JP2011013190A - Force detector and housing for force detector - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、特に圧力センサーなどのハウジング構造において、シール部の温度変化による応力の集中を改善する力検出器及び力検出器用ハウジングに関するものである。 The present invention relates to a force detector and a housing for a force detector that improve concentration of stress due to a temperature change of a seal portion, particularly in a housing structure such as a pressure sensor.
従来から、水圧計、気圧計、差圧計などとして圧電振動子を感圧素子として使用した圧力センサーが知られている。前記圧電振動子は、例えば、板状の圧電基板上に電極パターンが形成され、力の検出方向を検出軸と設定しており、当該検出軸の方向に圧力が作用すると、前記圧電振動子は共振周波数が変化し、当該共振周波数の変化から圧力を検出する。特許文献1〜3には、感圧素子として圧電振動子を用いた圧力センサーが開示されている。圧力導入口よりベローズに圧力が加わると当該ベローズの有効面積に応じた力がピボット(撓みヒンジ)を支点とした力伝達手段を介して圧電振動素子に圧縮力或いは引張り力として力Fが加わる。前記圧電振動子には、当該力Fに応じた応力が生じることとなり、当該応力により共振周波数が変化する。当該圧力センサーは圧電振動子に生じる共振周波数の変化を検出することにより圧力を測定するものである。
Conventionally, a pressure sensor using a piezoelectric vibrator as a pressure sensitive element is known as a water pressure gauge, a barometer, a differential pressure gauge, and the like. In the piezoelectric vibrator, for example, an electrode pattern is formed on a plate-like piezoelectric substrate, and the detection direction of force is set as a detection axis. When pressure acts in the direction of the detection axis, the piezoelectric vibrator The resonance frequency changes, and the pressure is detected from the change in the resonance frequency.
以下に、従来の圧力センサーを特許文献1などに開示されている例を用いて説明する。図16は従来の圧力センサーの構造を示した模式図である。
図16に示す従来の圧力センサー101は、対向して配置された第1及び第2の圧力入力口102,103を有する筐体104と、筐体104の内部に力伝達部材105とを備え、力伝達部材105の一端を挟むように第1のベローズ106の他端を第1の圧力入力口102に接続し、第2のベローズ107の他端を第2の圧力入力口103に接続している。さらに、力伝達部材105の他端と基板108のピボット(支点)ではない方の端部との間に、感圧素子として双音叉型振動子109を配置している。
Hereinafter, a conventional pressure sensor will be described using an example disclosed in
A
ここで、圧力センサーにおいて、高精度に圧力を検出する場合に、ベローズの内部には、液体が充填されている。当該液体としては、ベローズの内部や内部の蛇腹部分に気泡が入り込んだり、溜まらないようにするために、一般的に粘性の高いシリコンオイルなどのオイルが用いられている。 Here, in the pressure sensor, when the pressure is detected with high accuracy, the inside of the bellows is filled with liquid. As the liquid, oil such as silicon oil having high viscosity is generally used in order to prevent bubbles from entering or collecting in the bellows or the bellows portion.
このように、第1のベローズ106の内部には、粘性のあるオイル110が充填されており、圧力測定の対象が液体の場合は、第1の圧力入力口102に開けられた開口部111により液体とオイル110とが接触して相対する構造となっている。なお、開口部111はオイル110が外部に漏れないような開口径が設定されている。
As described above, the
このような構成の圧力センサー101においては、圧力測定の対象となる液体より圧力Fが第1のベローズ106の内部に充填されているオイル110に加わると、第1のベローズ106を経て圧力Fが、力伝達部材105(ピボット支持された揺動レバー)の一端に加わる。一方、第2のベローズ107には、大気圧が加わっており、大気圧に相当する力が力伝達部材105の一端に加わっている。
In the
この結果、力伝達部材105の他端を介して、圧力測定の対象となる液体より加わった圧力Fと大気圧による圧力の差圧に相当する力が基板108のピボットを支点にして、双音叉型振動子109に圧縮力、あるいは引張り力として加わると、双音叉型振動子109には応力が生じ、当該応力の大きさに応じて共振周波数が変化するので、その共振周波数を測定することにより、圧力Fの大きさを検出することができる。
As a result, the force corresponding to the differential pressure between the pressure F applied from the liquid whose pressure is to be measured via the other end of the
一方、特許文献4には、前述の圧力センサーで用いるような高価なピボット(撓みヒンジ)を支点とした力伝達手段(カンチレバー)を用いずに、図17(A)に示すように第1のベローズ210の一端210aと第2のベローズ211の一端211aとの間に振動子接着用台座215を挟み、当該台座215と第2のベローズ211の他端側のハウジング壁面とに感圧素子220の両端の各々を固定すると共に、第2のベローズ211の間を挟むように、当該感圧素子220に対向する位置に、補強板221を配置し、当該補強板221の両端の各々を前記台座215と前記ハウジング壁面とに固定してなる圧力センサー201が開示されている。
On the other hand, as shown in FIG. 17 (A),
更に図17(B)に示す特許文献5においては、特許文献4に開示された前記圧力センサーに関し、ベローズの圧力検出軸方向と直交する方向に前記台座215とハウジングとを補強用弾性部材250a、250bを用いて連結してなる圧力センサーが提案されている。
Further, in
次に図18に示す特許文献6,7には、エンジン内部の油圧を検出するためにエンジンブロックに固定して使用する圧力センサー300が開示されている。この圧力センサー300は印加された圧力に応じた電気信号を出力するセンシング部350、圧力を受圧する受圧用ダイアフラム部、ダイアフラムからセンシング部へ圧力を伝達するための圧力伝達部材360とからなり、具体的には、中空金属ステム330の一方の端面に受圧用の第1ダイアフラム310を設け、他方の端面に検出用の第2ダイアフラム322を設け、ステム内で第1、第2ダイアフラム310,322間に力伝達部材360を介在させている。力伝達部材360は金属あるいはセラミックからなるシャフトであり、これを一体のダイアフラム間にプレストレスを与えた状態で介在させるようにしている。そして、第2ダイアフラム322の外端面に圧力検出素子としての歪ゲージ機能をもつチップ351を貼り付け、第1ダイアフラム310で受けた圧力を力伝達部材360で第2ダイアフラム322に伝達し、第2ダイアフラム322の変形を歪ゲージチップにより電気信号を変換することでエンジン油圧を検出するようにしている。
Next,
しかしながら、特許文献1〜3の発明においては、図16に示す如き圧力センサーのように、第1のベローズ106に充填されているオイル110は、圧力センサー101を構成する他の要素、例えば、力伝達部材105や双音叉型振動子109などに比べて熱膨張係数が大きいので、圧力センサー101を構成する各部材に温度変化による熱歪みが生じることとなる。このような熱歪みが不要な応力として双音叉型振動子109に作用するので、測定した圧力値に誤差を生じることとなり圧力センサー101の特性を悪化させるという問題があった。
However, in the inventions of
また第1のベローズ106に充填されているオイル110は、圧力測定の対象となる液体と接触して相対しているが、圧力センサー101の設置方法によりオイル110が圧力測定の対象となる液体側に流出したり、液体が第1のベローズ106側に流入することもあるので、第1のベローズ106に充填されているオイル110内に気泡が発生する場合がある。オイル110内に気泡が発生すると、圧力の伝達媒体とし機能しているオイル110は、力を力伝達部材105を経由して双音叉型振動子109に安定して伝達することができないので、圧力測定に誤差を生じる可能性がある。
In addition, the
さらに、上述したように、オイル110は、圧力測定の対象となる液体と接触して相対しているため、圧力センサー101の設置方法によりオイル110が圧力測定の対象となる液体側に流出する可能性があり、異物の混入を嫌う清浄な液体の圧力測定を行う場合の用途には、オイル110を使用した従来の如き圧力センサー101を使用することができないという問題があった。
Further, as described above, since the
さらにまた、従来の如き圧力センサー101は、力伝達部材105が、複雑な構造をしており、圧力センサー101を小型化する際に、障害となっている。また、力伝達部材105はくびれ部の細い撓みヒンジを必要とする構造をしているので高コストな部品となるため圧力センサー101の製造コストを上昇させるという問題があった。
Furthermore, in the
特許文献4,5が提案している圧力センサーは、姿勢が傾くと、ベローズに垂れが生じてしまうので、感圧素子(双音叉型振動子)に加わる力に変化が生じてしまい、それによって共振周波数も変動してしまうという問題があった。
The pressure sensors proposed in
更に、図19のように圧力センサー400の圧力導入口に内部にオイルが充填されたパイプ402を接続し、当該パイプ402の他端を被測定液体に接触させる構造のため、特許文献1〜3で掲げたようにベローズやパイプに充填されているオイルが、圧力測定の対象となる液体と接触して相対しているので、圧力センサー400の設置方法によりオイルが圧力測定の対象となる液体側に流出したり、液体がベローズ側に流入することもあるので、ベローズに充填されているオイル内に気泡が発生する場合があり、オイル内に気泡が発生すると、圧力の伝達媒体として機能しているオイルが、台座215を経由して双音叉型振動子に安定して伝達することができないので、圧力測定に誤差を生じる問題があった。
Furthermore, as shown in FIG. 19, a
特許文献5については、設置された補強用弾性部材250の硬さを硬くしてしまうと、ベローズの動きを抑止してしまうことになり、圧力検出感度を劣化させてしまうという問題があった。
Regarding
更に、特許文献4,5では補強板221が感圧素子220に対向配置されているので、ベローズの動きを抑止してしまうことになり、圧力検出感度を劣化させてしまうという問題があった。
Further, in
特許文献6,7において、ダイアフラム310,322と圧力伝達部材360とは荷重を与えた状態で接触しているが、圧力センサー300が高温高圧化で使用されるので、リジッドに固定してしまうと各部材の熱膨張の違いにより、機構が破棄されてしまう虞があるため、当該熱膨張を考慮して、ダイアフラム310,322と力伝達部材360とは点で接触しているに過ぎず、接着剤等の接着手段を用いて接着はされていない。従って圧力変動によりダイアフラム310,322と力伝達部材360が稼働する際、点接触部がずれてしまう可能性が非常に高く、接触点がずれる過程で、ダイアフラム310,322と力伝達部材360の双方に作用している力が漏洩してしまうため、精度の高い圧力検出を行うことができないという問題があった。
In
そこで本発明は、前述の如き様々な問題点に鑑みてなされたものであって、即ち、内部に受圧媒体としてのオイルを使用せず、力伝達部材の構造を簡素化することにより小型化し、高精度で温度衝撃に強い力検出器及び力検出器用ハウジングを提供することを目的としている。 Therefore, the present invention has been made in view of various problems as described above, i.e., without using oil as a pressure receiving medium inside, and by miniaturizing the structure of the force transmission member, An object of the present invention is to provide a force detector and a housing for a force detector that are highly accurate and resistant to temperature shock.
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]少なくとも何れか一方は受圧手段を支持する端板状の第1及び第2のケースと、前記第1及び第2のケースを互いに対向させると共に、前記第1及び第2のケースとの間の領域を内部空間とするように前記領域を取り囲む側面部材を形成する第3のケースと、を備えたハウジングと、前記受圧手段に立設する力伝達手段と、感圧部と、該感圧部の両端に接続された一対の基部とを有すると共に、一方の前記基部を前記力伝達手段に、他方の前記基部を前記ハウジング内面部に固定した感圧素子と、を有し、前記第3のケースに周状に緩衝手段を設けたことを特徴とする力検出器。
SUMMARY An advantage of some aspects of the invention is to solve at least a part of the problems described above, and the invention can be implemented as the following forms or application examples.
Application Example 1 At least one of the end plate-like first and second cases supporting the pressure receiving means and the first and second cases face each other, and the first and second cases A housing including a third case that forms a side member surrounding the region so that the region between the inner space is an internal space, a force transmission unit standing on the pressure receiving unit, a pressure sensing unit, A pair of bases connected to both ends of the pressure-sensitive part, and one pressure-sensitive element having the base part fixed to the force transmission means and the other base part fixed to the inner surface part of the housing, A force detector characterized in that a buffer means is provided on the third case in a circumferential shape.
このような力検出器によれば、受圧手段となるダイアフラム、力伝達手段となるセンターシャフト、ケースに熱膨張率の異なる材料を用いても、第3のケースの緩衝手段で、熱膨張の伸縮を吸収することができる。従ってケースの接着部分に熱膨張の伸縮による応力がかかることがないため、ハウジングの気密信頼性を維持することができる。またセンターシャフトに作用するケースの応力も吸収することができるため、圧力検出値に熱膨張の誤差が生じることがない。またオイルを用いずに、検出精度の高い簡易構造の力検出器を製造することができる。 According to such a force detector, the expansion and contraction of the thermal expansion can be achieved by the buffering means of the third case even when materials having different thermal expansion coefficients are used for the diaphragm as the pressure receiving means, the center shaft as the force transmission means, and the case. Can be absorbed. Therefore, since the stress due to expansion and contraction of thermal expansion is not applied to the bonding portion of the case, the hermetic reliability of the housing can be maintained. Moreover, since the stress of the case acting on the center shaft can be absorbed, an error of thermal expansion does not occur in the pressure detection value. Further, a force detector having a simple structure with high detection accuracy can be manufactured without using oil.
[適用例2]前記緩衝手段は、凹凸形状を有していることを特徴とする適用例1に記載の力検出器。
このように構成することで、第3のケースの熱膨張の伸縮による応力を吸収することができる。また第3のケースの製作過程でプレス成形によって形成することができ低コスト化を図ることができる。
Application Example 2 The force detector according to Application Example 1, wherein the buffer means has an uneven shape.
By comprising in this way, the stress by the expansion and contraction of the thermal expansion of the third case can be absorbed. Further, it can be formed by press molding in the manufacturing process of the third case, and the cost can be reduced.
[適用例3]前記緩衝手段は、可撓性を有していることを特徴とする適用例1に記載の力検出器。
このように構成することで第3のケースの熱膨張の伸縮による応力を吸収することができる。
Application Example 3 The force detector according to Application Example 1, wherein the buffer means has flexibility.
By comprising in this way, the stress by the expansion and contraction of the thermal expansion of the third case can be absorbed.
[適用例4]前記緩衝手段は、薄肉部であることを特徴とする適用例1に記載の力検出器。
このように構成することで、第3のケースの熱膨張の伸縮による応力を吸収することができる。また第3のケースの製作過程で形成することができ低コスト化を図ることができる。
Application Example 4 The force detector according to Application Example 1, wherein the buffer means is a thin portion.
By comprising in this way, the stress by the expansion and contraction of the thermal expansion of the third case can be absorbed. Further, it can be formed in the manufacturing process of the third case, and the cost can be reduced.
[適用例5]前記緩衝手段は、ベローズであることを特徴とする適用例1に記載の力検出器。
このように構成することで第3のケースの熱膨張の伸縮による応力を吸収することができる。
Application Example 5 The force detector according to Application Example 1, wherein the buffer means is a bellows.
By comprising in this way, the stress by the expansion and contraction of the thermal expansion of the third case can be absorbed.
[適用例6]前記第1及び第2のケースのうち前記受圧手段が支持されているケースと前記第3のケースとの接続部には当該接続部に沿ってリングが配置されていることを特徴とする適用例1から適用例5のいずれか1に記載の力検出器。
このように構成することで、第2及び第3のケースの接着面積が増大し、気密の信頼性を維持することができる。
Application Example 6 In the connection portion between the first case and the third case where the pressure receiving means is supported and the third case, a ring is disposed along the connection portion. The force detector according to any one of Application Examples 1 to 5, which is a feature.
By comprising in this way, the adhesion area of the 2nd and 3rd case increases, and airtight reliability can be maintained.
[適用例7]少なくとも何れか一方は受圧手段を支持する端板状の第1及び第2のケースと、前記第1及び第2のケースを互いに対向させると共に、前記第1及び第2のケースとの間の領域を内部空間とするように前記領域を取り囲む側面部材を形成する第3のケースと、を備えた力検出器用ハウジングであって、前記第3のケースに周状に緩衝手段を設けたことを特徴とする力検出器用ハウジング。 Application Example 7 At least one of the end plate-like first and second cases supporting the pressure receiving means and the first and second cases face each other, and the first and second cases A force detector housing comprising a third case forming a side member surrounding the region so that the region between the first and second regions is an internal space. A housing for a force detector, characterized by being provided.
このように構成することで、ダイアフラム、シャフト、ケースに熱膨張率の異なる材料を用いても、第3のケースの緩衝手段で、熱膨張の伸縮を吸収することができる。従ってケースの接着部分に熱膨張の伸縮による応力がかかることがないため、ハウジングの気密信頼性を維持することができる。またセンターシャフトに作用するケースの応力も吸収することができるため、圧力検出値に熱膨張の誤差が生じることがない。 With this configuration, even when materials having different coefficients of thermal expansion are used for the diaphragm, the shaft, and the case, the expansion and contraction of the thermal expansion can be absorbed by the buffer means of the third case. Therefore, since the stress due to expansion and contraction of thermal expansion is not applied to the bonding portion of the case, the hermetic reliability of the housing can be maintained. Moreover, since the stress of the case acting on the center shaft can be absorbed, an error of thermal expansion does not occur in the pressure detection value.
[適用例8]前記緩衝手段は、凹凸形状を有していることを特徴とする適用例7に記載の力検出器用ハウジング。
このように構成することで、第3のケースの熱膨張の伸縮による応力を吸収することができる。また第3のケースの製作過程でプレス成形によって形成することができ低コスト化を図ることができる。
Application Example 8 The force detector housing according to Application Example 7, wherein the buffer means has an uneven shape.
By comprising in this way, the stress by the expansion and contraction of the thermal expansion of the third case can be absorbed. Further, it can be formed by press molding in the manufacturing process of the third case, and the cost can be reduced.
[適用例9]前記緩衝手段は、薄肉形状、ベローズ形状、或いは可撓性を有していることを特徴とする適用例7に記載の力検出器用ハウジング。
このように構成することで、第3のケースの熱膨張の伸縮による応力を吸収することができる。
Application Example 9 The force detector housing according to Application Example 7, wherein the buffer means has a thin shape, a bellows shape, or flexibility.
By comprising in this way, the stress by the expansion and contraction of the thermal expansion of the third case can be absorbed.
本発明の力検出器及び力検出器用ハウジングの実施形態を添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1は本発明の基本構成となる力検出器の構成概略図である。図2、図3に本発明の基本構成となる力検出器の主要部分の斜視図、部分破断斜視図を示している。本発明の基本構成となる力検出器は一例として圧力センサーを用いて以下説明する。
Embodiments of a force detector and a force detector housing of the present invention will be described in detail below with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a force detector as a basic configuration of the present invention. 2 and 3 are a perspective view and a partially broken perspective view of a main part of a force detector as a basic configuration of the present invention. The force detector which is the basic configuration of the present invention will be described below using a pressure sensor as an example.
圧力センサー10は、中空円筒体からなる力検出器用のハウジング12を有している。このハウジング12は第1のケース(下端板)を構成する端板をフランジ端板14とするとともに、第2のケース(上端板)をハーメ端子台16とし、第3のケースである円筒側壁18によって離隔配置した端板の周囲を取り囲んで中空密閉容器として構成したものである。フランジ端板14とハーメ端子台16には、内部空間と連通する第1圧力入力口17、第2圧力入力口19がハウジング12の軸芯と同芯に貫通されて、外部に開口されている。この開口部はそれぞれ力検知部となる第1ダイアフラム20、第2ダイアフラム22によって内外を遮蔽するようにされ、かつこれらをフランジ端板14とハーメ端子台16に一体的に結合している。フランジ端板14側の第1ダイアフラム20は受圧用であり、ハーメ端子台16側の第2ダイアフラム22は大気圧設定用としている。ハウジング12は内外が遮断された状態となっているとともに、図示しない空気抜き手段により内部を真空状態に保持できるようにしている。
The
前記ハウジング12の内部には、前記第1、第2のダイアフラム20,22の内面の中央領域を相互に接続するセンターシャフト(力伝達手段)24がハウジング12の軸芯に沿って配置され、両者を接着連結している。そして、このセンターシャフト24の途中には感圧素子受け台としての可動部26が設けられており、この可動部26に後述する検出軸を前記ダイアフラム20,22の受圧面と垂直な軸と平行に設定した双音叉振動子からなる感圧素子28の一端部を取り付けるようにしている。感圧素子28の他端部は前記ハウジング12のハーメ端子台16に設けられている内側に突出した感圧素子受け台としてのボス部30に接続するようにしている。これにより、受圧用第1ダイアフラム20と大気圧用第2ダイアフラム22の差圧によりセンターシャフト24が軸方向移動すると、これに追随して可動部26が位置を変動し、この力が感圧素子28の検出軸方向への作用力を発生させるようにしている。
Inside the
感圧素子28は、感圧部40と感圧部の両端に接続された一対の基部42とを有し、感圧素子28の前記一対の基部42の並ぶ方向を力の検出方向とし、該力の検出方向を検出軸として設定している。感圧素子28を双音叉型圧電振動子とした場合は、感圧部40が2本の柱状ビーム(梁)により構成され、前記一対の基部42の並ぶ方向と前記柱状ビームの延びる方向と前記検出軸とが平行関係になっている。
The pressure-
双音叉型振動素子は、感圧部40の両端部に接続される固定端となる一対の基部42(第1基部42a、第2基部42b)を有し、この2つの基部42の間に2つの振動ビーム(振動部)が形成されている。双音叉型振動素子は、その感圧部40(振動部)である前記2つの振動ビームに引張り応力(伸長応力)あるいは圧縮応力が印加されると、その共振周波数が前記印加される応力にほぼ比例して変化するという特性を有している。感圧素子28は、前記一対の基部42の並ぶ方向をダイアフラムが撓み変位する変位方向と平行となるように配置され、その変位方向は前記検出軸と平行となるように構成されている。感圧素子28の第1基部42aは可動部26に固定され、第2基部42bはボス部30に固定されている。
The double tuning fork type vibration element has a pair of base portions 42 (
感圧素子28は発振回路(不図示)を電気的に接続され、発振回路(不図示)から供給される交流電流により、固有の共振周波数で振動するものである。そして感圧素子28は、前記検出軸の方向から伸長応力または圧縮応力を受けることにより共振周波数が変動する。特に、双音叉型振動片は、厚みすべり振動子などに比べて、伸長・圧縮応力に対する共振周波数の変化が極めて大きく共振周波数の可変幅が大きいので、わずかな圧力差を検出するような分解能力に優れる圧力センサーにおいては好適である。双音叉型圧電振動子は、伸長応力を受けると振動腕(振動部)の振動幅が小さくなるので共振周波数が高くなり、圧縮応力を受けると振動腕(振動部)の振動幅が大きくなるので共振周波数は低くなる。
The pressure
ところで、双音叉型の圧電振動子は、振動腕を2本有するが、シングルビーム型の圧電振動子は振動腕が1本である。よって、シングルビーム型の圧電振動子は、検出軸の方向から双音叉型の圧電振動子の場合と同等の応力を受けたとき、その変位が2倍になるため、双音叉の場合よりさらに高感度な圧力センサーとすることができる。なお双音叉型またはシングルビーム型の圧電振動子の圧電基板としては温度特性の優れた水晶が望ましい。 By the way, the double tuning fork type piezoelectric vibrator has two vibrating arms, while the single beam type piezoelectric vibrator has one vibrating arm. Therefore, when the single beam type piezoelectric vibrator is subjected to the same stress as that of the double tuning fork type piezoelectric vibrator from the direction of the detection axis, its displacement is doubled. It can be a sensitive pressure sensor. As the piezoelectric substrate of the double tuning fork type or single beam type piezoelectric vibrator, quartz having excellent temperature characteristics is desirable.
上記ハウジング12の内部には、前記センターシャフト24と平行であって、その周囲に複数のガイドシャフトである支持棒32a、32bが配置されている。これらは第1ケースであるフランジ端板14と第2ケースであるハーメ端子台16との間隔を一定に保持し、外力によるハウジング12の変形や任意の姿勢によって検出精度が低下しないようにしている。
Inside the
本実施形態では、特に、上部端板をハーメ端子台16とし、これにはハーメ端子34を端子台16に貫通させ、感圧素子28の信号を外部に取り出すようにしている。
In the present embodiment, in particular, the upper end plate is the
このような構成の圧力センサー10によれば、一対のダイアフラム20,22同士はセンターシャフト24に連結され、センターシャフト24の途中に設けた可動部26がダイアフラム20,22の挙動に応じて一体的にシャフト軸方向に移動し(これが一対のダイアフラム20,22が受ける圧力差に起因する動きとなる。)、双音叉振動子である感圧素子28の検出軸方向に作用する力に応じた動きとなる。したがって、オイルを用いることなく、検出精度の高い圧力センサーを構成でき、かつ小型で組み立てが容易な構造となる。また、フランジ端板14、ハーメ端子台16、並びに円筒側壁18が真空容器としてのハウジング12を形成し、フランジ端板14と第1ダイアフラム20とが一体とされ、かつハーメ端子台16と第2ダイアフラム22が一体とされ、組み立てが簡便に行えるようにしている。この圧力センサー10を測定対象液体へ沈める(浸す)容器に取り付けるには、フランジ端板14を測定対象液体容器に第1ダイアフラム20の周囲を囲むように配置されたOリングを介して接合してボルト締めにより取り付ける。なお、センターシャフト24と感圧素子固定用受け台としての可動部26は、一つの部材から切削加工された一体のものであっても良い。そうすることにより可動部26がシャフトの固定部でブレたり、ずれることがなくなる。
According to the
しかしながら上記圧力センサーを構成する各物品は、一例としてダイアフラム、シャフト、ケースに金属組成の異なるステンレスを用いているため、組成間で熱膨張率に相違がある。 However, each article constituting the pressure sensor uses, as an example, stainless steel having a different metal composition for a diaphragm, a shaft, and a case, so that there is a difference in thermal expansion coefficient between the compositions.
図4は力検出器の熱膨張による歪みの説明図である。円筒側壁18の両端は、それぞれフランジ端板14、ハーメ端子台16に接着剤29を介して接着して、内部を気密に封止している。
FIG. 4 is an explanatory diagram of distortion due to thermal expansion of the force detector. Both ends of the
使用環境の温度変化が生じ、例えば温度が上昇した場合、圧力センサーの外側から内側へと熱が伝わる過程で温度差が発生する。即ち外側のケースから先に温度が上昇し始め、ついで内側のシャフトへと熱が伝わっていく。このとき、熱膨張により円筒側壁18の長さLが伸長し、内側の支持棒32は熱膨張による伸長が生じないか、あるいは、ケースの熱膨張による伸長Lよりも小さい伸長Mが生じる。この場合、図4に示すようにハーメ端子台16及び円筒側壁18の接着箇所のシール部(接着剤29)に、円筒側壁18側の熱膨張による伸長lと、ハーメ端子台16側の熱膨張による伸長mとの間に伸長の差が生じることになり、各部品間の伸長のバランスが崩れることによって応力が集中しクラック等が生じるなどして、ハウジング内の気密信頼性が失われてしまうという問題がある。熱膨張による伸長の差による応力はフランジ端子14及び円筒側壁18の接着剤29にも同様に作用することになる。
When the temperature of the usage environment changes, for example, when the temperature rises, a temperature difference occurs in the process of transferring heat from the outside to the inside of the pressure sensor. That is, the temperature starts to rise first from the outer case, and then heat is transferred to the inner shaft. At this time, the length L of the
また、感圧素子の一端を支持するセンターシャフト24についても、温度変化による熱膨張の影響を受ける。このため圧力測定時に熱膨張によるセンターシャフト24の伸縮が生じた場合には、予め熱膨張による伸縮分に相当する補正を圧力の測定値に対して行っている。しかし、前述の第1〜第3のケースは、接着剤29により互いに固定されているため、ハーメ端子台16のボス部30に他端を支持している感圧素子28に円筒側壁18の熱膨張の伸縮による応力が作用する。そうするとセンターシャフト24自身の熱膨張以外にも円筒側壁18の熱膨張に起因した応力が感圧素子28に掛かることになり、圧力の検出値に誤差が生じるという問題がある。
The
図5は力検出器の模式断面図である。同図(A)は感圧素子を側面の側から見た力検出器の断面図であり、(B)は感圧素子の平面側から見た力検出器の断面図である。図6、図7に本発明の基本構成となる力検出器の主要部品斜視図、部分破断斜視図を示している。なお、本発明に係る力検出器について、その一例として圧力センサーを用いて以下説明する。
本実施形態の力検出器となる圧力センサー100は感圧素子28を第1及び第2の固定台座70,80により両端部を固定している。
FIG. 5 is a schematic cross-sectional view of the force detector. FIG. 4A is a cross-sectional view of the force detector as seen from the side of the pressure-sensitive element, and FIG. 4B is a cross-sectional view of the force detector as seen from the plane side of the pressure-sensitive element. 6 and 7 show a perspective view of main parts and a partially broken perspective view of a force detector as a basic configuration of the present invention. The force detector according to the present invention will be described below using a pressure sensor as an example.
In the
第1の固定台座70は、中心にセンターシャフト24を挿通させる第1貫通孔72を穿孔してある。第1貫通孔72はセンターシャフト24のシャフト径と略同一の孔径に設定し、センターシャフト24を通すことにより、センターシャフト24と第1の固定台座70の第1貫通孔中心を同一軸心上に位置決めすることができる。また感圧素子28の固定面に仮固定用のネジ穴74を穿孔してあり、さらにネジ穴74と交差する方向の一対の側面に接着剤導入用の第2貫通孔76を穿孔している。
The first fixed
第2の固定台座80は、ハーメ端子台16と分離した台座であり、感圧素子28を固定する固定部82とハーメ端子台16に固定する取り付け部84から構成されている。固定部82は前記第1の固定台座70と略同一形状に形成してあり、その中心にセンターシャフト24を挿通させる第1の貫通孔83を穿孔してある。第1の貫通孔83の孔径は、シャフト径よりも径大とし、シャフトと接触しないように形成している。取り付け部84はハーメ端子台16に取り付け位置を調整可能に形成している。本実施形態ではハーメ端子台16と第2の固定台座80の固定手段に一例としてボルト85を用い、取り付け部84の第2貫通孔86をハーメ端子台16のネジ穴16aに螺合させて取り付けている。このとき第2貫通孔86の孔径はボルト85のシャフト径よりも大きく穿孔しているため、第2の固定台座80をハーメ端子台16に取り付ける位置を第2貫通孔の孔径の範囲内で微調整することができる。また第2の固定台座80の感圧素子28の取り付け面にはネジ穴87を穿孔してある。
The second fixed
本発明の力検出器用パッケージは、第3のケースとなる円筒側壁18に緩衝手段としてのダンパー94を形成している。ダンパー94は、第1及び第2のケースと第3のケースが接着剤を介して接着する面以外の部分に、センサー内側から外側に向けて凸状にプレス成形加工によって形成することができる。本発明のダンパー94は両端を第1及び第2のケースに固定した円筒側壁18が熱膨張によって伸縮する際に、上下の接着部分に応力が係る前にダンパー94で伸縮を吸収する強度に設定し、支持棒32と干渉しないように形成している。
In the force detector package of the present invention, a
また本発明の力検出用パッケージは、ハーメ端子台16(第2のケース)と円筒側壁18の接続部分をリング96で覆うように形成している。リング96は、第1及び第2のケースのうち受圧手段が支持されているケース、本実施形態ではハーメ端子台16の外形と略同一の環状部材であり、ハーメ端子台16または円筒側壁18と同質の材料で形成することができる。リング96は、側面を円筒側壁18と接着させて、下面をハーメ端子台16に接着させている。
In addition, the force detection package of the present invention is formed so that the connecting portion between the hermetic terminal block 16 (second case) and the
次に、上記構成による本発明の力検出器の製造方法について以下説明する。図8は本発明の力検出器の製造方法の説明図を示している。
まず、ハーメ端子台16の圧力入力口19に第2ダイアフラム22を溶接により接合する。またハーメ端子台16の圧力入力口19と反対の面に第2の固定台座80をボルト85で仮止めする。このときセンターシャフトを貫通させるハーメ端子台16及び第2の固定台座80の貫通孔が略一致するようにしている(図8(1))。
Next, the manufacturing method of the force detector of the present invention having the above configuration will be described below. FIG. 8 shows an explanatory view of the method of manufacturing the force detector of the present invention.
First, the
一方、フランジ端子板14は治具Aを用いて保持し、その圧力入力口17に第1ダイアフラム20を溶接する(図8(2))。
またフランジ端子板14に対しては、当該フランジ端子板14を治具Bとともにセンターシャフト24及びガイドシャフトである支持棒32(32a、32b)の挿入貫通孔を有する治具Cとにより挟んで保持する。挿入貫通孔は第1ダイアフラム20に取り付けるセンターシャフト24の取り付け位置と、フランジ端子板14に取り付ける支持棒32a,32bの取り付け位置となる箇所に予め形成してある。この状態で、センターシャフト24及び支持棒32a,32bを差し込む。このときセンターシャフト24は、先端に接着剤を塗布してあり、先端部が第1ダイアフラム20の中央部に垂直に立設するように建て付けている。また支持棒32a,32bはフランジ端子板14に先端を埋設した状態で取り付けている(図8(3))。
On the other hand, the
Further, the
次に、フランジ端子板14から治具B、治具Cを取り外してセンターシャフト24を第1の固定台座70の第1貫通孔72に通す。センターシャフト24及び支持棒32a,32bの先端には接着剤を塗布しておく。そしてフランジ端子台14に円筒側壁18を嵌め合わせる。円筒側壁18の開口からハーメ端子台16をフランジ端子板14と対向するように嵌め合わせ、ガイドシャフト(支持棒)32の先端をハーメ端子台16の取り付け箇所に埋め込み接着させるとともに、センターシャフト24の他端部をハーメ端子台16の第2ダイアフラム22の中央部に接着させる(図8(4))。
Next, the jig B and jig C are removed from the
一体化したフランジ端子台14とハーメ端子台16に対し、円筒側壁18を取り外して、第1及び第2の固定台座70,80の位置合わせを行なう。図9は第1及び第2の固定台座の位置合わせの説明図である。図9(1)に示すように第1の固定台座70は、第1貫通孔72にセンターシャフト24に挿通することにより同一軸心上に位置合わせすることができる。一方、第2の固定台座80は、第1貫通孔83がセンターシャフト24のシャフト径よりも大きく、取り付け部84の第2貫通孔86がボルト85径よりも大きいため、第2貫通孔83のクリアランスの相当する範囲、即ちセンターシャフト24の外周から所定間隔を開けた放射状の範囲で位置ずれしている場合がある。
The
そこで本発明では感圧素子28の外形に沿って略同一となるように形成、換言すれば感圧素子28の両端の基部42の外形と略同一形状の端部を有する平板90を用いて第1及び第2の固定台座70,80の支持面70A,80Aが同一平面上となるように位置調整を行っている。平板90は、感圧素子28の外形に沿って略同一となるように形成し、第1及び第2の固定台座70,80のネジ穴と対向する箇所にネジ穴を形成している。
Therefore, in the present invention, the
このような平板90を第1及び第2の固定台座70,80の支持面にネジ92で仮止めする(図9(2))。平板90を仮止めすることにより、第1及び第2の固定台座70,80の支持面は同一平面上(連続する平面を形成)に位置合わせすることができる。
Such a
その後、第1の固定台座70の第2貫通孔76に接着剤を導入し、第1の固定台座70をセンターシャフト24に接着して固定させる。またハーメ端子台16に第2の固定台座80を仮止めしているボルト85を本締めして、ハーメ端子台16に第2の固定台座80を固定させる。(図9(3))。
Thereafter, an adhesive is introduced into the second through
固定後、平板90を取り外して感圧素子28の一対の基部42を夫々ハーメ端子台16の第2の固定台座80と、センターシャフト24の第1の固定台座70とに接着剤等の接着手段を用いて接着して固定することにより、前記検出軸がセンターシャフト24の軸芯と平行になるように感圧素子28を取り付けることができる。(図9(4)、図8(5))。
After fixing, the
最後に、配線処理を行った後、円筒側壁18を取り付けて内部を密閉し、ハーメ端子台16に設けた貫通孔から前記内部を真空引きして前記内部を外部から遮断する。そしてハーメ端子台16の外端面部分にIC等から構成される感圧素子を駆動させるための発振回路が形成された回路基板を実装し、リッド98を取り付けて完成する(図8(6))。ここで、前記リッド98には、ダイアフラム22に圧力を導入するための圧力導入口が形成されると共に、前記ICからの電気信号を外部へ導出するための導出線を通す貫通孔が形成される。なお、前記圧力導入口を前記貫通孔と併用させても良い。
Finally, after performing the wiring process, the
上記構成による力検出器となる圧力センサー100は、円筒側壁18に周状のダンパー94を形成しているため、ダイアフラム、シャフト、ケースに熱膨張率の異なる材料を用いても、ダンパーで、熱膨張の伸縮を吸収することができる。従ってケースの接着部分に熱膨張の伸縮による応力がかかることがないため、ハウジングの気密信頼性を維持することができる。またセンターシャフトに作用するケースの応力も吸収することができるため、圧力検出値に誤差が生じることがない。
Since the
例えば第3のケースが熱膨張により伸長した場合、ダンパーが縮小することにより、又は第3のケースが縮小した場合、ダンパーが伸長することにより、互いに打ち消すことで温度変化による熱膨張の伸縮を吸収して、接着部分に作用する応力を回避することができる。 For example, when the third case expands due to thermal expansion, the damper shrinks, or when the third case contracts, the damper expands to absorb the expansion and contraction of the thermal expansion due to temperature changes by canceling each other. Thus, stress acting on the bonded portion can be avoided.
またリング96でハーメ端子台16と円筒側壁18の接着部分を覆うように密閉しているため、第1及び第2のケースと第3のケースの間の接着面積に、リング96と第3のケースとの接着面積が加わるので接触面積を広く取ることができる。このため、気密の信頼性を向上させることができる。
In addition, since the
さらに感圧素子28の両端を支持する固定台座を容易に同一平面上に位置合わせすることができ、固定の不具合によって感圧素子28に作用する歪み応力を回避することができる。またオイルを用いずに、検出精度の高い簡易構造の力検出器を製造することができる。
Furthermore, the fixed pedestals that support both ends of the pressure
次に変形例1の力検出器について以下説明する。図10は変形例1の力検出器の部分破断斜視図を示している。図示のように変形例1の力検出器は、ダンパー94bを凹状に形成している。その他の構成は、図5〜7に示す圧力センサー100と同一である。ダンパー94bは、第1及び第2のケースと第3のケースが接着剤を介して接着する面以外の部分に、円筒側壁18の外側から内側に向けて凹状にプレス成形加工によって形成することができる。
Next, a force detector according to the first modification will be described below. FIG. 10 shows a partially broken perspective view of the force detector of the first modification. As shown in the figure, the force detector of the first modification has a
このような変形例1の力検出器によれば、ダイアフラム、シャフト、ケースに熱膨張率の異なる材料を用いても、ダンパーで、熱膨張の伸縮を吸収することができる。従ってケースの接着部分に熱膨張の伸縮による応力がかかることがないため、ハウジングの気密信頼性を維持することができる。また第3のケースの製作過程でプレス成形によって形成することができ低コスト化を図ることができる。 According to the force detector of the first modification, even when materials having different coefficients of thermal expansion are used for the diaphragm, the shaft, and the case, the expansion and contraction of the thermal expansion can be absorbed by the damper. Therefore, since the stress due to expansion and contraction of thermal expansion is not applied to the bonding portion of the case, the hermetic reliability of the housing can be maintained. Further, it can be formed by press molding in the manufacturing process of the third case, and the cost can be reduced.
次に変形例2の力検出器について以下説明する。図11は変形例2の力検出器の部分破断斜視図を示している。図示のように実施例1に係るダンパー94に相当する変形例2に係る力検出器における緩衝手段としてのダンパーは、所謂可撓性を有しており、可撓部94c(図11(A))、94d(図11(B))をダンパー94としている。その他の構成は、図5〜7に示す圧力センサー100と同一である。可撓部94c、94dは、第3のケースを上下に分割してなる2つの分割ケースの間に挟まれるように配置している。円筒側壁18は第1及び第2のケースにそれぞれ個別に接着する上下のケース(第4のケース、第5のケース)18a,18b(ツーピース構造)に分割している。そして可撓部94c、94dは、円筒側壁18の硬度よりも硬度の低い部材により形成されていると共に、前記部材は気密性を確保できる材質を採用しており、一例として、円筒側壁18よりも硬度の低い金属組成のステンレスとなるニッケル系合金や、真鍮、などを用いることができる。図11(A)に示す可撓部94cは円筒側壁18よりも厚みの薄い円筒状の部材であって、円筒部材18を分割した上下のケース18a,18bの端面には可撓部94cが嵌まり込む溝をエッチング又は切削加工などにより形成している。第3のケースの組立ては第1のケースと接続する下側のケース18bの溝に可撓部94cの下端を接着剤又は溶接等により嵌め込み、さらに可撓部94cの上端に上側のケース18aの溝を接着剤又は溶接等により嵌め込み形成することができる。
Next, the force detector of
図11(B)に示す可撓部94dは、(A)に示す円筒側壁18と可撓部94cの厚みの関係を逆転させた構成とし、円筒側壁18よりも厚みの厚い円筒状の部材であって、円筒部材18を分割した上下のケース18a,18bの端面が嵌まり込む溝を上下端部にエッチング又は切削加工などにより形成している。第3のケースの組立ては第1のケースと接続する下側のケース18bに可撓部94dの下端溝を接着剤又は溶接等により嵌め込み、さらに可撓部の上端溝に上側のケース18aを接着剤又は溶接等により嵌め込み形成することができる。
A
このような変形例2の力検出器によれば、ダイアフラム、シャフト、ケースに熱膨張率の異なる材料を用いても、ダンパーで、熱膨張の伸縮を吸収することができる。従ってケースの接着部分に熱膨張の伸縮による応力がかかることがないため、ハウジングの気密信頼性を維持することができる。 According to the force detector of the second modification, even when materials having different coefficients of thermal expansion are used for the diaphragm, the shaft, and the case, the expansion and contraction of the thermal expansion can be absorbed by the damper. Therefore, since the stress due to expansion and contraction of thermal expansion is not applied to the bonding portion of the case, the hermetic reliability of the housing can be maintained.
次に変形例3の力検出器について以下説明する。図12(A)(B)は変形例3の力検出器の部分破断斜視図を示している。図示のように変形例3の力検出器では、薄肉部94e(図12(A)),94f(図12(B))をダンパーとして機能させている。その他の構成は、図5〜7に示す圧力センサー100と同一である。薄肉部94e,94fは、第1及び第2のケースと第3のケースが接着剤を介して接着する面以外の部分に、円筒側壁18の内側又は外側を周状となる薄肉に切削加工又はエッチング加工によって形成することができる。
Next, a force detector according to
このような変形例3の力検出器によれば、ダイアフラム、シャフト、ケースに熱膨張率の異なる材料を用いても、ダンパーで、熱膨張の伸縮を吸収することができる。従ってケースの接着部分に熱膨張の伸縮による応力がかかることがないため、ハウジングの気密信頼性を維持することができる。また第3のケースの製作過程で形成することができ低コスト化を図ることができる。 According to the force detector of the third modification, even when materials having different coefficients of thermal expansion are used for the diaphragm, the shaft, and the case, the expansion and contraction of the thermal expansion can be absorbed by the damper. Therefore, since the stress due to expansion and contraction of thermal expansion is not applied to the bonding portion of the case, the hermetic reliability of the housing can be maintained. Further, it can be formed in the manufacturing process of the third case, and the cost can be reduced.
次に変形例4の力検出器について以下説明する。図13は変形例4の力検出器の部分破断斜視図を示している。図示のように変形例4の力検出器は、ベローズ94gをダンパーとして機能させている。その他の構成は、図5〜7に示す圧力センサー100と同一である。
Next, a force detector according to
ダンパーとして機能させるベローズ94gの構成は、第3のケースとなる円筒側壁18の上下の第1及び第2のケースとの接続箇所を除く中間部分にベローズ構造を有するように一体的に形成することができる。
The structure of the
この他にもベローズ94gは、図13に示すように第3のケースを上下に分割してなる2つの分割ケースの間に挟まれるように配置する構成とすることもできる。円筒側壁18は第1及び第2のケースにそれぞれ個別に接着する上下のケース(第4のケース、第5のケース)18a,18b(ツーピース構造)に分割されている。そしてベローズ94gは、円筒側壁18の硬度よりも硬度の低い部材により形成されていると共に、前記部材は気密性を確保できる材質を採用しており、一例として、円筒側壁18よりも硬度の低い金属組成のステンレスとなるニッケル系合金や、真鍮、などを用いることができる。ベローズ94gは円筒部材18を分割した上下のケース18a,18bの端面に接着又は溶接などにより形成している。第3のケースの組立ては第1のケースと接続する下側のケース18bにベローズ94gの下端を接着剤又は溶接等により接着し、さらにベローズ94gの上端に上側のケース18aを接着剤又は溶接等により接着して形成することができる。
In addition to this, the
このような変形例4の力検出器によれば、ダイアフラム、シャフト、ケースに熱膨張率の異なる材料を用いても、ダンパーで、熱膨張の伸縮を吸収することができる。従ってケースの接着部分に熱膨張の伸縮による応力がかかることがないため、ハウジングの気密信頼性を維持することができる。
なお上記構成によるダンパー94は、図1に示すような圧力センサー用ハウジングに適用することもできる。
According to the force detector of the fourth modification, even when materials having different coefficients of thermal expansion are used for the diaphragm, the shaft, and the case, the expansion and contraction of the thermal expansion can be absorbed by the damper. Therefore, since the stress due to expansion and contraction of thermal expansion is not applied to the bonded portion of the case, the hermetic reliability of the housing can be maintained.
The
次に絶対圧検出のための圧力センサーについて以下説明する。図14、15は絶対圧検出のための圧力センサー500の断面図である。絶対圧検出のための圧力センサー500は特にセンターシャフトと感圧素子を同芯配置し、これらを受圧用ダイアフラムの中央領域を通る軸線上に配置した点が先の実施形態と異なる。
Next, a pressure sensor for detecting absolute pressure will be described below. 14 and 15 are cross-sectional views of a
この圧力センサー500は、中空円筒体からなる力検出器用のハウジング12を有している。このハウジング12は第1のケース(下端板)を構成する端板をフランジ端板14とするとともに、第2のケース(上端板)をハーメ端子台16aとし、第3のケースである円筒側壁18によって離隔配置した端板の周囲を取り囲んで中空密閉容器として構成したものである。フランジ端板14には、内部空間と連通する圧力入力口17がハウジング12の軸芯と同芯に貫通されて、外部に開口されている。この開口部は第1ダイアフラム30によって内外を遮蔽するようにされ、フランジ端板14と一体的に結合している。ダイアフラム30は測定対象液体の受圧用である。ハーメ端子台16aには圧力流入口もダイアフラムも省略された端板として構成されている。このようなハウジング12も、内外が遮断された状態となっているとともに、図示しない空気抜き手段により内部を真空状態に保持できるようにしているのは他の実施形態と同様である。
The
円筒側壁18は、周状の緩衝手段となるダンパー94を形成している。ダンパー94は前述の図7、10−13と同様のダンパーを適用することができ、図14(A)、(B)に示すように凹凸状に形成した凹凸部94a,94bを用いたり、図14(C)、(D)に示すように可撓部94c、94dを用いたり、図15(E)、(F)に示すように薄肉部94e,94fを用いたり、図15(G)に示すようにベローズ94gを用いることができる。
The
前記ハウジング12の内部には、前記ダイアフラム30の内面の中央領域にセンターシャフト(力伝達手段)24が垂直に立設されており、これはハウジング42の軸芯に沿って配置されている。そして、このセンターシャフト24の先端部には感圧素子受け台としての可動部26が一体的に設けられており、この可動部26に検出軸をセンターシャフト24と同軸となるように設定した双音叉振動子からなる感圧素子28の一端部を取り付けるようにしている。感圧素子28の他端部は前記ハウジング12のハーメ端子台16aの中央領域に設けられている内側に突出した台座30に接続するようにしている。これにより、受圧用ダイアフラム20が測定対象液体の圧力を受けることにより撓むと、センターシャフト24が軸方向に移動し、これに追随して可動部26に連結された感圧素子28の検出軸方向への作用力を発生させるようにしている。
Inside the
また、上記ハウジング12の内部には、前記センターシャフト24と平行であって、その周囲に複数のガイドシャフトである支持棒32a、32bが配置されている。これらは第1のケースであるフランジ端板14と第2のケースであるハーメ端子台16aとの間隔を一定に保持し、外力によるハウジング12の変形や任意の姿勢によって検出精度が低下しないようにしているのは他の実施形態と同様である。上部端板をハーメ端子台16aとし、これには図示しないハーメ端子を端子台16aに貫通させ、感圧素子28の信号を外部に取り出すようにしている。
Inside the
このような絶対圧検出用の圧力センサー500によれば、ダイアフラム、シャフト、ケースに熱膨張率の異なる材料を用いても、ダンパーで、熱膨張の伸縮を吸収することができる。従ってケースの接着部分に熱膨張の伸縮による応力がかかることがないため、ハウジングの気密信頼性を維持することができる。またオイルを必要としない圧力センサーとすることができ、絶対圧測定用の圧力センサーとした簡易構造とすることができ、コストを低減することができる。
According to such a
またフランジ端板14、ハーメ端子台16a、並びに円筒側壁18が真空容器としてのハウジング12を形成し、フランジ端板14とダイアフラム20とが一体とされ、組み立てが簡便に行えるようにしている。受圧用のダイアフラム20とセンターシャフト24とは同心的に一直線上に連結され、センターシャフト24の先端に設けた可動部26がダイアフラム20の挙動に応じてシャフト軸方向に移動し、双音叉振動子である感圧素子28の検出軸方向に作用する力を生じさせる。したがって、オイルを用いることなく、検出精度の高い圧力センサーを構成でき、かつ小型で組み立てが容易な構造となる。
Further, the
なおセンターシャフト24と感圧素子固定用受け台としての可動部26は、一つの部材から切削加工された一体のものであっても良い。そうすることにより可動部26がシャフトの固定部でぶれたり、ずれることがなくなる。
Note that the
10,100,500………圧力センサー、12………ハウジング、14………フランジ端板(第1ケース)、16………ハーメ端子台、17………第1圧力入力口、18………円筒側壁、19………第2圧力入力口、20………第1ダイアフラム、22………第2ダイアフラム、24………センターシャフト、26………可動部、28………感圧素子、29………接着剤、30………ボス部、32a、32b………支持棒(ガイドシャフト)、34………ハーメ端子、70………第1の固定台座、72………第1貫通孔、74………ネジ穴、76………第2貫通孔、80………第2の固定台座、82………固定部、83………第1貫通孔、84………取り付け部、85………ボルト、86………第2貫通孔、87………ネジ穴、90………平板、92………ネジ、94………ダンパー、96………リング、98………リッド、101………圧力センサー、102………第1の圧力入口、103………第2の圧力入口、104………筐体、105………力伝達部材、106………第1のベローズ、107………第2のベローズ、108………基板、109………双音叉型振動子、110………オイル、111………開口部、201………圧力センサー、210………第1のベローズ210、211………第2のベローズ、215………振動子接着用台座、220………感圧素子、221………補強板、250………補強用弾性部材、300………圧力センサー、310………第1ダイアフラム、330………中空金属ステム、322………第2ダイアフラム、350………センシング部、351………チップ、360………力伝達部材、400………圧力センサー、402………パイプ。
10, 100, 500 ... Pressure sensor, 12 ... Housing, 14 ... Flange end plate (first case), 16 ... Herme terminal block, 17 ... First pressure input port, 18 ... ...... Cylindrical side wall, 19 ......... Second pressure input port, 20 ......... First diaphragm, 22 ......... Second diaphragm, 24 ......... Center shaft, 26 ......... Movable part, 28 .........
Claims (9)
前記第1及び第2のケースを互いに対向させると共に、前記第1及び第2のケースとの間の領域を内部空間とするように前記領域を取り囲む側面部材を形成する第3のケースと、
を備えたハウジングと、
前記受圧手段に立設する力伝達手段と、
感圧部と、該感圧部の両端に接続された一対の基部とを有すると共に、一方の前記基部を前記力伝達手段に、他方の前記基部を前記ハウジング内面部に固定した感圧素子と、
を有し、
前記第3のケースに周状に緩衝手段を設けたことを特徴とする力検出器。 At least one of the end plate-like first and second cases supporting the pressure receiving means;
A third case forming a side member surrounding the region such that the region between the first and second cases faces each other and the region between the first and second cases is an internal space;
A housing with
Force transmitting means standing on the pressure receiving means;
A pressure-sensitive element having a pressure-sensitive part and a pair of base parts connected to both ends of the pressure-sensitive part, wherein one of the base parts is fixed to the force transmission means and the other base part is fixed to the inner surface of the housing; ,
Have
A force detector characterized in that a buffer means is provided on the third case in a circumferential shape.
前記第1及び第2のケースを互いに対向させると共に、前記第1及び第2のケースとの間の領域を内部空間とするように前記領域を取り囲む側面部材を形成する第3のケースと、
を備えた力検出器用ハウジングであって、
前記第3のケースに周状に緩衝手段を設けたことを特徴とする力検出器用ハウジング。 At least one of the end plate-like first and second cases supporting the pressure receiving means;
A third case forming a side member surrounding the region such that the region between the first and second cases faces each other and the region between the first and second cases is an internal space;
A housing for a force detector comprising:
A force detector housing, wherein the third case is provided with a buffering means in a circumferential shape.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009160070A JP2011013190A (en) | 2009-07-06 | 2009-07-06 | Force detector and housing for force detector |
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JP2009160070A JP2011013190A (en) | 2009-07-06 | 2009-07-06 | Force detector and housing for force detector |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017072384A (en) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | アズビル株式会社 | Pressure sensor |
WO2020079773A1 (en) * | 2018-10-17 | 2020-04-23 | Q’z株式会社 | Pressure meter |
CN112857623A (en) * | 2021-01-11 | 2021-05-28 | 青岛思锐科技有限公司 | Pulling pressure sensor for car coupler and car coupler buffering device |
-
2009
- 2009-07-06 JP JP2009160070A patent/JP2011013190A/en not_active Withdrawn
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