JP2010518674A - インター予測符号化/復号化方法及び装置 - Google Patents

インター予測符号化/復号化方法及び装置 Download PDF

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Abstract

インター予測符号化/復号化方法及び装置に係り、該インター予測符号化方法は、現在ブロック及び現在ブロックに対応する参照ピクチャ内部の参照ブロックに対してそれぞれイントラ予測を行い、イントラ予測の結果に基づいて現在ブロックに対してインター予測を行って現在ブロックを符号化することによって、インター予測の結果として生成される現在ブロックについてのデータのサイズを縮めることができ、映像データの圧縮率を向上させることができる。

Description

本発明は、インター予測符号化/復号化方法及び装置に係り、さらに詳細には、符号化の対象になる現在ブロックに係わる残差(residue)が最小化されるようにインター予測を行い、このインター予測結果に基づいて、現在ブロックを符号化/復号化する方法及び装置に関する。
MPEG−1、MPEG−2、MPEG−4H.264/MPEG−4AVC(advanced video coding)のような映像圧縮方式では、映像を符号化するために、1つのピクチャをマクロブロックに分ける。そして、インター予測(inter prediction)及びイントラ予測(intra prediction)を利用し、それぞれのマクロブロックを符号化する。その後、符号化されたマクロブロックのデータサイズ及び原本マクロブロックの歪曲程度を考慮して最適の符号化モードを選択し、マクロブロックを符号化する。
インター予測を利用して映像を符号化する方法は、ピクチャ間の時間的な冗長性(redundancies)を除去して映像を圧縮する方法であり、動き推定符号化方法が代表的な例である。
動き推定符号化は、一つ以上の参照ピクチャを利用し、現在ピクチャの動きをブロック単位で推定して補償して映像を符号化する方法である。動き推定符号化では、所定の評価関数を利用し、現在ブロックと最も類似した参照ブロックを参照ピクチャの決まった検索範囲で検出する。類似したブロックが検索されれば、現在ブロックと、参照ピクチャ内の類似したブロックとの間の残差(residue)だけ伝送することによって、データの圧縮率を高める。現在ブロックは、16×16、8×16、8×8など、多様なサイズのブロックが使われうる。図1Aを参照しつつ詳細に説明する。
図1Aは、従来技術によるインター予測方法を図示している。図1Aを参照するに、映像の符号化/復号化において、インター予測は、少なくとも一つ以上の参照ピクチャを利用して行われる。
現在ピクチャ110の現在符号化の対象になる現在ブロック112をインター予測するにおいて、映像の符号化装置は、参照ピクチャ120を検索し、現在ブロック112と最も類似した参照ブロック122を捜し出す。ここで、参照ブロック122は、現在ブロック112を最も良好に予測できるブロックであり、現在ブロック112の画素値と参照ブロック122の画素値との差である残差が最も小さいブロックが選択されうる。
参照ブロック122の検索が終われば、参照ブロック122は、現在ブロック112の予測値になるので、現在ブロック112と参照ブロック122との差である残差のみ符号化してビットストリームを生成する。このとき、ピクチャ内部の現在ブロック112の位置と参照ブロック122の相対的な位置との差は、動きベクトル130になって、動きベクトル130についての情報もビットストリームのオーバーヘッド(overhead)に挿入されて伝送される。映像符号化の圧縮率を高めるために、残差のみ伝送するので、残差が小さいほど、映像符号化の圧縮率は向上する。
イントラ予測は、現在ピクチャのブロックを符号化するために、参照ピクチャを参照するのではなく、符号化しようという現在ピクチャの以前に符号化された領域を利用し、符号化しようという現在ブロックの予測値を計算する。イントラ予測モードには、輝度成分の4×4イントラ予測モード、8×8イントラ予測モード、16×16イントラ予測モード、及び色のため成分のイントラ予測モードに分かれる。
図1Bは、従来技術によるイントラ予測方法を図示している。図1Bを参照するに、映像の符号化/復号化において、イントラ予測は、現在ピクチャ140の以前に符号化された領域142を利用して行われる。
以前に符号化された領域142に含まれている現在ブロック146に隣接した画素148を利用し、現在ブロック146の予測値を生成する。現在ブロックに対して、さまざまなイントラ予測モード、すなわち、多様なサイズ及び多様なイントラ予測方向によって、イントラ予測を行い、その中から選択された最適のイントラ予測モードによって、予測値を生成する。予測値が生成されれば、現在ブロック146の画素値と予測値との差である残差のみを符号化することによって、映像符号化の圧縮率を高める。
図1A及び図1Bを介して述べた通り、インター予測符号化、イントラ予測符号化いずれも、符号化される情報の量を減らすために、インター予測、イントラ予測を行って生成される予測値を利用して残差を生成し、残差のみを符号化して伝送する。すなわち、現在ブロックに係わる残差をさらに大きく減らすことができるならば、映像符号化の圧縮率も高まる。
本発明の目的は、インター予測を行うにおいて、現在ブロックに係わる残差をさらに小さくできるインター予測符号化/復号化方法及び装置を提供するところにある。
本発明の目的はまた、前記インター予測符号化/復号化方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供するところにある。
前記技術的課題を解決するための本発明によるインター予測符号化方法は、参照ピクチャを検索して現在ブロックに対応する参照ブロックを決定し、前記検索結果に基づいて、前記現在ブロックの動きベクトルを推定する段階と、前記現在ブロック及び前記参照ブロックそれぞれに対してイントラ予測を行い、前記イントラ予測の結果として生成された前記現在ブロック及び前記参照ブロックそれぞれのイントラ予測残差の差値を生成する段階と、前記推定された動きベクトル及び前記生成された差値に基づいて、前記現在ブロックを符号化する段階とを含む。
本発明によるさらに望ましい実施形態によれば、前記現在ブロック及び参照ブロックに対するイントラ予測は、前記現在ブロック及び前記参照ブロックに対して同じイントラ予測モードでイントラ予測を行うことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するための本発明によるインター予測符号化装置は、参照ピクチャを検索して現在ブロックに対応する参照ブロックを決定し、前記検索結果に基づいて、前記現在ブロックの動きベクトルを推定する動き推定部と、前記現在ブロック及び前記参照ブロックそれぞれに対してイントラ予測を行い、前記イントラ予測の結果として生成された前記現在ブロック及び前記参照ブロックそれぞれのイントラ予測残差の差値を生成する動き補償部と、前記推定された動きベクトル及び前記インター予測の結果に基づいて、前記現在ブロックを符号化する符号化部とを含む。
前記技術的課題を解決するための本発明によるインター予測復号化方法は、現在ブロック、及び参照ピクチャを検索して決定された前記現在ブロックに対応する参照ブロックに対してそれぞれイントラ予測を行い、前記イントラ予測の結果として生成された前記現在ブロック及び前記参照ブロックそれぞれのイントラ予測残差の差値を生成した後、前記現在ブロックの動きベクトル及び前記生成された差値に基づいて符号化された前記現在ブロックについてのデータを含んでいるビットストリームを受信する段階と、前記受信されたビットストリームから前記現在ブロックについてのデータと、前記現在ブロックのインター予測モードについての情報とを抽出する段階と、前記抽出された現在ブロックについてのデータ及びインター予測モードについての情報に基づいて、前記現在ブロックを復元する段階とを含む。
前記技術的課題を解決するための本発明によるインター予測符号化装置は、現在ブロック、及び参照ピクチャを検索して決定された前記現在ブロックに対応する参照ブロックに対してそれぞれイントラ予測を行い、前記イントラ予測の結果として生成された前記現在ブロック及び前記参照ブロックそれぞれのイントラ予測残差の差値を生成した後、前記現在ブロックの動きベクトル及び前記生成された差値に基づいて符号化された前記現在ブロックについてのデータを含んでいるビットストリームを受信し、前記受信されたビットストリームから前記現在ブロックについてのデータと、前記現在ブロックのインター予測モードについての情報とを抽出する復号化部と、前記抽出された現在ブロックについてのデータ及びインター予測モードについての情報に基づいて、前記現在ブロックを復元する動き補償部とを含む。
前記技術的課題を解決するために本発明は、前記のインター予測符号化及び復号化方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供する。
本発明の例示的な実施形態によれば、現在ブロック及び参照ブロックのイントラ予測残差の差値であるインター予測残差のみを符号化することによって、残差のサイズが小さくなり、映像符号化の圧縮率を向上させる。
また、現在ブロックのイントラ予測において、イントラ予測モード、すなわち、イントラ予測方向についての情報をビットストリームに挿入する必要がないので、映像符号化の圧縮率が向上する。
従来技術によるインター予測方法を図示する図である。 従来技術によるイントラ予測方法を図示する図である。 本発明の例示的な実施形態によるインター予測符号化装置を図示する図である。 本発明の例示的な実施形態によるインター予測方法を図示する図である。 本発明の例示的な実施形態によるインター予測符号化方法のフローチャートである。 本発明の例示的な実施形態によるインター予測復号化装置を図示する図である。 本発明の例示的な実施形態によるインター予測復号化方法のフローチャートである。
以下では、図面を参照しつつ、本発明の望ましい実施形態について詳細に説明する。
図2は、本発明の例示的な実施形態によるインター予測符号化装置を図示する図である。図2を参照するに、本発明によるインター予測符号化装置は、動き推定部210、動き補償部220、符号化部230、復元部240、フレームメモリ250及びフィルタ260を含む。ここで、動き補償部220及び符号化部230は、本発明によるインター予測符号化装置に対応する。
動き推定部210は、フレームメモリ250に保存されている参照ピクチャを検索して現在ブロックに対応する参照ブロックを決定し、検索結果に基づいて、現在ブロックの動きベクトルを推定する。
図1Aに図示されているように、現在ブロック112の画素値を利用して参照ピクチャ120を検索し、参照ブロック122を捜し出す。参照ブロック122が決定されれば、現在ピクチャでの現在ブロックの位置と、参照ピクチャでの参照ブロックの相対的な位置との差を計算し、動きベクトル130を生成する。
動き補償部220は、本発明の例示的な実施形態によるインター予測を行う。すなわち、現在ブロック及び参照ブロックそれぞれに対してイントラ予測を行い、イントラ予測の結果、生成された現在ブロック及び参照ブロックそれぞれのイントラ予測残差の差値を生成する。
本発明の例示的な実施形態によるインター予測方法は、従来技術のイントラ予測方法とインター予測方法とを結合し、現在ブロックに係わる残差を最小化する方法である。動き補償部220は、かような本発明によるインター予測を行う。図3を参照しつつ、詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施形態によるインター予測方法を図示する図である。図3を参照するに、本発明による動き補償部220は、現在ピクチャ310の現在ブロック314を予測するために、参照ピクチャ320の参照ブロック324を利用するインター予測を行う。動き推定部210で、現在ピクチャ310の現在ブロック314に対応する参照ピクチャ320の参照ブロック324を決定し、動きベクトル330を計算すれば、動き補償部220は、本発明の例示的な実施形態によるインター予測を行う。以下では、1つの参照ピクチャ及び1つの参照ブロックを利用してインター予測を行う場合を例にとって説明する。しかし、本発明の例示的な実施形態によるインター予測方法は、それに限定されるものではなく、複数の参照ピクチャ及び複数の参照ブロックを利用してインター予測を行うことができることは、本発明に属する技術分野で当業者は、容易に理解することができるであろう。
動き補償部220はまず、現在ブロック314に対して、現在ブロックのイントラ予測値を生成する。望ましくは、現在ピクチャ310の以前に符号化された領域に含まれている現在ブロック314に隣接した画素312の画素値を利用し、イントラ予測を行う。
イントラ予測の遂行結果として、現在ブロック314のイントラ予測値が生成されれば、生成されたイントラ予測値を現在ブロック314の画素値から減算し、現在ブロックに対するイントラ予測残差を生成する。
次に、動き補償部220は、動き推定部210で決定された参照ブロック324に対して、イントラ予測値を生成する。現在ブロック314のイントラ予測値が生成されるときと同様に、参照ブロック324に隣接した画素322の画素値を利用し、イントラ予測を行う。
イントラ予測の遂行結果として、参照ブロック324のイントラ予測値が生成されれば、生成されたイントラ予測値を参照ブロック324の画素値から減算し、参照ブロックに対するイントラ予測残差を生成する。
現在ブロック314に対するイントラ予測残差、及び参照ブロック324に対するイントラ予測残差がいずれも生成されれば、生成されたイントラ予測残差に基づいて、インター予測残差を生成する。望ましくは、現在ブロック314に対するイントラ予測残差から参照ブロック324に対するイントラ予測残差を減算し、差値であるインター予測残差を生成する。
本発明のインター予測方法に基づいて符号化された現在ブロック314を復号化するためには、現在ブロック314に使われたイントラ予測モードについての情報が必要である。言い換えれば、現在ブロック314のイントラ予測方向についての情報が復号化のために必要である。従って、残差を小さくしたにもかかわらず、イントラ予測方向についての情報がビットストリームのオーバーヘッド(overhead)に付され、映像符号化の圧縮率を低くする効果を半減させる。
本発明の例示的な実施形態によれば、参照ブロック324のイントラ予測に利用されたイントラ予測モードを現在ブロック314のイントラ予測にも利用する。符号化/復号化時に、参照ブロック324は、以前にすでに符号化/復号化された参照ピクチャ320に含まれている。従って、参照ブロック324のイントラ予測モードをまず決定し、決定されたイントラ予測モードを現在ブロック314のイントラ予測を行うときにも同一に適用することによって、別途に現在ブロック314のイントラ予測モードについての情報をオーバーヘッドに含める非効率を防止する。
本発明によるインター予測符号化で、現在ブロックについてのデータは、2つのイントラ予測残差の差値であるインター予測残差である。従来技術のように、参照ブロックの画素値を現在ブロックの予測値として、現在ブロックの画素値から減算した残差を符号化するのではなく、現在ブロック及び参照ブロックのイントラ予測残差の差値だけを符号化して符号化する残差を小さくする。かような利点は、次の式(1)によって明確になる。
Inter prediction residue=(O−F(o))−(P−F(r))
=O−[P+(F(o)−F(r))] (1)
現在ブロック314の画素値がOであり、イントラ予測遂行の結果として生成された現在ブロック314のイントラ予測値がF(o)であり、参照ブロック324の画素値がPであり、イントラ予測遂行の結果として生成された参照ブロック324のイントラ予測値がF(r)であると仮定する。
本発明の例示的な実施形態によるインター予測残差は、式(1)に記載されたように、現在ブロックの画素値と予測値との差である現在ブロックの残差から、参照ブロックの画素値と予測値との差である参照ブロックの残差を減算した値になる。
これをさらに整理してみれば、現在ブロック314の画素値から、参照ブロック324の画素値及びイントラ予測値の差値を足した値を減算し、インター予測残差を生成する。
従来技術によれば、O−Pがインター予測残差であったが、本発明の例示的な実施形態によれば、O−Pから(F(o)−F(r))をさらに減算した値がインター予測残差になるので、残差が小さくなるより、映像符号化の圧縮率が向上することになる。(F(o)−F(r))が負の値である場合には、絶対値を取ってO−Pからさらに減算したり、従来技術のようにO−Pのみ符号化し、適応的にインター予測符号化に使われる残差を最小化することもできる。
再び図2を参照するに、本発明の例示的な実施形態による動き補償部220は、第1イントラ予測部222、第2イントラ予測部224及びインター予測部226を含む。
第1イントラ予測部222は、フレームメモリ250に保存されている現在ピクチャの以前に符号化された領域に含まれた現在ブロックに隣接した画素を利用し、現在ブロックのイントラ予測値を生成する。イントラ予測値が生成されれば、これを現在ブロックの画素値から減算し、現在ブロックのイントラ予測残差を生成する。
第2イントラ予測部224は、動き推定部210で決定された現在ブロックに対応する参照ブロックに対してイントラ予測を行う。フレームメモリ250に保存されている参照ピクチャを参照し、参照ブロックに対してイントラ予測を行い、イントラ予測値を生成する。イントラ予測値が生成されれば、これを参照ブロックの画素値から減算し、参照ブロックのイントラ予測残差を生成する。また、イントラ予測に利用されたイントラ予測モードについての情報を第1イントラ予測部222に伝送し、第1イントラ予測部222が、第2イントラ予測部224で利用されたイントラ予測モードと同じイントラ予測モードで、イントラ予測可能とする。
インター予測部226は、第1イントラ予測部222で生成された現在ブロックのイントラ予測残差、及び第2イントラ予測部224で生成された参照ブロックのイントラ予測残差を受信し、現在ブロックのインター予測残差を生成する。現在ブロックのイントラ予測残差から、参照ブロックのイントラ予測残差を減算する方法で、インター予測残差を生成できる。
生成されたインター予測残差は、符号化部230で周波数領域に変換された後、量子化、エントロピ符号化を経てビットストリームに符号化される。このとき、動き推定部210から現在ブロックの動きベクトルについての情報を受信し、オーバーヘッドに挿入する。
復元部240は、符号化部230から符号化された現在ブロックのインター予測残差についてのデータを受信し、逆量子化、逆変換を介して、現在ブロックのインター予測残差を復元する。第1イントラ予測部222から現在ブロックのイントラ予測値を受信し、第2イントラ予測部224から参照ブロックのイントラ予測残差を受信し、現在ブロックを復元する。第2イントラ予測部224から受信した参照ブロックのイントラ予測残差に、復元したインター予測残差を加算し、現在ブロックのイントラ予測残差をまず生成する。生成された現在ブロックのイントラ予測残差に、現在ブロックのイントラ予測値を加算し、現在ブロックを復元する。
復元された現在ブロックは、フィルタ260でデブロッキングフィルタリングされ、フレームメモリ250に保存される。フレームメモリ250は、現在ブロックのイントラ予測に利用される現在ピクチャの以前に符号化された領域だけではなく、参照ピクチャについての情報をいずれも保存しており、第1イントラ予測部222及び第2イントラ予測部224がこれを参照してイントラ予測を行う。
図4は、本発明の例示的な実施形態によるインター予測符号化方法について説明するためのフローチャートである。
図4を参照するに、段階410で、本発明の例示的な実施形態によるインター予測符号化装置は、参照ピクチャを検索し、現在ブロックに対応する参照ブロックを決定し、検索結果に基づいて、現在ブロックの動きベクトルを推定する。フレームメモリ250に保存されている参照ピクチャを検索し、現在ブロックに対応する参照ブロックを決定し、現在ピクチャでの現在ブロックの位置と、参照ピクチャでの参照ブロックの相対的な位置との差を計算し、動きベクトルを生成する。
段階420で、本発明によるインター予測符号化装置は、現在ブロック及び参照ブロックそれぞれに対してイントラ予測を行い、イントラ予測の結果として生成された現在ブロック及び参照ブロックそれぞれのイントラ予測残差の差値を生成する。
現在ブロックに対して、現在ブロックに隣接した現在ピクチャの以前に符号化された領域に含まれている画素を利用してイントラ予測し、イントラ予測値を生成し、参照ブロックに対して、参照ブロックに隣接した画素を利用しイントラ予測し、イントラ予測値を生成する。イントラ予測がいずれも終われば、それぞれのイントラ予測値を実際画素値から減算し、現在ブロック及び参照ブロックのイントラ予測残差を生成する。望ましくは、現在ブロック及び参照ブロックを、同じイントラ予測モードによってイントラ予測する。
生成された現在ブロックのイントラ予測残差から参照ブロックのイントラ予測残差を減算することによって、イントラ予測残差の差値を生成する。
段階430で、本発明によるインター予測符号化装置は、段階410で生成された動きベクトル、及び段階420で生成されたイントラ予測残差の差値、すなわち、インター予測残差を符号化する。
図5は、本発明の例示的な実施形態によるインター予測復号化装置を図示する図である。図5を参照するに、本発明の例示的なによるインター予測復号化装置は、復号化部510、動き補償部520、フレームメモリ530及びフィルタを含む。
復号化部510は、図3に図示されたインター予測方法を利用し、インター予測符号化された現在ブロックについてのデータを含むビットストリームを受信し、受信されたビットストリームから、現在ブロックについてのデータ及びインター予測モードについての情報を抽出する。
受信されたビットストリームに対してエントロピ復号化を行い、インター予測モードについての情報を抽出する。また、エントロピ復号化の遂行結果として生成された量子化された係数を逆量子化して逆変換し、現在ブロックのインター予測残差を生成する。インター予測モードについての情報は、現在ブロックが本発明によるインター予測符号化方法によって符号化されたことを示す情報である。また、インター予測モードについての情報は、現在ブロックのインター予測に利用された動きベクトルについての情報も含まれている。
抽出されたインター予測残差は、現在ブロック及び参照ブロックのイントラ予測残差の差値であって、図3に図示されたインター予測符号化方法によって符号化されて生成される現在ブロックについてのデータである。
動き補償部520は、復号化部510で抽出された現在ブロックについてのデータ、すなわち、インター予測残差及びインター予測モードについての情報に基づいて、現在ブロックを復元する。
本発明の例示的な実施形態による動き補償部520は、第1イントラ予測部522、インター予測部524及び第2イントラ予測部526を含む。
第1イントラ予測部522は、フレームメモリ530を参照して参照ブロックを設定し、参照ブロックに対してイントラ予測を行う。復号化部510で抽出したインター予測モードについての情報には、動きベクトルが含まれている。従って、動きベクトルに基づいて、フレームメモリ530に保存されている現在ブロックのインター予測に利用される参照ブロックを設定し、参照ブロックに対して、参照ブロックに隣接した画素を利用しイントラ予測を行う。
イントラ予測遂行の結果として生成された参照ブロックのイントラ予測値と参照ブロックとを比較し、その差値である参照ブロックのイントラ予測残差を生成する。
インター予測部524は、第1イントラ予測部522で生成された参照ブロックのイントラ予測残差に、復号化部510で抽出されたインター予測残差を加算し、現在ブロックのイントラ予測残差を生成する。
第2イントラ予測部526は、インター予測部524で生成された現在ブロックのイントラ予測残差を利用し、現在ブロックを復元する。
フレームメモリ530に保存されている現在ブロックに隣接した現在ピクチャの以前に符号化された領域に含まれている画素を利用し、現在ブロックに対して、イントラ予測を行う。イントラ予測遂行の結果として生成された現在ブロックの予測値に、インター予測部524で生成された現在ブロックのイントラ予測残差を加算することによって、現在ブロックを復元する。
本発明の例示的な実施形態によれば、現在ブロックのイントラ予測モード、すなわち、イントラ予測方向についての情報は、ビットストリームに含まれていないので、参照ブロックのイントラ予測モードと同じモードで、イントラ予測を行う。
第2イントラ予測部526の出力として復元された現在ブロックの画素値は、フィルタ540でデブロッキング・フィルタリングされた後、次のブロックの復号化に利用されるために、フレームメモリ530に保存される。
図6は、本発明の例示的な実施形態によるインター予測復号化方法について説明するためのフローチャートである。図6を参照するに、段階610で、本発明によるインター予測復号化装置は、図3に図示された本発明のインター予測符号化方法によって符号化された現在ブロックについてのデータを含んでいるビットストリームを受信する。
段階620で、本発明によるインター予測復号化装置は、段階610で受信したビットストリームに含まれている現在ブロックについてのデータと、現在ブロックのインター予測モードについての情報とを抽出する。
現在ブロックについてのデータは、現在ブロックのイントラ予測残差及び参照ブロックのイントラ予測残差の差値であるインター予測残差にデータを含んでいる。現在ブロックのインター予測モードについての情報には、現在ブロックが本発明によるインター予測符号化方法によって符号化されたことを示す情報と、現在ブロックの動きベクトルについての情報とが含まれている。
段階630で、本発明によるインター予測復号化装置は、段階620で抽出した現在ブロックについてのデータと、インター予測モードについての情報とに基づいて、現在ブロックを復元する。
段階620で抽出した動きベクトルに基づいて参照ブロックを決定し、決定された参照ブロックのイントラ予測残差を生成する。生成された参照ブロックのイントラ予測残差に、段階620で抽出したインター予測残差を加算し、現在ブロックのイントラ予測残差を生成する。生成されたイントラ予測残差を、現在ブロックのイントラ予測値からさらに減算することによって、現在ブロックを復元する。
以上のように、本発明はたとえ限定された実施形態と図面とによって説明されたにしても、本発明が前記の実施形態に限定されるものではなく、それらは、本発明が属する分野で当業者ならば、かような記載から多様な修正及び変形が可能であろう。従って、本発明の思想は、特許請求範囲によってのみ把握されるものであり、それと均等であるか、または等価的な変形は、いずれも本発明の思想の範疇に属するものである。また、本発明によるシステムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に、コンピュータで読み取り可能なコードとして具現することが可能である。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取り可能なデータが保存されるあらゆる種類の記録装置を含む。記録媒体の例としては、ROM(read-only memory)、RAM(random-access memory)、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ保存装置などがあって、また、キャリアウェーブ(例えば、インターネットを介した伝送)の形態で具現されるものも含む。また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、ネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータで読み取り可能なコードが保存されて実行されうる。

Claims (17)

  1. インター予測符号化方法において、
    参照ピクチャを検索して現在ピクチャの現在ブロックに対応する参照ブロックを決定し、前記検索結果に基づいて、前記現在ブロックの動きベクトルを推定する段階と、
    前記現在ブロック及び前記参照ブロックそれぞれに対してイントラ予測を行い、前記イントラ予測の結果として生成された前記現在ブロックのイントラ予測残差と、前記参照ブロックのイントラ予測残差との差値を生成する段階と、
    前記推定された動きベクトルと、前記生成された前記現在ブロックのイントラ予測残差及び前記参照ブロックのイントラ予測残差間の差値とに基づいて、前記現在ブロックを符号化する段階を含むことを特徴とするインター予測符号化方法。
  2. 前記現在ブロックのイントラ予測残差と、前記参照ブロックのイントラ予測残差との差値を生成する段階は
    前記現在ブロックに対してイントラ予測を行い、前記現在ブロックのイントラ予測残差を生成する段階と、
    前記参照ブロックに対してイントラ予測を行い、前記参照ブロックのイントラ予測残差を生成する段階と、
    前記現在ブロックのイントラ予測残差から前記参照ブロックのイントラ予測残差を減算し、前記現在ブロックのイントラ予測残差と、前記参照ブロックのイントラ予測残差との差値を生成する段階とを含むことを特徴とする請求項1に記載のインター予測符号化方法。
  3. 前記現在ブロック及び参照ブロックに対するイントラ予測は、
    前記現在ブロック及び前記参照ブロックそれぞれに隣接した画素の画素値を利用して行うことを特徴とする請求項2に記載のインター予測符号化方法。
  4. 前記現在ブロック及び参照ブロックに対するイントラ予測は、
    前記現在ブロック及び前記参照ブロックに対して同じイントラ予測モードで、イントラ予測を行うことを特徴とする請求項3に記載のインター予測符号化方法。
  5. インター予測符号化装置において、
    参照ピクチャを検索して現在ブロックに対応する参照ブロックを決定し、前記参照ピクチャに基づいて、前記現在ブロックの動きベクトルを推定する動き推定部と、
    前記現在ブロック及び前記参照ブロックそれぞれに対してイントラ予測を行い、前記イントラ予測の結果として生成された前記現在ブロックのイントラ予測残差と、前記参照ブロックのイントラ予測残差との差値を生成する動き補償部と、
    前記推定された動きベクトルと、前記前記現在ブロックのイントラ予測残差及び前記参照ブロックのイントラ予測残差の差値とに基づいて、前記現在ブロックを符号化する符号化部とを含むことを特徴とするインター予測符号化装置。
  6. 前記動き補償部は、
    前記現在ブロックに対してイントラ予測を行い、前記現在ブロックのイントラ予測残差を生成する第1イントラ予測部と、
    前記参照ブロックに対してイントラ予測を行い、前記参照ブロックのイントラ予測残差を生成する第2イントラ予測部と、
    前記現在ブロックのイントラ予測残差から前記参照ブロックのイントラ予測残差を減算し、前記イントラ予測残差の差値を生成するインター予測部とを含むことを特徴とする請求項5に記載のインター予測符号化装置。
  7. 前記第1イントラ予測部及び前記第2イントラ予測部は、
    前記現在ブロック及び前記参照ブロックそれぞれに隣接した画素の画素値を利用し、イントラ予測を行うことを特徴とする請求項6に記載のインター予測符号化装置。
  8. 前記第1イントラ予測部及び前記第2イントラ予測部は、
    前記現在ブロック及び前記参照ブロックに対して同じイントラ予測モードでイントラ予測を行うことを特徴とする請求項7に記載のインター予測符号化装置。
  9. インター予測復号化方法において、
    現在ブロックの動きベクトルと、前記現在ブロックのイントラ予測残差及び参照ブロックのイントラ予測残差間の差値とに基づいて符号化された前記現在ブロックについてのデータを含んでいるビットストリームを受信する段階と、
    前記受信されたビットストリームから、前記現在ブロックについてのデータと、前記現在ブロックのインター予測モードについての情報とを抽出する段階と、
    前記抽出された現在ブロックについてのデータと、前記現在ブロックのインター予測モードについての情報とに基づいて、前記現在ブロックを復元する段階とを含むことを特徴とするインター予測復号化方法。
  10. 前記現在ブロックについてのデータは、
    前記現在ブロックに対してイントラ予測を行った結果として生成された前記現在ブロックのイントラ予測残差から、前記参照ブロックに対してイントラ予測を行った結果として生成された前記参照ブロックのイントラ予測残差を減算して生成された差値についてのデータであることを特徴とする請求項9に記載のインター予測復号化方法。
  11. 前記復元する段階は、
    前記参照ブロックに対してイントラ予測を行い、前記参照ブロックのイントラ予測残差を生成する段階と、
    前記参照ブロックのイントラ予測残差に前記差値を加算し、前記現在ブロックのイントラ予測残差を生成する段階と、
    前記現在ブロックに対してイントラ予測を行い、前記現在ブロックのイントラ予測値を生成し、前記生成された現在ブロックのイントラ予測値に前記現在ブロックのイントラ予測残差を加算し、前記現在ブロックを復元する段階とを含むことを特徴とする請求項10に記載のインター予測復号化方法。
  12. 前記参照ブロック及び前記現在ブロックに対して同じイントラ予測モードで、イントラ予測を行うことを特徴とする請求項10に記載のインター予測復号化方法。
  13. インター予測復号化装置において、
    現在ブロックの動きベクトルと、前記現在ブロックのイントラ予測残差及び参照ブロックのイントラ予測残差間の差値とに基づいて符号化された前記現在ブロックについてのデータを含んでいるビットストリームを受信する、前記受信されたビットストリームから前記現在ブロックについてのデータと、前記現在ブロックのインター予測モードについての情報とを抽出する復号化部と、
    前記抽出された現在ブロックについてのデータと、インター予測モードについての情報とに基づいて、前記現在ブロックを復元する動き補償部とを含むことを特徴とするインター予測復号化装置。
  14. 前記現在ブロックについてのデータは、
    前記現在ブロックに対してイントラ予測を行った結果として生成された前記現在ブロックのイントラ予測残差から、前記参照ブロックに対してイントラ予測を行った結果として生成された前記参照ブロックのイントラ予測残差を減算して生成された差値についてのデータであることを特徴とする請求項13に記載のインター予測復号化装置。
  15. 前記動き補償部は、
    前記参照ブロックに対してイントラ予測を行い、前記参照ブロックのイントラ予測残差を生成する第1イントラ予測部と、
    前記参照ブロックのイントラ予測残差に、前記前記現在ブロックのイントラ予測残差と、前記参照ブロックのイントラ予測残差との差値を加算し、前記現在ブロックのイントラ予測残差を生成するインター予測部と、
    前記現在ブロックに対してイントラ予測を行い、前記現在ブロックのイントラ予測値を生成し、前記生成された現在ブロックのイントラ予測値に、前記現在ブロックのイントラ予測残差を加算し、前記現在ブロックを復元する第2イントラ予測部とを含むことを特徴とする請求項14に記載のインター予測復号化装置。
  16. 前記第1イントラ予測部及び前記第2イントラ予測部は、
    前記参照ブロック及び前記現在ブロックに対して、同じイントラ予測モードで、イントラ予測を行うことを特徴とする請求項14に記載のインター予測復号化装置。
  17. 現在ブロックの動きベクトルと、前記現在ブロックのイントラ予測残差及び参照ブロックのイントラ予測残差間の差値とに基づいて符号化された前記現在ブロックについてのデータを含んでいるビットストリームを受信する段階と、
    前記受信されたビットストリームから、前記現在ブロックについてのデータと、前記現在ブロックのインター予測モードについての情報とを抽出する段階と、
    前記抽出された現在ブロックについてのデータと、前記現在ブロックのインター予測モードについての情報とに基づいて、前記現在ブロックを復元する段階とを含む方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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