JP2010541439A - 以前に使用された構成による専用アップリンク(e−dch)リソースへの高速アクセス - Google Patents

以前に使用された構成による専用アップリンク(e−dch)リソースへの高速アクセス Download PDF

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Abstract

本発明は、UE識別子を用いることにより、データ送信のために基地局(403)とユーザ機器(UE)(401)との間の専用ULリソースへの高速アクセスを提供することを可能にするUE(401)、基地局(403)、および方法に関する。UE(401)は、共通ULリソースのセットの構成パラメータを基地局(403)から受信すること(ステップ302、S−402)と、共通ULリソースの前記セットの共通ULリソースのランダムアクセス要求を前記基地局(403)に送信すること(ステップ304、ステップS−404、508、810、712、910)と、前記セットの前記共通リソースの割り当てを前記基地局(403)から取得すること(ステップ306、S−408、514、718、720、812、912)と、前記共通リソース(520、814、728、918)でUE(401)識別子を前記基地局に送信すること(ステップ308、S−410)と、を行うことが可能である。UE識別子は、以前に使用された、専用リソースの構成パラメータのセットを示す。ULセットアップ遅延を減らすことが可能であり、ネットワーク性能およびエンドユーザの体験の質を改善することが可能である。

Description

技術分野
本発明は、一般に、電気通信システムにおける方法および装置に関し、詳細には、電気通信システムにおけるデータ送信のための、UEと基地局との間の専用アップリンクリソースへの高速アクセスを提供する方法および装置に関する。
背景
移動局あるいは端末と呼ばれることもあるユーザ機器(UE)は、接続モードにおいては、セルレベル(UEがどのセル内にあるかを無線網制御(RNC)が追跡する)またはユニバーサル移動電気通信システム(UMTS)のユニバーサル陸上無線アクセス網(UTRAN)のUTRAN登録エリア(URA)レベルでの追跡が可能である。URAは、いくつかのセルをカバーする。URA_PCH状態およびCELL_PCH状態(PCH=物理チャネル)では、ユーザデータが送信される可能性はない。RNCは、UTRANページングによってUEに到達することだけが可能である。CELL_FACH(FACH=フォワードアクセスチャネル)状態では、アップリンク(UL)でのユーザデータ送信に使用可能な共通ランダムアクセスチャネル(RACH)がUEに割り当てられている。
しかしながら、パワーランピング(power ramping)、衝突回避、競合解決などの特殊なチャネルアクセス手順は、先に行わないと、アップリンクデータ送信を開始することができない。これは、複数の端末がチャネルを共用するためである。ダウンリンクデータ用に割り当てられたチャネル(フォワードアクセスチャネル(FACH))も複数の端末が共用するが、このチャネルへのアクセスはRNCによってスケジュールされる。CELL_DCH状態(DCH=専用チャネル)では、専用または共用の物理チャネルがUEに割り当てられている。
Rel−7(3GPP TS 25.214「Physical layer procedures (FDD)」のRelease 7)より前は、CELL_FACH状態にあるUEが、高速共用制御チャネル/高速ダウンリンク共用チャネル(HS−SCCH/HS−DSCH)を読み取るためには、CELL_DCHに切り替わる必要があった。このことは、UEと基地局(ノードB、あるいは、LTE(Long Term Evolution)ではeノードB(evolved Node-B)とも呼ばれる)との間、およびノードBとRNCとの間でいくつかの制御メッセージを交換することが必要であり、それによって、遅延がかなり大きくなることを意味していた。Release 7では、UEがCELL_FACH状態である間にノードBがHS−SCCH/HS−DSCHでUEをアドレス指定できる機能が導入された。その結果、遅延が減り、性能が向上した。
しかしながら、UEは、送信すべきデータがある場合には、ノードBをアドレス指定してよい。CELL_FACH状態にあるUEがデータの送信を開始するためには、UEは、ランダムアクセスチャネル(RACH)手順を用いてネットワークにアクセスし、アップリンク(UL)およびダウンリンク(DL)の両方で同期し、CELL_DCH状態に移ることが必要である。この手順はさらに、ノードBとRNCとの間で何らかの制御メッセージ交換を行うことを必要とする。
バースト性のトラフィック、すなわち未確定期間ごとのデータ量が比較的小さいトラフィック(Webブラウジングトラフィックなど)をUEが送信しなければならない場合には、RACH手順の1つの弱点が顕著になる。
この場合、UEがCELL_FACH状態であれば、UEは、送信するデータが非常に少ない量でない限り、送信の前にCELL_DCH状態に切り替わる必要がある。切り替え手順の実行には、数百ミリ秒を要することがある。このことは、UEが送信すべきデータが比較的少量でありながら、それでも現在のRACHで送信可能な量より多い場合には、非常に不便である。セットアップ時間が長いために実際のスループットが非常に低くなるからである。
UEは、データの送信後、非活動時間を経て、最終的に再度CELL_FACH状態に移行する。もう一度データの送信が必要になった場合には、同じ手順を再度踏まなければならない。
概要
本発明の目的は、上述の問題を少なくともある程度まで軽減する解決方法を提供することである。
本発明の第1の態様は、基地局において、データ送信のために、専用ULリソースへの高速アクセスをUEに提供することを可能にするUE識別子を取得する方法を提供する。本方法では、基地局は、共通ULリソースのセットの構成パラメータをUEに送信する。このUEは、共通リソースのランダムアクセス要求を基地局に送信し、これによって、共通リソース要求は本方法で受信される。次に基地局は、共通ULリソースのセットの共通リソースのうちの少なくとも1つが利用可能かどうかを判定する。共通リソースの少なくとも1つが空いている場合、基地局は、利用可能な共通リソース(available common resource)を前記UEに割り当てる。さらに、基地局は、前記割り当てられた共通リソースでUEから送信されたUE識別子を受信する。UE識別子は、以前に使用された、専用リソースの構成パラメータのセットを示しており、以前に使用された構成パラメータをUEが使用することを可能にする。
この態様の少なくともいくつかの実施形態では、UEから受信されるUE識別子は、拡張専用チャネル(E−DCH)無線ネットワーク一時識別子(E−RNTI)を含むことが可能である。
この態様の少なくともいくつかの実施形態では、基地局は、前記UEが、専用リソース用として特定の構成パラメータのセットを以前に使用しているかどうかを、UE識別子に基づいて判定することが可能である。UEが特定の構成パラメータのセットを以前に使用している場合には、基地局は、前記専用ULリソースをデータ送信用としてUEに提供するために、前記以前に使用された構成パラメータのセットを適用することを前記UEに指示することが可能である。
この態様の少なくともいくつかの実施形態では、基地局は、共通ULリソースのセットの構成パラメータをブロードキャストチャネルでUEに送信することが可能である。あるいは、ノードBは、共通ULリソースのセットの構成パラメータを、高速共用制御物理チャネル(HS−SCCH)および高速ダウンリンク共用チャネル(HS−DSCH)の少なくとも一方で、前記UEに送信することが可能である。
この態様の少なくともいくつかの実施形態では、基地局は、共通リソース割り当てを、捕捉表示チャネル(AICH)で前記UEに送信することが可能である。
この態様の少なくともいくつかの実施形態では、構成パラメータのセットは、構成識別子と、チャネライゼーションコード、タイミングインジケータ、オフセット、およびシグネチャシーケンス(signature sequence)のうちの少なくとも1つとを含むことが可能である。
本発明の第2の態様は、ユーザ機器(UE)において、データ送信のために、専用ULリソースへの高速アクセスを基地局に提供することを可能にする、前記UEの識別子を提供する方法を提供する。本方法では、UEは、共通ULリソースのセットの構成パラメータを前記基地局から受信する。UEはさらに、共通ULリソースのセットの共通リソースのランダムアクセス要求を前記基地局に送信する。さらに、UEは、共通ULリソースのセットの前記共通リソースの割り当てを基地局から取得する。さらに、UEは、UE識別子を、前記共通リソースで前記基地局に送信する。識別子は、以前に使用された、専用リソースの構成パラメータのセットを示している。
この態様の少なくともいくつかの実施形態では、UEが送信するUE識別子は、E−RNTIを含むことが可能である。
この態様の少なくともいくつかの実施形態では、本方法において、UEは、前記専用ULリソースをデータ送信用として提供するために、前記以前に使用された構成パラメータのセットを適用する指示を、前記基地局から受信することが可能である。
この態様の少なくともいくつかの実施形態では、UEは、基地局からブロードキャストチャネルで送信された、共通ULリソースのセットの構成パラメータを受信することが可能である。あるいは、基地局は、共通ULリソースのセットの構成パラメータを、高速共用制御チャネル(HS−SCCH)および高速ダウンリンク共用チャネル(HS−DSCH)の少なくとも一方で、受信することが可能である。
この態様の少なくともいくつかの実施形態では、UEは、割り当てを、基地局から捕捉表示チャネル(AICH)で取得することが可能である。
本発明の第3の態様は、データ送信のための専用ULリソースへの高速アクセスをユーザ機器(UE)に提供することが可能な基地局を提供する。本基地局は、この第3の態様に従って、本発明の第1の態様の方法ステップを実行するように構成可能である。
本発明の第4の態様によれば、UEは、データ送信のために、専用ULリソースへの高速アクセスを基地局に提供することが可能である。この態様によれば、UEは、本発明の第2の態様の方法ステップを実行するように構成可能である。
本発明の各種実施形態は、ULセットアップ遅延を減らす利点をもたらし、その結果、ネットワークから見た性能を改善し、エンドユーザから見た体験の質を改善する。
また、上述の本方法に関連した特徴は、該当する場合には、本方法に関連して説明したものと同等または同様の利点を有する、本発明に従う構成で実装可能である。
言うまでもなく、上述の各実施形態は、同じ実施形態にまとめることが可能である。以下では、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照しながら説明する。
なお、用語「含む(comprises/comprising)」は、本明細書で用いられる場合には、述べられている特徴、整数、ステップ、または構成要素の存在を明示するために用いられており、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、または構成要素、あるいはこれらの集まりの存在または追加を排除するものではない。
本明細書において本発明の利点および特徴をより詳細に説明するために、いくつかの実施形態を以下で説明する。その際、以下の添付図面を参照する。
図面の簡単な説明
本発明の基本シグナリング方式を示す図である。 本発明のいくつかの実施形態による方法ステップのフローチャートを示す図である。 本発明のいくつかの実施形態による方法ステップのフローチャートを示す図である。 本発明のいくつかの実施形態によるシグナリング方式を示す図である。 少なくとも本発明の第1の好ましい実施形態によるシグナリングを示す図である。 拡張獲得インジケータチャネル(AICH)を示す図である。 少なくとも本発明の第2および第3の好ましい実施形態によるシグナリングを示す図である。 少なくとも本発明の第1の好ましい実施形態による、様々なフェーズにおけるシグナリングを示す図である。 少なくとも本発明の第2および第3の好ましい実施形態による、様々なフェーズにおけるシグナリングを示す図である。
略語
ACK 肯定応答(Acknowledgment)
AICH 捕捉表示チャネル(Acquisition Indicator Channel)
ARQ 自動再送要求(Automatic Repeat Query)
C−RNTI セル無線ネットワーク一時識別子(Cell Radio Network Temporary Identity)
DL ダウンリンク(Downlink)
DTX 不連続送信(Discontinuous Transmission)
E−AGCH E−DCH絶対的許可チャネル(E-DCH Absolute Grant Channel)
E−DCH 拡張専用チャネル(Enhanced Dedicated Channel)
E−HICH E−DCHハイブリッドARQインジケータチャネル(E-DCH Hybrid ARQ Indicator Channel)
E−RNTI E−DCH無線ネットワーク一時識別子(E-DCH Radio Network Temporary Identity)
E−TFCI E−DCHトランスポートフォーマットコンビネーションインジケータ(E-DCH Transport Format Combination Indicator)
F−DPCH フラクショナル専用物理チャネル(Fractional Dedicated Physical Channel)
FACH フォワードアクセスチャネル(Forward Access Channel)
HS−DSCH 高速ダウンリンク共用チャネル(High Speed Downlink Shared Channel)
HS−SCCH 高速共用制御チャネル(High Speed Shared Control Channel)
NACK 否定応答(Negative Acknowledgment)
P−CCPCH プライマリ共通制御物理チャネル(Primary Control Common Physical Channel)
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel)
RACH ランダムアクセスチャネル(Random Access Channel)
Rel−7 3GPP TS 25.214のRelease 7
Rel’99 3GPP TS 25.214のRelease 1999
RNC 無線網制御(Radio Network Controller)
UE ユーザ機器(User Equipment)
UL アップリンク(Uplink)
詳細な説明
簡単に述べると、本発明は、UEと基地局との間のデータ送信のための専用アップリンクリソースを提供するように、少なくとも何らかの方式で適合された方法、ユーザ機器(UE)、および基地局に関する。より具体的には、本発明は、出願人の最善の知識に基づく、既知の方式より高速な方式で専用ULリソースを提供する方法および手段を提供するものである。
Release 7(3GPP TS 25.214)では、ノードBとUEとの間のダウンリンク(DL)が改善されている。
これに対し、本発明は、UEとノードBとの間のアップリンク(UL)を改善することを提案する。UEは、CELL_FACH(セルフォワードアクセスチャネル)でのULデータの送信を、現在可能なスループットより高いスループットで行うことが可能でなければならない。そのためには、UEは、CELL_DCHに移行することなく、可能な限り早急にE−DCHを用いることが必要になる。CELL_DCHに移行することはRNCと通信することを意味し、これは時間遅延およびシグナリングリソースの非最適利用につながるからである。そこで、この手順を「高速E−DCHアクセス」と呼ぶことにする。
図1は、本発明による、専用ULリソースへの高速アクセスをUEに提供するためにUE 101とノードB 103との間でシグナリングを行う基本シグナリング方式を示す。ここに含まれるシグナリングの簡単な説明を以下に記す。
信号S−102で、ノードB 103は、共通ULリソースの構成を、少なくともUE 101にブロードキャストする。これらのULリソースは、典型的には、CELL_FACHでのアップリンクトラフィックに使用可能な共通E−DCHリソースを含む。
信号S−104で、UE 101は、ランダムアクセスチャネル(RACH)手順を開始する。
信号S−106で、ノードB 103は、UE 101に応答を送信する。この応答は、UEがそのデータを共通E−DCHリソースで送信することを可能にする、割り当てられた共通構成を含む。この応答はさらに、UE 101がそのデータを前記共通E−DCHで送信することを可能にする、UE 101向けのコード、タイミングオフセット、および他の任意の追加情報を含んでよい。
このように、ここでは、共通E−DCHリソースでの信号の送信のために無線ネットワーク制御(RNC)と対話する必要がない。
この時点で、UE 101は、信号S−108で、そのデータを、共通E−DCHリソースでノードB 103まで送信することが可能である。
UE 101が、割り当てられた共通E−DCHリソースでのパケットの送信を完了すると、ノードB 103は、信号S−110で、共通E−DCHリソースを解放することが可能である。
これらの信号は、記載した順序と異なる順序で伝達されてもよい。たとえば、共通E−DCHの構成パラメータは、信号S−106(すなわち、S−104でUE 101によってシグナリングされたRACH手順に対する、ノードBの応答)で提供されてもよい。
いくつかの実施形態をより詳細に説明するために、基地局(ノードB)が、ユーザ識別子を取得して、専用ULリソースへの高速アクセスをUEに提供することを可能にする方法ステップを説明する。その方法ステップを、図2に示す。
図2の最初のステップは、利用可能な共通リソースのセットの構成パラメータを含むメッセージを、ノードBによって送信するステップ(ステップ202)である。このステップは、図1の信号S−102(ノードB 101によって送信される、共通ULリソースの構成)に対応する。
さらなる情報および詳細については、後述の好ましい実施形態の図5〜9に関連して説明することとする。
ノードB 103からのメッセージに対する応答として、このノードB 103は、ステップ204で、共通リソースのランダムアクセス要求を受信することが可能であり、このステップは、UE 101から送信されたランダムアクセス手順に関連する、図1の信号S−104に対応する。
この要求を受信したノードB 103は、UE 101が使用できる共通リソースが少なくとも1つあるかどうかを判定することが可能である。この判定は、ステップ206において行う。少なくとも1つの共通リソースが利用可能であれば、ノードB 103は、ステップ208で、その利用可能な共通リソースをUE 101に割り当てる。
図1において対応するステップの信号は、信号S−106(UEが共通E_DCHリソースでデータを送信することを可能にする、割り当てられた共通構成)である。
ステップ208での割り当てに対する応答として、ノードB 103は、ステップ210でUE識別子を受信することが可能である。このUE識別子は、前記UE 101からのE−DCH無線ネットワーク一時識別子(E−RNTI)であってよい。
図1においてステップ210に対応するのは、UE 101が共通E−DCHリソースでデータを送信する信号S−108である。
ノードB 103は、ステップ212で、UE 101が特定の構成パラメータのセットを使用したかどうかを、E−RNTI識別子に基づいて判定することが可能である。
UE 101が特定の構成パラメータのセットを使用した場合、ノードB 103は、ステップ214で、構成パラメータの前記セットを適用することをUE 101に指示する。
ノードB 103は、ステップ212で、UEが特定の構成パラメータのセットを使用していないと判定した場合には、ステップ216で、ランダムアクセスチャネル(RACH)手順を用いてデータを送信することをUE 101に指示する。
なお、図1に示したような基本シグナリング方式は、以前に使用された構成パラメータのセットを、ノードBにデータを送信するUE自身のE−DCHリソースの利用するためにUEによって使用されることを、ノードBが許可できるようにするUE識別子を明示的に含んでいない。しかしながら、このUE識別子(E−DCH無線ネットワーク一時識別子(E−RNTI)であってよい)は、本発明の実施形態をより詳細に説明している後続の各図のステップおよび信号に含まれている。
以上、図2を参照して、ノードBに関する方法ステップを説明した。
次に、UE側の対応するステップを、図3を参照して説明する。図3は、UE 101の識別子を与えて、専用ULリソースへの高速アクセスをデータ送信用としてノードB 103に提供することを可能にする方法ステップを示している。
以下、図3の方法ステップを説明する。
ステップ302で、UE 101は、共通リソースのセットの構成パラメータを、ノードB 103から受信することが可能である。
したがって、このステップは、UE 101が共通ULリソースの構成を受信する、図1の信号S−102に対応する。
UE 101がデータの送信を希望した場合、UE 101は、ステップ304で、ランダムアクセス要求を送信することが可能である。この要求は、典型的には、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)で送信される。
この場合も、図1において対応するのは、UE 101がランダムアクセス手順を実行する信号S−104である。
ランダムアクセス要求に対する応答として、UE 101は、ステップ306で、共通リソースの割り当てを受信することが可能である。これは、図1の信号S−106に対応する。
上記ステップ302で取得した構成パラメータは、あるいは、共通リソースのセットの割り当てを取得するステップ306において受信することも可能である。さらに下記では、UEからのランダムアクセス要求の受信後にノードBから構成パラメータが送信される実施形態について説明する。
UE 101は、共通リソースの割り当てを受信した後、ステップ308で、共通リソースでUE識別子(E−RNTI識別子であってよい)を送信する。この識別子は、以前に使用された、専用リソースの構成パラメータのセットを示す。この構成パラメータのセットは、フラクショナル専用物理チャネル(F−DPCH)(図8および9に関連して後述)により、ノードB 103からUE 101へ送信可能である。
ステップ308は、データが共通E−DCHリソースで送信される、図1の信号S−108に対応する。
UE識別子を送信した後、UE 101は、ステップ310で、以前に使用された、データ送信用専用アップリンク(UL)リソースを提供する構成パラメータのセットを適用する指示を、ノードB 103から受信することが可能である。
以上、UE 101およびノードB 103の方法ステップを、図2および3を参照して簡単に説明した。
各種方法ステップを互いに関連付け、本発明のいくつかの実施形態をさらに説明するために、UE 401およびノードB 403によって送信される信号および実行されるステップを例示するシグナリング方式を、図4に示す。
まず、信号S−402で、共通ULリソースのセットの構成パラメータを、ノードB 403からUE 401へ伝達することが可能である。
この信号は、図1の信号S−102に対応する。
その後、共通リソースのランダムアクセス要求が、信号S−404で、UE 401からノードB 403へ伝達される。この信号は、図1の信号S−104に対応する。
ノードB 403は、共通リソースのランダムアクセス要求を受信した後、ステップS−406で、共通リソースの少なくとも1つが利用可能かどうかを判定することが可能になる。
少なくとも1つの共通リソースが利用可能であれば、ノードB 403は、信号S−408で、利用可能な共通リソースの割り当てをUE 401に伝達することが可能である。この信号は、信号S−106(UE 101が共通E−DCHリソースでデータを送信することを可能にする、割り当てられた共通構成)に相当する。
既に簡単に説明したように、UE 401は次に、信号S−410で、割り当てられた共通リソースでそのUE識別子を送信することによって自身を識別させることが可能である。本発明の少なくともいくつかの実施形態によれば、UE識別子は、E−DCH無線ネットワーク一時識別子(E−RNTI)を含む。
対応する信号は、図1に示した、共通E−DCHリソースでデータが送信される信号S−108である。
次にノードB 403は、信号S−412で、UE 401が特定の構成パラメータのセットを以前に使用しているかどうかを、受信したUE識別子に基づいて判定する。
信号S−412の判定の答えが肯定であれば、ノードB403は、信号S−414で、その、以前に使用された構成パラメータのセットを適用することをUE 401に指示する。
答えが否定であった場合、ノードB 103は、ランダムアクセスチャネル(RACH)手順を用いてデータを送信することをUEに指示することが可能である。これは、図2のステップ216に示した。
ここまで、ノードB 103およびUE 101の方法ステップを簡単に説明した。
これに対し、以下では、本発明の好ましい実施形態を説明する。
これらの好ましい実施形態は、UEの方法ステップとノードBの方法ステップとの両方を含む。
専用ULリソースへの高速アクセスをUEに提供することを可能にする手順は、様々なフェーズを含み、各フェーズは、その手順の別々のタイムスタンプを反映する。以下では、第1フェーズを説明する。
フェーズ1 − UEのRACH送信
第1フェーズを説明するために、図5および7を参照する。図5および7は、第1、第2、および第3の好ましい実施形態によるシグナリングを、それぞれ示している。
図5および7は両方とも、捕捉表示チャネル(AICH)アクセススロット502、702ならびに物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)アクセススロット504、704を示している。
このフェーズでは、UEが何らかの理由(たとえば、データがUEのバッファにある、など)でネットワークにアクセスしようとしたときに、ランダムアクセスチャネル(RACH)手順が開始される。RACH手順では、まず、UEが、電力レベルを増やしながら(いわゆるパワー ランプリング)、信号をRACHプリアンブル506、710および508、712の形でノードBへ送信する。
RACHプリアンブルを送信するために、UEは、16個のシグネチャのセットの中からシグネチャを選択する必要がある。このシグネチャは、RACHプリアンブル510、714の第1の部分に含めることが可能である。RACHプリアンブル508、712はさらに、第2の部分512、716を含み、これは、データをノードBに不連続送信することに使用可能である。
なお、RACHプリアンブル712を送信するステップは、図3のステップ304(ランダムアクセス要求を送信する)に対応し、図4に示した信号S−404(共通リソースのランダムアクセス要求)に対応する。
これら16個のシグネチャのうちのいくつかは、高速共通E−DCHアクセスに適用されるべく予約され、残りのシグネチャは、Rel’99で定義されているように使用されることが可能であり、したがって、選択されたULアクセススロットに対応する、選択されたシグネチャを含む非修飾AICHの要求に使用されることが可能である。
これらの分割されたシグネチャは、ノードBによって、DLブロードキャストチャネルまたはDL共用チャネルでブロードキャストされることが可能である。
そしてUEは、それらのシグネチャの中から、高速共通E−DCHアクセスに用いるシグネチャをランダムに選択することが可能である。いくつかのシグネチャはRel’99で定義されているように使用されることが可能なので、高速共通E−DCHアクセスのための選択の対象となるシグネチャは、完全にランダムというわけではない。これはあくまで、高速共通E−DCHアクセスに適用されるべく予約されているシグネチャの中でランダムである。
第2フェーズでは、RACHプリアンブル508、712に対してノードBから送信される応答について説明する。
フェーズ1のRACH手順は、図5および7の両方に示しているが、第1の好ましい実施形態によるフェーズ2の手順は、図5にのみ示している。図7はさらに、第2の好ましい実施形態による手順を示している。以下、これについて説明する。
フェーズ2の第1の好ましい実施形態 − ノードBのAICH送信
図5は、拡張捕捉表示チャネル(AICH)514を含んでいるため、まず、これについて、この拡張AICHメッセージを示している図6を参照して紹介する。
図6に示すように、捕捉表示チャネル(AICH)602は、4096個のチップを含む第1の部分604と、1024個のチップを含む第2の部分とを含む。したがって、拡張AICH全体は、5120個のチップを含んでいる。
拡張AICH 602の第1の部分604は、Rel’99におけるそれと同じ意味を有しており、すなわち、送信される捕捉表示当たりの電力に関するUE向け情報を含んでいる。
拡張AICH 602の第2の部分606(Rel’99では未使用)には、割り当てられた共通E−DCH構成を含めることが可能である。さらに、要求されたリソースの利用可能性が、肯定応答(ACK)または否定応答(NACK)の形で含められる。共通E−DCH構成に関する情報とリソースの利用可能性に関する情報は、一緒に符号化しても、別々に符号化してもよい。
図5では、拡張AICH 514も示されており、これには、前の段落で説明したように、第1の部分516および第2の部分518が含まれている。
この第1の好ましい実施形態によれば、ノードBは、UEへの応答を、捕捉表示チャネル(AICH)502の拡張AICHプリアンブル514の形で送信する。
したがって、拡張AICH 514は、全部で5120個のチップの容量を有し、そのうち、第1の部分516の4096個のチップが獲得ビットに使用される。拡張AICHプリアンブル514全体のうちの第2の部分518の1024個のチップは、この第1の好ましい実施形態において使用されている。
上述のように、第2の部分518、606は、割り当てられた共通E−DCH構成、ならびに、RACHプリアンブル508で要求されたリソースについてのリソースの利用可能性に関する、符号化が可能な情報を含んでいる。
このように、ノードBはさらに、共通E−DCH構成のセットをAICHプリアンブル514に含めてブロードキャストする。
このAICHプリアンブル514は、図2のステップ208(利用可能な共通リソースを割り当てる)に対応しており、このステップは、図4では、ノードB 403から送信される信号S−408(利用可能な共通リソースの割り当て)として示されている。
フェーズ3の第1の好ましい実施形態 − UEのAICH受信
このフェーズでは、UEは、ノードBから送信されたAICHプリアンブル514(および、該当するものがあれば、他の任意の情報)を読み取る必要がある。
したがって、UEは、AICHを読み取る必要がある。AICHプリアンブル514に含まれる情報に応じて異なる3つのケースが、以下のように識別される。
ケース1では、AICHプリアンブル514の第1の部分516および第2の部分518の両方に、肯定応答(ACK)が含まれる。このケースでは、UEは、第2の部分518にある、割り当てられた構成によって与えられるパラメータを適用し、共通E−DCHリソース520での送信を開始する。
UEは、AICHプリアンブル514を読み取ることに加えて、フラクショナル専用物理チャネル(F−DPCH)、E−DCHハイブリッド自動再送要求(ARQ)インジケータチャネル(E−HICH)、およびE−DCH絶対的許可チャネル(E−AGCH)も読み取る。
これらの信号に応じて、拡張AICHプリアンブル514に含まれる構成は、特定のIDで識別される。各構成は、他の構成のパラメータセットと部分的または全面的に異なってよいパラメータセットを含む。これらの構成は、チャネライゼーションコード、タイミングインジケータ、オフセット、シグネチャシーケンスなどを含んでよい。
受信される共通E−DCH構成は、UEが、割り当てられた共通E−DCHリソースを用いて送信を開始するのに十分な情報を含んでいる。
UEは、E−DCHリソースでデータの送信を開始したら、競合解決用として、UE自身のE−RNTIをメッセージ内で紹介しなければならない。
識別された3つのケースのうちの第2のケースでは、UEは、拡張AICH 514の第1の部分516でACKを受信し、拡張AICHプリアンブル514の第2の部分518にはNACKが含まれる。このケースでは、UEは、任意の共通E−DCH構成を適用するため、共通E−DCHリソースを使用することができない。したがって、UEは、E−DCHでの送信を行わない。
しかしながら、UEは、その代わりに、RACH手順に続いて、ノードBによってアナウンスされた同じシグネチャまたは別のシグネチャを用いてデータを送信する。
このようにして、UEは、利用可能な共通E−DCHリソースがない場合でも、RACHでデータを送信することが可能である。
第3のケース、すなわち、拡張AICHプリアンブル514の第1の部分がNACKを含む場合には、UEは、送信を停止し、その後、バックオフおよび再試行を行わなければならない。
フェーズ2の第2の好ましい実施形態 − ノードBによるAICHおよびHS−SCCH/HS−DSCHの送信
本発明の第2の好ましい実施形態を、少なくとも部分的に、図7に示す。図7は、専用ULリソースへの高速アクセスをUEに提供することを可能にする手順を示している。
「フェーズ1」で説明したように、UEは、電力レベルを増やしながらRACHプリアンブル710、712を送信する。
これらの信号への応答として、ノードBは、UEに対する返答を、AICHで、非修飾AICHプリアンブル722の形で送信する。
このAICHプリアンブル722は、4096個のチップからなる第1の部分724と、1024個のチップからなる第2の部分726とを含み、このうちの、AICHプリアンブル722の第1の部分724は、Rel’99で指定されているとおりの獲得ビットを含む。
十分な電力を有するPRACHプリアンブル712がノードBで受信されてから、できるだけ早く(好ましくは、AICHプリアンブル722が送信される前に)、他の情報がノードBから伝達される。
高速共用制御チャネル(HS−SCCH)704および高速ダウンリンク共用チャネル(HS−DSCH)706を用いて、HS−SCCHメッセージ718およびHS−DSCHメッセージ720がノードBから送信され、これらのメッセージは、割り当てられた共通E−DCH構成およびリソースの利用可能性情報を含んでおり、UEからRACHプリアンブル712で送信された要求に対する応答である。
「フェーズ2の第1の好ましい実施形態」において、第1の好ましい実施形態に関連して説明したように、共通E−DCH構成をAICHでブロードキャストすることが可能である。
しかしながら、フェーズ2の第2の好ましい実施形態によれば、共通E−DCH構成パラメータは、HS−SCCHメッセージおよびHS−DSCHメッセージに含めてよい。
ノードBに利用可能なリソースがない場合、ノードBは、高速共通E−DCHアクセスを後で再試行することをUEに命令することが可能である。あるいは、ノードBは、ノードBによって計算された特定量の時間の後にメッセージ部分(すなわち、RACHプリアンブル712)の送信を続行することをUEに命令することが可能である。この場合、UEは、そのメッセージ部分の送信を、プリアンブル712で適用されたものと同じシグネチャ、またはノードBによって割り当てられることが可能な別のシグネチャを用いて行う。これらすべての命令は、HS−SCCH 718メッセージおよびHS−DSCH 720メッセージで送信可能である。
ノードBは、構成パラメータを最初に受信したUEとは別のUEに同じ構成パラメータを(たとえば、HS−SCCH 718メッセージおよびHS− DSCH 720メッセージで)送信することができない。
なお、HS−SCCH/HS−DSCH 718、720メッセージを送信することは、図2のステップ208(利用可能な共通リソースを割り当てる)に対応し、図4に示した、ノードB 403によって送信される信号S−408(利用可能な共通リソースの割り当て)に対応する。
フェーズ3の第2の好ましい実施形態 − UEによるAICHおよびHS−SCCHHS−/DSCHの受信
このフェーズでは、UEは、フェーズ2でノードBから送信されたメッセージを読み取る必要がある。
本発明の第1の好ましい実施形態に関して上述したように、UEは、フェーズ3でAICHプリアンブルを読み取る必要があった。
ここで、本発明の第2の好ましい実施形態によれば、UEは、HS−SCCH 718メッセージおよびHS−DSCH 720メッセージを読み取る必要がある。
UEは、高速E−DCHアクセス手順でRACHプリアンブル712を送信した際には、専用シグネチャの1つを使用している。したがって、UEは、HS−SCCH 718メッセージおよびHS−DSCH 720メッセージに含まれる新しいシグネチャ、またはシグネチャの有効性の、定義されたタイマの満了を待たなければならない。
UEがHS−SCCHメッセージおよびHS−DSCHメッセージを受信する前にタイマが満了した場合、AICHプリアンブル722の第1の部分724においてACKが受信されていれば、UEは、同じシグネチャを用いてRACHプリアンブル712のメッセージ部分の送信を開始する。一方、AICHプリアンブル722の前記第1の部分724にNACKが含まれていれば、UEは、送信を停止し、その後、バックオフおよび再試行を行う。
したがって、HS−SCCH 718メッセージおよびHS−DSCH 720メッセージの少なくとも一方が時間内に受信されれば、タイマは満了しない。その代わり、HS−SCCHメッセージおよびHS−DSCHメッセージに含まれている共通構成を使用するかどうかは、ノードBによって伝達されたリソースの利用可能性に依存する。
ケース1では、HS−SCCH/HS−DSCH 718、720メッセージの両方、ならびにAICHプリアンブル722に、肯定応答(ACK)が含まれる。このケースでは、UEは、HS−SCCH/HS−DSCH 718、720メッセージにある、割り当てられた構成によって与えられるパラメータを適用し、共通E−DCHリソース728での送信を開始する。
UEは、HS−SCCH/HS−DSCHメッセージ718、720を読み取ることに加えて、F−DPCH、E−HICH、およびE−AGCHも読み取る。
UEは、共通E−DCHリソース728でデータの送信を開始したら、競合解決用として、UE自身のE−RNTIをメッセージ内で紹介しなければならない。
第2のケースでは、UEは、HS−SCCH/HS−DSCHメッセージ718、720と、AICHプリアンブル722との両方でNACKを受信する。このケースでは、UEは、どの共通E−DCH構成も適用しないため、E−DCHリソース728による送信を行わない。
しかしながら、UEは、RACH手順に続いて、ノードBによってアナウンスされていれば、同じシグネチャあるいは別のシグネチャを用いてデータを送信する。したがって、共通E−DCHリソースが利用可能でない場合でも、データの送信が可能である。
あるいは、上述のようにシグネチャを用いてRACHプリアンブル712を再度送信することによって、共通E−DCHリソースを要求するプロセスを最初から開始することが可能である。
第3のケース、すなわち、HS−SCCH/HS−DSCH 718、720メッセージ、またはAICHプリアンブル722のいずれかにNACKが含まれる場合には、UEは、送信を停止し、その後、バックオフおよび再試行を行わなければならない。
フェーズ2および3の第3の好ましい実施形態 − AICHおよびHS−SCCH/HS−DSCHの送信および受信
本発明の第3の好ましい実施形態によれば、ノードBは、RACHプリアンブルに対する応答として、応答メッセージをUEに送信する。この応答メッセージは、フェーズ2の第2の好ましい実施形態について説明したものと同様に、修飾されないAICHプリアンブルである。このため、本発明の第2の実施形態による手順の一部を示している図7を参照することが可能である。したがって、この、フェーズ2の第3の実施形態で送信されるAICHメッセージは、AICHプリアンブル722メッセージであってよい。
しかしながら、この第3の実施形態による高速E−DCHアクセス用シグネチャセットの中のシグネチャに対する獲得ビットの意味は、フェーズ2およびフェーズ3の第2の実施形態について上述した意味と比較すると、変更されている。
AICHプリアンブルによって送信された、選択されたシグネチャの肯定応答(ACK)に対応する獲得ビットは、ノードBが、UEの高速E−DCHアクセスのためのリソースを予約することが可能になっていることを意味する。UEは、フェーズ2の第2の実施形態について前述したように、HS−SCCH 718およびHS−DSCH 720でE−DCH構成を受信することに進む。
選択されたシグネチャの否定応答(NACK)に対応する獲得ビットは、ノードBが、UEの高速E−DCHアクセスのためのリソースを予約することが可能でなかったことを意味する。しかしながら、このNACKメッセージは、ノードBが、RACHメッセージ部分を用いてデータを受信するためのリソースを予約したことを意味する。
このことは、ノードBが、高速E−DCHアクセスのためのリソース、またはRACHメッセージを用いてデータを受信するためのリソースを予約することを意味する。したがって、UEの送信試行は完全に拒否されるわけではなく、ノードBは、E−DCH送信またはRACHメッセージ部分のいずれかを受信することに備えることが必要になる。
別の代替実施態様によれば、ACKおよびNACKの意味を逆にすることが可能である。そのような実施態様では、AICHプリアンブル722によって伝達された肯定応答は、ノードBがRACHメッセージ部分を受信するためのリソースを予約したことを意味する。一方、否定応答は、ノードBが高速E−DCHアクセスのためのリソースを予約することが可能だったことを意味する。
この実施態様では、NACKの解釈はRel’99と異なるが、ACKの解釈はRel’99と同じであり、このことによって、この実施態様は、上述のフェーズ2の第3の実施形態と比較すると、より下位互換性を有することが可能である。
選択されたシグネチャに対するACKまたはNACKを含む、AICHプリアンブルの内容に応じて、UEは、上述のように否定応答および肯定応答の意味を込めて、割り当てられた共通E−DCH構成を用いてE−DCHメッセージ728を送信するか、上述のRACHメッセージ部分を送信することが可能である。
UEが動的送信を行わなくても、割り当てられた共通E−DCH構成を取得できる場合(たとえば、使用中の構成が1つしかない場合、あるいは、構成がUE IDまたはシグネチャによって与えられている場合)は、UEから送信されたRACHプリアンブル要求に応答する際に、割り当てられた共通E−DCH構成をノードBからの応答メッセージの一部として送信することは必須ではない場合がある。このことは、フェーズ2および3の3つの好ましい実施形態のすべてに該当する。
フェーズ4 − UEによるE−DCHの送信、ノードBによるE−DCHの受信
このフェーズを(ただし、さらに将来的には以前のフェーズも)図8および9に示す。図8および9は、好ましい第1および第2(または第3)の実施形態をそれぞれ示している。
前述のように、UEは、PRACH 806、906でRACHプリアンブルを、ノードBからの応答を受信できるまで電力を増やしながら(808、810および908、910)送信する。
したがって、ノードBは、AICH 904で、第1の好ましい実施形態に従って拡張AICHプリアンブル812を送信するか、本発明の第2および第3の実施形態に従って通常の非修飾AICHプリアンブル916を送信することにより、応答する。
これらのRACHプリアンブルおよびAICHプリアンブルは、ここまで述べてきた、これまでの図の各ステップおよび信号にそれぞれ対応する。
UEがAICHプリアンブル812(図8)またはAICHプリアンブル916およびHS−SCHH/HS−DSCH 912を受信した後、UEは、したがって、一定のオフセット時間を経てノードBから命令されたときに、ノードBによって割り当てられた共通E−DCH構成で与えられるパラメータを適用することにより、共通E−DCHリソース814、918でUEのデータの送信を開始することが可能である。
この時点で、ノードBはさらに、割り当てられたフラクショナル専用物理チャネル(F−DPCH)818、920で、UEに電力制御命令を送信する。さらに、E−DCHハイブリッド自動再送要求(ARQ)インジケータチャネル(E−HICH)メッセージおよびE−DCH絶対的許可チャネル(E−AGCH)メッセージが、ノードBからUEに送信される。ここで、これらのメッセージはUEによって識別される。
ノードBがUEを識別できるようにするために、UEは、媒体アクセス制御(MAC)ヘッダ822、924で、E−DCH無線ネットワーク一時識別子(E−RNTI)822、924の形でパケットを送信する。
ノードBは、これらのパケットを受信すると、これらを処理して、前記E−RNTIからUEを識別する。
ノードBがMACヘッダ822、924でE−RNTIを受信することは、図2のステップ210(UE識別子の受信)および図3のステップ308(共通リソースでのUE識別子の送信)に対応する(ただし、識別子は、以前に使用された、専用リソースの構成パラメータのセットを示す)。さらに、図4の信号S−410(割り当てられた共通リソースで伝達されるUE識別子)にも対応している。
フェーズ5 − ノードBによるUE IDの受信、UEからのデータに対する肯定応答
ノードBは、MACヘッダで送信されたE−RNTIに基づいてUEを一意識別すると、UEから送信されたデータに対して肯定応答を行う。さらに、ノードBは、タイミング情報を送信することも可能である。
この時点で、ノードBは、UEに対し、UE自身のE−DCH構成を使用することを命令する。この専用E−DCH構成は、UEが初めてCELL_DCHモードになったときに、ノードBで記憶されている。
ノードBは、この情報を、HS−SCCH/HS−DSCH 826、928で、または他の任意の好適なチャネルを用いて、送信することが可能である。
これまでの図面の中では、ステップ214(ノードBが、以前に使用された構成パラメータのセットを適用することをUEに指示する)、および図4の信号S−414(以前に使用された構成パラメータのセットを適用することの指示)に対応する。
フェーズ6 − UEによるパラメータ受信、専用E−DCHリソースでの送信
UEは、HS−SCCH/HS−DSCH 828、928情報を受信すると、受信した、専用E−DCH構成の新しいパラメータを読み取り、適用する。UEはさらに、ノードBによって与えられた情報を用いて、F−DPCH 828、930、 E−HICH、およびE−AGCHの各メッセージを読み取る。
したがって、UEは、この時点でUE自身の専用E−DCHリソース830、932を用いてデータをノードBに送信することが可能である。
フェーズ7 − ノードBによるUEデータの受信、共通E−DCHリソースの解放
ノードBは、UEの専用E−DCHリソース830、932でUEから送信されたデータを受信した後、以前にフェーズ4で使用された共通E−DCHリソース814、918を解放する。次にノードBは、これらの共通E−DCHリソースを、利用可能な共通E−DCHリソースのプールに戻す。
図1に示すように、この、共通E−DCHリソースを解放するステップは、専用ULリソースへの高速アクセスを提供するためのシグナリングを行う基本シグナリング方式で共通E−DCHを解放する、信号S−110に対応する。
ノードBが、フェーズ4の共通E−DCH構成でも、一定時間以内の専用E−DCH構成でもデータをまったく受信していない場合、ノードBは、割り当てられた共通または専用のE−DCHリソースをノードBが解放した直後からUEのバッファにデータがもはやないと見なす。
この時点で、ノードBはさらに、割り当てられたフラクショナル専用物理チャネル(F−DPCH)818、920で、UEに電力制御命令を送信する。
フェーズ4で上述したように、ノードBは、電力制御を実行するために、割り当てられたフラクショナル専用物理チャネル(F−DPCH)で、UEに電力制御命令を送信する。E−AGCHを用いて、電力制御命令を間接的に送信することも可能である。
上述の各方法の実装に関して言えば、これらの方法は、(該当する場合には)ノードBまたは基地局(BS)にある処理装置、またはユーザ機器(UE)の処理装置で実行されるソフトウェアで実装可能である。
本明細書で用いた、3GPP LTE規格に関連するすべての例および用語は、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではなく、本発明の方法論は、原則として、任意の通信システムに適用可能である。
記載した主題は、当然ながら、上述の実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲内での修正が可能である。
なお、本発明は、様々な変形が可能である。本明細書に示した、本発明の実施形態は、本発明の範囲に含まれる様々な実施形態のうちのいくつかの例に過ぎない。これらの様々な実施形態は、したがって、限定的でない例である。
少なくともいくつかの実施形態から、以下の利点を見出すことが可能である。
本発明の少なくともいくつかの実施形態は、UEとノードBとの間のセットアップのULセットアップ遅延を減らす利点をもたらし、その結果、ネットワークから見た性能を改善し、エンドユーザから見た体験の質を改善する。
本発明の少なくともいくつかの実施形態によれば、共通E−DCHリソースに高速でアクセスできるため、バックグラウンドトラフィックレベルの強化を可能にすることができる。

Claims (13)

  1. 基地局(403)において、データ送信のために、専用アップリンクリソースへの高速アクセスをユーザ機器(UE)(401)に提供することを可能にするユーザ機器識別子を取得する方法であって、
    共通アップリンクリソースのセットの構成パラメータを前記UEに送信するステップ(ステップ202、S−402)と、
    前記UEからの、共通リソースのランダムアクセス要求を受信するステップ(ステップ204、S−404、508、810;712、912)と、
    前記セットの前記共通リソースのうちの少なくとも1つが利用可能かどうかを判定するステップ(ステップ206、S−406)と、を含み、
    前記共通リソースのうちの少なくとも1つが利用可能な場合には、
    利用可能な共通リソースを前記UEに割り当てるステップ(ステップ208、S−408、514、812、718、720、912)と、
    前記割り当てられた共通リソースで送信された、前記UEからのUE識別子を受信するステップ(ステップ210、S−410、822;924)であって、前記UE識別子は、以前に使用された、専用リソースの構成パラメータのセットを示す、ステップ(ステップ210、S−410、822、924)と、を含み、
    以前に使用された構成パラメータを前記UE(401)が使用することを可能にする、
    方法。
  2. UE識別子(822;924)を受信する前記ステップにおける前記UE識別子は、拡張専用チャネル(E−DCH)無線ネットワーク一時識別子(E−RNTI)を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記UE(401)が、専用リソース用として特定の構成パラメータのセットを以前に使用しているかどうかを、前記UE識別子に基づいて判定するステップ(ステップ212、S−412)をさらに含み、UE(401)が特定の構成パラメータのセットを以前に使用している場合には、前記専用アップリンクリソースをデータ送信用として前記UE(401)に提供するために、前記以前に使用された構成パラメータのセットを適用することを前記UE(401)に指示するステップ(ステップ214、S−414)をさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 共通アップリンクリソースの前記セットの前記構成パラメータは、ブロードキャストチャネル(514、812)で、または、高速共用制御物理チャネル(HS−SCCH)(704、718)および高速ダウンリンク共用チャネル(HS−DSCH)(706、720)の少なくとも一方で、前記UE(401)に送信される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記共通リソース割り当てに関する情報が、捕捉表示チャネルAICH(514、812)で前記UE(401)に送信される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記構成パラメータのセットは、構成識別子と、チャネライゼーションコード、タイミングインジケータ、オフセット、およびシグネチャシーケンスのうちの少なくとも1つとを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. ユーザ機器(UE)(401)において、データ送信のために、専用アップリンクリソースへの高速アクセスを基地局(403)に提供することを可能にする、前記UEの識別子を提供する方法であって、
    共通アップリンクリソースのセットの構成パラメータを前記基地局(403)から受信するステップ(ステップ302、S−402)と、
    共通アップリンクリソースの前記セットの共通アップリンクリソースのランダムアクセス要求を前記基地局(403)に送信するステップ(ステップ304、S−404、508、810;712、910)と、
    前記セットの前記共通リソースの割り当てを前記基地局(403)から取得するステップ(ステップ306、S−408)と、
    前記共通リソースでUE識別子を前記基地局(403)に送信するステップ(ステップ308、S−410、520;712)であって、前記UE識別子は、以前に使用された、専用リソースの構成パラメータのセットを示す、ステップ(ステップ308、S−410、520、712)と、
    を含む方法。
  8. UE識別子を送信する前記ステップ(ステップ308、S−410)における前記UE識別子は、拡張専用チャネル(E−DCH)無線ネットワーク一時識別子(E−RNTI)を含む、請求項7に記載の方法。
  9. データ送信用として前記専用アップリンクリソースを提供するために、前記以前に使用された構成パラメータのセットを適用する指示を、前記基地局(403)から受信するステップ(ステップ310、S−414)をさらに含む、請求項7または8に記載の方法。
  10. 共通アップリンクリソースの前記セットの前記構成パラメータは、ブロードキャストチャネル(514、812)で、または、高速共用制御チャネル(HS−SCCH)(718)および高速ダウンリンク共用チャネル(HS−DSCH)(720、912)の少なくとも一方で、前記基地局から受信される、請求項7〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記セットの前記共通リソースの割り当てを前記基地局(403)から取得する前記ステップにおける割り当ては、捕捉表示チャネルAICH(514、812)で取得される、請求項7〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. データ送信のために、専用アップリンクリソースへの高速アクセスをユーザ機器(UE)(401)に提供することが可能な基地局(403)であって、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された基地局(403)。
  13. データ送信のために、専用アップリンクリソースへの高速アクセスを基地局(403)に提供することが可能なユーザ機器(UE)(401)であって、請求項7〜11のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されたUE(401)。
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