JP2010514251A - クライアント・データの通知予約を処理する方法及び装置 - Google Patents

クライアント・データの通知予約を処理する方法及び装置 Download PDF

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Abstract

クライアント・データ・サーバ(502)から通知を受信するための、継続中の通知予約を有するウォッチング・クライアント(A)に対する、オブザーブド・クライアント(B)のクライアント・データを含む通知を保留する方法及び装置に関するものである。休止トリガ(5:1)に応じて、ウォッチング・クライアントは、通知予約休止メッセージ(5:2,5:3)をクライアント・データ・サーバに対して送信して、当該通知予約を保持する間、クライアント・データ通知を一時的に保留することを指示する。その後、通知予約再開トリガ(5:5)の受信に応じて、ウォッチング・クライアントは通知予約再開メッセージ(5:6,5:7)をクライアント・データ・サーバに対して送信して、クライアント・データ通知を再び配信することを指示する。その後、ウォッチング・クライアントは、保持された通知予約によってクライアント・データ通知(5:8)を受信する。

Description

本発明は、一般的にオブザーブド・クライアントのクライアント・データの通知予約を処理する方法及び装置に関するものである。特に、本発明は、ウォッチング・クライアントに対するクライアント・データの通知を、一時的に保留するために使用され得る。
第3世代移動端末の出現に伴って、無線によるマルチメディア通信に対応するために、IP(インターネット・プロトコル)を用いた新たなパケット通信技術が開発されている。例えば、GPRS(汎用パケット無線サービス)やWCDMA(広帯域符号分割多元接続)における通信プロトコルは、従来の回線交換の音声呼だけでなく、パケット交換のマルチメディア・サービスに対応している。
「IPマルチメディア・サブシステム(IMS)」と呼ばれるネットワーク・アーキティチャが、IP伝送に基づいて、マルチメディア・サービス及びセッションをパケット領域において扱う基盤として、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)によって開発されている。従って、何れかのタイプのアクセス・ネットワークに接続される、IPを使用可能な何れかの端末が、マルチメディア・セッションを開始及び制御するために、IMSネットワークが使用され得る。IMSネットワークにおいては、セッションの処理のために「SIP」(標準規格であるIETFのRFC3261に準じたセッション開始プロトコル)と呼ばれるシグナリング・プロトコルが使用される。このため、「SIPを使用可能な」端末は、他の端末やサーバとの、ホームIMSネットワークを用いたマルチメディア通信を開始及び終了するために、この標準規格を使用できる。
図1は、端末Aを使用するクライアントにIMSネットワーク100でマルチメディア・サービスを提供する基本的なネットワーク構造の概略図である。この例において、端末Aは、無線アクセス・ネットワーク102に接続された移動端末であり、IMSは、固定端末のためにも同様に使用され得る。IMS端末は、一般的には多くの場合、「ユーザ装置(UE)」と言われる。
アクセス・ネットワーク102は、IMSネットワーク100に接続され、端末Aの「ホーム」IMSネットワークであり、そのため端末Aに対するマルチメディア・サービスを処理する。基本的には、マルチメディア・サービスは、移動先のアクセス・ネットワークにおけるローミングの際にも、端末のIMSホーム・ネットワークによって処理される。端末Aのクライアントに対する何れのマルチメディア・セッション及びサービスも、IMSネットワーク100における特定のセッション管理ノードによって制御される。今日における従来のIMSアーキテクチャによれば、当該ノードには、P−CSCF(プロキシ呼セッション制御機能)ノード104、S−CSCF(在圏呼セッション制御機能)ノード106、及びI−CSCF(インテロゲーティング呼セッション制御機能)ノード108が含まれる。
簡単に説明すると、P−CSCFノード104は、ネットワーク102を含むアクセス・ネットワークからIMSネットワーク100への、クライアントのためのエントリ・ポイントとして動作する。IMSネットワーク100における複数のS−CSCFノードは、動作中の異なる端末に割り当てられて、SIPシグナリングを用いてそれらのセッションを管理し、この例において、図示されたS−CSCFノード106は、端末Aに関するセッションを処理する。さらに、I−CSCFノード108は、他のIMSネットワーク110からのSIPメッセージを基本的に受信するゲートウェイとして動作する。
IMSネットワーク100はまた、異なるマルチメディア・サービスのための1以上のアプリケーション・サーバ112と、クライアントのための種々の加入者データ及び認証データが保存されたメイン・データベース・ノードHSS(ホーム加入者サーバ)114とを含む。IMSネットワーク100において図示されたネットワーク要素の種々の機能は、一般的に技術的に周知であるが、本発明の背景を理解するために、ここでさらに説明する必要はない。
各アプリケーション・サーバ112は、例えば「インスタント・メッセージング(Instant Messaging)」(IM)、「携帯電話上のプッシュ・ツー・トーク」(PoC)、及び「プレゼンス(Presence)」等の、1以上の特定のマルチメディア・サービスをサポートし、それらのサービスにおいては、SIPシグナリングが制御セッションに使用される。特に、プレゼンス・サービスは、基本的に、オブザーブド(observed)・クライアントに関連するデータを他のウォッチング(watching)・クライアントに対して利用可能とする。
本明細書では、「プレゼンス・データ」又は一般的に「クライアント・データ」という用語は、あらゆる観点において、クライアント及びその装置の状態又は状況に関する情報を表現するために使用される。簡単に説明すると、クライアントのプレゼンス・データは、一般的に「プレゼンス・サーバ」と言われるアプリケーション・サーバにおける記憶装置によって発行され、そのプレゼンス・データに通知予約を行う他のクライアントに対して提供され得る。当該プレゼンス・データは、以下の典型的なクライアントの状態について言及することがある。
・使用可能、取り込み中、会議中、休暇中等の、個人的な状態
・スイッチ入/切、使用中、圏外等の、端末の状態
・クライアント/端末の地理的な位置
・SMS、MMS、チャット、IM、ビデオ等の、端末の性能
・呼転送、言語等の、端末の選択
・趣味、職業、個人的特徴、気分、個人的なマーク、現在の気分に応じたマーク等の、他のクライアントの情報
クライアント用の何れかのプレゼンス・データが入力、更新、変更又は削除されるごとに、クライアント又はそれらのアクセス・ネットワークから受信される、いわゆる「クライアント・イベント」の発行に基づいて、この種類の情報は、IMSネットワークのプレゼンス・サーバに継続的に格納される。従って、クライアントは、IMSネットワークのアプリケーション・サーバによってやはり処理される1以上の他のクライアントの、選択されたプレゼンス・データに対しても通知予約を行ってもよい。
本明細書において、「クライアント」という用語は一般的に、ユーザ装置(又は通信端末)及びそのユーザを表すために用いられる。さらに、「ウォッチング・クライアント(watching client)」という用語は、プレゼンス・データを通知予約又は要求するクライアント(場合によっては、「ウォッチャ(Watcher)」とも称される。)を表し、また、「オブザーブド・クライアント(observed client)」という用語は、認可されたウォッチング・クライアントにおいて使用可能なプレゼンス・データを発行するクライアント(場合によっては、「プレゼンティティ(Presentity)」とも称される。)を表す。
「SIP_PUBLISH」と呼ばれるSIPメッセージは、一般的にオブザーブド・クライアントが、発行処理を目的としてプレゼンス・データをプレゼンス・サーバに送るために使用される。SIP_PUBLISHメッセージは、4つの異なる場合、即ち、1)新たなデータを作成させる場合、2)データを「更新」(即ち、以前に作成されたデータが引き続き有効かを確認)する場合、3)データを修正する場合、及び4)もはや有効ではないデータを解除する場合において、基本的に使用される。
「SIP_SUBSCRIBE」と呼ばれるSIPメッセージは、オブザーブド・クライアントのプレゼンス・データに対して通知予約をするために、ウォッチング・クライアントによって使用され、認可されたクライアントのみが当該データを受信する資格を与えられる。SIP_SUBSCRIBEメッセージは、多くの場合TTL「有効期限」と称される、当該メッセージにセットされ得るタイムアウト変数によって定められるように、1回のみ又は複数回、プレゼンス・データを取得するために使用され得る。
SIP_SUBSCRIBEメッセージのタイムアウト変数が0に設定された場合、要求されたプレゼンス・データを含む通知は、1回だけ取得され、通知予約は、その後、直ちに解除される。当該タイムアウト変数が所定の期間>0に設定された場合、ウォッチング・クライアントは、当該通知予約が期限切れとなるまで通知を受信する。また、通知は、例えば、定期的に若しくはデータが変更されるごとに「プッシュ(push)」型の機構を自動的に使用する要求により、又は「プル(pull)」型の機構を使用する要求により、受信される。
図2は、ウォッチング・クライアントであるユーザ装置A、及びクライアントBのために動作するプレゼンス・サーバ200を含むIMSネットワークに属するオブザーブド・クライアントであるユーザ装置Bを対象とした、プレゼンス・データを提供する現時点における従来の手順を示している。クライアントBのプレゼンス・データは、プレゼンス・サーバ200と結合したプレゼンス・データベース202において保持される。記載した手順は固定端末に対しても同様に適用され得るが、同図に示すように、クライアントA及びBは移動端末で表現している。
最初のステップ2:1aにおいて、一般的に、上述のように、オブザーブド・クライアントBは、従来の手順に従ってSIP_PUBLISHメッセージをプレゼンス・サーバ200に頻繁に送信することにより、プレゼンス・データを発行する。クライアントBの一部のデータ、例えば、位置データや端末状態データは、クライアントBのアクセス・ネットワーク(不図示)からも送信され得る。次のステップ2:1bにおいて、データベース202は、ステップ2:1aのSIP_PUBLISHメッセージの受信に応じて適宜に更新される。ステップ2:1a及び2:1bは、一般的な手順に従って、バックグラウンドで継続する。
クライアントAは、通知が受信され得るダイアログをプレゼンス・サーバと確立することにより、特定のプレゼンス・データを通知予約することができる。従って、ステップ2:2において、クライアントAは、クライアントBのプレゼンス・データに対する通知予約要求として、SIP_SUBSCRIBEメッセージを送信する。当該メッセージにおいて、所望の通知予約期間が当該ダイアログに対して指定される。上述のように、クライアントAが、クライアントBのプレゼンス・データを1回だけ受信しようとする場合(プル機構)、通知予約期間=0であるが、クライアントBが長期にわたってプレゼンス・データを受信しようとする場合(プッシュ機構)、通知予約期間>0である。プレゼンス・サーバ200は、その後、ステップ2:3においてクライアントBのプレゼンス・データを読み出して、それを、ステップ2:4に示すように初期通知メッセージSIP_NOTIFYにおいてクライアントAへ送信する。
破線の矢印で示すように、クライアントAは、定期的な間隔で又はプレゼンス・データが変更されるごとに、所定の通知予約期間内に、さらなる場面でかかる通知を受信し得る。プレゼンス・サーバは、当該通知予約を保持するために必要となる通知予約期間の間中、所定のサーバ・リソースをも確保し、クライアントBの所望のプレゼンス・データをクライアントAに提供する。これには、通知を受信及び転送するための通信及びリソースの処理が含まれる。当該通知予約を延長又は「更新(refresh)」するために、クライアントAは、当該通知予約時間が期限切れとなる直前に、さらなるSIP_SUBSCRIBEメッセージを送信することがあり、プレゼンス・サーバは、それにより当該通知予約及び関連するリソースを保持し続ける。
ウォッチング・クライアントは、複数のオブザーブド・クライアントのプレゼンス・データに通知予約を行うこともあり、それにより、ウォッチング・クライアントに対して送信される、更新されたプレゼンス・データ用に、多数の通知が頻繁に生じる。そのため、全てのオブザーブド・クライアント用の単一の通知をウォッチング・クライアントに送信するために、オブザーブド・クライアントからの通知を収集するための役割を果たすRLS(Resource List Server、リソース・リスト・サーバ)と呼ばれる情報配信サーバが提案されている。当該機構は、時には「エクスプローダ(exploder)」機能と呼ばれる。WO 2005/088949(テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソンAB)において、プッシュ/プル型機構を一体として使用することにより通知の数を減少させる別の解決手法が開示されている。
しかしながら、クライアント・ユーザが限られた期間中にプレゼンス通知を全く受信したくない場合、例えば、邪魔されたくない場合、セッション若しくは呼に掛かりきりの場合又はその他の場合、通知予約は解除されなければならない。当該通知を再開(レジューム)するために、その後当該通知予約は、再度作成、即ち、完全に新しい通知予約が作成されなければならない。当該手順について、図3のブロック図を参照して簡潔に説明する。図3は、ウォッチング・クライアントAのIMSネットワークにおけるP−CSCFノード302及びS−CSCFノード304とともに、ウォッチング・クライアントA、オブザーブド・クライアントB(図示せず)のプレゼンス・データを提供するプレゼンス・サーバ300を含む。通知予約は、基本的に上述の図2で説明した方法で作成され、クライアントAは、それに応じてクライアントBのプレゼンス・データを含む通知を頻繁に受信する。
クライアントAのユーザは、何らかの理由で、ある期間中に通知を保留することを決定しており、ユーザ端末における適当な入力コマンドを用いて当該通知予約を解除する。そのため、最初のステップ3:1において、クライアントAは、継続中の通知予約を解除するために、例えば、SIP_SUBSCRIBE(期限=0)等の、TTL又は通知予約期間が0に設定された通知予約要求メッセージを、P−CSCFノード302に対する現在のダイアログで送信する。次に、ステップ3:2において、P−CSCFノード302は、当該通知予約要求メッセージをプレゼンス・サーバ300に対してルーティングする。
次に、さらなるステップ3:3に示されているように、プレゼンス・サーバ300は、当該通知予約を解除し、当該通知予約に確保されている全てのサーバ・リソースを解放する。図示していないが、サーバ300は、当該時点でクライアントAに対して最終的な通知を送信することもある。これは、当然、クライアントBのこれ以上のプレゼンス通知が、クライアントAに伝達されることはないことを意味している。
その後、クライアントAのユーザがプレゼンス通知予約を再度作成したくなった場合には、次のステップ3:4において、新たなダイアログがサーバ200と確立されなければならず、例えば、SIP_SUBSCRIBE(期限>0)のように、新たな通知予約要求メッセージがP−CSCFノード302に送信される。次に、続くステップ3:5において、当該通知予約を再度作成するために、P−CSCFノード302は、当該通知予約要求メッセージを、当該要求に与えられたS−CSCFノード304へルーティングする。S−CSCFノード304は、完全に新しい通知要求を目的としたものである当該要求を、正しい宛先へルーティングすることが必要とされることに注意すべきである。従って、さらなるステップ3:6において、S−CSCFノード304は、クライアントAの当該通知予約要求メッセージをプレゼンス・サーバ300へルーティングする。プレゼンス・サーバ300は、このように、クライアントAのために新たな通知予約を作成する。これには、当該通知予約に必要とされる種々のサーバ・リソースを確保するだけでなく、クライアントAがクライアントBのプレゼンス・データを受信する権限を与えられているか否かを確認することが含まれる。
図4は、ウォッチング・クライアントAがRLSノード400を用いて複数のオブザーブド・クライアントB、C、D...のプレゼンス・データに対して通知予約する際の同様の手順を示している。図4のブロック図は、ウォッチング・クライアントAのIMSネットワークにおいて、P−CSCFノード302及びS−CSCFノード304を同様に含む。さらに、オブザーブド・クライアントB、C、D...上のプレゼンス・データをそれぞれ提供する、複数のプレゼンス・サーバ402が図示されている。クライアントAは、作成されたRLS通知予約を用いて、RLSノード400からオブザーブド・クライアントのプレゼンス・データを含む通知を頻繁に受信するものとしている。RLSノード400は、オブザーブド・クライアントのそれぞれについて、プレゼンス・サーバ402と、個別のバックエンド(back-end)の通知予約をも作成している。
最初のステップ4:1において、クライアントAは、当該通知を一時的に保留することを決定し、また、P−CSCFノード302との既存のダイアログ内で、解除SIP_SUBSCRIBE要求(期限=0)を送信することにより、RLS通知予約を解除する。ステップ4:2において、P−CSCFは、当該要求をRLSノード400へルーティングする。ステップ4:3において示すように、RLSは、10−100個の範囲の可能性があるプレゼンス・サーバ402と、全ての既存のバックエンド通知予約を直ちに解除しなければならず、また、このため、各プレゼンス・サーバの通知予約について、既存のダイアログ内で、解除SIP_SUBSCRIBE要求(期限=0)を送信する。RLSノードは、当然ながら、プレゼンス・サーバ402からさらなる通知をその後に受信することはない。
次のステップ4:4において、クライアントAは、遅かれ早かれ通知予約を再度作成することを決定し、初期SIP_SUBSCRIBE要求(期限>0)をP−CSCF302へ送信する。続くステップ4:5において、P−CSCFは、それに応じて、当該要求において指し示されるリソースを処理するS−CSCF304へ、当該要求をルーティングする。次のステップ4:6において、S−CSCFは、次に、クライアントA用のRLS通知予約を作成するために、当該リクエストをRLSノード400へルーティングする。
さらなるステップ4:7において、RLSノード400は、初期RLS通知予約によって指し示されている各プレゼンス・サーバ402用の、バックエンド通知予約(予め定められた又はアドホックのことがある)を直ちに作成し、当該プレゼンス・サーバの通知予約に関する初期SIP_SUBSCRIBE要求を、S−CSCFノード304に対して送信する。最後に、ステップ4:8において、S−CSCFノード304は、それぞれの通知予約を有効にするために、通知予約要求を各プレゼンス・サーバ402へルーティングする。
通知を保留するために通知予約を解除する、上述した従来の解決手法においては、異なるネットワーク・ノード及び要素の間で様々なメッセージが伝達されなければならないため、このようにプレゼンス通知予約を解除し、再作成するためには、相当な取り組みとシグナリングとが必要とされ、待ち時間をも招く。当該通知予約を保留するためにそれまでのダイアログを解放してしまっているため、通知予約の再作成は、ウォッチング・クライアントとプレゼンス・サーバとの間で新たなダイアログが確立されることをさらに必要とする。
さらに、休止(サスペンド)期間中に生じるいかなるクライアントの発行及びプレゼンスの更新も、ウォッチャに対して決して通知されることはない。特に、複数のオブザーブド・クライアントに対する通知予約のためにRLSが使用される場合には、それらのクライアントの異なるプレゼンス・サーバは、RLSに対して通知を継続的に送信するが、現行の解決手法ではそれらの通知は失われる。従って、ウォッチング・クライアントに対するプレゼンス又はクライアント・データを含む通知を一時的に保留する場合に、上述した問題を回避又は少なくとも軽減することが望ましいだろう。
本発明の目的は、以上に概説した問題に対処することである。特に、本発明の目的は、1以上のオブザーブド・クライアントに関するクライアント又はプレゼンス・データを含む通知を一時的に保留するために必要なシグナリング及びメッセージ数を一般に低減可能な解決手法を提供することである。
これらの目的及びその他の目的は、添付する独立請求項による方法及び装置を使用することによって得られるであろう。
一実施形態によれば、本発明は、ウォッチング・クライアントのユーザ装置によって実行される、少なくとも1つのオブザーブド・クライアントのクライアント・データを含む通知を保留する方法を提供する。ウォッチング・クライアントは、クライアント・データ・サーバから当該通知を受信するための継続中の通知予約を有する。通知予約休止トリガが受信されると、当該通知予約を保持し続ける間に、クライアント・データ通知を一時的に保留することを指示する通知予約休止メッセージが、クライアント・データ・サーバへ送信される。その後、通知予約再開トリガが受信されると、クライアント・データ通知が再び配信することを指示する通知予約再開メッセージが、クライアント・データ・サーバへ送信される。クライアント・データ通知は、その後、通知予約に従って通常どおり受信される。
バッファリングされたクライアント・データ通知は、休止期間中にクライアント・データ・サーバによってバッファリングされた後に、通知予約再開メッセージに応じて、遡及的に受信されてもよい。
クライアント・データ通知は、複数のオブザーブド・クライアントに関連してもよく、また、クライアント・データ・サーバは、複数のオブザーブド・クライアントと関連する複数のクライアント・データ・サーバからクライアント・データ通知を受信するクライアント・データ集約サーバであってもよい。
任意の通知予約休止メッセージ及び通知予約再開メッセージは、それぞれ通知予約を休止又は再開することを示す特定の指示を含むSIP_SUBSCRIBEメッセージであってもよく、当該指示は、新たなヘッダに含まれているか、又はSIP_SUBSCRIBEメッセージにおける既存のヘッダに対して任意のパラメータとして付加されている。
IMDネットワークが使用される場合、通知予約休止メッセージ及び通知予約再開メッセージは、クライアント・データ・サーバに対してさらにルーティングするために、IMSネットワークにおけるP−CSCFノードに対して最初にルーティングされる。
休止期間中に、他の通知が受信されることを可能とする一方で、特定のオブザーブド・クライアント及び特定の通知イベント・タイプの少なくとも1つの通知のみが保留されてもよい。
通知予約休止トリガは、ユーザの手動の入力コマンドとして受信されるか、又は、ユーザがセッション若しくは呼に掛かりきりの場合に又は予め設定された期間におけるユーザが使用中でない場合に、自動的に受信されてもよい。通知予約再開トリガもまた、ユーザの手動の入力コマンドとして受信されるか、又は、セッション若しくは呼が終了した場合に又は使用中でない期間の後にユーザが再び使用中となった場合に、自動的に受信されてもよい。
別の実施形態によれば、本発明は、上述の方法を実行する手段を備える、ウォッチング・クライアントのユーザ装置を提供する。
さらに別の実施形態によれば、本発明は、少なくとも1つのオブザーブド・クライアントのクライアント・データを含む、ウォッチング・クライアントに対する通知を保留する方法を提供し、当該方法は、当該通知を提供するクライアント・データ・サーバによって実行される。また、ウォッチング・クライアントは、クライアント・データ・サーバから当該通知を受信するための継続中の通知予約を有する。通知予約休止メッセージがウォッチング・クライアントから受信されると、クライアント・データ通知を提供するために必要となる通知予約及びサーバ・リソースが保持される間に、クライアント・データ通知が保留される。その後、通知予約再開メッセージがウォッチング・クライアントから受信されると、通知予約に従って、ウォッチング・クライアントに対してクライアント・データ通知が通常どおり送信される。
クライアント・データ通知は、好ましくは休止期間中にバッファリングされ、また、バッファリングされたクライアント・データ通知は、通知予約再開メッセージに応じて、ウォッチング・クライアントに対して遡及的に配信されてもよい。
他の通知が廃棄される一方で、休止期間の後に、特定のオブザーブド・クライアント及び特定の通知イベント・タイプの少なくとも1つの通知のみが、遡及的に配信されてもよい。
クライアント・データ通知は、複数のオブザーブド・クライアントに関連してもよく、また、クライアント・データ・サーバは、個別のバックエンド通知予約に従って、複数のオブザーブド・クライアントと関連する複数のクライアント・データ・サーバから、クライアント・データ通知を受信するクライアント・データ集約サーバであってもよい。また、複数のクライアント・データ・サーバとのバックエンド通知予約の全て又は一部は、休止期間中に休止されてもよい。
休止期間中に、他の通知が受信されることを可能とする一方で、特定のオブザーブド・クライアント及び特定の通知イベント・タイプの少なくとも1つの通知のみが保留されてもよい。
さらに別の実施形態によれば、本発明は、上述の方法を実行する手段を備える、クライアント・データ・サーバにおける装置を提供する。
本発明のさらなる特徴及びその効果は、以下の詳細な説明から理解され得る。
従来技術に係る、端末Aにマルチメディア・サービスを提供可能なIMSネットワークの概略図である。 従来技術に係る、オブザーブド・クライアントのプレゼンス・データを取得する従来の手順を示すブロック図である。 従来技術に係る、オブザーブド・クライアントのプレゼンス・データを含む通知を保留する従来の手順を示すブロック図である。 従来技術に係る、RLSノードを使用する複数のオブザーブド・クライアントのプレゼンス・データを含む通知を保留する従来の手順を示すブロック図である。 一実施形態に係る、オブザーブド・クライアントのクライアント・データを含む通知を保留する手順を示すフローチャートである。 別の実施形態に係る、ウォッチング・クライアントのユーザ装置によって実行される、オブザーブド・クライアントのクライアント・データを含む通知を保留する手順のフローチャートである。 さらに別の実施形態に係る、クライアント・データ・サーバによって実行される、オブザーブド・クライアントのクライアント・データを含む通知を保留する手順のフローチャートである。 さらに別の実施形態に係る、RLSノードを使用する複数のオブザーブド・クライアントのクライアント・データを含む通知を保留する手順を示すブロック図である。 さらなる実施形態に係る、1以上のオブザーブド・クライアントのクライアント・データを提供可能なウォッチング・クライアントのユーザ装置及びクライアント・データ・サーバを示すブロック図である。
典型的な実施形態を用いて及び添付の図面を参照して、本発明についてより詳細に説明する。簡潔に説明すると、本発明は、クライアント・データの通知予約の解除及び再作成を必要とせずに、ウォッチング・クライアントに対するクライアント又はプレゼンス・データを含む通知を一時的に保留するために使用され得る。休止期間の間、ウォッチング・クライアントに対して通知は送信されないものの、クライアント・データを提供するサーバにおける当該通知予約及び関連するリソースは、当該期間の間中、保持される。
休止期間を開始するために、ウォッチング・クライアントは、通知予約を一時的に休止することを指示する情報を含む休止メッセージを、クライアント・データ・サーバに対して送信する。その後、ウォッチング・クライアントは、休止されている通知予約を再開することを指示する情報を含む通知予約再開メッセージを送信し、クライアント・データ通知を再び配信することを可能とする。
保留中のクライアント・データ通知は何れも、クライアント・データ・サーバにおいてバッファリングされて、通知予約が再開されるとクライアントAに対して「遡及的に」配信され得るか、又は休止期間の間に単に廃棄され得る。これらの選択肢は、例えば、異なるサブ情報を通知予約休止要求に含めることによって、又は予め設定された選択を用いて、クライアント・ユーザによって決定され得る。実際の通知予約は、通知を送信しないこととは別に、プレゼンス・サーバ又はクライアント・データ・サーバにおいて通常どおり保持されるとともに、休止期間中に通常の手順に従って期限切れとならないように更新されるであろう。
通知予約の休止は、例えば、邪魔されたくない場合等に、ユーザからの手動の入力コマンドを要因として生じ得る。あるいは、例えば、キーパッドを使用していない又はアドレス帳を検索していない等の、クライアントがセッション若しくは呼に掛かりきりの場合、又は予め設定された使用中でない期間にある場合に、端末自身によって自動的に生じ得る。同様にして、通知予約の再開も、当該ユーザ又は当該端末を要因として生じ得る。
以下の説明において、「プレゼンス・データ」という用語は、上述のように、利用可能な、又は「観察される(observed)」状態とされた任意のクライアント・データを表すために使用する。以下の実施形態ではプレゼンス・サービスについて一般的に説明しているが、本発明は、それらには限定されず、クライアント・データの通知予約機構を使用する任意のアプリケーション及びサービスに対して使用され得る。
さらに、以下の実施形態における「クライアント・データ・サーバ」は、例えば、図3及び図4でそれぞれ説明したようなプレゼンス・サーバ又はRLSノードといった、認可されたウォッチング・クライアントに対して1以上のオブザーブド・クライアントの、要求されたクライアント・データを提供可能な任意のサーバであればよい。周知のSIPメッセージにも言及するが、本発明はそれらに限定されることはない。
以下では図5に示すブロック図におけるシグナリングの手順を参照して、一実施形態について説明する。同図には、ウォッチング・クライアントA、P−CSCF等のセッション制御ノード500、及びオブザーブド・クライアントB(図示せず)のクライアント・データを提供可能なクライアント・データ・サーバ502が含まれる。通知予約は、クライアント・データの通知のために上述のように作成されており、それに応じて、クライアントAは、継続中のダイアログにおいて、クライアント・データ・サーバ502からクライアントBのプレゼンス・データを含む通知を受信する。図3の従来技術の手順とは対照的に、本実施形態においては、IMSネットワークが使用される場合に、新たな通知予約を作成するためにS−CSCFノードを必要とすることはない。
最初に、クライアントAのユーザは、使用端末における適当な手動の入力コマンドを要因として、通知予約を一時的に休止することを決定する。あるいは、例えば、セッション又は呼に掛かりきりである場合には、上述のように端末自身が自動的に通知予約の休止を生じさせてもよい。最初のステップ5:1は、休止トリガを示している。何れかの場合に、次のステップ5:2において、クライアントAは、既存のダイアログ内で、セッション制御ノード500に対して通知予約休止要求を送信する。IMSネットワークにおいては、通知予約休止要求は、通知予約を休止することを指示する特定の指示を含むSIP_SUBSCRIBEメッセージでもよい。当該指示は、新たなヘッダに含まれてもよいし、又はSIP_SUBSCRIBEメッセージにおける既存のヘッダに対して任意のパラメータとして付加されてもよい。
この場合、上述のように、休止期間中に保持され続ける通知予約の更新の手順とは無関係であるため、休止メッセージにおいて通知予約の期限時間を具体的に提供する必要はない。しかしながら、実装に応じて、SIP_SUBSCRIBEメッセージの一般的な標準規格に従って、当該時点において休止メッセージで新たな有効期限期間>0を提供することも可能である。
ステップ5:3において、セッション制御ノード500は、次に、クライアント・データ・サーバ502に対する通知予約休止要求をルーティングする。その結果、サーバ502は、当分、クライアントAに対して何らの通知も送信しないことにより、通知予約を休止するが、クライアントBから受信される発行メッセージを登録するために、当該通知予約に対して確保した全てのサーバ・リソースを保持する。クライアントAとクライアント・データ・サーバ502との間の既存のダイアログは、休止期間の間中、保持され続けることに留意すべきである。
それと同時に、ステップ5:4で示されているように、サーバ500は、さもなければ当該通知予約によってクライアントAに対して送信されるであろうクライアント・データ通知の何れをも、バッファリングすることが望ましい。あるいは、休止期間中、クライアント・データ通知を何れも単に廃棄してもよい。休止期間中における保留中のクライアント・データ通知の処理は、例えば、通知予約休止要求において指示されることにより、又はクライアントのパラメータとしてネットワークにおいて保存された、予め定められた選択に応じて、クライアント・ユーザによって決定されてもよい。
その後の何れかの時点で、クライアントAは、再び通知予約を再開するが、これは、ユーザからの手動による別の入力コマンドを要因として、又は、例えば、セッション若しくは呼が終了した場合や、使用していない期間の後にユーザが使用を再開する場合に、端末自身によって自動的に生じ得る。さらなるステップ5:5に再開トリガを示す。ステップ5:6において、クライアントAは、何れかの場合に、保持し続けられているダイアログ内で、通知予約再開要求をセッション制御ノード500に対して送信する。
IMSネットワークにおいて、通知予約再開要求は、ステップ5:2の休止要求と同様に、通知予約を再開することを指示する特定の指示を含むSIP_SUBSCRIBEメッセージでもよい。このように、再開指示は、新たなヘッダに含まれてもよいし、又はSIP_SUBSCRIBEメッセージにおける既存のヘッダに対して任意のパラメータとして付加されてもよい。
次のステップ5:7において、セッション制御ノード500は、次に、通知予約が再開されるクライアント・データ・サーバ502に対して通知予約再開要求をルーティングする。それに対する応答において、最後のステップ5:8に示すように、サーバ502は、バッファリングされた全ての通知と、もしあれば、通常の手順に従って生じるさらなる通知とを同様に、クライアントAに対して送信する。
図5の上述の手順は、異なる方法に修正し得る。例えば、特定のオブザーブド・クライアント及び/又は特定の通知イベント・タイプのような、一部の通知のみが休止期間中に保留される一方で、その他の通知がクライアントAに対して配信されること可能にしてもよい。そのような選択的な通知の配信は、フィルタ機能又はそれと同種のものによって制御されてもよい。当該フィルタは、ステップ5:2の通知予約休止要求において特定されてもよく、クライアントAの選択として、ネットワークにおいて予め定義されてもよい。さらに、休止期間の後に、バッファリングされた通知の一部のみを配信することが可能である一方で、例えば、特定のオブザーブド・クライアント及び/又は特定の通知イベント・タイプに関して、上記のように類似のフィルタ機能を用いて、他の通知は廃棄されてもよい。
図6では、別の実施形態に係る、ウォッチング・クライアントのユーザ装置によって実行される、オブザーブド・クライアントのクライアント・データを含む通知を保留する手順のフローチャートを示している。当該手順は、基本的に、クライアントAに関して図5に示す例に対応する。従って、ウォッチング・クライアントは、1以上のオブザーブド・クライアントのクライアント・データを含む通知のための、継続中の通知予約を有し、通知を提供するクライアント・データ・サーバ又はRLSとダイアログが確立されている。
最初のステップ600において、通知を当分伝達しないことを指示する通知予約休止トリガが受信される。休止トリガは、ユーザから又はセッション若しくは呼の確立に応じて自動的に受信されてもよいし、あるいは、ユーザが予め設定された期間、使用していない場合に受信されてもよい。
次のステップ602において、通知予約休止メッセージは、通知を提供するクライアント・データ・サーバ又はRLSに対して送信され、これは、図5に示すように、IMSネットワークにおける、例えばP−CSCF等のセッション制御ノード上でルーティングされてもよい。図5におけるステップ5:2に関して上述したように、通知予約休止メッセージは、ウォッチング・クライアントに対して通知を送信しないようにする指示を含む。
さらなるステップ604において、通知の伝達を再び再開することを指示する通知予約再開トリガが受信される。同様にして、当該再開トリガは、ユーザから又はセッション若しくは呼の終了に応じて自動的に受信されてもよく、あるいは、使用していない期間の後にユーザが使用中となった場合に受信されてもよい。その後、次のステップ606において、通知予約再開メッセージが、通知を提供するクライアント・データ・サーバ又はRLSに対して送信される。当該メッセージは、図5におけるステップ5:6に関して上述したように、通知を再びウォッチング・クライアントに対して配信することを示す指示を含む。当該再開メッセージは、セッション制御ノード(例えば、P−CSCF等)上で同様にルーティングされてもよい。
最後の任意のステップ608において、当該通知が保留中か、又は通知のバッファリングがクライアント・データ・サーバ又はRLSにおいて必要とされているかどうかに応じて、バッファリングされた通知は何れも受信され得る。図示されていないが、それに続く通常の通知の何れも同様に受信される。
図7において、さらに別の実施形態に係る、クライアント・データ・サーバ又はそれと同様のものによって実行される、オブザーブド・クライアントのクライアント・データを含むウォッチング・クライアントに対する通知を保留する手順のフローチャートを示す。当該手順は、クライアントAについて図5において示した例と基本的に一致し得るが、RLSノード、又は複数のオブザーブド・クライアントのエクスプローダとしての機能を果たす類似のものによっても実行され得る。さらに、ウォッチング・クライアントは、基本的に図6のフローチャートに従って機能する。このように、ウォッチング・クライアントは、1以上のオブザーブド・クライアントクライアント・データを含む通知に対する継続中の通知予約を有するものとし、また、当該通知を提供する当該ウォッチング・クライアントとダイアログが確立されている。
最初のステップ700において、図6のステップ602における通知予約休止メッセージが、ウォッチング・クライアントから受信される。次に、ステップ702において、それに応じて通知予約が休止されるが、解除はされず、ウォッチング・クライアントとの既存のダイアログも保持される。当然ながら、従来の解決手法とは対照的に、当該時点において最終的な通知は送信されない。
次の任意のステップ704に示すように、休止期間中、クライアントクライアント・データは、(複数の)オブザーブド・クライアントに関するクライアント・データ通知であって、後にウォッチング・クライアントに対する配信対象となる、保留中の通知としてバッファリングされ得る通知を、受信し続けてもよい。上述のように、休止期間中に通知がバッファリングされるべきか廃棄されるべきかという問題は、ウォッチング・クライアントの選択に従ってもよい。
さらなるステップ706において、その後のある時点で、図6のステップ606において通知予約再開メッセージがウォッチング・クライアントから受信される。その後それに応じて、最後のステップ708において、通知予約が再開される。さらに、通知のバッファリングがクライアント・データ・サーバ又はRLSの何れで要求されているかに応じて、及びそのような通知が保留中である場合に、バッファリングされた任意の通知が、クライアントに対して状況に応じて送信される。最初の通知は、通常、通知を再開する場合に送信されることが望ましいだろう。図示されていないが、当然、それに続く通常の通知の何れも同様にクライアントに対して送信される。
本発明は、ウォッチング・クライアントが、複数のオブザーブド・クライアントのリストに従ってクライアント・データに対して通知予約する場合にも使用され得る。その場合、上述のように、RLSノード又はそれと同等のものが、集約した通知を提供するために使用される。
図8は、さらに別の実施形態に係る、クライアント・データ集約サーバ800、及び例えばP−CSCFノード等のセッション制御ノード802を使用する、複数のオブザーブド・クライアントのクライアント・データを含む通知を保留する手順を示すブロック図である。クライアント・データ集約サーバ800は、上述のように、各クライアント・サーバ804からの通知に対する個別のバックエンド通知予約に基づいて、RLSノード又はエクスプローダと同様に、複数のオブザーブド・クライアントの、集約したクライアント・データ通知を提供することが可能である。クライアントAは、それまでに作成された通知予約に従って、継続中のダイアログにおいて、当該集約サーバ800から通知を受信する。さらに、図4の従来の手順とは対照的に、本実施形態においては、複数のクライアント・データ・サーバとの新たな通知予約を作成するために、IMSネットワークにおいてS−CSCFノードを含むことを必要としない。
図8のいくつかのステップは、図5に示す手順のステップに対応するため、ここでは詳細な説明を繰り返す必要はない。図5のステップ5:1のように、最初のステップ8:1には、休止トリガを示す。それに対して、次のステップ8:2において、図5のステップ5:2のように、クライアントAは、既存のダイアログ内で、通知予約休止要求をセッション制御ノード804に対して送信する。これは、SIP_SUBSCRIBEメッセージでもよい。次に、ステップ8:3において、セッション制御ノード802は、通知予約休止要求を集約サーバ800に対してルーティングする。
サーバ800は、次に、通知予約を休止するが、クライアントAとの既存のダイアログ、及びクライアント・データ・サーバ804との全てのバックエンド通知予約と同様に、当該通知予約に対して確保した全てのサーバ・リソースを保持する。これは、概略のステップ8:4に示すように、バックエンド通知予約に従って、クライアント・データ・サーバ804から通知を受信し続けることを意味している。図5のステップ5:4のように、ステップ8:5において、休止期間中に、サーバ500は、これらの通知をバッファリングしてもよく、または廃棄してもよい。あるいは、クライアント・データ集約サーバ800は、休止期間中、クライアント・データ・サーバ804とのバックエンド通知予約の全て又は一部を休止してもよく、その結果、それらのクライアント・データ・サーバ804から通知は受信されなくなる。長い休止期間の場合、ウォッチング・クライアントA又はクライアント・データ集約サーバ800は、バックエンド通知予約を休止することを決定してもよい。
ステップ8:6には、再開トリガを示しており、ステップ8:7において、クライアントAは、既存のダイアログ内で通知予約再開要求をセッション制御ノード802に対して送信する。このように、これらはそれぞれ図5のステップ5:6及び5:7に完全に対応する。さらに、通知予約再開要求は、先の通知予約休止要求と同様に、図5に関して説明したSIP_SUBSCRIBEメッセージでもよい。
次に、さらなるステップ8:8において、セッション制御ノード802は、通知予約再開要求を集約サーバ800に対してルーティングする。さらに、最後のステップ8:9において、サーバ800は、バッファリングした通知をクライアントAに対して送信し、もしあれば通常の手順によるさらなる通知も送信する。
図9は、さらなる実施形態に係る、1以上のオブザーブド・クライアント(図示せず)のクライアント・データを、ウォッチング・クライアントに対して提供する場合の、ウォッチング・クライアントAのユーザ装置900及びクライアント・データ・サーバ902をより詳細に示すブロック図である。同図における種々の構成要素は、論理的な機能部として示されているにすぎず、ハードウェア及びソフトウェアの任意の適当な組み合わせを用いて実装され得る。
ユーザ装置900は、手動のユーザ入力コマンドに応じて、通知予約休止及び再開トリガを提供するユーザ入力部900aを含む。トリガ部900bは、通知予約休止トリガを自動的に提供してもよい。ユーザ入力部900aは及びトリガ部900bは、基本的に、図5のステップ5:1及び5:5、並びに図8のステップ8:1及び8:6についてそれぞれ説明したように動作する。
ユーザ装置900は、上述のトリガに応じて通知予約休止メッセージ及び通知予約再開メッセージを作成するロジック部900cを含む。通信部900dは、作成された通知予約休止及び再開メッセージS、Rを、基本的に、図5のステップ5:2及び5:6、並びに図8のステップ8:2及び8:7についてそれぞれ説明したように、クライアント・データ・サーバ902に対して送信する。通信部900dはまた、基本的に、図5のステップ5:8及び図8のステップ8:9についてそれぞれ説明したように、クライアント・データ・サーバ902から通知Nを受信する。
クライアント・データ・サーバ902は、図8のステップ8:4に説明したように、クライアント自身若しくはそれらのネットワークから、又はバックエンド通知予約に基づいて、関連するクライアント・データ・サーバから、1以上のオブザーブド・クライアントに関するクライアント・データ通知Nを受信する、通知予約受信部902aを含む。
クライアント・データ・サーバ902は、通知予約を休止及び再開し、及びウォッチング・クライアントに対するクライアント・データ通知を作成するロジック部902bをさらに含む。ロジック部902bはまた、基本的に、図5のステップ5:4及び図8のステップ8:5についてそれぞれ説明したように、必要とされる場合には、休止期間中に受信した通知Nをバッファ・メモリ902cに格納してもよい。
クライアント・サーバ902の通信部902dは、通知予約休止及び再開メッセージS、Rを、クライアントAのユーザ装置900から受信し、さらに、ロジック部902bは、それに応じて当該通知予約を制御する。通信部902dはまた、基本的に、図5のステップ5:8及び図8のステップ8:9についてそれぞれ説明したように、クライアント・データ通知をウォッチング・クライアントに対して配信する。
休止/再開機能を使用したいウォッチング・クライアントは、クライアント・データ・サーバが当該機能をサポートしているかを確かめる方法を必要とする。これは、以下に説明する3つの選択肢によって行うことができる。
1)クライアント・データ・サーバが、応答において、当該機能をサポートしているか否かを示すことができるように、ウォッチング・クライアントは、最初の通知予約要求において、休止/再開機能をサポートしていることを示してもよい。
2)クライアント・データ・サーバは、初期設定で、継続中のダイアログにおける通常の応答において、休止/再開機能をサポートしていることを示してもよい。
3)ウォッチング・クライアントは、通知予約休止要求を送信してもよく、クライアント・データ・サーバは、休止/再開機能をサポートしていない場合、その結果、完全な通知メッセージに加えて通常の応答を返す。クライアントは、その後、当該ダイアログにおける当該機能の使用を停止することができる。
本解決手法は、リアルタイムに端末で制御されるだけでなく、設定変更可能である。これは、ウォッチング・クライアントのユーザ又はその操作者は、クライアント・データ通知予約が一時的に休止される場合に、特定の場面又は期間の決定及び設定が可能であることを意味する。既存の通知予約を認識しているステイトフル(stateful)なプロキシ等の、ウォッチング・クライアントのアクセス・ネットワークにおける他の構成要素は、アクセス・ネットワークの一部が使用不可能である場合又は大きな負荷の影響下にある場合等、特定の場面又は期間において、通知予約を休止してもよい。
本発明は、通知予約を解除及び作成する必要なしに、通知予約を休止/再開するために使用され得るとともに、それにより、相当の取り組み及びシグナリング動作を抑制する。一般的に、以下の効果について言及し得る。
1)既存の標準規格の要求に対する小規模な拡張(例えば、新たなヘッダ又は既存のヘッダにおける特別なデータ)を有する、既存の機構を使用することにより、通知予約を一時的に休止することができる。休止/再開機能を実装するために、ウォッチング・クライアントのユーザ装置及びクライアント・データ・サーバを適合させる必要があるのみである。その結果、例えばIMSコア等の、いかなる既存のプロキシも影響を受けない。
2)休止期間中に生成されている通知を喪失することなしに、休止を実行することができる。これは、例えばRLS等のエクスプローダ機能の場合に特に有用である。
3)本発明は、ネットワークにおいて送信される必要があるシグナリング・メッセージの量を低減可能である。これは、特にエクスプローダの場合に、性能を向上させることが可能であり、通知予約の再開の待ち時間を改善することが可能であることを意味する。背景のセクションにおいて概説した従来の手順に従って、1以上のクライアント・データの通知予約を解除及び再作成するための機能性が、ウォッチング・クライアント及びクライアント・データ・サーバにおいても、任意のステイトフルなプロキシにおいても必要とされることはないため、当該性能を、強化することもできる。
本発明について、特定の典型的な実施形態を参照して説明してきたが、本明細書は、発明の概念を説明することを一般的に意図しているのみであり、本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。当該範囲は、添付した特許請求の範囲によって定められる。本発明を実施するために適した他の標準規格及びプロトコルは、基本的に使用され得るが、上述の実施形態を説明する際には、IMS技術及びSIPシグナリング・プロトコルが、時に使用されている。

Claims (27)

  1. クライアント・データ・サーバから通知を受信するための継続中の通知予約を有するウォッチング・クライアントのユーザ装置によって実行される、少なくとも1つのオブザーブド・クライアントのクライアント・データを含む前記通知を保留する方法であって、
    通知予約休止トリガを受信するステップと、
    前記通知予約を保持する間にクライアント・データ通知を一時的に保留することを指示する通知予約休止メッセージを、前記クライアント・データ・サーバに対して送信するステップと、
    通知予約再開トリガを受信するステップと、
    クライアント・データ通知を再び配信することを指示する通知予約再開メッセージを、前記クライアント・データ・サーバに対して送信するステップと、
    前記通知予約に従ってクライアント・データ通知を受信するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. バッファリングされたクライアント・データ通知は、
    休止期間中に前記クライアント・データ・サーバによってバッファリングされた後に、前記通知予約再開メッセージに応じて、遡及的に受信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記クライアント・データ通知は、複数のオブザーブド・クライアントに関連し、
    前記クライアント・データ・サーバは、
    複数のオブザーブド・クライアントと関連する複数のクライアント・データ・サーバからクライアント・データ通知を受信するクライアント・データ集約サーバであることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記通知予約休止メッセージは、
    前記通知予約を休止することを示す特定の指示を含むSIP_SUBSCRIBEメッセージであり、
    当該指示は、新たなヘッダに含まれているか、又は前記SIP_SUBSCRIBEメッセージにおける既存のヘッダに対して任意のパラメータとして付加されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の方法。
  5. 前記通知予約再開メッセージは、
    前記通知予約を再開することを示す特定の指示を含むSIP_SUBSCRIBEメッセージであり、
    当該指示は、新たなヘッダに含まれているか、又は前記SIP_SUBSCRIBEメッセージにおける既存のヘッダに対して任意のパラメータとして付加されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法。
  6. 前記通知予約休止メッセージ及び前記通知予約再開メッセージは、
    前記クライアント・データ・サーバに対してさらにルーティングするために、IMSネットワークにおけるP−CSCFノードに対して最初にルーティングされることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の方法。
  7. 休止期間中に、他の通知が受信されることを可能とする一方で、特定のオブザーブド・クライアント及び特定の通知イベント・タイプの少なくとも1つの通知のみが保留されることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の方法。
  8. 前記通知予約休止トリガは、
    ユーザの手動の入力コマンドとして受信されるか、又は、
    前記ユーザがセッション若しくは呼に掛かりきりの場合に又は予め設定された期間における前記ユーザが使用中でない場合に、自動的に受信されることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の方法。
  9. 前記通知予約再開トリガは、
    ユーザの手動の入力コマンドとして受信されるか、又は、
    セッション若しくは呼が終了した場合に又は使用中でない期間の後に前記ユーザが再び使用中となった場合に、自動的に受信されることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の方法。
  10. ウォッチング・クライアントが、クライアント・データ・サーバから通知を受信するための継続中の通知予約を有する場合に、少なくとも1つのオブザーブド・クライアントのクライアント・データを含む前記通知を保留する前記ウォッチング・クライアントのユーザ装置であって、
    通知予約休止トリガを受信する手段と、
    前記通知予約を保持する間にクライアント・データ通知を一時的に保留することを指示する通知予約休止メッセージを、前記クライアント・データ・サーバに対して送信する手段と、
    通知予約再開トリガを受信する手段と、
    クライアント・データ通知を再び配信することを指示する通知予約再開メッセージを、前記クライアント・データ・サーバに対して送信する手段と、
    前記通知予約に従ってクライアント・データ通知を受信する手段と
    を備えることを特徴とするユーザ装置。
  11. 通知予約休止トリガを受信する前記手段は、該通知予約休止トリガを、
    ユーザの手動の入力コマンドとして受信するか、又は、
    前記ユーザがセッション若しくは呼に掛かりきりの場合に又は予め設定された期間における前記ユーザが使用中でない場合に、自動的に受信することを特徴とする請求項10に記載のユーザ装置。
  12. 通知予約再開トリガを受信する前記手段は、該通知予約再開トリガを、
    ユーザの手動の入力コマンドとして受信するか、又は、
    セッション若しくは呼が終了した場合に又は使用中でない期間の後に前記ユーザが再び使用中となった場合に、自動的に受信することを特徴とする請求項10又は11に記載のユーザ装置。
  13. 少なくとも1つのオブザーブド・クライアントのクライアント・データを含む通知を提供するクライアント・データ・サーバによって実行される、前記クライアント・データ・サーバから前記通知を受信するための継続中の通知予約を有するウォッチング・クライアントに対する前記通知を保留する方法であって、
    前記通知予約を保持する間にクライアント・データ通知を一時的に保留することを指示する通知予約休止メッセージを、前記ウォッチング・クライアントから受信するステップと、
    前記クライアント・データ通知を提供するために必要となる前記通知予約及びサーバ・リソースを保持する間に、前記クライアント・データ通知を保留するステップと、
    クライアント・データ通知を再び配信することを指示する通知予約再開メッセージを、前記ウォッチング・クライアントから受信するステップと、
    前記通知予約再開メッセージに応じて、前記通知予約に従って前記ウォッチング・クライアントに対してクライアント・データ通知を送信するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  14. クライアント・データ通知は、休止期間中にバッファリングされ、
    バッファリングされた前記クライアント・データ通知は、前記通知予約再開メッセージに応じて、前記ウォッチング・クライアントに対して遡及的に配信されることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 他の通知が廃棄される一方で、休止期間の後に、特定のオブザーブド・クライアント及び特定の通知イベント・タイプの少なくとも1つの通知のみが、遡及的に配信されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記クライアント・データ通知は、複数のオブザーブド・クライアントに関連し、
    前記クライアント・データ・サーバは、
    個別のバックエンド通知予約に従って、前記複数のオブザーブド・クライアントと関連する複数のクライアント・データ・サーバから、クライアント・データ通知を受信するクライアント・データ集約サーバであることを特徴とする請求項13乃至15の何れか1項に記載の方法。
  17. 前記複数のクライアント・データ・サーバとの前記バックエンド通知予約の全て又は一部は、休止期間中に休止されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 受信された前記通知予約休止メッセージは、
    前記通知予約を休止することを示す特定の指示を含むSIP_SUBSCRIBEメッセージであり、
    当該指示は、新たなヘッダに含まれているか、又は前記SIP_SUBSCRIBEメッセージにおける既存のヘッダに対して任意のパラメータとして付加されていることを特徴とする請求項13乃至17の何れか1項に記載の方法。
  19. 受信された前記通知予約再開メッセージは、
    前記通知予約を再開することを示す特定の指示を含むSIP_SUBSCRIBEメッセージであり、
    当該指示は、新たなヘッダに含まれているか、又は前記SIP_SUBSCRIBEメッセージにおける既存のヘッダに対して任意のパラメータとして付加されていることを特徴とする請求項13乃至18の何れか1項に記載の方法。
  20. 前記通知予約休止メッセージ及び前記通知予約再開メッセージは、
    前記ウォッチング・クライアントからのメッセージをルーティングする、IMSネットワークにおけるP−CSCFノードから受信されることを特徴とする請求項13乃至19の何れか1項に記載の方法。
  21. 休止期間中に、他の通知が受信されることを可能とする一方で、特定のオブザーブド・クライアント及び特定の通知イベント・タイプの少なくとも1つの通知のみが保留されることを特徴とする請求項13乃至20の何れか1項に記載の方法。
  22. 少なくとも1つのオブザーブド・クライアントのクライアント・データを含む通知を提供するクライアント・データ・サーバから前記通知を受信するための、継続中の通知予約を有するウォッチング・クライアントに対する前記通知を保留するクライアント・データ・サーバにおける装置であって、
    前記通知予約を保持する間にクライアント・データ通知を一時的に保留することを指示する通知予約休止メッセージを、前記ウォッチング・クライアントから受信する手段と、
    前記クライアント・データ通知を提供するために必要となる前記通知予約及びサーバ・リソースを保持する間に、前記クライアント・データ通知を保留する手段と、
    クライアント・データ通知を再び配信することを指示する通知予約再開メッセージを、前記ウォッチング・クライアントから受信する手段と、
    前記通知予約再開メッセージに応じて、前記通知予約に従って前記ウォッチング・クライアントに対してクライアント・データ通知を送信する手段と
    を備えることを特徴とする装置。
  23. クライアント・データ通知を、休止期間中にバッファリングする手段と、
    バッファリングされた前記クライアント・データ通知を、前記通知予約再開メッセージに応じて、前記ウォッチング・クライアントに対して遡及的に送信する手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. バッファリングされたクライアント・データ通知を送信する前記手段は、
    他の通知を廃棄する一方で、休止期間の後に、特定のオブザーブド・クライアント及び特定の通知イベント・タイプの少なくとも1つの通知のみを、遡及的に送信することを特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 前記クライアント・データ通知は、複数のオブザーブド・クライアントに関連し、
    前記クライアント・データ・サーバは、
    個別のバックエンド通知予約に従って、前記複数のオブザーブド・クライアントと関連する複数のクライアント・データ・サーバから、クライアント・データ通知を受信するクライアント・データ集約サーバであることを特徴とする請求項22乃至24の何れか1項に記載の装置。
  26. 前記クライアント・データ集約サーバは、
    休止期間中に、前記複数のクライアント・データ・サーバとの前記バックエンド通知予約の全て又は一部を休止することを特徴とする請求項25に記載の装置。
  27. 前記保留する手段は、
    休止期間中に、他の通知が受信されることを可能とする一方で、特定のオブザーブド・クライアント及び特定の通知イベント・タイプの少なくとも1つの通知のみを保留することを特徴とする請求項22乃至26の何れか1項に記載の装置。
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