JP2010518484A - システム仕様の記述子を管理する方法および装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、記述子管理機能を提供することによってシステム仕様作成をサポートする方法および装置を含む。本発明の一実施形態による方法は、それぞれの複数の記述子を定義する複数の記述子エントリを含む記述子辞書内で維持される記述子情報を求める要求を受け取るステップと、記述子情報を求める要求に関連するコンテキストを判定するステップと、判定されたコンテキストに従って、記述子辞書の記述子エントリのサブセットを取り出すステップと、ワークシート内への対応する記述子の挿入のための記述子エントリのうちの1つまたは複数の選択を可能にするために、記述子エントリのサブセットに関連するイメージをプレゼンテーション・データ・ストリームに挿入するステップとを含む。
Description
本発明は、システム実装プロセスの分野に関し、より具体的には、要件仕様の作成に関する。
技術仕様は、しばしば、技術システムの実装の基礎である。技術仕様は、技術システムを定義する1つまたは複数のシステム要件文書を含む場合がある。技術仕様は、通常、レジスタ、ピン、および類似するコンポーネントなどのオブジェクトに関して技術システムを定義する。技術仕様は、通常、ニーモニックとして知られる短い記述子を使用してそのようなオブジェクトを定義する。開発されるシステムのタイプおよびサイズに応じて、数百個または数千個もの異なる記述子が、技術システムのオブジェクトを定義するのに必要になる場合がある。現在、技術仕様は、通常、ワード・プロセッシング・アプリケーション(Microsoft WORD(登録商標)、Adobe FRAMEMAKER(登録商標)、および他のそのようなアプリケーションなど)を使用して作成され、作成された後に、技術仕様は、技術仕様管理システム(Telelogic DOORSおよび他のそのようなシステム)を使用して管理され得る。
しかし、不利なことに、既存のワード・プロセッシング・アプリケーションおよび要件管理システムは、記述子管理のサポートを含まない。したがって、潜在的に数千個の記述子が技術仕様に使用される状態で、しばしば、記述子の使用に関連する問題(たとえば、複数の定義、誤解、および他の類似する問題)は、ほとんど不可避になる。これらの問題は、しばしば、システム開発プロセス中に誤りを導入し、これによって、技術システムの下げられた品質をもたらす。さらに、そのような問題は、技術仕様が作業グループによって作成される時に悪化する。というのは、作業グループのメンバの一部が、その作業グループの他のメンバによって使用される記述子を知らない場合があり、これによって、技術仕様全体を通じて一貫しない記述子の使用がもたらされるからである。
従来技術のさまざまな不足は、記述子管理機能を提供することによってシステム仕様作成をサポートする方法および装置という本発明を介して対処される。本発明の一実施形態による方法は、それぞれの複数の記述子を定義する複数の記述子エントリを含む記述子辞書内で維持される記述子情報を求める要求を受け取るステップと、記述子情報を求める要求に関連するコンテキストを判定するステップと、判定されたコンテキストに従って、記述子辞書の記述子エントリのサブセットを取り出すステップと、ワークシート内への対応する記述子の挿入のための記述子エントリのうちの1つまたは複数の選択を可能にするために、記述子エントリのサブセットに関連するイメージをプレゼンテーション・データ・ストリームに挿入するステップとを含む。
本発明の教示は、添付図面と共に次の詳細な説明を考慮することによってたやすく理解することができる。
理解を容易にするために、可能な場合には、同一の符号が、複数の図面に共通する同一の要素を示すのに使用された。
本発明は、システム開発プロセスをサポートし、このシステム開発プロセスは、システム仕様からシステム実装へ進行する。システム仕様は、実装されるシステムによって満足されなければならない技術要件を定義する。システム仕様は、通常、システム開発プロセスの出発点として働く。システム仕様は、システム開発プロセス中に、システム仕様の技術的詳細がさらに定義される時(たとえば、システム設計文書および他の文書が定義される時)に進化する可能性がある。本発明は、システム仕様作成プロセスをサポートする。具体的に言うと、本発明は、システム仕様作成プロセス中に記述子を管理する記述子管理ツールの形で記述子管理機能を提供することによって、システム仕様作成プロセスをサポートする。
本発明は、記述子管理機能を提供することによってシステム仕様作成プロセスをサポートする。記述子は、短縮されたフォーマットで情報を指定するための仕掛けである。記述子は、情報を伝えるために1つまたは複数の特定の文字または文字のストリングを使用することができる。記述子は、情報を伝えるために1つまたは複数の文字位置を使用することができ、ここで、各文字位置は、異なる特徴に関連し、特徴の定義は、その特徴に関連する文字位置内に挿入される文字に依存する。たとえば、本発明の記述子管理機能に従って管理できる記述子は、ニーモニック、頭字語、識別子、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せを含むことができる。
ニーモニックは、情報を伝えるのに1つまたは複数の文字位置を使用する、短縮されたフォーマットで情報を指定する仕掛けであり、ここで、各文字位置は、異なる特徴に関連し、特徴の定義は、その特徴に関連する文字位置に挿入される文字に依存する。たとえば、ニーモニックを使用して、ソフトウェア機能(たとえば、プログラム、ルーチン、サブルーチン、および類似物)、電子コンポーネント(たとえば、レジスタ、フリップフロップ、演算増幅器、および類似物)、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せを定義することができる。
頭字語は、成句または一連の単語内の単語の複数の文字または文字のグループから形成される単語である。識別子は、要素、オブジェクト、特徴、機能、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せを識別する任意の文字または文字のストリングを含むことができる。たとえば、識別子は、仕様の1つまたは複数の図に示された要素を識別する参照番号、仕様の1つまたは複数の表の項目を参照する参照番号、仕様の1つまたは複数の別々の部分の説明を参照する参照番号、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せとすることができる。言い換えると、識別子は、特定の要素、オブジェクト、特徴、機能、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せをより簡単に識別するように適合された値である。
本発明は、仕様環境で記述子管理機能を提供することによって、既存のワード・プロセッシング・アプリケーションを超える複数の利益を提供する。たとえば、記述子の作成、検索、フィルタリング、表示、ブラウジング、挿入、および類似する記述子管理機能を含む本発明の記述子管理機能は、類似する記述子の複数定義の可能性を減らし、記述子に関連する誤字を最小化し、作業グループの間での事前定義の記述子の共有を可能にし、ベース記述子オブジェクトを変更することによるシステム仕様全体にまたがる記述子の効率的な更新を可能にし、さまざまな他の利益を提供する。言い換えると、本発明を使用することによって、システム仕様作成プロセスが、高められた品質を提供すると同時に、単純化され、加速される。
記述子管理ツールは、記述子辞書を含む。記述子辞書は、記述子を定義する。記述子辞書は、記述子エントリを含み、ここで、各記述子エントリは、その記述子を定義する関連する記述子値を含む。記述子辞書の記述子エントリを、定義し、検索し、取り出し、表示し、ブラウズし、選択することができ、最終的に、関連する記述子(および、オプションで、その記述子エントリの1つまたは複数の記述子値)を、仕様ワークシートとして表されるシステム仕様に挿入することができる(たとえば、ワード・プロセッシング・アプリケーション、グラフィカル・ユーザ・インターフェース情報入力スクリーン、および類似物を使用することによって)。記述子管理ツールを、図1に示され、説明される汎用コンピュータなど、任意のコンピュータを使用して実施することができる。
図1に、本発明の記述子管理機能をサポートするように適合された汎用コンピュータの高水準ブロック図を示す。具体的に言うと、汎用コンピュータ100は、コンピュータ110、プレゼンテーション・デバイス121、および対話デバイス122を含む。コンピュータ110は、プロセッサ111、メモリ112、入出力インターフェース117、および記述子管理モジュール119を含む。プロセッサ111は、メモリ112、入出力インターフェース117、および記述子管理モジュール119のそれぞれに結合される。記述子管理モジュール119は、メモリ112にも直接に結合され得る。入出力インターフェース117は、プレゼンテーション・デバイス121および対話デバイス122に結合される。
プロセッサ111は、コンピュータ110ならびにプレゼンテーション・デバイス121および対話デバイス122などの関連する周辺機器を制御するように適合された中央処理装置(CPU)または他の類似する制御プロセッサもしくは制御論理を含むことができる。メモリ112は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せを含むことができる。メモリ112は、アプリケーション113(たとえば、ワード・プロセッシング・アプリケーション、グラフィカル・ユーザ・インターフェース・アプリケーション、および類似物)を格納する。メモリ112は、記述子辞書114を格納する。メモリ112は、本発明の記述子管理機能を実現するように適合された任意の他の情報を格納することができる。
入出力インターフェース117は、コンピュータ110と、プレゼンテーション・デバイス121および対話デバイス122などの関連するコンピュータ周辺機器との間のインターフェースとして動作する。入出力インターフェース117は、コンピュータ110から出力信号を供給し、かつ/またはコンピュータ110に入力信号を受け入れる1つまたは複数のポートを含むことができる。入出力インターフェース117は、プレゼンテーション・デバイス121(たとえば、モニタ、1つまたは複数のスピーカ、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せ)に出力信号を供給する。入出力インターフェース117は、対話デバイス122(たとえば、マウス、キーボード、マイクロホン、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せ)から入力信号を受け取る。
記述子管理モジュール119は、プロセッサ111、メモリ112、入出力インターフェース117、ならびにプレゼンテーション・デバイス121および対話デバイス122と協力して、新しい記述子の定義、既存記述子の検索および取出、取り出された記述子のブラウジングおよび選択、ならびに仕様ワークシートを使用して(たとえば、ワード・プロセッシング・アプリケーション、グラフィカル・ユーザ・インターフェース情報入力スクリーン、および類似物を使用して)提示されるシステム仕様への選択された記述子の挿入など、本発明の記述子管理機能を提供する。記述子管理モジュール119は、図2に関して図示され、説明される記述子辞書114を使用する。記述子管理モジュール119は、それぞれ図3および図4に関して図示され、説明される方法300および400を実行する。
図2に、本発明の一実施形態による記述子辞書(実例として、図1に関して図示され、説明された記述子辞書114)を示す。記述子辞書114は、記述子を定義する。記述子辞書114は、記述子辞書フィールド(図2に示されているように、記述子辞書114内の列を含む)を使用して記述子を定義する。記述子辞書114は、記述子名フィールド211、記述子タイプ・フィールド212、記述子属性フィールド213、記述子要約フィールド214、記述子説明フィールド215、および記述子参照識別子フィールド216(これらのそれぞれが、記述子辞書ヘッダ行210を使用して記述子辞書114内で指定される)を含む複数の記述子辞書フィールドを含む。
記述子名フィールド211は、記述子の名前(すなわち、記述子)を指定する。記述子の名前は、記述子の文字位置と、記述子のそれぞれの文字位置の関連する値とを含む。記述子タイプ・フィールド212は、記述子のタイプ(または、潜在的に、記述子が複数の記述子タイプに該当する場合に記述子の複数のタイプ)を指定する。記述子のタイプは、その記述子が表すことを意図されているコンポーネントのタイプに依存する場合がある(たとえば、ハードウェア・コンポーネント対ソフトウェア・コンポーネント)。記述子属性フィールド213は、記述子の1つまたは複数の属性を指定する。記述子の属性(1つまたは複数)は、記述子のタイプに依存する場合がある。たとえば、記述子の記述子属性は、記述子が特定の機能、論理ブロック、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せに関連することを指定することができる。
記述子要約フィールド214は、記述子を説明する短いステートメントを含む(たとえば、記述子の目的、記述子をいつ、どこで、どのように、および/または何故使用しなければならないか、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せの短いステートメント)。記述子説明フィールド215は、記述子の詳細な説明を含む。詳細な説明は、記述子に関連するどのような情報でも含むことができる(たとえば、記述子の目的の詳細な説明、記述子をいつ、どこで、どのように、および/または何故使用しなければならないかの詳細な説明、記述子の個々の文字位置のそれぞれに関する詳細な説明、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せ)。
記述子参照識別子フィールド216は、記述子エントリに割り当てられた一意識別子を含む。一実施形態で、記述子参照識別子を、関連する記述子名と一緒にワークシートに挿入することができる。記述子参照識別子を、可視テキストまたは不可視テキストとしてワークシートに挿入することができる(すなわち、記述子参照識別子は、ワークシートに挿入される記述子オブジェクトに関連する)。記述子参照識別子を使用して、ワークシート仕様内のグローバル変更をもたらすことができる。たとえば、ワークシート仕様内の記述子の各個々のインスタンスを変更するのではなく、記述子辞書内の記述子エントリを変更することができ、この変更は、その記述子エントリに割り当てられた記述子参照識別子を使用して、ワークシート仕様内のその記述子の各個々のインスタンスに伝搬される。
本明細書で説明するように、記述子辞書114は、記述子ごとに記述子エントリを含む。図2に示されているように、記述子辞書114は、複数の記述子エントリ2201〜220N(集合的に記述子エントリ220)を含み、各記述子エントリ220は、その記述子エントリ220の記述子辞書フィールドのそれぞれについて指定される記述子エントリ値を使用して記述子を定義する。具体的に言うと、各記述子エントリ220は、記述子名フィールド211、記述子タイプ・フィールド212、記述子属性フィールド213、記述子要約フィールド214、記述子説明フィールド215、および記述子参照識別子フィールド216のそれぞれの記述子エントリ値を含む。
図2に示されているように、記述子エントリ2201は、記述子名フィールド211内のNAME1という記述子エントリ値、記述子タイプ・フィールド212内のTYPE1という記述子エントリ値、および記述子属性フィールド213内のFUNCTION1、BLOCK1という記述子エントリ値を含む。記述子エントリ2201について、記述子要約フィールド214および記述子説明フィールド215の記述子エントリ値は、それぞれ「NAME1の目的は…」および「NAME1は…を提供する」を示す。記述子エントリ2201について、記述子参照識別子フィールド216の記述子エントリ値は、06184317である。詳細は省略するが、他の記述子エントリ2202〜220Nのそれぞれは、それぞれの記述子辞書フィールドに含まれる記述子エントリ値を使用して定義される。
図3に、本発明の一実施形態による方法を示す。具体的に言うと、図3の方法300は、記述子辞書内で維持される記述子情報を求める要求に応答して記述子辞書の記述子エントリのサブセットを取り出し、取り出された記述子sエントリのブラウジングおよび選択を可能にする形で記述子エントリのサブセットを提示する方法を含む。直列に実行されるものとして図示され、説明されるが、図3の方法300のステップの少なくとも一部を、同時に、または図3に図示され図3に関して本明細書で説明されるものとは異なる順序で、実行することができる。方法300は、ステップ302で開始され、ステップ304に進む。
ステップ304で、記述子情報を求める要求を受け取る。記述子情報を求める要求は、システム仕様がその中で作成され変更されるワークシートから開始される。一実施形態で、記述子情報を求める要求は、ユーザによって手動で開始される。たとえば、ユーザは、ドロップダウン・メニューからメニュー項目を選択するか、1つまたは複数のボタンをクリックするか、記述子情報を求める要求をトリガできる任意の他のアクションを開始することができる。一実施形態で、記述子情報を求める要求は、プログラムによって自動的に開始される。たとえば、ユーザが、ワークシート内にシステム仕様をタイプする時に、ワークシート・プログラム(またはある他のプログラム)が、記述子情報が要求され得ることを検出でき、これに応答して、記述子情報を求める要求を開始することができる。たとえば、ユーザが、文字をタイプし始めることができ、これを、プログラムは、記述子の一部であるものとして解釈し、これに応答して、記述子情報を求める要求を開始することができる。
ステップ306で、要求のコンテキストを判定する。一実施形態で、要求のコンテキストは、要求と共に供給される情報を使用して判定される。一実施形態で、要求のコンテキストは、要求に関連する情報(たとえば、本発明の記述子管理機能を提供するために記述子管理モジュールと共に動作する他のモジュール、アプリケーション、デバイス、および類似物からの情報)を使用して判定される。要求のコンテキストは、要求のソース、要求のタイプ、要求がそれに基づく検索判断基準、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せなど、要求に関連するさまざまなパラメータを定義する。
記述子情報を求める要求のコンテキストは、記述子情報を求める要求に関連する任意の情報を指定することができる。このコンテキストは、要求のソースを指定することができる。このコンテキストは、要求のタイプを指定することができる。この要求は、記述子辞書の1つまたは複数の記述子辞書フィールドを指定することができる。このコンテキストは、要求がそれに基づく検索判断基準を指定することができる(たとえば、記述子辞書の指定された記述子辞書フィールド(1つまたは複数)を検索するのに使用される検索判断基準の指定)。記述子情報を求める要求のコンテキストは、指定されたワークシート内での関連する記述子名の表示、ブラウジング、選択、および最終的に挿入のために記述子辞書の記述子エントリを取り出すために使用できる任意の他の情報を含むことができる。
要求のコンテキストは、要求のソースを指定することができる。一実施形態で、要求のコンテキストは、要求がワークシートから開始されたかどうか(たとえば、ユーザが、プログラムが記述子の一部であるものとして解釈する文字をタイプし始める時に自動的に)、要求がワークシート・アプリケーションから開始されたかどうか(たとえば、ワード・プロセッシング・アプリケーション、グラフィカル・ユーザ・インターフェース・アプリケーション、および類似物など、ワークシート・アプリケーションから使用可能な1つまたは複数のメニュー項目、ツールバー、ボタン、および/または他の特徴を使用して)、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せを指定することができる。
一実施形態で、要求を、記述子名完成(completion)要求とすることができる。たとえば、ユーザは、記述子の文字のタイプを開始することができ、記述子情報を求める要求が、ユーザによって入力された文字に基づいて開始され得る。たとえば、ユーザが、仕様ワークシート内に表示されたシステム仕様に「XZ」とタイプすることができ、この場合に、記述子情報を求める要求は、記述子名フィールドの最初の2文字が「XZ」であるすべての記述子エントリを記述子データベースから取り出す要求である。もう1つの例では、ユーザが、ワークシート内に「X<スペース><スペース>Z」とタイプし、記述子名完成要求を開始することができ、この場合に、記述子情報を求める要求は、記述子名フィールドの第1文字および第4文字がそれぞれ「X」および「Z」であるすべての記述子エントリを記述子辞書から取り出す要求である。
一実施形態で、要求を、包括的記述子情報要求とすることができる。たとえば、ユーザは、検索すべき1つまたは複数の記述子辞書フィールドと、選択された記述子辞書フィールドのそれぞれに関する1つまたは複数の検索判断基準とを指定することができる。たとえば、ユーザは、「TYPE 3」と等しい記述子タイプ・フィールド値および「FUNCTION 2」と等しい記述子属性フィールド値を有する記述子辞書のすべての記述子エントリを求める包括的記述子情報要求を開始することができる。もう1つの例では、ユーザは、「VAR 2」と「FUNCTION 2」との両方の記述子属性フィールド値を有する記述子辞書のすべての記述子エントリを求める包括的記述子情報要求を開始することができる。
一実施形態で、要求のタイプを、本明細書で説明されるそのような要求の組合せ(たとえば、記述子名完成要求および包括的記述子情報要求の組合せ)とすることができる。たとえば、記述子名完成要求を、記述子辞書の1つまたは複数の他の記述子辞書フィールド内で検索すべき検索判断基準を指定するオプションをユーザに与えることによって、さらに絞り込むことができる。上で説明した例の継続において、ユーザが、記述子名フィールドの最初の2文字が「XZ」である、記述子データベースからのすべての記述子エントリを要求するためにワークシート内で「XZ」をタイプする場合に、ユーザは、この要求を、「XY」から始まる記述子名を有し、「TYPE 3」と等しい記述子タイプ・フィールド値をも有する記述子エントリのサブセットを求める要求にさらに絞り込むことができる。
ステップ308で、記述子辞書の記述子エントリのサブセットを取り出す。記述子エントリは、記述子情報を求める要求のコンテキストに従って取り出される。記述子辞書の記述子エントリは、記述子情報を求める要求のコンテキストに従って検索される。記述子辞書の記述子エントリは、検索すべき1つまたは複数の記述子辞書フィールドと、これらの記述子辞書フィールドのそれぞれについて照合されるべき1つまたは複数の記述子辞書フィールドとを指定する検索判断基準に従って検索される。記述子辞書の記述子エントリがそれによって検索される検索判断基準は、記述子情報を求める要求のコンテキストから判定される。
ステップ310で、取り出された記述子エントリを表示する。取り出された記述子エントリは、プレゼンテーション・データ・ストリームを生成することと、ワークシート内への対応する記述子(1つまたは複数)の挿入のための記述子エントリのうちの1つまたは複数の選択を可能にするために取り出された記述子エントリに関連するイメージをプレゼンテーション・データ・ストリームに挿入することとによって表示される。取り出された記述子エントリに関連する挿入されたイメージを含むプレゼンテーション・データ・ストリームは、ディスプレイ・デバイス(実例として、図1に関して図示され、説明されたプレゼンテーション・デバイス121)に供給される。ディスプレイ・デバイスは、取り出された記述子エントリを表すイメージを表示するために、取り出された記述子エントリに関連する挿入されたイメージを含むプレゼンテーション・データ・ストリームを受け取り、処理する。ステップ312で、方法300が終了する。
一実施形態で、取り出された記述子エントリは、アプリケーション(たとえば、ワード・プロセッシング・アプリケーション、グラフィカル・ユーザ・インターフェース・アプリケーション、および類似物)内で表示される。一実施形態で、取り出された記述子エントリは、記述子情報を求める要求がそこから開始されたシステム仕様アプリケーションとは別々のアプリケーション内で表示される。一実施形態で、取り出された記述子エントリは、記述子情報を求める要求がそこから開始されたシステム仕様アプリケーション内に表示される。取り出された記述子エントリは、図4に関して図示され、説明されるように、強調表示され、ブラウズされ、選択され得る。例示的なワークシートおよび関連する記述子辞書エントリを表示する例示的なシステム仕様アプリケーションを、図5に関して図示し、説明する。
図4に、本発明の一実施形態による方法を示す。具体的に言うと、図4の方法300は、取り出され表示された記述子エントリをブラウズし、取り出され表示された記述子エントリを選択し、選択された記述子エントリに対応する記述子を仕様ワークシート内に表示されるシステム仕様内に挿入する方法を含む。主に直列に実行されるものとして図示され、説明されるが、図4の方法400のステップの少なくとも一部を、同時に、または図4に図示され図4に関して本明細書で説明されるものとは異なる順序で、実行することができる。方法400は、ステップ402で開始され、ステップ404に進む。
ステップ404で、記述子エントリを表示する。記述子エントリは、ディスプレイ・デバイス(実例として、図1のプレゼンテーション・デバイス121)を使用して表示される。表示される記述子エントリは、記述子情報を求める要求のコンテキストに従って記述子辞書から取り出された記述子エントリのサブセットである。記述子エントリは、図3に関して本明細書で図示し、説明したように取り出し、表示することができる。ステップ406で、表示される記述子エントリのうちの1つを強調表示する。一実施形態で、取り出された記述子エントリのサブセット内の最初の記述子エントリが、強調表示される。一実施形態で、記述子エントリのうちで、記述子情報を求める要求のコンテキストによって指定される検索判断基準に最もよく一致するものが、強調表示される。
ステップ408で、入力アクションを検出する。入力アクションは、1つまたは複数の対話デバイス(実例として、図1の対話デバイス122)を使用してユーザによって開始される。ユーザが、表示された記述子エントリのブラウジングを継続することを望む場合に、ユーザは、記述子エントリを強調表示するように適合されたブラウズ・アクションを開始することができる。たとえば、ユーザは、キーボード上のホット・キー、キーボード上の矢印キー、マウス・クリック(たとえば、シングル・クリック)、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せを使用して記述子エントリを強調表示することができる。ユーザが、現在強調表示されている記述子エントリに関連する記述子を、仕様ワークシート内に表示されたシステム仕様に挿入することを望む場合に、ユーザは、強調表示された記述子エントリを選択するように適合された選択アクションを開始することができる。たとえば、ユーザは、キーボード上のホット・キー、キーボード上のENTERキー、マウス・クリック(たとえば、ダブル・クリック)、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せを使用して、強調表示された記述子エントリを選択することができる。
ステップ410で、検出された入力アクションのタイプに関して判定を行う(すなわち、検出された入力アクションが、表示された記述子エントリを強調表示する要求、強調表示されたエントリを選択する要求、または別のタイプの要求のどれであるかに関する判定)。入力アクションのタイプが、表示された記述子エントリを強調表示する要求である場合に、方法400は、ステップ404に戻り、この点で、入力アクションによって指定される表示された記述子エントリが、強調表示される。入力アクションのタイプが、強調表示された記述子エントリを選択する要求である場合には、方法400は、ステップ412に進む。
ステップ412で、選択された記述子エントリに対応する記述子を、システム仕様アプリケーションの仕様ワークシート内に挿入する。選択された記述子の記述子名(すなわち、選択された記述子エントリの記述子辞書の記述子名フィールドからの値)を、システム仕様アプリケーションの仕様ワークシート内に挿入することができる。一実施形態で、1つまたは複数の他の記述子辞書フィールドからの値を、システム仕様アプリケーションの仕様ワークシート内に挿入することができる。たとえば、記述子タイプ・フィールド、記述子属性フィールド、および類似物などの記述子辞書フィールドからの値を、選択された記述子エントリについてシステム仕様アプリケーションの仕様ワークシート内に挿入することができる。
一実施形態で、選択された記述子の記述子参照識別子(すなわち、選択された記述子エントリの記述子辞書の記述子参照識別子フィールドからの値)を、システム仕様アプリケーションの仕様ワークシート内に挿入することができる。本明細書で説明するように、記述子参照識別子は、仕様ワークシート内の対応する記述子のインスタンスのそれぞれに変更(たとえば、特定の記述子辞書エントリの1つまたは複数の記述子辞書フィールドの1つまたは複数の値に対する変更)を伝搬するのに使用することができる。1つのそのような実施形態では、記述子参照識別子を、可視テキストまたは不可視テキストとして挿入することができる。ステップ414で、方法400は終了する。
説明を明瞭にするために省略されているが、入力アクションのタイプが、別のタイプの要求(すなわち、表示された記述子エントリのブラウジングまたは選択以外)である場合に、方法400は、指定されたアクションを実行するために進行する。たとえば、他のタイプの要求は、新しい記述子を作成する(すなわち、記述子辞書内の新しい記述子エントリを作成する)要求、記述子辞書から記述子エントリの異なるサブセットを取り出す(たとえば、記述子エントリの既存サブセットを絞り込むか広げる、または記述子辞書の完全に異なる検索を実行する)要求、または本発明の記述子管理機能に関連する任意の他のタイプの要求とすることができる。
図5に、本発明の一実施形態によるシステム仕様アプリケーションを表示する例示的グラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す。システム仕様アプリケーション500は、仕様ワークシートおよび記述子辞書から取り出された記述子エントリを表示する。本明細書で説明するように、システム仕様アプリケーション500は、ワード・プロセッシング・アプリケーション(たとえば、Microsoft WORD(登録商標)、Adobe FRAMEMAKER(登録商標)、および類似物)、グラフィカル・ユーザ・インターフェース情報入力スクリーン(たとえば、GUIベースのシステム仕様アプリケーション)、および類似物を含むことができる。システム仕様アプリケーション500は、メニュー領域502、仕様表示領域510、および記述子表示領域520を含む。
メニュー領域510は、FILE(ファイル)、EDIT(編集)、VIEW(表示)、TOOLS(ツール)、TABLE(テーブル)、およびHELP(ヘルプ)のメニュー・ボタンを含むメニュー・ボタンを含む。各メニュー・ボタンの選択は、追加のメニュー・オプションおよびサブメニュー・オプションを含むドロップダウン・メニューをもたらす。メニュー領域510から使用可能なメニュー・ボタンは、本発明のさまざまな記述子管理機能を提供するように適合されたメニュー・オプションを含むことができる(たとえば、記述子辞書に記述子情報を要求する、取り出された記述子エントリをブラウズする、および類似する機能、ならびにそのさまざまな組合せ)。特定のメニュー・ボタンに関して図示され、説明されるが、メニュー領域510は、メニュー・ボタンのさまざまな他の組合せを含むことができる。
仕様表示領域510は、システム仕様(システム仕様511と表される)を表示する。本明細書で説明される時に、ユーザがシステム仕様511を入力する時に、ユーザ(または、オプションで、システム)は、記述子が必要であることを判定し、記述子辞書から記述子情報を取り出す要求を開始する。ユーザによって開始される記述子情報を取り出す要求について、ユーザは、メニュー領域502(たとえば、メニュー・ボタンのうちの1つからの使用可能なメニュー・オプションの選択、ツールバーからのオプションの選択、および類似物)、仕様表示領域510(たとえば、記述子名の一部のタイプ、右クリック動作の使用およびオプションの選択、ならびに類似物)、または記述子表示領域520のうちの1つまたは複数から記述子情報を取り出す要求を開始することができる。
記述子表示領域520は、記述子エントリ(記述子エントリ521と表される)を表示する。記述子エントリ521は、記述子辞書の記述子エントリのサブセットを含む(すなわち、記述子情報を求める要求に応答して取り出される記述子エントリであり、この記述子情報を求める要求は、メニュー領域502、仕様表示領域510、または記述子表示領域520から開始され得る)。一実施形態で、記述子表示領域520に表示される各記述子エントリの少なくとも一部を、選択可能(たとえば、ハイパーリンク(たとえば、ハイパーリンクとして記述子名を表示することなど)を使用して、ボタンを使用して、および類似物)とすることができ、これによって、仕様表示領域510に表示されるシステム仕様511内への関連する記述子の挿入のための記述子エントリの選択が単純化される。
一実施形態で、記述子表示領域520は、取り出された記述子エントリを表フォーマットで表示する。1つのそのような実施形態では、記述子表示領域520は、記述子エントリがそこから取り出された記述子辞書のフォーマットと同一であるか少なくともそれに類似する表フォーマットで、取り出された記述子エントリを表示する。記述子表示領域520が取り出された記述子エントリを表フォーマットで表示する一実施形態で、表を、構成可能とすることができる。たとえば、記述子表示領域520内で記述子エントリを表示する表を、列のサイズを変更できる形、列を移動できる形、行のサイズを変更できる形、行を移動できる形、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せで構成可能とすることができる)。
図5に示されているように、記述子情報を求める要求が開始され、記述子辞書の記述子エントリのサブセットが、記述子辞書から取り出され、取り出された記述子エントリが、記述子表示領域520に表示される。これらの機能を、動作531として表す。動作531に関連する機能は、図3に関してよりよく理解することができる。図5に示されているように、記述子表示領域520に表示される記述子エントリが、ブラウズされ、記述子表示領域520に表示された記述子エントリのうちの1つが選択され、記述子エントリのうちの選択された1つが、仕様表示領域510に表示されるシステム仕様511に挿入される。これらの機能を、動作532として表す。動作532に関連する機能は、図4に関してよりよく理解することができる。
3つの領域に関して主に図示され、説明されるが、システム仕様アプリケーション500は、より少数またはより多数の領域を含むことができる。特定のレイアウトを使用して図示されているが、システム仕様アプリケーション500(実例として、仕様表示領域510および記述子表示領域520)を、異なるレイアウトを使用して構成することができる。たとえば、他の実施形態で、記述子表示領域520を、仕様表示領域510の左に、上に、または右に位置決めすることができる。システム仕様アプリケーション500の特定の領域(実例として、記述子表示領域520)内に表示されるものとして図示されているが、記述子エントリ521を、他の位置に(たとえば、システム仕様アプリケーション500の他の領域内、システム仕様アプリケーション500に関連する別々のウィンドウ内、および類似物)表示することができる。
本発明の記述子管理機能がモニタ、キーボード、およびマウスを有するコンピュータを使用して提供されるユーザ対話モデルに関して図示され、説明されるが、本発明の記述子管理機能を、テレビジョンおよび関連する対話デバイス(たとえば、セット・トップ・ボックス、リモート・コントロール、および類似物)、ポータブル・ユーザ・デバイス、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せなど、他のデバイスまたはデバイスの組合せを使用して提供することができる。本発明の記述子管理機能がグラフィカル・ユーザ・インターフェースを使用して提供されるユーザ対話モデルに関して図示され、説明されるが、本発明の記述子管理機能を、テキストベースのユーザ対話モデル、ズーミング・ユーザ・インターフェース(ZUI)ベースのユーザ対話モデル、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せなど、さまざまな他のユーザ対話モデルを使用して提供することができる。
本明細書では主に特定の記述子辞書フィールドを有する記述子辞書に関して図示され、説明されるが、本発明の他の実施形態による記述子辞書は、より少数またはより多数の記述子辞書フィールドを含むことができる。本明細書では主に記述子辞書の記述子エントリのサブセットが取り出され、表示される実施形態に関して図示され、説明されるが、他の実施形態では、記述子辞書全体を取り出し、表示することができ、これによって、ユーザが、記述子辞書のすべての可能な記述子エントリをブラウズすることが可能になる(たとえば、ユーザが、所望の記述子が記述子辞書に存在するかどうかに関して確信がない場合に)。
本明細書では主にテキスト・ニーモニック、頭字語、識別子、および類似物などのテキスト記述子の管理に関して図示され、説明されるが、さまざまな他の実施形態で、本発明を、グラフィカル・オブジェクトを管理するのに使用することができる。一実施形態で、たとえば、本発明を、文書内の図を管理するのに使用することができる。たとえば、記述子を、その記述子が1つまたは複数の図で可視であるか否かに関して定義することができ、その記述子が1つまたは複数の図面で可視である場合に、その記述子が可視である1つまたは複数の図の識別、その1つまたは複数の図のそれぞれの中でのその記述子の位置の表示、および類似物、ならびにそのさまざまな組合せによって、記述子をさらに定義することができる。1つのそのような実施形態で、記述子辞書は、そのような記述子に関連するそのような追加パラメータを定義するために、1つまたは複数の追加の記述子辞書フィールドを含むことができる。
本明細書では主にシステム仕様アプリケーション内の記述子管理機能をサポートすることに関して図示され、説明されるが、本発明は、さまざまな他のアプリケーションでの記述子管理機能をサポートすることができる。本明細書では主に要件文書、システム設計文書、および類似物を含むシステム仕様に関して図示され、説明されるが、本発明は、さまざまな他のタイプの文書に関して記述子の管理機能を提供することができる。たとえば、本発明は、技術雑誌論文、特許出願書、ならびにニーモニック、頭字語、識別子、および類似物などの記述子を使用できる任意の他のタイプの文書の記述子管理機能を提供することができる。
図6に、本明細書で説明する機能を実行する際の使用に適する汎用コンピュータの高水準ブロック図を示す。図6に示されているように、システム600は、処理要素602(たとえば、中央処理装置(CPU))、メモリ604、たとえばランダム・アクセス・メモリ(RAM)および/または読取り専用メモリ(ROM)、記述子管理モジュール605、ならびにさまざまな入出力デバイス606(たとえば、テープ・ドライブ、フロッピ・ドライブ、ハード・ディスク・ドライブ、もしくはコンパクト・ディスク・ドライブを含むがこれに限定されないストレージ・デバイス、受信器、送信器、スピーカ、ディスプレイ、出力ポート、およびユーザ入力デバイス(キーボード、キーパッド、マウス、および類似物))を含む。
本発明を、ソフトウェアならびに/またはソフトウェアおよびハードウェアの組合せで、たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC)、汎用コンピュータ、または任意の他のハードウェア同等物を使用して、実施できることに留意されたい。一実施形態で、本記述子管理プロセス605を、メモリ604にロードし、プロセッサ602によって実行して、上で述べた機能を実施することができる。したがって、本発明の記述子管理プロセス605(関連するデータ構造を含む)を、コンピュータ可読媒体または担体、たとえば、RAMメモリ、磁気または光のドライブまたはディスケット、および類似物に格納することができる。
本明細書でソフトウェア方法として述べられたステップの一部を、ハードウェア内で、たとえばさまざまな方法ステップを実行するためにプロセッサと協力する回路として、実施できることが企図されている。本発明の一部を、コンピュータによって処理される時に本発明の方法および/または技法が呼び出されるか他の形で実現されるようにコンピュータ命令がコンピュータの動作を適合させる、コンピュータ・プログラム製品として実施することができる。本発明的方法を呼び出す命令を、固定媒体もしくは取外し可能媒体に格納し、ブロードキャスト媒体もしくは他の信号担持媒体内のデータ・ストリームを介して伝送し、かつ/または命令に従って動作するコンピューティング・デバイス内の作業メモリ内に格納することができる。
本発明の技法を組み込むさまざまな実施形態を、本明細書で詳細に図示し、説明したが、当業者は、それでもこれらの教示を組み込む多数の他の変更された実施形態をたやすく考案することができる。
Claims (10)
- それぞれの複数の記述子を定義する複数の記述子エントリを含む記述子辞書内で維持される記述子情報を求める要求を受け取るステップと、
記述子情報の前記要求に関連するコンテキストを判定するステップと、
前記判定されたコンテキストに従って、前記記述子辞書の前記記述子エントリのサブセットを取り出すステップと、
ワークシート内への対応する記述子の挿入のための前記記述子エントリのうちの1つまたは複数の選択を可能にするために、記述子エントリの前記サブセットに関連するイメージをプレゼンテーション・データ・ストリームに挿入するステップと
を含む方法。 - 前記コンテキストが、記述子名完成の要求を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記コンテキストが、記述子検索の要求を含み、前記記述子検索の前記要求が、少なくとも1つの検索判断基準を含む、請求項1に記載の方法。
- 記述子エントリの前記サブセットに関連する前記イメージを抽出するために前記プレゼンテーション・データ・ストリームを処理することによって記述子エントリの前記サブセットを表示するステップ
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - ブラウズ・アクションに応答して前記表示された記述子エントリのうちの1つを強調表示するステップ
をさらに含む、請求項4に記載の方法。 - 選択アクションに応答して、前記表示された記述子エントリのうちの1つを選択するステップと、
前記選択された記述子エントリの記述子名を前記ワークシート内に挿入するステップと
をさらに含む、請求項4に記載の方法。 - ブラウズ・アクションに応答して前記表示された記述子エントリのうちの1つを強調表示するステップと、
前記強調表示された記述子エントリを変更する要求を受け取るステップと、
前記強調表示された記述子エントリを変更する前記要求に応答して記述子変更スクリーンを表示するステップと
をさらに含む、請求項4に記載の方法。 - 前記記述子エントリのうちの1つを変更するステップであって、前記記述子エントリのうちの前記1つに関連する複数の記述子辞書フィールドのうちの1つの値を変更するステップを含む、ステップと、
前記記述子エントリのうちの前記変更された1つを前記記述子辞書に格納するステップと、
前記記述子エントリのうちの前記変更された1つに関連する参照識別子を使用して、前記変更された記述子エントリの前記変更された値を、前記ワークシート内に前記記述子を挿入する少なくとも1つの他の点に伝搬するステップと
をさらに含む、請求項7に記載の方法。 - それぞれの複数の記述子を定義する複数の記述子エントリを含む記述子辞書内で維持される記述子情報を求める要求を受け取る手段と、
記述子情報の前記要求に関連するコンテキストを判定する手段と、
前記判定されたコンテキストに従って、前記記述子辞書の前記記述子エントリのサブセットを取り出す手段と、
ワークシート内への対応する記述子の挿入のための前記記述子エントリのうちの1つまたは複数の選択を可能にするために、記述子エントリの前記サブセットに関連するイメージをプレゼンテーション・データ・ストリームに挿入する手段と
を含む装置。 - コンピュータによって実行される時に、前記コンピュータに、
それぞれの複数の記述子を定義する複数の記述子エントリを含む記述子辞書内で維持される記述子情報を求める要求を受け取るステップと、
記述子情報の前記要求に関連するコンテキストを判定するステップと、
前記判定されたコンテキストに従って、前記記述子辞書の前記記述子エントリのサブセットを取り出すステップと、
ワークシート内への対応する記述子の挿入のための前記記述子エントリのうちの1つまたは複数の選択を可能にするために、記述子エントリの前記サブセットに関連するイメージをプレゼンテーション・データ・ストリームに挿入するステップと
を含む方法を実行させるソフトウェア・プログラムを格納するコンピュータ可読媒体。
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