JP2010503315A - 異なる方式の無線ネットワーク間の呼の転送 - Google Patents
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Abstract
異なる方式の無線ネットワーク間の呼の転送を行う通信ネットワーク群(300)および方法が開示されている。無線デバイス(316)が第1の無線ネットワーク(310)によってサービングされていて、呼が第2の無線ネットワーク(320)内で起動されると、共通または共用加入者サーバ(330)を使用して呼の転送が行われる。前記第1の無線ネットワーク(310)内で呼転送条件(例えば、話中条件または無応答条件)が検出された場合、前記第1の無線ネットワーク(310)は、第1の呼転送要求メッセージを加入者サーバ(330)へ送信する。前記加入者サーバ(330)は、第1のメッセージング・プロトコルに従う前記第1の呼転送要求メッセージを、前記第2の無線ネットワーク(320)によって使用される第2のメッセージング・プロトコルに従う第2の呼転送要求メッセージに変換する。前記加入者サーバ(330)は、次に、前記第2の呼転送要求メッセージを前記第2の無線ネットワーク(320)へ送信し、前記第2の無線ネットワーク(320)は、前記第2の呼転送要求メッセージに応答して、前記呼の転送を起動する。
Description
本発明は、通信ネットワークの分野に関し、より詳細には、異なる方式の無線ネットワーク間の呼の転送処理に関する。
呼の転送は、呼が、ダイアルされた電話番号とは異なる電話番号にルーティングされるようにする機能である。無線ネットワークは、様々な理由で呼の転送機能を提供する。一例では、加入者は、自分のセル電話への呼が事務所の電話または自宅の電話にルーティングされるようにする(例えば、「すべての呼の呼転送」を行う)ために呼の転送を使用することができる。別の例では、加入者への呼が、加入者が応答しない、または話中であるために接続できない場合、無線ネットワークは呼をボイスメール・サーバまたは別の番号に転送することもあるだろう(例えば、「無応答呼転送」または「話中呼転送」)。
図1は、従来技術で呼の転送を行う無線ネットワーク100を示している。無線ネットワーク100は、無線デバイス112にサービングする移動体通信交換局MSC110、無線ネットワーク100に呼を発信するMSC 120、およびホーム・ロケーション・レジスタHLR130を備えている。以下で、無線ネットワーク100が無線デバイス112への呼の呼転送をどのように処理するかを説明する。
発呼側通話者122が無線デバイス112への呼を起動するものと仮定する。発信側MSC 120がその呼を受信して、HLR 130に、無線デバイス112のロケーションをクエリする。HLR 130は、サービングMSC 110に無線デバイス112の状態を判定するようにクエリする。次に、サービングMSC 110は、そのクエリに応答して無線デバイス112にページングし、無線デバイス112がそのページング(または後続のページング)に応答したかについてHLR 130に返答する。無線デバイス112が1回のページングまた複数回のページングに応答しなかった場合、HLR 130は、その呼に対して早期呼転送を起動し、発信側MSC 120からのクエリに、呼をどこに転送するかの情報で応答する。無線デバイス112がページングに応答した場合、HLR 130は、発信側MSC 120からのクエリに、サービングMSC 110を表す一時的ローカル電話番号TLDNで応答する。次いで、発信側MSC 120は、HLR 130によって提供されたTLDNに基づいて、サービングMSC 110にその呼をルーティングする。
その呼を受信したことに応答して、サービングMSC 110は、その呼を無線デバイス112に接続しようとする。この時点で、サービングMSC 110は呼転送条件を検出したものと仮定する。例えば、サービングMSC 110は、無線デバイス112が話中であること、または無線デバイス112が呼に応答しないことを検出することがあるだろう。サービングMSC 110は、呼転送条件を検出すると、発信側MSC 120へ呼転送要求メッセージを送信する。CDMAネットワークでは、呼転送要求メッセージは、宛先変更要求REDREQメッセージになる可能性がある。GSMネットワークまたはUMTSネットワークでは、呼転送要求メッセージは、呼処理再開要求メッセージになる可能性がある。呼転送要求メッセージに応答して、発信側MSC 120は、HLR 130に、呼をどこに転送するかを判定するようにクエリする。HLR 130は、無線デバイス112に関連付けられた加入者プロファイルを処理して呼をどこに転送するかを判定し(例えば、別の電話番号へ、ボイスメール・サーバへなど)、発信側MSC 120に転送情報で応答する。次いで、発信側MSC 120は、その転送情報に基づいて呼を転送する。発呼におけるこの時点での呼の転送は、本明細書では、後期呼転送と称する。
一部の無線サービス・プロバイダは、デュアル・モード・サービスを可能にしている。デュアル・モード・サービスとは、無線デバイスが、異なる無線プロトコルを利用する異なる方式の無線ネットワークと通信できるようにするものである。例として、デュアル・モード・サービスは、無線デバイスが、異なる方式のセルラ・ネットワーク、例えば、CDMAネットワークおよびGSMネットワークと通信できるようにする。別の例では、デュアル・モード・サービスは、無線デバイスが、セルラ・ネットワークおよび無線データ・ネットワーク、例えば、CDMAネットワークおよびIMSネットワークと通信できるようにすることができる。デュアル・モード・サービスを受けることができる無線デバイスは、デュアル・モード無線デバイスと呼ばれる。
ネットワーク事業者にとっての1つの問題は、デュアル・モード・サービスなどの、異なる方式の無線ネットワーク間の呼の転送の処理である。先に説明した無線ネットワーク100における呼の転送は、サービングMSC 110が呼転送要求メッセージを発信側MSC 120へ送信することにより容易に処理できている。しかし、無線デバイスが、サービングMSCおよびMSCが異なる方式の無線ネットワーク(例えば、CDMAネットワークおよびGSMネットワーク)内にあるようなローミングをしている場合、その2つのMSCは呼の転送を行うための通信ができないことがある。異なる方式の無線ネットワークは同じメッセージング・プロトコルを使用して通信できないことがあるので、異なる方式のネットワークのMSCは通信できないことがあり、それについては、図2に示されている。
図2は、従来技術で呼の転送を行う通信ネットワーク200を示している。通信ネットワーク200は、GSMネットワーク210、CDMAネットワーク220、および共通HLR 230を備えている。GSMネットワーク210はMSC 212を備え、CDMAネットワーク220はMSC 222を備えている。GSMネットワーク210内のMSC 212は、GSMネットワーク210内でローミングしている無線デバイス216にサービングするようになされている。
発呼側通話者226が無線デバイス216への呼を起動するものとする。CDMAネットワーク220内の発信側MSC 222が呼を受信し、HLR 230に無線デバイス216のロケーションをクエリする。HLR 230は、MSC 212に無線デバイス216の状況を判定するようにクエリする。サービングMSC 212は、そのクエリに応答して無線デバイス216にページングし、次いで、無線デバイス216がそのページング(または後続のページング)に応答したかについてHLR 130に返答する。無線デバイス216が1回のページングまた複数回のページングに応答しなかった場合、HLR 230は、その呼に対して早期呼転送を起動し、発信側MSC 222からのクエリに、呼をどこに転送するかの情報で応答する。無線デバイス216がページングに応答した場合、HLR 230は、発信側MSC 222からのクエリに、サービングMSC 212を表すTLDNで応答する。次いで、発信側MSC 222は、HLR 230によって提供されたTLDNに基づいて、サービングMSC 212にその呼をルーティングする。
その呼を受信したことに応答して、サービングMSC 212は、その呼を無線デバイス216に接続しようとする。この時点で、サービングMSC 212は呼転送条件を検出したものと仮定する。1つの問題は、サービングMSC 212は発信側MSC 222とは異なるメッセージング・プロトコルを使用して通信するので、サービングMSC 212は単純に呼転送要求メッセージを発信側MSC 222へ送信できないことである。図2において、サービングMSC 212はGSM MAPメッセージングを使用し、発信側MSC 222はANSIメッセージングを使用する。その結果、サービングMSC 212は呼転送要求メッセージを発信側MSC 222へ送信することができず、無線デバイス216への呼の呼転送を起動することはできない。
本発明は上記および他の関連の問題を、異なる方式の無線ネットワーク間の呼の転送を処理するためにHLRまたは併合型HLR/HSSなどの加入者サーバを使用することにより解決する。加入者サーバは、異なる方式の無線ネットワークが呼の転送の目的で(および、おそらく、他の機能を提供する目的で)通信できるようにするために、そのような無線ネットワーク間の呼転送メッセージをインターワークするようになされている。したがって、加入者サーバは、ローミングする無線デバイスのために呼の転送を処理するための有効なソリューションを提供する。
本発明の一実施形態では、通信ネットワークは第1の無線ネットワーク、第2の無線ネットワーク、および加入者サーバを備えている。第1の無線ネットワークの例としてはCDMAネットワークがあり、第2の無線ネットワークの例としてはGSMネットワークがある。第1の無線ネットワークは、無線デバイスと通信するようになされたサービング呼制御機能を備えている。第2の無線ネットワークは、無線デバイスへの呼を受信し、その呼をサービング呼制御機能にルーティングするようになされた発信側呼制御機能を備えている。サービング呼制御機能は、無線デバイスへの呼を受信するようになされている。呼転送条件(例えば、話中条件または無応答条件)が検出された場合、サービング呼制御機能は、第1の呼転送要求メッセージを加入者サーバへ送信するようにさらになされている。第1の呼転送要求メッセージは、第1の無線ネットワークによって使用される第1のメッセージング・プロトコルに従う。加入者サーバ(例えば、HLRまたは併合型HLR/HSS)は、第1のメッセージング・プロトコルに従う第1の呼転送要求メッセージを、第2のメッセージング・プロトコルに従う第2の呼転送要求メッセージに変換するようになされている。第2のメッセージング・プロトコルは、メッセージング用に第2の無線ネットワークによって使用されるプロトコルである。加入者サーバは、第2のメッセージング・プロトコルに従う第2の呼転送要求メッセージを発信側呼制御機能に送信するようになされている。発信側呼制御機能は、第2の呼転送要求メッセージに応答して呼の転送を起動するようになされている。
本発明は、以下で説明する他の例示的な実施形態を含むことができる。
同じ参照番号は、すべての図面上で同じ要素または同じタイプの要素を表す。
図3〜12および以下の説明は、当業者に本発明をどのように実現して使用するかを教示するために、本発明の特定の例示的な実施形態を示している。発明の原理を教示する目的で、本発明の従来の態様の一部は単純化、または省略されている。当業者は、本発明の範囲に入るこれらの実施形態の変形を理解するであろう。当業者は、以下で説明される機能は様々な方法で組み合わされて、本発明の複数の変形を形成できることを理解するであろう。その結果、本発明は、以下で説明される特定の実施形態に限定されることはなく、請求項およびその均等物によってのみ限定されるものとする。
図3は、本発明の例示的な実施形態における通信ネットワーク300を示している。通信ネットワーク300は第1の無線ネットワーク310、第2の無線ネットワーク320、および加入者サーバ330を備えている。ネットワークのサービス・エリアは離れている、または重なり合っていてよいので、ネットワークを示すネットワークの雲状のものは、ネットワークの実際のサービス・エリアを示すために用いられているのではない。加入者サーバ330は、無線ネットワーク310および320の外側にあるものとして示されているが、加入者サーバ330はネットワーク310および320のどちらかの中、または両方の中に実装されていてもよいし、またはリモート・システムの中に実装されていてもよい。通信ネットワーク300は、図3に示されていない他のネットワーク、システム、またはデバイス、例えば、基地局などを備えていてよい。
無線ネットワーク310および無線ネットワーク320は、それぞれ、無線信号によって通信を行う任意のネットワークを含んでいる。無線ネットワーク310および無線ネットワーク320は異なる方式の無線ネットワークである。つまり、この2つのネットワークは異なる方式の無線プロトコルを使用して通信する。一実施例では、無線ネットワーク310はCDMAネットワーク、無線ネットワーク320はGSMネットワークであってよい。別の実施例では、無線ネットワーク310はCDMAネットワーク、無線ネットワーク320はUMTSネットワークであってよい。別の実施例では、無線ネットワーク310はCDMAネットワーク、無線ネットワーク320はIMSネットワークであってよい。
無線ネットワーク310は呼制御機能CCF312を備えている。呼制御機能CCFは、例えば、CDMAまたはGSMネットワーク内のMSC、またはIMSネットワーク内の呼セッション制御機能CSCFまたはアプリケーション・サーバASなどのように、呼にサービングするようになされた任意のシステム、ネットワーク・ノード、ソフトウェア・アプリケーションなどを備えている。無線ネットワーク320はCCF 322を備えている。
CCF 312は、図3で、無線デバイス316にサービングするものとして示されている。無線デバイス316は、無線信号によって通信するようになされた任意のデバイス、例えば、携帯電話、PDA、携帯VoIP電話などを備えている。無線デバイス316はデュアル・モード無線デバイスであってよい。つまり、無線デバイス316は、異なる無線プロトコルを利用する無線ネットワーク310および無線ネットワーク320と通信することができる。
加入者サーバ330は、1人または複数の加入者のための加入者情報または加入者データを保管および維持する任意のデータベースまたは同様のシステムを備えている。例えば、加入者サーバ330は、無線デバイス316のユーザを表す加入者レコードまたは加入者プロファイルの形で加入者データを維持することができる。加入者サーバ330は、無線ネットワーク310によっても、無線ネットワーク320によってもアクセス可能であり、ネットワーク310および320のどちらも、加入者データまたは他の情報を検索できる。加入者サーバ330は、単一の中央集中システムを備えていてもよいし、複数のシステム間で分散されていてもよい。複数のシステムで実現された場合、それらのシステムは共通の加入者データを維持するために通信する。加入者サーバ330は、Lucent Technologiesのスーパー分散HLR(S−DHLR)などのホーム・ロケーション・レジスタHLRを備えていてもよい。あるいは、加入者サーバ330は、併合型ホーム・ロケーション・レジスタHLR/ホーム加入者サーバHSSを備えていてもよい。
図4は、本発明の例示的な実施形態において呼の転送を行うための、通信ネットワークを稼働する方法400を示したフローチャートである。方法400のステップは、図3の通信ネットワーク300を参照しながら説明される。図4のフローチャートのステップは、すべてを包含するものではなく、図示されていない他のステップを含むことがある。
方法400のステップ402において、無線ネットワーク320内のCCF 322が発呼側通話者326から無線デバイス316への呼を受信する。CCF 322は、呼をどこにルーティングするかについて加入者サーバ330にクエリする。無線ネットワーク310内のCCF 312は現在無線デバイス316にサービングしているので、CCF 322は、ステップ404において、その呼をCCF 312にルーティングする。呼を受信したこと(例えば、その呼に関する呼セットアップ・メッセージを受信したこと)に応答して、CCF 312が呼転送条件を検出すると、CCF 312は、ステップ406において、第1の呼転送要求メッセージを加入者サーバ330へ送信する。呼転送条件は、呼の転送が必要または所望される場合に、発呼中にCCF 312によって検出された何らかのシナリオ、状態、または状況を備えている。呼転送条件の一例では、CCF 312は、呼を無線デバイス316に接続しようとして、無線デバイス316は使用不可(無応答)であることを検出することがある。呼転送条件の別の例では、CCF 312は、呼を無線デバイス316に接続しようとして、無線デバイス316が話中であることを検出することもある。CCF 312は、呼転送条件を構成する他のシナリオを検出することもある。発呼でのこの時点での呼の転送は、本明細書では、後期呼転送と呼ばれる。
CCF 312によって加入者サーバ330へ送信される第1の呼転送要求メッセージは、無線ネットワーク310によってメッセージング用に使用される第1のメッセージング・プロトコルに従う。CCF 312によって使用される第1のメッセージング・プロトコルは、無線ネットワーク320のCCF 322によって使用される第2のメッセージング・プロトコルとは異なる。例えば、無線ネットワーク310はCDMAネットワーク、無線ネットワーク320はGSMネットワークであってよい。そのような実施例では、CDMAネットワークの第1のメッセージング・プロトコルはANSIであり、GSMネットワークの第2のメッセージング・プロトコルはGSM MAPである。別の例では、無線ネットワーク310はGSMネットワーク、無線ネットワーク320はIMSネットワークであってよい。そのような実施例では、GSMネットワークの第1のメッセージング・プロトコルはGSM MAPであり、IMSネットワークの第2のメッセージング・プロトコルはSIPである(Diameterのこともある)。
方法400のステップ408において、加入者サーバ330は、無線ネットワーク310の第1のメッセージング・プロトコルに従う第1の呼転送要求メッセージを、無線ネットワーク320の第2のメッセージング・プロトコルに従う第2の呼転送要求メッセージに変換する。ステップ410において、加入者サーバ330は、第2のメッセージング・プロトコルに従う第2の呼転送要求メッセージをCCF 322へ送信する。このように、加入者サーバ330は、無線ネットワーク310と無線ネットワーク320間のインターワーキングポイントとして機能し、ネットワーク間のメッセージングを変換する。
ステップ412において、CCF 322は、次に第2の呼転送要求メッセージに応答して呼の転送を起動する。呼の転送を起動するために、CCF 322は、呼をどこに転送するかを判定するように加入者サーバ330へクエリを送信する。次に、CCF 322は、呼の転送情報が入った、加入者サーバ330からクエリへの応答を受信し、その転送情報に従って呼を転送することができる。
図3〜4で説明された通信ネットワーク300は、有利には、2つの異なる方式の無線ネットワーク間で呼の転送を行う効率的な方法を提供している。加入者サーバ330は、通信ネットワーク300内で、呼の転送を行うための宛先変更スイッチング・ノードとして機能する。このように、ある1つの無線ネットワークの呼制御機能が加入者サーバ330へ呼転送要求メッセージを送信することができ、次に、加入者サーバ330が呼転送要求メッセージを別の無線ネットワークに適したプロトコルに変換する。このように、異なる無線ネットワークの呼制御機能は、呼の転送などの機能を実行するための加入者サーバ330を介して互いに通信することができる。
図5は、加入者サーバ330の例示的な実施形態を示している。この実施形態では、加入者サーバ330は、第1のインターフェース502、処理システム504、および第2のインターフェース506を備えている。インターフェース502は、CCF 312と通信するなどにより、図3に示された無線ネットワーク310と通信するようになされている。インターフェース506は、CCF 322と通信するなどにより、図3に示された無線ネットワーク320と通信するようになされている。加入者サーバ330は、他の方式の無線ネットワークと通信するために他のインターフェースを備えることもできる。処理システム504は、異なる方式の無線ネットワークによって使用される異なるプロトコル間でメッセージを変換するためのインターワーキング機能を提供するようになされている。処理システム504は、ソフトウェア、ハードウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせとして実装されてよい。ソフトウェアとしての実装では、処理システム504は、ストレージ媒体に保管されている命令を実行することができる。命令の例としては、ソフトウェア、プログラム・コード、およびファームウェアがある。ストレージ媒体の例としては、メモリ・デバイス、テープ、ディスク、集積回路、およびサーバがある。命令は、処理システム504によって実行されると機能し、処理システム504に、本発明に従って作動するように指示する。用語「処理システム」は、単一の処理デバイス、または相互作用する複数の処理デバイスのグループを指す。プロセッサの例としては、コンピュータ、集積回路および論理回路がある。
図6は、例示的な実施形態において加入者サーバ330を稼働する方法600を示したフローチャートである。方法600のステップ602において、インターフェース502が無線ネットワーク310(図3を参照)からの第1の呼転送要求メッセージを受信する。インターフェース502は、無線ネットワーク310内のCCF 312が無線デバイス316への呼に関する呼転送条件を検出したことに応答して第1の呼転送要求メッセージを受信する。無線ネットワーク310からの第1の呼転送要求メッセージは、無線ネットワーク310によって使用される第1のメッセージング・プロトコルに従う。ステップ604において、処理システム504は、第1のメッセージング・プロトコルに従う第1の呼転送要求メッセージを第2のメッセージング・プロトコルに従う第2の呼転送要求メッセージに変換する。第2のメッセージング・プロトコルは、無線デバイス316への呼を発信した無線ネットワーク320(図3を参照)によって使用されるプロトコルである。ステップ606において、インターフェース506は、第2のメッセージング形式の第2の呼転送要求メッセージを無線ネットワーク320(図3を参照)へ送信する。
図7は、例示的な実施形態において呼転送要求メッセージをある1つのプロトコルから別のプロトコルに変換する方法700を示したフローチャートである。図6のステップ602で説明されているように、第1のメッセージング形式の第1の呼転送要求メッセージが受信される。第1の呼転送要求メッセージを受信したことに応答して、処理システム504は、方法700のステップ702において、無線ネットワーク310の第1のメッセージング・プロトコル、例えば、CDMAネットワークの場合のANSI、またはGSMもしくはUMTSネットワークの場合のGSM MAPを識別する。処理システム504は、ステップ704において、無線ネットワーク320の第2のメッセージング・プロトコルも識別する。メッセージング・プロトコルを識別するために、処理システム504は、加入者サーバ330によってサービングされる無線ネットワークに関する情報のデータベースを維持できる。したがって、処理システム504は、そのデータベースに保管されている情報から無線ネットワーク310および320のメッセージング・プロトコルを識別することができる。別の方法として、処理システム504は、個々の無線ネットワークにクエリし、各無線ネットワークで使用されているメッセージング・プロトコルを識別することもできる。さらに別の方法として、処理システム504は、無線ネットワークから受信されたメッセージを処理して、使用されているプロトコルを識別できることもある。
メッセージング・プロトコルが識別されると、処理システム504は、ステップ706において、第2の呼転送要求メッセージを生成する。処理システム504は、次に、第1のメッセージング・プロトコルに従う第1の呼転送要求メッセージ内のパラメータを、第2のメッセージング・プロトコルに従う第2の呼転送要求メッセージ内のパラメータにマッピングする。処理システム504は、多くの所望の方法に従ってパラメータをマッピングし、第1の呼転送要求メッセージ内の、呼の転送に必要な情報が第2の呼転送要求メッセージに含まれるようにする。
図8は、例示的な実施形態において呼の転送情報を送信する方法を示したフローチャートである。図6のステップ606において、インターフェース506は、第2のメッセージング形式の第2の呼転送要求メッセージを無線ネットワーク320へ送信する。加入者サーバ330も、第2の呼転送要求メッセージで転送情報を提供することができる。例えば、図8のステップ802において、加入者サーバ330の処理システム504は、第1の呼転送要求メッセージを受信したことに応答して、呼の転送情報を識別することができる。処理システム504は、転送情報を識別するために加入者プロファイルまたは他のデータを処理できる。次いで、ステップ804において、処理システム504は、その転送情報を第2の呼転送要求メッセージに組み込む。その結果、受信側のCCFは、加入者サーバ330によって提供された転送情報を入手するので、転送情報を受信するために、加入者サーバ330について別のメッセージング・シーケンスを調べる必要はない。
実施例
実施例
図9〜12は、異なる方式の無線ネットワーク間で呼の転送をどのように行うかの例を示している。図9は、例示的な実施形態における、異なる方式の無線ネットワークを含む通信ネットワーク900を示している。通信ネットワーク900は、CDMAネットワーク910、GSMネットワーク920、移動体IMSネットワーク940、および加入者サーバ930を備えている。ネットワークのサービス・エリアは離れている、または重なり合っていてよいので、ネットワークを示すネットワークの雲状のものは、ネットワークの実際のサービス・エリアを示すために用いられているのではない。ネットワーク910、920および940ならびに加入者サーバ930は、Verizon、Sprint、Cingularなどの同じサービス・プロバイダによって管理されていてもよいし、異なるサービス・プロバイダによって管理されていてもよい。これらの方式の無線ネットワークは、呼の転送を行うための加入者サーバ930の使い方を示すための例にすぎない。図示されていない他の方式の無線ネットワークについても同様の動作が実行される。
CDMAネットワーク910は、移動体通信交換局MSC912および複数の基地局(B.S.)群914を備えている。基地局群914は、CDMA規格に従って無線デバイスと通信するようになされている。MSC 912は、ANSIプロトコルに従って加入者サーバ930と通信するようになされている。MSC 912は、ローミング・デバイスを扱うためのビジター・ロケーション・レジスタVLRも備えている。
GSMネットワーク920は、MSC 922および複数の基地局(B.S.)群924を備えている。基地局群924は、GSM規格に従って無線デバイスと通信するようになされている。MSC 922は、GSM MAPプロトコルに従って加入者サーバ930と通信するようになされている。MSC 922は、ローミング・デバイスを扱うためのビジター・ロケーション・レジスタVLRも備えている。
IMSネットワーク940は、呼セッション制御機能CSCF942および複数のアクセス・ポイント(A.P.)群944を備えている。アクセス・ポイント群944は、所望の無線規格に従って無線デバイスと通信するようになされている。例えば、アクセス・ポイント群944は、802.11(b)規格、802.11(g)規格などに従って動作するWiFiアクセス・ポイントを備えている。CSCF 942は、SIPおよび/またはDiameterプロトコルに従って加入者サーバ930と通信するようになされている。
加入者サーバ930は、CDMAネットワーク910、GSMネットワーク920およびIMSネットワーク940にサービングして、ネットワークに加入者情報を提供するようになされている。加入者サーバ930は、CDMA HLR、GSM HLRおよびIMS HSSの機能を備えていて、これらの異なる方式のネットワークにサービングできるようになっている。加入者サーバ930は、Lucent Technologiesのスーパー分散HLR(S−DHLR)と呼ばれることがある。加入者サーバ930は、併合型HLR/HSSと呼ばれることもある。
図10は、例示的な実施形態におけるCDMAネットワークとGSMネットワーク間の呼の転送を示したメッセージ・ダイアグラムである。この実施形態の場合、ある無線デバイスがGSMネットワーク920内をローミングしているものと仮定する。この無線デバイスは、CDMAサービスに加入している加入者に属していてよいが、この無線デバイスは、その無線デバイスがGSMネットワーク920内をローミングできるようにするデュアル・モード機能を有している。さらに、CDMAネットワーク910内の、この無線デバイスに対して呼が起動されたものと仮定する。
CDMAネットワーク910内のMSC 912がその着信呼を発信側MSCとして受信する。その呼を受信したことに応答して、発信側MSC 912は、ANSIロケーション要求LOCREQメッセージを生成し、そのLOCREQメッセージを加入者サーバ930へ送信する。加入者サーバ930は、その無線デバイスに関連付けられた加入者プロファイル内の「動的共通加入者データ」を処理して、その無線デバイスが、現在、GSMネットワーク920内をローミングしているかを判定する。加入者サーバ930は、次に、ANSI LOCREQメッセージを、そのLOCREQメッセージおよび加入者プロファイルからの情報をローミング番号提供要求メッセージのパラメータにマッピングすることにより、GSM MAPローミング番号提供要求メッセージに変換する。加入者サーバ930は、次に、そのローミング番号提供要求メッセージを、GSMネットワーク920内でその無線デバイスにサービングしているMSC 922へ送信する。そのローミング番号提供要求メッセージに応答して、サービングMSC 922はその無線デバイスにページングする。その無線デバイスがページングに応答すると、サービングMSC 922は、GSM MAPローミング番号提供応答メッセージを加入者サーバ930へ送信する。ローミング番号提供応答メッセージは、GSM ネットワーク920内の無線デバイスを表すルーティング情報移動局ルーティング番号MSRNを含んでいる。加入者サーバ930は、GSM MAPローミング番号提供応答メッセージを、そのGSM MAPローミング番号提供応答メッセージとして受信される情報を、TLDNとしてのMSRNを含めて、ANSI locreqメッセージ内のパラメータにマッピングすることにより、ANSI locreqメッセージに変換する。加入者サーバ930は、次に、そのANSI locreqメッセージを発信側MSC 912へ送信する。
発信側MSC 912は、次に、TLDNに基づいて呼をサービングMSC 922にルーティングする。次に、サービングMSC 922が従来のように動作することができて、呼を無線デバイスに接続しようとする。サービングMSC 922が、無線デバイスが話中または応答しないなどの呼転送条件を検出すると、サービングMSC 922は、GSM MAP呼処理再開要求メッセージを加入者サーバ930へ送信する。加入者サーバ930は、GSM MAP呼処理再開要求メッセージを、そのGSM MAP呼処理再開要求メッセージとして受信される情報をANSI宛先変更要求REDREQメッセージ内のパラメータにマッピングすることにより、ANSI REDREQメッセージに変換する。加入者サーバ930は、次に、そのREDREQメッセージを発信側MSC 912へ送信し、発信側MSC 912が、CDMAネットワーク910内で呼の宛先変更シーケンスを起動する。
REDREQメッセージを受信したことに応答して、発信側MSC 912は、加入者サーバ930に呼転送情報を要求するために、加入者サーバ930へANSI トランザクション要求TRANREQメッセージを送信する。加入者サーバ930は、その呼の呼転送電話番号CFDNを含むANSI tranreqメッセージを発信側MSC 912へ送信する。発信側MSC 912は、次に、呼転送電話番号が受信されたことを知らせるために、加入者サーバ930へANSI redreqメッセージを送信する。加入者サーバ930は、サービングMSC 922に呼を解放するように指示するために、サービングMSC 922へGSM MAP呼処理再開応答メッセージも送信する。
呼転送電話番号を受信したことに応答して、発信側MSC 912は、サービングMSC 922との接続を解放する。発信側MSC 912は、その呼転送電話番号に呼を転送するために、その呼転送電話番号との新しい接続もセットアップする。
図11は、例示的な実施形態におけるGSMネットワークとCDMAネットワーク間の呼の転送を示したメッセージ・ダイアグラムである。この実施形態の場合、ある無線デバイスがCDMAネットワーク910内をローミングしているものと仮定する。この無線デバイスは、GSMサービスに加入している加入者に属していてよいが、この無線デバイスは、その無線デバイスがCDMAネットワーク910内をローミングできるようにするデュアル・モード機能を有している。さらに、GSMネットワーク920内で、この無線デバイスに対して呼が起動されたものと仮定する。
GSMネットワーク920内のMSC 922がその着信呼を発信側MSCとして受信する。その呼を受信したことに応答して、発信側MSC 922は、GSM MAPルーティング情報送信要求メッセージを生成し、そのルーティング情報送信要求メッセージを加入者サーバ930へ送信する。加入者サーバ930は、その無線デバイスに関連付けられた加入者プロファイル内の「動的共通加入者データ」を処理して、その無線デバイスが、現在、CDMAネットワーク910内をローミングしているかを判定する。加入者サーバ930は、次に、GSM MAPルーティング情報送信要求メッセージを、そのルーティング情報送信要求メッセージおよび加入者プロファイルからの情報をルーティング要求ROUTREQメッセージのパラメータにマッピングすることにより、ANSI ROUTREQメッセージに変換する。加入者サーバ930は、次に、そのROUTREQメッセージを、CDMAネットワーク910内でその無線デバイスにサービングしているMSC 912へ送信する。その要求メッセージに応答して、サービングMSC 912はその無線デバイスにページングする。その無線デバイスがページングに応答すると、サービングMSC 912は、ANSI routreqメッセージを加入者サーバ930へ送信する。routreqメッセージは、CDMA ネットワーク910内の無線デバイスを表すルーティング情報TLDNを含んでいる。加入者サーバ930は、ANSI routreqメッセージを、そのANSI routreqメッセージとして受信される情報を、MSRNとしてのTLDNを含めて、GSM MAPルーティング情報送信応答メッセージ内のパラメータにマッピングすることにより、GSM MAPルーティング情報送信応答メッセージに変換する。加入者サーバ930は、次に、そのGSM MAPルーティング情報送信応答メッセージを発信側MSC 922へ送信する。
発信側MSC 922は、次に、MSRNに基づいて呼をサービングMSC 912にルーティングする。次に、サービングMSC 912が従来のように動作することができて、呼を無線デバイスに接続しようとする。サービングMSC 912が、無線デバイスが話中または応答しないなどの呼転送条件を検出すると、サービングMSC 912は、ANSI REDREQメッセージを加入者サーバ930へ送信する。加入者サーバ930は、REDREQメッセージを、そのANSI REDREQメッセージとして受信される情報をGSM MAP呼処理再開要求メッセージ内のパラメータにマッピングすることにより、GSM MAP呼処理再開要求メッセージに変換する。加入者サーバ930は、呼の呼転送電話番号CFDNも判定し、その呼転送電話番号をGSM MAP呼処理再開要求メッセージに組み込む。加入者サーバ930は、次に、その呼処理再開要求メッセージを発信側MSC 922へ送信し、発信側MSC 922が、GSMネットワーク920内で呼の宛先変更シーケンスを起動する。
発信側MSC 922は、呼転送電話番号が受信されたことを知らせるために、加入者サーバ930へGSM MAP呼処理再開応答メッセージを送信する。加入者サーバ930は、サービングMSC 912に呼を解放するように指示するために、サービングMSC 912へANSI redreqメッセージも送信する。
呼転送電話番号を受信したことに応答して、発信側MSC 922は、サービングMSC 912との接続を解放する。発信側MSC 922は、その呼転送電話番号に呼を転送するために、その呼転送電話番号との新しい接続もセットアップする。
図12は、例示的な実施形態におけるIMSネットワークとGSMネットワーク間の呼の転送を示したメッセージ・ダイアグラムである。この実施形態の場合、ある無線デバイスがGSMネットワーク920内をローミングしているものと仮定する。この無線デバイスは、IMSサービスに加入している加入者に属していてよいが、この無線デバイスは、その無線デバイスがGSMネットワーク920内をローミングできるようにするデュアル・モード機能を有している。さらに、IMSネットワーク940内で、この無線デバイスに対して呼が起動されたものと仮定する。
IMSネットワーク940内のCSCF 942がその着信呼を受信する。その呼を受信したことに応答して、CSCF 942は、Diameterユーザ・データ要求UDRメッセージを生成し、そのUDRメッセージを加入者サーバ930へ送信する。加入者サーバ930は、その無線デバイスに関連付けられた加入者プロファイル内の「動的共通加入者データ」を処理して、その無線デバイスが、現在、GSMネットワーク920内をローミングしているかを判定する。加入者サーバ930は、次に、Diameter UDRメッセージを、そのDiameter UDRメッセージおよび加入者プロファイルからの情報をGSM MAPローミング番号提供要求メッセージのパラメータにマッピングすることにより、GSM MAPローミング番号提供要求メッセージに変換する。加入者サーバ930は、次に、そのローミング番号提供要求メッセージを、GSMネットワーク920内でその無線デバイスにサービングしているMSC 922へ送信する。
そのローミング番号提供要求メッセージに応答して、サービングMSC 922はその無線デバイスにページングする。その無線デバイスがページングに応答すると、サービングMSC 922は、GSM MAPローミング番号提供応答メッセージを加入者サーバ930へ送信する。ローミング番号提供応答メッセージは、GSM ネットワーク920内の無線デバイスを表すルーティング情報MSRNを含んでいる。加入者サーバ930は、GSM MAPローミング番号提供応答メッセージを、そのGSM MAPローミング番号提供応答メッセージとして受信される情報を、TLDNとしてのMSRNを含めて、Diameterユーザ・データ応答UDAメッセージ内のパラメータにマッピングすることにより、Diameter UDAメッセージに変換する。加入者サーバ930は、次に、そのDiameter UDAメッセージをCSCF 942へ送信する。
CSCF 942は、次に、TLDNに基づいて呼をサービングMSC 922にルーティングする。次に、サービングMSC 922が従来のように動作することができて、呼を無線デバイスに接続しようとする。サービングMSC 922が、無線デバイスが話中または応答しないなどの呼転送条件を検出すると、サービングMSC 922は、GSM MAP呼処理再開要求メッセージを加入者サーバ930へ送信する。加入者サーバ930は、GSM MAP呼処理再開要求メッセージを、そのGSM MAP呼処理再開要求メッセージとして受信される情報をSIP INVITEメッセージ内のパラメータにマッピングすることにより、SIP INVITEメッセージに変換する。加入者サーバ930は、呼の呼転送電話番号CFDNも判定し、その呼転送電話番号をSIP INVITEメッセージに組み込む。加入者サーバ930は、次に、そのSIP INVITEメッセージをCSCF 942へ送信し、CSCF 942が、IMSネットワーク940内で呼の宛先変更シーケンスを起動する。
SIP INVITEメッセージを受信したことに応答して、CSCF 942は、呼転送電話番号が受信されたことを知らせるために、加入者サーバ930へSIP 200 OKメッセージを送信する。加入者サーバ930は、サービングMSC 922に呼を解放するように指示するために、サービングMSC 922へGSM MAP呼処理再開応答メッセージも送信する。
呼転送電話番号を受信したことに応答して、CSCF 942は、サービングMSC 922との接続を解放する。CSCF 942は、その呼転送電話番号に呼を転送するために、その呼転送電話番号との新しい接続もセットアップする。
本明細書では、特定の実施形態が説明されたが、本発明の範囲は、これらの特定の実施形態に限定されることはない。本発明の範囲は、以下の請求項およびその均等物によってのみ定義されるものとする。
Claims (9)
- 無線デバイス(316)への呼の呼転送を行うための通信ネットワーク(300)であって、
無線デバイス(316)を使用する加入者のための加入者情報を保管するようになされた加入者サーバ(330)と、
前記無線デバイス(316)と通信するようになされたサービング呼制御機能(312)を有する第1の無線ネットワーク(310)と、
前記無線デバイス(316)宛ての呼を受信し、前記呼を前記サービング呼制御機能(312)にルーティングするようになされた発信側呼制御機能(322)を有する第2の無線ネットワーク(320)と、
を備え、
前記サービング呼制御機能(312)が前記無線デバイス(316)への前記呼を受信するようになされ、呼転送条件が検出された場合、前記サービング呼制御機能(312)が第1の呼転送要求メッセージを第1のメッセージング・プロトコルで前記加入者サーバ(330)へ送信するようにさらになされていることと、
前記加入者サーバ(330)が、前記第1の無線ネットワーク(310)の前記第1のメッセージング・プロトコルに従う前記第1の呼転送要求メッセージを、前記第2の無線ネットワーク(320)の第2のメッセージング・プロトコルに従う第2の呼転送要求メッセージに変換し、前記第2のメッセージング・プロトコルに従う前記第2の呼転送要求メッセージを前記発信側呼制御機能(322)に送信するようになされていることと、
前記発信側呼制御機能(322)が、前記第2の呼転送要求メッセージに応答して、前記呼の転送を起動するようになされていることと
を特徴とする通信ネットワーク(300)。 - 前記発信側呼制御機能(322)が、
前記第2の呼転送要求メッセージを受信したことに応答して、前記加入者サーバ(330)へ、前記呼をどこに転送するかを判定するようにクエリを送信し、
前記呼の転送情報が入った、前記クエリへの応答を受信し、
前記転送情報に従って前記呼を転送するように
さらになされた、請求項1に記載の通信ネットワーク(300)。 - 前記加入者サーバ(330)が、
前記第1の呼転送要求メッセージを受信したことに応答して、前記呼の転送情報を識別し、
前記転送情報を前記第2の呼転送要求メッセージに組み込む
ようにさらになされた、請求項1に記載の通信ネットワーク(300)。 - 前記加入者サーバ(330)が、
前記第1の無線ネットワーク(310)の前記第1のメッセージング・プロトコルを識別し、
前記第2の無線ネットワーク(320)の前記第2のメッセージング・プロトコルを識別し、
前記第2の呼転送要求メッセージを生成し、
前記第1のメッセージング・プロトコルに従う第1の呼転送要求メッセージ内のパラメータを、前記第2のメッセージング・プロトコルに従う前記第2の呼転送要求メッセージ内のパラメータにマッピングする
ようにさらになされた、請求項1に記載の通信ネットワーク(300)。 - 前記加入者サーバ(330)がホーム・ロケーション・レジスタHLRまたは併合型ホーム・ロケーション・レジスタHLR/ホーム加入者サーバ(330)HSSを備えた、請求項1に記載の通信ネットワーク(300)。
- 無線デバイスへの呼の呼転送を行うための、通信ネットワークを稼働する方法であって、
前記通信ネットワークが第1の無線ネットワーク、第2の無線ネットワーク、および加入者サーバを備え、
前記第1の無線ネットワークを介して無線デバイスにサービングするステップと、
前記第2の無線ネットワーク内の前記無線デバイスへの呼を受信するステップと、
前記呼を前記第1の無線ネットワークにルーティングするステップを
含み、
前記第1の無線ネットワーク内で呼転送条件を検出するステップと、
呼転送条件が検出されたことに応答して、前記第1の無線ネットワークからの、第1のメッセージング・プロトコルに従う第1の呼転送要求メッセージを前記加入者サーバへ送信するステップと、
前記加入者サーバにおいて、前記第1の無線ネットワークの前記第1のメッセージング・プロトコルに従う前記第1の呼転送要求メッセージを、前記第2の無線ネットワークの第2のメッセージング・プロトコルに従う第2の呼転送要求メッセージに変換するステップと、
前記第2のメッセージング・プロトコルに従う前記第2の呼転送要求メッセージを前記加入者サーバから前記第2の無線ネットワークへ送信するステップと、
前記第2の呼転送要求メッセージに応答して、前記第2の無線ネットワーク内で前記呼の転送を起動するステップと
を特徴とする方法。 - 前記呼の転送を起動するステップが、
前記呼をどこに転送するかを判定するように前記第2の無線ネットワークから前記加入者サーバへクエリを送信するステップと、
前記呼の転送情報が入った、前記クエリへの応答を前記第2の無線ネットワーク内で受信するステップと、
前記第2の無線ネットワーク内で前記転送情報に従って前記呼を転送するステップと
をさらに含む、請求項6に記載の方法。 - 前記第2の呼転送要求メッセージを送信するステップが、
第1の呼転送要求メッセージを受信したことに応答して、加入者サーバ内で前記呼の転送情報を識別するステップと、
前記転送情報を第2の呼転送要求メッセージに組み込むステップと
をさらに含む、請求項6に記載の方法。 - 前記第1の呼転送要求メッセージを変換するステップが、
前記第1の無線ネットワークの前記第1のメッセージング・プロトコルを識別するステップと、
前記第2の無線ネットワークの前記第2のメッセージング・プロトコルを識別するステップと、
前記第2の呼転送要求メッセージを生成するステップと、
前記第1のメッセージング・プロトコルに従う前記第1の呼転送要求メッセージ内のパラメータを、前記第2のメッセージング・プロトコルに従う前記第2の呼転送要求メッセージ内のパラメータにマッピングするステップと
を含む、請求項6に記載の方法。
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