JP2010534975A - ワイヤレスアップリンク・シグナリング・フローに関係するトンネリングをサポートするための方法および装置 - Google Patents

ワイヤレスアップリンク・シグナリング・フローに関係するトンネリングをサポートするための方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010534975A
JP2010534975A JP2010518351A JP2010518351A JP2010534975A JP 2010534975 A JP2010534975 A JP 2010534975A JP 2010518351 A JP2010518351 A JP 2010518351A JP 2010518351 A JP2010518351 A JP 2010518351A JP 2010534975 A JP2010534975 A JP 2010534975A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protocol
access node
module
route
packet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010518351A
Other languages
English (en)
Inventor
プラカシュ、ラジャット
ウルピナー、ファティ
ホーン、ガビン・バーナード
ベンダー、ポール・イー.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2010534975A publication Critical patent/JP2010534975A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/02Buffering or recovering information during reselection ; Modification of the traffic flow during hand-off
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W40/00Communication routing or communication path finding
    • H04W40/24Connectivity information management, e.g. connectivity discovery or connectivity update
    • H04W40/246Connectivity information discovery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W40/00Communication routing or communication path finding
    • H04W40/34Modification of an existing route
    • H04W40/36Modification of an existing route due to handover
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • H04W76/22Manipulation of transport tunnels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/04Protocols specially adapted for terminals or networks with limited capabilities; specially adapted for terminal portability
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/60Scheduling or organising the servicing of application requests, e.g. requests for application data transmissions using the analysis and optimisation of the required network resources
    • H04L67/63Routing a service request depending on the request content or context
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/06Optimizing the usage of the radio link, e.g. header compression, information sizing, discarding information
    • H04W28/065Optimizing the usage of the radio link, e.g. header compression, information sizing, discarding information using assembly or disassembly of packets
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W80/00Wireless network protocols or protocol adaptations to wireless operation
    • H04W80/02Data link layer protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/06Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

情報のパケットをアクセス端末からサービング・アクセスノード・アセンブリを通してリモート・アクセスノード・アセンブリに伝達するための方法および装置について説明する。ルート・プロトコル・パケットをトンネリングするために、無線リンク・プロトコル・モジュールとインターフェースするルート間トンネリング・プロトコル・モジュールを使用する。第1の無線リンク・プロトコル・ストリームは、アクセス端末上に常駐するアプリケーションに関連する。第2の無線リンク・プロトコル・ストリームはルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに関連する。サービング・アクセスノード・アセンブリを通してリモート・アクセスノード・アセンブリに伝達すべき情報は、2つの異なる無線リンク・プロトコル処理操作を受ける。RLP処理操作のうちの第1のRLP処理操作はリモート・アクセスノード・アセンブリに対応し、第2のRLP処理操作はサービング・アクセスノード・アセンブリに対応する。

Description

様々な実施形態は、通信のための方法および装置を対象とし、より詳細には、情報を伝達するためにトンネリングを使用することに関係する方法および装置を対象とする。
ワイヤレス通信システムは、しばしば、たとえば、アクセスノードとして実装される複数のアクセス・ポイント(AP)を含む。APに加えて、そのようなシステムは、しばしば、アクセス端末、たとえば、移動デバイスまたは他のエンドノードデバイスに加えて他のネットワーク要素をも含む。多くの場合、アクセス端末は、ワイヤレス通信リンクを介してアクセス・ポイントと通信するが、ネットワークにおける他の要素、たとえば、APは、一般に、非エアリンク、たとえば、ファイバ、ケーブルまたはワイヤリンクを介して互いに通信する。
アクセス端末(AT)がシステム中を移動するにつれて、および/またはエアリンク状態が変化するにつれて、アクセス端末は、APとの接続を失うかまたは終了し、別のAPとの接続を確立および/または維持することがある。したがって、ATとのエアリンク接続を有したAPは、もはや接続を有しないATに伝達すべき未配信のパケットを有する状況になることがある。同様に、ATは、以前にワイヤレス通信リンクを有したが、もはやワイヤレス通信リンクを有しないAPに常駐するアプリケーションに向けられた未配信のパケットを有する可能性がある。
したがって、多くの実施形態では、パケットを対応するRLPモジュールによって処理し、断片化の場合、そこからより高いレベルのパケットを再構成することができるように、RLPパケットを受信するATが、初めにRLPパケットの生成を受け持ったAPを識別することができることが重要である。
ワイヤレス端末がワイヤレス通信リンクを有するAPを通してATと非サービングAPとの間のパケットまたはパケットの部分の伝達をサポートする方法および/または装置が必要であることを諒解されたい。ATが、非サービングAPに対応する無線リンク・プロトコル処理を受けたパケットを、配信および非サービングAPによる最終処理のために、ATがワイヤレス通信リンクを有するサービングAPに送信することが可能であれば望ましい。
情報のパケットをアクセス端末からサービング・アクセスノード・アセンブリを通してリモート・アクセスノード・アセンブリ、たとえば、アクセス・ポイントまたは基地局に伝達するための方法および装置について説明する。ルート・プロトコル・パケットをトンネリングするために、無線リンク・プロトコル・モジュールとインターフェースするルート間トンネリング・プロトコル・モジュールを使用する。第1の無線リンク・プロトコル・ストリームは、アクセス端末上に常駐するアプリケーションに関連する。第2の無線リンク・プロトコル・ストリームはルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに関連する。サービング・アクセスノード・アセンブリを通してリモート・アクセスノード・アセンブリに伝達すべき情報は、2つの異なる無線リンク・プロトコル処理操作を受ける。RLP処理操作のうちの第1のRLP処理操作はリモート・アクセスノード・アセンブリに対応し、第2のRLP処理操作はサービング・アクセスノード・アセンブリに対応する。
様々な実施形態によるアクセス端末を動作させる例示的な方法は、情報を含む第1のパケットを生成するために第1のアプリケーションを動作させることと、第1のアプリケーションがサービング・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるか、リモート・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるかに基づいて、前記第1のパケット中に含まれる情報のルーティングを制御するために使用されるルーティング決定を行うこととを備える。様々な実施形態による例示的なアクセス端末は、情報を含む第1のパケットを生成するための第1のアプリケーション・モジュールと、第1のアプリケーションがサービング・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるか、リモート・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるかに基づいて、前記第1のパケット中に含まれる情報のルーティングを制御するために使用されるルーティング決定を行うためのルーティング決定モジュールとを備える。
様々な実施形態による第1のアクセスノード・アセンブリを動作させる例示的な方法は、エアインターフェース上で伝達されたストリーム・プロトコル・パケットを受信することと、前記ストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるストリーム・ヘッダ識別子に基づいて、前記受信したストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードを、前記第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーションに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとのうちの1つにルーティングすることとを備える。様々な実施形態による例示的な第1のアクセスノード・アセンブリは、エアインターフェース上でアクセス端末から伝達される、ストリーム・プロトコル・パケットを搬送する信号を受信するためのワイヤレス受信機と、複数の無線リンク・プロトコル・モジュールと、前記複数の無線リンク・プロトコル・モジュールのうちの少なくとも1つに結合されたルート間トンネリング・プロトコル・モジュールと、搬送されたストリーム・プロトコル・パケットを処理し、前記搬送されたストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードを、i)前記第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーション・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールと、ii)前記ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとのうちの1つにルーティングすることを決定するためのストリーム・プロトコル・モジュールとを備える。
上記の概要で様々な実施形態について論じたが、必ずしもすべての実施形態が同じ特徴を含むわけではなく、上述の特徴のいくつかは、必要ではないが、いくつかの実施形態では望ましいことを諒解されたい。多数の追加の特徴、実施形態および利益について、以下の詳細な説明において論じる。
一実施形態による多元接続ワイヤレス通信システムを示す図。 例示的な通信システムのブロック図。 分散アクセスネットワーク(AN)アーキテクチャとアクセス端末(AT)とを含む例示的なネットワークを示す図。 集中ANアーキテクチャとATとを含む例示的なネットワークを示す図。 様々な実施形態による非トンネリング経路とトンネリング経路とを含む例示的なアップリンク・シグナリング・フローについて説明するために使用される例示的な通信システムの図。 非トンネリング経路とトンネリング経路とを含む例示的なダウンリンク・シグナリング・フローについて説明するために使用される例示的な通信システムの図。 例示的なストリーム・プロトコル・パケット・フォーマットを示す図と、例示的なストリーム番号および対応する例示的なストリーム定義を識別する表とを含む図。 様々な実施形態による例示的なパケット・フォーマット情報の図。 様々な実施形態による例示的なルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダ情報を示す図。 図9に関して説明したルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダのヘッダフィールドに対応する例示的なヘッダタイプ値情報を示す表を含む図。 様々な実施形態による、いくつかの例示的なルート間トンネリング・プロトコル・パケットを示す図。 様々な実施形態によるアクセス端末、たとえば、移動ワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャート。 様々な実施形態による第1のアクセスノード・アセンブリを動作させる例示的な方法のフローチャート。 様々な実施形態による第1のアクセスノード・アセンブリを動作させる例示的な方法のフローチャート。 様々な実施形態によるアクセス端末、たとえば、移動ワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャート。 様々な実施形態による例示的なアクセス端末、たとえば、移動ワイヤレス端末の図。 様々な実施形態による例示的なアクセスノード・アセンブリ、たとえば、例示的なアクセス・ポイントの図。 様々な実施形態による例示的なアクセスノード・アセンブリ、たとえば、例示的なアクセス・ポイントの図。 様々な実施形態による例示的なアクセス端末、たとえば、移動ワイヤレス端末の図。
ワイヤレス通信システムは、音声、データなど様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステム・リソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムとすることができる。そのような多元接続システムの例には、ワールド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(WiMAX)、赤外線データ協会(IrDA)などの赤外線プロトコル、短距離ワイヤレスプロトコル/技術、Bluetooth(登録商標)技術、ZigBee(登録商標)プロトコル、超広帯域(UWB)プロトコル、家庭内無線周波数(HomeRF)、共用ワイヤレス・アクセス・プロトコル(SWAP)、ワイヤレス・イーサネット(登録商標)製品互換性推進協議会(WECA)などの広帯域技術、ワイヤレス・フィデリティ・アライアンス(Wi−Fiアライアンス)、802.11のネットワーク技術、公衆交換電話網技術、インターネットなどの公衆異種通信ネットワーク技術、専用ワイヤレス通信ネットワーク、陸上移動無線ネットワーク、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、ユニバーサル移動電話システム(UMTS)、アドバンスト移動電話サービス(AMPS)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、広域移動体通信システム(GSM)、単一搬送波(1X)無線伝送技術(RTT)、エボリューション・データ・オンリー(EV−DO)技術、汎用パケット無線サービス(GPRS)、拡張データGSM環境(EDGE)、高速ダウンリンク・データ・パケット・アクセス(HSPDA)、アナログおよびデジタル衛星システム、ならびにワイヤレス通信ネットワークおよびデータ通信ネットワークのうちの少なくとも1つにおいて使用できる他の技術/プロトコルがある。
概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での伝送によって1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(またはダウンリンク)とは、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)とは、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、1入力1出力、多入力1出力、または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立できる。
図1を参照すると、一実施形態による多元接続ワイヤレス通信システムが示されている。アクセス・ポイント100(AP)は複数のアンテナ・グループを含み、あるアンテナ・グループは104と106とを含み、別のアンテナ・グループはアンテナ108と110とを含み、追加のアンテナ・グループはアンテナ112と114とを含む。図1では、アンテナ・グループごとに2つのアンテナのみが示されているが、アンテナ・グループごとにより多いまたはより少ないアンテナが利用できる。アクセス端末116(AT)はアンテナ112および114と通信中であり、アンテナ112および114は、順方向リンク120上でアクセス端末116に情報を送信し、逆方向リンク118上でアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122はアンテナ106および108と通信中であり、アンテナ106および108は、順方向リンク126上でアクセス端末122に情報を送信し、逆方向リンク124上でアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118、120、124および126は、通信のための異なる周波数を使用することができる。たとえば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用される周波数とは異なる周波数を使用することができる。
アンテナの各グループ、および/またはアンテナが通信するために設計された領域は、しばしば、アクセス・ポイントのセクタと呼ばれる。本実施形態では、アンテナ・グループはそれぞれ、アクセス・ポイント100によってカバーされる領域のセクタ内でアクセス端末に通信するように設計される。
順方向リンク120および126上の通信では、アクセス・ポイント100の送信アンテナは、異なるアクセス端末116および122に対して順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビーム形成を利用する。また、アクセス・ポイントが、ビーム形成を使用して、そのカバレージ中にランダムに分散されたアクセス端末に送信するほうが、アクセス・ポイントが単一のアンテナを介してすべてのそのアクセス端末に送信するよりも、隣接セル中のアクセス端末への干渉が小さくなる。
アクセス・ポイントは、端末との通信に使用される固定局とすることができ、アクセスノード、ノードB、基地局または他の何らかの用語で呼ばれることもある。アクセス端末は、アクセスデバイス、ユーザ装置(UE)、ワイヤレス通信デバイス、端末、ワイヤレス端末、移動端末、移動ノード、エンドノードまたは他の何らかの用語で呼ばれることもある。
図2は、MIMOシステム200における例示的なアクセス・ポイント210および例示的なアクセス端末250の一実施形態のブロック図である。アクセス・ポイント210では、いくつかのデータ・ストリームのトラフィック・データがデータソース212から送信(TX)データプロセッサ214に与えられる。
一実施形態では、各データ・ストリームは、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータプロセッサ214は、符号化データを与えるために、そのデータ・ストリーム用に選択された特定の符号化方式に基づいて各データ・ストリームのトラフィック・データをフォーマット化し、符号化し、インターリーブする。
各データ・ストリームの符号化データは、OFDM技法を使用してパイロット・データと多重化される。パイロット・データは、一般に、知られている方法で処理される、知られているデータパターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムで使用される。次いで、各データ・ストリームの多重化されたパイロット・データと符号化データは、変調シンボルを与えるために、そのデータ・ストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)される。各データ・ストリームのデータ転送速度、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令によって決定される。
次いで、データ・ストリームの各々の変調シンボルがTX MIMOプロセッサ220に供給され、TX MIMOプロセッサ220はさらに(たとえば、OFDMのために)その変調シンボルを処理する。次いで、TX MIMOプロセッサ220は、N個の変調シンボル・ストリームをN個の送信機(TMTR)222a〜222tに供給する。いくつかの実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボルと、シンボルが送信されているアンテナとにビームフォーミング重みを適用する。
各送信機(222a、...、222t)は、それぞれのシンボル・ストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を与え、さらに、それらのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介した送信に適した変調信号を与える。次いで、送信機222a〜222tからのN個の変調信号は、それぞれ、N個のアンテナ224a〜224tから送信される。
アクセス端末250では、送信された変調信号はN個のアンテナ252a〜252rによって受信され、各アンテナ252から受信された信号は、それぞれの受信機(RCVR)254a〜254rに供給される。各受信機(254a、...、254r)は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化して、サンプルを与え、さらにそれらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボル・ストリームを与える。
次いで、RXデータプロセッサ260は、特定の受信機処理技法に基づいてN個の受信機(254a、...、254r)からN個の受信シンボル・ストリームを受信し、処理して、N個の「検出」シンボル・ストリームを与える。次いで、RXデータプロセッサ260は、各検出シンボル・ストリームを復調し、デインターリーブし、復号して、データ・ストリームのトラフィック・データを復元する。RXデータプロセッサ260による処理は、送信機システム210においてTX MIMOプロセッサ220およびTXデータプロセッサ214によって実行される処理を補足するものである。
プロセッサ270は、どのプリコーディング行列(以下で論じる)を使用すべきかを定期的に判断する。プロセッサ270は、行列インデックス部とランク値部とを備える逆方向リンクメッセージを作成する。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データ・ストリームに関する様々なタイプの情報を備えることができる。次いで、逆方向リンクメッセージは、データソース236からいくつかのデータ・ストリームのトラフィック・データをも受信するTXデータプロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a〜254rによって調整され、それぞれ、アンテナ(252a、252r)を介してアクセス・ポイント210に送信される。
アクセス・ポイント210では、アクセス端末250からの変調信号は、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、受信機システム250によって送信された逆方向リンクメッセージを抽出するためにRXデータプロセッサ242によって処理される。次いで、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを決定し、抽出されたメッセージを処理する。
メモリ232はルーチンとデータ/情報とを含む。プロセッサ230、220および/または242は、ルーチンを実行し、メモリ232中のデータ/情報を使用して、アクセス・ポイント210の動作を制御し、方法を実施する。メモリ272はルーチンとデータ/情報とを含む。プロセッサ270、260および/または238は、ルーチンを実行し、メモリ272中のデータ/情報を使用して、アクセス端末250の動作を制御し、方法を実施する。
一態様では、SimpleRANは、急速に変化する無線状態においてVOIPなどの低レイテンシアプリケーションの需要に対応するために高速ハンドオフを行いながら、ワイヤレス無線アクセスネットワークにおけるバックホールアクセスネットワーク要素間の通信プロトコルを著しく単純化するように設計される。
一態様では、ネットワークはアクセス端末(AT)とアクセスネットワーク(AN)とを備える。
ANは集中展開と分散展開の両方をサポートする。集中展開および分散展開のためのネットワークアーキテクチャをそれぞれ図3および図4に示す。
図3は、分散AN302とAT303とを含む例示的なネットワーク300を示す。
図3に示す分散アーキテクチャでは、AN302はアクセス・ポイント(AP)とホームエージェント(HA)とを備える。AN302は複数のアクセス・ポイント(APa304、APb306、APc308)とホームエージェント310とを含む。さらに、AN302はIPクラウド312を含む。AP(304、306、308)は、それぞれリンク(314、316、318)を介してIPクラウドに結合される。IPクラウド312はリンク320を介してHA310に結合される。
APは以下のものを含む。
ネットワーク機能(NF):
・ APごとに1つあり、複数のNFが単一のATをサービスすることができる。
・ 単一のNFは、各ATのIPレイヤ・アタッチメント・ポイント(IAP)、すなわち、HAがATに送信されたパケットを転送するNFである。図4の例では、図4中の線322で示すように、NF336がAT303のための現在のIAPである。
・ IAPは、ATへのバックホールを介したパケットのルーティングを最適化するために変わる場合がある(L3ハンドオフ)。
・ IAPはまた、ATのセッションマスターの機能を実行する。(いくつかの実施形態では、セッションマスターのみがセッション構成を実行するか、またはセッション状態を変更することができる。)
・ NFは、AP中のTFの各々のためのコントローラとして働き、TFでのATのためのリソースの割振り、管理および破棄のような機能を実行する。
トランシーバ機能(TF)またはセクタ:
・ APごとに複数あり、複数のTFが単一のATをサービスすることができる。
・ AT用のエアインターフェースアタッチメントを与える。
・ 順方向リンクと逆方向リンクとで異なる。
・ 無線状態に基づいて変わる(L2ハンドオフ)。
AN302では、APa304は、NF324と、TF326と、TF328とを含む。AN302では、APb306は、NF330と、TF332と、TF334とを含む。AN302では、APc308は、NF336と、TF338と、TF340とを含む。
ATは以下のものを含む。
アクティブセットにおけるNFごとに移動ノード(MN)に提示されるインターフェースI_x。
アクセス端末でIPレイヤモビリティをサポートする移動ノード(MN)。
APは、IP上で定義されるトンネリング・プロトコルを使用して通信する。トンネルは、データ・プレーンではIP−in−IPトンネルであり、コントロール・プレーンではL2TPトンネルである。
例示的なAT303は複数のインターフェース(I_a342、I_b344、I_c346)とMN348とを含む。AT303は、ワイヤレスリンク350を介してAP_a304に結合でき、時々結合される。AT303は、ワイヤレスリンク352を介してAP_b306に結合でき、時々結合される。AT303は、ワイヤレスリンク354を介してAP_c308に結合でき、時々結合される。
図4は、分散AN402とAT403とを含む例示的なネットワーク400を示す。
図4に示す集中アーキテクチャでは、NFはもはや単一のTFに論理的に関連しないので、ANは、ネットワーク機能と、アクセス・ポイントと、ホームエージェントとを備える。例示的なAN402は、複数のNF(404、406、408)と、複数のAP(AP_a410、AP_b412、AP_c414)と、HA416と、IPクラウド418とを含む。NF404はリンク420を介してIPクラウド418に結合される。NF406はリンク422を介してIPクラウド418に結合される。NF408はリンク424を介してIPクラウド418に結合される。IPクラウド418はリンク426を介してHA416に結合される。NF404は、それぞれリンク(428、430、432)を介して(AP_a410、AP_b412、AP_c414)に結合される。NF406は、それぞれリンク(434、436、438)を介して(AP_a410、AP_b412、AP_c414)に結合される。NF408は、それぞれリンク(440、442、444)を介して(AP_a410、AP_b412、AP_c414)に結合される。
AP_a410はTF462とTF464とを含む。AP_b412はTF466とTF468とを含む。AP_c414はTF470とTF472とを含む。
NFはTFのためのコントローラとして働き、多数のNFは単一のTFに論理的に関連することができるので、ATのためのNFコントローラ、すなわち、アクティブセットの一部としてATと通信しているNFは、そのATでのTFのリソースの割振り、管理および破棄の機能を実行する。したがって、これらのリソースは独立して管理されるが、複数のNFは単一のTFでリソースを制御することができる。図4の例では、線460で示すように、NF408がAT403のためのIAPとして働いている。
実行される残りの論理機能は、分散アーキテクチャのための論理機能と同じである。
例示的なAT403は、複数のインターフェース(I_a446、I_b448、I_c450)とMN452とを含む。AT403は、ワイヤレスリンク454を介してAP_a410に結合でき、時々結合される。AT403は、ワイヤレスリンク456を介してAP_b412に結合でき、時々結合される。AT403は、ワイヤレスリンク458を介してAP_c414に結合でき、時々結合される。
DOおよび802.20のようなシステムでは、ATは、特定のセクタ(TF)のアクセスチャネル上でアクセス試行を行うことによってAPからサービスを得る。アクセス試行を受信したTFに関連するNFは、ATのセッションマスターであるIAPに連絡し、ATのセッションのコピーを取得する。(ATは、アクセスペイロード中にUATIを含むことによってIAPの識別情報を示す。UATIは、IAPを直接アドレス指定するIPアドレスとして使用されるか、またはIAPのアドレスを調べるために使用される。)アクセス試行が成功すると、ATは、そのセクタと通信するためのMAC IDやデータチャネルなどのエアインターフェース・リソースを割り当てられる。
さらに、ATは、聴取することができる他のセクタと、それらの信号強度とを示す報告を送信することができる。TFは、報告を受信し、それをNF中のネットワークベースのコントローラに転送し、今度はNFがATにアクティブセットを与える。DOおよび802.20では、今日それらが実装されているように、(NFが一時的に2つになるNFハンドオフ中を除いて)ATが通信することができるNFはちょうど1つである。ATと通信しているTFの各々は、受信データおよびシグナリングをこの単一のNFに転送する。このNFはまた、ATのためのネットワークベースのコントローラとして働き、ATがアクティブセット中のセクタとともに使用するリソースの割振りおよび破棄をネゴシエートし、管理する役目を果たす。
したがって、アクティブセットは、ATがエアインターフェース・リソースを割り当てられるセクタの組である。ATは定期的な報告を送信し続け、ATがネットワーク内を動き回るにつれて、ネットワークベースのコントローラは、セクタをアクティブセットに追加するか、またはアクティブセットから削除することができる。
アクティブセット中のNFはまた、アクティブセットに加わるとき、ATのセッションのローカルコピーをフェッチする。セッションは、ATと適切に通信するために必要である。
ソフトハンドオフを用いたCDMAエアリンクの場合、アップリンク上では、アクティブセット中のセクタの各々は、ATの送信を復号することを試みる。ダウンリンク上では、アクティブセット中のセクタの各々は同時にATに送信することができ、ATは、受信した送信を組み合わせてパケットを復号する。
OFDMAシステム、またはソフトハンドオフなしのシステムの場合、アクティブセットの機能は、ATがアクティブセット中のセクタ間を高速に切り替え、新たなアクセス試行を行う必要なしにサービスを維持できるようにすることである。アクティブセットのメンバーはすでにATに割り当てられたセッションおよびエアインターフェース・リソースを有するので、アクセス試行は一般にアクティブセットのメンバー間の切替えよりもはるかに遅い。したがって、アクティブセットは、アクティブなアプリケーションのQoSサービスに影響を及ぼすことなしにハンドオフを行うために有用である。
ATとIAP中のセッションマスターが属性をネゴシエートするとき、あるいは接続の状態が変化したとき、各セクタからの最適なサービスを保証するために、属性の新しい値または新しい状態が適時にアクティブセット中のセクタの各々に分配される必要がある。場合によっては、たとえば、ヘッダのタイプが変わった場合、あるいはセキュリティキーが変わった場合、これらの変化がそのセクタに伝搬されるまで、ATはセクタと全く通信することができない。したがって、セッションが変わるとき、アクティブセットのあらゆるメンバーがアップデートされなければならない。一部の変化は、他の変化ほど同期のために重要でない。
アクティブな接続を有するATについてネットワークで見られる状態またはコンテキストには、次の3つの主なタイプがある。
データ状態は、接続中の、ATとIAPまたはNFとの間のデータ経路上のネットワークにおける状態である。データ状態は、非常に動的で、転送が困難なヘッダコンプレッサ状態またはRLPフロー状態などを含む。
セッション状態は、接続が終了するときに保持される、ATとIAPとの間の制御パス上のネットワークにおける状態である。セッション状態は、ATとIAPとの間でネゴシエートされる属性の値を含む。これらの属性は、接続の特性およびATによって受信されるサービスに影響を及ぼす。たとえば、ATは、新しいアプリケーションのQoS構成をネゴシエートし、アプリケーションのQoSサービス要件を示す新しいフィルタおよびフロー仕様をネットワークに供給することができる。別の例として、ATは、ANとの通信において使用されるヘッダのサイズおよびタイプをネゴシエートすることができる。新しい属性の組のネゴシエーションは、セッション変更として定義される。
接続状態は、接続が終了し、ATがアイドル状態のときに保持されない、ATとIAPまたはNFとの間の制御パス上のネットワークにおける状態である。接続状態は、電力制御ループ値、ソフトハンドオフタイミング、およびアクティブセット情報のような情報を含むことができる。
IAPまたはL3ハンドオフでは、3つのタイプの状態を古いIAPと新しいIAPとの間で転送する必要がある場合がある。アイドル状態のATのみがL3ハンドオフを行うことができる場合、セッション状態のみを転送する必要がある。アクティブなATのL3ハンドオフをサポートするために、データおよび接続状態も転送する必要がある場合がある。
DOおよび802.20のようなシステムは、各ルートのデータ状態がそのルートにとってローカルであり、すなわち、ルートがそれぞれ独立したデータ状態を有する複数のルート(またはデータスタック)を定義することによって、データ状態のL3ハンドオフを単純にする。各IAPを異なるルートに関連付けることによって、データ状態をハンドオフ中に転送する必要がない。さらなる一層よいステップは、各NFを異なるルートに関連付けることであり、その場合、可能なパケットの再順序付けを除いて、L3ハンドオフはデータ状態に対して完全に透過的である。
データ状態は複数のルートを有するので、アクティブなATのL3ハンドオフをサポートする次の論理ステップは、IAPから接続状態の制御を移し、それをアクティブセット中の各NFにとってローカルにすることである。これは、制御スタックが独立し、各NFにとってローカルであるように、複数の制御ルート(または制御スタック)を定義し、エアインターフェースを定義することによって行われる。この場合、もはやアクティブセットのすべてのメンバーを管理するための単一のNFがないので、接続状態のリソースの割振りおよび破棄のネゴシエートおよび管理の一部をATに移す必要がある場合がある。また、異なるTFは同じNFを共有することができないので、アクティブセット中のTF間の密結合を回避するために、エアインターフェース設計に対していくつかの追加の要件が生じる場合がある。たとえば、最適な方法で動作させるために、電力制御ループ、ソフトハンドオフなど、同じNFを有しないTF間のすべての緊密な同期をなくすことが好ましい。
データおよび接続状態をNFにプッシュダウンすることは、L3ハンドオフ時にこの状態を転送する必要をなくし、また、NF間インターフェースをより単純にするはずである。
したがって、システムは、必要に応じて異なるNFと通信するための、AT中の複数の独立したデータおよび制御スタック(図3および図4ではインターフェースと呼ぶ)、ならびにATおよびTFがこれらのスタックを論理的に区別するためのアドレッシング機構を定義する。
基本的に、NF(またはL3)ハンドオフがあるたびにネゴシエートするのは費用がかかりすぎるので、一部のセッション状態(QoSプロファイル、セキュリティキー、属性値など)はNF(またはIAP)にとってローカルにすることができない。また、セッション状態は比較的静的であり、転送が容易である。必要とされるのは、セッション状態を管理し、セッション状態が変化した際およびセッションマスターが移動するIAPハンドオフ中に、セッション状態をアップデートする機構である。
ネットワーク・インターフェースが単純化され、またハンドオフのシームレス性が向上するはずなので、L3ハンドオフのためのセッション状態の転送を最適化することは、ネットワークアーキテクチャにかかわらず有用な特徴である。
別個であるが関係する問題はL3ハンドオフのAT制御である。今日、DOおよび802.20のようなシステムでは、ATは、ローカルスタックを割り振り、破棄するので、L3ハンドオフを認識しているが、いつL3ハンドオフが行われるかを制御することはできない。これはネットワークベースのモビリティ管理と呼ばれる。問題は、ATをハンドオフコントローラにすべきかどうか、すなわち、ATベースのモビリティ管理を使用すべきかどうかである。
フォールトトレランスおよびロードバランシングをサポートするために、ネットワークは、ハンドオフを行うことができるか、またはハンドオフを行うようにATに知らせる機構を有するかのどちらかを必要とする。したがって、ATベースのモビリティ管理が使用される場合、ネットワークは、依然として、ハンドオフがいつ行われるべきかを示す機構を必要とする。
ATベースのモビリティ管理は、技術間および技術内用の単一の機構、またはグローバルおよびローカルモビリティを可能にするなど、いくつかの明らかな利点を有する。ATベースのモビリティ管理はまた、ネットワーク要素が、いつハンドオフを行うべきかを判断する必要がないので、ネットワーク・インターフェースをさらに単純化する。
DOおよび802.20のようなシステムがネットワークベースのモビリティを使用する第1の理由は、ATベースのモビリティが、音声をサポートするのに十分高速に作動するように最適化されないことである。第2の理由は、ATにおいて(MIPv6用の)移動IPトンネルを終了させることによってもたらされるトンネリングオーバーヘッドである。モビリティレイテンシは、現在の順方向リンクサービングセクタと前の順方向リンクサービングセクタとの間のトンネルを使用してデータを転送すること、ならびに、場合によっては、データがアクティブセット中の複数のNFに同時に送信されるバイキャストを使用することによって解決できる。
SimpleRANでは、次の2つのタイプのハンドオフがある。
レイヤ2またはL2ハンドオフは、順方向リンクまたは逆方向リンクサービングセクタ(TF)の変更を指す。
L3ハンドオフはIAPの変更を指す。
L2ハンドオフは、変化する無線状態に応答して、できるだけ高速でなければならない。DOおよび802.20のようなシステムは、L2ハンドオフを高速にするためにPHYレイヤシグナリングを使用する。
L2ハンドオフは、順方向(FL)または逆方向(RL)リンクのためのサービングセクタTFの移転である。ハンドオフは、そのセクタについてATにおいて見られるRF状態に基づいて、ATがアクティブセット中の新しいサービングセクタを選択するときに行われる。ATは、アクティブセット中のすべてのセクタのための順方向および逆方向リンクのRF状態に対してフィルタ処理された測定を実行する。たとえば、802.20では、順方向リンクの場合、ATは、その所望のFLサービングセクタを選択するために、取得パイロット、共通パイロットチャネル(存在する場合)、および共有シグナリングチャネル上のパイロット上のSINRを測定することができる。逆方向リンクの場合、ATは、セクタからのATへのアップ/ダウン電力制御コマンドに基づいて、アクティブセット中の各セクタのCQI消去速度を推定する。
L2ハンドオフは、ATが逆方向リンク制御チャネルを介して異なるFLまたはRLサービングセクタを要求すると開始される。専用リソースは、TFがATのアクティブセット中に含まれる場合、TFにおいて割り当てられる。TFは、ハンドオフ要求の前にATをサポートするようにすでに構成されている。ターゲットサービングセクタは、ハンドオフ要求を検出し、ATへのトラフィック・リソースの割当てとともにハンドオフを完了する。順方向リンクTFハンドオフは、ターゲットTFが送信すべきデータを受信するために、ソースTFまたはIAPとターゲットTFとの間のメッセージングの往復を必要とする。逆方向リンクTFハンドオフの場合、ターゲットTFはリソースをATに直接割り当てることができる。
L3ハンドオフはIAPの移転である。L3ハンドオフは、新しいIAPとのHAバインディング・アップデートを含み、コントロール・プレーンのための新しいIAPへのセッション転送を必要とする。L2ハンドオフがMIPv6ハンドオフのシグナリング速度によって制限されないように、L3ハンドオフはシステム中のL2ハンドオフに対して非同期である。
L3ハンドオフは、各NFへの独立ルートを定義することによってシステム中で無線でサポートされる。各フローは、上位レイヤパケットの送信および受信のための複数のルートを与える。ルートは、どのNFがパケットを処理したかを示す。たとえば、あるNFはTFにおいてルートAとして無線で関連付けられ、別のNFはルートBに関連付けられる。サービングTFは、各々に別個の独立したシーケンス空間を使用して、ルートAとルートBの両方から、すなわち、両方のNFから、ATにパケットを同時に送信することができる。
移動体およびそのトラフィックのためのQoS処理が各ハンドオフモードにわたって保持されるようにするためのシステム設計における2つの主要なアイデアがある。
L2ハンドオフとL3ハンドオフの分離
ハンドオフ中にデータフローの中断を最小限に抑えるために、ハンドオフが行われる前にエアインターフェース・リソースを確保し、ターゲットNFまたはTFにおいてセッションをフェッチすること。これは、ターゲットTFおよびNFをアクティブセットに追加することによって行われる。
システムは、高速のL2ハンドオフ中にEFトラフィックをサポートできるように、L2ハンドオフとL3ハンドオフを分離するように設計される。L3ハンドオフはバインディング・アップデートを必要とし、これは1秒当たり2〜3回の速度に制限される。20〜30Hzのより高速なL2ハンドオフ速度を可能にするために、L2およびL3ハンドオフは独立および非同期であるように設計される。
L2ハンドオフの場合、アクティブセット管理は、L2ハンドオフの場合にATをサービスする準備ができているように、アクティブセット中のすべてのTFが構成され、専用リソースが割り当てられることを可能にする。
アクセス端末(AT)にサービスを提供する複数のアクセス・ポイント(AP)をもつ移動体ワイヤレス通信システムを考える。多数のシステムは、ATに割り当てられたリソースを有するAPの組であるアクティブセットを有する。所与の時点で、ATは、APのうちの1つとの無線通信の範囲内にあるか、またはバッテリ電力最適化および混信低減のために、1つの慎重に選択されたAP(サービングAP)とのみ通信することができる。ここで考えられる問題は、サービングAPを介した非サービングAPからのシグナリングメッセージまたはデータパケットの配信である。
無線リンク・プロトコル(RLP):各APは、上位レイヤパケットを断片化するRLPを有し、必要に応じて断片を再送信する。RLPはまた、各送信された断片にそれ自体のヘッダを追加する。ATは、アクティブセット中のAPごとに1つある、RLPの複数のインスタンスを有する。
トンネリング:サービングAPは、L2TP(レイヤ2トンネリング・プロトコル)トンネルと呼ばれるAP間トンネルを介して非サービングAPからパケットを受信する。サービングAPは、トンネル上で受信されたパケットを配信することができる。
例示的なルート間トンネリング・プロトコルは、いくつかの実施形態では、異なるルートに属するデータのトンネリングのために使用される。ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダは、ペイロードが属するルートを示す。ルート間トンネリング・プロトコルは、あるルートが、そのルート宛てのペイロードを含めて、別のルート宛てのペイロードを搬送できるようにする。
ルートは、いくつかの実施形態では、アクセスノード・アセンブリに関連する使用中のプロトコルスタックを備える。
一例では、送信機において、ルート間トンネリング・プロトコルは、別のルートのルート・プロトコルから、または同じルートのルート・プロトコルから送信用のパケットを受信する。ルート間トンネリング・プロトコルは、宛先ルートを識別するために受信したパケットにルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダを追加し、このパケットを無線リンク・プロトコルに配信する。たとえば、図5のアクセス端末506のルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB532の動作、または図6のアクセスノード・アセンブリB608のルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB652の動作を考える。
受信機において、ルート間トンネリング・プロトコルは無線リンク・プロトコルからパケットを受信する。ルート間トンネリング・プロトコルは、ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダを削除し、パケットを対応するルートのルート・プロトコルに配信する。たとえば、図5のアクセスノード・アセンブリB508のルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB556の動作、または図6のアクセス端末606のルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB630の動作を考える。
ルート間トンネリング・プロトコルは、RLPでのさらなる断片化のために、そのルートのルート・プロトコルからパケットを受信することができ、時々受信する。
様々な実施形態では、このルート間トンネリング・プロトコルのプロトコル・データユニットはルート間トンネリング・プロトコル・パケットである。ルート間トンネリング・プロトコル・パケットは、ルート間トンネリング・プロトコル・ペイロードとルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダとを備える。図8に、例示的なルート間トンネリング・プロトコル・パケットを示す。
図5は、例示的な通信システム502の図500および対応する凡例504である。図5は、破線592によって示される非トンネリング経路と実線594によって示されるトンネリング経路とを含む、例示的なアップリンク・シグナリング・フローについて説明するために使用される。例示的な通信システム502は、アクセス端末506と、アクセスノード・アセンブリ(ANA)B508と、アクセスノード・アセンブリA510とを含む。AT506に関して、図5に示すフローの時には、アクセスノード・アセンブリB508はサービング・アクセスノード・アセンブリであり、アクセスノード・アセンブリA510はリモート・アクセスノード・アセンブリである。AT506は、太い実線596によって表されるエアインターフェースによって示される、サービング・アクセスノード・アセンブリB508と通信するためのワイヤレス通信リンクを有する。アクセスノード・アセンブリB508は、太い破線598によって示されるIOSインターフェースを介してアクセスノード・アセンブリA510と通信する。別の時には、たとえば、AT506がアクセスノード・アセンブリA510の近傍に位置するとき、AT506は、アクセスノード・アセンブリA510とのワイヤレス通信リンクを有することができ、アクセスノード・アセンブリA510はサービング・アクセスノード・アセンブリとすることができ、アクセスノード・アセンブリB508はAT506の観点から見てリモート・アクセスノード・アセンブリである。
アクセス端末506は、アプリケーション・モジュールA(APPA)512と、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールA(ITRPA)514と、無線リンク・プロトコル・モジュールの第1の組(RLPA0 516、RLPA1 518、...、RLP A31 520)と、ストリーム・プロトコル・モジュールA522と、ルート・プロトコル・モジュールA526と、PCP/MAC/PHYモジュールA530とを含む、アクセスノード・アセンブリA510に関連する1つまたは複数のアプリケーション・モジュールを含む。アクセス端末506はまた、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB(ITRPB)532、ならびに、アプリケーション・モジュールB534と、無線リンク・プロトコル・モジュールの第2の組(RLPB0 536、RLPB1 538、...、RLPB4 540、...、RLP B31 542)と、ストリーム・プロトコル・モジュールB544と、ルート・プロトコル・モジュールB548と、PCP/MAC/PHYモジュールB552とを含む、アクセスノード・アセンブリB508に関連する1つまたは複数のアプリケーション・モジュールを含む。
AT506の現在のサービング・アクセスノード・アセンブリであるアクセスノード・アセンブリB508は、アプリケーション・モジュールB554と、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB(IRTPB556)と、複数の無線リンク・プロトコル・モジュール(RLPB0 558、...、RLPB1 560、...、RLPB4 562、...、RLPB31 564)と、ストリーム・プロトコル・モジュールB566と、ルート・プロトコル・モジュールB570と、PCP/MAC/PHYモジュールB572とを含む、1つまたは複数のアプリケーション・モジュールを含む。
AT506の現在のリモート・アクセスノード・アセンブリであるアクセスノード・アセンブリA510は、アプリケーション・モジュールA576と、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールA(IRTPA574)と、複数の無線リンク・プロトコル・モジュール(RLPA0 578、...、RLPA1 580、...、RLPA31 582)と、ストリーム・プロトコル・モジュールA584と、ルート・プロトコル・モジュールA588と、PCP/MAC/PHYモジュールA590とを含む、1つまたは複数のアプリケーション・モジュールを含む。
次に、破線592によって表される通常の非トンネリング経路の例示的なシグナリング・フローについて説明する。AT506のアプリケーション・モジュールB534は、ANA B508の対応するアプリケーション・モジュールB554に伝達しようとする情報を有する。RLP B1モジュール538に関連するAPPB534はRLP B1 538に情報を送信し、RLP B1 538は無線リンク・プロトコル・パケットを生成する。生成された無線リンク・プロトコル・パケットはストリーム・プロトコル・モジュールB544に伝達される。ストリーム・プロトコル・モジュールB544は、受信した無線リンク・プロトコル・パケットからストリーム・プロトコル・パケットを生成する。ストリーム・プロトコル・モジュールB544は、ストリーム・プロトコル・パケット中に含めるべきストリーム・ヘッダを生成するストリーム・ヘッダモジュール546を含む。この場合、ストリーム・ヘッダは、受信したRLPパケットが、アプリケーションに関連し、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに関連しないRLPモジュールB1 538から伝達されたことを識別する。生成されたストリーム・プロトコル・パケットはルート・プロトコル・モジュールB548に伝達され、ルート・プロトコル・モジュールB548はルート・プロトコル・パケットを生成する。ルート・プロトコル・モジュールB548はルーティング決定モジュール550を含む。ルーティング決定モジュールB550は、アクセスノード・アセンブリB508の現在の状態を検討し、アクセスノード・アセンブリBが現在AT506のサービング・アクセスノード・アセンブリであると判断する。したがって、生成されたルート・プロトコル・パケットは、PCP/MAC/PHYBモジュール552に伝達され、PCP/MAC/PHYBモジュール552は、受信したルート・プロトコル・パケットを処理し、エアリンク上で伝達すべきアップリンク信号、たとえば、OFDM信号を生成する。モジュール552はアクセスノード・アセンブリB508中の対応するPCP/MAC/PHYBモジュール572とのワイヤレスリンクを有し、エアインターフェース596を介して、生成されたアップリンク信号がモジュール552からモジュール572に伝達される。
PCP/MAC/PHYBモジュール572は、ルート・プロトコル・パケットを復元し、ルート・プロトコル・パケットをルート・プロトコル・モジュールB570に伝達する。ルート・プロトコル・モジュールB570は、ストリーム・プロトコル・パケットを復元し、ストリーム・プロトコル・パケットをストリーム・プロトコル・モジュールB566に伝達する。ストリーム・プロトコル・モジュールB566は無線リンク・プロトコル・パケットを復元する。ストリーム・プロトコル・モジュールB566は、復元された無線リンク・プロトコル・パケットのルーティングを決定するために、受信したパケットのストリーム・プロトコル・ヘッダを評価するストリーム・ヘッダ評価モジュール568を含む。この例では、ストリーム・プロトコル・ヘッダ評価モジュール568は、復元された無線リンク・プロトコル・パケットをアプリケーション・モジュールAPP B554に関連する無線リンク・プロトコル・モジュールB1 560にルーティングすべきであると決定する。復元された無線リンク・プロトコル・パケットはRLP B1モジュール560に伝達され、RLP B1モジュール560は、情報を復元し、復元された情報をAPP Bモジュール554に伝達する。
次に、実線594によって表されるトンネリング経路の例示的なシグナリング・フローについて説明する。AT506のアプリケーション・モジュールA512は、ANA B510の対応するアプリケーション・モジュールA576に伝達しようとする情報を有する。RLP A1モジュール518に関連するAPPA512はRLP A1 518に情報を送信し、RLP A1 518は無線リンク・プロトコル・パケットを生成する。生成された無線リンク・プロトコル・パケットはストリーム・プロトコル・モジュールA522に伝達される。ストリーム・プロトコル・モジュールA522は、受信した無線リンク・プロトコル・パケットからストリーム・プロトコル・パケットを生成する。ストリーム・プロトコル・モジュールA522は、ストリーム・プロトコル・パケット中に含めるべきストリーム・ヘッダを生成するストリーム・ヘッダモジュール524を含む。この場合、ストリーム・ヘッダは、受信したRLPパケットが、アプリケーションAPP A512に関連し、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに関連しないRLPモジュールA1 518から伝達されたことを識別する。生成されたストリーム・プロトコル・パケットはルート・プロトコル・モジュールA526に伝達され、ルート・プロトコル・モジュールA526はルート・プロトコル・パケットを生成する。ルート・プロトコル・モジュールA526はルーティング決定モジュール528を含む。ルーティング決定モジュール528はアクセスノード・アセンブリA510の現在の状態を検討し、アクセスノード・アセンブリAは現在AT506の非サービング、たとえば、リモート・アクセスノード・アセンブリであり、アクセスノード・アセンブリB508がAT506の現在のサービング・アクセスノード・アセンブリであると判断する。したがって、生成されたルート・プロトコル・パケットはルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB(IRTPB)532に伝達される。
IRTPB532は、ルート・プロトコル・パケットを受信し、アクセスノード・アセンブリA510をルート間トンネリング・プロトコル・パケット中に含まれるルート・プロトコル・パケットの意図された宛先であると識別するルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダを含むルート間トンネリング・プロトコル・パケットを生成する。ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB532はRLPモジュールB4 540に関連する。IRTPBモジュール532は、生成されたルート間トンネリング・プロトコル・パケットをRLPモジュールB4 540に伝達し、RLPモジュールB4 540は、ストリーム・プロトコル・モジュールB544に送信する無線リンク・プロトコル・パケットを生成する。ストリーム・プロトコル・モジュールB544は、受信した無線リンク・プロトコル・パケットからストリーム・プロトコル・パケットを生成する。ストリーム・プロトコル・モジュールB544は、ストリーム・プロトコル・パケット中に含めるべきストリーム・ヘッダを生成するストリーム・ヘッダモジュール546を含む。この場合、ストリーム・ヘッダは、受信したRLPパケットがルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに関連するRLPモジュールから伝達され、アプリケーションに関連するRLPモジュールから伝達されたのではないことを識別し、すなわち、ストリーム・ヘッダは、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB532に関連するRLPモジュールB4 540を識別する。生成されたストリーム・プロトコル・パケットはルート・プロトコル・モジュールB548に伝達され、ルート・プロトコル・モジュールB548はルート・プロトコル・パケットを生成する。ルート・プロトコル・モジュールB548はルーティング決定モジュール550を含む。ルーティング決定モジュールB550は、アクセスノード・アセンブリB508の現在の状態を検討し、アクセスノード・アセンブリBが現在AT506のサービング・アクセスノード・アセンブリであると判断する。したがって、生成されたルート・プロトコル・パケットは、PCP/MAC/PHYBモジュール552に伝達され、PCP/MAC/PHYBモジュール552は、受信したルート・プロトコル・パケットを処理し、エアリンク上で伝達すべきアップリンク信号、たとえば、OFDM信号を生成する。モジュール552はアクセスノード・アセンブリB508中の対応するPCP/MAC/PHYBモジュール572とのワイヤレスリンクを有し、エアインターフェース596を介して、生成されたアップリンク信号がモジュール552からモジュール572に伝達される。
PCP/MAC/PHYBモジュール572は、ルート・プロトコル・パケットを復元し、ルート・プロトコル・パケットをルート・プロトコル・モジュールB570に伝達する。ルート・プロトコル・モジュールB570は、ストリーム・プロトコル・パケットを復元し、ストリーム・プロトコル・パケットをストリーム・プロトコル・モジュールB566に伝達する。ストリーム・プロトコル・モジュールB566は無線リンク・プロトコル・パケットを復元する。ストリーム・プロトコル・モジュールB566は、復元された無線リンク・プロトコル・パケットのルーティングを決定するために、受信したパケットのストリーム・プロトコル・ヘッダを評価するストリーム・ヘッダ評価モジュール568を含む。この例では、ストリーム・プロトコル・ヘッダ評価モジュール568は、復元された無線リンク・プロトコル・パケットをルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB566に関連する無線リンク・プロトコル・モジュールB4 562にルーティングすべきであると決定する。復元された無線リンク・プロトコル・パケットは無線リンク・プロトコル・モジュールB4 562に伝達され、無線リンク・プロトコル・モジュールB4 562は、ルート間トンネリング・プロトコル・パケットを復元し、それらのパケットをルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB556に伝達する。ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB556はルート・プロトコル・パケットを復元する。IRTPモジュールB556は、ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダから、復元されたルート・プロトコル・パケットの宛先をアクセスノード・アセンブリA510であると識別する。IRTPモジュールB556は、IOSインターフェース598を介して、復元されたルート・プロトコル・パケットをアクセスノード・アセンブリA510のルート・プロトコルAモジュール588に伝達する。
ルート・プロトコル・モジュールA588は、受信したルート・プロトコル・パケットからストリーム・プロトコル・パケットを復元し、ストリーム・プロトコル・パケットをストリーム・プロトコル・モジュールA584に伝達する。ストリーム・プロトコル・モジュールA584は無線リンク・プロトコル・パケットを復元する。ストリーム・プロトコル・モジュールA584はストリーム・ヘッダ評価モジュール586を含み、ストリーム・ヘッダ評価モジュール586は、対応する復元された無線リンク・プロトコル・パケットをどの無線リンク・プロトコル・モジュールに伝達すべきかを判断するために、受信したストリーム・プロトコル・パケットヘッダを評価する。この例では、ストリーム・プロトコル・ヘッダ評価モジュール586は、復元された無線リンク・プロトコル・パケットをアプリケーション・モジュールAPP A576に関連する無線リンク・プロトコル・モジュールA1 580にルーティングすべきであると決定する。復元された無線リンク・プロトコル・パケットはRLP A1モジュール580に伝達され、RLP A1モジュール580は、情報を復元し、復元された情報をAPP Aモジュール576に伝達する。
いくつかの実施形態では、第1の時点で、アクセスノード・アセンブリA510は、サービング・アクセスノード・アセンブリとして動作し、次いで、たとえば、ハンドオフ後の第2の時点で、第2のアクセスノード・アセンブリB508を介してアクセス端末506への接続をもつ非サービング・アクセスノード・アセンブリとして動作し、アクセスノード・アセンブリBは、第2の時点でサービング・アクセスノード・アセンブリとして働く。図5は第2の時点を示す。第1の時点に対応する時間期間中、APPa512からのアプリケーションパケットは、アクセスノード・アセンブリA510へのエアリンク上での送信より前に、アクセス端末506において単一のRLP処理操作を受ける。しかしながら、ハンドオフの後、同じアプリケーション512に対応するパケットは、アクセスノード・アセンブリB508への送信より前に、アクセス端末506において2つのレベルのRLP処理を受ける。したがって、ハンドオフの前には、アプリケーションパケットは、エアリンク上での送信より前にアクセスノード・アセンブリA510に対応する単一のRLP処理操作を受けるが、ハンドオフの後には、アプリケーションパケットは2つのRLP処理操作を受け、第1の処理操作はアクセスノード・アセンブリA510に対応し、次いで、その処理の結果を用いてアクセスノード・アセンブリB508に対応するRLP処理を受ける。場合によっては、アプリケーションA512に対応するアプリケーションパケットの一部分はエアリンク上でアクセスノード・アセンブリA510に送信され、同じアプリケーションパケットの第2の部分は、たとえば、ハンドオフの後に、未送信の部分が、ハンドオフの後はサービングアクセスノードであるアクセスノード・アセンブリB508に対応する追加のRLP処理操作を受けることによって伝達される。したがって、アプリケーションパケットの2つの部分は、その部分がハンドオフの前に送信されるか後に送信されるかに応じて、異なる量のRLP処理を受ける。そのような一実施形態では、単一のRLP処理操作を受けるアプリケーションパケットの部分は非トンネリング経路を介して送信され、追加のRLP処理操作を受ける第2の部分はトンネリング経路を介して送信される。そのような場合、通信アプリケーションパケットはアクセスノード・アセンブリA510中のRLPモジュールによって再統合(reassemble)される。
ダウンリンクの場合、逆の手順が行われる。アクセスノード・アセンブリ上で動作しているアプリケーションに対応するアプリケーションパケットまたはアプリケーションパケットの部分は、ある時間にはトンネリングを受けることなしに伝達され、第2の時間にはトンネリングを使用して伝達される。トンネリングは、サービング・アクセスノード・アセンブリの変更の後に使用される。
記載の技法は、確実、迅速および/または効率的なハンドオフを可能にする。
図6は、例示的な通信システム602の図600および対応する凡例604である。図6は、破線692によって示される非トンネリング経路と実線694によって示されるトンネリング経路とを含む、例示的なダウンリンク・シグナリング・フローについて説明するために使用される。例示的な通信システム602は、アクセス端末606と、アクセスノード・アセンブリ(ANA)B608と、アクセスノード・アセンブリA610とを含む。AT606に対して、図6に示すフローの場合、アクセスノード・アセンブリB608はサービング・アクセスノード・アセンブリであり、アクセスノード・アセンブリA610はリモート・アクセスノード・アセンブリである。AT606は、サービング・アクセスノード・アセンブリB608と通信するための、太い実線696によって表されるエアインターフェースによって示されるワイヤレス通信リンクを有する。アクセスノード・アセンブリB608は、太い破線698によって示されるIOSインターフェースを介してアクセスノード・アセンブリA610と通信する。別の場合、たとえば、AT606がアクセスノード・アセンブリA610の近傍に位置するとき、AT606は、アクセスノード・アセンブリA610とのワイヤレス通信リンクを有することができ、アクセスノード・アセンブリA610は、AT606の観点から見てリモート・アクセスノード・アセンブリであるアクセスノード・アセンブリB608をもつサービング・アクセスノード・アセンブリとすることができる。
アクセス端末606は、アプリケーション・モジュールA(APPA)612と、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールA(ITRPA)614と、無線リンク・プロトコル・モジュールの第1の組(RLPA0 616、RLPA1 618、...、RLP A31 620)と、ストリーム・プロトコル・モジュールA622と、ルート・プロトコル・モジュールA626と、PCP/MAC/PHYモジュールA628とを含む、アクセスノード・アセンブリA610に関連する1つまたは複数のアプリケーション・モジュールを含む。アクセス端末606はまた、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB(ITRPB)630、ならびにアプリケーション・モジュールB632と、無線リンク・プロトコル・モジュールの第2の組(RLPB0 634、RLPB1 636、...、RLPB4 638、...、RLP B31 640)と、ストリーム・プロトコル・モジュールB642と、ルート・プロトコル・モジュールB646と、PCP/MAC/PHYモジュールB648とを含む、アクセスノード・アセンブリB608に関連する1つまたは複数のアプリケーション・モジュールを含む。
AT606の現在のサービング・アクセスノード・アセンブリであるアクセスノード・アセンブリB608は、アプリケーション・モジュールB650と、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB(IRTPB652)と、複数の無線リンク・プロトコル・モジュール(RLPB0 654、...、RLPB1 656、...、RLPB4 658、...、RLPB31 660)と、ストリーム・プロトコル・モジュールB662と、ルート・プロトコル・モジュールB666と、PCP/MAC/PHYモジュールB670とを含む、1つまたは複数のアプリケーション・モジュールを含む。
AT606の現在のリモート・アクセスノード・アセンブリであるアクセスノード・アセンブリA610は、アプリケーション・モジュールA674と、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールA(IRTPA672)と、複数の無線リンク・プロトコル・モジュール(RLPA0 676、...、RLPA1 678、...、RLPA31 680)と、ストリーム・プロトコル・モジュールA682と、ルート・プロトコル・モジュールA686と、PCP/MAC/PHYモジュールA690とを含む、1つまたは複数のアプリケーション・モジュールを含む。
次に、破線692によって表される通常の非トンネリング経路の例示的なシグナリング・フローについて説明する。ANA B608のアプリケーション・モジュールB650は、AT606の対応するアプリケーション・モジュールB632に伝達しようとする情報を有する。RLP B1モジュール656に関連するAPPB650はRLP B1 656に情報を送信し、RLP B1 656は無線リンク・プロトコル・パケットを生成する。生成された無線リンク・プロトコル・パケットはストリーム・プロトコル・モジュールB662に伝達される。ストリーム・プロトコル・モジュールB662は、受信した無線リンク・プロトコル・パケットからストリーム・プロトコル・パケットを生成する。ストリーム・プロトコル・モジュールB662は、ストリーム・プロトコル・パケット中に含めるべきストリーム・ヘッダを生成するストリーム・ヘッダモジュール664を含む。この場合、ストリーム・ヘッダは、受信したRLPパケットが、アプリケーションに関連し、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに関連しないRLPモジュールB1 656から伝達されたことを識別する。生成されたストリーム・プロトコル・パケットはルート・プロトコル・モジュールB666に伝達され、ルート・プロトコル・モジュールB666はルート・プロトコル・パケットを生成する。ルート・プロトコル・モジュールB666はルーティング決定モジュール668を含む。ルーティング決定モジュールB668は、アクセスノード・アセンブリBがAT606の現在のサービング・アクセスノード・アセンブリであるかどうかを検討し、それが現在AT606のサービング・アクセスノード・アセンブリであると判断する。したがって、生成されたルート・プロトコル・パケットは、PCP/MAC/PHYBモジュール670に伝達され、PCP/MAC/PHYBモジュール670は、受信したルート・プロトコル・パケットを処理し、エアリンク上で伝達すべきダウンリンク信号、たとえば、OFDM信号を生成する。モジュール670はアクセス端末606中の対応するPCP/MAC/PHYBモジュール648とのワイヤレスリンクを有し、エアインターフェース696を介して、生成されたダウンリンク信号がモジュール670からモジュール648に伝達される。
PCP/MAC/PHYBモジュール648は、ルート・プロトコル・パケットを復元し、ルート・プロトコル・パケットをルート・プロトコル・モジュールB646に伝達する。ルート・プロトコル・モジュールB646は、ストリーム・プロトコル・パケットを復元し、ストリーム・プロトコル・パケットをストリーム・プロトコル・モジュールB642に伝達する。ストリーム・プロトコル・モジュールB642は無線リンク・プロトコル・パケットを復元する。ストリーム・プロトコル・モジュールB642は、復元された無線リンク・プロトコル・パケットのルーティングを決定するために、受信したパケットのストリーム・プロトコル・ヘッダを評価するストリーム・ヘッダ評価モジュール664を含む。この例では、ストリーム・プロトコル・ヘッダ評価モジュール644は、復元された無線リンク・プロトコル・パケットをアプリケーション・モジュールAPP B632に関連する無線リンク・プロトコル・モジュールB1 636にルーティングすべきであると決定する。復元された無線リンク・プロトコル・パケットはRLP B1モジュール636に伝達され、RLP B1モジュール636は、情報を復元し、復元された情報をAPP Bモジュール632に伝達する。
次に、実線694によって表されるトンネリング経路の例示的なシグナリング・フローについて説明する。ANA A610のアプリケーション・モジュールA674は、AT606の対応するアプリケーション・モジュールA612に伝達しようとする情報を有する。RLP A1モジュール678に関連するAPPA674はRLP A1 678に情報を送信し、RLP A1 678は無線リンク・プロトコル・パケットを生成する。生成された無線リンク・プロトコル・パケットはストリーム・プロトコル・モジュールA682に伝達される。ストリーム・プロトコル・モジュールA682は、受信した無線リンク・プロトコル・パケットからストリーム・プロトコル・パケットを生成する。ストリーム・プロトコル・モジュールA682は、ストリーム・プロトコル・パケット中に含めるべきストリーム・ヘッダを生成するストリーム・ヘッダモジュール684を含む。この場合、ストリーム・ヘッダは、受信したRLPパケットが、アプリケーションAPP A674に関連し、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに関連しないRLPモジュールA1 678から伝達されたことを識別する。生成されたストリーム・プロトコル・パケットはルート・プロトコル・モジュールA686に伝達され、ルート・プロトコル・モジュールA686はルート・プロトコル・パケットを生成する。ルート・プロトコル・モジュールA686はルーティング決定モジュール688を含む。ルーティング決定モジュール688は、AT AがANA A610とのワイヤレス通信リンクを有するかどうかを検討し、たとえば、ANA Aが現在AT606のサービング・アクセスノード・アセンブリであるかどうかを判断し、ANA AはAT606に対して現在非サービング、たとえば、リモート・アクセスノード・アセンブリであり、アクセスノード・アセンブリB608が、AT606の現在のサービング・アクセスノード・アセンブリであると判断する。したがって、生成されたルート・プロトコル・パケットは、IOSインターフェース698を介してアクセスノード・アセンブリB608のルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB(IRTPB)652に伝達される。
IRTPB652は、ルート・プロトコル・パケットを受信し、アクセスノード・アセンブリA610をルート間トンネリング・プロトコル・パケット中に含まれるルート・プロトコル・パケットの送信元であると識別するルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダを含むルート間トンネリング・プロトコル・パケットを生成する。ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB652はRLPモジュールB4 658に関連する。IRTPBモジュール652は、生成されたルート間トンネリング・プロトコル・パケットをRLPモジュールB4 658に伝達し、RLPモジュールB4 658は、ストリーム・プロトコル・モジュールB662に送信する無線リンク・プロトコル・パケットを生成する。ストリーム・プロトコル・モジュールB662は、受信した無線リンク・プロトコル・パケットからストリーム・プロトコル・パケットを生成する。ストリーム・プロトコル・モジュールB662は、ストリーム・プロトコル・パケット中に含めるべきストリーム・ヘッダを生成するストリーム・ヘッダモジュール664を含む。この場合、ストリーム・ヘッダは、受信したRLPパケットがルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに関連するRLPモジュールから伝達され、アプリケーションに関連するRLPモジュールから伝達されたのではないことを識別し、すなわち、ストリーム・ヘッダは、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB652に関連するRLPモジュールB4 658を識別する。生成されたストリーム・プロトコル・パケットはルート・プロトコル・モジュールB666に伝達され、ルート・プロトコル・モジュールB666はルート・プロトコル・パケットを生成する。ルート・プロトコル・モジュールB666はルーティング決定モジュール668を含む。ルーティング決定モジュールB668は、AT606の観点からアクセスノード・アセンブリB608の現在の状態を検討し、ANA B608が現在AT606のサービング・アクセスノード・アセンブリであると判断する。したがって、生成されたルート・プロトコル・パケットは、PCP/MAC/PHYBモジュール670に伝達され、PCP/MAC/PHYBモジュール670は、受信したルート・プロトコル・パケットを処理し、エアリンク上で伝達すべきダウンリンク信号、たとえば、OFDM信号を生成する。モジュール670はアクセス端末606中の対応するPCP/MAC/PHYBモジュール648とのワイヤレスリンクを有し、エアインターフェース696を介して、生成されたダウンリンク信号がモジュール670からモジュール648に伝達される。
PCP/MAC/PHYBモジュール648は、ルート・プロトコル・パケットを復元し、ルート・プロトコル・パケットをルート・プロトコル・モジュールB646に伝達する。ルート・プロトコル・モジュールB646は、ストリーム・プロトコル・パケットを復元し、ストリーム・プロトコル・パケットをストリーム・プロトコル・モジュールB642に伝達する。ストリーム・プロトコル・モジュールB642は無線リンク・プロトコル・パケットを復元する。ストリーム・プロトコル・モジュールB642は、復元された無線リンク・プロトコル・パケットのルーティングを決定するために、受信したパケットのストリーム・プロトコル・ヘッダを評価するストリーム・ヘッダ評価モジュール644を含む。この例では、ストリーム・プロトコル・ヘッダ評価モジュール644は、復元された無線リンク・プロトコル・パケットをルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB630に関連する無線リンク・プロトコル・モジュールB4 638にルーティングすべきであると決定する。復元された無線リンク・プロトコル・パケットは無線リンク・プロトコル・モジュールB4 638に伝達され、無線リンク・プロトコル・モジュールB4 638は、ルート間トンネリング・プロトコル・パケットを復元し、それらのパケットをルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB630に伝達する。ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB630はルート・プロトコル・パケットを復元する。IRTPモジュールB630は、ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダから、復元されたルート・プロトコル・パケットの送信元をアクセスノード・アセンブリA610であると識別する。IRTPモジュールB630は、復元されたルート・プロトコル・パケットをルート・プロトコルAモジュール626、すなわち、ANA610に関連するAT606中のルート・プロトコル・モジュールに伝達する。
ルート・プロトコル・モジュールA626は、受信したルート・プロトコル・パケットからストリーム・プロトコル・パケットを復元し、ストリーム・プロトコル・パケットをストリーム・プロトコル・モジュールA622に伝達する。ストリーム・プロトコル・モジュールA622は無線リンク・プロトコル・パケットを復元する。ストリーム・プロトコル・モジュールA622はストリーム・ヘッダ評価モジュール624を含み、ストリーム・ヘッダ評価モジュール624は、対応する復元された無線リンク・プロトコル・パケットをどの無線リンク・プロトコル・モジュールに伝達すべきかを判断するために、受信したストリーム・プロトコル・パケットヘッダを評価する。この例では、ストリーム・プロトコル・ヘッダ評価モジュール624は、復元された無線リンク・プロトコル・パケットをアプリケーション・モジュールAPP A612に関連する無線リンク・プロトコル・モジュールA1 618にルーティングすべきであると決定する。復元された無線リンク・プロトコル・パケットはRLP A1モジュール618に伝達され、RLP A1モジュール618は、情報を復元し、復元された情報をAPP Aモジュール612に伝達する。
図7は、例示的なストリーム・プロトコル・パケット・フォーマットを示す図700と、例示的なストリーム番号および対応するストリーム定義を識別する表710とを含む。図700は、ストリーム・プロトコル・ヘッダ部702と無線リンク・プロトコル・パケット部704とを含む、例示的なストリーム・プロトコル・パケット701を含む。この例では、ストリーム・プロトコル・ヘッダは、ブロック706によって示される5ビットフィールドであり、無線リンク・プロトコル・パケットは、ブロック708によって示されるXビットペイロードであり、ただし、X modulo 8=2である。
表710は、ストリーム番号を識別する第1の列712と、対応するストリーム定義を識別する第2の列714とを含む。この例では、ストリーム0は順方向リンク中のブロードキャストシグナリングに対応し、逆方向リンク上で予約済みであり、ストリーム1はベストエフォート型配信シグナリングに対応し、ストリーム2は高信頼性配信シグナリングに対応し、ストリーム3は順方向リンク上のブロードキャストルート間トンネリングに対応し、逆方向リンク上で予約済みであり、ストリーム4はベストエフォート型配信ルート間トンネリングに対応し、ストリーム5はベストエフォート型配信ルート間トンネリングに対応し、ストリーム6はベストエフォート型配信ルート間トンネリングに対応し、ストリーム7は他のアプリケーション1、たとえば、EAPに対応し、ストリーム8は他のアプリケーション2、たとえば、ベストエフォート型QoSをもつIPに対応し、ストリーム9は他のアプリケーション3に対応し、ストリーム10は他のアプリケーション4に対応し、...、ストリーム30は他のアプリケーション23に対応し、ストリーム31は将来の使用のために予約されたストリームに対応する。
この例では、32個の異なるストリームがあり、括弧716によって示される、それらのストリームのうちの4つがルート間トンネリングに対応することがわかるはずである。図7のストリーム・プロトコル・パケット定義が図5および図6のシステムで利用されると仮定し、また、32個のRLPモジュールの組が32個の異なるストリームに関連すると仮定する。この例では、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールは、ストリーム番号4のベストエフォート型配信ルート間トンネリング・ストリームに関連する。さらに、アプリケーションに関連するRLPモジュールは非トンネリング・ストリームに関連する。たとえば、アプリケーションAモジュール512は、ストリーム番号1のベストエフォート型配信ストリームを搬送するために指定できるRLPモジュールA1 512に関連する。同様に、APP Aモジュール674は、ストリーム番号1のベストエフォート型配信ストリームを搬送するために指定できるRLPモジュールA1 678に関連する。
図8は、様々な実施形態による例示的なパケット・フォーマット情報の図である。例示的なルート・プロトコル・パケットまたはBCMCパケット802は、ルート間トンネリング・プロトコル・ペイロード804に対応することができ、時々対応する。ルート間トンネリング・プロトコル・パケット812は、ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダ部806とルート間トンネリング・プロトコル・ペイロード部804とを含む。ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダ部806は、矢印808によって示されるようにオクテット整列され、ルート間トンネリング・プロトコル・ペイロード804も、矢印810によって示されるようにオクテット整列される。ルート間トンネリング・プロトコル・パケット812は、RLPペイロード812に対応することができ、時々対応する。
図9は、様々な実施形態による例示的なルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダ情報を示す図900である。第1の列902はフィールド情報を識別し、第2の列904はビット単位のフィールド長情報を識別する。行906は、ヘッダ・タイプ・フィールドが1または4ビットを含むことを識別する。
ヘッダ・タイプ・フィールドの長さが1ビットであり、値「0」を搬送する場合、括弧内の領域908は追加のフィールドを識別する。そのような場合、追加のフィールドは、行910によって示される7ビットフィールドのルートIDフィールドである。
ヘッダ・タイプ・フィールドが4ビットフィールドであり、値「1000」を搬送する場合、括弧内の領域912は追加のフィールドを識別する。そのような場合、行914によって示されるように1ビットフィールドであるルートID包含フィールドが含まれ、ルートIDフィールドが随意に含まれ、含まれる場合、行916によって示されるように7ビットのフィールド長を有し、行918によって示されるように、パイロットIDフィールドが含まれ、10ビットのフィールド長を有し、オクテット整列を達成するためのパディング用に予約済み2フィールドが含まれ、行919によって示されるように1または2ビット長のフィールドである。
ヘッダ・タイプ・フィールドが4ビットフィールドであり、値「1001」を搬送する場合、括弧内の領域920は追加のフィールドを識別する。そのような場合、行922によって示されるように1ビットフィールドであるルートID包含フィールドが含まれ、ルートIDフィールドが随意に含まれ、含まれる場合、行924によって示されるように7ビットのフィールド長を有し、行926によって示されるように、予約済み1フィールドが3または4ビットのフィールド長を有するように含まれ、予約済みフィールド1はルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダにおいてオクテット整列を達成するために使用され、アクセスノード・アセンブリを識別するアクセスノード識別子フィールドが含まれ、行928によって示されるように、64ビットのフィールド長を有する。
ヘッダ・タイプ・フィールドが4ビットフィールドであり、値「1111」を搬送する場合、括弧内の領域930は追加のフィールドを識別する。そのような場合、行932によって示されるように4ビットフィールドである特殊ルートIDフィールドが含まれ、行934によって示されるように、たとえば、ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダにおいてオクテット整列を達成するために、必要に応じて最高7ビットのフィールド長を有する予約済み3フィールドが随意に含まれる。
1つの例示的な実施形態で使用される例示的なルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダフォーマットについて説明する追加の情報を以下に記載する。
ヘッダタイプ 送信側は、ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダのタイプを示すために、このフィールドを図1000で指定されたように設定する。
ヘッダ・タイプ・フィールドが「0」に設定される場合、送信側は以下の1フィールドのレコードを含む。
ルートID 送信側は、このフィールドを、このパケットの宛先であるルートに割り当てられたルートIDに設定する。
ヘッダ・タイプ・フィールドが「1000」に設定される場合、送信側は以下の3フィールドのレコードを含む。
ルートID包含 アクセス端末は、このフィールドを「1」に設定する。トンネリングされるパケットがブロードキャスト・オーバーヘッド・メッセージである場合、アクセスノード・アセンブリは、このフィールドを「0」に設定し、他の場合、アクセスノード・アセンブリは、このフィールドを「1」に設定する。
ルートID ルートID包含フィールドが「0」に設定される場合、送信側は、このフィールドを省略し、他の場合、送信側は、このフィールドを含み、このパケットの宛先であるルートに割り当てられたルートIDに設定する。
パイロットID 送信側は、このフィールドを、このパケットの宛先であるアクセスノード・アセンブリに属するパイロットのパイロット識別子に設定する。
ヘッダ・タイプ・フィールドが「1001」に設定される場合、送信側は以下の3フィールドのレコードを含む。
ルートID包含 アクセス端末は、このフィールドを「1」に設定する。トンネリングされるパケットがブロードキャスト・オーバーヘッド・メッセージである場合、アクセスネットワークは、このフィールドを「0」に設定し、他の場合、アクセスネットワークは、このフィールドを「1」に設定する。
ルートID ルートID包含フィールドが「0」に設定される場合、送信側は、このフィールドを省略し、他の場合、送信側は、このフィールドを含み、このパケットの宛先であるルートに割り当てられたルートIDに設定する。
予約済み1 ルートID包含フィールドが「0」に設定される場合、このフィールドの長さは3ビットであり、他の場合、このフィールドの長さは4ビットである。送信側は、このフィールドのビットを0に設定する。受信側は、これらのビットを無視する。
ANID 送信側は、このフィールドを、このパケットの宛先であるアクセスノード・アセンブリのアクセスノード・アセンブリ識別子に設定する。
ヘッダ・タイプ・フィールドが「1111」に設定される場合、送信側は以下の1フィールドのレコードを含む。
特殊ルートID 送信側は、このフィールドを、図10の表1050で指定されたように、このパケットの宛先であるルートに対応する特殊ルート識別子に設定する。
予約済み3 送信側は、このルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダをオクテット整列させるために、0〜7ビットを含む。送信側は、これらのビットを0に設定する。受信側は、これらのビットを無視する。
図10は、図9に関して説明したルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダのヘッダフィールドに対応する例示的なヘッダタイプ値情報を示す表1000を含む。第1の列1002に例示的なヘッダタイプビットパターンを記載し、第2の列1004にルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダの例示的なタイプを記載する。行1006は、ヘッダタイプ値=「0」がルートIDヘッダに対応することを識別する。行1008は、ヘッダタイプ値=「1000」がパイロットIDヘッダに対応することを識別する。行1010は、ヘッダタイプ値=「1110」がANIDヘッダに対応することを識別する。行1012は、ヘッダタイプ値=「1111」が特殊ルートIDヘッダに対応することを識別する。行1014は、ヘッダタイプ値の他の値が、たとえば、将来の使用のために予約済みであることを識別する。
図10はまた、例示的な特殊IDルート値情報を示す表1050を含む。第1の列1052は、特殊ルートIDヘッダフィールドによって搬送される可能な値を識別し、第2の列1054は、対応する特殊ルートID使用を記載する。第1の行1056は、特殊ルートIDビット値「0000」がBCMCルートを識別することを示す。第2の行1058は、「0001」〜「1111」の範囲内の特殊ルートIDビット値が、たとえば、将来の使用のための予約済みパターンであることを示す。
図11は、様々な実施形態による、いくつかの例示的なルート間トンネリング・プロトコル・パケットを示す図1100である。図1102は、ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダのタイプがルートIDヘッダであることを示すヘッダ・タイプ・フィールド1108と、リモートルートのルートIDに等しい値を搬送するルートIDフィールド1110と、ルート・プロトコル・パケットを搬送するペイロード部1112とを含む、例示的な典型的なトンネリング・パケットに対応する。
図1104は、ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダのタイプがパイロットIDヘッダであることを示すヘッダ・タイプ・フィールド1114と、ルートIDフィールド1118を含めるべきか否かを識別する値を搬送するルートID包含フィールド1116と、含まれる場合、リモートルートのルートIDに等しい値を搬送する随意のルートIDフィールド1118と、リモートルートのパイロットIDに等しい値を搬送するパイロットIDフィールド1120と、ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダにおいてオクテット整列を達成するためのビットパディング用に使用される予約済みフィールド2 1122と、ルート・プロトコル・パケットを搬送するペイロード部1124とを含み、パイロットIDによってアドレス指定される例示的なトンネリング・パケットに対応する。ルートID包含フィールド値が、ルートIDフィールド1118が含まれることを示す場合、予約済み2フィールドは2ビット長であり、ルートID包含フィールド値が、ルートIDフィールド1118が含まれないことを示す場合、予約済み2フィールドは1ビット長である。
図1106は、ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダのタイプがアクセスノードIDヘッダであることを示すヘッダ・タイプ・フィールド1126と、ルートIDフィールド1130を含めるべきか否かを識別する値を搬送するルートID包含フィールド1128と、含まれる場合、リモートルートのルートIDに等しい値を搬送する随意のルートIDフィールド1130と、オクテット整列を達成するためのビットパディング用に使用される予約済みフィールド1 1132と、リモートルートのANIDを搬送するANIDフィールド1134と、ルート・プロトコル・パケットを搬送するペイロード部1136とを含み、ANIDによってアドレス指定される例示的なトンネリング・パケットに対応する。ルートID包含フィールド値が、ルートIDフィールド1130が含まれることを示す場合、予約済み1フィールドは4ビット長であり、ルートID包含フィールド値が、ルートIDフィールド1130が含まれないことを示す場合、予約済み1フィールドは3ビット長である。
図12は、様々な実施形態によるアクセス端末、たとえば、移動ワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャート1200である。アクセス端末は、たとえば、図5の例示的なアクセス端末502である。動作はステップ1202で開始し、アクセス端末が電源投入され、初期化され、ステップ1204に進む。ステップ1204で、アクセス端末は、第1のアプリケーションを動作させて、情報を含む第1のパケットを生成する。動作はステップ1204からステップ1206に進む。ステップ1206で、アクセス端末は、第1の無線リンク・プロトコル処理モジュールを動作させて、前記情報を処理し、たとえば、(1つまたは複数の)RLPパケットを生成する。第1のアプリケーションがサービング・アクセスノード・アセンブリに対応する場合、第1の無線リンク・プロトコル処理モジュールもサービング・アクセスノード・アセンブリに対応する。第1のアプリケーションがリモート・アクセスノード・アセンブリに対応する場合、第1の無線リンク・プロトコル処理モジュールもリモート・アクセスノード・アセンブリに対応する。動作はステップ1206から1208に進む。
ステップ1208で、アクセス端末は、第1のアプリケーションがリモート・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるか、サービング・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるかに基づいて、前記第1のパケット中に含まれる情報のルーティングを制御するために使用されるルーティング決定を行う。動作はステップ1208からステップ1210に進む。第1のアプリケーションがリモート・アクセスノード・アセンブリに対応すると判断された場合、ステップ1210で、動作はステップ1214に進む。第1のアプリケーションがサービング・アクセスノード・アセンブリに対応すると判断された場合、ステップ1210で、動作はステップ1212に進む。
ステップ1212で、情報をサービング・アクセスノード・アセンブリに伝達するようにアクセス端末を動作させる。ステップ1212はサブステップ1216を含み、アクセス端末は、非トンネリング・ストリームを示すストリーム識別子を含むストリーム・プロトコル・ヘッダを含むパケットを生成する。
ステップ1214に戻ると、ステップ1214で、アクセス端末は、ルート間トンネリングを使用して、情報をサービング・アクセスノード・アセンブリに伝達する。ステップ1214は、サブステップ1218、1220および1222を含む。サブステップ1218で、アクセス端末は、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールを動作させて、ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダを生成する。いくつかの実施形態では、ルート間プロトコルトンネリングヘッダは、ルート識別子と、パイロット識別子と、アクセスノード識別子と、予め定義されたデバイス識別子とのうちの1つを示すヘッダタイプ値フィールドを含む。動作はサブステップ1218からサブステップ1220に進む。サブステップ1220で、アクセス端末は、サービングアクセスネットワークアセンブリに対応する第2の無線リンク・プロトコル処理モジュールを動作させて、ルート間トンネリングヘッダを有するRLPペイロードを含むRLPパケットを生成する。動作はステップ1220からステップ1222に進む。ステップ1222で、アクセス端末は、ルート間トンネリング・ストリームを示すストリーム識別子を含むストリーム・プロトコル・ヘッダを含むパケットを生成する。
図13は、様々な実施形態による第1のアクセスノード・アセンブリを動作させる例示的な方法のフローチャート1300である。第1のアクセスノード・アセンブリは、たとえば、図5の例示的なアクセスノード・アセンブリ508である。動作はステップ1302で開始し、第1のアクセスノード・アセンブリが電源投入され、初期化され、ステップ1304に進む。ステップ1304で、第1のアクセスノード・アセンブリは、エアインターフェース上で伝達されたストリーム・プロトコル・パケットを受信する。動作はステップ1304からステップ1306に進む。
ステップ1306で、第1のアクセスノード・アセンブリは、前記ストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるストリーム・ヘッダ識別子に基づいて、前記受信したストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードを、第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーションに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとのうちの1つにルーティングする。ステップ1306は、サブステップ1308、1310および1312を含む。
サブステップ1308で、第1のアクセスノード・アセンブリはストリーム・プロトコル・ヘッダを評価し、評価の結果に応じて別様に進む。第1のアクセスノード・アセンブリが、ストリーム・プロトコル・ヘッダ識別子がルート間トンネリング・ストリームに対応する値を示すと判断した場合、動作はサブステップ1308からサブステップ1310に進む。第1のアクセスノード・アセンブリが、ストリーム・プロトコル・ヘッダ識別子がルート間トンネリング・ストリームに対応しない値を示すと判断した場合、動作はサブステップ1308からサブステップ1312に進む。
サブステップ1310に戻ると、サブステップ1310で、第1のアクセスノード・アセンブリは、ストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードをルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールにルーティングする。動作はサブステップ1310からサブステップ1314に進む。
サブステップ1312に戻ると、サブステップ1312で、第1のアクセスノード・アセンブリは、ストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードを第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーションに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールにルーティングする。動作はサブステップ1312からサブステップ1320に進む。ステップ1320で、第1のアクセスノード・アセンブリは、第1のアクセスノード・アセンブリモジュールのアプリケーションに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールを動作させて、パケット・ペイロードを第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーションに転送する。
ステップ1314に戻ると、ステップ1314で、第1のアクセスノード・アセンブリは、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールを動作させて、パケット・ペイロードをルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに転送する。いくつかの実施形態では、ルート間トンネリング・プロトコル・パケットに対してRLP断片化が行われた場合、RLPモジュールは、複数のRLPパケットから伝達されたルート間トンネリング・プロトコル・パケットを再構成するためにパケットの断片化解除/再統合動作を実行する。そのような場合、パケット・ペイロードをルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに転送することは、再統合されたルート間トンネリング・プロトコル・パケットを転送することによって実行される。動作はステップ1314からステップ1316に進み、第1のアクセスノード・アセンブリは、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールを動作させて、ルート間トンネリング・プロトコル・パケット・ペイロードとともに受信されたルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダ中に含まれる情報から第2のアクセスノード・アセンブリを識別する。いくつかの実施形態では、ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダは、ルート識別子と、パイロット識別子と、アクセスノード識別子と、予め定義されたデバイス識別子とのうちの1つを示すヘッダ・タイプ・フィールド値を含む。
動作はステップ1316からステップ1318に進む。ステップ1318で、第1のアクセスノード・アセンブリは、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールを動作させて、転送されたパケット・ペイロードから得られたルート間トンネリングペイロードを第2のアクセスノード・アセンブリに、たとえば、第2のアクセスノード・アセンブリのルート・プロトコル・モジュールに転送する。
図14は、様々な実施形態による第1のアクセスノード・アセンブリを動作させる例示的な方法のフローチャート1400である。アクセスノード・アセンブリは、たとえば、図6の例示的なアクセスノード・アセンブリ608である。動作はステップ1402で開始し、アクセスノード・アセンブリが電源投入され、初期化される。動作は開始ステップ1402からステップ1404および/またはステップ1406に進む。
ステップ1404で、第1のアクセスノード・アセンブリは、アプリケーション・モジュールを動作させて、前記第1のアクセスノード・アセンブリがサービングアクセスノードであるアクセス端末に伝達すべき情報を含むパケットを生成する。ステップ1404は継続的に実行される。動作は、生成されたパケットに応答して、ステップ1404からステップ1408に進む。ステップ1408で、第1のアクセスノード・アセンブリは、第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーションに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールを動作させて、アクセス端末に伝達すべき前記情報を含む無線リンク・プロトコル・パケットを生成する。動作はステップ1408からステップ1416に進む。
ステップ1406に戻ると、ステップ1406で、第1のアクセスノード・アセンブリは、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールを動作させて、第2のアクセスノード・アセンブリから伝達されたルート・プロトコル・パケットを受信する。ステップ1406は継続的に実行される。動作は、受信したパケットに応答して、ステップ1406からステップ1410に進む。ステップ1410で、第1のアクセスノード・アセンブリは、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールを動作させて、第2のアクセスノード・アセンブリに対応するルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダを生成する。動作はステップ1410からステップ1412に進む。ステップ1412で、第1のアクセスノード・アセンブリは、生成されたルート間トンネルプロトコル・ヘッダと受信したルート・プロトコル・パケットのペイロードとをルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールに供給する。動作はステップ1412からステップ1414に進む。ステップ1414で、第1のアクセスノード・アセンブリは、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールを動作させて、無線リンク・プロトコル・パケットを生成し、前記生成された無線リンク・プロトコル・パケットは、i)前記第2のアクセスノード・アセンブリによって生成された埋込み無線リンク・プロトコル・パケットと、ii)生成されたルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダとを含む。動作はステップ1414からステップ1416に進む。
ステップ1416で、第1のアクセスノード・アセンブリは、第1のアクセスノード・アセンブリのストリーム・プロトコル・モジュールを動作させて、第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーションに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとルータ間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとのうちの1つから無線リンク・プロトコル・パケットを受信する。動作はステップ1416からステップ1418に進む。ステップ1418で、ストリーム・プロトコル・モジュールは、ストリーム・プロトコル・ヘッダを含むストリーム・プロトコル・パケットを生成し、ストリーム・プロトコル・ヘッダは、前記ストリーム・プロトコル・パケットのペイロード中でアクセス端末に伝達すべき無線リンク・プロトコル・パケットを、トンネリング無線リンク・プロトコル・パケットと非トンネリング・パケットとのうちの1つであると識別する値を含む。様々な実施形態では、ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダは、ルート識別子と、パイロット識別子と、アクセスノード識別子と、予め定義されたデバイス識別子とのうちの1つを示すヘッダタイプ値フィールドを含む。動作はステップ1418からステップ1420に進む。ステップ1420で、第1のアクセスノード・アセンブリは、生成されたパケットをエアリンクインターフェース上でアクセス端末に伝達する。
図15は、様々な実施形態によるアクセス端末、たとえば、移動ワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャート1500である。アクセス端末は、たとえば、図6の例示的なアクセス端末606である。動作はステップ1502で開始し、アクセス端末が電源投入され、初期化され、ステップ1504に進み、アクセス端末はエアインターフェースからパケットを受信する。動作はステップ1504からステップ1506に進む。ステップ1506で、アクセス端末は、受信したパケット中に含まれるストリーム・プロトコル・パケットヘッダについて、受信したパケット中に含まれる無線リンク・プロトコル・パケットを、アプリケーションに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとのうちの1つにルーティングすべきかどうかを判断する。ステップ1506は、サブステップ1508、1510、1512および1514を含む。サブステップ1508で、アクセス端末は、受信したパケットのストリーム・プロトコル・パケットヘッダからのストリーム・ヘッダ識別子を記憶されたマッピング情報と比較する。次いで、サブステップ1510で、アクセス端末は、サブステップ1508の比較に応じて別様に進む。ストリーム・ヘッダ識別子がルート間トンネリング・ストリームに対応する値を示す場合、動作はサブステップ1510からサブステップ1512に進み、他の場合、動作はサブステップ1510からサブステップ1514に進む。サブステップ1512で、アクセス端末は、受信したパケット中に含まれる無線リンク・プロトコル・パケットをルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールにルーティングすることを決定する。サブステップ1514に戻ると、サブステップ1514で、アクセス端末は、受信したパケット中に含まれる無線リンク・プロトコル・パケットを第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーションに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールにルーティングすることを決定する。
動作はステップ1506からステップ1516に進み、アクセス端末は、無線リンク・プロトコル・パケットを決定された無線リンク・プロトコル・モジュールに伝達する。ステップ1516はサブステップ1518および1520を含む。サブステップ1512が実行された場合、サブステップ1518が実行される。サブステップ1518で、アクセス端末は、受信したパケット中に含まれる無線リンク・プロトコル・パケットをルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールにルーティングする。動作はサブステップ1518からサブステップ1522に進む。サブステップ1514が実行された場合、サブステップ1520が実行される。サブステップ1520で、アクセス端末は、受信したパケット中に含まれる無線リンク・プロトコル・パケットを第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーションに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールにルーティングする。動作はサブステップ1520からサブステップ1530に進む。
ステップ1522に戻ると、ステップ1522で、アクセス端末は、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールを動作させて、ルート間トンネリング・プロトコル・パケットをルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに伝達する。いくつかの実施形態では、ある時には、伝達されたルート間トンネリング・プロトコル・パケットは、複数の受信した無線リンク・プロトコル・パケットからのルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールによって再統合された再統合パケットである。次いで、ステップ1524で、アクセス端末は、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールを動作させて、ルート・プロトコル・パケットをルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダによって識別されたルート・プロトコル・モジュールに転送する。様々な実施形態では、ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダ中で識別されたルート・プロトコル・モジュールは非サービング・アクセスノード・アセンブリに対応する。様々な実施形態では、ルート間トンネリングヘッダは、トンネリング・パケットの送信元を示すために使用される、ルート識別子と、パイロット識別子と、アクセスノード識別子と、予め定義されたデバイス識別子とのうちの1つを示すヘッダタイプ値フィールドを含む。動作はステップ1524からステップ1526に進む。ステップ1526で、アクセス端末は、ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダによって識別されたルート・プロトコル・モジュールを動作させて、ルート・プロトコル・パケットのペイロードを非サービング・アクセスノード・アセンブリに対応するストリーム・プロトコル・モジュールに転送する。動作はステップ1526からステップ1528に進む。ステップ1528で、アクセス端末は、非サービング・アクセスノード・アセンブリに対応するストリーム・プロトコル・モジュールを動作させて、受信したペイロード中に含まれる無線リンク・プロトコル・パケットを非サービング・アクセスノード・アセンブリに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールに転送する。
ステップ1530に戻ると、ステップ1530で、アクセス端末は、第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーションに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールを動作させて、前記無線リンク・プロトコル・パケットのペイロードをアプリケーションに転送する。
図16は、様々な実施形態による例示的なアクセス端末1600、たとえば、移動ワイヤレス端末の図である。例示的なアクセス端末1600は、たとえば、図5の例示的なアクセス端末506であり、たとえば、図5のアプリケーションAモジュール512は図16のアプリケーション・モジュールA1618であり、図5のIRTP Aモジュール514は図16のIRTPモジュールA1620であるなど、2つの図において同様に命名されたモジュールは同じものである。
例示的なアクセス端末1600は、様々な要素がデータおよび情報を交換するためのバス1612を介して互いに結合された、ワイヤレス受信機モジュール1602と、ワイヤレス送信機モジュール1604と、ユーザ入出力デバイス1608と、プロセッサ1606と、メモリ1610とを含む。メモリ1610は、ルーチン1617とデータ/情報1619とを含む。プロセッサ1606、たとえば、CPUは、ルーチン1617を実行し、メモリ1610中のデータ/情報1619を使用して、アクセス端末1600の動作を制御し、方法、たとえば、図12のフローチャート1200の方法または図5に関して説明した方法を実施する。
受信機モジュール1602、たとえば、OFDMワイヤレス受信機は、アクセス端末1600がアクセスノード・アセンブリ、たとえば、サービング・アクセスノード・アセンブリからダウンリンク信号を受信するための受信アンテナ1614に結合される。送信機モジュール1604、たとえば、OFDMワイヤレス送信機は、アクセス端末1600がアクセスノード・アセンブリ、たとえば、サービング・アクセスノード・アセンブリにアップリンク信号を送信するための送信アンテナ1616に結合される。ワイヤレス送信機モジュール1604は、パケット中に含まれる情報を搬送する信号をエアインターフェース上でアプリケーション・モジュールからサービング・アクセスノード・アセンブリに送信する。ある時には、送信された信号はルート間トンネリング・プロトコル・パケットを搬送する。
いくつかの実施形態では、同じアンテナが送信機と受信機に使用される。いくつかの実施形態では、複数のアンテナが使用され、アクセス端末1600はMIMOシグナリングをサポートする。
ユーザ入出力デバイス1608は、たとえば、マイクロホン、キーボード、キーパッド、スイッチ、カメラ、スピーカ、ディスプレイなどを含む。ユーザ入出力デバイス1608は、アクセス端末1600のユーザが、たとえば、アプリケーションのためのデータ/情報を入力すること、出力データ/情報にアクセスすること、およびアクセス端末1600の少なくともいくつかの機能を制御することを可能にする。
ルーチン1617は、アプリケーション・モジュールA1618と、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールA1620と、複数の無線リンク・プロトコル・モジュール(RLPモジュールA0 1622、RLPモジュールA1 1624、...、RLPモジュールA4 1626、...、RLPモジュールA31 1628)と、ストリーム・プロトコル・モジュールA1630と、ルート・プロトコル・モジュールA1634と、PCP/MAC/PHYモジュールA1638とを含む、1つまたは複数のアプリケーション・モジュールを含む。この例では、RLPモジュールA1 1624はアプリケーション・モジュールA1618に対応し、RLPモジュールA4 1626はIRTPモジュールA1620に対応する。アプリケーションAは第1のアクセスノード・アセンブリ、たとえば、アクセスノード・アセンブリAに関連すると考える。また、ANA Aは、AT1600の観点から見てリモート・アクセスノード・アセンブリとすることができ、時々そうであると考える。
ルーチン1617はまた、アプリケーション・モジュールB1640と、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB1642と、複数の無線リンク・プロトコル・モジュール(RLPモジュールB0 1644、RLPモジュールB1 1646、...、RLPモジュールB4 1648、...、RLPモジュールB31 1650)と、ストリーム・プロトコル・モジュールB1652と、ルート・プロトコル・モジュールB1656と、PCP/MAC/PHYモジュールB1660とを含む、1つまたは複数のアプリケーション・モジュールを含む。この例では、RLPモジュールB1 1646はアプリケーション・モジュールB1640に対応し、RLPモジュールB4 1648はIRTPモジュールB1642に対応する。アプリケーションBは第2のアクセスノード・アセンブリ、たとえば、アクセスノード・アセンブリBに関連すると考える。また、ANA Bは、AT1600の観点から見てサービング・アクセスノード・アセンブリとすることができ、時々そうであると考える。
データ/情報1619は、サービング/リモート・アクセスノード・アセンブリを識別する情報1690を含む。アクセス端末1600の観点から見たサービングアクセスノードまたはリモートアクセスノードとしてのアクセスノード・アセンブリの指定は、アクセス端末が通信システム全体にわたって移動するにつれて変化することができる。データ情報1619は、アプリケーションAパケット1662と、RLPパケット1664と、ストリーム・プロトコル・パケット1666と、ルート・プロトコル・パケット1668と、IRTPパケット1670と、RLPパケット1672と、ストリーム・プロトコル・パケット1674と、ルート・プロトコル・パケット1676と、エアリンク信号1678とを含む、ルート間トンネリングを使用する第1のシグナリング・フローに対応する情報を含む。第1のシグナリング・フローは図5のトンネリング経路594に対応する。データ情報1619はまた、アプリケーションBパケット1680と、RLPパケット1682と、ストリーム・プロトコル・パケット1684と、ルート・プロトコル・パケット1686と、エアリンク信号1688とを含む、ルート間トンネリングを使用しない第2のシグナリング・フローに対応する情報を含む。第2のシグナリング・フローは図5の非トンネリング経路592に対応する。
アプリケーション・モジュール1 1618は、情報を含む第1のパケット、たとえば、アプリケーションAパケット1662を生成する。第1のアプリケーション・モジュール1618は、情報を含む生成された第1のパケットの送信先である無線リンク・プロトコル・モジュールA1 1624に関連する。RLPモジュールA1 1624は、受信したアプリケーションパケットに対応する1つまたは複数の無線リンク・プロトコル・パケット、たとえば、RLPパケット1664を生成する。他の無線リンク・プロトコル・モジュール、たとえば、RLP A0 1662は他のアプリケーション・モジュールに関連する。IRTPモジュールA1620はRLP A4 1626に関連する。RLPモジュールの第1の組(1622、1624、...、1626、...、1628)は、ストリーム・プロトコル・モジュールA1630に関連し、RLPパケットをストリーム・プロトコル・モジュールA1630に入力として与える。アプリケーション・モジュールA1618およびRLPモジュールの第1の組(1622、1624、...、1626、...、1628)は、第1のアクセスノード・アセンブリ、たとえば、リモート・アクセスノード・アセンブリに関連付けできる。異なるRLPモジュール(1622、1624、...、1626、...、1628)の各々は異なるストリーム番号に関連する。
ストリーム・プロトコル・モジュールA1630は、ストリーム・プロトコル・ヘッダを含むストリーム・プロトコル・パケットと、無線リンク・プロトコル・パケットを含むペイロードとを生成する。無線リンク・プロトコル・パケットはアプリケーションパケットからの情報を含むことができ、時々含む。たとえば、ストリーム・プロトコル・モジュールA1630は、RLP A1モジュール1624から入力RLPパケット1664を受信し、ストリーム・プロトコル・パケット1666を生成し、生成されたストリーム・プロトコル・パケット1666は、ストリーム・プロトコル・ヘッダとストリーム・プロトコル・ペイロードとを含み、ストリーム・プロトコル・ペイロードは、アプリケーションAパケット1662からの情報を含むRLPパケット1664を含む。またある時には、たとえば、RLPモジュールA4 1626がRLPパケットをストリーム・プロトコルAモジュール1630に供給する場合、生成されたストリーム・プロトコル・パケットはIRTPモジュールA1620からの情報を含む。
ストリーム・プロトコル・モジュールA1630は、処理されているRLPパケットの送信元に応じてストリーム・プロトコル・パケットのストリーム・ヘッダを生成するストリーム・ヘッダモジュール1632を含む。たとえば、APPモジュールA1618に関連するRLP A1モジュール1624から供給されたRLPパケット1664は、アプリケーションAモジュール1618に関連するストリームをベストエフォート型配信シグナリングストリームであると識別するストリーム・プロトコル・ヘッダフィールド値、たとえば1とともに生成されると考える。代替的に、ストリーム・プロトコル・モジュールA1630によって入力として使用されるRLPパケットは、IRTPモジュールA1620に関連するRLP A4モジュール1626から供給され、次いで、ストリーム・プロトコル・ヘッダフィールド値、たとえば4は、IRTPモジュールA1620に関連するストリームをベストエフォート型配信ルート間トンネリング・ストリームであると識別すると考える。
ルート・プロトコル・モジュールA1634は、ストリーム・プロトコル・モジュールA1630からストリーム・プロトコル・パケットを受信し、ルート・プロトコル・パケットを生成する。たとえば、ルート・プロトコル・モジュールA1634は、ストリーム・プロトコル・モジュールA1630からストリーム・プロトコル・パケット1666を受信し、ルート・プロトコル・パケット1668を生成する。ルート・プロトコル・モジュールA1634はルーティング決定モジュール1636を含む。ルーティング決定モジュール1636は、ルート・プロトコル・モジュールA1634に関連するアクセスノード・アセンブリが、現在AT1600の観点から見てサービング・アクセスノード・アセンブリであるかリモート・アクセスノード・アセンブリであるかに応じてルーティング決定を行う。アプリケーションAモジュール1618がストリーム・プロトコル・パケット中に含まれる情報の送信元である場合には、ルーティング決定モジュール1636は、アプリケーションが、AT1600の観点から見てサービング・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるかリモート・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるかに基づいてアプリケーション・モジュールからのパケット中に含まれる情報のルーティングを制御するために使用されるルーティング決定を行う。たとえば、ルーティング決定モジュール1636は、APPモジュールA1618に対応するアクセスノード・アセンブリがサービング・アクセスノード・アセンブリであるかリモート・アクセスノード・アセンブリであるかに応じて、生成されたルート・プロトコル・パケットを、PCP/MAC/PHYモジュールA1638に送信すべきか、IRTPモジュールB1642に送信すべきかを決定する。アプリケーションAモジュール1618に関連するアクセスノード・アセンブリは、現在リモート・アクセスノード・アセンブリであり、ルーティング決定モジュール1636は、ルート・プロトコル・パケットをIRTPモジュールB1642にルーティングすることを決定すると考える。しかしながら、アプリケーションAモジュール1618に関連するアクセスノード・アセンブリが、AT1600の観点から見て現在のサービング・アクセスノード・アセンブリであると判断された場合、生成されたルート・プロトコル・パケットは、サービング・アクセスノード・アセンブリへのエアリンク上での伝達のためにPCP/MAC/PHYモジュールA1638に伝達されることになる。
アプリケーション・モジュールB1640は、情報を含むパケット、たとえば、アプリケーションBパケット1680を生成する。アプリケーション・モジュールB1640は、情報を含む生成されたパケットの送信先である無線リンク・プロトコル・モジュールB1 1646に関連する。RLPモジュールB1 1646は、受信したアプリケーションパケット1680に対応する1つまたは複数の無線リンク・プロトコル・パケット、たとえば、RLPパケット1682を生成する。他の無線リンク・プロトコル・モジュール、たとえば、RLP B0 1644は他のアプリケーション・モジュールに関連する。IRTPモジュールB1642はRLP B4 1648に関連する。RLPモジュールの第2の組(1644、1646、...、1648、...、1650)は、ストリーム・プロトコル・モジュールB1652に関連し、RLPパケットを入力としてストリーム・プロトコル・モジュールB1652に与える。アプリケーション・モジュールB1640およびRLPモジュールの第2の組(1644、1646、...、1648、...、1650)は、第2のアクセスノード・アセンブリ、たとえば、サービング・アクセスノード・アセンブリに関連付けできる。異なるRLPモジュール(1644、1646、...、1648、...、1650)の各々は異なるストリーム番号に関連する。
ストリーム・プロトコル・モジュールB1652は、ストリーム・プロトコル・ヘッダを含むストリーム・プロトコル・パケットと無線リンク・プロトコル・パケットを含むペイロードとを生成する。無線リンク・プロトコル・パケットはアプリケーションパケットからの情報を含むことができ、時々含む。たとえば、ストリーム・プロトコル・モジュールB1652は、RLP B1モジュール1646から入力RLPパケット1682を受信し、ストリーム・プロトコル・パケット1684を生成し、生成されたストリーム・プロトコル・パケット1684は、ストリーム・プロトコル・ヘッダとストリーム・プロトコル・ペイロードとを含み、ストリーム・プロトコル・ペイロードは、アプリケーションBパケット1680からの情報を含むRLPパケット1682を含む。RLPモジュールB4 1648がRLPパケット、たとえば、RLPパケット1672をストリーム・プロトコルBモジュール1652に供給するとき、生成されたストリーム・プロトコル・パケットはIRTPモジュールB1642からの情報を含む。たとえば、IRTPモジュールB1642は、アプリケーションAパケット1662中に含まれる情報を含むルート・プロトコル・パケット1668を受信し、そこからルート間トンネリング・パケットを生成する。ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB1642は、ルート識別子と、パイロット識別子と、アクセスノード識別子と、予め定義されたデバイス識別子とのうちの1つを示すヘッダタイプ値フィールドを含むルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダを生成する。ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダは、ルート・プロトコル・モジュールAと、RLPモジュールA1 1624と、アプリケーション・モジュールA1618とに対応するリモート・アクセスノード・アセンブリ、たとえば、アクセス端末1600に対するリモート・アクセスノード・アセンブリを識別する。
ストリーム・プロトコル・モジュールB1652は、処理されているRLPパケットの送信元に応じてストリーム・プロトコル・パケットのストリーム・ヘッダを生成するストリーム・ヘッダモジュール1654を含む。たとえば、APPモジュールB1640に関連するRLP B1モジュール1646から供給されたRLPパケット1682は、アプリケーションBモジュール1640に関連するストリームをベストエフォート型配信シグナリングストリームであると識別するストリーム・プロトコル・ヘッダフィールド値、たとえば1とともに生成されると考える。代替的に、RLPパケット1672は、IRTPモジュールB1642に関連するRLP B4モジュール1648から供給された入力としてストリーム・プロトコル・モジュールB1652によって使用され、次いで、ストリーム・プロトコル・ヘッダフィールド値、たとえば4は、IRTPモジュールB1642に関連するストリームをベストエフォート型配信ルート間トンネリング・ストリームであると識別すると考える。
ルート・プロトコル・モジュールB1656は、ストリーム・プロトコル・モジュールB1652からストリーム・プロトコル・パケットを受信し、ルート・プロトコル・パケットを生成する。たとえば、ルート・プロトコル・モジュールB1634は、ストリーム・プロトコル・モジュールB1652からストリーム・プロトコル・パケット1684を受信し、ルート・プロトコル・パケット1686を生成する。また、ルート・プロトコル・モジュールB1652は、ストリーム・プロトコル・モジュールB1652からストリーム・プロトコル・パケット1674を受信し、ストリーム・プロトコル・パケット1674を生成すると考える。ルート・プロトコル・モジュールB1656はルーティング決定モジュール1658を含む。ルーティング決定モジュール1658は、ルート・プロトコル・モジュールB1656に関連するアクセスノード・アセンブリが、現在AT1600の観点から見てサービング・アクセスノード・アセンブリであるかリモート・アクセスノード・アセンブリであるかに応じてルーティング決定を行う。アプリケーションBモジュール1640がストリーム・プロトコル・パケット中に含まれる情報の送信元である場合、ルーティング決定モジュール1658は、アプリケーションが、AT1600の観点から見てサービング・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるかリモート・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるかに基づいてアプリケーション・モジュールからのパケット中に含まれる情報のルーティングを制御するために使用されるルーティング決定を行う。たとえば、ルーティング決定モジュール1658は、APPモジュールB1640に対応するアクセスノード・アセンブリがサービング・アクセスノード・アセンブリであるかリモート・アクセスノード・アセンブリであるかに応じて、生成されたルート・プロトコル・パケットを、PCP/MAC/PHYモジュールB1660に送信すべきか、IRTPモジュールA1620に送信すべきかを決定する。アプリケーションBモジュール1640とルート・プロトコル・モジュールBとに関連するアクセスノード・アセンブリは、現在サービング・アクセスノード・アセンブリであり、ルーティング決定モジュール1658は、ルート・プロトコル・パケット1686をPCP/MAC/PHYモジュールB1660にルーティングすることを決定すると考える。さらに、ルーティング決定モジュール1658は、ルータ間トンネリング・プロトコル情報を含むルート・プロトコル・パケット1676をもPCP/MAC/PHYモジュールB1660にルーティングする。PCP/MAC/PHYモジュール、たとえば、モジュール1638および1660はワイヤレス送信機モジュール1604とインターフェースする。PCP/MAC/PHYモジュールB1660は、アプリケーションBパケット1680から一部の情報を搬送するルート・プロトコル・パケット1686を受信し、送信機モジュール1604およびアンテナ1616を介してサービングアクセスノードに送信されるエアリンク信号1688を生成し、アプリケーションBパケット情報は、復元され、アプリケーションに配信されると考える。また、PCP/MAC/PHYモジュールB1660は、アプリケーションAパケット1662から一部の情報を搬送するルート・プロトコル・パケット1676を受信し、送信機モジュール1604およびアンテナ1616を介してサービングアクセスノードに送信されるエアリンク信号1678を生成し、サービングアクセスノードは、トンネリング・ストリームを認識し、トンネリング情報をリモート・アクセスノード・アセンブリに転送すると考える。
様々な実施形態では、RLPモジュールは、受信したパケットの断片化を実行する。いくつかのそのような実施形態では、アプリケーション・モジュールパケットは複数のRLPパケットに断片化でき、時々断片化される。いくつかのそのような実施形態では、時々、アプリケーションパケットに対応するRLPパケットのいくつかはトンネリング・パケットとしてアクセス端末1600から送信され、同じアプリケーションパケットに対応する異なるRLPパケットは非トンネリング・パケットとしてアクセス端末1600から送信される。たとえば、アクセス端末1600は、アプリケーション・モジュールに対応するRLPパケットを送信するプロセス中に、そのネットワークアタッチメントポイントを変更することができ、ルーティング決定モジュールはルーティング経路を変更することができる。
図17は、様々な実施形態による例示的なアクセスノード・アセンブリ1700、たとえば、アクセス・ポイントまたは基地局の図である。例示的なアクセスノード・アセンブリ1700は、たとえば、図5のサービング・アクセスノード・アセンブリB508である。図5のANA B508および図17のANA1700中の同様に命名された要素は同じものとすることができ、たとえば、アプリケーション・モジュールB1722は図5のアプリケーション・モジュールB554であり、図17のルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB1724は図5のITRPB556である。
例示的なアクセスノード・アセンブリ1700は、様々な要素がデータおよび情報を交換するためのバス1712を介して互いに結合された、受信機モジュール1702と、送信機モジュール1704と、プロセッサ1706と、ネットワーク・インターフェース1708と、メモリ1710とを含む。プロセッサ1706、たとえば、CPUは、ルーチン1718を実行し、メモリ1710中のデータ/情報1720を使用して、アクセスノード・アセンブリ1700の動作を制御し、方法、たとえば、図13のフローチャート1300の方法または図5のANA B508に関して説明した方法を実施する。
ルーチン1718はまた、アプリケーション・モジュールB1722と、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB1724と、複数の無線リンク・プロトコル・モジュール(RLPモジュールB0 1726、RLPモジュールB1 1728、...、RLPモジュールB4 1730、...、RLPモジュールB31 1732)と、ストリーム・プロトコル・モジュールB1734と、ルート・プロトコル・モジュールB1738と、PCP/MAC/PHYモジュールB1742とを含む、1つまたは複数のアプリケーション・モジュールを含む。この例では、RLPモジュールB1 1728はアプリケーション・モジュールB1722に結合され、RLPモジュールB4 1730はIRTPモジュールB1724に結合される。
データ/情報1720は、非トンネルフローに対応する情報、すなわち、受信エアリンク信号1744と、ルート・プロトコル・パケット1746と、ストリーム・プロトコル・パケット1748と、RLPパケット1750と、アプリケーションBパケット1752とを含む。データ/情報1720はまた、トンネリングフローに対応する情報、すなわち、受信エアリンク信号1754と、ルート・プロトコル・パケット1756と、ストリーム・プロトコル・パケット1758と、RLPパケット1760と、IRTPパケット1762と、ルート・プロトコル・パケット1764とを含む。
受信機モジュール1702、たとえば、OFDMワイヤレス受信機は、アクセスノード・アセンブリ1700がアクセス端末からアップリンク信号を受信するための受信アンテナ1714に結合される。受信機モジュール1702は、エアインターフェース上でアクセス端末から伝達される、ストリーム・プロトコル・パケットを搬送する信号を受信する。たとえば、受信エアリンク信号1744は、ストリーム・プロトコル・パケット1748を、たとえば、ルート・プロトコル・パケット1746の一部として搬送する。別の例として、受信エアリンク信号1754は、ストリーム・プロトコル・パケット1758を、たとえば、ルート・プロトコル・パケット1756の一部として搬送する。
送信機モジュール1704、たとえば、OFDMワイヤレス送信機は、アクセスノード・アセンブリ1700がダウンリンク信号を送信するための送信アンテナ1716に結合される。いくつかの実施形態では、同じアンテナが送信機と受信機に使用される。いくつかの実施形態では、複数のアンテナが使用される。いくつかの実施形態では、アクセスノード・アセンブリはMIMOシグナリングをサポートする。
ネットワーク・インターフェース1708は、アクセスノード・アセンブリ1700を他のノード、たとえば、他のアクセスノード・アセンブリ、および/またはインターネットに結合する。
アプリケーション・モジュールB1722は、アプリケーション・モジュール1722に対応する無線リンク・プロトコル・モジュールから情報のパケットを受信する。たとえば、アプリケーション・モジュールB1722はRLPモジュールB1 1728からアプリケーションBパケット1752を受信し、RLPモジュールB1 1728はアプリケーション・モジュールB1722に対応する。
ストリーム・プロトコル・モジュール1734は、搬送されたストリーム・プロトコル・パケットを処理し、前記搬送されたストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードを、i)アクセスノード・アセンブリ1700のアプリケーション・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールと、ii)ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとのうちの1つにルーティングすることを決定する。たとえば、RLPモジュールB1 1728はアプリケーション・モジュール1722に対応し、RLPモジュールB4 1730はIRTPモジュール1724に対応する。ストリーム・プロトコル・モジュールB1734はストリーム・ヘッダ評価モジュール1736を含む。ストリーム・ヘッダ評価モジュールは、搬送されたストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるストリーム・ヘッダ識別子に基づいてストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードのルーティングを決定する。
ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB1724は、RLPモジュールB4 1730からIRTPパケットを受信し、ルート・プロトコル・パケットを生成する。IRTPモジュールB1724はまた、たとえば、ネットワーク・インターフェース1708を使用してバックホールネットワークを介して生成されたルート・プロトコル・パケットを送信すべき他のアクセスノード・アセンブリを決定する。IRTPモジュールB1724は、生成されたルート・プロトコル・パケットを伝達すべき他のアクセスノード・アセンブリを識別するルート間ヘッダ処理モジュール1725を含む。生成されたルート・プロトコル・パケットは、RLPモジュールB4 1730から受信された1つまたは複数のパケットから生成される。様々な実施形態では、ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダは、i)ルート識別子、パイロット識別子、アクセスノード識別子のうちの1つを示すヘッダタイプ値フィールドと、ii)対応する値とを含み、前記ルータ間プロトコル・ヘッダ処理モジュールは、示されたヘッダタイプおよび対応する値に基づいて前記別のアクセスノード・アセンブリを識別する。
次に、非トンネル事例の例示的なフローについて説明する。PCP/MAC/PHYモジュールB1742は、受信エアリンク信号1744を受信し、信号を処理し、ルート・プロトコル・パケット1746をルート・プロトコル・モジュールB1738に出力する。ルート・プロトコル・モジュールB1730はルート・プロトコル・パケット1746を処理し、ストリーム・プロトコル・パケット1748をストリーム・プロトコル・モジュール1734に出力する。ストリーム・プロトコル・モジュール1734は、ストリーム・プロトコル・パケット1748を処理し、RLPパケット1750を復元する。ストリーム・ヘッダ評価モジュール1736は、復元されたRLPパケットがRLPモジュールB1 1728に伝達すべきであることを識別する。ストリーム・プロトコル・モジュールB1734はRLPパケット1750をRLPモジュールB1 1728に伝達する。RLPモジュールB1 1728は、受信したRLPパケット1750を使用して、アプリケーション・モジュールB1722に伝達されるアプリケーションBパケット1752を生成する。RLPモジュール動作は断片化解除動作を含むことができ、時々含む。アプリケーション・モジュールB1722は、最初にATから供給された、受信したアプリケーションBパケットを使用する。この例では、アプリケーションBパケット1752の送信元であるATは、アクセスノード・アセンブリ1700をサービング・アクセスノード・アセンブリであると考える。
次に、トンネリング事例の例示的なフローについて説明する。PCP/MAC/PHYモジュールB1742は、受信エアリンク信号1754を受信し、信号を処理し、ルート・プロトコル・パケット1756をルート・プロトコル・モジュールB1738に出力する。ルート・プロトコル・モジュールB1730はルート・プロトコル・パケット1756を処理し、ストリーム・プロトコル・パケット1758をストリーム・プロトコル・モジュール1734に出力する。ストリーム・プロトコル・モジュール1734は、ストリーム・プロトコル・パケット1758を処理し、RLPパケット1760を復元する。ストリーム・ヘッダ評価モジュール1736は、復元されたRLPパケット1760がRLPモジュールB4 1730に伝達すべきであることを識別する。ストリーム・プロトコル・モジュールB1734はRLPパケット1760をRLPモジュールB4 1730に伝達する。RLPモジュールB4 1730は、受信したRLPパケット1760を使用して、IRTP Bモジュール1724に伝達されるIRTP Bパケット1762を生成する。RLPモジュール動作は断片化解除動作を含むことができ、時々含む。IRTPモジュールB1724は、バックホールネットワークリンク、たとえば、ネットワーク・インターフェース1708を介して別のアクセスノード・アセンブリに伝達するルート・プロトコル・パケット1764を生成する。IRTPヘッダ処理モジュール1725は、ヘッダ中に含まれる情報から宛先アクセスノード・アセンブリを識別する。
図18は、様々な実施形態による例示的なアクセスノード・アセンブリ1800、たとえば、アクセス・ポイントまたは基地局の図である。例示的なアクセスノード・アセンブリ1800は、たとえば、図6のサービング・アクセスノード・アセンブリB608である。図6のANA B608および図18のANA1800中の同様に命名された要素は同じものとすることができ、たとえば、アプリケーション・モジュールB1822は図6のアプリケーション・モジュールB650であり、図18のルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB1824は図6のITRPB652である。
例示的なアクセスノード・アセンブリ1800は、様々な要素がデータおよび情報を交換するためのバス1812を介して互いに結合された、受信機モジュール1802と、送信機モジュール1804と、プロセッサ1806と、ネットワーク・インターフェース1808と、メモリ1810とを含む。プロセッサ1806、たとえば、CPUは、ルーチン1818を実行し、メモリ1810中のデータ/情報1820を使用して、アクセスノード・アセンブリ1800の動作を制御し、方法、たとえば、図14のフローチャート1400の方法または図6のANA B608に関して説明した方法を実施する。
ルーチン1818はまた、アプリケーション・モジュールB1822と、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB1824と、複数の無線リンク・プロトコル・モジュール(RLPモジュールB0 1826、RLPモジュールB1 1828、...、RLPモジュールB4 1830、...、RLPモジュールB31 1832)と、ストリーム・プロトコル・モジュールB1834と、ルート・プロトコル・モジュールB1838と、PCP/MAC/PHYモジュールB1842とを含む、1つまたは複数のアプリケーション・モジュールを含む。この例では、RLPモジュールB1 1828はアプリケーション・モジュールB1822に結合され、RLPモジュールB4 1830はIRTPモジュールB1824に結合される。無線リンク・プロトコル・モジュール(1826、1828、...、1830、...、1832)はストリーム・プロトコル・モジュールB1834に結合される。
データ/情報1820は、非トンネリングフローに対応する情報、すなわち、アプリケーションBパケット1844と、RLPパケット1846と、ストリーム・プロトコル・パケット1848と、ルート・プロトコル・パケット1850と、生成されたエアリンク信号1852とを含む。データ/情報1820はまた、トンネリングフローに対応する情報、すなわち、受信ルート・プロトコル・パケット1854と、IRTPパケット1856と、RLPパケット1858と、ストリーム・プロトコル・パケット1860と、ルート・プロトコル・パケット1862と、生成されたエアリンク信号1864とを含む。
受信機モジュール1802、たとえば、OFDMワイヤレス受信機は、アクセスノード・アセンブリ1800がアクセス端末からアップリンク信号を受信するための受信アンテナ1814に結合される。
送信機モジュール1804、たとえば、OFDMワイヤレス送信機は、アクセスノード・アセンブリ1800がダウンリンク信号を送信するための送信アンテナ1816に結合される。ワイヤレス送信機モジュール1804は、生成されたパケットを搬送する信号をエアインターフェース上でアクセス端末に送信する。いくつかの信号は、アクセスノード・アセンブリ1800、たとえば、ANA1800のアプリケーションから供給された情報を搬送し、他の信号は、最初に異なるアクセスノード・アセンブリ、たとえば、アクセス端末の観点から見たリモート・アクセスノード・アセンブリから供給されたトンネリング情報を搬送する。
いくつかの実施形態では、同じアンテナが送信機と受信機に使用される。いくつかの実施形態では、複数のアンテナが使用される。いくつかの実施形態では、アクセスノード・アセンブリはMIMOシグナリングをサポートする。
ネットワーク・インターフェース1808は、アクセスノード・アセンブリ1800を他のノード、たとえば、他のアクセスノード・アセンブリ、および/またはインターネットに結合する。
ストリーム・プロトコル・モジュールB1834、たとえば、ストリーム・プロトコル・パケット生成モジュールは、ストリーム・プロトコル・パケットのペイロード中でアクセス端末に伝達すべき無線リンク・プロトコル・パケットを、トンネリング無線リンク・プロトコル・パケットおよび非トンネリング・パケットのうちの1つであると識別する値を含む、ストリーム・プロトコル・パケットヘッダを含む前記ストリーム・プロトコル・パケットを生成する。ストリーム・ヘッダモジュール1836は、ストリームを識別する適切なストリーム・ヘッダを生成する。
ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB1824は、ネットワーク・インターフェース1808を介して別のアクセスノード・アセンブリから伝達されたルート・プロトコル・パケットを受信し、RLPモジュールB4 1830に伝達するルート間トンネリング・プロトコル・パケットを生成する。ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB1824は、別のアクセスノード、たとえば、処理されているルート・プロトコル・パケットの送信元に対応するルート間プロトコルトンネリングヘッダを生成するためのIRTPヘッダ生成モジュール1825を含む。様々な実施形態では、ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダは、ルート識別子と、パイロット識別子と、アクセスノード識別子と、予め定義されたデバイス識別子とのうちの1つを示すヘッダタイプ値フィールドを含む。
ルート・プロトコル・モジュールB1838は、ストリーム・プロトコル・モジュール1834からストリーム・プロトコル・パケットを受信し、ルート・プロトコル・パケットを生成する。ルート・プロトコル・モジュールB1840はルーティング決定モジュール1840を含む。ルーティング決定モジュールは、受信したストリーム・プロトコル・パケットから生成されたルート・プロトコル・パケットを、エアリンク上でアクセス端末に伝達すべきか、またはリンク、たとえば、バックホールリンク上で別のアクセスノード・アセンブリ、たとえば、別のアクセスノード・アセンブリのIRTPモジュールに伝達すべきかを決定する。
次に、非トンネリング経路事例の例示的なフローについて説明する。アプリケーション・モジュールB1822はアプリケーションBパケット1844を生成する。アプリケーション・モジュールB1822は、RLP B1モジュール1828に関連し、アプリケーションBパケット1844を、RLPパケット1846を生成するRLPモジュールB1 1828に伝達する。RLP B1モジュール1828は、RLPパケット1846を、RLPパケットをペイロードとして含むストリーム・プロトコル・パケットを生成するストリーム・プロトコル・モジュール1834に伝達する。ストリーム・ヘッダモジュール1836は、ペイロードに対応するように、送信元を、ANA1800のアプリケーション・モジュールB1822に関連するRLPモジュールB1 1828からのストリームであると識別するストリーム・プロトコル・ヘッダを生成する。生成されたストリーム・プロトコル・パケット1848は、ルート・プロトコル・モジュールB1838に伝達され、ルート・プロトコル・モジュールB1838は、受信したストリーム・プロトコル・パケット1848からルート・プロトコル・パケット1850を生成する。ルーティング決定モジュール1840は、意図された受信者であるアクセス端末が、現在アクセスノード・アセンブリ1800によってサービスされていると判断し、したがって、ルート・プロトコル・パケット1850をPCP/MAC/PHYモジュールB1842にルーティングすべきであると判断する。PCP/MAC/PHYモジュールB1842は、受信したルート・プロトコル・パケット1850を処理し、送信機モジュール1804およびアンテナ1816を介して無線通信チャネル上でアクセス端末に送信されるエアリンク信号1852を生成する。
次に、トンネリング経路事例の例示的なフローについて説明する。IRTPモジュールB1824は、別のアクセスノード・アセンブリからネットワーク・インターフェース1808を介して伝達された、受信したルート・プロトコル・パケット1854を受信する。IRTPヘッダ生成モジュール1825は、受信したルート・プロトコル・パケット1854の送信元アクセスノード・アセンブリを識別するヘッダを生成する。IRTPモジュールB1824は、受信したルート・プロトコル・パケット1854をそのペイロードとして含むIRTPパケット1856を生成し、次いで、生成されたIRTPパケット1856を、その関連するRLPモジュールであるRLPモジュールB4 1830に伝達する。RLPモジュールB4 1830は、IRTPパケット1856を処理し、ストリーム・プロトコル・モジュールB1834に伝達するRLPパケット1858を生成する。ストリーム・ヘッダモジュール1834は、無線リンクパケット1858を搬送するストリーム・プロトコル・パケット1860を生成する。ストリーム・ヘッダモジュール1836は、ストリームを、RLPモジュールB4 1830とIRTPモジュールB 1824とに関連するトンネリング・ストリームであると識別する、ストリーム・プロトコル・パケット1860のヘッダを生成する。生成されたストリーム・プロトコル・パケット1860は、ルート・プロトコル・モジュールB1838に伝達され、ルート・プロトコル・モジュールB1838は、ストリーム・プロトコル・パケット1860からルート・プロトコル・パケット1862を生成する。ルーティング決定モジュール1840は、意図された受信者であるアクセス端末が、現在アクセスノード・アセンブリ1800によってサービスされていると判断し、したがって、ルート・プロトコル・パケット1862をPCP/MAC/PHYモジュールB1842にルーティングすべきであると判断する。PCP/MAC/PHYモジュールB1842は、受信したルート・プロトコル・パケット1862を処理し、送信機モジュール1804およびアンテナ1816を介して無線通信チャネル上でアクセス端末に送信されるエアリンク信号1864を生成する。
図19は、様々な実施形態による例示的なアクセス端末1900、たとえば、移動ワイヤレス端末の図である。例示的なアクセス端末1900は、たとえば、図6の例示的なアクセス端末606であり、たとえば、図6のアプリケーションAモジュール612は図19のアプリケーション・モジュールA1918であり、図6のIRTP Aモジュール614は図19のIRTPモジュールA1920であるなど、2つの図において同様に命名されたモジュールは同じものである。
例示的なアクセス端末1900は、様々な要素がデータおよび情報を交換するためのバス1912を介して互いに結合された、ワイヤレス受信機モジュール1902と、ワイヤレス送信機モジュール1904と、ユーザ入出力デバイス1908と、プロセッサ1906と、メモリ1910とを含む。メモリ1910は、ルーチン1917とデータ/情報1919とを含む。プロセッサ1906、たとえば、CPUは、ルーチン1917を実行し、メモリ1910中のデータ/情報1919を使用して、アクセス端末1900の動作を制御し、方法、たとえば、図15のフローチャート1500の方法または図6に関して説明した方法を実施する。
受信機モジュール1902、たとえば、OFDMワイヤレス受信機は、アクセス端末1900がアクセスノード・アセンブリ、たとえば、サービング・アクセスノード・アセンブリからダウンリンク信号を受信するための受信アンテナ1914に結合される。受信機モジュール1902は、エアインターフェースを介してパケットを伝達する信号を受信する。送信機モジュール1904、たとえば、OFDMワイヤレス送信機は、アクセス端末1900がアクセスノード・アセンブリ、たとえば、サービング・アクセスノード・アセンブリにアップリンク信号を送信するための送信アンテナ1916に結合される。いくつかの実施形態では、同じアンテナが送信機と受信機に使用される。いくつかの実施形態では、複数のアンテナが使用され、アクセス端末1900はMIMOシグナリングをサポートする。
ユーザ入出力デバイス1908は、たとえば、マイクロホン、キーボード、キーパッド、スイッチ、カメラ、スピーカ、ディスプレイなどを含む。ユーザ入出力デバイス1908は、アクセス端末1900のユーザが、データ/情報を入力すること、たとえばアプリケーションのための出力データ/情報にアクセスすること、およびアクセス端末1900の少なくともいくつかの機能を制御することを可能にする。
ルーチン1917は、アプリケーション・モジュールA1918と、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールA1920と、複数の無線リンク・プロトコル・モジュール(RLPモジュールA0 1926、RLPモジュールA1 1928、...、RLPモジュールA4 1930、...、RLPモジュールA31 1932)と、ストリーム・プロトコル・モジュールA1934と、ルート・プロトコル・モジュールA1938と、PCP/MAC/PHYモジュールA1942とを含む、1つまたは複数のアプリケーション・モジュールを含む。この例では、RLPモジュールA1 1928はアプリケーション・モジュールA1918に対応し、RLPモジュールA4 1930はIRTPモジュールA1920に対応する。アプリケーションAは第1のアクセスノード・アセンブリ、たとえば、アクセスノード・アセンブリAに関連すると考える。また、ANA Aは、AT1900の観点から見てリモート・アクセスノード・アセンブリとすることができ、時々そうであると考える。
ルーチン1917はまた、アプリケーション・モジュールB1944と、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB1946と、複数の無線リンク・プロトコル・モジュール(RLPモジュールB0 1952、RLPモジュールB1 1954、...、RLPモジュールB4 1956、...、RLPモジュールB31 1958)と、ストリーム・プロトコル・モジュールB1960と、ルート・プロトコル・モジュールB1964と、PCP/MAC/PHYモジュールB1968とを含む、1つまたは複数のアプリケーション・モジュールを含む。この例では、RLPモジュールB1 1954はアプリケーション・モジュールB1944に対応し、RLPモジュールB4 1956はIRTPモジュールB1946に対応する。アプリケーションBは第2のアクセスノード・アセンブリ、たとえば、アクセスノード・アセンブリBに関連すると考える。また、ANA Bは、AT1900の観点から見てサービング・アクセスノード・アセンブリとすることができ、時々そうであると考える。
データ/情報1919は、サービング/リモート・アクセスノード・アセンブリを識別する情報1998を含む。アクセス端末1900の観点から見た、サービングアクセスノードまたはリモートアクセスノードとしてのアクセスノード・アセンブリの指定は、アクセス端末1900が通信システム全体にわたって移動するにつれて変化することができる。データ情報1919は、受信エアリンク信号1970と、ルート・プロトコル・パケット1972と、ストリーム・プロトコル・パケット1974と、RLPパケット1976と、IRTPパケット1978と、ルート・プロトコル・パケット1980と、ストリーム・プロトコル・パケット1982と、RLPパケット1984と、アプリケーションAパケット1986とを含む、ルート間トンネリングを使用する第1のシグナリング・フローに対応する情報を含む。第1のシグナリング・フローは、図6のトンネリング経路694に対応する。データ情報1919はまた、受信エアリンク信号1988と、ルート・プロトコル・パケット1990と、ストリーム・プロトコル・パケット1992と、RLPパケット1994と、アプリケーションBパケット1996とを含む、ルート間トンネリングを使用しない第2のシグナリング・フローに対応する情報を含む。第2のシグナリング・フローは、図6の非トンネリング経路692に対応する。
ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールA1920はルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダ評価モジュール1922を含む。ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダ評価モジュール1922は解釈モジュール1924を含む。
ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールB1946はルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダ評価モジュール1948を含む。ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダ評価モジュール1948は解釈モジュール1950を含む。
PCP/MAC/PHYモジュール(1942、1968)は受信機モジュール1902に結合される。サービング・アクセスノード・アセンブリからの受信したダウンリンクエアリンク信号はモジュール(1942、1968)によって処理される。たとえば、現在、アクセス端末1900はサービング・アクセスノード・アセンブリとしてアクセスノード・アセンブリBを使用しており、アクセスノード・アセンブリAは現在リモート・アクセスノード・アセンブリであると考える。アクセス端末1900は、サービング・アクセスノード・アセンブリに関連するPCP/MAC/PHYモジュールB1968を介して信号を受信する。受信信号は、たとえば、リモート・アクセスノード・アセンブリAのアプリケーションから供給されたトンネリング情報を含む受信エアリンク信号1970と、サービング・アクセスノード・アセンブリBのアプリケーションから供給された受信エアリンク信号1988である。PCP/MAC/PHYモジュールB1968は、受信エアリンク信号(1970、1988)を処理し、それぞれルート・プロトコル・パケット(1972、1990)を生成し、ルート・プロトコル・パケット(1972、1990)はルート・プロトコル・モジュールB1964に転送される。ルート・プロトコル・モジュールB1964は、受信したルート・プロトコル・パケットを処理し、ストリーム・プロトコル・パケットを生成する。たとえば、ルート・プロトコル・モジュールB1964は、それぞれルート・プロトコル・パケット(1972、1990)を受信し、それぞれ、ストリーム・プロトコル・モジュールB1960に入力として送信するストリーム・プロトコル・パケット(1974、1992)を生成する。ストリーム・プロトコル・モジュールB1960は、受信したストリーム・プロトコル・パケットを処理する。ストリーム・プロトコル・モジュールB1960は、受信したストリーム・ヘッダパケットヘッダを評価し、RLPパケットであるストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードをRLPモジュールの組(1952、1954、...、1956、...、1958)中のどのRLPモジュールに転送すべきかを判断するストリーム・ヘッダ評価モジュール1962を含む。ストリーム・ヘッダ評価モジュール1962は、エアインターフェース上で伝達されたストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるストリーム・プロトコル・パケットヘッダから、伝達されたストリーム・プロトコル・パケット中に含まれる無線リンク・プロトコル・パケットを、アプリケーションに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとのうちの1つにルーティングすべきかどうかを判断する。たとえば、ストリーム・プロトコル・パケット1974は、ストリームを、IRTPBモジュール1946に対応するRLPモジュールB4 1956に関連するトンネリング・ストリームであると識別するストリーム・ヘッダを含み、たとえば、ヘッダはストリーム4を識別する値を含むと考える。また、ストリーム・プロトコル・パケット1992は、ストリームを、RLPモジュールB1 1954とアプリケーションBモジュール1944とに対応する非トンネリング・ストリームであると識別するストリーム・ヘッダ値を含み、たとえば、ヘッダはストリーム1を識別する値を含むと考える。ストリーム・プロトコル・モジュールB1960は、ストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるRLPパケットを識別されたRLPモジュールに転送する。
RLPパケット1994はRLPモジュールB1 1954に転送され、RLPモジュールB1 1954は、受信したRLPパケット1994を処理し、それを使用して、アプリケーションBパケット1996を構成する例を考える。RLPモジュールの動作は、断片化解除動作、たとえば、より高いレベルのパケットの再統合を含むことができ、時々含む。また、RLPパケット1976はRLPモジュールB4 1956に転送され、RLPモジュールB4 1956は、受信したRLPパケット1976を処理し、IRTPモジュールB1946に送信するルート間トンネリング・プロトコル・パケット1978を生成すると考える。
IRTPモジュールB1946はIRTPヘッダ評価モジュール1948を含み、IRTPヘッダ評価モジュール1948は、IRTPパケット・ペイロードの一部として含まれるルート・プロトコル・パケットを、どのルート・プロトコル・モジュールに転送すべきかを判断するために、受信したIRTPパケット中のIRTPヘッダを評価する。IRTPトンネリングヘッダ評価モジュール1948は、ルート間トンネリング・プロトコル・パケットの一部として含まれるルート・プロトコル・パケットを転送すべきルート・プロトコル・モジュールを決定する。IRTPヘッダ評価モジュール1948は解釈モジュール1950を含む。解釈モジュール1950は、ヘッダタイプ値フィールド中に含まれるタイプ値に基づいてIRTPヘッダ中のヘッダ値を解釈し、前記タイプ値は、対応するヘッダ値が、トンネリング・パケットの送信元を示すために使用される、ルート識別子と、パイロット識別子と、アクセスノード識別子と、予め定義されたデバイス識別子とのうちの1つであることを示す。
IRTPパケット1978はIRTPモジュールB1946によって処理され、IRTPモジュールB1946は、ヘッダから、復元されたルート・プロトコル・パケット1980をルート・プロトコル・モジュールA1938にルーティングすべきであると判断する例を考える。この例を続けると、ルート・プロトコル・モジュールA1938は、受信したルート・プロトコル・パケット1980を処理し、その関連するストリーム・プロトコル・モジュールA1934に転送するストリーム・プロトコル・パケット1982を生成する。ストリーム・プロトコル・モジュールA1934はストリーム・ヘッダ評価モジュール1936を含む。トンネリング情報に関して、ストリーム・ヘッダ評価モジュール1936は、ストリーム・プロトコル・モジュールB1960から伝達されたストリーム・プロトコル・パケット、たとえば、RLPパケット1976の一部としてストリーム・プロトコル・モジュールB1960から伝達されたストリーム・プロトコル・パケット1982から、伝達されたストリーム・プロトコル・パケット中の無線リンク・プロトコル・パケット、たとえば、RLPパケット1984を、アプリケーションに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとのうちの1つにルーティングすべきかどうかを判断する。ストリーム・ヘッダ評価モジュール1936は、ストリーム・プロトコル・パケット1982を受信し、RLPパケット1984を生成する。ストリーム・ヘッダ評価モジュール1936は、受信したストリーム・プロトコル・パケット1982のヘッダを評価し、復元されたRLPパケット1984が、IRTPモジュールに関連するRLPモジュールではなく、アプリケーション・モジュールに関連するRLPモジュールにルーティングされなければならないと判断し、たとえば、評価モジュール1936は、ヘッダ値、たとえば、1に等しいヘッダ値から、RLPパケット1984のための意図されたRLPモジュールが、アプリケーション・モジュールA1918に関連するRLPモジュールA1 1928であると判断する。ストリーム・プロトコル・モジュールA1934はRLPパケット1984をRLPモジュールA1 1928に伝達する。RLPモジュールA1 1928は、受信したRLPパケットを処理し、パケット再統合動作を実行して、アプリケーションAモジュール1918に送信するアプリケーションAパケット1986を生成する。いくつかの実施形態では、RLPパケット統合動作は断片化解除動作を含む。
いくつかの実施形態では、アプリケーションパケットは複数の受信したRLPパケットからの情報を含むことができ、時々含む。いくつかのそのような実施形態では、時々、あるそのようなRLPパケットは、第1のアクセスノード・アセンブリを用いてエアリンクを介して伝達でき、RLPパケットはトンネリング経路を使用することなしに伝達され、別のRLPパケットは、第2のアクセスノード・アセンブリを用いてエアリンクインターフェースを介して伝達でき、そのRLPパケットはトンネリング経路を使用して伝達される。たとえば、アクセス端末は、アプリケーションパケットの通信中にそのネットワークアタッチメントポイントを変更する。
本発明の方法および装置の使用中に、いくつかの実施形態では、第1のアクセスノード・アセンブリに向けられているアプリケーションパケットストリームはRLPを受けることになる。
様々な実施形態では、本明細書で説明したノードは、本態様の1つまたは複数の方法に対応するステップ、たとえば、信号処理ステップ、メッセージ生成ステップおよび/または送信ステップを実行するために1つまたは複数のモジュールを使用して実装される。したがって、いくつかの実施形態では、様々な機能はモジュールを使用して実装される。そのようなモジュールは、ソフトウェア、ハードウェアまたはソフトウェアとハードウェアの組合せを使用して実装できる。上述の方法または方法ステップの多くは、たとえば、1つまたは複数のノードにおいて、上述の方法の全部または一部を実施するように、追加のハードウェアをもつまたはもたない機械、たとえば、汎用コンピュータを制御するために、メモリデバイス、たとえば、RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク、DVDなどの機械可読媒体中に含まれる、ソフトウェアなどの機械実行可能命令を使用して実施できる。したがって、特に、本態様は、機械、たとえば、プロセッサおよび関連するハードウェアに上述の1つまたは複数の方法のステップの1つまたは複数を実行させるための機械実行可能命令を含む機械可読媒体を対象とする。
様々な実施形態では、本明細書で説明したノードは、1つまたは複数の方法に対応するステップ、たとえば、信号処理ステップ、メッセージ生成ステップおよび/または送信ステップを実行するために1つまたは複数のモジュールを使用して実装される。いくつかの例示的なステップは、ストリーム・プロトコル・パケットを生成すること、生成されたパケットをエアインターフェース上で伝達すること、ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールを動作させることなどを含む。いくつかの実施形態では、様々な機能はモジュールを使用して実装される。そのようなモジュールは、ソフトウェア、ハードウェアまたはソフトウェアとハードウェアの組合せを使用して実装できる。上述の方法または方法ステップの多くは、たとえば、1つまたは複数のノードにおいて、上述の方法の全部または一部を実施するように、追加のハードウェアをもつまたはもたない機械、たとえば、汎用コンピュータを制御するために、メモリデバイス、たとえば、RAM、フロッピーディスク、コンパクトディスク、DVDなどの機械可読媒体中に含まれる、ソフトウェアなどの機械実行可能命令を使用して実施できる。したがって、特に、本態様は、機械、たとえば、プロセッサおよび関連するハードウェアに上述の1つまたは複数の方法のステップの1つまたは複数を実行させるための機械実行可能命令を含む機械可読媒体を対象とする。
いくつかの実施形態では、1つまたは複数のデバイス、たとえば、アクセス端末および/またはアクセスノード・アセンブリなどの通信デバイスの(1つまたは複数の)プロセッサ、たとえば、CPUは、通信デバイスによって実行されるものとして説明した方法のステップを実行するように構成される。プロセッサの構成は、プロセッサ構成を制御するために1つまたは複数のモジュール、たとえば、ソフトウェア・モジュールを使用することによって、および/または列挙したステップを実行するため、および/またはプロセッサ構成を制御するためにプロセッサ中のハードウェア、たとえば、ハードウェアモジュールを含むことによって達成できる。したがって、すべてではないが、いくつかの実施形態は、プロセッサが含まれるデバイスによって実行される様々な記載の方法のステップの各々に対応するモジュールを含むプロセッサをもつデバイス、たとえば、通信デバイスを対象とする。すべてではないが、いくつかの実施形態では、デバイス、たとえば、通信デバイスは、プロセッサが含まれるデバイスによって実行される様々な記載の方法のステップの各々に対応するモジュールを含む。モジュールは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアを使用して実装できる。
上述の方法および装置に関する多数の追加の変形形態は、上記の説明に鑑みて、当業者には明らかであろう。そのような変形形態は範囲内に入ると考えるべきである。様々な実施形態の方法および装置は、CDMA、直交周波数分割多重(OFDM)、および/またはアクセスノードと移動ノードとの間のワイヤレス通信リンクを与えるために使用される様々な他のタイプの通信技法とともに使用でき、様々な実施形態において使用される。いくつかの実施形態では、アクセスノードは、OFDMおよび/またはCDMAを使用して移動ノードとの通信リンクを確立する基地局として実装される。様々な実施形態では、移動ノードは、様々な実施形態の方法を実施するための、受信機/送信機回路ならびに論理および/またはルーチンを含む、ノートブックコンピュータ、個人情報端末(PDA)、または他の携帯デバイスとして実装される。

Claims (62)

  1. アクセス端末を動作させる方法であって、
    情報を含む第1のパケットを生成するために第1のアプリケーションを動作させることと、
    前記第1のアプリケーションがサービング・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるか、リモート・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるかに基づいて、前記第1のパケット中に含まれる情報のルーティングを制御するために使用されるルーティング決定を行うことと
    を備える方法。
  2. 前記第1のアプリケーションがサービング・アクセスノード・アセンブリに対応すると判断された場合、前記情報を前記サービング・アクセスノード・アセンブリに伝達することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のアプリケーションがリモート・アクセスノード・アセンブリに対応すると判断された場合、ルート間トンネリングを使用して前記情報を前記サービング・アクセスノード・アセンブリに伝達することをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  4. ルート間トンネリングを使用して前記情報を前記サービング・アクセスノード・アセンブリに伝達することが、ルート間トンネリング・ストリームを示すストリーム識別子を含むストリーム・プロトコル・ヘッダを含むパケットを生成することを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記アプリケーションがサービング・アクセスノード・アセンブリに対応すると判断された場合、前記情報を前記サービング・アクセスノード・アセンブリに伝達する前記ステップが、ルート間トンネリングを使用せずに実施される、請求項4に記載の方法。
  6. ルート間トンネリングを使用せずに前記情報を前記サービング・アクセスノード・アセンブリに伝達することが、非トンネリング・ストリームを示すストリーム識別子を含むストリーム・プロトコル・ヘッダを含むパケットを生成することを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記情報を処理するために前記リモート・アクセスノード・アセンブリに対応する第1の無線リンク・プロトコル・モジュールを動作させることをさらに備える、請求項3に記載の方法。
  8. ルート間トンネリングを使用して前記情報を前記サービング・アクセスノード・アセンブリに伝達することが、ルート間トンネリングヘッダを有するRLPペイロードを含むRLPパケットを生成するために、前記サービング・アクセスノード・アセンブリに対応する第2の無線リンク・プロトコル処理モジュールを動作させることを含む、請求項6に記載の方法。
  9. RLPパケットを生成するために前記サービング・アクセスノード・アセンブリに対応する第2の無線リンク・プロトコル処理モジュールを動作させる前に、前記ルート間プロトコルトンネリングヘッダを生成するためにルート間トンネリング・プロトコル・モジュールを動作させることをさらに備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ルート間プロトコルトンネリングヘッダが、ルート識別子と、パイロット識別子と、アクセスノード識別子と、予め定義されたデバイス識別子とのうちの1つを示すヘッダタイプ値フィールドを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 情報を含む第1のパケットを生成するための第1のアプリケーション・モジュールと、
    前記第1のアプリケーションがサービング・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるか、リモート・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるかに基づいて、前記第1のパケット中に含まれる情報のルーティングを制御するために使用されるルーティング決定を行うためのルーティング決定モジュールと
    を備えるアクセス端末。
  12. 前記第1のパケット中に含まれる情報を搬送する信号をエアインターフェース上で前記サービング・アクセスノード・アセンブリに送信するためのワイヤレス送信機モジュールをさらに備える、請求項11に記載のアクセス端末。
  13. 前記第1のパケット中に含まれる前記情報を含むルート・プロトコル・パケットを受信し、そこからルート間トンネリング・プロトコル・パケットを生成するためのルート間トンネリング・プロトコル・モジュールをさらに備える、請求項12に記載のアクセス端末。
  14. 前記第1のアプリケーションがリモート・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるとき、前記ルーティング決定モジュールが、前記ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールへの前記ルート・プロトコル・パケットのルーティングを制御する、請求項13に記載のアクセス端末。
  15. 第1のアクセスノード・アセンブリに関連する無線リンク・プロトコル・モジュールの第1のセットと、
    第2のアクセスノード・アセンブリに関連する無線リンク・プロトコル・モジュールの第2のセットと
    をさらに備える、請求項14に記載のアクセス端末。
  16. 前記第1のアクセスノード・アセンブリが前記リモート・アクセスノード・アセンブリであり、無線リンク・プロトコル・モジュールの前記第1のセットのうちの1つの無線リンク・プロトコル・モジュールが前記第1のアプリケーションに対応し、
    前記第2のアクセスノード・アセンブリが前記サービング・アクセスノード・アセンブリであり、無線リンク・プロトコル・モジュールの前記第2のセットのうちの前記無線リンク・プロトコル・モジュールの1つが前記ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する、請求項15に記載のアクセス端末。
  17. ストリーム・プロトコル・ヘッダを含むストリーム・プロトコル・パケットと、前記第1のパケット中に含まれる前記情報を含む無線リンク・プロトコル・パケットを含むペイロードとを生成するためのストリーム・プロトコル・モジュールをさらに備える、請求項16に記載のアクセス端末。
  18. 前記無線リンク・プロトコル・パケットが前記ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する前記無線リンク・プロトコル・モジュールから来たものであるとき、前記生成されるストリーム・プロトコル・ヘッダが、トンネリング・ストリームに関連するストリーム値を含む、請求項17に記載のアクセス端末。
  19. 前記ルート間プロトコルトンネリングモジュールが、ルート識別子と、パイロット識別子と、アクセスノード識別子と、予め定義されたデバイス識別子とのうちの1つを示すヘッダタイプ値フィールドを含むルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダを生成する、請求項18に記載の装置。
  20. 前記ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダが前記リモート・アクセスノード・アセンブリを識別する、請求項19に記載の装置。
  21. 情報を含む第1のパケットを生成するための第1のアプリケーション手段と、
    前記第1のアプリケーションがサービング・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるか、リモート・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるかに基づいて、前記第1のパケット中に含まれる情報のルーティングを制御するために使用されるルーティング決定を行うための手段と
    を備えるアクセス端末。
  22. 前記第1のパケット中に含まれる情報を搬送する信号をエアインターフェース上で前記サービング・アクセスノード・アセンブリに送信するための手段をさらに備える、請求項21に記載のアクセス端末。
  23. 前記第1のパケット中に含まれる前記情報を含むルート・プロトコル・パケットを受信し、そこからルート間トンネリング・プロトコル・パケットを生成するための手段をさらに備える、請求項22に記載のアクセス端末。
  24. 前記第1のアプリケーションがリモート・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるとき、ルーティング決定を行うための前記手段が、受信するための前記手段への前記ルート・プロトコル・パケットのルーティングを制御する、請求項23に記載のアクセス端末。
  25. 第1のアクセスノード・アセンブリに関連する第1の無線リンク・プロトコル手段と、
    第2のアクセスノード・アセンブリに関連する第2の無線リンク・プロトコル手段と
    をさらに備える、請求項24に記載のアクセス端末。
  26. 別の通信デバイスと通信する方法を実施するためにアクセス端末を制御するための機械実行可能命令を具備するコンピュータ可読媒体であって、前記方法が、
    情報を含む第1のパケットを生成するために第1のアプリケーションを動作させることと、
    前記第1のアプリケーションがサービング・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるか、リモート・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるかに基づいて、前記第1のパケット中に含まれる情報のルーティングを制御するために使用されるルーティング決定を行うことと
    を備える、コンピュータ可読媒体。
  27. 前記第1のアプリケーションがサービング・アクセスノード・アセンブリに対応すると判断された場合、前記情報を前記サービング・アクセスノード・アセンブリに伝達するための機械実行可能命令をさらに具備する、請求項26に記載のコンピュータ可読媒体。
  28. 前記第1のアプリケーションがリモート・アクセスノード・アセンブリに対応すると判断された場合、ルート間トンネリングを使用して前記情報を前記サービング・アクセスノード・アセンブリに伝達するための機械実行可能命令をさらに具備する、請求項27に記載のコンピュータ可読媒体。
  29. ルート間トンネリングを使用して前記情報を前記サービング・アクセスノード・アセンブリに伝達することが、ルート間トンネリング・ストリームを示すストリーム識別子を含むストリーム・プロトコル・ヘッダを含むパケットを生成することを含む、請求項28に記載のコンピュータ可読媒体。
  30. 前記情報を処理するために前記リモート・アクセスノード・アセンブリに対応する第1の無線リンク・プロトコル・モジュールを動作させるための機械実行可能命令をさらに具備する、請求項28に記載のコンピュータ可読媒体。
  31. プロセッサであって、
    情報を含む第1のパケットを生成するために第1のアプリケーションを動作させることと、
    前記第1のアプリケーションがサービング・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるか、リモート・アクセスノード・アセンブリに対応するアプリケーションであるかに基づいて、前記第1のパケット中に含まれる情報のルーティングを制御するために使用されるルーティング決定を行うことと
    を行うように構成されたプロセッサを備える装置。
  32. 前記第1のアプリケーションがサービング・アクセスノード・アセンブリに対応すると判断された場合、前記プロセッサが、前記情報を前記サービング・アクセスノード・アセンブリに伝達するようにさらに構成された、請求項31に記載の装置。
  33. 前記第1のアプリケーションがリモート・アクセスノード・アセンブリに対応すると判断された場合、前記プロセッサが、前記情報を前記サービング・アクセスノード・アセンブリに伝達するようにさらに構成された、請求項32に記載の装置。
  34. ルート間トンネリングを使用して前記情報を前記サービング・アクセスノード・アセンブリに伝達することが、ルート間トンネリング・ストリームを示すストリーム識別子を含むストリーム・プロトコル・ヘッダを含むパケットを生成することを含む、請求項33に記載の装置。
  35. 前記プロセッサが、前記情報を処理するために前記リモート・アクセスノード・アセンブリに対応する第1の無線リンク・プロトコル・モジュールを動作させるようにさらに構成された、請求項33に記載の装置。
  36. 第1のアクセスノード・アセンブリを動作させる方法であって、
    エアインターフェース上で伝達されたストリーム・プロトコル・パケットを受信することと、
    前記ストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるストリーム・ヘッダ識別子に基づいて、前記受信したストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードを、前記第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーションに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとのうちの1つにルーティングすることと
    を備える方法。
  37. 前記ストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードが前記ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する前記無線リンク・プロトコル・モジュールにルーティングされたとき、前記ルート間トンネリング・プロトコルに対応する前記無線リンク・プロトコル・モジュールが前記パケット・ペイロードを前記ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに転送することをさらに備える、請求項36に記載の方法。
  38. 前記転送されるパケット・ペイロードが、再統合されたルート間トンネリング・プロトコル・パケットの一部として転送されることをさらに備える、請求項37に記載の方法。
  39. 前記転送されたパケット・ペイロードから得られたルート間トンネリングペイロードを第2のアクセスノード・アセンブリのルート・プロトコル・モジュールに転送するために前記ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールを動作させることをさらに備える、請求項37に記載の方法。
  40. 前記ルート間トンネリング・プロトコル・パケット・ペイロードとともに受信されたルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダ中に含まれる情報から前記第2のアクセスノード・アセンブリを識別することをさらに備える、請求項39に記載の方法。
  41. 前記ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダが、ルート識別子と、パイロット識別子と、アクセスノード識別子と、予め定義されたデバイス識別子とのうちの1つを示すヘッダタイプ値フィールドを含む、請求項40に記載の方法。
  42. 前記ストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードが前記第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーションに対応する前記無線リンク・プロトコル・モジュールにルーティングされたとき、前記第1のアクセスアセンブリのアプリケーションに対応する前記無線リンク・プロトコル・モジュールが前記パケット・ペイロードを前記第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーションに転送する、請求項39に記載の方法。
  43. 第1のアクセスノード・アセンブリであって、
    アクセス端末からエアインターフェース上で伝達されたストリーム・プロトコル・パケットを搬送する信号を受信するためのワイヤレス受信機と、
    複数の無線リンク・プロトコル・モジュールと、
    前記複数の無線リンク・プロトコル・モジュールのうちの少なくとも1つに結合されたルート間トンネリング・プロトコル・モジュールと、
    搬送されたストリーム・プロトコル・パケットを処理し、前記搬送されたストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードを、i)前記第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーション・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールと、ii)前記ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとのうちの1つにルーティングすることを決定するためのストリーム・プロトコル・モジュールと
    を備える第1のアクセスノード・アセンブリ。
  44. 前記ストリーム・プロトコル・モジュールがストリーム・ヘッダ評価モジュールを含み、ストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードのルーティングを前記決定することが、前記搬送されたストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるストリーム・ヘッダ識別子に基づく、請求項43に記載の第1のアクセスノード・アセンブリ。
  45. 前記ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールが、前記無線リンク・プロトコル・モジュールのうちの1つから受信されたルート・プロトコル・パケットのルーティング先となるべき別のアクセスノード・アセンブリを識別するためのルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダ処理モジュールを含む、請求項44に記載の第1のアクセスノード・アセンブリ。
  46. 前記ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダが、i)ルート識別子、パイロット識別子、アクセスノード識別子、および予め定義されたデバイス識別子のうちの1つを示すヘッダタイプ値フィールドと、ii)対応する値とを含み、前記ルート間プロトコル・ヘッダ処理モジュールが、前記示されたヘッダタイプと前記対応する値とに基づいて前記別のアクセスノード・アセンブリを識別する、請求項45に記載の第1のアクセスノード・アセンブリ。
  47. 前記アプリケーション・モジュールに対応する前記無線リンク・プロトコル・モジュールから情報のパケットを受信するための前記アプリケーション・モジュールをさらに備える、請求項46に記載の第1のアクセスノード・アセンブリ。
  48. 第1のアクセスノード・アセンブリであって、
    アクセス端末からエアインターフェース上で伝達されたストリーム・プロトコル・パケットを搬送する信号を受信するためのワイヤレス受信機手段と、
    無線リンク・プロトコル手段と、
    前記無線リンク・プロトコル手段のうちの少なくとも1つに結合されたルート間トンネリング・プロトコル手段と、
    搬送されたストリーム・プロトコル・パケットを処理し、前記搬送されたストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードを、i)前記第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーション手段に対応する無線リンク・プロトコル手段と、ii)前記ルート間トンネリング・プロトコル手段に対応する無線リンク・プロトコル手段とのうちの1つにルーティングすることを決定するための手段と
    を備える第1のアクセスノード・アセンブリ。
  49. 処理するための前記手段がストリーム・ヘッダ評価手段を含み、ストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードのルーティングを前記決定することが、前記搬送されたストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるストリーム・ヘッダ識別子に基づく、請求項48に記載の第1のアクセスノード・アセンブリ。
  50. 前記ルート間トンネリング・プロトコル手段が、前記無線リンク・プロトコル・モジュールのうちの1つから受信されたルート・プロトコル・パケットのルーティング先となるべき別のアクセスノード・アセンブリを識別するための手段を含む、請求項49に記載の第1のアクセスノード・アセンブリ。
  51. 前記ルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダが、i)ルート識別子、パイロット識別子、アクセスノード識別子、および予め定義されたデバイス識別子のうちの1つを示すヘッダタイプ値フィールドと、ii)対応する値とを含み、識別するための前記手段が、前記示されたヘッダタイプと前記対応する値とに基づいて前記別のアクセスノード・アセンブリを識別する、請求項50に記載の第1のアクセスノード・アセンブリ。
  52. 受信するための前記手段に対応する前記無線リンク・プロトコル手段から情報のパケットを受信するための手段をさらに備える、請求項51に記載の第1のアクセスノード・アセンブリ。
  53. 別の通信デバイスと通信する方法を実施するために第1のアクセスノード・アセンブリを制御するための機械実行可能命令を具備するコンピュータ可読媒体であって、前記方法が、
    エアインターフェース上で伝達されたストリーム・プロトコル・パケットを受信することと、
    前記ストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるストリーム・ヘッダ識別子に基づいて、前記受信したストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードを、前記第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーションに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとのうちの1つにルーティングすることと
    を備える、コンピュータ可読媒体。
  54. 前記ストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードが前記ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する前記無線リンク・プロトコル・モジュールにルーティングされたとき、前記パケット・ペイロードを前記ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに転送するために、前記ルート間トンネリング・プロトコルに対応する前記無線リンク・プロトコル・モジュールを動作させるための機械実行可能命令をさらに具備する、請求項53に記載のコンピュータ可読媒体。
  55. 前記転送されたパケット・ペイロードから得られたルート間トンネリングペイロードを第2のアクセスノード・アセンブリのルート・プロトコル・モジュールに転送するために前記ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールを動作させるための機械実行可能命令をさらに具備する、請求項54に記載のコンピュータ可読媒体。
  56. 前記ルート間トンネリング・プロトコル・パケット・ペイロードとともに受信されたルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダ中に含まれる情報から前記第2のアクセスノード・アセンブリを識別するための機械実行可能命令をさらに具備する、請求項55に記載のコンピュータ可読媒体。
  57. 前記ストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードが前記第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーションに対応する前記無線リンク・プロトコル・モジュールにルーティングされたとき、前記パケット・ペイロードを前記第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーションに転送するために、前記第1のアクセスアセンブリのアプリケーションに対応する前記無線リンク・プロトコル・モジュールを動作させるための機械実行可能命令をさらに具備する、請求項55に記載のコンピュータ可読媒体。
  58. 第1のアクセスノード・アセンブリ中で使用するプロセッサであって、
    エアインターフェース上で伝達されたストリーム・プロトコル・パケットを受信することと、
    前記ストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるストリーム・ヘッダ識別子に基づいて、前記受信したストリーム・プロトコル・パケット中に含まれるストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードを、前記第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーションに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する無線リンク・プロトコル・モジュールとのうちの1つにルーティングすることと
    を行うように構成されたプロセッサを備える装置。
  59. 前記プロセッサが、前記ストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードが前記ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに対応する前記無線リンク・プロトコル・モジュールにルーティングされたとき、前記パケット・ペイロードを前記ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールに転送するために、前記ルート間トンネリング・プロトコルに対応する前記無線リンク・プロトコル・モジュールを制御するようにさらに構成された、請求項58に記載の装置。
  60. 前記プロセッサが、前記転送されたパケット・ペイロードから得られたルート間トンネリングペイロードを第2のアクセスノード・アセンブリのルート・プロトコル・モジュールに転送するために、前記ルート間トンネリング・プロトコル・モジュールを動作させるようにさらに構成された、請求項59に記載の装置。
  61. 前記プロセッサが、前記ルート間トンネリング・プロトコル・パケット・ペイロードとともに受信されたルート間トンネリング・プロトコル・ヘッダ中に含まれる情報から前記第2のアクセスノード・アセンブリを識別するようにさらに構成された、請求項60に記載の装置。
  62. 前記ストリーム・プロトコル・パケット・ペイロードが前記第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーションに対応する前記無線リンク・プロトコル・モジュールにルーティングされたとき、前記パケット・ペイロードを前記第1のアクセスノード・アセンブリのアプリケーションに転送するために、前記第1のアクセスアセンブリのアプリケーションに対応する前記無線リンク・プロトコル・モジュールを動作させるように前記プロセッサがさらに構成された、請求項60に記載の装置。
JP2010518351A 2007-07-23 2008-07-23 ワイヤレスアップリンク・シグナリング・フローに関係するトンネリングをサポートするための方法および装置 Pending JP2010534975A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/781,934 US8565216B2 (en) 2006-06-07 2007-07-23 Methods and apparatus for supporting tunneling related to wireless uplink signaling flows
PCT/US2008/070870 WO2009015196A1 (en) 2007-07-23 2008-07-23 Methods and apparatus for supporting tunneling related to wireless uplink signaling flows

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010534975A true JP2010534975A (ja) 2010-11-11

Family

ID=39865170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010518351A Pending JP2010534975A (ja) 2007-07-23 2008-07-23 ワイヤレスアップリンク・シグナリング・フローに関係するトンネリングをサポートするための方法および装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US8565216B2 (ja)
EP (1) EP2181529A1 (ja)
JP (1) JP2010534975A (ja)
KR (1) KR20100047273A (ja)
CN (1) CN101855870A (ja)
AU (1) AU2008279217B2 (ja)
BR (1) BRPI0814069A2 (ja)
CA (1) CA2692839A1 (ja)
RU (1) RU2010106146A (ja)
TW (1) TW200920037A (ja)
WO (1) WO2009015196A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008049128A2 (en) * 2006-10-21 2008-04-24 Paragon Wireless, Inc. Managing communications using a mobile device
US8199688B2 (en) 2008-03-22 2012-06-12 Qualcomm Incorporated Signaling and management of broadcast-multicast waveform embedded in a unicast waveform
CN101631344B (zh) * 2008-07-16 2011-10-05 华为技术有限公司 隧道管理方法、装置及通信系统
US10050728B2 (en) * 2015-04-08 2018-08-14 Corning Optical Communications LLC Simulating service changes in an application module (AM) in a wireless communications system (WCS) to simulate site walks in the wireless communications system

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6101168A (en) 1997-11-13 2000-08-08 Qualcomm Inc. Method and apparatus for time efficient retransmission using symbol accumulation
US6778558B2 (en) * 1998-02-23 2004-08-17 Lucent Technologies Inc. System and method for incremental redundancy transmission in a communication system
FI981407A (fi) 1998-05-11 1999-11-12 Nokia Networks Oy Handover ja verkkosovitus radiojärjestelmässä
EP1125420A1 (en) 1998-11-06 2001-08-22 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Layer 2 tunneling for data communications in wireless networks
US6556556B1 (en) * 1999-01-29 2003-04-29 Nortel Networks Limited Method and system for limiting data packet transmission within a digital mobile telephone communication network by discarding unsuccessfully transmitted radio link protocol frames
SE519221C2 (sv) * 1999-12-17 2003-02-04 Ericsson Telefon Ab L M Icke-transparent kommunikation där bara dataramar som detekterats som korrekta skickas vidare av basstationen
KR100612003B1 (ko) 2000-02-26 2006-08-11 삼성전자주식회사 통신망에서 비트 스트림 송수신 장치 및 그 방법
CN1290287C (zh) * 2000-04-17 2006-12-13 北方电讯网络有限公司 在用于无线通信的物理和链路层的自动重发请求协议的合作
EP1175063A3 (en) * 2000-07-20 2003-08-27 Nortel Networks Limited Network layer protocol aware link layer
US6937573B2 (en) * 2001-01-10 2005-08-30 Sony Corporation Method and apparatus for variable frame size radiolink protocol based on channel condition estimation
US7096261B2 (en) * 2001-03-12 2006-08-22 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for providing multiple quality of service levels in a wireless packet data services connection
US7154909B2 (en) * 2001-06-15 2006-12-26 Nokia Corporation Apparatus, and associated method, for facilitating maintenance of sensitivity level of data communicated in a packet communication system
RU2272363C2 (ru) 2001-08-16 2006-03-20 Нокиа Корпорейшн Устройство, способ и система для усовершенствованной маршрутизации в сети мобильного ip
US8089940B2 (en) 2001-10-05 2012-01-03 Qualcomm Incorporated Method and system for efficient and reliable data packet transmission
US7308260B2 (en) * 2003-04-02 2007-12-11 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for supporting access network (AN) authentication
US7050397B2 (en) * 2003-07-02 2006-05-23 Nokia Corporation Apparatus, and associated method, for facilitating retransmission of data packets in a packet radio communication system that utilizes a feedback acknowledgement scheme
US7586882B2 (en) * 2004-03-19 2009-09-08 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Higher layer packet framing using RLP
US7912457B2 (en) * 2004-04-21 2011-03-22 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for creation and transport of multimedia content flows
CA2569365C (en) * 2004-06-01 2010-07-06 Qualcomm Incorporated Systems and methods for packet based handoff in wireless communication systems
US7839834B2 (en) 2004-06-18 2010-11-23 Qualcomm Incorporated Radio link protocols for a wireless communication system
RU2370909C2 (ru) * 2004-07-01 2009-10-20 Квэлкомм Инкорпорейтед Способ и устройство для использования способов преобразования кадров с повышением частоты кадров при кодировании масштабируемого видео
US8755407B2 (en) * 2005-02-18 2014-06-17 Qualcomm Incorporated Radio link protocols for enhancing efficiency of multi-link communication systems
US7899004B2 (en) * 2005-08-22 2011-03-01 Qualcomm Incorporated Distributed protocol over a wireless connection
US8447968B2 (en) * 2005-10-28 2013-05-21 Alcatel Lucent Air-interface application layer security for wireless networks
US8059581B2 (en) * 2006-01-05 2011-11-15 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for seamless and efficient wireless handoffs
US7782862B2 (en) * 2006-01-13 2010-08-24 Alcatel-Lucent Usa Inc. Method for controlling packet delivery in a packet switched network
JP4847583B2 (ja) * 2006-06-07 2011-12-28 クゥアルコム・インコーポレイテッド 効率的なオーバ・ザ・エア・アドレス方法および装置
TW200814641A (en) 2006-06-07 2008-03-16 Qualcomm Inc Methods and apparatus for using control values to control communications processing
TWI355172B (en) * 2006-06-07 2011-12-21 Qualcomm Inc Propagating session state changes to network funct
US8565217B2 (en) * 2006-06-07 2013-10-22 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for supporting tunneling related to wireless downlink signaling flows

Also Published As

Publication number Publication date
BRPI0814069A2 (pt) 2015-01-06
US20080075045A1 (en) 2008-03-27
CN101855870A (zh) 2010-10-06
AU2008279217A1 (en) 2009-01-29
RU2010106146A (ru) 2011-08-27
CA2692839A1 (en) 2009-01-29
WO2009015196A1 (en) 2009-01-29
AU2008279217B2 (en) 2011-06-30
TW200920037A (en) 2009-05-01
EP2181529A1 (en) 2010-05-05
KR20100047273A (ko) 2010-05-07
US8565216B2 (en) 2013-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101028977B1 (ko) 통신 프로세싱을 제어하기 위해 제어값을 사용하는 방법 및 장치
JP4955762B2 (ja) エアリンク通信に関するpn符号に基づくアドレッシング方法および装置
TWI407741B (zh) 用於管理一組通信連接相關資訊之方法及裝置
AU2008279217B2 (en) Methods and apparatus for supporting tunneling related to wireless uplink signaling flows
AU2008279219B2 (en) Methods and apparatus for supporting tunneling related to wireless downlink signaling flows

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120724