JP2010521997A - 爪甲真菌症の自己治療を促進するための方法およびシステム - Google Patents

爪甲真菌症の自己治療を促進するための方法およびシステム Download PDF

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Abstract

局所塗布用の抗真菌剤を用いた爪甲真菌症の治療のための、医学療法コンプライアンスのための方法、システム、およびデバイスが開示される。本発明の一実施形態例は、爪甲真菌症の治療のための局所用製剤を使用して、投薬エラーを減少し、かつ治療コンプライアンスを促進するために使用され得る製品を提供する。該製品は、(a)少なくとも1つの抗真菌剤を含有する局所塗布用の医薬組成物と、(b)爪甲真菌症の自己診断用のための印と、(c)爪の成長監視デバイスと、(d)治療レジメンにおける、抗真菌薬(単数または複数)の適用のための協調指示と、(e)一体化容器と、を含み得る。

Description

爪の真菌感染症(爪甲真菌症)は、真菌が爪の先端または側面に入り、爪の下で成長し続ける場合に生じる。爪の真菌感染症は、非常に一般的であり、男性により高い頻度で生じる。感染は、真菌が爪の下に入る機会を提供する、過度の爪切りまたは爪の損傷により生じ得る。
皮膚糸状菌によって生じる爪甲真菌症が、最も治療し難く、感染性真菌の伝播に大きく寄与する。現在の治療はすべて、局所性または全身性にかかわらず、薬剤の長期投与、一般的には、48週間以上の局所薬剤の連日投与、および約6ヶ月の全身用薬剤を必要とする。特に、局所薬剤に関して、たゆまずに治療を続けることを怠ると、不満足な治療結果および状態の再発に至り得る。さらに、患者のコンプライアンスを確実にするためには全身投与が好ましい場合があるが、イトラコナゾールおよびケトコナゾールのような真菌阻害剤の経口投与は、そのような薬剤の副作用の可能性のために望ましくない。実際に、現在認可されている経口投与用抗真菌薬は、肝臓毒性の定期的な監視を必要とする。
局所塗布用の抗真菌組成物は、特許文献1(シクロピロクスを含む、置換1−ヒドロキシ−2−ピリドン化合物)、特許文献2(角質層において保持性である外用の抗真菌組成物)、特許文献3(抗真菌剤が爪体を通って送達されるように、爪の表面に付着するための賦形剤と共に塗布される、ベンジルアミン部分を有する抗真菌剤)、特許文献4(抗真菌剤を含有する爪用酸性塗料)、および特許文献5(爪透過促進剤と共に塗布される抗真菌剤)に記載されるもののような、経口投与用組成物の代替品を提供する。しかしながら、当技術分野において既知の組成物は、一般的には、処方箋を必要とし、爪の補修のために頻繁に医師へ来診して、治療コンプライアンスおよび再発防止を確実にする必要がある。
米国特許第4,957,730号明細書 米国特許第6,017,920号明細書 米国特許第6,143,794号明細書 米国特許第6,231,875号明細書 米国特許第7,094,422号明細書
爪甲真菌症の治療用の、処方箋なしで使用するための、消費者に容易に入手可能な組成物を有することは有用である。そのような組成物に付随して、治療成果の成功を確実にすることを助けるために、治療コンプライアンスを補助する方法またはシステムを提供することは有用である。
本発明の一実施形態例は、爪甲真菌症の治療のための局所用製剤を使用して、投薬エラーを減少し、かつ治療コンプライアンスを促進するために使用され得る製品を提供する。該製品は、(a)少なくとも1つの抗真菌剤を含有する局所塗布用の医薬組成物と、(b)爪甲真菌症の自己診断用のための印(indicia)と、(c)爪の成長監視デバイスと、(d)治療レジメンにおける、抗真菌薬(単数または複数)の適用のための協調指示と、(e)一体化容器と、を含み得る。
本発明の別の実施形態例は、局所用薬剤レジメンを整理し、保存し、指示し、分配し、かつ患者のコンプライアンスを促進するための、事前包装された一体型ディスペンサーを提供する。一体型ディスペンサーは、(a)少なくとも1つの局所塗布用の抗真菌薬と、(b)抗真菌薬(単数または複数)を使用することの有効性を測定するためのデバイスと、(c)治療レジメンとしての抗真菌薬(単数または複数)とデバイスとの協調のための指示と、を含み得る。
本発明の別の一実施形態例は、爪の成長監視デバイスをさらに提供する。
本発明の別の一実施形態例は、局所塗布用抗真菌剤を用いた、爪甲真菌症の治療のための医学療法コンプライアンス管理システムをさらに提供し、該システムは、爪甲真菌症の自己診断のための指示と、真菌の爪に対する正しい爪切りのための指示と、健康な爪の成長を追跡するためのデバイスおよび手順と、再発を防止するための方法のための指示と、を備える。
本発明の別の一実施形態例は、患者に対する医学療法を管理するための医学療法管理システムをさらに提供し、該システムは、患者からのデータを取得するための対話型システムを備え、該対話型システムは、対話型システムに連結されるコンプライアンスコントローラを含み、コンプライアンスコントローラは、対話型システムからのデータを受信するように構成され、コンプライアンスコントローラは、受信されたデータに基づき、患者への通知および/または報告を生成するように構成される。
図1は、本発明の実施形態例による、爪甲真菌症治療キットの一部として提供され得る、爪の成長監視デバイスの実施例を示す。 図1Bは、本発明の実施形態例による、爪甲真菌症治療キットの一部として提供され得る、爪の成長監視デバイスの別の実施例を示す。 図2は、本発明の実施形態例による、爪甲真菌症治療キットの一部であり得る、別の爪の成長監視デバイスを示す。 図3aは、本発明の実施形態例による、爪甲真菌症治療キットに含まれ得る品目群の実施例を示す。 図3bは、本発明の実施形態例による、爪甲真菌症治療キット用の容器の実施例を示す。 図4は、本発明の実施形態例による、医学療法コンプライアンス管理システムの構成の実施例を示す。 図5は、本発明の実施形態例による、対話型コンプライアンス管理手順の実施例の流れ図を示す。
図1Aは、本発明の実施形態例による、爪の成長監視デバイスの実施例を示す。爪の成長監視デバイスの本実施例は、爪甲真菌症治療キットの一部として提供され得る。特定の実施形態では、監視デバイスは、事前包装されたキットまたはディスペンサーの一部であり得る。本発明の爪の成長監視デバイスの一実施形態では、爪の成長監視デバイスは、上端部、底端部、および両側の側端部を有する基板を含む。一方の側端部に沿って、第1の複数の水平線104が配置され得る。線104は、線の間に第1の間隔を有し得る。第2の複数の水平線103が、反対側の側端部に沿って配置され得る。第2の複数の線は、線の間に第2の間隔を有し得る。2組の線は、対応するように結ばれ得る。第1の間隔は、第2の間隔よりも狭くされ得る。第1の組の線は、それらが種々の測定点に対応するように配置され得る。第2の組の線は、より広い間隔を有し得、ユーザが、測定点に対応する情報、例えば、測定された爪が対応する測定点に到達したときの日付を、便利に記入できるように構成され得る。
特定の実施形態では、爪の成長監視デバイスの少なくとも一部は、少なくとも半永久的なマーキングが作成され得るような材料を備える。少なくとも半永久的なマーキングを可能にする材料は、第2の複数の水平線103の少なくとも一部の下に配置され得る。さらなる実施形態では、爪の成長監視デバイスの少なくとも一部は、透明または半透明の材料を備える。特定の実施形態では、透明または半透明の材料は、第1の複数の線104の少なくとも一部の下に配置される。透明または半透明の領域は、患者(例えば、実際に爪真菌を有する個人、または爪真菌を有する個人のために治療の実施または監視を助ける個人)が、爪の成長監視デバイスを足爪上に置いて、治療経過および健康な爪の成長を追跡するために役立てることを可能にし得る。爪の成長のための治療追跡領域は、覚書マーキングのための領域と関連付けられ得る。例えば、第1の複数の水平線104内の1つの間隔100は、第2の複数の水平線103内の1つの間隔101と直接関連し得る。第2の複数の水平線103の一部は、半永久的なマーキングが作成され得るような材料から作製され得る。患者は、次いで、爪の成長を追跡し、日付、爪の色、使用された用量、使用された局所用薬物、などの覚書を記入し得る。異なる関連性を区別する他のアプローチは、交互に着色された間隔、囲み領域、対応する測定点または書き込み領域のためのマッチング用数字または記号、またはそれらの組み合わせであり得る。爪の成長監視デバイスの使用についての指示105がまた、表面に表示され得る。
患者の一意のコード102がまた、爪の成長監視デバイス上に記載され得る。一意のコードは、患者が治療経過を入力および追跡し、連絡先情報を提出することなくコンプライアンスコントローラと交信することができるようにするために、提出され得る。これは、ユーザが自身の連絡先情報を入力することが都合の悪い状況で使用され得る。しかしながら、他の実施形態では、コードは、患者が個人の連絡先情報を入力することができるように空欄であってもよく、それを、患者が後にウェブサイト上で個人的な治療ページを作成する際に使用し得る。
実施形態例の一部として含まれる、本発明の爪の成長監視デバイスは、治療の結果の健康な爪の成長を監視するように構成される。実施形態例に記載の手順による抗真菌剤の投与は、一般的には、真菌が完全に死滅して新しい健康な爪が成長し始め得るまでに一定の期間を必要とし、場合によっては最大約6ヶ月を必要とする。爪の真菌感染症において、真菌の伝播は、爪の先端から角皮に向かって生じ、その一方で、爪の成長は、反対の方向に向かって生じる。感染の伝播は比較的遅い(およそ数日および数週間)ために、被検者は、爪の色の変化による真菌に感染した爪と健康な爪との間の境界を画定する線によって、真菌の成長の程度を判断することができる。真菌を死滅させるための一定期間の治療の後に、この真菌の境界は角皮の方向への進行を停止し、新しい健康な爪の成長が角皮から広がり、真菌の境界を爪の先端の方向に押しやるのが見られる。一般的には、実施形態例の一部として含まれる爪の成長監視デバイスが、健康な爪の成長の程度を測定するために使用され、爪の成長の程度は、指示に従い治療が完了まで継続されるにつれて、時間とともに増加する。
図1Bは、本発明の実施形態例による、爪の成長監視デバイスの別の代替的な実施例を示す。一方の側端部に沿って、第1の組の測定印114が、デバイス実施例において複数の水平線として、提供される。長方形の囲み部分122によって表される、測定印114の下の爪の成長監視デバイスのセクションは、患者が爪を直接測定印114の下に置くことができるように、透明なプラスチックのような透明または半透明の材料で作製され得る。他の実施形態例では、特に透明な材料が使用される場合には、測定が行われる際に透明な監視デバイスは、足指に隣接するよりもむしろ直接足指の上に置かれ得るために、測定印は、監視デバイスの異なる部分、例えば、中央よりもむしろ側部、または、書き込み領域のすぐ下にさえも配置され得る。他の代替的な設計において、爪の成長監視デバイスの他のセクションはまた、透明または半透明であり得、あるいは監視デバイス全体が、ルサイト(Lucite)、プラスチックシート、またはプレキシグラス(Plexiglas)のような透明な材料の単一シート上に提供され得る。
監視デバイスはまた、マーキング領域113を含み得、ここで、ユーザは、例えばペンまたは鉛筆などのマーキング器具を用いて、デバイスを使用して行った測定結果を記録し得る。マーキング領域113は、測定デバイスの別のセクション、例えば、測定印114と反対側の端部に沿って配置され得る、測定印114と関連しかつ関連付けられる複数の印を含み得る。マーキング領域114は、患者が覚書をとり治療経過を監視するために提供される、例えば楕円形111および115のスペースを指示する、印刷を含み得る。個々のマーキングスペースは、分離した形状、例えば楕円形、または異なる色として、あるいは、文字116および117または他の記号を使用して、区別され得る。透明な測定セクション114内の線は、117と関連付けられる118のような、対応する文字または記号の使用、あるいは、121と関連付けられる120のような、色または陰影の一致によって、複数の印と対応して関連付けられ得る。図中の文字は、ユーザに対して成長の方向を象徴するように、測定印の下部から上方へ向かって並べられているが、しかしながら、文字、記号、または数字の他の並び方が使用され得る。
複数の印113はまた、着脱可能なシート119上に印刷され得、該シートは、ベルクロ(Velcro)、テープ、または可撤性の接着剤層などの取付機構によって、成長監視デバイスに結合され得る。これは、成長監視デバイスの再使用、長期にわたる使用、または、同一患者の異なる足指への使用を可能にする。患者の一意のコード112がまた、爪の成長監視デバイス上に記載され得る。爪の成長監視デバイスの使用に関する指示115がまた、表面に表示され得る。
図2は、本発明の実施形態例による、爪甲真菌症治療キットの一部である、第2の爪の成長監視デバイスを示す。足206は、一意のコード201、202、203の数字と関連付けられるいくつかの足指と共に表示され得、この数字は、事前に印刷されているか、または患者によって書き込まれ得るかのいずれかである。コードの数字は、治療効果を測定するための水平線を含む、爪の成長監視デバイスの各ページに対応し得る。該実施形態例では、足206は右足として表されているが、しかしながら、左足のページは鏡像であり得、また、同じ方法で監視され得る。
患者は、真菌または爪甲真菌症を有する複数の足爪を有し得る。第2の爪の成長監視デバイスは、どの足指が治療されているのかを示すことができ、図1の爪の成長監視デバイスは、個々の爪の経過を追跡することができる。図1の監視デバイスの複数のコピーが、各治療中の爪に対して1つずつ提供され得る。代替案として、図1の監視デバイスのバージョンが、複数の足指のための、別個の追跡領域を提供するように変更され得る。治療中の各足指が、対応する一意のコードを有し得る。例えば、親指200は、対応する一意のコード201を有し、小指205は一意のコード203を有し得、薬指204は一意のコード202を有し得る。各一意のコードはまた、後で説明するように、コンプライアンスコントローラ上で治療を監視するために使用され得る。個人的な連絡先が患者によって提供される実施形態では、一意のコードは、デフォルト名として実際の足指名、または患者によって入力された名前に置き換えられ得るか、またはそれらで補われ得る。次いで、この名前は、患者によって、足指の隣のカード上に書き込まれ得る。次いで、コンプライアンスコントローラにおける各足指の一意の識別子が、患者の連絡先と、デフォルト名または患者によって提供された名前であり得る。
図3aは、本発明の実施形態例による、爪甲真菌症治療の事前包装された治療用デバイスに含まれ得る品目群の、実施例を示す。事前包装された治療用デバイスは、容器309の側面に記載された一意のコード300を有し得、または、一意のコード300は、容器309の内側の紙またはラベル上にあり得る。一意のコードの使用は、以下で説明される。事前包装された治療用デバイスの特定の実施形態では、爪甲真菌症の自己診断指示のための印301が、容器309の表面に配置され得る。これは、消費者自身が、爪甲真菌症を有するかどうかを判断することを可能にし、事前包装された治療用デバイスの購入を促し得る。事前包装された治療用デバイスのさらなる実施形態では、爪甲真菌症の自己診断用の印301、またはより詳細な説明が、容器309の内側に配置され得る。例えば、自己診断指示は、決定樹、流れ図、対話型の表を含み得、または以下で説明するように、コンプライアンスコントローラと共に使用される補助であり得る。
事前包装された治療用デバイスの特定の実施形態例では、薬物を投与するための協調指示または指示307が、容器の表面に配置される。事前包装された治療用デバイスのさらなる実施形態では、協調指示307は、容器309の内側に配置される。特定の実施形態例では、協調指示は、投薬の頻度、および各投薬時の局所塗布用抗真菌薬の塗布回数に関する指示を含む。他の指示は、正しい爪切りのための指示と、爪の成長を追跡するためのデバイスおよび/または手順と、再発を防止するためのアプローチのための指示と、抗真菌剤を塗布するための指示とを含み得る。
事前包装された治療用デバイスはまた、種々の局所用薬物302を含み得る。局所用薬物は、種々の医薬製剤から導出され得、治療および用量に応じて、別個に塗布するために個々の容器に入れられるか、予混合されるか、または患者によって混合されるかのいずれかである。例えば、局所用薬物は、爪に容易に塗布するために、6オンスの圧搾容器に入れられ得る。医薬製剤は、抗真菌剤、薬学的に許容される塩、不水溶性被膜形成剤、生理学的に許容される溶媒、またはそれらの任意の組み合わせを含み得、以下で説明される。
本明細書で使用されるとき、「抗真菌剤」という用語は、これに限定されるものではないが、皮膚糸状菌によって生じる真菌感染症を含む、動物(ヒトを含む)における真菌感染症を治療するための、局所用薬物として有用な任意の化合物を指す。本発明の医薬製剤において有用な抗真菌剤の実施例は、これに限定されるものではないが、ミコナゾール、エコナゾール、ケトコナゾール、イトラコナゾール、フルコナゾール、ビフォコナゾール、テルコナゾール、ブトコナゾール、チオコナゾール、オキシコナゾール、スルコナゾール、サペルコナゾール、クロトリマゾール、イソコナゾール、ブトコナゾール、クリオキノール、ラノコナゾール、ネチコナゾール、シクロピロクス、ブテナフィン、ウンデシレン酸、ハロプロジン、トルナフテート、ニスタチン、シクロピロクスオラミン、テルビナフィン、アモロルフィン、ナフチフィン、エルビオール、グリセオフルビン、副腎皮質ステロイド類、アンホテリシン、カルシポトリエン、アントラリン、ミノキシジル、硫酸ミノキシジル、レチノイド類、システイン、アセチルシステイン、メチオニン、グルタチオン、ビオチン、フィナステリドおよびエトシン、チャノキ油、ムピロシン、硫酸ネオマイシンバシトラシン、ポリミキシンB、l−オフロキサシン、塩酸クロルテトラサイクリン、塩酸オキシテトラサイクリン、塩酸テトラサイクリン、リン酸クリンダマイシン、硫酸ゲンタマイシン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ヘキシルレソルシノール、塩化メチルベンゼトニウム、フェノール、第4級アンモニウム化合物、トリクロカルバン、トリクロサン、フルシトシン、サリチル酸、フェザチオン、チクラトン、トリアセチン、ジンクピリチオンおよびピリチオンナトリウム、ならびにそれらの薬学的に許容される塩、を含む。
本発明の医薬製剤の特定の実施形態では、抗真菌剤は、概して1−ヒドロキシ−2−ピリドン抗真菌剤について記載する、米国特許第4,957,730号に記載されるものであり得る。そのような抗真菌化合物の特定の実施形態の実施例は、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−n−ヘキシル、−6−イソ−ヘキシル−、−6−n−ヘプチル−または−6−イソ−ヘプチル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−オクチル−または−6−イソ−オクチル−2−ピリドン、(特に、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2,4,4−トリメチルペンチル)−2−ピリドンとして)、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−シクロヘキシル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−シクロヘキシルメチル−または−6−シクロヘキシル−エチル−2−ピリドン、(各事例のシクロヘキシルラジカルは、メチルラジカルで随意に置換される)、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2−ビシクロ[2,2,1]ヘプチル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−3,4−ジメチル−6−ベンジル−または−6−ジメチルベンジル−2−ピリドン、および1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(8−フェニル−エチル)−2−ピリドン、を含む。
特定の実施形態では、本発明の医薬製剤は、米国特許第6,143,794号に記載される抗真菌剤を含み、それは、米国特許第5,021,458号および第5,106,866号でも開示される、例えばブテナフィンおよび関連化合物などのベンジルアミン部分を含む。前述の特許のそれぞれは、参考として援用される。特に問題の抗真菌化合物は、ブテナフィンおよびその薬学的に許容される塩を含むが、それらに限定されるものではない。
該実施形態例において使用される局所用組成物中の医薬活性剤の量は、各活性化合物の構造、爪への浸透特性、およびその抗菌特性に依存することが理解される。
医薬活性剤は、推奨されるレジメンに従って塗布されるときには、所望の治療効果を生み出すのに十分な量で存在し得る。特定の実施形態では、医薬活性剤は、重量で0.01%〜20%、0.5%〜20%、好ましくは、重量で2%〜15%の量で存在する。
特定の実施形態において、本発明の医薬製剤はまた、不水溶性被膜形成剤を含み得る。好適な被膜形成剤の実施例は、これに限定されるものではないが、硝酸セルロースまたは生理学的に許容されるポリマー、ポリ酢酸ビニルおよび部分的に加水分解されたポリ酢酸ビニル、アクリル酸、クロトン酸、およびマレイン酸モノアルキルエステルを含有するもののような酢酸ビニルの共重合体、クロトン酸およびネオデカン酸ビニル、またはクロトン酸およびプロピオン酸ビニルを含むもののような酢酸ビニルの三元共重合体、メチルビニルエーテルおよびマレイン酸モノブチルエステルを含むマレイン酸モノアルキルエステルの共重合体、脂肪酸ビニルエステルおよびアクリル酸またはメタクリル酸の共重合体、N−ビニルピロリドン、メタクリル酸、およびメタクリル酸アルキルエステルの共重合体、アクリル酸およびメタクリル酸、あるいはアクリル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸アルキルエステルの共重合体、ポリビニルアセタールおよびポリビニルブチラール、アルキル置換ポリ−N−ビニルピロリドン、オレフィンおよび無水マレイン酸の共重合体のアルキルエステルおよび松脂のアクリル酸との反応生成物、に基づく物質を含む。エステル中のアルキルラジカルは、一般的には4個以下の炭素原子を保有する短鎖であり得る。
該医薬組成物の特定の実施形態はまた、局所塗布用医薬製剤および化粧品において一般的に見られる、炭化水素、ハロゲン化炭化水素、アルコール、エーテル、ケトン、およびエステルのような、生理学的に許容される溶媒を含み得る。特に有用な溶媒は、トルエンのような芳香族炭化水素および/またはエタノールまたはイソプロパノールのようなアルコールと混合されるものを含む、エチルおよび酢酸ブチルなどの一価アルコールの酢酸エステルを含む。溶媒の適切な種類および量の選択は、乾燥時間、刷毛さばき、被膜厚さなどを含む、製剤の所望の物理的特徴に基づき得ることが理解される。
該医薬製剤の特定の実施形態はまた、これに限定されるものではないが、フタル酸塩または樟脳に基づくもののような可塑剤、染料または有色顔料、真珠光沢剤、沈降遅延剤、スルホンアミド樹脂、ケイ酸塩、芳香物質、湿潤剤、ラノリン誘導体、光安定剤、ならびに亜硫酸アンモニウム、チオグリコール酸のエステルおよび塩、尿素、アラントイン、酵素、およびサリチル酸のような角質溶解および/または角質軟化作用を有する物質を含む、局所塗布用の医薬製剤および化粧品において慣例の添加物を意味する、局所製剤添加物を含み得る。
特定の実施形態では、本発明の医薬製剤は、角質層において保持性である物質を含み得、その実施例は、これに限定されるものではないが、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、クロタミトン、およびハッカ油またはメントール、を含む。そのような物質は、組成物の全体重量に基づき、重量で0.1%〜10%、好ましくは、重量で0.5%〜5%、より好ましくは、重量で1%〜2%の量で存在し得る。
特定の実施形態では、製剤の治療有効性を高めるために、皮膚透過促進剤が医薬製剤に組み込まれ得る。透過促進剤の実施例は、これに限定されるものではないが、C〜C18パラアミノ安息香酸アルキル、C〜C18パラアミノ安息香酸アルキルジメチル、C〜C18桂皮酸アルキル、C〜C18メトキシ桂皮酸アルキル、またはC〜C18サリチル酸アルキルを含む。皮膚透過促進剤の具体的な実施例は、サリチル酸オクチル、パラアミノ安息香酸オクチルジメチル、またはパラメトキシ桂皮酸オクチル(パジメートO)を含む。
治療用デバイスはまた、爪切器、爪やすり、角皮用ナイフ、踵用スティック、ならびに爪の創傷清拭に役立ち得るツールなどの、爪トリミングツール303を含む。また、アルコール消毒綿、綿棒などのような、局所治療剤の除去を助けるためのツール304が提供され得る。浴室の鏡用のステッカー、カレンダーなどのような、コンプライアンス促進ツール305がまた、含まれ得る。図1および図2に提供される実施例のような、爪の成長監視デバイス308がまた、含まれ得る。容器中の品目の記載、また法令によって記載することが必要とされ得る任意の薬物の詳細情報に加えて、薬物の詳細情報のラベルがまた、使用されている成分を説明するために含まれ得る。
図3bは、本発明の実施形態例による、爪甲真菌症治療キット用の容器の実施例を示す。外箱310は、示されるように硬質の外箱であっても、可撓性の携帯用パックであってもよく、爪甲真菌症治療キットの種々の付属物のための空間を含み得る。図1の実施例のような爪の成長監視デバイス311は、外箱に結合されるか、(示されるように)可撤性のシートであるか、または外箱上に直接印刷されるかのいずれかであり得る。種々の仕切り317が、治療キット中に見出され得る付属物を隔て得る。キットの実施例の中に、特定の医薬組成物312、またはその混合物を含むボトルが入り得る。爪を整えるために役立つ、爪切器313および爪やすり316がまた、キットの中に入り得る。アルコール準備パッド315(イソプロピルアルコールのような)、および他の種々の滅菌デバイスがまた、キットの中に見出され得る。使用に際しての指示314がまた提供され得、爪の成長監視デバイスと同様に、やはり、外箱に結合されるか、(示されるように)可撤性のシートであるか、または外箱上に直接印刷されるかのいずれかであり得る。これらの付属物および付属物の他の組み合わせが、爪の治療に応じて種々の構成のキットとして利用可能となり得る。
図4は、本発明の実施形態例による、医学療法コンプライアンス管理システムの構成の実施例を示す。患者400(例えば、患者、患者の医師、患者監視装置、または患者の代理人、など)は、端末100上で医学療法コンプライアンス管理システムを利用し得る。該システムは、独立型であり得るか、またはさらなる好ましい実施形態では、医学療法コンプライアンス管理システムは、ウェブ基盤のものであるか、ネットワーク、イントラネット、またはインターネット上でアクセス可能であり得るかのいずれかである。そのような事例では、端末100は、コンピュータ、PDAまたは他の携帯用デバイス、携帯無線電話、などのウェブページを介して、該システムへのアクセスを提供し得る。「ウェブ基盤の」という用語は、インターネットおよび/またはワールドワイドウェブのポータルサイト上でアクセス可能なシステムを指すことを意図する。通信媒体402は、モデム、DSL、ケーブル、イーサネット(登録商標)、無線、などであり得る。
医学療法コンプライアンス管理システムは、治療の注意喚起(reminder)を生成する、コンプライアンスコントローラ404を備える。特定の実施形態では、コンプライアンスコントローラ404は、準拠した治療に関する情報を受信するように構成され得る。特定の好ましい実施形態では、コンプライアンスコントローラ404は、記録された準拠した治療に基づき、注意喚起の生成を調整するように構成され得る。特定の実施形態例では、医学療法コンプライアンスは単に、患者が治療レジメンを確実に継続するように、注意喚起を送信する。
他の実施形態例では、医学療法コンプライアンス管理システムはまた、追加的にデータベース405を備える、医学療法管理システムを有し得、該データベースは、患者によって作成される覚書、治療結果、治療効果、使用された用量レベル、使用された医薬組成物、患者の連絡先情報、および年齢、人種などの患者の身体的特徴のような情報を記憶し得る。データベース405は、この情報を使用して、患者の経過を監視し、患者への注意喚起を送信するようにコンプライアンスコントローラ404と交信し、必要に応じて治療計画を調整することができる。すべての患者の蓄積された情報はまた、用量および治療計画を改善するために使用され得、コンプライアンスコントローラはまた、データベース405からのデータを利用して、詳細な報告を生成し得る。
医学療法コンプライアンス管理システムの特定の実施形態では、注意喚起は、例えば、電話、ブラックベリー、または他のデータ受信デバイスに送信される、電子音声メッセージまたはテキストメッセージとして、電子的にまたは通信媒体402を介して送信される。さらなる実施形態では、注意喚起は、電子メールアカウントに送信されるテキストメッセージを含み得る。
特定の実施形態では、医学療法コンプライアンス管理システムはまた、患者が特定の種類の医薬用栄養補助食品を必要とするかどうかを決定し得る、販売システム406を有し得る。患者は、該システムから注文をし、注文を繰り返すことができ、または、患者が発送先を提供する場合には、システムは治療に必要な薬を自動的に患者に発送し得る。
図5は、本発明の実施形態例による、対話型コンプライアンス管理手順の実施例の流れ図を示す。手順の実施例は、患者の登録および追跡を含み得る。500において、患者は、図3に記載されたもののような事前包装された治療用デバイス容器からの情報、爪の成長監視デバイス、または単に、電話番号、電子メール、などの患者自身の連絡先情報のいずれかからの、登録情報を入力する。患者が登録されると、501において、患者のプロフィールを作成するために、患者は追加の患者データを入力し得る。患者データは、患者の年齢、身長、薬物治療に対するアレルギー、患者の介護者、または患者の医師、などを含み得る。患者がすでに事前包装された治療用デバイスを受け取っている場合には、502において、患者は、事前包装された治療用デバイスから診断および治療計画を受け取ることができる。次いで、患者は、自己診断を実施し、治療を開始し得る。
患者が事前包装された治療用デバイスを購入していない場合には、患者は対話型医学療法コンプライアンス管理システムにアクセスし得、爪甲真菌症を有する足指、爪の損傷程度、などを含み得る、患者によって予め入力されたデータを使用して、502で、患者は、システムから診断および治療を受信し得る。
503において、患者が事前包装された治療用デバイスを受け取っていない場合には、診断を受信後に、患者は、患者に最も好適であり得る、事前包装された治療用デバイスの推奨を受信し得る。例えば、患者が爪甲真菌症を有するいくつかの足指を有する場合には、事前包装されたデバイスは、小売店で購入される事前包装された治療用デバイスから患者が受け取ることができるものよりも多い、局所用薬物を含み得る。患者はまた、事前包装された治療用デバイスを修正することを選択し得る。例えば、患者が値下げを希望する場合には、患者は、コンプライアンスステッカーまたは爪切りツールのような特定のツールを除外し得る。患者が以前にキットを購入したことがある場合、または、患者が、コンプライアンスステッカーを使用することよりも、システムから送信される注意喚起に頼ることを望む場合には、患者は既にツールを有し得る。オーダーメイドの事前包装された治療用デバイスがまた、種々の異なる種類の局所用薬物の選択肢を提供し得る。例えば、患者が特定の種類のクリームに対してアレルギーを有する場合には、システム上で入手可能な代替品が、提供され得る。次いで、患者は、事前包装された治療用デバイスの購入を注文し得る。
504において、患者が治療を開始していない場合には、医学療法コンプライアンス管理システムは、患者が発送品を受け取ったかどうかを追跡し、ユーザに治療を開始するように注意喚起し得る。患者は、いつ、またどのように注意喚起を受信するかを調整し得る。患者は、データ受信デバイス(例えば電話、ブラックベリー、PDA、ラップトップ型コンピュータ、など)上で、文字メッセージ、電子メール、または音声メールの注意喚起により、注意喚起を受信し得る。患者はまた、1日に1回、または1日に数回、注意喚起を送信することを選択し得る。例えば、患者は、まず、午前7時に、患者の起床時に音声メールメッセージを、そして午後夜11時に、患者の就寝前に電子メール注意喚起を受信するように選択し得る。
505において、患者は、事前包装された治療用デバイスの中に提供される指示に従うか、あるいは、指示を受信するために患者がシステムにログインすることから、または注意喚起メッセージと共に提供されるかのいずれかで、医学療法コンプライアンス管理システムから提供される指示に従い得る。患者が治療薬を塗布した後に、506で、患者は、オンラインおよび爪の成長監視デバイス上で、患者データを更新し得る。爪の成長監視デバイスを使用して、患者は、透明な部分を使用して覚書をするか、または、治療効果をオンラインで示し得る。システム上では、自動的に日付が記録されるが、爪の成長監視システムでは、患者が日付および結果を書き込む必要があり得る。
507において、結果の入力後に、治療が計画通りに実施されていない場合には、システムは、より高用量の使用またはより頻繁な治療などの、治療計画を自動的に調整し得、これが患者に推奨され得る。治療が順調に実施される場合があり、患者は、期待される経過と患者の経過とを比較する経過報告を受信し得る。患者が治療すべき複数の足指を有する場合には、1つの足指の治療経過が、別のものよりも良い場合がある。したがって、注意喚起が送信されるとき、治療計画は、異なる足指に対して異なり得る。508において、治療計画が変更されるか、または追加の薬物が推奨される場合には、患者は、追加の薬または製品を受け取るための、推奨注文を受信し得、患者はこれを承認または拒否することを選択し得る。
509において、治療計画が終了していない場合には、患者は504から508までのプロセスを繰り返すことになる。あるいは、爪甲真菌症が消滅されて治療が完了する場合には、510において、患者は局所用薬物の使用を中止し得る。
医学療法コンプライアンス管理システムでは、550において、システムは複数の患者から、または同一患者であるが複数の足指に対して、登録を受信し得る。一意のコードが使用される場合には、各プロフィールは同一患者の異なる足として記憶され得るが、患者は、連絡先情報および一意のコード番号を提供して、すべての報告および治療を同一患者の下に統合することができる。551において、システムは、患者による入力として患者のプロフィールデータを受信し、各足指のデータを同一患者の下に関連付ける。552において、患者は既に状態を自己診断しているかもしれないが、しかしながら、システムはやはり、患者によって提供された利用可能なデータに基づいて診断を提供する。患者が事前包装された治療用デバイスをまだ受け取っていない場合には、503で、システムは随意で、オーダーメイドの治療用デバイスを推奨し得る。患者はパッケージを修正し得、次いで、治療薬が患者に発送され得る。
554において、コンプライアンスコントローラは、患者が、患者の好みに基づき得る注意喚起を受信する用意ができているかを判断し得る。患者は注意喚起を修正し得、あるいは注意喚起を止め得るが、しかしながら、患者はデフォルトとして、患者によって提供されたデフォルト連絡先で注意喚起を受信し得る。555において、システムは、治療中の種々の足指の状態に関する任意の更新を受信し得る。この情報は記録され、556において、治療計画を変更するか、または様々な足指の経過報告を提供するかのいずれかのために使用される。システムが新しい計画を推奨する場合には、557において、注文の推奨がまた、提供され得、それは、追加の補給品または代替の補給品を含み得る。次いで、システムは、患者が新しい治療計画を承認する場合には、注文品を発送し得る。新しい計画が推奨されない場合には、患者はそれでも、追加の補給品を要求し得る。
558において、システムが、治療が完了していると判断する場合には、559において、システムはこれを患者に知らせ、プロセスを終了する。そうでない場合には、患者のすべての足指の爪甲真菌症の治療が終了するまで、554から557までが繰り返され得る。
説明された実施形態例は、少なくとも、抗真菌剤を含む局所塗布用の医薬組成物、爪甲真菌症の自己診断用の印、爪の成長監視デバイス、爪甲真菌症の治療のための治療レジメンにおける、医薬組成物の塗布のための協調指示、および一体化容器を組み合わせる製品によって網羅され得る。
爪の成長監視デバイスは、例えば紙、厚紙、プラスチック、などの基板で作製されるか、またはそれらの上に印刷され得、爪の成長測定デバイスは基板に連結され得、爪の成長測定デバイスは、複数の測定レベルを含む。マーキング領域が基板に連結され得、マーキング領域は、複数の測定レベルとそれぞれ関連付けられる、複数の覚書マーキング小領域を含む。覚書マーキング小領域は、一定間隔を有する水平線によって隔てられた領域であり得、あるいはまた、前述のように楕円形または他の形状であり得る。隣接する覚書マーキング小領域はまた、異なる色または陰影によって区別され得る。覚書マーキングを隔てる水平線は、それぞれ、測定デバイスの測定レベルを示す線に接続され得る。測定デバイスの測定レベルを示す線の間の間隔は、マーキング小領域を隔てる水平線の間の間隔よりも狭くされ得る。
爪の成長監視デバイスは、上端部、底端部、および両側の側端部を備え得、一方の側端部は、線の間に第1の間隔を有する第1の複数の水平線を備え、反対側の端部は、線の間に第2の間隔を有する第2の複数の水平線を備え、第1の間隔は、第2の間隔よりも狭く、線が、第1の複数の水平線のそれぞれを、第2の複数の水平線のそれぞれに接続する。複数の線は、端部に位置しなくてもよく、その代わりに側端部の他の領域に位置し得る。爪の成長監視デバイスはまた、複数の足爪を、対応する爪の成長測定デバイスおよび覚書マーキング小領域を備えるマーキング領域と関連付ける印を有する。爪の成長監視デバイスの一部は、少なくとも半永久的なマーキングが作成され得るような材料で作製され得る。該材料は、第2の複数の水平線の少なくとも一部の下に配置され得る。爪の成長監視デバイスのその部分は、部分的に、透明または半透明の材料で作製され得る。透明または半透明の材料は、第1の複数の線の少なくとも一部の下に配置され得る。
爪甲真菌症の自己診断用の印は、容器の表面に印刷され得、容器の表面に印刷される。協調指示が、容器の表面に印刷されるか、または容器の内側に配置され得る。提供される医薬活性剤は、重量で0.01%〜20%、重量で0.5%〜20%、または重量で2%〜15%の量で存在し得る。自己診断用の印は、流れ図および付随する文字列であり得る。自己診断用の印はまた、付随する文字列を含む対話型の表であり得る。
抗真菌剤は、ミコナゾール、エコナゾール、ケトコナゾール、イトラコナゾール、フルコナゾール、ビフォコナゾール、テルコナゾール、ブトコナゾール、チオコナゾール、オキシコナゾール、スルコナゾール、サペルコナゾール、クロトリマゾール、イソコナゾール、ブトコナゾール、クリオキノール、ラノコナゾール、ネチコナゾール、シクロピロクス、ブテナフィン、ウンデシレン酸、ハロプロジン、トルナフテート、ニスタチン、シクロピロクスオラミン、テルビナフィン、アモロルフィン、ナフチフィン、エルビオール、グリセオフルビン、副腎皮質ステロイド類、アンホテリシン、カルシポトリエン、アントラリン、ミノキシジル、硫酸ミノキシジル、レチノイド類、システイン、アセチルシステイン、メチオニン、グルタチオン、ビオチン、フィナステリドおよびエトシン、チャノキ油、ムピロシン、硫酸ネオマイシンバシトラシン、ポリミキシンB、l−オフロキサシン、塩酸クロルテトラサイクリン、塩酸オキシテトラサイクリン、塩酸テトラサイクリン、リン酸クリンダマイシン、硫酸ゲンタマイシン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ヘキシルレソルシノール、塩化メチルベンゼトニウム、フェノール、第4級アンモニウム化合物、トリクロカルバン、トリクロサン、フルシトシン、サリチル酸、フェザチオン、チクラトン、トリアセチン、ジンクピリチオンおよびピリチオンナトリウム、それらの混合物、それらの薬学的に許容される塩、ならびにそれらの薬学的に許容される塩の混合物、から成る群のうちから選択され得る。記載された薬剤、それらの混合物、それらの薬学的に許容される塩、および、それらの薬学的に許容される塩の混合物のそれぞれが、本明細書において記載される本発明の、等しく好適な具体的な実施形態例である。
医薬組成物は、硝酸セルロース、ポリ酢酸ビニル、部分的に加水分解されたポリ酢酸ビニル、アクリル酸、クロトン酸、およびマレイン酸モノアルキルエステルを含有する酢酸ビニルの共重合体、クロトン酸およびネオデカン酸ビニル、またはクロトン酸およびプロピオン酸ビニルを含む酢酸ビニルの三元共重合体、メチルビニルエーテルおよびマレイン酸モノアルキルエステルの共重合体、脂肪酸ビニルエステルおよびアクリル酸またはメタクリル酸の共重合体、N−ビニルピロリドン、メタクリル酸、およびメタクリル酸アルキルエステルの共重合体、アクリル酸およびメタクリル酸、あるいはアクリル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸アルキルエステルの共重合体、ポリビニルアセタールおよびポリビニルブチラール、アルキル置換ポリ−N−ビニルピロリドン、オレフィンおよび無水マレイン酸の共重合体のアルキルエステルおよび松脂のアクリル酸との反応生成物、ならびにそれらの混合物、から成る群からのもののような、不水溶性被膜形成物質をさらに含み得る。
医薬製剤は、可塑剤、染料、有色顔料、真珠光沢剤、沈降遅延剤、スルホンアミド樹脂、ケイ酸塩、芳香物質、湿潤剤、ラノリン誘導体、光安定剤、ならびに角質溶解および/または角質軟化作用を有する物質、から成る群からのもののような、1つ以上の局所製剤添加物をさらに含み得る。角質溶解および/または角質軟化作用を有する物質は、亜硫酸アンモニウム、チオグリコール酸のエステルおよび塩、尿素、アラントイン、酵素、ならびにサリチル酸、から成る群のうちから選択され得る。
医薬製剤は、組成物の全体重量に基づき、重量で0.1%〜10%、組成物の全体重量に基づき、重量で0.5%〜5%、または組成物の全体重量に基づき、重量で1%〜2%の量で存在する、角質層において保持性である1つ以上の物質をさらに含み得る。角質層において保持性である物質は、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、クロタミトン、ハッカ油、およびメントール、から成る群のうちから選択され得る。
医薬製剤はまた、C〜C18パラアミノ安息香酸アルキル、C〜C18パラアミノ安息香酸アルキルジメチル、C〜C18桂皮酸アルキル、C〜C18メトキシ桂皮酸アルキル、またはC〜C18サリチル酸アルキル、および、それらの混合物、あるいは、サリチル酸オクチル、パラアミノ安息香酸オクチルジメチル、パラメトキシ桂皮酸オクチル、およびそれらの混合物、から成る群のうちから選択される、1つ以上の皮膚透過促進剤を含み得る。
一実施形態例はまた、少なくとも1つの局所塗布用の抗真菌薬と、抗真菌薬を使用する有効性を測定するためのデバイスと、抗真菌薬とデバイスとの協調のための治療レジメンとしての指示とを含む、製品であり得る。協調指示は、投薬の頻度と、各投薬時の該局所塗布用の抗真菌薬の塗布回数とに関する指示を含む。
一実施形態例はまた、局所塗布用の抗真菌剤を用いた、爪甲真菌症の治療のための医学療法コンプライアンス管理システムであり得る。該システムは、ウェブ基盤のシステムであり得る。該システムは、爪甲真菌症用の自己診断手順を説明する指示と、該指示と共に提供される、爪の成長を追跡するための手段とを備え得る。指示は、正しい爪切り方法を説明し得、自己診断手順を説明する指示と共に提供され得る。指示はまた、自己診断手順を説明する指示と共に提供される、爪甲真菌症の再発を防止するための方法を説明し得る。指示はまた、自己診断手順を説明する指示と共に提供される、抗真菌剤を塗布するための指示を含み得る。指示はまた、正しい爪切り方法、爪甲真菌症の再発を防止するための方法を説明する指示、抗真菌剤を塗布するための指示、および自己診断手順を説明する指示を、事前印刷物の形態で記載し得る。指示の種々の組み合わせは、正しい爪切り方法、爪甲真菌症の再発を防止するための方法を説明する指示、抗真菌剤を塗布するための指示、および自己診断手順を説明する指示を、事前印刷物の形態で記載し得る。前述の指示は、単独で、または前述の他の指示との組み合わせであり得、事前印刷物の形態または電子的形態、あるいはその2つの形態の任意の組み合わせの形で提供され得る。
コンプライアンスコントローラは、治療注意喚起を生成し、生成された治療注意喚起を被検者、患者、または患者の介護者に送信するように構成され得る。注意喚起は、電子的に、あるいは音声メッセージまたは文字メッセージとして、PDA、携帯電話、ラップトップ型コンピュータ、などのデータ受信デバイスに送信され得る。注意喚起はまた、電子メールアカウントに送信され得る。該システムは、磁石または自己粘着型視認補助手段のような、被検者に治療に従うように注意喚起するための非電子的手段をさらに備え得る。コンプライアンスコントローラは、被検者から治療コンプライアンスに関する情報を受信するように構成され得る。コンプライアンスコントローラは、受信された治療コンプライアンスに関する情報に基づいて、注意喚起の生成を調整するように構成され得る。
一実施形態例はまた、患者への医学療法を管理するための医学療法管理システムであり得る。該システムは、患者からデータを取得するように構成される対話型システムと、対話型システムに連結されるコンプライアンスコントローラとを備え得、コンプライアンスコントローラは、対話型システムからデータを受信し、患者から受信されたデータに基づいて患者への通知を生成するように構成される。
一実施形態例は、爪の成長と覚書マーキング小領域との間に関連する表面を備える、爪の成長監視デバイスであり得る。該表面は、上端部、底端部、および両側の側端部を有し得る。一方の側端部は、爪の成長を表し得、線の間に第1の間隔を有する第1の複数の水平線を備え、反対側の端部は、第1の側端部と関連付けられる覚書マーキング小領域を含有し得、線の間に第2の間隔を有する第2の複数の水平線を備え、第1の間隔は第2の間隔よりも狭く、線が、第1の複数の水平線のそれぞれを、第2の複数の水平線のそれぞれに接続する。該デバイスの一部は、少なくとも半永久的なマーキングが作成され得るような材料を備え得る。該材料は、第2の複数の水平線の少なくとも一部の下に配置され得る。爪の成長監視デバイスの一部は、透明または半透明の材料を備え得る。透明または半透明の材料は、第1の複数の線の少なくとも一部の下に配置され得る。
一実施形態例は、爪甲真菌症の爪の治療のためのコンプライアンスプログラムを執行する方法であって、該方法は、爪の成長状態の診断に基づいて、該爪の成長状態の治療の執行のための指示を提供するステップと、爪の成長監視デバイスを提供するステップと、少なくとも1つの抗真菌剤を含む、局所塗布用の医薬組成物を提供するステップと、患者を医学療法コンプライアンス管理システムに登録するステップと、医学療法コンプライアンス管理システム上で患者情報を更新するステップと、を含む。
診断は、自己診断であり得、患者からの入力または医療従事者による入力に基づいて、医学療法コンプライアンス管理システムによって決定され得る。爪の成長監視デバイスは、基板と、基板に連結される爪の成長測定デバイスであって、複数の測定レベルを含む、爪の成長測定デバイスと、基板に連結されるマーキング領域であって、複数の測定レベルとそれぞれ関連付けられる複数の覚書マーキング小領域を含む、マーキング領域とを、さらに備え得る。覚書マーキング小領域は、一定の間隔を有する水平線であるか、または他の形状であり得る。覚書マーキング小領域は、異なる色に着色され得る。
爪の成長監視デバイスは、複数の足爪を、対応する爪の成長測定デバイスおよび覚書マーキング小領域を備えるマーキング領域と関連付ける印をさらに備え得る。爪の成長監視デバイスは、ネットワーク上で、または事前包装されたデバイス内で、またはその両方で提供され得る。
抗真菌剤は、ミコナゾール、エコナゾール、ケトコナゾール、イトラコナゾール、フルコナゾール、ビフォコナゾール、テルコナゾール、ブトコナゾール、チオコナゾール、オキシコナゾール、スルコナゾール、サペルコナゾール、クロトリマゾール、イソコナゾール、ブトコナゾール、クリオキノール、ラノコナゾール、ネチコナゾール、シクロピロクス、ブテナフィン、ウンデシレン酸、ハロプロジン、トルナフテート、ニスタチン、シクロピロクスオラミン、テルビナフィン、アモロルフィン、ナフチフィン、エルビオール、グリセオフルビン、副腎皮質ステロイド類、アンホテリシン、カルシポトリエン、アントラリン、ミノキシジル、硫酸ミノキシジル、レチノイド類、システイン、アセチルシステイン、メチオニン、グルタチオン、ビオチン、フィナステリドおよびエトシン、チャノキ油、ムピロシン、硫酸ネオマイシンバシトラシン、ポリミキシンB、l−オフロキサシン、塩酸クロルテトラサイクリン、塩酸オキシテトラサイクリン、塩酸テトラサイクリン、リン酸クリンダマイシン、硫酸ゲンタマイシン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ヘキシルレソルシノール、塩化メチルベンゼトニウム、フェノール、第4級アンモニウム化合物、トリクロカルバン、トリクロサン、フルシトシン、サリチル酸、フェザチオン、チクラトン、トリアセチン、ジンクピリチオンおよびピリチオンナトリウム、それらの混合物、それらの薬学的に許容される塩、ならびにそれらの薬学的に許容される塩の混合物、から成る群のうちから選択され得る。
医薬組成物は、不水溶性被膜形成物質、1つ以上の局所製剤添加物、角質層において保持性である1つ以上の物質、または、1つ以上の皮膚透過促進剤をさらに含み得る。医薬組成物は、医師によって選択され得、または、患者からの入力に基づいて医学療法コンプライアンス管理システムによって決定され得る。
患者は、爪の成長監視デバイス上に提供されるコードを用いて登録され得る。患者は、個人的な連絡先を用いて登録され得る。注意喚起が、患者の個人的な連絡先に送信され得る。指示は、爪の成長状態の管理のために修正され得、該修正は、患者による経過の入力に基づき得る。
一実施形態例は、基板と、基板に連結される爪の成長測定デバイスであって、複数の測定レベルを含む、爪の成長測定デバイスと、基板に連結されるマーキング領域であって、複数の測定レベルとそれぞれ関連付けられる複数の覚書マーキング小領域を含む、マーキング領域と、を備える、爪の成長監視デバイスであり得る。
覚書マーキング小領域は、一定の間隔を有する水平線によって隔てられる領域であり得る。隣接する覚書マーキング小領域は、異なる色に着色され得る。覚書マーキングを隔てる水平線は、それぞれ、測定デバイスの測定レベルを示す線に接続される。測定デバイスの測定レベルを示す線の間の間隔は、マーキング小領域を隔てる水平線の間の間隔よりも狭くあり得る。
爪の成長監視デバイスは、上端部、底端部、および両側の側端部を備え得、一方の側端部は、線の間に第1の間隔を有する第1の複数の水平線を備え、反対側の端部は、線の間に第2の間隔を有する第2の複数の水平線を備え、第1の間隔は第2の間隔よりも狭く、線が、第1の複数の水平線のそれぞれを、第2の複数の水平線のそれぞれに接続する。爪の成長監視デバイスは、複数の足爪を、対応する爪の成長測定デバイスおよび覚書マーキング小領域を備えるマーキング領域と関連付ける印をさらに備える。爪の成長監視デバイスの一部は、少なくとも半永久的なマーキングが作成され得るような材料を備える。該材料は、第2の複数の水平線の少なくとも一部の下に配置され得る。爪の成長監視デバイスの一部は、透明または半透明の材料を備え得る。
(修正)
前述の明細書において、本発明が、その具体的な実施形態例を参照して記載された。しかしながら、以下の請求項において記載される、より広範な本発明の精神および範囲から逸脱することなく、そこに種々の修正および変更がなされ得ることは明らかである。従って、明細書および図面は、限定的意味にではなく、例示的であると見なされるべきである。

Claims (110)

  1. 少なくとも1つの抗真菌剤を備える、局所塗布用の医薬組成物と、
    爪甲真菌症の自己診断用の印と、
    爪の成長監視デバイスと、
    爪甲真菌症の治療のための治療レジメンにおける、該医薬組成物を塗布するための協調指示と、
    一体化容器と、
    を備える、製品。
  2. 前記爪の成長監視デバイスは、
    基板と、
    該基板に連結される爪の成長測定デバイスであって、複数の測定レベルを含む、爪の成長測定デバイスと、
    該基板に連結されるマーキング領域であって、該複数の測定レベルとそれぞれ関連付けられる複数の覚書マーキング小領域を含む、マーキング領域と、
    をさらに備える、
    請求項1に記載の製品。
  3. 前記覚書マーキング小領域は、一定の間隔を有する水平線によって隔てられる領域である、請求項2に記載の製品。
  4. 隣接する覚書マーキング小領域は、異なる色に着色される、請求項2または請求項3に記載の製品。
  5. 前記覚書マーキングを隔てる前記水平線は、前記測定デバイスの測定レベルを示す線にそれぞれ接続される、請求項3または請求項4に記載の製品。
  6. 前記測定デバイスの測定レベルを示す前記線の間の間隔は、前記マーキング小領域を隔てる前記水平線の間の間隔よりも狭い、請求項2から請求項5までの任意の一項に記載の製品。
  7. 前記爪の成長監視デバイスは、上端部、底端部、および両側の側端部を備え、一方の側端部は、前記線の間に第1の間隔を有する第1の複数の水平線を備え、反対側の端部は、前記線の間に第2の間隔を有する第2の複数の水平線を備え、該第1の間隔は、該第2の間隔よりも狭く、線が、該第1の複数の水平線のそれぞれを、該第2の複数の水平線のそれぞれに接続する、請求項1から請求項6までの任意の一項に記載の製品。
  8. 前記爪の成長監視デバイスは、複数の足爪を、対応する爪の成長測定デバイスおよび覚書マーキング小領域を有するマーキング領域と関連付ける印をさらに備える、請求項1から請求項7までの任意の一項に記載の製品。
  9. 前記爪の成長監視デバイスの少なくとも一部は、少なくとも半永久的なマーキングが作成され得るような材料を備える、請求項1から請求項8までの任意の一項に記載の製品。
  10. 前記材料は、前記第2の複数の水平線の少なくとも一部の下に配置される、請求項9に記載の製品。
  11. 前記爪の成長監視デバイスの少なくとも一部は、透明または半透明の材料を備える、請求項2から請求項9までの任意の一項に記載の製品。
  12. 前記透明または半透明の材料は、前記第1の複数の線の少なくとも一部の下に配置される、請求項11に記載の製品。
  13. 爪甲真菌症の自己診断用の前記印は、前記容器の表面に印刷される、請求項1から請求項12までの任意の一項に記載の製品。
  14. 前記協調指示は、前記容器の表面に印刷される、請求項1から請求項13までの任意の一項に記載の製品。
  15. 爪甲真菌症の自己診断用の前記印は、前記容器の内側に置かれる、請求項1から請求項14までの任意の一項に記載の製品。
  16. 前記協調指示は、前記容器の内側に置かれる、請求項1から請求項15までの任意の一項に記載の製品。
  17. 医薬活性剤が、重量で0.01%〜20%の量で存在する、請求項1から請求項16までの任意の一項に記載の製品。
  18. 前記医薬活性剤が、重量で0.5%〜20%の量で存在する、請求項1から請求項17までの任意の一項に記載の製品。
  19. 前記医薬活性剤が、重量で2%〜15%の量で存在する、請求項1から請求項18までの任意の一項に記載の製品。
  20. 前記抗真菌剤は、ミコナゾール、エコナゾール、ケトコナゾール、イトラコナゾール、フルコナゾール、ビフォコナゾール、テルコナゾール、ブトコナゾール、チオコナゾール、オキシコナゾール、スルコナゾール、サペルコナゾール、クロトリマゾール、イソコナゾール、ブトコナゾール、クリオキノール、ラノコナゾール、ネチコナゾール、シクロピロクス、ブテナフィン、ウンデシレン酸、ハロプロジン、トルナフテート、ニスタチン、シクロピロクスオラミン、テルビナフィン、アモロルフィン、ナフチフィン、エルビオール、グリセオフルビン、副腎皮質ステロイド類、アンホテリシン、カルシポトリエン、アントラリン、ミノキシジル、硫酸ミノキシジル、レチノイド類、システイン、アセチルシステイン、メチオニン、グルタチオン、ビオチン、フィナステリドおよびエトシン、チャノキ油、ムピロシン、硫酸ネオマイシンバシトラシン、ポリミキシンB、l−オフロキサシン、塩酸クロルテトラサイクリン、塩酸オキシテトラサイクリン、塩酸テトラサイクリン、リン酸クリンダマイシン、硫酸ゲンタマイシン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ヘキシルレソルシノール、塩化メチルベンゼトニウム、フェノール、第4級アンモニウム化合物、トリクロカルバン、トリクロサン、フルシトシン、サリチル酸、フェザチオン、チクラトン、トリアセチン、ジンクピリチオンおよびピリチオンナトリウム、それらの混合物、それらの薬学的に許容される塩、ならびにそれらの薬学的に許容される塩の混合物、から成る群のうちから選択される、請求項1から請求項19までの任意の一項に記載の製品。
  21. 前記医薬組成物は、不水溶性被膜形成物質をさらに備える、請求項1から請求項20までの任意の一項に記載の製品。
  22. 前記不水溶性被膜形成物質は、硝酸セルロース、ポリ酢酸ビニル、部分的に加水分解されたポリ酢酸ビニル、アクリル酸、クロトン酸、およびマレイン酸モノアルキルエステルを含有する酢酸ビニルの共重合体、クロトン酸およびネオデカン酸ビニル、またはクロトン酸およびプロピオン酸ビニルを含む酢酸ビニルの三元共重合体、メチルビニルエーテルおよびマレイン酸モノアルキルエステルの共重合体、脂肪酸ビニルエステルおよびアクリル酸またはメタクリル酸の共重合体、N−ビニルピロリドン、メタクリル酸、およびメタクリル酸アルキルエステルの共重合体、アクリル酸およびメタクリル酸、あるいはアクリル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸アルキルエステルの共重合体、ポリビニルアセタールおよびポリビニルブチラール、アルキル置換ポリ−N−ビニルピロリドン、オレフィンおよび無水マレイン酸の共重合体のアルキルエステルおよび松脂のアクリル酸との反応生成物、ならびにそれらの混合物、から成る群のうちから選択される物質を備える、請求項21に記載の製品。
  23. 医薬製剤が、1つ以上の局所製剤添加物をさらに含有する、請求項1から請求項22までの任意の一項に記載の製品。
  24. 前記1つ以上の局所製剤添加物は、可塑剤、染料、有色顔料、真珠光沢剤、沈降遅延剤、スルホンアミド樹脂、ケイ酸塩、芳香物質、湿潤剤、ラノリン誘導体、光安定剤、ならびに角質溶解および/または角質軟化作用を有する物質、から成る群のうちから選択される、請求項23に載の製品。
  25. 角質溶解および/または角質軟化作用を有する前記物質は、亜硫酸アンモニウム、チオグリコール酸のエステルおよび塩、尿素、アラントイン、酵素、ならびにサリチル酸、から成る群のうちから選択される、請求項24に記載の製品。
  26. 前記医薬製剤は、角質層において保持性である1つ以上の物質をさらに備える、請求項1から請求項25までの任意の一項に記載の製品。
  27. 前記角質層において保持性である前記1つ以上の物質は、前記組成物の全体重量に基づき、重量で0.1%〜10%の量で存在する、請求項26に記載の製品。
  28. 前記角質層において保持性である前記1つ以上の物質は、前記組成物の全体重量に基づき、重量で0.5%〜5%の量で存在する、請求項26に記載の製品。
  29. 前記角質層において保持性である前記1つ以上の物質は、前記組成物の全体重量に基づき、重量で1%〜2%の量で存在する、請求項26に記載の製品。
  30. 前記角質層において保持性である前記物質(単数または複数)は、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、クロタミトン、ハッカ油、およびメントール、から成る群のうちから選択される、請求項26から請求項29までの任意の一項に記載の製品。
  31. 前記医薬製剤は、1つ以上の皮膚透過促進剤をさらに備える、請求項1から請求項30までの任意の一項に記載の製品。
  32. 前記皮膚透過促進剤は、C〜C18パラアミノ安息香酸アルキル、C〜C18ジメチルパラアミノ安息香酸アルキル、C〜C18桂皮酸アルキル、C〜C18メトキシ桂皮酸アルキルまたはC〜C18サリチル酸アルキル、およびそれらの混合物、から成る群のうちから選択される、請求項31に記載の製品。
  33. 前記皮膚透過促進剤は、サリチル酸オクチル、パラアミノ安息香酸オクチルジメチル、パラメトキシ桂皮酸オクチル、およびそれらの混合物、から成る群のうちから選択される、請求項32に記載の製品。
  34. 自己診断用の前記印は、流れ図および付随するテキストである、請求項1から請求項33までの任意の一項に記載の製品。
  35. 自己診断用の前記印は、付随するテキストを有する対話型の表である、請求項1から請求項33までの任意の一項に記載の製品。
  36. (a)少なくとも1つの局所塗布用の抗真菌薬と、
    (b)該抗真菌薬(単数または複数)を使用することの有効性を測定するためのデバイスと、
    (c)治療レジメンとしての、該抗真菌薬と該デバイスとの協調のための指示と、
    を備える、製品。
  37. 前記協調指示は、投薬の頻度と、各投薬時の前記局所塗布用抗真菌薬の塗布回数とに関する指示を含む、請求項36に記載の製品。
  38. 局所塗布用の抗真菌剤を用いる、爪甲真菌症の治療のための医学療法コンプライアンス管理システムであって、爪甲真菌症用の自己診断手順を説明する指示と、該指示と共に提供される、爪の成長を追跡するための手段と、を備える、システム。
  39. 前記自己診断手順を説明する前記指示と共に提供される、正しい爪切り方法を説明する指示
    をさらに備える、請求項38に記載のシステム。
  40. 前記自己診断手順を説明する前記指示と共に提供される、爪甲真菌症の再発を防止するための方法を説明する指示をさらに備える、請求項38から請求項39までの任意の一項に記載のシステム。
  41. 前記自己診断手順を説明する前記指示と共に提供される、前記抗真菌剤を塗布するための指示をさらに備える、請求項38から請求項40までの任意の一項に記載のシステム。
  42. 正しい爪切り方法を説明する前記指示、爪甲真菌症の再発を防止するための方法を説明する指示、前記抗真菌剤を塗布するための指示、および、前記自己診断手順を説明する指示、のうちの少なくとも1つは、事前印刷された形態で提供される、請求項39、請求項40、または請求項41の任意の一項に記載のシステム。
  43. 正しい爪切り方法を説明する前記指示、爪甲真菌症の再発を防止するための手順を説明する指示、前記抗真菌剤を塗布するための指示、および、前記自己診断手順を説明する指示、のすべては、事前印刷された形態で提供される、請求項39、請求項40、または請求項41の任意の一項に記載のシステム。
  44. 正しい爪切り方法を説明する前記指示、爪甲真菌症の再発を防止するための方法を説明する指示、前記抗真菌剤を塗布するための指示、および、前記自己診断手順を説明する指示、のうちの少なくとも1つは、電子的に提供される、請求項39、請求項40、または請求項41の任意の一項に記載のシステム。
  45. 正しい爪切り方法を説明する前記指示、爪甲真菌症の再発を防止するための方法を説明する指示、前記抗真菌剤を塗布するための指示、および、前記自己診断手順を説明する指示、のすべては、電子的に提供される、請求項39、請求項40、または請求項41の任意の一項に記載のシステム。
  46. 治療注意喚起を生成し、かつ該生成された治療注意喚起を被検者に送信するように構成される、コンプライアンスコントローラをさらに備える、請求項38から請求項45までの任意の一項に記載のシステム。
  47. 被検者から治療コンプライアンスに関する情報を受信するように構成される、コンプライアンスコントローラをさらに備える、請求項38から請求項46までの任意の一項に記載のシステム。
  48. 前記コンプライアンスコントローラは、治療コンプライアンスに関する前記受信された情報に基づいて、前記注意喚起の前記生成を調整するように構成される、請求項47に記載のシステム。
  49. ウェブ基盤のシステムである、請求項38から請求項48までの任意の一項に記載のシステム。
  50. 前記注意喚起は、電子的に送信される、請求項46から請求項49までの任意の一項に記載のシステム。
  51. 前記注意喚起は、データ受信デバイスに送信される音声メッセージを備える、請求項46から請求項50までの任意の一項に記載のシステム。
  52. 前記注意喚起は、データ受信デバイスに送信されるテキストメッセージを備える、請求項46から請求項50までの任意の一項に記載のシステム。
  53. 前記注意喚起は、電子メールアカウントに送信される、請求項46から請求項50までの任意の一項に記載のシステム。
  54. 前記被検者に治療に従うように注意喚起するための、非電子的手段をさらに備える、請求項38から請求項48までの任意の一項に記載のシステム。
  55. 前記非電子的手段は、少なくとも1つの、磁石または自己粘着型視認補助手段を備える、請求項54に記載のシステム。
  56. 患者に対する医学療法を管理するための医学療法管理システムであって、該システムは、該患者からデータを取得するように構成される対話型システムと、該対話型システムに連結されるコンプライアンスコントローラとを備え、該コンプライアンスコントローラは、該対話型システムからデータを受信し、該患者から受信された該データに基づいて、該患者への通知を生成するように構成される、システム。
  57. 爪の成長と覚書マーキング小領域との間に関連する表面を備える、爪の成長監視デバイス。
  58. 前記表面は、上端部、底端部、および両側の側端部を有する、請求項57に記載の爪の成長監視デバイス。
  59. 一方の側端部は、爪の成長を表し、線の間に第1の間隔を有する第1の複数の水平線を備え、反対側の端部は、該第1の側端部と関連付けられる覚書マーキング小領域を含有し、線の間に第2の間隔を有する第2の複数の水平線を備え、該第1の間隔は該第2の間隔よりも狭く、線が、該第1の複数の水平線のそれぞれを、該第2の複数の水平線のそれぞれに接続する、請求項58に記載の爪の成長監視デバイス。
  60. 前記デバイスの少なくとも一部は、少なくとも半永久的なマーキングが作成され得るような材料を備える、請求項57から請求項59までの任意の一項に記載の爪の成長監視デバイス。
  61. 前記材料は、前記第2の複数の水平線の少なくとも一部の下に配置される、請求項60に記載の爪の成長監視デバイス。
  62. 前記爪の成長監視デバイスの少なくとも一部は、透明または半透明の材料を備える、請求項57から請求項61までの任意の一項に記載の爪の成長監視デバイス。
  63. 前記透明または半透明の材料は、前記第1の複数の線の少なくとも一部の下に配置される、請求項62に記載の爪の成長監視デバイス。
  64. 爪甲真菌症の爪の治療のためのコンプライアンスプログラムを執行するための、爪の成長監視デバイスの使用であって、
    爪の成長状態の診断に基づいて、該爪の成長状態の治療の執行のための指示を提供するステップと、
    爪の成長監視デバイスを提供するステップと、
    少なくとも1つの抗真菌剤を備える、局所塗布用の医薬組成物を提供するステップと、
    患者を医学療法コンプライアンス管理システムに登録するステップと、
    該医学療法コンプライアンス管理システム上で患者情報を更新するステップと、
    を包含する、使用。
  65. 前記診断は、自己診断である、請求項64から請求項65までの任意の一項に記載の使用。
  66. 前記診断は、患者からの入力に基づいて、医学療法コンプライアンス管理システムによって決定される、請求項64に記載の使用。
  67. 前記診断は、医療従事者によって入力される、請求項64に記載の使用。
  68. 前記爪の成長監視デバイスは、
    基板と、
    該基板に連結される爪の成長測定デバイスであって、複数の測定レベルを含む、爪の成長測定デバイスと、
    該基板に連結されるマーキング領域であって、該複数の測定レベルとそれぞれ関連付けられる、複数の覚書マーキング小領域を含む、マーキング領域と、
    をさらに備える、
    請求項64から請求項67までの任意の一項に記載の使用。
  69. 前記覚書マーキング小領域は、一定の間隔を有する水平線である、請求項68に記載の使用。
  70. 前記覚書マーキング小領域は、異なる色に着色される、請求項68に記載の使用。
  71. 前記爪の成長監視デバイスは、複数の足爪を、対応する爪の成長測定デバイスおよび覚書マーキング小領域を備えるマーキング領域と関連付ける印をさらに備える、請求項68から請求項70までの任意の一項に記載の使用。
  72. 前記爪の成長監視デバイスは、ネットワーク上で提供される、請求項68から請求項71までの任意の一項に記載の使用。
  73. 前記爪の成長監視デバイスは、事前包装されたデバイス内で提供される、請求項68から請求項71までの任意の一項に記載の使用。
  74. 前記抗真菌剤は、ミコナゾール、エコナゾール、ケトコナゾール、イトラコナゾール、フルコナゾール、ビフォコナゾール、テルコナゾール、ブトコナゾール、チオコナゾール、オキシコナゾール、スルコナゾール、サペルコナゾール、クロトリマゾール、イソコナゾール、ブトコナゾール、クリオキノール、ラノコナゾール、ネチコナゾール、シクロピロクス、ブテナフィン、ウンデシレン酸、ハロプロジン、トルナフテート、ニスタチン、シクロピロクスオラミン、テルビナフィン、アモロルフィン、ナフチフィン、エルビオール、グリセオフルビン、副腎皮質ステロイド類、アンホテリシン、カルシポトリエン、アントラリン、ミノキシジル、硫酸ミノキシジル、レチノイド類、システイン、アセチルシステイン、メチオニン、グルタチオン、ビオチン、フィナステリドおよびエトシン、チャノキ油、ムピロシン、硫酸ネオマイシンバシトラシン、ポリミキシンB、l−オフロキサシン、塩酸クロルテトラサイクリン、塩酸オキシテトラサイクリン、塩酸テトラサイクリン、リン酸クリンダマイシン、硫酸ゲンタマイシン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ヘキシルレソルシノール、塩化メチルベンゼトニウム、フェノール、第4級アンモニウム化合物、トリクロカルバン、トリクロサン、フルシトシン、サリチル酸、フェザチオン、チクラトン、トリアセチン、ジンクピリチオンおよびピリチオンナトリウム、それらの混合物、それらの薬学的に許容される塩、ならびにそれらの薬学的に許容される塩の混合物、から成る群のうちから選択される、請求項64から請求項73までの任意の一項に記載の使用。
  75. 前記医薬組成物は、不水溶性被膜形成物質をさらに備える、請求項64から請求項74までの任意の一項に記載の使用。
  76. 医薬製剤が、1つ以上の局所製剤添加物をさらに含有する、請求項64から請求項75までの任意の一項に記載の使用。
  77. 前記医薬製剤は、角質層において保持性である1つ以上の物質をさらに備える、請求項64から請求項76までの任意の一項に記載の使用。
  78. 前記医薬製剤は、1つ以上の皮膚透過促進剤をさらに備える、請求項64から請求項77までの任意の一項に記載の使用。
  79. 前記医薬組成物は、医師によって選択される、請求項64から請求項78までの任意の一項に記載の使用。
  80. 前記医薬組成物は、前記患者からの入力に基づいて、前記医学療法コンプライアンス管理システムによって決定される、請求項64から請求項79までの任意の一項に記載の使用。
  81. 患者は、前記爪の成長監視デバイス上に提供されるコードを用いて登録される、請求項64から請求項80までの任意の一項に記載の使用。
  82. 患者は、個人的な連絡先を用いて登録される、請求項64から請求項80までの任意の一項に記載の使用。
  83. 患者の個人的な連絡先に注意喚起を送信するステップをさらに包含する、請求項64から請求項82までの任意の一項に記載の使用。
  84. 前記爪の成長状態の前記管理のための指示を修正するステップをさらに包含する、請求項64から請求項83までの任意の一項に記載の使用であって、該修正は、前記患者によって入力される経過に基づく、使用。
  85. 基板と、
    該基板に連結される爪の成長測定デバイスであって、複数の測定レベルを含む、爪の成長測定デバイスと、
    該基板に連結されるマーキング領域であって、該複数の測定レベルとそれぞれ関連付けられる、複数の覚書マーキング小領域を含む、マーキング領域と、
    を備える、爪の成長監視デバイス。
  86. 前記覚書マーキング小領域は、一定の間隔を有する水平線によって隔てられる領域である、請求項85に記載の爪の成長監視デバイス。
  87. 隣接する覚書マーキング小領域は、異なる色に着色される、請求項85から請求項86までの任意の一項に記載の爪の成長監視デバイス。
  88. 前記覚書マーキングを隔てる前記水平線は、前記測定デバイスの測定レベルを示す線にそれぞれ接続される、請求項87に記載の爪の成長監視デバイス。
  89. 前記測定デバイスの測定レベルを示す前記線の間の間隔は、前記マーキング小領域を隔てる前記水平線の間の間隔よりも狭い、請求項88に記載の爪の成長監視デバイス。
  90. 前記爪の成長監視デバイスは、上端部、底端部、および両側の側端部を備え、一方の側端部は、線の間に第1の間隔を有する第1の複数の水平線を備え、反対側の端部は、線の間に第2の間隔を有する第2の複数の水平線を備え、該第1の間隔は該第2の間隔よりも狭く、線が、該第1の複数の水平線のそれぞれを、該第2の複数の水平線のそれぞれに接続する、請求項85から請求項89までの任意の一項に記載の爪の成長監視デバイス。
  91. 前記爪の成長監視デバイスは、複数の足爪を、対応する爪の成長測定デバイスおよび覚書マーキング小領域を有するマーキング領域と関連付ける印をさらに備える、請求項85から請求項90までの任意の一項に記載の爪の成長監視デバイス。
  92. 前記爪の成長監視デバイスの少なくとも一部は、少なくとも半永久的なマーキングが作成され得るような材料を備える、請求項85から請求項91までの任意の一項に記載の爪の成長監視デバイス。
  93. 前記材料は、前記第2の複数の水平線の少なくとも一部の下に配置される、請求項92に記載の爪の成長監視デバイス。
  94. 前記爪の成長監視デバイスの少なくとも一部は、透明または半透明の材料を備える、請求項85から請求項93までの任意の一項に記載の爪の成長監視デバイス。
  95. 前記抗真菌剤は、シクロピロクス、またはその薬学的に許容される塩である、請求項20から請求項35までの任意の一項に記載の製品。
  96. 前記抗真菌剤は、ブテナフィン、またはその薬学的に許容される塩である、請求項20から請求項35までの任意の一項に記載の製品。
  97. 前記抗真菌剤は、テルビナフィン、またはその薬学的に許容される塩である、請求項20から請求項35までの任意の一項に記載の製品。
  98. 前記抗真菌薬は、シクロピロクス、またはその薬学的に許容される塩である、請求項36から請求項37までの任意の一項に記載の製品。
  99. 前記抗真菌薬は、ブテナフィン、またはその薬学的に許容される塩である、請求項36から請求項37までの任意の一項に記載の製品。
  100. 前記抗真菌薬は、テルビナフィン、またはその薬学的に許容される塩である、請求項36から請求項37までの任意の一項に記載の製品。
  101. 前記抗真菌剤は、シクロピロクス、またはその薬学的に許容される塩である、請求項38から請求項55までの任意の一項に記載のシステム。
  102. 前記抗真菌剤は、ブテナフィン、またはその薬学的に許容される塩である、請求項38から請求項55までの任意の一項に記載のシステム。
  103. 前記抗真菌剤は、テルビナフィン、またはその薬学的に許容される塩である、請求項38から請求項55までの任意の一項に記載のシステム。
  104. 前記抗真菌剤は、シクロピロクス、またはその薬学的に許容される塩である、請求項74から請求項83までの任意の一項に記載の使用。
  105. 前記抗真菌剤は、ブテナフィン、またはその薬学的に許容される塩である、請求項74から請求項83までの任意の一項に記載の使用。
  106. 前記抗真菌剤は、テルビナフィン、またはその薬学的に許容される塩である、請求項74から請求項83までの任意の一項に記載の使用。
  107. 基板と、
    該基板に連結される爪の成長測定デバイスであって、複数の測定レベルを含む、爪の成長測定デバイスと、
    該基板に連結されるマーキング領域であって、該複数の測定レベルとそれぞれ関連付けられる、複数の覚書マーキング小領域を含む、マーキング領域と、
    を備える、爪の成長監視デバイスの使用。
  108. 少なくとも1つの抗真菌剤を備える、局所塗布用の医薬組成物と、
    爪甲真菌症の自己診断用の印と、
    爪の成長監視デバイスと、
    爪甲真菌症の治療のための治療レジメンの中の、該医薬組成物を塗布するための協調指示と、
    少なくとも1つの爪トリミング用具およびやすりと、
    滅菌デバイスと、
    一体化容器と、
    を備える、請求項1から請求項35までの任意の一項に記載の製品。
  109. 前記滅菌デバイスは、アルコールパッドである、請求項108に記載の製品。
  110. 前記アルコールは、イソプロピルアルコールである、請求項109に記載の製品。
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