は、ウェブ・アプリケーションＡ３１０及びウェブ・アプリケーションＢ３２０を制御し、それぞれについての情報を維持及び管理する。ウェブ・アプリケーションＡ３１０及びウェブ・アプリケーションＢ３２０は、それぞれジャバスクリプト制御部３１５，３２５を含み、ジャバスクリプトコードを利用したデータ交換を可能にする。各ジャバスクリプト制御部３１５，３２５は、データ伝達部３４０を経由して必要なデータを送受信する。

図４は、本発明のさらに他の実施形態によるウィジェット間のデータ伝達画面を図示した図面である。

図４を参照すれば、２個のウェブ・アプリケーションである天気ウィジェット４１０とダイアリ・ウィジェット４２０とが実行中である。天気ウィジェット４１０が有している天気情報は、天気ウィジェット４１０に含まれたジャバスクリプト制御部によって、ウェブブラウザ内のデータ伝達部に伝送され、ダイアリ・ウィジェット４２０のジャバスクリプト制御部は、データ伝達部から天気情報を受信して画面にディスプレイする。

図５は、本発明のさらに他の実施形態によるウェブ・アプリケーション間の通信方法を図示したフローチャートである。

まず、ウェブブラウザで、複数のウェブ・アプリケーションが実行される。具体的には、第１ウェブ・アプリケーションと第２ウェブ・アプリケーションとが実行される（５１０、５２０）。ウェブブラウザに含まれたデータ伝達部を介して、第１ウェブ・アプリケーションと第２ウェブ・アプリケーションとの間でデータが交換される（５３０）。データの交換は、前記図２ないし図４を参照しつつ説明した方法によって行われる。

本発明によれば、インターネットに接続されていない状態で、ウェブサーバの助けなしにも、クライアントデバイス内部のデータ伝達経路を利用し、ウェブ・アプリケーション間のデータ通信が可能である。

以上、本発明は、限定された実施形態と図面とによって説明したとはいえ、本発明が、前記の実施形態に限定されるものではなく、それらは、本発明が属する分野で当業者であるならば、このような記載から多様な修正及び変形が可能であろう。従って、本発明の思想は、特許請求の範囲によってのみ把握されるものであり、それと均等な、または等価的な変形は、いずれも本発明の思想の範疇に属するものである。また、本発明によるシステムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に、コンピュータで読み取り可能なコードとして具現することが可能である。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取り可能なデータが保存されるあらゆる種類の記録装置を含む。記録媒体の例としては、ＲＯＭ（read-only memory）、ＲＡＭ（random-access memory）、ＣＤ−ＲＯＭ、磁気テープ、フロッピー（登録商標）ディスク、光データ保存装置などがあり、またキャリアウェーブ（例えば、インターネットを介した伝送）の形態で具現されることも含む。また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、ネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータで読み取り可能なコードが保存されて実行されうる。

１１０ウェブサーバ
１２０データ伝達装置
１３０，２００，３００ウェブブラウザ
１４０，２１０，３１０ウェブ・アプリケーションＡ
１４５，１５５，２１５，２２５，３１５，３２５ジャバスクリプト制御部
１５０，２２０，３２０ウェブ・アプリケーションＢ
２３０，３３０ウェブ・アプリケーション制御部
２３５，３４０データ伝送部
４１０天気ウィジェット
４２０ダイアリ・ウィジェット

Claims

ウェブブラウザを利用したウェブ・アプリケーション間のデータ通信装置において、前記ウェブブラウザは、
第１ウェブ・アプリケーション及び第２ウェブ・アプリケーションを実行するウェブ・アプリケーション制御部と、
前記第１ウェブ・アプリケーションから前記データを受信し、前記第２ウェブ・アプリケーションに伝達するデータ伝達部と、を含むことを特徴とするウェブ・アプリケーション間のデータ通信装置。
前記第１ウェブ・アプリケーションは、前記第２ウェブ・アプリケーションの識別情報と前記データとを前記データ伝達部に伝送し、
前記データ伝達部は、前記識別情報に対応する前記第２ウェブ・アプリケーションに、前記データを伝送することを特徴とする請求項１に記載のウェブ・アプリケーション間のデータ通信装置。
前記第１ウェブ・アプリケーションは、第１ジャバスクリプト制御部を含み、前記第１ジャバスクリプト制御部を利用し、前記データを含むジャバスクリプト・データを生成し、
前記第２ウェブ・アプリケーションは、第２ジャバスクリプト制御部を含み、前記第２ジャバスクリプト制御部を利用し、前記ジャバスクリプト・データを受信することを特徴とする請求項１に記載のウェブ・アプリケーション間のデータ通信装置。
前記データ伝達部は、前記データを保存するためのファイルまたはメモリを含むことを特徴とする請求項１に記載のウェブ・アプリケーション間のデータ通信装置。
前記データ伝達部は、前記ウェブ・アプリケーション制御部に含まれることを特徴とする請求項１に記載のウェブ・アプリケーションデータ間のデータ通信装置。
前記ウェブ・アプリケーション制御部は、前記第１ウェブ・アプリケーション及び前記第２ウェブ・アプリケーションについての情報を管理し、
前記データ伝達部は、前記情報を参照し、前記第２ウェブ・アプリケーションを、前記
データを伝達するターゲット・ウェブ・アプリケーションに決定することを特徴とする請求項１に記載のウェブ・アプリケーション間のデータ通信装置。
第１ウェブ・アプリケーション及び第２ウェブ・アプリケーションを実行する段階と、
ウェブブラウザに含まれたデータ伝達部を介して、前記第１ウェブ・アプリケーションから前記第２ウェブ・アプリケーションに、データを伝達する段階と、を含むことを特徴とするウェブ・アプリケーション間のデータ通信方法。
前記データを伝達する段階は、
前記第１ウェブ・アプリケーションが、前記第２ウェブ・アプリケーションの識別情報と前記データとを前記データ伝達部に伝送する段階と、
前記識別情報に対応する前記第２ウェブ・アプリケーションが、前記データ伝達部を介して、前記データを受信する段階と、を含むことを特徴とする請求項７に記載のウェブ・アプリケーション間のデータ通信方法。
前記データを伝達する段階は、
前記第１ウェブ・アプリケーションが第１ジャバスクリプト制御部を利用し、前記データを含むジャバスクリプト・データを生成する段階と、
前記第２ウェブ・アプリケーションが第２ジャバスクリプト制御部を利用し、前記データを受信する段階と、を含むことを特徴とする請求項７に記載のウェブ・アプリケーション間のデータ通信方法。
前記第１ウェブ・アプリケーション及び前記第２ウェブ・アプリケーションについての情報を管理する段階をさらに含み、
前記データを伝達する段階は、前記情報を参照し、前記第２ウェブ・アプリケーションを、前記データを伝達するターゲット・ウェブ・アプリケーションに決定する段階をさらに含むことを特徴とする請求項７に記載のウェブ・アプリケーション間のデータ通信方法。
ウェブ・アプリケーション間のデータ通信方法を行うプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体において、前記方法は、
第１ウェブ・アプリケーション及び第２ウェブ・アプリケーションを実行する段階と、
ウェブブラウザに含まれたデータ伝達部を介して、前記第１ウェブ・アプリケーションから前記第２ウェブ・アプリケーションに、データを伝達する段階と、を含むことを特徴とする記録媒体。