JP2011008287A - レンズを製造する方法およびこの方法により製造されたレンズ - Google Patents

レンズを製造する方法およびこの方法により製造されたレンズ Download PDF

Info

Publication number
JP2011008287A
JP2011008287A JP2010191538A JP2010191538A JP2011008287A JP 2011008287 A JP2011008287 A JP 2011008287A JP 2010191538 A JP2010191538 A JP 2010191538A JP 2010191538 A JP2010191538 A JP 2010191538A JP 2011008287 A JP2011008287 A JP 2011008287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
aberrations
visual acuity
eye
aberration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010191538A
Other languages
English (en)
Inventor
Gerhard Kelch
ゲルハルト ケルヒ
Timo Kratzer
ティモ クラツァー
Markus Welscher
マルクス ベルシャー
Helmut Wietschorke
ヘルムト ビーツショルケ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Carl Zeiss AG
Original Assignee
Carl Zeiss AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Carl Zeiss AG filed Critical Carl Zeiss AG
Publication of JP2011008287A publication Critical patent/JP2011008287A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/04Contact lenses for the eyes
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C2202/00Generic optical aspects applicable to one or more of the subgroups of G02C7/00
    • G02C2202/22Correction of higher order and chromatic aberrations, wave front measurement and calculation

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】高次の収差がかなり減じられるように、光学的表面を構成することができるように眼鏡レンズを製造し得、それにより最大の視力を許容する眼鏡レンズが製造される別の方法を創案する。
【解決手段】レンズ(2)、特に眼鏡レンズを製造する方法において、球面、円筒面および軸線のような、屈折異常症の人の補正すべき目(1)の中央収差が、補償される。レンズ(2)の少なくとも1つの屈折表面は、少なくとも1つの目視方向について、屈折異常の光屈折補正が行なわれ、高次の収差が補正されるように構成されている。視力および/またはコントラスト目視に対する影響は、補正すべき目(1)の瞳孔(5)の大きさの関数であり、レンズ(2)によって補正される。
【選択図】図1

Description

本発明は、球面、円筒面および軸線のような、屈折異常症の人の補正すべき目の中央収差が補償されるレンズ、特に眼鏡レンズを製造する方法に関する。また、本発明は、この方法を使用して製造されるレンズに関する。
目の屈折異常は、一般に、視力を高めるために眼鏡レンズまたはコンタクトレンズにより補正される。この目的で、視力を上昇させるのに最適である眼鏡レンズまたはコンタクトレンズの、球面、円筒面および軸線のような屈折値が、主観的または客観的な測定方法で定められる。次いで、これらのデータは、公知の方法で2つの屈折表面を有する眼鏡レンズに組み入れられ、この場合、目から離れた方の表面は、一般に、球状表面であり、批点収差の存在を仮定すると、目に面した方の表面は、軸方向位置に応じて目の前方で回転される円環状表面である。
眼鏡レンズを通して横方向に見る場合に起こる収差は、非球状および非円環状表面、球面または非円環面から逸脱している表面をそれぞれ構成する非球状および非円環状表面を使用することによって減じられる。収差を減じるためのこのような表面の使用は、長期の間、すでに実施されてきた。同様に、不規則に成形された表面、いわゆる自由形状の表面が知られており、これらの表面は、特に漸進レンズの場合、調節を支持するために近帯域におけるパワーの上昇を達成するために使用される。CNC制御式グラインダ、微粉砕機および仕上げ機械によるこのような表面の製造も、同様に従来技術から知られている。
更に、球面、円筒面および軸線の前述の値を定め得るだけではなく、これ以上の高次の収差も測定し得る、波面検出のような屈折測定方法が知られている。これらの収差は、目の瞳の開口の関数である。
瞳孔の大きさは、とりわけ、周囲の明るさ、医薬および検査される人の健康により影響される。健康な大人では、瞳孔は、2.0mmと7.0mmとの間で変動する。瞳孔は、日中では夕暮れ時または夜間より小さい。
屈折測定方法が、ヨーロッパ特許第663179A号から知られている。この文献は、コンタクトレンズを備えた目に対して屈折測定が受けられることもできる方法を述べている。測定は、コンタクトレンズ/目系統の異なる箇所で受けられる。第1工程では、光源が、複数の点光源およびスリット形の光源よりなる群から選択される光ビームが発生される。その後、この光ビームは、角膜まで目の中へ直接案内され、そしてこの光ビームは、そこから始まって反射される。従って、反射された光ビームは、走査開口に当る。走査開口への光の通過が、カメラにより撮像され、このカメラは、像信号を発生する。この信号は、モニタに表示される。この方法および装置もまた、目の光学的欠陥、変形または収差を測定するために使用される。
更に、ドイツ特許第19954523号は、コンタクトレンズの製造方法を開示しており、第1工程は、目の光屈性異常を定めるためにいわゆる波面検出方法を使用することであり、軟質のコンタクトレンズが、カメラに取付けられる。屈折測定は、コンタクトレンズを着座させた状態で行なわれ、その後、レーザー光線により支持された物質の除去方法が、目から離れたコンタクトレンズに適用される。レーザーにより支持された物質の除去のために、コンタクトレンズは、光学的補正データにより定められる表面パワーがコンタクトレンズにおいて得られるような表面形状をとっている。更に、目の表面位相幾何学に関する情報が得られ、この情報もまた、同様に、補正に組み込まれる。
普通の屈折異常の補正に加えて、目の球面収差の補正を許容する方法が、米国特許第6,244,211号から選び出されるべきである。各場合に、ゼロ球面および非点収差作用のために設計された種々の非球面コンタクトレンズが目に取付けられる。これらのレンズは、目の球面収差を如何にできるだけ最良に補正することができるかを定めるために使用される。この情報は、視力の光学的補正を許容し、患者に合わされる非球面レンズを定めるのに使用される。最後に、ドイツ特許第10024080A1号は、人間の目の屈折異常の完全な補正が可能である方法を開示しており、この目的で、波面分析装置が使用される。ここでの目的の趣旨は、目自身の外科補正である。瞳孔が高次の収差に依存していることは、考慮に入れられない。
瞳孔の大きさは、健康な中年の大人では、日中で3.0mmないし3.5mmである。瞳孔の大きさは、年が増えるにつれて、ほぼ2.0mmないし2.5mmまで減少する。瞳孔の大きさが暗くなるにつれて7.0mmまで大きくなることができる。その結果、高次の誤差の影響が変化する。
従って、本発明の目的は、高次の収差がかなり減じられるように、光学的表面を構成することができるように眼鏡レンズを製造し得、それにより最大の視力を許容する眼鏡レンズが製造される別の方法を創案することである。
本発明によれば、この目的は、少なくとも1つの目視方向について、屈折異常の光屈折補正が行なわれ、視力および/またはコントラスト目視に対する影響が補正すべき目の瞳孔の大きさの関数である高次の収差がレンズにより補正されるように、レンズの少なくとも1つの屈折面を構成することによって達成される。
瞳孔の大きさの関数である高次の収差は、主として、球面収差、高次の非点収差、非対称収差、コマ収差、および三つ葉(三つ葉クローバ)収差(trefoil aberration)である。これらの収差は、理想的な近軸像のから偏りである。球面収差に関しては、入射する近軸ビームが異なる入射高さでレンズに当り、従って近軸ビームが焦点F′のところで光軸を切込み、有限の高さで入射するビームが他の中断距離を有することは理解されよう。
コマ収差は、一般に、大きな開口角度でビームにより軸線を外れた物体点を結像する場合に起こり、球面収差と非点収差とが重ね合わされ、そして物体と、3次の近似値に対する瞳の高さの平方とに比例する収差として理解されている。この場合に生じるものは、尾部が外部または内部非対称収差の場合に光軸から離れるか或いは向かう方向を指している非対称の非球面上の彗星型散乱画像、および部分的に形成された回折リングのみを有する対応点像広がり関数である。三つ葉収差は、3次の非対称収差に重ね合わされるが、子午線方向の矢状光線の結像のみが補正されるなら、残留収差のままである。これにより像点として3方向の星形を生じる。
例えば波面検出方法のような屈折測定方法は、屈折異常症の目の屈折値を定めるために使用され、これは、球面、円筒面および軸線が定められることを意味している。しかも、円筒面および軸線が定められる。更に、この方法は、角膜、目の水晶体およびガラス状体液を通して透過光測定を行うために使用されることができ、それにより、瞳孔の関数である高次の収差が定められる。結果は、角膜、目の水晶体、ガラス状体液および瞳孔の光学的効果の組み合わせから生じる収差を含んでいる。
かくして、得られた情報は、従来技術に対応する算出および製造方法を使用することにより眼鏡レンズの少なくとも1つの屈折面、主に後面に組み入れられることができる。
かくして、球面、円筒面、軸線の近軸値により表される予め補正可能な誤差に加えて、瞳の開口の関数であるものを補償する眼鏡レンズが設計される。その結果、少なくとも1つの目視方向のためのかなり高い視力を眼鏡着用者に与える眼鏡レンズが、屈折異常症の人および正常視の(正しく見える)人のために作成される。従って、最良の可能な視力は、近軸値に対する補正によってだけではなく、高次の収差に対する補正によっても与えられる。
1つの非球状面を導入することによって最も高い視力の領域が形成されることが、有利な方法でもたらされることができる。
非球面としてのほとんどの視力の領域の設計は、この屈折面が球状面から逸脱していることにより非常に有利である。この表面は、球状面から逸脱している。かくして、レンズの曲率は、球状面とは異なっており、軸方向に遠いビームは、球状面の使用の場合よりも弱く或いは強く屈折され、それにより、光ビームを焦点F′で再集合させることが可能である。
未補正の球面収差の場合におけるビーム束の原理の図である。 投射された元のパターンの原理の図である。 ひずみを有する反射された分布の原理の図である。 ひずみを有する反射された分布の原理の図である。 補正された球面収差の場合におけるビーム束の原理の図である。 目の未補正の球面収差の図である。 球面収差の補正の図解の模範図である。 眼鏡レンズの渦Sと光軸における天頂点Lとの間の距離として定められる矢hを示す図である。
本発明の模範的な実施の形態を図面により以下により詳細に説明する。
図1は、レンズ2と関連して目の系統を示している。レンズ2は、好ましくは、眼鏡レンズであるが、もちろん、コンタクトレンズまたは眼内レンズであることもできる。レンズ2は、ガラスおよび/またはプラスチックから形成されることができる。また、屈折異常を補正するように互いに組合わされるべき異なるレンズ2、例えば、コンタクトレンズおよび眼鏡レンズを設けることも可能である。物体(ここでは図示せず)から発する光ビーム3は、眼鏡レンズ2の光学系を通過し、角膜4、瞳5および目の水晶体6を通って目1の網膜7に達する。網膜7には、光受容体の最も大きい密度が存在する目の窩が位置されている。理想的には、光情報すべてが、窩に差し向けられるべきである。これは、網膜7の窩が、光ビーム3が一ヶ所で交差するべきである焦点F′を構成することを意味している。しかしながら、これは、小さい瞳孔についてのみ達成される。どの目1でも起こる球面収差のため、目の水晶体6を通る光ビーム3すべてが、焦点F′または網膜7の窩において集合されるわけではない。更に瞳5の縁部に向かって入射するビーム3は、一般に理想的な交差点F′から更にずれた箇所で網膜7に切込む。
ここで含まれるものが、原則的に任意の目の補正、すなわち、正しく見える(正常視の)目もの補正であるので、図1におけるレンズ2は、原理の図としてのみ示されている。
球面収差を取り除くために、まず、屈折異常症の目1に特定の情報を得ることが必要である。この目的で、波面収差計、例えば、ハルトマンーシャックセンサを使用することによって作用する波面検出方法が使用される。
図2に示される個々の光ビームのパターンが、網膜7に結像される。目1の収差のために入射光束3のゆがんだ像が、網膜に生じられる。入射ビーム3と同軸に装着されている一体化CCDカメラが、像が収差無しに定められる非常に小さい立体角でゆがんだ像を撮像する。オフラインプログラムが、網膜7に生じられた点の相対位置に関して入射部分ビーム3の相対位置の所望の/実際の比較により収差を算出する。その後、収差は、ゼルニケ多項式の係数により数学的に示され、そして高さ分布として表される。図3aおよび図3bに表された分布は、元のパターンの2つの異なるひずみを備えている。図3aは、図3bに対してより僅かにゆがめられた分布を示している。
補正された球面収差を有するレンズ2と関連した目の系統が図4に示されている。
波面検出方法による目1の測定は、目1の結像特性について、特に、瞳孔5の関数である収差についての正確な結論を生じる。目1の結像特性または目1の球面、円筒面、軸線の近軸値を定めるために、ここでは特別に必要とされる波面を供給することができる任意の設計ユニットを使用することが可能である。
もちろん、近軸値は、屈折測定を介して或いは検影法により定められることもできる。これらの値は、例えば、眼鏡業者により或いは眼科医により定められることができる。検影法は目の屈折を客観的に定めるための手動方法であると理解されよう。この場合、光現象(二次的光源)の移動方向が、被験者の目の角膜で観察され、これにより屈折異常に関して結論が引き出される。
同様に、高次の収差を補正するために、瞳孔5の大きさが、波面検出方法によって定められる。日中の瞳孔5が、夕暮れ時の瞳孔からはっきりそれているので、人の視力も変化してしまうと言うことになる。従って、このような人に、日中に屈折異常を補正するための第1のレンズ2、および夕暮れ時に屈折異常を補正するための更なるレンズ2を適合させることが好都合であることができる。適切なら、必要に応じて、瞳孔5と、この場合に定められる視力との関数として、例えば、夕暮れ時に見るための更なるレンズ2を適合させることも可能である。
得られた情報は、レンズ2の少なくとも一方の表面を変更するために、適切な光学的計算を介して使用され、この模範的な実施の形態は、光ビーム3の前述の理想的な集合が網膜7の窩で実現されるような4店の周囲におけるレンズ2の後面または目側表面9に関している。目1は、レンズ2無しで測定され、変形された波面が生じられる。球面収差を取り除くために、既に既存している波面に対して反対に形成される波面が生じられるべきである。この反対の波面の情報は、少なくとも1つの非球面が生じられるように、視点8の周囲において後面9においてレンズ2に導入される。
ここで、非球面は、特に、球面形状と異なる回転対称の表面からの部分であると理解されよう。かくして、非球面の形状の結果、光ビーム3は網膜7の窩の焦点F′で交差する。それにより、非球面収差が取除かれる。視力の目標とする向上に応じて、表面は、同様に非円環表面または自由形状の表面であることができる。
非円環表面は、異なる曲率の2つの相互に直交する主部分を有するよう面からの部分を示しており、この場合、主部分のうちの少なくとも1つを通る部分は円形ではない。
自由形状の表面は、回転対称でも軸対称でもない非球面であると理解すべきである。
目1の開口収差とも称せられる非球面収差の補正は、同様に、レンズ2の目1から離れた方の表面10における同じ作用で行なわれることができる。同様に、補正は、レンズ2の両面9、10で実現されることもできる。
球面収差の補正は、基本的には、レンズのすべての形状、詳細には、眼鏡レンズのすべての形状について可能である。単視力レンズおよびプリズム作用を有する単視力レンズの場合、眼鏡レンズ2は、非球面を挿入することによって視点8の周囲で変更される。
特に眼鏡レンズの場合、2重視力レンズ(2焦点レンズ)と3重視力レンズ(3焦点レンズ)とを区別するために、多数の光屈折作用が使用される。2重視力レンズの2つの部分、すなわち、遠視部分および読取り領域は、異なる屈折力を有していて、特に、遠距離用レンズおよび近距離用レンズの両方を必要とする老眼の人用に意図されている。読取り領域が更に読取り距離用の部分と、例えば、全読取り領域の作用の半分を有する中間距離用の部分とに分割されている場合、3重視力レンズ、すなわち、3つの作用を有するレンズが暗示される。
融着読取り領域を有する2焦点レンズの場合、主レンズと読取り領域の材料との間の分離面が、適切に構成されることができる。この場合、非球面が、遠視部分に一旦挿入され、読取り領域に一旦挿入される。僅かに低減された視力の眼鏡レンズ2の普通領域への最大視力領域8の変化は、縁部のところで急激の行なわれることができ、或いは緩やかな或いは滑らかな変化によっても行われることができる。このような滑らかな変化のためには漸進レンズが使用される。
漸進レンズは、全領域の一部にわたって収束作用の連続的な変化を伴う非回転対称の表面を有する眼鏡レンズ2であると理解されよう。それにより、漸進レンズの場合に球面収差を補正するために、遠距離および近距離用の2つの視点の周囲がそれぞれ変更される。また、所望なら、漸進帯域が組み入れられることが可能である。
図5は、瞳の直径Pの関数として、正常に見る(正常視の)目1の球面収差を示している。球面収差は、瞳の直径pの大きさに伴って補正されることがわかるべきである。これは、瞳5が大きくなるにつれて球面収差も成長することを意味している。この模範的な実施の形態では、瞳の直径pは6mmの大きさを有している。瞳の縁部の近傍のビーム3では、目1は、0.5dptの屈折異常で近視である。2mmの瞳の直径pでは、球面収差は、ほぼ−0.075dptである。もっと高次の収差または球面収差は、模範的な実施の形態では、瞳5にわたって回転対称であると考えられ、従って、その横断面により表されることができる。
図6は、曲げ率0dpおよび屈折率n=1.6の眼鏡レンズ2についての瞳の直径pの関数として球面収差の補正の矢(sagitta)hを示している。湾曲屈折面の渦Sと光軸に対する垂線の天頂点Lとの間隔では、矢hは、高さHのところに当るビームの入射点Aにより示されている(図7)。この模範的な実施の形態は、図5に示される球面集さを補正するために、図4に示される眼鏡レンズ2の目側表面9にどの補正を加えなければならないかを示している。この場合に含まれるものが、球面形状から逸脱した表面、すなわち、非球状表面であることをわかり易い。
レンズ2は、屈折異常の光屈折補正と、少なくとも1つの目視方向のための高次の少なくとも1つの収差の補正との目的を果たす少なくとも1つの屈折面に屈折および/または回折構造を有している。レンズ2、特に眼鏡レンズのたった1つの表面9または10にこのような構造を備えることが好適である。この表面9または10は、好ましくは、屈折構造のみを有している。例えば、コンタクトレンズおよび眼鏡レンズに回折構造を使用することができる。かくして、極めて微細な調和状態の非常に多い同心に配列されたリングが、コンタクトレンズの後方に設けられることができる。これらの「溝」は、肉眼では見たり感知したりできない。しかしながら、これらの溝は、涙でいっぱいになる。これらの2つの構造は、光の屈折に加えて光の分割を生じる。かくして、焦点の移動深度で多視作用を有するレンズ2が作成される。近くから遠くまでの視覚的印象が、網膜7に同時に且つ異なる鮮明さで結像されることができる。
それにより、球面収差だけではなく、高次のいずれの他の収差も、非球状表面の使用によりかなり減じられるか、或いは除去されることができる。高次の誤差の少なくとも50%、好ましくは75%が、単に球面、円筒面および軸線のような中央収差を補正することによって補償されることができる。また、高次の収差が、例えば、レンズ2、好ましくは眼鏡レンズの少なくとも1つの屈折面9および/または10に適切に計算された補正面(球面、非円環面または自由形状面)を適用することによるような補正手段によって補償されることができる。しかしながら、球面収差の少なくとも50%を補償するのに、例えば、球状同等物(sph+zyl/2)の補正がすでに十分であることを確立することも可能であった。
球面収差の少なくとも50%、好ましくは85%が、単に中央収差の補正により補償されることができる。それにより、レンズ、特に眼鏡レンズを製造するときに考慮に入れられる必要があるパラメータの数を中央収差まで減らすことができる。その結果、比較的複雑な表面、例えば、自由形状の表面を、簡単な構造化表面、例えば、回転対称の非球状表面と取り替えることが可能であり、これにより製造を簡単にする。

Claims (15)

  1. 球面、円筒面、軸線のような、屈折異常症の人の補正すべき目の中央収差が補償されるレンズ、特に眼鏡レンズを製造する方法において、少なくとも1つの目視方向について、屈折異常の光屈折補正と、視力および/またはコントラスト目視に対する影響が補正すべき目(1)の瞳孔(5)の大きさの関数である高次の収差とが、レンズ(2)により補正されるように、レンズ(2)の少なくとも1つの屈折面(9、10)が構成されていることを特徴とするレンズを製造する方法。
  2. 球面収差、コマ収差及び三つ葉収差の少なくとも一つが、高次の収差として補正されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 収差を補正するのに必要とされる値が、視力を測定することにより、特に、屈折を定めることにより、および/または波面を測定することにより、および/または波面の測定および/または検影法により定められることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 波面はハルトマンーシャックセンサで測定されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記瞳孔(5)の大きさは、収差、特に、高次の収差を補正するために定められることを特徴とする請求項1ないし4のうちのいずれか1つの項に記載の方法。
  6. 高次の収差の合計の少なくとも50%、好ましくは、少なくとも75%が、球面、円筒面および軸線のような中央収差の補正により単独で補償されることを特徴とする請求項1ないし5のうちのいずれか1つの項に記載の方法。
  7. 球面収差の合計の少なくとも50%、好ましくは、少なくとも85%が、球面、円筒面および軸線のような中央収差の補正により単独で補償されることを特徴とする請求項1ないし6のうちのいずれか1つの項に記載の方法。
  8. 最大視力領域(8)が、少なくとも1つの非球状表面を導入することによって形成されることを特徴とする請求項1ないし7のうちのいずれか1つの項に記載の方法。
  9. 最大視力領域(8)が、少なくとも1つの非円環状表面を導入することによって形成されることを特徴とする請求項1ないし8のうちのいずれか1つの項に記載の方法。
  10. 最大視力領域(8)が、少なくとも1つの自由形状の表面を導入することによって形成されることを特徴とする請求項1ないし9のうちのいずれか1つの項に記載の方法。
  11. 最大視力領域(8)から僅かに減少された視力の領域への変化が縁部(11)を介して行なわれることを特徴とする請求項1ないし10のうちのいずれか1つの項に記載の方法。
  12. 最大視力領域(8)から僅かに減少された視力の領域への変化が滑らかに行なわれることを特徴とする請求項1ないし11のうちのいずれか1つの項に記載の方法。
  13. 眼鏡レンズ、コンタクトレンズまたは眼内レンズとしての設計を特徴とする先行する方法の請求項1ないし12のうちのいずれか1つの項により製造されたレンズ。
  14. 光屈折補正表面(9、10)用、屈折異常の光屈折補正用、および少なくとも1つの目視方向のための高次の少なくとも1つの収差の補正用の、少なくとも1つの屈折表面(9、10)における屈折および/または回折構造を特徴とする請求項13に記載のレンズ。
  15. ガラスおよび/またはプラスチックの材料を特徴とする請求項13または14に記載のレンズ。
JP2010191538A 2002-10-04 2010-08-27 レンズを製造する方法およびこの方法により製造されたレンズ Pending JP2011008287A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10246324 2002-10-04

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004542413A Division JP5096662B2 (ja) 2002-10-04 2003-10-02 レンズを製造する方法およびこの方法により製造されたレンズ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011008287A true JP2011008287A (ja) 2011-01-13

Family

ID=32086843

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004542413A Expired - Lifetime JP5096662B2 (ja) 2002-10-04 2003-10-02 レンズを製造する方法およびこの方法により製造されたレンズ
JP2010191538A Pending JP2011008287A (ja) 2002-10-04 2010-08-27 レンズを製造する方法およびこの方法により製造されたレンズ

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004542413A Expired - Lifetime JP5096662B2 (ja) 2002-10-04 2003-10-02 レンズを製造する方法およびこの方法により製造されたレンズ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7556381B2 (ja)
EP (1) EP1546791A1 (ja)
JP (2) JP5096662B2 (ja)
CN (1) CN100392473C (ja)
AU (1) AU2003276034A1 (ja)
CA (1) CA2501217C (ja)
DE (1) DE10393231D2 (ja)
WO (1) WO2004034129A1 (ja)

Families Citing this family (57)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7434936B2 (en) * 2002-12-06 2008-10-14 Amo Manufacturing Usa, Llc Residual accommodation threshold for correction of presbyopia and other presbyopia correction using patient data
DE102004003688A1 (de) * 2004-01-24 2005-08-18 Carl Zeiss Verfahren und Sehtestgerät zur Ermittlung der Notwendigkeit einer Sehhilfe bei Dunkelheit und/oder Dämmerung sowie ein Set von Sehhilfen
DE102004029475A1 (de) * 2004-06-18 2006-01-26 Henkel Kgaa Neues enzymatisches Bleichsystem
US20060116763A1 (en) 2004-12-01 2006-06-01 Simpson Michael J Contrast-enhancing aspheric intraocular lens
EP2062553B1 (en) 2005-04-05 2010-08-25 Alcon, Inc. Optimal iol shape factors for ophthalmic lenses
AR062067A1 (es) * 2006-07-17 2008-10-15 Novartis Ag Lentes de contacto toricas con perfil de potencia optica controlado
EP2008575A1 (en) * 2007-06-27 2008-12-31 Essilor International Systems and methods for improving the receptiveness of a person to a training session for improving visual perception
US8747466B2 (en) 2007-08-27 2014-06-10 Amo Groningen, B.V. Intraocular lens having extended depth of focus
US9216080B2 (en) 2007-08-27 2015-12-22 Amo Groningen B.V. Toric lens with decreased sensitivity to cylinder power and rotation and method of using the same
US8974526B2 (en) 2007-08-27 2015-03-10 Amo Groningen B.V. Multizonal lens with extended depth of focus
US8740978B2 (en) 2007-08-27 2014-06-03 Amo Regional Holdings Intraocular lens having extended depth of focus
US20090062911A1 (en) * 2007-08-27 2009-03-05 Amo Groningen Bv Multizonal lens with extended depth of focus
WO2009076500A1 (en) * 2007-12-11 2009-06-18 Bausch & Lomb Incorporated Method and apparatus for providing eye optical systems with extended depths of field
EP2243052B1 (en) 2008-02-15 2011-09-07 AMO Regional Holdings System, ophthalmic lens, and method for extending depth of focus
US8439498B2 (en) 2008-02-21 2013-05-14 Abbott Medical Optics Inc. Toric intraocular lens with modified power characteristics
US7871162B2 (en) 2008-04-24 2011-01-18 Amo Groningen B.V. Diffractive multifocal lens having radially varying light distribution
US8231219B2 (en) 2008-04-24 2012-07-31 Amo Groningen B.V. Diffractive lens exhibiting enhanced optical performance
US8862447B2 (en) 2010-04-30 2014-10-14 Amo Groningen B.V. Apparatus, system and method for predictive modeling to design, evaluate and optimize ophthalmic lenses
US9335563B2 (en) 2012-08-31 2016-05-10 Amo Groningen B.V. Multi-ring lens, systems and methods for extended depth of focus
US20100079723A1 (en) * 2008-10-01 2010-04-01 Kingston Amanda C Toric Ophthalimc Lenses Having Selected Spherical Aberration Characteristics
US8331048B1 (en) 2009-12-18 2012-12-11 Bausch & Lomb Incorporated Methods of designing lenses having selected depths of field
CA2784771C (en) 2009-12-18 2018-12-04 Hendrik A. Weeber Single microstructure lens, systems and methods
US8430511B2 (en) * 2010-10-07 2013-04-30 Vicoh, Llc Kit of higher order aberration contact lenses and methods of use
US8894208B2 (en) * 2010-10-07 2014-11-25 Vicoh, Llc Kit of higher order aberration contact lenses and methods of use
AU2011336183B2 (en) 2010-12-01 2015-07-16 Amo Groningen B.V. A multifocal lens having an optical add power progression, and a system and method of providing same
US8894204B2 (en) 2010-12-17 2014-11-25 Abbott Medical Optics Inc. Ophthalmic lens, systems and methods having at least one rotationally asymmetric diffractive structure
US9931200B2 (en) 2010-12-17 2018-04-03 Amo Groningen B.V. Ophthalmic devices, systems, and methods for optimizing peripheral vision
TWI588560B (zh) 2012-04-05 2017-06-21 布萊恩荷登視覺協會 用於屈光不正之鏡片、裝置、方法及系統
US9201250B2 (en) 2012-10-17 2015-12-01 Brien Holden Vision Institute Lenses, devices, methods and systems for refractive error
CN108714063B (zh) 2012-10-17 2021-01-15 华柏恩视觉研究中心 用于屈光不正的镜片、装置、方法和系统
EP2928413B1 (en) 2012-12-04 2019-08-14 AMO Groningen B.V. Lenses systems and methods for providing binocular customized treatments to correct presbyopia
AU2014228357B2 (en) 2013-03-11 2018-08-23 Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. Intraocular lens that matches an image surface to a retinal shape, and method of designing same
US9636215B2 (en) 2014-03-10 2017-05-02 Amo Groningen B.V. Enhanced toric lens that improves overall vision where there is a local loss of retinal function
CN106714731B (zh) * 2014-04-21 2019-09-27 阿莫格罗宁根私营有限公司 改进周边视觉的眼科装置、系统和方法
KR102249250B1 (ko) 2014-09-09 2021-05-07 스타 서지컬 컴퍼니 확장된 피사계 심도 및 향상된 원거리 시력의 안과용 임플란트
CA3013858A1 (en) 2016-02-09 2017-08-17 Amo Groningen B.V. Progressive power intraocular lens, and methods of use and manufacture
KR102457572B1 (ko) 2016-03-09 2022-10-20 스타 서지컬 컴퍼니 확장된 피사계 심도 및 향상된 원거리 시력의 안과용 임플란트
US10588738B2 (en) 2016-03-11 2020-03-17 Amo Groningen B.V. Intraocular lenses that improve peripheral vision
WO2017165700A1 (en) 2016-03-23 2017-09-28 Abbott Medical Optics Inc. Ophthalmic apparatus with corrective meridians having extended tolerance band
WO2017165679A1 (en) 2016-03-23 2017-09-28 Abbott Medical Optics Inc. Ophthalmic apparatus with corrective meridians having extended tolerance band with freeform refractive surfaces
WO2017182878A1 (en) 2016-04-19 2017-10-26 Amo Groningen B.V. Ophthalmic devices, system and methods that improve peripheral vision
WO2018022042A1 (en) 2016-07-27 2018-02-01 Carl Zeiss Vision International Gmbh Method for determining an improved design for a progressive lens taking into account higher order aberrations of the eye
US11013594B2 (en) 2016-10-25 2021-05-25 Amo Groningen B.V. Realistic eye models to design and evaluate intraocular lenses for a large field of view
WO2018167302A1 (en) 2017-03-17 2018-09-20 Amo Groningen B.V. Diffractive intraocular lenses for extended range of vision
US10739227B2 (en) 2017-03-23 2020-08-11 Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. Methods and systems for measuring image quality
US11523897B2 (en) 2017-06-23 2022-12-13 Amo Groningen B.V. Intraocular lenses for presbyopia treatment
EP3639084A1 (en) 2017-06-28 2020-04-22 Amo Groningen B.V. Extended range and related intraocular lenses for presbyopia treatment
US11262598B2 (en) 2017-06-28 2022-03-01 Amo Groningen, B.V. Diffractive lenses and related intraocular lenses for presbyopia treatment
US11327210B2 (en) 2017-06-30 2022-05-10 Amo Groningen B.V. Non-repeating echelettes and related intraocular lenses for presbyopia treatment
WO2019106067A1 (en) 2017-11-30 2019-06-06 Amo Groningen B.V. Intraocular lenses that improve post-surgical spectacle independent and methods of manufacturing thereof
CN112867944A (zh) 2018-08-17 2021-05-28 斯塔尔外科有限公司 呈现折射率纳米梯度的聚合物组合物
CN110711050B (zh) * 2019-10-24 2024-08-23 西安眼得乐医疗科技有限公司 一种人工晶状体
US11886046B2 (en) 2019-12-30 2024-01-30 Amo Groningen B.V. Multi-region refractive lenses for vision treatment
WO2021136617A1 (en) 2019-12-30 2021-07-08 Amo Groningen B.V. Lenses having diffractive profiles with irregular width for vision treatment
JP2023529241A (ja) 2020-06-01 2023-07-07 アイケアーズ メディカス インコーポレイテッド 両面非球面回折多焦点レンズ、その製造、および使用
JP7505995B2 (ja) 2021-01-27 2024-06-25 ホヤ レンズ タイランド リミテッド 眼鏡レンズの設計方法、製造方法、及び設計システム
JP7505996B2 (ja) 2021-01-27 2024-06-25 ホヤ レンズ タイランド リミテッド 眼鏡レンズの設計方法、製造方法、及び設計システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11242193A (ja) * 1997-12-16 1999-09-07 Essilor Internatl (Cie Gen Opt) アディションと屈折異常により変化する球面収差を有する多焦点眼科レンズ
WO2001011418A1 (en) * 1999-08-11 2001-02-15 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. System and method of integrating corneal topographic data and ocular wavefront data with primary ametropia measurements to create a soft contact lens
WO2002014928A2 (en) * 2000-08-17 2002-02-21 Novartis Ag Lens design to enhance vision quality
WO2002030273A1 (en) * 2000-10-10 2002-04-18 University Of Rochester Determination of ocular refraction from wavefront aberration data

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1356670A (en) 1919-06-24 1920-10-26 American Optical Corp Lens
DE1805561C3 (de) * 1967-10-30 1980-10-23 Societe Des Lunetiers, Paris Ophthalmische Linse mit starker Brechkraft und vorgegebenem Astigmatismus
US4925518A (en) 1988-07-29 1990-05-15 Wasserman Nelson M Compliant lens blocks and method of using them
FR2635970A1 (fr) * 1988-09-06 1990-03-09 Essilor Int Systeme optique, a lentille ophtalmique et lentille intraoculaire, pour l'amelioration de la vision d'une personne atteinte de degenerescence maculaire
US5050981A (en) 1990-07-24 1991-09-24 Johnson & Johnson Vision Products, Inc. Lens design method and resulting aspheric lens
US5380387A (en) 1992-10-13 1995-01-10 Loctite Corporation Lens blocking/deblocking method
EP0663179A1 (en) 1994-01-12 1995-07-19 Ciba-Geigy Ag Spatial refractometer
DE69722398T2 (de) * 1996-03-21 2004-08-05 Sola International Holdings, Ltd., Lonsdale Verbesserte einstärkenlinsen
US5777719A (en) * 1996-12-23 1998-07-07 University Of Rochester Method and apparatus for improving vision and the resolution of retinal images
CN1196994A (zh) 1997-04-18 1998-10-28 王延年 光学玻璃平面超精密研抛方法及设备
JP2002511158A (ja) * 1998-06-04 2002-04-09 ソーラ・インターナショナル・ホールディングス・リミテッド 成形された眼科レンズ
US6183084B1 (en) * 1998-07-30 2001-02-06 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Progressive addition lenses
US6149271A (en) * 1998-10-23 2000-11-21 Innotech, Inc. Progressive addition lenses
US6224211B1 (en) * 1999-06-08 2001-05-01 Medjet, Inc. Super vision
DE10024080A1 (de) 2000-05-17 2001-11-22 Asclepion Meditec Ag Verfahren und Vorrichtung zur vollständigen Korrektur von Sehfehlern des menschlichen Auges
US6616275B1 (en) 1999-08-11 2003-09-09 Asclepion Meditec Gmbh Method and device for completely correcting visual defects of the human eye
DE19954523C2 (de) 1999-11-12 2002-01-31 Johannes Junger Verfahren zur Oberflächenbearbeitung einer Kontaktlinse zur individuellen Anpassung an das System Auge
US6554425B1 (en) * 2000-10-17 2003-04-29 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Ophthalmic lenses for high order aberration correction and processes for production of the lenses
US20020071095A1 (en) * 2000-12-08 2002-06-13 Roffman Jefrey H. Composite surface contact lenses
US6547391B2 (en) * 2000-12-08 2003-04-15 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Ocular aberration correction taking into account fluctuations due to biophysical rhythms
IL143503A0 (en) * 2001-05-31 2002-04-21 Visionix Ltd Aberration correction spectacle lens
US6836371B2 (en) * 2002-07-11 2004-12-28 Ophthonix, Inc. Optical elements and methods for making thereof

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11242193A (ja) * 1997-12-16 1999-09-07 Essilor Internatl (Cie Gen Opt) アディションと屈折異常により変化する球面収差を有する多焦点眼科レンズ
WO2001011418A1 (en) * 1999-08-11 2001-02-15 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. System and method of integrating corneal topographic data and ocular wavefront data with primary ametropia measurements to create a soft contact lens
WO2002014928A2 (en) * 2000-08-17 2002-02-21 Novartis Ag Lens design to enhance vision quality
WO2002030273A1 (en) * 2000-10-10 2002-04-18 University Of Rochester Determination of ocular refraction from wavefront aberration data

Also Published As

Publication number Publication date
CA2501217A1 (en) 2004-04-22
US7556381B2 (en) 2009-07-07
CA2501217C (en) 2013-01-08
JP2006502428A (ja) 2006-01-19
CN1729419A (zh) 2006-02-01
CN100392473C (zh) 2008-06-04
EP1546791A1 (de) 2005-06-29
US20050259222A1 (en) 2005-11-24
JP5096662B2 (ja) 2012-12-12
WO2004034129A1 (de) 2004-04-22
DE10393231D2 (de) 2005-09-01
AU2003276034A1 (en) 2004-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5096662B2 (ja) レンズを製造する方法およびこの方法により製造されたレンズ
JP7472225B2 (ja) レンズ要素
US6786602B2 (en) Aberration correction spectacle lens
TWI396880B (zh) 有助於矯正老花眼(包含矯正高階像差)的眼科鏡片
KR101166623B1 (ko) 주변 이미지의 위치를 조절하여 근시 진행을 늦추는 방법과 장치
JP6845804B2 (ja) 不要な非点収差を有する眼鏡レンズを決定する方法
CN117031779A (zh) 镜片元件
KR20060021331A (ko) 성형된 외주부를 구비하는 콘택트 렌즈
JP2010513992A (ja) プレミアム視力眼科用レンズ
CN106444073B (zh) 一种为佩镜者定制的眼用镜片及其制备方法
TWI835923B (zh) 確定適於矯正配戴者眼睛的異常屈光的眼科鏡片之方法
KR102000911B1 (ko) 프로그레시브 안경 렌즈, 프로그레시브 안경 렌즈를 제조하는 방법 및 프로그레시브 안경 렌즈를 설계하는 방법
CA3192764A1 (en) Spectacle lens, design method for the same, and design system for the same
US20240295754A1 (en) Progressive spectacle lens
RU2768516C1 (ru) Способ подбора монофокальной офтальмологической линзы
CN114326149B (zh) 一种眼镜片结构及其设计方法
EP4089473A1 (en) Spectacle lens design, spectacle lens kit, method of manufacturing a spectacle lens and method of providing a spectacle lens design
JP2023552732A (ja) 眼鏡レンズ設計、眼鏡レンズキット及び眼鏡レンズを製造する方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120424

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120724

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120727

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130108