JP2010512070A - ネットワークラジオ受信機 - Google Patents
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Abstract
装置は、空中インバンド・オンチャンネル放送信号を受信し、放送信号から放送コンテンツを抽出するネットワーク受信機と、コンテンツを第1の受信機出力信号を介して複数のネットワークプレーヤ装置へ配信する出力とを有する。この装置により実施される方法も含まれる。
Description
本発明は、ラジオ受信方法及び装置に係り、さらに詳細には、インバンド・オンチャンネル(IBOC)デジタル音声放送(DAB)ラジオ信号を配信する方法及び装置に係る。
IBOC DABラジオ放送技術は、デジタル音声及びデータサービスを地上の送信機から移動式、携帯用及び固定式受信機へ既存の中波(MF)及び超短波(VHF)ラジオバンドで提供するものである。IBOC DAB信号は、アナログ変調キャリアを複数のデジタル変調キャリアと組み合わせたハイブリッドフォーマットかまたはアナログ変調キャリアを使用しない全デジタルフォーマットにより送信することが可能である。ハイブリッドモードを用いると、放送事業者はAM及びFM信号を、高品質で頑健性の高いデジタル信号と同時に継続して送信することができるため、事業者自身及びその聴取者は現在の割当周波数を維持しながらアナログラジオをデジタルラジオに変換することができる。
デジタル送信システムの特徴の1つはデジタル化された音声とデータとを同時に送信できる固有の能力にある。従って、この技術によると、AM及びFMラジオ局からの無線データサービスも可能となる。放送信号はアーティスト、歌のタイトルまたは放送局の呼出符号のようなメタデータを含むことができる。イベント、交通及び天気についての特殊なメッセージも含めることが可能である。例えば、ユーザーはラジオ局からの放送を聴きながらラジオ受信機のディスプレイ上で交通情報、天気予報、ニュース及びスポーツの結果をスクロールして見ることができる。
IBOC DAB技術は、既存のアナログ放送フォーマットより優れたデジタル品質の音声を提供可能である。各IBOC DAB信号は既存のAMまたはFM割り当てチャンネルのスペクトルマスク内で送信されるため、スペクトルを新しく割り当てる必要がない。IBOC DABは、放送事業者がデジタル品質の音声を現在の聴取者に提供しながらスペクトルの経済的利用を促進する。
AMまたはFMスペクトルの1つのチャンネルにより幾つかのプログラムまたはデータ列を配信できるマルチキャスティング技術を用いると、放送局は多数のデータ列を主要周波数の別個の補充またはサブチャンネル上で放送することができる。例えば、多数のデータ列は予備の音楽フォーマット、地域の交通、天気、ニュース及びスポーツ情報を含むことができる。補充チャンネルには伝統的な放送局の周波数と同じように同調または探索機能を用いてアクセスすることが可能である。例えば、アナログ変調信号の中心周波数が94.1MHzであれば、IBOC DABにおける同じ放送の補充チャンネルを94.1−1、94.1−2及び94.1−3にすることができる。補充チャンネル上の極めて特殊なプログラムを的を絞った聴取者に提供することにより、広告提供者はそのブランドをプログラムのコンテンツと一体化する機会を増加することができる。
The National Association of Broadcasters and the Consumer Electronics AssociationがスポンサーであるThe National Radio Systems Committeeは、2005年9月にNRSC−5Aという表示名のIBOC規格を採択した。NRSC−5Aは、本願の一部として引用するが、デジタル音声及び補助的データをAM及びFM放送チャンネルで放送するための条件を明らかにしている。その規格及び参考文書は、RF/送信サブシステム及びそのシステムのトランスポート及びサービス多重化サブシステムについての詳細な説明を含んでいる。その規格のコピーはNRSCから
http://www.nrscstandards.org/standards.asp で入手可能である。HDラジオ(商標)技術はアイビキュイティ・デジタル・コーポレイションにより開発されたもので、NRSC5A IBOC規格を実現したものである。HDラジオ技術に関するさらなる情報は
www.hdradio.comまたはwww.ibiquity.comで入手可能である。
http://www.nrscstandards.org/standards.asp で入手可能である。HDラジオ(商標)技術はアイビキュイティ・デジタル・コーポレイションにより開発されたもので、NRSC5A IBOC規格を実現したものである。HDラジオ技術に関するさらなる情報は
www.hdradio.comまたはwww.ibiquity.comで入手可能である。
IBOC DAB受信機が受信するプログラム材及び/または情報を家庭またはオフィスのネットワークのようなローカルエリアネットワークへアクセスできる複数のユーザーへ配信可能な方法及び装置を提供することが望ましい。さらに、かかる方法及び装置を用いて、コンテンツを受信するコンピュータ、テレビまたはホームシアター、携帯電話、パーソナル音楽プレーヤ及び他の携帯デバイスのような多種多様な装置を有するユーザーへ配信できるような柔軟性及び構成変更能力の高いシステムが望ましい。さらに、受信信号の種々のユーザーは単一のIBOC DABチャンネルにより送信される種々のプログラムまたはデータ列に興味を示すであろう。従って、種々のユーザーが単一のチャンネル上で送信される多種多様なプログラム及びデータサービスにアクセスするのを可能にする方法及び装置を提供することが望ましい。
本発明は、第1の局面において、空中インバンド・オンチャンネル放送信号を受信し、放送信号から放送コンテンツを抽出するネットワーク受信機と、該コンテンツを第1の受信機出力信号を介して1またはそれ以上のネットワークプレーヤ装置へ配信する出力とを有する装置を提供する。
このネットワークは、第1の受信機出力信号をネットワークアクセスプロトコルに従ってフォーマットするためのネットワーク受信インターフェイスを含むことができる。ネットワーク受信機は、放送信号をベースバンド信号へ変換するフロントエンドと、ベースバンド信号をプロトコルスタックに従って処理することにより中間信号を発生させるプロセッサとを含むこともできるが、このネットワーク受信機インターフェイスは、中間信号を処理して出力信号を発生させる。中間信号は暗号化することが可能である。
この装置はさらに、受信機出力信号を受信するネットワークプレーヤインターフェイスと、受信機出力信号をネットワークアクセスプロトコルに従って処理することによりコンテンツを復元するプロセッサとを含むことができる。ネットワークプレーヤは命令及び状態情報をネットワーク受信機と交換することができる。ネットワーク受信機の機能を作動させる制御手段を有するユーザーインターフェイスも含めることができる。
受信機出力信号を受信し、コンテンツを1またはそれ以上のネットワークプレーヤに配信するネットワークルーターも含めることができる。さらに別のネットワーク受信機を用いてさらに別の空中インバンド・オンチャンネル放送信号を受信し、この別の放送信号から放送コンテンツを抽出し、抽出したこの別のコンテンツを第2の受信機出力信号を介して1またはそれ以上のネットワークプレーヤ装置へ配信することが可能である。
本発明は、別の局面において、空中インバンド・オンチャンネル放送信号を受信し、放送信号から放送コンテンツを抽出し、このコンテンツを第1の受信機出力信号を介して1またはそれ以上のネットワークプレーヤ装置へ配信するステップを含む方法を提供する。
この方法はさらに、放送信号をベースバンド信号へ変換し、ベースバンド信号をプロトコルスタックに従って処理して中間信号を発生させ、中間信号を処理して出力信号を発生させるステップを含むことができる。中間信号は暗号化することが可能である。コンテンツは単一の放送チャンネルにより受信される多数のプログラム及び/またはデータを含むことができる。
本発明は、さらに別の局面において、インバンド・オンチャンネル放送信号から抽出される、複数のプロトコルデータユニットを含む信号を受信するインターフェイスと、プロトコルデータユニットを論理プロトコルスタックに従って処理することによりコンテンツを復元するプロセッサとより成るネットワークプレーヤを提供する。このインターフェイスは命令及び状態情報をネットワーク受信機と交換することができる。ネットワーク受信機の機能を作動する制御手段を備えたユーザーインターフェイスを含めることも可能である。ネットワークプレーヤはさらにプロトコルデータユニットを記憶するための記憶装置を含むことができる。
図面を参照して、図1はFM IBOC DAB信号の放送に使用可能なスタジオサイト10、FM送信機サイト12及びスタジオから送信機へのリンク(STL)14に関連するコンポーネントを示す機能的ブロック図である。スタジオサイトは、とりわけ、スタジオ自動化装置34、アンサンブル・オペレーションズ・センター(EOC)16及びスタジオ送信機リンク(STL)の送信機48を含み、EOCはインポータ18、エクスポータ20及びエキサイタ補助サービスユニット(EASU)22を含む。送信機サイトはSTL受信機54、エキサイタエンジン(exgine)サブシステム58を含むデジタルエキサイタ56及びアナログエキサイタ60を含む。図において、エクスポータはラジオ局のスタジオサイトに常駐し、エキサイタは送信機サイトに位置するが、これらの要素を共に送信機サイトに配置することが可能である。
スタジオサイトでは、スタジオ自動化装置は主プログラムサービス(MPS)音声42をEASUへ、MPSデータ40をエクスポータへ、補充プログラムサービス(SPS)音声38をインポータへ、またSPSデータ36をインポータへ供給する。MPS音声は主音声プログラミングソースとして働く。ハイブリッドモードでは、それはアナログ及びデジタル送信の両方で既存のアナログラジオプログラミングフォーマットを維持する。プログラムサービスデータ(PSD)としても知られるMPSデータは、音楽タイトル、ア
ーティスト、アルバム名などのような情報を含む。補充プログラムサービスはプログラム関連データだけでなく補充音声コンテンツを含むことができる。
ーティスト、アルバム名などのような情報を含む。補充プログラムサービスはプログラム関連データだけでなく補充音声コンテンツを含むことができる。
インポータは最新アプリケーションサービス(AAS)を供給するすハードウェア及びソフトウェアを含む。「サービス」はIBOC DAB放送を介してユーザーへ送られるコンテンツであり、AASはMPSまたはSPSとして分類されない任意タイプのデータを含むことができる。AASデータの例にはリアルタイム交通及び天気情報、ナビゲーション地図更新情報または他の画像情報、電子プログラムガイド、マルチキャストプログラミング、マルチメディアプログラミング情報、他の音声サービス及び他のコンテンツを含む。AASのコンテンツはサービスプロバイダ44が供給できるが、このサービスプロバイダはサービスデータ46をアプリケーション・プログラム・インターフェイス(API)を介してインポータへ提供する。サービスプロバイダはスタジオサイトに位置するかまたは外部にソースがある放送事業者でもよく、インポータは多数のサービスプロバイダ間のセッションの接続を確立することができる。インポータはサービスデータ46、SPS音声38、SPSデータ36を符号化及び多重化してエクスポータリンクデータ24を発生させるが、このデータはデータリンクを介してエクスポータへ出力される。
エクスポータ20は、主プログラムサービス及び局情報サービス(SIS)を放送のために供給するに必要なハードウェア及びソフトウェアを含む。SISはコールサイン、絶対時間、GPSに関連する位置情報などのような局情報を提供する。エクスポータはデジタルMPS音声26を音声インターフェイスを介して受取り、この音声を圧縮する。エクスポータはまた、MPSデータ40、エクスポータリンクデータ24及び圧縮したデジタルMPS音声28を多重化してエキサイタリンクデータ52を発生させる。加えて、エクスポータはその音声インターフェイスを介してアナログMPS音声28を受け入れ、予めプログラムされた遅延を適用して遅延済みアナログMPS音声信号30を発生させる。このアナログ音声はハイブリッドIBOC DAB放送のバックアップチャンネルとして放送可能である。この遅延はデジタルMPS音声のシステム遅延を補償するものであり、受信機は時間のシフトなしにデジタルプログラムとアナログプログラムを混合することができる。AM送信システムでは、遅延済みMPS音声信号30はエクスポータによりモノラル信号に変換され、エキサイタリンクデータ52の一部としてSTLへ直接送られる。
EASU22はスタジオ自動化装置からMPS音声42を受け取り、それを適当なシステムクロックへレート変換し、その信号の2つのコピー、即ち1つのデジタルコピー(26)と、1つのアナログコピー(28)を出力する。EASUはアンテナ25に接続されたGPS受信機を含む。GPS受信機は、EASUがGPSユニットを使用してエキサイタクロックへ同期されるマスタークロック信号の抽出を可能にする。EASUはエクスポータにより使用されるマスターシステムクロックを提供する。EASUはまた、エクスポータが壊滅的な故障によりもはや作動状態にない場合に、エクスポータを経由しないようにアナログMPS音声をバイパス(または経路指定)するために使用される。
STL送信機48は、遅延済みアナログMPA音声50と、エキサイタリンクデータ52とを受信する。この送信機はエキサイタリンクデータ及び遅延済みアナログMPS音声を単方向または双方向のいずれかであるSTLリンク14を介して出力する。STLリンクは、例えば、デジタルマイクロ波またはイサーネットリンクでよく、標準のユーザーデータグラムプロトコル(User Datagram Protocol)または標準のTCT/IPを使用してもよい。
送信機サイトは、STL受信機54、エキサイタ56及びアナログエキサイタ60を含む。STL受信機54は、音声及びデータ信号と共に命令及び制御メッセージを含むエキサイタリンクデータをSTLリンク14を介して受信する。エキサイタリンクデータはI
BOC DAB波形を発生させるエキサイタ56へ送られる。エキサイタは、ホストプロセッサ、デジタルアップコンバータ、RFアップコンバータ及びエックスジン(exgine)サブシステム58を含む。エックスジンは、エキサイタリンクデータを受けてIBOC DAB波形のデジタル部分を変調する。エキサイタ56のデジタルアップコンバータは、エックスジン出力のベースバンド部分をデジタルからアナログへ変換する。デジタルからアナログへの変換は、EASUから抽出されるエクスポータのGPSに基づくクロックの変換と同様に、GPSクロックに基づく。したがって、エキサイタ56はGPSユニット及びアンテナ56を含む。エクスポータクロックとエキサイタクロックを同期させる別の方法は、本願の一部として引用する米国特許出願第11/081,267号(公開番号第2006/0209941 A1)に記載されている。エキサイタのRFアップコンバータはアナログ信号を適当なインバンドチャンネル周波数へ上方変換する。上方変換された信号はその後、高出力増幅器62及びアンテナ64へ送られて放送される。AM送信システムでは、エックスジンサブシステムはバックアップアナログMPS音声をハイブリッドモードにおいてデジタル波形にコヒーレントに付加するため、AM送信システムにはアナログエキサイタ60を含まれない。加えて、エキサイタ56は位相及び振幅情報を発生し、アナログ信号は直接、高出力増幅器へ出力される。
BOC DAB波形を発生させるエキサイタ56へ送られる。エキサイタは、ホストプロセッサ、デジタルアップコンバータ、RFアップコンバータ及びエックスジン(exgine)サブシステム58を含む。エックスジンは、エキサイタリンクデータを受けてIBOC DAB波形のデジタル部分を変調する。エキサイタ56のデジタルアップコンバータは、エックスジン出力のベースバンド部分をデジタルからアナログへ変換する。デジタルからアナログへの変換は、EASUから抽出されるエクスポータのGPSに基づくクロックの変換と同様に、GPSクロックに基づく。したがって、エキサイタ56はGPSユニット及びアンテナ56を含む。エクスポータクロックとエキサイタクロックを同期させる別の方法は、本願の一部として引用する米国特許出願第11/081,267号(公開番号第2006/0209941 A1)に記載されている。エキサイタのRFアップコンバータはアナログ信号を適当なインバンドチャンネル周波数へ上方変換する。上方変換された信号はその後、高出力増幅器62及びアンテナ64へ送られて放送される。AM送信システムでは、エックスジンサブシステムはバックアップアナログMPS音声をハイブリッドモードにおいてデジタル波形にコヒーレントに付加するため、AM送信システムにはアナログエキサイタ60を含まれない。加えて、エキサイタ56は位相及び振幅情報を発生し、アナログ信号は直接、高出力増幅器へ出力される。
IBOC DAB信号は種々の波形を用いてAM及びFMラジオバンドの両方で送信可能である。これらの波形には、FMハイブリッドIBOC DAB波形、FM全デジタルIBOC DAB波形、AMハイブリッドIBOC DAB波形、AM全デジタルIBOC DAB波形を含まれる。
図2は、ハイブリッドFM IBOC波形70の概略図である。この波形は、放送チャンネル74の中心に位置するアナログ変調信号72と、上側波帯78にある第1の複数の等間隔直交周波数分割多重化サブキャリア76と、下側波帯82にある第2の複数の等間隔直交周波数分割多重化サブキャリア80とを含む。デジタル変調サブキャリアは複数のパーティションに分割され、種々のサブキャリアが基準サブキャリアと表示されている。1つの周波数パーティションは、18個のデータサブキャリアと1つの基準サブキャリアを含む19個のOFDMサブキャリアより成る群である。
ハイブリッド波形は、アナログFM変調信号にデジタル変調された一次主サブキャリアを加えたものである。これらのサブキャリアの周波数は等間隔であり、各サブキャリアの位置は−546から+546まで番号を付してある。図2の波形では、サブキャリアは+356から+546及び−356から−546の位置にある。それぞれの一次主側波帯は10個の周波数パーティションより成る。一次主側波帯に含まれるサブキャリア546及び−546はさらに別の基準サブキャリアである。各サブキャリアの振幅は振幅スケール係数によりスケーリングすることができる。
図3は、拡張ハイブリッドFM IBOC波形90の概略図である。拡張ハイブリッド波形は、ハイブリッド波形に存在する一次主側波帯に一次拡張側波帯92、94を付加することにより生まれる。サービスモードによるが、1個、2個または4個の周波数パーティションを各一次主側波帯の内側端縁部に付加することができる。拡張ハイブリッド波形は、アナログFM信号に加えてデジタル変調一次主サブキャリア(サブキャリア+356乃至+546及び−356乃至−546)と、幾つかのまたは全ての一次拡張サブキャリア(サブキャリア+280乃至+355及び−280乃至−355)とを含む。
上方の一次拡張側波帯は、サブキャリア337乃至355(1つの周波数パーティション)、318乃至355(2つの周波数パーティション)または280乃至355(4つの周波数パーティション)を含む。下方の一次拡張側波帯は、サブキャリア−337乃至−355(1つの周波数パーティション)、−318乃至−355(2つの周波数パーテ
ィション)または−280乃至−355(4つの周波数パーティション)を含む。各サブキャリアの振幅は振幅スケール係数によりスケーリング可能である。
ィション)または−280乃至−355(4つの周波数パーティション)を含む。各サブキャリアの振幅は振幅スケール係数によりスケーリング可能である。
図4は、全デジタルFM IBOC波形100の概略図である。全デジタル波形はアナログ信号を停止し、一次デジタル側波帯102、104の帯域幅を完全に拡張し、アナログ信号により空いたスペクトルに低出力の二次側波帯106、108を付加することにより構成される。図示の実施例における全デジタル波形は、サブキャリア位置−546乃至+546にデジタル変調サブキャリアを含むが、アナログFM信号はない。
全デジタル波形の各一次側波帯には、10個の主周波数パーティションに加えて全部で4個の拡張周波数パーティションが存在する。各二次パーティションは10個の二次主(SM)周波数パーティション及び4個の二次拡張(SX)周波数パーティションをも有する。しかしながら、一次側波帯とは異なり、二次主周波数パーティションはチャンネルの中心に近い所にマッピングされ、拡張周波数パーティションは中心からさらに離れたところにある。
各二次側波帯はまた、12個のOFDMサブキャリアと基準サブキャリア279、−279を含む小さな二次保護(SP)領域110、112をサポートする。これらの側波帯は、アナログまたはデジタル障害により影響を受ける可能性が最も少ないスペクトル領域に位置するため「保護」領域と呼ばれる。さらに別の基準サブキャリアがチャンネルの中心(0)に配置される。SP領域の周波数パーティションの順序はSP領域が周波数パーティションを含まないため適用されない。
各二次主側波帯はサブキャリア1から190または−1から−190へまたがる。上方の二次拡張側波帯はサブキャリア191乃至266を含み、上方の二次保護側波帯はサブキャリア267乃至278と、さらに別の基準サブキャリア279を含む。下方の二次拡張側波帯はサブキャリア−191乃至−266を含み、下方の二次保護側波帯はサブキャリア−267乃至−278と、さらに別の基準サブキャリア−279を含む。完全デジタルのスペクトルの周波数の全幅は396,803Hzである。各サブキャリアの振幅は振幅スケール係数によりスケーリング可能である。二次側波帯の振幅スケール係数はユーザーにより選択可能である。4つのうち任意の1つは二次側波帯に適用するために選択可能である。
各波形において、デジタル信号は直交周波数分割多重化(OFDM)により変調される。OFDMは、データ列が同時に送信される多数の直交サブキャリアを変調する並列変調方式である。OFDMは固有の柔軟性を備えており、種々の群のサブキャリアへの論理チャンネルのマッピングを容易に行なうことができる。
ハイブリッド波形では、デジタル信号はハイブリッド波形のアナログFM信号の各側の一次主(PM)側波帯において送信される。各側波帯の出力レベルはアナログFM信号の全出力よりもかなり低い。アナログ信号はモノラルまたはステレオであって、子機通信許可(SCA)チャンネルを含む。
拡張ハイブリッド波形では、ハイブリッド側波帯の帯域幅はデジタル容量を増加するためにアナログFM信号の方へ拡張可能である。各一次主側波帯の内側端縁部に割り当てられるこの付加的なスペクトルを一次拡張(PX)側波帯と呼ぶ。
全デジタル波形はアナログ信号がなく、一次デジタル側波帯の帯域幅は拡張ハイブリッド波形のように完全に拡張されている。加えて、この波形は低電力のデジタル二次側波帯をアナログFM信号により空いたスペクトルで送信するのを可能にする。
図5は、AMハイブリッドIBOC DAB波形120の概略図である。このハイブリッドフォーマットは、ほぼ30kHz幅のDAB信号124と共に従来のAMアナログ信号122(約±5kHzのバンドに制限されている)を含む。このスペクトルは約30kHzの帯域幅を有するチャンネル126内に収まる。このチャンネルは上方の周波数バンド130と、下方の周波数バンド132とに分割される。上方のバンドは、チャンネルの中心周波数から中心周波数から約+15kHz離れた所まで延びる。下方のバンドは中心周波数から約−15kHzの所まで延びる。
AMハイブリッドIBOC DAB信号フォーマットは、一例として、アナログ変調キャリア信号134と、上方及び下方のバンドをまたぐOFDMサブキャリア位置とより成る。送信すべき音声またはデータ信号(プログラム材)を表す符号化されたデジタル情報はこれらのサブキャリア上で送信される。シンボルレートはシンボル間のガード時間によりサブキャリアの間隔よりも小さい。
図5に示すように、上方のバンドは一次セクション136、二次セクション138及び三次セクション144に分割される。下方のバンドは一次セクション140、二次セクション142、三次セクション143に分割される。この説明のために、三次セクション143及び144は、図5において複数群のサブキャリア146、148、150、152を含むものと考えることができる。チャンネルの中心に近い所に位置する三次セクション内のサブキャリアを内側サブキャリアと呼び、チャンネルの中心から離れた所に位置する三次セクション内のサブキャリアを外側サブキャリアと呼ぶ。この例では、群148、150の内側サブキャリアの出力レベルは中心周波数からの周波数間隔が大きくなるに従って線形的に減少するように示されている。三次セクションの残りの群のサブキャリア146、152は実質的に一定の出力レベルである。図5はまた、システム制御のための2個の基準サブキャリア154、156を示すが、これらのレベルはそれ以外の側波帯とは異なる値に固定されている。
デジタル側波帯のサブキャリアの出力はアナログAM信号の全出力よりも有意に低い。所与の一次または二次セクション内の各OFDMサブキャリアのレベルは一定値に固定されている。一次または二次セクションは相対的にスケーリングすることが可能である。さらに、状態及び制御情報は主キャリアの両側に位置する基準サブキャリア上で送信される。IBOCデータサービス(IDS)チャンネルのような別個の論理チャンネルは、上方及び下方二次側波帯の周波数端縁部のすぐ上または下の個々のサブキャリアで送信可能である。各一次OFDMサブキャリアの出力レベルは未変調主アナログキャリアに関して固定されている。しかしながら、二次サブキャリア、論理チャンネルサブキャリア及び三次サブキャリアの出力レベルは調整可能である。
アナログ変調キャリア及びデジタル変調サブキャリアは、図5の変調フォーマットを用いることにより、米国内での標準AM放送用として規定されたチャンネルマスク内で送信される。ハイブリッドシステムは同調及びバックアップのためにアナログAM信号を使用する。
図6は、全デジタルAM IBOC DAB波形のサブキャリア割り当てを示す概略図である。全デジタルAM IBOC DAB信号160は主サブキャリアと呼ばれる第1及び第2の群の等間隔サブキャリアの162、164を含み、これらは上方及び下方バンド166、168に位置する。それぞれ二次及び三次サブキャリアと呼ぶ第3及び第4の群のサブキャリア170、172も上方及び下方バンド166、168内に位置する。第3の群の2つの基準サブキャリア174、176はチャンネル中心に最も近い所にある。サブキャリア178、180はプログラム情報データの送信に使用可能である。
図7は、AM IBOC DAB受信機200の単純化した機能的ブロック図である。受信機は、アンテナ204に接続された入力202と、チューナまたはフロントエンド206と、ライン210上にベースバンド信号を発生させるデジタルダウンコンバータ208とを含む。アナログ復調器212は、ベースバンド信号のアナログ変調部分を復調してライン214上にアナログ音声信号を発生させる。デジタル復調器216はベースバンド信号のデジタル変調部分を復調する。デジタル信号は、その後、デインターリーバ218によりデインターリービング処理を受け、ビタビ復号器220により復号される。サービス復調器222は主及び補充プログラム信号をデータ信号から分離する。プロセッサ224はプログラム信号を処理してライン226上にデジタル音声信号を発生させる。アナログ音声信号と主デジタル音声信号とをブロック228に示すように混合するかまたは補充デジタル音声信号がこのブロックを通過するようにしてライン230上に音声出力を発生させる。データプロセッサ232はデータ信号を処理し、ライン234、236及び238上にデータ出力信号を発生させる。データ信号は、例えば、局情報サービス(SIS)、主プログラムサービスデータ(MPSD)、補充プログラムサービスデータ(SPSD)及び1またはそれ以上の補助アプリケーションサービス(AAS)を含むことができる。
図8は、FM IBOC DAB受信機250の単純化した機能的ブロック図である。この受信機は、アンテナ254に接続された入力252と、チューナまたはフロントエンド256と、ライン260上にベースバンド信号を発生させるデジタルダウンコンバータ258とを有する。アナログ復調器262はベースバンド信号のアナログ変調部分を復調してライン264上にアナログ音声信号を発生させる。側波帯信号はブロック266に示すように隔離され、フィルタリングを受けた後(ブロック268)、復調されて(ブロック272)、ベースバンド信号のデジタル変調部分が復調される。デジタル信号はその後、デインターリーバ274によるインターリービング処理を受け、ビタビ復号器276により復号される。サービス復調器278は主及び補充プログラム信号をデータ信号から分離する。プロセッサ280は主及び補充プログラム信号をデータ信号から分離する。プロセッサ280は主及び補充プログラム信号を処理してライン282上にデジタル音声信号を発生させる。アナログ音声信号と主デジタル音声信号とをブロック284で示すように混合するかまたは補充プログラム信号をそのブロックを通過させることによりライン286上に音声出力を発生させる。データプロセッサ288はデータ信号を処理し、ライン290、292及び294上にデータ出力信号を発生させる。データ信号は、例えば、局情報サービス(SIS)、主プログラムサービスデータ(MPSD)、補充プログラムサービスデータ(SPSD)及び1またはそれ以上の補助アプリケーションサービス(AAS)を含むことができる。
実際には、図7及び8の受信機に示す信号処理機能の多くは1またはそれ以上の集積回路を用いて実現することが可能である。
図9は、IBOC DAB受信機300のコンポーネントを示す単純化したブロック図である。この受信機はFMアンテナ304と、AMアンテナ306とに接続する入力を備えたチューナ302を有する。このチューナはアナログフロントエンド回路308と、デジタル信号プロセッサ310とに接続されている。フロントエンド回路308は入力信号をベースバンドに変換する。デジタル信号プロセッサ310はベースバンド信号を処理してライン312及び314上にデジタル音声及びデータ出力信号を発生させる。デジタル−アナログコンバータ316がライン312上のデジタル信号をアナログ音声信号に変換するために設けられている。デジタル信号プロセッサが使用するためにメモリ318及び320が設けられている。マイクロプロセッサ322はチューナとデジタル信号プロセッサに接続されている。このマイクロプロセッサはまた、例えばディスプレイ、キーパッド、ロータリエンコーダ及び/または赤外線遠隔操作手段を含むことができるユーザーイン
ターフェイス324に結合されている。デジタル信号プロセッサからの音声出力信号は増幅器326により増幅され、スピーカまたはヘッドホン及びディスプレイを含むことができる出力装置328へ送ることが可能である。
ターフェイス324に結合されている。デジタル信号プロセッサからの音声出力信号は増幅器326により増幅され、スピーカまたはヘッドホン及びディスプレイを含むことができる出力装置328へ送ることが可能である。
図10a及び10bは、送信機の視点から見たIBOC DAB論理プロトコルスタックを示す図である。受信機の視点から見ると、論理スタックは反対方向に展開される。プロトコルスタック内の種々のエンティティ間を送られるデータの大部分はプロトコルデータユニット(PDU)形式である。PDUはプロトコルスタックの特定のレイヤー(またはレイヤー内のプロセス)により発生される構造化したデータブロックである。所与のレイヤーのPDUはスタックの次に高いレイヤーからのPDUを包含しそして/またはそのレイヤー(またはプロセス)自体を起源とするコンテンツデータ及びプロトコル制御情報を含む場合がある。送信機プロトコルスタックの各レイヤー(またはプロセス)により発生されるPDUは、受信機プロトコルスタックの対応レイヤー(またはプロセス)への入力である。
図10a及び10bに示すように、構成及び制御情報をプロトコルスタック内の種々のエンティティへ供給するシステム機能である構成アドミニストレータ330がある。この構成/制御情報はユーザーが規定する設定と、GPS時間及び位置のようなシステム内から発生される情報を含むことができる。サービスインターフェイス331はSISを除く全てのサービスのためのインターフェイスを表す。このサービスインターフェイスは種々のタイプのサービスのそれぞれにとって異なる場合がある。例えば、MPS音声及びSPS音声では、サービスインターフェイスは音声カードの場合がある。MPSデータ及びSPSデータでは、インターフェイスは異なるアプリケーションプログラムインターフェイス(API)より成る。他の全てのデータサービスでは、インターフェイスは単一のAPIより成る。音声コーデック332はMPS音声及びSPS音声の両方を符号化してMPS及びSPS符号化パケット列を発生させ、これらのパケット列は音声トランスポート333へ送られる。音声コーデック332はまた、未使用容量状態をシステムの他の部分へ中継することによりオポチュニスティックデータを含めるのを可能にする。MPS及びSPSデータはプログラムサービスデータ(PSD)トランスポート334により処理されてMPS及びSPSデータPDUを発生させ、これらは音声トランスポート333へ送られる。音声トランスポート333は符号化された音声パケット及びPSD PDUを受信し、圧縮された音声及びプログラムサービスデータを両方含むビット列を出力する。SISトランスポート335は構成アドミニストレータからSISデータを受信し、SIS PDUを発生させる。SIS PDUは局同定及び位置情報と共にGPSに関連する絶対時間及び位置情報を含むことができる。AASトランスポート336は音声トランスポートからのオポチュニスティック帯域幅データだけでなくサービスインターフェイスからのAASデータを受信し、サービスパラメータの品質に基づかせることが可能なAASデータPDUを発生させる。レイヤー2(337)はSISトランスポート、AASデータトランスポート及び音声トランスポートからトランスポートPDUを受信し、それらをフォーマットしてレイヤー2PDUにする。レイヤー2PDUはプロトコル制御情報及びペイロードを含むが、これらは音声、データまたは音声とデータの組み合わせの場合がある。レイヤー2PDUは正確な論理チャンネルを通ってレイヤー1(338)へ経路指定される。サービスモードに応じて多数のレイヤー1論理チャンネルが存在する。アクティブなレイヤー1論理チャンネルの数及びそれらを規定する特性はサービスモードにより異なる。状態情報もレイヤー2とレイヤー1との間で送られる。レイヤー1はレイヤー2からのPDU及びシステム制御情報を送信するためにAMまたはFM IBOC DAB波形に変換する。レイヤー1の処理にはスクランブリング、チャンネル符号化、インターリービング、OFDMサブキャリアのマッピング及びOFDM信号の発生を含むことができる。OFDM信号発生の出力は特定のシンボルについてIBOC信号のデジタル部分を表す複素ベースバンド時間領域パルスである。離散シンボルを連接処理して連続した時間領域波形
を発生させるが、これを変調すると送信用のIBOC波形となる。
を発生させるが、これを変調すると送信用のIBOC波形となる。
図11は、IBOC DABネットワーク受信機のコンポーネントを示す単純化したブロック図である。ネットワーク受信機340はラジオ信号を受信するためにAMアンテナ342及びFMアンテナ343に接続する入力を備えたチューナ341を有するが、これらのラジオ信号は全デジタル、全アナログまたはハイブリッドIBOC波形で変調可能である。チューナは中間集積回路(IF)信号344を発生し、この信号はフロントエンド回路345へ送られるが、この回路はIF信号をベースバンド信号346に変換する。デジタル信号プロセッサ(DSP)347は以下にさらに詳説するようにベースバンド信号を処理する。DSPが使用するためのメモリ348、349が設けられている。DSPとチューナとフロントエンドとの間には命令及び状態情報350が相互に送られる。受信信号が全デジタルまたはハイブリッドIBOC波形で変調されている場合、DSP347は、受信機の視点で見た図10a、10bに記載した論理プロトコルスタックに従ってベースバンド信号を処理することにより、符号化音声コンテンツ及びデータより成る出力信号351(中間信号とも呼ぶ)を発生させる。受信信号が純粋にアナログである場合、プロトコルスタックに従う信号処理はバイパスされ、信号プロセッサが未符号化、標準パルスコード変調(PCM)音声信号を出力する。中間信号351の暗号化はオプションでよい。機能的には、信号351を発生させるために、ネットワーク受信機は図7及び8に関連して説明したと同じ機能の多くを実行する。中間信号351はネットワークインターフェイス352へ送られるが、このインターフェイスは出力のための信号353を適当なネットワークアクセスプロトコルに従ってフォーマットすることにより、直接またはネットワークルーターを介して1またはそれ以上のネットワークプレーヤへ送信する。出力信号を受信機出力信号と呼ぶ。
任意適当なネットワークアクセスプロトコルを使用することができる。例えば、ネットワークインターフェイスは有線イサーネット接続または有線USB接続によりルーターへ送信するためにその信号をフォーマットすることができる。ネットワークインターフェイスはまた、例えば、IEEE802.11(“Wi−Fi”)、IEEE801.16(“WiMAX”)、IEEE802.20(“WMBA”)仕様、またはBluetoothに従うなどして信号を無線送信するためにフォーマットすることができる。ネットワークインターフェイスは、有線または無線の何れかによりネットワークプレーヤへ直接接続するために信号を出力するここともできる。直接有線接続は、LVDSのようなデジタル差動接続かまたはハイエンドの家庭用音声システムに用いられているような特殊なプロトコルを使用できるが、無線接続は上述したプロトコルのうち任意のものを用いてもよい。ユーザーはネットワークプレーヤへの直接接続とルーターを介するネットワーク接続との間で、ネットワーク受信機の外部にあるスイッチをフリップするかボタンを押すことによって選択することが可能である。ネットワーク受信機とネットワークプレーヤとの間で命令及び状態情報354、355が送受信される。命令情報には、例えばネットワーク受信機により受信中の周波数を変化させるような命令を含めることができる。ネットワーク受信機は、ネットワークインターフェイスにより実現される送信プロトコルを実行するイサーネットまたはUSB接続ポイント及びアンテナのような必要なハードウェアを含む。
図12は、IBOCネットワークプレーヤのコンポーネントの単純化したブロック図である。ネットワークプレーヤは符号化された音声及びデータ360を含む受信機出力信号を受信し、ネットワーク受信機が用いる適当なネットワークプロトコルに従って共にフォーマットされた命令及び状態情報361を受信する。ネットワークインターフェイス362は、ネットワークアクセスプロトコルに従ってそれらの信号を処理することにより、未フォーマット、符号化音声及びデータ信号363を発生させる。ネットワークインターフェイスはまた、状態及び制御情報364をプロセッサまたはマイクロコントローラ365との間で送受信する。マイクロコントローラは符号化された音声信号366を復号するた
めに音声復号器367へ出力する。復号された音声信号368はデジタル−アナログコンバータ369及び増幅器370へ送られ、この増幅器がアナログ音声信号381をスピーカまたはヘッドホンのような音声出力装置382へ送る。あるいは、復号された音声信号をデジタル増幅器へ送り、デジタル増幅器により音声信号を音声出力装置へ供給して出力することも可能である。マイクロコントローラはまた、符号化されたデータ372をデータ復号器373へ出力し、この復号器がそのデータを復号して復号済みデータ信号374をマイクロコントローラへ出力する。マイクロコントローラは命令及び状態情報375、376をデータ復号器及び音声復号器と交換する。マイクロコントローラは復号済みデータ377をユーザーインターフェイス378へ送るが、このインターフェイスはディスプレイ379を含む。命令及び状態情報380はまた、マイクロプロセッサと、ユーザーインターフェイスとの間で交換される。ユーザーインターフェイス378はユーザーが作動するための制御手段を含む。これらの制御手段により、ユーザーは、例えば、受信する局の周波数の変更、音声出力の音量の増減、主プログラムと二次的プログラムの間の選択、受信データに対する応答、電子プログラムガイドの使用または記憶と再生機能の利用のような種々の機能を実行することができる。制御手段は、ボタン、スイッチ及び他の作動機構だけで、あるいはソフトウェアにより実現されるグラフィックユーザーインターフェイスと組み合わせることにより実現することができる。
めに音声復号器367へ出力する。復号された音声信号368はデジタル−アナログコンバータ369及び増幅器370へ送られ、この増幅器がアナログ音声信号381をスピーカまたはヘッドホンのような音声出力装置382へ送る。あるいは、復号された音声信号をデジタル増幅器へ送り、デジタル増幅器により音声信号を音声出力装置へ供給して出力することも可能である。マイクロコントローラはまた、符号化されたデータ372をデータ復号器373へ出力し、この復号器がそのデータを復号して復号済みデータ信号374をマイクロコントローラへ出力する。マイクロコントローラは命令及び状態情報375、376をデータ復号器及び音声復号器と交換する。マイクロコントローラは復号済みデータ377をユーザーインターフェイス378へ送るが、このインターフェイスはディスプレイ379を含む。命令及び状態情報380はまた、マイクロプロセッサと、ユーザーインターフェイスとの間で交換される。ユーザーインターフェイス378はユーザーが作動するための制御手段を含む。これらの制御手段により、ユーザーは、例えば、受信する局の周波数の変更、音声出力の音量の増減、主プログラムと二次的プログラムの間の選択、受信データに対する応答、電子プログラムガイドの使用または記憶と再生機能の利用のような種々の機能を実行することができる。制御手段は、ボタン、スイッチ及び他の作動機構だけで、あるいはソフトウェアにより実現されるグラフィックユーザーインターフェイスと組み合わせることにより実現することができる。
図13は、本発明に従って構成されるネットワーク受信機432を含むシステム430のブロック図である。ネットワーク受信機はIBOC DAB信号を受信し、1またはそれ以上の受信機出力信号を発生する。出力信号はその後、有線または無線通信リンクによりネットワークインターフェイス装置(ルーターまたはハブとも呼ばれる)434へ送られる。ルーターは信号を受信して経路指定できる任意タイプのネットワーク装置でよく、現在、当該技術分野でよく知られており、家庭用、オフィス用またはその他の任意のローカルネットワーク用として市販されているものを含む。その後、ルーターは信号を1またはそれ以上のネットワークプレーヤ436−444へ経路指定する。ネットワークプレーヤとしては、例えば、コンピュータ436、パーソナル音声プレーヤ438、電話440を含むことができるが、この電話には移動電話または携帯電話もしくはVoIPコンパチブル電話、テレビ442及びゲーム装置444がある。ネットワーク受信機は家庭またはオフィスの任意便利なRF受信ポイントに接続することができる。種々のプレーヤを含めることができるが、ネットワーク受信機は全てのシステムにおいて同じであってもよい。各ネットワークプレーヤ装置は、そのプレーヤに音声及びデータ成分を含む、レイヤーL2乃至L4に対応するIBOC信号を受信し取り扱う能力を提供し、適当なユーザーインターフェイスを駆動するソフトウェアを必要とする。このソフトウェアは、ラップトップ、デスクトップコンピュータまたは小型の電話の場合の如くプレーヤがインターネットアクセス能力を備えている場合に特に適当であるように、ウェブサイトにアクセスし、ソフトウェアをプレーヤ上にダウンロードすることを含む種々の方法によって取得し、プレーヤ上にロードすることが可能である。携帯電話の場合、ユーザーはウェブサイトにアクセスし、ソフトウェアをリクエストした後、ユーザーの携帯電話のサービスプロバイダによりその電話にロードする。適当なグラフィックユーザーインターフェイスは、携帯電話または携帯用装置上のボタンのようなプレーヤの制御ポイントだけでなくプレーヤのディスプレイのサイズ及び能力によって異なる。ユーザーインターフェイスは、ユーザーが、例えば特定の局に同調し、その局により放送されるコンテンツチャンネル内のプログラムを選択し、記憶した材料にアクセスして実行し、コンテンツを記録し、データコンテンツに対して対話するのを可能にするであろう。
図13の例では、単一のネットワーク受信機が単一のチューナを含むため、一度に一人の人間が聴取中の局を制御することができるに過ぎない。制御中のプレーヤは、ログオンするかまたは他のやり方で受信機出力へのアクセスをリクエストすることによりネットワーク受信機との対話を開始する第1のプレーヤでありうる。ユーザーが主要なプログラム
音声及び1またはそれ以上の補充音声プログラムを放送する局をリクエストすると、1つの実施例において、ネットワーク受信機はプレーヤがリクエストするプログラムと共にその任意の関連データを経路指定する。あるいは、ネットワーク受信機は単一の局からの全部のコンテンツを1つの束として経路指定することがあるが、その場合にはネットワークプレーヤはそのコンテンツを構文解析してユーザーにより選択された特定のプログラムだけを再生する。他の子機プレーヤも制御中のプレーヤにより選択されたものと同じチャンネル上で入手可能なコンテンツにアクセスすることが可能である。例えば、単一のチャンネルが主要な音声プログラムと2つの補充プログラムを含む場合、ネットワーク上の任意のプレーヤはこれら3つのプログラムのうちの任意の1つの受信をリクエストすることができる。1つの実施例において、ネットワーク受信機はネットワークプレーヤからリクエストされた各プログラムをそれぞれ別個に経路指定する。あるいは、ネットワーク受信機は単一のチャンネル上の全てのコンテンツを1つの束として経路指定してもよいが、その場合にはネットワークプレーヤがコンテンツを構文解析して特定のユーザーにより選択されたプログラムだけを再生する。
音声及び1またはそれ以上の補充音声プログラムを放送する局をリクエストすると、1つの実施例において、ネットワーク受信機はプレーヤがリクエストするプログラムと共にその任意の関連データを経路指定する。あるいは、ネットワーク受信機は単一の局からの全部のコンテンツを1つの束として経路指定することがあるが、その場合にはネットワークプレーヤはそのコンテンツを構文解析してユーザーにより選択された特定のプログラムだけを再生する。他の子機プレーヤも制御中のプレーヤにより選択されたものと同じチャンネル上で入手可能なコンテンツにアクセスすることが可能である。例えば、単一のチャンネルが主要な音声プログラムと2つの補充プログラムを含む場合、ネットワーク上の任意のプレーヤはこれら3つのプログラムのうちの任意の1つの受信をリクエストすることができる。1つの実施例において、ネットワーク受信機はネットワークプレーヤからリクエストされた各プログラムをそれぞれ別個に経路指定する。あるいは、ネットワーク受信機は単一のチャンネル上の全てのコンテンツを1つの束として経路指定してもよいが、その場合にはネットワークプレーヤがコンテンツを構文解析して特定のユーザーにより選択されたプログラムだけを再生する。
単一のネットワーク受信機は任意の数のネットワークプレーヤにコンテンツを提供できる。例えば、ネットワーク受信機はスポーツ競技場に設置することが可能である。野球の試合のようなスポーツイベントの観客は、その試合に関するスポーツキャスターのコメントを他の関連の音声またはデータコンテンツと共に視聴するのを望むであろう。ラジオ局または他のソースはこのコンテンツを作成した後、放送することが可能である。ネットワーク受信機はこの放送を受信し、そのコンテンツを、その信号を受信可能な競技場の任意のネットワークプレーヤに経路指定する。ネットワークプレーヤはさらに、小箱として隠すことが可能なアダプタを備えた1またはそれ以上のテレビ受像機(有線または無線接続)を含むことができる。
上述した実施例において、ネットワーク受信機とネットワークプレーヤは協働して、論理プロトコルスタックに従う受信信号の必要な処理を行なうことにより音声出力及びデータ出力を発生させ、ユーザーインターフェイスの機能を提供する。例えば、ネットワーク受信機はプロトコルスタックのレイヤーL2を介してその信号処理を行なった後、L2 PDUをネットワークプレーヤに経路指定して必要な処理を完了することができる。別例として、ネットワーク受信機はプロトコルスタックのレイヤーL4を介して信号処理を行なった後にL4 PDUをネットワークプレーヤに経路指定して処理を完了することが可能である。さらに別のやり方として、ネットワーク受信機はネットワークプレーヤへの経路指定のために完全復号化PCM信号を発生することができる。加えて、ネットワーク受信機はプロトコルスタックの特定のレイヤーからのPDUを記憶装置へ経路指定することが可能である。PDUはその後、ネットワークプレーヤまたは他の装置が回収して処理を完了することができる。記憶したPDUは、処理を完了できる別の場所へ、インターネットのようなワイドエリアネットワークを介して配信することも可能である。
図14は、本発明によるネットワーク受信機462がテレビ466へ接続するためにネットワークプレーヤアダプタ464に直接接続されたシステム460のブロック図である。ネットワーク受信機は前述したようにIBOC DAB信号を受信し、受信機出力信号を発生させるが、この出力信号は有線または無線通信リンクによりアダプタ464へ送信される。アダプタは受信機出力中の符号化された音声及びデータを前述したネットワークプレーヤと同じ態様で復号した後、音声信号及びビデオ信号を発生させる。アダプタは、例えば、RCA音声/映像ケーブルを用いてテレビ466に接続可能である。アダプタは任意のテレビに接続してテレビディスプレイ及び遠隔制御を使用することができる。かくして、アダプタ466のコンポーネントは、一体化されたユーザーインターフェイス、ディスプレイ及び音声出力がテレビにより提供されるため不要であるという点を除き図12に示すネットワークプレーヤのコンポーネントと同様である。
多数のユーザーが多数の放送局の聴取を望む場合、同じローカルネットワークにおいて多数のネットワーク受信機を利用することができる。図15は、本発明に従って構成した複数のネットワーク受信機472、474、476を含むシステム470のブロック図である。これらのネットワーク受信機はIBOC DAB信号を受信し、多数の受信機信号を発生させる。出力信号はその後、有線または無線通信リンクによりネットワークインターフェイス(ルーターまたはハブと呼ぶ)478へ送られる。その後、ルーターはそれらの信号を、例えば1またはそれ以上のテレビ480、電話482、コンピュータ484、パーソナル音声プレーヤ486及び/またはゲーム装置488を含む1またはそれ以上のネットワークプレーヤに経路指定する。テレビアダプタモジュール489を用いてネットワーク信号をテレビ対応信号に変換することが可能である。別個のネットワーク受信機装置を用いる代わりに、オプションとして、多数のネットワーク受信機ボードを単一のネットワーク受信機ラックに組み込むことが可能である。
上述した装置は、空中インバンド・オンチャンネル放送信号を受信し、放送信号から放送コンテンツを抽出するステップと、コンテンツを第1の受信器出力信号を介して複数のネットワークプレーヤ装置に配信するステップとを含む方法を実施するように作動できる。この方法はさらに、放送信号をベースバンド信号に変換し、ベースバンド信号をプロトコルスタックに従って処理することにより中間信号を発生させ、中間信号を処理して出力信号を発生させるステップを含むことができる。中間信号は暗号化可能である。コンテンツは単一の放送チャンネルで受信する多数のプログラム及びそして/またはデータを含むことができる。
本発明を幾つかの実施例に関連して説明したが、以下の特許請求の範囲において明らかにされた本発明の範囲から逸脱することなく図示説明した実施例に対して種々の変形及び設計変更が可能であることが当業者に明らかになるであろう。
Claims (25)
- 空中インバンド・オンチャンネル放送信号を受信し、放送信号から放送コンテンツを抽出するネットワーク受信機と、
コンテンツを第1の受信機出力信号を介して1またはそれ以上のネットワークプレーヤ装置に配信する出力とより成る装置。 - ネットワーク受信機は、第1の受信機出力信号をネットワークアクセスプロトコルに従ってフォーマットするネットワーク受信機インターフェイスを含む請求項1の装置。
- ネットワーク受信機は、
放送信号をベースバンド信号に変換するフロントエンドと、
ベースバンド信号をプロトコルスタックに従って処理することにより中間信号を発生させるプロセッサとを含み、
ネットワーク受信機インターフェイスは中間信号を処理して出力信号を発生させる、請求項2の装置。 - 中間信号は暗号化される請求項3の装置。
- ネットワーク受信機は、
放送信号をベースバンド信号に変換するフロントエンドと、
ベースバンド信号を処理して中間信号を発生させるプロセッサとを含み、
プロセッサは、放送信号がデジタル音声放送信号である場合はベースバンド信号をプロトコルスタックに従って処理し、放送信号がアナログ信号である場合はパルスコード変調信号を発生させる請求項1の装置。 - コンテンツは単一の放送チャンネルで受信される多数のプログラム及び/またはデータを含む請求項1の装置。
- 受信機出力信号を受信するネットワークプレーヤインターフェイスと、受信機出力信号をネットワークアクセスプロトコルに従って処理してコンテンツを復元するプロセッサとを含むネットワークプレーヤを含むさらに備えた請求項1の装置。
- ネットワークプレーヤは命令及び状態情報をネットワーク受信機と交換する請求項7の装置。
- ネットワークプレーヤはさらに、ネットワーク受信機の機能を作動する制御手段を有するユーザーインターフェイスを含む請求項7の装置。
- 受信機出力信号を受信し、コンテンツくを1またはそれ以上のネットワークプレーヤに配信するネットワークルーターをさらに備えた請求項1の装置。
- 第2の空中インバンド・オンチャンネル放送信号を受信し、第2の放送信号から放送コンテンツを抽出する第2のネットワーク受信機と、
第2の受信機出力信号を介してさらに別のコンテンツを1またはそれ以上のネットワークプレーヤ装置に配信する第2の出力とをさらに備えた請求項10の装置。 - 空中インバンド・オンチャンネル放送信号を受信し、放送信号から放送コンテンツを抽出するステップと、
第1の受信機出力信号を介してコンテンツを1またはそれ以上のネットワークプレーヤ
装置に配信するステップとより成る方法。 - 放送信号をベースバンド信号に変換するステップと、
ベースバンド信号をプロトコルスタックに従って処理することにより中間信号を発生させるステップと、
中間信号を処理して出力信号を発生させるステップとをさらに含む請求項12の方法。 - 中間信号を暗号化するステップをさらに含む請求項13の方法。
- 放送信号をベースバンド信号に変換するステップと、
ベースバンド信号を処理して中間信号を発生させるステップとより成り、
ベースバンド信号は、放送信号がデジタル音声放送信号であればプロトコルスタックに従って処理され、放送信号がアナログ信号であればパルスコード変調信号に変換される請求項12の方法。 - コンテンツは単一の放送チャンネルで受信される多数のプログラム及び/またはデータを含む請求項12の方法。
- 受信機出力信号を受信するステップと、
受信機出力信号をネットワークアクセスプロトコルに従って処理することによりコンテンツを復元するステップをさらに含む請求項12の方法 - 命令及び状態情報をネットワーク受信機とネットワークプレーヤとの間で交換するステップをさらに含む請求項17の方法。
- ネットワークプレーヤは、ネットワーク受信機の機能を作動する制御手段を有するユーザーインターフェイスを含む請求項17の方法。
- ネットワークルーターを用いて受信機出力信号を受信し、コンテンツを複数のネットワークプレーヤに配信するステップを含む請求項12の方法。
- インバンド・オンチャンネル放送から抽出した、複数のプロトコルデータユニットを含む信号を受信するインターフェイスと、
プロトコルデータユニットを論理プロトコルスタックに従って処理することによりコンテンツを復元するプロセッサとより成るネットワークプレーヤ。 - 前記インターフェイスは命令及び状態情報をネットワーク受信機と交換する請求項21のネットワークプレーヤ。
- ネットワーク受信機の機能を作動する制御手段を有するユーザーインターフェイスをさらに備えた請求項21のネットワークプレーヤ。
- 論理プロトコルスタックはインバンド・オンチャンネルプロトコルスタックより成る請求項2のネットワークプレーヤ。
- プロトコルデータユニットを記憶する記憶装置をさらに備えた請求項21のネットワークプレーヤ。
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