JP2011005272A - 非導電性ストップ部材を有する血管の封着機および分割機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】組織を封着および分割するための内視鏡双極鉗子は、対向ジョー部材22,24をその遠位端に有する細長シャフトを備える。このジョー部材は、第一位置から互いに対して移動可能であり、このジョー部材は、第二位置に対して互いに空間を開けた関係で配置され、このジョー部材は、それらの間で組織を握るように協働する。ジョー部材は、電気エネルギー源に接続されており、その結果、ジョー部材がそれらの間に保持された組織を通してエネルギーを伝導して組織封着をもたらし得る。少なくとも1つの非導電性の間隔を空けたストップ部材50aは、これらのジョー部材の内向する表面上に配置され組織がそれらの間に保持される場合にこのジョー部材の間隔距離を調節する。
【選択図】図5
Description
本開示は、内視鏡外科的処置を実行する電気外科用器具および方法に関する。より詳細には、本開示は、内視鏡双極電気外科用鉗子(対向ジョー部材の一方または両方に関連する非導電性ストップ部材を備える)およびその使用方法に関する。この非導電性ストップ部材は、対抗ジョー部材の間の間隔距離を制御し、封着プロセスおよび分割プロセスの間の組織の操作および握把を向上させるように設計されている。
内視鏡鉗子は、組織を締めつけ、握り、切り裂き、そして/またはクランプ留めするために、機械的作用を使用する。内視鏡電気外科用鉗子は、組織および血管を加熱して組織を凝固、焼灼および/または封着することにより止血を行うために、機械的クランプ留め作用および電気的エネルギーの両方を利用する。
本発明の開示は、組織をクランプ留めし、封着し、そして分割する内視鏡双極電気外科鉗子に関する。この鉗子は、対向ジョー部材をその遠位端に有する細長シャフトを備える。このジョー部材は、第一位置から互いに対して移動可能であり、このジョー部材は、第二位置に対して互いに空間を開けた関係で配置されており、このジョー部材は、それらの間で組織を握るように協働する。電気外科エネルギー源は、各ジョー部材に接続されており、その結果、これらのジョー部材がそれらの間に保持された組織を通してエネルギーを伝導して封着をもたらし得る。少なくとも1つの非導電性の間隔を空けたストップ部材は、これらのジョー部材の少なくとも1つの内向する表面上に配置されており、かつ組織がそれらの間に保持される場合に対向ジョー部材の間距離を制御するように位置付けられている。長手方向往復運動ナイフは、一旦効果的な封着を形成した封着部位の近位の組織を切断する。
遠位端に対向ジョー部材を有する細長シャフトであって、これらのジョー部材は、それらの間に組織を把持するように協働する、細長シャフト;
少なくとも1つの絶縁性の間隔を空けたストップ部材であって、これらのジョー部材のうちの少なくとも1つの内向表面に配置されており、これらのストップ部材は、これらのジョー部材の間に組織が保持される場合に、これらのジョー部材の間の距離を制御する、ストップ部材、および
ナイフ、
を備える。
;これらのジョー部材の間の保持された組織をとおして、これらのジョー部材にエネルギーを伝導し、封着をもたらす工程;およびナイフを作動させて、封着の近くの組織を切断する工程。好ましくは、提供する工程の少なくとも1つのジョー部材は、長手方向に配向するチャネルが内部に規定された導電性表面を備え、このチャネルは、組織を切断するための、このチャネル内での長手方向の往復の様式で、このナイフの作動を容易にする。したがって、本発明は、以下を提供する。
(1)組織を封着および分割するための内視鏡双極鉗子であって、以下:
細長シャフトであって、該細長シャフトは、対向ジョー部材をその遠位端に有し、該ジョー部材は、第一位置から互いに対して移動可能であり、該ジョー部材は、第二位置に対して互いに空間を開けた関係で配置され、該ジョー部材は、それらの間で組織を握るように協働する、細長シャフト;
電気エネルギー源であって、該電気エネルギー源は、各ジョー部材に接続されており、その結果、該ジョー部材がそれらの間に保持された組織を通してエネルギーを伝導して封着をもたらし得る、電気エネルギー源;
少なくとも1つの非導電性ストップ部材であって、該部材は、該ジョー部材の少なくとも1つの内向する表面上に配置されており、組織がそれらの間に保持される場合に該ジョー部材の間の距離を制御する、非導線性ストップ部材;ならびに、
該封着の近位の組織を切断するための、長手方向往復運動ナイフ、
を備える、内視鏡双極鉗子。
(2)前記鉗子が、少なくとも2つのストップ部材を備え、該ストップ部材が前記ジョー部材の少なくとも1つの内表面上に配置されている、項目1に記載の組織を封着および分割するための内視鏡双極鉗子。
(3)前記ジョー部材の少なくとも1つが、導電性表面を備え、該表面が、その中に規定された長手方向に配向するチャネルを有し、該チャネルが、組織を切断するための前記ナイフの長手方向往復運動を容易にする、項目1に記載の組織を封着および分割するための内視鏡双極鉗子。
(4)前記ストップ部材が、パリレン、ナイロンおよびセラミックからなる群より製造される、項目1に記載の組織を封着および分割するための内視鏡双極鉗子。
(5)前記ストップ部材が、長手方向に配向する一連の突起を備え、該突起が、前記ジョー部材の近位端から該ジョー部材の遠位端まで延びている、項目2に記載の組織を封着および分割するための内視鏡双極鉗子。
(6)前記ストップ部材が、一連の円形様タブを備え、該タブが、前記ジョー部材の近位端から該ジョー部材の遠位端まで延びている、項目2に記載の組織を封着および分割するための内視鏡双極鉗子。
(7)前記円形様タブが、前記ジョー部材の長さに沿って、互いに対して交互に側方で相殺する様式で配置されている、項目6に記載の組織を封着および分割するための内視鏡双極鉗子。
(8)前記ストップ部材が、前記ジョー部材の内向する表面から約0.001インチ〜約0.005インチ突出している、項目1に記載の組織を封着および分割するための内視鏡双極鉗子。
(9)前記ストップ部材が、前記ジョー部材の内向する表面から約0.002インチ〜約0.003インチ突出している、項目1に記載の組織を封着および分割するための内視鏡双極鉗子。
(10)前記ストップ部材が、熱噴霧によって前記ジョー部材に固定されている、項目1に記載の組織を封着および分割するための内視鏡双極鉗子。
(11)前記ストップ部材が、接着によって前記ジョー部材に固定されている、項目1に記載の組織を封着および分割するための内視鏡双極鉗子。
(12)前記ストップ部材が、成形プロセスによって前記ジョー部材に固定されている、項目1に記載の組織を封着および分割するための内視鏡双極鉗子。
(13)項目1に記載の組織を封着および分割するための内視鏡双極鉗子であって、該鉗子が、以下:
ドライブロッドアセンブリであって、該ドライブロッドアセンブリは、前記ジョー部材を前記電気エネルギー源に接続しており、その結果、第一ジョー部材は第一電位を有し、第二ジョー部材は第二電位を有する、ドライブロッドアセンブリ;ならびに、
ハンドルであって、前記第一位置および第二位置から該第一ジョー部材および第二ジョー部材を移動させるために該ドライブロッドアセンブリに装着されている、ハンドル、
を備える、内視鏡双極鉗子。
(14)前記鉗子が、引き金を備え、該引き金が、前記ナイフを長手方向に往復運動させて前記封着の近位の組織を切断する、項目13に記載の組織を封着および分割するための内視鏡双極鉗子。
(15)第一ストップ部材が、前記ジョー部材の一方の導電性表面上に配置されており、少なくとも1つの第二ストップ部材が、該ジョー部材の他方の導電性表面上に配置されている、項目1に記載の組織を封着および分割するための内視鏡双極鉗子。
(16)項目3に記載の組織を封着および分割するための内視鏡双極鉗子であって、少なくとも1つのストップ部材が、前記長手方向に配向するチャネルの一方の面に近位の前記ジョー部材の導電性表面上に配置されており、かつ少なくとも1つのストップ部材が、該長手方向に配向するチャネルの他方の面に近位の該ジョー部材の導電性表面上に配置されている、内視鏡双極鉗子。
(17)組織を封着および分割するための内視鏡双極鉗子であって、以下:
少なくとも1つの細長シャフトであって、該細長シャフトは、対向ジョー部材をその遠位端に有し、該ジョー部材は、第一位置から互いに対して移動可能であり、該ジョー部材は、第二位置に対して互いに空間を開けた関係で配置され、該ジョー部材は、それらの間で組織を握るように協働する、細長シャフト;
ドライブロッドアセンブリであって、該ドライブロッドアセンブリは、該ジョー部材を電気エネルギー源に接続しており、その結果、第一ジョー部材は第一電位を有し、第二ジョー部材は第二電位を有し、そして該ジョー部材は、それらの間で保持された組織を通してエネルギーを伝導させ封着をもたらし得る、ドライブロッドアセンブリ;
ハンドルであって、該第一位置および第二位置から該第一ジョー部材および第二ジョー部材を移動させるために、該ドライブロッドアセンブリに装着されている、ハンドル;
少なくとも1つの非導電性でかつ間隔を空けたストップ部材であって、該部材は、該ジョー部材の少なくとも1つの内向する表面上に配置されており、組織がそれらの間に保持される場合に該ジョー部材の間の距離を制御する、ストップ部材;ならびに、
該封着の近位の組織を切断するためのナイフを機械的に作動させる、引き金、
を備える、内視鏡双極鉗子。
ここで図1〜5を参照すると、種々の外科手順と共に使用するための内視鏡双極鉗子10の1つの実施形態が示されており、この鉗子は、ハウジングおよびハンドルアセンブリ80を備え、このハンドルアセンブリには、エンドエフェクタアセンブリ20が取り付けられている。より具体的には、鉗子10は、遠位端14および近位端16を有するシャフト12を備え、この遠位端は、エンドエフェクタアセンブリ20に機械的に係合するような寸法であり、そしてこの近位端は、ハウジングおよびハンドルアセンブリ80を機械的に係合させる。図面において、そして以下の説明において、用語「近位」とは、従来のように、鉗子10の、使用者に近い端部をいい、一方で用語「遠位」とは、使用者から遠い端部をいう。
細長シャフト12であって、その遠位端14に、対向ジョー部材22および24を有し、これらジョー部材がそれらの間で組織150を把持するように協働する、細長シャフト;
ジョー部材の少なくとも1つ(例えば24)の内向する表面35上に配置される少なくとも1つの非導電性の間隔をあけて配置されたストップ部材50a〜50gであって、
このストップ部材が、組織150がそれらの間に保持されるときに、ジョー部材22および24の間の距離を制御する、ストップ部材;およびナイフ60。
Claims (1)
- 明細書に記載の発明。
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