JP2010512090A - 無線ネットワーク上で経路回復通知を介して伝送制御プロトコルの性能を改善する装置及び該方法 - Google Patents

無線ネットワーク上で経路回復通知を介して伝送制御プロトコルの性能を改善する装置及び該方法 Download PDF

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Abstract

無線ネットワーク上で経路回復通知を介して伝送制御プロトコル(TCP)の性能を改善する装置及び該方法が提供される。この装置は、移動ホストが一時的連結断絶状態から回復したことを検出した後で、この検出結果を知らせる検出信号を出力する経路回復管理部と、前記検出信号を受信し、送信端に移動ホストが回復したことを知らせるためのACKパケットを生成する経路回復通知管理部と、前記生成されたACKパケット及びデータパケットを送受信する第1パケット送受信部とを備える。したがって、無線ネットワークの一時的連結断絶状態を明示的に送信端に知らせて、不必要な混雑制御を遂行せずに損失されたパケットのみを伝送するようにし、TCPの性能を改善できる。

Description

本発明は、無線ネットワークで経路回復通知を介して伝送制御プロトコル(TCP:transport control protocol)の性能を改善する装置及び該方法に係り、さらに詳細には、無線ネットワークで、実際は高いビットエラー確率やハンドオフ(handoff)に起因して発生したパケット損失がネットワーク混雑に起因して発生したと誤認されることで、送信端で混雑制御アルゴリズムが実行されてデータ伝送率を低くし、その結果、TCPの性能を低下させるという、無線ネットワークのパケット損失の問題を解決するために、無線ネットワークの一時的連結断絶が復旧したことを明示的に知らせる経路回復通知装置及び該方法に関する。
無線ネットワークで、ネットワーク混雑ではなくパケット損失に起因してTCPの性能が低下する問題を克服するための技術として、Hemant Chaskarらの米国特許出願第2005−0185664号、Yun Joo Kimらの米国特許出願第2003−0117992号、Chang Hwan Parkの韓国特許出願第2004−0067343号などが提案されている。
まず、米国特許出願第2005−0185664号は、TCP区間を無線TCP区間と有線TCP区間とに分けた分割TCP接続方法を開示している。無線TCP区間のパケット損失は、無線TCP区間の無線TCPが処理を担当することによって、パケット損失はネットワーク混雑に起因すると有線TCP区間が誤認して性能を落とすことを防止している。しかし、該方法は、移動ホストが基地局を変更するためにハンドオフを行った場合に、新たなTCPセッションを結ばねばならないという問題点を有している。また、この問題を防止するためには、ネットワーク構造の拡張性を達成できない。
また、米国特許出願第2003−0117992号は、基地局のスヌープエージェントが、終端間でTCPを変更することなしにTCPパケットを解析し、ローカルな再伝送(local retransmission)を使用することによって無線ネットワーク上で発生したパケット損失を処理する方法を開示している。しかし、移動ホストがハンドオフを実行する場合、最初のスヌープエージェントがバッファに所有していたTCPデータパケットと状態情報とを、この移動ホストがハンドオフ後に属している基地局のスヌープエージェントに伝達しなければならない。また、前記の方法は、この過程で送信端のTCP区間で再伝送のタイムアウト(RTO:retransmission timeout)が発生し、TCPの性能を低下させるいう問題点を有している。
また、韓国特許出願第2004−0067343号は、スヌーププロトコルを拡張し、無線リンクの状態を正常、不良そしてハンドオフに分ける方法を開示している。無線リンクが正常であるときは、スヌープモジュールで使用可能な最大バッファサイズを混雑ウィンドウ(congestion window)サイズに設定することにより性能は最大化される。このケースでは、ネットワーク混雑を防止するため、送信端の混雑ウィンドウは、受信側のウィンドウサイズと混雑ウィンドウのサイズとの小さい値を選択してデータを伝送しなければならない。しかし、混雑ウィンドウのサイズを任意に大きくすると、有線ネットワークにおいてネットワーク混雑をもたらす。これに対して、無線リンクが不良の状態である場合、スヌープモジュールは、RTOが2回発生すると受信側のウィンドウサイズが0に設定された受信確認(ACK:acknowledgment)パケットを送信端のTCP区間へ伝送することにより、送信側のTCP区間がデータパケットを伝送することを防止する。しかし、この場合も、送信側のTCP区間のRTOを完全に防止できないことから、安定したTCP性能を保証できない。最後に、無線リンクがハンドオフの状態である場合、スヌープモジュールは、移動ホストが移動していった基地局のスヌープモジュールに対して、自身が有しているデータパケットと状態情報とを伝達することによって、ハンドオフによるデータの損失を防止する。この場合にも、基地局のスヌープモジュールは、パケット転送を処理しなければならない。全体的には、基地局のスヌープモジュールは、それぞれのTCP接続のためのバッファを個別に管理しなければならない。その結果、基地局の動作にオーバーヘッドが発生する。
一方、無線リンクで、無線リンクのハンドオフや基地局との送信途切れによる一時的連結断絶の問題を解決するために、フリーズTCP(freeze−TCP)が学界で提案されている。このfreeze−TCPでは、受信端のTCP区間が無線リンクの切断を予測し、あらかじめゼロウィンドウ通知(zero window advertisement)を送信端のTCP区間に送る。したがって、パケットの伝送が防止される間は持続モード(persist mode)が継続されることにより、無線リンクでのパケット損失を回避する。リンクが回復した場合、受信端のTCP区間が正常なウィンドウサイズを知らせることによって持続モードを解除し、送信端のTCP区間が性能の低下なしにデータパケットを伝送できるようにする。しかし、無線リンクの連結断絶時間を正確に予測してこそ、その性能を保証できることから、この方法を使用しても現実的には安定した性能は期待できない。
本発明は、無線ネットワークで、一時的連結断絶によって発生するパケット損失をネットワーク混雑と誤認し、伝送プロトコルの混雑制御アルゴリズムを駆動する問題点を解決するために、明示的にネットワーク経路が回復したことを送信端に知らせることによって、混雑制御を遂行せずに損失されたパケットのみを伝送することによって、伝送プロトコルの性能を保証するための装置及び該方法を提供する。
本発明の一の観点によれば、無線ネットワーク上で経路回復通知を介して伝送制御プロトコルの性能を改善する装置は、移動ホストが一時的連結断絶状態から回復したことを検出し、検出結果を知らせる検出信号を出力する経路回復管理部と、前記検出信号を受信し、送信端に移動ホストが回復したことを知らせるためのACKパケットを生成する経路回復通知管理部と、前記生成されたACKパケット及びデータパケットを送受信する第1のパケット送受信部とを備えることを特徴とする。
本発明の他の観点によれば、無線ネットワーク上で経路回復通知を介して伝送制御プロトコルの性能を改善する方法は、無線区間の連結断絶が回復したことを認知する段階と、前記回復情報をACKパケットに込めて受信端に伝送する段階と、タイマをRTT(round trip time)/2に設定する段階と、前記タイマが満了する前にデータパケットを受信した場合に、前記タイマの動作を取り消し、部分パケット損失フラグが設定され、SACK(selective acknowledgement)オプションのフィールドが追加されたACKパケットを送信端に伝送する段階と、前記タイマが満了する場合、ACKパケット内にパケット到着なしフラグを設定し、このACKパケットを送信端に伝送する段階とを含むことを特徴とする。
本発明の他の観点によれば、無線ネットワーク上で経路回復通知を介して伝送制御プロトコルの性能を改善する方法は、損失回復が処理中であるかを示す損失回復フラグが設定されている場合に、新たに受信したACKパケットがパケット損失から復旧されたかを確認する段階と、前記確認結果が、損失が復旧されたことを示している場合に、損失回復フラグを解除し、回復されなかった重複したACKパケットを受信した場合に、混雑ウィンドウが新たなパケットを伝送するために十分な大きさであるかを判断し、前記判断結果が、新たなパケットが伝送可能であることを示している場合に、新たなパケットを受信端に伝送する段階と、前記損失回復フラグが設定されていない場合に、受信したACKパケットに経路回復オプション番号が含まれているかを確認し、受信したACKパケットに経路回復オプション番号が含まれている場合に、再伝送タイマが満了しているかを確認する段階と、再伝送タイマが満了した場合は、混雑ウィンドウと遅い開始臨界値とを再伝送タイマが満了する前の値に復元し、再伝送タイマが満了していない場合は、部分パケット損失フラグが設定されているかを確認する段階と、前記部分パケット損失フラグが設定されている場合は、損失回復フラグを設定し、SACKブロックを分析することで損失されたパケットだけを伝送し、かつ損失されたパケット番号を抽出し、前記部分パケット損失フラグが設定されていない場合は、最後のパケットを伝送した時間と現在時間との差がRTTと等しい又は大きいかを比較する段階と、前記比較結果が、前記時間の差がRTTと等しい又は大きいことを示している場合に、損失回復フラグを設定し、最後のACKパケットを受信した後に伝送された全てのパケットを再伝送し、前記時間の差がRTTより小さいことを示している場合に、パケット到着なしフラグが経路回復オプションフィールドに設定されていれば、遅い開始アルゴリズムを実行する段階とを含むことを特徴とする。
無線ネットワーク上で経路回復通知を介して伝送制御プロトコルの性能を改善する装置及び該方法によれば、無線ネットワークの一時的連結断絶状態を明示的に送信端に知らせて、不必要な混雑制御を行うことなく損失されたパケットのみを伝送し、これにより伝送プロトコルの性能を改善できる。
また、送信端及び受信端だけを変更するために、ネットワーク構造やルータのような中間ノードを変更する必要がない。
本発明の実施形態に係る、無線ネットワーク上で経路回復通知を介してTCPの性能を改善する装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る、無線ネットワーク上で経路回復通知を介してTCPの性能を改善する装置及び方法で使用するTCPのメッセージヘッダの構造を図示する図面である。 本発明の実施形態に係る、無線ネットワーク上で経路回復通知を介してTCPの性能を改善する方法のうち、受信端で無線ネットワークの経路が回復したことを送信端に知らせるために処理する過程を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る、無線ネットワーク上で経路回復通知を介してTCPの性能を改善する方法のうち、送信端でTCPパケットを受信したときに処理する過程を示すフローチャートである。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して説明する。図面中で同一の符号は同一の構成要素を意味する。明確のため、本発明に直接関連していない構造や要素の説明は省略する。図1は、本発明の実施形態に係る、無線ネットワーク上で経路回復通知を介して伝送制御プロトコル(TCP)の性能を改善する装置の構成を示すブロック図である。図2は、本発明の実施形態に係る、無線ネットワーク上で経路回復通知を介してTCPの性能を改善する装置、及び該方法で使用するTCPのメッセージヘッダの構造を図示している。そして、図3は、本発明の実施形態に係る、無線ネットワーク上で経路回復通知を介してTCPの性能を改善する方法のうち、受信端で無線ネットワークの経路が回復したことを送信端に知らせるために処理する過程を示すフローチャートである。図4は、本発明の実施形態に係る、無線ネットワーク上で経路回復通知を介してTCPの性能を改善する方法のうち、送信端でパケットを受信したときに処理する過程を示すフローチャートである。説明と理解を容易にするために、装置と方法とを共に説明する。
まず、図1を参照する。本発明のための全体システムは、受信端100、送信端150、前記受信端と送信端とを連結する無線基地局180とから構成される。受信端100は、経路回復管理部110、経路回復通知管理部120、第1パケット送受信部130から構成される。経路回復通知管理部120は、タイマ設定部121とタイマ管理部123とを含む。経路回復管理部110は、移動ホストが一時的連結断絶状態から回復したことを検出し、これを知らせる検出信号を出力する。経路回復通知管理部120は、前記検出信号を受信し、送信端150に前記回復状態を知らせるためのACK(acknowledge)パケットを生成する。第1パケット送受信部130は、前記生成されたACKパケット及びデータパケットを、無線基地局180を介して送受信する。ここで、受信端100は、移動端末になり、送信端150は、前記受信端100とパケット通信を実行する無線基地局180と有線で連結された装置になりうる。
前記送信端150は、前記第1パケット送受信部130と無線基地局180とを介して、前記データパケット及びACKパケットを送受信する第2パケット送受信部190を含む。また送信端150は、受信されるACKパケットに経路回復オプションフィールドが含まれている場合にこれを処理する経路回復通知処理部170を備える。この経路回復通知処理部170は、第1ないし第4確認部171,173,175,177、比較部178、出力部179を備える。これらの構成要素は、図3及び図4を参照して後述する。
概略的に述べれば、受信端100は、第1パケット送受信部130から経路回復管理部110へ伝送された情報を基に、無線区間での経路が回復したことを経路回復通知管理部120に知らせる。その後、経路回復通知管理部120は、経路回復オプションフィールドを含むACKパケットを生成し、そのACKパケットを第1パケット送受信部130を介して送信端150に伝送する。
その後、送信端150は、第2パケット送受信部190が受信したACKパケットを確認する。確認の結果、ACKパケットに経路回復オプションフィールドが含まれていれば、経路回復通知処理部170によって必要な処理が実行される。
図2を参照すると、経路回復オプションフィールドを含むTCPヘッダの構造が示されている。この構造において、TCPヘッダに基本として含まれたフィールドは、従来技術に属する。そのため、フィールドの一部だけを説明し、以下の説明では経路回復オプションフィールドとSACK(Selective Acknowledgement)オプションフィールドを中心にする。
TCPヘッダ200は、基本的に、出発地ポート番号フィールド210、目的地ポート番号フィールド220、及び順序番号フィールド230を含む。必要により、TCPヘッダ200は、オプションフィールド240とデータフィールド250とを含む。オプションフィールド240は、経路回復オプションフィールド260とSACKオプションフィールド290とを含む。経路回復オプションフィールド260は、経路回復通知261、部分パケット損失通知262、及びパケット到着なし通知263という三種類の処理を含む。これらの処理261、262、263の一つが選択され、TCPヘッダ200に含められる。SACKオプションフィールド290は、一つ以上のSACKブロック291で構成される。このSACKオプションフィールド290は、経路回復オプションフィールド260のうち、部分パケット損失通知262と共にTCPヘッダに含まれる。前記経路回復オプションフィールド260とSACKオプションフィールド290との用途は、後に本発明の動作の説明の中で説明する。
図3を参照すると、受信端が経路回復通知を送信端に知らせる過程が示されている。まず、受信端100の経路回復通知管理部120は、301段階において、経路回復管理部110から経路が回復したという情報を受信する。経路回復オプションフィールド260のうち経路回復通知261がACKパケットに追加され、経路回復オプション番号264と経路回復通知フラグ265とが設定される。ここで、経路回復オプション番号264は、経路回復オプションフィールド260がTCPヘッダ200に含まれていることを示している。この番号は、管理者によって任意に付与される。既存のTCPで使われている番号を除くどの番号でも割り当てられる。従って、経路回復オプション番号264、266、268が同じオプション番号を有することになる。該ACKパケットは、302段階及び303段階において、第1パケット送受信部130に伝達され、送信端150に伝送される。タイマ設定部121は、伝送したACKパケットによって送信端150で処理がなされない場合に備えて、304段階において、RTT(round trip time)/2の、経路回復通知タイマを設定する。もし経路回復通知タイマが満了すれば、タイマ管理部123は、経路回復オプションフィールド260のうち、パケット到着なし通知フィールド263をACKパケットに設定する。すなわち、経路回復オプション番号フィールド268とパケット到着なしフラグ269とが設定される。この結果が、306段階及び307段階において、第1パケット送受信部130を介して送信端150に伝送されてこの工程が終了する。しかし、もし経路回復通知タイマが満了していなければ、308段階において、新たなパケットが受信されたか否かを検査する。新たなパケットが受信されていない場合は、タイマが満了するまでこの工程は待機する。新たなパケットが受信された場合は、経路回復通知タイマを取り消し、経路回復オプションフィールド260の部分パケット損失通知フィールド262をACKパケットのオプションとして追加する。すなわち、経路回復オプション番号266と経路回復通知フラグ267とを設定し、SACKブロック291を生成するために受信された新たなパケットの順序番号を確認する。SACKオプションフィールド290は、309段階及び311段階において、ACKパケットに追加される。該ACKパケットは、312段階において、第1パケット送受信部130に伝達され、送信端150に伝送されてこの工程が終了する。
図4を参照すると、送信端150が経路回復オプションフィールド260を含むACKパケットを受信した場合に実行される処理のフローが示されている。第2パケット送受信部190からACKパケットを受信した場合、第1確認部171は、401段階及び402段階において、すでに既存の無線リンクによって損失回復が進行中であるか否かを示す損失回復フラグが、送信端150に設定されているか否かを検査する。損失回復フラグが設定されている場合、430段階において、受信したACKパケットが新たなACKパケットであるか否かが検査される。出力部179は、前記判断の結果を受信する。この判断の結果が新たなパケットを受信したことを示している場合、431段階において、損失回復フラグを設定してこの過程を終了する。新たなパケットではない場合、432段階において、混雑ウィンドウ(congestion window)が新たなパケットを伝送できる十分なサイズであるか否かを検査する。この混雑ウィンドウは、TCPネットワーク上で同時に伝送されるパケットの最大個数を制限するための変数である。ネットワーク混雑は、この混雑ウィンドウを使用することで防止できる。混雑ウィンドウが新たなパケットを伝送できる十分なサイズである場合には、この新しいパケットが第2パケット送受信部190を介して受信端100に伝送される。この工程は、433段階及び401段階において、ACKパケットを受信するために待機する。
損失回復フラグが設定されていないならば、第2確認部173は、403段階において、経路回復オプションフィールド260がACKパケットのオプションとして含まれているか否かを確認する。もし経路回復オプションフィールド260が含まれていなければ、該過程を終了する。もし経路回復オプションフィールド260が含まれていれば、404段階において、再伝送タイマが満了しているか否かを検査する。
第3確認部175は、前記判断の結果を受信する。この判断の結果が再伝送タイマの満了を示している場合には、410段階において、混雑ウィンドウと遅い開始臨界値(slow start threshold)とを再伝送タイマ満了以前の値に復元して、この過程を終了する(ここで、混雑ウィンドウが遅い開始臨界値と同じ値である場合、後述する遅い開始アルゴリズムを終えて混雑回避アルゴリズムを始める。遅い開始臨界値は、遅い開始アルゴリズムを終了するために参照される値である。)もし再伝送タイマが満了していないならば、405段階において、部分パケット損失フラグ267が経路回復オプションフィールド260内に設定されているか否かを検査する。
前記検査の結果が、部分パケット損失フラグ267が設定されていることを示している場合、比較部178は、SACKブロック291を分析し、損失回復フラグを設定し、損失されたパケットの順序番号リストを生成する。損失されたパケットのみが第2パケット送受信部190に伝達され受信端100に伝送される。この過程は、420段階ないし422段階、401段階において、ACKパケットを受信するために待機する。もし部分パケット損失フラグ267が設定されていない場合には、406段階において、最後にパケットを伝送した時間(lsent_time)と現在時間(current time)との差がRTTと等しい又は大きいか否かを検査する。
もし最後にパケットを伝送した時間(lsent_time)と現在時間(current time)との差がRTTと等しい又は大きいならば、407段階、408段階、及び401段階において、第4確認部177は、損失回復フラグを設定し、最後のACKパケットが受信された後に伝送された全てのパケットを再伝送し、ACKパケットを受信するために待機する。
もし該差がRTTの時間より小さいならば、440段階において、パケット到着なしフラグ269が経路回復オプションフィールド260に含まれているか否かを検査する。もしパケット到着なしフラグ269が設定されているならば、441段階において、遅い開始アルゴリズムを駆動させてこの過程を終了する。TCPによれば、ACKパケットが順次受信されれば新たなパケットが伝送される。遅い開始アルゴリズムは、遅い開始アルゴリズムが動作していれば、順次受信されるACKパケットに対して、新たなパケット伝送個数を指数的(exponentially)に増加させる。もしパケット到着なしフラグ269が設定されていないならば、該過程を終了する。
本発明による、無線ネットワーク上で経路回復通知を介してTCPの性能を改善する装置及び方法は、無線ネットワークで、一時的連結断絶状態を送信端に明示的に知らせて、不必要な混雑制御を遂行せずに損失されたパケットのみを伝送することによって、TCPの性能を改善する。
また、送信端及び受信端だけを変更するため、ネットワーク構造やルータのような中間ノードを変更する必要がない。
本発明は、また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体にコンピュータで読み取り可能なコードとして具現されることが可能である。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取り可能なデータが保存されるあらゆる種類の記録装置を含む。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ROM(read-only memory)、RAM(random-access memory)、CD−ROM、磁気テープ、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、フラッシュメモリ、光データ保存装置などがあり、またキャリアウェーブ(たとえば、インターネットを介した伝送)の形態で具現されるものも含まれる。また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータ通信網に連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式で読み取り可能なコードとして保存されて実行されうる。
以上のように、本発明は、望ましい実施形態に基づいて説明したが、かような実施形態は、本発明を制限しようとするものではなく、例示しようとするものであって、本発明が属する技術分野の当業者ならば、本発明の技術思想を外れずに、以上の実施形態に係る多様な変化や変更または調節が可能であるということは自明である。従って、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲によってのみ限定されるものであり、前述のような変化例や変更例または調節例をいずれも含むと解釈されねばならない。
本発明は、無線ネットワークで使われるTCP性能を経路回復通知機能を追加して改善するための装置及び該方法に係り、さらに詳細には、無線ネットワークで高いビットエラー確率やハンドオフによって発生するパケット損失をネットワーク混雑による発生と誤認し、送信端で混雑制御アルゴリズムを始めてデータ伝送率を低くするようになって、その結果、TCPの性能を低下させることになるが、かような無線区間のパケット損失問題を解決するために、無線ネットワークの一時的連結断絶状態が復旧された後で、これを明示的に知らせる経路回復通知装置及び該方法に関する。

Claims (11)

  1. 移動ホストが一時的連結断絶状態から回復したことを検出した後で、この検出結果を知らせる検出信号を出力する経路回復管理部と、
    前記検出信号を受信し、移動ホストが回復されたことを送信端に知らせるためのACK(acknowledgement)パケットを生成する経路回復通知管理部と、
    前記生成されたACKパケット及びデータパケットを送受信する第1パケット送受信部と
    を備えることを特徴とする無線ネットワーク上で経路回復通知を介して伝送制御プロトコル(TCP)の性能を改善する装置。
  2. 前記経路回復通知管理部は、
    TCPヘッダを含むACKパケットを生成し、
    前記TCPヘッダは、前記断絶されていた経路に係る状態を示す経路回復オプションフィールドと、パケットが部分的に損失された場合に設定されるSACK(selective acknowledgement)オプションフィールドとを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記経路回復オプションフィールドは、
    前記断絶されていた経路が完全に回復したことを知らせる経路回復通知フィールドと、
    パケットが部分的に損失されたことを知らせる部分パケット損失通知フィールドと、
    到着したパケットがないことを知らせるパケット到着なしフィールドとを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記SACKフィールドは、
    損失されたパケットの順序番号を示し、一つ以上のSACKブロックを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の装置。
  5. 前記経路回復通知管理部は、さらに、
    前記ACKパケットが送信された直後に、RTT(round trip time)/2のタイマを設定するタイマ設定部と、
    前記タイマの満了を確認し、前記タイマが満了したならば、パケット到着なしフラグを前記ACKパケットに設定し、前記タイマが満了せずに新たなパケットが受信されたならば、前記タイマを取り消し、部分パケット損失フラグを前記ACKパケットに設定すると同時に前記ACKパケットに設定するためのSACKブロックを生成し、前記タイマが満了せずに新たなパケットが受信されなければ、前記タイマの満了時まで待機するタイマ管理部とを備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の装置。
  6. 前記第1パケット送受信部及び無線基地局を介して前記データパケット及びACKパケットを送受信する第2パケット送受信部と、
    受信されるACKパケットに経路回復オプションフィールドが設定されている場合にこの処理を実行する経路回復通知処理部と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 前記経路回復通知処理部は、
    すでに損失回復を処理中であるかを示す損失回復フラグが設定されている場合に、新たに受信したACKパケットがパケット損失から回復されているか否かを確認する第1確認部と、
    前記確認の結果、パケット損失が回復されている場合に前記損失回復フラグを解除し、回復されておらず重複したACKパケットが受信された場合に混雑ウィンドウが新たなパケットを伝送できる十分なサイズであるか否かを判断し、前記判断の結果、新たなパケットが伝送可能である場合に新たなパケットを受信端に伝送する出力部と、
    前記損失回復フラグが設定されていない場合に、受信したACKパケットに経路回復オプション番号が含まれているか否かを確認し、受信したACKパケットに経路回復オプション番号が含まれている場合に、再伝送タイマが満了しているか否かを確認する第2確認部と、
    再伝送タイマが満了した場合に、混雑ウィンドウと遅い開始臨界値とを再伝送タイマ満了以前の値に復元し、再伝送タイマが満了していない場合に、部分パケット損失フラグが設定されているか否かを確認する第3確認部と、
    前記部分パケット損失フラグが設定されている場合に、損失回復フラグを設定し、SACKブロックを分析することで損失されたパケット番号を抽出し、損失されたパケットのみを伝送し、部分パケット損失フラグが設定されていない場合に、最後のパケットを伝送した時間と現在時間との差がRTTと等しい又は大きいか否かを比較する比較部と、
    前記比較の結果、該差がRTTと等しいか又は大きい場合に、前記損失回復フラグを設定し、最後のACKパケットを受信した後に伝送した全てのパケットを再伝送し、該差がRTTより小さい場合に、パケット到着なしフラグが経路回復オプションフィールドに設定されていれば、遅い開始アルゴリズムを実行する第4確認部とを備える
    ことを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. (a)無線区間の連結断絶から回復したことを認知する段階と、
    (b)回復情報をACKパケットに込めて送信端に伝送する段階と、
    (c)RTT/2の時間をタイマに設定する段階と、
    (d)前記タイマが満了する前にデータパケットを受信した場合に、前記タイマの動作を取り消し、部分パケット損失フラグが設定されSACK(selective acknowledgement)オプションフィールドが追加されたACKパケットを送信端に伝送する段階と、
    (e)前記タイマが満了する場合に、ACKパケットにパケット到着なしフラグを設定した後、ACKパケットを送信端に伝送する段階と
    を含むことを特徴とする無線ネットワーク上で経路回復通知を介して伝送制御プロトコルの性能を改善する方法。
  9. 前記(b)段階は、
    断絶されている経路の状態を示す経路回復オプションフィールドと、パケットが部分的に損失された場合に設定されるSACK(selective acknowledgement)オプションフィールドとを有するTCPヘッダを含むACKパケットを生成する
    ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記経路回復オプションフィールドは、
    前記断絶されていた経路が完全に回復したことを知らせる経路回復通知フィールドと、
    パケットが部分的に損失されたことを知らせる部分パケット損失通知フィールドと、
    到着したパケットがないことを知らせるパケット到着なしフィールドとを含む
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. (a)すでに損失回復を処理中であるかを示す損失回復フラグが設定されている場合に、新たに受信したACKパケットがパケット損失から回復されているか否かを確認する段階と、
    (b)前記確認の結果、パケット損失が回復されている場合に前記損失回復フラグを解除し、回復されておらず重複したACKパケットが受信された場合に混雑ウィンドウが新たなパケットを伝送できる十分なサイズであるか否かを判断し、前記判断の結果、新たなパケットが伝送可能である場合に新たなパケットを受信端に伝送する段階と、
    (c)前記損失回復フラグが設定されていない場合に、受信したACKパケットに経路回復オプション番号が含まれているか否かを確認し、受信したACKパケットに経路回復オプション番号が含まれている場合に、再伝送タイマが満了しているか否かを確認する段階と、
    (d)再伝送タイマが満了した場合に、混雑ウィンドウと遅い開始臨界値とを再伝送タイマ満了以前の値に復元し、再伝送タイマが満了していない場合に、部分パケット損失フラグが設定されているか否かを確認する段階と、
    (e)前記部分パケット損失フラグが設定されている場合に、損失回復フラグを設定し、SACKブロックを分析することで損失されたパケット番号を抽出し、損失されたパケットのみを伝送し、部分パケット損失フラグが設定されていない場合に、最後のパケットを伝送した時間と現在時間との差がRTTと等しい又は大きいか否かを比較する段階と、
    (f)前記比較の結果、該差がRTTと等しいか又は大きい場合に、前記損失回復フラグを設定し、最後のACKパケットを受信した後に伝送した全てのパケットを再伝送し、該差がRTTより小さい場合に、パケット到着なしフラグが経路回復オプションフィールドに設定されていれば、遅い開始アルゴリズムを実行する段階と
    を含むことを特徴とする無線ネットワーク上で経路回復通知を介して伝送制御プロトコル(TCP)の性能を改善する方法。
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