JP2010525843A - 腔内および/または経内腔の手術を行うための連結装置 - Google Patents
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Abstract
Description
腔内または経内腔吻合、例えば、胃空腸吻合、空腸空腸吻合、結腸直腸吻合、空腸結腸吻合、もしくは胆管の吻合、を行う方法は、概して以下の:
ガイドワイヤ手段88が体外の近位端部88’から患者の身体内へと延びて、身体内では、吻合で結合される予定の第1の近位組織部分45および第2の遠位組織部分44を通り、身体から出て体外の遠位端部88’’まで延びるように、身体にガイドワイヤ手段88を置くことでガイドワイヤ手段のループを作るステップと、
(以下では、特に指定がない限り、「近位」および「遠位」という用語は、ガイドワイヤループに沿った方向、ならびに、前記に定めた、ガイドワイヤループの近位端部88’および遠位端部88’’を指す)
ガイドワイヤ手段88の近位端部88’に吻合リング装置の第1の近位リング36を固定し、第1の近位リング36が第1の近位組織部分45に達するまでガイドワイヤ手段88の体外遠位端部88’’を遠位方向に引っ張ることによって第1の近位リング36を第1の近位組織部分45に運ぶステップと、
ガイドワイヤ手段88の遠位端部88’’に、吻合リング装置の第2の遠位リング39をスライド可能に接続し、第2の遠位リング39が第2の遠位組織部分44に達するまで第2の遠位リング39をガイドワイヤ手段88に沿って近位に押すステップと、
第1の近位圧縮リング36を遠位に引くと同時に第2の遠位圧縮リング39を近位に押し、近位リングおよび遠位リングを接近させて、それによって、互いに圧縮接触している第1のリング36と第2のリング39との間で、ガイドワイヤ手段88上に位置する第1の組織部分45および第2の組織部分44を引裂くステップと、
第1のリング36および第2のリング39を接続し、それによって、第1および第2の組織部分を、第1のリング36と第2のリング39との間にクランプするステップと、
吻合内腔を開くため、吻合リング装置の上に内側に張り出す組織を広げるステップと、
ガイドワイヤ手段88を身体から除去するため、ガイドワイヤ手段88の近位端部88’を引っ張るステップと、
を含む。
ガイドワイヤ手段88のループは、以下の手順ステップ:
ガイドワイヤ手段用の近位入口ポート(例えば口)を通して細長い挿入装置を経内腔的に(例えば経口腔的に)導入し、身体の外側から遠位に近位組織部分(例えば空腸の吻合部位)に向かって挿入装置を押すステップと、
挿入装置に形成された1つ以上のガイドワイヤ導管を通して、ガイドワイヤ手段の遠位端部を近位組織部分に運び、ガイドワイヤ端部もしくはニードルガイドワイヤ端部で、近位組織部分に穴をあけるステップと(代わりに、近位組織部分は、ガイドワイヤ導管に沿って挿入可能であり、かつ2つ以上の内部導管(1つはRFニードル用で、1つはガイドワイヤ用)を画定する、シースを有する、別個の高周波ニードル装置によって穴をあけられる)、
(このようにして、ガイドワイヤ遠位端部は、近位組織部分から遠位に(例えば、予めCO2で吹き込みをされた腹部空間の中に)突出する)
挿入装置を近位に引っ張り近位入口ポート(例えば口)から出すことにより身体から挿入装置を除去し、ガイドワイヤ手段を所定の場所に残すステップと、
近位入口ポート(例えば口)と一致しているかもしれないが必ずしも一致していない、ガイドワイヤ手段用の遠位入口ポートを通して、把持装置を経内腔的に導入し、身体の外側から(ループ方向に関して)近位に、遠位組織部分、例えば胃壁組織、に向けて把持装置を押すステップと、
例えば高周波ニードルもしくは同等の貫通装置によって、遠位組織部分に穴を作り、好ましくは、把持装置のワーキングチャネルを通して遠位組織部分に運ばれるのが好ましいバルーンカテーテルで、その穴を広げるステップと、
遠位組織部分の予め広げた穴(胃切開部)に把持装置を通して、ガイドワイヤ遠位端部が置かれた同じ空間(例えば予めCO2で吹き込みをされた腹部空間)の中に入れ、把持装置をガイドワイヤ手段の遠位端部に向けて押すステップと、
把持装置に形成された作業導管または器具送達導管を通してスネアを挿入し、スネアが把持装置から出てガイドワイヤ遠位端部に達するまでスネアを近位に進めるステップと、
ガイドワイヤ手段を捕らえるために、ガイドワイヤ遠位端部の上にスネアを押し込み、ガイドワイヤ手段の周りでスネアを閉じるかもしくは締めて、その後、遠位組織部分(例えば胃壁)の打ち抜き穴を通して、ガイドワイヤ手段の遠位端部と共にスネアを遠位に引っ張り、遠位入口ポートを通して、ガイドワイヤ遠位端部と共に把持装置を遠位に引っ込めて(例えば経口腔的に)身体から出す、ステップと、
によって作られうる。
第1の近位リング36は、以下の処置ステップ:
患者の身体の外側にある、好ましくは別個の、運搬部材と、近位リングを取り外し可能に接続するステップと、
例えば、単式ガイドワイヤの上に運搬部材を挿入し、ガイドワイヤ手段に沿って運搬部材がスライドするのを防ぐように運搬部材をロックすることによって、ガイドワイヤ手段88の近位端部88’に運搬部材(近位リングを保持する)を体外で取り付けるステップと(運搬部材は、好ましくは、ガイドワイヤの周りでクランプされることができ、かつ、運搬部材のスライドに対する障害物を与えるように構成された、クリップなどのロック要素により、ロックされる。運搬部材をガイドワイヤ近位端部に接続した後、運搬部材は、近位内視鏡入口ポートに導入され、ガイドワイヤ遠位端部88’’を遠位に引っ張ることにより、吻合部位まで、すなわち、第1の近位組織部分(例えば腸壁45)まで引っ張られる)、
(代わりに、運搬部材の、ガイドワイヤに対するロックは、運搬部材に一体化されたロック特徴部、例えばクランプ部分、により得ることもできる。さらに他の実施形態によると、運搬部材はガイドワイヤと共に作製されて分配されているか、または、ガイドワイヤループの完成後、ガイドワイヤ遠位端部88’を遠位に引っ張ることにより、運搬部材を近位リングと共に近位入口ポート(例えば口および食道)の中へ導入し、運搬部材を近位組織部分45に送達するのに、ガイドワイヤループが十分になるような形で、運搬部材はガイドワイヤに予め接続されている)
(代わりに、運搬部材は、近位組織層までガイドワイヤに沿ってスライドされてよく、ガイドワイヤは、運搬部材のためのガイドレールとして作用する)
その後、運搬部材が、近位リング、特にその遠位組織接触表面を、近位組織部分に対して押し進め、近位組織部分を、遠位組織部分に向けて遠位に動かして遠位組織部分と接触させるように、ガイドワイヤ遠位端部88’’を遠位に引っ張ることにより、近位組織部分45および遠位組織部分44が密接に接触するまで、近位組織部分45(例えば腸組織)を、遠位組織部分44(例えば胃壁)に向けて接近させるステップと、
によって、吻合部位まで送達される。
遠位リングは、以下の処置ステップ:
第2の遠位圧縮リング39をガイドワイヤ遠位端部88’’の上に挿入し、第2の遠位圧縮リング39を、吻合部位に向けて、したがって、第1の近位圧縮リング36に向けて、ガイドワイヤ手段88に沿って近位に押すステップと(ガイドワイヤループのおかげで、第1の圧縮リング36および第2の圧縮リング39は、第1の組織部分45および第2の組織部分44と共に、吻合部位において軸方向に整列される)、
(ある実施形態によると、遠位圧縮リングは、近位圧縮リングおよび遠位圧縮リングの相互接続を可能にするために、必要な場合、近位圧縮リングに対する遠位圧縮リングの角度位置付けを行うように構成されるのが有利である、適切な吻合用アプライヤによって、ガイドワイヤに沿って押される。代わりに、圧縮リングは、異なる角度位置における、または、互いの角度位置から独立した、それら圧縮リングの相互接続を可能にする、接続特徴部を備えている)
遠位圧縮リングを近位に押して近位圧縮リングと係合させることにより、圧縮リング、ゆえに、圧縮リング間にクランプされた組織部分を接続するステップと、
により吻合部位に送達される。この目的のために、吻合装置は、本発明による連結装置1と、接近装置37と、を含む。このようにして、圧縮リングに相反する押す力または引く力を加えるために、(好ましくは、手術部位で、またはその近くで)第1の圧縮リングの運搬部を、接近装置37(第2の圧縮リングに接続される)に連結することが可能である。
吻合で結合される予定の遠位および近位組織部分は、以下の処置ステップによって広げられる:
組織部分が接近して互いに接触した後であるが、好ましくは、遠位および近位圧縮リングが確かに接続される前に、組織延長部を切断するかもしくは押し破る(forced)ことにより、ガイドワイヤ手段、好ましくは単式ガイドワイヤが通過する組織部分の通路孔を広げるステップ。有利な実施形態によると、組織部分の通路開口部は、連結装置1の拡張可能なアンカーヘッド4として作用する、同じバルーン拡張器11により広げられる。バルーン拡張器11は、ガイドワイヤ88の上に挿入され、組織部分の通路開口部に向かって、またその通路開口部を少なくとも部分的に横切って、送達されることができる。引き続いて、バルーン拡張器11は、遠位圧縮リングの中央孔をおおよそふさぐ程度まで吹き込まれ、それにより、吻合内腔を実質的に同じ程度まで広げ、それと同時に、アンカーヘッドと捕捉部分との間で連結動作を行う。
圧縮リングの接続後、バルーン拡張器は、収縮して、捕捉部分3から取り外される。捕捉部分3を備えた吻合用アプライヤは、患者の身体から引き抜かれる。また、連結部分2を備えた運搬部材は、ガイドワイヤ近位端部88’を近位方向に引っ張ることにより、第1の近位圧縮リングから取り外されて、好ましくはガイドワイヤ88と共に、除去される。第1の近位リングが遠位リングに確実にロックされると、ガイドワイヤ88の近位牽引中、運搬部材(より弱い接続により、例えば摩擦嵌めにより、近位リングを受容した)は、近位圧縮リングから分離して、近位圧縮リングは、遠位圧縮リングに接続されたままの状態にとどまる。
図22を参照すると、吻合リングアプライヤシステム30は、第1の圧縮リング運搬装置31(破線− − −)、および吻合用アプライヤ32(一点鎖線−・−)を含む。第1の圧縮リング運搬装置31は、第1の圧縮リング36を保持するよう構成され、かつ、ロック部分35によって、ガイドワイヤ装置88、好ましくは単式ガイドワイヤ、に接続可能であるかまたは接続された、第1の(例えば空腸の)リング運搬部33を含む。ロック部分35は、第1の(空腸の)圧縮リング36が、リング接近方向と反対側の方向に、ガイドワイヤ装置に沿ってスライドすることを防ぐように構成されている。
(1) 例えば腔内手術中に、第1の外科装置を第2の外科装置に連結するための連結装置(1)において、
前記第1の外科装置に接続可能な連結部分(2)であって、膨張可能なアンカーヘッド(4)を含む、連結部分(2)と、
前記第2の外科装置に接続可能な捕捉部分(3)であって、前記アンカーヘッド(4)の少なくとも一部を受容するための受容空間(9)、およびアクセス孔(10)を画定しており、前記アンカーヘッド(4)は、前記アクセス孔(10)を通して、前記捕捉部分(3)の外側から前記受容空間(9)内へと挿入されることができる、捕捉部分(3)と、
前記アンカーヘッド(4)に接続された作動装置(6)であって、前記アンカーヘッド(4)が拡張構成および収縮構成を呈することができるよう前記アンカーヘッド(4)を変形させるように構成された、作動装置(6)と、
を含み、
前記アクセス孔(10)は、前記アンカーヘッド(4)が収縮された場合に、前記アンカーヘッド(4)の挿入および引き抜きを可能にするように構成され、前記アンカーヘッド(4)が拡張された場合に、少なくとも部分的に挿入された前記アンカーヘッド(4)を前記捕捉部分(3)にロックするように構成されている、連結装置。
(2) 実施態様1に記載の連結装置(1)において、
前記アンカーヘッド(4)は、バルーン拡張器(11)を含み、前記作動装置(6)は、前記バルーン拡張器(11)と流体連通した状態で接続された流体ポンプ装置を含む、連結装置。
(3) 実施態様1または2に記載の連結装置(1)において、
前記アンカーヘッド(4)は、実質的に細長い糸状の収縮形状をとることができ、流体圧力にさらされた場合には、実質的に細長い円筒形の拡張形状をとることができる、連結装置。
(4) 実施態様1〜3のいずれかに記載の連結装置(1)において、
前記アンカーヘッド(4)は、可撓性であるが拡張不能の壁(13)により画定された、膨張可能な内部チャンバ(14)を有しており、前記アンカーヘッド(4)が前記受容空間(9)に部分的にのみ挿入された場合に、前記アンカーヘッド(4)がアンカーシート(8)の形状に適合することができる、連結装置。
(5) 実施態様1〜4のいずれかに記載の連結装置(1)において、
前記連結部分(2)は、前記第1の外科装置のガイドワイヤ(88)を受容するように構成された、長さ方向チャネル(17)を含む、連結装置。
前記捕捉部分(3)は、円筒形側壁(19)および遠位端壁(20)を備えたハウジング(18)を含み、前記円筒形側壁(19)および前記遠位端壁(20)は、前記受容空間(9)の少なくとも一部を画定し、前記端壁(20)は、前記アクセス孔(10)の境界を定め、前記アンカーヘッド(4)が拡張された場合には、前記アクセス孔(10)の縁部は前記アンカーヘッド(4)を締め付ける、連結装置。
(7) 実施態様6に記載の連結装置(1)において、
前記端壁(20)は、内部ロック表面(21)を含み、前記内部ロック表面(21)は、前記受容空間(9)の中へ向き、前記アンカーヘッド(4)の挿入方向(X)に対して実質的に垂直である、連結装置。
(8) 実施態様6または7に記載の連結装置(1)において、
前記遠位端壁(20)の外部表面(22)が、前記アンカーシート(8)への前記アンカーヘッド(4)の挿入を容易にするためのガイドを定める、連結装置。
(9) 実施態様8に記載の連結装置(1)において、
前記外部表面(22)は、前記受容空間(9)よりも狭い収縮部分(23)の周りにおいて実質的にじょうご形である、連結装置。
(10) 実施態様7〜9のいずれかに記載の連結装置(1)において、
半径方向断面において、前記外部表面(22)は、外周付近の凹状部分(24)および前記収縮部分(23)付近の凸状部分(25)の2つの湾曲を有しており、それにより、前記外部表面(22)は、前記挿入方向に平行な長さ方向に対して少なくともおおよそ収束し、前記外周および前記収縮部分(23)の双方に接近する、連結装置。
前記捕捉部分(3)の前記ハウジングは、前記捕捉部分(3)の外側に突出する、拡張された前記アンカーヘッド(4、11)の部分と共に、おおよそ切れ目のない円筒形ガイド本体を画定する、連結装置。
(12) 実施態様1〜11のいずれかに記載の連結装置(1)において、
先に連結された前記第1および第2の外科装置を互いに対して動かすように構成された、接近装置(37)、
を含む、連結装置。
(13) 実施態様12に記載の連結装置(1)において、
前記接近装置(37)は、ねじ駆動装置(46)であって、
第1のねじ山(47)を備えた第1の部分(42)、および前記第1のねじ山(47)と噛み合う第2のねじ山(48)を備えた第2の部分(43)と、
前記第1の外科装置が前記第2の外科装置に対して並進運動するように、前記第1および第2の部分(42、43)を互いに対して回転させるのに適した回転式装置(49)と、
を含む、ねじ駆動装置(46)を含む、連結装置。
(14) 実施態様12に記載の連結装置(1)において、
前記接近装置(37)は、流体圧力装置(65)であって、ピストンシリンダー推力ユニット(66)によって互いに接続される第1の部分(42)および第2の部分(43)を含む、流体圧力装置(65)を含み、
前記ピストンシリンダー推力ユニット(66)の圧力チャンバ(67)が、前記圧力チャンバ(67)の内側の流体圧力を上昇させるのに非常に適した流体ポンプと、流体管(68)によって接続されていて、これにより、前記第1の外科装置は前記第2の外科装置に対して並進運動するようになっている、連結装置。
Claims (14)
- 例えば腔内手術中に、第1の外科装置を第2の外科装置に連結するための連結装置(1)において、
前記第1の外科装置に接続可能な連結部分(2)であって、膨張可能なアンカーヘッド(4)を含む、連結部分(2)と、
前記第2の外科装置に接続可能な捕捉部分(3)であって、前記アンカーヘッド(4)の少なくとも一部を受容するための受容空間(9)、およびアクセス孔(10)を画定しており、前記アンカーヘッド(4)は、前記アクセス孔(10)を通して、前記捕捉部分(3)の外側から前記受容空間(9)内へと挿入されることができる、捕捉部分(3)と、
前記アンカーヘッド(4)に接続された作動装置(6)であって、前記アンカーヘッド(4)が拡張構成および収縮構成を呈することができるよう前記アンカーヘッド(4)を変形させるように構成された、作動装置(6)と、
を含み、
前記アクセス孔(10)は、前記アンカーヘッド(4)が収縮された場合に、前記アンカーヘッド(4)の挿入および引き抜きを可能にするように構成され、前記アンカーヘッド(4)が拡張された場合に、少なくとも部分的に挿入された前記アンカーヘッド(4)を前記捕捉部分(3)にロックするように構成されている、連結装置。 - 請求項1に記載の連結装置(1)において、
前記アンカーヘッド(4)は、バルーン拡張器(11)を含み、前記作動装置(6)は、前記バルーン拡張器(11)と流体連通した状態で接続された流体ポンプ装置を含む、連結装置。 - 請求項1または2に記載の連結装置(1)において、
前記アンカーヘッド(4)は、実質的に細長い糸状の収縮形状をとることができ、流体圧力にさらされた場合には、実質的に細長い円筒形の拡張形状をとることができる、連結装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の連結装置(1)において、
前記アンカーヘッド(4)は、可撓性であるが拡張不能の壁(13)により画定された、膨張可能な内部チャンバ(14)を有しており、前記アンカーヘッド(4)が前記受容空間(9)に部分的にのみ挿入された場合に、前記アンカーヘッド(4)がアンカーシート(8)の形状に適合することができる、連結装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の連結装置(1)において、
前記連結部分(2)は、前記第1の外科装置のガイドワイヤ(88)を受容するように構成された、長さ方向チャネル(17)を含む、連結装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の連結装置(1)において、
前記捕捉部分(3)は、円筒形側壁(19)および遠位端壁(20)を備えたハウジング(18)を含み、前記円筒形側壁(19)および前記遠位端壁(20)は、前記受容空間(9)の少なくとも一部を画定し、前記端壁(20)は、前記アクセス孔(10)の境界を定め、前記アンカーヘッド(4)が拡張された場合には、前記アクセス孔(10)の縁部は前記アンカーヘッド(4)を締め付ける、連結装置。 - 請求項6に記載の連結装置(1)において、
前記端壁(20)は、内部ロック表面(21)を含み、前記内部ロック表面(21)は、前記受容空間(9)の中へ向き、前記アンカーヘッド(4)の挿入方向(X)に対して実質的に垂直である、連結装置。 - 請求項6または7に記載の連結装置(1)において、
前記遠位端壁(20)の外部表面(22)が、前記アンカーシート(8)への前記アンカーヘッド(4)の挿入を容易にするためのガイドを定める、連結装置。 - 請求項8に記載の連結装置(1)において、
前記外部表面(22)は、前記受容空間(9)よりも狭い収縮部分(23)の周りにおいて実質的にじょうご形である、連結装置。 - 請求項7〜9のいずれか1項に記載の連結装置(1)において、
半径方向断面において、前記外部表面(22)は、外周付近の凹状部分(24)および前記収縮部分(23)付近の凸状部分(25)の2つの湾曲を有しており、それにより、前記外部表面(22)は、前記挿入方向に平行な長さ方向に対して少なくともおおよそ収束し、前記外周および前記収縮部分(23)の双方に接近する、連結装置。 - 請求項1〜10のいずれか1項に記載の連結装置(1)において、
前記捕捉部分(3)の前記ハウジングは、前記捕捉部分(3)の外側に突出する、拡張された前記アンカーヘッド(4、11)の部分と共に、おおよそ切れ目のない円筒形ガイド本体を画定する、連結装置。 - 請求項1〜11のいずれか1項に記載の連結装置(1)において、
先に連結された前記第1および第2の外科装置を互いに対して動かすように構成された、接近装置(37)、
を含む、連結装置。 - 請求項12に記載の連結装置(1)において、
前記接近装置(37)は、ねじ駆動装置(46)であって、
第1のねじ山(47)を備えた第1の部分(42)、および前記第1のねじ山(47)と噛み合う第2のねじ山(48)を備えた第2の部分(43)と、
前記第1の外科装置が前記第2の外科装置に対して並進運動するように、前記第1および第2の部分(42、43)を互いに対して回転させるのに適した回転式装置(49)と、
を含む、ねじ駆動装置(46)を含む、連結装置。 - 請求項12に記載の連結装置(1)において、
前記接近装置(37)は、流体圧力装置(65)であって、ピストンシリンダー推力ユニット(66)によって互いに接続される第1の部分(42)および第2の部分(43)を含む、流体圧力装置(65)を含み、
前記ピストンシリンダー推力ユニット(66)の圧力チャンバ(67)が、前記圧力チャンバ(67)の内側の流体圧力を上昇させるのに非常に適した流体ポンプと、流体管(68)によって接続されていて、これにより、前記第1の外科装置は前記第2の外科装置に対して並進運動するようになっている、連結装置。
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