JP2010527182A - ブロードキャストシステムにおけるサービス獲得のための方法及び装置 - Google Patents

ブロードキャストシステムにおけるサービス獲得のための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

ブロードキャストシステムにおけるサービス獲得のための方法及び装置。一態様において、方法は、サービスのロスが生じたかどうかを検出することと、サービスのロスが生じた場合には、アグレッシブ獲得フェーズの間に獲得試みを開始することと、を含んでおり、なお、連続する獲得試みの間のバックオフタイムインターバルは、一定であるか、増加しており、アグレッシブ獲得フェーズは、サービス獲得が達成されるときに、あるいは選択された数の獲得試みが実行されたときに、終了する。装置は、サービスのロスが生じたかどうかを検出するように構成されたインタフェース論理と、サービスのロスが生じた場合にはアグレッシブ獲得フェーズの間に獲得試みを開始するように構成された処理論理と、を含んでおり、なお、連続する獲得試みの間のバックオフタイムインターバルは、一定であるか、増加しており、アグレッシブ獲得フェーズは、サービス獲得が達成されるときに、あるいは選択された数の獲得試みが実行されたときに、終了する。

Description

優先権主張
(米国特許法119条の下の優先権主張)
本願は、ここでの譲受人に譲渡され、ここに参照することによりここに明示的に組み込まれ、2007年4月25日に出願された「サービス要求のための方法及び装置(“Methods and Apparatus for Service Requisition”)」と題された米国仮特許出願第60/914,016号の優先権を主張する。
背景
(分野)
本願は、無線通信デバイスのオペレーションに一般に関し、より具体的には、ブロードキャストシステムにおけるサービス獲得(service acquisition in a broadcast system)のための方法及び装置(apparatus)に関する。
(背景)
無線通信デバイスがサービングシステムから使用可能な信号(usable signal)を受信することができないとき、それは非稼動(out-of-service)(OOS)であると言われる。一般的には、非稼動のとき、無線通信デバイスは、サービングシステムからのサービスが確立されることができるように、使用可能な信号を獲得することを試みる。使用可能な信号を獲得するその試みにおいて、無線通信デバイスは、すぐに利用可能ではないかもしれない使用可能な信号を獲得することを試みてバッテリパワー(battery power)を費やし、そしてそれは、バッテリが再充電(recharging)を必要とする前に、デバイスの利用可能なオペレーティング時間(operating time)を減らす。無線通信デバイスが使用可能な信号を継続的に(continuously)獲得することを試み、そしてそのような信号が無線通信デバイスの現在のオペレーティング環境においてすぐに利用可能ではない場合、バッテリパワーは、利益的な結果なく、早く消費されるであろう。例えば、デバイスが、ビーコン信号を検出するために、あるいは、それのために意図されたデータを獲得するために、アクティブである、現代のブロードキャストシステムは、バーストでデータを送信することができる。デバイスがサービスをサーチしている(searching)とき、それはいずれのタイミング情報も有していない、したがって、継続的にアクティブでなくてはならず、このことは、非稼動状態におけるより高い現在の消費(higher current consumption)をもたらす。
したがって、必要とされるものは、非稼動デバイス(out-of-service device)が、サービスを確立するために、使用可能な信号を効率的に獲得することを可能にする、無線通信デバイスでのサービス獲得処理を提供するように動作するメカニズムである。
概要
1つまたは複数の態様においては、非稼働状態のときにどのように無線通信デバイスがサービスを獲得することを試みるかを制御するように動作する、方法及び装置を備えているサービス獲得システム、が提供されている。様々な態様において、サービス獲得システム(service acquisition system)は、デバイスが比較的短いタイムインターバル(time intervals)においてサービスを獲得することを試みるアグレッシブフェーズ(aggressive phase)、を備えるアルゴリズムを提供する。一態様において、アグレッシブフェーズは、複数の獲得の試みの間のタイムインターバル(the time interval between multiple acquisition attempts)を増加させるために提供している。別の態様において、アルゴリズムは、延長された獲得フェーズ(extended acquisition phase)が続くアグレッシブフェーズを備えるように修正される。延長された獲得フェーズの間に、デバイスは、比較的より長いタイムインターバルでサービスを獲得することを試みる。例えば、延長された獲得フェーズの間に、デバイスでのパワー消費(power consumption)が制御されることができるように、連続する獲得試みの間の比較的に長い固定された持続時間のタイムインターバル(a relatively long fixed duration time interval between successive acquisition attempts)を使用して、デバイスはサービスを周期的に獲得することを試みる。アルゴリズムはまた、タイマを終了することによって、及び/または、より早くサービスを確立するためにそれ自体をリセットすることによって、獲得試みの間にコンテンツのためのリクエストに応答する。したがって、サービス獲得システムは、延長された獲得フェーズの間のデバイスでのバッテリパワー使用を制御している一方で、アグレッシブフェーズの間に、サービス獲得が試みられるアグレッシブ性(aggressiveness)を調節するように動作する。
一態様において、ブロードキャストシステムにおけるサービス獲得のための方法が提供されている。方法は、サービスのロス(a loss of service)が生じたかどうかを検出することと、サービスのロスが生じた場合には、アグレッシブ獲得フェーズの間(during an aggressive acquisition phase)に少なくとも1つの獲得試みを開始することと、を備えており、なお、連続する獲得試みの間のバックオフタイムインターバル(backoff time interval between successive acquisition attempts)は、一定であるか、増加しており、また、アグレッシブ獲得フェーズは、サービス獲得が達成されるときに、あるいは、選択された数の獲得試みが実行されたときに、終了する。
一態様において、ブロードキャストシステムにおけるサービス獲得のための装置が提供されている。装置は、サービスのロスが生じたかどうかを検出するように構成されたインタフェース論理(interface logic)と、サービスのロスが生じた場合には、アグレッシブ獲得フェーズの間に少なくとも1つの獲得の試みを開始するように構成された処理論理(processing logic)と、を備えており、なお、連続する獲得試みの間のバックオフタイムインターバルは、一定であるか、増加しており、また、アグレッシブ獲得フェーズは、サービス獲得が達成されるときに、あるいは、選択された数の獲得試みが実行されたときに、終了する。
一態様において、ブロードキャストシステムにおけるサービス獲得のための装置が提供されている。装置は、サービスのロスが生じたかどうかを検出するための手段と、サービスのロスが生じた場合には、アグレッシブ獲得フェーズの間に少なくとも1つの獲得の試みを開始するための手段と、を備えており、なお、連続する獲得試みの間のバックオフタイムインターバルは、一定であるか、増加しており、また、アグレッシブ獲得フェーズは、サービス獲得が達成されるときに、あるいは、選択された数の獲得試みが実行されたときに、終了する。
一態様において、ブロードキャストシステムにおけるサービス獲得のためのコンピュータプログラムプロダクト(computer program product)が提供されている。コンピュータプログラムプロダクトは、サービスのロスが生じたかどうかをコンピュータに検出させるための第1セットのコードと、サービスのロスが生じた場合にはアグレッシブ獲得フェーズの間に少なくとも1つの獲得試みをコンピュータに開始させるための第2セットのコードと、を備えるマシン可読媒体(machine-readable medium)、を備えており、なお、連続する獲得試みの間のバックオフタイムインターバルは、一定であるか、増加しており、また、アグレッシブ獲得フェーズは、サービス獲得が達成されるときに、あるいは、選択された数の獲得試みが実行されたときに、終了する。
一態様において、ブロードキャストシステムにおけるサービス獲得のために構成される少なくとも1つの集積回路が提供されている。少なくとも1つの集積回路は、サービスのロスが生じたかどうかを検出するように構成された第1のモジュールと、サービスのロスが生じた場合には、アグレッシブ獲得フェーズの間に少なくとも1つの獲得の試みを開始するように構成された第2のモジュールと、を備えており、なお、連続する獲得試みの間のバックオフタイムインターバルは、一定であるか、増加しており、また、アグレッシブ獲得フェーズは、サービス獲得が達成されるときに、あるいは、選択された数の獲得試みが実行されたときに、終了する。
他の態様は、図面の簡単な説明、詳細な説明、及び特許請求の範囲が記載された下記の検討の後で明らかとなるであろう。
図1は、サービス獲得システムの態様を図示するネットワークを示す。 図2は、サービス獲得システムの態様における使用のために例示的な獲得制御論理を示す。 図3は、どのように外部ループアルゴリズムのリセット(a reset of an outer-loop algorithm)がサービス獲得システムの態様における使用のために実行されるかを図示するタイミング図を示す。 図4は、サービス獲得システムの態様における使用のために延長された獲得アルゴリズム(extended acquisition algorithm)のオペレーションを図示するタイミング図を示す。 図5は、外部ループアルゴリズム(an outer-loop algorithm)の延長されたフェーズ上のコンテンツフローアクティベーションの効果(the effect of content flow activation)を図示するタイミング図を示す。 図6は、サービス獲得システムの態様によって提供されるサービス獲得のための例示的な方法を示す。 図7は、サービス獲得システムの態様によって提供されるサービス獲得のための例示的な方法を示す。 図8は、サービス獲得システムの態様における使用のために、例示的な獲得制御論理を示す。
詳細な説明
ここにおいて説明された前述の態様は、添付図面と併せて、詳細な説明に対して、参照によって容易に明らかとなるであろう。
様々な態様において、非稼動中のときにどのように無線通信デバイスがサービスを獲得することを試みるかを制御するように動作するサービス獲得システム、が提供されている。
序論(Introduction)
デバイスは、コンテンツフローを復号する、及び/または、デバイスユーザに対してあるいはデバイスで実行しているアプリケーションに対して更新されたサービスを提供する、前に、順方向リンク専用(forward link only)(FLO)信号を無事に獲得することを必要としてもよい。様々な態様において、ここにおいて説明されたサービス獲得システムは、ブロードキャストネットワークにおいてサービスを獲得するために使用されることができる、アルゴリズムおよび/または1セットのプロシージャを提供する。
一態様においては、デバイスは、配信マルチプレクスでパックされた(packed with distribution multiplexes)、そして、ブロードキャストネットワークにわたって順方向リンク専用信号(a forward link only signal)として送信された、伝送フレーム(transmission frame)を受信することを試みる。伝送フレームは、広域エリアおよびローカルエリアのコンテンツを伝達するために使用される1つまたは複数のサブフレームを備えることができる。例えば、広域エリアのコンテンツは、ネットワークの1つまたは複数の広い地理的領域にわたって配信され(distributed)、ローカルエリアのコンテンツは、ネットワークの1つまたは複数のローカル地理的領域にわたって配信される。各サブフレームは、広域エリアのコンテンツでパックされた広域エリア分割(a wide area partition)と、ローカルエリアのコンテンツでパックされたローカルエリア分割(a local area partition)と、を備えている。
伝送フレームの開始に、同期化のために、また、広域エリア及びローカルエリアのコンテンツの一部として搬送されるコンテンツ及びオーバーヘッド情報を位置づけるために、使用されるタイミング及び制御情報を提供する、パイロットシンボルとオーバーヘッド情報シンボル(overhead information symbols)(OIS)がある。OISは、広域エリアのコンテンツのための制御情報を含む広いOIS部分と、ローカルエリアのコンテンツのための制御情報を含むローカルOIS部分と、を備える。
広域エリア及びローカルエリアの信号が独立して、獲得され、失われる可能性があるので、ローカルエリアの獲得のロスは、広域エリアの獲得のロスなしに生じることができ、逆もまた然りである。したがって、ここにおいて提示されたアルゴリズムはすべて、広域エリア及びローカルエリアの信号獲得のために独立して実行されることができる。
内部ループの獲得論理(Inner-Loop Acquisition Logic)
物理層において、信号獲得は、パイロットシンボルに同期化し、識別情報及びオーバーヘッドチャネルを復号し、そして、チャネルロックのロス(loss of channel lock)から回復することによって達成される。広域エリアの信号獲得の場合、広域エリアの識別情報及びオーバーヘッドシンボルは、無事に復号される必要があるかもしれない。ローカルエリアの信号獲得の場合、ローカルのエリアの識別情報及びオーバーヘッドシンボルは、無事に復号される必要があるかもしれない。
内部ループの獲得論理(inner-loop acquisition logic)は、失敗だと思われる前に(before being deemed unsuccessful)、設定された数の連続秒の間(for a set number of consecutive seconds)、広域及び/またはローカル信号の獲得を試みるように動作する。例えば、内部ループの獲得論理が伝送フレームの一部としてパイロットシンボルブロードキャスト(pilot symbols broadcast)を見つけることにおいて失敗する場合、そのときには、デバイスは、非稼働中であると考えられる。デバイスがブロードキャストシステムから何のタイミング情報(timing information)も有していないので、デバイス受信機チェイン(device receiver chain)は、パイロットシンボルを検出しようと、継続してアクティブ(continuously active)であり、そしてそれは、高いバッテリドレイン(high battery drain)をもたらす。サービスが存在する場合には、そのときには、内部ループの獲得論理は、システムが獲得されたことを宣言する(declaring)前に、オーバーヘッドシンボル及びいずれの他の物理層のチャネル、例えば1つまたは複数の制御チャネル、を検出することができるであろう。
ここに説明された様々な態様において、サービス獲得システムは、内部ループの獲得論理のオペレーションを制御するように動作する。例えば、サービス獲得システムは、サービスシステムを獲得する試みにおいて、いつに、且つ、どのくらいの間、内部ループ獲得論理はスキャンするかを制御するように動作する。したがって、いずれの適切なタイプの内部ループの論理は、サービス獲得システムの態様と共に使用されることができる。したがって、いずれのタイプの内部ループ獲得論理が使用されることができるので、内部ループ獲得論理の詳細な説明は、サービス獲得システムの理解のために必要ではなく、ここにおいて提供されていない。
外部ループのアルゴリズム(Outer-Loop Algorithm)
様々な態様において、サービス獲得システムは、単一の内部ループ獲得試みが回復することができない延長された非稼動条件の間に(during extended out-of-service conditions)、サービスを獲得するためのメカニズムを提供する外部ループアルゴリズムを備えている。一態様において、外部ループのアルゴリズムは、サービス獲得がアグレッシブに追求されるアグレッシブフェーズを含む。一態様において、アグレッシブフェーズは、連続の内部ループの獲得の試みの間のタイムインターバルを変えること(varying time intervals between successive inner-loop acquisition attempts)を備えている。例えば、アグレッシブフェーズは、システム獲得が達成されるまで、あるいは、内部ループ獲得試みの最大許可数に達するまで(until either system acquisition is achieved, or the maximum allowed number of inner-loop acquisition attempts is reached)、連続内部ループ獲得試みの間の指数関数的に増加しているタイムインターバルを備えることができる。この増加しているタイムインターバルは、バックオフインターバル(backoff interval)と呼ばれる。さらに、内部ループのスキャニング試みの持続時間は、連続試みの間で変化してもよい。一態様において、回復の機会の見込みがあまりなくなると、内部ループの持続時間は低減される。例えば、ヒステリシス(hysteresis)が異なるデータソース間で移動するときに加えられるとき、内部ループの持続時間は、さらに延長されることができる、ということを注目すべきである。一態様において、コンテンツフローを復号するリクエストが外部ループアルゴリズムのオペレーションの間に受信される場合には、外部ループアルゴリズムは、獲得が最もアグレッシブに追求されることができる(acquisition can be pursued most aggressively)ように、初めにリセットされる。
別の態様において、デバイスがアグレッシブフェーズの終了の後まだサービスエリア外である場合には、延長された獲得フェーズを追加する延長された外部ループアルゴリズムが提供される。したがって、様々な態様において、外部ループのアルゴリズムは、2つの部分、すなわち、アグレッシブ獲得フェーズと延長された獲得フェーズ、を備えている。
別の態様において、サービス獲得システムは、後続スリープタイマを調節することによって、より長いあるいはより短い内部ループスキャニング(longer or shorter inner-loop scanning)に反応する。スリープタイマは、望ましい平均パワー消費を達成するために、パワー消費を制御する延長された獲得フェーズにおいて使用される。
別の態様において、外部ループのアルゴリズムは、フローアクティベーション(flow activations)(すなわち、コンテンツについてのリクエスト)に異なって応答する。例えば、フローアクティベーションに応じてアルゴリズムをリセットする代わりに、アルゴリズムは、現在設定されているタイマが何であろうと終了し、タイマが通常通りに終了するかのように実行しつづける。したがって、上層アプリケーションによってデータをダウンロードするリクエストは、リセット、効果なし、あるいはアルゴリズムにおいて使用されるタイマの終了、のうちの1つをトリガする。どのアクションをとるかの選択は、アルゴリズムの様々なパラメータの設定に依存する。
サービス獲得システムはまた、サービスが獲得されるフェーズに基づいて異なる関数を提供するように動作する。アグレッシブフェーズにおいて、デバイスは、サービスをサーチしており、また、サービス回復の後すぐに中断されたオペレーションを再開することができる。例えば、デバイス上でビューされたビデオストリームとして送信されたデータを受信している間にサービスが失われる場合には、サービス獲得システムによる即座のシステム回復は、デバイスのユーザに対するビデオストリームのディスプレイの再開を結果としてもたらす。サービスが失われ、サービス獲得システムは延長されたフェーズに入る場合、システムが回復されるとき、サービス獲得システムは、サービスの延長されたロスによりユーザは前に受信されたデータにもはや関心がないかもしれないので、デバイスユーザに対してシステム利用可能な信号を送ることのみができる。さらに、サービス獲得システムは、デバイスがサービスを回復することを試みていることをアグレッシブフェーズにおいてユーザに対してアナウンスすることができる一方で、延長されたフェーズにおける後の試みは、ユーザ通知なしにバックグラウンドで実行されるであろう。
延長されたフェーズにおけるサービス獲得システムは、アイドルである稼働中デバイスに似たレートでバッテリパワーが消費されるように、サービス獲得を制御することができる。例えば、コンテンツチャネルをプレイしている間のサービスロスのケースでは、サービス獲得システムは、サービスメッセージのためにスキャニングを表示し、第1のタイムインターバル(すなわち、20秒)の間、サービスのためにスキャンする。サービスが回復されない場合には、後のスキャン(scans)は、より短いタイムインターバル(すなわち、5s、5s、そして、そのあと1s)の間行われ、バッテリ寿命を節約することをもたらす。
したがって、サービス獲得システムは、データソース(a data source)とデータ収集デバイス(data collecting device)との間の接続性を確立するためのメカニズムを提供する。下記で説明された様々な態様は無線ブロードキャストシステムに照準が合わせられる(geared toward)が、当業者は、ワイヤラインシステム(wire-line systems)及びいずれの他の通信ブロードキャストメディアに対してこのような技術を容易に適用することができる。
図1は、サービス獲得システムの態様を図示するネットワーク100を示す。ネットワーク100は、ブロードキャストネットワーク102と無線通信デバイス104を備えている。ブロードキャストネットワーク102はいずれのタイプの無線および/または有線の通信ネットワークを備えており、いずれの望ましい地理的領域もカバーする(covers)。ブロードキャストネットワーク102は、いずれのタイプのコンテンツ、サービス、データあるいは、いずれの他のタイプの情報を、デバイスに対して、いずれの適切なタイプのブロードキャスト技法あるいは技術を使用してその地理的領域内で、ブロードキャストするように動作する。
無線通信デバイス104は、ブロードキャストネットワーク102からブロードキャストを受信することが動作可能であり、いずれのタイプのセル電話、PDA、emailデバイス、ページャ、コンピュータ、あるいは、適切な技術を使用してブロードキャストネットワーク102からブロードキャストを受信することができるいずれのタイプのデバイス、であってもよい。例えば、立ち上げ時に(at power-up)、無線通信デバイス102は、ブロードキャストネットワーク102でサービスを確立し、無線通信デバイス104がブロードキャストネットワーク102によってカバーされた領域内で移動するときサービスを維持する、ことが動作可能である。
無線通信デバイス104は、ブロードキャストネットワーク102でサービスをサーチし獲得するように動作する受信機106を備える。例えば、受信機106は、指定された無線周波数にチューニングし、それの周波数上でブロードキャストネットワーク102から伝送を受信することが動作可能である。ブロードキャストネットワーク102でサービスを確立する受信機106のオペレーションは、バッテリパワーの使用を必要とする。したがって、受信機106が、ブロードキャストネットワーク102でサービスをサーチし、確立する時間が長くかかると、より多くのバッテリパワーが使用される。
一態様において、受信機106は、獲得制御論理110に対して、サービスの現在のステータスに関する情報を提供する。例えば、受信機は、デバイス104が現在稼動中あるいは非稼動であるかどうかを示す獲得制御論理110に対して、ステータス情報を提供する。一態様において、獲得制御論理110は、ユーザあるいは1つまたは複数のアプリケーションに関連づけられた、情報及び/またはリクエストを受信するように動作する。受信された情報および/またはリクエストに基づいて、獲得制御論理110は、どのようにサービスを獲得する試みがスキャニング論理108によって実行されるかを制御するために、獲得アルゴリズムを実行するように動作する。
様々な態様において、スキャニング論理108は、デバイスの現在の位置におけるサービスをスキャンするために、受信機106を制御する内部ループ獲得論理の一部として動作する。スキャニング論理108は、選択された時間の持続時間の間サービスをスキャンするために制御されることができ、どのくらい頻繁にスキャニングが生じるかについてもまた制御されることができる。様々な態様において、獲得制御論理110は、どのくらいアグレッシブにサービスのためにスキャンするかを制御し、且つバッテリパワー消費を制御するために、スキャニング論理108によって実行される獲得試みの周波数及び持続時間を制御するように動作する。したがって、獲得制御論理110は、アグレッシブ獲得フェーズの間にアグレッシブにスキャンするスキャニング論理108を制御し、そして、どのように延長された獲得フェーズの間にバッテリパワーが消費されるかを制御することができる。
タイミング図112は、アグレッシブフェーズの間にサービス獲得を実行する、サービス獲得システムのオペレーションを図示する。例えば、時間114で、デバイス104が非稼動であるということが想定される。例えば、デバイス104の電源がちょうど入れられた、あるいは、デバイス104は、稼働中で、且つ、最近サービスを失ったとする。一態様において、獲得制御論理110は、116で示されているように、第1の選択された持続時間の間続く第1の獲得試み(すなわち、内部ループ獲得)を実行するスキャニング論理108を制御するように動作する。
サービス獲得が失敗の場合には、獲得制御論理110は、第1のバックオフインターバル(B1)を待機し、そのあとで、第1の選択された持続時間と同じあるいは異なっていてもよい第2の選択された持続時間の間続く第2の獲得試みを実行するために、スキャニング論理108を制御するように動作する。獲得がまた失敗の場合には、獲得制御論理110は、第2のバックオフインターバル(B2)を待機し、そのあとで、第1の選択された持続時間と同じあるいは異なっていてもよい第3の選択された持続時間の間続く第3の獲得試みを実行するために、スキャニング論理108を制御するように動作する。サービスが獲得されるか、獲得の試みの数が選択された制限に達するまで、このプロセスは継続する。このプロセスの間に、獲得制御論理110は、ユーザおよび/またはデバイス104において実行するアプリケーションに対して、ステータス表示を提供するように動作する。
サービスが獲得される場合には、獲得制御論理110は、コンテンツフローダウンロードのいずれかがペンディングである場合にはコンテンツフローダウンロードを再確立するか、あるいは、時間が経過しすぎた場合にはすべてのダウンロードを終了する、ように動作する。一態様において、獲得制御論理110は、獲得アルゴリズムのオペレーションを調節するために、デバイス104におけるユーザ及び/またはアプリケーションから受信された情報を処理する。例えば、コンテンツフローを復号する新しいリクエスト(すなわち、フローアクティベーション)が獲得アルゴリズムのオペレーションの間に受信される場合には、獲得制御論理110は、獲得アルゴリズムのオペレーションを調節するように動作し、そして、それはスキャニング論理108のオペレーションを制御する。どのように獲得アルゴリズムが調節されるかという詳細な説明がこの文書の他のセクションにおいて提供されている。
したがって、様々な態様において、サービス獲得システムは、サービス獲得を提供し、バッテリパワー使用を制御するために、1つまたは複数の次の関数を実行するように動作する。
1.デバイスが非稼動のときに検出する。
2.開始時間と獲得試みについての持続時間を決定する。
3.開始時間において、及び、決定された持続時間の間、サービス獲得を試みるために、内部ループのスキャニング論理を制御する。
4.サービスが獲得される場合には、いずれのペンディングフローダウンロード(any pending flow downloads)も再確立する。
5.サービスが獲得されない場合には、バックオフタイマに基づいて、次の獲得の開始時間と持続時間を決定する。設定プレファレンス(set preferences)に基づいて、すべてのフローダウンロードを終わらせるか、あるいは、フローダウンロードをペンディング状態(pending state)に置く。一態様においては、フローダウンロードは、最初の失敗したスキャニングで(at the first unsuccessful scanning)終了する。別の態様においては、フローダウンロードは、アグレッシブフェーズの終わりに終了する。連続開始時間および持続時間は、互いに、いずれのタイプの関係も有することができるということに注目してください。
6.上記のオペレーション3に戻る。
したがって、様々な態様において、獲得システムは、サービス獲得のためにデバイスが、いつに、且つ、どのくらいの間、スキャンするか、を制御するように動作する。例えば、獲得システムは、サービスをアグレッシブに獲得するためにアグレッシブフェーズを実行し、その後で、バッテリ寿命を節約しながらサービスを獲得するために延長されたフェーズを実行する、ように動作する。
図2は、サービス獲得システムの態様における使用のために、例示的な獲得制御論理200を示す。例えば、獲得制御論理200は、図1に示される獲得制御論理110としての使用に適している。獲得制御論理200は、データバス208にすべて結合された、処理論理202、タイミング論理204、及びインタフェース(I/F)論理206を備えている。
インタフェース論理206は、CPU、プロセッサ、ゲートアレイ、ハードウェア論理、メモリエレメント、及び/または、ソフトウェアを実行するハードウェア、のうちの少なくとも1つを備えている。インタフェース論理206は、無線通信デバイスの現在のサービスステータスを示すサービスステータスインジケータを受信するように動作する。例えば、サービスステータスインジケータは、無線通信デバイスが現在稼働中あるいは非稼動であるかどうかを示す。例えば、サービスステータス情報は、図1で示された受信機106のような無線通信デバイスにおいて受信機から受信されることができる。
インタフェース論理208はまた、デバイスにおける内部ループ獲得を提供するスキャニング論理に対して獲得制御情報を送信するように動作する。獲得制御情報は、獲得の開始時間と持続時間を備えている。例えば、サービス獲得がすぐに達成されない場合には、獲得開始時間のシーケンスは、指数関数に基づいていてもよい。2つの獲得開始時間の間の差は、「バックオフ(backoff)」時間と呼ばれる。同様に、スキャニング持続時間のシーケンスは、各連続獲得試みについて、同じあるいは異なっていてもよい。例えば、各スキャニング持続時間は、前のスキャニング持続時間と同じ、前のスキャニング持続時間よりも短い、あるいは、前のスキャニング持続時間よりも長くてもよい。
タイマ論理204は、CPU、プロセッサ、ゲートアレイ、ハードウェア論理、メモリエレメント、および/または、ソフトウェアを実行するハードウェア、のうちの少なくとも1つを備えている。一態様において、タイマ論理204は、デバイスにおける処理論理202が内部ループのスキャニング論理によって提供される獲得試みの時間を正確に制御することができるように、バックオフ及びスキャンの持続時間のタイムインターバルを測定するように動作する。一態様において、タイマ論理204は、バックオフ及び獲得持続時間のタイムインターバルを測定するために処理論理202の制御の下で動作する。タイマ論理204はまた、サービス獲得システムの様々な態様において使用されるいずれの他のタイムインターバルを測定する。
処理論理202は、CPU、プロセッサ、ゲートアレイ、ハードウェア論理、メモリエレメント、および/またはソフトウェアを実行するハードウェア、のうちの少なくとも1つを含む。処理論理202は、デバイスが非稼動であるときを決定し、サービス獲得を試みるためにデバイスで内部ループのスキャニング論理を制御するように動作する。例えば、処理論理202は、インタフェース論理208からサービスステータスインジケータを受信し、デバイスが非稼動かどうかを決定するためにこの情報を使用する。いったんデバイスが非稼動であることが決定されると、処理論理202は、サービス獲得を試みるためにデバイスにおいて内部ループのスキャニング論理を制御するように動作する。
一態様において、処理論理202は、アグレッシブ獲得フェーズを備える獲得アルゴリズムをインプリメントするように動作し、なお、変わっているバックオフタイムインターバル(a varying backoff time interval)は、連続内部ループ獲得試みの間で提供される。別の態様において、獲得アルゴリズムは、延長された獲得フェーズを備えており、なお、周期的獲得試みは、パワー消費を制御する方法で提供される。また別の態様においては、処理論理202は、新しいフローアクティベーションの受信に基づいた獲得アルゴリズムのオペレーション(すなわち、コンテンツフローを復号するリクエスト)を調節するように動作する。獲得制御論理200のオペレーションの詳細な説明は、この文書の他のセクションにおいて提供されている。
一態様において、サービス獲得システムは、マシン可読メディア上で保存され具現化された、1つまたは複数のインストラクション(「インストラクション(instructions)」)あるいは複数セットの「コード(codes)」を有するコンピュータプログラムプロダクトを備えており、そしてそれは、少なくとも1つのプロセッサ、例えば処理論理202におけるプロセッサ、によって実行されるときに、ここにおいて説明される関数を提供するように動作する。例えば、複数セットのコードは、マシン可読媒体、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、CDROM、メモリカード、FLASHメモリデバイス、RAM、ROM、あるいは、獲得制御論理200にインタフェース接続するいずれの他のタイプのメモリデバイスまたはマシン可読媒体、から獲得制御論理200へとロードされることができる。別の態様においては、複数セットのコードは、外部デバイスからあるいは通信ネットワークリソースから、獲得制御論理200にダウンロードされることができる。複数セットのコードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行される時、獲得制御論理200にここに説明されるようなサービス獲得システムの態様を提供させる。
獲得アルゴリズムの全体像(Acquisition Algorithm Overview)
様々な態様において、獲得制御論理200は、サービングシステムでサービスを獲得する獲得アルゴリズムを実行するように動作する。下記で説明された獲得アルゴリズムは、「外部ループ(outer-loop)」のアルゴリズムとして、ここでは呼ばれており、そしてそれは、デバイスでの内部ループのスキャニング論理がどのようにサービス獲得を試みるかを制御する。獲得制御論理200によって実行される外部ループアルゴリズムは、単一の内部ループ獲得試みが回復することができない非稼動条件から回復するためのメカニズムを提供する。一態様において、アルゴリズムは、獲得が達成されるまで、あるいは獲得試みの最大許可数に達するまで、連続する獲得試みの間のバックオフインターバルを決定する。
アルゴリズムは、獲得が広域エリアあるいはローカルエリアの信号獲得についてターゲットとされるかどうかにかかわらず同じことを操作する。様々な態様において、1つまたは複数の外部ループの獲得アルゴリズムは、サービス獲得を実行するために、デバイスにおける内部ループのスキャニング論理を制御するように、独立して、あるいは、同時に、実行することができる。例えば、ある外部ループは、広域エリアサービス獲得について実行することができ、別の外部ループは、ローカルエリアサービス獲得について同時にあるいは独立して実行することができる。
一態様において、サービス獲得システムは、獲得アルゴリズムを提供し、下記で説明されている。獲得アルゴリズムの延長されたあるいは修正されたバージョンは、この文書の他のセクションにおいて提示されている。
獲得アルゴリズムの説明(Acquisition Algorithm Description)
様々な態様において、処理論理202は、サービス獲得を試みるために、デバイスにおいて内部ループのスキャニング論理のオペレーションを制御するタイマ論理204とインタフェース論理206を使用するように動作する。例えば、初期ループ獲得試み(an initial inner-loop acquisition attempt)が失敗する場合、処理論理202は、選択された持続時間の間に、そして、選択されたタイムインターバルのときに内部ループサービス獲得試みのトータル数が規定された最大数の試み(Nreacq)に達するまで、内部ループサービス獲得試みを繰り返すスキャニング論理を制御する。したがって、初期の内部ループの獲得試みが失敗した後、処理論理202は、デバイスにおいて内部ループのスキャニング論理を制御するので、(Nreacq-1)内部ループ獲得試みが実行されるであろう。
一態様において、タイマ論理204は、バックオフタイムインターバルを測定するように動作するので、内部ループ獲得試みの数iが失敗した後、ただし(0<i<Nreacq)である、タイマ論理204は、次の指数関数的なバックオフの式にしたがって、タイムインターバルTreacq(i)を測定する。
Treacq(i)=T1*2(alpha*(i−1))
したがって、次の3つのパラメータは、獲得アルゴリズムにしたがって、内部ループのスキャニング論理を制御するために使用される。
1.初期バックオフ値(T1)
2.指数係数(exponent factor)(アルファ)
3.獲得試みのトータル数(Nreacq)
パラメータT1、アルファ、及びNreacqは、処理論理202が獲得外部ループアルゴリズムを実行することを可能にするために、デバイス製造の間に、デバイスの登録の間に、及び/または、ダウンロード可能なパラメータとして、デバイスオペレーションの間に、構成可能である。
一態様において、デバイスが以前にサービスエリア内にあったとき、あるいは、フローダウンロードがトリガされるとき、第1の内部ループ獲得試みは実行である。この場合には、内部ループの獲得試みは、デバイスがサービスエリア内にあるかどうかをチェックするために、十分長く実行する。例えば、デバイスが、20秒よりも少なく続くディープシャドーイング伝送条件(a deep-shadowing transmission condition)の結果としてサービスを失う場合には、処理論理202は、第1の内部ループ獲得試みが大体20秒実行するようにスキャニング論理を制御するように動作する。
獲得が第1の内部ループ獲得試みの間に失敗する場合には、後続の内部ループ獲得試みが実行される。後続内部ループ獲得試みの最初の2、3秒における失敗した獲得は、全体の試みについて、失敗した獲得をもたらす可能性が最も高いだろう。したがって、より短い獲得時間の持続時間は、後続内部ループ獲得試みのために使用される。例えば、後続の内部ループの獲得の試みについては、5秒の時間持続時間が使用されることができる。
したがって、「初期獲得タイマスレッシュホールド」秒の持続時間の間、第1の内部ループ獲得試みは実行であり、また、「繰り返し獲得タイマスレッシュホールド」秒の持続時間の間、Nreacqに対する内部ループ獲得試み数2(inner-loop acquisition attempts numbers 2)は実行であるであろう。
図1を再び参照すると、タイムライン114は、獲得アルゴリズムによって提供される外部ループの例を示しており、なお、獲得試みのトータル数は3つである。タイムラインで示されたインターバル(B1,B2)は、内部ループの獲得試みの間のバックオフタイムインターバルである。例えば、バックオフタイムインターバルは、長さにおいて指数関数的に増加するように、処理論理によって生成されることができる。成功したサービス獲得は、アルゴリズムが3つの内部ループ獲得試みの間のいずれの時間に実行することを、止める(stop)ことができる。
獲得外部ループアルゴリズムをリセットする(Resetting the Acquisition Outer-Loop Algorithm)
一態様において、システムがNreacq内部ループ獲得試みのトータルの後で獲得されなかったということを獲得システムが決定する場合には、デバイスは、サービスエリア外にあると考えられ、獲得システムは、アプリケーションがコンテンツフローの復号をリクエストするまで、サービングシステムを獲得しようとしないであろう。様々な態様において、コンテンツフローを復号するリクエストに関連した次のイベントは、デバイスがサービスエリア外にあると考えられるときには、処理論理202がサービス獲得を試みることをもたらすことができる。
1.ユーザインタフェース関数を起動することは、いくつかのアプリケーション層のオーバーヘッドフローのフロー復号をトリガする。アプリケーション層のオーバーヘッドフローは、デバイスの現在の位置において利用可能なフローについての情報を提供する。1つの可能なインプリメンテーションにおいて、オーバーヘッドフローは、1つのマスターフローがすべての他のオーバーヘッドフローについてのバージョン情報を搬送する、階層的な方法で組織化されることができる。このマスターフローは、最初に復号され、また、他のオーバーヘッドフローは、必要であれば、復号される。
2.リアル時間サービスのアクティベーション(すなわち、復号するリクエスト)は、コンテンツフローを復調する試みをトリガするであろう、そしてそれは、代わりにシステム再獲得をトリガするであろう。
3.ネットワークは、ファイル配信サービスを提供することができる。ファイル配信サービスは、デバイスが、ネットワークによって通知された(advertised)特定の時間期間において、知られたコンテンツフローによって搬送されたクリップダウンロードを開始することを、可能にする。デバイスは、フローを復号するリクエストがファイル配信コンテンツを搬送するとき、サービスエリア外であってもよい。クリップダウンロードの試みは、処理論理202に内部ループ再獲得試みを強要させる。
4.別のタイプのコンテンツフローは、IPマルチキャストサービスデータを搬送する。このコンテンツに関与するデバイスアプリケーションは、様々な時に、これらのフローの復調をリクエストすることができる。フローコンテンツ復号についてのリクエストは、デバイスがサービスエリア外である場合、システム再獲得を生じさせる。
図3は、サービス獲得システムの態様における使用について外部ループアルゴリズムのリセットがどのように実行されるかを図示するタイミング図300を示す。一態様において、第1の内部ループの獲得302は、すべてのメディア論理チャネルのロス、あるいは、オーバーヘッド情報シンボルを復調する能力のなさ(inability)に基づいて、試みられる。一態様において、処理論理202は、第1の内部ループの獲得302の試みを開始するために、インタフェース論理206を制御するように動作する。第2の獲得304は、上記のアルゴリズムにしたがって試みられ、なお、第2の獲得304の試みは、第1の獲得の試み302よりも短い持続時間を有する。
アクティベーション306(すなわち、選択されたコンテンツを復号するリクエスト)は、外部ループにおける獲得が実行している時間の間に、生じる。例えば、ユーザ相互作用あるいはプログラム実行の結果、選択されたコンテンツを復号するリクエストが受信される。アクティベーションに応じて、処理論理202は、最初から獲得アルゴリズムをリセットするようにあるいは再開するように動作しており、なお、新しい第1の内部ループの獲得が試みられ、306においても示されている。サービスが獲得されない場合、処理論理202は、そのあとで、308において、第2の内部ループの獲得の試みを実行するために、スキャニング論理を制御するように動作する。サービスがまだ獲得されない場合には、処理論理202は、そのあとで、310において、第3の内部ループの獲得の試みを実行するために、スキャニング論理を制御するように動作する。内部ループの獲得の試みの持続時間、及び、内部ループの獲得の試みの間の時間は、獲得アルゴリズムにしたがって処理論理202によって制御されることに注意してください。
新しいアクティベーションが獲得アルゴリズムのオペレーションの間に受信されるときにはいつでも、外部ループ獲得アルゴリズムのリセットは実行されるということに注意すべきである。
延長された獲得アルゴリズムの概観(Extended Acquisition Algorithm Overview)
様々な態様において、獲得制御論理200は、サービングシステムを備えたサービスを獲得するために、延長された獲得アルゴリズムを実行するように動作する。延長された獲得アルゴリズムの態様において提供された外部ループアルゴリズムは、単一の内部ループ獲得試みが回復できない、延長されたサービスエリア期間のロス(extended loss-of-coverage periods)から回復するためのメカニズムを提供する。最初に、バックオフタイマが、獲得が達成されるまで、あるいは獲得試みの最大許可数に達するまで、連続する獲得試みの間で使用される、アグレッシブフェーズが提供されている。システムがまだ獲得されない場合には、サービス獲得はより短い持続時間で周期的に試みられる、延長された獲得フェーズが提供される。したがって、延長された獲得アルゴリズムの外部ループは2つの部分、すなわちアグレッシブフェーズと延長されたフェーズである。
一態様において、延長された獲得アルゴリズムは、現在設定されているタイマが何であろうと終了し、タイマが通常通りに終了するかのようにアルゴリズムを実行しつづけることによって、フローアクティベーションの試み(すなわち、コンテンツを復号するリクエスト)に応答する。コンテンツフローを復号するリクエストが、延長された獲得アルゴリズムのすでにアクティブな内部ループフェーズと同時に起こる場合、そのときには、現在の獲得試みは、割込みなしで継続する。
延長された獲得アルゴリズムは、広域エリアのあるいはローカルエリアの信号獲得のために獲得がターゲットされるかどうかに関わらず同じに動作する。様々な態様において、1つまたは複数の外部ループ獲得アルゴリズムは、サービス獲得を実行するために、デバイスにおいてスキャニング論理を制御するように、独立してあるいは同時に、のいずれかで、実行することができる。例えば、ある外部ループは、広域エリアのサービス獲得のために実行することができ、別の外部ループは、ローカルエリアのサービス獲得のために同時にあるいは独立して実行することができる。
延長された獲得アルゴリズムの説明(Extended Acquisition Algorithm Description)
一態様において、延長された獲得アルゴリズムは、上記で説明されるように、同じアグレッシブフェーズを実行する。例えば、初期の内部ループ獲得試みが失敗する場合、獲得制御論理200は、選択された(すなわち指数関数的に増加している)タイムインターバルのときに、そして、選択された持続時間の間、アグレッシブフェーズにおいて内部ループ獲得試みの数が規定された最大数の試み(Nreacq)に達するまで、内部ループ獲得を繰り返す。
延長された獲得アルゴリズムにおいては、アグレッシブフェーズは、次に定義される5つのパラメータを使用する。
1.初期バックオフ値(T1)
2.指数係数(アルファ)
3.アルゴリズムのアグレッシブフェーズにおける試みの数(Nreacq)
4.アグレッシブフェーズにおける第1の獲得試みの望ましい持続時間を定義する初期獲得タイマスレッシュホールド
5.アグレッシブフェーズにおける後続獲得試みのための望ましい持続時間を定義する繰り返し獲得タイマスレッシュホールド
外部ループアルゴリズムの延長されたフェーズは、アルゴリズムのアグレッシブフェーズにおいてサービスが獲得されない場合には実行される。獲得制御論理200は、信号を周期的に獲得することを試みるだろう。これらの周期的試みが実行である持続時間、そして、長期のタイムアウト値(the long term timeout value)は、いずれの適切な技術を使用して選択されあるいは決定されることができる。
したがって、2つ以上のパラメータは、次のように、延長された獲得フェーズにおいて使用される。
1.延長されたフェーズのバックオフ値(T2)。
2.延長されたフェーズにおいて各獲得のための望ましい持続時間を定義する延長されたフェーズの獲得タイマスレッシュホールド
図4は、サービス獲得システムの態様における使用のために、延長された獲得アルゴリズムの延長されたフェーズのオペレーションを図示するタイミング図400を示す。タイミング図400は、アグレッシブフェーズ402を示しており、なお、獲得の試みのトータル数が3である。延長された獲得フェーズ404は、そのあとで、周期的タイムインターバルにおいて、後続獲得試みを提供するように生じる。成功した獲得は、アルゴリズムが内部ループ獲得試みの間にいずれの時間において実行することを、止める。
延長された獲得外部ループアルゴリズムに関するアクティベーションの効果(Effect of Activations on the Extended Acquisition Outer-Loop Algorithm)
一態様において、いったんサービング信号が獲得されると、外部ループのアルゴリズムはリセットされる。しかしながら、フローアクティベーション(すなわち、コンテンツを復号するリクエスト)は、外部ループのアルゴリズムに関して、次の効果があるだろう。
1.アクティベーションが生じるときに、デバイスが内部ループ獲得試みの最中である場合には、そのときには、デバイスは、現在の獲得試みを継続するであろう。
2.デバイスがサービスエリア外にあり、獲得試みをトリガするためのタイムセットを有する場合には、アクティベーションは、タイマが通常通りに終了するかのようにアルゴリズムがオペレーションを継続するために、現在のタイマの終了をトリガするであろう。獲得の試みの持続時間及び結果として生じるタイムアウトの長さ(the length of the consequent timeout)は、もしあれば、外部ループアルゴリズムのコンテキスト内の現在の獲得試みの数に依存する。
図5は、延長された獲得フェーズの外部ループアルゴリズムに関する、コンテンツフローのアクティベーションの効果を図示するタイミング図500を示す。例えば、タイムライン500は、アクティベーションが第2の獲得タイムアウトの間に生じるときに、延長された再獲得の外部ループアルゴリズムのオペレーションを図示する。図5で図示されるように、第2の獲得タイムアウトが502で生じる。この時間の間に、新しいコンテンツフローのアクティベーションが504で生じる。これに応じて、延長された獲得外部ループアルゴリズムは、第2のタイムアウトのタイミングを終了し、第3の獲得試みを開始するように動作する。サービスが第3の獲得試みの間に獲得されない場合には、延長された獲得の外部ループアルゴリズムは、506で図示されるように、延長された獲得を提供するように動作する。
出力表示(Output Indications)
様々な態様において、獲得システムは、ユーザ及び/またはデバイスで実行しているアプリケーションに対して、様々な表示を出力するように動作する。例えば、処理論理202は、ユーザ及び/またはデバイスにおいて実行するアプリケーションに対して、次のリストの表示を出力するように動作する。次のリストは網羅的ではないということ、また、いずれの追加の表示も処理論理202によって出力されることができるということ、に注意すべきである。
1.システムのロス
2.システムを獲得する
3.システムを獲得した
図6は、サービス獲得システムの態様によって提示される、サービス獲得のための例示的な方法600を示す。例えば、方法600は、上記で説明された獲得アルゴリズムにしたがって、外部ループの処理(outer-loop processing)を提供する。明らかにするために、方法600は、図2で示された獲得制御論理200を参照して下記で説明される。一態様において、処理論理202は、下記で説明された関数(function)を実行するために、獲得制御論理200を制御する1つまたは複数のセットのコードを実行する。
ブロック602では、サービス獲得システムは、アイドル状態にある。
ブロック604では、獲得外部ループタイマ(an acquisition outer-loop timer)が終了したかどうかに関しての決定が行われる。例えば、タイマ論理204は、外部ループタイマを維持しており、また、外部ループ時間が終了した場合には、方法はブロック618に移る。外部ループタイマが終了していない場合には、方法はブロック606に移る。
ブロック606で、フローアクティベーションが受信されたかどうかに関しての決定が行われる。一態様において、処理論理202は、デバイスにおけるアプリケーションからフローアクティベーションを受信するように動作する。処理論理202は、新しいフローアクティベーションが受信されたかどうか決定するように動作する。フローアクティベーションが受信された場合には、方法はブロック614に移る。フローアクティベーションが受信されなかった場合には、方法はブロック602に移る。
ブロック618では、システム獲得が試みられる。一態様において、処理論理202は、デバイスにおけるスキャニング論理によって内部ループの獲得の試みを開始するようにインタフェース論理206を制御する。したがって、内部ループの獲得は、処理論理202によって決定された、選択された持続時間の間に、試みられる。
ブロック620で、フローアクティベーションが進行中の内部ループスキャンの間に受信されたかどうかに関しての決定が行なわれる。一態様において、処理論理202がこの決定を行なう。フローアクティベーションが受信された場合、方法はブロック614に移る。フローアクティベーションが受信されなかった場合、方法はブロック622に移る。
ブロック622において、獲得の試みが失敗したかどうかに関しての決定が行なわれる。一態様において、インタフェース論理206は、処理論理202に受け渡されるサービスインジケータを受信する。処理論理202は、そのあとで、獲得試みが失敗したかを決定する。獲得試みが失敗しなかった場合には、方法はブロック608に移る。獲得の試みが失敗した場合には、方法はブロック624に移る。
ブロック608では、「システムを獲得した(system acquired)」という表示が提示される。一態様において、処理論理202は、デバイスユーザ及び/またはデバイスにおけるアプリケーションに対して、表示を送信するように動作する。
ブロック610では、デバイスは、アクティブモードにある。したがって、デバイスは稼働中(in-service)である。
ブロック612では、サービス獲得が必要かどうかに関する決定が行なわれる。一態様において、インタフェース論理206は、処理論理202に受け渡されるサービスインジケータを受信する。処理論理202は、そのあとで、サービスが失われたか、そして、サービス獲得は必要であるかを決定する。サービス獲得が必要とされない場合には、方法は、ブロック610に移る。サービス獲得が必要とされる場合には、方法は、ブロック614に移る。
ブロック614では、外部ループの獲得アルゴリズムは、リセットされる。一態様において、処理論理202は外部ループの獲得アルゴリズムをリセットするように動作する。したがって、スキャニング持続時間はリセットされ、また、バックオフタイムインターバルはリセットされる。
ブロック616で、「システムを獲得する(acquiring system)」という表示が提示される。一態様において、処理論理202は、デバイスユーザ及び/またはデバイスにおけるアプリケーションに対して、この表示を提供するように動作する。
ブロック624では、最近の獲得失敗が第1の内部ループの試みだったかどうかに関しての決定が行なわれる。一態様において、処理論理202がこの決定を行なう。それが第1の内部ループの試みであった場合、方法は、ブロック626に移る。それが第1の内部ループの試みでなかった場合、方法はブロック628に移る。
ブロック626では、すべてのフローは非アクティブ化され(deactivated)、「システムのロス(loss of system)」表示が送られる。一態様において、処理論理202は、関連するフローデータが受信されないように、すべてのフローを非アクティブ化するように動作する。処理論理202はまた、「システムのロス(loss of system)」表示を、デバイスユーザ及び/またはデバイスにおけるアプリケーションに対して、送信するように動作する。
ブロック628では、内部ループの試みの数が選択された限界(Nreacq)よりも小さいかどうかに関しての決定が行なわれる。一態様においては、処理論理202はこの決定を行なう。試みの数がNreacqよりも小さい場合には、方法は、ブロック630に移る。試みの数がNreacqよりも小さくない場合には、方法はブロック602に移る。
ブロック630では、外部ループタイマは、次の獲得の試みのために調節される。一態様においては、タイマ論理204は、(T1*2[alpha*(CurrentReacqNumber−1)])と等しい値に設定される外部ループタイマを維持する。方法は、そのあと、ブロック602に移る。
したがって、方法600は、サービス獲得システムの態様における使用のために、獲得アルゴリズムを提供するように動作する。方法600が単に1つのインプリメンテーションであるということ、方法600のオペレーションは再配列されてもよく、あるいは、そうでなければ様々な態様の範囲内で修正されてもよいということに注意すべきである。したがって、他のインプリメンテーションは、ここにおいて説明された様々な態様の範囲で可能である。
図7は、サービス獲得システムの態様によって提供される、サービス獲得のための例示的な方法700を示す。例えば、方法700は、上記で説明されるような、延長された再獲得アルゴリズムにしたがって外部ループの処理を提供する。明らかにするために、方法700は、図2で示された獲得制御論理200を参照して下記で説明される。一態様において、処理論理202は、下記で説明される関数を実行するために、獲得制御論理200を制御する1つまたは複数セットのコードを実行する。
ブロック702において、サービスエリア外の状態(out of coverage condition)が存在する。一態様において、サービス獲得システムは、上記で説明された獲得アルゴリズムにしたがってデバイスがサービスエリア外であるということを決定した。
ブロック704では、外部ループタイマが終了したかどうかに関しての決定が行なわれる。例えば、タイマ論理204は、外部ループタイマを維持し、また、外部ループ時間が終了した場合には、方法はブロック718に移る。外部ループタイマが終了しなかった場合には、方法はブロック706に移る。
ブロック706では、フローアクティベーションが受信されたかどうかに関しての決定が行なわれる。一態様において、処理論理202は、デバイスにおけるアプリケーションからフローアクティベーションを受信するように動作する。処理論理202は、新しいフローアクティベーションが受信されたかどうかを決定するように動作する。フローアクティベーションが受信された場合には、方法はブロック718に移る。フローアクティベーションが受信されなかった場合には、方法はブロック702に移る。
ブロック718で、システム獲得が試みられる。一態様において、処理論理202は、デバイスにおけるスキャニング論理によって内部ループの獲得試みを開始するためにインタフェース論理206を制御する。したがって、内部ループの獲得は、処理論理202によって決定された、選択された持続時間の間、試みられる。いったん獲得の試みが開始すると受信される新しいフローアクティベーションは、処理論理202によって送信されている「システムを獲得する(acquiring system)」という表示を結果としてもたらす。
ブロック720において、獲得の試みが失敗したかどうかに関しての決定が行なわれる。一態様において、インタフェース論理206は、処理論理202に受け渡されるサービスインジケータを受信する。その後、処理論理202は、そのあとで、獲得の試みが失敗したかを決定する。獲得の試みが失敗しなかった場合には、方法はブロック708に移る。獲得の試みが失敗した場合には、方法はブロック722に移る。
ブロック708では、「システムを獲得した(system acquired)」という表示が提示される。一態様において、処理論理202は、デバイスユーザ及び/またはデバイスにおけるアプリケーションに対して、表示を送信するように動作する。
ブロック710では、デバイスはアクティブモードにある。したがって、デバイスは、現在、稼働中(in-service)である。
ブロック712では、サービス獲得が必要かどうかに関しての決定が行なわれる。一態様において、インタフェース論理206は、処理論理202に受け渡されるサービスインジケータを受信する。処理論理202は、その後で、サービスが失われたかどうか、そしてサービス獲得が必要とされるかを決定する。サービス獲得が必要とされない場合、方法は、ブロック710に移る。サービス獲得が必要とされる場合には、方法は、ブロック714に移る。
ブロック714において、外部ループの獲得アルゴリズムはリセットされる。一態様において、処理論理202は、外部ループの獲得アルゴリズムをリセットするように動作する。したがって、スキャニング持続時間はリセットされ、バックオフタイムインターバルがリセットされる。
ブロック716において、「システムを獲得する(acquiring system)」という表示が提示される。一態様において、処理論理202は、デバイスユーザ及び/またはデバイスにおけるアプリケーションに対して、この表示を提供するように動作する。
ブロック722では、最近の獲得失敗が最初の内部ループの試みあるいは新しいアクティベーションの結果であったかどうかに関しての決定が行なわれる。一態様において、処理論理202はこの決定を行なう。それが最初の内部ループの試みあるいは新しいアクティベーションの結果だった場合には、方法は、ブロック724に移る。それが最初の内部ループの試みあるいは新しいアクティベーションの結果でなかった場合には、方法はブロック726に移る。
ブロック724において、すべてのフローは、非アクティブ化され、「システムのロス(loss of system)」表示が送信される。一態様において、処理論理202は、関連づけられたフローのデータが受信されないように、すべてのフローを非アクティブ化するように動作する。処理論理202はまた、デバイスユーザおよび/またはデバイスにおけるアプリケーションに対して、「システムのロス」を送信するように動作する。
ブロック726において、内部ループ試みの数が選択された限界(Nreacq)よりも小さいかどうかに関しての決定が行なわれる。一態様において、処理論理202はこの決定を行なう。試みの数がNreacqよりも小さい場合には、方法はブロック728に移る。試みの数がNreacqよりも少なくない場合には、方法は、ブロック730に移る。
ブロック728においては、外部ループタイマは、次の獲得の試みのために調節される。一態様において、タイマ論理204は、(T1*2[alpha*(CurrentReacqNumber−1)])と等しい値に設定される外部ループタイマを保持する。方法は、そのあとで、ブロック702に移る。
ブロック730において、外部ループタイマは時間値T2に設定される。一態様において、タイマ論理204は、値T2に設定される外部ループタイマを保持し、T2は、周期的獲得試みのために使用されるタイムインターバルである。方法は、ブロック702に移る。
したがって、方法700は、サービス獲得システムの態様における使用のために、延長された獲得アルゴリズムを提供するように動作する。方法700は、ただ1つのインプリメンテーションであるということ、また、方法700のオペレーションは、再配列される(rearranged)ことができ、そうでなければ、様々な態様の範囲内で修正されることができるということ、に注目すべきである。したがって、他のインプリメンテーションは、ここに記述された様々な態様の範囲で可能である。
図8は、サービス獲得システムの態様における使用のために、例示的な獲得制御論理800を示す。例えば、獲得制御論理800は、図2で示される獲得制御論理200としての使用に適切である。一態様において、獲得制御論理800は、ここにおいて説明されるように獲得システムの態様を提供するように構成された1つまたは複数のモジュールを備えている少なくとも1つの集積回路によってインプリメントされる。例えば、一態様において、各モジュールは、ハードウェアおよび/またはソフトウェアを実行するハードウェアを備える。
獲得制御論理800は、サービスのロスが生じたかどうかを検出するための手段(802)を備えている第1のモジュールを備えており、そしてそれは一態様において、インタフェース206を備える。獲得制御論理800はまた、サービスのロスが生じた場合には、アグレッシブ獲得フェーズの間に少なくとも1つの獲得試みを開始するための手段(804)を備えている第2のモジュールを備え、なお、連続する獲得試みの間のバックオフタイムインターバルは、一定である、あるいは増加しており、アグレッシブ獲得フェーズは、サービス獲得が達成されるときに、あるいは、選択された数の獲得試みが実行されたときに終了し、そしてそれは、一態様において処理論理202を備える。
ここにおいて開示された態様に関連して様々な説明のための論理、論理ブロック、モジュール及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラムゲートアレイ(FPGA)あるいは他のプログラム可能な論理デバイス、ディスクリートゲートあるいはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここにおいて説明された機能を実行するように設計されたそれらのいずれの組み合わせ、を用いてインプリメントされる、あるいは実行されることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、代替的に、プロセッサは、いずれの従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいはステートマシンであってもよい。プロセッサもまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えばDSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいはいずれの他のそのような構成、としてインプリメントされることができる。
ここに開示された態様に関連して説明されたアルゴリズムあるいは方法のステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されたソフトウェアモジュールにおいて、あるいは2つの組み合わせで、具現化されることができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、あるいは技術分野において知られているいずれの他の形のストレージメディア、において常駐していてもよい。例示的なストレージメディアは、プロセッサがストレージメディアから情報を読み取り、そしてストレージメディアに情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替的に、ストレージメディアは、プロセッサに一体化していてもよい。プロセッサとストレージメディアは、ASICに常駐してもよい。ASICは無線通信デバイスにおいて常駐してもよい。代替的には、プロセッサとストレージメディアは、無線通信デバイスにおいて、ディスクリートコンポーネントとして常駐していてもよい。
開示された態様の説明は、当業者が本発明を作りあるいは使用することができるように提供されている。これらの態様に対する様々な修正は、当業者にとっては容易に明らかであろう、そして、ここにおいて定義された包括的な原理は、本発明の精神あるいは範囲から逸脱することなく、他の態様、例えばインスタントメッセージングサービスあるいはいずれの一般的な無線データ通信アプリケーションにおける、に適用されることができる。したがって、本開示は、ここに示された実施形態に限定されるようには意図されておらず、ここに開示された原理および新規な特徴に整合する最も広い範囲が与えられるべきである。用語「例示的な(exemplary)」は、「例(example)、インスタンス(instance)、又は図示(illustration)として機能している」を意味するように、ここでは排他的に使用されている。「例示的な」としてここに説明されるいずれの態様も、他の態様よりも、好ましいまたは有利であるとして、必ずしも解釈されるべきではない。
したがって、サービス獲得システムの態様がここに図示され説明されているが、それらの精神または本質的な特性から逸脱することなく、態様に対して、様々な変更がなされることができるということは理解されるであろう。したがって、ここにおいて開示と説明は、添付の特許請求の範囲で記載されている発明の範囲を説明するように意図されており、限定するものではない。

Claims (55)

  1. ブロードキャストシステムにおけるサービス獲得のための方法であって、前記方法は、
    サービスのロスが生じたかどうかを検出することと;
    サービスのロスが生じた場合には、アグレッシブ獲得フェーズの間に少なくとも1つの獲得の試みを開始することと、なお、連続する獲得試みの間のバックオフタイムインターバルは、一定であるか、増加しており、また、前記アグレッシブ獲得フェーズは、サービス獲得が達成されるときに、あるいは、選択された数の獲得試みが実行されたときに、終了する;
    を備えている、方法。
  2. 前記開始することは、第1の持続時間を有する第1の獲得試みと、前記第1の持続時間と等しいあるいは前記第1の持続時間より短い持続時間を有する後続獲得試みと、を開始することを備えている、請求項1に記載の方法。
  3. 前記アグレッシブフェーズの後で延長された獲得フェーズを開始すること、をさらに備えており、なお、固定あるいは変数のタイムインターバルは、さらなる獲得試みの間で提供されており、前記さらなる獲得試みは、固定のあるいは変化している持続時間を有する、請求項1に記載の方法。
  4. 選択されたパワーの使用を達成するために、前記さらなる獲得試みの間の前記のタイムインターバルと前記の持続時間を決定すること、をさらに備えている請求項3に記載の方法。
  5. 前記アグレッシブ獲得フェーズにおける獲得試みの間の平均タイムインターバルが前記延長された獲得フェーズにおける獲得試みの間の平均タイムインターバルよりも少ないように、前記アグレッシブ獲得フェーズと前記延長された獲得フェーズとを決定すること、をさらに備えている請求項3に記載の方法。
  6. 前記アグレッシブ獲得フェーズにおける平均パワーの使用が前記延長された獲得フェーズにおける平均パワーの使用よりも多いように、前記アグレッシブ獲得フェーズと前記延長された獲得フェーズとを決定すること、をさらに備えている請求項3に記載の方法。
  7. 前記延長された獲得フェーズにおける平均パワーの使用が選択されたターゲットを満たすように、前記延長された獲得フェーズを決定すること、をさらに備えている請求項3に記載の方法。
  8. 前記選択されたターゲットは、稼働中のときのスタンバイモードにおける平均パワーの使用と等しい、請求項7に記載の方法。
  9. システムのロス、システムを獲得している、及びシステムを獲得した、のうちの1つから選択されたステータスインジケータを提供すること、をさらに備えている請求項1に記載の方法。
  10. サービスが前記アグレッシブ獲得フェーズにおいて獲得される場合、少なくとも1つのフローダウンロードを再確立すること、をさらに備えている請求項1に記載の方法。
  11. サービスが前記アグレッシブ獲得フェーズの終了までに獲得されない場合には少なくとも1つのフローダウンロードを終了すること、をさらに備えている請求項1に記載の方法。
  12. ブロードキャストシステムにおけるサービス獲得のための装置であって、前記装置は、
    サービスのロスが生じたかどうかを検出するように構成されたインタフェース論理と;
    サービスのロスが生じた場合にはアグレッシブ獲得フェーズの間に少なくとも1つの獲得試みを開始するように構成された処理論理と、なお、連続する獲得試みの間のバックオフタイムインターバルは一定であるか、増加しており、前記アグレッシブ獲得フェーズは、サービス獲得が達成されるときに、あるいは選択された数の獲得試みが実行されるときに終了する;
    を備えている、装置。
  13. 前記処理論理は、第1の持続時間を有する第1の獲得試みと、前記第1の持続時間に等しいあるいは前記第1の持続時間より短い持続時間を有する後続獲得試みと、を開始するように構成されている、請求項12に記載の装置。
  14. 前記処理論理は、前記アグレッシブフェーズの後で延長された獲得フェーズを開始するように構成されており、なお、固定あるいは変数のタイムインターバルは、さらなる獲得試みの間で提供されており、前記さらなる獲得試みは、固定あるいは変化している持続時間を有する、請求項12に記載の方法。
  15. 前記処理論理は、選択されたパワーの使用を達成するために前記さらなる獲得試みの間の前記タイムインターバルと前記持続時間を決定するように構成されている、請求項14に記載の方法。
  16. 前記処理論理は、前記アグレッシブ獲得フェーズにおける獲得試みの間の平均タイムインターバルが前記延長された獲得フェーズにおける獲得試みの間の平均タイムインターバルよりも少ないように、前記アグレッシブ獲得フェーズと前記延長された獲得フェーズとを決定するように構成されている、請求項14に記載の装置。
  17. 前記処理論理は、前記アグレッシブ獲得フェーズにおける平均パワーの使用が前記延長された獲得フェーズにおける平均パワーの使用よりも多いように、前記アグレッシブ獲得フェーズと前記延長された獲得フェーズとを決定するように構成されている、請求項14に記載の装置。
  18. 前記処理論理は、前記延長された獲得フェーズにおける平均パワーの使用が選択されたターゲットを満たすように、前記延長された獲得フェーズを決定するように構成されている、請求項14に記載の装置。
  19. 前記選択されたターゲットは、稼働中のときのスタンバイモードにおける平均パワーの使用と等しい、請求項18に記載の装置。
  20. 前記処理論理は、システムのロス、システムを獲得している、及びシステムを獲得した、のうちの1つから選択されたステータスインジケータを提供するように構成されている、請求項12に記載の装置。
  21. 前記処理論理は、サービスが前記アグレッシブ獲得フェーズにおいて獲得される場合、少なくとも1つのフローダウンロードを再確立するように構成されている、請求項12に記載の装置。
  22. 前記処理論理は、サービスが前記アグレッシブ獲得フェーズの終了までに獲得されない場合には少なくとも1つのフローダウンロードを終了するように構成されている、請求項12に記載の装置。
  23. ブロードキャストシステムにおけるサービス獲得のための装置であって、前記装置は、
    サービスのロスが生じたかどうかを検出するための手段と;
    サービスのロスが生じた場合には、アグレッシブ獲得フェーズの間に少なくとも1つの獲得の試みを開始するための手段と、なお、連続する獲得試みの間のバックオフタイムインターバルは、一定であるか、増加しており、また、前記アグレッシブ獲得フェーズは、サービス獲得が達成されるときに、あるいは、選択された数の獲得試みが実行されたときに、終了する;
    を備える装置。
  24. 前記開始するための手段は、第1の持続時間を有する第1の獲得試みと、前記第1の持続時間と等しいあるいは前記第1の持続時間より短い持続時間を有する後続獲得試みと、を開始するための手段を備えている、請求項23に記載の装置。
  25. 前記アグレッシブフェーズの後で延長された獲得フェーズを開始するための手段、をさらに備えており、なお、固定あるいは変数のタイムインターバルは、さらなる獲得試みの間で提供されており、前記さらなる獲得試みは、固定あるいは変化している持続時間を有する、請求項23に記載の装置。
  26. 選択されたパワーの使用を達成するために、前記さらなる獲得試みの間の前記タイムインターバルと前記持続時間を決定するための手段、をさらに備えている請求項25に記載の装置。
  27. 前記アグレッシブ獲得フェーズにおける獲得試みの間の平均タイムインターバルが前記延長された獲得フェーズにおける獲得試みの間の平均タイムインターバルよりも少ないように、前記アグレッシブ獲得フェーズと前記延長された獲得フェーズとを決定するための手段、をさらに備えている請求項25に記載の装置。
  28. 前記アグレッシブ獲得フェーズにおける平均パワーの使用が前記延長された獲得フェーズにおける平均パワーの使用よりも多いように、前記アグレッシブ獲得フェーズと前記延長された獲得フェーズとを決定するための手段、をさらに備えている請求項25に記載の装置。
  29. 前記延長された獲得フェーズにおける平均パワーの使用が選択されたターゲットを満たすように、前記延長された獲得フェーズを決定するための手段、をさらに備えている請求項25に記載の装置。
  30. 前記選択されたターゲットが、稼働中のときのスタンバイモードにおける平均パワー使用に等しい、請求項29に記載の装置。
  31. システムのロス、システムを獲得している、及びシステムを獲得した、のうちの1つから選択されたステータスインジケータを提供するための手段、をさらに備えている請求項23に記載の装置。
  32. サービスが前記アグレッシブ獲得フェーズにおいて獲得される場合、少なくとも1つのフローダウンロードを再確立するための手段、をさらに備えている請求項23に記載の装置。
  33. サービスが前記アグレッシブ獲得フェーズの終了までに獲得されない場合には少なくとも1つのフローダウンロードを終了するための手段、をさらに備えている請求項23に記載の装置。
  34. ブロードキャストシステムにおけるサービス獲得のためのコンピュータプログラムプロダクトであって、前記コンピュータプログラムプロダクトは、
    サービスのロスが生じたかどうかをコンピュータに検出させるための第1セットのコードと;
    サービスのロスが生じた場合には、アグレッシブ獲得フェーズの間に少なくとも1つの獲得試みをコンピュータに開始させるための第2セットのコードと、なお、連続する獲得試みの間のバックオフタイムインターバルは、一定であるか、増加しており、また、前記アグレッシブ獲得フェーズは、サービス獲得が達成されるときに、あるいは、選択された数の獲得試みが実行されたときに、終了する;
    を備えているマシン可読媒体、
    を備えているコンピュータプログラムプロダクト。
  35. 前記第2セットのコードは、第1の持続時間を有する第1の獲得試みと、前記第1の持続時間と等しいあるいは前記第1の持続時間より短い持続時間を有する後続獲得試みと、を前記コンピュータに開始させるために構成されている、請求項34に記載のマシン可読媒体。
  36. 前記第2セットのコードは、前記アグレッシブフェーズの後で延長された獲得フェーズを前記コンピュータに開始させるために構成されており、固定あるいは変数のタイムインターバルは、さらなる獲得試みの間で提供されており、そして、前記さらなる獲得試みは、固定あるいは変化している持続時間を有する、請求項34に記載のマシン可読媒体。
  37. 前記第2セットのコードは、選択されたパワーの使用を達成するために前記さらなる獲得試みの間の前記タイムインターバルと前記持続時間を前記コンピュータに決定させるために構成されている、請求項34に記載のマシン可読媒体。
  38. 前記第2セットのコードは、前記アグレッシブ獲得フェーズにおける獲得試みの間の平均タイムインターバルが前記延長された獲得フェーズにおける獲得試みの間の平均タイムインターバルよりも少ないように、前記アグレッシブ獲得フェーズと前記延長された獲得フェーズとを前記コンピュータに決定させるために構成されている、請求項37に記載のマシン可読媒体。
  39. 前記第2セットのコードは、前記アグレッシブ獲得フェーズにおける平均パワーの使用が前記延長された獲得フェーズにおける平均パワーの使用よりも多いように、前記アグレッシブ獲得フェーズと前記延長された獲得フェーズとを前記コンピュータに決定させるために構成されている、請求項37に記載のマシン可読媒体。
  40. 前記第2セットのコードは、前記延長された獲得フェーズにおける平均パワーの使用が選択されたターゲットを満たすように、前記延長された獲得フェーズを前記コンピュータに決定させるために構成されている、請求項37に記載のマシン可読媒体。
  41. 前記選択されたターゲットは、稼働中のときのスタンバイモードにおける平均パワーの使用と等しい、請求項40に記載のマシン可読媒体。
  42. 前記第2セットのコードは、システムのロス、システムを獲得している、及びシステムを獲得した、のうちの1つから選択されたステータスインジケータを前記コンピュータに提供させるために構成されている、請求項34に記載のマシン可読媒体。
  43. 前記第2セットのコードは、サービスが前記アグレッシブ獲得フェーズにおいて獲得される場合、少なくとも1つのフローダウンロードを前記コンピュータに再確立させるために構成されている、請求項34に記載のマシン可読媒体。
  44. 前記第2セットのコードは、サービスが前記アグレッシブ獲得フェーズの終了までに獲得されない場合には少なくとも1つのフローダウンロードを前記コンピュータに終了させるために構成されている、請求項34に記載のマシン可読媒体。
  45. ブロードキャストシステムにおけるサービス獲得のために構成された少なくとも1つの集積回路であって、前記少なくとも1つの集積回路は、
    サービスのロスが生じたかどうかを検出するように構成された第1のモジュールと;
    サービスのロスが生じた場合には、アグレッシブ獲得フェーズの間に少なくとも1つの獲得の試みを開始するように構成された第2のモジュールと、なお、連続する獲得試みの間のバックオフタイムインターバルは、一定であるか、増加しており、また、前記アグレッシブ獲得フェーズは、サービス獲得が達成されるときに、あるいは、選択された数の獲得試みが実行されたときに、終了する;
    を備えている、少なくとも1つの集積回路。
  46. 前記第2のモジュールは、第1の持続時間を有する第1の獲得試みと、前記第1の持続時間と等しいあるいは前記第1の持続時間とより短い持続時間を有する後続獲得試みと、を開始するように構成されている、請求項45に記載の少なくとも1つの集積回路。
  47. 前記第2のモジュールは、前記アグレッシブフェーズの後で延長された獲得フェーズを開始するように構成されており、固定あるいは変数のタイムインターバルは、さらなる獲得試みの間で提供されており、前記さらなる獲得試みは、固定あるいは変化している持続時間を有する、請求項45に記載の少なくとも1つの集積回路。
  48. 前記第2のモジュールは、選択されたパワーの使用を達成するために前記さらなる獲得試みの間の前記タイムインターバルと前記持続時間を決定するように構成されている、請求項47に記載の少なくとも1つの集積回路。
  49. 前記第2のモジュールは、前記アグレッシブ獲得フェーズにおける獲得試みの間の平均タイムインターバルが前記延長された獲得フェーズにおける獲得試みの間の平均タイムインターバルよりも少ないように、前記アグレッシブ獲得フェーズと前記延長された獲得フェーズとを決定するように構成されている、請求項47に記載の少なくとも1つの集積回路。
  50. 前記第2のモジュールは、前記アグレッシブ獲得フェーズにおける平均パワーの使用が前記延長された獲得フェーズにおける平均パワーの使用よりも多いように、前記アグレッシブ獲得フェーズと前記延長された獲得フェーズとを決定するように構成されている、請求項47に記載の少なくとも1つの集積回路。
  51. 前記第2のモジュールは、前記延長された獲得フェーズにおける平均パワーの使用が選択されたターゲットを満たすように、前記延長された獲得フェーズを決定するように構成されている、請求項47に記載の少なくとも1つの集積回路。
  52. 前記選択されたターゲットは、稼働中のときのスタンバイモードにおける平均パワーの使用と等しい、請求51に記載の少なくとも1つの集積回路。
  53. 前記第2のモジュールは、システムのロス、システムを獲得している、及びシステムを獲得した、のうちの1つから選択されたステータスインジケータを提供するように構成されている、請求項45に記載の少なくとも1つの集積回路。
  54. 前記第2のモジュールは、サービスが前記アグレッシブ獲得フェーズにおいて獲得される場合、少なくとも1つのフローダウンロードを再確立するように構成されている、請求項45に記載の少なくとも1つの集積回路。
  55. 前記第2のモジュールは、サービスが前記アグレッシブ獲得フェーズの終了までに獲得されない場合には少なくとも1つのフローダウンロードを終了するように構成されている、請求項45に記載の少なくとも1つの集積回路。
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