JP2011023342A - 非水電解液二次電池用負極材料およびそれを備える非水電解液二次電池 - Google Patents

非水電解液二次電池用負極材料およびそれを備える非水電解液二次電池 Download PDF

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Abstract

【課題】非水電解液二次電池の電気性能をさらに向上させるため、負極材料における放電容量を改善すること。
【解決手段】リチウムイオンのドープおよび脱ドープ可能な負極活物質と、アルカリ金属の硫酸塩および/またはアルカリ土類金属の硫酸塩とを含有することを特徴とする非水電解液二次電池用負極材料およびそれを備える非水電解液二次電池。ここで、負極活物質としては、黒鉛および/または黒鉛より結晶性の劣る炭素材料を主成分とするものであることが好ましく、アルカリ金属の硫酸塩としては、硫酸ナトリウムが好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、非水電解液二次電池用負極材料およびそれを備える非水電解液二次電池に関する。
非水電解液二次電池において、アルカリ金属のハロゲン化物および/またはアルカリ土類金属のハロゲン化物を含有させた負極材料が知られている。
特開2006−310265号公報
非水電解液二次電池の電気性能をさらに向上させるため、負極材料における放電容量のさらなる改善が求められていた。
本発明者は、このような状況の下、非水電解液二次電池の電気性能を向上させるべく、その負極材料について鋭意検討を重ねた結果、本発明に至った。
すなわち、本発明は、
<1>リチウムイオンのドープおよび脱ドープ可能な負極活物質と、アルカリ金属の硫酸塩および/またはアルカリ土類金属の硫酸塩とを含有することを特徴とする非水電解液二次電池用負極材料;
<2>負極活物質が、黒鉛および/または黒鉛より結晶性が劣る炭素材料を主成分とするものであることを特徴とする前項1に記載される非水電解液二次電池用負極材料;
<3>黒鉛および/または黒鉛より結晶性が劣る炭素材料の比表面積が、1〜600m/gである前項1または2に記載される非水電解液二次電池用負極材料;
<4>アルカリ金属の硫酸塩が硫酸ナトリウムである前項1〜3のいずれか1項に記載される非水電解液二次電池用負極材料;
<5>アルカリ金属の硫酸塩および/またはアルカリ土類金属の硫酸塩を含む水溶液と、リチウムイオンのドープおよび脱ドープ可能な負極活物質とを混合した後、水分を除去し、乾燥させることにより得られる前項1〜4のいずれか1項に記載される非水電解液二次電池用負極材料;
<6>アルカリ金属の硫酸塩および/またはアルカリ土類金属の硫酸塩の含有量が、アルカリ金属および/またはアルカリ土類金属換算の含有量で50〜10000ppmである前項1〜5のいずれか1項に記載される非水電解液二次電池用負極材料;
<7>さらに、バインダーと溶媒とを含む前項1〜6のいずれか1項に記載される非水電解液二次電池用負極材料;
<8>バインダーが、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、フッ素化ポリフッ化ビニリデン、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、フッ素ゴム、ポリ酢酸ビニル、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンおよびニトロセルロースからなる群から選ばれる少なくとも1種である前項7に記載される非水電解液二次電池用負極材料;
<9>溶媒が、N−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸メチル、アクリル酸メチル、ジエチルトリアミン、N,N−ジメチルアミノプロピルアミン、エチレンオキシド、テトラヒドロフランおよび水からなる群から選ばれる少なくとも1種である前項7に記載される非水電解液二次電池用負極材料;
<10>リチウムイオンのドープおよび脱ドープ可能な正極および負極と、非水電解液とを備える非水電解液二次電池であり、該負極が、前項1〜9のいずれか1項に記載される非水電解液二次電池用負極材料を含有することを特徴とする非水電解液二次電池;
<11>正極に含まれる正極活物質が、リチウム遷移金属複合酸化物であることを特徴とする前項10に記載される非水電解液二次電池;
<12>リチウム遷移金属複合酸化物が、マンガンを含有することを特徴とする前項11に記載される非水電解液二次電池;
等を提供するものである。
本発明によれば、非水電解液二次電池用負極材料の放電容量が改善され、その結果、これを備える非水電解液二次電池は、より電気性能に優れたものとなる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の非水電解液二次電池用負極材料は、リチウムイオンのドープおよび脱ドープ可能な負極活物質と、アルカリ金属の硫酸塩および/またはアルカリ土類金属の硫酸塩(以下、「アルカリ(土類)金属硫酸塩」と称することもある。)とを含有することを特徴とする。
本発明に用いるリチウムイオンのドープおよび脱ドープ可能な負極活物質としては、黒鉛から非晶質炭素材料にいたるまでの種々の黒鉛化度の炭素材料、およびリチウムと合金化可能な金属粒子からなる群から選ばれるものを用いることができるが、後述するように、中でも黒鉛ないし黒鉛よりも結晶性の劣る炭素材料(黒鉛化度の小さい炭素材料)が好ましく、黒鉛を用いた場合がより好ましい。これは、これらはコスト的に安価であることと、電解液との反応性が高いため、本発明で用いるアルカリ(土類)金属硫酸塩がより効果的に作用するためである。
黒鉛としては、天然黒鉛および人造黒鉛のいずれをも用いることができる。黒鉛は不純物の少ないものであるのが好ましく、必要に応じて種々の精製処理を施して用いる。黒鉛としては、X線広角回折法による(002)面の面間隔(d002)が、3.37Å未満の黒鉛化度の大きいもの用いるのが好ましい。
人造黒鉛の具体例としては、コールタールピッチ、石炭系重質油、常圧残油、石油系重質油、芳香族炭化水素、窒素含有環状化合物、硫黄含有環状化合物、ポリフェニレン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ポリアクリロニトリル、ポリビニルブチラール、天然高分子、ポリフェニレンサイルファイド、ポリフェニレンオキシド、フルフリルアルコール樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、イミド樹脂などの有機物を、通常2500〜3200℃の焼成温度で黒鉛化したものが挙げられる。
また、黒鉛化度の小さい炭素材料としては、有機物を通常2500℃以下の温度で焼成したものが用いられる。有機物の具体例としては、コールタールピッチ、乾留液化油等の石炭系重質油;常圧残油、減圧残油等の直留系重質油;原油、ナフサ等の熱分解時に副生するエチレンタール等の分解系重質油等の石油系重質油;アセナフチレン、デカシクレン、アントラセン等の芳香族炭化水素;フェナジンやアクリジン等の窒素含有環状化合物;チオフェン等の硫黄含有環状化合物;アダマンタン等の脂肪族環状化合物;ビフェニル、テルフェニル等のポリフェニレン;ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール等のポリビニルエステル類;ポリビニルアルコール等の熱可塑性高分子;フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性高分子;セルロース、おが屑等のバイオマス原料等が挙げられる。
これら黒鉛化度の小さい炭素材料の焼成温度は、好ましくは600℃以上、より好ましくは900℃以上、さらに好ましくは950℃以上である。その上限は、炭素材料に所望の黒鉛化度等により異なるが、好ましくは2500℃以下、より好ましくは2000℃以下、さらに好ましくは1400℃以下である。
また、本発明で用いる負極活物質として好ましいものの一つは、前述の高黒鉛化度の黒鉛の表面を、上述のこれよりも黒鉛化度の小さい炭素材料で被覆したものである。このものは高黒鉛化度の黒鉛の表面を上述のコールタールピッチや種々の重質油等で被覆し、次いで焼成して被覆に用いた有機物を炭化させることにより得ることができる。このような2層構造の炭素材料における核の黒鉛と周囲の結晶化度の小さい炭素材料との合計に占める黒鉛の比率は、負極容量を大きくするため80重量%以上であることが好ましく、85重量%以上であることがより好ましい。しかし、この比が大きすぎると被覆効果が薄れるので、この比は、99重量%以下であることが好ましい。核の黒鉛と周囲の被覆炭素材料との特に好ましい比は、85:15〜99:1(重量比)である。
黒鉛をはじめとするこれらの炭素材料の平均粒径は、好ましくは35μm以下、より好ましくは25μm以下、さらに好ましくは18μm以下である。また、好ましくは3μm以上、より好ましくは5μm以上である。なお、黒鉛より結晶性が劣る炭素材は複数の粒子が凝集している二次粒子であってもよい。この場合は二次粒子の平均粒径が前述の範囲であることが好ましく、一次粒子の平均粒径は、15μm以下であることが好ましい。
また、黒鉛をはじめとするこれらの炭素材料のBET吸着法の測定による比表面積(BET比表面積)は、1〜600m/gであることが好ましく、1〜15m/gであることがより好ましい。
負極活物質としては、上述の黒鉛や黒鉛化度の異なる炭素材料等の2種以上を混合して用いてもよい。
本発明に用いられるアルカリ(土類)金属硫酸塩は、アルカリ金属(Li,Na,K,Rb,Cs)またはアルカリ土類金属(Be,Mg,Ca,Sr,Ba)の硫酸塩である。アルカリ金属硫酸塩が好ましく、硫酸ナトリウムがより好ましい。これらのアルカリ(土類)金属硫酸塩は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
なお、電池に用いる際には、アルカリ(土類)金属硫酸塩は電解液に溶解し難いものであることが、本発明の効果を発現するためより好ましく、また負極材料中に含有させる際には、水溶液にして負極活物質と均一に混合できるように、水への溶解度が高いものであることが好ましい。
本発明において、負極材料にアルカリ(土類)金属硫酸塩を含有させる方法としては、どのような方法を用いてもよいが、特に少量添加で均一にアルカリ(土類)金属硫酸塩を含有させるには、まずアルカリ(土類)金属硫酸塩を水に溶解させて水溶液とし、次いで負極活物質とこの水溶液とを混合し、その後混合液を濾過するなどして水分を除去した後、乾燥する方法が有効である。このような処理を行った場合、アルカリ(土類)金属硫酸塩は負極材料表面を覆う形で比較的均一に存在しているものと推定される。被覆が微量である場合、電子顕微鏡(SEM)観察等では明確な硫酸塩の存在を確認することが困難な場合がある。その場合、通常は、飛行時間型二次イオン質量分析装置(TOF−SIMS)等による表面分析でアルカリ金属やアルカリ土類金属の存在を確認できる。
負極材料中のアルカリ(土類)金属硫酸塩の含有量は、例えば、前述の負極材料へのアルカリ(土類)金属硫酸塩の含有方法において、用いるアルカリ(土類)金属硫酸塩水溶液のアルカリ(土類)金属硫酸塩の濃度を調整することにより調節することができる。
アルカリ(土類)金属硫酸塩が被覆あるいは添着されるなどして、アルカリ(土類)金属硫酸塩が含有された本発明の負極材料中のアルカリ(土類)金属硫酸塩の含有量は、特に制限されないが、50〜10000ppmであることが好ましく、200〜9000ppmであることがより好ましく、500〜5000ppmであることがさらに好ましい。
この負極材料中のアルカリ(土類)金属硫酸塩の含有量は、例えば試料を充分な量の水中に分散させて、負極材料中に含有されるアルカリ(土類)金属硫酸塩を抽出し、抽出されたアルカリ(土類)金属硫酸塩について、誘導結合プラズマ発光分光分析(ICP−AES)等でアルカリ(土類)金属量を定量することにより求めることができる。
本発明の非水電解液二次電池用負極材料は、さらに、バインダーと溶媒とを含んでいてもよい。かかる負極材料は、上記のような方法によりアルカリ(土類)金属硫酸塩を含有させた負極材料とバインダーと溶媒とを混合させて得ることが好ましい。
バインダーとしては、例えば、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、フッ素化ポリフッ化ビニリデン、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、フッ素ゴム、ポリ酢酸ビニル、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンまたはニトロセルロースが好ましく用いられる。負極材料中の負極活物質に対するバインダーの比率は、0.1〜20重量%であることが好ましく、0.5〜10重量%であることがより好ましく、1〜5重量%であることがさらに好ましい。
また、溶媒としては、通常、バインダーを溶解しうる有機溶剤が使用され、例えば、N−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸メチル、アクリル酸メチル、ジエチルトリアミン、N,N−ジメチルアミノプロピルアミン、エチレンオキシド、テトラヒドロフランまたは水が好ましく用いられる。これらは1種を単独で用いても、2種以上を併用してもよい。また、水を溶媒として用いる場合は、さらに分散剤や増粘剤等を加えてSBR等のラテックスで負極活物質をスラリー化することもできる。溶媒の使用量は、負極材料中の負極活物質に対して、0.8〜2.0重量倍であることが好ましい。
上述のような本発明の非水電解液二次電池用負極材料は、非水電解液二次電池の負極活物質層形成のための材料として用いられる。
以下に、リチウムイオンのドープおよび脱ドープ可能な正極および負極と、非水電解液を備える非水電解液二次電池であって、負極が、本発明の非水電解液二次電池用負極材料を含有する本発明の非水電解液二次電池について説明する。
非水電解液の有機溶媒としては、特に限定されるものではないが、例えば、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ビニレンカーボネート等のカーボネート溶媒;テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、1,3−ジオキソラン、4−メチル−1,3−ジオキソラン、ジエチルエーテル等のエーテル溶媒;4−メチル−2−ペンタノン等のケトン溶媒;γ−ブチロラクトン等のラクトン溶媒;スルホラン、メチルスルホラン等のスルホン溶媒;アセトニトリル、プロピオニトリル、ベンゾニトリル、ブチロニトリル、バレロニトリル等のニトリル溶媒;1,2−ジクロロエタン等の塩素化炭化水素溶媒;ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等のアミド溶媒;リン酸トリメチル、リン酸トリエチル等のリン酸エステル溶媒;等を使用できる。これら有機溶媒は、単独で用いてもよいし、2種類以上を併用してもよい。
上記有機溶媒には、さらに、電解質を解離させるために高誘電率溶媒が含まれることが好ましい。ここで、高誘電率溶媒とは、25℃における比誘電率が20以上の化合物を意味する。かかる高誘電率溶媒の中で、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネートおよびそれらの水素原子をハロゲン等の他の元素またはアルキル基等で置換した化合物が好ましい。
このような高誘電率溶媒の、電解液に占める割合は、好ましくは20重量%以上、より好ましくは30重量%以上、さらに好ましくは40重量%以上である。
上記有機溶媒に溶解させるリチウム塩としては、特に限定されるものではなく、従来公知のものをいずれも使用することができ、例えばLiClO、LiAsF、LiPF、LiBF、LiB(C、LiCl、LiBr、CHSOLi、CFSOLi、LiN(SOCF、LiN(SO、LiC(SOCF、LiN(SOCF等を用いることができる。これらのリチウム塩は1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
これらのリチウム塩の非水電解液中の濃度は、0.5〜2mol/Lであることが好ましく、0.75〜1.5mol/Lであることがより好ましい。
正極は、正極活物質とバインダーと導電剤とを有する。好ましくは、正極は、正極集電体と、正極活物質とバインダーと導電剤を含有する正極合材層とからなる。
正極活物質は、リチウムイオンを可逆的にドープおよび脱ドープできるものであればよいが、中でもリチウム遷移金属複合酸化物が好ましい。リチウム遷移金属複合酸化物としては、リチウムマンガン酸化物、リチウムニッケル酸化物、リチウムコバルト酸化物、リチウム鉄酸化物、リチウムクロム酸化物、リチウムバナジウム酸化物、リチウムチタン酸化物、リチウム銅酸化物等を挙げることができる。具体的には、例えばLiMn、LiMnO、LiNiO、LiCoO、LiFeO、LiCrO、Li1+x、LiV、LiTi、LiCuO、LiCuOで表される化合物を挙げることができる。これらは、さらに充放電時の安定化を図るため、主たる遷移金属元素の一部を別の金属元素で置き換えられていてもよい。
ただし、本発明の効果が顕著である点で、正極活物質はマンガンを含有することが好ましい。マンガンを含有するものとしては、リチウムマンガン系複合酸化物、特に一般式LiMnで表されるようなスピネル構造を有するリチウムマンガン複合酸化物や、最近研究が盛んである層状構造のLiNi1/3Mn1/3Co1/3やLiNi1/2Mn1/2等が好ましい。
これらの正極活物質は1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
正極に使用されるバインダーとしては、例えば、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、フッ素化ポリフッ化ビニリデン、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、フッ素ゴム、ポリ酢酸ビニル、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレン、ニトロセルロース等が挙げられる。正極合材層中のバインダーの割合は、好ましくは0.1重量%以上、より好ましくは1重量%以上、さらに好ましくは5重量%以上であり、好ましくは80重量%以下、より好ましくは60重量%以下、さらに好ましくは40重量%以下、特に好ましくは10重量%以下である。
また、正極合材層の導電剤としては、天然黒鉛、人造黒鉛等の黒鉛や、アセチレンブラック等のカーボンブラック、ニードルコークス等の無定形炭素等の炭素材料が挙げられる。正極合材層中の導電剤の割合は、0.01〜50重量%であることが好ましく、0.1〜30重量%であることがより好ましく、1〜15重量%以上であることがさらに好ましい。
正極に使用する集電体の材質としては、アルミニウム、ステンレス鋼、ニッケルメッキ鋼等が好ましく用いられ、より好ましくはアルミニウムである。集電体の厚さは、1〜1000μmであることが好ましく、5〜500μmであることがより好ましい。
正極は、前述の正極活物質とバインダーと導電剤、必要に応じて添加されるその他の添加剤とを溶媒でスラリー化したものを集電体に塗布して乾燥することにより作成することができる。
スラリー化のために用いる溶媒としては、通常、バインダーを溶解する有機溶剤が使用される。例えば、N−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸メチル、アクリル酸メチル、ジエチルトリアミン、N,N−ジメチルアミノプロピルアミン、エチレンオキシド、テトラヒドロフラン等が用いられるがこれらに限定されない。これらは1種を単独で用いても、2種以上を併用してもよい。また、水に分散剤、増粘剤等を加えてSBR等のラテックスで活物質をスラリー化することもできる。
このようにして形成される正極合材層の厚さは、1〜1000μmであることが好ましく、10〜200μmであることがより好ましい。
なお、塗布および乾燥によって得られた正極合材層は、活物質の充填密度を上げるためローラープレス等により圧密化するのが好ましい。
負極は通常、正極の場合と同様、負極活物質とバインダーさらには必要に応じて導電剤を含む負極合材層を集電体上に形成されてなる。この際、上記本発明の負極材料を用いる。本発明の負極材料は、異なる負極活物質を用いたもの、異なるアルカリ(土類)金属硫酸塩を用いたもの等の2種以上を併用してもよい。また、本発明の負極材料と、アルカリ(土類)金属硫酸塩を含まない、通常の負極活物質とを混合して使用してもよい。必要に応じて使用される導電剤としては、正極で使用するものと同様のものを使用することができる。
負極材料中の負極活物質に対するバインダーの比率は、0.1〜20重量%であることが好ましく、0.5〜10重量%であることがより好ましく、1〜5重量%であることがさらに好ましい。
負極の集電体としては、銅、ニッケル、ステンレス鋼、ニッケルメッキ鋼等が好ましく使用され、より好ましくは銅が用いられる。集電体の厚さは、1〜1000μmであることが好ましく、5〜500μmであることがより好ましい。
負極も、正極と同様に前述の負極材料とバインダーと、必要に応じて添加される導電剤やその他の添加剤とを溶媒でスラリー化したものを集電体に塗布して乾燥させることにより作成することができる。ここで、負極材料としてバインダーと溶媒とを含む負極材料を用いる場合は、別途、バインダーや溶媒を用いることなく、負極材料と、必要に応じて添加される導電剤やその他の添加剤とを混合して得られるスラリーを集電体に塗布して乾燥させればよい。スラリー化のために用いる溶媒としては、上述の負極材料に含まれていてもよい溶媒と同様のものを用いることができる。
このようにして形成される負極合材層の厚さは、1〜1000μmであることが好ましく、10〜200μmであることがより好ましい。
なお、塗布および乾燥によって得られた負極合材層は、活物質の充填密度を上げるためローラープレス等により圧密化するのが好ましい。
本発明の非水電解液二次電池は、正極と負極との間にセパレーターを介在させることが好ましい。このセパレーターとしては、通常、微多孔性の高分子フィルムが用いられ、ナイロン、セルロースアセテート、ニトロセルロース、ポリスルホンや、ポリアクリロニトリル、ポリフッ化ビニリデン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリブテン等のポリオレフィン高分子よりなるものが好ましく用いられる。セパレーターの化学的および電気化学的安定性の点からポリオレフィン系高分子がより好ましく、電池セパレーターの目的の一つである自己閉塞温度の点からポリエチレン製であることが望ましい。
ポリエチレンセパレーターの場合、高温形状維持性の点から超高分子量ポリエチレンであることが好ましく、その分子量のは50万〜500万であることが好ましく、100万〜400万であることがより好ましく、150万〜300万であることがさらに好ましい。
本発明の非水電解液二次電池は、上述した正極と、負極と、非水電解液と、必要に応じて用いられるセパレーターとを、適切な形状に組み立てることにより製造される。さらに、必要に応じて外装ケース等の他の構成要素を用いることも可能である。
その電池形状は特に制限されず、一般的に採用されている各種形状の中から、その用途に応じて適宜選択することができる。一般的に採用されている形状の例としては、シート電極およびセパレーターをスパイラル状にしたシリンダータイプ、ペレット電極およびセパレーターを組み合わせたインサイドアウト構造のシリンダータイプ、ペレット電極およびセパレーターを積層したコインタイプ、シート電極およびセパレーターを積層したラミネートタイプ等が挙げられる。また、電池を組み立てる方法も特に制限されず、目的とする電池の形状に合わせて、通常用いられる各種方法の中から適宜選択することができる。
以上、本発明の非水電解液二次電池の一般的な実施形態について説明したが、本発明の非水電解液二次電池は上記実施形態に制限されるものではなく、その要旨を超えない限りにおいて、各種の変形を加えて実施することが可能である。
以下、実施例、試験例及び製造例等を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
BET比表面積6.0m/gの天然黒鉛(X線広角回折法による(002)面の面間隔(d002)3.354Å)0.3gを0.1重量%硫酸ナトリウム水溶液100ml中に分散させ、30分間攪拌した後、吸引濾過を行い、次いで100℃の真空乾燥を6時間行って硫酸ナトリウムが被着された天然黒鉛(負極材料)を得た。
この負極材料を、バインダーであるポリフッ化ビニリデンと9:1(重量比)の割合で、N−メチル−2−ピロリドン溶媒中に混合してスラリー化し、集電体の銅箔に塗布して乾燥させた後、プレスして負極とした。
実施例2
実施例1において、0.1重量%硫酸ナトリウム水溶液に替えて、0.5重量%硫酸ナトリウム水溶液を用いた以外は、実施例1と同様にして負極を作成した。
比較例1
実施例1において、0.1重量%硫酸ナトリウム水溶液に替えて、0.1重量%塩化ナトリウム水溶液を用いた以外は、実施例1と同様にして負極を作成した。
比較例2
実施例1において、0.1重量%硫酸ナトリウム水溶液に替えて、0.5重量%塩化ナトリウム水溶液を用いた以外は、実施例1と同様にして負極を作成した。
実施例3
実施例1において、BET比表面積6.0m/gの天然黒鉛(X線広角回折法による(002)面の面間隔(d002)3.354Å)に替えて、BET比表面積4.0m/gの人造黒鉛(X線広角回折法による(002)面の面間隔(d002)3.358Å)を用いた以外は、実施例1と同様にして負極を作成した。
実施例4
実施例3において、0.1重量%硫酸ナトリウム水溶液に替えて、0.5重量%硫酸ナトリウム水溶液を用いた以外は、実施例3と同様にして負極を作成した。
比較例3
実施例3において、0.1重量%硫酸ナトリウム水溶液に替えて、0.1重量%塩化ナトリウム水溶液を用いた以外は、実施例3と同様にして負極を作成した。
比較例4
実施例3において、0.1重量%硫酸ナトリウム水溶液に替えて、0.5重量%塩化ナトリウム水溶液を用いた以外は、実施例3と同様にして負極を作成した。
実施例5
実施例1において、BET比表面積6.0m/gの天然黒鉛(X線広角回折法による(002)面の面間隔(d002)3.354Å)に替えて、BET比表面積4.0m/gのハードカーボン(X線広角回折法による(002)面の面間隔(d002)3.786Å)を用いた以外は、実施例1と同様にして負極を作成した。
実施例6
実施例5において、0.1重量%硫酸ナトリウム水溶液に替えて、0.5重量%硫酸ナトリウム水溶液を用いた以外は、実施例5と同様にして負極を作成した。
比較例5
実施例5において、0.1重量%硫酸ナトリウム水溶液に替えて、0.1重量%塩化ナトリウム水溶液を用いた以外は、実施例5と同様にして負極を作成した。
比較例6
実施例5において、0.1重量%硫酸ナトリウム水溶液に替えて、0.5重量%塩化ナトリウム水溶液を用いた以外は、実施例5と同様にして負極を作成した。
試験例1
上記実施例1〜4および比較例1〜4で、それぞれ得られた負極について、次の方法で電気化学的特性の評価を行い、結果を表1および2に示した。
2032型コインセルを使用し、作用極に前記負極、対極にリチウム金属を用いた。電解液にはエチレンカーボネートとジエチルカーボネートの1:1(重量比)の混合溶媒に1mol/LのLiPFを溶解したものを用いた。
試験は、対極Li/Li基準で0.0〜2.0Vの範囲で、電流密度C/2(175mA/g)の定電流にて、充電(Liイオンの挿入)、放電(Liイオンの脱離)を行い、その容量と効率を測定することにより行った。初期効率は、1サイクル目の充電容量と放電容量の容量比率より算出した。なお、表1には、各実施例および比較例における負極材料中に含まれる硫酸ナトリウムまたは塩化ナトリウム由来のナトリウム含有量を、高周波誘導結合プラズマ発光分光分析装置(ICP−AES)によって分析定量した結果も併記した。
Figure 2011023342
Figure 2011023342
試験例2
試験例1において、負極として上記実施例5、6および比較例5、6で、それぞれ得られた負極を用い、電解質としてエチレンカーボネートとジエチルカーボネートの1:1(重量比)の混合溶媒に替えてプロピレンカーボネートを用いる以外は、試験例1と同様に評価を行った。結果を表3に示す。
Figure 2011023342
表1〜3の結果から、実施例1〜6のように硫酸ナトリウム水溶液処理を施した活物質の方が、比較例1〜6のように塩化ナトリウム処理を施した場合よりも、それを負極材料として用いた電池の放電容量が大きく、優れた性能を発現することが分かる。このことから、アルカリ(土類)金属硫酸塩を含む負極材料を用いた負極を使用した非水電解液二次電池の電気性能は、さらに向上するものと期待される。
放電容量が改善された本発明の非水電解液二次電池用負極材料を備える本発明の非水電解液二次電池は、電池性能に優れ、公知の各種の用途に用いることが可能である。具体例としては、ノートパソコン、ペン入力パソコン、モバイルパソコン、電子ブックプレーヤー、携帯電話、携帯ファックス、携帯コピー、携帯プリンター、ヘッドフォンステレオ、ビデオムービー、液晶テレビ、ハンディークリーナー、ポータブルCD、ミニディスク、トランシーバー、電子手帳、電卓、メモリーカード、携帯テープレコーダー、ラジオ、バックアップ電源、モーター、照明器具、玩具、ゲーム機器、時計、ストロボ、カメラ等の小型機器、および、電気自動車、ハイブリッド自動車等の大型機器、等を挙げることができる。

Claims (12)

  1. リチウムイオンのドープおよび脱ドープ可能な負極活物質と、アルカリ金属の硫酸塩および/またはアルカリ土類金属の硫酸塩とを含有することを特徴とする非水電解液二次電池用負極材料。
  2. 負極活物質が、黒鉛および/または黒鉛より結晶性が劣る炭素材料を主成分とするものであることを特徴とする請求項1に記載される非水電解液二次電池用負極材料。
  3. 黒鉛および/または黒鉛より結晶性が劣る炭素材料の比表面積が、1〜600m/gである請求項1または2に記載される非水電解液二次電池用負極材料。
  4. アルカリ金属の硫酸塩が硫酸ナトリウムである請求項1〜3のいずれか1項に記載される非水電解液二次電池用負極材料。
  5. アルカリ金属の硫酸塩および/またはアルカリ土類金属の硫酸塩を含む水溶液と、リチウムイオンのドープおよび脱ドープ可能な負極活物質とを混合した後、水分を除去し、乾燥させることにより得られる請求項1〜4のいずれか1項に記載される非水電解液二次電池用負極材料。
  6. アルカリ金属の硫酸塩および/またはアルカリ土類金属の硫酸塩の含有量が、アルカリ金属および/またはアルカリ土類金属換算の含有量で50〜10000ppmである請求項1〜5のいずれか1項に記載される非水電解液二次電池用負極材料。
  7. さらに、バインダーと溶媒とを含む請求項1〜6のいずれか1項に記載される非水電解液二次電池用負極材料。
  8. バインダーが、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、フッ素化ポリフッ化ビニリデン、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、フッ素ゴム、ポリ酢酸ビニル、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンおよびニトロセルロースからなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項7に記載される非水電解液二次電池用負極材料。
  9. 溶媒が、N−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸メチル、アクリル酸メチル、ジエチルトリアミン、N,N−ジメチルアミノプロピルアミン、エチレンオキシド、テトラヒドロフランおよび水からなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項7に記載される非水電解液二次電池用負極材料。
  10. リチウムイオンのドープおよび脱ドープ可能な正極および負極と、非水電解液とを備える非水電解液二次電池であり、該負極が、請求項1〜9のいずれか1項に記載される非水電解液二次電池用負極材料を含有することを特徴とする非水電解液二次電池。
  11. 正極に含まれる正極活物質が、リチウム遷移金属複合酸化物であることを特徴とする請求項10に記載される非水電解液二次電池。
  12. リチウム遷移金属複合酸化物が、マンガンを含有することを特徴とする請求項11に記載される非水電解液二次電池。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013018687A1 (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 古河スカイ株式会社 集電体、電極構造体、非水電解質電池及び蓄電部品
WO2017119428A1 (ja) * 2016-01-06 2017-07-13 デンカ株式会社 二次電池負極用炭素材、二次電池負極用活物質、二次電池負極および二次電池

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