JP4379800B2 - 受信装置およびそのメモリ解放方法 - Google Patents

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Description

本発明は、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)システムにおけるHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)データ伝送方式を採用した受信装置およびそのメモリ解放方法に関するものである。
近年、移動通信分野では高速インターネットダウンロード、ストリーミングなどのアプリケーションを実現するため、高速データ伝送の需要が高まっている。第3世代移動通信システムを検討する標準化団体3GPPでは、基地局から移動機へのデータ(ダウンリンク)の伝送レートを向上させる方法として、高速ダウンリンクパケットアクセス(High Speed Downlink Packet Access:HSDPA)を追加定義している。このHSDPA技術では、無線アクセスネットワーク(Radio Access Networks:RAN)内データ送受信の総遅延の低減と高速化の一環として、ダウンリンクデータの送信スケジューリングが基地局側に実装される。図1に示すHSDPAのRANプロトコルスタック(無線インタフェースプロトコル構造)において、このダウンリンクの送信スケジューリングはHSDPAで新規定義されているMedia Access Control for High Speed(以下:MAC−HS)レイヤの一部として規定されている。
一方、端末側では基地局側のMAC−HSのピアエンティティ(Peer Entity)として端末側のMAC−HSが同様に規定されている。図1において、端末側のMAC−HSは、MAC−HSの上位レイヤに位置するRLC(Radio Link Control)プロトコルヘの受信データ順序番号順の転送(In-Sequence Delivery)を保証する機能を具備する。
図3に、端末側のMAC−HSレイヤを構成するエンティティと本発明で想定するTSN(Transmission Sequence Number)フラッシュ処理を制御するエンティティを示す。MAC−HS50内のHARQエンティティ49は、受信されたトランスポートブロック(TB)の復号処理を実施し、MAC−HS PDUデータ(PDU: Protocol Data Unit)の組み立てを行う。復号処理が成功したら、基地局側にHARQエンティティ49の送達確認を送信し、復号したデータをリオーダリングキュー分配(Reordering Queue Distribution)エンティティ48に送信する。リオーダリングキュー分配エンティティ48はMAC−HS PDUヘッダ内のキューID(QID)からリオーダリングバッファを特定する。リオーダリングエンティティ45は各リオーダリングバッファに対して、データの並び替え処理を実施する。分解(Disassembly)エンティティ43は、番号順(In-Sequence)になったMAC−HS PDUをMAC−D PDUに分解して、多重されている論理チャネルを基にMAC−D41を介してRLC30(エンティティ31)にデータを送信する。
リオーダリングエンティティ45には、それぞれ、本発明の主要部を構成するTSNフラッシュ制御部(TSN Flush Controller)47を含んでいる。このTSNフラッシュ制御部47の働きについては後述する。
端末側のMAC−HS50は、RLC30への「受信データ順序番号順の転送」を保証するため、TTI(Transmission Time Interval)毎に受信する下りMAC−HS PDUを一旦バッファリングし、並び替えを実施する。すなわち、MAC−HS PDUヘッダとして付与されている送信順序番号(TSN)を基に、端末側のMAC−HS50はバッファリングするデータのTSNを順序通りになるように並び替えを行う。
仮に先行TSNが欠落したケースの場合は、リオーダリングエンティティ45は、先行TSNを待ちながら、既に受信した後方TSNをリオーダリングバッファ内に保管する。このデータ欠落によるリオーダリングバッファ内のバッファリングの様子(溜まり具合)の一例を図4に示す。この図は、UTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)60からUE(User Equipment)70へのダウンリンクデータの転送およびそれに対応する応答の様子を示している。UE70内のリオーダリングキュー(Reordering Queue#1,#2)71,72(ここでは2個のみ示している)がリオーダリングバッファを構成している。UTRAN60内の優先度キュー(Priority Queue#1,#2)61、62から出力されるデータブロックにはキュー識別情報(QID)とTSNが付与されており、QID毎に対応するリオーダリングキュー71,72に格納される。但し、この例では、QID=1,TSN=2と、QID=2,TSN=33のデータ転送に対するUE70の応答がNACKとなっている。このため、リオーダリングバッファで欠落したTSN以降のデータブロックが溜まっている。欠落したTSNより前のIn-SequenceとなったデータブロックはRLCバッファ73に転送されている。
欠落したTSNのデータブロックは再送されるようになっているが、基地局側が何らかの不具合によってNACKをACKとして誤判定した場合や、再送回数が規定値より超えた場合など、期待するTSNの再送が行われない場合があり得る。このような場合に、MAC−HSプロトコルが永遠に待ち続けると、プロトコルの動作が停止してしまい、交錯状態(Stall)に陥る。
3GPPは、このような交錯状態を、待ち時間の制限(T1タイマーべース)と受信ウィンドウ幅(ウィンドウべース)の組合せで回避する。
データ欠落によるその他の影響は、番号順(In-Sequence)になるまで、上述のようにリオーダリングバッファにデータが溜まっていることである。この事態が多発すると、受信したデータを上位プロトコルヘ直ちに引き渡せないため、下位レイヤメモリの消費が激しくなる。端末側は、新規受信したデータ用のメモリが確保できない、つまりL2(レイヤ2)メモリ不足を検出した場合、メモリ解放手順を起動する。このリオーダリングバッファ用の下位レイヤメモリは、端末の能力バロメータとして規定され、貴重な資源である。
なお、高速ダウンリンクパケット接続システムにおける端末側のMAC−HSでバッファリングするデータの並び替えについては特許文献1,2に開示されている。
特開2003−264607号公報 特開2003−283596号公報
3GPPは、リオーダリングバッファをL2メモリ領域から確保し、そのL2メモリの全体の大きさを各端末クラスのUE能力パラメータ(User Equipment Capability Parameter)として定義する。L2メモリ不足発生時に実行すべき、使用中メモリの解放手順(TSNフラッシュ:TSN Flush手順)は仕様化され、端末はネットワーク介在なしで自律的にこの開放手順を実行開始することができる。
TSNフラッシュ手順は基本的にメモリ領域の確保を第一目的とする手順であり、異常発生時の最終的な解決手段となる。つまり、システム観点からはTSNフラッシュは、データスループットへの影響が大きいため極力その実行は避けたく、異常発生時に実行する場合にはその影響を最小限に抑えたい。よって、ここではTSNフラッシュを実施する際に、システムスループットを左右する要素を考慮し、インパクトを最小化する方法を提案する。
具体的には、TSNフラッシュによるシステムスループットの低下は以下のような要因で発生する。
1.ダウンリンクスケジューリングとの非同期
2.RLC再送回数の増加
3.HFN(Hyper Frame Number)の非同期によるデータ解読エラー
ダウンリンクデータスケジューリングは主にトラフィックデータのQoS(Quality of Service)に基づいて行われる。つまり、高ランクQoSトラフィックデータが比較的に優先的にダウンリンク送信される。バッファ不足発生時に、仮に高QoSランクトラフィックデータが先にフラッシュされると、優先して配送しようとする高QoS再送データが既に受信したデータと見なされて、端末側で破棄される可能性が大きい。そのため、リソースの無駄使いが発生する。
第2に、RLC再送回数の増加は、TSNフラッシュが基本的にメモリ領域の確保を優先し、上位レイヤへの配送が「受信データ順序番号順の転送」を保証しないまま行われることによって発生する。つまり、RLCレイヤヘの配送は欠落データが再受信されないままの配送となるため、RLCレイヤで欠落データの再送処理が頻繁に発生する。RLCレイヤの再送は動作的に許容されているが、RAN総遅延の増大によるHSDPAスループット低下の観点から、その発生頻度を最小化にすることが望ましい。RAN総遅延の原因となるRLC再送(RLC Loop)、MAC−HS再送(MAC−HS Loop)、及びネットワーク側のIub要素(Iub Loop)は図1に示したとおりである。図1から、RLC再送が発生した場合、RNC側との送受信が行われるため、Iub LoopとMAC−HS Loopの両方が発生し、総遅延が大きくなることが分かる。
第3に、HFN非同期は、RLC UM(Unacknowledge Mode)のSequence Number(SN)周期の短さ(0〜127)により、連続MAC−HS PDU損失に伴って発生する可能性がある。仮に、TSNフラッシュによるRLCレイヤの配送では、欠落したMAC−HS PDUを2個以上含んだ場合に、HFN非同期が発生しうる。これは、1MAC−HS PDUに多重するRLC UMのPDU数が現状3GPPの仕様では70個まで可能であるため、発生する可能性がある。
上記を踏まえて、リオーダリングバッファが複数存在する場合、どのバッファからTSNフラッシュすべきかのバッファ選定およびフラッシュするバッファのメモリサイズはHSDPAスループットに影響を及ぼす要素であるため、最適化する必要がある。
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)データ伝送方式の受信装置において、TSNフラッシュ実行によるシステムの性能低下や不具合の発生を最小限に抑制することができるメモリ解放方法および受信装置を提供することにある。
本発明によるメモリ解放方法は、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)データ伝送方式の受信装置におけるメモリ解放方法であって、受信するトラフィックデータを一時格納する複数のリオーダリングバッファの各々に対して、当該リオーダリングバッファに格納されるトラフィックデータのQoS情報に基づきランク付けするステップと、前記リオーダリングバッファのメモリ解放が必要であることを判断するステップと、メモリ解放が必要と判断されたとき、前記ランク付けされたリオーダリングバッファの低ランクのものからメモリ解放するステップとを備えたことを特徴とする。
本発明では、トラフィックデータのQoS情報に基づき各リオーダリングバッファにランク付けを行い、リオーダリングバッファのメモリ解放時に低ランクのものからメモリ解放することにより、QoS情報に応じて、より優先度の低いリオーダリングバッファからメモリ解放が実行される。
前記メモリ解放の対象となるメモリサイズは、好ましくは、RLC(Radio Link Control)の動作モードに応じて決定する。これにより、動作モードに応じて適切なメモリサイズのメモリ解放が実現される。
本発明による受信装置は、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)データ伝送方式の受信装置であって、受信するトラフィックデータを一時格納する複数のリオーダリングバッファの各々に対して、当該リオーダリングバッファに格納されるトラフィックデータのQoS情報に基づきランク付けするランク付け手段と、前記リオーダリングバッファのメモリ解放が必要であることを判断する判断手段と、メモリ解放が必要と判断されたとき、前記ランク付けされたリオーダリングバッファの低ランクのものからメモリ解放するメモリ解放手段と、メモリ解放されたリオーダリングバッファを新規受信データ用に割り当てる割り当て手段とを備えたことを特徴とする。
前記ランク付け手段は、予め定められた規則に基づいて、または、受信装置とネットワーク間で合意されたPDPコンテキストのQoS情報を用いて複数のリオーダリングバッファとQoS情報との対応を判断することにより、各リオーダリングバッファのランク付けを行う。前記判断手段は、例えば、前記各リオーダリングバッファの使用量が規定値より上回る状態を検出したときメモリの解放が必要であると判断する。前記メモリ解放手段は、前記ランク付けされたリオーダリングバッファの低ランクのものからメモリ解放する。その開放するメモリサイズは好ましくは、RLC(Radio Link Control)の動作モードに応じて決定する。前記割り当て手段は、メモリ解放されたリオーダリングバッファを新規受信データ用に割り当てる。
本発明のTSNフラッシュを行うことによって、基地局側の優先度スケジューリングの送信ポリシーと同期し、TSNフラッシュの実行に伴うシステムの性能低下を抑制し、不具合の発生を防止することができる。具体的には次のような効果が得られる。
1.低優先順位のバッファからメモリ解放するため、システムスループットヘの影響が低減される。
2.RLC再送回数が低減される。
3.HFN非同期の可能性が排除される。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図9は、本発明の受信装置を含む携帯通信端末装置(以下、端末という)11のハードウェア構成の概略を示すブロック図である。この端末11は、携帯電話機に特有の要素として、アンテナ201、送受信処理部203、変復調処理部205、データ処理部207、D/A変換器209、スピーカ210、A/D変換器211およびマイク212を備える。端末11は、また、これらの各要素を制御するCPU,ROM等を含むコントローラ225、このコントローラ225により作業領域やデータの一時記憶領域として利用されるメモリ227、ユーザインタフェースとして機能する液晶表示デバイス等を含む表示部220、および、各種操作キー等に対応する操作部223を備える。上記L2メモリはメモリ227に確保される。
本実施の形態におけるMACおよびRLCの構成は図3に示したとおりである。本実施の形態では、リオーダリングエンティティ内のTSNフラッシュ制御部47の動作に特徴を有する。TSNフラッシュ制御部47は図9のコントローラ225のCPU部により構成される。
ここで、図2により、従来技術と本発明のTSNフラッシュの概略構成の差を説明する。従来では、ダウンリンクデータを受信中(S1)にメモリ不足となったとき(S2)、TSNフラッシュを実行して単にメモリの空き領域を確保する(S3)。これに対して、本発明では、RB設定完了時点でダウンリンクデータの受信に先立って、トラフィックデータのQoSに応じてリオーダリングバッファのランク付けを予め行っておき(S11)、ダウンリンクデータの受信中(S12)にメモリ不足が生じたとき(S13)、ランクの低いリオーダリングバッファからTSNフラッシュ処理を実行する(S14)。リオーダリングバッファのランク付けはQoSに応じて行っているので、このTSNフラッシュ処理もQoSに応じたものになる。
なお、リオーダリングバッファ選定後に、フラッシュするバッファのメモリサイズは再送回数の低減やHFN同期の維持を図り、上位プロトコルの動作モードを考慮し、決定する。その詳細については後述する。
上述のように、トラフィックデータのQoS情報に基づくTSNフラッシュを行うためには、各リオーダリングバッファに格納するトラフィックデータのQoS情報に応じて、リオーダリングバッファのランク付けを行う。しかし、従来のHSDPAダウンリンクデータのスケジューリングは基地局側の機能であり、どのトラフィックデータがどのバッファにマッピングされているのかはネットワークの実装に依存する。初期HSDPAリリースである3GPP Release5(R5)の規定では、端末側が端末内の各リオーダリングバッファにどのQoSのトラフィックデータを格納するのかはネットワークから明示的に知らせないため、把握できない。
ネットワーク側の優先度キュー(Priority Queue)と一対一関係となるリオーダリングバッファの確立手順では、Added or Reconfigured DL TrCH informationの情報要素を用いて、各リオーダリングバッファの特性・属性(Attributes)をネットワーク側から端末に通知する。しかし、トラフィックデータのQoSとバッファのマッピング情報が端末に通知されない。
本発明は、現状3GPP Release5の仕様を踏まえて、明示的な通知(Signaling経由)がなくても、端末が各リオーダリングバッファに格納されているトラフィックデータのQoSを知るために、以下の2方法を提案する。
1.トラフィックデータのQoSとバッファのマッピングは公知規則に従って行う。
2.トラフィックデータのQoSとバッファのマッピングは端末が自律的に行う。
方法1では、現状、トラフィックデータのQoSとバッファのマッピングがネットワーク実装依存となる部分を、予め定められた公知規則でマッピングを行うことにより、端末側はそのマッピング関係が必然的に判り、リオーダリングバッファのランク付けが可能になる。
現状、3GPP仕様書ではトラフィックデータのQoSとバッファとは図5に示すようにマッピングできる。このマッピング方法では、スケジューリング優先度識別子(Scheduling Priority Indicator)(QoS情報と同等)と優先度キュー(Priority Queue)とのマッピングが任意に行える(点線M1,M2のいずれも可能)。そのため、端末側はどのQoSがどのバッファにマッピングされるかの情報を受信しない限り、QoSのマッピング状態が把握できない。
本発明はマッピングを特定パターンで行うこと(例えば、低優先度スケジューリングデータを常に若番IDの優先度キューにマッピングするなど)により、端末側では必然的にリオーダリングバッファとQoS情報との関係が導かれる。このマッピングは準静的(Semi-Static)に行い、変更される場合、明示的な信号(Signaling)で端末側に通知する。このマッピング情報に基づきリオーダリングバッファのランク付けを行う。なおここで「準静的」とは、呼の確立から開放までの間は明示的に変更の指示がない限りマッピング状態が固定である態様をいう。
方法2では呼確立時に端末とネットワーク間で合意されたQoS情報を用いて、端末側で自律的にリオーダリングバッファとQoSとのマッピングを準静的に行う。HSDPAの呼確立はパケットデータプロトコル(Packet Data Protocol:PDP)コンテキスト確立手順から始まる。PDPコンテキスト確立では、各無線ベアラ(Radio Bearer)に対し、端末とネットワーク間で提供可能なQoS情報が交渉される。3GPPのTS24.008で規定される”QoS Attributes(QoS属性)”の中から、以下の項目を用いて、リオーダリングバッファのランク付けを行う。
Figure 0004379800
このようなQoS属性の値を考慮し、リオーダリングバッファにランクを付与する。以下の例で各属性の値とそのバッファのランクを示している。
Figure 0004379800
※1StreamingおよびBackgroundの場合、”Traffic Handling Priority”情報がないので、この属性値は考慮外(DC:Don't Care)である。
しかし、3GPP Release5の構成では、QoS属性がNAS(Non Access Stratum)レイヤで管理されるパラメータであり、MAC−HSレベルではその情報が伝達されていない。そのため、リオーダリングエンティティのTSNフラッシュ制御部47(図3)が当該情報とリオーダリングバッファの関連性を生成する必要がある。
このQoS属性とリオーダリングバッファとを対応づけるマッピングテーブルは図6のような例で生成できる。この例のように、基本的にTrCH情報、および無線ベアラ(Radio Bearer)情報を用いて関連を導く。これらの情報は無線ベアラ(RB)設定要求時にネットワークより指示される。従って、TSNフラッシュ制御部は確立されている各リオーダリングバッファに対して、RB確立後にマッピングテーブルを生成する。
各リオーダリングバッファに格納されているトラフィックデータのマッピングテーブル生成を完了後に、各リオーダリングバッファのランク付けを行う。図7に、リオーダリングバッファのランク付け(優先度付与)を行うフローチャートを示す。
基本的に、各リオーダリングバッファには異なるトラフィッククラスが混じって格納されることがない。従って、RB設定の完了後(S31)、まず各リオーダリングバッファにマッピングされているRBのトラフィッククラスを判定する(S32)。”Interactive”トラフィッククラスにおいて(S33,Yes)、データ送受信はアクセス要求に対する応答時間が制限される性質を持っている。そのため、上記表2のように”Traffic Handling Priority”で高優先度RB(例:Traffic Handling Priority=1)を収容するリオーダリングバッファが存在すれば(S34,Yes)、このバッファに対して最上ランク(ランク0)を付与する(S35)。ステップS34で”Traffic Handling Priority”が存在しなければ、ランクの指定は行わない(S36)。
トラフィッククラスが”Streaming”クラスであれば(S37,Yes)、各データストリームの遅延分散を制限する必要があるため、当該バッファをその次のランク(ランク1)に位置させる(S38)。
一方、低”Traffic Handling Priority”の”Interactive”、または”Background”クラスのサービスに対しては、より低いランクを付与する(S34,S35,S39〜S41)。表2の例では、”interactive”クラスの”Traffic Handling Priority”の値が2〜4についてはランク2、同5〜7についてはランク3、同8〜10についてはランク4、同11〜についてはランク5とする。
また、”Background”クラスについては(S37,No)、そのRBは”Traffic Handling Priority”属性を指定しないため、QoS属性として、RB間の相対関係の最高通信速度(Max Bit Rate)(S39,Yes)に基づいて算出する(S40)。以上のいずれでもなければ、当該バッファに最低のランクを付与する(S41)。表2の例では、”Max Bit Rate”が”High”の場合にはランク6、”Low”の場合にはランク7(最下位)とする。
ダウンリンクデータ受信の過程で、図4で示されたようなデータ欠落によって、リオーダリングバッファには受信データが溜まっているケースが十分にあり得る。このバッファリングされているデータ量が規定値を超えた場合、TSNフラッシュ処理が実行される。本発明のQoSに基づくTSNフラッシュは上述したTSNフラッシュ制御部47により制御される。
図8に、TSNフラッシュ制御部47の実行する処理のフローチャートを示す。この処理は、QoS情報を用いたTSNフラッシュ処理、および解放メモリのサイズ(TSN_Flush)パラメータを決定する処理を含む。
TSNフラッシュ制御部47は、TSNフラッシュの必要が発生すると(S541)、まず、各リオーダリングバッファが保有するランクパラメータに基づき、最低ランクのリオーダリングバッファ(ID)を検索する(S51)。最低ランクとされるリオーダリングバッファにバッファリングされているデータが存在すれば(S54,Yes)、そのバッファをフラッシュ対象と決定する。トラフィックデータの優先順位の低いものからフラッシュを行う利点は、フラッシュ動作がデータ送信スケジューラの動作と同期する点である。つまり、高優先順位データが存在するケースでは低優先順位データのダウンリンク送信が後回しにされる傾向となる。そのため、低優先順位データは、高優先順位データと比べてデータが番号順(In-Sequence)となる可能性が低くなり、優先的にフラッシュさせても構わない。
次に、そのリオーダリングバッファに対して、どのぐらいのメモリサイズ(データサイズ)を解放する必要があるのかを決定する(S55)。このメモリサイズを指定するTSN_Flushパラメータの選定は、TS25.321で規定されている条件(Next_Expected_TSN < TSN_Flush < RcvWindow_UpperEdge+1)を加味し、RLCレイヤの動作モードを考慮して(S61)、求める。ここで、”Next_Expected_TSN”はIn-Sequenceとなった受信TSNの次のTSNを表す。すなわち、データが常にIn-Sequenceとなるため、現在受信したデータのTSNから次に期待されるTSNを表す。”RcvWindow_UpperEdge”はReceiver Windowの上端のTSNを表す。
まず、RLC AM(Acknowledge Mode:確認型データ転送モード)が適用されている場合(S62,Yes)、TSNフラッシュ制御部は再送頻度を低減するため、番号順(In-Sequence)データのみ配送する。これを実現するため、TSNフラッシュ制御部は、第1回目の欠落データに対する待ちタイマー(T1タイマー)が起動中に最初の未受信TSN(First_Missing_TSN)を記憶する。TSN_FlushパラメータとしてこのFirst_Missing_TSNを検索して(S63)、設定することによって(S64)、番号順(In-Sequence)のみのデータ配送が可能となる。
一方、RLC UM(Unacknowledge Mode:非確認型データ転送モード)が適用されている場合、RLC再送機能がないため、再送回数を考慮する必要がない。代わりに、TSNフラッシュによりRLCに配送するデータが複数欠落データを含んだ場合、RLC UMのSN周期(0〜127)分の欠落が十分あり得る。このSN周期分の欠落は、秘匿に使用されるHFN(Hyper Frame Number)の非同期の原因となる。このような深刻な影響を与えるため、上記複数欠落データを含んだRLC配送は極力避けたい。従って、本発明はRLC UMモードの場合、TSN_FlushパラメータとしてHFN非同期の可能性を最低限にする値を選定する。すなわち、1回のTSNフラッシュの対象となるデータサイズを小さくする。そのためには例えば、TSN_Flush= Next_Expected_TSN+1とする(S65)。
上記TSN_Flushパラメータに基づき、TSNフラッシュ制御部はTSNフラッシュ処理を起動し、当該リオーダリングバッファ内のTSNフラッシュデータを分解(Disassembly)エンティティ43に送信する(S56)。具体的にはTSN_Flushパラメータで指定されるデータまでを分解エンティティ43に送信する。その後、TS25.321が規定するMAC−HS状態変数の更新を行う(S57)。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。
HSDPAのRANプロトコルスタック(無線インタフェースプロトコル構造)と再送要素を示す図である。 従来と本発明のTSNフラッシュの基本的な差を示している図である。 端末側のMAC−HSレイヤを構成するエンティティと本発明で想定するTSNフラッシュ処理を制御するエンティティを示している図である。 データ欠落によるリオーダリングバッファのバッファリングの様子を示す受信例である。 トラフィックデータのQoSとバッファの横マッピング例を示す図である。 リオーダリングバッファとトラフィックデータのQoSの縦マッピング例を示す図である。 本発明の実施の形態における各リオーダリングバッファのランク付け(優先度付与)を行うフローチャートである。 TSNフラッシュ制御部の実行する処理のフローチャートである。 本発明の受信装置を含む携帯通信端末装置のハードウェア構成の概略を示すブロック図である。
符号の説明
11…端末、43…エンティティ、45…リオーダリングエンティティ、47…TSNフラッシュ制御部、48…リオーダリングキュー分配エンティティ、48…リオーダリングキュー分配エンティティ、49…HARQエンティティ、71,72…リオーダリングキュー、73…RLCバッファ、201…アンテナ、203…送受信処理部、205…変復調処理部、207…データ処理部、209…D/A変換器、210…スピーカ、211…A/D変換器、212…マイク、220…表示部、223…操作部、225…コントローラ、227…メモリ

Claims (9)

  1. HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)データ伝送方式の受信装置におけるメモリ解放方法であって、
    受信するトラフィックデータを一時格納する複数のリオーダリングバッファの各々に対して、当該リオーダリングバッファに格納されるトラフィックデータのQoS情報を、受信装置とネットワーク間で合意されたPDPコンテキストのQoS情報を用いて認識するステップと、
    前記認識されたQoS情報に基づき各リオーダリングバッファを受信装置側でランク付けするステップと、
    前記リオーダリングバッファのメモリ解放が必要であることを判断するステップと、
    メモリ解放が必要と判断されたとき、前記ランク付けされたリオーダリングバッファの低ランクのものからメモリ解放するステップと
    を備えたことを特徴とするメモリ解放方法。
  2. 前記QoS情報は、”Traffic Class”、”Traffic Handling Priority”、”Max Bit Rate”の少なくとも一つを含むQoS属性情報である請求項記載のメモリ解放方法。
  3. 前記QoS属性情報とリオーダリングバッファとを対応づけるマッピングテーブルを生成するステップをさらに備え、与えられたQoS属性情報に基づいて前記マッピングテーブルを参照して各リオーダリングバッファのランク付けを行うことを特徴とする請求項2に記載のメモリ解放方法。
  4. 前記メモリ解放の対象となるメモリサイズを、RLC(Radio Link Control)の動作モードに応じて決定するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のメモリ解放方法。
  5. HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)データ伝送方式の受信装置であって、
    受信するトラフィックデータを一時格納する複数のリオーダリングバッファの各々に対して、当該リオーダリングバッファに格納されるトラフィックデータのQoS情報を、受信装置とネットワーク間で合意されたPDPコンテキストのQoS情報を用いて認識する手段と、
    前記認識されたQoS情報に基づき各リオーダリングバッファを受信装置側でランク付けするランク付け手段と、
    前記リオーダリングバッファのメモリ解放が必要であることを判断する判断手段と、
    メモリ解放が必要と判断されたとき、前記ランク付けされたリオーダリングバッファの低ランクのものからメモリ解放するメモリ解放手段と、
    メモリ解放されたリオーダリングバッファを新規受信データ用に割り当てる割り当て手段と
    を備えたことを特徴とする受信装置。
  6. 前記QoS情報は、”Traffic Class”、”Traffic Handling Priority”、”Max Bit Rate”の少なくとも一つを含むQoS属性情報である請求項記載の受信装置。
  7. 前記QoS属性情報とリオーダリングバッファとを対応づけるマッピングテーブルを生成する手段をさらに備え、与えられたQoS属性情報に基づいて前記マッピングテーブルを参照して各リオーダリングバッファのランク付けを行うことを特徴とする請求項6に記載の受信装置。
  8. 前記メモリ解放の対象となるメモリサイズを、RLC(Radio Link Control)の動作モードに応じて決定する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項記載の受信装置。
  9. 前記判断する判断手段は、前記各リオーダリングバッファの使用量が規定値より上回る状態を検出したときメモリの解放が必要であると判断する請求項記載の受信装置。
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