JP2011003154A - 情報データ収集管理装置とその送信周期推定方法及びプログラム - Google Patents

情報データ収集管理装置とその送信周期推定方法及びプログラム Download PDF

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勉 籔内
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Abstract

【課題】キャッシュ装置への管理情報の設定対象となる情報送信装置を少ない計算処理とメモリを用いるだけで選択可能とする。
【解決手段】先ずデータベースDB1〜DBmに格納された情報データをもとに、過去に情報データを送信した情報送信装置T1〜T3の装置IDとその送信時刻情報を送信時刻順に並べた統合送信履歴を生成して格納する。次に、上記生成された統合送信履歴から送信時刻が新しい順に情報送信装置の送信時刻を読み出して、同一の情報送信装置の送信時刻ti 、tj の差から当該情報送信装置の送信周期Cijを推定する。そして、この推定処理により周期判定カウント値N=2以上となる送信周期Cijが最初に検出された情報送信装置T1を選択し、この情報送信装置T1の装置IDと当該情報送信装置T1に対応するデータベースDB1のIDをキャッシュ格納部26に格納するようにしたものである。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば多数の情報送信装置から情報データを収集し蓄積するシステムにおいて、上記複数の情報送信装置による情報データの送信周期を推定する機能を備えた情報データ収集管理装置と、この管理装置で使用される上記送信周期の推定方法及び推定プログラムに関する。
近年、家庭ごとに火災報知器や地震計、人感センサ等の多種多様なセンサにより得られるセンシングデータを情報送信装置で収集し、これら複数の情報送信装置から通信ネットワークを介して各家庭のセンシングデータを収集しデータベースに蓄積するシステムが開発されている。しかし、多数の家庭のセンシングデータを1台の情報受信装置で一括して受信することは、情報受信装置に負荷が集中して情報データの収集漏れ等が発生する心配があり好ましくない。
そこで、従来では情報受信装置を複数台設けると共に、データベースについても上記複数の情報送信装置に対応付けて複数設け、上記複数の情報送信装置から送信されるセンシングデータを負荷分散装置により上記複数の情報受信装置に振り分けて受信させ、この情報受信装置で受信されたセンシングデータを送信元の情報送信装置に対応するデータベースに蓄積させることが提案されている。このようにすれば、送信元の情報送信装置が多数存在する場合でも、その送信データを複数の情報受信装置によりもれなく受信することが可能となる。しかしながら、このような構成では、情報受信装置における負荷は分散されるものの、各情報受信装置はそれぞれ情報データを受信するごとに管理サーバに対しアクセスして蓄積先のデータベースを検索するため、管理サーバの処理負荷は依然として高くなる。
この課題を解決するための一手法として、管理サーバにキャッシュ装置を設けることが検討されている。この手法は、例えば多数の情報送信装置のうち、情報データの送信動作に周期性を持ちかつこの送信周期の短い情報送信装置を少数選択し、その管理情報をキャッシュ装置に設定する。そして、情報受信装置がこのキャッシュ装置を参照することで蓄積先のデータベースを効率よく検索できるようにするものである。
この手法を実現するには、送信周期の短い情報送信装置の管理情報を事前にキャッシュ装置に設定する必要がある。しかし、情報送信装置の送信周期は管理側では一般に分からず、また一度把握してもその後変更される場合がある。このため、上記登録処理を人手により行うことは現実的ではない。そこで、周期の自動推定技術の応用が検討されている。周期を自動推定する技術としては、例えば自己相関を用いて周期を推定するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−215228号公報
ところが、特許文献1に記載された周期の自動推定方法は、1種類の音声信号波形についてのみ周期性を推定するものとなっている。このため、この技術をそのまま応用して各情報送信装置の送信周期を推定しようとすると、すべての情報送信装置についてそれぞれ送信周期の推定処理を行い、その各推定結果をもとに送信周期の短い情報送信装置を少数選択して、その管理情報をキャッシュ装置に設定するものとなる。このため、キャッシュ装置に管理情報を設定する対象となる情報送信装置を選択するまでに、多大な計算処理とメモリが必要となり、管理サーバのコストアップを招く。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、キャッシュ装置への管理情報の設定対象となる情報送信装置を少ない計算処理とメモリを用いるだけで選択可能とする情報データ収集管理装置とその送信周期推定方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一観点は、複数の情報処理装置からそれぞれ任意の周期で送信される情報データを情報受信装置で受信したのち、この受信された情報データを複数のデータ記憶装置のうち上記送信元の情報送信装置に対応するデータ記憶装置に振り分けて格納する際に、上記情報データの振り分け先をキャッシュ装置に記憶された管理情報に基づいて指定する情報データ収集管理装置にあって、先ず上記データ記憶装置に格納された情報データをもとに、過去に情報データを送信した情報送信装置の識別情報とその送信時刻情報を送信時刻順に並べた送信履歴情報を生成する。次に、上記生成された送信履歴情報から送信時刻が新しい順に情報送信装置の送信時刻情報を読み出して、同一の情報送信装置の送信時刻情報の差から当該情報送信装置の送信周期を推定し、この送信周期の推定結果が得られた順に上記情報処理装置の数より少数の情報送信装置を選択する。そして、上記選択された情報送信装置の識別情報と当該情報送信装置に対応するデータ記憶装置の識別情報を、上記管理情報として上記キャッシュ装置に記憶させるようにしたものである。
したがって、送信履歴情報をもとに送信時刻が新しい順に情報送信装置の送信周期の推定が行われ、送信周期を推定できた順にその情報送信装置の識別情報とデータ記憶装置の識別情報がキャッシュ装置に記憶される。すなわち、複数の情報送信装置の中から、送信周期が短い順、つまり近い将来に情報データを送信してくる確率の高い順に、情報送信装置が選択されてその識別情報と対応するデータ記憶装置の識別情報がキャッシュ装置に記憶される。このため、情報送信装置のすべてについてその送信周期を推定し、その推定の結果をもとに送信周期が短い順に情報送信装置を選択してキャッシュ装置に記憶させる場合に比べ、キャッシュの機能を高く維持した上で、送信周期の推定処理に要する時間を短縮すると共にその処理負荷及びメモリ容量を低減することが可能となる。
また、この発明の一観点は以下のような実施態様を備えることを特徴とする。
第1の実施態様は、上記情報データの受信処理及び振り分け格納処理の実行中に、上記情報送信装置の増減又は当該情報送信装置に接続される情報発生源の増減に関する情報の入力を受け付け、上記増減に関する情報の入力を受け付けた時点から上記情報送信装置の送信周期に応じて予め定めた猶予時間が経過した後に、上記第1、第2及び第3の手段の処理を開始させるようにしたものである。
このようにすると、情報送信装置の増設や取り外し又は情報発生源の増設や取り外しが行われると、この増設や取り外しが行われた後に各情報送信装置から送信される情報データがデータ記憶装置に必要十分に蓄積された状態で、送信履歴の生成、送信周期の推定、及びその推定結果に基づく情報送信装置のキャッシュ装置への記憶の各処理が行われる。このため、情報送信装置の増設や取り外し又は情報発生源の増設や取り外しが行われるごとに、十分な送信履歴をもとに高精度の推定処理が行える。
第2の実施態様は、送信履歴を生成する際に、データ記憶装置に格納された情報データから、直近の予め定めた時間範囲に情報データを送信した情報送信装置の識別情報とその送信時刻情報を抽出するようにしたものである。
このようにすると、送信履歴を生成する際の送信データのサンプル数を必要十分な数に限定することができ、これによりさらなる処理時間の短縮と処理負荷及びメモリ容量の低減が可能となる。
第3の実施態様は、送信周期を推定する際に、予め設定した数の情報送信装置を選択できたか否かを判定する。そして、選択できなかったと判定された場合には、上記時間範囲を拡大し、この拡大された時間範囲に情報データを送信した情報送信装置の識別情報とその送信時刻情報を抽出し直し、この抽出された情報送信装置の識別情報とその送信時刻情報を送信時刻順に並べることにより送信履歴情報を生成し直すようにしたものである。
このようにすると、当初設定した時間範囲内の送信履歴では希望する数の情報送信装置の管理情報が得られなくても、時間範囲が拡大された後に、送信履歴の生成処理と送信周期の推定処理が再度行われる。このため、希望する数の情報送信装置の管理情報を確実にキャッシュに記憶させることが可能となる。
すなわちこの発明によれば、キャッシュ装置への管理情報の設定対象となる情報送信装置を少ない計算処理とメモリを用いるだけで選択可能とする情報データ収集管理装置とその送信周期推定方法及びプログラムを提供することができる。
この発明の一実施形態に係わる送信データ収集管理装置を備えたシステムの全体構成図である。 この発明に係わる送信データ収集管理装置の一実施形態である管理サーバの構成を示すブロック図である。 図2に示した管理サーバによる全体の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。 図3に示したフローチャートのうち最適化フェーズの処理手順と処理内容を示すフローチャートである。 図4に示した最適化フェーズのうち、送信履歴ソート処理の一例を説明するための図である。 図4に示した最適化フェーズのうち、周期表管理処理により作成される周期表カウントデータの初期状態を示す図である。 図4に示した最適化フェーズのうち、統合送信履歴に対する1回目のスキャン処理により生成される統合送信履歴サブセット及び周期カウントデータの一例を示す図である。 図4に示した最適化フェーズのうち、統合送信履歴に対する2回目のスキャン処理により生成される統合送信履歴サブセット及び周期カウントデータの一例を示す図である。 図4に示した最適化フェーズのうち、統合送信履歴に対する4回目のスキャン処理により生成される統合送信履歴サブセット及び周期カウントデータの一例を示す図である。 図4に示した最適化フェーズのうち、統合送信履歴に対する5回目のスキャン処理により生成される統合送信履歴サブセット及び周期カウントデータの一例を示す図である。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わる送信データ収集管理装置としての管理サーバを備えた情報収集システムの全体構成を示す図である。
同図において、例えば各家庭には、火災報知器や地震計、人感センサ等の複数のセンサS11〜Sx,S21〜S2y,Sm1〜Smzが設置されている。これらのセンサS11〜Sx,S21〜S2y,Sm1〜Smzから出力されるセンシングデータは、それぞれ家庭ごとに小型コンピュータからなる情報送信装置T1〜Tmで受信される。情報送信装置T1〜Tmは、上記受信されたセンシングデータに、当該センシングデータの送信時刻と、自装置の識別情報を付加することで報告用の情報データを作成し、この作成された情報データを広域ネットワークWNWを介して情報データ収集センタへ送信する。なお、広域ネットワークWNWは、例えばインターネットに代表されるIPネットワークと、このIPネットワークにアクセスするためのアクセス網とから構成される。
情報収集センタは、負荷分散装置DSと、複数台の情報受信装置R1〜Rkを備え、上記情報送信装置T1〜Tmから送信された情報データを負荷分散装置DSにより情報受信装置R1〜Rkに振り分け転送する。ここで、負荷分散方式としては、例えばラウンドロビン、負荷最小、最短応答時間等に基づく方式が用いられる。いずれの方式も、情報送信装置T1〜Tmと情報受信装置R1〜Rkとの対応関係は固定されず、情報送信装置T1〜Tmから情報データが送られるごとに、その時点で最適な情報受信装置R1〜Rkにデータを振り分け転送する。
情報受信装置R1〜Rkは、負荷分散装置DSから転送された情報データを受信すると、例えば構内ネットワークLNWを介して管理サーバMSに対し当該情報データを格納すべきデータベースを問い合わせる。管理サーバMSは、管理データ格納部とキャッシュ格納部を備える。管理データ格納部には、すべての情報送信装置T1〜Tmの識別情報(装置ID)に対応付けて、当該情報送信装置T1〜Tmに対応するデータベースDB1〜DBmの識別情報(例えばIP(Internet Protocol)アドレス)が予め記憶されている。この情報送信装置T1〜Tmの識別情報(装置ID)とこれに対応するデータベースDB1〜DBmの識別情報の記憶処理は、図示しない操作端末を使用してシステム管理者により行われる。
キャッシュ格納部には、上記多数の情報送信装置T1〜Tmの中から選択された少数の情報送信装置の識別情報(装置ID)と、これに対応するデータベースDB1〜DBmの識別情報が、互いに対応付けられて格納される。上記情報送信装置の選択は、管理サーバMSの送信周期推定処理を含む一連の処理によりなされる。この処理機能については後に詳しく述べるが、送信周期が短い順、つまり近い将来情報データを送信してくる確率が高い順に情報送信装置が選択されるように行われる。
情報受信装置R1〜Rkから問い合わせを受けると、管理サーバMSは送信元の情報送信装置の識別情報に基づいて先ずキャッシュ格納部に対しアクセスし、このキャッシュ格納部から上記送信元の情報送信装置に対応するデータベースの識別情報を読み出し、問い合わせ元の情報受信装置に返送する。もし、キャッシュ格納部に該当する情報送信装置の識別情報が格納されていなかった場合には、続いて上記管理データ格納部に対しアクセスして対応するデータベースの識別情報を読み出し、問い合わせ元の情報受信装置に返送する。
情報受信装置R1〜Rkは、上記管理サーバMSから返送されたデータベースの識別情報(例えばIPアドレス)に従い、上記受信された情報データを例えば構内ネットワークLNWを介して当該データベースへ転送する。データベースDB1〜DBmは、上記情報受信装置R1〜Rkから転送された情報データを格納する。
ところで、管理サーバMSは以下のように構成される。図2はその主要構成を示すブロック図である。
すなわち、管理サーバMSは中央処理部(CPU;Central Processing Unit)を有し、このCPUにプログラムメモリ、データメモリ、通信インタフェース及び入出力インタフェース等を接続したものとなっている。
管理サーバMSは、この発明を実施するために必要な制御機能として、広域変数設定部11、送信履歴取得部12、送信履歴ソート部13、周期表管理部14、送信履歴検索部15、周期表更新部16、周期判断部17及びキャッシュ制御部18を備える。これらの制御機能はいずれもアプリケーション・プログラムにより実現され、これらのアプリケーション・プログラムは上記プログラムメモリに格納される。
データメモリには、先に述べたキャッシュ格納部26及び管理データ格納部30が設けられ、さらにこの発明の送信周期推定処理等に必要なデータ記憶領域として、広域変数格納部21、送信履歴格納部22、統合送信履歴格納部23、周期カウント格納部24及び統合送信履歴サブセット格納部25が設けられている。
広域変数設定部11は、図示しない操作端末においてシステム管理者が入力した広域変数を、図示しない入出力インタフェースを介して取り込み、広域変数格納部21に格納する処理を、CPUに実行させる。広域変数は、送信周期の判定に用いる周期判定カウント値N(自然数)と、キャッシュ格納部26に識別情報を格納すべき情報送信装置の数を表すキャッシュ格納数M(自然数)とからなる。
送信履歴取得部12は、データベース群DB1〜DBmからそれぞれ情報データ中の送信時刻情報を読み出し、この読み出した送信時刻情報を情報送信装置ごとにその識別情報(装置ID)に対応付けて、表1として送信履歴格納部22に格納する処理を、CPUに実行させる。
送信履歴ソート部13は、上記送信履歴格納部22から情報送信装置の識別情報(装置ID)と送信時刻情報をすべて読み出して、この読み出された情報送信装置の識別情報(装置ID)と送信時刻情報を送信時刻順にソートすることにより統合送信履歴を作成し、この統合送信履歴を表2として統合送信履歴格納部23に格納する処理を、CPUに実行させる。
周期表管理部14は、情報送信装置の識別情報(装置ID)と、送信周期と、カウント値からなる周期表を作成し、この周期表を表3として周期カウント格納部24に格納する処理を、上記CPUに実行させる。
送信履歴検索部15は、上記統合送信履歴格納部23に格納された表2から送信時刻が新しい順に情報送信装置の識別情報(装置ID)と送信時刻情報ti を読み出し、この読み出された装置IDと同一の装置IDに対応付けられた送信時刻情報であって上記ti より新しい送信時刻情報tj を検索する。そして、検索できた場合に、このtj 及びti を表4として統合送信履歴サブセット格納部25に格納する処理を、上記CPUに実行させる。
周期表更新部16は、以下の処理をCPUに実行させる。すなわち、上記表4に格納された同一の装置IDに対応付けられた送信時刻情報tj とti との差を算出し、この算出された差を装置IDに対応する情報送信装置の送信周期Cijとする。そして、この装置ID及び送信周期Cijをキーとして上記周期カウント格納部24に格納された表3を検索し、同一の装置ID及び送信周期Cijが見つからなければ当該装置ID、送信周期Cij及びカウント値=1を表3に記憶させ、見つかれば当該カウント値をインクリメントする。
周期判断部17は、以下の処理をCPUに実行させる。すなわち、上記周期カウント格納部24に格納された表3のカウント値が、上記広域変数格納部21に格納された周期判定カウント値N以上になったか否かを判定する。また、キャッシュ格納部26に格納された装置IDが上記広域変数格納部21に格納されたキャッシュ格納数M以上になったか否かを判定し、M以上であれば一連の処理を終了する。
キャッシュ制御部18は、上記周期判断部17による判定の結果、表3のカウント値がN以上になった場合に、その装置IDと対応するデータベースIDを管理データ格納部30から検索し、この検索されたデータベースIDを上記装置IDと対応付けてキャッシュ格納部26に格納する処理を、CPUに実行させる。
次に、以上のように構成された情報データ収集システムの動作を、管理サーバMSの動作を中心に説明する。
先ずシステム全体の動作を説明する。システムの動作は、図3に示すように設定段階(設定フェーズ)ST1と、運転段階(運転フェーズ)ST2と、最適化段階(最適化フェーズ)ST3に分けられる。
(1)設定フェーズ
設定フェーズST1では、各家庭にそれぞれ設置された情報送信装置T1〜Tmに対し装置IDが設定され、さらに情報収集センタに設置される負荷分散装置に対しIPアドレスが設定される。また情報収集センタには、複数の情報受信装置がR1〜Rkと、データベースDB1〜DBmが設置される。このうちデータベースDB1〜DBmは、上記情報送信装置T1〜Tmに対し一対一に対応して設けられ、このデータベースDB1〜DBmに対し設定されたIPアドレスは、上記情報送信装置T1〜Tmの装置IDに対応付けられて管理サーバMSの管理データ格納部30に格納される。
(2)運転フェーズ
運転フェーズST2では以下のような動作が行われる。すなわち、センサS11〜Sx,S21〜S2y,Sm1〜Smzから出力されたセンシングデータはそれぞれ情報送信装置T1〜Tmで受信される。情報送信装置T1〜Tmは、上記受信されたセンシングデータに、当該センシングデータの送信時刻と、自装置の識別情報を付加することで報告用の情報データを作成し、この作成された情報データを広域ネットワークWNWを介して情報収集センタへ送信する。なお、情報送信装置T1〜Tmは上記情報データの作成及びその送信処理をそれぞれ任意の周期で実行する。
情報収集センタでは、上記情報送信装置T1〜Tmから送信された情報データが負荷分散装置DSで受信された後、例えばラウンドロビン、負荷最小、最短応答時間に基づく負荷分散方式に従いその時点で最適な情報受信装置R1〜Rkに振り分け転送される。情報受信装置R1〜Rkは、負荷分散装置DSから転送された情報データを受信すると、構内ネットワークLNWを介して管理サーバMSに対し当該情報データを格納すべきデータベースを問い合わせる。
この問い合わせに対し管理サーバMSは、送信元の情報送信装置の装置IDに基づいて、先ずキャッシュ格納部26に対しアクセスして上記送信元の情報送信装置の装置IDが格納されているか否かを判定し、格納されていれば当該装置IDに対応するデータベースのIPアドレスを読み出して問い合わせ元の情報受信装置に返送する。一方、上記送信元の情報送信装置の装置IDがキャッシュ格納部26に格納されていなければ、次に上記管理データ格納部30に対しアクセスして上記送信元の情報送信装置の装置IDに対応するデータベースのIPアドレスを読み出し、問い合わせ元の情報受信装置に返送する。
情報受信装置R1〜Rkは、上記問い合わせに対し管理サーバMSから返送されたデータベースのIPアドレスに従い、上記受信された情報データを構内ネットワークLNWを介して該当するデータベースDB1〜DBmへ転送する。データベースDB1〜DBmは、上記情報受信装置R1〜Rkから転送された情報データを格納する。
運転フェーズST2では、以上のセンシングデータ収集処理が繰り返し実行される。
(3)最適化フェーズ
上記運転フェーズST2の実行中に、例えば情報送信装置の増設又は取り外しが行われるか、或いは任意の家庭でセンサが増設又は取り外されたとする。この情報送信装置或いはセンサの増設又は取り外しが行われると、情報収集センタではシステム管理者によるデータベースの増設又は取り外しが行われ、さらに管理データ格納部30の管理データを更新する作業が人手により行われる。そして、この作業が完了すると、システム管理者は管理サーバMSに対し最適化処理の実行要求を入力する。なお、上記情報送信装置或いはセンサの増設又は取り外しを、情報送信装置から送信されるデータに基づいて管理サーバMSが監視し、この監視結果をもとに最適化処理の実行要求を自己発生するようにしてもよい。
上記最適化処理の実行要求が入力又は発生されると、管理サーバMSはその時点から予め設定された時間が経過するまでの期間、最適化処理の実行を待機する。この期間は、上記増設又は取り外し後の情報送信装置を含むすべての情報送信装置T1〜Tmから送信される情報データが、最適化処理に必要十分な量だけデータベースDB1〜DBmに蓄積されるのを待つためのもので、例えば一般的な情報送信装置が有する送信周期の数倍程度の長さに設定される。
そして、上記待機期間が経過すると、管理サーバMSは以下のように最適化処理を実行する。図4はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。なお、最適化処理は、上記実行要求の入力をトリガとするだけでなく、予め設定された時間間隔で定期的に実行するようにしてもよい。
すなわち、管理サーバMSは先ずステップST11において広域変数設定部11を起動し、この広域変数設定部11の制御の下で、図示しない操作端末においてシステム管理者が入力した、周期判定カウント値N(自然数)と、キャッシュ格納数M(自然数)を取り込み、これらを広域変数格納部21に格納する。例えば、周期判定カウント値N=2、キャッシュ格納数M=1が広域変数格納部21に格納される。なお、この広域変数の格納処理は、最適化処理ごとに行う必要はなく、最適化処理が複数回行われるごとに1回行うように設定することも可能である。
管理サーバMSは、次にステップST12において送信履歴取得部12を起動し、この送信履歴取得部12の制御の下で、データベース群DB1〜DBmからそれぞれ情報データ中の送信時刻情報を読み出す。そして、この読み出した送信時刻情報を情報送信装置ごとにその装置IDに対応付けて、表1として送信履歴格納部22に格納する。図5(a)にその一例を示す。
管理サーバMSは、続いてステップST13により送信履歴ソート部13を起動し、この送信履歴ソート部13の制御の下で、上記送信履歴格納部22から情報送信装置の装置IDと送信時刻情報を読み出す。そして、この読み出された情報送信装置の装置IDと送信時刻情報を送信時刻順にソートすることにより統合送信履歴を作成し、この統合送信履歴を表2として統合送信履歴格納部23に格納する。図5(b)にその一例を示す。
管理サーバMSは、続いてステップST14において周期表管理部14を起動し、この周期表管理部14の制御の下で、情報送信装置の装置IDと、送信周期と、カウント値からなる周期表を作成し、この周期表を表3として周期カウント格納部24に格納する。ここでは、初期状態であるため表3は図6に示すように空となる。
(3−1)統合送信履歴に対する1回目のスキャン
管理サーバMSは、次にステップST15において送信履歴検索部15を起動し、この送信履歴検索部15の制御の下で、上記統合送信履歴格納部23に格納された統合送信履歴(表2)に対し1回目のスキャンを行い、送信時刻が最も新しい情報送信装置の装置IDi と送信時刻情報ti を読み出す。例えば、図5(b)に示した表2の場合には、情報送信装置T1の装置IDと送信時刻情報ti =11:20が読み出される。そして、ステップST16において、上記読み出された装置IDi と同一の装置IDに対応付けられた送信時刻情報であって上記ti より新しい送信時刻情報tj を検索する。この検索の結果、表2には上記送信時刻情報ti =11:20より新しい履歴はないので、統合送信履歴サブセット格納部25の表4には図7(b)に示すように何も格納しない。
管理サーバMSは、続いてステップST17において周期表更新部16を起動し、この周期表更新部16の制御の下で、上記統合送信履歴サブセット格納部25の表4をスキャンする。しかし、表4は図7(b)に示すように空なので、ステップST18〜ST19の処理を省略してステップST20に移行する。ステップST20では、周期判断部17が周期表3を検索する。しかし、周期表3は図7(c)に示すように空なのでステップST15に戻る。
(3−2)統合送信履歴に対する2回目のスキャン
ステップST15に戻ると送信履歴検索部15は、次に上記統合送信履歴格納部23に格納された表2に対し2回目のスキャンを行い、送信時刻が2番目に新しい情報送信装置の装置IDi と送信時刻情報ti を読み出す。例えば、図5(b)に示した表2の場合には、情報送信装置T1の装置IDと送信時刻情報ti =11:10が読み出される。そして、ステップST16において、上記読み出された装置IDi と同一の装置IDに対応付けられた送信時刻情報であって上記ti より新しい送信時刻情報tj を検索する。この検索の結果、表2には上記送信時刻情報ti =11:10より新しい送信時刻情報tj =11:20が格納されているので、統合送信履歴サブセット格納部25の表4に上記送信時刻情報tj =11:20を情報送信装置T1の装置IDと共に格納する。図8(b)にその格納結果を示す。
次に周期表更新部16は、ステップST17において上記表4をスキャンする。この結果、表4には送信時刻情報tj =11:20が格納されているので、送信時刻tj =11:20と送信時刻ti との差を算出し、この差を情報送信装置T1の周期Cij=10分の候補として、上記周期カウント格納部24に格納された表3に格納する。また、ステップST18により上記情報送信装置T1の装置ID及び送信周期Cijをキーとして表3を検索する。しかし、表3からは同一の装置ID及び送信周期Cijが見つからないので、表3にはカウント値=1を格納する。続いて周期判断部17がステップST20において、周期表3を検索する。しかし、現時点で周期表3に格納されているカウント値は図8(c)に示すように“1”であり、広域変数格納部21に格納された周期判定カウント値N=2以上になっていないので、ステップST15に戻る。
(3−3)統合送信履歴に対する3回目のスキャン
ステップST15に戻ると送信履歴検索部15は、次に上記統合送信履歴格納部23に格納された表2に対し3回目のスキャンを行い、送信時刻が3番目に新しい情報送信装置の装置IDと送信時刻情報を読み出す。例えば、図5(b)に示した表2の場合には、情報送信装置T3の装置IDと送信時刻情報ti =11:05が読み出される。そして、ステップST16において、上記読み出された情報送信装置T3の装置IDと同一の装置IDに対応付けられた送信時刻情報であって上記ti =11:05より新しい送信時刻情報を検索する。しかし、表2には上記送信時刻情報ti =11:05より新しい履歴はないので、ステップS17〜ST19の処理は実質的に省略されてステップST20からステップST15に戻る。
(3−4)統合送信履歴に対する4回目のスキャン
ステップST15に戻ると送信履歴検索部15は、次に上記統合送信履歴格納部23に格納された表2に対し4回目のスキャンを行い、送信時刻が4番目に新しい情報送信装置の装置IDと送信時刻情報を読み出す。例えば、図5(b)に示した表2の場合には、情報送信装置T1の装置IDと送信時刻情報ti =11:03が読み出される。そして、ステップST16において、上記読み出された装置IDi と同一の装置IDに対応付けられた送信時刻情報であって上記ti より新しい送信時刻情報tj を検索する。この検索の結果、表2には上記送信時刻情報ti =11:03より新しい送信時刻情報tj として11:10と11:20が格納されているので、統合送信履歴サブセット格納部25の表4に上記送信時刻情報tj として11:10と11:20を情報送信装置T1の装置IDと共に格納する。図9(b)にその格納結果を示す。
次に周期表更新部16は、ステップST17において上記表4をスキャンする。この結果、表4には送信時刻情報tj として11:10と11:20が格納されているので、送信時刻tj =11:10及び11:20と送信時刻ti =11:03との差をそれぞれ算出し、この算出された差=7分、17分を情報送信装置T1の周期Cijの候補として、上記周期カウント格納部24に格納された表3に追加する。また、ステップST18により上記情報送信装置T1の装置ID及び送信周期Cijをキーとして表3を検索する。しかし、表3からは同一の送信周期Cijは見つからないので、表3にはカウント値=1を格納する。続いて周期判断部17がステップST20において、周期表3を検索する。しかし、現時点で周期表3に格納されているカウント値は図9(c)に示すようにすべて“1”であり、広域変数格納部21に格納された周期判定カウント値N=2以上になっていないので、ステップST15に戻る。
(3−5)統合送信履歴に対する5回目のスキャン
ステップST15に戻ると送信履歴検索部15は、次に上記統合送信履歴格納部23に格納された表2に対し5回目のスキャンを行い、送信時刻が5番目に新しい情報送信装置の装置IDと送信時刻情報を読み出す。例えば、図5(b)に示した表2の場合には、情報送信装置T1の装置IDと送信時刻情報ti =11:00が読み出される。そして、ステップST16において、上記読み出された装置IDi と同一の装置IDに対応付けられた送信時刻情報であって上記ti より新しい送信時刻情報tj を検索する。この検索の結果、表2には上記送信時刻情報ti =11:00より新しい送信時刻情報tj として11:03、11:10、11:20が格納されているので、統合送信履歴サブセット格納部25の表4に上記送信時刻情報tj として11:03、11:10、11:20を情報送信装置T1の装置IDと共に格納する。図10(b)にその格納結果を示す。
次に周期表更新部16は、ステップST17において上記表4をスキャンする。この結果、表4には送信時刻情報tj として11:03、11:10、11:20が格納されているので、送信時刻tj =11:03、11:10、11:20と送信時刻ti =11:00との差をそれぞれ算出し、この算出された差=3分、10分、20分を情報送信装置T1の周期Cijの候補として、上記周期カウント格納部24に格納された表3に追加する。また、ステップST18により上記情報送信装置T1の装置ID及び送信周期Cijをキーとして表3を検索すると、表3には同一の送信周期Cij=10分が2個存在しているので、図10(c)に示すように表3の送信周期Cij=10分のカウント値をインクリメントして“2”を格納する。
続いて周期判断部17はステップST20において、上記周期カウント格納部24に格納された表3のカウント値が、上記広域変数格納部21に格納された周期判定カウント値N=2以上になったか否かを判定する。この判定の結果、上記表3の送信周期Cij=10分のカウント値は図10(c)に示すように“2”になっており、かつキャッシュ格納数M=1以上になるので、ステップST21に移行する。
ステップST21に移行するとキャッシュ制御部18が、上記周期判定カウント値N=2以上になった情報送信装置T1の装置IDと対応するデータベースIDを管理データ格納部30から検索し、この検索されたデータベースIDを上記情報送信装置T1の装置IDと対応付けてキャッシュ格納部26に格納する。
かくして、過去に情報データを送信した複数の情報送信装置T1〜T3の中から、情報データの送信動作に周期性がありかつ送信周期の推定値Cijが10分と最も短い情報送信装置T1が選択され、この情報送信装置T1の装置IDと当該情報送信装置T1に対応するデータベースDB1のIDがキャッシュ格納部26に格納される。
以上詳述したようにこの実施形態では、先ずデータベースDB1〜DBmに格納された情報データをもとに、過去に情報データを送信した情報送信装置T1〜T3の装置IDとその送信時刻情報を送信時刻順に並べた統合送信履歴を生成して格納する。次に、上記生成された統合送信履歴から送信時刻が新しい順に情報送信装置の送信時刻を読み出して、同一の情報送信装置の送信時刻ti 、tj の差から当該情報送信装置の送信周期Cijを推定する。そして、この推定処理により周期判定カウント値N=2以上となる送信周期Cijが最初に検出された情報送信装置T1を選択し、この情報送信装置T1の装置IDと当該情報送信装置T1に対応するデータベースDB1のIDをキャッシュ格納部26に格納するようにしている。
したがって、複数の情報送信装置T1〜Tmの中から、送信周期が短い順、つまり近い将来に情報データを送信してくる確率の高い順に情報送信装置が選択され、その装置IDと対応するデータベースのIDがキャッシュ格納部26に格納される。このため、情報送信装置T1〜Tmのすべてについてその送信周期を推定し、その推定の結果をもとに送信周期が短い順に情報送信装置を選択してキャッシュ格納部26に記憶させる場合に比べ、キャッシュ機能を高く維持した上で、送信周期の推定処理に要する時間を短縮すると共にその処理負荷及びメモリ容量を低減することが可能となる。
またこの実施形態では、運転フェーズにおいて、情報送信装置の増設又は取り外し、或いは当該情報送信装置に接続されるセンサの増設又は取り外しに伴う最適化要求の入力又は発生を受け付け、この最適化要求の入力時点から予め設定した期間が経過した後に、最適化フェーズの処理を開始するようにしている。このため、情報送信装置の増設や取り外し又はセンサの増設や取り外しが行われると、この増設や取り外しが行われた後に各情報送信装置から送信される情報データがデータベースに必要十分に蓄積された後に、最適化フェーズの処理が行われる。このため、常に必要十分な送信履歴に基づいて高精度の最適化処理を行うことができる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、統合送信履歴(表2)を生成する際に、データベースDB1〜DBmに格納された情報データから、直近の予め定めた時間範囲に情報データを送信した情報送信装置の装置IDとその送信時刻を抽出するようにしてもよい。このようにすると、統合送信履歴を生成する際の送信データのサンプル数を必要十分な数に限定することができ、これにより最適化フェーズの処理時間のさらなる短縮と処理負荷及びメモリ容量の低減が可能となる。
また、上記最適化フェーズにおいて、統合送信履歴内のすべての履歴に対しスキャンを行っても、予め設定したキャッシュ格納数M分の情報送信装置をキャッシュ格納部26に格納できなかった場合には、上記統合送信履歴を作成する際の時間範囲を拡大するように変更する。そして、この拡大変更された時間範囲により統合送信履歴を作成し直し、この統合送信履歴に基づいて最適化フェーズの処理を実行するとよい。このようにすると、必要数の情報送信装置の装置IDとデータベースIDをキャッシュ格納部26に確実に記憶させることが可能となる。
その他、周期判定カウント値N及びキャッシュ格納数Mの値、管理サーバMSの構成とその機能、最適化フェーズの処理手順と処理内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
S11〜S1x,S21〜S2y,Sm1〜Smz…センサ、T1〜Tm…情報送信装置、WNW…広域ネットワーク、DS…負荷分散装置、R1〜Rk…情報受信装置、LNW…構内ネットワーク、DB1〜DBm…データベース、MS…管理サーバ、11…広域変数設定部、12…送信履歴取得部、13…送信履歴ソート部、14…周期表管理部、15…送信履歴検索部、16…周期表更新部、17…周期判断部、18…キャッシュ制御部、21…広域変数格納部、22…送信履歴格納部、23…統合送信履歴格納部、24…周期カウント格納部、25…統合送信履歴サブセット格納部、26…キャッシュ格納部、30…管理データ格納部。

Claims (9)

  1. 複数の情報処理装置からそれぞれ任意の周期で送信される情報データを情報受信装置で受信したのち、この受信された情報データを複数のデータ記憶装置のうち前記送信元の情報送信装置に対応するデータ記憶装置に振り分けて格納する際に、前記情報データの振り分け先をキャッシュ装置に記憶された管理情報に基づいて指定する情報データ収集管理装置であって、
    前記データ記憶装置に格納された情報データをもとに、過去に情報データを送信した情報送信装置の識別情報とその送信時刻情報を送信時刻順に並べた送信履歴情報を生成する第1の手段と、
    前記生成された送信履歴情報から送信時刻が新しい順に情報送信装置の送信時刻情報を読み出して、同一の情報送信装置の送信時刻情報の差から当該情報送信装置の送信周期を推定し、この送信周期の推定結果が得られた順に前記情報処理装置の数より少数の情報送信装置を選択する第2の手段と、
    前記選択された情報送信装置の識別情報と当該情報送信装置に対応するデータ記憶装置の識別情報を、前記管理情報として前記キャッシュ装置に記憶させる第3の手段と
    を具備することを特徴とする情報データ収集管理装置。
  2. 前記情報データの受信処理及び振り分け格納処理の実行中に、前記情報送信装置の増減又は当該情報送信装置に接続される情報発生源の増減に関する情報の入力を受け付ける手段と、
    前記増減に関する情報の入力を受け付けた時点から前記情報送信装置の送信周期に応じて予め定めた猶予時間が経過した後に、前記第1、第2及び第3の手段の処理を開始させる手段と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項1記載の情報データ収集管理装置。
  3. 前記第1の手段は、前記データ記憶装置に格納された情報データから、直近の予め定めた時間範囲に情報データを送信した情報送信装置の識別情報とその送信時刻情報を抽出し、この抽出した情報送信装置の識別情報とその送信時刻情報を送信時刻順に並べることにより送信履歴情報を生成するものである請求項1又は2記載の情報データ収集管理装置。
  4. 前記第2の手段は、予め設定した数の情報送信装置を選択できたか否かを判定する手段をさらに有し、
    前記第1の手段は、
    前記第2の手段により予め設定した数の情報送信装置を選択できないと判定された場合に、前記時間範囲を拡大する手段と、
    前記拡大された時間範囲に情報データを送信した情報送信装置の識別情報とその送信時刻情報を抽出し直し、この抽出された情報送信装置の識別情報とその送信時刻情報を送信時刻順に並べることにより送信履歴情報を生成し直すものである請求項3記載の情報データ収集管理装置。
  5. 複数の情報処理装置からそれぞれ任意の周期で送信される情報データを情報受信装置で受信したのち、この受信された情報データを複数のデータ記憶装置のうち前記送信元の情報送信装置に対応するデータ記憶装置に振り分けて格納する際に、前記情報データの振り分け先をキャッシュ装置に記憶された管理情報に基づいて指定する情報データ収集管理装置で使用される送信周期推定方法であって、
    前記データ記憶装置に格納された情報データをもとに、過去に情報データを送信した情報送信装置の識別情報とその送信時刻情報を送信時刻順に並べた送信履歴情報を生成する第1の過程と、
    前記生成された送信履歴情報から送信時刻が新しい順に情報送信装置の送信時刻情報を読み出して、同一の情報送信装置の送信時刻情報の差から当該情報送信装置の送信周期を推定し、この送信周期の推定結果が得られた順に前記情報処理装置の数より少数の情報送信装置を選択する第2の過程と、
    前記選択された情報送信装置の識別情報と当該情報送信装置に対応するデータ記憶装置の識別情報を、前記管理情報として前記キャッシュ装置に記憶させる第3の過程と
    を具備することを特徴とする送信周期推定方法。
  6. 前記情報データの受信処理及び振り分け格納処理の実行中に、前記情報送信装置の増減又は当該情報送信装置に接続される情報発生源の増減に関する情報の入力を受け付ける過程と、
    前記増減に関する情報の入力を受け付けた時点から前記情報送信装置の送信周期に応じて予め定めた時間が経過した後に、前記第1、第2及び第3の過程の処理を開始させる過程と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項5記載の送信周期推定方法。
  7. 前記第1の過程は、前記データ記憶装置に格納された情報データから、直近の予め定めた時間範囲に情報データを送信した情報送信装置の識別情報とその送信時刻情報を抽出し、この抽出した情報送信装置の識別情報とその送信時刻情報を送信時刻順に並べることにより送信履歴情報を生成するものである請求項5又は6記載の送信周期推定方法。
  8. 前記第2の過程は、予め設定した数の情報送信装置を選択できたか否かを判定する過程をさらに有し、
    前記第1の過程は、
    前記第2の課程により予め設定した数の情報送信装置を選択できないと判定された場合に、前記時間範囲を拡大する過程と、
    前記拡大された時間範囲に情報データを送信した情報送信装置の識別情報とその送信時刻情報を再抽出し、この再抽出された情報送信装置の識別情報とその送信時刻情報を送信時刻順に並べることにより送信履歴情報を生成し直すものである請求項7記載の送信周期推定方法。
  9. 請求項1乃至4のいずれかに記載の情報データ収集装置が具備する第1、第2及び第3の手段の処理をコンピュータに実行させる送信周期推定プログラム。
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