JP2010521204A - オストミー器具(造痩器具)用のコネクタ、およびそのコネクタを備えるオストミー器具(造痩器具) - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明はオストミー器具用のコネクタに関するものである。
【解決手段】そして使用者の皮膚に取り付けられるホルダーに取り付けられる第1部材(10)と、バッグに取り付けられる第2部材(22)とを備えたオストミー器具用のコネクタに関している。前記第1部材(10)は、開口部(13)を規定し、可撓性材料でできており、さらに半径方向にある連続溝(16)を有している。前記第2部材(22)は、弾性リング(24)とフラップ(26)とを備え、前記フラップ(26)は、前記弾性リング(24)と前記弾性リング(24)の周辺部との間に、前記弾性リング(24)および前記周辺部に隣接した前記フラップ(26)の各部分が相対的に動くのを可能にする連結していない前記変形可能な領域(28)を備える。
本発明は、オストミー器具にも適用することができる。
【選択図】 図6
【解決手段】そして使用者の皮膚に取り付けられるホルダーに取り付けられる第1部材(10)と、バッグに取り付けられる第2部材(22)とを備えたオストミー器具用のコネクタに関している。前記第1部材(10)は、開口部(13)を規定し、可撓性材料でできており、さらに半径方向にある連続溝(16)を有している。前記第2部材(22)は、弾性リング(24)とフラップ(26)とを備え、前記フラップ(26)は、前記弾性リング(24)と前記弾性リング(24)の周辺部との間に、前記弾性リング(24)および前記周辺部に隣接した前記フラップ(26)の各部分が相対的に動くのを可能にする連結していない前記変形可能な領域(28)を備える。
本発明は、オストミー器具にも適用することができる。
【選択図】 図6
Description
本発明は、オストミー器具(造痩器具)用のコネクタと、そのコネクタを備えるオストミー器具に関するものである。
オストミー器具(造痩器具)のコネクタには、現存している型が多くあり、主に機械式コネクタと接着コネクタという2つのカテゴリーに分類される。本発明は機械式コネクタに関するものである。
オストミー器具用のコネクタは、主に2つの機能を有する。第1の機能は、特に排泄物を収容するときに、オストミー器具の重量を支えることであり、そして、第2の機能は、オストミー器具から液体およびガス(悪臭)が漏れないよう保持することである。しばしば使用者の要望により提示される追加的な機能とは、たとえ機械式取付け装置が故障しても、オストミー器具のホルダーからオストミー器具が分離しないよう保持するために、機械式取付けを固定するか、または、オストミー器具とそのホルダーとの間で重複して取り付けるかのどちらかによってもたらされる安全機能のことである。例えばこの機能は、前記機械式取付けが係合する場合、使用者に聞こえるノイズが発生するときに実行される。
大部分の機械式オストミー器具用コネクタにおいて、主な機械式ホルダーの機能およびシール機能は、別々の部材により実施される。より具体的には、第1部材は、別部材上の第1コネクタ部材を中央に置き、そして、変形可能な唇部のようなシールは、機械的支持とは異なる位置で、シールを形成する。この機械的支持の役割を果たす部分は、弾力的に変形可能ではなく、またはよりわずかな程度で弾性係合を可能にするだけで、前記シールを形成するためではない。
剛性部分が位置調整および支持のために協働するこれらの機械式コネクタは、唇部だけにおいて、通常患者が快適であるための十分な柔軟性が無い場合であっても、その薄さにより変形する弾性特性を示す。
すでに弊社はオストミー器具コネクタを考慮しており、そのコネクタには、患者に取り付けられるホルダー上に、半径方向外側にあり、かつ弾性リングが掛けられる溝が備えられている。半径方向の溝があるために、弾性リングは、一定の弾性の伸縮範囲を有しなければならない。しかし、このリングが弾性であるため、力がバッグにかかる際には、弾性リングは伸長しホルダーの溝を規定するフランジから分離しがちであると考えられる。この理由から、特許文献1にて説明されているように、弾性リングは、排泄物および悪臭を防ぐシール機能の用途にだけ使用され、その一方で別の装置が機械的にバッグの重量を支持する。上述した特許文献1において、この機械式支持装置は、使用者に取り付けられるホルダーの外側のフランジの周辺部に、バッグにより形成される首部を保持するリングを備える。
本発明は、オストミー器具用のコネクタに関しており、当該オストミー器具用のコネクタにおいて、部材の1つである弾性リングは、別の部材から半径方向に形成される溝に取り付けられ、その弾性リングは、たとえ容量を満たしていても排泄物と悪臭を密閉する役割、そしてオストミー器具を機械的に支持する役割を果たす。この効果は、前記弾性リングの周囲に、弾性リングにおいて上記の溝よりも上に位置する部分だけにオストミー器具の重量を加える装置を具備することにより達成される。したがって、この弾性リングの上部は、オストミー器具の重量が増大するとき、圧縮されることにより作用し、同時に効果的にシール機能および機械的支持機能を果たす。この装置は、例えば、弾性リングの下部が溝から離脱しないように、弾性リングの下部からオストミー器具の重量を軽減する変形可能な領域である。
より正確に言うと、本発明は、使用者の皮膚に取り付けられるホルダーに取り付けられる第1部材と、容器を形成するバッグに取り付けられる第2部材とを備えたオストミー器具用のコネクタに関する。本発明によると、第1部材は、開口部を規定し、使用者の体においてホルダーが取り付けられる部分の形状の変化に適応できるように可撓性材料でできており、さらに開口部の周囲で半径方向にある連続溝を規定する。そして前記第2部材は、開口部を囲む弾性リングと、前記弾性リングと前記弾性リングの周辺部との間の平面にフラップとを備え、前記第2部材の前記弾性リングの静止時の内径は、前記第1部材の前記溝の直径よりも小さく、前記フラップはバッグに固着するように設計されている。さらに前記第2部材は、前記弾性リングと前記フラップとの間において、前記溝の上に位置する前記弾性リングの一部分だけに、前記オストミー器具の重量を加えるための装置を備える。
望ましくは、溝の上に位置する弾性リングの一部分だけにオストミー器具の重量を加える装置は、連結していない変形可能な領域であり、前記フラップに上述の平面上に作用する力がかけられる場合、前記弾性リングに隣接した前記フラップの一部と、前記周辺部に隣接した前記フラップの一部とが、前記平面上で相対的に動くことを可能にする。
第1実施例において、変形可能な領域は、各半径方向において弾性リング周辺全体に形成され、そして収縮するよりも伸長する能力を有する。この場合、最大限の変形能力を有する場合の変形可能な領域がある側は、望ましくは、使用者が立位の状態において最下部に位置する。
第2の実施例において、変形可能な領域は、使用者が立位の状態において最下部に位置する側の弾性リングの部分を囲むだけである。
好ましくは、前記第2部材は、弾性リングに半径方向に外側の力を加える少なくとも1つの牽引ピンを有する。
また好ましくは、前記牽引ピンは、少なくとも前記フラップの内側に対して変形可能な領域よりも近い位置に取り付けられる。牽引ピンは、例えば、弾性リングに取り付けられる。
好ましくは、前記第2部材は、約13°で離間し、使用者が立位の状態において最下部に位置する側に対向して位置する3つの牽引ピンを備える。
好ましくは、前記弾性リング、オストミー器具の重量を加える装置、前記フラップ、および前記ピンから形成される第2部材は、応用可能ならば、1つの部材から形成される。例えば、前記第2部材は、射出成形によって1つの部分で形成される。
好ましくは、前記第1部材の溝は、ホルダーから最も遠い側面に、開口部の外側の半径方向の寸法は使用者が立位の状態において最下部に位置する側よりも大きい外側フランジによって規定される。
好ましくは、第1部材の外側フランジの半径方向の寸法は、第2部材上の1つのピンに対応する各位置においてより大きい。
第1部材は、好ましくはエラストマーからなる。
オストミー器具用コネクタは、好ましくは、第1部材を第2部材に機械的に取り付ける過剰部材を備える。例えば、前記過剰部材は、フックおよびループ取付か、それともスナップである。
本発明はさらに、容器を規定する少なくとも2層の薄膜を備え、一枚の薄膜が、前述の段落に記載されたコネクタの第2部材によって構成される1つの部材に取り付けられるオストミー器具にも関するものである。
前記第2部材は、好ましくは、はんだ付けまたはペーストのいずれかによって薄膜に連結される。
本発明のコネクタの第1の優位性は、2つのコネクタ部材の各々が、射出成形によって1つの部材で容易に形成することができるため、より低コストであることである。
本発明のコネクタの第2の優位性は、両方のコネクタ部材が可撓性であり、それによってより良好な快適さを使用者に提供することである。
本発明のコネクタの第3の優位性は、フランジの広大な部分は使用者に十分な安心感を与えることができ、全ての過剰接続装置が離脱可能であることにある。
本発明の他の特性および優位性は、添付の図面に関し、以下の記載を読み込むことでより十分に理解される:
本発明のオストミー器具用のコネクタは、標準の使用状態の下で使用されることを目的とする。これらのオストミー器具用のバッグは、通常、1リットル未満の最大容量を有する。従って、オストミー器具全体の重量は、常に1kg未満である。従ってオストミー器具の密封と気密性を確認するために加えられる力は、この重量に対応する力より少なくとも2倍、または少なくとも20Nでなければならない。現在、静的密封実験は使用されており、それにより、水で満たされかつ水平に設置されたオストミー器具に200Nの力がかけられる。
本発明のオストミー器具用のコネクタの作用位置を説明する前に、上述の2つの部材は、別々に考慮される。
前記コネクタの第1部材10は、使用者の皮膚に接着されるゴム・ワッシャによって、取り外せないように保持されるフラップ12を備える。このフラップ12は、円形の中心開口部13を囲む。
前記フラップ12とは別のフランジ14は、フラップと共に、半径方向に湾曲した溝16を規定する。好ましくは、フランジ14は、図面参照番号18と、使用者が立位の状態であるときに最上部に位置するフランジ14の部分から約140°で区切られている2つの位置20で示されるように、その周辺部の様々な位置、特に使用者が立位の状態であるときの最下部に位置する部分において幅が広くなっている。
第1部材10は、使用者の皮膚の湾曲に適応可能な優れた柔軟性を有する。したがってそれは、オレフィン、そしてエチレンやプロピレンなどの酢酸ビニル共重合体エラストマーから製造することができる。
第2部材22は、中心開口部23の周囲に、フラップ26に取り付けられる弾性リング24を備える。前記弾性リング24は円形の断面を備えるのが好ましく、弾性リングで規定される中心開口部23の静止時の内径は、第1部材の溝16の直径よりも小さい。
また、第2部材22は、フラップ26と弾性リング24との間に、フラップ26の片側にU形状の褶曲の形で示される変形可能な領域28を備える。より具体的には、変形可能な領域28は、前記開口部23から外側に面する弾性リング28の外側周辺部を、開口部23に面するフラップ26の内側周辺部に接続して、弾性リング24の周囲で半径方向に広がる。
上述の考えられた実施例において、この変形可能な領域は、前記溝の上に位置する弾性リングの一部分だけに本発明のオストミー器具の重量を加える装置を構成する。しかしこの装置は、他の多くの形状を有することもできる。例えば、前記変形可能な領域は、隣接した2つの連続的な褶曲を有したり、または一方が外側で他方が内側へと湾曲するZ形状を有したりしてもよい。
別の形態において、この変形可能な領域は、使用者の立位状態における下部に対応する弾性リング24の外側周辺部の一部分だけに対して広がる。この場合、変形可能な領域のない弾性リング24の外側周辺部の部分において、弾性リング24は、直接フラップ26の内側周辺部に取り付けられる。
また、第2部材は、好ましくは、3つのピン(30′、30″、30″′)を備え、それらのピンは、ピンが取り付けられる弾性リング24の外側に向かって半径方向に突出する。(それらのピンは、弾性リング24と変形可能な領域28との間に位置するフラップの一部に取り付けられてもよい。)
ピン(30′、30″、30″′)は、フラップ26の周辺部から突出するように表示されているが、フラップの周辺部から突出することはできない。
前記ピンの役割は、後で更に詳細に記載されているように、第1部材10の溝に弾性リングを配置する時、または、この溝から弾性リングを外すときに、弾性リング24を伸ばすために使用者がピンを掴めるようにすることである。
第2部材22はプラスチック材料、例えば、エチレン酢酸ビニルコポリマー、または好ましくはスチレン−エチレン/ブチレン-スチレンやスチレン−イソプレン−スチレン共重合体を射出して形成することができる。
前記コネクタの使用を説明する前に、図6に関する2つの部材の協働を考慮する。
図6において、帯状のホルダーは、使用者の皮膚31に接着され、かつオストミー器具が位置する中心開口部33を有するゴム・ワッシャ32でできている。前記コネクタの第1部材10は、この場合、接着剤によって前記ゴム・ワッシャ32に取り外せないように取り付けられるフラップ12を有する。前記ホルダーは、ゆえに、全面的に前記ゴム・ワッシャ32および前記コネクタの第1部材14から形成される。前記コネクタの第1部材の開口部13は、前記ゴム・ワッシャの開口部33に対応する。
第2部材22のフラップ26の周縁部は、バッグ上の薄膜34の一部の開口部に沿って、位置36においてしっかりとはんだ付けされ、弾性リング24は、コネクタの第1部材の溝に嵌まり込む。
使用者が過剰取付装置を望むことを仮定し、図6の右側および第2部材のフラップ26の外側部分で示されるように、局所的に広がる第1部材のフラップ12の間に取り付けられるループとフックで、考えられる取付装置38が概略的に示された。この取付装置38は、スナップや他の適切な装置であってもよい。後述される図8は、前記過剰取付装置の別の形態を示す。しかし、その装置は、使用者に二重に保護されているという感覚を与えること以外には、本発明には全く必要がない。
オストミー器具を設置する場合、ゴム・ワッシャ32から形成されたホルダーと、第1部材10は、下方に向いているフランジ14の拡張部18を有し、図1に示す位置で、使用者の皮膚にすでに接着されている。
使用者は、コネクタの第2部材22の2つのピン(30″、30″′)によってオストミー器具を掴み、前記拡張部18の下に弾性リング24の下部を配置する。上方へ押し上げることによって、使用者は、溝の下部に対して、弾性リングのこの下部を安定させる。それから使用者は、弾性リング24を伸ばし、そして弾性リングがフランジ14の2つの拡張部20より上になるように、ピン(30″、30″′)を引き上げる。最後に、使用者は、上部のピン30′を掴み、ピン30′を引き上げ、ピン30′を放すことで溝16に弾性リング24の対応している部分を嵌める。内径が溝16の内径より小さい弾性リング24は、その周囲全体で溝に対して弾力的に安定化される。このように封止が形成される。
バッグが徐々に満たされるにつれて、フラップ26にかかる重量は増大する。したがって、フラップ26の外側部分は、次第に下方向に移動する傾向がある。この時、変形可能な領域28は、上部を圧縮し、下部から離れる。変形可能な領域28は、V、UまたはZ形状があることにより、前記下部が弾性リング24の下部にかなりの力を伝えるのに十分に伸長される前に、フラップ26の上部が圧縮され、オストミー器具の重量を支持する。
その結果、実際に溝から弾性リング24の下部を離す力を伴わずに、溝に対する弾性リングの圧縮力として、重量は、フラップ26によって弾性リング24の上部に伝えられる。
バッグをホルダーから外さなければならない場合、使用者は最初に、弾性リング24の対応箇所が溝16の外側になるように、上部のピン30′を掴んで上に引き上げる。それから、使用者は、弾性リング24から残りを徐々に取り外すために、横のピン30″と30″′を溝16の拡張部20の上へと掴み、そして、バッグを下げ、取り外して内部を空にする。
フラップ26はその外周面に沿って広がっている変形可能な領域28を備えているが、この変形可能な領域は、一部の位置、例えばフラップ26の下部外周だけに存在することができる。その上、そこには他の変形可能な領域が存在することが考えられる。例えば、上部にオストミー器具の重量を伝える好ましい軌道に沿って、フラップ26の厚みを増加させてもよい。しかし、フラップ26が局所的に硬くなりすぎることがあるため、このような解決案は、使用者にとって必ずしも快適ではない。
図1と類似している図7は、類似する部材を示している図1において同一の図面参照番号を有する本発明のオストミー器具のコネクタの第1部材の別の形態を示す。
この別の形態において、図1〜6において、オストミー器具のフランジ14は、拡張部18、20だけでなく、上方へ向く拡張部40も備えている。
使用者がピンで引っ張ることによって弾性リングを、オストミー器具を設置する場合に、弾性リングが拡張部40を通過して、拡張部20に達しない場合に、途中で中断することができる。例えば、使用者は、ピン30″、30″′をある側から弾性リングが一方の拡張部40を通り過ぎるまで引張り、前記一方の拡張部40の位置でピン30″、30″′をおそらく離し、もう一方の拡張部を通り過ぎるように、反対側でピン30″、30″′を掴む。
したがって、片手だけを使用してオストミー器具を取り付け、または取り外すことが可能である。1つの拡張部40が各側面に示された場合であっても、その拡張部の幾つかを組み合わせることができ、一種の柵のような形状をなす。
図3と類似している図8は、類似する部材を示している図3において同一の図面参照番号を有する本発明のオストミー器具のコネクタの第2部材の別の形態を示す。
図8において、コネクタの第2部材は、その周辺部で耳状部44を備えたフラップ42からなる。これらの耳状部44は、それぞれが第一部材からのリベット(図示せず)用の穴46を有し、フラップ12がこのようなリベットを有する図1において類似している。使用者が溝16に弾性リング24を配置するときに、1つ以上のリベットをフラップ42の1つ以上の穴に差し込むことができる。リベットが対応する穴から外れない限り、コネクタを開くことができない。
コネクタに3つの牽引ピン(30′、30″、30″′)を有する弾性リング24が設けられているが、上方へ向いている1つのピン、または90°で離間した2つのピンだけを使用することが可能である。また、オストミー器具を設置または取り外すために最も都合がいいと考えられるピンを使用者が選択できるように、3つ以上のピンを有することも可能である。
10 第1部材
12、26、42 フラップ
13、23、33 中心開口部
14 フランジ
16 溝
18、20、40 拡張部
22 第2部材
24 弾性リング
28 変形可能な領域
30′、30″、30″′ 牽引ピン
31 皮膚
32 ゴム・ワッシャ
34 薄膜
36 位置
38 取付装置
44 耳状部
46 穴
12、26、42 フラップ
13、23、33 中心開口部
14 フランジ
16 溝
18、20、40 拡張部
22 第2部材
24 弾性リング
28 変形可能な領域
30′、30″、30″′ 牽引ピン
31 皮膚
32 ゴム・ワッシャ
34 薄膜
36 位置
38 取付装置
44 耳状部
46 穴
Claims (10)
- 使用者の皮膚に取り付けられるホルダーに取り付けられる第1部材(10)と、容器を形成するバッグに取り付けられる第2部材(22)とを備えたオストミー器具用のコネクタであって、
−前記第1部材(10)は、開口部(13)を規定し、前記使用者の体の前記ホルダーが取り付けられる部分の形状の変化に適応できるように可撓性材料でできており、さらに前記開口部(13)の周囲で半径方向にある連続溝(16)を規定し、
−前記第2部材(22)は、開口部(23)を囲む弾性リング(24)と、前記弾性リング(24)と前記弾性リング(24)の周辺部との間の平面に包括的に配置されたフラップ(26)とを備え、前記第2部材(22)の前記弾性リング(24)の静止時の内径は、前記第1部材(10)の前記溝(16)の直径よりも小さく、前記フラップ(26)はバッグの薄膜に固着するように設計されているオストミー器具用のコネクタにおいて、
さらに前記第2部材は、前記溝(16)の上に位置する前記弾性リング(24)の一部分だけに、前記オストミー器具の重量を加えるための装置を備え、
前記オストミー器具の重量を加える装置は、前記弾性リングと前記フラップとの間に広がる変形可能な領域から、および前記弾性リングの周辺部の少なくとも一部に形成されており、前記変形可能な領域は、前記バッグの重量が増大する場合、前記弾性リングの周囲で圧縮されることを特徴とする、
オストミー器具用のコネクタ。 - 連結していない前記変形可能な領域(28)は、前記フラップ(26)に前記平面上に作用する力がかけられる場合、前記弾性リング(24)に隣接した前記フラップ(26)の一部と、前記周辺部に隣接した前記フラップ(26)の一部とが、前記平面上で相対的に動くことを可能にすることを特徴とする、請求項1に記載のコネクタ。
- 前記変形可能な領域(28)は、使用者が立位の状態において最下部に位置する側において、最大限の変形能力を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のコネクタ。
- 前記第2部材(22)は、前記弾性リング(24)に半径方向外側の力を加えるための、少なくとも1つの牽引ピン(30′、30″、30″′)を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコネクタ。
- 前記牽引ピンは、前記変形可能な領域(28)よりも前記フラップ(26)の内側に対して近い位置に取り付けられることを特徴とする、請求項4に記載のコネクタ。
- 前記第2部材(22)は、3つの牽引ピン(30′、30″、30″′)を備え、前記ピンは約13°で離間し、使用者が立位の状態において最下部に位置する側に対向して位置することを特徴とする、請求項4又は5に記載のコネクタ。
- 前記弾性リング(24)、前記フラップ(26)、前記変形可能な領域、および前記ピン(30′、30″、30″′)、から形成される前記第2部材(22)は、適用可能ならば、1つの部材から形成されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のコネクタ。
- 前記第1部材(10)の前記溝(16)は、前記ホルダーから最も遠い側面に、前記開口部(13)の外側の半径方向の寸法が使用者が立位の状態において最下部に位置する側よりも大きい外側フランジ(14)によって規定されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のコネクタ。
- 前記第1部材の外側フランジ(14)の前記半径方向の寸法は、前記第2部材(22)上の1つのピン(30′、30″、30″′)に対応する各位置において、より大きいことを特徴とする、請求項8に記載のコネクタ。
- 容器を規定する少なくとも2層の薄膜を備えるオストミー器具であって、一枚の薄膜が、請求項1〜9のいずれか1項に記載のコネクタの第2部材(22)によって構成される1つの部材に取り付けられることを特徴とするオストミー器具。
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