JP2010507649A - アレルギーの予防及び治療のための医薬を調製するためにサイモシンアルファ1の使用 - Google Patents

アレルギーの予防及び治療のための医薬を調製するためにサイモシンアルファ1の使用 Download PDF

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Abstract

本発明は、アレルギーの予防及び治療のための医薬の調製のためにサイモシンアルファ1の使用に関する。

Description

本発明はアレルギーの予防及び治療のための医薬の調製のためにサイモシン(チモシン:thymosin)アルファ1を使用することに関する。
アレルギーは、それらが正常なヒトに比較して発作性免疫応答を生じせしめると仮定すると、アレルギーは、ヒトに対して一般的に危険でない物質への過度の反応である。身体の免疫系は、細菌、ウィルス又は毒性物質のような病原体から我々を通常保護する。それとは代わって、アレルギーは、非病原性有機体に対しての過敏性免疫系の反応である。アレルゲンに最初に曝されると個々のヒトにアレルギー反応を起こさせ、そして後にそのアレルゲンに接触するときはいつでもそのアレルゲンをその個々のヒトに認識させる。その症状は二度目の、そしてその後でのすべての露出において生じ、そして関連するアレルゲンによって厳密に左右されるばかりでなく、患っている身体の部分によっても、免疫反応の強度によってもまた、左右される。アレルゲンが個々のヒトの免疫系と接触する場合、ヒスタミンを含有すに細胞に結合する抗体の生成を刺激する。この物質の生成は、患者においての典型的なアレルギー症状、即ち痒み、患っている組織の腫れ、粘液の過剰分泌、及び筋肉の痙攣を起こす。これらの症状の重症度及び多様性は、それが個々のヒトにより左右されるので、強い自覚症状である。
最も普通のアレルゲンは、食品、薬剤、化粧品に入っている幾種かの物質、宝石類装身具又は安価な装身具中に用いられる或る種の金属類、虫のかみ傷、ほこりダニ、花粉、かび及びペットである。
母乳を与えている子供達は、母乳栄養を与えている期間中に母親が牛乳、卵及びナッツ類のような或る種の食品をとらなかったならば、喘息を包含するアレルギーを引き起こす確率がいっそう低い。もしアレルギーが生じたならば、そのときは、適当な治療及び関連するアレルゲンとの接触を避けることの可能性だけが将来においてのアレルギー危機の可能性ある再発を最少に減少させることができる。
その症状は、反応、患っている身体領域に依存して、そして患者の免疫系の感受性に依存して、強さ及び病型学において変化する可能性がある。しかしながら、幾つかの共通する症状、即ち鼻炎、咳、呼吸問題、増大した流涙、接触領域(一般に目、鼻、喉及び皮膚)においての痒み、皮膚発疹、嘔吐、下痢、頭痛が存在する。
アレルギー疾患は、感受性のある個々のヒトにおいての普通の環境的抗原(アレルゲン)に対するTヘルパー細胞(Th2)及びIgE−特異性応答の誘発により起こされる。アレルゲンに対する増感化の下に存在するこれらの不適当な免疫反応の防止においての、生来の又は誘導されたT調節(Treg)細胞集団の役割に増大した関心が存在する。現在の証拠では、Tregが非アトピー性の個々のヒトにおいて存在するアレルゲンに対するTh2応答を活性的に防止することができること、そしてアレルギー患者においてのそれらの作用を弱めることができることを示唆している。それらの治療はTreg作用を調節することにより働くことができることの証拠が存在する。現在の研究は、アレルゲン−特異性Tregの生成及び作用において包含されているメカニズムを理解することを目的としている。主な目的は、続いているアレルゲン特異性阻止メカニズムの誘導に適合させるが、しかし同時に局所化し、且つ全身性にしない、治療計画の開発を促進することである。
今日まで、アレルギーは、コルチゾンを含有する薬剤のような抗ヒスタミン剤及び抗炎症薬を用いて、あるいはときにはホメオパシー療法により治療されている。しかしながら、或る薬剤を用いての治療は、例えば免疫抑制障害又は種々の代謝障害のような、かなりの−そしてときには重大な−副作用を起こす可能性がある。
したがって、上記の点からみて、既知の治療の欠点を予想させないアレルギーの予防及び治療のための新しい医薬に対する明らかな必要性が存在する。
本発明の発明者等は、サイモシンアルファ1が身体に対して何ら毒性作用を起こすことなしにアレルギーを有効に防止し且つ治療することができることを、今や見い出した。
現実に見い出されるサイモシンアルファ1(Tα1)、チミンペプチドは、単独治療及びIFN−αとの組み合わせとしての両方で、及び免疫アジュバントとして、幾つかのウィルス感染の治療のために周知である(ゴールドシュタィン
A(Goldstein A)等の2004,Expert Opin.Biol.Ther.4:559−573)。免疫不全、腫瘍及びAIDSのための治療においてのようなサイモシンアルファ1についての他の治療的指示がまた知られている。サイモシンアルファ1はまた、INF−αと組み合わせて或る種のウィルス感染の治療においての生物学的応答の調節物質として、そして免疫アジュバントとして知られている(ゴールドシュタィン A等の2004,Expert Opin.Biol.Ther.4:559−573)。最近の研究は、この分子についての新しい且つ予想外の役割を明るみに出した。Tα1は、鐘状(toll like)受容体(TLR)9を介して樹状(dendritic)細胞(DC)の機能を調節し、したがって先天性且つ適応性免疫系の内因性調節因子として働くことが最近示された(ロマニ L(Romani L)等の2004,Blood 103:4232−4239)。DCへのこの機能的活性のおかげで、Tα1はインビトロ及びインビボの両方においてその機能的活性なTregを誘導することができることが分かった(ロマニ L,Blood 2006)。これらの研究は、機能的に活性なTregの誘導物質としてTα1の使用に対する合理的な保証を提供する。現在のコルチコステロイド療法により達成されるような、一般的にされ且つ乱雑な抑制の面において、この方法は高度に選択的且つ特異的な異常免疫反応を調節する利点を提供するだろう。
したがって、本発明の特定の目的は、アレルギーが例えば卵白アルブミンのような食品中に含まれる物質、薬品、化粧品に含まれる物質、ニッケルのような宝石類装身具及び安価な装身具に使用される或る種の金属、虫かみ傷、ほこりダニ、花粉、カビ、及びアスペルギルス フミガツス(Aspergillus fumigatus)のような真菌類、のようなアレルゲンにより起こされるアレルギーである、アレルギーの予防及び治療のための医薬の調製のためにTα1を使用することである。
さて、添付の図面においての図を特に参照して、幾つかの好ましい態様にしたがって例示的目的のために本発明を以下に記載するが、これに限定されることはない。
ABPA(A)においての、及びOVAからのアレルギー(B)においてのTα1の有効性についてのデータを示す。どれも、対照ネズミを表さない。 ABPAにおいてのTα1とCpGとの有効性の比較についてのデータを示す。 ABPAにおいての肺リンパ単球漸増上へのTα1の効果についてのデータを示す。 ABPAにおいての局所炎症病理上へのTα1の効果についてのデータを示す。
例 1
アレルギーの2つの実験モデルにおいてのサイモシンアルファ1の効能の評価
1つのモデルは、アレルギー状態を形成させる条件において、ニワトリ卵白アルブミン(OVA)を投与することによりアレルギー状態を誘導することからなる。他のモデルは、環境アレルゲン、即ち真菌Aspergillus fumigatusの胞子からアレルギーを誘導することからなる。
方法論
アレルギー及び治療
アスペルギルス属によるアレルギー病変(ABPA(アレルギー気管支肺アスペルギルス病)と呼ばれる)、及びOVAによるアレルギー病変、の誘導を表1に記載されているようにして行った。(モンタグノリ C(Montagnoli C)、ファラリノ F(Fallarino F)、ガジァノ R(Gaziano R)、ボザ S(Bozza S)、ベロチオ S(Bellocchio S)、ゼランテ T(Zelante T)、クルプ WP(Kurp WP)、ピッツラ L(Pitzurra L)、プセティ P(Puccetti P)、ロマニ L(Romani L)によるJ,Immunol.2006,176:1712−1723において、アスペルギルスに対する免疫及び耐性は機能的に顕著な調節T細胞及びトリプトファン異化作用を包含する)。ネズミは、不完全なフロインド(Freund)アジュバント(Sigma社製)に溶解されたA.fumigatus培養ろ液(CCFA)の5μgの腹腔内(i.p.)及び皮下(s.c.)の注射を受け、次に20μgのCCFAの2回(1週間離しての)続けての鼻腔内注射を受けた。最後の鼻腔内接触の1週間後に、ネズミはOVA増感化のために気管枝内(i.t.)に10Aspergillus conidiaを受容した。ネズミは0日にi.p./s.c.によりOVAの10μgを受容し、次に滅菌食塩溶液中に溶解されたアジュバントとしてAl(OH)(Alum注射:イリノイ州ロックフォードのPierce社製)の1mgと一緒にOVA(ニワトリOVA等級VI:Sigma−Aldrich社製)の10μgの2回(1週間離しての)継続しての鼻腔内注射を受容した。1週間後にネズミを炎症及びアレルギーパラメータについて分析した。組織学的分析のためにパラフィン中に浸した組織の切片(3〜4μm)を周期的にシッフ酸(PAS)で着色して一般的な形態学を評価した。PASで着色された肺切片を、50倍、200倍及び400倍拡大で調べてアレルギーの典型的な“グローベット(Globet)”タイプの細胞を査定した。
分析前にメィグリューンバルト(May−Greunwald)試薬(Giemsa Sigma社製)でアレルギーネズミの肺を着色することにより、差のある合計及び合計肺細胞の計数を行った。
ヒドロキシプロリン測定
記載されているようにして肺中のコラーゲン水準を測定した(モンタグノリ
C、ファラリノ F、ガジァノ R、ボザ S、ベロチオ S、ゼランテ T、クルプ WP、ピッツラ L、プセティ P、ロマニ LによるJ.Immunol.2006,176:1712−1723において、アスペルギルスに対する免疫及び耐性は機能的に顕著な調節T細胞及びトリプトファン異化作用を包含する)。ヒドロキシプロリンの濃度を、標準のヒドロキシプロリン曲線(ゼロ〜100μg/ml)により計算した。
血清中のIgE測定
血清サンプル中の合計IgEを酵素結合免疫吸着剤アッセイにより測定した(モンタグノリ C、ファラリノ F、ガジァノ R、ボザ S、ベロチオ S、ゼランテ T、クルプ WP、ピッツラ L、プセティ P、ロマニ Lによる、J.Immunol.2006,176:1712 −1723において、アスペルギルスに対する免疫及び耐性は機能的に顕著な調節T細胞及びトリプトファン異化作用を包含する。血清サンプルにおいて、酵素結合免疫吸着剤アッセイにより測定した)。
サイモシンアルファ1を用いての治療
Tα1(米国ミズーリ州セントルイスSigma社から購入;生産番号T3410;分子式C1292153355)及びスクランブル化ペプチドを滅菌乾燥粉末として供給した。その粉末を滅菌水(標準のリムルス溶解産物アッセイにより内毒素水準は<0.03pg/mlであった)中に再構成した。ABPAモデルにおいて及びOVAからのアレルギーにおいての両方で表1及び2において報告された計画に従って50及び200マイクログラム/kgのi.p.の投与量でTα1を投与した。ネズミ対照はスクランブルペプチドを受容した。選択された実験において、ネズミを既知の薬剤との比較ために処置して、アレルギー症候学、即ちメチル化されていないCpG(CpG)配列を含有するオリゴデオキシヌクレオチドを改良することができた。
Figure 2010507649
Figure 2010507649
図1は、ABPA(A)においての、及びOVAからのアレルギー(B)においての、Tα1の効能に関するデータを示す。その結果はTα1処置後のアレルギー炎症パラメータにおける劇的な減少を明らかに示し、即ちアレルギー炎症の媒介物質である、ヒドロキシプロリン及びIgE抗体の局所生成の劇的減少を示す。その効果はTα1の200マイクログラムの投与量で見られ、そしてより低い投与量では見られない投与量依存性であって、そして予防及び実際の治療の両方について見られた。対照ネズミをどれも表さない。
図2は、ABPAにおいてのTα1及びCpGの有効性についての比較データを示す。その結果は、予防及び治療の両方においてアレルギー炎症パラメータを減少させることにおいてCpGに対してのTα1の比較効能を明らかに示す。
図3は、ABPAにおいての肺リンパ単球の漸増へのTα1の効果についてのデータを示す。そのデータは、予防及び治療の両方においてTα1の作用により、好酸球(アレルギーの病顕示に応答性の細胞)の漸増においての劇的な減少を示す。ここで、また、その効果はCpGの効果に匹敵できた。Tα1は、好中球及び単核白血球/マクロファージのような他の細胞類型論(typologies)の漸増上に何ら認識できる作用を有しなかった。
図4は、ABPAにおいての局所炎症病変上へのTα1の効果についてのデータを示す。Tα1を用いて(+)の、又は用いず(−)にの処置されたABPAを有するネズミの肺切片の異なる拡大は、i)Tα1を用いての予防的処置の後に、かなり減少される炎症性浸潤;(ii)粘液を主に生成する細胞であり、そしてPAS紫色着色により見ることができる、(グローベット(Globet)細胞と呼ばれる)粘膜下腺細胞の存在;に関して著しい差を示している。Tα1を用いての処置は、これらの細胞の減少した過形成を伴っている。
全体からみて、データは、Tα1がアレルギーの予防及び治療の両方において著しい抗アレルギー効果を有し得ることを示唆している。

Claims (4)

  1. アレルギーの予防及び治療のための医薬の調製のためにサイモシンアルファ1の使用。
  2. アレルギーが、食品、薬剤又は化粧品、宝石類装身具又は安価な装身具に含まれる金属類、虫かみ傷、ほこりダニ、花粉、かび類、ペット及び真菌に含まれている物質のようなアレルゲンにより起こされるアレルギーである、請求項1に記載の使用。
  3. 食品に含まれている物質が卵白アルブミンである、請求項2に記載の使用。
  4. 真菌が、アスペルギルス フミガツス(Aspergillus fumigatus)である、請求項2に記載の使用。
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