JP2011012982A - レーザ光を誘導するためのシステムおよび追尾装置 - Google Patents

レーザ光を誘導するためのシステムおよび追尾装置 Download PDF

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JP2011012982A JP2009154934A JP2009154934A JP2011012982A JP 2011012982 A JP2011012982 A JP 2011012982A JP 2009154934 A JP2009154934 A JP 2009154934A JP 2009154934 A JP2009154934 A JP 2009154934A JP 2011012982 A JP2011012982 A JP 2011012982A
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Abstract

【課題】着脱可能なレーザ光誘導システムを提供する。
【解決手段】レーザ光誘導システムを構成する追尾装置100は、筐体210と、プラスチック筐体211と、受信器と、コントローラと、全周LED220と、可動式三脚212,214,216と、ねじ部240とを含む。ねじ部240は、追尾装置100に取り付けられるレーザ発光装置と結合するように構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、レーザ光の誘導に関し、特定的には、レーザ光を用いた位置決め技術に関する。
レーザ光を用いて墨だしを行う技術が知られている。たとえば、特開2002−195831号公報(特許文献1)は、「レーザー光を照射する照射部を保護するとともに、装置を動かすことなくレーザー光を360°の全方位に照射することができるレーザー墨だし器」を開示している([要約]の[課題])。このレーザー墨だし器は、「建築現場などにおいて床面などに設置し、床面、天井面、壁面にレーザー光を照射して墨出しラインを形成するレーザー墨だし器」であって、「墨だし器本体2に設けられてレーザー光を360°の全方位に照射する照射部3、4、5を、墨だし器本体2を収容するケース体1より突出して配置するとともに、照射部3、4、5を覆うカバー部材6を上記ケース体1に取り付け、該カバー部材6の周面にはレーザー光の照射方向と平行に開口部11を形成し、該開口部11を通してレーザー光を照射させ」る([要約]の[解決手段])。
特開2002−195831号公報
墨出し器は、建築現場のように足場の不安定な場所または人の往来が激しい場所において用いられる場合もある。その場合、墨出し器が転倒して破損する場合もある。そのため、墨出しに要する費用が増大する場合もある。
本発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、墨出しに要する費用の増大が防止されるレーザ光を誘導するためのシステムを提供することである。他の目的は、墨出しに要する費用の増大が防止されるレーザ光を誘導するためのシステムに使用できる追尾装置を提供することである。
ある実施の形態に従うと、レーザ光を誘導するためのシステムは、追尾装置と、追尾装置に取り付けられるレーザ光発信装置と、レーザ光を受信する受信装置とを備える。受信装置は、レーザ光の受信を検知するためのセンサーと、レーザ光の受信の位置に基づいて、追尾装置を回転させる命令を発信するためのコントローラとを含む。レーザ光発信装置は、筐体と、筐体を追尾装置に取り付けるための第1の結合手段とを含む。追尾装置は、第1の結合手段との結合を可能にするように構成された第2の結合手段と、追尾装置を回転駆動するためのモータと、受信装置から発信される信号を受信する受信器と、受信器によって受信された信号に基づいて、モータを制御するコントローラとを含む。
好ましくは、追尾装置におけるレーザ光発信装置との結合面には、1つ以上の空孔が設けられている。追尾装置は、レーザ光発信装置における追尾装置の結合面に接触するように空孔に挿入された支持部材をさらに含む。
好ましくは、支持部材の軸部および空孔には、ねじ溝が形成されている。
好ましくは、第1の結合手段および第2の結合手段は、ねじ又は磁石を含む。
好ましくは、第1の結合手段および第2の結合手段には、はめ合いのための凹凸が形成されている。
好ましくは、追尾装置は、追尾装置の回転速度を調節するためのスイッチをさらに含む。
好ましくは、追尾装置はタイマをさらに含む。レーザ光発信装置からのレーザ光が受光装置において定められた位置で予め定められた時間内に受けられない場合に、追尾装置のコントローラは、追尾装置が受信装置を探索するためのロックモードを解除するように構成されている。
好ましくは、追尾装置はタイマをさらに含む。レーザ光発信装置からのレーザ光が受光装置において定められた位置で予め定められた時間内に受けられない場合に、追尾装置のコントローラは、追尾装置を駆動した時の位置に対して予め設定された角度だけずらした位置に、追尾装置を停止させるように構成されている。
好ましくは、受光装置は、センサーにおいて定められた基準位置からずれた第1の領域または第2の領域でレーザ光が受光されていることを示す第1および第2のインジケータと、第1の領域と第2の領域との間にある基準位置でレーザ光が受光されていることを示す中央インジケータとをさらに含む。受光装置のコントローラは、第1のインジケータと第2のインジケータとが交互に点灯している場合に予め定められた時間経過すると、中央インジケータを点灯させるように構成されている。
他の実施の形態に従うと、レーザ光誘導システムに用いられる追尾装置が提供される。レーザ光誘導システムは、追尾装置に取り付けられるレーザ光発信装置と、レーザ光を受信する受信装置とを備えている。当該追尾装置は、レーザ光発信装置との結合を可能にするように構成された結合手段と、追尾装置を回転駆動するためのモータと、受信装置から発信される信号を受信する受信器と、受信器によって受信された信号に基づいて、モータを制御するコントローラとを含む。
好ましくは、結合手段は、ねじ又は磁石を含む。
好ましくは、結合手段には、レーザ光発信装置とのはめ合いのための凹凸が形成されている。
好ましくは、追尾装置は、当該追尾装置の回転速度を調節するためのスイッチをさらに含む。
好ましくは、追尾装置はタイマをさらに含む。レーザ光発信装置からのレーザ光が受光装置において定められた位置で予め定められた時間内に受けられない場合に、コントローラは、追尾装置が受信装置を探索するためのロックモードを解除するように構成されている。
好ましくは、追尾装置は、タイマをさらに含む。レーザ光発信装置からのレーザ光が受光装置において定められた位置で予め定められた時間内に受けられない場合に、コントローラは、追尾装置を駆動した時の位置に対して予め設定された角度だけずらした位置に、追尾装置を停止させるように構成されている。
ある実施の形態に係るシステムによると、レーザの発信機能と駆動機能とを分離することができるため、レーザ発光装置を効率よく使用することができる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
実施の形態に係るレーザ誘導システム10の構成の概略を表わす図である。 実施の形態に係る追尾装置100の外観を表わす図である。 追尾装置100のハードウェア構成を表わすブロック図である。 受光器110の外観を表わす図である。 受光器110の構成の概略を表わすブロック図である。 追尾装置100のコントローラ300が実行する一連の処理の一部を表わすフローチャートである。 受光器110のコントローラ500が実行する一連の処理の一部を表わすフローチャートである。 実施の形態の第1の変形例に係る追尾装置900の概略を表わす図である。 実施の形態の第2の変形例に係る追尾装置900の概略を表わす図である。 追尾装置100とレーザ発光装置120との結合部分に隙間が生じている状態を表わす図である。 追尾装置1100とレーザ発光装置120の断面を表わす図である。 追尾装置1100の底面を図11に示されるA方向から表わす図である。 ねじ1110の外観を表わす図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1を参照して、本実施の形態に係るレーザ誘導システム10について説明する。図1は、レーザ誘導システム10の構成の概略を表わす図である。レーザ誘導システム10は、追尾装置100と、受光器110と、レーザ発光装置120とを備える。レーザ発光装置120は、追尾装置100に取り付けられている。レーザ発光装置120は、発光器320を含む。
レーザ発光装置120は、発光器320を用いてレーザ光を照射する。受光器110がそのレーザ光を受けると、受光器110における受光の位置を表わす信号またはレーザ発光装置に旋回を指示する信号を発信する。旋回の指示は、たとえば、右又は左方向への回転角度を含む。追尾装置100は、そのような信号を受信し、受光器110によって送られた命令を検知する。追尾装置100は、その命令に従ってレーザ発光装置120を回転させる。
図2を参照して、本実施の形態に係る追尾装置100について説明する。図2は、追尾装置100の外観を表わす図である。追尾装置100は、筐体210と、プラスチック筐体211と、可動式三脚212,214,216と、全周LED(Light Emitting Diode)220と、メインスイッチ222と、パイロットLED224と、停止スイッチ230と、リセットスイッチ232と、ねじ部240とを備える。
筐体210は、好ましくは、防塵および防水タイプである。追尾装置100は、建築現場その他の風塵が発生しやすい場所で使用される場合があり、また、屋外で使用される場合もあるためである。
ねじ部240は、プラスチック筐体211の中央部に設けられている。レーザ発光装置120は、ねじ部240によって追尾装置100に取り付けられる。ねじ部240の構成は、ねじ溝に限られず、挿入式であってもよい。
プラスチック筐体211において、レーザ発光装置120との接合面には、はめ合いのための凹凸が形成されていてもよい。たとえば、ねじ部240の中心軸に対する円周上に等間隔に、凹部または凸部が形成されていてもよい。この場合、それに対応するようにレーザ発光装置120の底面には、凸部または凹部が形成されていてもよい。このようにすると、着脱が可能なレーザ発光装置120および追尾装置100において、はめ合いを確実にすることができる。
可動式三脚212,214,216は、それぞれ、筐体210の底面に回転可能に取り付けられており、未使用時には、筐体210の外周の範囲内に収容できる。また、可動式三脚212,214,216は、脚の長さを調節することができる。
なお、レーザ発光装置120と追尾装置100との取り付け方法はねじに限られない。たとえば、レーザ発光装置120と追尾装置100との接合面に磁石を取り付けて、磁力によって接合されてもよい。
[ハードウェア構成]
図3を参照して、追尾装置100の構成についてさらに説明する。図3は、追尾装置100のハードウェア構成を表わすブロック図である。追尾装置100は、図2に示される構成に加えて、受信機290と、コントローラ300と、モータ310と、電池330とを備える。メインスイッチ222と受信機290とからの各出力は、コントローラ300に入力される。モータ310は、たとえば、歯車式モータである。
電池330は、追尾装置100を駆動するための電力を各構成要素に供給する。電池330は、通常の乾電池であればよい。なお、他の局面において、電灯線からの電力供給を受けるための外部電源アダプタが用いられてもよい。
メインスイッチ222が押下されると、追尾装置100はコントローラ300の制御に基づいて起動する。追尾装置100の上部に取り付けられるレーザ発光装置120が発光器320を介してレーザ光を発すると、そのレーザ光を受信する受光器110は、受光位置を表わす信号又は追尾装置100の旋回命令を発信する。
追尾装置100において、受信機290がその信号を受信すると、その信号は受信機290からコントローラ300に送られる。コントローラ300は、その信号に基づいて、レーザ光が受信された位置を検知し、受光器110から与えられた命令を検出する。この命令は、上述の、レーザ発光装置120による発光の方向を右寄りまたは左寄りに移動させるための命令を含む。コントローラ300は、その検出した命令に基づいてモータ310に信号を与え、プラスチック筐体211を回転させる。プラスチック筐体211が回転すると、ねじ部240によって取り付けられているレーザ発光装置120も同様に回転する。したがって、レーザ光が発せられる方向は、追尾装置100の回転に従って回転する。
パイロットLED224は、メインスイッチ222の押下に基づいてコントローラ300からの指令により発光する。パイロットLED224の点灯は、追尾装置100が駆動していることを表わす。
全周LED220は、コントローラ300からの信号に基づいて発光する。たとえば、追尾装置100が左方向にまたは右方向に旋回しているとき、全周LED220は点灯し、追尾装置100が回転していることを示す。この場合、全周LED220は、左方向の旋回と右方向の旋回とを区別する態様で発光してもよい。たとえば、左方向の旋回を示すために、全周LED220の一部が、右から左に順に発光してもよい。逆に、右方向の旋回を示す場合、全周LED220の発光の方向は、左から右であってもよい。
[動作モード]
ある局面において、レーザ誘導システム10の動作モードは、リモコンモードと、ロックオンモードとを含む。リモコンモードは、使用者が受光器110を操作して追尾装置100を回転させるモードをいう。すなわち、使用者が受光器110の旋回ボタン(後述する)を押下すると、受光器110は、その押下に基づいて、追尾装置100を旋回させる命令を含む信号を発信する。追尾装置100は、その信号を受信すると、その命令に応じた角度だけ旋回する。
なお、この場合、旋回ボタンの押下の態様としては、断続的な押下と、連続押下とのいずれであってもよい。たとえば、断続的な押下の場合、1回の押下に基づいて、予め設定された角度(たとえば1度)だけ旋回する。一例として、使用者が、旋回ボタンを3回押下すると、追尾装置は、3回分の角度(たとえば3度)回転する。
あるいは、他の局面において、旋回ボタンが予め設定された一定時間以上押下された場合にのみ、受光器110は、旋回命令を発信してもよい。このようにすると、たとえば、他の作業者が不意に旋回ボタンに触れた場合に、受光器110は旋回命令を発信しないので、誤動作を防止することができる。
ロックオンモードは、誘導モードとも称される。すなわち、追尾装置100の旋回は、受光器110からの信号に基づいて制御される。この場合、追尾装置100に取り付けられたレーザ発光装置120は、所謂縦ラインを表示するレーザ光をどの位置に照射していても、レーザ光の照射方向(すなわち、追尾装置100の回転位置)は、受光器110のセンター位置まで誘導される。
この場合、受光器110に対して、ロックオンモードであることを示す入力が使用者によって与えられる。この入力は、たとえば、この動作モードを有効にすることを示すスイッチのオンである。そのような入力の後、使用者が旋回ボタンを押下すると、その押下に応答して、受光器110は、動作命令を発信する。追尾装置100は、その動作命令を受信すると、予め定められた方向に回転し始める。この方向は、右方向(時計回り)および左方向(反時計回り)のいずれであってもよい。このモードのとき、全周LED220は、点滅し始める。ロックオンが完了すると、全周LED220は、点滅の状態から常時点灯の状態に切り換わる。その切り換わりの後、予め設定された時間が経過すると、全周LED220は消灯する。消灯は、ロックオンモードの解除を表わし、レーザ誘導システム10の動作モードが、待機モードに切り換わったことを示す。
なお、他の局面において、本実施の形態に係るレーザ誘導システム10は、タイムアウト機能を備えていてもよい。たとえば、何らかの理由により、追尾装置100と受光器110とがロックできない場合、受光器110は、自動的にロックオンモードを解除してもよい。この場合、追尾装置100は、最初の位置から一定角度回転した位置で停止してもよい。このようにすると、再度ロックオンモードに切り換わった場合に、追尾装置100による旋回の開始位置が異なるため、ロックオンに要する時間を短くすることが可能となる。
[受光器について]
図4および図5を参照して、本実施の形態に係る受光器110の構成について説明する。図4は、受光器110の外観を表わす図である。
図4(A)を参照して、受光器110は、筐体400と、キャンセルボタン512と、左旋回ボタン514と、右旋回ボタン516とを備える。キャンセルボタン512は、受光器110が追尾装置100に対して、追尾装置100の駆動をキャンセルするための命令を発信する。たとえば、左旋回ボタン514が押下された後にキャンセルボタン512が押下されると、左旋回の命令がキャンセルされ得る。
左旋回ボタン514は、その押下に応答して、追尾装置100に左旋回するための命令を発信する。ここで、左旋回とは、たとえば追尾装置100によって駆動されるレーザ発光装置120から発信されたレーザ光が中心位置よりも右に行き過ぎた場合に、その中心位置に戻すために与えられる命令である。一方、右旋回とは、レーザ発光装置120が左方向に行き過ぎた場合に、レーザ光の照射方向を右方向に戻すために、追尾装置100を右方向に回転させる命令を表わす。
図4(B)を参照して、受光器110は、筐体400の正面において、メインスイッチ510と、リモコン操作スイッチ511と、位置ずれLED530,531と、発信機540とを備える。メインスイッチ510は、その押下に応答して受光器110を起動する。リモコン操作スイッチ511が押下されると、受光器110は、リモコンモードとして操作され得る。この場合、使用者が、前述の左旋回ボタンあるいは右旋回ボタンに相当する操作を受光器110に対して与えることにより、追尾装置100を旋回させることができる。
受光器110は、受光センサ519において、レーザ発光装置120から発信されたレーザ光を受信する。受光センサ519において予め規定された中央の位置でレーザ光が受信されると、センターLED520が点灯する。レーザ光が領域571において受信されると、その受信の位置がずれていることを示すために、位置ずれLED530が点灯する。同様に、領域572においてレーザ光が受信されると、位置ずれLED531が点灯する。発信機540は、受光器570による受信の結果に基づいてあるいは、左旋回ボタンまたは右旋回ボタンの押下に基づいて、追尾装置100を駆動させるための命令を含む信号を発信する。また他の局面において、レーザ光が受光センサ517の中心位置において受信されたとき、発信機540は、センター位置合わせが行なわれたことを示す信号を発信してもよい。
スピーカ550は、受光器110によるレーザ光の受信の状態を示す音声を出力する。たとえば、センター位置合わせが行なわれたとき、スピーカ550は、そのことを示すために予め設定された音声を出力する。他の局面において、スピーカ550は、左旋回または右旋回を示すための音声を出力してもよい。
図4(C)を参照して、受光器110は、筐体400において、左旋回ボタン515と右旋回ボタン517とキャンセルボタン513とを備える。各ボタンの機能は、図4(A)に示されるものと同じである。したがって、それらの説明は繰り返さない。図4(A)および図4(C)から明らかなように、これらのボタンは筐体400の側面に設けられている。各ボタンが筐体400に対して対称に設けられていることにより、受光器110がどのように置かれても少なくともいずれか一面が、受光器100の操作面として使用者に視認される。
[ハードウェア構成]
図5は、受光器110の構成の概略を表わすブロック図である。受光器110は、図4に示される構成に加えて、コントローラ500と、タイマ518と、電池560とを備える。メインスイッチ510とリモコン操作スイッチ511と、キャンセルボタン512,513と、左旋回ボタン514,515と、右旋回ボタン516,517と、受光センサ519と、タイマ518からの出力は、それぞれコントローラ500に入力される。メインスイッチ510が押下されると、受光器110は、コントローラ500の制御に基づいて予め設定された初期状態に切り換わる。このとき、タイマ518はレーザ光の受光までの時間を計測する。
リモコン操作スイッチ511が押下されると、コントローラ500は、左旋回または右旋回を指令するために使用者によって与えられる操作を受け付ける。
キャンセルボタン512,513が押下されると、コントローラ500は、直前に送られた命令をキャンセルするための信号を発信する。具体的には、キャンセルボタン512,513のいずれかが押下されると、そのことを示す信号がコントローラ500に送られる。コントローラ500は、その信号に基づいて、内部のレジスタに格納されている命令であって直前に発信した命令をキャンセルするための新たな命令を出力する。発信機540がその命令を出力すると、レーザ発光装置120は、追尾装置100によって直前の状態に戻される。
左旋回ボタン514,515は、受光器110の使用者による操作を受け付けて、その操作に応じた信号をコントローラ500に送る。たとえば、左旋回ボタン514,515のいずれかが1回押下されると、1回の押下について予め設定された移動を示す信号が、コントローラ500によって発信される。この信号は、たとえば、予め設定された角度だけ回転することを表わす信号を含む。
右旋回ボタン516,517は、左旋回ボタン514,515と同様、受光器110の使用者による操作を受け付ける。たとえば、使用者が、右旋回ボタン516,517のいずれかを1回押下すると、コントローラ500は、その1回に付き予め定められた回転角度だけ追尾装置100を右方向に旋回させるための命令を発信する。追尾装置100がその信号を受信すると、右方向に旋回する。たとえば、レーザ発光装置120によるレーザの照射位置がセンター位置よりも左に行き過ぎた場合には、使用者が右旋回ボタン516,517のいずれかを押下すると、右方向に回転駆動する。
受光センサ519は、レーザ発光装置120から発信されたレーザ光を受信し、その受信した位置を表わす信号をコントローラ500に送出する。コントローラ500は、その信号に基づいてセンターLED520または位置ずれLED530,531のいずれかを点灯させる。赤外線受光部509は、受光器110を制御するためのリモコン信号を受信する。
タイマ518は、受光器110が始動してから最初にレーザ光を受信するための時間を計測する。その後、タイマ518は、レーザ光を受信してから次にレーザ光を受信するまでの時間を計測する。これらの時間が予め設定されたタイムアウト時間を超えた場合には、コントローラ500は、受光器110の運転を終了する。これにより、電池560による電力の消耗が最低限に抑えられる。
発信機540は、左方向への旋回または右方向への旋回またはセンター位置決めができたことを表わす信号を発信する。この信号が追尾装置100によって受信されると、追尾装置100は、その信号に応じた旋回または停止を実現する。スピーカ550は、受光器110によるレーザ光の受信状態を通知するための音声を出力する。これらの音声は、レーザ光がセンター位置で受信されていることを示す音声、右方向にずれていることを通知する音声、左方向にずれていることを通知する音声等を含む。その他の通知のための音声が含まれてもよい。
[制御構造]
図6および図7を参照して、本実施の形態に係るレーザ誘導システム10の制御構造について説明する。図6は、追尾装置100のコントローラ300が実行する一連の処理の一部を表わすフローチャートである。図7は、受光器110のコントローラ500が実行する一連の処理の一部を表わすフローチャートである。
図6を参照して、ステップS610にて、追尾装置100のコントローラ300は、メインスイッチ222の押下に基づいてパイロットLED222を点灯させる。ステップS612にて、コントローラ300は、さらに、全周LED220を点滅させる。ステップS614にて、追尾装置100に取り付けられているレーザ発光装置120は、発光器320を用いてレーザ光を発信する。このレーザ光は、受光器110によって受信される。受光器110は、そのレーザ光の受信に応じた信号を発信する。
ステップS616にて、コントローラ300は、受信機290を介して受光器110によって送られた信号を受信する。この信号は、たとえば、レーザ発光装置120を右方向または左方向に旋回するべき旨の信号、または、受光位置がセンサーの中央であることを示す信号を含む。ステップS618にて、コントローラ300は、その信号に基づいて回転量を計算する。たとえば、コントローラ300は、その信号に含まれる値に応じて予め定められた回転角を算出する。
ステップS620にて、コントローラ300は、その計算した回転量に応じてモータ310を駆動する。モータ310が駆動すると、ねじ部240を含むプラスチック筐体が旋回する。ねじ部240によってプラスチック筐体に取り付けられているレーザ発光装置120は、回転する。その結果、発光器320から照射されるレーザ光の向きもその回転量に応じて移動する。受光器110がそのレーザ光を受信すると、コントローラ500は、受光センサ519において受信した位置を特定する。コントローラ500は、その位置に基づいて追尾装置100によるレーザ光の照射方向を特定し、右方向への旋回又は左方向への旋回が必要であるか否かを判断する。その判断結果に基づいて、コントローラ500は、レーザ発光装置120を右方向または左方向に回転するための命令を送信する。
ステップS622にて、コントローラ300は、受光器110からの信号を、受信機290を介して受信する。
ステップS630にて、コントローラ300は、受光センサ519からの出力に基づいて、レーザ光が受光器110のセンター位置にロックしたか否かを判断する。コントローラ300は、レーザ光がセンター位置にロックしたと判断すると(ステップS630にてYES)、制御をステップS640に切り換える。そうでない場合には(ステップS630にてNO)、コントローラ300は、制御をステップS618に戻す。
ステップS640にて、コントローラ300は、それまで点滅していた全周LED220を常時点灯させる。これにより、レーザ誘導システム10の使用者は、レーザ光が受光器110のセンター位置にロックしたことを容易に認識できる。また、別の局面において、コントローラ300は、スピーカ500に、レーザ光が受光器110のセンター位置にロックしたことを通知する音声を出力させてもよい。
ステップS650にて、コントローラ300は、受光器110がその後移動されたか否かを判断する。たとえば、レーザ光が受光器110のセンター位置に一旦ロックした場合であっても、その後に、受光器110が不意に移動される場合がある。そこで、コントローラ300は、レーザ光がロックした後であって予め設定された時間内に受光器110が移動されたか否かを判断する。コントローラ300は、受光器110が移動されたと判断すると(ステップS650にてYES)、制御をステップS660に切り換える。そうでない場合には(ステップS650にてNO)、コントローラ300は、レーザ発光装置120の駆動のための動作を終了する。
ステップS660にて、コントローラ300は、受光器110を追尾する。具体的には、コントローラ300は、制御をステップS622に戻し、レーザ光が受光器110のセンター位置にロックされることを再度検知するまで、前述の処理を繰り返す。
図7を参照して、ステップS710にて、コントローラ500は、メインスイッチ510がオンされたことを検知する。コントローラ500は、電池560から各構成要素に対する電力の供給を可能にし、受光器110を待機状態に切り換える。ステップS712にて、コントローラ500は、受光センサ519からの出力に基づいて、レーザ光の受信を検知する。
ステップS720にて、コントローラ500は、受光センサ519からの信号に基づいて受光位置が受光センサ519の中央であるか否かを判断する。コントローラ500は、受光位置がセンサ519の中央であると判断すると(ステップS720にてYES)、制御をステップS730に切り換える。そうでない場合には(ステップS720にてNO)、コントローラ500は、制御をステップS740に切り換える。
ステップS730にて、コントローラ500は、センターLED520を点灯させる。これにより、レーザ誘導システム10の使用者は、レーザ光が中央位置にロックしたことを認識することができる。
ステップS740にて、コントローラ500は、受光位置が受光センサ519の受光領域におけるセンター位置よりも左であるか否かを判断する。コントローラ500は、受光位置が中央の左であると判断すると(ステップS740にてYES)、制御をステップS742に切り換える。そうでない場合には(ステップS740にてNO)、コントローラ500は、制御をステップS744に切り換える。
ステップS742にて、コントローラ500は、左の位置ずれLED530を点灯させる。これにより、使用者はレーザ光の受光の位置が左に行き過ぎていることを認識できる。
ステップS744にて、コントローラ500は、右の位置ずれLED531を点灯させる。これにより、使用者は、受光位置がセンター位置よりも右方向にずれていることを認識することができる。
ステップS750にて、コントローラ500は、受光センサ519における受光位置を示す信号または、追尾装置100を右方向または左方向に旋回するべき旨を示す信号を、発信機540を介して発信する。詳しくは、受光位置が受光センサ519の中央であるとき(ステップS720にてYES)、コントローラ500は、現在の状態においてレーザ光が中央位置に位置決めされていることを示す信号を発信する。このような信号が追尾装置100によって受信されると、追尾装置100は、レーザ発光装置120をそれ以上旋回させない。一方、受光位置が左ずれている場合(ステップS742)、コントローラ500は、左方向の位置ずれを解消するために、レーザ発光装置120を右方向に旋回させるべき旨を示す信号を発信する。追尾装置100がそのような信号を受信すると、レーザ発光装置120を右方向に旋回させる。また、受光位置が右にずれている場合には(ステップS744)、レーザ発光装置120を左方向に旋回させるべき旨を示す信号を発信する。追尾装置100がそのような信号を受信すると、レーザ発光装置120を予め設定された回転角度に応じて旋回させる。
ステップS760にて、コントローラ500は、タイマ518からの出力に基づいて、受光器110の駆動時間が予め設定された一定時間(たとえば60秒)経過したか否かを判断する。コントローラ500は、駆動時間が一定時間経過したと判断すると(ステップS760にてYES)、制御をステップS770に切り換える。そうでない場合には(ステップS760にてYES)、コントローラ500は、制御をステップS712に戻す。
<第1の変形例>
図8を参照して、本実施の形態に係る第1の変形例について説明する。図8は、実施の形態の第1の変形例に係る受光器100の概略を表わす図である。
ある局面において、センターLED520と、位置ずれLED530,531とが、交互に点灯する場合が考えられる。たとえばこのような状態になったとき、予め設定された時間(たとえば1秒)が経過した場合には、受光器110におけるレーザ光の受光位置はセンター位置であると「見なし判断」を行ない、コントローラ500は、センターLED520のみを点灯させてもよい。
たとえば、本変形例に係る受光器の各LEDの状態が、図8(A)から図8(E)である場合に、予め設定された時間(たとえば1秒)が経過すると、受光器のコントローラ500は、レーザ光をロックしたとみなして、センターLED520を点灯する。これにより、たとえば、何らかの要因で完全にロックしない場合でもロック状態を特定することができる。
<第2の変形例>
図9を参照して、第2の変形例について説明する。図9は、実施の形態の第2の変形例に係る追尾装置900の概略を表わす図である。さらに他の局面において、受光器110の反応速度は、作業環境や受光器110の電池560の残量などに応じて必ずしも一定でない場合がある。そこで、本変形例に係る追尾装置900は、プラスチック筐体211の旋回速度を調整する機能を有してもよい。
すなわち、本変形例に係る追尾装置900は、図2に示される構成に加えて、旋回スピードボリュームスイッチ910をさらに備える。旋回スピードボリュームスイッチ910が操作されると、その操作に応じた信号がコントローラ300に送られる。コントローラ300は、その信号に基づいてモータ310に与える駆動信号を生成する。詳しくは、コントローラ300は、旋回スピードボリュームスイッチ910によって特定される速度だけスピードを落とした状態で回転するようにモータ310に指令を与える。モータ310は、その指令に基づいて、予め設定された回転速度よりも遅い速度で駆動する。プラスチック筐体211がこのようにして引下げられた速度で旋回するため、受光器110による反応の遅延を防止することができる。
なお、この場合の調整は、前述の「ロックオンモード」のときに有効となる。また、旋回スピードボリュームスイッチ910は、防塵および防水のため、シールドとして、たとえばVリング(図示しない)を含むのが好ましい。
上記の実施の形態および各変形例に係る受光器110において、ボタンの配置は図に示されるものに限られない。すなわち、本実施の形態においては、受光器110の筐体の側面に、旋回スイッチあるいはキャンセルボタンが配置されている構成が示されているが、他の局面において、旋回スイッチおよびキャンセルボタンが筐体400の正面に配置されていてもよい。
さらに他の局面において、受光器110が信号を発信するために使用するチャネルは、選択的に切り換えることが可能であってもよい。この場合、同一の作業場所において複数のレーザ誘導システム10が使用されても、受光器110が発信する信号の混信を防止することができる。なお、チャネル切り換えの態様は、特に限られない。
<第3の変形例>
以下、本実施の形態の第3の変形例について説明する。追尾装置100におけるレーザ発光装置120との結合面、あるいは、レーザ発光装置120における追尾装置100との結合面は、加工の状態等によっては、隙間なく結合できない場合も生じ得る。この場合、追尾装置100の回転中心と、レーザ発光装置120の回転中心とがずれ、結果として、偏芯の状態になり得る。
図10は、追尾装置100とレーザ発光装置120との結合部分に隙間が生じている状態を表わす図である。その結果、追尾装置100の中心軸1010と、レーザ発光装置120の回転軸1040とは、ずれることになる。すなわち、本来であれば、重心1020を通る中心軸1030と、中心軸1010とが、同一中心線上にあることが望ましい。しかしながら、レーザ発光装置120が傾いた状態で追尾装置100に取り付けられていることにより、中心軸1010上の回転中心と、重心1020とがずれている。そのため、追尾装置100が回転運動するとき、レーザ発光装置120が首振り状態になる可能性がある。そこで、このようなずれを防止する必要性が存在する。
図11を参照して、本変形例に係る追尾装置1100とレーザ発光装置120の構造について説明する。図11は、追尾装置1100とレーザ発光装置120の断面を表わす図である。追尾装置1100には空孔1102,1104,1106が形成されている。空孔1102,1104,1106には、支持部材としてのねじ1110,1120,1130がそれぞれ嵌め込まれている。ねじ1110,1120の頭部は、レーザ発光装置120の底面に対して圧迫力を与えるために、たとえば、半球状の形状である。ねじ1130の頭部は、結合部材1150に遮られている。
このような構成により、ねじ1110,1120,1130を回転させることにより、レーザ発光装置120の底面の傾きを調整することができる。その結果、たとえば、結合部材1150の精度により、レーザ発光装置120が追尾装置1100に対して傾いて取り付けられている場合であっても、いずれかのねじの送りを調整することにより、当該傾きを相殺することができる。
図12は、追尾装置1100の底面を図11に示されるA方向から表わす図である。追尾装置1100の筐体には、空孔1102,1104,1106が形成されている。空孔1102,1104,1106には、ねじ1110,1120,1130がそれぞれ取り付けられている。追尾装置1100における空孔1102,1104,1106の位置は、たとえば、等間隔であるが、等間隔でなくてもよい。また、追尾装置1100に形成される空孔の数は、図12から特定される数に限られず、1つ以上であればよい。また、用いられるねじの数も、3に限られず、1、2あるいは4以上でもよい。
図13を参照して、ねじ1110の構造について説明する。なお、ねじ1120,1130も同様の構成である。ねじ1110は、半球状の頭部1111と、スパナの装着を受ける軸部1112と、空孔1102におけるはめ合いを実現するためのねじ部1113とを含む。
ある局面において、頭部1111の外径は、ねじ部1113の外径よりも小さい。これにより、追尾装置1100の筐体の内側からねじ1110を挿入することができる。他の局面において、頭部1111の外径は、ねじ部1113の外径よりも大きくてもよい。この場合、追尾装置1100の筐体の上部(レーザ発光装置120の底面に対抗する面)からねじ1110を挿入することができる。このような構成により、本変形例に係るねじ1110,1120,1130は、追尾装置1100とレーザ発光装置120との結合面の傾きを調整することができる。その結果、レーザ発光装置120の回転中心と、追尾装置1100の回転中心とをほぼ同一軸上にすることができるため、追尾装置1100の回転運転時におけるレーザ発光装置120の首振りその他の偏芯に起因する現象の発生を防止することができる。
以上のようにして、本実施の形態に係るレーザ誘導システム10は、着脱可能な追尾装置100とレーザ発光装置120とを備える。したがって、レーザ発光装置120を取り替えることが可能になるため、1つの追尾装置100で複数の異なるタイプのレーザ発光装置を使用することができる。これにより、用途に応じたレーザ誘導システムを提供することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 レーザ誘導システム、100 追尾装置、110 受光器、120 レーザ発光装置、320 発光器、210 筐体、211 プラスチック筐体、212,214,216 可動式三脚、220 全周LED、222 メインスイッチ、224 パイロットLED、230 停止スイッチ、232 リセットスイッチ、240 ねじ部、400 筐体、500 コントローラ、510 メインスイッチ、511 リモコン操作スイッチ、512,513 キャンセルボタン、514,515 左旋回ボタン、516,517 右旋回ボタン、518 タイマ、519 受光センサ、520 センターLED、530,531 位置ずれLED、550 スピーカ、570 受光器、900 追尾装置、910 旋回スピードボリュームスイッチ。

Claims (17)

  1. 追尾装置と、
    前記追尾装置に取り付けられるレーザ光発信装置と、
    レーザ光を受信する受信装置とを備え、
    前記受信装置は、
    レーザ光の受信を検知するためのセンサーと、
    レーザ光の受信の位置に基づいて、前記追尾装置を回転させる命令を発信するためのコントローラとを含み、
    前記レーザ光発信装置は、
    筐体と、
    前記筐体を前記追尾装置に取り付けるための第1の結合手段とを含み、
    前記追尾装置は、
    前記第1の結合手段との結合を可能にするように構成された第2の結合手段と、
    前記追尾装置を回転駆動するためのモータと、
    前記受信装置から発信される信号を受信する受信器と、
    前記受信器によって受信された信号に基づいて、前記モータを制御するコントローラとを含む、レーザ光を誘導するためのシステム。
  2. 前記追尾装置における前記レーザ光発信装置との結合面には、1つ以上の空孔が設けられており、
    前記追尾装置は、前記レーザ光発信装置における前記追尾装置の結合面に接触するように前記空孔に挿入された支持部材をさらに含む、請求項1に記載のレーザ光を誘導するためのシステム。
  3. 前記支持部材の軸部および前記空孔には、ねじ溝が形成されている、請求項2に記載のレーザ光を誘導するためのシステム。
  4. 前記第1の結合手段および前記第2の結合手段は、ねじ又は磁石を含む、請求項1から3のいずれかに記載のレーザ光を誘導するためのシステム。
  5. 前記第1の結合手段および前記第2の結合手段には、はめ合いのための凹凸が形成されている、請求項1から4のいずれかに記載のレーザ光を誘導するためのシステム。
  6. 前記追尾装置は、前記追尾装置の回転速度を調節するためのスイッチをさらに含む、請求項1から5のいずれかに記載のレーザ光を誘導するためのシステム。
  7. 前記追尾装置はタイマをさらに含み、
    前記レーザ光発信装置からのレーザ光が前記受光装置において定められた位置で予め定められた時間内に受けられない場合に、前記追尾装置の前記コントローラは、前記追尾装置が前記受信装置を探索するためのロックモードを解除するように構成されている、請求項1から6のいずれかに記載のレーザ光を誘導するためのシステム。
  8. 前記追尾装置はタイマをさらに含み、
    前記レーザ光発信装置からのレーザ光が前記受光装置において定められた位置で予め定められた時間内に受けられない場合に、前記追尾装置の前記コントローラは、前記追尾装置を駆動した時の位置に対して予め設定された角度だけずらした位置に、前記追尾装置を停止させるように構成されている、請求項1から6のいずれかに記載のレーザ光を誘導するためのシステム。
  9. 前記受光装置は、
    前記センサーにおいて定められた基準位置からずれた第1の領域または第2の領域でレーザ光が受光されていることを示す第1および第2のインジケータと、
    前記第1の領域と前記第2の領域との間にある前記基準位置でレーザ光が受光されていることを示す中央インジケータとをさらに含み、
    前記受光装置の前記コントローラは、
    前記第1のインジケータと前記第2のインジケータとが交互に点灯している場合に予め定められた時間経過すると、前記中央インジケータを点灯させるように構成されている、請求項1から8のいずれかに記載のレーザ光を誘導するためのシステム。
  10. レーザ光誘導システムに用いられる追尾装置であって、前記レーザ光誘導システムは、前記追尾装置に取り付けられるレーザ光発信装置と、レーザ光を受信する受信装置とを備えており、
    前記追尾装置は、
    前記レーザ光発信装置との結合を可能にするように構成された結合手段と、
    前記追尾装置を回転駆動するためのモータと、
    前記受信装置から発信される信号を受信する受信器と、
    前記受信器によって受信された信号に基づいて、前記モータを制御するコントローラとを含む、追尾装置。
  11. 前記追尾装置における前記レーザ光発信装置との結合面には、1つ以上の空孔が設けられており、
    前記追尾装置は、前記レーザ光発信装置における前記追尾装置の結合面に接触するように前記空孔に挿入された支持部材をさらに含む、請求項10に記載の追尾装置。
  12. 前記支持部材の軸部および前記空孔には、ねじ溝が形成されている、請求項11に記載の追尾装置。
  13. 前記結合手段は、ねじ又は磁石を含む、請求項10から12のいずれかに記載の追尾装置。
  14. 前記結合手段には、前記レーザ光発信装置とのはめ合いのための凹凸が形成されている、請求項10から13のいずれかに記載の追尾装置。
  15. 前記追尾装置の回転速度を調節するためのスイッチをさらに含む、請求項10から14のいずれかに記載の追尾装置。
  16. タイマをさらに含み、
    前記レーザ光発信装置からのレーザ光が前記受光装置において定められた位置で予め定められた時間内に受けられない場合に、前記コントローラは、前記追尾装置が前記受信装置を探索するためのロックモードを解除するように構成されている、請求項10から15のいずれかに記載の追尾装置。
  17. タイマをさらに含み、
    前記レーザ光発信装置からのレーザ光が前記受光装置において定められた位置で予め定められた時間内に受けられない場合に、前記コントローラは、前記追尾装置を駆動した時の位置に対して予め設定された角度だけずらした位置に、前記追尾装置を停止させるように構成されている、請求項10から15のいずれかに記載の追尾装置。
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