JP2010538573A - 移動通信システムにおける無線リソース割り当て要求の効果的な伝送方法 - Google Patents

移動通信システムにおける無線リソース割り当て要求の効果的な伝送方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、アップリンク方向に送信するデータを有する端末が、無線リソースを最大限効率的に使用し、基地局に無線リソース割り当て要求メッセージを送信する方法に関する。特に、前記端末が無線リソースの状況又は各チャネルのデータの量に応じて適切なフォーマットの無線リソース割り当て要求メッセージを選択して基地局に送信する方法に関する。本発明は、BSRの伝送のための複数のBSRフォーマットを定義する段階と、特定条件に応じて前記複数のBSRフォーマットから1つを選択する段階と、前記選択されたBSRフォーマットに応じてBSRを生成する段階と、前記生成されたBSRを伝送する段階とを含む無線通信システムにおけるデータの通信方法などを提供する。

Description

本発明は、無線通信を提供する無線通信システム及び移動端末に関し、アップリンク方向に伝送するデータを有する端末が、無線リソースを最大限効率的に使用して基地局に無線リソース割り当て要求メッセージを送信する方法に関する。特に、本発明は、前記端末が無線リソースの状況又は各チャネルのデータの量に応じて適切なフォーマットの無線リソース割り当て要求メッセージを選択して基地局に送信する方法に関する。
図1は、従来技術及び本発明が適用される移動通信システムであるE−UMTSのネットワーク構造を示す。前記E−UMTSシステムは、前記UMTSシステムから進化したシステムであり、前記E−UMTSの標準化は、現在3GPPで行われている。前記E−UMTSは、長期的発展(Long Term Evolution:LTE)システムともいわれる。
前記E−UMTSネットワークは、E−UTRANとコアネットワーク(Core Network:CN)とに分けられる。前記E−UTRANは、ユーザ装置(すなわち、User Equipment:UE)、基地局(すなわち、eNode B)、及び前記E−UMTSネットワークの終端に位置し、1つ以上の外部ネットワークに接続されるアクセスゲートウェイ(Access Gateway:AG)を含む。前記AGは、ユーザトラフィックを処理するための部分と制御トラフィックを処理するための部分とに分けられる。ここで、前記ユーザトラフィックを処理するためのAGと制御トラフィックを処理するためのAGは、新しいインタフェースを用いて互いに通信できる。1つのeNode B(eNB)には1つ以上のセルが存在する。前記eNode B間にはユーザトラフィック又は制御トラフィックを送信するためのインタフェースが使用されてもよい。前記CNは、前記AG及び他のUEのユーザ登録のためのノードなどを含むことができる。インタフェースは、前記E−UTRANと前記CNを互いに区分するために利用されてもよい。
前記端末と前記ネットワーク間の無線インタフェースプロトコル層は、通信システムにおいて公知の開放型システム間相互接続(Open System Interconnection:OSI)基準モデルの下位3層に基づいて第1層(L1)、第2層(L2)、及び第3層(L3)に区分される。第1層に属する物理層は、物理チャネルを利用して情報送信サービスを提供する。前記第3層の最下部に位置する無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)層は、前記端末と前記ネットワーク間の無線リソースを制御する。このために、前記RRC層は、前記端末と前記ネットワーク間のRRCメッセージの交換を可能にする。前記RRC層は、eNode BとAGなどのネットワークノードに分散して位置してもよく、eNode B又はAGにのみ位置してもよい。
図2は、3GPP無線アクセスネットワーク規格に基づいた端末とE−UTRAN間の無線インタフェースプロトコルの構造を示す。図2に示す無線インタフェースプロトコルは、水平的に物理層(Physical Layer)、データリンク層(Data Link Layer)、及びネットワーク層(Network Layer)からなり、垂直的にデータ情報送信のためのユーザプレーン(User Plane)及び制御信号伝達のための制御プレーン(Control Plane)からなる。図2に示すプロトコル層は、通信システム分野で周知の開放型システム間相互接続(OSI)基準モデルの下位3層に基づいてL1(第1層)、L2(第2層)、L3(第3層)に区分される。
以下、図2の無線プロトコル制御プレーンと図3の無線プロトコルユーザプレーンの各層を説明する。
第1層(L1)である物理層は、物理チャネルを利用して上位層に情報送信サービスを提供する。前記物理層は、トランスポートチャネルで上位に位置する媒体アクセス制御(Medium Access Control:MAC)層に接続される。データは、トランスポートチャネルで前記MAC層と前記物理層間で送信される。また、データは、相異なる物理層間、すなわち、送信側の物理層と受信側の物理層間で物理チャネルを介して送信される。
前記第2層のMAC層は、論理チャネルで上位層である無線リンク制御(Radio Link Control:RLC)層にサービスを提供する。前記第2層の前記RLC層は、信頼性のあるデータ送信をサポートする。前記RLC層の機能が前記MACの機能ブロックとして実現されてもよい。この場合、前記RLC層は存在しなくてもよい。無線プロトコルユーザプレーンにおいて、前記第2層のパケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol:PDCP)層は、IPv4やIPv6などのIPパケットを利用して相対的に帯域幅が小さい無線インタフェース上でデータを効率的に送信するために、不要な制御情報を含む相対的に大きいIPパケットヘッダのサイズを小さくするためにヘッダ圧縮機能を行う。
前記第3層の最下部に位置する無線リソース制御(RRC)層は、制御プレーンにおいてのみ定義され、無線ベアラ(Radio Bearer:RB)の設定、再設定、及び解除のために論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御を担当する。ここで、無線ベアラ(RB)は、前記移動端末と前記UTRAN間のデータ送信のために前記第2層(L2)により提供されるサービスである。
前記ネットワークから前記端末にデータを送信するダウンリンクトランスポートチャネルとしては、システム情報を送信するBCH(Broadcast Channel)、及びユーザトラフィック又は制御メッセージを送信するダウンリンクSCH(Shared Channel)がある。ダウンリンクマルチキャスト又はブロードキャストサービスのトラフィック又は制御メッセージは、ダウンリンクSCH又はダウンリンクMCH(Multicast Channel)で送信されてもよい。前記端末から前記ネットワークにデータを送信するアップリンクトランスポートチャネルとしては、初期制御メッセージを送信するRACH(Random Access Channel)及びユーザトラフィック又は制御メッセージを送信するアップリンクSCHがある。
以下、LTEシステムにおいて端末が一般にデータを受信する方法について説明する。
前記基地局及び前記端末は、特定の制御信号又は特定のサービスデータを除いて、大部分トランスポートチャネルDL−SCHを用いた物理チャネルPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)でデータを送信及び受信する。前記PDSCHのデータが送信される端末(1つ又は複数の端末)に関する情報、前記端末が前記PDSCHデータを受信する方法に関する情報、前記PDSCHデータが受信及び復号される方法に関する情報などは、物理チャネルPDCCH(Physical Downlink Control Channel)に含まれて伝送される。
例えば、「A」というRNTI(Radio Network Temporary Identity or Identifier)でCRCマスキングされ、かつ、「B」という無線リソース(例えば、周波数位置)により「C」という伝送フォーマット情報(例えば、伝送ブロックサイズ、変調及び符号化情報など)で送信されるデータに関する情報を含む特定PDCCHが、特定サブフレームにより伝送されていると仮定する。次に、該当セルにある1つ又は2つ以上の端末は、前記端末の有するRNTI情報を用いて前記PDCCHをモニタし、この端末が該当時点で「A RNTI」を有している場合、前記端末は、前記PDCCHを受信し、また、前記PDCCHの情報で「B」及び「C」により示されるPDSCHを受信する。
前記過程で、各PDCCHで伝送される無線リソースの割り当て情報の該当する端末に関する情報を通知するために、前記RNTIが伝送される。前記RNTIは、専用(Dedicated)RNTIと共用(Common)RNTIとを含む。前記専用RNTIは、特定端末へのデータ送受信に使用され、端末の情報が基地局に登録されているときに端末により使用される。これに対して、前記共用RNTIは、前記基地局に端末の情報が登録されていないため、前記専用RNTIが割り当てられていない前記端末にデータを送信したり、前記端末からデータを受信するために、又はシステム情報のように複数の端末が共通に使用する情報を伝送するために使用される。例えば、前記RACH過程でRA−RNTI又はT−C−RNTIは、共用RNTIである。
前述したように、前記E−UTRANを構成するメインエンティティは、基地局と端末である。1つのセルにおける無線リソースは、アップリンク無線リソースとダウンリンク無線リソースとから構成される。前記基地局は、セルのアップリンク無線リソースとダウンリンク無線リソースの割り当て及び制御を担当する。すなわち、前記基地局は、どの瞬間にどの端末がどの無線リソースを使用するかを決定する。例えば、前記基地局は、3.2秒後に0.2秒間ダウンリンクデータの送信のために100Mhzから101Mhzの周波数をユーザ1に割り当てると決定してもよい。また、前記基地局は、このように決定した後、前記該当端末にこの事実を通知して前記端末がダウンリンクデータを受信することを可能にする。また、前記基地局は、いつどの端末がどれくらいの量のどの無線リソースを使用してアップリンクにデータを送信するかを決定し、前記該当時間中に前記端末がデータを送信することを可能にする。従来に比べて、このように基地局が無線リソースを動的(dynamic)に管理することは効率的である。従来の技術は、呼の接続中に1つの端末が1つの無線リソースを続けて使用していた。これは、特に、最近多くのサービスがIPパケットに基づいていることを考慮すれば非合理的である。すなわち、大部分のパケットサービスは、呼の接続時間中に継続してパケットを生成するのではなく、何も伝送しない区間が多いため、1つの端末に続けて無線リソースを割り当てることは非効率的である。従って、前記E−UTRANシステムは、前記端末が要求する場合にのみ、又は、サービスデータが存在する間のみ、前記端末に無線リソースを割り当てる方式を採用する。
前記LTEシステムにおいて、無線リソースを効率的に使用するためには、前記基地局は、各ユーザが待っているデータを把握する必要がある。ダウンリンクのデータの場合、前記ダウンリンクデータは、アクセスゲートウェイから送信される。すなわち、前記基地局は、ダウンリンクに各ユーザに送信されるべきデータの量を把握している。これに対して、アップリンクのデータの場合、各端末が直接アップリンクに送信しようとするデータに関する情報を前記基地局に通知しないと、前記基地局は、各端末が必要とするアップリンク無線リソースの量を把握することができない。従って、適切なアップリンク無線リソースの割り当てのためには、各端末が前記基地局に無線リソースのスケジューリングに必要な情報を提供する必要がある。
すなわち、端末が送信するデータを有する場合、前記端末は、これを基地局に通知し、前記基地局は、前記情報に基づいて前記端末に無線リソース割り当てメッセージを送信する。
この場合、前記端末が送信するデータを有していることを基地局に通知するとき、前記端末は、前記基地局に実際に前記端末のバッファに蓄積されているデータの量を通知する。これをバッファ状態報告(Buffer Status Report:BSR)という。
前述したように、ある端末において、前記端末のバッファにデータが存在する場合、所定条件が満たされると、前記端末は、基地局にBSRを伝送すべきである。
しかしながら、前記BSRは、実際に端末と基地局が交換しようとするデータであるユーザデータとは直接関係がない。すなわち、前記BSRは、前記基地局がより効果的に前記端末に無線リソースを割り当てるために必要な情報の伝達に使用されるものであり、実際にユーザデータを送信するものではない。
従って、小さいBSRを有すると、前記BSRの伝送のために使用されていた無線リソースの浪費を減らすことができる。従って、前記BSRは、最大限簡単なものがよい。
1つの端末には複数の論理チャネルが存在し、それぞれの論理チャネルの優先順位は異なる。例えば、前記基地局と前記端末間のRRCメッセージ交換のために使用されるSRB(Signaling Radio Bearer)の場合、前記SRBにデータが存在すると、前記端末は、これを最大限速く基地局に通知する必要があり、この場合、前記基地局は、前記端末に最優先的に無線リソースを割り当てる。それに対して、VoIP(Voice over Internet Protocol)のための論理チャネルにデータがある場合、また、前記セルに前記端末以外の端末が存在し、前記端末が前記VoIPより高い優先順位を有するチャネルを設定しており、前記優先順位が高いチャネルにデータが存在する場合、前記端末は、前記基地局に前記BSRを速く伝送する必要がなく、また、前記基地局も前記端末に直ちに無線リソースを割り当てない。従って、前記BSRは、それぞれのチャネルの違いを考慮して、最大限正確なものがよい。すなわち、この場合、前記BSRは、大きいほどより詳細な情報を含むことができるので、前記基地局のスケジューラの立場では性能向上をもたらす。
従って、相反する前記2つの条件を満たすとともに、前記端末のバッファ状態を効果的に前記基地局に通知する方法が要求される。
従って、前述したような本発明の課題を解決のために、本明細書に記述された様々な特徴が考案された。本発明の実施形態の一態様は、端末が無線リソースを最大限効率的に使用して基地局に無線リソース割り当て要求メッセージを送信する方法を提供し、このために、前記端末が無線リソースの状況又は前記端末に設定された各チャネルのデータの量に応じて適切なフォーマットの無線リソース割り当て要求メッセージを選択して前記基地局に送信する方法を提供する。
本明細書は、BSRの伝送のための複数のBSRフォーマットを定義する段階と、特定条件に応じて前記複数のBSRフォーマットから1つを選択する段階と、前記選択されたBSRフォーマットに応じてBSRを生成する段階と、前記生成されたBSRを伝送する段階とを含む無線通信システムにおけるデータの通信方法を提供する。
本発明の前述した目的と他の目的、特徴、態様、及び長所は、後述する発明の詳細な説明及び添付図面によりさらに明確になるであろう。
従来技術及び本発明が適用される移動通信システムであるE−UMTSのネットワーク構造を示す図である。 3GPP無線アクセスネットワーク規格に基づいた端末とUTRAN間の無線インタフェースプロトコルの制御プレーンの構造を示す図である。 3GPP無線アクセスネットワーク規格に基づいた端末とUTRAN間の無線インタフェースプロトコルのユーザプレーンの構造を示す図である。 従来技術による無線リソース割り当てを示す図である。 コンテンションベースのランダムアクセス過程を示す図である。 本発明の実施形態により端末が基地局にバッファ状態報告(BSR)を伝送するために使用される複数のBSRフォーマットを示す図である。 本発明の実施形態によるMAC制御要素のショートバッファ状態報告とロングバッファ状態報告のフォーマットを示す図である。
本発明の一態様は、前述した従来技術の問題及び欠点に対する本発明者らによる認識であり、以下に詳細に説明する。このような認識に基づいて、本発明の特徴が改善されている。
本発明は、3GPP規格に準拠して開発されたUMTSシステムなどの移動通信システムにおいて実行されるように記載されているが、他の標準及び規格に準拠する他の通信システムにも適用できる。
以下、本発明の好ましい実施形態の構造及び動作について添付図面を参照して説明する。
一般に、端末(又は、UE)は、次のようなケースにランダムアクセス過程を行う。そのケースは、1)基地局(又は、eNB)とのRRC接続がないため前記端末が初期アクセス(initial access)を行う場合、2)前記端末がハンドオーバー過程でターゲットセルに最初にアクセスする場合、3)基地局の命令により要求される場合、4)アップリンクの時間同期が取られていない状況、又は、無線リソースを要求するために使用される特定無線リソースが割り当てられていない状況で、アップリンクデータ伝送がある場合、5)無線リンク失敗(radio link failure)又はハンドオーバー失敗(handover failure)のケースに復旧過程を行う場合である。
LTEシステムにおいては、前記基地局は、指定されたランダムアクセスプリアンブルを特定端末に割り当て、前記端末は、前記ランダムアクセスプリアンブルでランダムアクセス過程を行うノンコンテンションランダムアクセス過程を行う。すなわち、前記ランダムアクセスプリアンブルを選択する過程には、特定のグループのうち前記端末が任意に1つを選択して使用するコンテンションベースのランダムアクセス過程と、前記基地局が特定端末にのみ割り当てたランダムアクセスプリアンブルを使用するノンコンテンションランダムアクセス過程がある。前記2つのランダムアクセス過程の相違点は、後で説明されるように、コンテンションにより衝突問題が発生するか否かである。また、ノンコンテンションベースのランダムアクセス過程は、前述したように、前記ハンドオーバー過程時に、又は、前記基地局の命令により要求される場合にのみ使用できる。
以上の説明に基づいて、図5は、コンテンションベースのランダムアクセス過程での端末と基地局の動作過程を示す。
まず、コンテンションベースのランダムアクセスにおける端末は、システム情報又はハンドオーバー命令により指定されたランダムアクセスプリアンブルのグループから任意に1つのランダムアクセスプリアンブルを選択し、前記ランダムアクセスプリアンブルを伝送できるPRACHリソースを選択した後、前記選択されたランダムアクセスプリアンブルを前記基地局に伝送する(第1段階)。
前記ランダムアクセスプリアンブルを伝送した後、前記端末は、システム情報又はハンドオーバー命令により指定されたランダムアクセス応答受信ウィンドウ内で前記端末のランダムアクセスプリアンブルに対する応答受信を試みる(第2段階)。より詳しくは、前記ランダムアクセス応答情報は、MAC PDUの形式で伝送され、前記MAC PDUは、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)で伝送されてもよい。また、前記PDSCHで伝送される情報を端末が適切に受信するためにPDCCH(Physical Downlink Control Channel)も共に伝送される。すなわち、前記PDCCHは、前記PDSCHを受信する端末の情報、前記PDSCHの無線リソースの周波数及び時間情報、並びに前記PDSCHの伝送フォーマットなどを含む。ここで、前記PDCCHが正常に受信されると、前記端末は、前記PDCCHの情報に応じて前記PDSCHで伝送されるランダムアクセス応答を適切に受信することができる。前記ランダムアクセス応答は、ランダムアクセスプリアンブル識別子(ID)、UL Grant、Temporary C−RNTI、Time Alignment Commandなどを含んでもよい。前記ランダムアクセスプリアンブル識別子が前記ランダムアクセス応答に含まれる理由は、1つのランダムアクセス応答には少なくとも1つの端末のためのランダムアクセス応答情報が含まれるため、前記UL Grant、Temporary C−RNTI、及びTime Alignment Command情報がどの端末に有効であるかを通知するためである。ここで、前記ランダムアクセスプリアンブル識別子は、第1段階で、前記端末が選択したランダムアクセスプリアンブルと一致してもよい。
端末は、前記端末に有効なランダムアクセス応答を受信した場合、前記ランダムアクセス応答に含まれるそれぞれの情報を処理する。すなわち、前記端末は、Time Alignment Commandを適用させ、Temporary C−RNTIを保存する。また、前記端末は、UL Grantを利用して、前記端末のバッファに保存されたデータ又は新しく生成されたデータを前記基地局に送信する(第3段階)。ここで、前記UL Grantに含まれるデータ(メッセージ3)に必ず端末の識別子が含まれなければならない。これは、コンテンションベースのランダムアクセス過程では、前記基地局が、どの端末が前記ランダムアクセス過程を行っているか否かを判断することができないが、後の衝突解決のためには前記端末を識別する必要があるためである。ここで、前記端末の識別子を含める2つの方法が存在する。第1の方法は、前記端末が前記ランダムアクセス過程前に既に該当セルで割り当てられた有効なセル識別子を有する場合、前記UL Grantにより前記端末のセル識別子を伝送する方法である。それに対して、第2の方法は、前記端末が前記ランダムアクセス過程前に有効なセル識別子が割り当てられていない場合、前記端末の固有識別子(例えば、S−TMSI又はRandom ID)を伝送する。一般に、前記固有識別子は、前記セル識別子より長い。第3段階で、前記端末が前記UL Grantによりデータを送信すると、前記端末は、衝突解決タイマー(contention resolution timer)を開始する。
前記端末がランダムアクセス応答に含まれる前記UL Grantにより前記端末の識別子を含むデータを送信した後、前記端末は、衝突解決のために基地局の指示を待つ。すなわち、特定メッセージを受信するためにPDCCHの受信を試みる(第4段階)。ここで、前記PDCCHを受信する2つの方法が存在する。前述したように、前記UL Grantにより伝送された端末の識別子がセル識別子である場合、前記端末は、前記端末のセル識別子を利用してPDCCHの受信を試みる。前記UL Grantにより伝送された端末の識別子が固有識別子である場合、前記端末は、ランダムアクセス応答に含まれるTemporary C−RNTIを利用してPDCCHの受信を試みる。その後、前者の場合、前記衝突解決タイマーが満了する前に端末のセル識別子によりPDCCH(メッセージ4)を受信した場合、前記端末は、成功裏に(正常に)ランダムアクセス過程が行われたと判断し、ランダムアクセス過程を終了する。後者の場合、前記衝突解決タイマーが満了する前にTemporaryセル識別子によりPDCCHを受信した場合、前記端末は、前記PDCCHが示すPDSCHが送信するデータ(メッセージ4)を確認する。前記データに前記端末の固有識別子が含まれていると、前記端末は成功裏に(正常に)ランダムアクセス過程が行われたと判断してランダムアクセス過程を終了する。
本発明は、BSRの伝送のために必要な無線リソースの量を最小限に抑えるとともに、前記端末が効果的に前記端末のバッファに蓄積されているデータの量に関する情報を通知する方法を提供する。
このために、本発明は、複数のBSRフォーマットを定義し、前記端末は、前記端末の状況に応じて前記複数のBSRフォーマットから1つを選択し、前記選択されたBSRフォーマットに応じてBSRを構成(生成)して前記基地局に伝送する。より詳しくは、本発明は、2つのBSRフォーマットを定義する。そのうちの1つはノーマルBSRであり、他の1つはショート(Shortened)BSRである。前記端末にノーマルBSRの伝送に十分な無線リソースが割り当てられた場合、割り当てられた無線リソースに前記ノーマルBSRを含む余裕がある場合、又は、全ての構成チャネルもしくはチャネルグループに関する情報を含むのに十分なアップリンク無線リソースが割り当てられた場合、前記ノーマルBSRが、MAC PDUに含まれて前記割り当てられた無線リソースにより前記基地局に伝送される。前記端末に前記ノーマルBSRを伝送するに十分な無線リソースが割り当てられていない場合、割り当てられた無線リソースに前記ノーマルBSRを含む余裕がない場合、又は、全ての構成チャネルもしくはチャネルグループに関する情報を含むのに十分なアップリンク無線リソースが割り当てられていない場合、前記ショートBSRが、MAC PDUに含まれて前記割り当てられた無線リソースにより前記基地局に伝送される。
前記端末のために設定された論理チャネルは、最大4つまでの論理チャネルグループ(Logical Channel Group:LCG)に分類できる。すなわち、前記基地局及び前記端末は、最大4つまでの論理チャネルグループを定義でき、各論理チャネルは、前記設定された論理チャネルグループの1つに属する。前記端末は、論理チャネルグループ別に各チャネルのバッファに蓄積されたデータの合計を求め、前記合計を基地局に伝送する。すなわち、各チャネル別に蓄積されたバッファの量を前記基地局に伝送するのではなく、前記論理チャネルグループに属するそれぞれのチャネルに保存されたバッファの合計を求め、該当合計情報を伝送する。本発明は、この構造を効果的にサポートする。この場合、前記ノーマルBSRは、設定された全てのチャネル又は全ての論理チャネルグループのそれぞれに関する全てのバッファ情報を含み、前記ショートBSRは、前記設定された全てのチャネル又は全ての論理チャネルグループの一部のバッファ情報のみを含む。ここで、前記ノーマルBSRは、前記端末のために設定された各チャネルのBSRを含んでもよく、前記ショートBSRは、前記端末のために設定された全てのチャネルの一部のチャネルのBSRを含んでもよい。また、前記ノーマルBSRは、前記端末のために設定された各論理チャネルグループのBSRを含んでもよく、前記ショートBSRは、前記端末のために設定された全ての論理チャネルグループの一部の論理チャネルグループのBSRを含んでもよい。
例えば、バッファにデータが保存された状態にある端末が、前記基地局にBSRを伝送するためにランダムアクセス過程を行う場合、RACHメッセージ3の伝送のために前記割り当てられた無線リソースが前記基地局により割り当てられてもよい。この場合、前記割り当てられた無線リソースが十分である場合、前記端末は、前記ノーマルBSRを構成して伝送する。前記割り当てられた無線リソースが十分でない場合、すなわち、前記割り当てられた無線リソースが前記ノーマルBSRを含むのに十分でない場合、前記端末は、前記ショートBSRを構成して伝送する。すなわち、本発明によれば、前記割り当てられた無線リソースの量に応じて前記ノーマルBSR又は前記ショートBSRを伝送する。
図6は、本発明の実施形態により端末が基地局にBSRを伝送するために使用される複数のBSRフォーマットを示す図である。図6に示すように、トータル4つのチャネルが前記端末のために設定されたと仮定し、上側はショートBSRを示し、下側はノーマルBSRを示す。すなわち、トータル4つのバッファがあると仮定しているので、ノーマルBSRは、全てのチャネルのバッファ状態を通知し、ショートBSRは、その一部、例えば、1つのチャネルのBSRを通知する。本発明による前記ショートBSRは、RACH処理手順又は過程のように端末に割り当てられる無線リソースの量が少ないケース、割り当てられた無線リソースの量もしくは前記無線リソースにより送信できるデータの量より前記ノーマルBSRが大きいケース、又は、端末のために設定された他のチャネルにデータが多くてバッファに関する情報を含むことができないケースに適用できる。
前記BSR過程は、端末(例えば、UE)のアップリンクバッファ内のデータの量に関する情報をサービング基地局(例えば、eNB)に提供するために使用される。ここで、前記バッファ状態報告(BSR)は、次のようなイベントが生じた場合に開始できる。1)前記端末の送信バッファ内にアップリンクデータが到着し、前記アップリンクデータが前記端末の送信バッファ内に既に存在していた論理チャネルより高い優先権を有する論理チャネルに属する場合、このようなケースの前記BSRは、以下、「Regular BSR」といわれる。2)アップリンク無線リソースが割り当てられており、パディングビットの数がバッファ状態伝送(BSR)MAC制御要素(Control Element)のサイズより大きい場合、このようなケースのBSRは、以下、「Padding BSR」といわれる。3)サービングセルが変わった場合、このようなケースのBSRは、以下、「Regular BSR」といわれる。4)周期的なBSRタイマーが完了した場合、このようなケースのBSRは、以下、「Periodic BSR」といわれる。
前記「Regular BSR」及び「Periodic BSR」の場合、1つの論理チャネルグループ(LCG)が前記BSRの伝送される伝送時間間隔(transmission time interval:TTI)中にバッファリングされたデータを有すると、前記ショートBSRが伝送でき、1つより多くのLCGが前記BSRの伝送されるTTI中にバッファリングされたデータを有すると、ロングBSR又はノーマルBSRが伝送できる。前記「Padding BSR」の場合、パディングビットの数が前記ショート(short)BSRのサイズより大きいか同じであり、前記ロングBSRのサイズより小さい場合は、バッファリングされたデータを有する最も高い優先順位の論理チャネルからなるLCGの前記ショートBSRが伝送でき、パディングビットの数が前記ロングBSRのサイズより大きいか同じ場合は、前記ロング又はノーマルBSRが伝送できる。また、BSR MAC制御要素は、ショートBSRフォーマットとロングBSRフォーマットとから構成できる。
図7は、本発明によるショートBSRとロングBSRのフォーマットを示す図である。図7に示すように、例えば、前記ショートBSRフォーマットは、1つのLCG IDフィールドとそれに対応するバッファサイズ(buffer size:BS)フィールドを含んでもよく、前記ロングBSRフォーマットは、それぞれのLCG IDに対応する4つのBSフィールドを含んでもよい。ここで、前記BSRフォーマットは、LCG IDを有するMAC PDUサブヘッダにより識別できる。前記LCG IDフィールドとBSフィールドは、次のように定義される。1)LCG ID:論理チャネルグループ識別子は、バッファ状態が伝送される論理チャネルのグループを識別する。このようなフィールドの長さは2ビットでもよい。2)バッファサイズ:バッファサイズフィールドは、前記MAC PDUが生成された後、論理チャネルグループの全ての論理チャネルに利用可能なデータの総量を識別する。前記データ量は、バイトの数で示される。RLC層とPDCP層内に伝送のために利用可能な全てのデータを含んでもよい。前記RLC及び前記MACヘッダのサイズは、前記バッファサイズ計算において考慮されなくてもよい。このフィールドの長さは、6ビットでもよい。
前述したように、本発明は、複数のBSRフォーマットを提供することにより、前記端末がチャネル状況又はデータ状況を考慮して適切なBSRを選択して前記基地局に伝送できるようにし、無線リソースを効果的に使用することができるようにする。
本発明は、バッファ状態報告(BSR)の伝送のための複数のBSRフォーマットを定義する段階と、特定条件に応じて前記複数のBSRフォーマットから1つを選択する段階と、前記選択されたBSRフォーマットに応じてBSRを生成する段階と、前記生成されたBSRを伝送する段階とを含む無線通信システムにおけるデータ通信方法を提供する。ここで、前記複数のBSRフォーマットは、ノーマルBSRとショート(shortened)BSRを含み、全ての構成されたチャネル又は全ての構成されたチャネルグループに関する情報を含むのに十分なアップリンク無線リソースが割り当てられた場合、前記ノーマルBSRが選択され、全ての構成されたチャネル又は全ての構成されたチャネルグループに関する情報を含むのに十分なアップリンク無線リソースが割り当てられていない場合、前記ショートBSRが選択され、前記ノーマルBSRは、端末のために設定された全てのチャネルに関するバッファ情報を含み、前記ノーマルBSRは、前記端末のために設定された全ての論理チャネル又は論理チャネルグループに関するバッファ情報を含み、前記ショートBSRは、前記端末のために設定された全てのチャネルの一部に関するバッファ情報を含み、前記ショートBSRは、前記端末のために設定された全ての論理チャネル又は論理チャネルグループの一部のチャネル又は一部のチャネルグループに関するバッファ情報を含み、ランダムアクセス過程の実行中に前記ショートBSRが用いられる。
本発明は、移動通信に関連して説明されたが、無線通信特性(すなわち、インタフェース)を備えたPDA及びラップトップコンピュータのような移動装置を使用する他の無線通信システムにも適用できる。また、本発明を説明するために使用された特定用語は本発明の権利範囲を特定無線通信システムに限定するものではない。本発明は、さらに、TDMA、CDMA、FDMA、WCDMA、OFDM、EV−DO、Wi−Max、Wi−Broなどの他の無線インターフェース及び/又は他の物理層を使用する他の無線通信システムにも適用できる。
本実施形態は、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、又はこれらの組み合わせを生産するための標準プログラミング及び/又はエンジニアリング技術を利用して製造方法、装置、又は製造物として実行できる。ここで、「製造物」という用語は、ハードウェアロジック(例えば、集積回路チップ、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)など)、コンピュータ可読媒体(例えば、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスク、テープなどの磁気記録媒体)、光記録装置(CD−ROM、光ディスクなど)、又は揮発性/不揮発性メモリ装置(例えば、EEPROM、ROM、PROM、RAM、DRAM、SRAM、ファームウェア、プログラムロジックなど)において実行されるコードやロジックを意味する。
コンピュータ可読媒体内のコードはプロセッサにより接続及び実行される。本実施形態を実行するコードは送信媒体を通じて、又はネットワーク上のファイルサーバから接続することもできる。その場合、前記コードが実行される製造物は、ネットワーク送信ライン、無線送信媒体、空中を伝播する信号、無線波、赤外線信号などの送信媒体を含む。もちろん、当該技術分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲においてこのような形態の多様な変形が可能であり、前記製造物が公知の情報伝達媒体(information bearing medium)も含むことができるという点を理解すると思われる。
本発明の思想や重要な特性から外れない限り、本発明は多様な形態で実現することができ、前述した実施形態によって限定されるものでなく、むしろ請求の範囲に記載の本発明の思想や範囲内で広く解釈されるべきであり、本発明の請求の範囲内で行われるあらゆる変更及び変形、並びに請求の範囲の均等物は本発明の請求の範囲に含まれる。

Claims (9)

  1. 無線通信システムにおけるデータ通信方法であって、
    バッファ状態報告(buffer status report:BSR)の伝送のための複数のBSRフォーマットを定義する段階と、
    特定条件に応じて前記複数のBSRフォーマットから1つを選択する段階と、
    前記選択されたBSRフォーマットに応じてBSRを生成する段階と、
    前記生成されたBSRを伝送する段階と
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記複数のBSRフォーマットは、ノーマルBSRとショート(shortened)BSRを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 全ての構成されたチャネル又は全ての構成されたチャネルグループに関する情報を含むのに十分なアップリンク無線リソースが割り当てられた場合、前記ノーマルBSRが選択されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 全ての構成されたチャネル又は全ての構成されたチャネルグループに関する情報を含むのに十分なアップリンク無線リソースが割り当てられていない場合、前記ショートBSRが選択されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記ノーマルBSRは、端末のために設定された全てのチャネルに関するバッファ情報を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記ノーマルBSRは、前記端末のために設定された全ての論理チャネル又は論理チャネルグループに関するバッファ情報を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 前記ショートBSRは、前記端末のために設定された全てのチャネルの一部に関するバッファ情報を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  8. 前記ショートBSRは、前記端末のために設定された全ての論理チャネル又は論理チャネルグループの一部のチャネル又は一部のチャネルグループに関するバッファ情報を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  9. ランダムアクセス過程の実行中に前記ショートBSRが用いられることを特徴とする請求項2に記載の方法。
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