JP2010531116A - システム間高速ハンドオーバのための方法および装置 - Google Patents

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Abstract

無線通信方式におけるシステム間ハンドオーバを容易にするシステムと方法が説明される。ここに説明する種々の態様は、移動元システムおよび/または移動先システムに必要な特定の変更を最小にするために、移動先システムが移動デバイスによって移動元システムを介して準備されることを可能とするハンドオーバ技術を提供する。移動元システムの無線リンクが、移動先システム内の受信ノードが理解するフォーマットの信号メッセージをトンネリングするために利用される複数の手法がここに説明される。さらに、移動元および移動先システムにある、システム内モビリティを処理するそれぞれのネットワークノード間に、簡易で一般的な伝送トンネルを確立することにより、および関係する各システム技術の無線インタフェイス上にレイヤ2(L2)トンネリングメカニズムを用意することにより、アクセス間高速ハンドオーバが容易となる。
【選択図】 図3

Description

関連出願
本出願は、2007年6月18日出願され、全体がここに参照として組み込まれる米国仮出願番号60/944,782、名称“METHODS AND APPARATUSES FOR FAST INTER−SYSTEM HANDOVER”(「システム間高速ハンドオーバのための方法および装置」)の利益を主張する。
本開示は、一般に無線通信に関する。より詳細には、無線通信システムにおけるハンドオーバ動作を管理するための手法に関する。
無線通信システムは、種々の通信サービスを提供するために広く展開されている。例えば、そのような無線通信システムを介して、音声、ビデオ、パケットデータ、放送、およびメッセージ型サービスを供給する。これらのシステムは複数の端末に対する通信を、利用可能なシステム資源を共有してサポートすることができる多重接続システムであるかもしれない。そのような多重接続システムの例は符号分割多重接続(CDMA)システム、時分割多重接続(TDMA)システム、周波数分割多重接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多重接続(OFDMA)システムを含む。
一般に、無線多重接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートできる。そのようなシステムにおいて、各端末は、順方向および逆方向リンクでの伝送を介して1つ以上の基地局と交信する。順方向リンク(または、ダウンリンク)は基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(または、アップリンク)は端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単一入力単一出力(SISO)、複数入力単一出力(MISO)、または複数入力複数出力(MIMO)システムを介して確立される。
ハンドオーバ手順は、無線通信システムにおいて移動デバイスが通信サービスを第1のネットワークから第2のネットワークへの引き渡しを要求する場合に利用される。無線通信技術がより進化するに従って、お互いから異種のアクセス方法を利用できる、異なる移動システム間のシームレスな移動性とサービス継続性がますます重要になる。異種の方法でアクセスされたネットワーク間のシームレスな移動性は、システム間で準備されたハンドオーバによって容易になる。これは、アクセスシステム間の準備によって可能となる。システムを跨るハンドオーバ準備を提供するための種々の手法が存在する。例えば、アクセスシステム間の準備は2つの無線技術で同時に通信できる移動デバイスによって行われる。しかし、システム準備をこの方法で行うと、マルチモード無線能力を有する安価な端末ハードウェアの使用を困難にする。あるいはまた、異種の方法でアクセスされるシステムのモビリティ管理エンティティ間のインタフェイスが、第1のシステムが第2のシステムにおいて資源を準備するためにそのインタフェイスを利用できるように提供されても良い。しかし、この手法では異なる無線技術で互いに通信できることが必要となるため、無線技術間の複雑な標準化作業を必要とする。
従って、無線通信システムにおけるシステム間高速ハンドオーバのための技術に対する要求がある。
以下に、特許請求内容の種々の態様の簡易化した概要を述べ、そのような態様の基本的理解を提供する。この概要は、想定したすべての態様の広範な概観でなく、また、そのような態様の鍵となるまたは決定的な要素を特定することも、そのような態様の範囲を正確に述べることも意図されていない。この唯一の目的は、後で述べるより詳細な説明への導入として、簡単な形で開示した態様のいくつかの概念を述べることである。
一態様にしたがって、ここに無線通信システムにおけるハンドオーバの管理方法を説明する。本方法は、移動先ネットワークに関係する信号送信方法に基づいて伝達される信号を識別することと、移動先ネットワークとの通信リンクを確立することと、前記識別された信号を前記確立された通信リンクを用いて提供することにより、移動先ネットワークへのハンドオーバのための資源を準備すること、とを備える。
別の態様に従って、移動先システムに関係するデータおよび移動先システムに関係する無線アクセスプロトコルを格納するメモリーを含む無線通信装置をここに説明する。無線通信装置は、移動先システムに関係する無線アクセスプロトコルを利用して伝達された1つ以上のメッセージを識別するように、および、前記識別されたメッセージを移動先システムへトンネリングすることによって移動先システムへのハンドオーバのための資源を準備するように構成されたプロセッサをさらに備える。
さらに、別の態様は、無線通信システムにおけるハンドオフの準備および管理を容易にする装置に関する。この装置は移動先ネットワークのアクセス方法に基づいて信号を受信するための手段と、通信サービスが移動先ネットワークへ引き渡されるかどうかを決定するための手段と、肯定的決定であれば、移動先ネットワークへ、そこでの資源準備を容易にするために前記受信信号をトンネルするための手段、とを備える。
さらに別の態様は、第1の通信プロトコルを識別するためのコードと、通信サービスが引き渡されるべきネットワークに関係する、第1の通信プロトコルとは異種の第2の通信システムプロトコルを識別するためのコードと、第2の通信プロトコルにしたがってフォーマットされた信号を受信するためのコードと、通信サービスが確立されるべきネットワークへ前記受信信号をトンネリングするためのコード、とを備える計算機可読媒体を備えた、計算機プログラム製品に関する。
さらに別の態様は、準備されたハンドオーバを管理するための計算機実行可能命令を実行する集積回路に関する。命令は、移動先ネットワークに関係するアクセス方法に基づいて1つ以上の非アクセス層(Non−Access Stratum)(NAS)の信号メッセージを識別することと、移動先ネットワークとの通信トンネルを確立することと、前記確立された通信トンネルを用いて移動先ネットワークへのハンドオーバのために、識別されたNAS信号メッセージをそこへ提供することにより資源を準備すること、とを備える。
別の態様にしたがって、通信のための資源を準備するための方法をここに説明する。本方法は、移動元ネットワークとの通信リンクを確立することと、最初には前記送信元ネットワークから前記通信リンクを介して伝達された中継信号を受信することと、前記受信された信号に基づいて通信用の資源を準備すること、とを備える。
さらに別の態様に従って、基地局との通信トンネルに関するデータおよびシステムアクセス方法を格納するメモリーを含む無線通信装置をここに説明する。この無線通信装置は、メモリーに格納された前記システムアクセス方法を利用し、かつ通信トンネルを通じて基地局から無線通信装置に送られた信号を受信するように構成されたプロセッサをさらに備える。
別の態様はハンドオーバのための資源準備を容易にする装置に関する。この装置は移動元システムとの通信リンクのための資源を確立するための手段と、前記通信リンク上で移動元システムを介して情報を受信するための手段と、前記受信情報に基づいて通信のための資源を確立するための手段、とを備える。
さらに別の態様は、移動元ネットワークからの通信サービスのハンドオーバに関係する、移動元ネットワークとの通信トンネルに対応する資源を確立するためのコードと、前記通信トンネルを通じて移動元ネットワークによって中継される1つ以上の信号メッセージを識別するためのコードと、前記識別された信号メッセージに基づいて通信用資源を準備するためのコード、とを備える計算機可読媒体を備えた計算機プログラム製品に関する。
さらに別の態様は、通信サービスのハンドオーバを準備するための計算機実行可能命令を実行する集積回路に関する。この命令は、通信システムとのインタフェイスのトンネルに対応する通信資源を割り当てることと、前記通信システムとの前記トンネルを介して1つ以上のハンドオーバ準備メッセージを受信することと、前記受信メッセージに基づいて前記通信システムからのハンドオーバのための資源を準備すること、とを備える。
さらに別の態様は、第1のネットワークから第2のネットワークへのハンドオーバを準備するための方法に関する。この方法は、第1のアクセス方法を用いる第1のネットワークとの交信を確立することと、第1のネットワークから、第1のアクセス方法とは異種の第2のアクセス方法を利用する第2のネットワークへの、通信サービスにおける必要な変更を識別することと、第2のネットワークにおいて、第2のアクセス方法に基づいており第2のネットワークへ送られる信号を、第1のネットワークへ伝達することにより、資源を準備すること、とを備える。
さらに別の態様にしたがって、第1のシステム、第1のシステムによって利用される第1の無線アクセス方法、第2のシステム、および第2のシステムによって利用される第2の無線アクセス方法に関するデータを格納するメモリーを含む無線通信装置をここに説明する。この無線通信装置は、第1のシステムから第2のシステムへの要求されるハンドオーバを識別するように、および第2の無線アクセス方法を利用し第2のシステムに送られるハンドオーバ準備信号を第1のシステムへ伝達することにより、第2のシステムへのハンドオーバのための資源を準備するように構成されたプロセッサをさらに備える。
さらに別の態様にしたがって、ハンドオーバのためのアクセスシステム間の準備を容易にする装置についてここに説明する。本装置は第1の通信方法を用いて移動元システムと交信するための手段と、第2の通信方法を用いて移動先システムを識別するための手段と、第2のシステムに送られる設定情報を提供し、第2の通信方法を第1のシステムに利用することによって、移動元システムから移動先システムへの、通信サービスにおける変更のための資源を準備するための手段、とを含む。
さらに別の態様は、移動元通信ネットワークから移動先通信ネットワークへの要求されるハンドオフ、および移動先通信ネットワークによって利用されるアクセス形式を識別するためのコードと、移動先通信ネットワークに送られ、かつ移動先通信ネットワークによって利用されるアクセス形式を移動元通信ネットワークに利用する設定情報を移動元ネットワークへ提供することにより移動先通信ネットワークにおいて資源を準備するためのコード、とを備える計算機可読媒体を備えた計算機プログラム製品に関する。
更に別の態様は、無線通信方式においてハンドオーバを準備するためのコンピュータ実行可能命令を実行する集積回路に関する。この命令は、第1のシステムとの交信を確立することと、第2のシステムおよび第2のシステムに関係する通信プロトコルを識別することと、第2のシステムにおいて第2のシステムに関係する通信プロトコルを用いて信号を第1のシステムへトンネリングすることにより第2の通信システムへのハンドオーバのための資源を準備すること、とを備える。
上記および関連する目的の達成のために、特許請求内容の1つ以上の態様は、以下に完全に記載され、かつ請求範囲で詳細に示される特徴を備える。以下の説明および添付図面は特許請求内容の特定の例示的態様を詳細に説明する。しかし、これらの態様は、特許請求内容の原理が採用される種々の方法のほんの僅かを示しているにすぎない。さらに、開示された態様は、すべてのそのような態様およびその均等物を含むことが意図されている。
ここに記載された種々の態様に従う多重接続通信システムを例示する図。 本発明の種々の態様に従う無線通信システムにおける例示的な準備されたハンドオーバ動作を例示するブロック図。 本発明の、種々の態様に従う無線通信システムにおけるシステム間高速ハンドオーバを例示するブロック図。 本発明の、種々の態様に従う無線通信システムにおけるシステム間高速ハンドオーバを示すブロック図。 本発明の、種々の態様に従う無線通信システムにおけるシステム間高速ハンドオーバを示すブロック図。 本発明の、種々の態様に従うアクセス間ハンドオーバを容易にするために利用される例示的ネットワークアーキテクチャを例示する図。 本発明の、種々の態様に従う無線通信システムにおいて実行される例示的ハンドオーバ手順を例示する図。 本発明の、種々の態様に従う無線通信システムにおいて実行される例示的ハンドオーバ手順を示す図。 本発明の、無線通信システムにおいてアクセス間の高速な準備されたハンドオーバを実行するための方法のフロー図。 本発明の、無線通信システムにおいてアクセス間の高速な準備されたハンドオーバを実行するための方法のフロー図。 本発明の、無線通信システムにおいてアクセス間の高速な準備されたハンドオーバを実行するための方法のフロー図。 ここに説明した種々の態様が機能する例示的無線通信システムを例示するブロック図。 ここに説明した種々の態様を実施するように動作可能な例示的無線デバイスを例示するブロック図。 ここに説明した種々の態様を実施するように動作可能な例示的無線デバイスを例示するブロック図。 本発明の、無線通信システムにおいてネットワーク間高速ハンドオーバを容易にする装置のブロック図。 本発明の、無線通信システムにおいてネットワーク間高速ハンドオーバを容易にする装置のブロック図。 本発明の、無線通信システムにおいてネットワーク間高速ハンドオーバを容易にする装置のブロック図。
発明の詳細な説明
特許請求内容の種々の態様は同じ参照番号が全体にわたり同じ要素を参照するために用いられる図面を参照して説明される。説明のため、以下の記述において、1つ以上の態様の完全な理解を与えるために多くの特定の詳細が記載される。しかし、そのような(複数の)態様がこれらの特定の詳細なしで実施されるかもしれないことは明白である。他の場合には、1つ以上の態様の説明を容易にするために、周知の構造およびデバイスは、ブロック図の形で示される。
用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」等は、この出願で用いられる場合、計算機関連のエンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または計算用ソフトウェアのいずれかを指すことが意図されている。例えば、構成要素は、非限定的に、プロセッサ上で実行するプロセス、集積回路、オブジェクト、エクゼキュータブル、実行のスレッド、プログラム、および/または計算機であり得る。例示として、計算デバイスで実行するアプリケーションおよび計算デバイスの双方は構成要素であり得る。1つ以上の構成要素がプロセスおよび/または実行のスレッド内にあり、また構成要素は1つの計算機に局在および/または2つ以上の計算機間に分散され得る。さらに、これらの構成要素は種々のデータ構造を格納している種々の計算機可読媒体から実行され得る。これらの構成要素は、例えば1つ以上のデータパケットを有する信号(例えば、ローカルシステム、分散システム内の別の構成要素と相互に関係する、および/またはインターネットのようなネットワークを経由して信号によって他のシステムと相互に関係する1つの構成要素からのデータ)に従ってローカルおよび/またはリモート処理によって通信することができる。
さらに、無線端末および/または基地局に関連して種々の態様をここに説明する。無線端末は、音声および/またはデータの接続性をユーザに提供するデバイスをいう。無線端末は、ラップトップコンピュータまたはデスクトップコンピュータのような計算デバイスに接続され得る。または携帯情報端末(PDA)のような内蔵デバイスであってもよい。無線端末は、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動デバイス、リモート局、アクセスポイント、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器とも呼ばれる。無線端末は、加入者局、無線デバイス、携帯電話、PCS電話、コードレス電話、セッション確立プロトコル(SIP)電話、無線ローカルループ(WLL)局、個人情報機器(PDA)、無線接続能力を有するハンドヘルドデバイス、または無線モデムに接続された他のプロセスデバイスであり得る。基地局(例えば、アクセスポイント)は、1つ以上のセクタを通じて、無線インタフェイス上で無線端末と交信するアクセスネットワークにおけるデバイスを指す。基地局は、無線端末と残りのアクセスネットワークの間のルータとして動作し得る。アクセスネットワークは受信した無線インタフェースフレームをIPパケットに変換することによりインターネットプロトコル(IP)ネットワークを含み得る。基地局は無線インタフェイスの属性管理の調整も行う。
さらに、ここで説明する種々の態様または特徴は、方法、装置または製品として、標準的プログラミングおよび/または工学的手法を用いて実施され得る。用語「製品」は、ここで用いられる場合、任意の計算機可読デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能な計算機プログラムを包含することが意図されている。例えば、計算機可読媒体は、非限定的に磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ・・・)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、ディジタル多目的ディスク(DVD)・・・)、スマートカード、およびフラッシュメモリーデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ・・・)を含む。
ここに説明する種々の手法は種々の無線通信システム、例えば、符号分割多重接続(CDMA)システム、時分割多重接続(TDMA)システム、周波数分割多重接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多重接続(OFDMA)システム、単一搬送波FDMA(SC−FDMA)システム、および他のそのようなシステムに対して用いられる。用語「システム」および「ネットワーク」はここではしばしば互換性を持って用いられる。CDMAシステムはユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、CDMA2000などのような無線技術を実施する。UTRAは広帯域CDMA(W−CDMA)および他のCDMAの変形を含む。さらに、CDMA2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856標準をカバーする。TDMAシステムは広域自動車通信システム(GSM)のような無線技術を実施する。OFDMAシステムは発展型(evolved)UTRA(E−UTRA)、超広帯域移動無線(Ultra Mobile Broadband)(UMB)、IEEE802.11(WiFi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20,フラッシュ−OFDMDなどのような無線技術を実施する。UTRAおよびE−UTRAはユニバ−サル移動通信システム(UMTS)の部分である。3GPP長期発展型(Long Term Evolution)(LTE)は、ダウンリンクでOFDMAを、アップリンクでSC−FDMAを採用する、E−UTRAを用いるもので、近く公開される。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは「第3世代パートナシッププロジェクト」(3GPP)という組織からの文書に記載されている。さらに、CDMA2000およびUMBは「第3世代パートナシッププロジェクト2」(3GPP2)という組織からの文書に記載されている。
種々の態様は多くのデバイス、構成要素、モジュール等を含むシステムを用いて提示されるだろう。種々のシステムが追加のデバイス、構成要素、モジュールなどを含むかもしれないこと、および/または図面に関連して検討するデバイス、構成要素、モジュールその他をすべて含むわけではないことが理解され、認識されるべきである。これらの方法の組合せも用いられる。
次に、図面を参照する。図1は種々の態様に従う無線多重接続通信システムの例示図である。一例において、アクセスポイント100(AP)は複数アンテナグループを含む。図1に例示するように、1つのアンテナグループはアンテナ104および106を含み、別の1つはアンテナ108および110を含み、別の1つはアンテナ112と114を含む。図1には2個のアンテナだけを各アンテナグループに対して示すが、各アンテナグループ対してより多く、またはより少ないアンテナを利用できることが理解されるべきである。別の例において、アクセス端末116(AT)はアンテナ112および114と交信しており、アンテナ112および114は順方向リンク120上でアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118上でアクセス端末116から情報を受信する。付加的におよび/または代替的に、アクセス端末122(AT)はアンテナ106および108と交信しており、アンテナ106および108は順方向リンク126上でアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124上でアクセス端末122から情報を受信する。周波数分割双方向(FDD)システムにおいて、通信リンク118、120、124、および126は通信のために異なる周波数を用いる。例えば、順方向リンク120は逆方向リンク118で用いる周波数と異なる周波数を用いる。
アンテナの各グループおよび/またはアンテナが通信するように設計された領域はアクセスポイントのセクタと呼ばれる。一態様に従って、アンテナグループはアクセスポイント100でカバーされる領域のセクタ内のアクセス端末と通信するように設計される。順方向リンク120および126上の通信において、アクセスポイント100の送信アンテナは異なるアクセス端末116および122への順方向リンクのSN比を改良するためにビームフォーミングを利用する。また、カバレッジ内にランダムに分散されているアクセス端末に送信するためにビームフォーミングを用いるアクセスポイントは、単一アンテナですべてのアクセス端末に送信するアクセスポイントよりも隣接セル内のアクセス端末への干渉をより小さくする。
アクセスポイント、例えばアクセスポイント100は端末と交信するために用いる固定局であり、または、基地局、ノードB、アクセスネットワーク、および/または他の適切な用語でも呼ばれる。さらに、アクセス端末、例えばアクセス端末116または122は移動端末、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、端末、無線端末、および/または、他の適切な用語でも呼ばれる。
図2は、ここに説明する種々の態様に従う無線通信システムにおける例示的な準備されたハンドオーバ動作を例示するブロック図である。一例において、ハンドオーバはブロック図202および204で例示するように、移動デバイス210に対する通信サービスを移動元システム220から移動先システム230へ引き渡すために行われる。さらに、移動元システム220と移動先システム230は同じ無線アクセス技術または異なる技術を利用することができる。
一態様に従って、移動元システム220と移動先システム230が異なる無線技術を利用する場合に移動元システム220から移動先システム230へのアクセスシステム間ハンドオーバは、アクセスシステム間準備無し(例えば基本的ハンドオーバ)で実行されるか、またはアクセスシステム間準備(例えば準備されたハンドオーバ)を用いて実行される。移動元システム220から移動先システムへの準備されたハンドオーバの非限定的な例を図面202および204に例示する。
図面202に、一態様にしたがって例示的無線通信システムにおける移動元システム220から移動先システム230へのハンドオーバに先立つ通信を例示する。図面202に示すように、ハンドオーバが行われる移動デバイス210は移動元システム220とのハンドオーバ前交信を行う。さらに、移動元システム220はハンドオーバ準備のための情報を移動先システム230へ伝達する。図面202には示さないが、移動デバイス210が付加的および/または代替的に移動先システム230へ直接ハンドオーバ準備情報を送るかもしれないことが理解されるべきである。ハンドオーバ準備後に、移動元システム220から移動先システム230へハンドオーバが行われ、その結果、移動デバイス210は図面204で例示するように、移動先システム230とのハンドオーバ後の交信を行うことができる。
移動先システム230のアクセス間ハンドオーバ準備のための種々の手法が存在する。第1の例として、例えば移動デバイス210は移動元システム220および移動先システム230と同時に交信できるように、「二重無線」能力を提供される。そのような例において、移動デバイス210は、認証、認可、および課金(AAA)機能、資源の設定および/またはハンドオーバの他の態様を移動先システム230に準備する。これには移動元システム220への無線リンクを切断する前に、移動先システム230の無線インタフェイスを利用する。このようにして、移動元ネットワーク220から移動先ネットワーク230へユーザセッションをハンドオーバする際のサービス中断時間を最小にできる。しかし、この方法は移動デバイス210の二重無線能力に依存している故、多モード無線能力を有する低価格端末のハードウェアの使用を困難にする。
別の例として、移動デバイス210およびそのセッションに関する情報を移動元システムから移動先システムへ送るために、ハンドオーバに関わる2つのシステム220および230のネットワークインフラストラクチャ要素間にインタフェイスが用意される。その結果、移動デバイス210が移動元システム220との無線リンクを切断し、次いで移動先システム230に接続すると、移動先システムは既に移動デバイス210のセッションを継続するように準備されている。例えば、この方法は3GPPの第2世代(2G)と第3世代(3G)のレガシーシステム間のハンドオーバ動作に使われる。しかし、この方法が、2つの異種ネットワーク220および230であってその各々が相互に情報を伝達するために異なる標準の世代および/または通信技術を利用できるネットワークノードを必要とすることが理解されるだろう。従って、そのような方法は関係するシステム220および230間にかなりの標準化作業を必要とし、主要な設計への影響をシステム220および230双方に影響を与える結果となる。この欠点は、2つの関係するシステム220および230が異なる標準化機関(例えば、3GPP、3GPP2、WiMAXフォーラム、IEEEなど)で規定される場合には、より顕著にさえなる。
上記を考慮すると、ここに説明する種々の態様は少なくとも上記欠点を緩和するアクセス間高速ハンドオーバのための手法を提供する。一態様に従って、移動元システム220および/または移動先システム230に要求される特定の変更を最小にするために、移動先システム230が、移動元システム220を介して移動デバイス210によって準備されることを可能とするハンドオーバ手法が提供される。さらに、移動元システム220に特有の状態情報が移動先システム230へ引き渡されることを防ぐハンドオーバ手法を説明する。
図3は、ここに説明する種々の態様に従うアクセス間高速ハンドオーバのための例示的システム300を例示するブロック図である。一例において、システム300は「単一無線」移動体端末310(例えば、一度に1つの無線システムと交信できる、および/または、動作状態になることができる端末)のためのシームレスなシステム間ハンドオーバを提供するために利用される。一態様に従って、システム300はハンドオーバ動作のために移動元システムの無線リンクを利用して、移動先システム内の宛先ノードが理解するフォーマットになっている信号メッセージを「トンネル」する。例えば、信号メッセージは移動先システムにメッセージを直接送るために利用されるフォーマットで送信される。
システム300で例示される例において、ハンドオーバ動作はLTEアクセス技術に基づく発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)(E−UTRAN)330と非3GPPアクセスシステム320(例えば、3GPP2高速パケットデータ(HRPD)システム)との間で行われる。システム300がE−UTRAN330から非3GPPアクセスシステム320、またはその逆のハンドオーバ動作を容易にすることが理解されるべきである。さらに、システム300に、E−UTRAN330および非3GPPアクセスシステム320を例示しているが、システム300で例示される手法はいかなる適切な無線通信技術に基づく(複数の)ネットワークにも適用できることが理解されるべきである。
一態様に従って、システム300はシステム内モビリティを処理する2つの異なるシステム内のネットワークノード間に簡単で一般的な伝送トンネルを確立することにより、および関係する各システム技術の無線インタフェイス上にレイヤ2(L2)トンネルメカニズムを用意することにより、アクセス間高速ハンドオーバを提供する。システム300で例示される例において、E−UTRAN330に関係するモビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity)(MME)332と非3GPPアクセスシステム320の非3GPPネットワークノード322(例えば、cdma2000基地局制御器またはBSC)との間に、S3*またはS101参照点上に一般的な伝送トンネルが提供される。システム300でさらに例示するように、E−UTRAN330、MME332、および/または非3GPPアクセスシステム320は、サービスするシステムアーキテクチャ発展型(System Architecture Evolution)(SAE)ゲートウェイ334および/またはパケットデータネットワーク(PDN)SAEゲートウェイ336と、それらの間の種々インタフェイスを介して付加的に交信する。一態様に従って、システム300によって単一無線端末の310へ提供されるトンネリングメカニズムはハンドオーバに関わる2つのシステム320および330への影響を最小にしながら、二重無線端末に通常関係するハンドオーバ特性を達成する。
一例において、移動端末310から直接非3GPPアクセスシステム320内の非3GPPネットワークノード322、E−UTRAN330に関係するMME332、および/または関係ネットワーク内のモビリティに責任のある別の適切なネットワークノードへの信号配布のために、L2トンネリングが提供される。あるいはまた、例えば第1のL2トンネルが移動体端末310と、非3GPPアクセスシステム320および/またはE−UTRAN330との間の信号伝送を提供するために利用され、さらに、第2のL2トンネルがネットワーク320および/または330からそれぞれネットワークノード322および/または332へデータを提供するために利用されるように、L2トンネリングが提供される。
さらに、S3*またはS101参照点上のネットワークノード322と332の間のトンネリングが種々の方法で実施される。例えば、移動先システムのためのハンドオーバ準備情報は移動体端末310から移動元システムへ提供される。次に、移動元システムは移動元および/または移動先システムが利用する無線アクセス技術とは独立の限定的に構築されたプロトコルを用いてハンドオーバ準備情報をS3*またはS101トンネルを通じて移動先システムに中継する。あるいはまた、移動端末310は移動先システム用のハンドオーバ準備情報をユーザデータとして移動元システムに伝達する。この情報は次に移動元システムによって提供されるIPの接続性を利用して、移動元システムによって移動先システムへ中継される。
一態様に従って、二重無線端末に対するアクセス間ハンドオーバと遅延の点でほぼ同じハンドオーバ特性を達成する単一無線端末のためのハンドオーバを容易にするために、システム300が利用される。さらに、システム300で例示するハンドオーバ手法が一般的な伝送トンネルのためのサポートだけを必要とすることが理解される。これらのトンネルは以下を含む。すなわち、例えば、移動端末310と、対応するネットワークインフラストラクチャ(例えば3GPP2 HRPDシステムのBSC、サービス一般パケット無線サービス(GPRS)サポートノード(Serving Generic Packet Radio Service(GPRS)Support Node)(SGSN)、3GPPリリース8(Rel−8)もしくはプレリリース8のための3GPPレガシーシステムのSGSN、3GPP Rel−8のMMEなど)内の(複数の)モビリティ管理エンティティ322および/または332との間のL2トンネル、並びに/または2つの関係するシステムの対応するモビリティ管理エンティティ間の一般的IPパケット伝送トンネル。
次に図4を参照して、非3GPPアクセスシステム420からE−UTRAN430へのハンドオーバのためにUE410で起動された例示的資源準備を例示するシステム400の図面を提示する。システム400に例示するように、UE410が非3GPP無線アクセスシステム420に接続され、E−UTRAN430へのハンドオーバ準備が起動されるとき、LTE非アクセス層(NAS)の信号メッセージはUE410と、E−UTRAN430に関係づけられるMME432との間で非3GPP L2トンネルおよびS3*またはS101トンネルを介して交換される。前者のトンネルはUE410から非3GPPアクセスシステム420へのトンネルであり、後者のトンネルは非3GPPアクセスシステム420の非3GPPネットワークノード422からMME432へのトンネルである。一例において、L2トンネリングはUE410からネットワークノード422へ直接に、またはUE410から非3GPPアクセスシステム420へ、次に非3GPPアクセスシステム420からネットワークノード422へのL2トンネルの縦続として、実行される。一態様に従って、NAS信号メッセージは非3GPPアクセスシステム420によってトランスペアレントにE−UTRAN430へ転送される。例えば、非3GPPアクセスシステム420は、E−UTRAN430へ送られるメッセージを解釈する必要がなく、その結果、システム420または430のいずれかへの影響を限定的にする。図4にさらに例示するように、ハンドオーバはサービスSAEゲートウェイ434、および/または、PDN SAEゲートウェイ436によってさらに容易にされる。
同様に図5に、E−UTRAN530から非3GPPアクセスシステム520へのハンドオーバのためにUE510で起動された例示的資源準備を例示するシステム500の図面を提示する。システム500に例示するように、UE510がE−UTRAN530を介して発展型パケットシステム(Evolved Packet System)(EPS)に接続され、非3GPPアクセスシステム520へのハンドオーバ準備が起動されるとき、非3GPP信号メッセージはUE510と、非3GPPシステム520のS3*の端点としてサービスするネットワークノード522との間で、E−UTRAN530に関係するLTE L2トンネルおよびMME552を介して交換される。一例において、L2トンネリングは、UE510からMME532へ直接に、またはUE410からE−TRAN530へ、次にE−UTRAN530からMME532へのL2トンネルの縦続として、実行される。一態様に従って、信号メッセージはE−UTRAN530によって非3GPPシステム520へトランスペアレントに転送される。例えば、E−UTRAN530は非3GPPシステム520に送られるメッセージを解釈する必要がなく、その結果、システム520または530のいずれかへの影響を限定的にする。システム500がさらに例示するように、ハンドオーバはサービスSAEゲートウェイ534、および/または、PDNSAEゲートウェイ536によってさらに容易にされる。
図6に、種々の態様に従う、アクセス間ハンドオーバを容易にするために利用される例示的ネットワークアーキテクチャ600を例示する。一例において、非3GPPアクセスシステム610とE−UTRAN620の間またはその逆のハンドオーバのための資源準備は、システム610と620の間の論理インタフェイスを用いて達成される。3GPP内無線アクセス技術(Radio Access Technology)(RAT)間のハンドオーバにおいて、そのようなインタフェイスは第1のシステムのMMEと第2のシステムのSGSNとの間の参照点S3によって表されることが理解される。同様に、システム600で例示するように、ハンドオーバ準備はE−UTRAN620に関係するMME630と高信頼(trusted)非3GPPアクセスシステム610との間に確立された付加的参照点を通じてハンドオーバ準備を実行する。一例において、この参照点はMMEとSGSNとの間の従来の参照点S3に対応して、S3*で表される。あるいはまた、MME630と非3GPPアクセスシステム610との間の参照点はS101および/または任意の他の適切な用語で表される。
一態様に従って、種々のネットワークエンティティは、付加的におよび/または代替的に、互いにその間にある参照点のセットを通じて交信する。例えば、システム600に例示するように、非3GPPアクセスシステム610は、制御および/またはモビリティサポートのための信号をS2参照点を通じてPDNおよび/またはPDNSAEゲートウェイ650と交信する。別の例において、MME630はS11参照点を通じてサービスSAEゲートウェイと交信する。次に、サービスSAEゲートウェイ640は(ローミングアーキテクチャの場合に)S8b参照点を通じてPDN650と、または(非ローミングアーキテクチャの場合に)S5参照点を通じてPSN SAEゲートウェイ650と交信する。PDNおよび/またはPDN SAEゲートウェイ650は付加的におよび/または代替的に、SGi参照点を通じて1つ以上の外部パケットデータネットワークと交信する。
図7は、種々の態様に従う無線通信システムにおいて実行される例示的ハンドオーバ手順を例示する図面700である。より詳細には、図面700は、非ローミングのシナリオにおいて、高信頼非3GPP IPアクセスから、デュアルスタックモバイルIP(Dual Stack Mobile IP)バージョン6(DSMIPv6)を用いてS2c参照点を通じる3GPPアクセスへの準備されたハンドオーバを例示する。しかし、図面700は特定の例として提供されており、ここに添付された特許請求項の範囲を限定するように意図されていないことが理解されるべきである。
一態様に従って、図面700に例示する通信セッションは非ローミングのシナリオにおいて、DSMIPv6を用いて、高信頼非3GPPアクセスシステム(例えば、3GPP2 HRPDシステム)で始まる。続いて、セッションは準備されたハンドオーバによって3GPPアクセスシステムへハンドオーバする。したがって、図面700の時刻1において、UE702は高信頼非3GPPアクセスシステム704を利用する。さらに、UE702はPDN GW714とのDSMIPv6セッションを有する。次に、時刻2において、UE702は3GPPアクセスシステムを見出し、次に現在用いている高信頼非3GPPアクセスシステム704から、見出された3GPPアクセスシステムへの準備されたハンドオーバを開始する。
時刻2の準備されたハンドオーバの開始後に、時刻3において非3GPPアクセスシステム704と3GPPアクセスシステムに関係するMME708との間のトンネルが、作成されるか、そうでなければS3*または他の適当な参照点を通じて識別される。次に、時刻4において、UE702は非3GPPアクセスシステム704上で接続要求(Attach Request)メッセージを送る。これは次にMME708へのトンネルを介して送られる。次に、時刻5において、MME708はホーム加入者サーバ(HSS)/3GPP AAA716と連絡し、UE702を認証する。一例において、認証手順の一部として、3GPPアクセスで用いる必要があるPDN GW714のIPアドレスがMME708へ搬送される。認証の成功に続いて、時刻6において、MME708はHSS716を用いて位置更新手順を実行する。次に、時刻7において、MME708はサービスGW710を選択し、「デフォルトベアラ要求作成」(Create Default Bearer Request)(国際移動加入者識別(International Mobile Subscriber Identity)(IMSI)、MMEコンテキストID、およびPDN GW IPアドレスを含む)を、選択されたサービスGW710へ送る。
時刻7における「デフォルトベアラ要求作成」に続き、時刻8および9における動作はシステムの実施に依存して変わる。例えば、インターネット技術特別調査委員会(IETF)の実施のために、サービスGW710は、時刻8において、プロキシバインディング更新(BU)を送ることによりPDN GW714に向けてPMIPv6登録手順を開始する。一例において、UE702のネットワークアクセス識別子(NAI)が時刻6における位置更新手順で与えられていない場合、サービスGW710はそれを時刻8において導出する。時刻9において、PDN GW714はプロキシバインディング応答(Proxy Binding Acknowledgement)(Ack)を返し、そのモビリティバインディングを更新する。これは非3GPPアクセスネットワーク704からのDSMIPv6トンネルを、サービスGW710へのPMIPv6トンネルへ効果的に切り替える。PDN GW714は以前にUE702に割り当てられた同じIPアドレスまたはプレフィックスをプロキシバインディング応答(BA)に含める。代替的に、GPRSトンネリングプロトコル(GPRS Tunneling Protocol)(GTP)実施において、サービスGW710は時刻8においてベアラ作成要求(Create Bearer Request)メッセージをPDN GW714へ送る。次に、PDN GW714は、時刻9においてベアラ作成応答(Create Bearer Response)メッセージをサービスGW710へ返す。一例において、ベアラ作成応答は以前にUE702に割り当てられた同じIPアドレスまたはプレフィックスを含める。
時刻8および9で実行された動作に続き、時刻10においてサービスGW710は「デフォルトベアラ作成応答」(Create Default Bearer Response)メッセージをMME708へ返す。一例において、このメッセージはUE702のIPアドレスを含む。さらに、このメッセージはMME708へのバインディングが成功したことの表示として機能する。次に、時刻11において、MME708は接続受入(Attach Accept)メッセージを非3GPPアクセスシステム704を介してUE702へ送る。時刻12において、UE702は非3GPPアクセスシステム704とのリンクを切断し、E−UTRAN移動先アクセスシステム706とのリンクを確立する。時刻13において、3GPPアクセスシステムは無線ベアラ設定手順を開始する。応答で、3GPPアクセスシステムは接続完了(Attach Complete)メッセージを送る。時刻13において、説明した動作を終了すると、ハンドオーバが完了する。ハンドオーバに続いて、UE702は時刻14において、選択的にBUをPDN GW714へ付加的に送り、そのDSMIPv6バインディングを登録解除する。このDSMIPv6バインディングはUE702が非3GPPアクセスシステム704にあった時に作成されたものである。
図8は、種々の態様に従う無線通信システムにおいて実行される例示的ハンドオーバ手順を例示する図面800である。より詳細には、図面800は、非ローミングのシナリオにおいて、3GPPアクセスから高信頼非3GPP IPアクセスへの、DSMIPv6を用いたS2c参照点を通じる、準備されたハンドオーバを例示する。しかし、図面800は特定の例として提供されており、ここに添付された特許請求の範囲を限定するように意図されていないことが理解されるべきである。
一態様に従って、図面800に例示する通信セッションは、S5参照点を通じてプロキシモバイルインターネットプロトコル(Proxy Mobile Internet Protocol)バージョン6(DSMIPv6)またはGTPを用いて、3GPPアクセスシステム(例えばE−UTRAN804)で始まる。代替的に、S5参照点は、(例えば、サービスGW808およびPDN GW814が並置されている場合)、通信セッションで利用されない。セッションは準備されたハンドオーバによって、PMIPv6を用いない高信頼非3GPPアクセスシステム812へハンドオーバされる。ここで、このセッションに対応するUE802は3GPPアクセスシステムで用いていたプレフィックスとは異なるプレフィックスを受信する。次に、UE802は、IPセッションを保持するために同じPDN GW814とのDSMIPv6を開始する。従って、時刻1において、UE802は3GPPアクセスシステムを用い、およびS5インタフェースを通じてサポートされるIPアドレスを有する。時刻2において、UE802は非3GPPアクセス手順を開始することを決定する。一例において、時刻2における決定は種々の要素、例えばUE802のローカルポリシーおよび/または他の適切な要素に基づく。さらに、UE802は時刻2において非3GPPアクセスシステム812への準備されたハンドオーバを開始する。
準備されたハンドオフの開始後に、非3GPPアクセスシステム812とUE802が位置している3GPPアクセスシステムに関係するMME806との間のトンネルが、生成されるか、そうでなければ、S3*もしくは他の適当な参照点を通じて識別される。次に、時刻4において、UE802はE−UTRAN804およびS3*または他の参照点を通じてアクセス認証(Access Authentication)メッセージを送ることによって、非3GPPアクセスシステム812におけるアクセス認証および認可を実行する。次に、3GPP AAAサーバ816は非3GPPシステム812におけるアクセスのためにUE802を認証し、認可する。さらに、移動先システム812は時刻4においてUE802に対してシステム資源および/またはIPアドレスを割り当てる。
時刻5において、UE802はE−UTRAN移動元システム804とのリンクを切断し、非3GPP移動先アクセスシステム812とのリンクを確立する。時刻6において、非3GPPアクセスシステム812は、PMIPv6対応でないことを決定するか、またはそうでなければ、PMIPv6を用いないことを決める。従って、UE802はそれが3GPPアクセスシステムで用いていたIPアドレスとは異なるIPアドレスを得る。結果的に、UE802は時刻6においてIPセッションを保持するためにDSMIPv6手順を開始することをさらに決定する。IPアドレス割当が時刻4において実行される場合、時刻6で説明した動作は省略されることが理解される。
次に、時刻7において、UE802はDSMIPv6 BUメッセージをその気付アドレス(CoA)を登録するためにPDN GW814へ送る。PDN GW814はUE802を認証および認可し、次に、UE802が3GPPアクセスシステムで用いていたIPアドレス(例えば、ホームアドレス)を含むBAを返送する。最終的に、時刻8においてUE802は同じIPアドレスを用いてIPサービスを続ける。
図9乃至11を参照して、ここに記載した種々の態様に従って実行される方法を例示する。説明の簡単さのために、これらの方法は連続する動作として示され、説明されるが、いくつかの動作は1つ以上の態様にしたがって、ここに示され説明された順序とは異なる順序および/または他の動作と同時に実行できる故に、本方法が動作の順序によって限定されないことが理解され認識されるべきである。例えば、当業者は、1つの方法が代替的に状態線図のように一連の相互関連状態またはイベントとして表すことができることを理解し、認識するだろう。さらに、1つ以上の態様にしたがって一方法を実施するために、例示された動作がすべて必要というわけではない。
図9を参照して、無線通信システム(例えば、システム200)の移動先ネットワークへのハンドオーバを管理するための方法900が例示される。方法900は、例えば無線通信ネットワーク(例えば、移動元ネットワーク220)および/または任意の他の適当なネットワークエンティティによって実行されることが理解されるべきである。方法900はブロック902で始まる。ここで、移動先ネットワーク(例えば、移動先ネットワーク230)に関係する信号伝送方法に基づく信号(例えば、移動デバイス210から伝送された信号)が識別される。一例において、ブロック902における信号のために利用される信号伝送方法は、移動先の無線アクセス技術(例えば、LTE、cdma2000など)に基づく。信号は、1つ以上のカプセル化データパケットとして、および/または任意の他の適切な構造で、NASメッセージとして伝達される。
次に、ブロック904において、移動先ネットワークへの通信リンクが確立される。通信リンクはS3*もしくはS101参照点および/または任意の他の適切な参照点を通じて確立される。一例において、通信リンクは移動先ネットワークでのMMEおよび/または別の適切なネットワークノードで終了する。通信リンクはアクセスから独立のプロトコルをさらに利用することがある。例えば、このリンクは一般的IPパケットトランスポートトンネルとして構成される。方法900はブロック906へ進む。906で、移動先ネットワークへのハンドオフが必要であるかどうかが決定される。一例において、ブロック906で肯定的決定に達するまで、ブロック904で移動先ネットワークへの通信リンクの確立を遅らせる。
方法900はブロック908で完結する。908において、移動先ネットワークへのハンドオーバが要求された場合には、ブロック904で確立された通信リンクを用いて、ブロック902で識別された信号を移動先ネットワークへ提供することによって、移動先ネットワークにおいて資源が準備される。一態様に従って、信号は、信号の解釈および/またはあらかじめ実行されるべき他の処理を必要とせずに、トランスペアレントに移動先ネットワークへ提供される。一例において、信号がブロック902で1つ以上のデータパケットとして識別された場合、その信号はブロック908においてIPトランスポートプロトコルを用いて移動先ネットワークへ提供される。
図10に、無線通信システムのハンドオフ動作のための資源準備のための方法1000を例示する。方法1000は例えば無線通信ネットワーク(例えば移動先ネットワーク230)および/または任意の他の適切なネットワークエンティティで実行される。方法1000はブロック1002で始まる。ブロック1002において、移動元システムとの通信トンネルが確立される。一態様に従って、通信トンネルはアクセスから独立のプロトコルに基づく。例えば、通信トンネルは移動元システムからの一般的なIPトランスポートトンネルである。別の例において、このトンネルは移動元ネットワークのMMEおよび/または別の適切なノードと確立される。
次に、ブロック1004において、ブロック1002で確立された通信トンネルを介して、移動元システムから中継信号(最初UEによって伝達された信号)が受信される。一例において、ブロック1004で受信された中継信号は、方法1000を実行しているエンティティが利用する無線アクセス技術に、それが移動元システムによって用いられる無線アクセス技術であっても、基づく。方法1000はブロック1006で完結する。ブロック1006において、通信のための資源がブロック1004で受信された信号に基づいて準備される。
図11は、第1のネットワーク(例えば、移動元ネットワーク220)から第2のネットワーク(例えば、移動先ネットワーク230)へのハンドオーバを準備するための方法1100を例示するフロー図である。方法1100が、例えば移動端末(例えば、移動デバイス210)および/または任意の他の適切なネットワークエンティティによって実行されることが理解されるべきである。方法1100はブロック1102で始まる。ブロック1102において第1のアクセス方法を用いて第1のネットワークとの通信が確立される。次に、ブロック1104において、第1のネットワークから第2のアクセス方法を利用する第2のネットワークへの通信サービスにおける必要な変更が識別される。一例において、第1および第2のアクセス方法は互いに異種である。例えば、最初のアクセス法は非3GPPアクセスに基づき、第2のアクセス方法は3GPP LTEに、またはその逆に基づく。
方法1100はブロック1106で完結する。ブロック1106において、資源は、第2のアクセス方法に基づきかつ第2のネットワークに送られる第1のネットワークへの信号を伝達することにより、第2のネットワークにおいて準備される。一例において、ブロック1106における伝達は第2のネットワークへの次に転送するために第1のネットワークにおけるMMEへ信号を提供することによって行われる。別の例において、信号は1つ以上のL2トンネルを用いて伝達される。一般的IPパケット転送手法を用いて信号の転送を容易にするために、付加的および/または代替的に、伝達に先立って信号がデータパケットとしてカプセル化される。
次に図12を参照して、ここに説明する種々の態様が機能する例示的無線通信システム1200を例示するブロック図を示す。一例において、システム1200は、送信機システム1210および受信機システム1250を含む複数入力複数出力(MIMO)システムである。しかし、送信機システム1210および/または受信機システム1250は、例えば(例えば基地局の)複数送信アンテナが1つ以上のシンボルストリームを単一のアンテナデバイス(例えば移動局)へ送信する複数入力単一出力システムにも適用される。さらに、ここに説明する送信機システム1210および/または受信機システム1250の態様が単一出力単一入力アンテナシステムと一緒に利用されるだろうことが理解されるべきである。
一態様に従って、送信機システム1210において、多くのデータストリームに対するトラヒックデータがデータ源1212から送信(TX)データプロセッサ1214へ出力される。一例において、各データストリームはそれぞれの送信アンテナ1224を介して送信される。さらに、TXデータプロセッサ1214は各データストリ−ムについてトラヒックデータをフォーマットし符号化しインタリーブする。これらは符号化データを提供するために、それぞれのデータストリームに対して選択された特定の符号化方式に基づいて行われる。一例において、各データストリームに対する符号化データは次にOFDM手法を用いてパイロットデータと多重化される。このパイロットデータは例えば既知の方法で処理される既知のデータパターンである。さらに、受信機システム1250においてチャネル応答を推定するためにパイロットデータを用いる。送信機システム1210に戻り、各データストリームに対する多重化されたパイロットおよび符号化データは、変調シンボルを出力するためにそれぞれのデータストリームに対して選択された特定の変調方式(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(すなわちシンボルマッピング)される。一例において、各データストリームに対するデータレート、符号化および変調はプロセッサ1230によって実行される命令、および/または提供される命令によって決定される。
次に、すべてのデータストリームの変調シンボルは(例えば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理するTXプロセッサ1220に出力される。TX MIMOプロセッサ1220は、次にN個の変調シンボルストリームをN個の送受信機1222a乃至1222tへ出力する。一例において、各送受信機1222は1つ以上のアナログ信号を出力するために、それぞれのシンボルストリームを受信し処理する。次に各送受信機1222はMIMOチャネル上での送信に適した変調信号を出力するためにアナログ信号をさらに調整する(例えば増幅し、フィルタリングしおよびアップコンバージョンする)。従って、送受信機1222a乃至1222tからの変調信号はN個のアンテナ1224a乃至1224tからそれぞれ送信される。
別の態様に従って、送信された変調信号は受信機システム1250においてNR個のアンテナ1252a乃至1252rによって受信される。各アンテナ1252からの受信信号は次にそれぞれの送受信機1254へ出力される。一例において、各送受信機1254はそれぞれの受信信号を調整し(例えば、フィルタリングし、増幅し、およびダウンコンバージョン)、サンプルを出力するために調整した信号をディジタル化し、次に、そのサンプルを処理して対応する「受信」シンボルストリームを出力する。RX MIMO/データプロセッサ1260は次にN個の「検出」シンボルストリームを出力するために、特定の受信機処理手法に基づいて、NR個の送受信機1254からのNR個の受信シンボルストリームを入力し処理する。一例において、各検出シンボルストリームは対応するデータストリームに対して送信された変調シンボルの推定値であるシンボルを含む。次に、RXプロセッサ1260は復調、デインタリービングおよび復号することによって各検出シンボルストリームの少なくとも一部を処理し、対応するデータストリームに対するトラヒックデータを復元する。このように、RXプロセッサ1260による処理は、送信機システム1210においてTX MIMOプロセッサ1220およびTXデータプロセッサ1214によって実行されたことと相補的である。RXプロセッサ1260は処理されたシンボルストリームをデータシンク1264へさらに出力する。
一態様に従って、RXプロセッサ1260で生成されたチャネル応答推定値は、受信機において空間/時間処理を実行し、電力レベルを調整し、変調速度または方式を変更するために、および/または他の適当な動作のために用いられる。付加的に、RXプロセッサ1260は例えば検出されたシンボルストリームの信号対雑音干渉比(SNR)のようなチャネル特性をさらに推定する。次にRXプロセッサ1260は推定されたチャネル特性をプロセッサ1270へ出力する。一例において、RXプロセッサ1260および/または1270はシステムの「動作」SNRの推定値をさらに導出する。次に、プロセッサ1270は、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する情報を含むチャネル状態情報(CSI)を出力する。この情報は例えば動作SNRを含む。次に、CSIはTXデータプロセッサ1218によって処理され、変調器1280によって変調され、送受信機1254a乃至1254rによって調整され、さらに送信機システム1210へ返送される。さらに、受信機システム1250のデータ源1216はTXデータプロセッサ1218によって処理されるべき追加データを出力する。
送信機システム1210に戻り、受信機システム1250からの変調信号はアンテナ1224で受信され、送受信機1222で調整され、復調器1240で復調され、さらにRXデータプロセッサ1242によって処理され、受信機システム1250によって報告されたCSIを復元する。一例において、報告されたCSIはプロセッサ1230へ出力され、1つ以上のデータストリームに用いられることになる符号化および変調方式と同様にデータレートを決定するために用いられる。この決定された符号化および変調方式は、次に量子化および/または後の受信機システム1250への送信に用いるために、送受信機1222へ出力される。付加的および/または代替的に、報告されたCSIはTXデータプロセッサ1214およびTXMIMOプロセッサ1220のための種々の制御を生成するためにプロセッサ1230によって用いられる。別の例において、CSIおよび/またはRXデータプロセッサによって処理された他の情報はデータシンク1244へ出力される。
一例において、送信機システム1210のプロセッサ1230、および受信機システム1250プロセッサ1270はそれぞれのシステムにおける動作を指示する。さらに、送信機システム1210のメモリー1232および受信機システム1250のメモリー1272は、プロセッサ1230および1270によってそれぞれ用いられるプログラムコードおよびデータのための格納を提供する。さらに、受信機システム1250において、NT個の送信シンボルストリームを検出するためのNR個の受信信号を処理するために種々の処理手法が用いられる。これらの受信機処理手法は等化手法とも呼ばれる空間的および空間時間受信機処理手法を含み、および/または「逐次干渉消去」または「逐次消去」受信機処理手法とも呼ばれる「逐次ヌリング/等化および干渉消去」受信機処理手法を含む。
図13は、ここに説明する種々の態様に従って、無線通信方式におけるハンドオフ動作の管理を容易にするシステム1300のブロック図である。一例において、システム1300は基地局またはアクセスポイント1302を含む。例示されるように、アクセスポイント1302は1つ以上のアクセス端末1304から1つ以上の受信(Rx)アンテナ1306を介して(複数の)信号を受信し、1つ以上のアクセス端末1304へ1つ以上の送信(Tx)アンテナ1308を介して送信する。
さらに、アクセスポイント1302は(複数の)受信アンテナ1306から情報を入力する受信機1310を含む。一例において、受信機1310は受信情報を復調する復調器(Demod)1312に動作的に関係づけられる。復調シンボルは次にプロセッサ1314で解析される。プロセッサ1314はメモリー1316と接続される。このメモリーはコード群、アクセス端末割当、それらに関連するルックアップテーブル、一意のスクランブルシーケンス、および/または他の適切な形式の情報を格納する。一例において、アクセスポイント1302は方法900、1000、および/または、他の同様で適切な方法を実行するためにプロセッサ1314を採用する。アクセスポイント1302は、(複数の)送信アンテナ1308を通じて送信機1320で送信するために信号を多重化する変調器1318も含む。
図14は、ここに説明する種々の態様に従って、無線通信方式におけるハンドオーバの管理を容易にするシステム1400のブロック図である。一例において、システム1400は端末またはユーザ機器(UE)1402を含む。例示されるように、UE1402は、1つ以上のアンテナ1408を介して、1つ以上のノードB1404から(複数の)信号を受信し、1つ以上のノードB1404へ送信する。さらに、UE1402は(複数の)アンテナ1408から情報を入力する受信機1410を含む。一例において、受信機1410は受信情報を復調する復調器(Demod)1412に動作的に関係づけられる。復調シンボルは次にプロセッサ1414で解析される。プロセッサ1414はメモリー1416と接続される。このメモリーはUE1402関連するデータおよび/またはプログラムコードを格納する。さらに、UE1402は方法1100および/または他の同様で適切な方法を実行するためにプロセッサ1414を採用する。UE1402は(複数の)送信アンテナ1408を通じて送信機1420で送信するために信号を多重化する変調器1418も含む。
図15は無線通信方式(例えば、システム200)においてハンドオフの準備および管理を容易にする装置1500を例示する。装置1500が機能ブロックを含んでいるとして表されており、これらがプロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(例えば、ファームウェア)によって実施される機能を表す機能ブロックでもよいということが理解されるべきである。装置1500はアクセスポイント(例えば、移動元システム220)および/または任意の他の適切なネットワークエンティティで実施され、また、移動先ネットワークのアクセス方法に基づいてUEからの信号を受信するためのモジュール1502と、UEに対する通信サービスが移動先ネットワークに引き渡されることになっているかどうかを決定するためのモジュール1504と、肯定的決定のときは移動先ネットワークの資源の準備を容易にするために受信信号を移動先ネットワークへトンネリングするためのモジュール1506とを含む。
図16に、移動元システムからのハンドオーバのための資源準備を容易にする装置1600を例示する。装置1600が機能ブロックを含んでいるとして表されており、これらがプロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(例えば、ファームウェア)によって実施される機能を表す機能ブロックでもよいということが理解されるべきである。装置1600はアクセスポイント(例えば、移動先システム230)および/または任意の他の適切なネットワークエンティティで実施され、また、移動元システムとの通信リンクのための資源を確立するためのモジュール1602と、その通信リンク上で移動元システムを介して端末から情報を受信するためのモジュール1604と、受信情報に基づいて端末と交信するための資源を確立するためのモジュール1606とを含む。
図17に、無線通信システムにおけるハンドオーバのためのアクセス間システム準備を容易にする装置1700を例示する。装置1700が機能ブロックを含んでいるとして表されており、これらは、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(例えば、ファームウェア)によって実施される機能を表す機能ブロックでもよい、ということが理解されるべきである。装置1700はアクセス端末(例えば、移動デバイス210)および/または任意の他の適切なネットワークエンティティで実施され、また、第1の通信方法を用いて第1のシステムと交信するためのモジュール1702と、第2の通信方法を利用して第2のシステムを識別するためのモジュール1704と、第2のシステムへ送られる設定情報を提供することにより、および第2の通信方法を第1のシステムに利用することにより通信サービスを第2のシステムへ変更するための資源を準備するためのモジュール1706とを含む。
ここに説明した態様がハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはそれらの任意の組合せによって実施されることが理解されるべきである。システムおよび/または方法がソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアもしくはマイクロコード、プログラムコードもしくはコードセグメントで実施される場合、それらは記憶部品のような機械可読媒体に格納される。コードセグメントはプロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令の任意の組合せ、データ構造、またはプログラムステートメントを表す。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリー内容を通過させおよび/または入力することによって、他のコードセグメントまたはハードウェア回路と結合される。情報、引数、パラメータ、データ等はメモリー共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク伝送等を含む任意の適当な手段を用いて通過され転送されまたは送信される。
ソフトウェアの実施において、ここに説明した技術は、ここに説明した機能を実行するモジュール(例えば、プロシージャ、関数など)で実施されるかもしれない。ソフトウェアコードはメモリーユニットに格納され、プロセッサによって実行されるかもしれない。メモリーユニットはプロセッサの内部でまたはプロセッサの外部で実施される。後者の場合、当業者に既知の種々の手段を介して通信的にプロセッサに接続される。
上で説明してきたことは1つ以上の態様の例を含む。上述の態様を説明する目的で、構成要素または方法の考えうる全ての組合せを説明することが可能でないことは当然であるが、通常の当業者は種々の態様の多くの更なる組合せおよび置き換えが可能であることを認めるだろう。従って、説明した態様は添付された請求項の精神と範囲の中にあるそのようなすべての変更、修正、および変形を包含するように意図されている。さらに、用語「含む」が詳細な説明または請求項のいずれかで用いられていれば、そのような用語は、用語「備えた」にいわば類似して、包含的であることが意図されている。「備えた」は、用いられると、請求項内の移行句として解釈されるからである。さらに、用語「または」、「もしくは」は、詳細な説明または請求項で用いられていれば、「非排他的論理和」を意味する。

Claims (51)

  1. 無線通信方式におけるハンドオーバを管理するための方法であって、
    移動先ネットワークに関係づけられた信号伝送方法に基づいて、伝送された信号を識別することと;
    前記移動先ネットワークへの通信リンクを確立することと;
    前記確立された通信リンクを用いて前記識別された信号を提供することにより、前記移動先ネットワークへのハンドオーバのための資源を準備することと;
    を備えた方法。
  2. 前記準備することは、前記識別された信号を、前記移動先ネットワークに関係づけられた前記信号伝送方法と独立しているプロトコルを用いて提供することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記識別することは、前記移動先ネットワークに送られ、かつ1つ以上のデータパケットとしてカプセル化された、伝送された信号を識別することを備え、前記準備することは、前記1つ以上のデータパケットを前記移動先ネットワークへ転送することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記準備することは、前記確立された通信リンクを用いて、前記移動先ネットワークにおけるモビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity)(MME)へ信号を提供することを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記確立することは、前記移動先ネットワークの前記信号伝送方法とは独立の一般的インターネットプロトコル(IP)トランスポートプロトコルに基づいて前記移動先ネットワークへの通信リンクを確立することを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記識別することは、1つ以上の非アクセス層(Non−Access Stratum)(NAS)の信号メッセージを識別することを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記確立することは、
    前記移動先ネットワークへのハンドオーバが要求されているかどうかを決定することと;
    肯定的決定がされると、前記移動先ネットワークへの通信リンクを確立することと;
    を備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記識別することは、レイヤ2(L2)通信トンネルで伝送される信号を識別することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 移動先システムおよび前記移動先システムに関係づけられた無線アクセスプロトコルに関するデータを格納するメモリーと;
    前記移動先システムに関係づけられた前記無線アクセスプロトコルを利用して、伝達された1つ以上のメッセージを識別するように構成され、かつ、前記識別されたメッセージを前記移動先システムへトンネリングすることによって、前記移動先システムへのハンドオーバのための資源を準備するように構成されたプロセッサと;
    を備えた無線通信装置。
  10. 前記プロセッサは、前記移動先システムに関係づけられた前記無線アクセスプロトコルとは異種でかつ前記無線通信装置に関係づけられた無線アクセスプロトコルとも異種のプロトコルを用いて、前記識別されたメッセージを前記移動先システムへトンネリングするようにさらに構成された、請求項9に記載の無線通信装置。
  11. 前記プロセッサは、それぞれのデータパケットで提供された1つ以上のメッセージを識別するように構成され、かつ、前記データパケットをインターネットプロトコル(IP)信号伝送を利用して前記移動先ネットワークへトンネリングするようにさらに構成された、請求項9に記載の無線通信装置。
  12. 前記プロセッサは、前記識別されたメッセージを前記移動先システムにおけるモビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity)(MME)へトンネリングするようにさらに構成された、請求項9に記載の無線通信装置。
  13. 前記プロセッサは、前記移動先システムに関係づけられた前記無線アクセスプロトコルとは独立の、前記移動先システムとの一般的IPトンネルを確立するようにさらに構成された、請求項9に記載の無線通信装置。
  14. 前記プロセッサは、前記移動先システムへのハンドオーバが要求されているという決定がされると、前記移動先システムとのトンネルを確立するようにさらに構成された、請求項9に記載の無線通信装置。
  15. 前記メモリーは、1つ以上の非アクセス層(Non−Access Stratum)(NAS)の信号メッセージに関するデータを格納する、請求項9に記載の無線通信装置。
  16. 前記プロセッサは、レイヤ2(L2)トンネルで伝送される1つ以上の信号を識別するように構成された、請求項9に記載の無線通信装置。
  17. 無線通信システムにおいて、ハンドオフの準備と管理を容易にする装置であって、
    移動先ネットワークのアクセス方法に基づいて信号を受信するための手段と;
    通信サービスが前記移動先ネットワークに引き渡されることになっているかどうかを決定するための手段と;
    肯定的決定がされると、資源の準備を容易にするために前記受信信号を前記移動先ネットワークへトンネリングするための手段と;
    を備えた装置。
  18. 計算機可読媒体を有する計算機プログラム製品であって、前記計算機可読媒体は、
    第1の通信プロトコルを識別するためのコードと;
    前記第1の通信プロトコルとは異種であり、通信サービスが引き渡されることになっているネットワークに関係づけられた第2の通信プロトコルを識別するためのコードと;
    前記第2の通信プロトコルに従って、フォーマットされた信号を受信するためのコードと;
    受信された信号を、通信サービスが確立されることになっている前記ネットワークへトンネリングするためのコードと;
    を備えた、計算機プログラム製品。
  19. 準備されたハンドオーバを管理するための計算機実行可能命令を実行する集積回路であって、前記命令は、
    移動先ネットワークに関係づけられたアクセス方法に基づいて1つ以上の非アクセス層(Non−Access Stratum)(NAS)の信号メッセージを識別することと;
    前記移動先ネットワークとの通信トンネルを確立することと;
    前記識別されたNAS信号メッセージを前記確立された通信トンネルを用いて前記移動先ネットワークへ提供することにより、前記移動先ネットワークへのハンドオーバのための資源を準備することと;
    を備えた、集積回路。
  20. 通信のための資源を準備するための方法であって、
    移動元ネットワークとの通信リンクを確立することと;
    前記移動元ネットワークから前記通信リンクを介して最初に伝達された、中継された信号を受信することと;
    前記受信された信号に基づいて通信のための資源を準備することと;
    を備えた方法。
  21. 前記確立することは、前記移動元ネットワークとの一般的インターネットプロトコル(IP)パケットトランスポートトンネルを確立することを備える、請求項20に記載の方法。
  22. 前記移動元ネットワークは、発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)(E−UTRAN)である、請求項20に記載の方法。
  23. 前記受信することは、前記移動元ネットワークにおけるモビリティ管理エンティティ(MME)からの中継された信号を受信することを備える、請求項22に記載の方法。
  24. 前記受信することは、前記移動元ネットワークに関係づけられたプロトコルとは独立のプロトコルを用いて、前記中継された信号を受信することを備える、請求項20に記載の方法。
  25. 前記中継された信号は、1つ以上の非アクセス層(Non−Access Stratum)(NAS)の信号メッセージを備える、請求項20に記載の方法。
  26. 基地局との通信トンネルおよびシステムアクセス方法に関するデータを格納するメモリーと;
    前記メモリーに格納されたシステムアクセス方法を利用し、および前記通信トンネルを通じて前記基地局から無線通信装置に送られる信号を受信するように構成されたプロセッサと;
    を備えた無線通信装置。
  27. 前記プロセッサは、前記受信信号に基づいて、前記基地局からのハンドオーバに従って通信用資源を準備するようにさらに構成された、請求項26に記載の無線通信装置。
  28. 前記プロセッサは、前記基地局に関係づけられたシステムアクセス方法とは独立した、前記基地局との一般的インターネットプロトコル(IP)トランスポートトンネルを確立するようにさらに構成された、請求項26に記載の無線通信装置。
  29. 前記基地局は、発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)(E−UTRAN)である、請求項26に記載の無線通信装置。
  30. 前記プロセッサは、前記基地局におけるモビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity)(MME)から、前記通信トンネルを通じて信号を受信するようにさらに構成された、請求項26に記載の無線通信装置。
  31. 前記プロセッサは、前記メモリーに格納された前記システムアクセス方法および前記基地局に関係づけられたシステムアクセス方法から独立した通信方法を用いて、前記通信トンネルを通じて前記基地局と交信するようにさらに構成された、請求項26に記載の無線通信装置。
  32. 前記プロセッサは、前記基地局との前記通信トンネルを介して1つ以上の非アクセス層(Non−Access Stratum)(NAS)信号メッセージを受信するようにさらに構成された、請求項26に記載の無線通信装置。
  33. ハンドオーバのための資源準備を容易にする装置であって、
    移動元システムとの通信リンクのための資源を確立するための手段と;
    前記移動元システムを介して前記通信リンクで情報を受信するための手段と;
    前記受信された情報に基づいて通信のための資源を確立するための手段と;
    を備えた装置。
  34. 計算機可読媒体を有する計算機プログラム製品であって、前記計算機可読媒体は、
    移動元ネットワークからの通信サービスのハンドオーバに関係する、前記移動元ネットワークとの通信トンネルに対応する資源を確立するためのコードと;
    前記通信トンネルを通じて前記移動元ネットワークによって中継された1つ以上の信号メッセージを識別するためのコードと;
    前記識別された信号メッセージに基づいて通信のための資源を準備するためのコードと;
    を備えた、計算機プログラム製品。
  35. 通信サービスのハンドオーバを準備するための計算機実行可能命令を実行する集積回路であって、前記命令は、
    通信システムとのインタフェイス上のトンネルに対応する通信資源を割り当てることと;
    前記通信システムとのトンネルを介して1つ以上のハンドオーバ準備メッセージを受信することと;
    前記受信メッセージに基づいて前記通信システムからのハンドオーバのための資源を準備すること;
    を備えた、集積回路。
  36. 第1のネットワークから第2のネットワークへのハンドオーバを準備するための方法であって、
    第1のアクセス方法を用いて第1のネットワークとの通信を確立することと;
    前記第1のネットワークから、前記第1のアクセス方法とは異種の第2のアクセス方法を利用する第2のネットワークへの、通信サービスの要求される変更を識別することと;
    前記第2のアクセス方法に基づきかつ前記第2のネットワークに送られる、前記第1のネットワークへの通信信号によって、前記第2のネットワークにおいて資源を準備することと;
    を備えた方法。
  37. 前記準備することは、レイヤ2(L2)のトンネルを通じて前記第1のネットワークへ信号を伝達することを備える、請求項36に記載の方法。
  38. 前記第1のネットワークは、発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)(E−UTRAN)を備え、前記準備することは、前記第1のネットワークにおけるモビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity)(MME)へ信号を伝達することをさらに備える、請求項36に記載の方法。
  39. 前記MMEへ信号を伝達することは、L2トンネルで前記MMEへ信号を伝達することを備える、請求項38に記載の方法。
  40. 前記MMEへ信号を伝達することは、前記第1のネットワークにおける前記E−UTRANへの信号を、続いて第2のL2トンネルで前記MMEへ転送するための第1のL2トンネルで伝達することを備える、請求項38に記載の方法。
  41. 前記準備することは、
    前記第2のアクセス方法に基づいておりかつ前記第2のネットワークへ送られる信号をそれぞれのデータパケット内にカプセル化することと;
    前記それぞれのデータパケットを前記第1のネットワークへ伝達すること;
    を備える、請求項36に記載の方法。
  42. 前記第2のネットワークにおいて資源が準備されると、前記第2のネットワークとの交信を確立することをさらに備えた、請求項36に記載の方法。
  43. 第1のシステム、前記第1のシステムによって利用される第1の無線アクセス方法、第2のシステム、および前記第2のシステムによって利用される第2の無線アクセス方法に関するデータを格納するメモリーと;
    前記第1のシステムから前記第2のシステムへの必要なハンドオーバを識別するように構成され、かつ、前記第2の無線アクセス方法を利用し、前記第2のシステムへ送られるハンドオーバ準備信号を前記第1のシステムへ伝達することによって、前記第2のシステムへのハンドオーバのための資源を準備するように構成されたプロセッサと;
    を備えた無線通信装置。
  44. 前記プロセッサは、ハンドオーバ準備信号を前記第1のシステムにおけるモビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity)(MME)へ伝達するようにさらに構成された、請求項43に記載の無線通信装置。
  45. 前記プロセッサは、前記MMEへのハンドオーバ準備信号をレイヤ2(L2)トンネルを通じて前記MMEへ伝達するようにさらに構成された、請求項44の無線通信装置。
  46. 前記プロセッサは、前記ハンドオーバ準備信号を、第1のL2トンネルを通じて、続いて第2のL2トンネルを通じて前記MMEへトンネリングするために、前記第1のシステムへ伝達するようにさらに構成された、請求項44に記載の無線通信装置。
  47. 前記プロセッサは、前記ハンドオーバ準備信号を1つ以上のデータパケットとして前記第1のシステムへ伝達するようにさらに構成された、請求項43に記載の無線通信装置。
  48. 前記プロセッサは、前記第2のシステムへのハンドオーバのための資源が準備されると、前記第2のシステムとの交信を確立するようにさらに構成された、請求項43に記載の無線通信装置。
  49. ハンドオーバのためのアクセスシステム間準備を容易にする装置であって、
    第1の通信方法を用いて移動元システムと交信するための手段と;
    第2の通信方法を用いて移動先システムを識別するための手段と;
    前記第2のシステムへ送られる設定情報を提供し、かつ前記第2の通信方法を第1のシステムに利用することによって、前記移動元システムから前記移動先システムへの通信サービスの変更のための資源を準備するための手段と;
    を備えた装置。
  50. 計算機可読媒体を有する計算機プログラム製品であって、前記計算機可読媒体は、
    移動元通信ネットワークから移動先通信ネットワークへの必要なハンドオフと、移動先通信ネットワークによって利用されるアクセス形式とを識別するためのコードと;
    前記移動先通信ネットワークへ送られ、かつ移動先通信ネットワークによって利用されるアクセス形式を移動元ネットワークに対して利用する設定情報を提供することによって、前記移動先通信ネットワークにおける資源を準備するためのコードと;
    を備えた、計算機プログラム製品。
  51. 無線通信方式におけるハンドオーバ準備のための計算機実行可能命令を実行する集積回路であって、前記命令は、
    第1のシステムとの通信を確立することと;
    第2のシステムと前記第2のシステムに関係づけられた通信プロトコルとを識別することと;
    前記第2のシステムにおいて、前記第2のシステムへのハンドオーバのための資源を、前記第2のシステムに関係づけられた通信プロトコルを用いて、前記第1のシステムへ信号をトンネリングすることにより準備することと;
    を備えた、集積回路。
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