JP2011039159A - Equatorial telescope stand - Google Patents
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Description
本発明は、天体望遠鏡を載せて観測するための赤道儀架台に関し、特にポンセットマウント様式の赤道儀架台に関する。 The present invention relates to an equatorial mount for observing with an astronomical telescope, and particularly to an equatorial mount of a ponset mount style.
天体望遠鏡を載せる架台の1つとして、従来から赤道儀架台が知られている(特許文献1参照)。この赤道儀架台は、三脚の上に天体望遠鏡を載せ、極軸(赤径軸)と赤緯軸の2軸を調整しながら天体望遠鏡で所望の天体を視界に入れ、極軸の回りに天体望遠鏡を回転させることで所望の天体を自動追尾するものである。 An equatorial mount is conventionally known as one of the mounts on which the astronomical telescope is mounted (see Patent Document 1). This equatorial mount mounts an astronomical telescope on a tripod, adjusts the two axes of the polar axis (red axis) and the declination axis, puts the desired astronomical object in the field of view with the astronomical telescope, and astronomical objects around the polar axis The desired celestial body is automatically tracked by rotating the telescope.
しかしながら、上記特許文献1に記載の赤道儀架台は、三脚の上に天体望遠鏡を載せる構造であるため望遠鏡の大きさに制約があり、ドブソニアン望遠鏡など大口径の天体望遠鏡を三脚の上に載せるのは難しかった。 However, since the equatorial mount described in Patent Document 1 has a structure in which an astronomical telescope is mounted on a tripod, the size of the telescope is limited, and a large-diameter astronomical telescope such as a Dobsonian telescope is mounted on a tripod. Was difficult.
そこで、最近では大口径の天体望遠鏡をテーブルの載せることができるポンセットマウント様式の赤道儀架台が知られるようになった。このタイプの赤道儀架台は、回転軸が極軸だけでよいので構造が簡単なため操作が容易であり、且つ天体の自動追尾も可能なことからアマチュア天文家などから強く支持されている赤道儀架台である。 Therefore, recently, an equatorial mount of the ponset mount style that can mount a large-diameter astronomical telescope on a table has come to be known. This type of equatorial mount is easy to operate due to its simple structure because the rotation axis only needs to be a polar axis, and it is possible to automatically track celestial bodies, so it is strongly supported by amateur astronomers. It is a mount.
ところで、同一の天体を観測する場合でも、観測地点の緯度によって水平面に対する地軸の傾きが異なってくる、そのため、上記のポンセットマウント様式の赤道儀架台を緯度の異なる観測地点に移して観測する場合には、観測地点の緯度に応じて赤道儀架台の極軸の傾き角度を調整する必要があるが、それに伴って天体望遠鏡を載せる水平テーブルも一緒に傾いてしまう。その結果、テーブルに天体望遠鏡を載せたときに天体望遠鏡が傾いて取り付けられることになり、観測しにくいものとなっていた。 By the way, even when observing the same celestial body, the inclination of the earth axis with respect to the horizontal plane differs depending on the latitude of the observation point. It is necessary to adjust the tilt angle of the polar axis of the equatorial mount according to the latitude of the observation point, but the horizontal table on which the astronomical telescope is placed is also tilted along with it. As a result, when the astronomical telescope is placed on the table, the astronomical telescope is tilted and is difficult to observe.
そこで、本発明が解決しようとする課題は、観測地点の緯度の違いに応じて極軸の傾きを調整する場合にあっても、テーブルを常に水平に保つことができる赤道儀架台を提供することにある。 Therefore, the problem to be solved by the present invention is to provide an equatorial mount that can always keep the table horizontal even when the inclination of the polar axis is adjusted according to the difference in latitude of the observation points. It is in.
本発明に係る赤道儀架台は、望遠鏡をセットする載置台と、この載置台の極軸を調整する極軸合せ機構と、調整された極軸の回りに前記載置台を回転させる追尾機構とを備える赤道儀架台であって、前記載置台と極軸合せ機構とがリンクによって連結されている。 An equatorial mount according to the present invention includes a mounting table on which a telescope is set, a polar axis alignment mechanism that adjusts the polar axis of the mounting table, and a tracking mechanism that rotates the mounting table around the adjusted polar axis. An equator frame provided, wherein the mounting table and the polar axis alignment mechanism are connected by a link.
また、本発明に係る赤道儀架台は、前記載置台がリンクによって連結されたアンダーフレームとアッパーフレームとを備えており、前記極軸合せ機構の調整時にアンダーフレームに対してアッパーフレームを平行に可動する。 The equator frame according to the present invention includes an under frame and an upper frame in which the mounting table is connected by a link, and the upper frame is movable in parallel to the under frame when the polar axis alignment mechanism is adjusted. To do.
さらに、本発明に係る赤道儀架台は、前記極軸合せ機構が載置台に対する極軸の傾き角度の変化に応じて極軸の回転中心の位置を上下方向に移動するためのスライド機構を備えている。 Furthermore, the equatorial mount according to the present invention includes a slide mechanism for moving the position of the rotation center of the polar axis in the vertical direction in accordance with a change in the inclination angle of the polar axis with respect to the mounting table. Yes.
本発明の赤道儀架台は、望遠鏡を載せる載置台と極軸合せ機構とをリンクによって連結したので、極軸合せ機構の傾き角度を変更した場合でも載置台を常に水平に保つことができ、望遠鏡を水平な載置台の上にセットすることができるため、天体観測を楽な姿勢で行なうことができる。 In the equator mount of the present invention, since the mounting table on which the telescope is placed and the polar axis alignment mechanism are connected by a link, the mounting table can always be kept horizontal even when the tilt angle of the polar axis alignment mechanism is changed. Can be set on a horizontal mounting table, so that astronomical observation can be performed in an easy posture.
以下、添付図面に基づいて本発明に係る赤道儀架台を詳細に説明する。図1乃至図4には本発明に係る赤道儀架台1の一実施例が示されている。これらの図において、符号2はベースプレートであり、その四隅には移動用のキャスター3a及び設置用のアジャスター3bが設置されている。ベースプレート2の上面にはアンダーフレーム4が設けられ、さらにアンダーフレーム4の上方にアッパーフレーム5が設けられる。アンダーフレーム4とアッパーフレーム5とで天体望遠鏡が載る載置台を構成しており、この載置台はリンクによって連結され、アンダーフレーム4に対してアッパーフレーム5が平行移動して、アンダーフレーム4とアッパーフレーム5とで常に平行四辺形を形成する。
Hereinafter, an equatorial mount according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. 1 to 4 show an embodiment of an equator mount 1 according to the present invention. In these drawings,
前記リンクは、アンダーフレーム4及びアッパーフレーム5の後部に設けられる極軸合せ機構6と前記載置台との間および、アンダーフレーム4及びアッパーフレーム5の前部に設けられる追尾機構7と前記載置台との間にそれぞれ設けられる。
The link is provided between the polar
前記極軸合せ機構6は、アンダーフレーム4に取り付けられたアンダー支持部材8と、このアンダー支持部材8に立設されたスクリューシャフト9と、アッパーフレーム5に取り付けられた回転支持部材10と、この回転支持部材10に立設された一対のガイドシャフト11とを備える。アンダー支持部材8の両端がアンダーフレーム4の左右後端部4aに、また、回転支持部材10の両端がアッパーフレーム5の左右後端部5aにそれぞれネジで固定されることで、載置台の後部側のリンクを構成している。即ち、アンダー支持部材8の両端を固定しているネジ及び回転支持部材10の両端を固定しているネジを共に緩めることで、スクリューシャフト9及びガイドシャフト11の傾きを調整することができる。
The polar
スクリューシャフト9には回転しながら上下動するスクリュー部材12が装着され、このスクリュー部材12は上下のストッパ13a,13bによって位置決めされる。また、ガイドシャフト11には回転中心部材14がスライド可能に装着されている。この回転中心部材14は、前記スクリュー部材12に回転可能に軸着され、スクリュー部材12がスクリューシャフト9を上下移動する際、一緒にガイドシャフト11を上下動する。また、スクリュー部材12と回転中心部材14との連結によって、スクリューシャフト9とガイドシャフト11とは平行を保持している。
A
前記回転中心部材14の前面には極軸シャフト15が配置される。この極軸シャフト15は、極軸合せ機構6を調整する際の治具の一種であり、スクリューシャフト9及びガイドシャフト11に対して直交する方向に延び、回転中心部材14の前面に設けられたホルダー16に基部15aが差し込まれる。
A
前記追尾機構7は、アンダーフレーム4に取り付けられたガイドカバー17と、アッパーフレーム5に取り付けられた弓形状のアールガイド18とを備えている。ガイドカバー17内にはアールガイド18をスライドガイドする案内溝が設けられており、アールガイド18はこの案内溝内を滑りながら円弧運動を行なう。ガイドカバー17の両端がアンダーフレーム4の左右前端部4bに、また、アールガイド18の両端がアッパーフレーム5の左右前端部5bにそれぞれネジで固定されることで、載置台の前部側のリンクを構成している。即ち、ガイドカバー17の両端を固定しているネジ及びアールガイド18の両端を固定しているネジを共に緩めることで、ガイドカバー17及びアールガイド18の傾きを調整することができる。なお、これらガイドカバー17及びアールガイド18は、前記極軸合せ機構6の傾きを調整する際、アッパーフレーム5を介して一緒に動くので、その傾き角度が前記スクリューシャフト9及びガイドシャフト11の傾き角度と同一となる。なお、この実施例におけるアッパーフレーム5は、後端部5aが内側に向いて狭く形成され、前端部5bが外側に向いて広く形成されており、前記回転支持部材10の両端が狭く形成されたアッパーフレーム5の後端部5aに、前記アールガイド18の両端が広く形成されたアッパーフレーム5の前端部5bにそれぞれ取り付けられる。
The
この実施例に係る前記追尾機構7は、前記ガイドカバー17の前面に配置される駆動機構を備えている。この駆動機構は、前記アッパーフレーム5に回転運動を付与するもので、ガイドカバー17の前面に固定される駆動ガイド板25と、この駆動ガイド板25の前面に配置される駆動手段26とを有している。駆動ガイド板25は、駆動手段26での等速直線運動を等速円運動に変換するためのもので、スムーズに力が伝達されるように両端にはインボリュート曲線からなるガイド面27が形成されている。
The
一方、駆動手段26は、図1乃至図4に示したように、パルスモータ28と、このパルスモータ28での回転を等速直線運動に変換するギヤを収納したボールネジ部29と、ボールネジ部29のネジ軸30と平行に延びる一対のガイドシャフト31a,31bと、ガイドシャフト31a,31b及び前記ネジ軸30の両端を支持する一対の支持部材32とを備える。また、支持部材32には内方に突出するフランジ33が一体に設けられ、このフランジ33の裏面側には転動体としてのローラ34が設けられる。一対のローラ34は、図4に示したように、駆動ガイド板25の各ガイド面27にそれぞれ当接し、このガイド面27上を転動する。
On the other hand, as shown in FIGS. 1 to 4, the driving means 26 includes a
前記駆動手段26は、ボールネジ部29の裏面に固定された縦長の揺動板35によってアッパーフレーム5に支持されている。アッパーフレーム5の左右の前端部5b間に掛け渡される前側アーム36の中央部には軸受部37が凹設され、この軸受部37に揺動板35の上端部に設けた突起状の支持部38が嵌め込まれ、両者は支軸によって連結されている。図4に示したように、揺動板35の裏面中央部及び下部には前記駆動ガイド板25の湾曲状上辺25a及び湾曲状下辺25bに接しながら駆動手段26の回転移動をガイドする円板39が所定位置に配置されている。
The driving means 26 is supported on the
この実施例に係る追尾機構7は、図1乃至図3に示したように、前記極軸シャフト15の傾き角度を調整する際の基準となる極軸調整治具を有している。この極軸調整治具は、下端部がガイドカバー17の裏面に設けられたホルダー41に差し込まれる調整シャフト40と、この調整シャフト40の上端部に取り付けられる調整ボックス42とからなる。この調整ボックス42には極軸シャフト15を挿通する貫通孔43が調整シャフト40の差込み方向と直交する方向に設けられる。そのため、極軸シャフト15と調整シャフト40とは調整ボックス42において直角に交わっている。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
次に上記構成からなる赤道儀架台1の作用について説明する。赤道儀架台1を緯度の異なる観測地点に移して観測する場合、観測地点の緯度に合わせて極軸の傾きを調整する必要がある。例えば、観測場所を緯度の低い所から高い所に移した場合には、図5に示したように、水平面に対する極軸シャフト15の傾き角度を大きくする必要がある。その場合には、先に説明した載置台のリンクの固定を緩めて極軸合せ機構6を調整する。先ず、アンダーフレーム4の前後端部4a,4bを固定しているネジ20,21とアッパーフレーム5の前後端部5a,5bを固定しているネジ22,23をそれぞれ緩めることでリンクの動きを自由にする。それによって、極軸合せ機構6および追尾機構7を前後方向に自由に傾けることができ、アッパーフレーム5はアンダーフレーム4に対して前後方向に平行移動が可能となる。次に、極軸合せ機構6を後方に傾けながら極軸を天の北極に合わせる。具体的には極軸シャフト15を天の北極に近接した位置にある北極星に合わせる。なお、極軸合せの際には極軸調整治具40,42は必要ないので、極軸合せの邪魔にならないように外しておくことが望ましい。
Next, the operation of the equatorial mount 1 having the above configuration will be described. When the equatorial mount 1 is moved to observation points with different latitudes, it is necessary to adjust the inclination of the polar axis according to the latitude of the observation points. For example, when the observation place is moved from a low latitude place to a high place, it is necessary to increase the inclination angle of the
極軸シャフト15の傾き角度を緯度と同じ傾きとなるように合わせると共にアッパーフレーム5がアンダーフレーム4と平行になるように調整した後、緩めたネジ20,21,22,23を締め直し、アンダーフレーム4、アッパーフレーム5、極軸合せ機構6および追尾機構7が平行四辺形の断面形状となるようにする。即ち、極軸シャフト15の角度調整により、追尾機構7は極軸合せ機構6と平行となるように後方に傾き、また、アッパーフレーム5は、アンダーフレーム4と平行状態を保った状態で当初の位置より多少低くなる。ガイドカバー17にセットされた調整シャフト40は、仮想線で示した当初の位置から実線で示した調整後の位置まで角度αだけ倒れる。
After adjusting the tilt angle of the
次に、極軸調整治具の調整シャフト40と調整ボックス42をセットする。スクリューシャフト9に装着されたスクリュー部材12を位置決めしている上下一対のストッパ13a,13bを緩め、スクリュー部材12を回転させながら下方に移動させる。このとき、スクリュー部材12の移動に連動して回転中心部材14もガイドシャフト11を下方に移動する。そして、極軸調整治具の調整ボックス42の貫通孔43に差し込んだ極軸シャフト15の基部15aが回転中心部材14のホルダー16にスムーズに差し込まれる位置に来るようにスクリュー部材12の位置を微調整する。その位置でスクリュー部材12を上下のストッパ13a,13bで固定し、極軸シャフト15の基部15aをホルダー16に差し込む。このように、極軸シャフト15の傾きを変更したのに伴って極軸シャフト15の基部15aの位置を調整するのは、極軸シャフト15の回りにアッパーフレーム5を回転させたときに、所望の天体の追尾を可能とするためである。即ち、図6に示すように、調整ボックス42の位置および極軸シャフト15の基部15aの位置が極軸シャフト15の回りにアッパーフレーム5を回転させたときの回転中心O1,O2となり、追尾機構7を駆動した場合に、極軸シャフト15が回転軸となってアッパーフレーム5を回転させることができる。
Next, the
このようにして、極軸合せが済んだのち、極軸シャフト15と極軸調整治具40,42を外して、図7に示したように、水平なアッパーフレーム5の上にテーブル50を固定し、その上に天体望遠鏡51をセットする。この天体望遠鏡51は、水平なテーブル50の上に載置されるので、天体を観測する際には無理な姿勢を取ることなく、所望の天体を探して視界に入れることができる。このようにして、観測準備が完了したのち、追尾機構7を作動させる。
After the polar axis alignment is thus completed, the
図8は追尾機構7を作動させた時の駆動手段26及びこの駆動手段26に追従するアッパーフレーム5の動きを示したものである。駆動手段26のパルスモータ28をスイッチオンすると、その回転が減速されてボールネジ部29に伝達され、ネジ軸30上を等速直線運動する。一方、揺動板35の上端の支持部38がアッパーフレーム5の前アーム36に設けられた軸受部37で支持されているために、駆動手段26の両側に配置されたローラ34が駆動ガイド板25の両端のガイド面27を転動し、ボールネジ部29の等速直線運動がこの支持部38を支点とした等速円運動に変換されて、駆動手段26が回転運動を始める。その際、前記ローラ34がインボリュート曲線からなるガイド面27に沿って移動するので、等速直線運動から等速円運動にスムーズに変換され、駆動手段26は滑らかな動きで等角速度で回転する。そのため、ウォームギヤなどを用いて駆動する場合の周期的な運動(ピリオディックモーション)などを生じることがない。
FIG. 8 shows the movement of the driving means 26 and the
前記駆動手段26は揺動板35を介してアッパーフレーム5と固定されている。そのため、駆動手段26の等速円運動に伴ってアッパーフレーム5が回転する。アッパーフレーム5は地軸としての極軸シャフト15を中心として回転し、所望の天体を望遠鏡で追尾することができる。アッパーフレーム5は前端側がアールガイド18及びガイドカバー17を介してアンダーフレーム4に支持され、また後端側が回転支持部材14及びアンダー支持部材8を介してアンダーフレーム4に支持されているので、重量のある天体望遠鏡51を載置した状態でも安定した動きの回転運動が得られる。なお、アッパーフレーム5の後端側ではアッパーフレーム5の回転に伴って回転支持部材10が極軸フレーム15の基部15aを回転中心として回転する。
The driving means 26 is fixed to the
このように、本発明の赤道儀架台では天体望遠鏡を水平なテーブルの上にセットした状態でアッパーフレーム5を等速円運動させて天体を追尾することができるので、ドブソニアン望遠鏡など大口径の天体望遠鏡も安定してセットすることができる。
As described above, in the equator gantry of the present invention, the celestial object can be tracked by moving the
図9は本発明に係る赤道儀架台の他の実施例を示したものである。この実施例に係る赤道儀架台は、極軸合せ機構60をアッパーフレーム5の上方に突出しないようにアンダーフレーム4との間に設け、アッパーフレーム5の上面を広く確保することで、より大型の天体望遠鏡をセットできるように配慮したものである。この極軸合せ機構60は、アンダーフレーム4の後端部4aに取り付けられたアンダー支持部材61と、このアンダー支持部材61にスライド可能に取り付けられた回転ガイド部62とを備える。回転ガイド部62は、アッパーフレーム5が回転する際にアッパーフレームを支持しながらガイドするもので、ガイドカバー63と、このガイドカバー63内を円弧状にスライドする弓形状のアールガイド64とで構成される。アールガイド64の両端にはシャフトホルダー65がそれぞれ設けられ、このシャフトホルダー65とアッパーフレーム5の後端部5aに回転可能に設けられたホルダー66との間をシャフト67で連結している。
FIG. 9 shows another embodiment of the equator mount according to the present invention. In the equator mount according to this embodiment, the polar
このような構成からなる極軸合せ機構60では、観測地点の緯度に合わせて極軸の傾きを調整する場合には、回転ガイド部62の高さ調整は、シャフト67に沿って上下方向にスライドすることで行なわれ、また、回転ガイド部62の角度調整は、アンダーフレーム4に対するアンダー支持部材61の角度とアッパーフレーム5に対するホルダー66の角度を調整することで行なわれる。このように、この実施例では極軸合せ機構60が簡易な構造からなるので、その調整作業の上述したようにきわめて容易である。なお、本発明は上記の実施例に限られることなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々変更可能である。
In the polar
1 赤道儀架台
4 アンダーフレーム
5 アッパーフレーム
6 極軸合せ機構
7 追尾機構
8 アンダー支持部材
9 スクリューシャフト
10 回転支持部材
11 ガイドシャフト
12 スクリュー部材
14 回転中心部材
15 極軸シャフト
17 ガイドカバー
18 アールガイド
25 駆動ガイド板
26 駆動手段
27 ガイド面
28 パルスモータ
29 ボールネジ部
30 ネジ軸
34 ローラ(転動体)
35 揺動板
40 調整シャフト
42 調整ボックス
50 テーブル
51 天体望遠鏡
60 極軸合せ機構
61 アンダー支持部材
62 回転ガイド部
63 ガイドカバー
64 アールガイド
65 シャフトホルダー
66 ホルダー
67 シャフト
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
35
Claims (5)
前記載置台と極軸合せ機構とがリンクによって連結されていることを特徴とする赤道儀架台。 An equatorial mount comprising a mounting table for setting a telescope, a polar axis alignment mechanism for adjusting the polar axis of the mounting table, and a tracking mechanism for rotating the mounting table about the adjusted polar axis,
An equatorial mount, wherein the mounting table and the polar axis alignment mechanism are connected by a link.
The equator mount according to claim 4, wherein the conversion mechanism includes a guide surface made of an involute curve and a rolling element that moves along the guide surface.
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JP2009184421A JP2011039159A (en) | 2009-08-07 | 2009-08-07 | Equatorial telescope stand |
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