JP2010510063A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 攪拌機と動作上関連するドラフトチューブが内部に配置された、廃水システムの曝気槽内で固形分含有量の高い物質を処理する方法であって、
   １リットルあたり約１０グラム超の固形分負荷を有する固形分含有量の高い物質を曝気槽内に配置するステップと、
   ドラフトチューブの入り口に近接する位置で曝気槽の中に酸素を導入するステップと、
   ドラフトチューブ内で固形分含有量の高い物質及び酸素を撹拌して、固形分含有量の高い物質の中に、約０．３ｍｍ〜３．０ｍｍの平均直径を有する酸素の泡を発生させるステップと、
   酸素の泡を含む固形分含有量の高い物質を、ドラフトチューブの出口から離れるように曝気槽内に射出して、曝気槽内に酸素の泡を分散させ、曝気槽内での酸素の泡の滞留時間を増加させるステップと
   を含む方法。
2. 機械撹拌式接触器を有するドラフトチューブが内部に配置された、廃水システムの好気性消化装置内で固形分含有量の高い物質を処理する方法であって、
   １リットルあたり約１０グラム超の固形分負荷を有する固形分含有量の高い物質を好気性消化装置の中に配置するステップと、
   ドラフトチューブの入口に近接する位置で好気性消化装置の中に酸素を導入するステップと、
   固形分含有量の高い物質及び酸素を撹拌して、固形分含有量の高い物質の中に、約０．３ｍｍ〜３．０ｍｍの平均直径を有する酸素の泡を発生させるステップと、
   酸素の泡を含む固形分含有量の高い物質をドラフトチューブの出口から好気性消化装置内に分散させて、好気性消化装置内での酸素の泡の滞留時間を増加させるステップと
   を含む方法。
3. 固形分含有量の高い物質が、１リットルあたり約１０グラム〜１リットルあたり約４０グラムの固形分負荷を有する請求項１又は２に記載の方法。
4. 廃水システムが膜バイオリアクタの廃水システムである請求項１に記載の方法。
5. 攪拌機と動作上関連するドラフトチューブが内部に配置された混合容器内で、高粘性液体を気体と混合する方法であって、
   高粘性液体を混合容器内に配置して、容器の液体部分及び容器の気体のヘッドスペース部分を画定するステップと、
   ドラフトチューブ及び攪拌機に近接する位置で容器の中に酸素を導入するステップと、
   高粘性液体及び酸素を撹拌して、高粘性液体の中に、約０．３ｍｍ〜３．０ｍｍの平均直径を有する酸素の泡を発生させるステップと、
   酸素の泡を含む高粘性液体を、ドラフトチューブの出口から離れるように混合容器の中に分散させて、混合容器内での酸素の泡の滞留時間を増加させるステップと
   を含む方法。
6. 酸素の泡を含む高粘性液体を、気体のヘッドスペースより低い位置でドラフトチューブ内に再循環させるステップをさらに含む請求項５に記載の方法。
7. 容器が廃水処理システムの曝気槽であり、廃水が、１リットルあたり約１０グラム〜１リットルあたり約４０グラムの固形分負荷、及び約２センチポアズ超の粘性を有する請求項５に記載の方法。
8. 容器が発酵容器であり、高粘性液体が、１リットルあたり約５グラム〜１リットルあたり約７０グラムの固形分負荷、及び約２センチポアズ超の粘性を有する発酵ブロスである請求項５に記載の方法。
9. 容器が化学反応器又はバイオリアクタであり、高粘性液体が約１０センチポアズ超の粘性を有する請求項５に記載の方法。