JP2010518662A - 補聴器の外耳道内レシーバ(rite)コンポーネント - Google Patents
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Abstract
【構成】補聴器の外耳道内レシーバ(RITE)コンポーネント(1)は,レシーバ(9)およびレシーバ・ハウジング(3),ならびにRITEコンポーネントを上記補聴器のBTEハウジング・コンポーネントに連結する連結手段(7)を含むコネクタ(4)を備え,上記コネクタ(4)は導電手段(6)を備えている。上記RITEコンポーネント(1)は,レシーバ・ハウジング(3)内の上記レシーバ(9)と上記コネクタ(4)とを接続する取付部品(5)をさらに備え,上記取付部品(5)は,ばね要素(15)と,上記レシーバ(9)上の少なくとも一つの対応する接触端子(17)と当接接触するようになっている少なくとも一つの接触端子(16)とを備えている。
Description
この発明は,一般的には補聴器に関し,より詳細には外耳道内レシーバ(receiver-in-the-ear)(RITE)コンポーネントを備えたRITEタイプの補聴器システムに関する。RITEコンポーネントは,レシーバおよびレシーバ・ハウジング,ならびに上記RITEコンポーネントを上記補聴器の耳掛け形(BTE)ハウジング・コンポーネントに連結する連結手段を含むコネクタを備え,上記コネクタは導電手段を備えたものである。
典型的なBTE補聴器では,レシーバ,すなわちスピーカまたは音響出力トランスデューサがBTEハウジング・コンポーネント内に配置されている。BTEハウジング・コンポーネント内のレシーバから放出された音は,その後,伝音チューブ(a sound conducting tube)によって外耳道に,たとえば,外耳道に配置されたイヤプラグに,伝達される。RITEタイプの補聴器は,その名称が示すように,ユーザの外耳道内または少なくともその近くにレシーバが配置されており,したがって音響チューブが排除され,かつレシーバによって放出された音に対する音響チューブの影響,たとえば,特定の周波数の減衰が,防止される。
このタイプの補聴器システムはイヤピース聴覚装置(earpiece auditory device)が記載されたWO2004/025990A1から知られ,そこではディバイス(device)が複数の異なるパッケージでユーザに送られる。たとえば,一つのパッケージにはイヤー・モールドが含まれ,一つのパッケージには連結済みのレシーバおよびコネクタが含まれる。受取った後に,ユーザはこれらの部品を組立てて補聴器を手に入れることができ,また,分解,再組立ておよび修復を簡便に行うことができるので,ユーザは修理のためにディバイスを送る必要なく,ディバイスを修理することができる。また,WO2004/025990A1には,イヤー・モールドと本体部との連結を,たとえばネジを利用した着脱式の連結部として構成できることが開示されている。
RITEコンポーネントを含むこのような補聴器システムにおいて,故障部品が配置されている補聴器のコンポーネント(たとえば,RITEコンポーネントまたはBTEハウジング・コンポーネント)を単に取換えることによって,故障部品の交換が行われることが知られている。これは,このやり方が,故障した特定部品(たとえば,レシーバ)を実際に交換するよりも便利かつ安価であり,主には,該当するコンポーネントを分解して故障した特定部品を取出すことが困難で,そのために時間が消費されるからである。
しかしながら,上述の解決策では,補聴器の故障している特定部品を交換する場合と対照的に材料がかなり無駄になり,その結果,特に,レシーバを原因としないRITEコンポーネント内の故障の場合に,レシーバはRITEコンポーネントの他の部品よりも比較的高価であるので,不必要なコストが生じることになる。
したがって,この発明は,レシーバ,レシーバ・ハウジング,および接続ケーブル手段を含むRITEコンポーネントであって,RITEコンポーネントの分解,さらにはレシーバの交換を特に簡単に行うことができ,その結果,RITEコンポーネントの分解に必要な消費時間が低減されるRITEコンポーネントを提供して,上述の欠点を克服することを目的とする。
この発明の第1の態様によると,この目的は,レシーバおよびレシーバ・ハウジング,ならびにコネクタを備えたRITEコンポーネントであって,上記コネクタは,上記RITEコンポーネントを上記補聴器のBTEハウジング・コンポーネントに連結する連結手段を備え,かつ上記コネクタは導電手段を備えている補聴器のRITEコンポーネントを提供することによって達成され,上記RITEコンポーネントは,上記レシーバ・ハウジング内の上記レシーバと上記コネクタとを接続する取付部品をさらに含み,上記取付部品は,ばね要素と,上記レシーバ上の少なくとも二つの対応する接触端子(接点端子)と当接接触するようになっている少なくとも二つの接触端子(接点端子)とを備えたものである。
このようなRITEコンポーネントは,とりわけ簡単かつ迅速にRITEコンポーネントを分解してレシーバを交換できる点において,レシーバが故障した場合に修理がより簡単かつ安価となり,その結果として材料コストが大きく削減されるという利点を提供する。また,取付部品およびレシーバの接触端子を接続する際のはんだ付けの必要性が好適に回避されるので,RITEコンポーネントの分解がさらに簡単になる。
好ましい実施形態では,上記取付部品は本体部を備え,上記本体部および上記レシーバ・ハウジングは,上記取付部品と上記レシーバ・ハウジングとを固定するようになっている,互いに係合する固定手段を備えている。これによって,RITEコンポーネントには,レシーバ・ハウジングと取付部品とを共に固定する,安全でありながら極めて簡単に着脱可能な固定手段が設けられる。
特に好ましい実施形態では,上記本体部の上記固定手段は突出部(手段)(projection means)を備え,上記レシーバ・ハウジングの上記固定手段は上記突出部と係合するようになっている係合部(手段)(engagement means)を備えている。これによって,上述した利点を有するだけでなく,組立てられた状態において非常に僅かな空間しか占有しない固定手段を備えたRITEコンポーネントを提供することができる。
好ましい実施形態では,上記レシーバ・ハウジング中の上記係合部は,上記レシーバ・ハウジングの内面と上記レシーバ・ハウジングの外面との間を貫く少なくとも一つの貫通穴として設けられる。上記係合部を貫通穴として設けることは,射出成型中に芯を抜き取ることができるので,製造上の観点から有利である。
特に好ましい実施形態では,上記レシーバ・ハウジング中の上記貫通穴は,上記内面と外周窪みとの間に配置される。これによって,上記貫通穴をカバーして塞ぐように構成されるレシーバ・シール(receiver sealing)を容易に配置できるので,湿気などの外来物質(extraneous substances)に対してレシーバ・ハウジングをシールすることができる。
他の好ましい実施形態において,上記少なくとも一つの接触端子は,細長接触ピンを備え,接触ピンの一端がレシーバ端子と当接接触(abutting contact)するようになっていることによって,はんだ付けを行う必要なく,レシーバと取付部品との間の電気的接触を実現できるとともに,レシーバの接触を平坦にできるので,あまり大きな空間を占めることがない。
好ましい実施形態では,上記細長接触ピンのうちの少なくとも一つはばね手段をさらに備え,少なくとも上記ばね手段を含む上記細長接触ピンは,上記細長接触ピンの外周面と摺動接触するようになっている外側管状要素(outer tubular element)をさらに備えている。このようなRITEコンポーネントは,上記細長接触ピンおよび上記ばね手段の支持構造を提供し,これによって上記レシーバおよび上記取付部品のそれぞれの接触端子の間に付勢力を提供することで,レシーバとRITEコンポーネントのその他の部分,したがって補聴器の適切な電気的接触を常に保証する。
好ましい実施形態によると,上記外側管状要素は,上記レシーバ端子と当接接触するようになっている接触ピンの端部と反対の側に,閉口端を備えている。これによって,上記細長接触ピンを支持する構造がさらに改善される。
好ましい実施形態では,上記接触ピンはフランジを備え,上記外側管状要素は,上記レシーバ端子と当接接触するようになっている上記接触ピンの端部に近接する端部に,狭窄部(narrowing)を備えている。これによって,上記接触ピンが外側管状要素から脱落することが防止される。
好ましい実施形態では,上記取付部品の上記本体部は,上記細長接触ピンの上記外側管状要素の周りに成型される。これによって,作製が極めて簡単かつ安価である,耐久性の高い取付部品が提供される。
好ましい実施形態では,上記ばね手段および/または上記外側管状要素および/または上記外側管状要素の上記閉口端は,導電性材料によって形成される。これによって,上記接触端子の向上した導電性が提供される。上記導電性材料は接触端子の残りの部分と同一の材料であると好ましい。
他の好ましい実施形態において,上記レシーバ・ハウジングは,一の挿入方向に上記取付部品が挿入されるようになっている開放端を備え,かつ,上記取付部品の上記細長接触ピンは,上記挿入方向と実質的に平行に延びており,これによってレシーバとコネクタとの間の安定した接続が提供される。
他の好ましい実施形態において,上記細長接触ピンは,上記レシーバ端子との上記当接接触の方向に向けて上記接触ピンを付勢するようになっている弾性材料内に埋込まれる。このことは,上記レシーバおよび上記取付部品のそれぞれの接触端子間に付勢力を提供し,上記レシーバとRITEコンポーネントのその他の部分,したがって補聴器の適切な電気的接触を常に保証する。また,弾性材料を設けることは,個別の付勢ばねなどに比べてシンプルである。
さらに好ましい実施形態では,上記取付部品の上記少なくとも一つの接触端子は,金めっき洋銀によって形成される。これによって,接触端子の良好な耐久性が確保され,かつ低い材料コストが維持される。
この発明によるRITEコンポーネントによって,レシーバの交換が極めて簡単かつ迅速になり,RITEコンポーネント全体を交換しなければならない事態を回避できるようになる。また,これによって,BTEハウジング・コンポーネント上にRITEコンポーネントをより良好に固定することを保証する可能性に通じ,主に,損傷したRITEコンポーネントを交換する必要性を生じさせることなく,そのRITEコンポーネントを容易に修理でき,RITEコンポーネントをBTEハウジング・コンポーネントから分離する必要がなくなり得る。
したがって,さらなる好ましい実施形態では,上記連結手段は接触ケース(contact casing)を備え,上記接触ケースは,BTEハウジング・コンポーネント内に全体が配置される固定手段(locking means)と結合する(interlock)ように構成される。このことは,RITEコンポーネントとBTEハウジング・コンポーネントとの間を,極めて確実でありながらも着脱可能に連結する可能性を提供するのみならず,このような着脱式の連結を,目立たない方式,すなわち,BTEハウジング・コンポーネントの内部に提供できるようにする。
特に好ましい実施形態では,上記固定手段は固定ばねを備え,上記接触ケースは上記固定ばねを収容するようになっている凹部を備えている。経験から判断して,このことは,BTEハウジング・コンポーネントがRITEコンポーネントから偶発的に外れてしまい,BTEハウジング・コンポーネントが床に落下して破損するかもしれないリスクを十分に低減するものであり,また同時に,容易に着脱できる連結部を提供する。
この発明の第2の態様によると,この発明によるRITEコンポーネントを備えた補聴器が提供される。
この発明の第3の態様によると,BTEハウジング・コンポーネントおよびこの発明によるRITEコンポーネントを含む補聴器システムが提供される。
次に,この発明について,非限定的な例示的実施形態に基づいて図面を参照しながらさらに詳しく説明する。図面は次の通りである。
図1は,この発明によるRITEコンポーネント1の好ましい実施形態を,イヤプラグ2が取付けられた状態で示している。イヤプラグ2は別個の部品であって,それ自体はRITEコンポーネント1の一部を構成するものではない。RITEコンポーネント1は,レシーバ・ハウジング3およびコネクタ4を備え,図1に示す組立て状態において上記コネクタ4はレシーバ・ハウジング3に固定されている。コネクタ4は,RITEコンポーネント1の音響生成部品(the sound producing parts)とBTEハウジング・コンポーネント37(図6を参照)の電気的接続を提供する。この目的のために,コネクタ4は,取付部品(取付具)(固定治具)(fixture)5,導電手段(electrically conductive means)6,およびBTEハウジング・コンポーネント37にRITEコンポーネント1を連結する連結手段(coupling means)7を備えている。
RITEコンポーネント1の好ましい実施形態の展開図を示す図2からわかるように,RITEコンポーネント1はまたレシーバ・ハウジング3およびレシーバ9を備えている。レシーバ・ハウジング3は,好ましくは硬質タイプのポリマの射出成型によってつくられ,レシーバ9を収容するのに適する任意の形状を持つことができる。レシーバ・ハウジング3は,内面10と,外面11と,図2に矢印13によって示す挿入方向へのコネクタ4の取付部品5の挿入に適する開口端12とを含む。また,レシーバ・ハウジング3は,開放端12の反対側に配置される耳垢ガード8およびイヤプラグ2を収容するようになっている締結手段(fastening means)14を備えている。このように耳垢ガードを設けて,音出力部を詰まらせたりさらに深刻にはレシーバを損傷したりすることのある耳垢の補聴器への進入を防止することは,補聴器において広く知られている。
取付部品5は,レシーバ・ハウジング3内のレシーバ9とコネクタ4とを接続するために設けられる。取付部品5は,本体部(main body part)18,ばね要素(spring element)15,および少なくとも二つの接触端子(contact terminals)16を備え,これらの接触端子16はレシーバ9上の対応する少なくとも二つの接触端子17と当接して接触するようになっている。レシーバ9は,レシーバ9の接触端子17がほぼ平坦である標準タイプのものであってよい。
好ましい実施形態では,本体部18およびレシーバ・ハウジング3は相互係合固定手段(mutually engaging locking means)19,20を備え,これらの固定手段19,20は,取付部品5とレシーバ・ハウジング3を一緒にして固定するように構成されており,これによって,レシーバ・ハウジング3を閉じて,その内部の所定位置にレシーバ9を保持する。本体部18および固定手段19,同様にレシーバ・ハウジング3および固定手段20は,硬質タイプのポリマの射出成型によって一体に形成されることが好ましい。ポリマには,確実かつ極めて簡単に着脱可能な固定手段を得るのに適する任意のタイプの硬質ポリマが用いられる。
しかしながら,図示するように,特に好ましい実施形態では,本体部18における固定手段は突出部(手段)(projecting means)19を備え,かつレシーバ・ハウジング3における固定手段は係合部(手段)(engagement means)20を備えており,このため突出部19を係合部20に係合させることによって,レシーバ・ハウジング3と取付部品5を互いに固定することができる。この構成は,特別な利点をもたらす好ましい構成であり,これについては後ほどさらに説明する。当業者に知られているように,1組の固定手段(すなわち,一つの突出部19および一つの係合部20のそれぞれ)は十分に確実な固定手段を提供する。しかしながら,さらに好ましくは,2組の固定手段19,20(すなわち,それぞれ二つずつの突出部19と係合部20)を設けると,この構成はさらに一層確実な固定手段をもらたす。
他方,当業者には明らかであろうが,固定手段19,20として,レシーバ・ハウジング3に突出部を,本体部18に係合部を,それぞれ設けることもできる。さらに,2組以上の固定手段19,20を設けることができることも当業者には明白であろう。
好ましい実施形態において,レシーバ・ハウジング3における上記係合部は,レシーバ・ハウジング3の内面10とレシーバ・ハウジング3の外面11との間を貫通する穴(through holes)20として設けられる。レシーバ・ハウジング3中に貫通穴20として係合部を設けることは製造上の観点から有利である。処理中に芯型を外部に取除けるので(since cores may be extracted externally during the process),レシーバ・ハウジング3の射出成型が極めて簡単になるからである。
特に好ましい実施形態において,レシーバ・ハウジング3における上記貫通穴20は,レシーバ・ハウジング3の内面10と,レシーバ・シール22が嵌込まれるように構成されるレシーバ・ハウジング3における外周窪み21との間に位置する。レシーバ・シール22は,好ましくは弾性材料から形成され,これによって,上記レシーバ・シール22は窪み21中の所定位置に堅固に保持され,自身の弾性特性によって上述の穴20を完全に塞ぐことができる。レシーバ・シール22を位置させて貫通穴20を覆うことによって,レシーバ・ハウジングへの外部からの湿気などの物質の進入が防止される。
上述のように,取付部品5は,レシーバ9上の少なくとも一つの対応する接触端子17との当接接触(abutting contact)に適する少なくとも一つの接触端子16を含む。この少なくとも一つの接触端子16は,銅,銀,鉄といった任意の適切な導電材料であってよく,特に好ましくは,少なくとも一つの接触端子16は金めっき洋銀(gilt nickel silver)からなる。
接触端子16およびレシーバ端子17は,それぞれ,接触ピン(contact pins)および対応する雌接点(corresponding female contacts)として設けられてもよい。ただし,このような構成は,かなりの大きさの空間を占有し,かつレシーバ9へのはんだ付けを必要とするので,補聴器の使用中またはレシーバ9の交換中に簡単に破損する可能性がある。
したがって,好ましい実施形態では,少なくとも一つの接触端子は,一端23がレシーバ端子17との当接接触に適する細長接触ピン(elongated contact pin)16から構成される。当接接触を利用することによって,導電性材料からなる実質的に平坦な端子17としてレシーバ端子17を構成することができるので,上述した欠点が排除される。
また,細長接触ピン16は,矢印13によって示される挿入方向と実質的に平行に延びている。上記接触端子とレシーバ端子17との間の適切かつ信頼性の高い接触をさらに確実にするために,細長接触ピン16は,レシーバ端子17と当接接触する方向に上記接触ピン16を付勢するのに適する弾性材料の中に埋込まれる。このために,好ましくは接触ピン16の一端部23はアンダカットされ,これにより上記弾性材料が接触ピン16を押圧して必要な付勢力が生成される。
好ましい実施形態では,上記弾性材料は,上述した接触ピン16の付勢力を提供するのに必要な弾力性を有するゴム材料からなるばね要素(spring element)15の形態で設けられる。
図2に示すように,好ましくは,ばね要素15には,接触ピン16を収容するように構成される穴24が設けられる。特に好ましい実施形態では,取付部品5には,レシーバ9の各端子17に一つずつ対応する2つの接触ピン16が同様に設けられているので,ばね要素15には2つの穴24が設けられる。
さらに,ばね要素15は,一面が本体部18の端縁26に当接接触し,かつ他面がレシーバ9に当接接触するようになっているカラー25を備えている。本体部18の内壁は,図3に示す突当て部(ledge)42を備え,この突当て部42はカラー25と反対のばね要素15側の外側端縁43に当接接触するようになっており,この当接接触によって突当て部42がばね要素15を支持している。突当て部42およびカラー25が設けられているのは,組合わされた状態においてばね要素15が偶発的に本体部18の中に押込まれてしまい,接触端子16とレシーバ端子17との接触が分離してしまうのを確実に防止するためである。
ばね要素15は,本体部18の壁面の対応する内側垂直構造体と係合するようになっている少なくとも一つの外側窪み27をさらに備え,これによって,本体部18に内部においてばね要素15自体の位置が変位することがさらに確実に防止される。
ばね要素15は,本体部18の内部へ単純な挿入によって非固定的に,本体部18に取付けられるか,または,好ましくは固定剤(接着剤など)の利用もしくはそれ自身の弾性によって固定的に,本体部18に取付けられる。
しかしながら,ばね要素15の形状は,上述の好ましい実施形態のものに限定されず,原理的には,接触端子16の付勢力および収容に関して上述した特性を提供する任意の適切な形状とすることができる。
たとえば,ばね要素は,代替構成として,接触端子16に装着されるコイルスプリングに置換えることもできる。この場合,コイルスプリングは,組立て時において,接触端子16および本体部18の内側底面との間において一緒に両側から押しつけられ,接触端子16とレシーバ端子17との間の必要な付勢力を生成することになる。しかしながら,この解決手段は,好ましい実施形態とは異なり,端子16がコイルスプリングだけによって支持されることになり,安定性がかなり劣ると共に脆弱であるので,好ましい実施形態と比べるとあまり望ましいものではない。
図7および図8に示すこの発明の他の実施形態では,細長接触ピン16は,ばね手段50および接触ピン16の外周面と摺動接触する外側管状要素51をさらに備え,好ましくは,ばね要素50全体と接触ピン16の一部とが上記管状要素51中に覆い隠されるようになっている。外側管状要素51の内径は,好ましくは接触ピン16の外径とほぼ等しい,または若干大きい。外側管状要素はさらに接触ピン16の端部23の反対側に閉口端52を備えている。この場合,好ましくは外側管状要素の閉口端52は導電性材料によってつくられる必要がある。
ばね手段50は,たとえば,細長接触ピン16上に取付けてもよいし,接触ピン16の延長上に設けてもよいし,または接触ピン16の半体の間に挟まれる中間介在部を構成してもよい。これらの実施形態のうちの少なくとも後者の2つにおいて,ばね手段50は,明らかに導電性材料によって形成されなければならず,好ましくは接触ピンと同一の材料とされる。
組立て時に,接触ピン16は外側管状要素51内に押込まれ,特定の実施形態によるが,接触ピン16と本体部18の内部底面との間,接触ピン16と管状要素51の閉口端52との間,または接触ピン16の両端部の間のいずれかにおいて,ばね手段50は一緒に両側から押しつけられ,接触端子16とレシーバ端子17との間の必要な付勢力を生成することになる。このとき,外側管状要素51は,接触ピン16およびばね手段50をサポートして接触ピン16およびばね手段50の望ましくない径方向移動を防止する機能を提供する。このサポート効果は閉口端52が存在する場合にはさらに改善される。図7に示すように,この実施形態では上述したばね要素15を省略することができる。
管状要素51または少なくとも管状要素51の閉口端52と,ばね手段50とは,任意の適切な導電性材料によってつくられ,好ましくは接触端子と同一の材料とされる。すなわち,ばね手段50は金属製コイルスプリングといった各種の金属ばねとすることができる。
さらに他の好ましい実施形態では,接触ピン16は,好ましくは接触ピン16の全長のほぼ中央に位置するフランジ54を備え,かつ管状要素51は閉口端52と反対の端部に狭窄部53を備えている。フランジ54は細長接触ピン16の周縁の少なくとも一部から径方向外側に延びている。フランジ54は,接触ピン16がフランジ54と狭窄部53との接触ポイントを超えて管状要素51の外にいかないように接触ピン16を保持し,接触ピン16が外部管状要素51から脱落するのを防止する。
特に好ましい実施形態では,このような接触ピンは,たとえば,米国のライル,ウェリントンコートのモレックス(Molex)社から市販されている,いわゆるポゴ・ピン(pogo pin)である。
上述のように,外側管状要素51を備えた接触ピン16を用いると,図7に示すこの発明によるRITE−コネクタの好ましい実施形態において,接触端子の外側管状要素51の周りに直接に本体部18を成型することができ,その際,ばね手段50は上記管状要素51中に覆い隠されているので,ばね手段50の付勢効果に干渉しない。さらに,管状要素51の閉口端52の存在が,本体部18の成型中に管状要素51に成型材料が進入することを防ぐ役割を果たす。
取付部品5とレシーバ9の連結部分,およびレシーバとレシーバ・ハウジングの組立て部分を示す詳細な断面図が図3に示されており,ここでは各部品が組立てられた状態が示されている。特に図3は導電手段6の好ましい実施形態を示しており,導電手段6は,撚配線(twisted wiring)29を囲繞するチューブ28を備え,撚配線29は,たとえば,はんだ付けまたは導電接着剤を用いた接着によって,取付部品5の本体部18中の接触端子16に導電的に接続されている。配線29の長さは,チューブ28の長さに対して余分な長さを提供するように構成されるが,この余分な長さは,一方の端部における上述の接触端子16との接続と,他方の端部における,図4に示す連結手段7内の接触ピン30との対応する接続の両方を実現するために必要な分である。導電手段6は,十分に絶縁された,任意の適切な導電性の撚配線または撚られていない配線,たとえば,絶縁材料に埋込まれた撚配線または撚られていない配線とすることができる。図4を参照して,チューブ28は本体部18の穴44を通って取付部品5に固定され,かつ接触ケース32の穴45を通って連結手段7に固定される。
チューブ28内に配線29を有する上記実施形態は,単なる好ましい実施形態であることに留意されたい。これに代えて,適切な材料内に配線29を挿入成形して,導電手段6を形成できること,および配線29に代えて,ストリップ(strips)などの他の導電性要素を利用できることは,当業者であれば理解するであろう。
再び図2を参照して,RITEコンポーネント1は,RITEコンポーネント1をBTE補聴器ハウジング・コンポーネント(図2において図示略)に連結する連結手段7を備えている。この連結手段7は,BTEハウジング・コンポーネント上の対応する雌接点と係合するようになっている少なくとも1つの標準接触ピン30と,上記接触ピン30が装着される接触レセプタクル31とを備えている。接触レセプタクル31は,接触ケース32から突出する接触レセプタクル部に接触レセプタクルカバー47(図5に記載)を固定するように構成される周縁窪み46を備えている。
図4は,組立てられた状態の連結手段7の詳細な断面図を示している。見て分かるように,接触ピン30は導電手段6の配線29に接続されており,さらに接触ピン30は接触レセプタクル31から延びるように装着されている。好ましくは,接触ピン30は,はんだ付け,導電接着剤,または当業者に知られる導電接続を行う他の各種適切な手段を利用して,配線29に接続される。
好ましい実施形態では,連結手段7はさらに接触ケース(contact casing)32を備えており,接触ケース32は,BTEハウジング・コンポーネント内部に全体が配置されている固定手段(locking means)と係合するようになっている。図5に示す特に好ましい実施形態において,固定手段は固定ばね(fixation spring)33を備え,接触ケース32は上記固定ばね33を収容するのに適する凹部34を備えているので,固定ばね33はそれ自身の弾性特性によって凹部34と係合することができる。
図5において,固定ばね33は,開放されたBTEハウジング・コンポーネント37から分離された状態において示されている。図示する固定ばね33は,ばねスチールなど,適切な耐久性を備えつつ弾力性を有する材料からなるシンプルな2本足クランプを備えている。ただし,固定ばね33は他の構造のものであってもよく,また,ねじなど他のいずれかの着脱可能な固定手段であってもよい。固定ばね33は完全にBTEハウジング・コンポーネント37の内部に配置されて視界から良好に隠されるので,固定ばね33の実際の外観はあまり重要ではない。
RITEコンポーネント1は,BTEハウジング・コンポーネント37の開口部38の中の対応する接触コンセント(contact outlets)(図示略)に連結手段7の接触ピン30を挿入して,その後,BTEコンポーネント37内の連結手段7の凹部34に固定ばね33を係合させることによって,BTEハウジング・コンポーネント37と連結される。この連結を完全にBTEハウジング・コンポーネントのケース39の内部に位置させることによって,BTEハウジング・コンポーネント37が意図せずにコネクタ4から外れてしまう事態が,あらゆる状況において確実に回避される。
図6は,この発明による補聴器システム40の全体を示している。補聴器システム40は耳掛け形(BTE:Behind-The-Ear)ハウジング・コンポーネント37を備え,そこに外耳道内レシーバ(RITE:Receiver-In-The-Ear)コンポーネント1が取付けられる。デジタル回路,電池などの補聴器システム40の電子機器回路はBTEハウジング・コンポーネント37の内部に設けられるが,そこに音響生成部品(sound producing parts)は含まれない。音響生成部品,すなわちレシーバ9はRITEコンポーネント1の一部を構成するレシーバ・ハウジング3の内部に位置し,したがって図6において見えない。
ここで,RITEコンポーネント1は左耳と右耳の両方に利用でき,単に導電手段6の形状を対応して構成するだけであることに留意されたい。
また,好ましい実施形態についての上述の説明は単なる例示にすぎず,当業者であれば,請求の範囲から外れることなく,各種の変更が可能であることは理解されよう。
Claims (19)
- レシーバおよびレシーバ・ハウジング,ならびに
補聴器のBTEハウジング・コンポーネントにRITEコンポーネントを連結する連結手段を含むコネクタを備え,上記コネクタが導電手段を備えている,補聴器の外耳道内レシーバ(RITE)コンポーネントであって,
上記RITEコンポーネントは,上記レシーバ・ハウジング内の上記レシーバと上記コネクタを接続する取付部品をさらに含み,
上記取付部品は,ばね要素と,上記レシーバ上の少なくとも二つの対応する接触端子と当接接触するようになっている少なくとも二つの接触端子を含むことを特徴とする,
補聴器の外耳道内レシーバ(RITE)コンポーネント。 - 上記取付部品は本体部を備え,上記本体部および上記レシーバ・ハウジングは,上記取付部品と上記レシーバ・ハウジングとを固定するようになっている,互いに係合する固定手段を備えていることを特徴とする,請求項1に記載の補聴器のRITEコンポーネント。
- 上記本体部の上記固定手段は突出部を備え,上記レシーバ・ハウジングの上記固定手段は上記突出部と係合するようになっている係合部を含むことを特徴とする,請求項2に記載の補聴器のRITEコンポーネント。
- 上記レシーバ・ハウジング中の上記係合部は,上記レシーバ・ハウジングの内面と上記レシーバ・ハウジングの外面との間の少なくとも一つの貫通穴として設けられていることを特徴とする,請求項3に記載の補聴器のRITEコンポーネント。
- 上記レシーバ・ハウジング中の上記貫通穴は,上記内面とレシーバ・シールを収容するようになっている外周窪みとの間に配置されていることを特徴とする,請求項4に記載の補聴器のRITEコンポーネント。
- 上記少なくとも二つの接触端子はそれぞれ細長接触ピンを備え,接触ピンの一端が上記レシーバ端子と当接接触するようになっていることを特徴とする,請求項1から5のいずれか一項に記載のRITEコンポーネント。
- 上記細長接触ピンのうちの少なくとも一つはばね手段をさらに備え,少なくとも上記ばね手段を備えた上記細長接触ピンは,上記細長接触ピンの外周面と摺動接触するようになっている外側管状要素をさらに備えていることを特徴とする,請求項6に記載のRITEコンポーネント。
- 上記外側管状要素は,上記レシーバ端子と当接接触するようになっている上記接触ピンの端部とは反対の側に,閉口端を備えていることを特徴とする,請求項7に記載の補聴器のRITEコンポーネント。
- 上記接触ピンはフランジを備え,上記外側管状要素は,上記レシーバ端子と当接接触するようになっている上記接触ピンの端部に近接する端部に,狭窄部を備えていることを特徴とする,請求項7または8に記載の補聴器のRITEコンポーネント。
- 上記取付部品の上記本体部は,上記細長接触ピンの上記外側管状要素の周りに成型されていることを特徴とする,請求項7から9のいずれか一項に記載の補聴器のRITEコンポーネント。
- 上記ばね手段および/または上記外側管状要素および/または上記外側管状要素の上記閉口端が,導電性材料によって形成されていることを特徴とする,請求項7から10のいずれか一項に記載の補聴器のRITEコンポーネント。
- 上記取付部品の上記接触要素の少なくとも一つが,ポゴ・ピンであることを特徴とする,請求項7から11のいずれか一項に記載の補聴器のRITEコンポーネント。
- 上記レシーバ・ハウジングは,一の挿入方向に上記取付部品が挿入されるようになっている開放端を備え,上記取付部品の上記細長接触ピンは,上記挿入方向と実質的に平行に延びていることを特徴とする,請求項1から12のいずれか一項に記載の補聴器のRITEコンポーネント。
- 上記細長接触ピンは,上記レシーバ端子との上記当接接触の方向に上記接触ピンを付勢するようになっている弾性材料内に埋込まれていることを特徴とする,請求項6から13のいずれか一項に記載の補聴器のRITEコンポーネント。
- 上記取付部品の上記少なくとも二つの接触端子は,金めっき洋銀によって形成されていることを特徴とする,請求項1から14のいずれか一項に記載の補聴器のRITEコンポーネント。
- 上記連結手段は接触ケースを備え,上記接触ケースは,上記BTEハウジング・コンポーネント内に全体が配置される固定手段と結合するようになっていることを特徴とする,請求項1から15のいずれか一項に記載の補聴器のRITEコンポーネント。
- 上記固定手段は固定ばねを備え,上記接触ケースは上記固定ばねを収容するようになっている凹部を備えていることを特徴とする,請求項16に記載の補聴器のRITEコンポーネント。
- 請求項1から17のいずれか一項に記載のRITEコンポーネントを備えた補聴器。
- BTEハウジング・コンポーネント,および請求項1から17のいずれか一項に記載のRITEコンポーネントを備えた補聴器システム。
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