JP2010514253A - UTRANHSDPA無線ネットワークにおける改良型MAC−d多重化 - Google Patents

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Abstract

複数の論理チャネルのデータを1つのMAD−cフローに多重化する一方で、オーバーヘッドを低減し、MAC−d PDU長においてオクテット整列を達成するUTRAN MAC−dが支持される。ある実施形態では、多重化されたMAC−d PDUのC/Tフィールドは削除され、MAC−dフローに多重化された論理チャネルが少なくとも1つのNodeB内(好適にはUE内も)のMAC−hs PQにマッピングされる。他の実施形態では、C/Tフィールドは保持され、オクテット整列された長さ標識がRNCからUEへ送信される。ある実施形態では、長さ標識はMAC−d PDUのパディングによりオクテット整列される。別の実施形態では、RNCからUEへの経路内の送信機および受信機は、長さ標識に追加するためのオフセットを有し、オクテット整列を達成する。パディングまたはオフセットは(8−n)ビットであり、n=C/Tフィールドのビット数、である。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に無線通信、特にUTRAN HSDPAにおけるMAC−d多重化の効果的な支援に関する。
本発明は、UMTS地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN:UMTS terrestrial radio access network)におけるダウンリンクデータ転送に関する。UTRAN無線通信ネットワーク10が図1に示されている。UTRANネットワークは、コアネットワーク(CN:Core Network)12と、複数の無線ネットワーク制御装置(RNC:Radio Network Controller)14と、当技術では基地局ともいう複数のNodeB20とを備え、この各々は、移動局ともいう1または2以上のユーザ装置(UE:User Equipment)24に対して、セルまたはセクタ26内の無線インタフェースを通してサービスを提供するものである。
CN12は、公衆交換電話ネットワーク(PSTN:Public Switched Telephone Network)、インターネット、GSMネットワーク等のような別のネットワークに通信伝達的に接続可能である。各RNC14は、他の機能モジュールの中でも、無線リンクプロトコル(RLC:Radio Link Protocol)16と、専用媒体アクセス制御(MAC−d:dedicated Medium Access Control)18とを備える。RLC16は、複数の論理チャネル17でMAC−d18へとデータを転送する。高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA:High Speed Downlink Packet Access)の登場により、NodeB20は、専用チャネルで各UE24と通信し、追加的に、高速ダウンリンク共有チャネル(HS−DSCH:High Speed Downlink Shared Channel)でセル26じゅうにデータパケットをブロードキャストする。
HSDPAはチャネル依存スケジューリングを利用しており、それによって、各UE24へと導かれるデータは、上記UE24への瞬間チャネル品質が高い場合には、共有チャネルでの送信のためにスケジューリングされる。同様に、高速度制御および高次変調がリンク適応のために利用されるのであるが、リンク適応においては、各伝送ブロックのデータ速度および変調方式は目標UE24へのチャネル条件(およびUE24の能力)に応じて変化する。さらに、HSDPAは、ハイブリッドARQ(HARQ:Hybrid−ARQ)確認応答方式を採用するのであるが、当該方式においては、復号化が成功しなかった伝送ブロックの軟値(soft value)を保持し、各再送信の軟復号(soft decoding)結果と組み合わせる。これにより、増分冗長が可能となり、更なる再送信の必要性が低減される。スケジューリング、速度適応、およびHARQ機能はネットワーク側の無線インタフェースに近くなければならないので、高速媒体アクセス制御(MAC−hs:
high speed Medium Access Control)機能22がNodeB20に追加される。MAC−ehs機能(図示せず)が、HSDPAトラフィックを受信可能なUE24において追加的に提供される。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)の規格はMAC−d多重化を定めており、それによると、複数の論理チャネルからのデータが1つのMAC−dフローに多重化され、MAC−dプロトコルデータユニット(PDU:Protocol Data Unit)にカプセル化される(encapsulate)ことが可能である。この機能は、伝送チャネルに関する優先順位に基づいたスケジューリングがRNC14において全面的に行われた時に、リリース99(Release−99)チャネルのために開発された。論理チャネルを区別するために、4ビットのC/Tフィールドが、多重化されたMAC−d PDUヘッダに追加される(多重化されていないPDUはC/Tフィールドを含む必要がない)。RNC14においてMAC−d多重化された論理チャネルは、伝送ネットワーク(すなわちIubを介したRNC14とNodeB20との間)を通じて1つのMAC−dフローとして扱われ、典型的には、無線インタフェースを介する1つの優先フロー(または待ち行列)として扱われる。これにより、多くの無線ベアラ(RB:Radio Bearer)からのデータを単一のMAC−dフローを介して送信することが可能になり、NodeBにおける優先待ち行列(PQ:Priority Queue)の数が低減される。追加的に、MAC−Dフローが少なくなると、伝送ネットワークリンクの数が低減され、それにより、MAC−dフロー容量が限られたUE24におけるアドレス空間の制約が軽減可能である。
多重化MAC−d機能が図2に示されている。C/T多重化装置28は、複数の論理チャネルからのデータを1つのMAC−dフローに多重化する。C/T mux28が取り外される場合には、C/T MUX優先順位制御装置30が、ダウンリンクのための優先順位設定のみを行なう。図3は、NodeB20内のMAC−hs22におけるPQ32へのMAC−dフローのマッピングを示している。UE24内でのMAC−hs機能におけるPDUの再序列化(reordering)が図4に示されている。再序列化は、PQ32ごとに行われるものであり、従って、UE24は、PQ32が存在するだけの数の再序列化待ち行列34を構成する必要がある。
上述のシステムは、幾つかの点において欠陥がある。第1に、MAC−d PDUは、理想的にはオクテット整列されている(octet−aligned)。MAC−dはRLC PDUを受信し、RCN PDUは肯定応答モード(AM:acknowledged mode)および非肯定応答モード(UM:unacknowledged mode)双方においてオクテット整列されている。しかし、ヘッダに4ビットのC/Tフィールドを追加すると、MAC−d PDUはもはやオクテット整列されない。これは、下位ネットワークプロトコル層におけるデータのカプセル化のような、新ヘッダの設計にとって問題となるものであり、それは、多くのヘッダが、MAC−d PDUのサイズを示す長さ標識(LI:length indicator)を含むためである。非オクテット整列(non−octet alignment)は、LIにさらにビットが必要であることを意味する。オクテット整列していないプロトコル構造もさらに多くの処理を必要とする。
第2に、C/Tフィールドを伴う多重化は、不必要なオーバーヘッドを生み、無線インタフェースの有効帯域幅を低減する。多重化されたMAC−d PDUヘッダは、データに関連した論理チャネルを示す4ビットのC/Tフィールドを含む。MAC−hsは、後に、無線インタフェースを介する送信のためにMAC−d PDUが取得されるPQを示す追加的な3ビットのフィールドを追加する。従って、実際には4つまたは5つのビットしか必要ではない場合に、全部で7つのビットを用いて、MAC−d PDUの論理チャネルオリジンが示される。
多重化されたMAC−d PDUのヘッダからC/Tフィールドを削除すると、2つの欠陥が軽減されるであろう。データの論理チャネルオリジンを識別するための直接的な解決方法は、論理チャネルとPQ32との間に1対1のマッピング(mapping)を割り当て、論理チャネルごとにUE24において再序列化を行なうことであろう。しかし、これにより、別々のMAC−dフローおよびPQ32が激増することになり、NodeB20およびUE24双方での処理要求が増加するであろう。さらに、MAC−dフローおよびPQ32のコンセプトを取り除くことで、MACの多重化構造を根本的に変更されるであろう。従って、従来技術においては、MACで定義された多重化構造を維持するが、C/Tフィールドの悪影響を取り除く、または軽減する一方で、少数のMAC−dフローおよびPQ32を実施する能力を維持することが求められている。
ここで開示し、請求する1または2以上の実施形態によれば、複数の論理チャネルからのデータを多重化することにより、MAC−dフローおよびPQの数が保存される一方で、フレーミングオーバーヘッドおよび非オクテット整列処理が削減される。ある実施形態において、多重化されたMAC−d PDUのC/Tフィールドは削除され、MAC−dフローに多重化された論理チャネルが、少なくとも1つのNodeBにおけるMAC−hs PQに(また好適にはUE内のMAC−ehsにも)マッピングされる。他の実施形態では、C/Tフィールドは保持され、オクテット整列された長さ標識がRNCからUEへ送信される。ある実施形態において、長さ標識は、MAC−d PDUをパディング(padding)することで、オクテット整列される。別の実施形態においては、RNCからUEへの経路における送信機および受信機が、長さ標識に加えるオフセットを有し、オクテット整列を達成する。パディングまたはオフセットは(8−n)ビットであり、ここで、n=C/Tフィールドにおけるビット数、である。
ある実施形態は、UTRAN無線通信ネットワークにおいてデータをC/Tフィールドなく送信する方法に関する。MAC−dにおいて、2または3以上の無線ベアラからそれぞれの2または3以上の論理チャネルでデータが受信される。2または3以上の論理チャネルからのデータは単一のMAC−dフローに多重化される。多重化されたMAC−dフローは、論理チャネルを識別するC/TフィールドがMAC−d PDUヘッダにないMAC−d PDUにカプセル化される。2または3以上の論理チャネルがMAC−hsにおけるPQへマッピングされる。論理チャネル識別子がRNCからUEへ送信される。
他の実施形態は、C/Tフィールドを伴って、UTRAN無線通信ネットワークにおいてデータを送信する方法に関する。MAC−dにおいて、2または3以上の無線ベアラからそれぞれの2または3以上の論理チャネルでデータが受信される。2または3以上の論理チャネルからのデータは単一のMAC−dフローに多重化している。多重化されたMAC−dフローはMAC−d PDUにカプセル化される。論理チャネルを識別するMAC−d PDUヘッダにC/Tフィールドが含まれる。MAC−d PDUのオクテット整列された長さを識別するMAC−hsおよびIubフレーミングプロトコルに長さ標識が追加される。ある実施形態では、長さ標識は、多重化されたMAC−d PDUを(8−n)ビットでパディングすることにより、オクテット整列され、ここで、n=C/Tフィールドにおけるビット数、である。別の実施形態では、送信機および受信機が(8−n)ビットのオフセットを有するものであり、そのため、オフセットにより調整されたLIはオクテット整列される。ここで、n=C/Tフィールドにおけるビット数、である。
別の実施形態は、ある無線通信ネットワークに関する。このネットワークはRNCを備え、RNCはMAC−dを備えており、MAC−dは、2または3以上の無線ベアラからそれぞれの2または3以上の論理チャネルでデータを受信し、2または3以上の論理チャネルからのデータを単一のMAC−dフローに多重化し、論理チャネルを識別するC/TフィールドがMAC−d PDUヘッダにないMAC−d PDUに、多重化されたMAC−dフローをカプセル化するものである。このネットワークは、1または2以上のPQへMAC−dフローを導くMAC−hsを備えるNodeBも備え、2または3以上の論理チャネルが少なくとも1つのPQへマッピングされる。RNCは、多重化されたMAC−dフローと共に、論理チャネル識別子をUEへ送信する。
他の実施形態は、ある無線通信ネットワークに関する。このネットワークはRNCを備え、RNCはMAC−dを備えており、MAC−dは、2または3以上の無線ベアラからそれぞれの2または3以上の論理チャネルでデータを受信し、2または3以上の論理チャネルからのデータを単一のMAC−dフローに多重化し、論理チャネルを識別するC/TフィールドをMAC−d PDUヘッダに含むMAC−d PDUに、多重化されたMAC−dフローをカプセル化し、MAC−d PDUとオクテット整列された長さ標識とをNodeBへ送信するものである。このネットワークはNodeBも備えており、NodeBは、MAC−d PDUとオクテット整列された長さ標識とを受信するものであり、オクテット整列された長さ標識をMAC−hs PDUの優先待ち行列識別子(PQID:Priority Queue Identifier)フィールドに含むMAC−hs PDUに、MAC−d PDUをカプセル化するものである。ある実施形態において、MAC−dは、さらに、多重化されたMAC−D PDUを(8−n)ビットでパディングして、MAC−d PDU長をオクテット整列させるものであり、ここで、n=C/Tフィールドにおけるビット数、である。別の実施形態において、RNCおよびNodeBは(8−n)ビットのオフセットを有するものであり、そのため、オフセットにより調整された長さ標識はオクテット整列される。ここで、n=C/Tフィールドにおけるビット数、である。
以下の発明を実施するための形態を、添付図面および特許請求の範囲と併せて考察すると、本発明の他の目的、効果および新規な特徴が明らかとなろう。
より良い理解のために、以下の図面および本発明の好適な実施形態を参照する。
UTRAN無線通信ネットワークの機能ブロック図である。 RNCにおけるMAC−d機能モジュールの機能ブロック図である。 NodeBにおけるMAC−hs機能モジュールの機能ブロック図である。 UEにおけるMAC−ehs機能モジュールの機能ブロック図である。 C/Tフィールドなくデータを送信する方法の流れ図である。 C/Tフィールドを伴ってデータを送信する方法の流れ図である。
ここでは、本発明の実施形態を、全く限定的でない例を参照しながら説明する。UEが5つ(5)の論理チャネルを有するものである、と考える。4つのチャネルが、信号無線ビーコン(SRB:signaling radio beacon)からのデータを搬送するものであり、0、1、2、3と指標が付される。論理チャネルID(LCH−ID)4は、「ベストエフォート型(best effort)」データを搬送する。SRBは、既存技術によれば、MAC−d多重化される。すなわち、MAC−d PDUは、この第1MAC−dフローのためにはオクテット整列されないということである。LCH−ID4を搬送する第2MAC−dフローにおけるPDUは、C/Tフィールドを有しておらず、従って、オクテット整列している。従って、先行技術では、2つのMAC−dフローが、典型的に、2つの別々の優先待ち行列、例えばPQ0およびPQ1にマッピングされることとなるであろう。IubフレーミングプロトコルおよびMAC−hsにおける長さ標識は、バイトで定量化できない。
本発明の一実施形態によれば、複数のLCH−ID(ここでは、0、1、2、3)が、1つのMAC−dフローへとマッピングされる。MAC−dの多重化は、MAC−d PDUヘッダにC/Tフィールドなく、実施される。LCH−IDは、RNCからNodeBへMAC−d PDUを伝送する役目のフレームプロトコル、例えばIubにおいて利用可能となる。複数の論理チャネル(0〜3)は、同一の優先待ち行列PQ32(例えばPQ0)へとマッピングされ、MAC−hs PDUヘッダの優先待ち行列フィールドが、LCH−ID(ここでは、0、1、2または3)により置換される。このように、LCH−IDが上述の構成値のうちの1つである場合に、第1PQ32が識別される。
複数の論理チャネルのPQ32へのマッピングは、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)、NodeBアプリケーション部(NBAP:NodeB Application Part)、または無線ネットワークサブシステムアプリケーション部(RNSAP:Radio Network Subsystem Application Part)のような、ネットワークプロトコルスタックの高位におけるアプリケーションにより構成される。これら上位層アプリケーションは、NodeB20およびUE24へのマッピングを構成する。本例において、LCH−ID4は別々のMAC−dフローを介して搬送されるものであり、データは、上位層アプリケーションにより、別々のPQ32に対するものとしてもよい。
上述のように、本発明の本実施形態のあるステップは、LCH−IDからPQ32へのマッピングを構成することである。これは、目下のPQの抽象化層を保持するために、少なくともNodeB20において必要であり、好適にはUE24内でも行なわれる。LCH−IDは、lubを介して、例えばHS−DSCHデータフレームヘッダで送信されるものであり、このようにMAC−d PDUごとに認知される。HS−DSCHデータフレームがNodeB20において復号化されると、MAC−d PDUは、LCH−IDとPQ32との間のマッピングに従って正しいPQへと導かれる(すなわち再序列化がPQ32ごとに行なわれる)か、または代替的に、LCHごとに1つのPQが存在するであろう。MAC−d PDUがPQ32から取得され、NodeB20におけるMAC−hs PDUにカプセル化されると、LCH−IDはPQIDフィールドの代わりにMAC−hsヘッダに追加される。
UE24では、PQ32からのLCH−IDマッピングが構成されなかった場合には、MAC−hs PDUの再序列化はLCH−IDごとに行なわれる。しかし、再序列化行列の数を(またそれによりコストを)低減するために、PQ32とLCH−IDとの間のマッピングを有することが効果的であり、それにより、LCHごとではなくPQ32ごとの再序列化を可能にするであろう。送信シーケンス番号(TSN:Transmission Sequence Number)が再序列化エンティティごとに割り当てられる必要があるので、再序列化の方法論はMAC−hsヘッダに影響する。
本発明の本実施形態に従った、UTRAN無線通信ネットワークにおけるデータ送信方法100が、図5の流れ図に示されている。連続するステップとして図示しているが、当業者は、方法の全ステップを、図示した順序で実行する必要はないと分かるであろう。特に、構成またはマッピングのステップは、ある特定のUE24へのデータ転送の任意のシーケンスに対して1回だけ実施されることが効果的である場合がある。さらに、当業者は、本方法が継続しているものである、ということが分かるであろう。しかし、考察のために、本方法は、RNC14内のMAC−d18において、2または3以上の無線標識から2または3以上の対応するチャネルでデータを受信する(ステップ102)ことより、本方法を「開始する」。MAC−d18は、2または3以上の論理チャネルからのデータを単一のMAC−dフローに多重化する(ステップ104)。その後、MAC−d18は、C/TがPDUヘッダにないMAC−d PDUに、多重化されたMAC−dフローをカプセル化する(ブロック106)。高位層アプリケーションは、2または3以上の論理チャネルを、少なくとも1つのNodeB20におけるMAC−hs22の単一の優先待ち行列32にマッピングし(ブロック108)、好適には、加えてUE24におけるMAC−ehsのものにもマッピングする。その後、例えばRNC14とNodeB20との間のIub上ではHS−DSCHデータフレームヘッダで、またNodeB20からUE24への無線インタフェースではMAC−hs PDUのPQIDフィールドで、論理チャネル識別子がRNC14からUE24へと送信される(ブロック110)。
本実施形態において、MAC多重化構造が保持され、MAC−dフローおよびPQ32の数は制限され、C/TフィールドはMAC−d PDUヘッダから削除される。これにより、プロトコルオーバーヘッドが低減し、MAC−d PDUがオクテット整列されることになり、IubおよびMAC−hsフレーミングプロトコルにおける長さ標識の利用が容易になる。
本発明の別の実施形態において、多重化されたMAC−d PDUヘッダ内のC/Tフィールドが保持され、パディングビットを適当数、すなわち(8−n)個追加することにより、MAC−d PDUはオクテット整列され、ここでnはC/Tフィールド内のビット数である(例えば4ビットのC/Tフィールドに対しては4)。これにより、オクテット整列された長さ標識が、MAC−hsおよびlubフレーミングプロトコルで導入されることが可能になり、得られるPDUの処理が簡略化される。
本発明の別の実施形態において、多重化されたMAC−d PDUヘッダにおけるC/Tフィールドは保持される。lubフレーミングプロトコルおよびMAC−hsプロトコルは、MAC−d PDUの長さをバイトで示す長さ標識を含む。本実施形態において、送信および受信エンティティは、論理チャネルと、MAC−dフローと、C/Tフィールドを伴うMAC−d PDUのPQ32とについて、長さ標識の絶対値に、C/Tフィールドの長さを追加するものである。このようにして、多重化されたMAC−d PDU、および多重化されていないMAC−d PDU双方の長さが、バイトに定量化される長さ標識で容易に識別される。C/Tフィールドを伴うMAC−D PDUのための長さオフセットも、同様に、RRC、NBAPおよびRNSAPのような上位層アプリケーションによって構成される。
本発明の、これら後者2つの実施形態のいずれかに従った、UTRAN無線通信ネットワークにおけるデータ送信方法200が、図6の流れ図に示されている。RNC14のMAC−d18において、2または3以上の無線標識からそれぞれの2または3以上のチャネルで、2または3以上の無線ビーコンからのデータを受信する(ステップ202)ことより、本方法を「開始する」。MAC−d18は、2または3以上の論理チャネルからのデータを単一のMAC−dフローに多重化する(ステップ204)。その後、MAC−d18は、多重化されたMAC−dフローをMAC−d PDUにカプセル化する(ステップ206)。MAC−d18は、多重化された各MAC−d PDUのヘッダにC/Tフィールドを含める(ブロック208)。MAC−d PDUのオクテット整列された長さを識別するIubおよびMAC−hsフレーミングプロトコルに、長さ標識が追加される(ステップ210)。ある実施形態では、多重化されたMAC−d PDUを(8−n)ビットでパディングする更なるステップを実行するMAC−dにより、長さ標識は、MAC−d PDUのオクテット整列された長さを識別するものであり、ここでnはC/Tフィーフドにおけるビット数である。別の実施形態では、送信機および受信機(例えば、MAC−d18およびMAC−hs22、または、MAC−hs22およびUE24)を、長さ標識に対して(8−n)ビットのオフセットを含めるものとした高位層プロトコルアプリケーションにより、長さ標識は、MAC−d PDUのオクテット整列された長さを識別するものであり、ここでnはC/Tフィールドにおけるビット数である。
本発明の実施形態は、NodeB20におけるPQ32の数とMAC−dフローの数とを節約し、従って伝送ネットワーク接続の必要数を節約することを可能にする一方で、フレーミングの複雑性を低減し、ネットワークの帯域幅を保存するものである効果的なオクテット整列された長さ標識を有効とすることを可能にする。多重化されたMAC−d PDUヘッダ内のC/Tフィールドを削除する実施形態においては、発信元の論理チャネルを一意的に識別するために必要なビット数を低減することにより、無線インタフェースリソースも追加的に保存される。
RLC16、MAC−d18、NodeB MAC−sh22、および、UE MAC−eshを含む、ここで説明した機能モジュールは、専用電子回路として、マイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ上で実行されるソフトウェアモジュールとして、または、当技術において公知または未開発のソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアを如何様に組み合わせても、実施可能であると、当業者ならば分かるであろう。
当然のことながら、本発明は、本発明の本質的な特徴を逸脱することなく、本明細書で具体的に説明したものとは別のやり方で実施することが可能である。本実施形態は、あらゆる点で、説明のためのものであって限定的なものではないと見なされるべきであり、添付の特許請求の範囲における意図および均等の範囲内に含まれる全ての変更は、本発明の実施形態に包含されるものであるとする。

Claims (29)

  1. 少なくとも1つのNodeB(20)と1または2以上のユーザ装置UE(24)とを備える無線通信ネットワーク(10)においてデータを送信するための無線ネットワーク制御装置RNC(14)における方法であって、
    専用媒体アクセス制御装置MAC−d(18)において、2または3以上の無線ベアラからそれぞれの2または3以上の論理チャネルでデータを受信する(102)ことと、
    2または3以上の論理チャネルからの前記データを単一のMAC−dフローに多重化する(104)ことと、
    前記論理チャネルを識別するC/TフィールドがMAC−d PDUヘッダにないMAC−dプロトコルデータユニットPDUに、多重化された前記MAC−dフローをカプセル化する(106)ことと、
    2または3以上の論理チャネルを、NodeBの高速媒体アクセス制御装置MAC−hsにおける優先待ち行列PQへマッピングする(108)ことと、
    前記無線ネットワーク制御装置(14)からUE(24)へ、論理チャネル識別子LCH−IDを送信する(110)ことと
    を有することを特徴とする方法。
  2. MAC−hsにおけるPQへ2または3以上の論理チャネルをマッピングすることは、高位プロトコル層アプリケーションにより前記MAC−hsを構成することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記高位プロトコル層アプリケーションは、無線リソース制御RRC、NodeBアプリケーション部NBAP、または無線ネットワークサブシステムアプリケーション部RNSAPのうちの1つである、請求項2に記載の方法。
  4. UEのMAC−hsにおけるPQへ前記2または3以上の論理チャネルをマッピングするステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. RNC(14)からUE(24)へLCH−IDを送信することは、高速ダウンリンク共有チャネルHS−DSCHデータフレームヘッダで、前記RNCからNodeBにおけるMAC−hsへ前記LCH−IDを送信することを含む、請求項1に記載の方法。
  6. RNC(14)からUE(24)へとLCH−IDを送信することは、MAC−hs PDUの優先待ち行列識別子PQIDフィールドを前記LCH−IDと置換することと、無線インタフェースを介して前記NodeB(20)からUE(24)へ前記MAC−hs PDUを送信することとをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 少なくとも1つのNodeB(20)と1または2以上のユーザ装置UE(24)とを備える無線通信ネットワーク(10)においてデータを送信するための無線ネットワーク制御装置RNC(14)における方法であって、
    専用媒体アクセス制御装置MAC−d(18)において、2または3以上の無線ベアラからそれぞれの2または3以上の論理チャネルでデータを受信する(202)ことと、
    2または3以上の論理チャネルからの前記データを単一のMAC−dフローに多重化する(204)ことと、
    MAC−dプロトコルデータユニットPDUに、多重化された前記MAC−dフローをカプセル化する(206)ことと、
    前記論理チャネルを識別するMAC−d PDUヘッダに、C/Tフィールドを含める(208)ことと、
    MAC−d PDUのオクテット整列された長さを識別する前記MAC−hsおよびIubフレーミングプロトコルに、長さ標識LIを追加する(210)ことと
    を有することを特徴とする方法。
  8. 多重化されたMAC−d PDUを(8−n)ビットでパディングし、前記MAC−d PDU長をオクテット整列させるステップをさらに含み、nは前記C/Tフィールド内のビット数に対応する、請求項7に記載の方法。
  9. (8−n)ビットのオフセットを有するように送信機および受信機を構成することで、前記オフセットにより調整された前記LIはオクテット整列されるステップをさらに含み、nが前記C/Tフィールド内のビット数に対応する、請求項7に記載の方法。
  10. オフセットを有するように送信機および受信機を構成することは、高位プロトコル層アプリケーションにより前記送信機および受信機を構成することを含む、請求項7に記載の方法。
  11. 前記高位プロトコル層アプリケーションは、無線リソース制御RRC、NodeBアプリケーション部NBAP、または無線ネットワークサブシステムアプリケーション部RNSAPのうちの1つである、請求項9に記載の方法。
  12. 少なくとも1つの請求項14または請求項15に記載のNodeB(20)と、1または2以上のユーザ装置UE(24)とを備える無線通信ネットワーク(10)における無線ネットワーク制御装置RNC(14)であって、
    2または3以上の無線ベアラからそれぞれの2または3以上の論理チャネルでデータを受信し、2または3以上の論理チャネルからの前記データを単一のMAC−dフローに多重化し、前記論理チャネルを識別するC/TフィールドがMAC−d PDUヘッダにないMAC−dプロトコルデータユニット(PDU)に、多重化された前記MAC−dフローをカプセル化し、多重化された前記MAC−dフローと共に論理チャネル識別子(LCH−ID)をUE(24)へ送信する専用媒体アクセス制御装置MAC−d(18)
    を有することを特徴とする無線ネットワーク制御装置。
  13. さらに、高速ダウンリンク共有チャネル(HS−DSCH)データフレームヘッダで、NodeB MAC−hs(22)へLCH−IDを送信する、請求項12に記載の無線ネットワーク制御装置。
  14. 少なくとも1つの請求項12または請求項13に記載の無線ネットワーク制御装置RNC(14)と、1または2以上のユーザ装置UE(24)とを備える無線通信ネットワーク(10)におけるNodeB(20)であって、
    前記RNC(14)から1または2以上の優先待ち行列PQへ、MAC−dフローを導くように作動する高速媒体アクセス制御装置MAC−hs(22)を有し、
    2または3以上の論理チャネルが少なくとも1つのPQへマッピングされること、
    を特徴とするNodeB。
  15. さらに、LCH−IDをUE(24)へ送信し、MAC−ehs PDUの前記LCH−IDフィールドは前記優先待ち行列を識別する、請求項14に記載のNodeB。
  16. 2または3以上の無線ベアラからそれぞれの2または3以上の論理チャネルでデータを受信し、2または3以上の論理チャネルからの前記データを単一のMAC−dフローに多重化し、前記論理チャネルを識別するC/TフィールドをMAC−d PDUヘッダに含むMAC−dデータユニットPDUに、多重化された前記MAC−dフローをカプセル化し、前記MAC−d PDUとオクテット整列された長さ標識とをNodeB(20)へ送信する専用媒体アクセス制御装置MAC−d(18)を備える無線ネットワーク制御装置RNC(14)と、
    前記MAC−d PDUと前記オクテット整列された長さ標識とを受信し、前記MAC−hs PDUの優先待ち行列識別子PQIDフィールドに前記オクテット整列された長さ標識を含むMAC−hs PDUに、前記MAC−d PDUをカプセル化するNodeB(20)と
    を有することを特徴とする無線通信ネットワーク。
  17. 前記MAC−d(18)は、さらに、多重化されたMAC−d PDUを(8−n)ビットでパディングし、前記MAC−d PDU長をオクテット整列させるものであり、nは前記C/Tフィールドにおけるビット数に対応する、請求項16に記載のネットワーク。
  18. 前記RNC(14)および前記NodeB(20)は(8−n)ビットのオフセットを有するように構成され、前記オフセットにより調整された前記LIはオクテット整列され、nは前記C/Tフィールドにおけるビット数に対応する、請求項16に記載の方法。
  19. 前記RNC(14)および前記NodeB(20)は、無線リソース制御RRC、NodeBアプリケーション部NBAP、または無線ネットワークサブシステムアプリケーション部RNSAPのうちの1つにより構成される、請求項16に記載の方法。
  20. 無線通信ネットワーク(10)におけるユーザ装置UE(24)においてデータを受信する方法であって、
    MAC−dフローへ多重化され、論理チャネルを識別する前記MAC−d PDUヘッダにC/TフィールドがないMAC−dプロトコルデータユニットPDUにカプセル化される、2または3以上の無線ベアラからのデータを受信することと、
    前記UEの高速媒体アクセス制御装置MAC−ehsにおける優先待ち行列PQへ、2または3以上の論理チャネルをマッピングすることと、
    無線ネットワーク制御装置RNCから論理チャネル識別子LCH−IDを受信することと
    を有することを特徴とする方法。
  21. MAC−ehsにおけるPQへ2または3以上の論理チャネルをマッピングすることは、高位プロトコル層アプリケーションにより前記MAC−ehsを構成することを含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記高位プロトコル層アプリケーションは、無線リソース制御RRC、NodeBアプリケーション部NBAP、または無線ネットワークサブシステムアプリケーション部RNSAPのうちの1つである、請求項20に記載の方法。
  23. 受信された前記LCH−IDに応じて、2または3以上の無線ベアラからの前記データをPQにおいて逆多重化するステップをさらに含む、請求項20に記載の方法。
  24. RNCからLCH−IDを受信することは、MAC−hs PDUの優先待ち行列識別子PQIDフィールドにおける前記LCH−IDを受信することを含む、請求項20に記載の方法。
  25. 無線通信ネットワーク(10)においてデータを受信するユーザ装置UE(24)であって、
    無線信号を受信し、前記信号をベースバンドデータ表示へ変換する受信機フロントエンドと、
    前記受信機フロントエンドからデータを受信する高速媒体アクセス制御装置MAC−ehsであって、前記データは、2または3以上の無線ベアラから発し、単一のMAC−dフローに多重化され、C/Tフィールドが前記MAC−d PDUヘッダにないMAC−DプロトコルデータユニットPDUにカプセル化され、論理チャネル識別子LCH−IDの標識を含むMAC−hs PDUにさらにカプセル化されるものであり、前記MAC−ehsは、さらに、前記LCH−IDに基づいて前記MAC−hs PDUを逆多重化するものである高速媒体アクセス制御装置MAC−ehsと
    を有することを特徴とするユーザ装置UE。
  26. 前記UEは、高速ダウンリンク共有チャネルHS−DSCHでデータを受信する、請求項25に記載のUE。
  27. 前記MAC−ehsは、さらに、前記LCH―IDに基づいて、受信されたデータを再序列化する、請求項25に記載のUE。
  28. 2または3以上の論理チャネルが、高位プロトコル層アプリケーションにより優先待ち行列PQへマッピングされる、請求項25に記載の方法。
  29. 前記高位プロトコル層アプリケーションは、無線リソース制御RRC、NodeBアプリケーション部NBAP、または無線ネットワークサブシステムアプリケーション部RNSAPのうちの1つである、請求項25に記載の方法。
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