JP2010530055A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. カプセル筐体と、
   放射線を放射するように構成される少なくとも１つの放射線源と、
   前記カプセル筐体に対し回転し、前記少なくとも１つの放射線源によって放射される前記放射線を平行にするように構成される、回転式コリメータと、
   前記放射される放射線に応じて発生する粒子を検出するように構成される、少なくとも１つの粒子検出器と、を有し、被験者によって嚥下されて前記被験者の胃腸管を通過するように構成されるカプセルと、
   前記検出された粒子に関するデータを分析するように構成される制御ユニットと、
   を備える装置。
2. 前記制御ユニットは、前記被験者の胃腸管の臨床的特徴を識別するための有用情報を生成するために、前記検出された粒子に関するデータを分析するように構成されることを特徴とする請求項１に記載の装置。
3. 前記制御ユニットは、前記胃腸管内の予め定められた領域に前記カプセルが到達したことを検出し、前記予め定められた領域に前記カプセルが到達した旨を検出したことに応じて、前記コリメータの回転を開始させるように構成される、請求項１又は請求項２に記載の装置。
4. 前記予め定められた領域は、臨床的着目領域であることを特徴とする請求項３に記載の装置。
5. 前記少なくとも１つの粒子検出器が、粒子、及び電子からなる群から選択される少なくとも１つの粒子を検出するように構成されていることを特徴とする請求項１ないし請求項４の何れか１項に記載の装置。
6. 前記制御ユニットが、前記検出された粒子に関連するデータを分析することによって組織密度の示度を導出するように構成される、請求項１ないし請求項５の何れか１項に記載の装置。
7. 前記制御ユニットは、複数のポリープを前記組織密度の示度に応じて区別するように構成される、請求項６に記載の装置。
8. 前記少なくとも１つの粒子検出器は、前記胃腸管に配置される造形剤に関連して前記少なくとも１つの放射線源から放射される放射線に応じて発生する粒子を検出するように構成される、請求項１ないし請求項７の何れか１項に記載の装置。
9. 前記粒子検出器は、前記筐体に対し回転して、前記放射される放射線に応じて発生する粒子を検出するように構成される、請求項１ないし請求項８の何れか１項に記載の装置。
10. 放射線源と、
    制御ユニットからの命令に基づき前記放射線源を被覆又は露出させるように構成される回転式シールドと、
    を備え、被験者によって嚥下されるように構成されるカプセルと、
    前記シールドを回転させ前記放射線源を被覆又は露出させるための命令を前記カプセルに与えるように構成される前記制御ユニットと、
    を備える装置。
11. カプセルであって、
    被験者に経口で服用されるように構成され、放射線を放射してその放射される放射線に応じて被験者の胃腸管内の第１の信号および第２の信号を検出するように構成され、該カプセルは、
    制御ユニットであって、
    前記第１の信号を処理し、前記第１の信号が検出された領域における前記胃腸管の第１の画像を生成し、
    前記第２の信号を処理し、前記第２の信号が検出された領域における前記胃腸管の第２の画像を生成し、
    前記第１の画像および第２の画像を比較することによって、前記カプセルの移動を検出するように構成される制御ユニットを備えることを特徴とするカプセル。
12. 被験者の胃腸管内から放射線を放射するステップと、
    少なくとも１つの回転式コリメータを回転させることによって、前記胃腸管の一部分の周囲に前記放射線を指向するステップと、
    前記放射される放射線に応じて発生する粒子を検出するステップと、
    前記検出された粒子に関するデータを分析することによって、前記被験者の胃腸管の臨床的特徴を識別するための有用情報を生成するステップと、
    を備える方法。
13. 被験者によって嚥下されるように構成されるカプセルを前記被験者に投与するステップと、
    前記カプセルが前記被験者の胃腸管内にある間、前記カプセルから放射線を放射するステップと、
    前記放射される放射線に応じて、前記被験者の胃腸管内の第１の信号および第２の信号を検出するステップと、
    前記第１の信号を処理し、前記第１の信号が検出された領域における前記胃腸管の第１の画像を生成するステップと、
    前記第２の信号を処理し、前記第２の信号が検出された領域における前記胃腸管の第２の画像を生成するステップと、
    前記第１の画像および第２の画像を比較することによって、前記カプセルの移動を検出するステップと、
    を備える方法。
14. 被験者の胃腸管内から第１の放射線を放射するステップと、
    前記放射される第１の放射線に応じて発生する第２の放射線を検出するステップと、
    前記検出された第２の放射線に関するデータを分析することによって、組織密度の示度を導出するステップと、
    を備える方法。
15. 前記組織密度を定量化することによって、複数のポリープを区別するステップをさらに備える、請求項１４に記載の方法。
16. 前記放射される第１の放射線に応じて発生する電子を検出するステップをさらに備え、
    前記組織密度の示度を導出するステップは、前記検出された第２の放射線に関するデータを分析することによって、前記放射部位近傍の前記組織密度の示度を導出するステップを含む、請求項１４又は請求項１５に記載の方法。