JP2011021905A - 土圧計設置構造及び土圧計設置方法 - Google Patents

土圧計設置構造及び土圧計設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】土圧の測定評価を正確に行える土圧計設置構造及び土圧計設置方法を提供する。
【解決手段】地盤12に形成された複数の凹部30と、各々の凹部30の底面30Aに設置された型枠32と、型枠32内で且つ凹部30の底面30Aに、受圧面22を下にして設置された土圧計20と、型枠32に充填されて土圧計20のケーシング上面24Aに設けられ、平面視した面積が一定とされた保護部材40と、地盤12及び保護部材40の上に設けられる載荷版14と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、土圧計設置構造及び土圧計設置方法に関する。
一般に、地盤の上に設けられる載荷版の底面に作用する地盤の土圧を、この地盤に設置(埋設)した複数の土圧計を用いて測定している(非特許文献1、2参照)。
ここで、図12(A)に示すように、従来の土圧計設置構造500では、地盤502に形成された凹部504の底面に砂等の敷均層508が設けられている。敷均層508の上には、土圧計510が受圧面を下にして設置され、土圧計510のケーシング上面が保護部材512で保護されている。そして、地盤502及び保護部材512の上には建物重量に相当する荷重が掛けられる載荷版516が設けられている。
「直接基礎の地中応力分布と地業の効果に対する研究」、東海大学工学部建築学科2002年度卒業論文梗概集、インターネット(URL:http://www.db.pr.tokai.ac.jp/gbgk/eb/Summary2002/Summary%20Material/Fujii/SR02.PDF#search='卒業論文%20東海大学%20土圧')、2009年7月10日掲載 土圧計の取扱方法」、インターネット(URL:http://www.tml.jp/solution/data/soil_pressure_gauge.pdf#search='土圧計')、2009年7月10日掲載
しかしながら、従来の土圧計設置構造500では、地盤502上に複数形成される凹部504の大きさが統一されてなかったため、例えば図12(A)に示す土圧計設置構造500と、図12(B)に示す土圧計設置構造600(同じ構成には同じ符号を付与)とでは、保護部材512の大きさが相違して、載荷版516の底面に作用する土圧の測定値の間に、ばらつきが生じていた。このため、載荷版516の底面に作用する地盤502の土圧を正確に評価することができなかった。
本発明は、上記事実を考慮し、土圧の測定評価を正確に行える土圧計設置構造及び土圧計設置方法を提供することを目的とする。
第1態様の発明は、地盤に形成された複数の凹部と、各々の凹部の底面に、受圧面を下にして設置された土圧計と、前記土圧計のケーシング上に設けられ、平面視した面積が一定とされた保護部材と、前記地盤及び前記保護部材の上に設けられる載荷版と、を備える土圧計設置構造である。
第1態様の発明によれば、各土圧計のケーシング上に設けられる保護部材の平面視した面積が一定とされているので、載荷版から保護部材を介して各土圧計のケーシング上面に作用する荷重のばらつきを低減することができる。よって、各土圧計の測定値から、地盤の土圧を正確に評価できる。なお、平面視した面積とは、保護部材の上下面の面積を言う。
第2態様の発明は、前記保護部材は、厚さも一定とされている第1態様に記載の土圧計設置構造である。
第2態様の発明によれば、各保護部材の厚さも一定とされているので、載荷版から保護部材を介して土圧計のケーシング上面に作用する荷重を各土圧計で一定にすることができる。
第3態様の発明は、前記保護部材は、前記凹部に配置されている型枠に充填されたセメント系材料で構成されている第1態様又は第2態様に記載の土圧計設置構造である。
第3態様の発明によれば、保護部材が、凹部に配置されている型枠に充填されたセメント系材料で構成されているため、保護部材同士の平面視した面積が確実に一定となる。また、厚さについても、各型枠の高さとすることで、型枠内に砂等を積層する場合であっても、従来の土圧計設置構造に比べれば、一定となる。
第4態様の発明は、前記型枠の剛性は、前記保護部材の剛性よりも低い第3態様に記載の土圧計設置構造である。
第4態様の発明によれば、型枠の剛性が保護部材の剛性よりも低いため、載荷版の荷重が型枠に逃げることなく、載荷版の荷重を保護部材に確実に作用させることができる。
第5態様の発明は、前記型枠の平面形状は、前記土圧計の平面形状と相似形である第3態様又は第4態様に記載の土圧計設置構造である。
第5態様の発明によれば、型枠の平面形状は、土圧計の平面形状と相似形であるため、型枠内にセメント系材料が充填されて構成された保護部材も、土圧計の平面形状と相似形となる。これにより、保護部材から土圧計のケーシング上面に作用する荷重を均等にすることができる。
第6態様の発明は、前記土圧計のケーシング及び前記型枠の平面形状は、円形であり、前記土圧計のケーシングの直径をR1とし、前記型枠の内径をR2とし、前記土圧計のケーシングの上面から前記保護部材の上面までの高さをHとした場合、前記R2は、R2≧R1+2×Hである第5態様に記載の土圧計設置構造である。
第6態様の発明によれば、型枠の平面形状が円形であるため、型枠内の保護部材も円形となり、また、型枠の内径がR2であれば、保護部材の直径もR2の値と同一となる。そして、R2は、R2≧R1+2×Hであるため、載荷版からの荷重を確実に土圧計に作用させることができ、土圧の測定をより確実に行うことができる。これは、土圧計の平面の直径両端部から水平方向外側に対して各々45度傾きつつ上方に向かう直線よりも、外側まで保護部材があれば、載荷版から土圧計へ確実に荷重が伝達されるという事実に基づいたものである。
第7態様の発明は、前記凹部の底面には砂が敷かれており、前記土圧計は前記砂の上に設置されている第1態様〜第6態様のいずれかに記載の土圧計設置構造である。
第7態様の発明によれば、凹部の底面が固い場合、又は石等があって底面が粗い場合であっても、凹部の底面には砂が敷かれているため、土圧計の受圧面に土圧が均等に作用する。
第8態様の発明は、第3態様〜第7態様の何れかに記載の土圧計の設置方法であって、前記型枠の大きさに合わせて、前記凹部を形成する工程と、前記凹部に、前記型枠を設置する工程と、前記土圧計を、前記型枠内に設置する工程と、前記型枠へ前記セメント系材料を充填し、前記保護部材を前記土圧計の上に形成する工程と、を有する土圧計設置方法である。
第8態様の発明によれば、型枠の大きさ合わせて、凹部を形成するため、何も目安がないまま単純に凹部を形成する場合に比べ、土圧計設置構造の施工時間を短縮することができる。
また、型枠へセメント系材料を充填して保護部材を土圧計の上に形成するため、保護部材の平面視した面積及び厚さを容易に一定とすることができる。
本発明によれば、従来の土圧計設置構造に比べ、土圧の測定評価を正確に行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る土圧計設置構造の概略断面図である。 土圧計の概略説明図であって、(A)は土圧計の外観斜視図であり、(B)は土圧計の縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係る土圧計設置構造の一部断面図である。 図3に示す型枠の外観斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る土圧計設置方法を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る土圧計設置構造の一部断面図である。 本発明の第2実施形態に係る土圧計設置方法を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る土圧計設置構造の一部断面図である。 本発明の第3実施形態に係る土圧計設置方法を示す図である。 第1実施形態に係る土圧計設置構造の変形例を示す図であって、敷均層が設けられていない土圧計設置構造の一部断面図である。 保護部材の直径について好ましい一例を示す図である。 従来の土圧計設置構造の一部断面図である。
以下、本発明の実施の形態の一例を図面を参照して説明する。なお、実質的に同様の機能を有するものには、全図面通して同じ符号を付して説明し、場合によってはその説明を省略することがある。
<第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態に係る土圧計設置構造について説明する。
(土圧計設置構造)
図1は、本発明の第1実施形態に係る土圧計設置構造の概略断面図である。
第1実施形態に係る土圧計設置構造10は、構造物16の基礎コンクリート(載荷版)14の底面18に作用する地盤12の土圧を測定するため、基礎コンクリート14の直下にある地盤12に複数の土圧計20を埋設している。この土圧計20の数は、特に限定されないが、本実施形態では例えば20個である(図1では4個のみ示す)。
図2は、土圧計の概略説明図であって、図2(A)は土圧計の外観斜視図であり、図2(B)は土圧計の縦断面図である。
土圧計20は、土圧を受ける受圧面22の変位量から土圧を検出する所謂平衡型土圧計である。
具体的には、土圧計20は、直径10cm、高さ2cmの円盤状であり、受圧面22と、ケーシング24と、検出部26と、入出力ケーブル28とを有する。そして、この受圧面22は、土圧によりケーシング24の上面24Aに向かってひずみ、検出部26はそのひずみ量(変位量)を電気抵抗の変化として検出する。この検出部24により検出した受圧面22のひずみ量を示す信号は、ケーシング24の側面24Bから外部へ延出する入出力ケーブル28を介して、この入出力ケーブル28に接続された不図示の静ひずみ測定器に出力される構成である。
次に、本発明の第1実施形態に係る土圧計設置構造10の詳細について説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係る土圧計設置構造10の一部断面図である。
土圧計設置構造10は、複数の土圧計20各々に対して、凹部30と、同一種の型枠32と、敷均層34と、第1埋込部材36と、第2埋込部材38と、保護部材40とを備えている。
凹部30は、地盤12に円形状に形成されている。凹部30の深さは、約5cmであり、直径は約25cmである。この凹部30の大きさは、従来の土圧計設置構造の凹部と比較して、後述する設置方法の違いにより、小さくなっている。
凹部30の底面30Aには、土圧計20を取り囲むように型枠32が配置されている。
図4は、図3に示す型枠32の外観斜視図である。図4に示すように型枠32は、例えばボイド管を切断したものであり、平面形状が土圧計の平面形状と相似形である円筒状とされている。この型枠32の大きさは、高さが凹部30の深さと同じで約5cmであり、外径が約20cmであり、内径が約19.5cmである。
また、型枠32の剛性は、後述する保護部材40よりも低くなっている。このため、基礎コンクリート14の荷重が型枠32に逃げることなく、基礎コンクリート14の荷重を保護部材40に確実に作用させることができる。
図3に戻って、型枠32の内部で、且つ、凹部30の底面30A上には、粒径が均一である左官砂などの良質な砂で構成された敷均層34が設けられている。この敷均層34は、凹部30の底面30Aの剛性や表面粗さ等が土圧計20による土圧の測定に影響を与えることを回避するために設けられるもので、土圧計20の受圧面22に地盤12の土圧を均等に作用させることができる。
この敷均層34の中央上部には、受圧面22を下にして土圧計20が設置されている。また、敷均層34の端部上部で、且つ、土圧計20の周方向外側(ケーシング側面24Bの外側)には、第1埋込部材36が設けられている。この第1埋込部材36は、敷均層34と同様に良質な砂で構成されており、第1埋込部材36の高さは、土圧計20の高さと同じである。
一方、凹部30の内部で、且つ、型枠32の周方向外側にも、地盤12の地表面と水平となるまで良質な砂が埋め込まれて構成された第2埋込部材38が設けられている。なお、土圧計20の入出力ケーブル28は、ケーシング側面24Bから下方向に延伸し、これら第1埋込部材36、敷均層34、凹部30の底面30Aの溝(不図示)及び第2埋込部材38を通って、地盤12上に露出している。
土圧計20のケーシング上面24Aと第1埋込部材36の上面には、円盤状の保護部材40が設けられている。保護部材40の直径は、型枠32の内径と略同一であり、約19.5cmである。
この保護部材40は、型枠32に充填され、固化されたモルタルで構成されている。このため、保護部材40は、全て、土圧計20のケーシング上面24Aと接触する面40A及び基礎コンクリート14と接触する面40Bの面積が一定とされる。すなわち、保護部材40を平面視したときの面積が一定とされている。
また、各保護部材40の厚み(高さ)も、各型枠32の高さが同一であることから、各敷均層34の高さが多少異なることがあるにしても、型枠を使用しないで形成された従来の保護部材の厚みに比べれば一定とされている。
そして、これら保護部材40、第2埋込部材38及び地盤12の上には、基礎コンクリート14が設けられており、保護部材40は、基礎コンクリート14から荷重を受ける(図3矢印方向)。
(土圧計設置方法)
次に、上述した土圧計設置構造10の設置方法について説明する。
図5は、本発明の第1実施形態に係る土圧計設置方法を示す図である。なお、以下では1個の土圧計20を設置する場合のみを説明するが、残りの土圧計20を設置する場合も同一の設置方法を繰り返し用いる。
まず、図5(A)に示すように、型枠32を地盤12上に載せ、型枠32の大きさに合わせて、掘削する場所を地盤12の表面にマーキング50等して位置決めする。位置決めし終わったら、図5(B)に示すように、型枠32を一旦地盤12から取り除き、位置決めした場所の地盤12を、その硬さに合わせてスコップやはつり機で掘削する。そして、図5(C)に示すように、ある程度掘削したら、掘削した場所に再び型枠32を載せ、どの程度掘削すれば、型枠32全体が掘削した場所に入るか目安を得る。
これら図5(B)及び図5(C)に示した工程を、図5(D)に示すように、型枠32全体が掘削した場所に入るまで繰り返す。この繰り返しの結果、地盤12には、凹部30が形成される。
凹部30を形成した後、図5(E)に示すように、土圧計20の入出力ケーブル28を、凹部30の底面30Aに設けた溝(不図示)に這わせつつ、土圧計20に対して型枠32の内部を下から上に向かって通過させる。その後、型枠32を凹部30の底面30A上に設置する。
型枠32を設置した後、土圧計20は一旦地盤12上に逃がしておき、図5(F)に示すように、型枠32内に粒径が均一で細かい良質な砂を、その高さが例えば2cm程度となるように積層する。そして、積層した砂をタンパー等で転圧することにより、型枠32内で且つ凹部30の底面30A上に敷均層34を形成する。
次に、図5(G)に示すように、敷均層34の中央上部に、土圧計20を受圧面22を下にして水平に設置する。そして、図5(H)に示すように、型枠32内で且つ土圧計20の周方向外側に良質な砂を入れる。この砂を軽く締め固めることにより、敷均層34上に土圧計20と同じ高さを有する第1埋込部材36を設ける。
第1埋込部材36を設けた後、図5(I)に示すように、型枠32内にモルタルを充填する。モルタルを充填した後、所定時間待ってモルタルを固化させることにより、土圧計20上に保護部材40を形成する。
最後に、凹部30が保護部材40等で埋まってない箇所52に良質な砂を充填し、該箇所52に第2埋込部材38を設ける。
以上の工程を他の土圧計20の埋設にも繰り返し適用して、地盤12及び各保護部材40の上に、基礎コンクリート14を設けることにより、本発明の第1実施形態に係る土圧計設置構造10が施工される。
(土圧計設置構造等の作用及び効果)
次に、本発明の第1実施形態に係る作用及び効果について説明する。
本第1実施形態の土圧計設置構造10では、図1、図3に示すように、構造物16の基礎コンクリート14から構造物16の荷重が保護部材40を介して土圧計20に作用する。この際、各土圧計20のケーシング上面24Aに設けられる保護部材40を平面視したときの面積が一定とされているので、基礎コンクリート14から保護部材40を介して土圧計20のケーシング上面24Aに作用する荷重を各土圧計20で均等にすることができる。よって、各土圧計20の測定値から、地盤12の土圧を正確に評価できる。
また、保護部材40が、凹部30に配置されている型枠32に充填されたモルタルで構成されているため、保護部材40同士の平面視した面積が確実に一定とされる。さらに、各型枠32の高さが一定とされているため、保護部材40同士の厚さも、従来に比べてより一定とされる。
さらに、型枠32の剛性が保護部材40の剛性よりも低いため、基礎コンクリート14からの荷重が型枠32に逃げることなく、構造物16の荷重を保護部材40に確実に作用させることができる。
さらにまた、型枠32の平面形状は、土圧計20の平面形状と相似形であるため、型枠内32にモルタルが充填されて構成された保護部材40も、土圧計20の平面形状と相似形となる。これにより、保護部材40から土圧計20のケーシング上面24Aに作用する荷重を均等にすることができる。
また、凹部30の底面30Aが固い場合、又は石等があって底面30Aが粗い場合であっても、凹部30の底面30には敷均層34が設けられているため、土圧計20の受圧面22に土圧が均等に作用する。
さらに、本第1実施形態の土圧計設置構造10の設置方法によれば、型枠32の大きさ合わせて、凹部30を形成するため、何も目安がないまま単純に凹部を形成する場合に比べ、土圧計設置構造10の施工時間を短縮することができる。
また、型枠32へモルタルを充填して保護部材40を土圧計20の上に形成するため、保護部材40の平面視した面積及び厚さを容易に一定とすることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る土圧計設置構造及びその設置方法について説明する。なお、本実施形態では、第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下で説明しない構成は、第1実施形態の構成と同一である。
(土圧計設置構造)
本発明の第2実施形態に係る土圧計設置構造も、第1実施形態で説明した図1に示すように、基礎コンクリート14直下の地盤12に、複数の土圧計20が埋設される。
図6は、本発明の第2実施形態に係る土圧計設置構造の一部断面図である。なお、図6及び以下の説明では、土圧計20の入出力ケーブル28に係る部分を省略している。
土圧計設置構造60は、複数の土圧計20各々に対して、凹部62と、敷均層64と、第1埋込部材66と、型枠68と、保護部材70と、第2埋込部材72とを備えている。
土圧計設置構造60では、地盤12に形成された凹部62の底面62Aに良質な砂で構成された敷均層64が設けられている。敷均層64の上には、土圧計20が受圧面22を下にして設置されている。また、敷均層64の端部上部で、且つ土圧計20の周方向外側(ケーシング側面24Bの外側)には、良質な砂で構成された第1埋込部材66が設けられている。
第1埋込部材66の上には、図4に示すような筒状の型枠68が設けられており、この型枠68内部全体には、モルタルが充填されて固化された保護部材70が設けられており、当該保護部材70により土圧計20のケーシング上面24Aが保護されている。また、第1埋込部材66の上で、且つ型枠68の周方向外側には、地盤12の地表面と水平となるまで良質な砂が埋め込まれて構成された第2埋込部材72が設けられている。そして、地盤12、保護部材70及び第2埋込部材72の上には建物重量に相当する荷重が掛けられる基礎コンクリート14が設けられており、保護部材70は、基礎コンクリート14から荷重を受ける。
(土圧計設置方法)
次に、上述した土圧計設置構造60の設置方法について説明する。
図7は、本発明の第2実施形態に係る土圧計設置構造60の設置方法を示す図である。なお、以下では、1個の土圧計20を設置する場合のみを説明するが、残りの土圧計20を設置する場合も同一の設置方法を繰り返し用いる。
まず、図7(A)に示すように、土圧計20と型枠68を設置可能なように地盤12に凹部62を形成する。無論、第1実施形態と同様に、型枠68の外径に合わせて凹部62を形成しても良い。
その後、図7(B)に示すように、凹部62に粒径が均一で細かい良質な砂を積層する。そして、積層した砂をタンパー等で転圧することにより、凹部62の底面62A上に敷均層64を形成する。この敷均層64の中央上部には、図7(C)に示すように、土圧計20を設置する。
次に、図7(D)に示すように、敷均層64の上で且つ土圧計20の周方向外側に良質な砂を入れる。この砂を軽く締め固めることにより、敷均層64上に土圧計20と同じ高さを有する第1埋込部材66を設ける。この第1埋込部材66の上には、型枠68を設ける。
そして、図7(E)に示すように、型枠68内全体にモルタルを充填して、これを固化させることにより、土圧計20上に保護部材70を形成する。最後に、図7(F)に示すように、凹部62が保護部材70等で埋まってない箇所74に良質な砂を充填し、該箇所74に第2埋込部材72を設ける。
以上の工程を他の土圧計20の埋設にも繰り返し適用して、地盤12及び各保護部材70の上に、基礎コンクリート14を設けることにより、本発明の第2実施形態に係る土圧計設置構造60が施工される。
(土圧計設置構造等の作用及び効果)
次に、本発明の第2実施形態に係る作用及び効果について説明する。
本発明の第2実施形態に係る構成によれば、上記第1実施形態の作用及び効果と同様の効果を得ることができる他、保護部材70が型枠68内全体に充填されて固化されたモルタルを構成材料としているので、保護部材70の平面視した面積だけでなく厚みも、各保護部材70同士で確実に一定となる。
また、型枠68が土圧計20の上部にのみ配置されている構成なので、第1実施形態の型枠68内に土圧計20を入れる構成と比べ、型枠68の大きさをより小さくすることができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る土圧計設置構造及びその設置方法について説明する。なお、本実施形態では、第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下で説明しない構成は、第1実施形態の構成と同一である。
(土圧計設置構造)
本発明の第3実施形態に係る土圧計設置構造も、第1実施形態で説明した図1に示すように、基礎コンクリート14直下の地盤12に、複数の土圧計20が埋設される。
図8は、本発明の第3実施形態に係る土圧計設置構造の一部断面図である。なお、図8及び以下の説明では、土圧計20の入出力ケーブル28に係る部分を省略している。
土圧計設置構造80は、複数の土圧計20各々に対して、凹部82と、敷均層84と、型枠86と、第1埋込部材88と、第2埋込部材90と、保護部材92と、を備えている。
土圧計設置構造80では、地盤12に形成された凹部82の底面82Aに良質な砂で構成された敷均層84が設けられている。敷均層84の上には、図4に示すような筒状の型枠86が設けられている。この型枠86内で敷均層84の中央上部には、土圧計20が受圧面22を下にして設置されている。また、型枠86内で土圧計20の周方向外側(ケーシング側面24Bの外側)には、良質な砂で構成され、土圧計20よりも高さが低い第1埋込部材88が設けられている。一方、凹部82内で型枠86の周方向外側には、良質な砂で構成された第2埋込部材90が設けられている。
第1埋込部材88の上面及び土圧計20のケーシング上面24Aには、型枠86内にモルタルが充填されて固化された保護部材92が設けられている。そして、地盤12、保護部材92及び第2埋込部材90の上には建物重量に相当する荷重が掛けられる基礎コンクリート14が設けられており、保護部材92は、基礎コンクリート14から荷重を受ける。
(土圧計設置方法)
次に、上述した土圧計設置構造80の設置方法について説明する。
図9は、本発明の第3実施形態に係る土圧計設置構造80の設置方法を示す図である。なお、以下では、1個の土圧計20を設置する場合のみを説明するが、残りの土圧計20を設置する場合も同一の設置方法を繰り返し用いる。
まず、図9(A)に示すように、土圧計20と型枠86を設置可能なように地盤12に凹部82を形成する。無論、第1実施形態と同様に、型枠86の外径に合わせて凹部82を形成しても良い。
その後、図9(B)に示すように、凹部82に粒径が均一で細かい良質な砂を積層する。そして、積層した砂をタンパー等で転圧することにより、凹部82の底面82A上に敷均層84を形成する。この敷均層84の中央上部には、図7(C)に示すように、土圧計20を設置する。
次に、図9(D)に示すように、敷均層84の上に土圧計20を取り囲むように、型枠86を設置する。そして、型枠86内で土圧計20の周方向外側に、良質な砂を多少積層して第1埋込部材88を設ける。
その後、図9(E)に示すように、型枠86内にモルタルを充填し固化させることにより、第1埋込部材88及び土圧計20上に保護部材92を形成する。最後に、図9(F)に示すように、凹部82が保護部材92等で埋まってない箇所94に良質な砂を充填し、該箇所94に第2埋込部材90を設ける。
以上の工程を他の土圧計20の埋設にも繰り返し適用して、地盤12及び各保護部材92の上に、基礎コンクリート14を設けることにより、本発明の第3実施形態に係る土圧計設置構造80が施工される。
(土圧計設置構造等の作用及び効果)
次に、本発明の第3実施形態に係る作用及び効果について説明する。
本発明の第3実施形態に係る構成によれば、上記第1実施形態の作用及び効果と同様の効果を得ることができる他、敷均層84の上に型枠86を設ける構成なので、第1実施形態の型枠32に比べ、型枠86の高さを低くすることができる。
また、第1埋込部材88の高さが土圧計20の高さよりも低くされているので、各第1埋込部材88の高さが異なっても微々たるスケールの違いとなり、第1実施形態において第1埋込部材36を土圧計20の高さと同程度の高さとする構成に比べ、保護部材92同士の厚さがより一定となる。
<変形例>
なお、本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変形、変更、改良が成される。
例えば、第1実施形態では、図1に示すように、土圧計設置構造10が構造物16を備える構成を説明したが、本発明では、載荷版14上に建物等が無くても適用が可能である。なお、構造物16は、ビルなどの建物だけでなく、載荷試験用などの試験体も含むものである。
また、第1実施形態では、土圧計20が所謂平衡型土圧計である場合を説明したが、土圧計の種類は特に限定されず、所謂判別型土圧計であっても良い。
さらに、この土圧計20は、各実施形態において、良質な砂で構成された敷均層34、64、84の上に設置する場合を説明したが、図10に示すように、地盤12が敷均層34、64、84と同様の良質な砂等で構成され、土圧計20を水平に設置でき、土圧を正確に測定できるのであれば、敷均層34、64、84は無くても本発明を適用できる。この場合、土圧計20の受圧面22は、直接凹部の底面に接触する。
さらにまた、敷均層34、64、84は、粒径が均一である左官砂などの良質な砂で構成される場合を説明したが、土圧計20を水平に設置でき、土圧を正確に測定できるのであれば、ゴムや合成樹脂など如何なる材料を用いても良い。
同様に、第1埋込部材36、66、88及び第2埋込部材38、72、90も良質な砂で構成される場合を説明したが、他の材料を用いても良い。特に、第2埋込部材38、72、90は、地盤12の構成材料を用いることも可能である。なお、第1埋込部材36、66、88は、保護部材の構成材料が土圧計20の受圧面22に流れ込んで土圧の測定結果に影響を与えないのであれば、第1埋込部材36、66、88も保護部材と同一の材料を用いることも可能である。
また、第1実施形態では、土圧計20、凹部30、型枠32、保護部材40の大きさについて数値を示して具体的に説明したが、これらの大きさは特に限定されることはない。形状についても同様である。
但し、保護部材40からの荷重を土圧計20に確実に伝えるために、型枠32の内径、すなわち保護部材40の直径は、土圧計20の直径よりも大きいことが好ましい。また、土圧計20の上面の直径両端部から水平方向外側に対して各々45度傾きつつ上方に向かう直線よりも、外側まで保護部材40が設けられるように、型枠32の内径を設定することがより好ましい。これは、載荷版14から土圧計20へ確実に荷重が伝達されるという経験則に基づいたものである。
具体的には、図11を用いて説明する。図11は、保護部材の直径について好ましい一例を示す図である。土圧計20のケーシング上面24Aの直径をR1とし、保護部材40の直径(型枠の内径と同一とする)をR2とし、土圧計20のケーシング上面24Aから保護部材40の上面40Aまでの高さをHとした場合、土圧計20のケーシング上面24Aの直径両端部から水平(周)方向外側に対して各々45度傾きつつ上方に向かう直線(図では点線P)よりも、外側まで保護部材40を設けるためには、R2は、R2≧R1+2×Hと設定すれば良い。
さらに、本発明に係る型枠の素材は、第1実施形態においてボイド管を用いたが、特に限定されず、プラバンやビニール等を用いることも可能である。また、工場等で型枠を用いて保護部材を形成すれば、型枠は地盤12の凹部の中に設ける必要はなく、本発明に係る土圧計設置構造の必須構成要素ではなくなる。この場合、保護部材から土圧計に確実に荷重を伝えるため、保護部材と土圧計20のケーシング上面24Aを接着剤等で接着し、保護部材と土圧計20を密着させることも可能である。また、型枠を備えた土圧計設置構造から型枠を取り外しても、本発明は適用可能である。
さらにまた、入出力ケーブル28は、型枠32の下を通して、地盤12上に延伸させる場合を説明したが、型枠32の上を通して、地盤12上に延伸させるようにしても良い。
また、本発明に係る保護部材は、モルタルから構成される場合を説明したが、特に限定されるものではなく、セメントペースト、石膏等のセメント系材料や樹脂などであっても良い。
さらに、本発明に係る土圧計は、現在のところ受圧面を下にして設置する方法しか想定していないが、将来受圧面を上にして設置し、土圧を測定することが可能な土圧計やその方法が見つかれば、本発明はこのような場合にも適用が可能となる。
以下、本発明に係る実施例について説明する。
本実施例では、基礎コンクリートを除いて上記第1実施形態で説明した土圧計設置構造を施工した。なお、埋設した複数の土圧計は、全て株式会社東京測器研究所のKDG−500kPaを用いた。この容量は500kPaである。また、土圧計の埋設数は20個程度とした。
また、比較例として、図12に示すような従来の土圧計設置構造を施工した。なお、埋設した複数の土圧計は、全て本実施例と同一のものを用いた。また、土圧計の埋設数は21個とした。なお、実施例と比較例の土圧計の数が異なるが、以下のように載荷条件と、測定するタイミングは同一としているため、実施例と比較することに問題はない。
実施例の土圧計設置構造と、比較例の土圧計設置構造には、保護部材の上にそれぞれ、荷重として平面が4m×4mの正方形の鉄板を一枚設けて、各土圧計により地盤の土圧を測定した。さらに、荷重を、4m×2mの長方形の鉄板2枚、下台座、ジャッキ9台と順次増加させていき、各土圧計により各荷重段階の地盤の土圧を測定した。以下、これらの測定を実施例1〜4、比較例1〜4として説明する。
試験体の載荷条件を表1に示す。この載荷条件は、実施例と比較例で同一としている。なお、接地圧は、原則として表1に示す値を示すが、局部的には接地圧が異なる箇所がある。
Figure 2011021905
各実施例1〜4において測定した土圧計による土圧の測定結果を表2に示す。また、各比較例1〜4において測定した土圧計による土圧の測定結果を表3に示す。なお、表中に示す測定倍率は、測定値を上記接地圧で割った値である。また、土圧計で測定しているのは、試験体設置時の初期の土圧であり、計器の容量に対し3%以下の領域の測定を行っている。
Figure 2011021905
Figure 2011021905
以上の結果、計測土圧の平均値と、保護部材上部に設置した試験体荷重を面圧にした接地圧は、比較例1〜4の土圧計設置構造において、約1.6〜1.8倍の誤差を有していた。これに対し、本実施例1〜4の土圧計設置構造において、約0.9〜1.1倍となっており、非常に正確に土圧を測定できることを確認した。
また、荷重条件が同じ状態の測定結果を比較しても、比較例1〜4の土圧計設置構造では、真の荷重に対して測定倍率はばらついていた。これに対し、実施例1〜4の土圧計設置構造では、概ね真の荷重に対して測定倍率は1.0に近いものとなっており、測定値が安定し、土圧を正確に測定できることを確認した。
さらに、実施例1〜4では、計器の容量に対し3%以下の領域の計測を行っているにもかかわらず、非常に正確に土圧を測定できたため、土圧計の測定メカニズムおよび設置構造の特性上、上述した結果は大荷重領域に至っても同様のものになると考えられる。よって、本実施例1〜4の土圧計設置構造は、汎用性も高いことが分かった。
さらにまた、実施例1〜4の土圧計設置方法では、型枠の大きさに合わせて凹部を施工したために、比較例1〜4の土圧計設置方法に比べて、50%程度施工時間を短縮することができた。
10 土圧計設置構造
12 地盤
14 基礎コンクリート
20 土圧計
22 受圧面
24 ケーシング
24A ケーシング上面
30 凹部
32 型枠
40 保護部材
60 土圧計設置構造
62 凹部
68 型枠
70 保護部材
80 土圧計設置構造
82 凹部
86 型枠
92 保護部材

Claims (8)

  1. 地盤に形成された複数の凹部と、
    各々の凹部の底面に、受圧面を下にして設置された土圧計と、
    前記土圧計のケーシング上に設けられ、平面視した面積が一定とされた保護部材と、
    前記地盤及び前記保護部材の上に設けられる載荷版と、
    を備える土圧計設置構造。
  2. 前記保護部材は、厚さも一定とされている請求項1に記載の土圧計設置構造。
  3. 前記保護部材は、前記凹部に配置されている型枠に充填されたセメント系材料で構成されている請求項1又は請求項2に記載の土圧計設置構造。
  4. 前記型枠の剛性は、前記保護部材の剛性よりも低い請求項3に記載の土圧計設置構造。
  5. 前記型枠の平面形状は、前記土圧計の平面形状と相似形である請求項3又は請求項4に記載の土圧計設置構造。
  6. 前記土圧計のケーシング及び前記型枠の平面形状は、円形であり、
    前記土圧計のケーシングの直径をR1とし、前記型枠の内径をR2とし、前記土圧計のケーシングの上面から前記保護部材の上面までの高さをHとした場合、
    前記R2は、R2≧R1+2×Hである請求項5に記載の土圧計設置構造。
  7. 前記凹部の底面には砂が敷かれており、前記土圧計は前記砂の上に設置されている請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の土圧計設置構造。
  8. 請求項3〜請求項7の何れか1項に記載の土圧計の設置方法であって、
    前記型枠の大きさに合わせて、前記凹部を形成する工程と、
    前記凹部に、前記型枠を設置する工程と、
    前記土圧計を、前記型枠内に設置する工程と、
    前記型枠へ前記セメント系材料を充填し、前記保護部材を前記土圧計の上に形成する工程と、
    を有する土圧計設置方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104848988A (zh) * 2015-05-14 2015-08-19 浙江大学 砂土介质中嵌入式土压力盒简易标定装置
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