JP2010515862A - 圧縮機及び渦流発生器を備えた空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

軸流圧縮機の形態をした第1の手段(11)であって、ブレード(11a)を自身の周囲に備え、且つ、所定の速度で空気を循環させる内蔵式モータユニット(12)によって給電される第1の手段(11)と、軸方向整流ステータの形態をした第2の手段(13)であって、第3の手段(14)で得られる空気流を送ることによって大気圧を超えた圧力を生成するように機能する第2の手段(13)と、固定式遠心圧縮機の形態をした第3の手段(14)であって、空気流に沿った温度上昇に依存して変化する静圧と共に回転流を生成するように機能する第3の手段(14)と、空気流が自身を通じて流れ、軸方向整流装置/拡散装置を備えている第4の手段(15)であって、前記軸方向整流装置の内部が、周囲空気を循環させるために中空になっており、前記軸方向整流装置の外部が、乱流を軸流に変換し、圧力を緩和させる第4の手段(15)と、切替バルブを備えており、周囲大気と共に暖気流を調整するか又は調整しないために前記第4の手段の周囲に自身を適合させる第5の手段(16)と、ボーテックスを備えており、空気流が冷気を生成する膨張チャンバーを備えている第7の手段(18)に流入する前に、乱流効果によって空気流を加速させることができ、空気流を最終エアコントロールバルブ内部に向いている第6の手段(17)と、を収容構造体(10)内に連続的に備えている空気調和機である。

Description

本発明は、暖気又は冷気を配給可能な可逆的空気調和装置の技術分野に関する。
空気調和機及びその構成部品で利用される現行技術は、幾つかの大きな問題を有している。第1の欠点は、空気調和機が、特定気体の圧縮に固有の熱交換によって結露を発生させることである。第2の欠点は、現行の空気調和機が、環境にとって有害な気体を生成し、且つ、COの温室効果よりも大きな温室効果(最大2000倍)を有している、冷媒を備えている場合があり、さらに冷媒が漏出する場合があるので、耐用寿命を終えた後のリサイクルが制限されることである。空気調和機は濾過装置を利用するが、現行の空気調和システムは、レジオネラ病を発症させる特定のバクテリアを成長及び増殖させる源として作用している場合がある。広範囲に亘る研究が非常に多数の空気調和機製造業者によって実施されているが、実際には、上述の欠点のすべて又は一部分が解消されていない。
米国特許第4051689号明細書 米国特許第4595084号明細書 米国特許第1952281号明細書
従って、出願人の手法は、特に、結露と結露の除去とに関連する問題を克服するために、現行の空気調和機の設計に対して根本的に相違する。
従って、求められている本発明の第1の目的は、結露を発生させる空気調和機の構成部品を利用することなく、ひいては冷媒を利用することなく、凝縮効果を無くすことである。
求められている本発明の第2の目的は、環境汚染危機を構築する現象を一切防止することができる新規の空気調和機を発明することである。
求められている本発明の第3の目的は、現行の空気調和機と比較して高い競争力を有する経済状況下において製造可能な空気調和機を発明することである。
他の求められている目的は、空気調和機が発揮する冷暖房効果に非常に容易に適応可能な、且つ、コンピュータ化された手段によって制御可能な新しいレイアウトを有している空気調和機を発明することである。
これら目的及び他の目的は、以下の説明から明らかになる。
空気調和機によって利用されるコンセプトは、理想的な機能を発揮するために、気体を付加することなく流体機械を利用している。
本発明の第1の態様において、空気調和機は、軸流圧縮機の形態をした第1の手段であって、ブレードを自身の周囲に備え、且つ、所定の速度で空気を循環させる内蔵式モータユニットによって給電される第1の手段と、軸方向整流ステータの形態をした第2の手段であって、第3の手段で得られる空気流を送ることによって大気圧を超えた圧力を生成するように機能する第2の手段と、固定式遠心圧縮機の形態をした第3の手段であって、空気流に沿った温度上昇に依存して変化する静圧と共に回転流を生成するように機能する第3の手段と、空気流が貫流し、軸方向整流装置/拡散装置を備えている第4の手段であって、前記軸方向整流装置の内部が、周囲空気を循環させるために中空になっており、前記軸方向整流装置の外部が、乱流を軸流に変換し、圧力を緩和させるように機能する第4の手段とを収容構造体内に連続的に備えている空気調和機において、第5の手段が、切替バルブを備えており、周囲大気と共に暖気流を調整するように又は調整しないように前記第4の手段の周囲に適合されており、第6の手段が、ボーテックスを備えており、冷気を生成する膨張チャンバーを備えている第7の手段に空気流が流入する前に、乱流効果によって空気流を加速させることができ、選定された温度条件下において空気流を最終エアコントロールバルブ内部に向け、すべての手段が防護接続筐体内に配置されている点において相違する。
これら態様及び他の態様は、以下の説明から明らかになる。
本発明の目的は、単なる例示として、添付図面において説明されている。
本発明における空気調和プラントの斜視図である。 組み立てられた空気調和機のすべての構成部品を表わす。これら構成部品を収容する防護構造体は図示しない。 図2に表わす空気調和機に本質的に類している図面であるが、軸流圧縮機を動作させるために利用される組込型モータの一部分の分解図である。 軸流圧縮機を備えた第1の手段の前面図である。 図4に表わす軸流圧縮機の上面図である。 軸方向整流ステータを備えた第2の手段の上面図である。 固定式遠心圧縮機を備えた第3の手段の不等角投影図である。 図7に表わす第3の手段の等角投影図である。 固定式遠心圧縮機から出る空気流に沿って連続するブレードによって形成されたレーンの部分図である。 軸方向整流装置/拡散装置を備えた第4の手段の不等角投影図である。 切替バルブを備えた第5の手段の斜視図である。 切替バルブに設けられた、軸方向整流装置/拡散装置から成る組立体の斜視図である。 ボーテックスを備えた第6の手段を表わす。 軸流圧縮機、軸方向整流ステータ、及びモータ組立体から成る組立体を表わす。 防護保持構造体の2つの半体シェルを組み立てる前における、防護保持構造体内における構成部品から成る組立体を表わす。 軸流圧縮機を駆動するモータユニットの構造を表わす、図13のような斜視図である。 軸方向整流ステータが係合した状態におけるモータユニットの、図16のような斜視図である。
本発明の目的を理解し易くするために、添付図を参照しつつ、単なる例示として以下に説明する。
本発明における空気調和装置Aは、図1に表わすプラントI内に配設されている。空気調和装置は、固定ブラケット1a又は任意の他の取付ブラケットを考慮して設計された外部防護ハウジング1に係合されている。この外部防護ハウジングは、例えば平行六面体の形状であり、公知の手段が設けられた側端フランジ1b,1cを備えている。すなわち、側端フランジ1bには、二系統エアコントロールバルブ3に向かって開口しているダクト2と、適切な支持平面P、例えば壁やこれに類する部材に固定された吸気ダクト6に関連するダクト5に向かって開口しているエアコントロールバルブ4とが設けられている。この空気を配給するダクトは、吸気口のためにカーボン製の空気浄化フィルタ装置7を収容している。空気調和装置の排出口側の側端フランジ1cには、排気口に向かって開口している、暖気又は冷気のための排気ダクト8と、適切な支持平面Pに固定された排出ダクト9とが設けられている。
空気調和装置の特徴と該空気調和装置の様々な構成部品について、以下に説明する。
この空気調和装置は、上述のハウジング1によって囲まれ且つ保護されている収容構造体10内に連続的に配置され且つ設けられた、複数の手段を備えている。収容構造体10は、例えば円筒状に構成されており、2つの円筒状の半体シェル10a,10bとして作られている。これら半体シェルは、ボルト式固定具又は他の手段を利用することによって共に結合及び固定可能とされるストリップ10cを、自身の長手方向における外縁に沿って有している。従って、空気調和装置の様々な構成部品が、互いに位置決め及び取付可能であり、前記収容構造体に対しても位置決め及び取付可能である。
従って、空気調和機は、
軸流圧縮機の形態をした第1の手段(11)であって、ブレード(11a)を自身の周囲に備え、且つ、所定の速度で空気を循環させる内蔵式モータユニット(12)によって給電される第1の手段(11)と、
軸方向整流ステータの形態をした第2の手段(13)であって、第3の手段(14)で得られる空気流を送ることによって大気圧を超えた圧力を生成するように機能する第2の手段(13)と、
固定式遠心圧縮機の形態をした第3の手段(14)であって、空気流に沿った温度上昇に依存して変化する静圧と共に回転流を生成するように機能する第3の手段(14)と、
空気流が貫流し、軸方向整流装置/拡散装置を備えている第4の手段(15)であって、前記軸方向整流装置の内部が、周囲空気を循環させるために中空になっており、前記軸方向整流装置の外部が、乱流を軸流に変換し、圧力を緩和させるように機能する第4の手段(15)と、
を収容構造体(10)内に連続的に備えている空気調和機において、
切替バルブを備えており、周囲大気と共に暖気流を調整するように又は調整しないように前記第4の手段の周囲に適合されている第5の手段(16)と、
乱流効果を利用することによって空気流を加速させることができるボーテックスから構成されている第6の手段(17)と、
ボーテックスの端部に配置されており、選定された温度条件下において空気流を最終エアコントロールバルブ内部に向けるために、冷気を生成する膨張チャンバーを構成している第7の手段(18)と、
を備えている。
前記手段11〜18それぞれについて、添付図面を参照しつつ、以下に詳述する。
従って、図2及び図3は、様々な手段11〜18が組み立てられた状態を概略的に表わす。図3は、軸流圧縮機に関連する組立モータユニットを表わす。
第1の手段11は、図4及び図5に表わす軸流圧縮機である。第1の手段は、例えばアルミニウムから作られた複数のブレード11aが自身の周囲に設けられた円筒状本体11bと、プロペラコーンのような前部形状11cとを備えている。前記ブレードのブレード面の表面は、ガラスビーズによってピーニング処理されている(glass-bead peened)。この処理の目的は、ロータを形成する圧縮機の回転によって発生するクリープを補償するために、且つ、ブレードにおける速度三角形の変形を防止するために、対応する表面を硬化させることである。従って、軸流圧縮機は、図16に表わすモータユニットのテーパーピン12aに取り付けられている。2つの隣り合うブレードが、空気の体積速度を高めるために広がった、対面する基部輪郭11a1を有している状態において、ブレード11aが螺旋状に構成されている。ブレードの速度三角形は、軸方向において円筒状の高速空気流を生み出すように構成されている。ブレードに沿った空気流の分布は、一般に気塊(air mass)を乱さないように、単一の軸線に亘って一定状態を維持している。従って、図16に表わすモータユニット12は、モータ12cに設けられた軸12bと、防護ハウジング12dと、モータを取り付けるためのフランジ12eとを備えている。軸12bの端部には、軸流圧縮機11を受容且つ支持するために、円錐台状ヘッド12aが形成されている。軸流圧縮機が前記円錐台ヘッドに嵌合するように構成される任意の適切な方法によって、軸流圧縮機11が前記円錐台ヘッドに接続されている。
第2の手段13は、任意の適切な接続手段によって筐体10に取付且つ結合されている軸方向整流ステータとされる。第2の手段13は、取付フランジ12eと円錐台状部分12aとの間において軸部分12cに配設されている。
整流ステータは、例えばアルミニウム製の10枚のブレード13aを有している。好ましくはブレード13aの先端によって、筐体11に接続される。これらブレード13aは、圧縮機に形成されたブレード11aの延長部分として配置されているが、螺旋状に構成されているブレード11aとは異なっている。ブレード13aは、軸方向整流ステータの長手軸線方向に配置されている。前記ブレードは、対称に構成されており、ティアドロップ状断面を形成するように勾配入口13a1及び第2のテーパ状部分13a2を有している。図6に表わすように、2つの連続するブレードの間には、収束輪郭を備えた入口と、発散輪郭を備えた出口とが形成されている。ブレードの第1の区間の前方の構成は、空気流を加速させることができる。第2の部分によって、著しい速度降下が発生し、圧力勾配が大きくなる。ブレード13aの外形は、次の手段内部に、すなわち固定式遠心圧縮機内部に流入する前に、空気流に対して適切な方向に屈曲している。この軸方向流れに対する整流ステータは、自身に対して上流及び下流に配置されたプレナムチャンバーを備えている。これら手段は図示しない。これらチャンバーの目的は、大気圧を超えた静圧を生成することである。
第3の手段14は、図7、図8、及び図9に表わす固定式遠心圧縮機から構成されており、以下に説明されている。
この圧縮機14は、一の特定の実施態様において、モータユニット12の周囲に係合し、且つ、該モータユニットを収容する管状体14aと、異なる特性を有している2つの一連の主ブレード14bと補助ブレード14cとを備えている。一連の主ブレード14bは、形状及びピッチが異なる螺旋構造体として配置された5つのブレードである。これら主ブレード14bは、図9に表わす構成で収容体14aを中心として完全に一回転するようになっている。これら主ブレードは、事前に設定された間隙を有した状態において、振幅が小さな他の一連の補助ブレード14を配置可能とするために、初め互いに平行である。これら補助ブレードは、主ブレード14bの開始断面に対応する、捩れた構成である。補助ブレード14cは、2分の1又は3分の1程度に短い。このように、静的遠心圧縮機の前部分では、代替的に等間隔に配置されたすべてのブレード14b,14cが配置されていることがわかる。補助ブレードの長さが短い場合には、静的遠心圧縮機の他端が、主ブレードの先端を露呈させる。従って、乱流を発生させる連続的な主ブレード14bの間における空間が狭められる。ブレード14b,14cの入口部分は、すべて本体の長手方向に向かっている。主ブレードの後方出口先端はラジアル平面内に配置されている。空気を容易に循環させるために、すべての異なるタイプのブレードの前端及び後端が、テーパ状にされていることに留意すべきである。
ブレードの各側面の表面は、凹状とされ、特定の表面処理を成されていない。従って、静的遠心圧縮機14によって、軸方向整流ステータ13で生じる静圧を維持する一方で、空気流を加速させるために、第2の手段13からの軸方向に流れる空気流を回転流に変換することができる。
ブレードに沿った軸方向の流れを保存し、且つ、様々なタイプのブレードによって生み出される乱流効果を組み合わせることによって、遠心運動が実現される。
各表面の重心の母線及び慣性中心に基づいて速度三角を算出した後に、ブレードは、幾つかの不規則な表面を突出させることによって構成されている。その後に、これら表面は、空気流のジャイロ効果を生み出すために、各ブレードの最後の表面上を流れることによって突出される。回転流が発生すると、回転流の発生によって、直ちに、空気流を旋回させることによって、且つ、支持表面同士の間において先細りするダクトを制限することによって生み出される遠心力に起因して、表面上の圧力が増大する。この段階において、静圧は、経路全体に沿った温度上昇に依存して変動する。
図10に表わす軸方向整流装置/拡散装置から成る第4の手段15の特徴について、以下に説明する。前記拡散装置は、第3の手段14の軸方向における延長部分として配置されている。前記拡散装置は、モータユニット12cを囲み、且つ、周辺空気を循環させることができる円筒状の本体15aから構成されている。前記拡散装置の周辺において、軸方向整流装置/拡散装置は、例えば湾曲した状態で配置されたアルミニウム製の複数の(14枚の)ブレード15bを有している。入口領域のブレードは、前記ブレードの後端部における間隙よりも小さな分離間隙(separation gap)を有しているので、拡散効果を発揮し、ブレードの後端は整流装置の長手方向に沿って向いている。第3の手段14から流れてくる空気のための入口領域は、第3の手段14から流れてくる空気のための出口の延長部分であるように構成されている。この第4の手段15の目的は、渦状に構成された第6の手段17に流入する前に循環する空気の温度を低減させるために、空気の乱流を直流に変換すること、及び圧力を僅かに緩和させることである。整流装置15は、筐体内で所定の位置に固定されており、任意の適切な手段によって固定されている。
この軸方向整流装置/拡散装置は、切替弁から成る第5の手段16と協働し、及び前記第5手段を位置決め且つ係合することができる。この切替バルブは、整流装置15の本体15a内に係合する円筒状の本体16aを有しており、シリンドリカルに構成された突出スカート16bを有している。このクラウン状のスカートは、空気を本体16a内に流入させ循環させることができる複数のスリット16cを備えている。クラウン状のスカート16bには、クラウン状のスカート16bに対して角度的に旋回可能なように適合した形状を有しているリング20が、分離可能に取付及び配置されている。このことを実現するために、リングは、クラウン状のスカート16bに形成されたリングの位置に依存して、スリットを完全又は部分的に閉じるために、スリット16cに適合する形状及び大きさとされるシャッターの形態をした堅固な部分20aを有している。調整手段21は、リングをクラウン状のスカートに移動させることが可能であり、切替バルブを適切な角度に向けるために、整流装置15の本体に設けられている。切替バルブの開閉の程度に依存して、上述の様々な手段によって生成及び加熱された空気と共に、周辺空気を排出及び混合することができる。
ボーテックスから構成されている第6の手段17については、以下に説明する。この第6の手段は、円筒状のディスク17aに対応している。その中心には、例えばアルミニウム製の複数の(例えば10枚の)ブレード17bを収容している中空部分が設けられている。これらブレードは、錐台状に構成された星形に配置されている。このボーテックスは、ブレード同士の間における回転運動に亘って安定且つ一定の速度を空気流に付与するように機能し、冷気を生成し且つ下流に配置された延長チャンバー内で生成された空気流を送るための準備をする。延長チャンバーは、シリンドリカルに構成されており、プロペラコーン状の先端部18aを有している。
これら手段すべてから成る空気調整プラントは、上述の様々な手段から得られる空気循環効果の組み合わせを利用することによって、本発明の用途に応じて調整された温度範囲を有している暖気又は冷気を生成することができる。
モータユニット及び切替バルブは、これらの制御装置と同様に、コンピュータによってRS232インターフェース又は他のインターフェースを介して制御可能とされるデジタル回路基板に接続されている。
本発明における空気調整プラントは、上述の様々な問題を解決する。様々な構成部品から成る構成11及びブレードの数量は、空気調整装置の動作を最適化することを目的とするが、単なる例示として開示されている。
これら手段は、空気調整装置の特定の用途に従ってアルミニウム製である場合がある。これら手段は、動作条件を考慮して、プラスチック材料、複合材料、又は他の材料を成形して作られる場合がある。
10 収容構造体
11 第1の手段
11a ブレード(軸流圧縮機)
11a1 基部輪郭
11b 円筒状の本体
11c 前側部分
12 モータユニット
12a 錐台状のヘッド
12b 軸
12c モータ
12d 防護ハウジング
12e フランジ
13 第2の手段
13a ブレード
13a1 勾配入口
13a2 第2のテーパ状部分
13a3 ネック
14 第3の手段
14a 管状の本体
14b 主ブレード
14c 補助ブレード
15 第4の手段
15a 中空且つ円筒状の本体
15b 主ブレード
16 第5の手段
16a 円筒状の本体
16b クラウン状のスカート
16c スリット
17 第6の手段
17a 円筒状のディスク
17b 主ブレード
18 第7の手段
20 リング
20a 堅固な部分
21 調整手段

Claims (13)

  1. 軸流圧縮機の形態をした第1の手段(11)であって、ブレード(11a)を自身の周囲に備え、且つ、所定の速度で空気を循環させる内蔵式モータユニット(12)によって給電される第1の手段(11)と、
    軸方向整流ステータの形態をした第2の手段(13)であって、第3の手段(14)で得られる空気流を送ることによって大気圧を超えた圧力を生成するように機能する第2の手段(13)と、
    固定式遠心圧縮機の形態をした第3の手段(14)であって、空気流に沿った温度上昇に依存して変化する静圧と共に回転流を生成するように機能する第3の手段(14)と、
    空気流が貫流し、軸方向整流装置/拡散装置を備えている第4の手段(15)であって、前記軸方向整流装置の内部が、周囲空気を循環させるために中空になっており、前記軸方向整流装置の外部が、乱流を軸流に変換し、圧力を緩和させるように機能する第4の手段(15)と、
    を収容構造体(10)内に連続的に備えている空気調和機において、
    第5の手段(16)が、切替バルブを備えており、周囲大気と共に暖気流を調整するように又は調整しないように前記第4の手段の周囲に適合されており、
    第6の手段(17)が、ボーテックスを備えており、冷気を生成する膨張チャンバーを備えている第7の手段(18)に空気流が流入する前に、乱流効果によって空気流を加速させることができ、選定された温度条件下において空気流を最終エアコントロールバルブ内部に向け、
    すべての手段(11,12,13,14,15,16,17,18)が防護接続筐体(10)内に配置されていることを特徴とする空気調和機。
  2. 第1の手段(11)は、その周囲に複数のブレード(11a)が配設され且つプロペラコーンのような前側部分(11c)を有している、円筒状の本体(11b)を備えている軸流圧縮機であり、
    前記軸流圧縮機が、モータユニット(12)のテーパーピン(12a)に取り付けられ、
    2つの隣り合う前記ブレードが、対面し且つ拡散させる基部輪郭(11a1)を有している状態において、ブレード(11a)が、螺旋状に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. モータユニット(12)は、モータ(12c)に設けられた軸(12b)と、防護ハウジング(12d)と、前記モータを取り付けるためのフランジ(12e)とを備えており、
    軸(12b)の端部には、軸流圧縮機(11)を受容及び支持するために錐台状のヘッド(12a)が形成されており、
    任意の適切な方法によって、軸流圧縮機(11)が前記錐台状のヘッドに接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和機。
  4. 第2の手段(13)が、防護接続筐体(10)に取付及び結合されている軸方向整流ステータとされ、
    第2の手段(13)が、取付フランジ(12e)と錐台状のヘッド(12a)との間において軸(12b)に配置されており、
    第2の手段(13)が、前記軸流圧縮機に配設されているブレード(11a)の延長部分として配置されているブレード(13a)を備えており、
    螺旋状に構成されているブレード(11a)とは異なり、ブレード(13a)は、前記軸方向整流ステータの軸長手方向に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  5. ブレード(13a)が、対称に構成されており、ティアドロップ状断面を形成するように勾配入口(13a1)及び第2のテーパ状部分(13a2)を有しており、
    2つの連続する前記ブレードの位置が、収束輪郭を有している入口と、発散輪郭を有している出口と、ネック(13a3)を有している狭小化された中間領域とを規定していることを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。
  6. 前記軸方向整流ステータは、上流プレナムチャンバー及び下流のプレナムチャンバーと共に構成されており、
    前記軸方向整流ステータが、大気圧を超えた静圧を生成するように機能することを特徴とする請求項5に記載の空気調和機。
  7. 第3の手段(14)が、管状の本体(14a)を備えている固定式遠心圧縮機から構成されており、
    前記管状の本体が、モータユニット(12)の周囲に係合しており、一の実施態様において、異なる特性を有している2つの一連の主ブレード(14b)と補助ブレード(14c)とを備えていることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  8. 前記第3の手段が、形状及びピッチが異なる螺旋構造体として配置された5つのブレードから成る第1の一連の主ブレード(14b)を備えており、
    これら主ブレード(14b)は、収容体(14a)の周囲を一回転することができるように構成されており、
    前記主ブレードは、事前に設定された間隙を有した状態において、振幅が前記主ブレードよりも小さな他の一連の補助ブレード(14c)を配置可能とするために、初め互いに平行であり、
    前記補助ブレードが、主ブレード(14b)の開始断面に対応する捩れた構成であり、補助ブレード(14c)が、前記主ブレードよりも短いことを特徴とする請求項7に記載の空気調和機。
  9. 主ブレード(14b)及び補助ブレード(14c)の入口部分は、すべて前記本体の長手軸線方向に向いており、
    前記主ブレードの後方の出口の先端が、ラジアル平面内に配置されており、
    前記主ブレードの両側面が、凹状になっていることを特徴とする請求項8に記載の空気調和機。
  10. 第4の手段(15)が、第3の手段(14)の軸方向における延長部分として配設されている軸方向整流ステータ/拡散装置から構成されており、
    前記第4の手段が、モータユニット(12c)を囲むことができ、且つ、周囲空気を循環させることができる、中空且つ円筒状の本体(15a)から構成されており、
    前記第4の手段の周囲において、前記軸方向整流ステータ/拡散装置が、屈曲して構成された複数の主ブレード(15b)を有していることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  11. 入口領域内の前記主ブレードが、前記主ブレードの後端部における間隙よりも小さな分離間隙を有しているので、拡散効果を発揮し、前記主ブレードの後端は前記軸方向整流装置の長手方向に沿って向いており、
    第3の手段(14)から流れてくる空気のための入口領域は、第3の手段(14)から流れてくる空気のための出口の延長部分であるように構成されていることを特徴とする請求項10に記載の空気調和機。
  12. 前記軸方向整流装置/拡散装置が、切替弁から成る第5の手段(16)と協働し、且つ、前記第5手段を位置決め及び係合することができ、
    第5の手段(16)が、軸方向整流装置(15)の本体(15a)内に係合する円筒状の本体(16a)を有し、円筒状に構成され且つ突出したスカート(16b)を有しており、
    クラウン状の前記スカートは、空気を本体(16a)内に流入させ循環させることができる複数のスリット(16c)を備えており、
    クラウン状のスカート(16b)には、クラウン状のスカート(16b)に対して角度的に旋回可能なように適合した形状を有しているリング(20)が、分離可能に取付及び配置されており、
    前記リングが、クラウン状のスカート(16b)に形成された前記リングの位置に依存して、スリットを完全又は部分的に閉じるために、スリット(16c)に適合した形状及び大きさとされるシャッターの形態をした堅固な部分(20a)を有しており、
    調整手段(21)が、クラウン状のスカートに形成された前記リングを駆動させることが可能であり、前記切替バルブを適切な角度に向けるために、整流装置(15)の本体に設けられていることを特徴とする請求項10又は11に記載の空気調和機。
  13. 第6の手段(17)が、複数の主ブレード(17b)を備えている中空部がその中心に設けられた円筒状のディスク(17a)を備えている、ボーテックスから構成されており、
    前記主ブレードが、錐台状に構成された星形に配置されており、
    前記ボーテックスが、ブレード同士の間における回転運動によって安定且つ一定の速度を空気流に付与するように機能し、下流に配置された膨張チャンバー内で生成された空気流を送るための準備をすることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
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