JP2010525647A - 超広帯域アンテナ - Google Patents

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Abstract

超広帯域アンテナは、基板(21)を含む。基板上に蒸着された金属層は、その中に画定された第1および第2の非金属領域(22a、22b)を含む。第1および第2の非金属領域(22a、22b)は、長手軸(X)の両側に配置され、長手軸(X)は、アンテナの給電軸に一致している。第1および第2の非金属領域は、第1の長手軸(X)に向かって先細りになってボウタイ型パターンを形成している。第1および第2の非金属領域(22a、22b)はそれぞれ、少なくとも1つの変調スロット(31、33)を含み、少なくとも1つの変調スロット(31、33)は、それぞれの第1の軸(X、X)の周りに配置され、第1の軸(X、X)は長手軸(X)に平行であり、少なくとも1つの変調スロットは、そのそれぞれの軸(X、X)に沿って延在して、それぞれの第1および第2の非金属領域(22a、22b)によって画定された非金属領域の外側に非金属部分を形成している。少なくとも1つの一対の変調スロット(31、33)との組み合わせで第1および第2の非金属領域(22a、22b)を先細りにすることによって、アンテナのサイズを縮小すると共に、少なくともUWB周波数範囲でアンテナを動作させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、超広帯域アンテナに関し、より詳細には、携帯機器での使用に適した低コストな超広帯域アンテナに関する。
超広帯域無線(UWB)は、非常に広い周波数範囲(3.1〜10.6GHz)にわたってデジタルデータを伝送する無線技術である。この技術は、通常−41dBm/MHz未満の極めて低い伝送電力を利用するため、既存のWi−Fi、GSMおよびブルートゥースなどの他の伝送周波数の下に事実上存在を隠すことができる。つまり、超広帯域無線は、他の無線周波数技術と共存することができる。ただし、これには、通信が通常5〜20mの距離に制限されるという制約がある。
UWBには、2つの方式、すなわち、UWB特性を有するパルス波形からの信号を構成する時間領域方式と、マルチ(周波数)バンドによる従来のFFTに基づく直交周波数分割多重(OFDM)を用いる周波数領域変調方式(MB−OFDMと称される)がある。両UWB方式は、周波数スペクトル内に、非常に広い帯域幅にまたがるスペクトル成分を生じさせ(このため超広帯域と呼ばれている)、この帯域幅は、中心周波数の20パーセントを超える部分、通常少なくとも500MHzを占める。
このような超広帯域無線の特性と、非常に広い帯域幅とにより、UWBが、通信装置が互いに20mの範囲内にある家庭またはオフィス環境に高速無線通信を提供するための理想的な技術となる。
図1は、超広帯域通信のためのマルチバンド直交周波数分割多重(MB−OFDM)方式における周波数帯の構成を示す。MB−OFDM方式は、それぞれ528MHzの14のサブバンドを含み、アクセス方式として、サブバンド間に312ナノ秒ごとの周波数ホッピングを使用する。各サブバンド内では、データの伝送にOFDMおよびQPSKまたはDCM符号化が使用される。なお、約5GHz(現在では5.1〜5.8GHz)のサブバンドは、例えば、802.11aWLANシステム、安全保障機関の通信システムまたは航空産業などの既存の狭帯域システムとの干渉を回避するために空けられている。
14のサブバンドは、5つのバンドグループ、すなわち、3つの528MHzのサブバンドを有する4つのバンドグループと、2つの528MHzのサブバンドを有する1つのバンドグループに分けられている。図1に示すように、第1のバンドグループは、サブバンド1、サブバンド2およびサブバンド3を含む。例として挙げるUWB方式は、バンドグループのサブバンド間に周波数ホッピングを使用しているため、第1の312.5ナノ秒の時間間隔にバンドグループの第1の周波数サブバンドで第1のデータシンボルが送信され、第2の312.5ナノ秒の時間間隔にバンドグループの第2の周波数サブバンドで第2のデータシンボルが送信され、第3の312.5ナノ秒の時間間隔にバンドグループの第3の周波数サブバンドで第3のデータシンボルが送信される。従って、各時間間隔の間に、528MHzの帯域幅を有するそれぞれのサブバンド(例えば、528MHzのベースバンド信号を有する、中心周波数3960MHzのサブバンド2)でデータシンボルが送信される。
超広帯域無線の技術的特性のために、超広帯域無線はデータ通信の分野での用途に展開されつつある。例えば、以下の環境においてケーブルの代替に主眼が置かれた多種多様な用途が存在する。
・PCと、周辺装置、すなわち、ハードディスクドライブ、CDライター、プリンタ、スキャナなどの外部装置との間の通信
・無線手段によって接続されたテレビや装置、無線スピーカなどの家庭用娯楽機器
・例えば、携帯電話とPDA、デジタルカメラとMP3プレーヤなどの携帯端末とPCとの通信
そのような用途に関連する大きな帯域幅および大きなデータ転送速度は、超広帯域範囲全体において優れた特性を有するアンテナを必要とする。そのため、多くの超広帯域システムは、スマートアンテナまたはアンテナアレイなどの複雑なアンテナソリューションを採用している。
ただし、この種のアンテナは小型携帯機器の使用には適していない。なぜなら、スマートアンテナまたはアンテナアレイは、比較的大型化および高価になる傾向があるからである。
そこで、必要とされているものは、現在法律で認められている周波数帯にわたって一貫して動作することができ、小型のフットプリントを有し、大量生産に適しかつ低コストのアンテナ設計である。
本発明の第1の態様によれば、基板および基板上に蒸着された金属層を含む超広帯域アンテナが提供される。金属層は、内部に画定された第1および第2の非金属領域を含み、第1および第2の非金属領域は、長手軸の両側に配置され、長手軸はアンテナの給電軸に一致している。第1および第2の非金属領域は、長手軸に向かって先細りになってボウタイ型パターンを形成している。第1および第2の非金属領域はそれぞれ、少なくとも1つの変調スロットを含み、少なくとも1つの変調スロットはそれぞれの第1の軸の周りに配置され、第1の軸は長手軸に平行であり、少なくとも1つの変調スロットは、そのそれぞれの軸に沿って延在して、それぞれの第1および第2の非金属領域によって画定された非金属部分の外側に非金属部分を形成している。
本発明に係るアンテナは、少なくともUWB周波数範囲全体、すなわち、少なくとも3.1〜10.6GHzの周波数を伝送および受信することができるという利点を有する。さらに、アンテナ構造は、消費者の機器に統合するために小型のフットプリントを有する。
好ましくは、アンテナ基板は、FR4−PCB材料で製造される。これは、低コストでありかつ主要なPCBプロセスおよび技術との適合性を有するという利点を有する。
以下、本発明をより良く理解し、その実施方法をより明確に示すために、単なる例として添付の図面を参照する。
超広帯域通信のためのマルチバンド直交周波数分割多重(MB−OFDM)方式における周波数帯の構成を示す。 本発明の一実施形態に係るアンテナの斜視図を示す。 図2に示されているアンテナの平面図を示す。 本発明の別の実施形態に係るアンテナの平面図を示す。
図2は、本発明の一実施形態に係るアンテナ20を示す。アンテナ20は、基板21上に形成された平面アンテナである。アンテナ20は、「X」方向に約30mm、「Y」方向に約31mmのフットプリントを有する。これらの寸法は、本願の残りの箇所に記載されている他の寸法を含めて、単に例として提供されており、本発明は、異なる寸法を有するアンテナの構成に等しく適用可能であることが分かるであろう。寸法および公差は、低コストな製造技術に関連する例として提供され、そのような大量生産技術と適合可能な、ロバストな広帯域性能を有するアンテナ構造をさらに提供する。
基板21は、好適な材料、例えば、FR4などのPCB材料で製造されている。FR4基板材料は、低コストでありかつ製造が容易であるという利点を有する。FR4は、ガラス織物強化エポキシ樹脂ラミネートであり、PCBラミネートのための通常の基材である。FR4ラミネートは、機械的特性、電気的特性および熱的特性の間に適切な妥協を示す。寸法安定性は、構成および樹脂含有量によって決まる。通常4.4〜5.2の範囲の誘電率は、ガラス/樹脂比によって決まる。この値は、樹脂含有量の増加および周波数の上昇に伴って減少する。従って、アンテナ基板としてのFR4の使用は、通常、低マイクロ波帯の周波数に制限される。なぜなら、通常、誘電損失のために、FR4が高周波数には適当ではなくなるからである。つまり、そのような用途に対して他の基板材料が通常使用される。ただし、以下に述べるように、本発明に係るアンテナ構造および設計によって、FR4材料で製造される基板21を用いるアンテナ20が超広帯域周波数範囲での使用に適するものとなる。
基板21は、金属導体からなる片面被覆、例えば、1オンスの銅被覆を有する。図2に示されている基板21は、約1.6mmの厚さDを有するが、当然のことながら、金またはアルミニウムなどの他の導体が有し得るような他の厚さを使用してもよい。基板の厚さが周波数帯におけるリターンロスに影響を与えることが分かるであろう。従って、図2の実施形態の構造は、FR4などの市販の既製材料に適合させるために求められる公差との関連で表されており、従って、公差および寸法は、本発明が異なる材料で製造された基板を用いるアンテナに適用される場合には異なることもある。
アンテナ構造は、基板の表面の金属被覆中に非金属領域を創出することによって形成される。特に、基板21上の金属被覆を加工して第1および第2の非金属領域22aおよび22bを得、第1および第2の非金属領域22aおよび22bは、対応する第1および第2の非金属チャネル23aおよび23bを有し、第1および第2の非金属チャネル23aおよび23bは、第1および第2の非金属領域をアンテナ給電部に最も近い場所である基板のエッジに接続する。
図2の実施形態では、第1および第2の非金属領域22aおよび22bは、それらの頂点が互いに対向するほぼ三角形の形状を有し、第1および第2の非金属チャネル23a、23bと共に、ボウタイ型の変調スロットを有するアンテナ構造を画定する。当業者には、三角形状の第1および第2の非金属領域22a、22bを、頂点に向かって先細りになる他の形状、例えば、図示の三角形状の代わりに曲線形状を有する非金属領域で置き換えてもよいことが分かるであろう。
第1および第2の非金属領域22a、22bおよび/または第1および第2の非金属チャネル23a、23bは、軸X(以後、アンテナの給電軸に一致する「垂直軸」または「長手軸」と呼ぶ)に対して対称であることが好ましい。
図2から分かるように、第1および第2の非金属領域22a、22bはそれぞれ、ほぼ三角形の領域内に形成された少なくとも1つの変調スロット(31a、33a;31b、33b)を含む。図2では、第1および第2の非金属領域22a、22bはそれぞれ、第1の変調スロット31a、31bおよび第2の変調スロット33a、33bを有するものとして示されている。変調スロットは、第1および第2の非金属領域を先細りにすることとの組み合わせによって、アンテナのサイズを縮小させることができ、さらに超広帯域装置によって求められる広範な周波数でアンテナを使用することができる。変調スロット31a、31b、33a、33bについては、図3との関連で、以下にさらに詳細に説明する。第1および第2の非金属領域22a、22bによって形成された非金属部分、非金属チャネル23a、23bならびに複数の変調スロットは、以下の金属領域(すなわち、様々な非金属領域の創出後に基板上に残る金属領域)を形成している。
第1の金属領域は、使用時にアンテナ給電点28からの正の信号を受信するように接続された同一平面のアンテナ給電領域24に一致する。アンテナ給電領域24は、ほぼ三角形状でありかつその頂点がアンテナ給電領域24に接続されている第1の放射部分25に接続されている。第1の放射部分25は、それぞれの第1および第2のエッジ部分27aおよび27bを介して第2および第3の放射部分26aおよび26bに接続されている。第2および第3の放射部分26aおよび26bは、使用時にアンテナ信号の接地接続部に接続される。図2では、アンテナは、アンテナ信号を(例えば、同軸ケーブルで)アンテナ構造に接続するために通常使用されるSMAエンドランチ型(end launcher)給電部29に接続されているものとして示されている。第1および第2の非金属チャネル23a、23bによって画定された第1の金属領域24は、より高いアンテナインピーダンスを規定の50Ωのシングルエンド型電源に適合させるためのインピーダンス変換器として機能する。
0.25mmという小さい直径を有するカッターで、例えば、0.1mmの精度でFR4の表面の1オンスの銅を正確にフライス加工することができるPCBフライス盤を用いて、金属被覆を除去して第1および第2の非金属領域22a、22b、第1および第2の非金属チャネル23a、23bおよび変調スロット31a、31b、33a、33bを形成してもよい。アンテナの幾何学形状は、DXFまたはガーバーフォーマットのどちからでのCAD入力によって画定してもよく、フライス盤への入力のために機械可読フォーマットに変換してもよい。また、様々なサイズで提供される機械ルーターを用いて基板材料を正確に切断することもできる。
また、非金属部分を創出するために、プリント回路基板を製造するために使用される化学薬品またはプロセスを用いて金属層をエッチングする可能性を含む代替技術を使用してもよい。
上記から、公知のアンテナ設計とは対照的に、本発明におけるボウタイ型アンテナは、非金属材料で製造される(すなわち、ボウタイ型アンテナ自体が導電性材料で製造される従来のボウタイ型アンテナと比較される)ことが分かるであろう。アンテナが、例えば、レードームなどの構造体で覆われている場合、あるいは、アンテナが対象に極めて近傍している場合には、アンテナの変調が必要となる場合もある。アンテナの変調には、構造の様々な特徴の相互依存性を考慮して、完全な幾何学形状の僅かな修正が必要となることもある。
上記アンテナは少なくともUWB周波数範囲全体での使用に適している。なぜなら、非金属領域22a、22bの先細り形状全体と、意図的に設計された変調スロット31a、31b、33a、33bとが相補的に作用するからである。これらの特徴によって、純粋な放射モードが容易となり、構造内に留まる可能性のある残留エネルギーの量を最小にすることができる(強力な定常波を設定し、帯域幅を減少させる)。
図3は、本発明の一実施形態に係るアンテナ設計の平面図である。
図2に示すように、第1および第2の非金属領域22aおよび22bは、基板21の表面の金属被覆内に形成されており、第1および第2の非金属領域22aおよび22bは、対応する第1および第2の非金属チャネル23aおよび23bを有し、第1および第2の非金属チャネル23aおよび23bは、第1および第2の非金属領域22a、22bをアンテナ給電部に最も近い場所である基板のエッジに接続する。
第1および第2の非金属領域22a、22bおよび第1および第2の非金属チャネル23a、23bは、長手軸X(すなわち、アンテナ給電部の軸に一致する軸)に対して対称であることが好ましい。
第1の対の変調スロット31aおよび31bは、それぞれの第1の対の軸X1a、X1b上に形成されている。第1の対の変調スロット31a、31bは、変調スロット31a、31bがそれらのそれぞれの軸X1a、X1bに沿って延在してそれぞれの第1および第2の非金属領域22a、22bによって画定された非金属部分の外側に非金属部分を形成するように、第1の対の軸X1a、X1b上に配置されている。
第2の対の変調スロット33aおよび33bは、それぞれの第2の対の軸X2a、X2b上に形成されている。第2の対の変調スロット33a、33bは、変調スロット33a、33bがそれらのそれぞれの軸X2a、X2bに沿って延在してそれぞれの第1および第2の非金属領域22a、22bによって画定された非金属部分の外側に非金属部分を形成するように、第2の対の軸X2a、X2b上に配置されている。
図3の実施形態では、変調スロット31a、31b、33a、33bのそれぞれの端部は、軸Yに平行ではないものとして示されており、そのため、変調スロットは、不等辺四辺形状または台形状を有している。ただし、例えば、図4に示すように、変調スロット31a、31b、33a、33bのそれぞれの端部を、端部が軸Yに平行であり、そのため、変調スロットが矩形状を有するように配置してもよいことに留意されたい。
図3の実施形態では、非金属領域22aの上側の(すなわち、軸Y1aに沿った)勾配の大きさは、非金属領域22aの下側の(すなわち、軸Y2aに沿った)勾配の大きさよりも大きい。同様に、非金属領域22bの上側の勾配の大きさは、その下側の勾配の大きさよりも大きい。上述のように、変調スロット31a、31b、33a、33bの端部は、軸Yに平行にならないように配置してもよい。例えば、図3では、変調スロットの端部は、それぞれの軸Y1a、Y2a、Y1bおよびY2bに平行になるように配置されている。
第1および第2の対の変調スロット31a/31bおよび33a/33bの寸法について以下に述べる。これらの寸法は単に例であって、本発明の範囲から逸脱しない限り他の寸法を使用してもよいことが分かるであろう。
第1の対の各変調スロット31a/31bは、約2.83mm±10%の幅SW1および約1.00mm±10%の高さSH1を有する。高さSH1は、変調スロット31a/31bの端部がそれぞれ非金属領域22a/22bによって画定された三角形状のエッジと交わる部分によって得られていることが分かる。各変調スロット31a/31bは、それぞれの第1および第2の非金属チャネル23a、23bからの距離SL1に位置付けられている。距離SL1は、約2.83mm±10%である。
第2の対の各変調スロット33a/33bは、約2.98mm±10%の幅SW2および約2.30mm±10%の高さSH2を有する。高さSH2は、変調スロット33a/33bの端部がそれぞれ非金属領域22a/22bによって画定された三角形状のエッジと交わる部分によって得られていることが分かる。第2の対における各変調スロット33a/33bは、それぞれの第1および第2の非金属領域22a、22bの外側エッジからの距離SL2に位置付けされている。距離SL2は約2.14mm±10%である。
第1の対における変調スロット31a/31bは、第2の対における変調スロット33a/33bから、約2.70mm±10%の距離SS1だけ離れている。
各エッジ部分27a、27bの幅は、約0.33mm±10%である。第1および第2の非金属チャネル23aおよび23bは、アンテナ給電部が設けられている位置近傍では軸Xから距離S1だけ離れている。距離S1は、約4.17mm±10%である。第1および第2の非金属チャネル23aおよび23は、第1および第2の非金属領域22aおよび22bの頂点近傍では長手軸Xから距離S2だけ離れている。距離S2は、約1.28mm±10%である。上記から、アンテナ給電部近傍の給電部の分離は、第1および第2の非金属領域22aおよび22b近傍の給電部の分離よりも大きいことが分かる。この配置は、第1の放射部分25に到達するまでアンテナ給電点から離れるにつれて長手軸Xに沿って徐々に狭くなっていく同一平面のアンテナ給電領域24を画定する。
上述のように、上で示した寸法および公差は単に例であって、添付の特許請求の範囲に規定されている本発明の範囲から逸脱しない限り他の変形も可能であることが分かるであろう。
上記設計の典型的なアンテナ寸法おける公差によるリターンロスへの影響が、数値的に示されている(perform)。アンテナは、設計の性能全体に寄与する数多くの最適化変数からなることが分かるであろう。以下の表1は、図3との関連で述べた変数の公差によって生じた性能のばらつきの指標を示す。
Figure 2010525647
表1は、これらの値についてのリターンロスの最悪の劣化を示す。パラメータは、リターンロスに対するそれらの劣化作用の順で配置されている。表1から分かるように、この解析からの臨界パラメータは、変調スロットの特性、特に、第2の対の変調スロット33a/33bおよび給電部の分離S1である。第2の対の変調スロット33a/33bの寸法は、低い周波数範囲および高い周波数範囲の両方において著しい影響を及ぼし、ここでは、変化によってリターンロスに最大1デシベルの減少が生じている。これらの変化は、第2のスロット33a/33bが変化することにより性能全体に悪影響を及ぼすという共鳴挙動が原因である。
また、同一平面のアンテナ給電領域24が変化した場合にも同様の劣化の影響が生じ、ここでは、リターンロスが最大1.1デシベルも劣化する可能性がある。この劣化は、同一平面のアンテナ領域24と、通常50Ωであるアンテナ給電部のインピーダンスとの不整合が増大したことが原因である。第1の対の変調スロット31a/31bまたはエッジ間隙27a/27bなどの表1に記載されている他の変数のアンテナの性能に対する影響は少ない。ただし、公差解析は公称設計の±10%に限られていることに留意されたい。また、この値の増加によって、より高度の劣化をもたらすことがあることが分かるであろう。
好ましい実施形態における上記平面アンテナは、サイズが小型であり、さらに、少なくともUWB周波数範囲全体、すなわち、少なくとも3.1〜10.6GHzの周波数を伝送および受信することができるという利点を有する。これは、非金属領域22a、22bを先細りにすることと、1つまたは複数の対の変調スロット31a/31bおよび/または33a/33bとの組み合わせによって達成される。
また、アンテナ構造は、極めて安価なFR4−PCB材料で製造されており、かつ、主要なPCBプロセスおよび技術との適合性を有するという利点も有する。さらに、アンテナ構造は、小型のフットプリントを有し、消費者機器への統合のための薄型形状を有する。
また、アンテナ設計は、UWB周波数帯にわたって一貫した特性を提供すると共に、6.85GHzの中心周波数帯の近傍で最適化されるという利点も有する。
好ましい実施形態については、基板のためにFR4−PCB材料を用いることとの関連で記載されているが、本発明は、基板を形成する他の好適な材料、例えば、より損失の低い材料と共に使用することができることに留意されたい。他の材料を使用する場合には、物理的寸法を調整して、異なる材料の異なる電気的特性(例えば、異なる誘電率)に合わせて補正しなければならない場合があることが分かるであろう。また、当業者であれば、寸法を画定する際に2次的な役割を担う誘電体によって、チャネル23aおよび23bとして示されている同一平面の導波管伝送路の短い部分から離れるように空気界面側の表面で主要な放射がなされることが分かるであろう。
また、本発明は、好適な平面材料上で自立するように形成されるアンテナも想定する。自立型アンテナは、基板上に金属被覆を作製した後、基板を除去して形成してもよい。また、このアンテナは、UWB装置のエンクロージャのエッジ周りを「包む」ように設計し得る可撓性材料の上に構成するか、あるいはそのような材料で構成してもよい。
また、上記アンテナを、例えば、CRT/LCD画面あるいは織物または任意の他の材料で製造された画面などの上で動作するように配置することも可能であることが分かるであろう。そのような配置によって指向性の向上が得られる。また、アンテナは、コーナーまたはパラボラ反射鏡の給電部として動作するように配置してもよい。
図3および図4に示されている実施形態は、不等辺四辺形、台形または矩形などに成形された変調スロット31a、31b、33a、33bを有するものとして記載されているが、変調スロットは、非金属領域22a、22bによって画定された部分から延在する他の形態を有していてもよいことに留意されたい。例えば、変調スロット31a、31b、33a、33bは、三角形状または曲線形状であってもよい。また、アンテナは、上記実施形態に示されている数よりも多いまたは少ない変調スロットを有していてもよい。
さらに、記載の実施形態は、非金属領域22a、22bの上および下から延在している変調スロットを示しているが、変調スロットは、非金属領域22a、22bから一方向にのみ、例えば、非金属領域22a、22bの上または下のどちらか一方から延在していてもよいことが分かるであろう。
また、変調スロットは、長手軸に平行な軸の上に位置しているものとして表されているが、変調スロットは、他の軸の上または互いに平行でない軸の上に位置していてもよい。
なお、上記実施形態は、本発明を限定するのではなく例示するものであり、当業者であれば、添付の特許請求の範囲から逸脱せずに、多くの代替実施形態を設計することができるであろう。「含む(comprising)」という用語は、請求項に記載されていない要素または工程の存在を排除するものではなく、「1つ(aまたはan)」は、複数を排除するものではなく、一つのユニットが、特許請求の範囲に記載されているいくつかのユニットの機能を果たす場合もある。特許請求の範囲における任意の参照符号は、それらの範囲を制限するように解釈されるべきではない。

Claims (27)

  1. 超広帯域アンテナであって、
    基板(21)と、
    前記基板上に蒸着された金属層と、
    を含み、
    前記金属層がその内部に画定された第1および第2の非金属領域(22a、22b)を含み、前記第1および第2の非金属領域(22a、22b)が長手軸(X)の両側に配置され、前記長手軸(X)が前記アンテナの給電軸に一致しており、前記第1および第2の非金属領域が前記長手軸(X)に向かって先細りになってボウタイ型パターンを形成し、
    前記第1および第2の非金属領域がそれぞれ、少なくとも1つの変調スロット(31、33)を含み、前記少なくとも1つの変調スロット(31、33)がそれぞれの第1の軸(X、X)の周りに配置され、前記第1の軸(X、X)が前記長手軸(X)に平行であり、かつ、
    前記少なくとも1つの変調スロットがそのそれぞれの軸(X、X)に沿って延在して、前記それぞれの第1または第2の非金属領域(22a、22b)によって画定された非金属部分の外側に非金属部分を形成している、超広帯域アンテナ。
  2. 前記第1の非金属領域(22a)が、前記長手軸(X)に対して前記第2の非金属領域(22b)に対称である、請求項1に記載のアンテナ。
  3. 第1および第2の非金属チャネル(23a、23b)をさらに含み、前記第1および第2の非金属チャネル(23a、23b)が前記第1および第2の非金属領域(22a、22b)を前記基板のエッジに接続する、請求項1または2に記載のアンテナ。
  4. 前記第1の非金属チャネル(23a)が、前記長手軸(X)に対して前記第2の非金属チャネル(23b)に対称である、請求項3に記載のアンテナ。
  5. 前記第1および第2の非金属チャネル(23a、23b)が前記第1および第2の非金属領域(22a、22b)の頂点近傍で前記第1および第2の非金属領域(22a、22b)に接続している、請求項3または4に記載のアンテナ。
  6. 前記第1および第2の非金属チャネル(23a、23b)が前記長手軸(X)に沿って前記金属層内に同一平面の給電領域(24)を形成している、請求項3〜5のいずれか1項に記載のアンテナ。
  7. 前記同一平面の給電領域(24)が第1の放射部分(25)に接続されており、前記第1の放射部分(25)が前記同一平面の給電領域(24)に接続された頂点を有する、請求項6に記載のアンテナ。
  8. 第2および第3の放射部分(26a、26b)をさらに含み、前記第2および第3の放射部分(26a、26b)が前記長手軸(X)の両側に配置されかつ前記基板の周囲に沿って設けられたエッジ部分(27a、27b)を介して前記第1の放射部分(25)に接続されている、請求項7に記載のアンテナ。
  9. 前記同一平面の給電領域(24)が、使用時に正のアンテナ信号に接続される、請求項6〜8のいずれか1項に記載のアンテナ。
  10. 前記第2および第3の放射部分(26a、26b)が使用時に前記アンテナ信号の接地接続部に接続される、請求項8または9に記載のアンテナ。
  11. 前記第1および第2の非金属領域(22a、22b)がそれぞれ、第1および第2の変調スロット(31a、31b;33a、33b)を含み、前記第1の変調スロット(31a、31b)がそれぞれ、それぞれの第1の軸(X1a、X1b)の周りに配置され、前記第2の変調スロットがそれぞれ、それぞれの第2の軸(X2a、X2b)の周りに配置されている、前記請求項のいずれか1項に記載のアンテナ。
  12. 前記第1の変調スロット(31a、31b)および前記第2の変調スロット(33a、33b)がそれぞれ、前記それぞれの第1の軸(X1a、X1b)および前記それぞれの第2の軸(X2a、X2b)に実質的に平行な辺を有する、請求項11に記載のアンテナ。
  13. 前記第2の軸(X2a、X2b)の周りの前記第2の変調スロット(33a、33b)の幅が、前記第1の軸(X1a、X1b)の周りの前記第1の変調スロット(31a、31b)の幅よりも大きい、請求項12に記載のアンテナ。
  14. 前記第2の変調スロット(33a、33b)の幅が、約5.36mm〜約6.55mmの範囲である、請求項13に記載のアンテナ。
  15. 前記第1の変調スロット(31a、31b)の幅が、約5.09mm〜約6.23mmの範囲である、請求項13または14に記載のアンテナ。
  16. 前記同一平面の給電領域の幅が、アンテナ給電部を受け入れる前記基板のエッジから離れるにつれて前記長手軸(X)に沿って狭くなっていく、請求項6〜15のいずれか1項に記載のアンテナ。
  17. 前記アンテナ給電部近傍の端部にある前記同一平面の給電領域の幅が約7.50mm〜約9.17mmの範囲である、請求項16に記載のアンテナ。
  18. 前記アンテナ給電部から離れた端部にある前記同一平面の給電領域の幅が、約2.30mm〜約2.82mmの範囲である、請求項16または17に記載のアンテナ。
  19. 前記第1および第2の非金属領域(22a、22b)がほぼ三角形状である、前記請求項のいずれか1項に記載のアンテナ。
  20. 前記第1および第2の非金属領域(22a、22b)の上側の勾配の大きさが、前記第1および第2の非金属領域(22a、22b)の下側の勾配の大きさよりも大きく、前記下側がアンテナ給電部に最も近い辺である、請求項19に記載のアンテナ。
  21. 前記第1および第2の変調スロット(31a、31b、33a、33b)がほぼ三角形状である、請求項1〜11のいずれか1項に記載のアンテナ。
  22. 前記第1および第2の変調スロット(31a、31b、33a、33b)がほぼ台形状または不等辺四辺形状である、請求項1〜11のいずれか1項に記載のアンテナ。
  23. 前記第1および第2の変調スロット(31a、31b、33a、33b)がほぼ円形状である、請求項1〜11のいずれか1項に記載のアンテナ。
  24. 前記基板がFR4−PCB材料で製造されている、前記請求項のいずれか1項に記載のアンテナ。
  25. 前記基板が平面である、請求項24に記載のアンテナ。
  26. 前記基板が可撓性材料で製造されている、請求項1〜23のいずれか1項に記載のアンテナ。
  27. 前記基板が前記非金属領域の形成後に除去される、請求項1〜23のいずれか1項に記載のアンテナ。
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