JP2010525629A - 通貨問い合わせシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

モバイルが、外国管轄区域内のネットワークと認証しアクセスする前に、該モバイルが滞在国と自国とで使用される通貨間の為替レートの情報を要求することのないようにする通貨換算機構を含むシステム及び方法が開示されている。
【選択図】図3

Description

本発明は無線通信に関し、特に、ネットワークにアクセスする前に移動ノードの通貨問題に対処する方法およびシステムに関する。
ネットワーク及びインターネット(登録商標)プロトコル
多様なコンピュータネットワークがあり、インターネットは最も有名である。インターネットは、コンピュータネットワークの世界規模のネットワークである。今日、インターネットは、何百万人ものユーザが利用可能な、公衆の自律的ネットワークである。インターネットは、TCP/IP(すなわち、伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル)と呼ばれる1組の通信プロトコルを使って各ホストを接続する。インターネットは、インターネットバックボーンとして知られる通信インフラストラクチャを有する。インターネットバックボーンへのアクセスは大部分企業及び個人へのアクセスを再販するインターネットサービスプロバイダ(ISP)によって制御される。
IP(インターネットプロトコル)に関して、これは、ネットワーク上である装置(電話機、PDA[携帯情報端末]、コンピュータなど)から別の装置にデータを送るためのプロトコルである。今日、IPv4、IPv6などを含めて、様々なIPのバージョンがある。ネットワーク上の各ホスト装置は、独自の一意の識別子である少なくとも1つのIPアドレスを有する。IPはコネクションレス型プロトコルである。通信時の端点間接続は連続的ではない。ユーザがデータ又はメッセージを送信し、又は受信するとき、データ又はメッセージは、パケットと呼ばれる構成要素に分割される。各パケットは、独立のデータ単位として扱われる。
インターネットなどのネットワークを介した各点間の伝送を標準化するために、OSI(開放型システム間相互接続)モデルが確立された。OSIモデルは、ネットワーク中の2点間の通信プロセスを7つの階層に分け、各層(レイヤ)は独自の機能セットを付加する。各装置は、送信側端点では各層を通る下方への流れがあり、受信側端点では各層を通る上方への流れがあるようにメッセージを処理する。7つの機能層を提供するプログラミング及び/又はハードウェアは、通常、デバイスオペレーティングシステム、アプリケーションソフトウェア、TCP/IP及び/又は他のトランスポート及びネットワークプロトコル、ならびに他のソフトウェア及びハードウェアの組み合わせである。
通常、上位4層は、メッセージがユーザから、又はユーザへ渡されるときに使用され、下位3層は、メッセージが装置(IPホスト装置など)を通過するときに使用される。IPホストは、サーバ、ルータ、ワークステーションなど、IPパケットを送受信することのできるネットワーク上の任意の装置である。他の何らかのホストに向けられているメッセージは、各上位層には渡されず、この他のホストに転送される。OSIモデルの各層を以下に列記する。第7層(すなわち、アプリケーション層)は、例えば、通信相手が識別され、サービス品質が識別され、ユーザ認証及びプライバシが考慮され、データ構文に対する制約条件が識別される層である。第6層(すなわち、プレゼンテーション層)は、例えば、着信及び発信データをあるプレゼンテーション形式から別の形式に変換する層である。第5層(すなわち、セッション層)は、例えば、アプリケーション間の会話、交換及びダイアログをセットアップし、調整し、終了させる層である。第4層(すなわち、トランスポート層)は、例えば、エンドツーエンド制御及び誤りチェックなどを管理する層である。第3層(すなわち、ネットワーク層)は、例えば、経路指定や転送などを処理する層である。第2層(すなわち、データリンク層)は、例えば、物理レベルでの同期を提供し、ビットスタッフィングを行い、伝送プロトコルの知識及び管理などを提供する層である。米国電気電子技術者協会(IEEE)では、データリンク層を、物理層との間のデータ転送を制御するMAC(媒体アクセス制御)層と、ネットワーク層とのインターフェースを取り、コマンドを解釈し、誤り回復を行うLLC(論理リンク制御)層という、2つのさらなる副層(サブレイヤ)に細分する。第1層(すなわち、物理層)は、例えば、物理レベルにおいてネットワークを介してビットストリームを伝達する層である。IEEEでは、物理層を、PLCP(物理層収束手順)副層とPMD(物理媒体依存)副層とに細分する。
無線ネットワーク:
無線ネットワークは、例えば、セルラ及び無線電話機、PC(パーソナルコンピュータ)、ラップトップコンピュータ、装着型コンピュータ、コードレス電話機、ポケットベル、ヘッドセット、プリンタ、PDAなど、多種多様なモバイル機器を組み込むことができる。例えば、モバイル機器は、音声及び/又はデータの高速無線伝送を確保するデジタルシステムを含むことができる。典型的なモバイル機器は、次の構成要素の一部又は全部、即ち送受信機(すなわち、例えば、送信機、受信機及び、必要に応じて、他の機能が統合されたシングルチップ送受信機などを含む、送信機及び受信機)、アンテナ、プロセッサ、1つ又は複数の音声変換器(例えば、音声通信用機器でのスピーカやマイクロホンなど)、電磁データ記憶(データ処理が提供される機器の場合などでの、ROM、RAM、デジタルデータ記憶など)、メモリ、フラッシュメモリ、フルチップセット又は集積回路、インターフェース(USB、CODEC、UART、PCMなど)及び/又は同種のものを含む。
モバイルユーザが無線接続を介してローカルエリアネットワーク(LAN)に接続することのできる無線LAN(WLAN)が、無線通信に用いられ得る。無線通信には、例えば、光、赤外線、電波、マイクロ波などの電磁波を介して伝搬する通信などが含まれ得る。現在、ブルートゥース(登録商標)、IEEE802.11、HomeRFなど、様々なWLAN標準が存在する。
一例として、ブルートゥース製品は、モバイルコンピュータ、モバイル電話機、携帯式ハンドヘルド機器、携帯情報端末(PDA)、及び他のモバイル機器の間のリンク、ならびにインターネットへの接続を提供するのに使用できる。ブルートゥースは、モバイル機器が、短距離無線接続を使って、相互に、また非モバイル機器と、どのようにして容易に相互接続し合うことができるかを詳述するコンピュータ及び電気通信業界仕様である。ブルートゥースは、ある機器と別の機器との間でデータを同期させ、整合させ続けることを必要とする、様々なモバイル機器の普及から生じるエンドユーザ問題に対処して、異なるベンダからの装置を相互にシームレスに動作させるデジタル無線プロトコルを作成する。ブルートゥース機器は、共通の命名概念に従って命名できる。例えば、ブルートゥース機器は、ブルートゥース機器名(BDN)又は一意のブルートゥース機器アドレス(BDA)に関連付けられた名前を持ち得る。また、ブルートゥース機器は、インターネットプロトコル(IP)ネットワークに参加することもできる。ブルートゥース機器がIPネットワーク上で機能する場合、この機器は、IPアドレス及びIP(ネットワーク)名を備え得る。よって、IPネットワークに参加するように構成されたブルートゥース機器は、BDN、BDA、IPアドレス及びIP名などを含むことができる。「IP名」という用語は、インターフェースのIPアドレスに対応する名前を指す。
IEEE標準であるIEEE802.11は、無線LAN及び機器の技術の仕様を定める。802.11を使えば、各単一基地局がいくつかの機器をサポートする無線ネットワークが実現できる。いくつかの例では、機器に無線ハードウェアが事前装備されていることもあり、ユーザが、アンテナを含み得る、カードなどの別個のハードウェアをインストールすることもできる。例えば、802.11で使用される機器は、通常、機器がアクセスポイント(AP)であるか、移動局(STA)であるか、ブリッジであるか、PCMCIAカードであるか、それとも別の機器であるか否かを問わず、無線送受信機、アンテナ、及びネットワークにおける各点間のパケットの流れを制御するMAC(媒体アクセス制御)層という3つの注目すべき要素を含む。
更に、いくつかの無線ネットワークでは、複数インターフェース機器(MID)が利用できる。MIDは、ブルートゥースインターフェースと802.11インターフェースなど、2つの独立のネットワークインターフェースを含むことができ、よって、MIDが2つの別個のネットワーク上に参加すると同時に、ブルートゥース機器ともインターフェースすることが可能になる。MIDは、IPアドレス、及びIPアドレスに関連付けられた共通IP(ネットワーク)名を持つことができる。
無線ネットワーク機器には、それだけに限らないが、ブルートゥース機器、複数インターフェース機器(MID)、802.11x機器(802.11a、802.11b、802.11g機器などを含む、IEEE802.11機器)、HomeRF(家庭内無線周波数)機器、Wi−Fi(Wireless Fidelity)機器、GPRS(汎用パケット無線システム)機器、3Gセルラ機器、2.5Gセルラ機器、GSM(移動通信用グローバルシステム)機器、EDGE(Enhanced Data for GSM Evolution)機器、TDMA型(時分割多重接続)機器、又はCDMA2000を含むCDMA型(符号分割多重接続)機器が含めることができる。各ネットワーク機器は、それだけに限らないが、IPアドレス、ブルートゥース機器アドレス、ブルートゥース共通名、ブルートゥースIPアドレス、ブルートゥースIP共通名、802.11IPアドレス、802.11IP共通名、IEEE MACアドレスを含む、様々な種類のアドレスを含むことができる。
また、無線ネットワークは、例えば、モバイルIP(インターネットプロトコル)システム、PCSシステム、及び他のモバイルネットワークシステムにおいて見られる方法及びプロトコルも関与できる。モバイルIPでは、これに、インターネット技術標準化委員会(IETF)によって作成された標準通信プロトコルが関与する。モバイルIPでは、モバイル機器ユーザは、これらの一旦割り当てられたIPアドレスを維持しつつ、各ネットワークにまたがって移動することができる。コメント要求(RFC)3344を参照されたい。(注:RFCはインターネット技術標準化委員会(IETF)の公式文書である。)モバイルIPは、インターネットプロトコル(IP)を拡張し、モバイル機器のホームネットワーク外部に接続するときに、モバイル機器にインターネットトラフィックを転送する手段を付加する。モバイルIPは、各モバイルノードに、これのホームネットワーク上のホームアドレスと、ネットワーク及びこれのサブネット内の機器の現在位置を識別する気付アドレス(CoA)を割り当てる。機器が異なるネットワークに移動すると、機器は、新しい気付アドレスを受け取る。ホームネットワーク上のモビリティエージェントは、各ホームアドレスを、これの気付アドレスと関連付けることができる。モバイルノードは、インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)などを使って、これの気付アドレスを変更する都度ホームエージェントにバインディング更新を送ることができる。
(例えば、モバイルIP外部などの)基本的なIP経路指定において、経路指定機構は、各ネットワークノードが、常に、インターネットなどへの一定の接続点を有し、かつ各ノードのIPアドレスが、これが接続されているネットワークリンクを識別するという仮定を利用する。本明細書において、「ノード」という用語は、例えば、データ伝送のための再配信点や端点などを含むことができ、他のノードへの通信を認識し、処理し、及び/又は転送することのできる接続点を含む。例えば、インターネットルータは、機器のネットワークを識別するIPアドレスなどを調べることができる。次いで、ネットワークレベルにおいて、ルータは、特定のサブネットを識別するビットセットを調べることができる。次いで、サブネットレベルにおいて、ルータは、特定の機器を識別するビットセットを調べることができる。典型的なモバイルIP通信の場合、ユーザが、例えば、インターネットなどからモバイル機器を切断し、これを新しいサブネットで再接続しようとする場合、機器は、新しいIPアドレス、適正なネットマスク及びデフォルトのルータを用いて再構成する必要がある。そうでなければ、経路指定プロトコルは、パケットを適正に配信することができないはずである。
アーキテクチャの例:
図1に、クライアントデバイスの通信先である無線アクセスポイントを含むいくつかの例示的、非限定的実装形態において用いることのできるいくつかのアーキテクチャ構成要素の例を示す。これに関して、図1には、全体を21で指し示す無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)に接続された有線ネットワーク20の例が示されている。WLAN21は、アクセスポイント(AP)22およびいくつかのユーザ局23、24を含む。例えば、有線ネットワーク20は、インターネットまたは企業データ処理ネットワークを含むことができる。例えば、アクセスポイント22は無線ルータとすることができ、ユーザ局23、24は、例えば、携帯用コンピュータ、パーソナルデスクトップコンピュータ、PDA、携帯用VoIP(voice−over−IP)電話機および/または他のデバイスなどとすることができる。アクセスポイント22は、有線ネットワーク21にリンクされたネットワークインターフェース25、およびユーザ局23、24と通信する無線送受信機を有する。例えば、無線送受信機26は、ユーザ局23、24との無線またはマイクロ波周波数通信用のアンテナ27を含むことができる。また、アクセスポイント22は、プロセッサ28、プログラムメモリ29、およびランダムアクセスメモリ31も有する。ユーザ局23は、アクセスポイント局22との通信用のアンテナ36を含む無線送受信機35を有する。同様に、ユーザ局24も、無線送受信機38およびアクセスポイント22との通信用のアンテナ39を有する。例えば、実施形態によっては、このようなアクセスポイント(AP)内でオーセンティケータを用いることもでき、かつ/または移動ノードまたはユーザ局内でサプリカントまたはピアを用いることもできる。
図2に、いくつかの実施形態において、アクセスポイント、情報サーバ、ユーザ局などといったデバイスによって実行されるべき、コンピュータ処理によるプロセスステップを実施するのに使用することのできるコンピュータまたは制御ユニットの例を示す。実施形態によっては、このコンピュータまたは制御ユニットは中央処理装置(CPU)322を含み、CPU322はバス326を介して1組の(1つまたは複数の)入力/出力(I/O)デバイス324とやり取りすることができる。I/Oデバイス324には、例えば、キーボード、モニタ、および/または他のデバイスなどが含まれ得る。CPU322は、バス326を介してコンピュータ可読媒体(従来からの揮発性または不揮発性データ記憶装置など)328(以下、「メモリ328」)とやり取りすることができる。CPU322、I/Oデバイス324、バス326、およびメモリ328の間の対話は、当分野で知られているようなものとすることができる。メモリ328は、例えばデータ330などを含むことができる。また、メモリ328はソフトウェア338を格納することもできる。ソフトウェア338は、プロセスステップを実施するいくつかのモジュール340を含むことができる。これらのモジュールを実装するのに従来のプログラミング技術が使用されてもよい。また、メモリ328は上記および/または上記以外の(1つまたは複数の)データファイルも格納することができる。実施形態によっては、本明細書で説明する様々な方法は、コンピュータシステムと共に使用するためのコンピュータプログラム製品によって実施されてもよい。この実装形態には、例えば、コンピュータ可読媒体(ディスケット、CD−ROM、ROMなど)上に記録されている、または、モデムなどのインターフェースデバイスを介してコンピュータシステムに送信することのできる一連のコンピュータ命令などが含まれる。通信媒体は、実質的に有形のもの(通信回線など)とすることもでき、かつ/または実質的に無形のもの(マイクロ波、光、赤外線などを使用する無線媒体など)とすることもできる。コンピュータ命令は様々なプログラミング言語で書くことができ、かつ/または、半導体デバイス(チップや回路など)、磁気デバイス、光デバイスおよび/または他のメモリデバイスといった(1つまたは複数の)メモリデバイスに格納することもできる。様々な実施形態において伝送には任意の適切な通信技術を使用する。
メディア独立型ハンドオーバサービス:
「ローカルエリアネットワークおよびメトロポリタンエリアネットワークのためのIEEE規格草案:メディア独立型ハンドオーバサービス(Draft IEEE Standard for Local and Metropolitan Area Networks: Media Independent Handover Services)」という名称の、2006年9月、IEEEP802.21/D.01.09では、特に、802システムとセルラシステムの間のハンドオーバを最適化する802メディアアクセス独立型機構を規定している。IEEE802.21規格は、異種802システム間のハンドオーバの最適化を可能にし、802システムとセルラシステムの間のハンドオーバを円滑に行わせ得るメディアアクセス独立型機構を定義している。「IEEE802.21(メディア独立型ハンドオーバ)規格の意図は、上位層にリンク層インテリジェンスおよび他の関連ネットワーク情報を提供して異種メディア間のハンドオーバを最適化する仕様を策定することである。これは、3GPP、3GPP2、およびIEEE802規格ファミリにおける有線と無線両方のメディアによって指定されるリンクを含む。この文書では、特に断りのない限り、「メディア」は、通信の感覚的側面(音声、映像など)ではなく、通信システムにアクセスする方法/モード(ケーブル、無線、衛星など)を指すものであることに留意されたい。」「ローカルエリアネットワークおよびメトロポリタンエリアネットワークのためのIEEE規格草案:メディア独立型ハンドオーバサービス(Draft IEEE Standard for Local and Metropolitan Area Networks: Media Independent Handover Services)」という名称の、2006年9月、IEEEP802.21/D.01.09の1.1を参照されたい。この文書の全内容を本出願の一部として本明細書に組み込むものである。これに関しては、2006年9月13日に出願された、付録を含む「MIHプロトコル状態機械(MIH Protocol State Machine)」という名称の、同時係属の仮出願第60/825,567号明細書の全開示を、第60/825,567号明細書に組み込まれているIEEE802.21の内容を含めて背景技術として参照により本明細書に組み込むものである。
メディア独立型情報サービス:
802.21規格草案に詳述されているように、メディア独立型情報サービス(MIIS)は、MIHFエンティティが地理的領域内に存在するネットワーク情報を探索し、これを獲得してハンドオーバを円滑に行わせるためのフレームワークおよび対応する機構を提供する。
加えて、または代替として、このフレームワークおよび機構によって探索され、獲得される近隣ネットワーク情報を、最適な初期ネットワーク選択およびアクセス(接続)、またはアイドルモードでのネットワーク再選択のためにユーザおよびネットワーク事業者のポリシと併せて使用することもできる。
MIISは、主として、1組の情報要素(IE)、情報構造およびこれの表現、ならびに情報転送のための問い合わせ/応答機構の種類を提供する。この情報は、移動ノード(MN)内のMIHFなどがこの情報にアクセスするための何らかの情報サーバに置くことができる。
802.21規格草案に詳述されているように、MIISは、MIHFがMNまたはネットワークにあるMIHFが、地理的領域内のネットワーク情報を探索し、これを獲得して、ネットワーク選択およびハンドオーバを円滑に行わせるためのフレームワークを提供する。この目的は、領域内のMNに関連するすべての異種ネットワークの全体的視野を獲得してこれらのネットワークにまたがるシームレスなローミングを円滑に行わせることである。
メディア独立型情報サービスは様々な情報要素(IE)のサポートを含む。情報要素は、ネットワークセレクタがインテリジェントなハンドオーバ決定を行うのに不可欠な情報を提供する。
移動度の種類に応じて、ハンドオーバを行うには様々な種類の情報要素のサポートが必要となる。MIISは、近隣デバイスマップや他のリンク層パラメータといった下位層に関する情報、ならびにインターネット接続などの利用可能な上位層サービスに関する情報を獲得する機能を提供する。
MIISは、サービス提供者およびモバイルユーザが様々なハンドオーバ候補アクセスネットワークに関する情報を交換することを可能にする一般的機構を提供する。ハンドオーバ候補情報は、IEEE802ネットワーク、3GPPネットワーク、3GPP2ネットワークといった異なるアクセス技術を含むことができる。また、MIISはこの収集情報に任意の単一ネットワークからアクセスすることも可能にする。例えば、IEEE802.11アクセスネットワークを使って、個々の区域内の他のすべてのIEEE802ベースのネットワークのみならず、3GPPおよび3GPP2ネットワークに関する情報も取得することが可能になる。同様に、3GPP2インターフェースなどを使って、所与の区域内のすべてのIEEE802ネットワークおよび3GPPネットワークに関する情報にアクセスすることも可能になる。この機能は、MNがこれの現在アクティブなアクセスネットワークを使って、地理的区域内の他の利用可能なアクセスネットワークに関して問い合わせることを可能にする。よって、MNは、異種ネットワーク情報を検索するためにこれの個々の無線機それぞれに電源投入し、ネットワーク接続を確立するという負担から解放される。
MIISは、任意の地理的領域内の異種ネットワーク情報を検索する一様な方法を提供することにより、すべての利用可能なアクセスネットワークにまたがってこの機能を使用できるようにする。
情報サービスの背後にある主要な目標は、MNおよびネットワークエンティティがハンドオーバ時の適切なネットワークの選択に影響を及ぼし得る情報を探索することを可能にすることである。この情報は、主として、この情報に基づいて効果的なハンドオーバ決定を行うポリシエンジンエンティティが使用するためのものである。
この情報サービスは概ね静的情報を提供するが、ネットワーク構成変更にも対応する。現在利用可能なリソースレベル、状態パラメータ、動的統計といった様々なアクセスネットワークに関する他の動的情報は、個々のアクセスネットワークから直接獲得される必要がある。この情報サービスの背後にある重要な動機の中には以下のものが含まれる。
1)地理的領域内のアクセスネットワークの利用可能性に関する情報を提供する。さらに、任意の無線ネットワークを使ってこの情報を検索することもでき、例えば、近くのWiFiホットスポットに関する情報を、GSM(global system for mobile communication)、CDMA、または他の任意のセルラネットワークを使って、要求/応答シグナリングによってであれ、これらのセルラネットワークを介して明確に、または暗黙的にブロードキャストされる情報によってであれ、獲得することもできる。代替として、この情報をMN上の内部データベースに保持することもできる。
2)移動ノードが適切なアクセスネットワークを選択するのに役立ち得る静的リンク層情報パラメータを提供する。例えば、個々のアクセスネットワーク上でセキュリティおよびQoSがサポートされているかどうかについての知識は、ハンドオーバ時にかかるアクセスネットワークを選択する決定に影響を及ぼし得る。
3)利用可能な/選択されたアクセスネットワークへの接続のために無線機を(可能な限り)最適に構成するのに役立つように近隣デバイス報告において様々なPoAの機能に関する情報を提供する。例えば、スキャニングまたはビーコン通知を行って様々なPoAのサポートする通信路を見つけるのとは対照的に、この情報を知っていれば、これらの通信路を最適に構成するのに役立つ。しかし、これに関して情報サービスがあまり役に立たない可能性もあるため、動的リンク層パラメータは、大部分については、各アクセスネットワークとの直接対話に基づいて獲得し、または選択する必要がある。
4)ハンドオーバ決定を行うのに役立ち得る様々なアクセスネットワークおよびコアネットワークがサポートする上位層サービスの指示を提供する。かかる情報は、特定のアクセスネットワークのMAC副層またはPHYから直接入手できない(または提供することができない)こともあるが、情報サービスの一部として提供することもできる。例えば、場合によっては、様々なネットワークの、公衆、企業、家庭などといったカテゴリへの分類がハンドオーバ決定に影響を及ぼすこともある。この場合の他の情報は、本質的によりベンダ/ネットワーク特有のものであり、ベンダ/ネットワーク特有の形で指定することもできる。
MIHサービスの展開例:
802.21規格草案には、MIH基準点を説明するのに役立つ図8に示すようなMIHサービスを含む以下のネットワークモデルの例が記載されている。この規格草案では、右から左に向かって、例示的モデルが、複数の有線および無線アクセス技術をサポートするMIH対応移動ノード(右端に示すMN)を含むと説明している。この例示的モデルでは、サービス提供ネットワークが複数リンク層技術を運用し、または網間接続をサポートするサービスレベル契約(SLA)が結ばれているときには、サービス提供ネットワークのユーザを他のネットワークにローミングさせるものと仮定している。図示のモデルには、ゆるやかな直列方式などで所与のコアネットワーク(コア事業者1、2または3など)に接続されているいくつかのアクセスネットワークの例が示されている。また、図示のモデルには、よりしっかりと結合されたアクセスネットワークの例(アクセスネットワーク3)も示されている。図8には示していないが、アクセスネットワークはインターネットを介してコアネットワークに接続することもできる。各コア事業者ネットワーク(1,2、または3など)は、例えば、サービス提供者、企業イントラネット提供者、または在圏またはホームアクセスの単なる別の部分などを表し得る。この例示的モデルでは、プロビジョニング提供者はアクセスネットワーク3を運営しており、アクセスネットワーク3はR1を介して端末を(ホームコアネットワークと表示されている)コアに結合する。所与の時々に、加入者のサービス提供ネットワークは、ホームネットワークであっても、在圏ネットワークであってもよい。
ネットワーク提供者は、ネットワーク提供者のネットワークへの異種ハンドオーバを円滑に行わせるために、ネットワーク提供者のアクセスネットワーク(アクセスネットワーク1〜4)においてMIHサービスを提供する。各アクセス技術は、これのMIH機能を告知し、またはMIHサービス探索に応答する。これらのアクセスネットワークのサービス提供者はそれぞれ1つまたは複数のMIHサービス点(PoS)ノードへのアクセスを可能にする。これらのPoSノードは、MIH機能探索の間に決定されるMIHサービスの一部または全部を提供し得る。PoS位置は、事業者の展開シナリオおよび技術特有のMIHアーキテクチャに基づいて変動する。
MIH PoSは、アクセスネットワーク(アクセスネットワーク1、2、4など)内の接続点(PoA)ノードに隣接して、またはこれと同じ場所に位置し得る。代替として、PoSはアクセスネットワークまたはコアネットワーク(アクセスネットワーク3など)内部のより深い場所にあってもよい。図8に示すように、MN内のMIHエンティティは、利用可能なアクセスネットワークのいずれかを介し、基準点R1、R2またはR3を使ってMIHネットワークエンティティと通信することができる。サービス提供アクセスネットワーク内のPoAが同じ場所にMIHFを有する場合、RP1基準点は、PoSでもあるこのPoAにおいて終端する(モデルのMNからアクセスネットワーク1、2、4まではすべてRP1とすることができる)。この場合、R3基準点は(アクセスネットワーク1、2、4へのMN接続で示される)任意の非PoAにおいて終端するはずである。MIHイベントは、アクティブなR1リンクの両側で発し得る。MNは、通常は、これらのイベントに反応する最初のノードである。
在圏ネットワークとホーム加入者ネットワークの対話は、制御管理ため、またはデータ転送のためのものとすることができる。また、ローミング契約またはSLA契約により、ホーム加入者ネットワークが、MNに在圏ネットワークを介して直接公衆インターネットに直接アクセスさせることも可能である。図示のように、2つのMIHネットワークエンティティはR4基準点またはR5基準点を介して相互に通信し得る。また、MIH対応PoAも、R4基準点およびR5基準点を介して他のMIHネットワークエンティティと通信し得る。MIH対応MNは、RP2基準点を介して候補アクセスネットワーク内の他のPoAとのMIH通信を行って候補ネットワークに関する情報サービスを得ることもできる。
MIH情報サービスに関して、在圏提供者は、MIH PoSノード(左端上)に位置する在圏提供者の情報サーバへのアクセスを提供することができる。事業者は、各移動ノードが、それだけに限らないが、新しいローミングリスト、費用、提供者識別情報、提供者サービス、優先順位およびこれらのサービスの選択および利用を可能にするはずの他の任意の情報を含む関連情報を獲得することができるように、移動ノードにMIISを提供する。図示するように、MNがこれの提供者からMIISデータの事前供給を受けることも可能である。また、MNが、これの提供者の任意のアクセスネットワークから、または供給者とSLA契約を結んでいる在圏ネットワークからMIH情報サービスを得ることも可能である。また、MIISは、別のオーバーラップする、または近隣の在圏ネットワークから、このネットワークのMIISサービス点を使って提供することもできる。サービス提供ネットワークはR4インターフェースまたはR5インターフェースを使って他のMIHエンティティにアクセスし得る。一例を挙げると、図8においてホーム加入者ネットワークは、ホーム加入者ネットワーク自体のMIH情報サーバまたはコア事業者1(在圏ネットワーク)のMIH情報サーバにアクセスし得る。
認証(Authentication)前のアクセス情報サービス:
802.21規格草案に指示されているように、あるアクセスネットワークでは、MNは、MNがPoAとの認証を行う前にIEEE802.21関連の情報要素を獲得することができる必要がある。これらの情報要素は、ハンドオーバポリシ機能が、このPoAを選択することができるかどうか判定するのに使用される。認証前に情報問い合わせを可能にするために、個々のリンク技術は、ユーザ装置(MN)とネットワーク内のあるMIHFの間でこのMIIS問い合わせ交換を可能にするL2またはメディア特有の転送またはプロトコルメッセージ交換を提供する。MN内のMIHFは、システム機能を含むメディア特有のブロードキャスト情報によってPoAのMIH機能サポートを知る。事前認証問い合わせ機能はMIH情報問い合わせのためにのみ設けられ、L2管理フレームに埋め込まれたMIH_Capability_Discoverを使ったMIESおよび/またはMICS機能探索問い合わせを除いて他のMIHプロトコルサービスを搬送するのに使用することはできないことに留意するものである。加えて、ネットワーク内のどんなMIHFでも、MIHプロトコルを使って同じ、または異なるネットワーク内に位置するピアMIHFに1組の情報要素を要求し得る。
認証前に情報サービスのアクセスを可能にすることには、サービス妨害攻撃や無許可のMNへの情報公開といったある一定のセキュリティ上の危険を伴う。かかるシナリオでは、情報サービス提供者は、無認証MNがアクセスできる情報の範囲を制限することもある。
あるPoAへの認証および接続の後、MIHプロトコルがメディア技術に特有のデータフレームの使用による情報検索に使用される。
いずれにしても、MIHFは、ネットワークがこの規格をサポートしているか否かの知識を有する必要があり、メディア独立型の、またはメディア特有の探索機構によってこの知識を獲得する。
情報要素:
また、802.21規格草案には、情報サービス要素が以下の3グループに分類されることが記載されている。
1)一般情報およびアクセスネットワーク特有の情報:これらの情報要素は、領域内のカバレージを提供する様々なネットワークの概要を与える。例えば、利用可能なネットワークおよびこれらのネットワークに関連する事業者、様々な事業者間のローミング契約、ネットワークへの接続費用、ネットワークセキュリティおよびサービス品質機能のリストなどである。
2)PoA特有の情報:これらの情報要素は利用可能なアクセスネットワークごとの様々なPoAに関する情報を提供する。これらのIEには、PoAアドレス指定情報、PoA位置、サポートされるデータ転送速度、PHY層およびMAC層の種類、リンク層接続を最適化する通信路パラメータが含まれる。また、上位層サービスおよび様々なPoAの個々の機能も含まれ得る。
3)アクセスネットワーク特有、サービス特有、またはベンダ/ネットワーク特有の他の情報。802.21規格には、TLVベースの問い合わせ法で使用される情報要素コンテナのリストが記載されている。802.21規格草案に記載されているように、モバイル開始ハンドオーバ手順は以下のように動作する。
1)移動ノードが現在のPoSを介してサービス提供ネットワークに接続され、MIH情報サーバへのアクセスが可能になる。
2)移動ノードが、情報サーバにMIH_Get_Information要求を送って隣接ネットワークに関する情報を問い合わせる。情報サーバがMIH_Get_Information応答で応答する。この情報問い合わせは、移動ノードがネットワークに最初に接続するとすぐに試みられる。
3)移動ノードが、サービス提供PoSにMIH_MN_HO_Candidate_Query要求を送ってモバイル開始ハンドオーバをトリガする。この要求は潜在的候補ネットワークこの要求は潜在的候補ネットワークの情報を含む。
4)サービス提供PoSが、1つまたは複数の候補PoSにMIH_N2N_HO_Query_Resources要求を送って候補ネットワークにおいてリソースが利用できるかどうか問い合わせる。
5)候補PoSがMIH_N2N_HO_Query_Resources応答で応答し、サービス提供PoSがMIH_MN_HO_Candidate_Query応答によって移動ノードに候補ネットワークにおいてリソースが利用できるかどうかの結果を通知する。
6)移動ノードがハンドオーバのターゲットを決定し、ターゲットネットワークインターフェースにリンクスイッチをコミットする。
また、やはり802.21規格草案に記載されているように、ネットワーク開始ハンドオーバ手順は以下のように動作する。
1)サービス提供PoSが情報サーバにMIH_Get_Information要求を送って隣接ネットワーク情報を取得し、MIH_Get_Information応答を送ることにより情報サーバが応答する。
2)サービス提供PoSが移動ノードにMIH_Net_HO_Candidate_Query要求を送ってネットワーク開始ハンドオーバをトリガする。MNは、移動ノードのハンドオーバに関する肯定応答および移動ノードの好むリンクおよびPoSのリストを含むMIH_Net_HO_Candidate_Query応答によって応答する。
3)サービス提供PoSが1つまたは複数の候補PoSにMIH_N2N_HO_Query_Resources要求を送って、候補ネットワークにおいてリソースが利用できるかどうかチェックする。サービス提供PoSにMIH_N2N_HO_Query_Resources応答を送ることにより候補PoSが応答する。
4)サービス提供PoSが候補ネットワークにおける利用可能リソース状況に基づいてハンドオーバのターゲットを決定する。
5)サービス提供PoSがターゲットPoSにMIH_N2N_HO_Commit要求を送ってターゲットネットワークにおけるリソースを準備する。ターゲットPoSはMIH_N2N_HO_Commit応答を送ってリソース準備の結果に応答する。
6)リソースが正常に準備されたことを確認した後、サービス提供PoSがMIH_Net_HO_Commit要求によって移動ノードに、指定された種類のネットワークおよびPoAへのハンドオーバをコミットするよう命じる。
本発明は上記他の背景技術および/または背景技術における問題を改善するものである。
いくつかの実施形態によれば、複数のアクセスネットワークのうちの1つへの移動ノードの認証の前に、該移動ノードがアクセスし得る前記複数のアクセスネットワークに関するネットワーク情報を提供するシステムが提供される。a)前記システムは、前記複数のアクセスネットワークのうちの1への前記移動ノードの認証の前に、該移動ノードがアクセスし得る前記複数のアクセスネットワークの費用に関連する移動ノードの問い合わせを受信し、
b)前記システムは、前記移動ノードがアクセスし得る前記複数のアクセスネットワークに関連する費用情報を記憶し、c)前記システムは、前記移動ノードのために、通貨を、前記移動ノードがアクセスし得る前記複数のアクセスネットワークのうちの少なくとも1つの費用に関連する換算通貨に変換する通貨換算機構を有し、d)前記システムは、前記アクセスネットワークのうちの1つとの前記移動ノードの認証の前に、前記換算通貨を含む前記移動ノードへの応答を送る。
いくつかの例では、システムは、移動ノードがアクセスし得る複数のアクセスネットワークに関連するネットワーク情報を収集する情報サーバを含む。いくつかの例では、システムは、情報サーバの費用情報を格納するデータベースをさらに含む。いくつかの例では、システムは、移動ノードのために通貨を換算する通貨換算機能(CCF)を用いて構成されている。いくつかの例では、システムは、通貨換算表(CCT)を設定するように構成されている。いくつかの例では、通貨換算表は、換算元通貨と換算先通貨の間の為替レートを含む。いくつかの例では、情報サーバは、移動ノードから通貨TLVを受け取り、前記換算通貨を有する情報応答TLVを送るように構成されている。いくつかの例では、通貨TLVは通貨コードを含む。
ある別の実施形態によれば、複数のアクセスネットワークのうちの1つへの移動ノードの認証の前に、該移動ノードがアクセスし得る前記複数のアクセスネットワークに関するネットワーク情報を提供するシステムを提供する。このシステムは移動ノードを含み、a)該移動ノードは、前記複数のアクセスネットワークのうちの1への該移動ノードの認証の前に、該移動ノードがアクセスし得る前記複数のネットワークの費用に関連する問い合わせを送り、b)前記移動ノードは、前記移動ノードがアクセスし得る前記複数のアクセスネットワークのうちの少なくとも1つの費用に関連する換算通貨を含む応答を受信し、c)前記移動ノードは、前記換算通貨に基づいて前記複数のアクセスネットワークのうちの少なくとも1つと認証を行う。いくつかの例において、問い合わせを送る前記移動ノードは、通貨TLVを情報サーバへ送信することを含む。いくつかの例では、通貨TLVは通貨コードを含む。
別の実施形態によれば、モバイルデバイスがアクセスネットワークと認証する前に実行される方法は、前記モバイルデバイスの前記アクセスネットワークへの接続の前に、前記モバイルデバイスに、ネットワーク隣接情報の一部として含まれるネットワークアクセスの換算費用を受信させることを含む。いくつかの例では、この方法は、モバイルデバイスに情報要求TLVに含めて通貨TLVを送らせることをさらに含む。いくつかの例では、この方法は、通貨TLVに通貨コードを含めることをさらに含む。
いくつかの実施形態によれば、モバイルが滞在国と自国とで使用される通貨間の為替レートの情報を要求することがないように、該モバイルが外国管轄区域内のネットワークにアクセスするための通貨換算機構を提供することを含む方法が用いられる。
いくつかの実施形態によれば、ネットワークアクセスの費用がネットワーク近隣情報の一部として含まれる無線モバイルデバイスのメディア独立型ハンドオーバを行う方法は、情報要求TLVに通貨TLVを含めることを含む。いくつかの実施形態では、通貨種別TLVは、ISO4217で規定されている3文字を含む通貨コードを含む。いくつかの実施形態では、情報要求TLVに通貨TLVが含まれる場合、通貨TLVで指示される通貨が、情報応答TLVで搬送される費用IEに使用される。いくつかの実施形態では、情報要求TLVに通貨種別TLVが含まれない場合、アクセスネットワークが展開されている国で使用される通貨が、情報応答TLVで搬送される費用IEに使用される。
様々な実施形態の上記および/または上記以外の態様、特徴、および/または利点については、以下の説明を添付の図と併せて考慮すればさらに理解されるであろう。様々な実施形態では、必要に応じて、異なる態様、特徴および/または利点を含めることも、これらを除外することもできる。加えて、様々な実施形態では、必要に応じて、別の実施形態の1つまたは複数の態様または特徴を組み合わせることもできる。個々の実施形態の態様、特徴および/または利点の説明は、他の実施形態または特許請求の範囲を限定するものと解釈すべきではない。
いくつかの実施形態において用いることのできるある構造を示す例示的アーキテクチャ図。 いくつかの実施形態において、アクセスポイント、情報サーバおよび/またはユーザ局などといったデバイスによって実行されるべき、コンピュータ処理によるプロセスステップを実施するのに使用することのできるコンピュータまたは制御ユニットの例を示す図。 情報サーバデータベースのために国内通貨などから複数の通貨などに通貨価値を換算する(例えば、ソフトウェアモジュールとして、または他の手段によって実施することのできる)通貨換算機能の例を示す図。 情報サーバデータベースのために国内通貨などから複数の通貨などに通貨価値を換算するのにデータベースに格納することのできる通貨換算表(CCT)の例を示す図。 モバイルデバイスによってMIH_Information要求メッセージなどで送られるべきTLVのある例を示す図。 図5に示すTLVで搬送されるTLVを示す図。 参照のためにISO通貨コードの例を示す表。 参照のためにISO通貨コードの例を示す表。 参照のためにISO通貨コードの例を示す表。 参照のために802.21規格草案に記載されているMIHサービスを含むネットワークモデルの例を示すアーキテクチャ図。
本発明の実施形態を限定ではなく例として添付の図に示す。
本発明は多くの異なる形で実施され得るが、本開示は本発明の原理の例を提示するものと解釈すべきであり、かかる例は本発明を本明細書で説明し、かつ/または本明細書で図示する好ましい実施形態だけに限定するためのものではないという了解の下で、本明細書ではいくつかの例示的実施形態を説明する。
既存の問題の克服:
特に、IEEE802.21では、ネットワークアクセスの「費用」をネットワーク近隣情報の一部として定義している。
これに関して、費用=(単位,価値,通貨)である。通貨は、ISO4217[ISO4217]で規定されている3文字の通貨コード(「USD」など)である。これに関して、ISO4217とは、国際標準化機構(ISO)によって設けられた通貨の名称を定義する3文字コード(通貨コードともいう)を記述する国際規格である。ISO4217コードリストは、様々な通貨を定義するための世界中の銀行業務および企業における確立した標準であり、多くの国々においてよく使用される通貨のコードは一般によく知られているため、新聞に掲載され、または銀行で公示される為替レートでは、様々な通貨を定義するのに、翻訳された通貨名称やあいまいな通貨記号ではなくこれらのコードのみを使用する。コードの最初の2文字はISO3166−1 alpha−2国名コード(インターネット上の国/地理的区域毎のトップレベルドメインに使用されるコードと同様である)の2文字であり、第3の文字は普通、通貨自体の頭文字である。参照のために、図7A、7Bおよび7CにISO値の例を示す。
本明細書で説明する好ましい実施形態の状況においては、費用はアクセスネットワークと関連付けられる属性である。
例えば、自分のホームネットワーク事業者が国Xにあるユーザが国Yに滞在している場合、在圏ネットワークの費用は典型的には国Yで使用される通貨を使って表わされる。
これに関して、本発明以前には、ユーザは、この費用が自国で使用される通貨でいくらであるか知るために通貨換算を行う必要があった。特に、このためにユーザは滞在国と自国とで使用される通貨間の為替レートを知る必要がある。
したがって、ユーザが為替レートを知らなくてもすむ機構が求められている。
好ましい実施形態の解決フレームワーク:
好ましい実施形態では、モバイルデバイスがネットワークアクセスを求め、802.21の規格草案に従って、情報サーバ(IS)が用いられる。いくつかの例では、情報サーバは、アクセスポイント上で、またはネットワーク内の任意の他のノード上で実施することができる。いくつかの好ましい実施形態では、モバイルデバイスと情報サーバの間で問い合わせと応答が交換される。いくつかの実施形態では、情報サーバがAP以外のノード上で実施される場合、APは、モバイルデバイスと情報サーバの間で問い合わせと応答のやり取りを中継することができ、モバイルデバイスがアクセスポイントに接続する前に問い合わせと応答の交換を行うことができる。802.21規格草案の下では、情報サーバを様々な情報サービス要素に使用することができるが、通貨換算に関連する本発明の実施形態では、かかる情報サーバは、少なくとも、本発明の実施形態を実行するのに必要な費用関連情報を収容するはずである。
好ましい実施形態では、モバイルデバイスはモバイルデバイスの所望の通貨に関する簡単な問い合わせを行う。例えば、簡単な問い合わせは、例えば、ある通貨でのある費用についてものとすることもできる。例えば、簡単な問い合わせは、費用<1000JPYなどとすることもできる。
これに関して、以下に示す2つの事例を参照する。
・第1の事例、事例1では、ISクライアント(PDA、携帯式またはラップトップコンピュータ、携帯電話機などのモバイルデバイスなど)が問い合わせにおいて通貨を指定する。
この場合、指定される通貨が、費用価値を表す単位として使用される。
・第2の事例、事例2では、ISクライアントは問い合わせにおいて通貨種別を指定しない。
この場合、「国内通貨」が、費用価値を表す単位として使用される。
国内通貨:アクセスネットワークが展開されている国で使用される通貨。
・個々のアクセスネットワークと関連付けられ、様々な通貨で表わされる費用価値は、単一の通貨の下では同じであり、すなわち以下のとおりである。
C(C1)*R(C1,C2)=C(C2)[全てのC1、C2について]
C(X):通貨Xで表わされる費用価値
R(X,Y):通貨Xから通貨Yへの為替レート
好ましい実施形態では、通貨換算機構が定義される(以下の各項を参照されたい)。
好ましい実施形態の通貨換算機構:
図3を参照すると、いくつかの実施形態によれば、通貨換算機構は以下に示す特徴を含むことができる。これに関して、図3には、情報サーバデータベースのために国内通貨などから複数の通貨などに通貨価値を換算する(ソフトウェアモジュールとして、または他の手段によって実施することのできる)通貨換算機能の例が示されている。
・これに関して、本発明者らは通貨換算機能(CCF)を定義する。
ここで、
Figure 2010525629
である。
Csは換算元通貨であり、Ctは換算先通貨であり、Rstは為替レートである。
Ct=Cs*Rstである。
・第1の機構、機構1によれば、CCFはデータベース問い合わせ言語の一部として定義される。
例、「費用*CCF(JPY,USD)<10であるアクセスネットワークに関する情報を与えよ。」例えば、移動ノードは、移動ノードの所望の通貨(費用<1000JPYなど)を指定して簡単な問い合わせを行うことができる(例えば、これは移動ノードの国内通貨とすることもできるが、必ずしも国内通貨である必要はない)。次いで、情報サーバは、この簡単な問い合わせを、CCFを用いた問い合わせ、例えば上記の費用*CCF(JPY,USD)<10などに変換する。
・第2の機構、機構2によれば、CCFはデータベース問い合わせ言語とは無関係に定義される。
通貨換算機能(CCF)を使って、単一通貨を用いた元のデータベースが、複数の通貨を有するように変更される。
*機構2の説明例は、例えば、元のデータベースがJPYに基づく費用データを有することを含むことができる。この場合、データベース管理システムは、通貨Xごとに通貨Xに基づく費用データYを作成し、Y+CCF(JPY,X)およびCCFがデータベース言語とは無関係にデータベース管理システムに与えられる。この場合、説明例では、(JPYに基づく)元の費用データは以下とすることができる。
Figure 2010525629
また、通貨X(X=USD、CCF(JPY,X)=0.01)に基づく費用データは以下のとおりである。
Figure 2010525629
また、通貨X(X=EUR、CCF(JPY,X)=0.008)に基づく費用データは以下のとおりである。
Figure 2010525629
・どちらの機構でも、通貨換算機能(CCF)は802.21仕様の一部である必要はない。
通貨換算機能(CCF)は、むしろ、情報サーバおよび情報サーバのデータベースをどのように構築すべきかに関連するものである(すなわち、実装上の問題である)。
機構2の変形を用いた実施形態(データベース表としてのCCF):
図4を参照すると、いくつかの実施形態によれば、機構2の変形は以下に示す特徴を含むことができる。これに関して、図4には、情報サーバデータベースのために国内通貨などから複数の通貨などに通貨価値を換算するのにデータベースに格納することのできる通貨換算表(CCT)の例が示されている。
・この場合、通貨換算表(CCT)が設定される。
・好ましい実施形態では、CCTは例えば3つ1組(Cs,Ct,Rst)のレコードなどを有するように構成される。
・好ましい実施形態では、CCTはデータベース管理システム内においてローカルで管理される。
CCTは、国内通貨で表わされた費用価値から複数の通貨で表わされた費用価値のリストを生成するのに使用される。
よって、この機構2の変形では、CCTは、データベース表に基づくものとすることができる。かかるデータベース表の説明例を以下に示す。
Figure 2010525629
802.21草案の変更案:
図5および図6に、モバイルデバイスによってMIH_Information要求メッセージなどで送られるべきいくつかのTLVの例を示す。図6に示すTLVは図5に示すTLVで搬送される。
図5を参照すると、いくつかの実施形態によれば、802.21草案の変更案は以下に示す特徴を含むことができる。
例えば図5に示すような第6.4.6.1項で定義されている情報要求TLVに1つの通貨TLVをオプションで含める。
繰り返すが、図5に示す例では、TLVはモバイルデバイスによってMIH_Information要求メッセージなどで送られる。
図5を参照すると、「問い合わせ側位置(Querier Location)TLV[可変](オプション)」について、このTLVは、例えば、モバイルデバイスの位置などを搬送する。
図5を参照すると、「ネットワーク種別包含(Network Type Inclusion)TLV[8オクテット](オプション)」TLVについて、このTLVは、例えば、モバイルデバイスが情報を求める対象とするネットワークのネットワーク種別のリストなどを搬送する。
図5を参照すると、「ネットワーク包含(Network Inclusion)TLV[8オクテット](オプション)」TLVについて、このTLVは、例えば、モバイルデバイスが情報を求める対象とするネットワークのネットワーク識別子のリストなどを搬送する。
図5を参照すると、「通貨種別(Currency Type)TLV[8オクテット](オプション)」TLVについて、このTLVは、例えば、モバイルデバイスによって指定される通貨種別などを搬送する。この実際のTLVの説明例が以下で論じる図6に示されている。
図5を参照すると、「報告用テンプレート(Reporting Template)TLV[可変](オプション)」TLVについて、このTLVは、例えば、モバイルデバイスが情報を求める対象とする情報要素の種類のリストなどを搬送する。
図6を参照すると、いくつかの実施形態によれば、802.21草案の追加の変更案には、例えば、図6に示すような通貨TLV(通貨種別TLVなど)を定義することなどを含むことができる。特に図6には、MIIS_TLV_QUERY TLVで搬送される通貨種別TLVの例の定義が示されている。これに関しては、例えば、802.21草案の第6.4.6項に、「通貨TLVは図6に示すように定義される」などの文を追加することができる。
いくつかの好ましい実施形態では、通貨TLVは、ISO4217[ISO4217]で規定されている3文字の通貨コード(「USD」など)を含む通貨種別TLVを伴う。参照のために、図7A、7Bおよび7Cに、いくつかのISO4217通貨コードの例のリストを示す。
いくつかの好ましい実施形態では、情報要求TLVに通貨TLVが含まれる場合、通貨TLVで指示される通貨を情報応答TLVで搬送される費用IEに使用するものとする。いくつかの好ましい実施形態では、情報要求TLVに通貨種別TLVが含まれない場合、アクセスネットワークが展開されている国で使用される通貨を情報応答TLVで搬送される費用IEに使用するものとする。
発明の一般的な範囲
本明細書では本発明の例示的実施形態を説明しているが、本発明は、本明細書で説明する様々な好ましい実施形態だけに限定されるものではなく、本開示に基づいて当業者によって理解されるはずの同等の要素、改変、省略、(様々な実施形態にまたがる態様などの)組み合わせ、適応および/または変更を有するありとあらゆる実施形態を含むものである。特許請求の範囲における限定は(後で追加されるものを含めて)、特許請求の範囲で用いられている文言に基づいて幅広く解釈すべきであり、本明細書において、または本出願の申請中に説明される例だけに限定されず、これらの例は非排他的なものであると解釈すべきである。例えば、本開示において、「好ましくは(preferably)」という語は非排他的であり、「それだけに限らないが、好ましくは(preferably, but not limited to)」を意味する。本開示において、また本出願の申請中において、ミーンズ・プラス・ファンクション(means-plus-function)またはステップ・プラス・ファンクション(step-plus-function)限定は、特定の特許請求の範囲の限定について以下の条件、すなわち、a)「の手段(means for)」または「〜のステップ(step for)」が明示的に記載されていること、b)対応する機能が明示的に記載されていること、およびc)構造、材料または構造をサポートする動作が記載されていないことという条件すべてがこの特許請求の範囲の限定内に存在する場合に限って用いられる。本開示において、また本出願の申請中において、「本発明(present invention)」または「発明(invention)」という語は、本開示内の1つまたは複数の態様に言及するものとして使用され得る。本発明または発明という文言は、重要度を識別するものであると不適切に解釈すべきではなく、すべての態様または実施形態にまたがって適用されるものであると不適切に解釈すべきではなく(すなわち、本発明はいくつかの態様および実施形態を有するものであると理解すべきであり)、本出願または特許請求の範囲を限定するものであると不適切に理解すべきではない。本開示において、また本出願の申請中において、「実施形態(embodiment)」という語は、任意の態様、特徴、プロセスまたはステップ、これらの任意の組み合わせ、および/またはこれらの任意の部分などを記述するのに使用され得る。いくつかの例では、様々な実施形態が重なり合う特徴を含むこともある。本開示では、「例えば」を意味する「e.g.」という略語が用いられることがある。

Claims (21)

  1. 複数のアクセスネットワークのうちの1つへの移動ノードの認証の前に、該移動ノードがアクセスし得る前記複数のアクセスネットワークに関するネットワーク情報を提供するシステムであって、
    a)前記システムは、前記複数のアクセスネットワークのうちの1つへの前記移動ノードの認証の前に、該移動ノードがアクセスし得る前記複数のアクセスネットワークの費用に関連する移動ノードの問い合わせを受信し、
    b)前記システムは、前記移動ノードがアクセスし得る前記複数のアクセスネットワークに関連する費用情報を記憶し、
    c)前記システムは、前記移動ノードのために、通貨を、前記移動ノードがアクセスし得る前記複数のアクセスネットワークのうちの少なくとも1つの費用に関連する換算通貨に変換する通貨換算機構を有し、
    d)前記システムは、前記アクセスネットワークのうちの1つとの前記移動ノードの認証の前に、前記換算通貨を含む前記移動ノードへの応答を送る、システム。
  2. 前記システムは、移動ノードがアクセスし得る複数のアクセスネットワークに関連するネットワーク情報を収集する情報サーバを含む請求項1記載のシステム。
  3. 前記情報サーバのために前記費用情報を記憶するデータベースをさらに含む請求項2記載のシステム。
  4. 前記システムは、前記移動ノードのために通貨を換算する通貨換算機能(CCF)を用いて構成されている請求項1記載のシステム。
  5. 前記システムは、通貨換算表(CCT)を設定する請求項1記載のシステム。
  6. 前記通貨換算表は、換算元通貨と換算先通貨の間の為替レートを含む請求項5記載のシステム。
  7. 前記情報サーバは、移動ノードから通貨TLVを受信し、前記換算通貨を有する情報応答TLVを送信する請求項2記載のシステム。
  8. 前記通貨TLVは通貨コードを含む請求項7記載のシステム。
  9. 複数のアクセスネットワークのうちの1つへの移動ノードの認証の前に、該移動ノードがアクセスし得る前記複数のアクセスネットワークに関するネットワーク情報を提供するシステムであって、
    a)移動ノードは、前記複数のアクセスネットワークのうちの1つへの該移動ノードの認証の前に、該移動ノードがアクセスし得る前記複数のアクセスネットワークの費用に関連する問い合わせを送り、
    b)前記移動ノードは、前記移動ノードがアクセスし得る前記複数のアクセスネットワークのうちの少なくとも1つの費用に関連する換算通貨を含む応答を受信し、
    c)前記移動ノードは、前記換算通貨に基づいて前記複数のアクセスネットワークのうちの少なくとも1つと認証を行うシステム。
  10. 問い合わせを送る前記移動ノードは、通貨TLVを情報サーバへ送信することを含む請求項9記載のシステム。
  11. 前記通貨TLVは通貨コードを含む請求項10に記載のシステム。
  12. モバイルデバイスがアクセスネットワークと認証する前に実行される方法であって、
    前記モバイルデバイスの前記アクセスネットワークへの接続の前に、前記モバイルデバイスに、ネットワーク隣接情報の一部として含まれるネットワークアクセスの換算費用を受信させること、を含む方法。
  13. 前記モバイルデバイスに情報要求TLVに含めて通貨TLVを送信させることをさらに含む請求項12記載の方法。
  14. 前記通貨TLVに通貨コードを含ませることをさらに含む請求項13記載の方法。
  15. 前記情報要求TLV内の前記通貨TLVで指示される通貨を、情報応答TLVで搬送される費用IEに使用することをさらに含む請求項14記載の方法。
  16. 通貨TLVが情報要求TLVに含まれていない場合、前記アクセスネットワークが展開されている区域で使用される通貨が情報応答TLVで搬送される費用IEに使用されることをさらに含む請求項11記載の方法。
  17. モバイルが、外国管轄区域内のネットワークと認証しアクセスする前に、該モバイルが滞在国と自国とで使用される通貨間の為替レートの情報を要求することのないようにする通貨換算機構を備えること、を含む方法。
  18. ネットワークアクセスの費用がネットワーク隣接情報の一部として含まれる無線モバイルデバイスのメディア独立型ハンドオーバを実行する方法であって、
    通貨TLVを情報要求TLVに含むことを含む方法。
  19. 前記通貨TLVは通貨コードを含む請求項18記載の方法。
  20. 通貨TLVが情報要求TLVに含まれる場合、前記通貨TLVで指示される通貨が情報応答TLVで搬送される費用IEに使用される請求項18記載の方法。
  21. 通貨TLVが情報要求TLVに含まれない場合、前記アクセスネットワークが展開されている区域で使用される通貨が情報応答TLVで搬送される費用IEに使用される請求項18記載の方法。
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