JP2010505290A - 無線ネットワークにおける緊急チャネル資源割当方法 - Google Patents

無線ネットワークにおける緊急チャネル資源割当方法 Download PDF

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Abstract

無線ネットワークにおける緊急チャネル資源割当方法を提供する。この緊急チャネル資源割当方法は、無線ネットワークにおける緊急チャネル資源割当方法において、無線ネットワークの調整器から特定スーパーフレームのチャネル資源スケジューリング情報を受信する段階と、調整器に特定スーパーフレームの非予約区間で緊急チャネル資源の割当を要請する段階と、調整器から特定スーパーフレームの非予約区間内で、緊急チャネル資源を割当するという案内メッセージを受信する段階と、を含む構成とした。

Description

本発明は、無線ネットワークに関するもので、より具体的には、無線ネットワークにおける緊急チャネル資源割当方法に関する。
近年、通信、コンピュータ及びネットワーキング技術の発達に伴って多種多様なネットワークが開発され、実生活で具現されている。ネットワークは、有線または無線インターネットのように全世界を連結する大規模のネットワークが存在する一方で、一般家庭または職場などのような限定された空間で家電製品間を連結する小規模の有線または無線ネットワークも存在している。ネットワーク種類の多様化に伴い、ネットワークとネットワーク間またはデバイスとデバイス間を連結し、互いに通信を行なえるようにするインターフェーシング(interfacing)技術も多様化しつつある。
図1は無線私設網(WPAN: Wireless Private Access Network)の一種であるWVAN(Wireless Video Area Network)の一例を概略的に示す図である。WVANは、家庭のような10m以内の限定された空間でデジタル機器間に無線ネットワークを構成し、約7GHzの帯域幅で4.5Gbps以上のスループット(throughput)を確保し、1080pのA/Vストリーム(stream)の無圧縮伝送を支援できる無線ネットワークである。
図2は、WVANで用いられるスーパーフレーム(superframe)の構造の一例を概略的に示す図である。図2を参照すると、各スーパーフレームは、ビーコンが伝送される領域(beacon region)と、デバイスの要請に応じて調整器により任意のデバイスに割り当てられる予約領域(reserved region)と、調整器により割り当てられず、調整器とデバイス間またはデバイスとデバイス間に競争方式(contention based)によってデータを送受信する非予約領域(unreserved region)と、で構成され、各領域は時分割(time division)される。ビーコンは、該当のスーパーフレームにおけるタイミング割当情報とWVANの管理・制御情報を含む。
予約領域は、デバイスのチャネル時間割当要請に応じて調整器によりチャネル時間が割り当てられたデバイスが、他のデバイスにデータを伝送するのに用いられる。予約領域を通じて命令語、データストリーム、非同期データなどが伝送されることができる。非予約領域は、調整器とデバイス間またはデバイスとデバイス間で制御情報、MAC命令語または非同期データなどを伝送するのに用いられることができる。非予約領域におけるデバイス間のデータ衝突を防止するために、CSMA(Carrier Sense Multiple Access)方式またはスロットアロハ(slotted Aloha)方式を適用することができる。各スーパーフレームにおける予約領域及び非予約領域の長さ及び個数は、スーパーフレームごとに異なることができ、調整器により制御される。
WVANで特定デバイスはデータ伝送のためのチャネル資源を受け取るために、帯域幅要請メッセージ(Bandwidth Request command)を調整器に伝送する。すると、調整器は、当該デバイスに割り当てるチャネル資源があるかチェックし、チャネル資源がある場合に、要請されたチャネル資源をデバイスに割り当てる。この時、デバイスに割り当てられるチャネル資源に関する情報、すなわち、タイミング割当情報は、以降に伝送されるビーコンを通じてWVAN内の各デバイスに伝達される。
したがって、あるデバイスが調整器にチャネル資源を要請してチャネル資源を受け取り、実際に割り当てられたチャネル資源を用いてデータを伝送するには、少なくとも次のビーコンを受信するまでの期間を待たなければならない。このようなチャネル資源割当方法は、データ伝送に緊急性を要求する場合には問題を招くことができる。すなわち、2つのデバイス間に緊急にメッセージを交換する必要がある場合、例えば、特定デバイスが他のデバイスにメッセージを伝送した後、この他のデバイスからそれに対する応答メッセージを受信するまで既に設定された時間制約がある場合には、従来技術によるチャネル資源割当方法では上記時間制約を満たすことができないという問題点があった。この場合、チャネル資源の割当無しで競争区間を通じたメッセージ交換を考慮できるが、競争方式ではデバイス間の衝突可能性があるため、メッセージ送信及び受信の確実性を保障できないという不具合がある。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためのもので、その目的は、チャネル資源が既に割り当てられた状況で必要によって緊急にチャネル資源を受け取ることができる方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、有線ネットワークと無線ネットワーク間または2つのデバイス間にメッセージ伝送時における遅延を防止でき、これにより、円滑な通信を可能にする方法を提供することにある。
本発明の一様相として、本発明による緊急チャネル資源割当方法は、無線ネットワークにおける緊急チャネル資源割当方法において、少なくとも一つの予約区間及び少なくとも一つの非予約区間に関するタイミング情報を含む特定スーパーフレームに対するチャネル資源割当情報を、前記無線ネットワークの調整器から受信する段階と、前記チャネル資源割当情報より把握される前記特定スーパーフレームの非予約区間で前記調整器に緊急チャネル資源の割当を要請する段階と、前記調整器から前記特定スーパーフレームの非予約区間内で割り当てられる緊急チャネル資源の割当情報を受信する段階と、を含んで構成されることができる。
本発明の他の様相として、本発明による緊急チャネル資源割当方法は、無線ネットワークの調整器での緊急チャネル資源割当方法において、特定スーパーフレームに対するチャネル資源割当情報を前記無線ネットワークに放送する段階と、前記無線ネットワークの特定デバイスから前記特定スーパーフレームの非予約区間で緊急チャネル資源の割当を要請する第1メッセージを受信する段階と、前記特定スーパーフレームの非予約区間内における緊急チャネル資源の割当を案内する第2メッセージを前記無線ネットワークに放送する段階と、を含んで構成されることができる。
本発明のさらに他の様相として、本発明による緊急チャネル資源割当方法は、無線ネットワークの調整器での緊急チャネル資源割当方法において、少なくとも一つのデバイスからデータの送信または受信のためのチャネル資源を要請する第1メッセージを受信する段階と、前記少なくとも一つのデバイスからのチャネル資源要請を考慮してスケジューリングされた特定スーパーフレームに対するチャネル資源割当情報を、ビーコンを通じて前記無線ネットワークに放送する段階と、前記無線ネットワークの特定デバイスから前記特定スーパーフレームの非予約区間で緊急チャネル資源の割当を要請する第2メッセージを受信する段階と、前記特定スーパーフレームの非予約区間内における緊急チャネル資源の割当を案内する第3メッセージを、前記無線ネットワークに放送する段階と、を含んで構成されることができる。
好ましくは、前記無線ネットワークはWVANで、前記チャネル資源割当情報はビーコンに含まれて受信されることができる。前記緊急チャネル資源割当要請は前記WVANで用いられるHRPチャネル及びLRPチャネルの中でLRPチャネルを通しなされることができる。また、前記緊急チャネル資源の割当情報はLRPチャネルを通し受信されることができる。
好ましくは、前記緊急チャネル資源は、特定メッセージを伝送するための第1チャネル資源及び前記特定メッセージに対する応答メッセージを受信するための第2チャネル資源を含むことができる。前記第1チャネル資源及び第2チャネル資源は連続して位置したり、所定間隔だけ隔たって位置することができる。
本発明のさらに他の様相として、本発明による緊急チャネル資源割当方法は、第1チャネル及び第2チャネルを用いて通信を行なう無線ネットワークにおける緊急チャネル資源割当方法において、前記無線ネットワークの調整器から特定スーパーフレームに対するチャネル資源割当情報を含むビーコンを、前記第2チャネルを通じて受信する段階と、前記チャネル資源割当情報より把握される前記特定スーパーフレームの非予約区間内で、前記第1チャネル及び第2チャネルのうち少なくとも一つのチャネル上における所定帯域幅を含む緊急チャネル資源の割当を要請する第1メッセージを、前記第2チャネルを通じて前記調整器に伝送する段階と、前記調整器から前記特定スーパーフレームの非予約区間内で割り当てられる緊急チャネル資源の割当情報を、前記第2チャネルを通じて受信する段階と、を含んで構成されることができる。
本発明のさらに他の様相として、本発明によるメッセージ伝達方法は、ソースデバイスに連結された第1インターフェースデバイスでのメッセージ伝達方法において、あて先デバイスに伝送される第1メッセージを前記ソースデバイスから受信する段階と、前記あて先デバイスと連結された第2インターフェースデバイスから第2メッセージに対する応答メッセージを受信するために該当のスーパーフレーム内における緊急チャネル資源を調整器から受け取る段階と、前記第2インターフェースデバイスに前記第1メッセージを含む第2メッセージを伝送する段階と、前記受け取った緊急チャネル資源を通じて前記第2インターフェースデバイスから前記第2メッセージに対する応答メッセージを受信する段階と、前記ソースデバイスに前記第1メッセージに対する応答メッセージを伝送する段階と、を含んで構成されることができる。
前記緊急チャネル資源を受け取る段階は、前記無線ネットワークの調整器にチャネル資源割当を要請する緊急チャネル資源割当要請メッセージを伝送する段階と、前記調整器から緊急チャネル資源割当案内メッセージを受信する段階と、を含んで構成されることができる。前記第2メッセージは、前記無線ネットワークに放送(broadcast)されることが好ましい。好ましくは、前記緊急チャネル資源割当要請メッセージ及び緊急チャネル資源割当案内メッセージは、LRPチャネルを通じて伝送される。前記第1メッセージは、CEC(Consumer Electronics Control)メッセージまたはベンダー定義データ(vendor specific data)であり、前記第1メッセージに対する応答メッセージは、受信肯定確認信号(ACK)でありうる。
好ましくは、前記無線ネットワークはWVANであり、前記チャネル資源スケジューリング情報はビーコンに含まれて受信される。前記緊急チャネル資源割当要請及び前記案内メッセージの受信は、LRPチャネルを通じて行なわれることができる。
本発明によれば、下記のような効果を奏する。
第一、チャネル資源が既に割り当てられた状況でも必要によって緊急にチャネル資源を受け取り、必要に応じて利用することが可能になる。
第二、有線ネットワークと無線ネットワーク間または2つのデバイス間におけるメッセージ伝送時の遅延を防止でき、結果として円滑な通信を可能にすることができる。
WVANの構成の一例を示す図である。 WVANで用いられるスーパーフレーム(superframe)の構造の一例を概略的に示す図である。 WVANで用いられるHRPチャネルとLRPチャネルの周波数帯域を説明するための図である。 WVANで用いられるスーパーフレーム構造の他の例を説明するための図である。 WVANのデバイスに具現されたプロトコル階層構造を示す図である。 本発明による一実施例を説明するためのスーパーフレーム構造の一例を示す図である。 本発明による他の実施例を説明するためのスーパーフレーム構造の一例を示す図である。 本発明による緊急チャネル資源割当方法の一実施例を示すフローチャートである。 本発明の好ましい一実施例によるシステム構成図である。 HDMIシステムで用いられるCECメッセージのデータフォーマットを示す図である。 CECメッセージのヘッダブロックのデータフォーマットを示す図である。 CECメッセージを構成する各ビットのパルスフォーマット(pulse format)を示す図である。 本発明の好ましい一実施例によるシステムの構造を示す図である。 本発明の好ましい他の実施例によるシステムの構造を示す図である。 本発明の一実施例に手順を示すフローチャートである。
以下、添付の図面に基づいて説明される本発明の実施例によって本発明の構成、作用及び他の特徴が容易に理解される。
WVANは、家庭のような10m以内の限定された空間でデジタル機器間に無線ネットワークを構成し、約7GHzの帯域幅で4.5Gbps以上のスループット(throughput)を確保し、1080pのA/Vストリームの無圧縮伝送を支援できる無線ネットワークである。WVANは、物理階層としてHRP(high−rate physical layer)とLRP(low−rate physical layer)を支援する。HRPは、1Gb/s以上のデータ伝送速度を支援できる物理階層で、LRPは、数Mb/sのデータ伝送速度を支援する物理階層である。HRPは高志向性(highly directional)のもので、ユニキャスト連結(unicast connection)を通じて等時性(isochronous)データストリーム、非同期データ、MAC命令語(command)及びA/V制御データの伝送に用いられる。LRPは指向性または全方向性(omni−directional)モードを支援し、ユニキャスト(unicast)または放送(broadcast)を通じてビーコン、非同期データ、MAC命令語の伝送などに用いられる。
図3は、WVANで用いられるHRPチャネルとLRPチャネルの周波数帯域を説明するための図である。HRPは、57〜66GHz帯域で2.0GHz帯域幅の4つのチャネルを使用し、LRPは92MHz帯域幅の3つのチャネルを使用する。図3に示すように、HRPチャネルとLRPチャネルは周波数帯域を共有し、TDM(Time Divisional Multiplexing)方式で区分されて用いられる。
図4は、WVANで用いられるスーパーフレーム(superframe)構造の一例を説明するための図である。図4を参照すると、各スーパーフレームは、ビーコン(beacon)が伝送されるビーコン領域、予約された(reserved)チャネルタイムブロック(CTB: Channel Time Block)領域及び予約されていない(unreserved)チャネルタイムブロック領域を含んでなる。ビーコン(beacon)は、毎スーパーフレームの導入部を識別するために調整器により周期的に伝送される。このビーコンは、スケジューリングされたタイミング情報、WVANの管理及び制御情報を含む。前述のように、WVANにおいて特定デバイスはデータ伝送のためのチャネル資源を受け取るために帯域幅要請メッセージ(Bandwidth Request command)を調整器に伝送する。すると、調整器は、デバイスに割り当てるチャネル資源があるかチェックし、チャネル資源がある場合、当該デバイスに割り当てられるチャネル資源に関する情報、すなわち、タイミング割当情報を以降に伝送されるビーコンを通じてWVAN内の各デバイスに放送する。各デバイスは当該ビーコンに含まれたタイミング情報及び管理/制御情報などを通じてネットワークでデータ交換を行なうことが可能になる。
予約CTB領域は、デバイスのチャネル時間割当要請に応じて調整器によりチャネル時間が割り当てられたデバイスが、他のデバイスにデータを伝送するのに用いられる。予約CTB領域を通じて命令語、データストリーム、非同期データなどが伝送されることができる。特定デバイスが予約CTB領域を通じて他のデバイスにデータを伝送する場合にはHRPチャネルを使用し、データを受信するデバイスが受信したデータに対する受信確認信号(ACK/NACK)を伝送する場合にはLRPチャネルを使用することができる。
非予約CTB領域は、調整器とデバイス間またはデバイスとデバイス間で制御情報、MAC命令語または非同期データなどを伝送するのに用いられることができる。非予約CTB領域におけるデバイ間のデータ衝突を防止するためにCSMA(Carrier Sense Multiple Access)方式またはスロットアロハ(slotted Aloha)方式を適用できる。非予約CTB領域ではLRPチャネルのみを通じてデータを伝送できる。もし、伝送される制御情報や命令語が多い場合には、LRPチャネルに予約領域を設定することも可能である。各スーパーフレームにおける予約CTB及び非予約CTBの長さ及び個数は、スーパーフレームごとに異なることができ、調整器により制御される。図4には示していないが、緊急な制御/管理メッセージを伝送するために、ビーコンの次に位置した競争基盤制御区間(CBCP: Contention−Based Control Period)を含む。このCBCP長は、一定臨界値(mMAXCBCPLen)を設定し、この臨界値を越えないように設定される。
図5は、WVANのデバイスに具現されたプロトコル階層構造を示す図である。図5を参照すると、WVANに含まれた各デバイスの通信モジュールは、その機能によって少なくとも2つの階層(layer)に区分されることができ、一般的に、PHY階層31とMAC階層30を含んでなる。このデバイスの通信モジュールは、上記各階層を管理する個体を含むが、MAC階層を管理する個体をMLME(MAC Layer Management Entity)300、PHY階層を管理する個体をPLME(PHY Layer Management Entity)310という。なお、この通信モジュールは、各デバイスの状態情報を収集し、ホストと無線デバイス間の制御通路(interface)の役割を果たすデバイス管理個体(device management entity: DME)320を含む。
図6は、本発明の一実施例を説明するためのスーパーフレーム構造の一例を示す図である。
WVANにおいて一つのスーパーフレームは、一つのビーコン領域と、少なくとも一つの予約CTB領域と、少なくとも一つの非予約CTB領域とを含んでなる。図6で、調整器により最初にスケジューリングされたスーパーフレームは、二つの非予約CTB領域(‘a’及び‘c’領域)と、一つの予約CTB領域(‘b’領域)とを含む。非予約CTB領域及び予約CTB領域に関する具体的なタイミング情報は、該スーパーフレームの始部に位置するビーコンに含まれる。WVAN内の各デバイスは、ビーコンに含まれた情報を用いて、図4で説明されたような方法によって、自身に割り当てられた予約CTBまたは非予約CTB領域を通じた競争方式によって必要なデータを伝送または受信する。
特定デバイスがスーパーフレーム内で緊急にCTBを受け取る必要がある場合、特定デバイスは非予約CTB領域内で調整器に緊急チャネル資源、すなわち、緊急CTBの割当を要請するために、図6の‘A’領域を通じて緊急チャネル資源要請メッセージ(INS_CTB_REQ Command)を伝送する。表1に、緊急チャネル資源要請メッセージのフォーマットの一例を示す。以下で、‘緊急チャネル資源(instant channel resources)’または‘緊急CTB(instant CTB)’という用語は、通常の方法によって調整器からビーコンを通じて割り当てられる‘チャネル資源’や‘CTB’と区別するために用いられる。ただし‘緊急チャネル資源’または‘緊急CTB’という用語は、様々な用語または通常の‘チャネル資源’や‘CTB’に取り替えても良い。
Figure 2010505290
表1で、‘Command ID’フィールドにはメッセージの種類を識別するための識別子が含まれ、‘Length’フィールドは、緊急チャネル資源要請メッセージの残り部分の長さ情報を含む。‘Target ID’フィールドには、要請されるチャネル資源を用いてメッセージが伝送されるデバイスの識別子が含まれ、‘Source ID’フィールドには、要請されるチャネル資源を用いてメッセージを伝送するデバイスの識別子が含まれる。当該要請されるチャネル資源を用いてメッセージを伝送するデバイスがまだ確定される前なら、‘Source ID’フィールドには放送ID(Broadcast ID)が含まれることができる。‘Usage Code’フィールドにはチャネル資源予約の目的が含まれる。‘Start Limit’フィールドには、チャネル資源が割り当てられるべき時間制限(timing constraint)情報が含まれる。すなわち、チャネル資源は、‘Start Limit’フィールドに含まれた時間制限の範囲内で割り当てられなければならない。‘Start Limit’フィールドには、要請される緊急チャネル資源が割り当てられるべき最も早い開始タイミングや最も遅い開始タイミング、または両者ともに関連した情報が含まれることができる。例えば、最も遅い開始タイミング情報が含まれた場合、割り当てられる緊急チャネル資源はスーパーフレーム内でこの開始タイミング情報により指示される地点よりも遅い地点で始まるように割り当てられてはいけない。‘Instant CTB duration’フィールドは、要請されるチャネル資源、すなわち、メッセージ伝送のために要求されるCTB区間情報が含まれる。
緊急チャネル資源の割当要請があると、調整器は、緊急CTBの割当可否をチェックし、可能な場合、緊急CTBの割当を知らせるために図6の‘B’領域を通じて緊急チャネル資源案内メッセージ(INS_CTB_ANC Command)をWVANに放送する。表2に、緊急チャネル資源割当案内メッセージのデータフォーマットの一例を示す。
Figure 2010505290
表2で、‘Target ID’及び‘Source ID’フィールドにはそれぞれ、表1の‘Target ID’及び‘Source ID’フィールドと同一な内容が含まれる。‘Start Offset’フィールドは、割り当てられるCTBの開始位置情報を含む。例えば、‘Start Offset’フィールドには、割り当てられたCTBの開始地点が特定基準点(reference point)からどれくらい離れた地点から始まっているかに関する情報が含まれる。‘Instant CTB Duration’フィールドは、割り当てられるチャネル資源に関する情報、すなわち、割り当てられる緊急CTB(Instant CTB)の区間情報を含む。
緊急チャネル資源割当案内メッセージを受信したWVAN内の各デバイスは、割り当てられた緊急CTB領域を予約領域と見なす。図6の‘C’領域は、上記の手順によって割り当てられた緊急CTB領域で、緊急チャネル資源の割当を要請した特定デバイスは、この緊急CTB領域を通じて他のデバイスとデータを交換することができる。緊急CTBの割当要請及び割当案内は、LRPチャネルを通じて行なわれることができる。緊急CTB領域はLRPチャネル及びHRPチャネルのうち少なくともいずれか一つのチャネルに対する帯域区間を含む。すなわち、緊急CTB領域としてLRPチャネルまたはHRPチャネルのいずれか一方に対する特定帯域のみを使用できるように設定しても良く、両方に対する特定帯域を使用できるように設定しても良い。
図7は、本発明による一実施例を説明するためのスーパーフレーム構造の他の例を示す図である。
図7の実施例は、図6に比較すると、緊急CTB領域が2つの領域(‘D’及び‘E’)に分離して割り当てられたという相違点がある。例えば、WVAN内の特定デバイスが他のデバイスに緊急にメッセージを伝送し、それに対する応答メッセージを受信しなければならないときに、このメッセージの伝送と応答メッセージ受信が既に設定された期間内に行なわれるべき時間制約がある場合、一つの緊急CTB領域を当該メッセージ伝送のために受け取り、他の緊急CTB領域を応答メッセージの受信のために受け取ることができる。この緊急CTBの割当を要請するデバイスは、緊急チャネル資源要請メッセージに、表1に含まれた情報の外に、互いに分離された2つの緊急CTB領域の割当を希望するということと、両者間の最小及び/または最大離隔距離に関連した情報とをさらに含めて調整器に伝送することができる。
すると、調整器は、当該緊急チャネル資源要請メッセージを受信した後、緊急チャネル資源の割当可否をチェックし、可能な場合、表2のような緊急チャネル資源割当案内メッセージをWVANを通じて放送する。この時、緊急チャネル資源割当案内メッセージの‘Start offset’フィールドは、各緊急CTB領域の開始位置情報を含み、‘Instant CTB duration’フィールドは、各緊急CTB領域の区間長情報を含む。
図8は、本発明による緊急チャネル資源割当方法の一実施例を示すフローチャートである。図8の実施例は、DEV1が緊急チャネル資源を受け取ってDEV2に第1メッセージを伝送し、これに対する応答としてDEV2から第2メッセージを受信する例である。
図8を参照すると、DEV1のDMEは、DEV1のMAC/MLMEに緊急チャネル資源の割当を要請するように指示するためにMLME_INS_CTB.reqプリミティブを伝達する[S81]。DEV1のMAC/MLMEは、調整器に緊急チャネル資源の割当を要請するために緊急チャネル資源要請メッセージINS_CTB_REQ Commandを伝送する[S82]。この緊急チャネル資源要請メッセージの一例は、表1で説明した通りである。調整器のMAC/MLMEは、MLME_INS_CTB.indプリミティブを調整器のDMEに伝達し、DEV1からの緊急チャネル資源要請事実を知らせる[S83]。調整器のDMEは、DEV1に緊急チャネル資源を割り当てることができるか否かを確認するために、該当のスーパーフレーム内でチャネル資源をチェックする[S84]。DEV1に緊急チャネル資源の割当が可能な場合、これを知らせるために調整器のDMEは調整器のMAC/MLMEにMLME_INS_CTB.rspプリミティブを伝達する[S85]。
調整器のMAC/MLMEは、DEV1に緊急チャネル資源が割り当てられたことを知らせるために緊急チャネル資源割当案内メッセージINS_CTB_ANC Commandを無線ネットワークに放送する[S86]。緊急チャネル資源割当案内メッセージの一例は、表2で説明した通りである。DEV1のMAC/MLMEは、緊急チャネル資源が割り当てられたことを知らせるためにDEV1のDMEにMLME_INS_CTB.cfmプリミティブを伝達する[S87]。DEV1のDMEは、DEV1のMAC/MLMEにMLME_message.reqプリミティブを伝達し、割り当てられた緊急チャネル資源を用いてDEV2に第1メッセージを伝送することを指示する[S88]。
DEV1のMAC/MLMEは、割り当てられた緊急チャネル資源を用いて第1メッセージをユニキャスト(unicast)または放送(braodcast)方式でDEV2に伝送する[S89]。DEV2のMAC/MLMEは、第1メッセージの受信を知らせるためにDEV2のDMEにMLME_message.indプリミティブを伝達する[S90]。DEV2のDMEは、第1メッセージに対する応答として第2メッセージをDEV1に伝送することを指示するために、MLME_message.reqプリミティブをDEV2のMAC/MLMEに伝達する[S91]。DEV2のMAC/MLMEは、割り当てられた緊急チャネル資源を用いて第2メッセージをDEV1に伝送する[S92]。DEV1のMAC/MLMEは、DEV1のDMEにMLME.message.indプリミティブを伝達し、第2メッセージの受信を知らせる[S93]。
上記のような方式により、特定メッセージ及びこれに対する応答メッセージまたは2プリミティブの送受信時点の間に(例えば、図8で、DEV1のDMEにおけるMLME_INS_CTB.reqプリミティブの伝送時点からMLME_message.indプリミティブの受信時点まで、または、MLME_message.reqプリミティブの伝送時点からMLME_message.indプリミティブの受信時点まで、または、DEV1のMAC/MLMEにおける第1メッセージ伝送時点から第2メッセージの受信時点まで)一定な時間制約が設定されている場合、緊急チャネル資源の割当によって時間制約内におけるプロセス完了を保障できることとなる。
図8で、‘mICRWT’は、最大緊急チャネル資源要請待ち時間(maximum Instant CTB Request Waiting Time)を意味し、‘Instant CTB Duration’は、割り当てられた緊急チャネル資源の区間長で、その区間内にDEV1のDMEがDEV1のMAC/MLMEにMLME_message.reqプリミティブを伝達し、DEV1のMAC/MLMEからMLME_message.cfmプリミティブを受け取るように設定された値である。‘mICRWT’と‘Instant CTB Duration’を合計した値は、最大待ち時間を意味する‘mAWT’よりも小さくならなければならない。場合によっては、‘Instant CTB duration’の間に、第1メッセージを伝送し、それに対する応答として第2メッセージを受信するように設定されても良い。また、図7の例のように、第1メッセージの伝送と第2メッセージの受信のために一定間隔だけ隔たった別々のチャネル資源を受け取っても良い。
以下、本発明による技術的特徴が応用された具体的な実施例について説明する。以下に説明される実施例は、本発明の技術的特徴が有線ネットワークの一種であるHDMI(High−Definition Multimedia Interface)有線網と無線私設網(WPAN)の一種であるWVAN(Wireless Video Area Network)とのインターフェースのためのメッセージ伝送及び受信方法に適用された例とする。特に、本発明の一実施例は、HDMIネットワークの特定デバイスからWVANの他のデバイスにCEC(Consumer Electronics Control)メッセージを伝送する方法に関する。
HDMI(High−Definition Multimedia Interface)は、圧縮されていないフル(full)デジタルオーディオ/ビデオを伝送できるマルチメディアインターフェースで、HDMIはセットアップボックスとDVDプレーヤー、モニター、デジタルTVのような任意のオーディオ/ビデオ装置間の有線インターフェースを提供する。HDMIは、向上した高鮮明ビデオの他にシングルケーブル上のマルチャネルデジタルオーディオを支援する。すなわち、全てのATSC HDTVを伝送でき、かつ、充分な帯域幅を持つ8チャネルデジタルオーディオを伝送できるということを意味する。HDMIについての具体的な説明は、HDMI標準文書である“High−Definition Multimedia Interface Specification Version 1. 2a, Dec.14, 2005”を参照すれば良い。
図9は、本発明の好ましい一実施例によるシステム構成図である。図9は、HDMIデバイス40とインターフェースデバイス50とがコネクタ45により連結された構成を示す。インターフェースデバイス50は、HDMIデバイス40から伝達されたA/Vデータストリーム及び制御情報(control information)を受信して無線インターフェースを通じてWVANの特定デバイス(図示せず)に伝送することによって、HDMIネットワークとWVANとを連結させる役割を果たす。
図9を参照すると、HDMIデバイス40は、メーンプロセッサ41と、HDMI伝送チップ42と、CECシグナリングプロセッサ43と、を含んで構成される。インターフェースデバイス50は、HDMI受信チップ51と、フォーマット変換プロセッサ52と、MAC/PHYエンティティ53と、RFモジュール54と、を含んで構成される。HDMIデバイス40のHDMI伝送チップ42から伝送されるオーディオ及びビデオデータとその補助データは、3つのTMDSチャネルを通じてインターフェースデバイスのHDMI受信チップ51に伝送される。図9で、TMDSチャネルクロックチャネルを通じてビデオピクセルクロックが伝送され、これはHDMI受信チップ51で3つのTDMSデータチャネル上におけるデータ復旧(recovery)のための周波数参照信号(frequency reference)として用いられる。HDMI受信チップ51は、HDMI伝送チップ42から伝送されたA/VストリームをMAC/PHYエンティティ53に伝達する。フォーマット変換プロセッサ52は、HDMIデバイス40から伝達された制御情報のフォーマットを変換してMAC/PHYエンティティ53に伝達する。MAC/PHYエンティティ53は、受信したデータをプロトコルに従ってデータ処理し、RFモジュール54は受信したデータに対して無線変調、アップコンバーティング(up−converting)、信号増幅などの無線信号処理を行なったのちアンテナ(図示せず)から伝送する。
図10Aは、HDMIシステムで用いられるCECメッセージのデータフォーマットを示す図である。CECプロトコルは、使用者環境で全種類の視聴覚デバイス間のハイレベル(high−level)制御機能を提供する。CECの主要機能として、ワンタッチプレイ(one touch play)、システム待機(system standby)、ワンタッチレコード(one touch record)、デバイスメニューコントロール(device menu control)機能などがあり、詳細な内容はHDMI標準文書である“High−Definition Multimedia Interface Specification Version 1. 2a, Dec.14, 2005”を参照すれば良い。
図10Aを参照すると、情報ビット(information bits)フィールドは、データ、動作コード(operation code)またはアドレス情報を含むことができる。EOM(End of Message)ビットは、該当のビットがメッセージの終わりかどうかを指示するビットであり、ACK(Acknowledge)ビットは、メッセージ受信側でデータまたはヘッダブロックを受信したかを知らせるために用いられる。ACKビットは、CECメッセージを伝送するソースデバイスにより‘1’にセッティングされ、あて先デバイスがCECメッセージを成功的に受信すると、受信肯定確認信号(ACK)として‘0’をソースデバイスに伝送する。
図10Bは、ヘッダブロックのデータフォーマットを示す図である。ヘッダブロックは、EOMビット、ACKビット、CECメッセージを伝送したソースデバイスを識別する‘Initiator’フィールド(ソースID)、及びCECメッセージを受信すべきあて先デバイスを識別する‘Destination’フィールド(あて先ID)で構成される。ヘッダブロックの前部には開始ビット(starting bit)が位置する。ヘッダブロックは、他のデバイスがアクティブ(active)状態にあるかを確認するための‘Ping’メッセージとして用いられることができる。
図11は、CECメッセージを構成する各ビットのパルスフォーマット(pulse format)を示す図で、(a)が‘0’ビットのパルスフォーマットであり、(b)が‘1’ビットのパルスフォーマットである。1ビットを表示するパルス長は、2.75msである。
図12Aは、本発明の好ましい一実施例によるシステムの構造を示す図である。同図で、ソースデバイス70とあて先デバイス100とは、第1インターフェースデバイス80と第2インターフェースデバイス90を通じてインターフェーシング(interfacing)される。第1インターフェースデバイス80及び第2インターフェースデバイス90はそれぞれ、ソースデバイス70及びあて先デバイス100と物理的に一体に具現されても良く、物理的に分離され、コネクタのような連結装置を介して連結されるようにしても良い。第1インターフェースデバイス80と第2インターフェースデバイス90は、WVANプロトコルに従って無線インターフェース(air interface)を通じて通信を行なう。第1インターフェースデバイス80は、CECインターフェース(I/F)モジュール81と、上位階層エンティティ82と、MAC/PHY階層エンティティ83とを含み、第2インターフェースデバイス90は、CECインターフェースモジュール92と、上位階層エンティティ93と、MAC/PHY階層エンティティ94と、を含んで構成される。
図12Bは、本発明の好ましい他の実施例によるシステムの構造を示す図である。図12Bの実施例によるシステムは、ソースデバイス110と、インターフェースデバイス120と、あて先デバイス130と、を含んでなる。本実施例は、図12Aと比較すると、第2インターフェースデバイス(図11Aの90)があて先デバイス130に統合して具現された点で異なる。すなわち、図12Aのシステム中の第2インターフェースデバイス90のCEC I/Fモジュール92の機能を、あて先デバイス130のプロセッサ131に具現し、第2インターフェースデバイス90の上位階層エンティティ93及びMAC/PHY階層エンティティ94の機能はそれぞれ、あて先デバイス130の上位階層エンティティ132及びMAC BB RFエンティティ133に統合して一体化したわけである。
図13は、本発明による一実施例を示すフローチャートである。図13の実施例は、WVANを通じてソースデバイス(DEV A)からあて先デバイス(DEV B)にCECメッセージを伝送する例である。このWVANは、調整器、DEV1、DEV2及び他のデバイスを含んで構成されることができる。DEV1及びDEV2は、インターフェースデバイスで、DEV AからCECメッセージを受信してWVANを通じてDEV Bに伝達し、該CECメッセージに対する応答としてDEV2から伝送されるACKをDEV Aに伝達する。このため、DEV1及びDEV2はCEC I/Fモジュールを備える。図12Aに対比すると、DEV Aはソースデバイス70になり、DEV Bはあて先デバイス100になり、DEV1及びDEV2はそれぞれ、第1インターフェースデバイス80及び第2インターフェースデバイス90となる。
図13を参照すると、DEV AはCECメッセージをDEV1のCEC I/Fモジュールにシグナリングする[S101〜S102]。DEV1がCECメッセージのEOM(End Of Message)ビットを受信すると、DEV2のDMEは、チャネル資源割当要請のためにDEV1のMAC/MLMEにMLME_INS_CTB.reqプリミティブを伝達する[S103]。
チャネル資源とは、DEV1がDEV2にCECメッセージを含む所定のメッセージを伝送する場合、DEV2がそれに対する応答メッセージを伝送するのに必要な資源のことを意味する。別のチャネル資源の割当無しで競争方式(contention−based)によって応答メッセージを伝送すると衝突が発生することがあるので、あらかじめチャネル資源を受け取ることが好ましい。このチャネル資源の要請及び割当は、図7または図8で説明された方式によって、該当のスーパーフレーム(superframe)内で緊急に(instantly)行なわれることが好ましい。すなわち、一般の方式でチャネル資源を割り当てると、2.75msのCECメッセージに対するACK/NACK到達期限を越す恐れがあるので、該当のスーパーフレーム内でDEV1にチャネル資源割当を要請し、調整器が該当のスーパーフレーム内でチャネル資源、例えば、数個の非予約CTBを割り当てるわけである。
DEV1のMAC/MLMEは、チャネル資源の割当を要請するために調整器のMAC/MLMEに表1のような緊急チャネル資源要請メッセージINS_CTB_REQ Commandを伝送する[S104]。調整器のMAC/MLMEは、DEV1からチャネル資源が要請されたことを知らせるために、調整器のMLME_INS_CTB.indプリミティブを伝達する[S105]。すると、調整器のDMEは、チャネル資源要請に応じて割り当てるチャネル資源があるかどうかチェックする[S106]。
割当可能なチャネル資源がある場合に、調整器のDMEは、調整器のMAC/MLMEにMLME_INS_CTB.rspプリミティブを伝達し、割り当てられるチャネル資源に関する情報をWVANのデバイスに伝送することを指示する[S107]。調整器のMAC/MLMEは、割り当てられるチャネル資源に関する情報をWVANの各デバイスに知らせるために表2のような緊急チャネル資源割当案内メッセージINS_CTB_ANC CommandをWVANを通じて放送する[S108]。
DEV1及びDEV2を含むWVANの各デバイスのMAC/MLMEは、チャネル資源割当事実を知らせるためにDMEにMLME_INS_CTB.cfmプリミティブを伝達する[S109,S110]。
DEV1のDMEは、CECメッセージをDEV2に伝送することを指示するために、DEV1のMAC/MLMEにMLME_VD_CMD.reqプリミティブを伝達する[S111]。DEV1のMAC/MLMEは、CECメッセージを含むベンダー指定要請メッセージVD_CMD_REQ Commandを構成し、WVANを通じて放送する[S112]。表3は、ベンダー指定要請メッセージのデータフォーマットの一例である。
Figure 2010505290
表3で、‘Vendor OUI’フィールドは、ベンダー識別子(vendor OUI(Organizational Unique Identifier))情報を含み、‘Vendor Specification Data’フィールドには、伝達されるメッセージ、すなわち、図13ではCECメッセージが含まれる。‘Vendor Specification Data’フィールドには、WiHD標準文書により定義されないメッセージまたは制御情報などが含まれることができる。この時、‘Vendor Specification Data’バイト単位にデータが含まれることができる。例えば、CECメッセージの場合、ビット7〜ビット0までの1バイトが含まれ、それに続いてさらにEOMを表すビット情報が含まれることができる。
他の実施例として、DEV1のMAC/MLMEは、WiHD標準文書により定義されないメッセージまたは制御情報、例えば、CECメッセージをベンダー指定要請メッセージ(VD_CMD_REQ Command)に含めずに直接WVANを通じて放送することができる。この場合にも、バイト単位にパケットを構成して放送できる。
DEV2のMAC/MLMEは、ベンダー指定要請メッセージが受信されたことを知らせるために、DEV2のDMEにMLME_VD_CMD.indプリミティブを伝達する[S113]。
DEV2のCEC I/Fモジュールは、ベンダー指定要請メッセージに含まれたCECメッセージをDEV2と連結されたHDMIデバイスに伝達するためにシグナリングを始める[S114]。DEV2は、CECメッセージのシグナリングを始めた後に、アドレスレゾリューション(address resolution)過程を行なう[S115]。すなわち、DEV2は、アドレスレゾリューション過程を通じて、DEV2と連結されたHDMIデバイスのうち、CECメッセージが伝達されるあて先デバイス、すなわち、DEV Bが存在するかチェックする。
DEV2のDMEがアドレスレゾリューション過程を通じてDEV BがDEV2と連結されたことを確認すると、CECメッセージのシグナリング終了以前であってもCECメッセージに対する受信肯定確認信号(ACK)をDEV1に伝送する。すなわち、DEV2のMAC/MLMEは、CECメッセージに対するACKを含むベンダー指定要請応答メッセージVD_CMD_RSP Commandを構成し、DEV1に伝送する[S117]。表4は、ベンダー指定要請応答メッセージのデータフォーマットの一例である。
Figure 2010505290
もし、DEV2のDMEが、アドレスレゾリューション過程を通じて、DEV BがDEV2と連結されていないということを確認すると、CECメッセージの伝達を終了できる。
ベンダー指定要請応答メッセージは、チャネル資源割当過程(S104〜S108)で割り当てられたチャネル資源を通じて伝送される。DEV1のMAC/MLMEは、ベンダー指定要請応答メッセージの受信事実を知らせるために、DEV1のDMEにMLME_VD_CMD.cfmプリミティブを伝達する[S118]。DEV1のCEC I/Fモジュールは、ベンダー指定要請応答メッセージの内容に基づいてDEV AにACKを伝送する[S119]。
DEV Bは、CECメッセージのEOMビットを受信した後に[S120]、受信エラーの有無によって受信肯定確認信号(ACK)または受信否定確認信号(NACK)をDEV2に伝送する[S121]。DEV2がDEV BからACKを受信した場合、当該CECメッセージの伝送は終了するが、NACKを受信した場合にはDEV2はCECメッセージをDEV Bに再伝送しなければならない。
図13で、‘mICRWT’は、最大緊急チャネル資源要請待ち時間(maximum Instant CTB Request Waiting Time)を意味し、‘Instant CTB Duration’は、DEV1のDMEがDEV1のMAC/MLMEにMLME_VD_CMD.reqプリミティブを伝達し、DEV1のMAC/MLMEからMLME_VD_CMD.cfmプリミティブを受け取るように設定された待ち時間である。‘mICRWT’と‘Instant CTB Duration’とを合計した値は、最大ACK/NACK待ち時間を意味する‘mAWT’よりも小さくならなければならない。CECメッセージの場合、‘mAWT’は2.75msである。
以上で使われた用語は別のものに取り替えることができる。例えば、デバイスは、使用者装置(または機器)、ステーション(station)等に、調整器は、調整(または制御)装置、調整(または制御)デバイス、調整(または制御)ステーション、コーディネータ(coordinator)、PNC(Piconet coordinator)などに変更して使用可能である。
以上の実施例は、本発明の構成要素と特徴が所定の形態で結合されたものである。各構成要素または特徴は別の明示的な言及がない限り選択的なものとして考慮されるべきである。各構成要素または特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態で実施されても良く、一部構成要素及び/または特徴を結合させて本発明の実施例を構成しても良い。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更可能である。ある実施例の一部構成や特徴は他の実施例に含まれることができ、または、他の実施例の対応する構成または特徴と取り替えられることができる。また、特許請求の範囲で明示的な引用関係のない請求項を結合させて実施例を構成したり、出願後の補正により新しい請求項として含めることもできることは明らかである。
本発明による実施例は、様々な手段、例えば、ハードウェア、ファームウェア(firmware)、ソフトウェアまたはそれらの結合などにより具現されることができる。ハードウェアによる具現の場合、本発明の実施例は一つまたはそれ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどにより具現されることができる。
ファームウエアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の一実施例は、以上で説明された機能または動作を行なうモジュール、手順、関数などの形態で具現されることができる。ソフトウェアコードはメモリユニットに記憶されてプロセッサーにより駆動されることができる。このメモリユニットはプロセッサ内部または外部に位置し、公知の様々な手段によりプロセッサとデータを交換することができる。
以上で説明した本発明の属する技術分野における当業者は、本発明がその技術的思想や必須特徴を変更することなく他の具体的な形態に実施できるということを理解することができる。したがって、以上で説明された実施例はいずれの面においても例示的であり、限定的に解釈されてはいけない。本発明の範囲は、上記の詳細な説明ではなく後述する特許請求の範囲によって定められ、よって、特許請求の範囲上の意味及び範囲そしてその同等概念から導き出される変更または変形された形態はいずれも本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
本発明は、無線ネットワークシステムで適用可能である。

Claims (21)

  1. 無線ネットワークにおけるチャネル資源割当方法であって、
    少なくとも一つの予約区間及び少なくとも一つの非予約区間に関するタイミング情報を含む特定スーパーフレームに対するチャネル資源割当情報を前記無線ネットワークの調整器から受信する段階と、
    前記チャネル資源割当情報より把握される前記特定スーパーフレームの非予約区間で前記調整器に緊急チャネル資源の割当を要請する段階と、
    前記調整器から前記特定スーパーフレームの非予約区間内で割り当てられる緊急チャネル資源の割当情報を受信する段階と、
    を含む、緊急チャネル資源割当方法。
  2. 前記チャネル資源割当情報は、ビーコン(beacon)に含まれて受信されることを特徴とする、請求項1に記載の緊急チャネル資源割当方法。
  3. 前記緊急チャネル資源は、特定メッセージを伝送するための第1チャネル資源及び前記特定メッセージに対する応答メッセージを受信するための第2チャネル資源を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の緊急チャネル資源割当方法。
  4. 前記第1チャネル資源及び第2チャネル資源は、連続して位置することを特徴とする、請求項3に記載の緊急チャネル資源割当方法。
  5. 前記第1チャネル資源及び第2チャネル資源は、所定間隔だけ隔たって位置することを特徴とする、請求項3に記載の緊急チャネル資源割当方法。
  6. 前記緊急チャネル資源は、前記スーパーフレームの非予約区間内において既に設定された区間で割り当てられることを特徴とする、請求項1または2に記載の緊急チャネル資源割当方法。
  7. 前記緊急チャネル資源割当要請時に、前記緊急チャネル資源が割り当てられるべき時間制限と関連した情報を前記調整器に伝送することを特徴とする、請求項1に記載の緊急チャネル資源割当方法。
  8. 前記緊急チャネル資源割当情報は、割り当てられる緊急チャネル資源の開始位置と関連した情報を含むことを特徴とする、請求項1に記載の緊急チャネル資源割当方法。
  9. 前記開始位置と関連した情報は、前記スーパーフレーム内で所定基準点から前記割り当てられる緊急チャネル資源の開始位置までのオフセット値であることを特徴とする、請求項8に記載の緊急チャネル資源割当方法。
  10. 第1チャネル及び第2チャネルを用いて通信を行なう無線ネットワークにおける緊急チャネル資源割当方法であって、
    前記無線ネットワークの調整器から特定スーパーフレームに対するチャネル資源割当情報を含むビーコンを前記第2チャネルを通じて受信する段階と、
    前記チャネル資源割当情報より把握される前記特定スーパーフレームの非予約区間内で、前記第1チャネル及び第2チャネルのうち少なくとも一つのチャネル上における所定帯域幅を含む緊急チャネル資源の割当を要請する第1メッセージを前記第2チャネルを通じて前記調整器に伝送する段階と、
    前記調整器から前記特定スーパーフレームの非予約区間内で割り当てられる緊急チャネル資源の割当情報を前記第2チャネルを通じて受信する段階と、
    を含む、緊急チャネル資源割当方法。
  11. 前記第1チャネル及び第2チャネルはそれぞれ、HRPチャネル及びLRPチャネルであることを特徴とする、請求項10に記載の緊急チャネル資源割当方法。
  12. 前記第1メッセージは、前記緊急チャネル資源が割り当てられるべき時間制限と関連した情報を含むことを特徴とする、請求項10に記載の緊急チャネル資源割当方法。
  13. 前記緊急チャネル資源の割当情報は、割り当てられる緊急チャネル資源の開始位置と関連した情報を含むことを特徴とする、請求項11または12に記載の緊急チャネル資源割当方法。
  14. 前記開始位置と関連した情報は、前記スーパーフレーム内で所定基準点から前記割り当てられる緊急チャネル資源の開始位置までのオフセット値であることを特徴とする、請求項13に記載の緊急チャネル資源割当方法。
  15. 無線ネットワークの調整器での緊急チャネル資源割当方法であって、
    特定スーパーフレームに対するチャネル資源割当情報を前記無線ネットワークに放送する段階と、
    前記無線ネットワークの特定デバイスから前記特定スーパーフレームの非予約区間で、緊急チャネル資源の割当を要請する第1メッセージを受信する段階と、
    前記特定スーパーフレームの非予約区間内における緊急チャネル資源の割当を案内する第2メッセージを、前記無線ネットワークに放送する段階と、
    を含む、緊急チャネル資源割当方法。
  16. 無線ネットワークの調整器での緊急チャネル資源割当方法であって、
    少なくとも一つのデバイスからデータの送信または受信のためのチャネル資源を要請する第1メッセージを受信する段階と、
    前記少なくとも一つのデバイスからのチャネル資源要請を考慮してスケジューリングされた特定スーパーフレームに対するチャネル資源割当情報をビーコンを通じて前記無線ネットワークに放送する段階と、
    前記無線ネットワークの特定デバイスから前記特定スーパーフレームの非予約区間で、緊急チャネル資源の割当を要請する第2メッセージを受信する段階と、
    前記特定スーパーフレームの非予約区間内における緊急チャネル資源の割当を案内する第3メッセージを前記無線ネットワークに放送する段階と、
    を含む、緊急チャネル資源割当方法。
  17. ソースデバイスに連結された第1インターフェースデバイスでのメッセージ伝達方法であって、
    あて先デバイスに伝送される第1メッセージを前記ソースデバイスから受信する段階と、
    前記あて先デバイスに連結された第2インターフェースデバイスから前記第2メッセージに対する応答メッセージを受信するために、該当のスーパーフレーム内における緊急チャネル資源を調整器から受け取る段階と、
    前記第2インターフェースデバイスに前記第1メッセージを含む第2メッセージを伝送する段階と、
    前記受け取った緊急チャネル資源を通じて前記第2インターフェースデバイスから前記第2メッセージに対する応答メッセージを受信する段階と、
    前記ソースデバイスに前記第1メッセージに対する応答メッセージを伝送する段階と、
    を含む、メッセージ伝達方法。
  18. 前記緊急チャネル資源を受け取る段階は、
    前記無線ネットワークの調整器に緊急チャネル資源の割当を要請する緊急チャネル資源割当要請メッセージを伝送する段階と、
    前記調整器から緊急チャネル資源割当案内メッセージを受信する段階と、
    を含むことを特徴とする、請求項17に記載のメッセージ伝達方法。
  19. 前記第1メッセージは、CEC(Consumer Electronics Control)メッセージであることを特徴とする、請求項17に記載のメッセージ伝達方法。
  20. 前記第1メッセージに対する応答メッセージは、受信肯定確認信号(ACK)であることを特徴とする、請求項17に記載のメッセージ伝達方法。
  21. 前記第1メッセージは、ベンダー定義データ(vendor specific data)であることを特徴とする、請求項17に記載のメッセージ伝達方法。
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