JP2010530093A - データ可視化 - Google Patents
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Abstract
データ可視化を提供することができる。最初に、データセルを表示することができる。そのあと、データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信することができる。複数のサブセルに対応するデータの総計はデータセルに対応する値に等しくすることができる。次に、複数のサブセルの中のサブセルの数を決定することができる。そのあと、複数のサブセルの中の決定されたサブセルの数があらかじめ決めた値より大であるとき複数のサブセルに対応するデータのグラフィカル表現を表示することができる。グラフィカル表現はデータセルの個所に表示することができる。次に、ユーザ選択可能エレメントがグラフィカル表現の上をホーバリングしているとき複数のサブセルに対応する情報を表示することができる。
Description
ビジネスインテリジェンス(business intelligence-BI)は、ビジネスオペレションに関するデータおよび情報を収集し、そのデータおよび情報へのアクセスを提供し、そのデータおよび情報を分析するために使用されるアプリケーションおよびテクノロジのことを指すビジネス管理用語である。ビジネスインテリジェンスシステムは、企業がセールス、プロダクション、内部オペレーションに関するメトリックスといった、自社ビジネスに影響するファクタのより包括的な知識を得るのを支援することができると共に、企業がより優れたビジネス決定を行なうのを支援することができる。
ビジネスインテリジェンスアプリケーションとテクノロジは、組織が多くの情報を得た上でビジネス決定を行なうのを可能にするため、企業に競争上の優位を与えることがある。例えば、企業はビジネスインテリジェンスアプリケーションまたはテクノロジを使用すると、外部環境におけるインジケータから情報を推定し、そのセクタにおける将来のトレンドを予測することができる。ビジネスインテリジェンスは情報のタイムリ性と品質の向上のために使用され、経営者が競争会社と対比した自社の地位を把握するのを容易にしている。
ビジネスインテリジェンスアプリケーションおよびテクノロジは、企業が次に挙げたもの、すなわち、マーケットシェアのトレンドの変化、顧客の行動と消費パターンの変化、顧客の好み、企業能力およびマーケット条件を分析するのを支援することができる。ビジネスインテリジェンスを使用すると、アナリストおよび経営者は、どのような調整が最もトレンドに影響する可能性があるかを判断することができる。
この要約説明は、以下の詳細説明の個所で詳しく説明されている概念のいくつかを選んで簡単に紹介したものである。この要約説明は、請求項に記載の主題のキーとなる特徴または基本的特徴を特定するものではなく、また請求項に記載の主題の範囲を限定するものでもない。
データ可視化(data visualization)を提供することができる。最初に、データセルを表示することができる。そのあと、データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信することができる。複数のサブセルに対応するデータの総計はデータセルに対応する値に等しくすることができる。次に、複数のサブセルの中のサブセルの数を決定することができる。そのあと、複数のサブセルの中の決定したサブセルの数があらかじめ決めた値より大であるとき複数のサブセルに対応するデータのグラフィカル表現を表示することができる。このグラフィカル表現はデータセルの個所に表示することができる。次に、ユーザ選択可能エレメントがグラフィカル表現の上をホーバリング(hovering)しているとき複数のサブセルに対応する情報を表示することができる。
上述した概要説明と下述する詳細説明の双方には、例が示されているが、これらは単なる説明の便宜上のものである。従って、上述した概要説明と下述する詳細説明は限定的なものではない。さらに、本明細書に記載されているもののほかに、特徴またはその変種が提供されている。例えば、実施形態は、詳細説明に記載されている種々の特徴の組み合わせおよび二次的組み合わせを目的としている。
本明細書と一体となって、その一部を構成する添付図面は、本発明の種々実施形態を例示している。添付図面において、
以下の詳細説明は添付図面を参照している。可能な限り、同一または類似エレメントを指すために同じ参照符号が図面および以下の説明の中で使用されている。本発明の実施形態が説明されているが、改良、適応およびその他の実施形態が可能である。例えば、図面に図示のエレメントに対し置換、追加、または変更を行なうことが可能であり、本明細書に記載した方法はステージを置換し、並べ替えることによって、あるいは開示方法にステージを追加することによって変更が可能である。従って、以下の詳細説明は本発明を限定するものではない。その代わりに、本発明の正しい範囲は請求項に明確化されている。
図1は、BIアプリケーションの出力を示す図である。ユーザがデータセットを通り抜けるようにナビゲートするとき、ユーザは大多数のデータポイントに「ドリルダウン(drill down)」することができる。これらのデータポイントが連続時間メンバ(例えば、12ヶ月のデータ)のグループであるとき、従来のシステムはこれらの12ヶ月を数値で示している。このことは、12ヶ月を数値で表示するためにコンピュータスクリーン上に大量のスペースが必要になるため、ユーザが数値のトレンドを理解する上で役立っていない。
本発明の実施形態によれば、ある種の次元をナビゲートするときデータカラムの可視化を自動的に変化させることができる。例えば、ユーザが「大きな」連続時間データセット内をナビゲートするとき、本発明の実施形態によれば、データは離散的カラムではなく「スパークライン(sparkline)」として表示されることがある。スパークラインは、データを時系列で表示する効果的な方法になることがある。その結果、本発明の実施形態によれば、小さなデータセットからある種の大きなデータセットに移るようにナビゲートするとき他のタイプの可視化が表示されることがある。例えば、本発明の実施形態によれば、時間次元がナビゲートされるときスパークラインが表示されることがある。
図2は、データ可視化を提供するための本発明の実施形態による方法200に関与する全体的ステージを示すフローチャートである。方法200は、図4を参照して以下に詳しく説明されているように、コンピューティングデバイス400を使用して実現することができる。方法200のステージを実現する方法は、以下に詳しく説明されている。方法200は開始ブロック205から開始し、そこからステージ210に進み、そこでコンピューティングデバイス400はデータセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信することができる。例として、ユーザは、例えば、ディスプレイデバイス(例:下述する出力デバイス414)に表示される第1スクリーン100上に示される第1売上額カラム105と第2売上額カラム110を見ることができる。カラム105の売上額の詳細を見るには(例えば、「ドリルダウン(drill down)して」)、ユーザはツールバー(図示せず)から第1ウィンドウ115を選択することができる(例えば、下述する入力デバイス412を使用して)。第1ウィンドウ115が表示されたあと、ユーザはカラム105に示されたデータに「ドリルダウン」するために第1ユーザ選択可能エレメント120を選択することができる。この第1ユーザ選択可能エレメント120が選択されると、これに応答して、コンピューティングデバイス400は第2ウィンドウ125を表示することができる。第2ウィンドウ125から、ユーザは、例えば、第2ユーザ選択可能エレメント130を選択することにより、第1売上額カラム105からのデータを四半期の粒度(quarterly granularity)で見ることを選択することができる。
ステージ210においてコンピューティングデバイス400はデータセルを複数のデータセルに展開するリクエストを受信し、そこから方法200はステージ220に進むことができ、そこでコンピューティングデバイス400は複数のサブセルの中のサブセルの数を決定することができる。例えば、ユーザは上述したように第2選択可能エレメント130を選択することによって四半期の粒度を選択することができる。選択した粒度は四半期であるので、第1売上額カラム105内のセルの各々の中のデータは、コンピューティングデバイス400によって4個の別々のセルに細分化されているはずであり、各セルはそれぞれセールスが行なわれた2003年の四半期でのセールスに対応している。言い換えれば、年間の第1売上額カラム105は四半期の粒度に細分化することができる。その結果、年間の四半期(year-to-quarterly)の例では、複数のサブセルの中のサブセルの数は4にすることができる。別の例において、年間の毎月(yearly-to-monthly)の例では、複数のサブセルの中のサブセルの数は12にすることができる。さらに、年間の毎日(yearly-to-daily)の例では、複数のサブセルの中のサブセルの数は365にすることができる。さらに、月間の毎日(monthly-to-daily)の例は、複数のサブセルは30にすることができる。それにもかかわらず、どのタイプの時分割も使用することが可能である。
コンピューティングデバイス400がステージ220において複数のサブセルの中のサブセルの数を決定したあと、方法200はステージ230に進むことができ、そこでコンピューティングデバイス400は、複数のサブセルの中の決定したサブセルの数があらかじめ決めた値より大であるとき複数のサブセルに対応するデータのグラフィカル表現を表示することができる。例えば、ユーザは「ドリルダウン」オペレーションで既存のカラムから4つまたはそれ以上のカラムを表示させたとき、対応するデータ量によって自分が混乱していることを知ることがある。その結果、ユーザはアプリケーション420においてあらかじめ決めた値を4にセットすることができる。言い換えれば、アプリケーション420のセットアップ時の期間に、ユーザはあらかじめ決めた値を、例えば、4にセットすることができる。その結果、ユーザが第1売上額カラム105に対応する4つの四半期データを表示するのではなく、第2ユーザ選択可能エレメント130(例えば、四半期)を選択したときは、コンピューティングデバイス400は、図3の第2スクリーン300に示すように第1売上額カラム105内のデータのグラフィカル表現を表示することができる。例えば、第1売上額カラム105の各々の行ごとのグラフィカル表現は、それぞれのグラフィカル表現に対応するカラム105からのデータの個所に表示されることがある。このグラフィカル表現は「スパークライン」を含んでいることがあるが、これに限定されない。
さらに、ユーザが、例えば、マウスポインタ310をグラフィカル表現のいずれかの上にホーバリングさせたとき、コンピューティングデバイス400は複数のサブセルに対応する情報を表示することがある。例えば、ユーザがマウスポインタ310をスパークライン315(例えば、「タイヤとチューブ」行320に対応する)の上をホーバリングさせたとき、情報ウィンドウ325が表示されることがある。情報ウィンドウ325に表示されるデータはスパークライン315に対応するデータの開始値、スパークライン315に対応するデータの終了値、スパークライン315に対応するデータの最小値、およびスパークライン315に対応するデータの最大値を含んでいることがあるが、これらに限定されない。コンピューティングデバイス400がステージ230でグラフィカル表現を表示したあと、方法200はステージ240で終了することができる。
本発明による実施形態はデータ可視化を提供するシステムを含むことが可能になっている。システムはメモリストレージとそのメモリストレージに結合された処理ユニットを含むことができる。処理ユニットは、データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信し、複数のサブセルの中のサブセルの数を決定するように動作状態に置いておくことができる。さらに、処理ユニットは、複数のサブセルの中の決定したサブセルの数があらかじめ決めた値より大であるとき複数のサブセルに対応するデータのグラフィカル表現を表示するように動作状態に置いておくことができる。
本発明による別の実施形態はデータ可視化を提供するシステムを含むことが可能になっている。システムはメモリストレージとそのメモリストレージに結合された処理ユニットを含むことができる。処理ユニットはデータセルを表示し、データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信するように動作状態に置いておくことができる。さらに、処理ユニットは複数のサブセルの中のサブセルの数を決定するように動作状態に置いておくことができる。さらに、処理ユニットは、複数のサブセルの中の決定したサブセルの数があらかじめ決めた値より大であるとき複数のサブセルに対応するデータのグラフィカル表現を表示するように動作状態に置いておくことができる。
本発明によるさらに別の実施形態はデータ可視化を提供するシステムを含むことが可能である。システムはメモリストレージとそのメモリストレージに結合された処理ユニットを含むことができる。処理ユニットはデータセルを表示するように動作状態に置いておくことができる。さらに、処理ユニットは、データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信するように動作状態に置いておくことができる。複数のサブセルに対応するデータの総計はデータセルに対応する値に等しくすることができる。さらに、処理ユニットは、複数のサブセルの中のサブセルの数を決定するように動作状態に置いておくことができる。さらに、処理ユニットは、複数のサブセルの中の決定したサブセルの数があらかじめ決めた値より大であるとき複数のサブセルに対応するデータのグラフィカル表現を表示するように動作状態に置いておくことができ、グラフィカル表現はデータセルの個所に表示され、スパークラインを含んでいる。また、処理ユニットは、ユーザ選択可能エレメントがグラフィカル表現の上をホーバリングしているとき複数のサブセルに対応する情報を表示するように動作状態に置いておくことができる。
図4はコンピューティングデバイス400を含むシステムを示すブロック図である。本発明の実施形態によれば、前記のメモリストレージと処理ユニットは、図4のコンピューティングデバイス400のような、コンピューティングデバイスに実装されていることがある。それが適切であれば、ハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアのどのような組み合わせでも、メモリストレージと処理ユニットを実装するために使用することができる。例えば、メモリストレージと処理ユニットはコンピューティングデバイス400または他のコンピューティングデバイスのいずれかと共に実装することも、コンピューティングデバイス400と組み合わせて実装することもできる。前記のシステム、デバイスおよびプロセッサは例であり、本発明の実施形態によれば、他のシステム、デバイスおよびプロセッサが前記のメモリストレージと処理ユニットを含んでいることもある。さらに、コンピューティングデバイス400は、上述したようにシステム100に対する動作環境を含んでいることがある。システム100は他の環境で動作することもあるので、コンピューティングデバイス400に限定されない。
図4を参照して説明すると、本発明の実施形態によるシステムは、コンピューティングデバイス400のようなコンピューティングデバイスを含むことができる。基本構成では、コンピューティングデバイス400は、少なくとも1つの処理ユニット402とシステムメモリ404を装備することができる。コンピューティングデバイス404の構成とタイプに応じて、システムメモリ404は揮発性(例:ランダムアクセスメモリ(RAM))、不揮発性(例:リードオンリメモリ(ROM))、フラッシュメモリ、またはこれらを任意に組み合わせたものを含んでいることがあるが、これらに限定されない。システムメモリ404はオペレーティングシステム405、1または2以上のプログラミングモジュール406を含んでいることもあり、プログラムデータ407を含んでいることもある。オペレーティングシステム405は、例えば、コンピューティングデバイス400のオペレーションを制御するのに適している。一実施形態では、プログラミングモジュール406は、例えば、データ可視化アプリケーション420を含んでいることがある。さらに、本発明の実施形態は、グラフィカルライブラリ、他のオペレーティングシステム、および他のいずれかのアプリケーションプログラムと併用して実施されることがあるが、どのような特定のアプリケーションまたはシステムにも限定されない。この基本構成は、これらのコンポーネントを破線408で囲んで図4に示されている。
コンピューティングデバイス400は追加の特徴または機能を備えていることがある。例として、コンピューティングデバイス400は、例えば、磁気ディスク、光ディスクまたはテープなどの追加のデータストレージデバイス(取り外し可能および/または取り外し不能)を備えているもある。このような追加ストレージは図4に取り外し可能ストレージ409および取り外し不能ストレージ410で示されている。コンピュータ記憶媒体としては、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールまたはその他のデータなどの情報を格納するためにいずれかの方法またはテクノロジで実現された揮発性および不揮発性の取り外し可能媒体および取り外し不能媒体がある。システムメモリ404、取り外し可能ストレージ409および取り外し不能ストレージ410は、いずれもコンピュータ記憶媒体の例である(すなわち、メモリストレージ)。コンピュータ記憶媒体としては、RAM、ROM、EEPROM(electrically erasable read-only memory)、フラッシュメモリまたはその他のメモリテクノロジ、CD−ROM、DVDまたはその他の光ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージまたはその他の磁気ストレージデバイスまたは情報を格納するために使用可能で、コンピューティングデバイス400によってアクセス可能である他のいずれかの媒体があるが、これらに限定されない。このようなコンピュータ記憶媒体は、いずれもデバイス400の一部になっていることがある。コンピューティングデバイス400は、キーボード、マウス、ペン、音声入力デバイス、タッチ入力デバイスなどの入力デバイス(群)412を備えていることもある。ディスプレイ、スピーカ、プリンタなどの出力デバイスを備えていることもある。上に挙げたデバイスは例であり、他のデバイスが使用されることもある。
コンピューティングデバイス400は、分散コンピューティング環境におけるネットワーク、例えば、イントラネットまたはインターネットなどを利用してデバイス400が他のコンピューティングデバイス418と通信するのを可能にする通信コネクション416を装備していることもある。通信コネクション416は通信媒体の一例である。通信媒体は、搬送波または他のトランスポートメカニズムなどの変調データ信号においてコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、またはその他のデータによって具現化されているのが代表的である。「変調データ信号(modulated data signal)」という用語は、信号の中の情報を符号化するような形で1または2以上の特性がセットまたは変更されている信号を表すことがある。例を挙げると、通信媒体には、ワイヤードネットワークまたは直接ワイヤードネットワークなどのワイヤード媒体、および音響、無線周波数(RF)、赤外線、およびその他のワイヤレス媒体などのワイヤレス媒体があるが、これらに限定されない。本明細書の中で用いられているコンピュータ可読媒体の用語には、記憶媒体と通信媒体の両方が含まれている。
上述したように、複数のプログラムモジュールおよびデータファイルはシステムメモリ404に格納されていることがあり、その中にはオペレーティングシステム405が含まれている。処理ユニット402上で実行されている間、プログラミングモジュール406(例えば、データ可視化アプリケーション420)は、上述したように、例えば、1または2以上の方法200のステージを含むプロセスを実行していることがある。前記のプロセスは例であり、処理ユニット402は他のプロセスを実行していることもある。本発明の実施形態に従って使用されることのある、その他のプログラミングモジュールとしては、電子メールと連絡先(contacts)アプリケーション、ワードプロセッシングアプリケーション、スプレッドシートアプリケーション、データベースアプリケーション、スライドプレゼンテーションアプリケーション、ドローイングまたはコンピュータ支援アプリケーションプログラムなどがある。
一般的に、本発明の実施形態によれば、プログラムモジュールの中には、特定のタスクを実行することが可能であり、または特定の抽象データ型を実装することが可能であるルーチン、プログラム、コンポーネント、データ構造、およびその他のタイプの構造が含まれている。さらに、本発明の実施形態は他のコンピュータシステム構成と共に実施されることがあり、その中にはハンドヘルドデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースまたはプログラマブルコンシューマエレクトロニクス、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータなどが含まれている。本発明の実施形態は、通信ネットワークを通してリンクされているリモート処理デバイスによってタスクが実行されるような分散コンピューティング環境で実施されることもある。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールはローカルとリモートの両方のメモリストレージデバイスに置かれていることがある。
さらに、本発明の実施形態は、ディスクリートエレクトロニックエレメントを搭載した電気回路、ロジックゲートを搭載したパッケージ化また集積エレクトロニックチップ、マイクロプロセッサを利用した回路で実施されることもあれば、エレクトロニックエレメントまたはマイクロプロセッサを搭載したシングルチップ上で実施されることもある。また、本発明の実施形態は、例えば、AND、ORおよびNOTなどの論理演算を実行する能力を備えた他のテクノロジを使用して実施されることもあり、その中には機械的、光学的、流動的および量子的テクノロジが含まれているが、これらに限定されない。さらに、本発明の実施形態は、汎用コンピュータ内で実施されることも、他のいずれかの回路またはシステムで実施されることもある。
本発明の実施形態は、例えば、コンピュータプロセス(方法)やコンピューティングシステムとしても、コンピュータプログラムプロダクトまたはコンピュータ可読媒体などの製造物品としても実現することが可能である。コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータシステムによって読み取り可能で、コンピュータプロセスを実行するための命令からなるコンピュータプログラムをコーディングしたコンピュータ記憶媒体にすることができる。コンピュータプログラムプロダクトは、コンピューティングプログラムによって読み取り可能で、コンピュータプロセスを実行するための命令からなるコンピュータプログラムをコーディングした搬送波上の伝播信号にすることも可能である。従って、本発明はハードウェアおよび/またはソフトウェア(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)で具現化することができる。言い換えれば、本発明の実施形態は、コンピュータ使用可能またはコンピュータ可読プログラムコードが命令実行システムによって使用され、または命令実行システムと併用される媒体に具現化されているコンピュータ使用可能またはコンピュータ可読記憶媒体上のコンピュータプログラムプロダクトの形体にすることが可能である。コンピュータ使用可能またはコンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスによって使用され、または命令実行システム、装置またはデバイスと併用されるプログラムを収容し、格納し、通信し、伝播し、移送できる、どのような媒体にすることも可能である。
コンピュータ使用可能またはコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電子的、磁気的、光学的、電磁気的、赤外線または半導体システム、装置、デバイスまたは伝播媒体にすることができるが、これらに限定されない。コンピュータ可読媒体の具体例として(この例に限定されない)、コンピュータ可読媒体には、1または2以上のワイヤからなる電気的コネクション、ポータブルコンピュータディスケット、RAM、ROM、EPROM(erasable programmable read-only memory)またはフラッシュメモリ、光ファイバ、およびポータブルCD−ROMがある。なお、プログラムが、例えば、ペーパまたは他の媒体を光学的にスキャンすることによって電子的にキャプチャし、そのあとコンパイルし、解釈し、または必要ならば、適当な方法で別の処理をし、そのあとコンピュータメモリにストアすることができるので、コンピュータ使用可能またはコンピュータ可読記憶媒体は、そこにプログラムがプリントされるペーパまたは他の媒体にすることが可能である。
本発明の実施形態は、例えば、本発明の実施形態による方法、システム、およびコンピュータプログラムのブロック図および/または動作図を参照して上述した通りである。ブロックに示す機能/アクトは、どのフローチャートにおいても、図示のように順番になっていないことがある。例えば、連続する2ブロックは、実際にはほぼ同時に実行されることがあり、あるいはこれらのブロックは、係わりのある機能/アクトによっては逆順に実行されることもある。
本発明のいくつかの実施形態を説明してきたが、他の実施形態も存在することが可能である。さらに、本発明の実施形態は、メモリおよびその他の記憶媒体に格納されたデータと関連があるものとして説明してきたが、データは、二次ストレージデバイス、類似ハードディスク、フロッピディスクまたはCD−ROM、インターネットからの搬送波、またはその他の形体のRAMまたはROMなどの、他のタイプのコンピュータ可読媒体に格納しておき、そこから読み取ることも可能である。さらに、開示した方法のステージは、本発明から逸脱しない限り、ステージを並べ替えおよび/またはステージを挿入または削除するといった、どのような方法でも変更することが可能である。
本明細書に含まれるコードの著作権を含むすべての権利は、出願人に帰属し、出願人の財産権である。出願人は本明細書に含まれるコードのすべての権利を保持および留保し、許可された特許を複製することに関連して、複製以外の目的でない限り、本明細書の内容を複製する許可を付与する。
本明細書には例が含まれているが、本発明の範囲は請求項に示されている。さらに、本明細書は、構造上の特徴および/または方法上のアクトに特有の表現で記載されているが、請求項は上述した特徴またはアクトに限定されない。むしろ、上述した特定の特徴およびアクトは本発明の実施形態の例として開示されたものである。
Claims (20)
- データ可視化を提供する方法(200)であって、
データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信するステップ(210)と、
前記複数のサブセルの中のサブセルの数を決定するステップ(220)と、
複数のサブセルの中の前記決定したサブセルの数があらかじめ決めた値より大であるとき複数のサブセルに対応するデータのグラフィカル表現(325)を表示するステップ(230)とを備えることを特徴とする方法(200)。 - データセルを表示するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法(200)。
- グラフィカル表現を表示するステップは、グラフィカル表現をデータセルの個所に表示するステップを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法(200)。
- ユーザ選択可能エレメントがグラフィカル表現の上をホーバリングしているとき複数のサブセルに対応する情報(325)を表示するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法(200)。
- ユーザ選択可能エレメントがグラフィカル表現の上をホーバリングしているとき複数のサブセルに対応する情報(325)を表示するステップをさらに備え、表示された情報(325)は、次のうちの少なくとも1つ、すなわち、複数のサブセルに対応するデータの開始値、複数のサブセルに対応するデータの終了値、複数のサブセルに対応するデータの最小値、および複数のサブセルに対応するデータの最大値を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の方法(200)。
- データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信するステップ(210)は、データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信するステップ(210)を含み、その場合、複数のサブセルに対応するデータの総計はデータセルに対応する値に等しくなっていることを特徴とする請求項1に記載の方法(200)。
- データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信するステップ(210)は、データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信するステップ(210)を含み、その場合、複数のサブセルはデータセルの時分割に対応していることを特徴とする請求項1に記載の方法(200)。
- データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信するステップ(210)は、データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信するステップ(210)を含み、その場合、データセルは年ごとのデータに対応し、複数のサブセルは次のうちの1つ、すなわち、四半期ごとのデータ、月ごとのデータ、隔月ごとのデータ、一日ごとのデータ、および一時間ごとのデータに対応していることを特徴とする請求項1に記載の方法(200)。
- 複数のサブセルの中の前記決定したサブセルの数があらかじめ決めた値より大であるとき複数のデータセルに対応するデータのグラフィカル表現を表示するステップ(230)は、複数のサブセルの中の前記決定した数が、次のうちの1つ、すなわち、5より大であることおよび5に等しいことを含んでいるとき複数のサブセルに対応するデータのグラフィカル表現(325)を表示するステップ(230)を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法(200)。
- 複数のサブセルの中の前記決定したサブセルがあらかじめ決めた値より大であるとき複数のデータセルに対応するデータのグラフィカル表現(325)を表示するステップ(230)は、複数のサブセルの中の前記決定したサブセルの数がユーザ選択のあらかじめ決めた値より大であるとき複数のサブセルに対応するデータのグラフィカル表現(325)を表示するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法(200)。
- その実行時にデータ可視化を提供する方法を実行する命令セットを格納しているコンピュータ可読媒体であって、前記命令セットによって実行される方法(200)は、
データセルを表示するステップと、
データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信するステップ(210)と、
複数のサブセルの中のサブセルの数を決定するステップ(210)と、
複数のサブセルの中の前記決定したサブセルの数があらかじめ決めた値より大であるとき複数のサブセルに対応するデータのグラフィカル表現(325)を表示するステップ(230)とを備えることを特徴とするコンピュータ可読媒体。 - グラフィカル表現(325)を表示するステップ(230)は、グラフィカル表現をデータセルの個所に表示するステップを含むことを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ可読媒体。
- ユーザ選択可能エレメントがグラフィカル表現の上をホーバリングしているとき複数のサブセルに対応する情報を表示するステップ(230)をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ可読媒体。
- ユーザ選択可能エレメントがグラフィカル表現の上をホーバリングしているとき複数のサブセルに対応する情報(325)を表示するステップ(230)をさらに備え、表示された情報(325)は、次のうちの少なくとも1つ、すなわち、複数のサブセルに対応するデータの開始値、複数のサブセルに対応するデータの終了値、複数のサブセルに対応するデータの最小値、および複数のサブセルに対応するデータの最大値を含んでいることを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ可読媒体。
- データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信するステップ(210)は、データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信するステップ(210)を含み、その場合、複数のサブセルに対応するデータの総計はデータセルの値に等しくなっていることを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ可読媒体。
- データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信するステップ(210)は、データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信するステップ(210)を含み、その場合、複数のサブセルはデータセルの時分割に対応していることを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ可読媒体。
- データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信するステップ(210)は、データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信するステップ(210)を含み、そこではデータセルが年ごとのデータに対応し、複数のサブセルは次のうちの1つ、すなわち、四半期ごとのデータ、月ごとのデータ、隔月ごとのデータ、一日ごとのデータ、および一時間ごとのデータに対応していることを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ可読媒体。
- 複数のサブセルの中の前記決定したサブセルの数があらかじめ決めた値より大であるとき複数のデータセルに対応するデータのグラフィカル表現(325)を表示するステップ(230)は、複数のサブセルの中の前記決定した数が次のうちの1つ、すなわち、5より大であることおよび5に等しいことを含んでいるとき複数のサブセルに対応するデータのグラフィカル表現(325)を表示するステップを含むことを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ可読媒体。
- 複数のサブセルの中の前記決定したサブセルがあらかじめ決めた値より大であるとき複数のデータセルに対応するデータのグラフィカル表現(325)を表示するステップ(230)は、複数のサブセルの中の前記決定したサブセルの数がユーザ選択のあらかじめ決めた値より大であるとき複数のサブセルに対応するデータのグラフィカル表現(325)を表示するステップを含むことを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ可読媒体。
- データ可視化を提供するシステム(100)であって、
メモリストレージ(404、409、410)と、
前記メモリストレージ(404、409、410)に結合された処理ユニット(402)と、
を備え、前記処理ユニット(402)は、
データセルを表示し、
データセルを複数のサブセルに展開するリクエストを受信し(210)、その場合、複数のサブセルに対応するデータの総計はデータセルに対応する値に等しくなっており、
複数のサブセルの中のサブセルの数を決定し(220)、
複数のサブセルの中の前記決定したサブセルの数があらかじめ決めた値より大であるとき複数のサブセルに対応するデータのグラフィカル表現(325)を表示し(230)、グラフィカル表現はデータセルの個所に表示され、スパークライン(315)を含んでおり、
ユーザ選択可能エレメントがグラフィカル表現の上をホーバリングしているとき複数のサブセルに対応する情報(235)を表示する(230)ように動作状態に置かれていることを特徴とするシステム(100)。
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