JP2011010196A - 通信制御装置、及び通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の映像出力装置と複数の映像表示装置とから、所望する映像出力装置と映像表示装置を選び、出力される映像信号を映像表示装置において表示ができるように適合させる通信制御装置を提供する。
【解決手段】通信制御装置1は、複数の映像出力装置に接続されるとともに、ローカルネットワーク300を介して複数の映像表示装置に接続され、前記映像表示装置から入力された制御信号に基づいて、前記映像出力装置を制御する制御部と、前記映像出力装置から映像信号を入力する入力インタフェースと、入力された映像信号を処理する映像処理部と、映像処理部によって処理された映像信号をローカルネットワーク300を介して前記映像表示装置に出力する出力インタフェースと、映像表示装置の表示方式に関する情報に基づいて映像処理部における処理内容を設定する機能設定部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介して、異なる機器間において映像を送受信するために、映像変換を行う通信制御装置、及び通信制御方法に関する。
近年におけるIT技術の発展に伴い、動画の記録や再生を行える記録装置や、デジタル放送を受信出来る受信機などの電子機器が数多く開発されている。また、電子機器のネットワーク対応化も進んでおり、ネットワークを介してのデータ共有や、遠隔での電子機器を利用する通信技術も開発されている。
なお、下記特許文献1には、IPネットワークを経由したデジタル放送の再送信装置に関する技術が開示されている。
特開2007−166409号公報
映像データを扱う電子機器は、機器ごとに扱える映像データの規格や放送コンテンツの方式が異なっていることがあり、複数の機器間で映像データや放送データの提供を受ける場合は受信側の機器が扱える映像データの規格に合わせてデータを変換させる必要があった。
本発明の目的は、複数の映像出力装置と複数の映像表示装置とから、所望する映像出力装置と映像表示装置を選び、出力される映像信号を所望する映像表示装置において表示できるように適合させる通信制御装置、および通信制御方法を提供することにある。
本発明の第1の態様に係る通信制御装置は、複数の映像出力装置に接続されるとともに、通信ネットワークを介して複数の映像表示装置に接続される通信制御装置であって、前記映像表示装置から入力された制御信号に基づいて、前記映像出力装置を制御する制御部と、前記映像出力装置から映像信号を入力する入力部と、前記入力部によって入力した映像信号を処理する処理部と、前記処理部によって処理された映像信号を、前記通信ネットワークを介して前記映像表示装置に向けて出力する出力部と、映像信号の出力先である映像表示装置の表示方式に関する情報に基づいて、前記処理部における処理内容を設定する設定部とを備えることを特徴としている。
第1の態様に係る通信制御装置によれば、制御部は映像表示装置からの入力に基づいて映像出力装置の制御を行い、処理部は映像出力装置から入力された映像信号を処理し、設定部は映像表示装置の表示方式に関する情報に基づいて処理部における処理内容を設定する。さらに、通信ネットワークと複数の映像出力装置との間に通信制御装置を接続することにより、映像表示装置から通信制御装置を介して映像出力装置を制御することができる。従って、所望の映像出力装置から出力される映像信号を、所望の映像表示装置が表示できる表示方式に適合させることが可能となる。
本発明の第2の態様に係る通信制御装置は、第1の態様に係る通信制御装置において特
に、前記処理部は、映像信号の解像度を変換する変換部を有し、前記設定部は、映像信号の出力先である映像表示装置に応じて、前記変換部における映像信号の解像度を設定することを特徴としている。
第2の態様に係る通信制御装置によれば、複数の映像表示装置の解像度が互いに異なる場合であっても、変換部における映像信号の解像度を設定部によって設定することにより、適切に解像度が調整された映像信号を映像表示装置に表示させることが可能となる。
本発明の第3の態様に係る通信制御装置は、第1又は第2の態様に係る通信制御装置において特に、前記処理部は、映像信号を符号化する符号化部を有し、前記設定部は、映像信号の出力先である映像表示装置に応じて、前記符号化部における符号化方式を設定することを特徴としている。
第3の態様に係る通信制御装置によれば、複数の映像表示装置の符号化方式が互いに異なる場合であっても、符号化部における符号化方式を設定部によって設定することにより、適切な符号化方式によって符号化された映像信号を映像表示装置に向けて出力することが可能となる。
本発明の第4の態様に係る通信制御方法は、複数の映像出力装置に接続されるとともに、通信ネットワークを介して複数の映像表示装置に接続される通信制御装置における通信制御方法であって、(A)前記映像表示装置から入力された制御信号に基づいて、前記映像出力装置を制御するステップと、(B)前記映像出力装置から映像信号を入力するステップと、(C)前記ステップ(B)において入力した映像信号を処理するステップと、(D)前記ステップ(C)において処理された映像信号を、前記通信ネットワークを介して前記映像表示装置に向けて出力するステップと、(E)映像信号の出力先である映像表示装置の表示方式に関する情報に基づいて、前記ステップ(C)における処理内容を設定するステップとを備えることを特徴としている。
第4の態様に係る通信制御方法によれば、通信ネットワークと複数の映像出力装置との間の通信制御に当該通信制御方法を用いることで、映像表示装置から通信制御装置を介して映像出力装置を制御することができる。その結果、所望の映像出力装置から出力される映像信号を、所望の映像表示装置に表示させることが可能となる。
本発明によれば、所望の映像出力装置から出力される映像信号を、所望の映像表示装置が表示できる表示方式に適合させることが可能となる。
本発明の実施の形態に係る通信制御装置を用いた通信システムの全体構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る通信制御装置の構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る映像制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る映像音声変換部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る通信制御装置の動作を示すフローチャートである。 webアクセスにて表示されるトップ画面のメニューの一例を示す図である。 webアクセスにて表示される操作画面のメニューの一例を示した図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、異なる図面におい
て同一の符号を付した要素は、同一または相応する要素を示すものとする。
図1は、本発明の実施の形態に係る通信制御装置1を用いた通信システムの全体構成を概略的に示すブロック図である。図1に示すように通信システムは、通信制御装置1とローカルネットワーク300を有し、映像提供元の機器として、webカメラドアホン200とIPTVデジタルチューナ210とHDDレコーダ220とを有している。さらに、通信システムは、映像提供先の機器として、web対応TV310と一般的なコンピュータであるPC320とwebクライアント340と携帯ゲーム機等であるモバイル機器350とを有している。また、通信制御装置1は無線信号送信部11を有し、IPTVデジタルチューナ210は無線信号受信部211を、HDDレコーダ220は無線信号受信部221を有している。そして、IPTVデジタルチューナ210は、ONU(Optical Network Unit)251を介して放送ネットワーク250に接続されている。webクライアント340はその表示装置であるweb非対応TV345に接続されている。
図2は、本発明の実施の形態に係る通信制御装置1の構成を概略的に示すブロック図である。通信制御装置1は、無線信号送信部11、入力インタフェース12、出力インタフェース13、映像処理部14、制御部17を備えており、映像処理部14はN個の映像制御部16を有している。また、入力インタフェース12もN個の入力ポートを有しており、通信制御装置1はNチャンネルの映像処理に対応している。さらに、入力インタフェース12の入力ポートは、デジタル圧縮信号であるTS(Transport Stream)信号やTTS(Timestamped Transport Stream)信号を入力できるインタフェース、非圧縮映像信号であるデジタル信号を入力できるインタフェース、アナログ信号を入力できるインタフェースをそれぞれ有している。
そして、入力インタフェース12のN個ある入力ポートから入力された信号は、N個ある映像制御部16にそれぞれ入力され、映像制御部16から出力された出力信号S60(図3参照)は、出力インタフェース13によりローカルネットワーク300に送出される。
図3は、映像制御部16の構成を示すブロック図である。映像制御部16は、DMUX(Demultiplexer)101、トランスコード部102、BML/HTML変換部103、HTML設定部104、webサーバ部105、機能設定部106、A/D変換部110、A/D変換部111、映像音声変換部112、送受信部130を有している。
さらに、映像制御部16の構成の接続関係を説明する。DMUX101の出力はトランスコード部102とBML/HTML変換部103との入力に接続されている。トランスコード部102の出力は送受信部130の入力に接続されている。BML/HTML変換部103の出力はwebサーバ部105の入力に接続されている。webサーバ部105の出力は制御部17と送受信部130との入力に接続されている。機能設定部106の出力は、BML/HTML変換部103の入力と、HTML設定部104の入力と、映像音声変換部112の入力とに接続されている。HTML設定部104の出力はwebサーバ部105の入力に接続されている。また、制御部17からの出力が、BML/HTML変換部103と、HTML設定部104と、機能設定部106とに入力されている。
図4は、映像音声変換部112の構成を示すブロック図である。映像音声変換部112は、イメージプレーン部140、エリア選択部141、スケーリング部142、エンコード部143、レート変換部144、遅延処理部145を有している。
さらに、映像音声変換部112の接続関係を説明すると、イメージプレーン部140の出力はエリア選択部141の入力に接続されている。エリア選択部141の出力はスケー
リング部142に接続されている。スケーリング部142の出力はエンコード部143の入力に接続されている。レート変換部144の出力は遅延処理部145の入力に接続されている。遅延処理部145の出力はエンコード部143の入力に接続されている。また、機能設定部106からの入力は、エリア選択部141、スケーリング部142、エンコード部143、レート変換部145に接続されている。
次に、本発明の実施の形態に係る通信制御装置1の動作の説明を、HDDレコーダ220からの映像を、webクライアント340を介したweb非対応TV345に表示する場合を例として行う。まず、通信制御装置1の入力インタフェース12にHDDレコーダ220が接続されたとき、通信制御装置1の制御部17は、HDDレコーダ220とネゴシエーションを行い、HDDレコーダ220の通信方式、映像データの規格、機器のリモートコントロール機能によって制御できる機能とそのリモートコンロトール信号の種類などの情報を手に入れる。このネゴシエーションで得られた情報は、制御部17から機能設定部106に送られ、設定信号S40によって各構成のパラメータの設定が行われる。
次に、webクライアント340から映像転送の要求があった場合の通信制御装置1の動作について、図5のフローチャートを用いて説明を行う。まず、webクライアント340から映像転送の要求信号を受信した通信制御装置1は、ステップSP100において、トップ画面メニューの表示を行う。映像転送の要求信号を受信した制御部17は、映像提供先であるwebクライアント340とネゴシエーションを行い、webクライアント340のweb表示機能の情報とwebクライアント340が接続されたweb非対応TV345が再生できる映像データの解像度や圧縮符号化方式などの情報(つまり、表示装置の表示方式)とを手に入れる。そして、このネゴシエーションで得た情報をHTML設定部104に送り、HTML設定部104が持つHTML(HyperText Markup Language)データの中から、webクライアント340とweb非対応TV345とに適合するHTMLデータを選び、webサーバ部105に送る。このHTMLデータにwebクライアント340がローカルネットワーク300を介してwebアクセスすることで、webクライアント340はトップ画面メニューを表示することができる。なお、HTML設定部104には、表示する機器の画面サイズ、解像度、又は種類等に応じて、複数のHTMLデータが事前に登録されている。
このトップ画面メニューを表示した映像提供先の機器は、通信制御装置1に接続された現在利用可能な映像提供元の機器を選択することができる。図6にトップ画面メニューの一例を示す。webクライアント340によってweb表示が可能となったweb非対応TV345の表示画面500にトップ画面メニュー510が表示されている。トップ画面メニュー510では、図1で示す通信システムでの利用可能な映像提供元の機器である、webカメラドアホン200と、IPTVデジタルチューナ210と、HDDレコーダ220とが選択可能となっている。このトップ画面で映像提供元となる機器が選択された場合、ステップSP110に進む(ここではトップ画面メニュー510にて、HDDレコーダ220が選択されたとする)。
ステップSP110において、通信制御装置1は映像提供元の機器であるHDDレコーダ220の映像信号がTS信号、又はTTS信号のものかどうかを判定する。もし映像信号がTS信号かTTS信号であった場合は「YES」と判定し、ステップSP120に進む。映像信号が非圧縮のデジタル信号やアナログ信号だった場合は「NO」と判定し、ステップSP200に進む。
ステップSP110にて「YES」と判定した場合、通信制御装置1はステップSP120において、webクライアント340が接続されたweb非対応TV345に操作画面を表示させる。通信制御装置1のHTML設定部104は、あらかじめ用意された操作
画面HTMLデータのテンプレートを複数持っており(例えば、ビデオレコーダ用、携帯電話用、モバイルPC用など)、事前にネゴシエーションを行って得ておいたHDDレコーダ220の情報に基づいて、適合する操作画面のテンプレートを選び、そのHTMLデータをwebサーバ部105に送る。映像提供先の機器は、ローカルネットワーク300を介して、このHTMLデータにwebアクセスすることで操作画面を表示する。図7に、映像提供先の機器に表示される操作画面の一例を示す。
図7で示すように、この操作画面は、再生、停止、早送り、巻き戻し等といったHDDレコーダ220が行うことのできる提供する映像を制御するメニューを、ネゴシエーションによって得た情報によって、webの操作メニュー520としてHTML形式として再現したものである(この操作画面で表示される項目は、映像提供元である機器の操作メニューだけでなく、他にもチャンネルの切換メニュー530や、機器の切換メニュー510などであってもよい)。webクライアント340によってwebコンテンツが表示できるようになったweb非対応TV345おいて、この操作画面メニューが表示され、操作が行われた場合、webクライアント340から操作信号が送信され、これ受け取ったwebサーバ部105は、操作情報S37を制御部17に送り、制御部17は操作情報S37と、事前のネゴシエーションから得た映像提供元の機器の情報とを元に、操作信号S41を出力する。この操作画面で、映像の提供を受ける旨の操作が行われた場合、ステップSP130に進む。
次に、ステップSP130において、通信制御装置1は映像信号の受信を行う。まず、操作画面にて映像の提供を受ける旨の操作(いわゆる映像の再生命令等)が行われると、通信制御装置1の制御部17は操作信号S41を出力する。そして、この操作信号S41は無線信号送信部11へと送られる。この無線信号送信部11は、一般的なリモートコントロール装置のリモートコントロール信号を出力することができるものであり、映像提供元の機器と事前に行われたネゴシエーションによって得られた情報から、映像提供元の機器が受信できるリモートコントロール信号を発信して、映像提供元の機器を操作できるように設定したものである。操作信号S41を受け取った無線信号送信部11は、リモートコントロール信号S14をHDDレコーダ220に向け送信する。
HDDレコーダ220は、リモートコントロール信号の受信部である無線信号受信部221によりリモートコントロール信号S14を受信する。リモートコントロール信号S14により、映像の提供命令がなされると、HDDレコーダ220は映像信号S13を通信制御装置1に向け送信する。通信制御装置1の入力インタフェース12にて受信された映像信号S13は、映像制御部16に入力される。映像信号S13がTS信号若しくはTTS信号である場合、映像信号S31としてDMUX101に入力される。
次に、ステップSP140において、通信制御装置1のDMUX101によって、TS信号若しくはTTS信号である映像信号S31は、映像及び音声が含まれるストリーム信号S32と、データ放送カルーセル信号S34とに分離される。
次に、ステップSP150において、通信制御装置1のBML/HTML変換部103は、データ放送カルーセル信号S34からBML(Broadcast Markup Language)データを取り出す。BMLは映像ストリームのメディア情報を記述するマークアップ言語である。BML/HTML変換部103は、このBMLデータを同じくマークアップ言語であるHTMLデータ形式に変換を行う。BMLデータから変換されたHTMLデータ信号S35は、webサーバ部105に送られ、ローカルネットワーク300を介して、映像提供先の機器からwebアクセス可能な状態となる。
次に、ステップSP160において、通信制御装置1のトランスコード部102は、映
像及び音声を含んだストリーム信号S32に対して、必要に応じてトランスコードを行い、webクライアント340で再生可能な映像規格のストリーム信号S33に変換を行う。このトランスコードでは、映像画面の大きさや、画像の解像度、映像及び音声のビットレートを変換することができる。
次に、ステップSP170において、通信制御装置1の送受信部130は、トランスコード部102より受け取った映像及び音声のストリーム信号S33を、ローカルネットワーク300を介してwebクライアント340へと送信する。このストリーム信号S33は、事前のネゴシエーションによって得られたwebクライアント340が接続されたweb非対応TV345が表示可能な解像度やビットレートに変換されているので、これを受け取ったwebクライアント340が接続されたweb非対応TV345は、映像を表示させることができる。
一方、映像提供元の機器から送られてくる信号が、非圧縮映像信号であるデジタル信号やアナログ信号だった場合、ステップSP110において「NO」と判定され、ステップSP200に進む。ステップSP200において、通信制御装置1は、ステップSP120と同様に、HTML設定部104が持つ操作画面のHTMLデータの中から、適合するものが選択され、操作画面を映像提供先の機器へと表示する。この操作画面で映像の提供を受ける旨の操作が行われた場合、ステップSP210に進む。
次に、ステップSP210において、通信制御装置1は、ステップSP130と同様に映像信号の受信を行う。映像制御部16に入力された非圧縮映像信号であるデジタル信号のうち、デジタル映像信号S51は、映像音声変換部112のイメージプレーン部140に入力され、デジタル音声信号S53は映像音声変換部112のレート変換部144に入力される。また、入力された非圧縮映像信号がアナログ信号であった場合、アナログ映像信号S50はA/D変換部110に入力され、デジタル映像信号S55に変換された後、映像音声変換部112のイメージプレーン部140に送られる。さらにアナログ音声信号S52はA/D変換部111に入力され、デジタル音声信号S56に変換された後、映像音声変換部112のレート変換部144に入力される。
次に、ステップSP220において、通信制御装置1の映像制御部16は、映像提供先の機器に合わせ映像信号と音声信号とに変更を行う。イメージプレーン部140は、入力されたデジタル映像信号S55又はデジタル映像信号S51から、画像保存を行う。イメージプレーン部140で保存された画像データは、画像データ信号S70としてエリア選択部141に入力される。エリア選択部141では、入力された画像データ信号S70から、映像提供先の機器が表示するエリアを選択し、表示部位だけの画像に切り出しを行う。表示部位だけとなった画像データ信号S71は、スケーリング部142に入力される。スケーリング部142は、画像データ信号S71の画像データを映像提供先の機器が対応している解像度に合わせ、画像の拡大縮小を行う。スケーリング部142で変更された画像データ信号S72はエンコード部143に入力される。
一方、レート変換部144は、入力されたデジタル音声信号S56又はデジタル音声信号S53を、映像提供先の機器が音声再生できるサンプリングレートに変換する。レート変換部144にてレート変換されたデジタル音声信号S73は、遅延処理部145に入力される。遅延処理部145は、入力されたデジタル音声信号S73を遅延処理し、遅延したデジタル音声信号S74を出力する。この遅延処理は、エンコード部143に入力される画像データ信号S72と、デジタル音声信号S74の入力タイミングを合わせるものである。
次に、ステップSP230において、通信制御装置1のエンコード部143は、画像デ
ータ信号S72とデジタル音声信号S74を基に、映像データにエンコードを行う。このエンコードでは、JPEGやMPEG2、H.264など複数のエンコード規格から、映像提供先の機器が表示できる規格とビットレートを選択してエンコードを行う。
次に、ステップSP240において、通信制御装置1の送受信部130は、エンコード部143より受け取った映像信号S54を、ローカルネットワーク300を介してwebクライアント340へと送信する。この映像信号S54は、事前のネゴシエーションによって得られたwebクライアント340が接続された、web非対応TV345が再生可能な解像度やビットレートにてエンコードされているため、これを受け取ったwebクライアント340が接続されたweb非対応TV345は、映像を表示させることができる。
以上のように、通信制御装置1は映像提供先の機器からの操作により、映像提供元の機器から画像信号を受け取り、映像提供先の機器が再生可能な映像規格に適合させた映像を映像提供先に転送することにより、リアルタイム転送された映像を表示することができる。
また、通信制御装置1はN個の入力ポートを持つ入力インタフェース12と、N個の映像制御部16とを備えているため、Nチャンネル分の映像転送要求に応え、所望の映像転送元機器から所望の映像提供先の機器へと映像の提供を行うことができる。
さらにwebサーバ部105がコンテンツをHTML形式のデータとして扱うことで、映像提供先の機器はHTTP(HyperText Transfer Protocol)に準拠した機能の提供を受けることができ、webとしての表示や操作を行うことができる。また、映像提供先の機器が行った映像提供元の機器への操作は、映像提供元の機器が元々備えているリモートコントロール機能等の操作機能を用いることで、特別な操作機能を後から付け加えることなく操作を行うことができる。
本発明の実施においては、扱う機器の種類は例示したものに限るものではなく、映像提供元の機器はTSやTTSなどの映像ストリームや、非圧縮のデジタル映像信号若しくはアナログ映像信号を扱えるさまざまな機器に対応できるものである。また、映像提供先の機器においては、HTTP対応のweb表示が行える映像表示機器であれば、ビットレートや解像度といった映像の変換を行うことで、映像表示機器の表示性能を問わず映像の提供をすることができる。
なお、映像提供元の機器の操作において、当該機器のリモートコントロール機能を用いる場合について例示したが、本発明の実施の形態においては、映像提供元の機器と映像提供先の機器とが無線通信(例えば無線LAN)に対応した機器であった場合、無線通信によって映像提供先からの操作信号を映像提供元の機器に送信してもよい。また、有線の通信が可能ならば有線通信にて操作信号の送信を行ってもよい。
また、今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であり制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲にとって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 通信制御装置
12 入力インタフェース
13 出力インタフェース
14 映像処理部
17 制御部
101 DMUX
102 トランスコード部
103 BML/HTML変換部
104 HTML設定部
105 webサーバ部
106 機能設定部
112 映像音声変換部
130 送受信部
200 webカメラドアホン
210 IPTVデジタルチューナ
220 HDDレコーダ
300 ローカルネットワーク
310 web対応TV
320 PC
340 webクライアント
345 web非対応TV
350 モバイル機器

Claims (4)

  1. 複数の映像出力装置に接続されるとともに、通信ネットワークを介して複数の映像表示装置に接続される通信制御装置であって、
    前記映像表示装置から入力された制御信号に基づいて、前記映像出力装置を制御する制御部と、
    前記映像出力装置から映像信号を入力する入力部と、
    前記入力部によって入力した映像信号を処理する処理部と、
    前記処理部によって処理された映像信号を、前記通信ネットワークを介して前記映像表示装置に向けて出力する出力部と、
    映像信号の出力先である映像表示装置の表示方式に関する情報に基づいて、前記処理部における処理内容を設定する設定部と
    を備える、通信制御装置。
  2. 前記処理部は、映像信号の解像度を変換する変換部を有し、
    前記設定部は、映像信号の出力先である映像表示装置に応じて、前記変換部における映像信号の解像度を設定する、請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記処理部は、映像信号を符号化する符号化部を有し、
    前記設定部は、映像信号の出力先である映像表示装置に応じて、前記符号化部における符号化方式を設定する、請求項1又は2に記載の通信制御装置。
  4. 複数の映像出力装置に接続されるとともに、通信ネットワークを介して複数の映像表示装置に接続される通信制御装置における通信制御方法であって、
    (A)前記映像表示装置から入力された制御信号に基づいて、前記映像出力装置を制御するステップと、
    (B)前記映像出力装置から映像信号を入力するステップと、
    (C)前記ステップ(B)において入力した映像信号を処理するステップと、
    (D)前記ステップ(C)において処理された映像信号を、前記通信ネットワークを介して前記映像表示装置に向けて出力するステップと、
    (E)映像信号の出力先である映像表示装置の表示方式に関する情報に基づいて、前記ステップ(C)における処理内容を設定するステップと
    を備える、通信制御方法。



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