JP2011003262A - 偏光性回折素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】偏光性回折素子と位相遅延層とを一体化させ、一つのベース基材に連続積層することによって、光損失を低減し、スリム化された位相遅延を有する複合偏光性回折素子を提供する。
【解決手段】交互に形成された凹部と凸部とで構成される回折格子を有する透光性基板と、上記透光性基板上に充填された複屈折性液晶とを含む偏光性回折素子、及び上記偏光性回折素子の液晶上に連続して積層され、複屈折性を有する物質で形成された少なくとも一つの位相遅延層、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、位相遅延を有する偏光性回折素子に関する。より詳しくは、回折格子上に複屈折液晶偏光層を形成した後、多数の位相遅延層を連続工程で積層することによって作製される位相遅延を有する偏光性回折素子に関する。
一般的に、光ヘッド装置は光源から発生されたレーザー光がビームスプリッターと視準レンズ及び対物レンズを経て光ディスクに集光誘導され、光ディスクからの反射光を光検出器で受光することで、光ディスクに保存された情報を読み取る。
このように、レーザー光を利用してCD又はDVDのような光記録媒体に情報を記録したり、光記録媒体に記録された情報を読み込んだりする光ヘッド装置では、光記録媒体で反射されたレーザー光が再び光源に入射され、光源の発振状態が不安定になり、光源が損傷されることを防止するために、光アイソレーター(isolator)の一種である偏光性回折素子が使用される。
偏光性回折素子は、一方向に偏光された直線偏光の光だけを選択的に回折させる光学素子を意味する。光ヘッド装置では位相遅延素子を追加し、CD又はDVDのような光記録媒体で反射されたレーザー光の偏光方向を調節した後、偏光性回折素子に入射させ、回折されるようにすることで、レーザー光が光源に入射することを防止することができる。
図21は、従来の光ヘッド装置の概略的な構成図である。図21に示されるように、光源210から発生されたレーザー光がビームスプリッター220と視準レンズ230及び対物レンズ240を経て光ディスク250に集光誘導され、光ディスク250からの反射光を光検出器260で受光することで、光ディスク250に保存された情報を読み取る。
この時、光源210から発生されたレーザー光は、直線偏光状態で光ディスク250を向かうようになるが、このような直線偏光状態のレーザー光は、偏光素子A及び位相遅延板Bを経て位相遅延された直線偏光に変換された後、光ディスク250に照射され、光ディスク250より反射される直線偏光は再び位相遅延板B及び偏光素子Aを経ながら直線偏光に変換された後、光検出器260に伝達され、光ディスク250の情報を読み取ることができる。
このように、光源210と光ディスク250と間の光路上に偏光素子A及び位相遅延板Bが別途に配置され、レーザー光の偏光状態の変換に使用される。
しかし、このような偏光素子A及び位相遅延板Bをそれぞれのベース基材に形成させ、離隔配置する場合、全体的な厚みが厚くなり、0次ビームの損失が発生しうる問題点がある。
本発明は、上記のような問題点を解決するためのものであり、本発明の目的は、偏光性回折素子と位相遅延層とを一体化させ、一つのベース基材に連続積層することによって、光損失を低減し、スリム化された位相遅延を有する複合偏光性回折素子を提供することにある。
本発明の一側面係る位相遅延を有する偏光性回折素子は、交互に形成された凹部と凸部とで構成される回折格子を有する透光性基板と、上記透光性基板上に充填された複屈折性液晶とを含む偏光性回折素子、及び上記偏光性回折素子の液晶上に連続して積層されて複屈折性を有する物質で形成された少なくとも一つの位相遅延層を含む。
本発明の位相遅延を有する複合偏光性回折素子によれば、単一のベース基材に偏光性回折素子及び位相遅延層を連続工程で作製することによって、素子を薄膜化することができ、偏光性回折素子の液晶偏光層又はそれぞれの位相遅延層を直接ラビングし、配向処理することで、別途のポリイミド配向膜を用いることなく、液晶を配向させることができるので、作製工程を簡略化でき、材料費節減及び原価節減効果を得ることができる。また、偏光性回折素子と位相遅延層とを連続積層することによって、0次損失を低減することができる。
本発明の第1の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子の断面図である。 本発明の第2の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子の断面図である。 本発明の第3の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子の断面図である。 本発明の第4の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子の断面図である。 本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子の回折格子に対する別の実施例の断面図である。 本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子の回折格子に対するさらに別の実施例の断面図である。 本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子の凹部深さに伴う回折特性の均一度を示すグラフである。 本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子に使われる偏光性回折素子の光透過率を示すグラフである。 本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子に使われる偏光性回折素子の光透過率を示すグラフである。 本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子に使われる偏光性回折素子の光透過率を示すグラフである。 本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子に使われる偏光性回折素子の光透過率を示すグラフである。 本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子に使われる偏光性回折素子の光透過率を示すグラフである。 本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子に使われる偏光性回折素子の光透過率を示すグラフである。 本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子の作製順序を示す図である。 本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子の第1位相遅延層の接触角及び濡れエネルギーに伴う接触力を示す図である。 本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子の第1位相遅延層の接触角及び濡れエネルギーに伴う接触力を示す図である。 本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子の第1位相遅延層の接触角及び濡れエネルギーに伴う接触力を示す図である。 本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子の第1位相遅延層の接触角及び濡れエネルギーに伴う接触力を示す図である。 本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子の第1位相遅延層の接触角及び濡れエネルギーに伴う接触力を示す図である。 本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子の第1位相遅延層の接触角及び濡れエネルギーに伴う接触力を示す図である。 従来の光ヘッド装置の概略的な構成図である。
本発明は、様々な変更を加えることができ、種々実施例を有し得るが、特定の実施例を図面に例示し、詳細な説明に詳細に説明する。しかし、これは本発明を特定の実施形態に限定するものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物〜代替物を含むべきと理解しなければならない。
第1、第2などのように序数を含む用語は、様々な構成要素を説明するために使用できるが、上記構成要素は上記用語によって限定されない。上記用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的にのみ使用される。
例えば、本発明の権利範囲を逸脱しなければ、第2構成要素は第1構成要素として命名でき、同様に第1構成要素も第2構成要素として命名することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子について詳細に説明する。図面符号に関係なく同一であるか、又は対応する構成要素は同じ参照番号を付与し、これに対する重複説明は省略する。
図1〜図4は、本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子の断面図である。
本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子1000は、偏光性回折素子1100及び位相遅延素子1200からなる。上記偏光性回折素子1100は、透光性基板1110と、上記透光性基板1110上に交互に形成された凹部と凸部とで構成される回折格子及び上記回折格子上に充填された複屈折性液晶1120を含む。
まず、透光性基板1110はガラスのような光透光性透明材質で形成することができ、好ましくは強度と耐熱性に優れた透明ガラス板又は透明フィルムで作製でき、光透過率が90%以上でなければならない。
また、上記透光性基板1110は、単一の透光性部材で形成されることが一般的であるが(図1及び図2参照)、ガラス材質の基板1112上に等方性高分子樹脂層1114を積層する方式で形成することができ、上記高分子樹脂層1114を用いて回折格子を形成することができる(図3及び図4参照)。
高分子樹脂層1114は、UV硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂などで形成されることが一般的である。
ガラス基板1112の熱膨張係数T、高分子樹脂層1114の熱膨張係数T及び液晶1120の熱膨張係数TLCは、T>TLC>Tの関係を有するようにすることによって、素子の動作及び周辺環境によって発生し得る熱的変形を最小化することができる。
透光性基板1110は、捩れ変形などから液晶1120及び位相遅延素子1200の形態を保持する役割をする。
また、回折格子は入射する光を回折させるためのものであり、上記透光性基板1110と一体で形成されるか、又は透光性基板1110上に接合配置され、凹部と凸部とが交互に形成されている。
このように形成された回折格子の深さ又は間隔によって回折程度が異なり、これは光透過率及び均一度と相関する。回折格子の深さは量産性確保のために0.2μm〜10μmであることが好ましい。
上記凹部と凸部は図1〜4に示されるように、エッチング又はプレスロール加工で形成される垂直状側壁を有する。しかし、上記回折格子の形状は必ずしもこれらに限定されるものではない。例えば、図5又は図6に示されるように、凹部と凸部の両側壁が階段状側壁1110aで構成されるか、又は一側壁が階段状側壁1110bになるように構成され得る(以下では、説明の便宜のために垂直状側壁を有する回折格子を説明する。)。
図7は上記凹部の深さに伴う回折特性の均一度を示す図である。
回折格子では、凹部と凸部とが交互に形成され難いことから、位置によって光の回折程度に差が発生し得る。
このように回折程度の差は、光の透過率で把握することができ、回折格子の深さに伴う均一度を下記式から求められる。
均一度(%)=(最大透過率−最小透過率)/(最大透過率+最小透過率)
(式中、最大透過率と最小透過率は、光透過率が最大である地点と最小である地点での光透過率を意味する。)
図7に示されるように、回折格子凹部の深さが0.2μm〜10μmの場合には、2%以下の均一度を示したが、回折格子の深さが10μmを超える場合、均一度が急激に不安定になることが分かる。従って、回折格子の量産性を確保するために、回折格子の凹部深さは0.2μm〜10μmであることが好ましい。
また、液晶1120の残留厚みdである凸部の上端から第1位相遅延層1210下端までの長さは1〜2μmであることが好ましい。上記液晶1120の上面に、位相遅延層を連続積層するためには液晶1120の上部面が平坦でなければならなく、上部面の平坦化のために液晶1120の残留厚みdは1〜2μmが実験的に求めることができる。
従って、上記透光性基板上に充填される液晶1120の高さは、上記凸部の上端より高く、上記凹部の下端から1.2μm以上12μm以下で形成されていてもよい。
また、液晶1120は回折格子上に形成された複屈折性媒体として、回折格子を配向処理することによって、液晶1120と間にポリイミドなどの配向膜又は接着剤を使用することなく、直接積層することができる(図1〜図3参照)。
さらに、偏光性回折素子1100の回折格子の上側面、液晶1120の上側面をそれぞれ配向処理でき、位相遅延素子1200が複数個の位相遅延層1210、1220で形成された場合には、まず、積層される位相遅延層(以下、「第1位相遅延層1210」といい、後に積層される上部位相遅延層を「第2位相遅延層1220」という)の上側面を配向処理し、配向膜又は接着剤によることなく、連続積層が可能になる(図1及び図3参照)。
位相遅延素子1200は、偏光性回折素子1100の液晶1120上に連続して積層され、複屈折性を有する物質で形成される。位相遅延素子1200は、少なくとも一つの位相遅延層1210、1220を含み、配向性を有する物質、例えば、耐熱性及び耐久性に優れたポリイミド配向膜を有する液晶で形成され得る。
位相遅延素子1200は、液晶分子配向を通じて位相遅延値λ'を調節し、入射される入射光の偏光が変化した後、出射される。このようなポリイミド配向膜を有する液晶からなる位相遅延素子1200は、液晶1120上に直接積層された状態で硬化されるため、別途の接着物質を使用しなくても積層することができ、素子の薄膜化に効果的である。
位相遅延素子1200は、少なくとも二つの異なる波長に対して、位相遅延が生じるように形成され得る。位相遅延素子1200は、各層の位相遅延層が下記式を満たす位相遅延値λ'を有するように作製され得る。
λ'=Δn・d
(式中、Δnは単一位相遅延層の複屈折率値であり、dは単一位相遅延層の厚みである。)
例えば、CD及びDVD互換型光ピックアップ装置で、一般的にDVD系光ディスクに対して、略660nm波長帯域のレーザー光を使用し、CD系光ディスクに対して、780nm波長帯域のレーザー光を使用する場合に、660nm波長帯域と780nm波長帯域に対して、それぞれ半波長板(Half wave plate)として機能し得るように作製される(大韓民国登録特許第10−0616072号参照)。
下記表1は、2個の波長に対して、半波長位相遅延を有する偏光性回折素子が、第1位相遅延層1210の速光軸は3゜であり、第2位相遅延層1220の速光軸は62゜に固定され、入射される直線偏光の入射角度は入射面を眺める位置で150゜で入射される時、660nm及び780nm波長の楕円率は−0.1〜+0.1範囲であり、出射角は85゜〜95゜で出射されるように、シミュレーションしたデータを示したものである。
図5を参照にするとき、本発明の他の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子1000は、偏光性回折素子1100の透光性基板1110と液晶1120と間、液晶1120と第1位相遅延層1210と間、第1位相遅延層1210と第2位相遅延層1220と間に、ポリイミドなどで配向膜1115が形成されるか、又は表面改質剤又は界面活性剤1205、1215などで表面処理した後、配向膜を形成することができる。
即ち、回折格子が形成された透光性基板1110の表面には、ポリイミドなどからなる配向膜1115を形成でき、配向膜1115は液晶1120を一定方向に整列するように配向処理される。配向処理は、ラビングロールなどを用いて、配向膜をラビングする方式で行われることが一般的であり、本発明では、ラビング方向が回折格子の長手方向と平行な方向に整列するようにすれば、均一な配向膜1115を形成することができる。
同様に、偏光性回折素子1100の一側面、複数個の位相遅延層1210、1220の場合、まず、積層される第1位相遅延層1210の上側面に配向膜が形成されるか、又は表面改質剤又は界面活性剤1205、1215で表面処理した後、配向膜を形成することができる。多数個の位相遅延層が形成される場合、それぞれの位相遅延層は光軸が異なるので、位相遅延層間に配向膜を形成することが好ましい。
以下、説明の便宜上、透光性基板1100上に配向膜1115を形成し、配向膜1115に配向処理をした場合を基準に説明するが、これは配向膜1115を使用することなく、直接回折格子の表面に配向処理をした場合も含むものと理解しなければならない。
配向処理された配向膜1115又は回折格子上に液体状態の液晶を塗布すれば、液晶の長軸は回折格子の長手方向と平行した方向に整列される。従って、液晶1120は一方向に偏光された光に対しては、常光屈折率を有し、上記一方向と直角をなす方向に偏光された光に対しては、異常光屈折率を有する。
例えば、光がZ軸に沿って進行する場合、液晶1120がX軸方向に偏光された光に対し、常光屈折率を有するのであれば、Y軸方向に偏光された光に対して、異常光屈折率を有するようになる。もし、Y軸方向に偏光された光に対し、液晶1120が常光屈折率を有する場合であれば、X軸方向に偏光された光に対し、異常光屈折率を有するようになる。この時、異常光屈折率は常光屈折率より大きな値を有することが好ましい。
以下、上記構成を有する偏光性回折素子1100での回折工程を説明する。
この時、説明の便宜上液晶1120が常光屈折率を有することになる方向に偏光された光を「常光線」といい、異常光屈折率を有することになる方向に偏光された光を「異常光線」という。
また、光源から出射され、透光性基板1110を介して入射される光は入射光といい、入射光とは反対に位相遅延素子を介して入射される光は反射光という。この時、反射光は偏光性回折素子1100を透過した入射光がCD又はDVDなどの光記録媒体で反射された後、戻ってくるものであり、光経路上に位置した様々な光学フィルムを経ながら偏光の方向が入射光とは直角をなすように調節された光を意味する。
偏光性回折素子1100は、一方向に偏光された直線偏光の入射光は回折をさせずに、そのまま通過させるが、入射光の偏光方向と直角をなす方向に偏光された反射光は、回折することによって反射光が光源に入射することを防止することができる。
従って、入射光は、回折格子を認識することができなく、反射光のみが回折格子を認識するようにしなければならないので、これは透光性基板1110の屈折率を調節することで達成することができる。
透光性基板1110の屈折率が液晶1120の常光屈折率と同じ状態で、常光線の特性を有する入射光が入射されれば、入射光は透光性基板1110と液晶1120との屈折率が同一であるので、回折格子を認識することがでず、その結果、回折が生じることなく、そのまま透過してしまう。しかし、反射光は入射光の偏光方向と直角をなす方向に偏光された光で、異常光線の特性を有することになる。従って、反射光は液晶1120の異常光屈折率値を有することになり、液晶1120と透光性基板1110との屈折率が変わるようになるので、反射光は回折格子を認識するようになり、その結果、回折を生じる。
このとき、上記説明のように、透光性基板1110の屈折率は、常光屈折率と同じ値を有することが理想的であるが、透光性基板1110及び液晶1120として使用され得る物質の種類は制限的になるしかないので、透光性基板1110と液晶1120との屈折率を一致させることは、多くの労力が求められる。従って、当該技術分野で求められる仕様が満たされる範囲内で屈折率を調節する必要がある。
以下、透光性基板1110の屈折率を1.52と仮定した状態で、入射光の95%以上を通過させることができる液晶1120の常光屈折率の範囲を限定する。
図8は、透光性基板1110の屈折率が1.520であり、液晶1120の常光屈折率が1.53の場合、入射光の透過率を凹部の深さによって示されたグラフであり、図10は常光屈折率が1.525の場合のグラフである。
図8に示されるように、常光屈折率が1.53の場合には、凹部の深さが4.5μmを超えると、入射光の透過率は95%未満に減少したことが分かる。しかし、図9に示されるように、常光屈折率をさらに小さくし、1.525になるようにして透光性基板1110との屈折率差が0.005以下になるようにすれば、凹部の深さが0.2〜10μmの範囲で入射光の透過率は95%以上になることが分かる。
従って、入射光が95%以上透過するようにするためには、透光性基板1110の屈折率と液晶1120の常光屈折率との差は0.005以下にならなければならない。
以上では入射光の95%以上を透過させる常光屈折率の範囲を限定した。ところが、偏光性回折素子1110は、その目的上、入射光に対して高い透過率を示すと同時に、反射光は効率的に回折させなければならなく、以下では反射光の95%以上を回折しうる液晶の異常光屈折率の範囲を限定する。
図10は、透光性基板の屈折率が1.520であり、液晶の異常光屈折率が1.540の場合、反射光の透過率%を回折格子の凹部の深さによって示したグラフであり、液晶の異常光屈折率は透光性基板1110の屈折率と0.02の差を有する場合を示したものである。
図10に示されるように、反射光の透過率は凹部の深さdが深くなるほど、減少する。しかし、透過率が最小の場合、即ち、反射光の回折が最大であるd=10μmの場合にも、透過率は約10%に達するようになるので、これは反射光の約90%のみが回折によって遮断されることを意味するので、偏光性回折素子1100の分野で一般的に求められる回折率である95%には到っていない。従って、回折率が95%以上になるためには、屈折率の差が0.02を超えなければならないことが分かる。
図11は、屈折率の差が0.03の場合の反射光の透過率を示したグラフであり、図12と図13はそれぞれ屈折率の差が0.1及び0.2の場合のグラフである。
図11に示されるように、屈折率の差が0.03の場合には、凹部の深さdが9.5〜10μmの範囲で、5%以下の透過率を示したので、95%以上の反射光が回折していることが分かる。
従って、透光性基板1110の屈折率と液晶の異常光屈折率は0.025以上差があることが、好ましいことが分かる。
図12では、屈折率の差0.1以上での場合であり、このとき、凹部の深さdが3〜3.5μm、9.5〜10μmの範囲で5%以下の透過率を示したので、屈折率の差が大きくなるほど反射光の95%以上を回折しうる凹部の深さdの範囲が増大し、回折格子の作製の容易性が増大することが分かる。
また、図13は屈折率の差が0.2つ以上の場合であり、凹部の深さdが1.5〜2μm、4.5〜5.0μm、及び8.0〜8.5μmの範囲で求められる透過率を示していることが分かる。
以上で説明したように、反射光の95%以上を回折させるためには、透光性基板1110の屈折率と液晶偏光層1120の異常光屈折率との差は0.025以上であることが好ましい。
以上、入射光が常光線の特徴を有し、反射光は異常光線の特徴を有する場合を説明したが、これは入射光が異常光線の特性を有し、反射光が常光線の特性を有する場合にも同様に発生する。
以下、本発明に係る位相遅延を有する偏光性回折素子1000の作製方法について説明する。図14は本発明に係る位相遅延を有する偏光性回折素子1000の作製方法を示した流れ図である。
位相遅延を有する偏光性回折素子1000の作製工程は、回折格子形成工程(S11)、配向膜コーティング工程(S12)、配向処理工程(S13)、液晶偏光層形成工程(S14)、液晶偏光層硬化工程(S15)及び位相遅延層積層工程(S16、S17)を含む。
回折格子は、図14に示されるように、回折格子の形状に対応される格子成形パターンが形成されたマスター2000で透光性基板1110を加圧して形成する(S11)。このようにマスター2000で加圧する方式で回折格子を作製すれば、フォトリソグラフィー工程を通して液晶層をエッチングした従来の方式に比べて、高価な装備を使用することなく、簡単に回折格子を形成することができる。
回折格子が形成されれば、回折格子上に配向膜1115を薄膜コーティングし(S12)、ラビングロール3000で配向膜1115をラビングして配向処理をする(S13)。このとき、上記で説明したように、配向膜1115を使用することなく、回折格子の表面を直接ラビングして配向処理をすることができる。
配向処理が完了すれば、回折格子上に液体状胎衣液晶を塗布する(S14)。このとき、入射光が液晶で過度に吸収されることを防止し、液晶上部が平坦に形成されるようにするために、回折格子の凸部上に形成される液晶の厚みdは1〜2μm以下になることが好ましい。
塗布された液晶1120はUV又は熱などを用いて硬化させ(S15)、偏光性回折素子1100を作製する。偏光性回折素子1100が作製されれば、液晶1120の上部に配向膜を形成し、配向処理をした後、第1位相遅延層1210を形成する(S16)。第1位相遅延層が形成されれば、再び第1位相遅延層上部に配向膜を形成するか、又は表面改質剤又は界面活性剤1215で表面処理した後、配向膜を形成し、配向処理をした後、第2位相遅延層1220を形成し(S17)、2個の波長に対して位相遅延を有する偏光性回折素子を作製することができる。
上記第1位相遅延層1210又は第2位相遅延層1220は空気と接する上部面と空気と直接接しない下部面の表面エネルギー差が発生し得る。
表2〜表5は、第1位相遅延層1210表面接触角と第2位相遅延層1220の表面接触角の変化に伴う上部位相遅延層のコーティング可能性を実験したものであり、図15〜図20は、本発明の実施例に係る位相遅延を有する偏光性回折素子の第1位相遅延層の上部面の蒸留水の接触角及び濡れエネルギーに伴う接触力(work of adhesion)を示す図面である。
表2〜表5に示されるように、位相遅延層のコーティング可能性は接合面の接触角又は濡れエネルギーが影響していることが分かる。
即ち、第2位相遅延層(上部位相遅延層)と接する第1位相遅延層(下部位相遅延層)の上部面の接触角が80°以下又は濡れエネルギーが10mN/m以上になるように、第1位相遅延層が形成されれば、上部位相遅延層がコーティングされ得る。
図15〜図20に示されるように、接触角が80°以上である場合、接触力が85以下になり、第2位相遅延層のコーティングが不可になることが分かる。
従って、第1位相遅延層の上部面の接触角が80°以上の場合には、表面改質剤コーティング及び界面活性剤コーティングを通して接触角を下げた後、第2位相遅延層を形成することができる。
本発明に係る位相遅延を有する偏光性回折素子は、一つのベース基材を利用して回折格子を形成した後、液晶を充填し、上記液晶上に連続工程で位相遅延層を積層する方法で作製される。
本発明に係る位相遅延を有する偏光性回折素子の製造方法は、位相遅延層が少なくとも二つの異なる波長に対し、位相遅延が発生するように形成することができ、例えば、光ピックアップ装置に利用される場合には、上記位相遅延層は660nm及び780nmに対し、位相遅延が発生するように形成され得る。
位相遅延層は、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアルキレート、ポリエステルスルホン、(脂環族)ポリオレフィン、ポリ(メタ)アクリレート、ポリエーテルイミドのいずれか一つ又はこれらの重合体などの高分子薄膜を一軸延伸する等の方法で複屈折性を与え、位相遅延を実現する有機物薄膜を作製でき、上記位相遅延層は複屈折特性を有するいかなる媒体もまた応用できる。
また、本発明に係る位相遅延を有する偏光性回折素子の両側面にARコーティング層を形成し、光透光性を向上させることができる。
以上、本発明の記載された具体例のみを詳細に説明した。しかし、本発明の技術思想範囲内で様々な変形及び修飾が可能であることは当業者にとって自明なことであり、このような変形及び修飾が添付された態様は、特許請求の範囲に属するものである。
1000 位相遅延を有する偏光性回折素子
1100 偏光性回折素子
1110 透光性基板
1120 液晶
1112 ガラス基板
1114 高分子樹脂層
1115 配向膜
1200 位相遅延素子
1210 第1位相遅延層
1220 第2位相遅延層

Claims (13)

  1. 凹部と凸部とが交互に配列した回折格子を有する透光性基板と、上記透光性基板の回折格子上に充填された複屈折性液晶とを含む、偏光性回折素子。
  2. 前記偏光性回折素子の液晶上に連続して積層され、複屈折性を有する物質で形成された一つ以上の位相遅延層をさらに含み、
    前記位相遅延層は、少なくとも一つの波長に対して、位相遅延させることを特徴とする、請求項1に記載の偏光性回折素子。
  3. 前記凹部の深さは0.2μm以上10μm以下に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の偏光性回折素子。
  4. 前記凹部と凸部は階段状側壁が形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の偏光性回折素子。
  5. 前記透光性基板は光透過率が90%以上であり、前記透光性基板上に充填される液晶の高さは前記凸部の上端より高く、前記凹部の下端から1.2μm以上12μm以下に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の偏光性回折素子。
  6. 前記透光性基板上に充填される液晶の高さは、前記凸部の上端から1μm以上2μm以下に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の偏光性回折素子。
  7. 前記位相遅延層は、配向性を有する物質で形成されることを特徴とする、請求項2に記載の偏光性回折素子。
  8. 前記液晶又は前記それぞれの位相遅延層の少なくとも一側面に配向膜が形成されることを特徴とする、請求項2に記載の偏光性回折素子。
  9. 前記1層の位相遅延層は、下記式が満たされる位相遅延値λ'を有することを特徴とする、請求項2に記載の偏光性回折素子:
    λ'=Δn・d
    (式中、Δnは単一位相遅延層の複屈折率値であり、dは単一位相遅延層の厚みである。)。
  10. 前記多数の位相遅延層が積層されるとき、下部に積層される位相遅延層の上部面の表面接触角が80度以下であることを特徴とする、請求項2に記載の偏光性回折素子。
  11. 前記多数の位相遅延層が積層されるとき、下部に積層される位相遅延層の上部面の濡れエネルギーが10mN/m以上であることを特徴とする、請求項2に記載の偏光性回折素子。
  12. 前記液晶又は前記それぞれの位相遅延層の少なくとも一側面に、表面改質剤又は界面活性剤が塗布されることを特徴とする、請求項2に記載の偏光性回折素子。
  13. 前記回折格子の表面は、前記液晶の長軸が上記回折格子の長手方向と平行に配列し得るように配向処理されていることを特徴とする、請求項1に記載の偏光性回折素子。
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