JP2010511313A - ユーザへの複数のメディア・ストリームを集約するための装置、方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ・プリファレンスに従ってイベントの提示をカスタマイズする方法なしでは、イベントの視聴者にはカスタマイズされたメディア・ストリームを受信するための選択肢はなく、イベントを放送中のネットワークのすべての加入者に放送される単一のユニバーサル提示が押し付けられる。
【解決手段】 メディア・ストリーム集約メカニズムは、複数のメディア・ストリームを受信および分析し、ユーザ・プリファレンスに基づいて集約メディア・ストリーム出力を作成する。このようにして、メディア・ストリーム集約メカニズムを使用するメディア・プロバイダは、潜在的に、ユーザ・プリファレンスに基づいて、カスタマイズされた提示を各ユーザに提供することができる。複数のメディア・ストリームの集約をユーザに提供することによって、ユーザの体験は、ユーザ・プリファレンスに従ってカスタマイズされる。
【選択図】 図1

Description

本開示は、一般にメディアの再生に関し、より具体的に言えば、指定されたユーザ・プリファレンスに従って、カスタム・メディア体験を提供するために、ユーザへの複数のメディア・ストリームを集約する(aggregate)ための方法に関する。
テレビジョン・ネットワークは、しばしば、スポーツ・イベントまたはコンサートなどの多くの大規模イベントに関する有効範囲を提供する。テレビジョン・イベントの視聴者は、テレビジョン・ネットワークが放送を決定したカメラ・ビューしか見ることができない。ユーザ・プリファレンスに従った、異なるビューまたは視野の選択肢はない。ユーザには基本的に、テレビジョン・ネットワークが提供するイベントの提示が押し付けられる。
ユーザ・プリファレンスに従ってイベントの提示をカスタマイズする方法なしでは、イベントの視聴者にはカスタマイズされたメディア・ストリームを受信するための選択肢はなく、イベントを放送中のネットワークのすべての加入者に放送される単一のユニバーサル提示が押し付けられる。
第1の態様によれば、
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
複数のメディア・ソースから複数のメディア・ストリームを受信するための、少なくとも1つのインターフェースと、
メモリ内に常駐し、少なくとも1つのプロセッサによって実行される、メディア・ストリーム集約メカニズムであって、複数のメディア・ストリームを処理し、複数のメディア・ストリームのうちの少なくとも2つから、複数のメディア・ストリームのそれぞれに関した情報を含むメディア・ストリーム特徴に従い、さらにユーザによって指定されたユーザ・プリファレンスに従って、ユーザへの出力メディア・ストリームを生成する、メディア・ストリーム集約メカニズムと、
を備えた装置が提供される。
メディア・ストリーム集約メカニズムは、好ましい実施形態に従って、複数のメディア・ストリームを受信および分析し、好ましくは、ユーザ・プリファレンスに基づいて集約メディア・ストリーム出力を作成する。このようにして、メディア・ストリーム集約メカニズムを使用するメディア・プロバイダは、潜在的に、ユーザ・プリファレンスに基づいて、カスタマイズされた提示を各ユーザに提供することができる。複数のメディア・ストリームの集約をユーザに提供することによって、ユーザの体験は、ユーザ・プリファレンスに従って好ましくカスタマイズされる。
第2の態様によれば、
複数のメディア・ソースから複数のメディア・ストリームを受信するステップと、
複数のメディア・ソースのうちの少なくとも2つに関する対応するメディア・ストリームに関する情報を含む、メディア・ストリーム特徴を決定するステップと、
ユーザによって指定されたユーザ・プリファレンスを受信するステップと、
複数のメディア・ストリームを処理し、複数のメディア・ストリームのうちの少なくとも2つから、メディア・ストリーム特徴およびユーザ・プリファレンスに従って、ユーザへの出力メディア・ストリームを生成するステップと、
を含む、出力メディア・ストリームをユーザに提供するためのコンピュータ実施方法が提供される。
第3の態様によれば、
複数のメディア・ストリームを処理し、複数のメディア・ストリームのうちの少なくとも2つから、複数のメディア・ストリームのそれぞれに関した情報を含むメディア・ストリーム特徴に従い、さらにユーザによって指定されたユーザ・プリファレンスに従って、ユーザへの出力メディア・ストリームを生成する、メディア・ストリーム集約メカニズムと、
メディア・ストリーム集約メカニズムを担持する記録可能メディアと、
を備える、コンピュータ読み取り可能プログラム製品が提供される。
前述および他の機能および利点は、添付の図面に示されるように、以下のより具体的な説明から明らかとなるであろう。
次に、本発明の好ましい諸実施形態について、単なる例として、以下の図面を参照しながら説明する。
同じ指示は同じ要素を示す。
本発明の好ましい実施形態に従った、複数のメディア・ソースから複数のメディア・ストリームを受信し、複数のメディア・ストリームをユーザのメディア・プレーヤ用の単一の出力ストリームに集約する、メディア・サーバ・コンピュータ・システムを示すブロック図である。 本発明の好ましい実施形態に従った、ユーザへの複数のメディア・ストリームをユーザ・プリファレンスに従って集約するための方法を示す流れ図である。 本発明の好ましい実施形態に従った、サンプルのメディア・ストリーム特徴を示すサンプル・テーブルである。 本発明の好ましい実施形態に従った、ユーザ・プリファレンスの一般的な表現を示すサンプル・テーブルである。 本発明の好ましい実施形態に従った、図1のメディア・サーバ100のような働きが可能な好適なコンピュータ・システムを示すブロック図である。 本発明の好ましい実施形態に従った、1つの特定の例に関して、着信するビデオ・ストリームを受信および分析するためのメディア・ストリーム集約メカニズムに関する方法を示す流れ図である。 本発明の好ましい実施形態に従った、1つの着信するサンプル・ビデオ・ストリームに関するビデオ・ストリーム特徴を示す、サンプル・テーブルである。 本発明の好ましい実施形態に従った、複数の着信するビデオ・ストリームを、ユーザへの単一の出力ビデオ・ストリームに集約するための方法を示す流れ図である。 本発明の好ましい実施形態に従った、複数の入力ビデオ・ストリームを集約するためのユーザ・プリファレンスを示す、サンプル・テーブルである。
現代社会において、メディア・ソースはますます入手可能となりつつある。携帯電話は、静止画を撮影するためのデジタル・カメラを内蔵することができる。ビデオ機能を備えた携帯電話も出現し始めている。加えて、ビデオ撮影が可能なデジタル・カメラは、リアルタイム・ビデオ・ストリームを伝送する機能をまもなく開発するであろう。近い将来、コンサートまたはスポーツ・イベントなどの大規模イベントの観衆が、何百または何千という異なるメディア・ストリームを提供できるようになると考えられる。
本明細書の特許請求の範囲および開示により、ユーザ指定のプリファレンスに基づいて、カスタム・メディア・ストリームをユーザに提示することができる。カスタム・メディア・ストリームは、複数の入力メディア・ストリームを受信および分析し、これら複数の入力メディア・ストリームを、着信するメディア・ストリーム特徴およびユーザのプリファレンスに基づいて、ユーザへの単一の出力メディア・ストリームに集約する、メディア・ストリーム集約メカニズムによって構築される。結果として、ユーザ向けのカスタム・メディア体験が生じる。
図1を参照すると、システム102は、図1ではメディア・ソース180A、180B、180C、180D、・・・180Nとして示された複数のメディア・ソースからメディア・ストリームを受信する、メディア・サーバ100を含むように示される。メディア・サーバ100は、着信するメディア・ストリームからメディア・ストリーム特徴123を受信し、オプションで追加の情報に関する着信するメディア・ストリームを分析し、ユーザ・プリファレンス125に基づいてユーザへの単一の出力ストリームを構築する、メディア・ストリーム集約メカニズム124を含む。メディア・サーバ100内に示されたユーザ・プリファレンス125は、ユーザ・プリファレンス125が好ましくはユーザのメディア・プレーヤ190内のユーザ・プリファレンス125から受信されることを示すために、破線で示されていることに留意されたい。
図2を参照すると、方法200は、好ましくは図1のメディア・ストリーム集約メカニズム124によって実行される。方法200は、複数の着信するメディア・ストリームに関するメディア・ストリーム特徴を決定することによって開始される(ステップ210)。ユーザのプリファレンスが決定され(ステップ220)、その後、ユーザ・プリファレンスに従って、複数の着信するメディア・ストリームがユーザへの1つの出力メディア・ストリームに集約される(ステップ230)。
本明細書の開示および特許請求の範囲では、複数のメディア・ストリームを単一のメディア・ストリームに集約することの考察は、メディア・ストリーム集約メカニズムによってメディア・ストリームが1つだけ生成されていることを意味するものではない。それとは逆に、メディア・ストリーム集約メカニズム124は、複数の異なるユーザに複数のストリームを出力することができる。加えて、メディア・ストリーム集約メカニズム124は、同じユーザに複数の出力ストリームを出力することが可能であり、ここで複数の出力ストリームのうちの1つまたは複数は、着信するメディア・ストリームのうちの2つまたはそれ以上から作成された集約メディア・ストリームを備える。したがってユーザは、2つの追加のボックスに音声およびビデオを提供する2つの他のストリームと共に、メイン画面上でテレビジョン番組を見ることが可能であり(ピクチャ・イン・ピクチャ)、これらのビデオ提示のうちのいずれか1つ、2つ、または3つすべてが、着信するメディア・ストリームのうちの2つまたはそれ以上から作成された集約メディア・ストリームを備えることが可能である。これらのうちのいずれかまたは3つすべては、複数の入力ストリームから構築された単一ストリームとすることができる。本明細書の開示および特許請求の範囲は、複数のメディア・ソースを単一のメディア・ストリームまたは複数のメディア・ストリームに集約することにまで明示的に及んでいる。
図3を参照すると、いくつかの知られたメディア・ストリーム特徴123を含むテーブルが示されている。メディア・ストリーム特徴123は、好ましくはメディア・ストリーム内に埋め込まれたメタデータから決定されるが、メディア・ストリーム特徴の一部は、着信するメディア・ストリームを分析することによって決定可能である。図3に示されたメディア・ストリーム特徴123は、メディア品質、最小セグメント長さ、デバイス・タイプなどの、メディア・ソースからの固有の情報を含む。メディア・ストリーム特徴123は、デバイス位置、向き、イベントなどの、メディア・コンテンツの仕様を含むこともできる。メディア・ストリーム特徴123は、評判、加入者、ユーザ名/認証などを含む、メディアを提供する人物に関する情報を含むこともできる。メディア・ストリーム特徴123は、クリップ間の遷移などのメディア・クリップ間の相互運用性、オーディオ機能、デジタル効果などに関する情報を含むこともできる。メディア・ストリーム特徴123は、メディア・ストリームに自動的に挿入可能であるか、または、メディア・ストリームが作成された後にユーザが手動で追加可能な、ユーザ・タグを含むこともできる。フットボールの試合に関するユーザ・タグの例には、フットボール、パレード、バンド、試合、チアリーダ、マスコット、リプレイ、スロー・モーションなどを含むことができる。そのすべてが本明細書の開示および特許請求の範囲の範囲内にある、異なるタイプのイベントについて、様々な他のユーザ・タグを定義することが可能である。タグは、タグ内にあるコンテンツのプロバイダの記述に基づいて、複数のストリームを優先順位付けできるように、メディア・プロバイダがコンテンツを分類するのに役立つ。ユーザ・タグを使用してメディア・ストリームの一部にマーク付けすることによって、メディア・ストリーム集約メカニズム124は、ユーザ・タグを使用して複数の入力メディア・ストリームから集約メディア・ストリームを生成することができる。メディア・ストリーム特徴123は図3に示されていない他の項目を含むことが可能であり、広義には、現時点で知られているかまたは今後開発されるメディア・ストリームを特徴付ける任意の情報を含むことが可能であることに留意されたい。
図4は、メディア・ストリーム特徴に関する任意の仕様およびフィルタを含むことができる、ユーザ・プリファレンス125を示す。したがって、ユーザが最低解像度1メガピクセル(Mpxl)を指定した場合、メディア・ストリーム集約メカニズム124は、ユーザ用の集約メディア・ストリームを構築する際に、1 Mpxl未満の解像度を有するいかなるメディア・ストリームも使用しないことになる。事実上、任意およびすべてのメディア・ストリーム特徴123は、対応するユーザ・プリファレンスを有することができる。
図5を参照すると、コンピュータ・システム100は、ユーザ・プリファレンスに基づいてユーザ用のカスタム・メディア・ストリームを作成するメディア・ストリーム集約メカニズムを含む、コンピュータ・システム装置の好適な一実装である。コンピュータ・システム100は、IBM(R)社のeServer(TM) System i(TM)コンピュータ・システムである。(IBM、eServer、およびSystem iは、米国、諸外国、またはその両方における、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションの商標である。)しかしながら当業者であれば、コンピュータ・システムが、複雑なマルチユーザ・コンピューティング装置、単一ユーザ・ワークステーション、または埋め込み型制御システムであるかどうかに関わらず、本明細書の開示が任意のコンピュータ・システムに等しく適用されることを理解されよう。図5に示されるように、コンピュータ・システム100は、1つまたは複数のプロセッサ110、メイン・メモリ120、大容量ストレージ・インターフェース130、ディスプレイ・インターフェース140、およびネットワーク・インターフェース150を備える。これらのシステム・コンポーネントは、システム・バス160を使用して相互接続される。大容量ストレージ・インターフェース130は、直接アクセス・ストレージ・デバイス155などの大容量ストレージ・デバイスをコンピュータ・システム100に接続するために使用される。特定タイプの直接アクセス・ストレージ・デバイス155の1つが、読み取り書き込み可能CD−RWドライブであり、これはCD−RW 195へデータを格納すること、およびここからデータを読み取ることが可能である。
メイン・メモリ120は、好ましくはデータ121、オペレーティング・システム122、メディア・ストリーム特徴123、メディア・ストリーム集約メカニズム124、およびユーザ・プリファレンス125を含む。データ121は、コンピュータ・システム100内の任意のプログラムへの入力またはこれからの出力として働く、任意のデータを表す。オペレーティング・システム122は、業界ではi5/OSとして知られるマルチタスキング・オペレーティング・システムであるが、当業者であれば、本開示の趣旨および範囲が、いかなる1つのオペレーティング・システムにも限定されないことを理解されよう。メディア・ストリーム特徴123、メディア・ストリーム集約メカニズム124、およびユーザ・プリファレンス125は、図1〜図4および関連するテキストでは概括的に示されており、図1〜図4を参照しながら上記で論じられている。コンピュータ・システム100は、メイン・メモリ120およびDASDデバイス155などの複数のより小型のストレージ・エンティティへのアクセスではなく、大規模な単一ストレージ・エンティティへのアクセスのみを有するかのように、コンピュータ・システム100のプログラムを挙動させることができる、周知の仮想アドレス指定メカニズムを利用する。したがって、データ121、オペレーティング・システム122、メディア・ストリーム特徴123、メディア・ストリーム集約メカニズム124、およびユーザ・プリファレンス125が、メイン・メモリ120内に常駐するように示されているが、当業者であれば、これらのアイテムが、同時に必ずしもすべて完全にメイン・メモリ120に含まれている必要がないことを理解されよう。「メモリ」という用語が、本明細書では一般にコンピュータ・システム100の仮想メモリ全体を言い表すために使用されること、および、コンピュータ・システム100に結合された他のコンピュータ・システムの仮想メモリを含むことができることも留意されたい。
プロセッサ110は、1つまたは複数のマイクロプロセッサあるいは集積回路またはその両方から構築することができる。プロセッサ110は、メイン・メモリ120に格納されたプログラム命令を実行する。メイン・メモリ120は、プロセッサ110がアクセス可能なプログラムおよびデータを格納する。コンピュータ・システム100が起動すると、プロセッサ110は初期に、オペレーティング・システム122を構成するプログラム命令を実行する。
コンピュータ・システム100は単一のプロセッサおよび単一のシステム・バスのみを含むように示されているが、当業者であれば、ユーザ・プリファレンスに基づくユーザへの複数のメディア・ソースの集約が、複数のプロセッサあるいは複数のバスまたはその両方を有するコンピュータ・システムを使用して実施可能であることを理解されよう。加えて、使用されるインターフェースは、プロセッサ110から数値計算(compute-intensive)処理の負担を取り除くために使用される、好ましくはそれぞれが別々の完全にプログラミングされたマイクロプロセッサを含む。しかしながら、当業者であれば、これらの機能がI/Oアダプタを使用しても同様に実行可能であることを理解されよう。
ディスプレイ・インターフェース140は、1つまたは複数のディスプレイ165をコンピュータ・システム100に直接接続するために使用される。これらのディスプレイ165は、非インテリジェント(すなわちダム)ターミナルまたは完全にプログラム可能なワークステーションとすることが可能であり、システム管理者およびユーザにコンピュータ・システム100と通信する機能を提供するために使用される。しかしながら、ディスプレイ・インターフェース140は1つまたは複数のディスプレイ165との通信をサポートするために提供されるが、すべての必要なユーザとの対話および他のプロセスがネットワーク・インターフェース150を介して実行可能であるため、コンピュータ・システム100は必ずしもディスプレイ165を必要としないことに留意されたい。
ネットワーク・インターフェース150は、コンピュータ・システム100を他のコンピュータ・システム、ワークステーション、またはメディア・ソース(たとえば図5の175)に接続するために使用される。ネットワーク・インターフェース150およびネットワーク170は、広義には、ネットワーク170が現在のアナログあるいはデジタルまたはその両方の技法を有するか、または何らかの将来のネットワーキング・メカニズムを介するかに関わらず、電子デバイスを相互接続するための任意の好適な方法を表す。加えて、多くの異なるネットワーク・プロトコルを使用して、ネットワークを実装することができる。これらのプロトコルは、コンピュータがネットワーク170全体にわたって通信できるようにする、特殊なコンピュータ・プログラムである。TCP/IP(伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル)は、好適なネットワーク・プロトコルの例である。
この時点で、前述の説明は完全に機能するコンピュータ・システムとの関連におけるものであるが、当業者であれば、メディア・ストリーム集約メカニズムが様々な形のプログラム製品として配布可能であること、および、特許請求の範囲が、実際に配布を実施するために使用されるすべての好適なタイプのコンピュータ読み取り可能メディアにまで及ぶことを理解されるであろう、ということに留意されたい。好適なコンピュータ読み取り可能メディアの例には、フレキシブルディスクおよびCD−RW(たとえば図5の195)などの記録可能メディア、ならびに、デジタルおよびアナログの通信リンクなどの伝送メディアが含まれる。
本明細書の諸実施形態は、クライアントの会社、非営利組織、政府機関、内部組織構造などとのサービス契約の一部として送達することも可能である。これらの諸実施形態は、本明細書に記載された方法の一部またはすべてを実行するようにコンピュータ・システムを構成すること、ならびに、本明細書に記載された方法の一部またはすべてを実装するソフトウェア、ハードウェア、およびウェブ・サービスを展開することを、含むことができる。これらの実施形態は、クライアントの操作を分析すること、分析に応答して勧告を作成すること、勧告の一部を実施するシステムを構築すること、システムを既存のプロセスおよびインフラストラクチャに統合すること、システムの使用を測定すること、システムのユーザに費用を割り振ること、およびシステムの使用について請求することを含むこともできる。
次に、メディア・ストリームがビデオ・ストリームである場合の、メディア集約メカニズムの機能を示すための例を提示する。本明細書の開示および特許請求の範囲は、現在知られているかまたは今後開発される、オーディオ、ビデオ、静止画、モーション・キャプチャ・ストリーム、アクション・データ・ストリーム、および任意の他の形のメディアを含む、任意の好適なメディアにまで明示的に及ぶことに留意されたい。ビデオ・ストリームの例は、図6〜図9で一例として提示される。
図6を参照すると、方法600は、ビデオ・ストリームを選択することによって開始される(ステップ610)。ビデオ・ストリーム特徴が読み取られる(ステップ620)。ビデオ・ストリーム特徴は、好ましくは、ビデオ・ストリーム特徴を記述するビデオ・ストリームに埋め込まれたメタデータである。その後、ビデオ・ストリームは、ビデオ・ストリーム特徴を検証するため、および関連情報を決定するために、分析される(ステップ630)。ビデオ・ストリーム特徴の検証は、好ましくは、ビデオ・ストリーム特徴が正しいことを確認するためのビデオ・ストリームの分析である。たとえば、ビデオ・ストリーム特徴が1 Mpxlの解像度を指定し、ビデオ・ストリームそれ自体の分析がより低い解像度を示す場合、集約メカニズムはそれ独自のビデオ・ストリーム特徴に合致しないため、ビデオ・ストリームをしないように決定することができる。これは、たとえばプロバイダが、イベントの記録を開始する前にレコーダ上の解像度設定を変更するのを忘れている場合に生じる可能性がある。さらに処理するビデオ・ストリームが存在する場合(ステップ640=YES)、方法600はステップ610に戻り、処理するビデオ・ストリームが存在しなくなるまで(ステップ640=NO)続行する。
図6の方法600の実行中に、オプションで追加のステップを実行することができる。たとえば、メディア・ストリーム集約メカニズム124は、1つまたは複数の入力メディア・ストリームの処理または再フォーマットを提供することができる。たとえば、ユーザ・プリファレンスは、ユーザが最低品質および最高品質の両方を指定できるようにするものであると仮定してみる。これは、たとえばユーザのメディア・プレーヤの制限に基づくことが望ましい可能性がある。最高品質を超える入力メディア・ストリームは、最高品質よりも低いかまたは等しくなるように再フォーマットすることができる。ビデオ・ストリームのオーディオ部分のみを提供するようにビデオを除去(stripping off)すること、オーディオ・ストリームおよびビデオ・ストリームを混合することなどを含む、他の再フォーマットまたは変換も実行可能である。本明細書の開示および特許請求の範囲は、任意の好適な再フォーマットまたは変換を含む、入力メディア・ストリームの任意の好適な処理にまで及ぶ。
図7は、ユーザ名およびパスワード、デバイスおよびデータのタイプ、最小セグメント長さ、メディア品質、イベント、ならびに位置を含む、ビデオ・ストリーム特徴123Aの好適な例を示す。この特定の例では、ユーザがZAGというユーザ名およびhizackというパスワードを有すると仮定する。このユーザ名およびパスワードを使用して、集約メカニズムへのビデオ・ストリームを認証することができる。さらに、ビデオ・デバイスが電話であり、データ・タイプがストリーミング・ビデオであると仮定する。最小セグメント長さは20秒であり、これは、メディア・ストリームを提供する人物が、20秒よりも長いビデオ・クリップを提供することになることを意味する。メディア品質は1 Mpxlである。イベントはバイキングス対パッカーズのフットボールの試合である。位置は、40ヤード・ライン、東側、18列である。集約メカニズムは、これらのビデオ・ストリーム特徴を使用して、ユーザ・プリファレンスに従ってユーザ用にカスタマイズされた出力ビデオ・ストリームを構築する際にビデオ・ストリームが使用できるかどうかを、決定することができる。
図8を参照すると、方法800は、ユーザ・プリファレンスを読み取ることによって開始される(ステップ810)。その後、複数の着信するビデオ・ストリームは、ユーザ・プリファレンスに従って、単一の出力ビデオ・ストリームに集約される(ステップ820)。その後、単一の出力ビデオ・ストリームがユーザへと出力される(ステップ830)。ユーザは、ユーザ・プリファレンスに示されたようなユーザの好みに合わせてカスタマイズされた出力ビデオ・ストリームを受信する。方法800は、ユーザが一度に複数のビデオ・ストリームを見ている場合(たとえばピクチャ・イン・ピクチャ)、反復可能であることに留意されたい。
ユーザ・プリファレンス125Aの例が、図9に示される。ユーザ・プリファレンス125Aは、最小セグメント長さ、最低品質、イベント、および位置の指定を含む。この特定の例の場合、最小セグメント長さは10秒、最低品質は1 Mpxl、イベントはバイキングス対パッカーズの試合、位置は30ヤード・ラインの間である。ユーザ・プリファレンスは、ユーザ・プリファレンスに従ってカスタマイズされた出力ビデオ・ストリームを構築するために、ビデオ・ストリームが使用できるかどうかを決定するために、ビデオ・ストリーム特徴を分析するための任意の好適な基準またはヒューリスティック(heuristic)を含むことができることに留意されたい。図7のビデオ・ストリーム特徴123Aが、図9のユーザ・プリファレンス125Aを満たすことがわかっている。結果として、図7のビデオ・ストリーム特徴123Aに対応するビデオ・ストリームは、図9のユーザ・プリファレンスに従って、カスタマイズされた出力ビデオ・ストリームを構築する際に使用することができる。
メディア・ストリームの集約はリアルタイムで実行可能であるが、これには、多くのメディア・ストリームをリアルタイムで処理するため、およびリアルタイムの集約メディア・ストリームを提供するために、メディア・サーバ100内にかなりの処理能力を必要とする。リアルタイムで入力メディア・ストリームを分析する際の処理負担を軽減する方法の1つが、ストリームのリアルタイム分析を実行せず、メディア・ソース・プロバイダのプロファイルのみに基づいて入力メディア・ストリームを集約することである。メディア・ストリームをリアルタイムで処理しない、他の代替実施形態も使用可能である。たとえばメディアは、後で見るために、リアルタイムでなくデジタル・ビデオ・レコーダ(DVR)にストリーミングすることができる。加えて、過去のイベントのメディア・ストリームのライブラリをウェブ・サイト上に格納することが可能であり、ユーザがカスタム・メディア・ストリームを要求し、ユーザ・プリファレンスを送信した場合、カスタム・メディア・ストリームをオンデマンドで作成することが可能である。
カスタム(すなわち集約)メディア・ストリームは、他のオプション効果を含むこともできる。たとえば、ハイライト・リール(highlight reel)と同様に、メディア自体の特定の音楽またはコンテンツを適合させるように、異なるメディア・ソースへのストリームの変更ペースをカスタマイズすることができる。加えて、ビデオ供給の寄せ集めをまとめて統合し、特定イベントのラップアラウンド・ビューを作成することができる。たとえば、カメラ付き携帯を持った千人を超える人々が野球の試合でバッターの静止画を撮影している場合、メディア・サーバは、様々な位置からの静止画を集約して、バッターがホームランを打った瞬間に、バッターのラップアラウンド・ビューを作成することができる。
本明細書の装置、プログラム製品、および方法は、複数のソースからイベントに関するメディア・ストリームを受信し、このメディア・ストリームを処理して、ユーザ・プリファレンスに従って、複数のメディア・ストリームから集約メディア・ストリームを生成することができる。その結果、ユーザは、イベントを視聴するためのユーザのプリファレンスにより適した、イベントのカスタマイズされたメディア・ストリームを受信する。カスタマイズされた視聴体験を提供することによって、イベントを視聴する際のユーザの体験が改善される。加えて、集約プロバイダは、指定のプリファレンスに従ってカスタマイズされたメディア・ストリームをユーザに提供することによって、収益を上げることもできる。
「メディア・ストリーム」という用語は、本明細書で使用される場合、ビデオまたはオーディオ・データではないデータを含む、任意の好適なデジタル・データを含むことに留意されたい。たとえば、統計、スコア、または他のデジタル・データを、入力メディア・ストリームに提供することができる。こうしたデジタル・データを他のメディア・ストリームと組み合わせて、ユーザへの集約メディア・ストリームを改善することができる。このように、ストリームには、組み合わせ、変更、調節、改良、機能強化、重ね合わせ、部分的ディレイ、トリミング(crop)、分析などを実行することができる。たとえば、フットボール競技場での最初のダウンの位置をマークしたラインを、ユーザへのビデオ・ストリームに重ね合わせることができる。他の例では、ユーザがチアリーダからの声援とバンドの演奏を同時に聞くことができるように、複数のオーディオ料金を組み合わせることができる。ユーザが多くのプレーヤからのコメントを即時に聞くことができるように、プレーヤのヘルメット内の複数のマイクロフォンを組み合わせることもできる。加えて、ユーザへの集約メディア・ストリームが、重複部分または拡張部分を含むこともできる。たとえばユーザは、様々な供給からビデオおよびオーディオを選択することが可能であるが、コメンテータの音声を重ね合わせるように選択することもできる。
当業者であれば、特許請求の範囲内で多くの変形が可能であることを理解されよう。したがって、上記で開示について具体的に図示および説明しているが、当業者であれば、特許請求の範囲の趣旨および範囲を逸脱することなく、形および細部におけるこれらおよび他の変更が可能であることを理解されよう。

Claims (21)

  1. 少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
    複数のメディア・ソースから複数のメディア・ストリームを受信するための、少なくとも1つのインターフェースと、
    前記メモリ内に常駐し、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行される、メディア・ストリーム集約メカニズムであって、前記複数のメディア・ストリームを処理し、前記複数のメディア・ストリームのうちの少なくとも2つから、前記複数のメディア・ストリームのそれぞれに関した情報を含むメディア・ストリーム特徴に従い、さらにユーザによって指定されたユーザ・プリファレンスに従って、ユーザへの出力メディア・ストリームを生成する、メディア・ストリーム集約メカニズムと、
    を備える装置。
  2. 前記メディア・ストリーム特徴が各メディア・ストリーム内にメタデータを含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記メタデータが、対応するメディア・ソースのメディア品質および最小セグメント長さを指定する、請求項2に記載の装置。
  4. 前記メタデータが、記録されるイベント、対応するメディア・ソースの位置、および対応するメディア・ソースの向きを指定する、請求項2または3に記載の装置。
  5. 前記メタデータが、対応するメディア・ソースを操作する人物に関する特徴を指定する、請求項2、3、または4に記載の装置。
  6. 前記ユーザ・プリファレンスが、メディア・ストリームの一部を前記出力メディア・ストリームに含めることができるかどうかを決定する、前記メディア・ストリーム特徴に関する条件を指定する、前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
  7. 複数のメディア・ソースから複数のメディア・ストリームを受信するステップと、
    前記複数のメディア・ソースのうちの少なくとも2つに関する対応するメディア・ストリームに関する情報を含む、メディア・ストリーム特徴を決定するステップと、
    ユーザによって指定されたユーザ・プリファレンスを受信するステップと、
    前記複数のメディア・ストリームを処理し、前記複数のメディア・ストリームのうちの少なくとも2つから、前記メディア・ストリーム特徴および前記ユーザ・プリファレンスに従って、前記ユーザへの出力メディア・ストリームを生成するステップと、
    を含む、出力メディア・ストリームをユーザに提供するためのコンピュータ実施方法。
  8. 前記メディア・ストリーム特徴が各メディア・ストリーム内にメタデータを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記メタデータが、対応するメディア・ソースのメディア品質および最小セグメント長さを指定する、請求項8に記載の方法。
  10. 前記メタデータが、記録されるイベント、対応するメディア・ソースの位置、および対応するメディア・ソースの向きを指定する、請求項8または9に記載の方法。
  11. 前記メタデータが、対応するメディア・ソースを操作する人物に関する特徴を指定する、請求項8、9、または10に記載の方法。
  12. 前記ユーザ・プリファレンスが、メディア・ストリームの一部を前記出力メディア・ストリームに含めることができるかどうかを決定する、前記メディア・ストリーム特徴に関する条件を指定する、請求項7から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記複数のメディア・ストリームがビデオ・ストリームを含む、請求項7から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. コンピュータ読み取り可能コードをコンピューティング・システムに統合するステップを含み、前記コードが前記コンピューティング・システムと協働して、前記請求項7から13のいずれか一項に記載の方法を実行する、コンピューティング・インフラストラクチャを展開するための方法。
  15. 複数のメディア・ストリームを処理し、前記複数のメディア・ストリームのうちの少なくとも2つから、前記複数のメディア・ストリームのそれぞれに関した情報を含むメディア・ストリーム特徴に従い、さらにユーザによって指定されたユーザ・プリファレンスに従って、ユーザへの出力メディア・ストリームを生成する、メディア・ストリーム集約メカニズムと、
    前記メディア・ストリーム集約メカニズムを担持する記録可能メディアと、
    を備える、コンピュータ読み取り可能プログラム。
  16. 前記メディア・ストリーム特徴が各メディア・ストリーム内にメタデータを含む、請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記メタデータが、対応するメディア・ソースのメディア品質および最小セグメント長さを指定する、請求項16に記載のプログラム。
  18. 前記メタデータが、記録されるイベント、対応するメディア・ソースの位置、および対応するメディア・ソースの向きを指定する、請求項16または17に記載のプログラム。
  19. 前記メタデータが、対応するメディア・ソースを操作する人物に関する特徴を指定する、請求項16、17、または18に記載のプログラム。
  20. 前記ユーザ・プリファレンスが、メディア・ストリームの一部を前記出力メディア・ストリームに含めることができるかどうかを決定する、前記メディア・ストリーム特徴に関する条件を指定する、請求項15から19のいずれか一項に記載のプログラム。
  21. プログラムがコンピュータ上で実行された場合、前記請求項7から13のいずれか一項に記載の方法を実行するように適合された、プログラム・コード手段を備えるコンピュータ・プログラム。
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